JPH1152630A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1152630A
JPH1152630A JP9206718A JP20671897A JPH1152630A JP H1152630 A JPH1152630 A JP H1152630A JP 9206718 A JP9206718 A JP 9206718A JP 20671897 A JP20671897 A JP 20671897A JP H1152630 A JPH1152630 A JP H1152630A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギ対応の画像形成装置において、操
作性の改善と省エネルギ(省資源化)とを促進する。 【解決手段】 原稿を読み取る読み取りユニットと、
読み取られた原稿を感光体上に書き込む書き込みユニッ
ト、書き込まれた画像を顕像化して転写紙上に画像形成
する画像形成書ユニットと、転写紙の両面に印刷する両
面印刷ユニットとを備えた画像形成装置において、読み
取りユニットによって読み取られた複数の画像を4in1
画像や2in1画像に集約する機能と、片面原稿から両面
印刷を行う両面印刷機能を優先的に選択する機能とを有
し、複数の画像が集約されたときには、選択された両面
印刷機能を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省エネルギ対応の
画像形成装置に係り、特に、両面印刷機能の使用に対応
した省エネルギ動作に特徴のある画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】省エネルギ対応とは、国際エナジースタ
ーに適合して一定時間、機械を使用しない場合は電力を
抑える動作を行ったり、片面原稿を両面印刷するように
して転写紙の消費量を抑えることによって省資源を促進
する機能対応のことである。
【0003】印刷機能には大きく分けて主機能と従機能
の2つの種類が有り、通常、従機能は組み合わせが可能
であるが、主機能同士を組み合わせることはできない。
主従の定義は、着目する機能によって変わる可能性があ
るが、ここでは複写面に関する機能について説明する。
例えば、片面印刷機能と両面印刷機能とでは、主機能同
士の関係であり、濃度設定などは従機能であると考えれ
ば理解しやすい。一方、集約機能とは、複数の原稿を
(縮小して)1枚の転写画像とする機能であり、片面原
稿→両面印刷とは、片面原稿から両面印刷を行って両面
に画像を形成した転写紙を得る機能のことであり、これ
らは主機能同士の関係となる。
【0004】従来の画像形成装置では、片面原稿→片面
印刷が基本で、例えばあえて片面原稿→両面印刷を選択
した場合、誤って片面原稿→両面印刷の機能を解除しな
い限り、対等な主機能の1つである集約機能は選択が禁
止されている。この集約機能の選択禁止は、誤操作を防
ぐために重要な制御の1つである。
【0005】一方、両面印刷機能が標準装備されていな
い画像形成装置も多く存在する。そのような画像形成装
置に対し、前述の省エネルギを促進するために両面印刷
装置を付加して使用するように勧める必要がある。そし
て、両面印刷装置を付設したり導入した際には、自動的
に両面印刷を優先して選択するように設定し、両面印刷
機能による省エネルギ効果を得るようにする。
【0006】なお、関連する技術としては、例えば特開
平7−336490号公報記載の印刷装置が知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に省エネルギ対応の両面印刷機能を有する画像形成装置
では、一々、片面原稿→両面印刷機能を解除しないと、
対等である主機能を設定できないので、確かに誤動作は
防ぐことができるが、非常に操作性の悪いものとなって
いる。しかし、主機能全てに設定を従機能の場合と同様
に有効としてしまうと、例えば両面原稿→片面印刷とい
うように省エネルギ(省資源)に反する設定も簡単に行
えるという弊害が生じる。
【0008】また、前述のように両面印刷手段を付設し
たり導入したりした場合に、ユーザの使用用途によって
は、両面印字が適さない場合があり、両面印字装置を検
出した場合、常に両面印字を優先させてしまうと、操作
性がきわめて悪いものとなってしまうおそれがある。
【0009】さらに、両面印刷機能を優先して選択する
ように設定された画像形成装置において、もし、両面印
刷機能が故障すると、両面印刷機能をその都度解除しな
い限り画像形成装置を動作させることができなくなると
いう不都合も生じる。
【0010】この発明は、このような背景に鑑みてなさ
れたもので、その第1の目的は、片面原稿から両面印刷
を行う機能と省エネルギ(省資源)的に同等あるいは改
善されると判断される主機能に関しては、片面原稿から
両面印刷を行う機能を解除することなく設定することを
可能とし、操作性の改善と省エネルギ(省資源化)とを
促進することができる画像形成装置を提供するにある。
【0011】また、第2の目的は、主機能として集約機
能が選択されたときに優先的に両面印刷集約機能を選択
するように設定して省エネルギ(省資源化)を促進する
ことができる画像形成装置を提供するにある。
【0012】また、第3の目的は、両面印刷機能を標準
装備しない画像形成装置が、市場に出荷された後、拡張
機能として付加された場合に、自動的に両面印刷機能を
優先して選択するように切り換えることによって省エネ
ルギ(省資源化)を促進することができる画像形成装置
を提供するにある。
【0013】また、第4の目的は、新規に両面印刷機能
を付加した場合には、両面印刷機能を優先して選択する
ように切り換え、ユーザが敢えて片面印字を優先するよ
うに設定し直した時は、両面印字機能を優先させないよ
うにしてユーザの意図に合った操作を可能として操作性
を改善することができる画像形成装置を提供するにあ
る。
【0014】また、第5の目的は、両面印刷機能の異常
を検知したときには、自動的に片面印字機能を優先する
ように設定して異常時の操作性の改善を図ることのでき
る画像形成装置を提供するにある。
【0015】さらに第6の目的は、両面印刷機能の異常
が復帰した場合には、異常が生じる前の設定に復帰させ
てユーザの意図しない設定となることを防止し、もって
操作性の改善を図ることができる画像形成装置を提供す
るにある。
【0016】前記第1の目的を達成するため、第1の手
段は、原稿を読み取る読み取り手段と、読み取られた画
像を転写紙上に形成する印刷手段とを備えた画像形成装
置において、転写紙の両面に印刷する両面印刷手段と、
前記読み取り手段によって読み取られた複数の画像を集
約する集約手段と、片面原稿から両面印刷を行う両面印
刷機能を優先的に選択する選択手段と、前記集約手段に
よって複数の画像が集約されたときには、前記選択手段
によって選択された両面印刷機能を解除する制御手段と
を備えていることを特徴とする。
【0017】前記第2の目的を達成するため、第2の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、転写紙の両面に印刷する両面印刷手段と、前記読み
取り手段によって読み取られた複数の画像を集約する集
約手段と、この集約手段によって複数の画像が集約され
たときには、集約効果の高い機能を優先的に選択する機
能選択手段とを備えていることを特徴とする。
【0018】前記第3の目的を達成するため、第3の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、転写紙の両面に印刷する両面印刷手段の接続の有無
を検出する検出手段と、この検出手段によって両面印刷
手段が拡張機能によって付加されたことを検出したと
き、片面原稿から両面印刷を行う機能を優先的に選択す
る両面印刷選択手段とを備えていることを特徴とする。
【0019】前記第4の目的を達成するため、第4の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、転写紙の両面に印刷する両面印刷手段の接続の有無
を検出する検出手段と、この検出手段によって両面印刷
手段が新規に接続されたことを検出したとき、片面原稿
から両面印刷を行う機能に優先的に切り換える切り換え
手段とを備えていることを特徴とする。
【0020】前記第5の目的を達成するため、第5の手
段は、第3または第4の手段に前記両面印刷手段の異常
を検出する異常検出手段と、この異常検出手段によって
両面印刷手段の異常を検出したときには、片面印刷を行
う片面印刷機能を優先的に選択する片面印刷選択手段と
をさらに設けたことを特徴とする。
【0021】前記第6の目的を達成するため、第6の手
段は、第5の手段に前記両面印刷手段の異常の修復を検
出する異常修復検出手段と、片面印刷機能と両面印刷機
能のいずれを優先するかを切り換える優先印刷切り換え
手段と、前記異常修復検出手段によって前記両面印刷手
段の異常が修復されたことを検出したとき、異常検出前
に前記優先印刷切り換え手段によって選択されていた優
先印刷機能による印刷状態に復帰させる制御手段とをさ
らに設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】1. 画像形成装置の構成および動作 図1に第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を
示す。
【0024】図1において、自動原稿送り装置(以後A
DF)1に備えられた原稿台2に原稿の画像面を上にし
て置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34
が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送
ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に
給送される。読み取りユニット50によってコンタクト
ガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取り
が終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5に
よって排出される。さらに、原稿セット検知センサ7に
よって原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、
前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給
送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによ
って駆動される。
【0025】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれ
た画像データは、書き込みユニット57からのレーザー
によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を
通過することによってトナー像が形成される。そして、
転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によ
って搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写さ
れる。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、
排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ10
0に排出される。
【0026】後処理装置のフィニシャ100は、本体の
排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙
ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導くこと
ができる。切り替え板101を上に切り替えることによ
り、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104
側に排紙することができる。また、切り替え板101を
下方向に切り替えることで、搬送ローラ105,107
を経由して、ステープル台108に搬送することができ
る。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排
紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙
端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ1
06によって綴じられる。ステープラ106で綴じられ
た転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ
110に収納される。
【0027】一方、通常の排紙トレイ104は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによって
ソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易
的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0028】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための
分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙
ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニ
ット111にストックされた転写紙は再び感光体15に
作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニ
ット111から再給紙され、経路切り替えのための分岐
爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。
この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙
ユニット111は使用される。
【0029】感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18、現像ユニット27は図示し
ないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜
13はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって
伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの
駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
【0030】2. 操作部 図2は、操作部(操作パネル)30を示す平面図であ
る。
【0031】操作部30には、液晶タッチパネル31、
テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキ
ー34、モードクリアキー35、および初期設定キー3
8などがあり、液晶タッチパネル31には、機能キー3
7、部数、および画像形成装置の状態を示すメッセージ
などが表示される。
【0032】第3図は操作部30の液晶タッチパネル3
1の表示一例を示す図である。
【0033】オペレータが液晶タッチパネル31に表示
されたキーにタッチすることで、選択された機能を示す
キーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなけれ
ばならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、キ
ーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示され
る。このようにに、液晶タッチパネルは、ドット表示器
を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカ
ルに行うことが可能である。図3において左上は、「コ
ピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを
表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数
を表示するコピー枚数表示部、その下の画像濃度を自動
的に調整する自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する
自動用紙選択キー、コピーを一部ずつページ順にそろえ
る処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分
けする処理を指定するスタックキー、ソート処理された
ものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、
倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセ
ットする変倍キー、両面モードを設定する両面キー、と
じ代モード等を設定する消去/移動キー、スタンプや日
付やページ等の印字を設定する印字キーである。選択さ
れているモードはキーが網掛け表示されている。
【0034】3. 画像読み取り手段で読み取った画像
の潜像形成までの動作 図1を用いて、本実施形態における画像読み取り手段の
動作、および画像を記録面上に潜像形成するまでの動作
について、以下、説明する。
【0035】潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換
して照射することにより生じる電位分布である。読み取
りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6
と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光ラ
ンプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメー
ジセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51お
よび第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固
定され、第2ミラー55および第3ミラー56は図示し
ない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み
取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリ
ッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に
走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆
動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージ
センサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて
処理される。レンズ53およびCCDイメージセンサ5
4を図1において左右方向に移動させることにより、画
像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応して
レンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向
に位置が設定される。
【0036】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レー
ザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する
回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ
出力ユニット58から照射されるレーザ光は、定速回転
するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を通
り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像す
る。偏向されたレーザ光は感光体15が回転する方向と
直交する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する
画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のラ
イン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密
度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによっ
て、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0037】上述のように、書き込みユニット57から
出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射
される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビ
ームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビ
ームセンサが配置されている。この主走査同期信号をも
とに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、およ
び後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生
成が行われる。
【0038】4. 画像処理部の構成 本実施形態における画像処理部(画像読み取り部と画像
書き込み部)の構成について、図8を参照して説明す
る。
【0039】露光ランプ51から照射された光は原稿面
を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセン
サ54にて結像レンズ(図示せず)により結像、受光し
て光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号
に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シ
ェーディング補正62がなされた後、画像処理部63に
てMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ64で
は、画像信号の送り先を、変倍部71または画像メモリ
コントローラ65のいずれかにする切り替えが行われ
る。変倍部71を経由した画像信号は変倍率に合せて拡
大縮小され、書き込みユニット57に送られる。画像メ
モリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画
像信号を入出力可能な構成となっている。図8には特に
明示していないが、画像処理部(IPU)には、読み取
り部50から入力される画像データ以外にも外部から供
給される画像データ(例えパーソナルコンピュータ等の
データ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよ
うに複数のデータの入出力の選択を行う機能を有してい
る。
【0040】画像メモリコントローラ65等への設定
や、読み取り部50書き込み部57の制御を行うCPU
68、およびそのプログラムやデータを格納するROM
69、RAM70を備えている。さらにCPU68は、
メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデ
ータの書き込み、読み出しが行える。
【0041】また、プリンタとして機能させる場合に
は、印字イメージデータ発生装置74から出力された印
字イメージにしたがって、印字合成部(1),(2)7
2,73で印字合成が行われ、合成された印字イメージ
が画像メモリ66に格納されたり、書き込みユニット5
7によって印字が実行される。
【0042】4.1 画像信号 ここで、図10を用いて、セレクタ64における1ペー
ジ分の画像信号について説明する。
【0043】/FGATEは、1ページの画像データの
副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、
1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上
がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主
走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/
LGATEである。これらの信号は、画素クロックVC
LKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素の
データが送られてくる。画像処理部(IPU)49は、
画像入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、
/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有
しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能に
なる。
【0044】4.2 メモリコントローラと画像メモリ 次に、図9を参照し、図8におけるメモリコントローラ
と、画像メモリの詳細について説明する。
【0045】メモリコントローラ65は、入力データセ
レクタ101、画像合成部102、1次圧縮/伸長部1
03、出力データセレクタ104、2次圧縮/伸長部1
05のブロックを有している。各ブロックへの制御デー
タの設定はCPU68より行われる。第8図におけるア
ドレス、データは画像データを示しており、CPU68
に接続されるデータ、アドレスは図示していない。
【0046】画像メモリ66は、1次および2次記憶装
置106,107からなる。1次記憶装置106は、入
力画像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ
書き込み、または画像出力時のメモリからのデータ読み
出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速ア
クセスが可能なメモリを使用する。また、1次記憶装置
106は、処理を行う画像データの大きさにより複数の
エリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能
な構成(メモリコントローラとのインターフェース部)
をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、
出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコン
トローラとのインターフェースにリード用とライト用の
二組のアドレス・データ線で接続されている。これによ
りエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2よ
り画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0047】2次記憶装置107は、入力された画像の
合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリである。1次、2次記憶装置とも、高速
アクセス可能な素子を使用すれば、1次、2次の区別な
くデータの処理が行え、制御も比較的簡単になる。しか
し、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置には
アクセス速度はそれほど速くないが、安価で、大容量の
記録媒体を使用し、入出力データの処理を1次記憶装置
を介して行う構成になっている。
【0048】上述のような画像メモリの構成を採用する
ことにより、大量の画像データの入出力、保存、加工等
の処理が可能な画像形成装置を安価、かつ比較的簡単な
構成で実現することが可能になる。
【0049】次に、メモリコントローラ65の動作の概
略について説明する。
【0050】<1>画像入力(画像メモリへの保存) 入力データセレクタ101は複数のデータの内から、画
像メモリ(1次記憶装置106)への書き込みを行う画
像データの選択を行う。入力データセレクタ101によ
って選択された画像データは、画像合成部102に供給
され、既に画像メモリに保存されているデータとの合成
を行う。
【0051】画像合成部102によって処理された画像
データは、1次圧縮/伸長部103によりデータを圧縮
し、圧縮後のデータを1次記憶装置106に書き込む。
1次記憶装置106に書き込まれたデータは、必要に応
じて2次圧縮/伸長部105でさらに圧縮を行った後に
2次記憶装置107に保存される。
【0052】<2>画像出力(画像メモリからの読み出
し) 画像出力時は、1次記憶装置106に記憶されている画
像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次
記憶装置106に格納されている場合には、1次圧縮/
伸長部103で1次記憶装置106の画像データの伸長
を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入
力データとの画像合成を行った後のデータを出力データ
セレクタ104で選択し、出力する。
【0053】画像合成部102は、1次記憶装置106
のデータと、入力データとの合成(画像データの位相調
整機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画
像出力、1次記憶装置106へのライトバック、両方の
出力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
【0054】出力対象となる画像が1次記憶装置106
に格納されていない場合には、2次記憶装置107に格
納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長部1
05で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置10
6に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行
う。
【0055】この実施形態で説明している動作予約と
は、ここでは、複写機において定着の加熱中等の時はコ
ピー動作が開始できないが、モード設定および原稿のセ
ットを終了させ予約することにより、定着加熱終了後、
コピー動作可になった時点で自動的にコピー動作を開始
する機能のことである。この実施形態では、定着加熱中
を動作予約可能対象としているが、これ以外にも時間の
経過と共に動作可能になるものについては、対象になる
資格がある。LCTトレイ上昇時間、ポリゴンモータ回
転安定時間、トナー補給動作中等考えられる。
【0056】図4のハード構成図ではシステムを画像読
み取り部401、画像書き込み部402、システムコン
トローラ403、メモリユニット404、利用者制限機
器405、人体検知センサ406、遠隔診断装置(CS
S)407、時計408および操作部409から構成し
ているが、メモリユニット404はメモリ機能を実現す
る場合のみ必要であり、通常のコピー機能を実現するこ
とだけを考えれば、必要とはならない。さらに、時計4
08は、ある特定の時間になったら、機械をブートした
り、シャットダウンするようなウィークリータイマ機能
を実現する場合のみ必要である。また、人体検知センサ
406は予熱モード時に機械の前にユーザが近づいてき
たときに自動的に予熱モードを解除する機能を実現する
場合のみ必要であり、CSS407は遠隔診断、すなわ
ち、機械のエラーが発生した場合は自動的にサービスセ
ンタに通報したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地
からモニタする機能であるため、このような機能が必要
な場合のみ装着されればよい。
【0057】図4中のメモリユニット404内のDRA
Mブロック404aは画像読み取り部401から読み取
ったと画像信号を記憶するためのもので、システムコン
トローラ403からの要求に応じて、画像書き込み部4
02に保存されている画像データを転送することができ
る。また、圧縮ブロック404bは、MH、MR、MM
R方式などの圧縮機能を具備しており、一旦読み取った
画像を圧縮し、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を
図ることができる。また、画像書き込み部402からの
読み出すアドレスとその方向を変えることにより画像の
回転を実現している。404cはDMAブロックであ
る。
【0058】図4(a)の「ハード構成例−A」では、
画像読み取り部401、画像書き込み部402、メモリ
ユニット404、CSS407の制御はシステムコント
ローラ403のCPU403aのみで行っている。
【0059】一方、図4(b)の「ハード構成例−B」
では、画像読み取り部401、画像書き込み部402、
メモリユニット404にそれぞれCPUを持たせ、シス
テムコントローラ403から各コントローラへのコマン
ドを制御信号線で伝達しているように、システムハード
構成は自由に設定できる。
【0060】5. ネットワークシステム 図5は本発明を実施した場合のネットワークコピーのシ
ステム例を示したものである。同図では8台のデジタル
コピーをネットワーク化しているが、当然、接続される
コピー台数は限定する必要はない。
【0061】5.1 ネットワークのハード構成 次に図6を用いて、本発明を実現するためのハード構成
例について説明する。同図に示すように1台のデジタル
PPCのハード構成は、図4の「ハード構成例−A」で
示したものとほぼ同様の構成をとっているが、メモリユ
ニット404内には読み取った画像を外部のネットワー
ク上に転送、あるいは、ネットワーク上からの画像デー
タをメモリユニット内のDRAMブロック部404aに
保存するために、ネットワーク手段としてSCSI(S
mall ComputerSystem Inter
face)410、およびSCSIコントローラ411
が用いられている。当然のことながら、ネットワーク通
信手段には例えば、イーサネットを物理手段として用
い、データ通信にOSI(Open System I
nterface)参照モデルのTCP/IP通信を用
いるなど、種々の手段が考えられる。また、同図のよう
な構成を用いることにより、上述のように画像データの
転送はもちろんのこと、ネットワーク上に存在する各機
械の機内状態通知や後述するリモート出力コマンドのよ
うな制御コマンド、設定コマンドの転送も行っている。
【0062】次に「デジタルPPC−A」で読みとった
画像を「デジタルPPC−B」の画像書き込み部402
に転送する動作(以下、リモート出力)について説明す
る(図6、図7参照)。
【0063】図7はソフトウェアの概念図であり、図7
中に示す「コピーアプリ」は複写動作を実行するための
コピーシーケンスを実行するアプリケーション、「入出
力制御」はデータを論理/物理変換するレイア(デバイ
スドライバ)であり、操作部コントローラは、MMI
(Man Machine Interface)を実
行するレイア(LCD表示やLED点灯/消灯、キー入
力スキャン等を論理レベルで行うレイア)であり、「周
辺機コントローラ」は自動両面ユニットやソータ、AD
FなどのPPCに装着される周辺機のコントロールを論
理レベルで実行するレイアであり、「画像形成装置コン
トローラ」、「画像読みとり装置コントローラ」、「メ
モリユニット」は前記の通りである。また、「デーモン
プロセス」はネットワーク上にある他の機械からプリン
ト要求が依頼された場合に、メモリユニット内に保存さ
れている画像データ読み出し、「画像形成装置」に画像
データを転送する役目を行うアプリケーションとして存
在している。当然のことながら、「デーモンプロセス」
がメモリユニットから画像を読み出し、プリント動作を
実行する前に、ネットワーク上の他の機械からの画像転
送は終了しておかなければならない。
【0064】ここで、操作部、周辺機、画像形成装置、
画像読みとり装置、メモリユニットはそれぞれのPPC
が保有するリソース(資源)として扱われる。同図の
「デジタルPPC−A」が自身の各リソースを使用して
複写動作を実行する場合(プリントスタートキー押下
時)には、「システムコントローラ」に対して、「画像
形成装置」、「画像読み取り装置」、あるいは必要に応
じて、「周辺機」、「メモリユニット」の各リソースを
「システム制御」部に要求する。「システム制御」部は
「コピーアプリ」からの要求に対して、リソースの使用
権の調停を行い、「コピーアプリ」にその調停結果(使
用可否)を通知する。「デジタルPPC−A」がスタン
ドアローンで使用される場合(ネットワーク接続されな
い状態)では、システムが保有するリソースは全ての
「コピーアプリ」が占有可能状態であるため、即時に複
写動作が実行される。
【0065】一方、本実施形態のようにネットワーク上
に存在する別の機械(以下、遠隔デジタルPPC)のリ
ソースを使用してプリント動作を実行する遠隔デジタル
PPCの「システムコントローラ」に対してリソースの
使用権を要求する。
【0066】遠隔デジタルPPCのシステムコントロー
ラは、要求に従ってリソースの調停を行い、その結果を
要求元の機械のアプリケーションに通知する。アプリケ
ーションは使用権が許可された場合は、画像の読みとり
を実行し、自身のメモリユニット内への画像記憶が終了
すると、外部インターフェース(本実施例ではSCS
I)を介して、リモート出力先の機械のメモリユニット
に画像転送を行う。画像転送が終了すると、リモート出
力先の機械の「デーモンプロセス」に対してプリント実
行するための各条件(給紙口、排紙口、プリント枚数な
ど)を送信した後に、「プリント開始」コマンドを送信
する。リモート出力先の「デーモンプロセス」は「プリ
ント開始」コマンドを受信すると、自身「リモート出力
を実行する機械)の「システムコントローラ」に対して
プリント開始を要求し、リモート出力がシステムコント
ローラによって実行される。
【0067】「デジタルPPC−A」によって「デジタ
ルPPC−B」のメモリユニットが使用されている場合
は、「デジタルPPC−B」のメモリユニットは、「デ
ジタルPPC−B」(あるいは、〔図5〕に示すような
複数のデジタルPPCがネットワーク上に接続される場
合は「デジタルPPC−I」以外のデジタルPPC)の
アプリケーションの使用は不可状態となる。
【0068】6. 連結コピーシステムにおける外部通
信装置の入出力情報のデータの流れ ここで、連結コピーシステムにおける外部通信装置の入
出力情報のデータの流れについて図11を参照して説明
する。図11は特に2台で構成された連結コピーシステ
ムの構成例である。符号1101で示す第1のPPC
(1)においては、外部通信装置1102はシステムコ
ントローラ1103と外部通信装置インターフェイス1
104を介して接続され、通信コントロール装置110
5から外部通信装置1106に入力された情報がシステ
ムコントローラ1103に伝えられる。また、システム
コントローラ1103は、外部通信装置1102へ情報
を外部通信インターフェイス1104を介して送出す
る。
【0069】同様に第2のPPC(2)1106におい
ても、システムコントローラ1107と外部通信同地1
108は外部通信インターフェイス1109を介して接
続され、入出力情報のやりとりを行う。外部通信装置1
102,1108は、シリアルインターフェイス111
0,1111を通じて通信コントロール装置1105に
接続され、さらに、公衆回線1112を介してサービス
センタ1113に接続される。
【0070】第1および第2のPPC(1)(2)11
01,1106は、連結インターフェイス1114で接
続される。第1のPPC(1)1101のシステムコン
トローラ1103は、このインターフェイス1114を
介して第2のPPC(2)1106の外部通信装置11
08の入力情報を得ること、および第2のPPC(2)
1106の外部通信装置1108へ送出を指示すること
ができる。第2のPPC(2)1106のシステムコン
トローラ1107も同様に、連結インターフェイス11
14を介して第1のPPC(1)1101の外部通信装
置1102の入力情報を得ること、および第1のPPC
(1)1101の外部通信装置1103への情報の送出
を指示することができる。
【0071】図12に、このように連結されたコピーシ
ステムの動作を示すフローチャートを、また、図13
に、この動作を行わせるときの操作パネルの表示状態を
それぞれ示す。
【0072】ここで、図12のフローチャートに示した
処理手順を説明する前に、「集約」と「分割」という用
語で示される機能について説明する。
【0073】ここでいう「集約」とは、前にも触れたが
複数の原稿画像を縮小して1枚の転写紙の片面もしくは
両面に印字(画像形成)する機能である。このような機
能は図13の(b)のアイコンによって選択される。
「分割」とは、1枚の両面原稿を片面転写紙の2枚にそ
れぞれ印字する機能である。
【0074】そこで、図12のフローチャートに示した
処理では、まず、ステップ1201で、集約機能を設定
するかどうかをチェックする。この集約機能の設定は、
図13(a)に示した操作パネルで集約キー1301が
押されたかどうかによって判断する。そこで、集約キー
1301が押されたと判断すると、ステップ1202
で、省エネルギ(エナジースター)仕様の一機能である
「片面原稿→両面印刷」すなわち、片面原稿から両面印
刷機能によって両面印刷を実行する動作が設定済みかど
うかをチェックし、設定されていれば、ステップ120
3でこの画像形成装置が省エネルギ対応の機械かどうか
をチェックする。このチェックで省エネルギに対応して
いない機械であると判断されると、ステップ1204で
従来の画像形成装置と同様に主機能である片面原稿から
両面印刷を行う機能「片面原稿→両面印刷」機能と複数
の原稿画像を縮小して1枚の転写紙の片面もしくは両面
に印字(画像形成)する「集約」機能は両立しないの
で、「集約」の設定を拒絶する。
【0075】ステップ1203のチェックで、省エネル
ギ対応の機械であると判断されたときには、ステップ1
205で前記「片面原稿→両面印刷」機能を解除する。
そして、ステップ1206で集約機能において2in1片
面機能と4in1両面機能とが選択可能かどうかチェック
し、選択可能であれば、ステップ1207で4in1両面
機能を優先して選択し、選択可能でなければステップ1
208で2in1片面機能を選択する。これによってより
省エネルギ効果の高い印刷が行える。すなわち、この処
理手順では、集約機能の設定時の機能優先に際して、2
in1片面機能と4in1両面機能では、4in1両面機能の
方がより省エネルギ(省資源)効果が高いので、より省
エネ効果の高い機能である4in1両面機能が優先され
る。同様に、前記ステップ1202で前記「片面原稿→
両面印刷」機能が設定されていなければ、ステップ12
05で前記機能を解除したときと同等なので、ステップ
1206以降の処理を実行する。
【0076】一方、ステップ1201で集約機能の設定
でなければ、ステップ1209で分割機能の設定かどう
かチェックし、分割機能の設定でなければステップ12
10でここでは説明しない他のキー処理に移行する。こ
れに対し、分割機能の設定であればステップ1211で
前記「片面原稿→両面印刷」機能が設定済みかどうかを
チェックし、設定済みであれば、省エネルギに反する動
作なので、ステップ1212で分割機能の設定を拒絶
し、前記「片面原稿→両面印刷」機能が設定済みでなけ
れば、ステップ1213で分割機能を設定する。
【0077】7. 両面印刷装置の後付け これまでの説明は、両面印刷装置が予め組み込まれた画
像形成装置についての省エネルギ対応の機械の構成およ
び動作であったが、市場に画像形成装置を出荷した後
に、転写紙の両面に印刷するための両面印刷装置を機能
拡張で使用することができるようにしたり、新規に両面
印刷装置を接続して使用することができるようにしたと
きに省エネルギ対応の動作が可能なように設定しておく
必要がある。そのために両面印刷装置の接続の有無、両
面印刷装置が異常であったときの処理、前記「片面原稿
→両面印刷」機能の設定の有無などに応じた処理を検討
しておく必要がある。
【0078】図14はこの処理の処理手順を示すフロー
チャートである。このフローチャートから分かるよう
に、両面印刷装置の後付けに関連する動作として、前記
処理に対応して大きく3つの処理群が設定される。処理
群1は、両面印刷装置(以下、単に「両面ユニット」と
称する。)の接続の有無と、この接続の有無に応じて省
エネルギ制御を行う処理に関するものである。この処理
では、まず、ステップ1401で、両面ユニットが接続
されているかどうかをチェックする。接続されていれ
ば、ステップ1402で、すでに両面ユニットが接続さ
れていたのか、新規に接続されたのかをチェックする。
このチェックでは、両面ユニットを新規に機能拡張した
場合には、新規に接続されたと判断し、ステップ140
3で両面ユニットが接続されたことを記憶し、ステップ
1404で、前述の省エネルギ機能の1つである「片面
原稿→両面印刷」機能を優先させる旨記憶する。
【0079】一方、ステップ1401で両面ユニットが
接続されていないと判断されたときには、ステップ14
05で以前は両面ユニットが接続されていたのかどうか
をチェックする。非常にまれではあるが、この判断で以
前両面ユニットは接続されていたが現時点では、未接続
となっている場合は、ステップ1406で両面ユニット
が未接続であることを記憶し、両面印刷ができないの
で、ステップ1407で片面原稿から片面印字する機能
を優先させる旨記憶する。そして、後述のステップ14
14の処理に飛ぶ。同様に、ステップ1405で以前も
両面ユニットが接続されていなかったと判断したときに
は、同様にステップ1414の処理に飛ぶ。
【0080】ここで、「片面原稿→片面印字(刷)」機
能を優先させるか、「片面原稿→両面印字(刷)」機能
を優先させるかの設定は、ユーザが操作部30から選択
することによって行う。このような操作は従来から実施
されているので、ここでは、特に説明しない。
【0081】この処理群1の処理では、両面ユニットの
接続の変化を判断して、新規に両面ユニットが接続され
た場合には、自動的に「片面原稿→両面印字(刷)」機
能を優先する旨記憶するが、両面ユニットの接続状況に
変化がないときには、ユーザの設定に影響を与えること
はない。両面ユニットの接続検出には、物理的にユニッ
トの存在を検出する方法と、両面ユニットに設置された
独立した制御手段、例えばCPUとの通信の有無による
検出方法などがある。特に後者の通信の有無で検出する
場合で、一旦、接続されていた両面ユニットとの通信が
確立しない場合、ユニットが外されたと判断するより
も、故障と判断する方が自然である。その場合、「片面
原稿→片面印字(刷)」を優先する旨記憶する動作は、
後述の処理群2の動作の一形態となる。
【0082】処理群2は両面ユニットの正常時と異常時
の動作に関するもので、ステップ1402またはステッ
プ1404に引き続いて、ステップ1408で両面ユニ
ットは正常かどうかを判断し、正常であれば、ステップ
1409で前回異常で、今回正常となった場合は、ステ
ップ1410で両面ユニットが正常であることを記憶
し、さらに、ステップ1411で「片面原稿→両面印字
(刷)」機能を優先する旨記憶する。前回も正常であれ
ば、何も処理しないで次ステップ(ステップ1414)
に進み、ユーザの設定に影響を与えない。一方、ステッ
プ1408の判断で両面ユニットが異常であれば、ステ
ップ1412で両面ユニットが異常であることを記憶
し、両面印刷を行うことができないので、ステップ14
13で「片面原稿→片面印字(刷)」機能を優先する旨
記憶し、次ステップに進む。
【0083】処理群3は記憶されている「片面原稿→両
面印字(刷)」機能を優先するか、「片面原稿→片面印
字(刷)」機能を優先するかを判断して省エネルギ動作
を設定する処理に関するもので、ステップ1414で、
「片面原稿→両面印字(刷)」機能が優先かどうかを判
断し、「片面原稿→両面印字(刷)」機能が優先であれ
ば、ステップ1415で「片面原稿→両面印字(刷)」
機能を設定し、ステップ1414で「片面原稿→両面印
字(刷)」機能が優先でなければ、ステップ1416で
「片面原稿→片面印字(刷)」機能を設定する。これに
より、両面ユニットを使用した省エネルギ動作が可能な
ときには、自動的に「片面原稿→両面印字」機能により
印刷が実行去れることになる。
【0084】8.用語の説明および定義 ここで、各実施形態で共通に使用される用語について説
明を加えておくとともに、これらの用語についての定義
を明確にしておく。
【0085】・〔画像読み取り装置〕〔画像読み取り
部〕 デジタルPPCで用いられる「画像読み取り装置」は光
源を原稿に照射し、その反射光を「固体作像素子=CC
D」で電気信号に変換し、「必要な画像処理」を行う機
能を持った装置が使用されている。
【0086】ここで、「必要な画像処理」とは、 量子化:CCDで電気信号に変換されたアナログデータ
を2値あるいは多値データに変換する処理。
【0087】シェーディング補正:原稿を照射する光源
の照射ムラや、CCDの感度ばらつきを補正する処理。
【0088】MTF補正:光学系によるボケを補正する
処理。
【0089】変倍処理:画像の読み取り密度を変化さ
せ、読みとった画像データを用いてデータ補間する処
理。
【0090】等の処理を示す。
【0091】・〔画像形成装置〕〔画像書き込み部〕 デジタルPPCで用いられる「画像形成装置」または
「画像書き込み部」は、電気信号で送られた画像イメー
ジを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段
により普通紙、感熱紙などに形成する装置である。
【0092】・〔画像データ〕 前述の「画像読み取り装置」で変換された画像の電気信
号、「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、お
よび、画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめ
て「画像データ」と表現する。
【0093】・〔制御信号〕〔コマンド〕 「ビデオ信号」を「画像読み取り装置」、「画像形成装
置」、「アプリケーション」間でやりとりするために
は、装置間で情報を伝達し合う必要がある。この手段を
「制御信号」または「コマンド」発行と表現する。
【0094】・〔拡張機能〕 ・〔アプリケーション(アプリと略す)〕 ・〔メモリ機能〕〔メモリユニット〕 デジタルPPCの大きな特徴に、画像を電気信号に変換
して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元する。こ
のとき読みとった電気信号を様々に変化、伝達する手段
を持つことによって、従来のアナログPPC以外の分野
に応用可能となる。FAX、ページプリンタ、スキャ
ナ、ファイルシステムなどの機能を実現できるほか、最
近では、PPC機能の実行時においても、読みとった画
像データを一旦、DRAMなどの記憶装置に記憶させ、
必要に応じて画像データを読み出すことによって、複数
の複写時には1スキャンで複数プリントを実行したり、
あるいは、複数の原稿を1枚の転写紙にプリントする機
能(=以下メモリ機能)等も実現されている。これらの
デジタルPPCシステムによって実現できる機能を「拡
張機能」あるいは「アプリ」と表現する。
【0095】なお、本発明においては、メモリユニット
はネットワーク上にある機械間の画像データ転送時の緩
衝手段としても利用している。
【0096】・〔システムコントローラ〕「システム」 複写モードを実行する上で、画像書き込み部で画像形成
するために、紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常
状態や給紙カセット状態(紙の有無など)等の機内監
視、および、画像読み取り部で画像を読みとるためにス
キャナ動作や光源のON/OFFなどを制御するコント
ローラを総称して「システムコントローラ」と表現す
る。
【0097】さらに、最近のデジタルPPCでは拡張機
能を1つ搭載するのみではなく複数アプリを同時搭載す
るようになってきた。このように、1つの資源を共有す
るデジタルPPCを「システム」と表現し、このシステ
ムを制御するコントローラを「システムコントローラ」
と表現する場合もある。
【0098】・〔資源〕〔リソース〕 複数のアプリから共有される機能ユニット単位を「資
源」、「リソース」と表現する。前述の「システムコン
トローラ」は、このリソース単位でシステム制御を行っ
ている。本実施形態のデジタルPPCで管理している資
源は「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作
部」、「メモリ」、「周辺機(=ADF、ソーター、自
動両面ユニットなど)」などがある。
【0099】・〔利用者制限〕特に電子写真プロセスを
使用しているPPCは、消費量が多いため、無制限に使
用を許可したくない場合がある。このとき、「利用者」
を特定、限定、管理するために、「コインラック」、
「キーカウンター」、「キーカード」、「プリペードカ
ード」、等の「利用者制限機器」や「暗証コード」等を
使用する。
【0100】・〔ウィークリータイマ〕各曜日ごとに設
定されたON/OFF時間にあわせ電源をON/OFF
する機能。この機能のために時計モジュールを時刻合わ
せするための操作と各曜日ごとにON/OFF時間を設
定する操作が必要である。
【0101】・〔予熱〕定着温度を一定温度(たとえば
10℃)下げて制御し、操作部表示を消すことにより、
消費電力を節約するモードである。このモードの設定
は、操作部でのキー入力や、機械設定によっては動作お
よび操作が無くなってから一定時間後に自動的に設定さ
れる。このモード解除は、操作部でのキー入力や、機械
設定によって人体検知センサにより機械の前に人が立っ
たことを検出したときに解除される。
【0102】・〔CSS〕(あるいは〔遠隔診断システ
ム〕、〔画像形成装置管理システム〕) 図15は、画像形成装置管理システムの構成を示してい
る。サービス拠点に設置されている管理装置1501と
ユーザの元に設置されているPPC等の機器1502〜
1506とを公衆回線網1507を介して接続してい
る。ユーザ側には管理装置との通信を制御するための通
信コントロール装置1508,1509が設置されてお
り、ユーザ元のPPC1502〜1506はこの通信コ
ントロール装置1508,1509に接続されている。
通信コントロール装置1508,1509には、電話機
1510やファクシミリ1511が接続可能になってお
り、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能にな
っている。通信コントロール装置1508,1509に
は、複数のPPCが接続可能になっているが、もちろん
単数の場合もある。これらのPPCは同型のものである
必要はなく異なる機種でもかまわず、PPC以外の機器
でもかまわない。
【0103】ここでは説明の便宜上、1台の通信コント
ロール装置には最大5台のPPCが接続可能であるとす
る。通信コントロール装置と複数のPPCはRS−48
5規格によりマルチドロップ接続されている。通信コン
トロール装置と各PPC間の通信制御は基本型データ伝
送制御手順により行われる。通信コントロール装置を制
御局としたセントラライズド制御のポーリング/セレク
ティング方式でデータリンクの確立を行うことにより、
任意のPPCとの通信が可能になっている。各PPCは
アドレス設定スイッチによって固有の値を設定できるよ
うになっており、これによって各PPCのポーリングア
ドレス、セレクティングアドレスが決定される。
【0104】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、請求
項1記載の発明によれば、転写紙の両面に印刷する両面
印刷手段と、前記読み取り手段によって読み取られた複
数の画像を集約する集約手段と、片面原稿から両面印刷
を行う両面印刷機能を優先的に選択する選択手段と、前
記集約手段によって複数の画像が集約されたときには、
前記選択手段によって選択された両面印刷機能を解除す
る制御手段とを備えているので、片面原稿から両面印刷
を行う機能と省エネルギ(省資源)的に同等あるいは改
善されると判断される主機能に関しては、片面原稿から
両面印刷を行う機能を解除することなく設定することが
でき、その結果、操作性の改善と省エネルギ(省資源
化)とを促進することができる。
【0105】請求項2記載の発明によれば、転写紙の両
面に印刷する両面印刷手段と、前記読み取り手段によっ
て読み取られた複数の画像を集約する集約手段と、この
集約手段によって複数の画像が集約されたときには、集
約効果の高い機能を優先的に選択する機能選択手段とを
備えているので、主機能として集約機能が選択されたと
きに優先的に両面印刷集約機能を選択するように設定す
ることによって省エネルギ(省資源化)を促進すること
ができる。
【0106】請求項3記載の発明によれば、転写紙の両
面に印刷する両面印刷手段の接続の有無を検出する検出
手段と、この検出手段によって両面印刷手段が拡張機能
によって付加されたことを検出したとき、片面原稿から
両面印刷を行う機能を優先的に選択する両面印刷選択手
段とを備えているので、両面印刷機能を標準装備しない
画像形成装置が、市場に出荷された後、拡張機能として
付加された場合に、自動的に両面印刷機能を優先して選
択するように切り換えることによって省エネルギ(省資
源化)を促進することができる。
【0107】請求項4記載の発明によれば、転写紙の両
面に印刷する両面印刷手段の接続の有無を検出する検出
手段と、この検出手段によって両面印刷手段が新規に接
続されたことを検出したとき、片面原稿から両面印刷を
行う機能に優先的に切り換える切り換え手段とを備えて
いるので、ユーザ意図に合った操作を可能として操作性
を改善することができる。
【0108】請求項5記載の発明によれば、両面印刷手
段の異常を検出する異常検出手段と、この異常検出手段
によって両面印刷手段の異常を検出したときには、片面
印刷を行う片面印刷機能を優先的に選択する片面印刷選
択手段とをさらに設けているので、新規に両面印刷機能
を付加した場合には、両面印字機能を優先して選択する
ように切り換え、ユーザが敢えて片面印字を優先するよ
うに設定し直した時は、両面印字機能を優先させないよ
うにしてユーザ意図に合った操作を可能として操作性を
改善することができる。
【0109】請求項6記載の発明によれば、両面印刷手
段の異常の修復を検出する異常修復検出手段と、片面印
刷機能と両面印刷機能のいずれを優先するかを切り換え
る優先印刷切り換え手段と、前記異常修復検出手段によ
って前記両面印刷手段の異常が修復されたことを検出し
たとき、異常検出前に前記優先印刷切り換え手段によっ
て選択されていた優先印刷機能による印刷状態に復帰さ
せる制御手段とを備えているので、両面印刷機能の異常
が復帰した場合には、異常が生じる前の設定に復帰させ
てユーザの意図しない設定となることを防止し、もって
操作性の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】操作部を示す平面図である。
【図3】操作部の液晶タッチパネルの表示例を示す図で
ある。
【図4】画像形成装置のシステムのハード構成を示すブ
ロック図である。
【図5】ネットワークコピーのシステム構成を示す説明
図である。
【図6】ネットワークのハード構成を示すブロック図で
ある。
【図7】ソフトウエアの概念図である。
【図8】画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】図8におけるメモリコントローラと画像メモリ
の構成を示すブロック図である。
【図10】セレクタにおける1ページ分の画像信号を示
すタイムチャートである。
【図11】連結コピーシステムの構成の一例を示すブロ
ックである。
【図12】集約機能と分散機能の設定の処理手順を示す
フローチャートである。
【図13】集約コピーを実行させるときの操作画面例を
示す図である。
【図14】両面ユニットの接続の有無と接続された両面
ユニットの正常、異常に応じた処理手順例を示すフロー
チャートである。
【図15】画像形成装置管理システムのシステム構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 8,9,10 トレイ 11,12,13 給紙装置 14 縦搬送ユニット 15 感光体 16 搬送ベルト 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 20 画像形成ユニット 30 操作部 50 読み取りユニット 54 CCD 57 書き込みユニット 64 セレクタ 65 メモリコントローラ 66 画像メモリ 67 I/Oポート 68 CPU 69 ROM 70 RAM 100 フィニッシャ 101 入力データセレクタ 102 画像合成部 103 1次圧縮/伸長部 104 出力データセレクタ 105 2次圧縮/伸長部 106 1次記憶装置 107 2次記憶装置 111 両面給紙ユニット 112 分岐爪 401 画像読み取り部 402 画像書き込み部 403 システムコントローラ 404 メモリユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読み取り手段と、読み取
    られた画像を転写紙上に形成する印刷手段とを備えた画
    像形成装置において、 転写紙の両面に印刷する両面印刷手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた複数の画像を集
    約する集約手段と、 片面原稿から両面印刷を行う両面印刷機能を優先的に選
    択する選択手段と、 前記集約手段によって複数の画像が集約されたときに
    は、前記選択手段によって選択された両面印刷機能を解
    除する制御手段と、を備えていることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取る読み取り手段と、読み取
    られた画像を転写紙上に形成する印刷手段とを備えた画
    像形成装置において、 転写紙の両面に印刷する両面印刷手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた複数の画像を集
    約する集約手段と、 この集約手段によって複数の画像が集約されたときに
    は、集約効果の高い機能を優先的に選択する機能選択手
    段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る読み取り手段と、読み取
    られた画像を転写紙上に形成する印刷手段とを備えた画
    像形成装置において、 転写紙の両面に印刷する両面印刷手段の接続の有無を検
    出する検出手段と、 この検出手段によって両面印刷手段が拡張機能によって
    付加されたことを検出したとき、片面原稿から両面印刷
    を行う機能を優先的に選択する両面印刷選択手段と、を
    備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取る読み取り手段と、読み取
    られた画像を転写紙上に形成する印刷手段とを備えた画
    像形成装置において、 転写紙の両面に印刷する両面印刷手段の接続の有無を検
    出する検出手段と、 この検出手段によって両面印刷手段が新規に接続された
    ことを検出したとき、片面原稿から両面印刷を行う機能
    に優先的に切り換える切り換え手段と、を備えているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記両面印刷手段の異常を検出する異常
    検出手段と、 この異常検出手段によって両面印刷手段の異常を検出し
    たときには、片面印刷を行う片面印刷機能を優先的に選
    択する片面印刷選択手段と、をさらに備えていることを
    特徴とする請求項3または4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記両面印刷手段の異常の修復を検出す
    る異常修復検出手段と、 片面印刷機能と両面印刷機能のいずれを優先するかを切
    り換える優先印刷切り換え手段と、 前記異常修復検出手段によって前記両面印刷手段の異常
    が修復されたことを検出したとき、異常検出前に前記優
    先印刷切り換え手段によって選択されていた優先印刷機
    能による印刷状態に復帰させる制御手段と、をさらに備
    えていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
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