JPH1153428A - 業務支援用情報端末装置 - Google Patents

業務支援用情報端末装置

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JPH1153428A
JPH1153428A JP20500397A JP20500397A JPH1153428A JP H1153428 A JPH1153428 A JP H1153428A JP 20500397 A JP20500397 A JP 20500397A JP 20500397 A JP20500397 A JP 20500397A JP H1153428 A JPH1153428 A JP H1153428A
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JP20500397A
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Keiji Goto
啓二 後藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の取引額といったような顧客データに応
じた適正な納価、また値引きが可能な金額以上の値引き
による損失を発生しない適正な納価の決定を支援する業
務支援用情報端末装置の提供。 【解決手段】 顧客のランク及び商品の種類に応じた納
価を「納価(右欄)」に表示し、値引きが可能な、原価
からの値引き率を「販促条件(右欄)」に表示し、納価
から値引きした値引き納価が「納価(左欄)」に入力さ
れると、入力された値引き納価に基づき、「納価(右
欄)」からの値引き率を算出し、算出結果を下段の「値
引率」の欄に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセールス業
務に使用するPDA (パーソナル・デジタル・アシスタン
ト:携帯型情報機器)のような業務用情報端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】PDA の普及によって、例えば、客先に出
向いて取引を行う営業業務では、顧客データ、商品デー
タ、スケジュール、住所録、カレンダー等の多様なデジ
タル情報をPDA に取り込んでおき、外出時にPDA から多
様な情報を簡単に取り出すことができる。セールスマン
は多様な情報の中から項目を指定して必要な情報を取り
出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商取引で
は、取引額が少ない顧客より、取引額が多い顧客に安い
価格で商品を提供することが習慣になっている。しか
し、得意先が多数の場合、多様な情報を記憶している上
述のようなPDA を携帯していても、得意先の目前でその
得意先の過去の取引額がどれくらいであったのか、また
他の得意先に比べてその取引額が高いのか安いのかとい
ったデータをPDA から取り出して納価を提示していたの
では商談がスムーズに運ばない。
【0004】さらに、得意先の取引額のデータが判明し
ても、例えば袋入りのスナック菓子と贈答用菓子といっ
たように、商品の種類によって利益率が異なるので損失
を発生させない納価を即座に提示することは、特に、熟
練していないセールスマンにとって困難である。
【0005】また販促商品のように、仕入れ価格の何%
かのマージンを得ている商品の場合、納価をマージン相
当分、値引きしても元の納価で得られた利益と同じ利益
が得られる。しかし、このパーセンテージは原価に基づ
くパーセンテージであるので、原価より高い納価を同一
のパーセンテージで値引きした場合、値引き額がマージ
ン分を超えてしまうので元の納価で得られる利益が減少
する。以上のように、多数の要素を加味して納価を決定
しなければならない場合、熟練したセールスマンでも適
正な納価を即座に提示することはほとんど不可能であ
る。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、過去の取引額といったような
顧客データから、顧客データに応じた納価を表示し、ま
た値引きした納価からその値引き率を、又は値引きが可
能な値引き率から値引きが可能な金額を算出して表示
し、さらに顧客データに応じた納価を値引きした値引き
納価から値引き額を算出して表示することにより、過去
の取引額といったような顧客データに応じた適正な納
価、また値引きが可能な金額以上の値引きによる損失を
発生しない適正な納価の決定を支援する業務支援用情報
端末装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の業務支援用情
報端末装置は、客先で行う業務に関連する情報を記憶し
ている業務支援用情報端末装置において、顧客のデータ
を入力する手段と、商品に応じた、顧客のデータに基づ
く納価を求める手段と、該納価を表示する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】第1発明では、例えば顧客の過去の取引額
に応じたランクのような顧客のデータを入力しておき、
顧客のデータに基づき、商品の種類に応じて複数個設定
されている納価の中から選択したり、顧客のデータに応
じた係数を原価に乗じて算出する等によって商品に応じ
た納価を求め、この納価を表示する。従って、ユーザ
は、業務の熟練度とは無関係に、商品の種類、顧客のラ
ンクに応じた適正な納価を決定できる。
【0009】第2発明の業務支援用情報端末装置は、第
1発明に加えて、商品の原価を入力する手段と、値引き
が可能な、原価からの値引き率を入力する手段と、該値
引き率を表示する手段と、前記納価から値引きした値引
き納価を入力する手段と、入力された値引き納価に基づ
き、前記納価からの値引き率を算出する手段と、該手段
の算出結果を表示する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】第2発明では、例えば販促商品のように、
仕入れ価格から何%かをマージンとして得ており、顧客
のデータに基づいて求めた納価から値引きしても値引き
前と同じ利益が得られる値引き率、即ち、原価からの値
引き率がわかっている商品の場合、値引き納価を表示す
るとともに、顧客のデータに基づいて求めた納価から値
引きした値引き納価の値引き率を算出して表示する。従
って、ユーザは、両方の値引き率を比較することで、業
務の熟練度とは無関係に、当初の納価で得られる利益を
減少させない適正な納価を決定できる。
【0011】第3発明の業務支援用情報端末装置は、第
2発明に加えて、前記値引き率から値引きが可能な金額
を算出する手段と、該手段の算出結果を表示する手段
と、前記納価から値引きした値引き納価を入力する手段
と、入力された値引き納価に基づき、前記納価による発
注からの値引き額を算出する手段と、該手段の算出結果
を表示する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】第3発明では、原価からの値引き率から、
値引きが可能な金額を算出して表示し、また顧客のデー
タに基づいて求めた納価から値引きした値引き納価によ
って、当初の納価での発注からの値引き額を算出して表
示する。従って、両方の値引き額を比較することで、業
務の熟練度とは無関係に、当初の納価で得られる利益を
減少させない適正な納価を決定できる。
【0013】第4発明の業務支援用情報端末装置は、第
1乃至第3発明のいずれかに加えて、顧客が販売する場
合の売価を入力する手段と、入力された売価に基づいて
顧客の粗利益を算出する手段と、該手段の算出結果を表
示する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】第4発明では、顧客が商品を販売する場合
の売価を入力すると、顧客の粗利益が算出されて表示さ
れる。従って、ユーザは、業務の熟練度とは無関係に、
提案のできる営業を行うことができて、顧客との商談が
スムーズに運ぶ。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の業務支援用情報端
末装置の一形態としての、営業業務支援用PDA の外観斜
視図である。縦横の寸法が約18×22cm、厚さが約3cmの
本体1は、カラー液晶パネルの前面に、抵抗膜式のタッ
チパネルが設置された8インチのディスプレイ2を備え
ている。タッチペン3によってディスプレイ2が加圧さ
れると、加圧されたディスプレイ2上の位置の座標情報
が入力され、PDA はその位置の座標情報に基づいて、選
択されたデータを判別して次の画面、棚割、商品等の画
像を表示し、またその位置の座標情報に基づいてその位
置に描画データを出力する。
【0016】本体1の側面には、後述する記憶装置の1
つであるハードディスクカード、またデジタル情報を、
例えばホストコンピュータへ携帯電話で転送するための
デジタルデータ/ FAXカード、ISDN公衆回線で転送する
ための FAX/DATAモデムカード、LAN に接続するための
LAN カード、半導体ディスクカード等のPCカード用の2
個のカードスロット(図示省略)が設けられている。
【0017】本体1の側面には、その他、RS-232C イン
ターフェース、パラレルインターフェース、キーボード
/バーコードスキャナ用のPS/2インターフェース用のコ
ネクタが設けられている。またディスプレイ2の周縁に
は、電源スイッチ、バックライト用スイッチ、ディスプ
レイ2の明るさ調節スイッチ、スピーカ等が設けられて
いる。
【0018】本体1はCPU を内蔵しており、PDA は、プ
ログラムと、各種ユーティリティと、読み書きを行う各
種マスター・トランザクションデータとが格納されるフ
ラッシュROM 、主記憶装置である本体内蔵のDRAM、及び
棚割、商品紹介等の画像データ、手書きのメモ情報等が
格納される大容量のハードディスクの3つの記憶装置を
利用して動作する。なお、主記憶装置としてのDRAMは、
メインバッテリがなくなった場合でも、バックアップ用
サブバッテリで約24時間データが保存される。
【0019】次に、本発明に係る営業業務支援用PDA の
操作手順を図4乃至図23の画面表示例に基づいて説明す
る。セールスマン(以下、ユーザという)は、まず、LA
N を経由して、又は公衆回線を経由して、又はATA カー
ドを中間媒体として、ホストコンピュータから得意先マ
スタ、商品マスタ、納価決定サブマスタ(決着単価マス
タ及び値引きマスタ)、分類名マスタ、電話帳マスタ等
のマスタデータ、及び月間スケジュールデータ(当月及
び次月)、指示日報、得意先別2ヵ年売上分析データ等
の情報データをPDA へダウンロードする。なお、データ
のダウンロードは、例えば、変化するデータに関しては
データが変化する単位(日・週・月)に応じて毎日、毎
週、又は毎月行い、マスタデータのような固定的なデー
タは変更が発生する都度、行う。
【0020】得意先マスタには、得意先コード、代表者
名、住所、電話番号、ファクシミリ番号、配送ルート、
締日、締後サイト、経営姿勢、取引銀行、受注形態、配
送時間、配送日、特売日、定休日、集金日、入金区分、
成長性、安全性等のデータに加えて、成長性、安全性、
取引額、取引年数等の要素が考慮されて定められた各得
意先の得意先ランク(A〜C)が登録されている(図2
参照)。
【0021】商品マスタには、商品コード、JAN コー
ド、規格、メーカー、商品群コード、商品名、入り数、
ボール、店頭売価、定番区分、分類、販促分類、販促単
価、販促条件区分(%又は@個数)、販促条件、売り単
価1〜3(得意先ランクに応じた売り単価を適用できる
ように3種類までの単価設定ができる)、販促単価期
間、販促条件期間、返品不可区分、条件不可区分等の項
目に各商品のデータが登録されている(図3参照)。
【0022】図4は、電源投入直後に初期画面として表
示される基本メニューである。基本メニューには、情報
を取り出すべき得意先を選択する得意先選択画面(図
5)を表示させるための「得意先」、ユーザの得意先別
の2カ月間のスケジュール画面を表示させるための「ス
ケジュール」の他に、「掲示板」「電話帳」「オーダー
締発注」「発注確認」「カレンダー」「電卓」「通信」
「初期設定」「終了」の選択項目がある。
【0023】ユーザは、得意先を訪問する前に、得意先
での商談用にメモを書き込むことができる。例えば「○
○屋」の訪問に際してメモを書き込む場合、基本メニュ
ーから「得意先」を選択して得意先選択画面(図5)を
表示させ、「○○屋」を選択(「確定」)すると、「○
○屋」に対するメモが未だ書き込まれていなければ、得
意先業務メニューの画面(図6)が表示される。
【0024】ユーザが得意先業務メニューから「メモ」
を選択するとメモ画面(図7・本例ではメモ1とメモ2
の2画面が設けられている)が表示される。このとき、
メモ画面に書き込まれた内容が表示されるだけでなく、
ユーザはタッチペンを使用してメモを書き込むことがで
きる。また、「○○屋」に対するメモが既に書き込まれ
ていた場合は、得意先選択画面で「○○屋」を選択した
ときにメモ画面(図7)が表示されるので、メモ画面
(メモ1又はメモ2)にメモを書き込む。
【0025】また、基本メニューの画面(図4)で「ス
ケジュール」を選択すると、左欄の得意先別の1週間単
位の月間スケジュール画面(図8)が表示される。この
とき、当日を左端とする1週間分がデフォルト表示され
る。スケジュールの表示は、画面下のスクロールキーに
よって、1日単位、1週間単位で横方向にスクロールさ
れ、また1行単位で縦方向にスクロールされ、中央のキ
ー(□)によってデフォルト表示に戻る。スケジュール
欄の右側には得意先別の該当月の目標額と、昨日までの
実績額が表示される。
【0026】このスケジュール画面にスケジュールを入
力する場合は、該当する得意先のスケジュールを入力す
べき日付の欄をタッチペン3でタッチすると、スケジュ
ール登録用のポップアップウィンドウ(図9)が表示さ
れる。登録画面の上半部には、ホストコンピュータから
のダウンロードされた、得意先マスタのデータに基づい
て決められている該当日の予定項目(「集金日」「振込
日」「特売日」「電話確認」「商談予定」「定休日」等
にチェックマークが付されている)、また、下半部に
は、ユーザに選択させるための訪問目的の項目(「定期
訪問」「クレーム処理」「新規開拓」「調査業務」等)
が設けられている。
【0027】ユーザはこのウィンドウの下半部の該当す
る項目の中から、訪問目的の項目をタッチペン3で選択
する。図8において、ホストコンピュータからダウンロ
ードされたスケジュールが日付欄の上半部に符号(例え
ば20日の「○○屋」の“F「振込日」”)で、ユーザが
選択した訪問目的が下半部に符号(“A「定期訪問」)
で表示される。このようにして予め設定された項目の中
からユーザに選択させることにより、ユーザの入力の便
宜を図ることができるとともに、スケジュールデータの
デジタル化が容易になる。
【0028】また上述のようにしてスケジュールを設定
する際に、得意先名の欄をタッチペン3で選択すると、
その得意先の「指示日報(図21)」「訪問日報(図2
0)」「メモ(図5)」「得意先(マスタデータ:図
2)」「(文字)情報(図15)」の参照画面、登録画面
へジャンプするためのポップアップウィンドウ(図10)
が表示される。
【0029】また目標額・実績額の欄をタッチペン3で
選択すると、対応する得意先の「売上(分析)(図1
4)」「返品(分析)」「定特企(定番・特特別企画・
企画)売上」「メーカー別売上」の参照画面へジャンプ
するためのポップアップウィンドウ(図11)が表示され
る。ユーザはこれらの画面を参照し、例えば、昨年の同
月より売上が落ちている場合、その原因を追求するため
に早い機会に訪問しなければならないという判断ができ
る。また、スケジュール画面を表示させている時にアイ
ディアを思いついた場合、即座にメモ画面(図7)へジ
ャンプして書き込むことができる。
【0030】ユーザは、ホストコンピュータからデータ
をダウンロードし、またメモ情報等を書き込んだPDA を
携帯して得意先を訪問する。例えば、予めメモ情報を書
き込んで「○○屋」を訪問した場合、ユーザが基本メニ
ュー(図4)から「得意先」を選択して得意先選択画面
を表示させ、「○○屋」を選択(「確定」)すると、
「○○屋」に対するメモ情報と指示日報とが存在する場
合、まずメモ画面(図7)が表示され、メモ画面を終了
すると指示日報の画面(図12)が表示される。
【0031】また、得意先選択画面で「○○屋」を選択
したときに、メモ情報はないが指示日報が存在する場合
は、メモ画面は表示されずに指示日報の画面(図12)が
表示される。またメモ情報も指示日報もない場合は、得
意先業務メニューの画面(図6)が表示される。
【0032】図12に示すように、指示日報では、「○○
屋」において行うべき営業業務の内容が、その内容のキ
ーワードとなる単語(欠品、代替、棚札等)の列挙で簡
潔に表現されている。各営業業務の内容には、「結果
1」「結果2」という識別情報が付されている。
【0033】得意先業務メニューの画面(図6)で「得
意先情報」を選択すると、「○○屋」の「売上分析」
「返品分析」「定特企売上」「メーカー別売上」「文字
情報」「イメージ情報」「提案」「メモ」の選択項目が
設けられた得意先情報メニューの画面(図13)が表示さ
れる。ユーザは、得意先の売上分析(前年実績・当年目
標・当年実績:図14参照)、返品分析、注文の多かった
商品の文字情報(図15参照)等をPDA において参照する
ことができる。
【0034】また得意先業務メニューの画面(図6)で
「商品情報」を選択すると、「分販(分類及び、販促商
品、店頭特売、安値商品等の販売形態)」「分類(例:
米菓袋入、米菓箱入、焼菓子袋入、焼菓子パッケージ
等)」「品名」「メーカー」「JAN」「独自コード」
「売れてる情報」「商品案内」「棚割提案」の選択項目
が設けられた商品情報メニューの画面(図16)が表示さ
れる。ユーザは、「分販」「分類」「品名」「メーカ
ー」「JAN」「独自コード」のいずれかの手段によっ
て各商品のマスタデータ(図3)を参照することができ
る。
【0035】次に、得意先からの注文を発注する場合、
得意先業務メニュー(図6)の「発注」を選択すると、
「○○屋」の発注業務メニューの画面(図17)が表示さ
れる。発注業務メニューとしては「定番」「インプロ」
「企画」「特別企画」「オーダー締」の選択項目が設け
られている。「定番(発注)」では、JAN コード、メー
カー名と商品名との頭文字等で商品を検索し、数量を入
力して確定キーを押すと、発注データが登録され、発注
商品の一覧表にデータが追加される。
【0036】「インプロ」を選択するとインプロ発注し
た商品の一覧画面(図18)が表示される。この画面にお
いて、ユーザは、「分販」「分類」「品名」「メーカ
ー」「単J(JAN)」「単自(独自コード)」のいず
れかの手段で商品を検索し、検索結果の中から商品名を
選択する。このとき、商品のマスタデータを表示させて
商品の内容を参照してから確定する方法と、マスタデー
タは参照せずに商品名を選択して確定する方法とが可能
である。
【0037】いずれかの方法で、発注すべき商品を確定
すると、インプロ発注のデータ入力画面(図19)が表示
される。なお、図19において、納品日の項目は、例えば
ポップウィンドウにカレンダーを表示し、そのカレンダ
ー上の日付をタッチする等によって登録することができ
る。
【0038】インプロ発注のデータ入力画面(図19)の
上段には、商品マスタデータから、「(商品の)規格」
「商品名」「入数」「ボール」が、また中段には、「販
促区分(右欄)」「配送日」「納価(右2欄:得意先の
ランクに応じて売り単価1〜3から選択された価格)」
「販促条件(右欄)」「直送不可」「特注区分」が固定
データとして表示されている。
【0039】インプロ発注のデータ入力画面(図19)の
中段には、「数量」「販促区分(左欄)」「納品日」
「納価(左欄)」「販促条件(左欄)」「店頭売価」の
入力欄が設けられている。さらに、インプロ発注のデー
タ入力画面(図19)の下段には、その中段に入力された
各データから算出された「値引額」「販促条件額」「店
頭粗利率」「値引率」が表示される。
【0040】この下段に表示される算出データは、例え
ば納価を1円下げた場合に値引率が何%になるのか、販
促条件の1%がいくらの金額に相当するのかを把握でき
るので、商品知識に乏しく、営業歴の浅いユーザでも自
社に損をかけない納価、販促条件を得意先に提示するこ
とができる。また、商品知識に乏しく、営業歴の浅いユ
ーザでも、店頭売価を○○円にした場合、店頭粗利率が
何%得られるかといったデータを得意先に即座に提示す
ることができる。
【0041】以下に、具体的な数値を用いて説明する。
図19に示すように、「○○チョコ」をインプロ発注する
場合、図3の商品マスタデータに登録されている、規
格、配送日、直送可/不可等のデータが表示されるとと
もに、「○○屋」のランク「B」に応じた売り単価1の
「80円」が選択されて「納価(左2欄)」に表示され
る。ユーザはこの納価を見て「○○屋」のランクに応じ
た適正な納価を即座に提示できる。
【0042】また、値引きの可能な限度として「5%」
が「販促条件(右欄)」に表示される。即ち、納価を、
販促条件5%相当の金額以上値引きすると、元の納価で
得られる利益を割り込むという情報が示されている。
【0043】ユーザが、1円値引きした納価「79円」を
「納価(左欄)」に入力すると、元の納価に対する値引
き率が算出され、算出結果の「1.25%」が下段の「値引
率」の項目欄に表示される。これによって、ユーザは納
価の値引率が販促条件の「5%」以下であって、元の納
価で得られる利益を割り込むことのない納価であること
を確認できる。
【0044】また、販促条件の1%に相当する額だけ納
価を値引きしたい場合、ユーザが「数量」の欄に「5ケ
ース」、「販促区分(左欄)」に「%」、「販促条件
(左欄)」に「1」を入力すると、1%値引きした場合
の5ケース分の値引き総額が下段の「販促条件額」に表
示される。
【0045】さらに、ユーザが、「店頭売価」に売価を
入力すると、「納価(左欄)」で納入した商品を、この
店頭売価で、「数量」の欄の全数量販売した場合の得意
先の利益率が算出され、算出結果が下段の「店頭粗利
率」の欄に表示される。ユーザは、「納価が79円の○○
チョコを81円の店頭売価で5ケース販売した場合の利益
は2.47%である」というような、得意先の売価決定を支
援するような情報を提案することができる。
【0046】以上のようにして発注が確定すると、イン
プロ発注の一覧画面(図18)に入力データが追加され
る。インプロ発注の一覧画面では、発注商品の欄を選択
して訂正キーを押すと、入力済みのインプロ発注データ
を訂正できるようにインプロ発注の画面(図19)が表示
され、また削除キーを押すと入力済みのデータが削除さ
れる。
【0047】なお、以上の説明では、商品マスタに予め
設定されている3種類の売り単価1〜3の中から得意先
のランクA〜Cに応じた売り単価を選択したが、得意先
のランクに応じた係数を設定しておき、商品の原価に、
得意先のランクに応じた係数を乗じて売り単価を算出し
てもよい。
【0048】また、得意先情報メニュー(図13)には、
「イメージ情報」「提案(イメージ/文字)」を予め記
憶させておいて得意先に提示することができる。「提
案」を選択すると、提案データ選択画面が表示され、カ
タログデータのような商品情報をイメージ又は文字で提
示できる。さらにこの画面から、又は1段階前の得意先
情報メニュー(図13)からメモ画面(図7)へジャンプ
するので、その場で、提案に対するメモをタッチペン3
で書き込むこともできる。
【0049】これらのメモ情報、指示日報等を参照して
「○○屋」で営業業務を行い、得意先業務メニュー(図
6)で「日報」を選択すると、訪問日報の入力画面(図
20)が表示される。訪問日報の画面には、上部に訪問の
目的が30項目用意されており、ユーザは、その日に「○
○屋」で行った営業業務に該当する項目をタッチペンで
タッチして選択する。
【0050】「競合卸」の欄には、競合相手が判明した
場合にその情報を入力しておく。入力方法は、画面下部
のキーボードをタッチペンでタッチして直接文字入力す
るか、又は競合相手の候補の一覧画面をポップアップさ
せ、それらの候補の中から選択する。
【0051】「特売日」の欄には、「○○屋」の特売日
を入力し、「報告」の欄には、項目の選択では表現でき
ないメッセージ等を、画面下部のキーボードをタッチペ
ンでタッチして直接文字入力する。必要な項目にそれぞ
れデータを入力して「登録」のボタンをタッチすると、
「○○屋」の日報作成が完了する。
【0052】また、指示日報があった場合は、訪問日報
の画面から「指示日報」を選択すると、指示日報の画面
(図12)が表示されるので、上司からの各メッセージに
対して結果を入力する。結果を入力する場合、メッセー
ジの欄を選択すると、そのメッセージに対する指示日報
登録画面(図21)が表示される。各提案に対して、良い
結果が得られた場合は、「結果1OK」「結果2OK」にチ
ェックマークを付ける。
【0053】良い結果が得られなかった場合、競合相手
が存在すれば「競合卸」の欄にその名称を入力する。入
力の方法は、画面下部のキーボードをタッチペンでタッ
チして直接文字入力するか、又は競合相手の候補の一覧
画面(図22参照)をポップアップさせ、それらの候補の
中から選択する。
【0054】また良い結果が得られなかった原因を「原
因」の欄に入力する。入力の方法は、画面下部のキーボ
ードをタッチペンでタッチして直接文字入力するか、又
は原因の一覧画面(図23参照)をポップアップさせ、そ
れらの中から選択する。このようにして予め設定された
項目の中からユーザに選択させることにより、ユーザの
入力の便宜を図ることができるとともに、データのデジ
タル化が容易になる。
【0055】「報告」の欄には、以上のデータ入力では
表現できないメッセージ等を、画面下部のキーボードを
タッチペンでタッチして直接文字入力する。必要な項目
にそれぞれデータを入力して「登録」のボタンをタッチ
すると、そのメッセージの表示が、例えば黒から赤に変
化し、結果の入力が済んだことが示される。
【0056】ユーザは、以上のようにしてPDA に入力し
た営業業務のデータを、PCカードを利用してをLAN 経由
で、公衆回線経由で、又は携帯電話を介した無線で本社
のホストコンピュータに転送する。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明の業務支援用情報
端末装置は、過去の取引額といったような顧客データか
ら、顧客データに応じた納価を表示し、また値引きした
納価からその値引き率を、又は値引きが可能な値引き率
から値引きが可能な金額を算出して表示し、さらに顧客
データに応じた納価を値引きした値引き納価から値引き
額を算出して表示するので、過去の取引額といったよう
な顧客データに応じた適正な納価、また値引きが可能な
金額以上の値引きによる損失を発生しない適正な納価の
決定を支援するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の業務支援用情報端末装置の一形態とし
ての、営業業務支援用PDA の外観斜視図である。
【図2】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先マスタデータ)である。
【図3】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(商品マスタデータ)である。
【図4】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(基本メニュー)である。
【図5】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先選択)である。
【図6】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先業務メニュー)である。
【図7】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(メモ)である。
【図8】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(月間スケジュール)である。
【図9】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(スケジュール登録用ポップアップウィンドウ)で
ある。
【図10】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(データ参照・登録用ポップアップウィンドウ)
である。
【図11】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(データ参照用ポップアップウィンドウ)であ
る。
【図12】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報)である。
【図13】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(得意先情報メニュー)である。
【図14】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(売上分析)である。
【図15】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(文字情報)である。
【図16】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(商品情報メニュー)である。
【図17】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(発注業務メニュー)である。
【図18】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(インプロ発注の一覧)である。
【図19】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(インプロ発注)である。
【図20】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(訪問日報)である。
【図21】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その1)である。
【図22】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その2)である。
【図23】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その3)である。
【符号の説明】
1 本体 2 ディスプレイ 3 タッチペン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客先で行う業務に関連する情報を記憶し
    ている業務支援用情報端末装置において、 顧客のデータを入力する手段と、 商品に応じた、顧客のデータに基づく納価を求める手段
    と、 該納価を表示する手段とを備えたことを特徴とする業務
    支援用情報端末装置。
  2. 【請求項2】 商品の原価を入力する手段と、 値引きが可能な、原価からの値引き率を入力する手段
    と、 該値引き率を表示する手段と、 前記納価から値引きした値引き納価を入力する手段と、 入力された値引き納価に基づき、前記納価からの値引き
    率を算出する手段と、 該手段の算出結果を表示する手段とを備えた請求項1記
    載の業務支援用情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記値引き率から値引きが可能な金額を
    算出する手段と、 該手段の算出結果を表示する手段と、 前記納価から値引きした値引き納価を入力する手段と、 入力された値引き納価に基づき、前記納価による発注か
    らの値引き額を算出する手段と、 該手段の算出結果を表示する手段とを備えた請求項2記
    載の業務支援用情報端末装置。
  4. 【請求項4】 顧客が販売する場合の売価を入力する手
    段と、 入力された売価に基づいて顧客の粗利益を算出する手段
    と、 該手段の算出結果を表示する手段とを備えた請求項1乃
    至3のいずれかに記載の業務支援用情報端末装置。
JP20500397A 1997-07-30 1997-07-30 業務支援用情報端末装置 Pending JPH1153428A (ja)

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