JPH1152865A - ストレッチラベル - Google Patents

ストレッチラベル

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JPH1152865A
JPH1152865A JP9214753A JP21475397A JPH1152865A JP H1152865 A JPH1152865 A JP H1152865A JP 9214753 A JP9214753 A JP 9214753A JP 21475397 A JP21475397 A JP 21475397A JP H1152865 A JPH1152865 A JP H1152865A
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JP
Japan
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weight
parts
stretch label
ethylene
stretch
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Pending
Application number
JP9214753A
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English (en)
Inventor
Masami Nakano
正己 中野
Rintarou Tsuruta
凛太郎 鶴田
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性が優れ、印刷インキの接着性とラベル
同士の滑り性に優れるストレッチラベルを提供する。 【解決手段】 メタロセン化合物を主成分とする触媒を
用いて重合された、オクテン単位を3〜10重量%含有
するエチレン−オクテン共重合体樹脂100重量部、不
飽和2重結合を有する高級脂肪酸のアミド化合物0.0
1〜0.1重量部、及び平均粒径が1〜10μmの架橋
ポリメチルメタアクリレート系樹脂ビーズ0.05〜
0.3重量部を含み、厚みが40〜200μm、ヘイズ
が5%以下であることを特徴とするストレッチラベル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレッチラベル
に関する。詳しくは、特定のエチレン−ヘキセン共重合
体樹脂に特定量の滑剤及びアンチブロッチング剤が添加
された、透明性に優れ、且つ印刷インキの接着性とラベ
ル同士の滑り性に優れるストレッチラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】ストレッチラベルは、ポリエチレンテレ
フタレート(以下、PETという)等の樹脂製ボトルの
側面をストレッチ包装する際に使用される。通常、スト
レッチラベルは、フィルム製膜した後工程として、被包
装物の商品価値を高めるために、その裏面に商標、図
柄、被包装物名、包装量等の被包装物に関する情報を印
刷し、筒状になるように原反の両端を接着加工し、更に
所定の長さに切断し、専用の包装機でボトルに装着され
る。
【0003】従来、これらのストレッチラベルには、酢
酸ビニルの含有量が1〜6重量%であるエチレン−酢酸
ビニル共重合体から製造されたストレッチフィルムが使
用されてきた。例えば、特開平7−191606号公報
には、印刷層が設けられた自己伸縮性を有する筒状のス
トレッチフィルムより形成され、且つ、容器に外嵌装着
されるストレッチラベルにおいて、前記ストレッチフィ
ルムを70℃以上に加熱した場合に、容器に対して上下
方向に収縮するストレッチフィルムから形成されたこと
を特徴とするストレッチラベルが開示されている。そし
て、該ストレッチラベルに用いるストレッチフィルムと
して、酢酸ビニルの含有量が1〜6重量%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体フィルムが好ましいことが記載
されている。
【0004】しかし、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(以下、EVAという)から製造されたストレッチフィ
ルムは透明性が悪い欠点がある。そのため、透明タイプ
のストレッチラベルである場合、被包装物がクリアーに
視認できず、見た目が悪いと言う問題がある。又、その
裏面に印刷を施して商標、包装量、図柄等の被包装物に
関する情報等を表示する場合、印刷内容、色彩等が鮮や
かとならず、表側から鮮やかに視認できないという問題
がある。このように、ストレッチラベルの透明性は、被
包装物の商品価値を維持する上で極めて重要な特性とな
っている。
【0005】また、ストレッチラベルがボトルに装着さ
れた後、そのボトル内に飲料水を充填し、最終消費者に
搬送提供される。それらの工程間でボトル同士の擦れあ
いが発生するため、ストレッチラベル外側のフィルム同
士の滑り性が重要となる。滑り性が無い場合はフィルム
にしわやきずが発生したり、フィルムが破れたり、ラベ
ルのずれが発生したり、またボトルが所定の搬送を行わ
ない場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、ストレッチ性に関しては従来のEVA製等の
ものと同等に維持し、透明性が優れ、且つ、印刷インキ
の接着性とラベル同士の滑り性に優れるストレッチラベ
ルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、メタロセン化合物を主
成分とする触媒を用いて重合された、特定の組成のエチ
レン−ヘキセン共重合体樹脂に対し、特定量の滑剤及び
アンチブロッチング剤が添加されたストレッチラベル
が、透明性に優れ、且つ印刷インキの接着性とラベル同
士の滑り性に優れることを見出し、本発明に至った。
【0008】即ち、本発明は、メタロセン化合物を主成
分とする触媒を用いて重合された、ヘキセン単位を4〜
15重量%含有するエチレン−ヘキセン共重合体樹脂1
00重量部、不飽和2重結合を有する高級脂肪酸のアミ
ド化合物0.01〜0.1重量部、及び平均粒径が1〜
10μmの架橋ポリメチルメタアクリレート系樹脂ビー
ズ0.05〜0.3重量部を含み、厚みが40〜200
μm、ヘイズが5%以下であることを特徴とするストレ
ッチラベルである。
【0009】本発明のストレッチラベルの特徴は、用い
る樹脂が、メタロセン化合物を主成分とする触媒を用い
て重合された、ヘキセン単位を4〜15重量%含有する
エチレン−ヘキセン共重合体樹脂である点にある。第2
の特徴は、滑剤として不飽和2重結合を有する高級脂肪
酸のアミド化合物、アンチブロッチング剤として特定の
平均粒径を有する架橋ポリメチルメタアクリレート系樹
脂ビーズを用い、且つ、それらの特定量を併用すること
にある。上記構成を有するストレッチラベルの内、特
に、ヘイズが5%以下で透明性に優れるものに限定する
ものである。
【0010】かかる構成を有する本発明のストレッチラ
ベルは、ストレッチ性(残留伸率)については従来の物
と同等の性質を有し、しかも優れた透明性、印刷インキ
の接着性及びラベル同士の滑り性を有する。そのため、
PET等の樹脂製ボトル用のストレッチラベルとして、
極めて有用に使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明のストレッチラベルは、特定のエチレン−
ヘキセン共重合体樹脂に対し、滑剤として、不飽和2重
結合を有する高級脂肪酸のアミド化合物、及び特定の平
均粒径を有する架橋ポリメチルメタアクリレート系樹脂
ビーズをそれぞれ特定量併用して添加し、例えば、押出
機等を用いてフィルム状に成形し、適宜所望する寸法に
裁断した後、フィルムの両端をヒートシール等により接
合して被包装物の外径に見合う径と幅を有する円筒状物
に加工することにより製造される。
【0012】本発明に使用するエチレン−ヘキセン共重
合体樹脂は、メタロセン化合物を主成分とする触媒を用
いて重合されたものである。具体的には、エチレン−ヘ
キセン共重合体樹脂を製造する際に用いるヘキセンの種
類は特に限定されることはないが、1−ヘキセン、2−
ヘキセン、3−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンを
用いることができる。またこれらの混合物でもよい。ヘ
キセンの中でも1−ヘキセンが好ましい。また、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと略
する)で測定した分子量分布指数、すなわち、重量平均
分子量(以下、Mwと略する)と数平均分子量(以下、
Mnと略する)の比であるMw/Mnは、得られるスト
レッチラベルに充分な滑り性、機械的強度、適度の柔軟
性、透明性等を付与するために、2.5以下であること
が好ましい。
【0013】本発明に使用するエチレン−ヘキセン共重
合体樹脂は、従来からのチーグラー系化合物を主成分と
する触媒を用いて重合された共重合体樹脂から製造され
たストレッチラベルと比較して滑り性、機械的強度、透
明性等に優れ、ストレッチラベルに非常に適している。
【0014】本発明に使用するエチレン−ヘキセン共重
合体を製造する触媒としては、米国特許第5,278,
272号公報に記載されているような、メタロセン化合
物を主成分とする触媒を挙げることができ、該触媒を用
いて重合されたエチレン−ヘキセン共重合体が好まし
い。これらの市販品として、例えば、三井石油化学工業
(株)製、商品名:エボリューSP1540、SP20
40等が挙げられる。
【0015】本発明に使用するエチレン−ヘキセン共重
合体樹脂中のヘキセン単位は、4〜15重量%が好まし
い。ヘキセン単位の含有量が4重量%未満であると、得
られるストレッチラベルの残留伸率が高くなり、ストレ
ッチ性が不十分であるので好ましくない。また、15重
量%を超えると、得られるストレッチラベルの機械的強
度が弱く、また、静摩擦係数が大きくなり、ラベル同士
が滑り難くなる問題がある。
【0016】本発明に使用するエチレン−ヘキセン共重
合体の密度は、0.900〜0.925g/cm3が好
ましい。密度が0.900g/cm3未満であると、得
られるストレッチラベルの機械的強度が弱く、またラベ
ル同士が滑り難く問題がある。また、0.925g/c
3を超えると、得られるストレッチラベルのストレッ
チ性が不十分であるので好ましくない。
【0017】本発明に使用する滑剤及びアンチブロッキ
ング剤は併用することを必須とする。滑剤としては、不
飽和2重結合を持った高級脂肪酸のアミド化合物であ
り、好ましくは、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、
リノレン酸アミド等が挙げられる。添加量としては、樹
脂100重量部に対し、0.01〜0.1重量部であ
る。0.01重量部未満では、ラベル同士の滑り性が不
足し、0.1重量部を超えると、透明性、後工程の印刷
性、接着性に悪影響を及ぼす。
【0018】高級脂肪酸のアミド化合物の製造方法は、
公知の製造方法でよく、例えば、高級脂肪酸にアンモニ
アを反応させるアンモニウム塩脱水法等が挙げられる。
これらの高級脂肪酸のアマイド化合物の商品例として
は、例えば、日本精化(株)製、商品名:ニュートロン
−S(エルカ酸アミド),ニュートロン−P(オレイン
酸アミド)等が挙げられる。
【0019】本発明に使用するアンチブロッキング剤と
しては、平均粒径が1〜10μmの架橋ポリメチルメタ
アクリレート系樹脂ビーズが挙げられる。主な成分がポ
リメチルメタアクリレートであればよく、例えば、ポリ
メチルアクリレート、ポリエチルアクリレート、ポリエ
チルメタアクリレート、ポリブチルメタアクリレート等
の他の成分を含んでもよい。許容範囲は0.1〜49重
量%程度である。
【0020】一般的に、アンチブロッキング剤としては
上記樹脂ビーズ以外にポリスチレン系、ポリアミド系、
シリコン系、無機微粒子系が挙げられるが、ポリメチル
メタアクリレート樹脂ビーズに比較して、得られるラベ
ルの透明性、ラベル同士の滑り性、及び表面状態に問題
がある。
【0021】また、たとえ架橋ポリメチルメタアクリレ
ート系樹脂ビーズであっても、平均粒径が1μm未満で
あると、静摩擦係数が大きくなり、ラベルム同士の滑り
性が不足し、平均粒径が10μmを超えると、透明性及
び表面状態に悪影響を及ぼす。添加量としては、樹脂1
00重量部に対し、0.05〜0.3重量部である。
0.05重量部未満ではラベル同士の滑り性が不足し、
0.3重量部を超えると透明性及び表面状態に悪影響を
及ぼす。
【0022】架橋ポリメチルメタアクリレート系樹脂ビ
ーズの製造方法は、乳化重合法、分散重合法、縣濁重合
法等、公知の製造方法でよい。また、これらのうちのい
ずれかの重合法によって得られた樹脂ビーズを核として
再度重合を実施して、目的の粒子径を有する粒子を得
る、所謂シード重合法によって実施してもよい。この
時、核となる粒子の重合法と後半の重合法の重合手段は
同じでもよく、異なっても構わない。架橋ポリメチルメ
タアクリレート系樹脂ビーズの商品例としては、例え
ば、(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
1、1002、1006等が挙げられる。
【0023】本発明のストレッチラベルには、必要に応
じて、エチレン−ヘキセン共重合体に対し、結晶核剤、
紫外線吸収剤、熱安定剤、顔料、染料等の添加剤を添加
してもよい。エチレン−ヘキセン共重合体と滑剤、アン
チブロッキング剤、及び上記添加剤を混合する方法は公
知の方法が適用される。例えば、エチレン−ヘキセン共
重合体に滑剤、アンチブロッキング剤、及び必要に応じ
て上記各種添加剤を加え、ヘンシエルミキサー、リボン
ブレンダー等の混合機により混合する方法が挙げられ
る。ストレッチフィルムを製造する方法も、公知の方法
が適用される。例えば、Tダイ等が装着された押出機等
を用いて、混練、溶融して、Tダイ等から押出し、キャ
スティングロール等で冷却、賦形する方法が挙げられ
る。押出機等で混練、溶融する温度は、通常、180〜
240℃程度である。またフィルムの表面処理として、
コロナ放電処理等が通常行われる。
【0024】本発明のストレッチラベルを製造する方法
として、上記ストレッチフィルムに後工程として、まず
印刷を施す。印刷する方法として公知の方法が適用され
る。例えば、グラビア印刷、フレキソ印刷等が挙げられ
る。通常、ボトルに接するフィルム面、いわゆる裏面印
刷(内面印刷)を行う。更に、上記で得られた印刷され
たストレッチフィルムを被包装ボトルの外周長を考慮し
た幅にスリットする。次いで、そのスリットフィルムの
幅方向の両端を重ね合わせて熱または接着剤でシール
し、筒状物に加工する。使用する際には、その筒状物を
ボトル等の被包装物の被包装部(直胴部)の長さに合わ
せて切断して、その筒状品の直径が大きくなるように内
側から力を加えて拡大し、筒状の一方の口からボトル等
の被包装物を挿入し、ラベルのストレッチ性を利用して
被包装物の外側に密着して装着する。
【0025】本発明のストレッチラベルのフィルム厚み
は特に制限はないが、40〜200μmが好ましい。更
に好ましくは70〜120μmである。フィルム厚みが
薄いとフィルムの機械強度が低下し問題である。フィル
ム厚みが厚いと透明性が低下し、またフィルムのコスト
が上昇し問題である。
【0026】また、本発明のストレッチラベルは、上記
のようにして製造されるが、優れた透明性を有し、ラベ
ル同士の滑り性が良好であることに特徴がある。特にヘ
イズが5%以下であることに特徴がある。そのため、フ
ィルム裏面に印刷等を施して商標、包装量、図柄等の被
包装物に関する情報等を表示する場合、印刷内容、色彩
等を鮮やかに表示でき、表側から鮮やかに視認できる利
点がある。
【0027】また、本発明のストレッチラベルはラベル
同士の滑り性が良好であることに特徴があるが、滑り性
が優れていることによりラベルにしわやきずの発生、ラ
ベルの破れ、ラベルのずれの発生、ボトルが所定の搬送
を行わない等のトラブルを防止できる。
【0028】本発明のストレッチラベルを装着するボト
ルは特に限定しないが、一般的にPETボトルを含むプ
ラスチックボトル、ガラス瓶、金属製ボトル等が挙げら
れる。
【0029】
【実施例】本発明をさらに詳細に説明するために以下に
実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。尚、実施例に示したヘイズ、残留伸率、ストレッ
チ性及び静摩擦係数は下記方法により測定した値であ
る。 (1)ヘイズ(%) JIS−K7105に規定される方法で測定する。ヘイ
ズが5%以下であるものを透明性良好、5%を超えるも
のを透明性不良と判定する。 (2)残留伸率(%) 引張試験機〔オリエンテック(株)製、形式:UTM−
4−100〕を用いて、23℃において、幅10mmの
試験片をチャック間距離100mm、引張速度500m
m/minでフィルムの長さ方向に30%延伸した後、
応力を開放する。そのときの引張方向の残留伸率を測定
する。 (3)ストレッチ性 前項(2)で測定した残留伸率が10%未満であるもの
をストレッチ性良好、10%以上であるものをストレッ
チ性不良と判定する。 (4)静摩擦係数 摩擦測定機〔(株)東洋精機製作所製:型式SN−S〕
を用いて、幅70mm、長さ200mmの試験フィルム
を下面に設置し、滑り片(幅63mm、長さ100m
m、加重1kg)の底面に同一の試験フィルム(幅70
mm、長さ200mm)を取り付ける。測定機を作動さ
せ滑り片が動き始めた時の角度(θ)を読み取り、ta
nθを静摩擦係数とし、フィルム滑り性の目安とした。
この値が小さいほどフィルム同士の滑り性が良い。静摩
擦係数が0.15未満であるものを滑り性良好、0.1
5以上であるものを滑り性不良と判定する。 (5)印刷インキの接着性 試料フィルムの片面にコロナ放電処理を施し、該面にイ
ンキ(大日本インキ化学工業(株)製、商品名:ユニビ
アA)を用いてグラビア印刷を行う。該印刷面に市販の
セロテープ〔ニチバン(株)製、商品名:セロテープ、
幅25mm〕を50mmの長さで貼付し、それを剥離す
る。判定基準は次の通り。接着性良好:試料フィルムか
らインキが剥離しないもの。接着性不良:試料フィルム
からインキが剥離してセロテープ側に付着したもの。
【0030】実施例1 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、メルトフローインデックス(荷重:216kg、1
90℃)(以下、MFIという):4g/10分、ヘキ
セン単位の含有量:10.5重量%、密度:0.915
g/cm3〕100重量部に対し、エルカ酸アミド0.
1重量部、平均粒径2μmの架橋ポリメチルメタアクリ
レート樹脂ビーズ〔(株)日本触媒製、商品名:エポス
ターMA1002〕0.2重量部を添加し、押出機で2
20℃の設定温度で製膜し、片面にコロナ放電処理を施
し、厚さ100μmのストレッチフィルムを作成した。
このフィルムのヘイズ、残留伸率、ストレッチ性、静摩
擦係数及び印刷インキの接着性を上記方法により測定し
た。得られた結果を〔表1〕に示す。得られたストレッ
チフィルムを幅252mmにスリットし、その片面に印
刷を施し、更にその幅方向の両端を重ねて160℃にお
いてヒートシールして筒状に加工した。それを切断し
て、外周長さ240mm、厚さ100μm、幅120m
mのPETボトル用ストレッチラベルを得た。
【0031】比較例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体〔東ソー(株)製、商品
名:ウルトラセン3A077X、MFI:2g/10
分、酢酸ビニル含量:6重量%、密度:0.927g/
cm3〕をエチレン−ヘキセン共重合体に代えて用いた
以外、実施例1と同様にしてPETボトル用ストレッチ
ラベルを得た。得られた結果を〔表1〕に示す。透明性
が良くなかった。
【0032】比較例2 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、ウルトゼックス1523L、チーグラー触媒品、M
FI:2g/10分、オクテン単位の含有量:13重量
%、密度:0.915g/cm3〕を用いた以外、実施
例1と同様にしてPETボトル用ストレッチラベルを得
た。得られた結果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑
り性が良くなかった。
【0033】実施例2 エチレン−ヘキセン共重合体〔メタロセン触媒品、MF
I:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:6重量%、
密度:0.920g/cm3〕を用いた以外、実施例1
と同様にしてPETボトル用ストレッチラベルを得た。
得られた結果を〔表1〕に示す。
【0034】比較例3 エチレン−ヘキセン共重合体〔メタロセン触媒品、MF
I:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:2重量%、
密度:0.93g/cm3〕を用いた以外、実施例1と
同様にしてPETボトル用ストレッチラベルを得た。得
られた結果を〔表1〕に示す。ストレッチ性、透明性が
良くなかった。
【0035】比較例4 エチレン−ヘキセン共重合体〔メタロセン触媒品、MF
I:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:17重量
%、密度:0.89g/cm3〕を用いた以外、実施例
1と同様にしてPETボトル用ストレッチラベルを得
た。得られた結果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑
り性が良くなかった。
【0036】実施例3 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対しオレイン酸アミド0.1重量部、平均粒径2
μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。
【0037】比較例5 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、ステアリン酸アミド:0.1重量部、平均
粒径2μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビー
ズ〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑り性が良くなか
った。
【0038】比較例6 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、オレイン酸エチレンビスアミド:0.1重
量部、平均粒径2μmの架橋ポリメチルメタアクリレー
ト樹脂ビーズ〔(株)日本触媒製、商品名:エポスター
MA1002〕0.2重量部を添加した以外、実施例1
と同様にしてPETボトル用ストレッチラベルを得た。
得られた結果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑り性
が良くなかった。
【0039】比較例7 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド:0.3重量部、平均粒径
2μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。印刷状態が良くなかった。
【0040】比較例8 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径
0.5μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビー
ズ0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にして
PETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結果
を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑り性が良くなかっ
た。
【0041】実施例4 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径9
μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA101
0〕:0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様に
してPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた
結果を〔表1〕に示す。
【0042】比較例9 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径1
3μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA101
3〕0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。透明性が良くなかった。
【0043】比較例10 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径2
μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.5重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。透明性が良くなかった。
【0044】比較例11 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径1
μmの架橋ポリスチレン樹脂ビーズ〔三井東圧化学
(株)製、商品名:ミューティクルPP600〕0.2
重量部を添加した以外、実施例1と同様にしてPETボ
トル用ストレッチラベルを得た。得られた結果を〔表
1〕に示す。透明性が良くなく、フィルム同士の滑り性
も良くなかった。
【0045】比較例12 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径3
μmのシリカ粒子〔富士シリシア化学(株)製、商品
名:サイシリア730〕0.2重量部を添加した以外、
実施例1と同様にしてPETボトル用ストレッチラベル
を得た。得られた結果を〔表1〕に示す。透明性が良く
なかった。
【0046】比較例13 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径2
μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.2重量部を添加し、厚さ250μmのストレッ
チフィルムを作成し、実施例1と同様にしてPETボト
ル用ストレッチラベルを得た。得られた結果を〔表1〕
に示す。透明性が良くなかった。
【0047】比較例14 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.005重量部、平均粒
径2μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.2重量部を添加した以外、実施例1と同様にし
てPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた結
果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑り性が良くなか
った。
【0048】比較例15 エチレン−ヘキセン共重合体〔三井石油化学工業(株)
製、商品名:エボリューSP1540、メタロセン触媒
品、MFI:4g/10分、ヘキセン単位の含有量:1
0.5重量%、密度:0.915g/cm3〕100重
量部に対し、エルカ酸アミド0.1重量部、平均粒径2
μmの架橋ポリメチルメタアクリレート樹脂ビーズ
〔(株)日本触媒製、商品名:エポスターMA100
2〕0.01重量部を添加した以外、実施例1と同様に
してPETボトル用ストレッチラベルを得た。得られた
結果を〔表1〕に示す。フィルム同士の滑り性が良くな
かった。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明のストレッチラベルは、優れた透
明性及び印刷インキの接着性を有する。そのため、その
裏面に印刷等を施して商標、包装量、図柄等の被包装物
に関する情報等を表示する場合、印刷内容、色彩等が鮮
やかとなり、表側から鮮やかに視認できる利点がある。
また、滑り性が優れていることにより、ラベルにしわや
きずの発生、ラベルの破れ、ラベルのずれの発生、ボト
ルが所定の搬送を行わない等のトラブルを防止すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 33:12)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタロセン化合物を主成分とする触媒を
    用いて重合された、ヘキセン単位を4〜15重量%含有
    するエチレン−ヘキセン共重合体樹脂100重量部、不
    飽和2重結合を有する高級脂肪酸のアミド化合物0.0
    1〜0.1重量部、及び平均粒径が1〜10μmの架橋
    ポリメチルメタアクリレート系樹脂ビーズ0.05〜
    0.3重量部を含み、厚みが40〜200μm、ヘイズ
    が5%以下であることを特徴とするストレッチラベル。
  2. 【請求項2】 不飽和2重結合を有する高級脂肪酸のア
    ミド化合物が、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド及び
    リノレン酸アミドから選ばれた少なくとも1種の化合物
    であることを特徴とする請求項1記載のストレッチラベ
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020556A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Japan Polychem Corp フイルム用ポリエチレン系樹脂組成物及びそれを成形して成るフイルム
JP2014194477A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fuji Seal International Inc 筒状ストレッチラベル及びラベル付き容器
JP2016190449A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ポリプラスチックス株式会社 深絞り成形品

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JP2014194477A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fuji Seal International Inc 筒状ストレッチラベル及びラベル付き容器
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