JPH1152196A - レーザダイオードモジュール - Google Patents

レーザダイオードモジュール

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JPH1152196A
JPH1152196A JP20446497A JP20446497A JPH1152196A JP H1152196 A JPH1152196 A JP H1152196A JP 20446497 A JP20446497 A JP 20446497A JP 20446497 A JP20446497 A JP 20446497A JP H1152196 A JPH1152196 A JP H1152196A
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JP
Japan
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laser diode
optical fiber
core
laser
spot size
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Application number
JP20446497A
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Inventor
Shoichiro Yamaguchi
省一郎 山口
Hiromitsu Watanabe
弘光 渡辺
Akihiro Adachi
明宏 足立
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子としてのレーザダイオードから供給
されたレーザ光を効率良く光ファイバの出力端まで伝搬
させることのできるレーザダイオードモジュールを得
る。 【解決手段】 第1の方向と第1の方向と直交する第2
の方向のスポットサイズが異なるレーザ光を出力するレ
ーザダイオードと、このレーザ光を受光して伝播するコ
アを有しコア端面をコアの光軸方向に対してスポットサ
イズの比に応じた角度の法線を有する面が形成された光
ファイバーとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光素子から出
射され直交する2方向のスポットサイズが互いに異なる
レーザ光を光ファイバに効率よく供給できるレーザダイ
オードモジュールの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】発光素子でのレーザ光の水平方向のスポ
ットサイズをωLX、垂直方向のスポットサイズをωLY
また、光ファイバでのレーザ光の水平方向のスポットサ
イズをωFX、垂直方向のスポットサイズをωFYとする
と、発光素子と光ファイバとの間の結合光学系が最適な
倍率で結合されている場合は、発光素子からのレーザ光
を光ファイバに供給する場合に両者の間には式(1)に
示す結合損失が生じる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、ALは発光素子の水平方向のスポ
ットサイズと垂直方向のスポットサイズとの比(ωLX
ωLY)を、AFは光ファイバの水平方向のスポットサイ
ズと垂直方向のスポットサイズとの比(ωFX/ωFY)を
それぞれ示すパラメータであって、これらパラメータを
アスペクト比と称して以下の説明を行う。
【0005】アスペクト比は、1の場合には水平方向の
スポットサイズと垂直方向のスポットサイズとが等しく
なるのでビーム形状は円形になり、また1以外の値の場
合にビーム形状は楕円になるという、ビームの楕円率を
示すパラメータである。
【0006】現在、通常の光ファイバ通信に用いられて
いる波長1.3ミクロン帯及び1.55ミクロン帯のレ
ーザ光を発するレーザダイオードや、光ファイバ増幅器
に用いられるエルビウムドープファイバ(erbium
doped fiber)を励起するための波長1.
48ミクロン帯のレーザ光を発するレーザダイオードの
アスペクト比は、1.1〜1.2程度とほぼ円形に近い
ビームであるので、これらレーザダイオードとアスペク
ト比が1の光ファイバとを結合させた場合には、式
(1)により結合損失は最大でも0.1デシベル以下と
なり、実用上問題のない良好な結合が得られる。
【0007】しかし、上述したエルビウムドープファイ
バを用いた増幅器の低雑音化、高効率化に有利な励起波
長0.98ミクロン帯のレーザ光を発するレーザダイオ
ードの場合は、そのレーザ光はアスペクト比が2〜3と
偏平な楕円ビームであるため、アスペクト比が1の円形
ビームの光ファイバを用いてこのレーザダイオードとこ
のエルビウムドープファイバ増幅器とを結合させた場合
は、式(1)より、0.5〜1.2デシベルの結合損失
が生じ、このレーザダイオードが発する0.98ミクロ
ン帯のレーザ光を効率良くこのエルビウムドープファイ
バに供給できない。
【0008】そこで、かかる課題を解決するため、特開
平6−180404号公報に記載された図5に示す発光
モジュールの結合光学系が提案されている。図5中、1
01は石英系シングルモードファイバ、102はコア、
103はクラッド、108はアスペクト比の大きな発光
素子、109は球レンズ、121は光ファイバ101の
コア102の一方端の局部を熱加工してアスペクト比を
大きくしてそのアスペクト比を発光素子108でのアス
ペクト比に合わせたコア端面、181は発光素子108
の発光面である。
【0009】図5に示す発光モジュールの結合光学系
は、発光素子108から発されるアスペクト比の大きな
出射光を、球レンズ109を介して、アスペクト比の大
きな光ファイバのコア端面121に供給するものであ
る。
【0010】即ち、発光素子108からの出射光の大き
さ及び形状を球レンズ109を用いて拡大して光ファイ
バのコア端面121の大きさ及び形状に合わせ、さらに
受光したレーザ光の大きさ及び形状をコア102内部で
コア102の円形断面の形状に緩やかに合わせるもので
ある。
【0011】ここで、例えば発光素子のアスペクト比を
L=3として、光ファイバのアスペクト比AFに対する
結合損失を式(1)を用いて求めた結果を図6に示す。
図6に示すように、結合損失は発光素子のアスペクト比
Lと光ファイバのアスペクト比AFとの差が大きい場合
に大きく、その差が小さい場合に小さくなる。
【0012】そこで、図5に示す結合光学系は、結合損
失を小さくするため、発光素子のアスペクト比ALと光
ファイバのアスペクト比AFとの差を小さくしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の結合光
学系の構成は、光ファイバのコアの断面形状を発光素子
からのビームの断面形状に相似にすることで発光素子と
光ファイバとの間の結合損失を理論的に0とすることが
できるが、光ファイバのコアの断面形状を発光素子から
のビームの断面形状に相似にするには、光ファイバ20
を外部から強制的に加熱しコア内の分子状態の熱変化に
任せて断面形状を変化させることで実現しているので、
製品に固体差が生じる等により実際には理想的な断面形
状を得ることは難しく、また、この加工後の光ファイバ
の出力端から取り出した光出力は、この熱加工に起因す
るコア内での過剰損失、即ち、伝搬損失の分劣化すると
いう問題が生じる。
【0014】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、発光素子としてのレーザダイオード
から供給されたレーザ光を効率良く光ファイバの出力端
まで伝搬させることのできるレーザダイオードモジュー
ルを得ることを目的とする。
【0015】さらに、発光素子としてのレーザダイオー
ドから供給されたレーザ光の光出力及び波長が安定して
いるレーザダイオードモジュールを得ることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるレーザ
ダイオードモジュールは、第1の方向と第1の方向と直
交する第2の方向のスポットサイズが異なるレーザ光を
出力するレーザダイオードと、このレーザ光を受光して
伝播するコアを有しコア端面をコアの光軸方向に対して
スポットサイズの比に応じた角度の法線を有する面が形
成された光ファイバーとからなるものである。
【0017】また、第1の方向と第1の方向と直交する
第2の方向のスポットサイズが異なるレーザ光を出力す
るレーザダイオードと、このレーザ光を受光して伝播す
るコアを有する光ファイバーであってコア端面をコアの
光軸方向に対して交わる方向の法線を有する面とすると
共にこの面でのスポットサイズの比を光軸方向に垂直な
面でのスポットサイズの比よりレーザ光のスポットサイ
ズの比に近づけた光ファイバーとからなるものである。
【0018】また、レーザダイオードと光ファイバーと
の間にレンズを設けたものである。
【0019】また、レンズは、レーザ光のスポットサイ
ズの比を1に近づける機能を有するものである。
【0020】また、レンズの端面に、レーザダイオード
の発振中心波長近傍において低反射となる光学コーティ
ングを施したものである。
【0021】また、レーザダイオードと光ファイバとの
間に光アイソレータを設けたものである。
【0022】また、光ファイバーのコアに特定の波長帯
のレーザ光を透過するフィルタを設けたものである。
【0023】また、コア端面に、レーザダイオードの発
振中心波長近傍において低反射となる光学コーティング
を施したものである。
【0024】また、光ファイバーは、コア端面側のコア
の断面積を局所的に拡大したものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1に係るレーザダイオ
ードモジュールの説明図であって、図1(a)はレーザ
ダイオードモジュールの上面からの透視図であり、レー
ザダイオードのいわゆる活性層に水平な方向の光結合状
態を示している。また、図1(b)はレーザダイオード
モジュールの側面からの透視図であり、レーザダイオー
ドの活性層と垂直な方向の光結合状態を示している。
【0026】図1中、10は水平方向のスポットサイズ
と垂直方向のスポットサイズとが互いに異なり大きなア
スペクト比を有する発光素子としてのレーザダイオード
であり、11はレーザダイオード10の発光面であり、
20はレーザダイオード10の出射光を受光する端面側
のみがアスペクト比が異なり、かつ、そのアスペクト比
がレーザダイオード10のアスペクト比に近づくようそ
の端面をレーザ光線軸に対して斜めに切断し受光面が形
成された光ファイバ、21は光ファイバのコア、22は
光ファイバ20のクラッドである。
【0027】図1に示す光ファイバ20は、レーザダイ
オード10の出射光を受光する端面側でのアスペクト比
がレーザダイオード10のアスペクト比と同程度となる
ように前記従来例のような加工するのではなく、その端
面でのアスペクト比がレーザダイオード10のアスペク
ト比よりも小さいアスペクト比となるように、その端面
を初めに処理した(レーザ光線軸に対して斜めに受光面
が形成された)ものをまず用意する。
【0028】そして、光ファイバ20のその端面側をレ
ーザ光線軸に対して斜めに切断することで、即ち、その
切断されたコア断面に水平方向と垂直方向とに非対象な
形状を与えることで、垂直方向と水平方向のビーム形状
に非対称性を与えアスペクト比がレーザダイオード10
のアスペクト比に近づくようにしている。
【0029】従って、上記実施の形態1によれば、その
端面の上述した斜め切断やその切断面の研磨等では、前
記従来例のような加熱加工をしていないのでそれに基づ
く過剰損失はほとんど発生せず、前記従来例のように光
ファイバ20の受光端のコアの形状をレーザダイオード
10の出光端の形状に相似になるようにアスペクト比を
変える場合よりも、上述したレーザダイオードモジュー
ルはアスペクト比を大きくする加工段階で生じる光ファ
イバ20の伝搬損失を小さくすることができるため、レ
ーザダイオード10からの出射光の光出力を光ファイバ
20に効率よく供給できる。
【0030】つまり、レーザダイオード10から供給さ
れたレーザ光を効率良く光ファイバ20の出力端まで伝
搬させることのできるレーザダイオードモジュールを得
ることができる。
【0031】また、図1に示すように、光ファイバ20
の端面はレーザ光線軸に対して斜めに切断されて形成さ
れているので、光ファイバ20の受光端の面で反射する
レーザ光は、レーザダイオード10には直接戻りにくく
なるため、レーザダイオード10の発振状態が安定す
る。即ち、出射光への反射光による干渉の影響が排除さ
れる。
【0032】換言すれば、レーザダイオード10から供
給されたレーザ光の光出力が安定し、また、レーザ光の
発振波長も安定(レーザダイオードの発振特性が安定)
したレーザダイオードモジュールを得ることができる。
【0033】尚、光ファイバ20は、先端(受光端)を
楕円球状に加工してもよい。水平方向と垂直方向の形状
を非対称にすることでアスペクト比をレーザダイオード
10のアスペクト比に近づけることができるので、レー
ザダイオード10の出射光の光出力を効率よく光ファイ
バ20に供給できる。
【0034】尚、実施の形態1に限らず、他の実施の形
態においても、光ファイバ20の端面はレーザ光線軸に
対して斜めに切断する方向は、図に示された方向に限ら
れるものではなく、個々の場合に応じて他の方向に切断
するものであってもよい。
【0035】実施の形態2.図2は実施の形態2に係る
レーザダイオードモジュールの説明図であって、レーザ
ダイオードのいわゆる活性層に並行な弾面を上面から透
視した光結合状態を示している。図2中、前記従来例及
び実施の形態に対する新たな構成として、30はレーザ
ダイオード10と光ファイバ20とが良好な結合(高効
率な結合)が得られるようレーザダイオード10と光フ
ァイバ20との間に設けられた光学レンズである。
【0036】図2に示すレーザダイオードモジュール
は、レーザダイオード10の出射光の大きさ及び形状
を、光学レンズ30を用いて拡大して光ファイバ20の
受光端のコアの大きさ及び形状に合わせることで、レー
ザダイオード10と光ファイバ20との間の結合倍率が
最適となるように光学系を組むことができる。
【0037】従って、上記実施の形態2によれば、レー
ザダイオード10から供給されたレーザ光を効率良く光
ファイバ20の出力端まで伝搬させることのできるレー
ザダイオードモジュールを得ることができる。
【0038】尚、図2では光学レンズ10を1枚として
いるが、その倍率に応じて複数枚にしてもよい。光学レ
ンズを複数にすることで、レーザダイオード10のビー
ムプロファイルと光ファイバのビームプロファイルとを
一致させることができるので、レーザダイオード10と
光ファイバ間の結合損失を小さくできる。
【0039】実施の形態3.実施の形態2(図2)に示
した光学レンズ30は、レーザダイオード10の出射光
を受光して屈折させる場合に、光ファイバの端面のアス
ペクト比に近づけるように、レーザダイオード10のア
スペクト比を小さくする機能をも持たせたレンズとして
もよい。
【0040】従って、上記実施の形態3によれば、この
場合、光ファイバ20を前述した実施の形態のように切
断加工してアスペクト比を十分に大きくしなくても、こ
のようなレンズを用いてレーザ光のアスペクト比を調節
することで、レーザダイオード10の出射光を効率よく
結合させることができ、即ち、アスペクト比を大きくし
た伝搬損失の大きな光ファイバ20を用いなくてもレー
ザダイオード10と光ファイバ20との高効率な結合が
得られ、光ファイバ20のアスペクト比を大きくする加
工時間を減らすことができ、加工によりわずかながら発
生する光ファイバの伝搬損失を低減できる。
【0041】従って、レーザダイオード10から供給さ
れたレーザ光を効率良く光ファイバ20の出力端まで伝
搬させることのできるレーザダイオードモジュールを得
ることができる。
【0042】実施の形態4.また、実施の形態2(図
2)、3(図3)に示した光学レンズ30の端面に、レ
ーザダイオード10のレーザ光の発振中心波長近傍にお
いて低反射となるいわゆる光学コーティングを施しても
よい。
【0043】従って、上記実施の形態4によれば、光学
レンズ30にレーザダイオード10の出射光を低損失で
入射及び出射させることができるので、光学レンズ30
の端面で生じる反射損失を低減でき、レーザダイオード
10から供給されたレーザ光を効率良く光ファイバ20
の出力端まで伝搬させることのできるレーザダイオード
モジュールを得ることができる。
【0044】実施の形態5.図3は実施の形態5に係る
レーザダイオードモジュールの説明図であって、図3
中、前記従来例及び実施の形態に対する新たな構成とし
て、40は光ファイバ20と光学レンズ30との間に設
けられ、レーザダイオード10から光ファイバ20への
方向にのみ透過損失が小さく、その逆方向に対しては透
過損失が大きい、光アイソレータである。
【0045】図3に示すレーザダイオードモジュール
は、光アイソレータ40を用いることで、光ファイバ2
0の端面で生じる反射及び光ファイバ20の出力端で生
じる反射光をレーザダイオード10に再入射させにくく
することができるので、レーザダイオード10を安定に
発振させることができる。その結果、光出力が安定であ
り、かつ、発振波長が安定(発振特性が安定)なレーザ
ダイオードモジュールを得ることができる。
【0046】尚、他の光学系は前述した実施の形態と同
様な構成としているので、レーザダイオード10からの
レーザ光を効率よく光ファイバ出力端に伝搬させること
ができる。
【0047】実施の形態6.図4は実施の形態6に係る
レーザダイオードモジュールの説明図であって、レーザ
ダイオードのいわゆる活性層に並行な面を上面から見た
光結合状態を示している。図4中、前記従来例及び実施
の形態に対する新たな構成として、50はコア22の出
力端の近傍に設けられコア22の光の屈折率を部分的に
小さくして構成したいわゆるファイバグレーティングで
ある。
【0048】例えば、ファイバグレーティング50は、
紫外線が照射されると分子状態が変化して光の屈折率が
下がるという性質を有するGeO2を、シングルモード
ファイバのコア22にファイバの製造段階で予め添加し
ておき、このコア22にレーザ光の進行方向についてあ
る間隔をおいて断続的に複数のマスキングを施し、さら
にこのコア22に紫外線を照射することで、光の屈折率
の大きい部分と小さい部分とがそのマスキングに従って
交互に繰り返すようコア22に形成される。
【0049】一般に、エルビウムドープファイバに使用
する発振波長が0.98ミクロン帯のレーザダイオード
モジュールにおいては、エルビウムドープファイバの利
得を大きくするために、例えば0.978ミクロン帯付
近に発振波長を固定することが求められている。
【0050】そこで、上述したように、ファイバグレー
ティング50により、コア22に光の屈折率が部分的に
小さい部分をある間隔をおいて断続的に複数個形成する
ことにより、ある特定波長の光のみが透過率が高く、そ
の他の波長の光に対しては透過率が低いというフィルタ
を構成することができる。
【0051】従って、図4に示すファイバグレーティン
グ50に例えば0.978ミクロン帯のレーザ光に対し
て透過率が高くそれ以外の波長に対して透過率が低くな
るようにその低下させる光の屈折率を調整して定めるこ
とで、そのエルビウムドープファイバがその特定波長の
レーザ光を透過するという最適な励起レーザダイオード
モジュールを得ることができる。
【0052】従って、上記実施の形態6によれば、レー
ザダイオード10から供給されたレーザ光の光出力及び
波長が安定しているレーザダイオードモジュールを得る
ことができる。
【0053】尚、図4に示す構成は、実施の形態2(図
2)に示した構成に単にファイバグレーティング50を
付加したのみであるので、実施の形態2(図2)に示し
た高架、即ちレーザダイオード10から供給されたレー
ザ光を効率良く光ファイバの出力端まで伝搬させること
もできることは言うまでもない。
【0054】実施の形態7.上述した各実施の形態にお
いて、光ファイバ20の端面には、レーザダイオード1
0のレーザ光の発振中心波長近傍において低反射となる
光学コーティングを施してもよい。
【0055】この場合、レーザダイオード10の出射光
を低損失に光ファイバ20に入射させることができるの
で、レーザダイオード10から供給されたレーザ光を効
率よく光ファイバ20の出力端まで伝搬させることがで
きる。
【0056】特に前出の実施の形態6(図4)において
このような光学コーティングを施せば、レーザダイオー
ド10から供給されたレーザ光の光出力及び波長が安定
しているレーザダイオードモジュールを得ることもでき
る。
【0057】実施の形態8.上述した各実施の形態にお
いて、光ファイバ20は、シングルモードファイバの断
面に直交する2軸に対して熱分布が非対称となるよう、
紫外線が照射されると分子状態が変化して光の屈折率が
下がるという性質を有するGeO2がファイバの製造段
階でコア21に予め添加され、その2軸に対して非対称
にコア21がクラッド22に拡散されるように加熱処理
されたものを用いてもよい。
【0058】従って、上記実施の形態8によれば、上述
した各実施の形態の効果に加え、一般にシングルモード
ファイバは大量に生産されているので、安価に入手する
ことができ、安価なレーザダイオードモジュールを得る
ことができる。
【0059】実施の形態9.また、上述した各実施の形
態において、光ファイバ20は、前出の従来例である特
開平6−180404号公報に記載された偏波保持ファ
イバの局部を加熱処理したとしてもよい。
【0060】偏波保持ファイバには、光ファイバを伝搬
する光線の偏波面を固定するために、コア21の両側対
称位置に応力付与部なる屈折率部が設けられているの
で、紫外線が照射されてGeO2が拡散する速度が、偏
波に対して平行な軸方向と垂直な軸方向とで互いに異な
り、アスペクト比が1より大きい光ファイバを容易に得
ることができる。その結果、レーザダイオードモジュー
ルを容易に製造することができる。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、発光素子としてのレ
ーザダイオードから供給されたレーザ光を効率良く光フ
ァイバの出力端まで伝搬させることのできるレーザダイ
オードモジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のレーザダイオードモジュール
の説明図である。
【図2】 実施の形態2のレーザダイオードモジュール
の説明図である。
【図3】 実施の形態5のレーザダイオードモジュール
の説明図である。
【図4】 実施の形態6のレーザダイオードモジュール
の説明図である。
【図5】 従来の発光モジュールの結合光学系の説明図
である。
【図6】 レーザダイオードのアスペクト比を3とした
場合の、光ファイバのアスペクト比と結合損失との関係
図である。
【符号の説明】
10 レーザダイオード、11 レーザダイオードの発
光面、20 光ファイバ、21 コア、22 クラッ
ド、30 レンズ、40 光アイソレータ、50 ファ
イバグレーティング。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向と該第1の方向と直交する第
    2の方向のスポットサイズが異なるレーザ光を出力する
    レーザダイオードと、このレーザ光を受光して伝播する
    コアを有しコア端面を前記コアの光軸方向に対して前記
    スポットサイズの比に応じた角度の法線を有する面が形
    成された光ファイバーとからなるレーザダイオードモジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 第1の方向と該第1の方向と直交する第
    2の方向のスポットサイズが異なるレーザ光を出力する
    レーザダイオードと、このレーザ光を受光して伝播する
    コアを有する光ファイバーであってコア端面を前記コア
    の光軸方向に対して交わる方向の法線を有する面とする
    と共にこの面での前記スポットサイズの比を前記光軸方
    向に垂直な面での前記スポットサイズの比より前記レー
    ザ光の前記スポットサイズの比に近づけた光ファイバー
    とからなるレーザダイオードモジュール。
  3. 【請求項3】 レーザダイオードと光ファイバーとの間
    にレンズを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のレーザダイオードモジュール。
  4. 【請求項4】 レンズは、レーザ光のスポットサイズの
    比を1に近づける機能を有することを特徴とする請求項
    3に記載のレーザダイオードモジュール。
  5. 【請求項5】 レンズの端面に、レーザダイオードの発
    振中心波長近傍において低反射となる光学コーティング
    を施したことを特徴とする請求項3又は4に記載のレー
    ザダイオードモジュール。
  6. 【請求項6】 レーザダイオードと光ファイバとの間に
    光アイソレータを設けたことを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載のレーザダイオードモジュール。
  7. 【請求項7】 光ファイバーのコアに特定の波長帯のレ
    ーザ光を透過するフィルタを設けたことを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載のレーザダイオードモジ
    ュール。
  8. 【請求項8】 コア端面に、レーザダイオードの発振中
    心波長近傍において低反射となる光学コーティングを施
    したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
    のレーザダイオードモジュール。
  9. 【請求項9】 光ファイバーは、コア端面側のコアの断
    面積を局所的に拡大したものであることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれかに記載のレーザダイオードモジ
    ュール。
JP20446497A 1997-07-30 1997-07-30 レーザダイオードモジュール Pending JPH1152196A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197459A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光合波器および光源装置

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