JPH1153940A - 銅メタライズ組成物及びそれを用いたガラスセラミック配線基板 - Google Patents
銅メタライズ組成物及びそれを用いたガラスセラミック配線基板Info
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Abstract
ガラスセラミック磁器とを同時焼成でき、得られたビア
ホール導体はガラスセラミック磁器から成る絶縁基体表
面より凸状に突出することを効果的に制御でき、特にサ
ーマルビアを有する各種回路基板や高周波用多層配線基
板等に好適な銅メタライズ組成物及びそれを用いたガラ
スセラミック配線基板を提供する。 【解決手段】主成分の銅粉末100重量部に対してガラ
ス転移点が700〜750℃のSiO2 −Al2 O3 −
RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラスフリ
ットを2〜20重量部含有したビアホール用の銅メタラ
イズ組成物を用いて700〜1000℃の温度でガラス
セラミック磁器と同時焼成して形成し、ビアホール導体
の絶縁基体表面からの突出高さが5μm以下のガラスセ
ラミック配線基板を得る。
Description
磁器と同時焼成可能なビアホール用の銅メタライズ組成
物と、それを用いてガラスセラミック磁器と同時焼成
し、該ガラスセラミック磁器から成る絶縁基体に対して
良好な焼成収縮の整合性により、形成されたビアホール
導体の絶縁基体表面からの突出高さが極めて小さく、と
りわけサーマルビアとして好適な低抵抗のビアホール導
体を具備した各種回路基板や高周波用多層配線基板等に
適用されるガラスセラミック配線基板に関するものであ
る。
素子収納用パッケージや、半導体素子の他に各種電子部
品を搭載した混成集積回路装置等の各種配線基板用絶縁
基体として、電気絶縁性や化学的安定性等の特性に優れ
たアルミナ質セラミックスが多用されてきた。
分野における1〜10GHz帯の高周波領域で多用され
る配線基板には、前記アルミナ質セラミックスから成る
絶縁基体よりも更に導体損失の低減と小型化が要求され
ており、このため低抵抗導体として銅(Cu)や金(A
u)、銀(Ag)で配線層を形成した誘電率がアルミナ
質セラミックス並みのガラスセラミック配線基板が前記
通信分野用の配線基板として注目されており、例えば、
携帯電話のパワーアンプモジュール等への適用が検討さ
れている。
質セラミックスと比較すると熱伝導率が低く、収容した
半導体素子で発生する熱の放散性が劣るという問題があ
り、一般的には、絶縁基体の半導体素子を実装するダイ
アタッチ部から絶縁基体裏面に至るビアホールを形成
し、該ビアホールに高熱伝導率の導電材料を充填してサ
ーマルビアを構成し、該サーマルビアの高熱伝導率の導
電材料を通して熱を効率よく放散させる等の対策が講じ
られている。
記低抵抗導体の銅や金、銀が適用可能ではあるものの、
金はコストが高くなるという難点がある。
面に形成した配線導体にはメッキを施さなくてもワイヤ
ーボンディングが可能であり、コスト面では有利である
ものの、該銀の配線導体はマイグレーションや半田食わ
れの問題から信頼性に劣るという欠点があり、それを改
善するために銀にパラジウム等を添加した場合には導体
抵抗が高くなり、特に前記高周波領域で使用する配線基
板用には適用できないという問題があった。
化性雰囲気中で焼成しなければならないこと、及び絶縁
基体表面の配線導体にはメッキが必要であるものの、高
い信頼性が確保できる銅の配線化が鋭意研究開発されて
いる。
ク配線基板は、例えば、ガラスセラミック原料粉末と有
機バインダー等を用いて調製した泥漿をシート状に成形
した後、得られたガラスセラミックグリーンシートにビ
アホール等を打ち抜き加工し、該ビアホールに銅を主成
分とする導体ペーストを充填すると共に、前記グリーン
シート上に同様の導体ペーストを用いて所定の配線パタ
ーンを形成し、これらの複数枚を位置合わせして加圧積
層した後、一般的には前記積層体を水蒸気を含有する窒
素雰囲気から成る非酸化性雰囲気中で加熱して脱バイン
ダー及び焼成を行うことにより作製されていた。
ルと同様の方法で、同時に形成できるもので、ガラスセ
ラミックグリーンシートの半導体素子を実装する部分に
打ち抜き加工した開孔部に前記ビアホール用の導体ペー
ストを充填して焼成することによって形成されている。
の絶縁基体と銅から成るビアホール導体とは焼成収縮率
が異なり、即ち、前記ビアホール導体を形成する銅導体
ペーストには球状の銅粉末が使用されるために銅粉末の
充填性が高く焼成収縮率が小さいこと、あるいは銅導体
ペーストの焼成収縮開始温度が前記ガラスセラミックグ
リーンシートより低温であること等から、両者の焼成収
縮曲線の不一致が生じ易く、焼成収縮率を確実に一致さ
せることは困難であり、両者の収縮挙動の違いにより絶
縁基体表面からビアホール導体が凸状に突出する場合が
多い。
ルビアを構成する場合には、該ビアホール導体が凸状に
突出していると絶縁基体表面に半導体素子を実装する時
に接続不良を生じたり、半導体素子が傾いてワイヤーボ
ンディングが困難となったり、半導体素子を押さえて絶
縁基体表面に実装する場合には半導体素子自体が割れた
りするという欠点があった。
アホール導体が凸状に突出することによる前記欠点を解
消するために、半導体素子が実装されるダイアタッチ部
を外して該ダイアタッチ部と電気的に接続したビアホー
ル導体を設けることが提案されている(特開平5−13
6285号公報参照)。
案ではダイアタッチ部から離れた位置にビアホール導体
を設けることから、収容した半導体素子で発生する熱を
放散するためのサーマルビアが、半導体素子の直下に配
設されていないことから前記熱を効率的に放散すること
が困難であり、しかも、高密度化が進む半導体素子を搭
載する昨今の各種回路基板や高周波用多層配線基板等に
は不適切であるという課題があった。
れたもので、その目的は、ビアホールに充填された銅メ
タライズ組成物とガラスセラミック磁器とを同時焼成す
ることができ、得られたビアホール導体はガラスセラミ
ック磁器から成る絶縁基体表面より凸状に突出すること
を効果的に制御でき、とりわけサーマルビアを有する各
種回路基板や高周波用多層配線基板等に好適な銅メタラ
イズ組成物及びそれを用いたガラスセラミック配線基板
を提供することにある。
の結果、ガラス転移点を厳密に制御したSiO2 −Al
2 O3 −RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガ
ラスフリットを銅メタライズ組成物中に含有させること
により、ビアホールに充填した銅メタライズ組成物とガ
ラスセラミック磁器とを同時焼成しても、得られたビア
ホール導体はガラスセラミック磁器から成る絶縁基体表
面よりの突出を低減できることを知見した。
00〜1000℃の温度でガラスセラミック磁器と同時
焼成可能なビアホール用の銅メタライズ組成物であり、
該組成物は主成分の銅粉末100重量部に対してガラス
転移点が700〜750℃のSiO2 −Al2 O3 −R
O(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラスフリッ
トを2〜20重量部含有することを特徴とするものであ
る。
はガラス転移点が720〜750℃で、その含有量が主
成分の銅粉末100重量部に対して3〜15重量部であ
ることがより望ましいものである。
たガラスセラミック配線基板は、ガラス転移点が700
〜750℃のSiO2 −Al2 O3 −RO(R:アルカ
リ土類金属)−B2 O3 系ガラスフリットを、主成分の
銅粉末100重量部に対して2〜20重量部含有した銅
メタライズ組成物を、窒素雰囲気中、700〜1000
℃の温度でガラスセラミック磁器と同時焼成して形成し
たビアホール導体を有し、ガラスセラミック磁器から成
る絶縁基体表面より突出した前記ビアホール導体の高さ
が5μm以下であることを特徴とするものである。
珪酸系ガラスフリットは、そのガラス転移点が720〜
750℃であり、その含有量が主成分の銅粉末100重
量部に対して3〜15重量部であることがより望ましい
ものである。
ラスセラミック配線基板のビアホール導体は、サーマル
ビアとして最適なものである。
組成物は、ガラス転移点が700〜750℃のSiO2
−Al2 O3 −RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O
3 系ガラスフリットを含有することから、700〜10
00℃の温度でガラスセラミック磁器と同時焼成するこ
とができると共に、該ガラスセラミック磁器から成る絶
縁基体との焼成収縮挙動の整合が得られることから、前
記温度で同時焼成するとガラスフリットとガラスセラミ
ック磁器との反応により、銅メタライズ組成物中のガラ
ス成分と絶縁基体のガラスセラミック磁器とが相互拡散
し、ビアホールに充填された銅メタライズ組成物の収縮
が促進され、その結果、ガラスセラミック磁器表面にお
けるビアホール導体の突出が極めて小さいガラスセラミ
ック配線基板を得ることができる。
物及びそれを用いたガラスセラミック配線基板について
詳細に述べる。
分としてガラスセラミック磁器と相互拡散するガラスフ
リットとしては、そのガラス転移点が700〜750℃
のSiO2 −Al2 O3 −RO(R:アルカリ土類金
属)−B2 O3 系ガラスで、前記主成分100重量部に
対してその含有量が2〜20重量部を占めるものであ
る。
銅は、平均粒径が1〜10μm、更に2〜6μmの球状
粉末を用いるのがより好ましい。
1.5m2 /g程度であり、該銅粉末の形状が非球状で
ある場合、例えば電解法により作製した樹枝状粉末であ
る場合には、銅導体ペースト中における銅粉末の充填密
度が低くなり、焼成後にビアホール導体内部に粗大ボイ
ドが生成し易いという問題がある。
ト中のガラスの軟化流動による収縮挙動を微調整するた
めにセラミック粉末を添加することができ、融点が高
く、前記ペースト中に添加するガラスと容易に反応して
化合物を生成しないものであればいずれでも良く、例え
ばAl2 O3 やSiO2 、ZrO2 等が挙げられる。
銅導体ペースト中に添加するガラス粉末にもよるが、銅
粉末100重量部に対して0.5〜3重量部程度が良好
であり、多すぎるとビアホール導体が緻密に焼結でき
ず、ビアホール導体の突出が大きくなる。
バインダーには、非酸化性雰囲気中での熱分解性が優れ
たアクリル系樹脂、好ましくはメタクリル酸系樹脂であ
り、溶剤としてはフタル酸ジブチルやα−テルピネオー
ル等の一般的な導体ペースト用の溶剤を適用することが
できる。
線パターンを有するガラスセラミック磁器の焼成には、
一般的に水蒸気を混合した窒素雰囲気中で実施される
が、有機バインダー分解後に残留する微量のカーボンを
雰囲気中の水蒸気と反応させ効率良く除去するためには
ガラスセラミック磁器の焼成収縮開始温度を700℃以
上とし、ガラスセラミック磁器が焼成収縮を開始する前
の多孔質な状態で脱カーボン処理を行うことが望まし
く、ガラスセラミック磁器と同時焼成する銅メタライズ
組成物も焼成収縮開始温度をガラスセラミック磁器と同
等に高くすることが望ましい。
ては、SiO2 −Al2 O3 −RO(R:アルカリ土類
金属)−B2 O3 に代表される硼珪酸系ガラスフリット
であり、該ガラスはガラス転移点を700℃以上と高く
することが容易であり、かつ転移点以上の温度で急激に
軟化流動するという特徴を有するものである。
酸ガラス(SiO2 −B2 O3 系)では、SiO2 量を
多くすることにより前記SiO2 −Al2 O3 −RO
(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラスと同等の
ガラス軟化点を持たせることは可能ではあるが、ガラス
転移点が600℃以下と低く、かつ温度に対するガラス
粘度の低下が緩やかであることから、硼珪酸ガラスを添
加した銅メタライズ組成物の収縮曲線をガラスセラミッ
ク磁器の収縮曲線に合わせることは非常に困難である。
ガラス転移点を高くした場合は焼成温度(700〜10
00℃)でのガラスの流動性が悪く、銅メタライズ組成
物が緻密に焼結できない。
る主成分の銅粉末は、その粒度分布や形状にもよるが、
一般的に500℃程度で焼成収縮が開始されるため、銅
メタライズ組成物の収縮開始温度を高くし、かつガラス
セラミック磁器との同時焼成温度(700〜1000
℃)において緻密な組織とするためには、ガラス転移点
の高いガラス粉末を添加することが有効である。
固体状であり、ガラス転移点を超えると液相となり急激
に軟化流動するようなガラス粉末を銅メタライズ組成物
中に添加することが必要であり、ガラスの軟化特性を表
す場合にガラス軟化点という表現がよく用いられるが、
同じ軟化点を有するガラスであってもガラス組成系によ
って温度に対するガラス粘度の変化が大きく異なるた
め、ガラス組成系の選択が重要となる。
ラスフリットのガラス転移点が700℃未満の場合に
は、ビアホール導体部の焼成収縮がガラスセラミック磁
器よりも低温で進行するため、絶縁基体表面からのビア
ホール導体の突出高さが大となり、ガラス転移点が75
0℃を超えると焼成時にガラスの軟化流動が不十分とな
ることからビアホール導体の緻密化不良が発生するた
め、ビアホール導体全体が凸状に突き出すと共に、ビア
ホール導体の抵抗値も高くなる。
波用途には、少なくとも前記抵抗値が5mΩ/mm以下
程度であることが必要である。
量が、主成分の銅粉末100重量部に対して2重量部未
満では、銅粉末の焼結抑制効果が小さく、ビアホール導
体の絶縁基体表面からの突出高さが大となり、20重量
部を超えるとビアホール導体の抵抗値が高くなることか
ら、その含有量は2〜20重量部に限定され、更にガラ
ス転移点が720〜750℃で、その含有量が3〜15
重量部であることがより望ましい。
器は、SiO2 及びB2 O3 を含有する硼珪酸系ガラス
とセラミックフィラーの混合物から成り、該ホウケイ酸
系ガラスとしてはガラス転移点が700〜800℃のS
iO2 −Al2 O3 −RO(R:アルカリ土類金属、Z
n)−B2 O3 系の結晶性ガラスであり、その平均粒径
が1〜5μmのものが好適である。
は、ガラスセラミック磁器の焼成収縮が低温で開始され
るため、非酸化性雰囲気中で十分な脱バインダー処理が
困難となり、800℃を超えるとガラス粉末の製造が困
難になると共に焼成温度が高くなり不適当である。
ミックフィラーは、要求される材料特性に応じて選択で
き、例えばAl2 O3 やSiO2 、ZrO2 、3Al2
O3・2SiO2 、ジルコン酸カルシウム、チタン酸ス
トロンチウム等が挙げられ、その平均粒径は0.5〜3
μmが望ましい。
ミック磁器は窒素等の非酸化性雰囲気下で脱バインダー
を行うため、用いる有機バインダーには熱分解性に優れ
たメタクリル酸樹脂等が望ましく、該有機バインダーの
特性に応じて可塑剤を添加することも可能である。
板は、絶縁基体表面からのビアホール導体の突出高さが
5μmを越えると、接続された半導体素子からの熱放散
性の効率が悪くなり、半導体素子の電気特性が安定しな
いという恐れがあることから不適当である。
スセラミック磁器との同時焼成は、300〜500℃の
水蒸気を含んだ窒素雰囲気中でそれぞれ含有する有機バ
インダーや可塑剤、溶剤等を分解除去した後、同じく水
蒸気を含んだ窒素雰囲気中で温度を700〜1000℃
に上昇し、ガラスセラミック磁器中に微量残存する炭素
を水蒸気と反応させて除去するとともに、ガラスセラミ
ック磁器を緻密化させ、結晶性のガラスを使用した場合
は緻密化と同時にガラスを結晶化させる。
体に用途に応じてメッキ処理を施し、下地にニッケルあ
るいは銅を被覆し、その上に金を被覆して銅の配線導体
を有するガラスセラミック配線基板が得られる。
たガラスセラミック配線基板について、一実施例に基づ
き以下のように評価した。
成物の主成分に対して、表1に示すような組成のガラス
転移点(Tg)が異なるSiO2 −Al2 O3 −RO
(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラスフリット
とAl2 O3 粉末をフィラーとして、主成分の銅粉末1
00重量部に対してそれぞれ表2に示す割合で混合し、
該混合物に有機バインダーと溶媒を添加して混練し、ペ
ースト状のビアホール導体用の銅メタライズ用試料を調
製した。
が28重量%、MgOが11重量%、ZnOが8重量
%、B2 O3 が9重量%の組成を有する結晶性ガラス粉
末61重量%と、ジルコン酸カルシウム粉末21重量
%、チタン酸ストロンチウム粉末16重量%、Al2 O
3 粉末2重量%から成るガラスセラミック原料粉末に対
して、有機バインダーとしてメタクリル酸イソブチル樹
脂を固形分で12重量%、可塑剤としてフタル酸ジブチ
ルを6重量%添加し、トルエン及び酢酸エチルを溶媒と
してボールミルにより40時間混合し、スラリーを調製
した。
より厚さ0.4mmのガラスセラミックグリーンシート
を成形し、このグリーンシートに直径0.12mmのビ
アホールを形成し、該ビアホールに前記ビアホール導体
用銅ペーストを充填し、更にその上面にパッドパターン
を印刷し、3枚加圧積層した成形体を作製した。
の有機成分や、該有機成分が分解した後に残留するカー
ボンを除去するため、55mmHgの水蒸気を含んだ窒
素雰囲気中、750℃の温度で1時間保持する熱処理を
行った後、900℃の温度で1時間保持して評価用のガ
ラスセラミック配線基板を作製した。
用いて、絶縁基体表面のビアホール導体部を横切るよう
に表面粗さ計を用いて触針法によりその突出高さ(μ
m)を測定すると共に、絶縁基体を貫通するビアホール
導体を4端子法にて抵抗を測定し、ビアホール抵抗(m
Ω/mm)を求めた。
面実装後、該半導体素子を研削除去し、ダイアタッチ部
への接合面積の割合を調査して90%以上のものを良、
90%未満のものを不良として、その接合性からサーマ
ルビア用として適否を判定した。
で総合評価した。
外である試料番号1、2、6、7ではビアホール部の突
出高さが7μm以上であり、サーマルビアとしての接合
性も悪く、また同じく試料番号6及び14はビアホール
導体の抵抗が5.5mΩ/mm以上と極めて大であり、
本発明の目的を満足しない。
いずれもビアホール導体の突出高さが5μm以内で、抵
抗も4.7mΩ/mm以下と低く、かつサーマルビア用
として適切であることが分かる。
定されるものではない。
ライズ組成物及びそれを用いたガラスセラミック配線基
板は、主成分の銅粉末100重量部に対してガラス転移
点が700〜750℃のSiO2 −Al2 O3 −RO
(R:アルカリ土類金属)−B2O3 系ガラスフリット
を2〜20重量部含有した、ガラスセラミック磁器と同
時焼成可能なビアホール用の銅メタライズ組成物を用い
て作製したことから、銅メタライズ組成物中のガラスフ
リットが絶縁基体のガラスセラミック磁器と反応すると
共に、銅メタライズ組成物の収縮が促進され、ビアホー
ル導体のガラスセラミック磁器から成る絶縁基体表面へ
の突出も極めて微小となり、サーマルビアとして好適な
ガラスセラミック配線基板を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】ガラスセラミック磁器と同時焼成可能なビ
アホール用の銅メタライズ組成物であって、主成分の銅
粉末100重量部に対してガラス転移点が700〜75
0℃のSiO2 −Al2 O3 −RO(R:アルカリ土類
金属)−B2O3 系ガラスフリットを2〜20重量部含
有したことを特徴とする銅メタライズ組成物。 - 【請求項2】前記主成分の銅粉末100重量部に対して
ガラス転移点が720〜750℃のSiO2 −Al2 O
3 −RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラス
フリットを3〜15重量部含有したことを特徴とする請
求項1記載の銅メタライズ組成物。 - 【請求項3】主成分の銅粉末100重量部に対してガラ
ス転移点が700〜750℃のSiO2 −Al2 O3 −
RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系ガラスフリ
ットを2〜20重量部含有した銅メタライズ組成物を、
窒素雰囲気中、700〜1000℃の温度でガラスセラ
ミック磁器と同時焼成して形成したビアホール導体を有
するガラスセラミック配線基板であって、前記ガラスセ
ラミック磁器から成る絶縁基体表面より突出したビアホ
ール導体の高さが5μm以下であることを特徴とするガ
ラスセラミック配線基板。 - 【請求項4】前記銅メタライズ組成物中のSiO2 −A
l2 O3 −RO(R:アルカリ土類金属)−B2 O3 系
ガラスフリットのガラス転移点が720〜750℃であ
り、その含有量が主成分の銅粉末100重量部に対して
3〜15重量部であることを特徴とする請求項3記載の
ガラスセラミック配線基板。 - 【請求項5】前記ビアホール導体がサーマルビアを構成
することを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれか
に記載のガラスセラミック配線基板。
Priority Applications (1)
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| JP20501997A JP4012601B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 銅メタライズ組成物及びそれを用いたガラスセラミック配線基板 |
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|---|---|
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- 1997-07-30 JP JP20501997A patent/JP4012601B2/ja not_active Expired - Fee Related
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