JPH1152162A - 増幅用光ファイバ - Google Patents
増幅用光ファイバInfo
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- JPH1152162A JPH1152162A JP10152718A JP15271898A JPH1152162A JP H1152162 A JPH1152162 A JP H1152162A JP 10152718 A JP10152718 A JP 10152718A JP 15271898 A JP15271898 A JP 15271898A JP H1152162 A JPH1152162 A JP H1152162A
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Abstract
ダブルコア型の増幅用光ファイバにおいて、第2コア内
のスキュー成分の光が第1コアとできるだけ交差するよ
うにして、側方励起効率を高めるようにする。 【解決手段】 第2コア4内には、この第2コア4中に
入射された励起光のスキュー成分を散乱させる散乱手段
(たとえば、第2コア4と屈折率の異なる異質部)8が形
成されている。
Description
用して信号光を直接に増幅する増幅素子として使用され
る増幅用光ファイバに関する。
を直接に増幅する増幅素子として使用される増幅用光フ
ァイバには、従来、ダブルコア型のものが提案されてい
る。
は、図5(a)に示すように、第1コア2の外周に、第2
コア4およびクラッド6が順次形成されてなる。
してシングルモードあるいはマルチモードとなるように
その外径が設定され、その第1コア2中には希土類元素
(たとえばNdやErなど)がドープされている。また、第
2コア4は、第1コア2と同じく石英系のもので、発光
面積の大きいレーザダイオードのような励起光源からの
励起光を光ファイバ中に高効率で導入するために、第1
コア2の断面積よりも十分に大きい断面積を有してお
り、このため、励起光に対してはマルチモードとなって
いる。さらに、クラッド6は、保護兼光閉込用としてウ
レタンアクリレートやポリメチルメタアクリレートなど
のような高分子樹脂が使用されている。そして、図5
(a)に示すものでは、第1コア2、第2コア4およびク
ラッド6は、いずれも断面が円形となっている。
としては、たとえば、第1コア2の外径は10μm程
度、第2コア4の外径は125μm〜400μm程度、ク
ラッド6の外径は200〜450μm程度である。ま
た、屈折率分布は、同図(b)に示すように、たとえば、
第1コア2の屈折率n2は1.463〜1.467程度、第
2コア4の屈折率n4は1.45〜1.46程度、クラッド
6の屈折率n6は1.40程度であって、外方に向かう
程、屈折率が次第に小さくなるように階段状に設定され
ている。
て、第1コア2中にたとえばNdがドープされているも
のでは、この第1コア2内に1.06μm帯の信号光が入
射される一方、0.80μm帯の励起光が第1コア2中だ
けでなく第2コア4中にも入射される。そして、この第
1コア2および第2コア4中を伝搬する励起光によって
第1コア2がポンピングされて信号光が増幅される。
1'では、第1コア2の周囲の比較的広い領域を占める
第2コア4中に高出力の励起光を導入できるため、いわ
ゆる側方励起効果が得られ、第1コア2のみに励起光を
導入する場合に比較して一層効率良く高出力な光増幅を
行うことができるという利点がある。
な増幅用光ファイバ1'においては、第2コア4内に入
射した励起光の内、第1コア2を交差して通過しない成
分のもの(以下、これをスキュー成分の光という)は、図
5(a)の破線で示すように、第2コア4内を周方向に沿
って旋回するだけであるため、信号光の励起に寄与せ
ず、側方励起効率を高めることができない。
なされたもので、ダブルコア型の増幅用光ファイバにお
いて、第2コア内のスキュー成分の光が第1コアとでき
るだけ交差するようにして、側方励起効率を高めること
を課題とする。
解決するため、石英系のシングルモードの第1コアの外
周に、同じく石英系のマルチモードの第2コアが形成さ
れ、前記第1コアには希土類元素がドープされ、また、
第2コアは第1コアよりも屈折率が小さくなるように設
定されている、いわゆるダブルコア型の増幅用光ファイ
バにおいて、次の構成を採用した。
の第2コア中に入射された励起光のスキュー成分を散乱
させる散乱手段が形成されていることを特徴としてい
る。
にこれとは屈折率が異なる異質部を埋設したり、第2コ
アの外周の一部を切り欠いたり、あるいは、第2コアの
外周部を多角形に形成したりすることにより構成され
る。
光ファイバの断面図であり、図5に示した従来例に対応
する部分には同一に符号を付す。
全体を示し、2は第1コア、4は第2コア、6はクラッ
ドである。
図5に示した従来例のものと同じであるから詳しい説明
は省略する。
ので、励起光に対してマルチモードとなるように全体と
して第1コア2の断面積よりも十分に大きい断面積を有
している点は、図5に示した従来例のものと同じであ
る。
中に、この第2コア4の屈折率とは異なる屈折率を有す
る異質部8が埋設されていることである。そして、この
異質部8が第2コア4中に入射された励起光のスキュー
成分を散乱させる散乱手段となる。
旋回するスキュー成分の光は、この異質部8を通過する
際に、ここで屈折されて通過方向が変化するため、第1
コア2と交差する確率が高くなる。その結果、側方励起
の効率を高めた光増幅を行うことができる。
ー成分の光に対しては、光の屈折が起こらず、側方励起
に寄与しないため、異質部8はできるだけクラッド6に
近接した位置に設けるのが好ましい。
光が第2コア4中から外方への発散量が徒に多くならな
いような形状であり、開口数(NA)を拡大させ難い形状
であることが望ましい。たとえば、円形、楕円形、方
形、凹凸レンズ形などの形状が好ましい。
るには、希土類元素(たとえばNd)をドープした第1コ
ア2となるべき素材の周りに第2コア4となるべき素材
が被覆されたプリフォームを製作する。このプリフォー
ムの製作には、たとえば、第1コア2となるべき素材の
周りに第2コア4となるべき素材をVAD法などによっ
てスス付けした後、これを焼結したり、あるいは、第1
コア2となるべき素材を第2コア4となるべき素材のガ
ラスチューブ内に挿入し、このガラスチューブをコラプ
スして一体化させる、いわゆるロッドインチューブ法を
適用することができる。
るべき部分について、その軸方向に沿って貫通孔をあ
け、この貫通孔内に第2コア4とは屈折率の異なるファ
イバを挿入する。このファイバの屈折率の設定の仕方と
しては、AlやGeを添加して第2コア4よりも屈折率を
上げたり、あるいはB(ボロン)やフッ素を添加して第2
コア4よりも屈折率を下げるなどして調整される。その
後は、このプリフォームを線引きしつつ、その線引きの
際に高分子樹脂を被覆してクラッド6とし、増幅用光フ
ァイバ11を得る。
には異質部8が1箇所のみ設けられているが、径方向の
位置を異ならせて複数箇所に異質部8を設けることも可
能である。
光ファイバの断面図であり、図5に示した従来例に対応
する部分には、同一の符号を付す。
全体を示し、2は第1コア、4は第2コア、6はクラッ
ドである。
図5に示した従来例のものと同じであるから詳しい説明
は省略する。
ので、励起光に対してマルチモードとなるように全体と
して第1コア2の断面積よりも十分に大きい断面積を有
している点は、図5に示した従来例のものと同じであ
る。
の外周の一部を切り欠いて切欠部4aが設けられている
ことである。そして、この切欠部4aが第2コア4中に
入射された励起光のスキュー成分を散乱させる散乱手段
となる。
旋回するスキュー成分の光は、この切欠部4aとクラッ
ド6との境界部分で反射されて通過方向が変化するため
に、第1コア2と交差する確率が高くなる。その結果、
側方励起の効率を高めた光増幅を行うことができる。
るには、希土類元素(たとえばNd)をドープした第1コ
ア2となるべき素材の周りに第2コア4となるべき素材
が被覆されたプリフォームを製作する。このプリフォー
ムの製作には、たとえば、第1コア2となるべき素材の
周りに第2コア4となるべき素材をVAD法などによっ
てスス付けした後、これを焼結したり、あるいは、第1
コア2となるべき素材を第2コア4となるべき素材のガ
ラスチューブ内に挿入し、このガラスチューブをコラプ
スして一体化させる、いわゆるロッドインチューブ法を
適用することができる。
るべき部分の外周の一部を削り取り、その後は、このプ
リフォームを線引きしつつ、その線引きの際に高分子樹
脂を被覆してクラッド6とし、増幅用光ファイバ12を
得る。
は切欠部4aが1箇所のみ形成されているが、複数箇所
に切欠部4aを設けることも可能である。その場合、切
欠部を第2コア4の周方向に沿って等ピッチの位置に形
成することで、通常の光ファイバとの融着時に生じる表
面張力に起因する第1コア2の軸ずれを防止することが
できる。
光ファイバの断面図であり、図5に示した従来例に対応
する部分には、同一の符号を付す。
全体を示し、2は第1コア、4は第2コア、6はクラッ
ドである。
図5に示した従来例のものと同じであるから詳しい説明
は省略する。
ので、励起光に対してマルチモードとなるように全体と
して第1コア2の断面積よりも十分に大きい断面積を有
している点は、図5に示した従来例のものと同じであ
る。
の外周部4bが四角形(特にここでは正方形)に形成され
ていることである。そして、この外周部4bが第2コア
4中に入射された励起光のスキュー成分を散乱させる散
乱手段となる。
旋回するスキュー成分の光は、この外周部4bとクラッ
ド6との境界部分で反射されて通過方向が変化するため
に、第1コア2と交差する確率が高くなる。その結果、
側方励起の効率を高めた光増幅を行うことができる。
認するために、この実施形態3に係る増幅用光ファイバ
13と、図5に示した従来の構造の増幅用光ファイバ1'
についてNdによる光の吸収が起こる0.8μm帯での分
光損失特性を調べた結果を、次の表1に示す。
用光ファイバ13は、従来のものに比較して吸収係数が
増加していることから、本発明のものは、第2コア4内
のスキュー成分の光が第1コア2の側方励起に大きく寄
与することが理解される。
13を製造するには、希土類元素(たとえばNd)をドープ
した第1コア2となるべき素材の周りに第2コア4とな
るべき素材が被覆されたプリフォームを製作する。この
プリフォームの製作には、たとえば、第1コア2となる
べき素材の周りに第2コア4となるべき素材をVAD法
などによってスス付けした後、これを焼結したり、ある
いは、第1コア2となるべき素材を第2コア4となるべ
き素材のガラスチューブ内に挿入し、このガラスチュー
ブをコラプスして一体化させる、いわゆるロッドインチ
ューブ法を適用することができる。
るべき部分の外周を削り取って正方形とし、その後は、
このプリフォームを線引きしつつ、その線引きの際に高
分子樹脂を被覆してクラッド6とし、増幅用光ファイバ
13を得る。
コア4の外周部4bを正方形に形成する場合において
は、他の通常の光ファイバとの接続を容易に行う上で、
その正方形の一辺の長さLを、通常の光ファイバのクラ
ッドの直径と同一または略同一になるように設定してお
くのが好ましい。たとえば、通常のシングルモードの通
信用光ファイバとしては、コアの外径が10μm程度、
クラッドの外径が125μm程度のものが広く使用され
ているので、この実施形態3の増幅用光ファイバ13に
ついては、第2コア4の各辺の長さLを通常の光ファイ
バのクラッドの直径に合わせて125μm程度に設定す
る。
の増幅用光ファイバ13に対して、通常のコア12およ
びクラッド14を有する光ファイバ10をV溝を用いて
容易に接続することができる。すなわち、V溝接続の場
合には、増幅用光ファイバ13については、同図(a)に示
すように、その高分子樹脂でできたクラッド6を除いて
第2コア4をV溝20内に載置する。一方、通常の光フ
ァイバについては、同図(b)に示すように、高分子樹脂
の被覆層を除いてクラッド14を露出させた状態でV溝
20内に載置する。このとき、両者を突き合わせると、
第2コア4の各辺にクラッド14の外周が内接する状態
になって第1コア2とコア12の光軸が一致するため、
融着接続しなくても接続損失の小さな接続が可能とな
る。また、両者を融着接続する場合でも、光軸合わせの
ための移動量が少なくてすむため、その調整作業が容易
になり、かつ、通常の融着装置を用いた融着が可能とな
る。
外周4bを正方形としているが、このような形状に限定
されるものではなく、台形、菱形、平行四辺形といった
4角形状のものや、5角や6角などの多角形の形状とす
ることも可能である。
各増幅用光ファイバ11〜13を他の通常の光ファイバと
融着接続する場合、加熱制御を容易に行うためには、第
2コア4の面積は、通常の光ファイバのクラッドの面積
と同一または略同一に設定しておくとよい。たとえば、
通常のシングルモードの通信用光ファイバとしては、ク
ラッドの外径が125μm程度のものが広く使用されて
いるので、たとえば、上記の実施形態3の増幅用光ファ
イバ13については、第2コア4の各辺の長さLを11
1μm程度に設定する。
融着のための加熱により正方形の第2コア4の外周は丸
くなる。そして、各増幅用光ファイバ11〜13におい
て、第2コア4の面積が通常の光ファイバのクラッドの
面積と同一であれば、両者は同径となって同一の熱容量
をもつため、低損失な融着を行え、また、追加放電等に
よる追加加熱を用いたモードフィールド径の調整が容易
になる。
ァイバにおいて、第2コア内のスキュー成分の光が散乱
手段によって散乱されて第1コアと交差するようになる
ので、従来よりも側方励起効率を高めることができるよ
うになる。
用光ファイバにおいて、第2コアの外周部の形状が正方
形である場合、その正方形の一辺を、接続対象となる他
の光ファイバのクラッドの直径と同一または略同一の長
さに設定しておけば、接続損失の小さなV溝接続が可能
となる。また、両者を融着接続する場合でも、光軸合わ
せのための移動量が少なくてすむため、その調整作業が
容易になる。
ァイバにおいて、これを通常の光ファイバと融着接続す
る場合、第2コアの面積を、接続対象となる他の光ファ
イバのクラッドの面積と同一または略同一に設定してお
けば、両者は同一の熱容量をもつため、低損失な融着を
行え、また、追加放電等による追加加熱を用いたモード
フィールド径の調整が容易になる。
用光ファイバを示す断面図である。
用光ファイバを示す断面図である。
用光ファイバを示す断面図である。
とV溝接続する場合の説明図である。
バを示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)は屈折率分布
を示す図である。
コア、4a,4b…外周部、6…クラッド、8…散乱手
段。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1コアの外周に第2コアが形成され、
前記第1コアには希土類元素がドープされ、また、第2
コアは第1コアよりも屈折率が小さくなるように設定さ
れている増幅用光ファイバにおいて、 前記第2コアには、この第2コア中に入射された励起光
のスキュー成分を散乱させる散乱手段が形成されている
ことを特徴とする増幅用光ファイバ。 - 【請求項2】 散乱手段は、第2コア中にこれとは屈折
率が異なる異質部が埋設されてなることを特徴とする請
求項1記載の増幅用光ファイバ。 - 【請求項3】 散乱手段は、第2コアの外周の一部を切
り欠いてなることを特徴とする請求項1記載の増幅用光
ファイバ。 - 【請求項4】 第2コアの外周の一部を切り欠いた部分
は、その周方向に沿って等ピッチの位置に形成されてい
ることを特徴とする請求項3記載の増幅用光ファイバ。 - 【請求項5】 散乱手段は、第2コアの外周部が多角形
に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の増幅
用光ファイバ。 - 【請求項6】 第2コアの外周部の形状は、正方形であ
ることを特徴とする請求項5記載の増幅用光ファイバ。 - 【請求項7】 正方形の一辺は、接続対象となる他の光
ファイバのクラッドの直径と同一または略同一の長さに
設定されていることを特徴とする請求項6記載の増幅用
光ファイバ。 - 【請求項8】 第2コアの面積は、接続対象となる他の
光ファイバのクラッドの面積と同一または略同一に設定
されていることを特徴とする請求項5記載の増幅用光フ
ァイバ。
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|---|---|---|---|
| JP15271898A JP3479219B2 (ja) | 1997-06-06 | 1998-06-02 | 増幅用光ファイバ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14882797 | 1997-06-06 | ||
| JP9-148827 | 1997-06-06 | ||
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1152162A true JPH1152162A (ja) | 1999-02-26 |
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Family
ID=26478896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15271898A Expired - Fee Related JP3479219B2 (ja) | 1997-06-06 | 1998-06-02 | 増幅用光ファイバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3479219B2 (ja) |
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| JP3479219B2 (ja) | 2003-12-15 |
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