JPH1154062A - シャドウマスクを備えたカラー陰極線管 - Google Patents
シャドウマスクを備えたカラー陰極線管Info
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- JPH1154062A JPH1154062A JP10153088A JP15308898A JPH1154062A JP H1154062 A JPH1154062 A JP H1154062A JP 10153088 A JP10153088 A JP 10153088A JP 15308898 A JP15308898 A JP 15308898A JP H1154062 A JPH1154062 A JP H1154062A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 螢光面各部のピュリテイ裕度を高め、解像度
の劣化を防ぎ、シャドウマスク5の強度を維持するシャ
ドウマスクを備えたカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 パネル部フェースプレート内面に形成さ
れた螢光面と、パネル部内で螢光面に対向配置されたシ
ャドウマスク5と、ネック部内に収納されたインライン
型電子銃とを備え、シャドウマスク5は、有孔部5Uに
ドット状の多数の電子ビーム通過孔13を有し、多数の
電子ビーム通過孔13の水平方向孔ピッチは、有孔部5
Uの垂直方向中心線14の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一、一定領域から横端方向に行くに従って
僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビーム通
過孔13の垂直方向孔ピッチは、有孔部5Uの垂直方向
中心線14の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ
減少するように形成されている。
の劣化を防ぎ、シャドウマスク5の強度を維持するシャ
ドウマスクを備えたカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 パネル部フェースプレート内面に形成さ
れた螢光面と、パネル部内で螢光面に対向配置されたシ
ャドウマスク5と、ネック部内に収納されたインライン
型電子銃とを備え、シャドウマスク5は、有孔部5Uに
ドット状の多数の電子ビーム通過孔13を有し、多数の
電子ビーム通過孔13の水平方向孔ピッチは、有孔部5
Uの垂直方向中心線14の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一、一定領域から横端方向に行くに従って
僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビーム通
過孔13の垂直方向孔ピッチは、有孔部5Uの垂直方向
中心線14の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ
減少するように形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャドウマスクを
備えたカラー陰極線管に係わり、特に、螢光面有効部に
ドット状の多数の螢光体画素を形成する際に、水平方向
ドットピッチと垂直方向ドットピッチとをそれぞれ可変
にした、ディスプレイ用に好適なシャドウマスクを備え
たカラー陰極線管に関する。
備えたカラー陰極線管に係わり、特に、螢光面有効部に
ドット状の多数の螢光体画素を形成する際に、水平方向
ドットピッチと垂直方向ドットピッチとをそれぞれ可変
にした、ディスプレイ用に好適なシャドウマスクを備え
たカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャドウマスクを備えたカラー
陰極線管においては、パネル部フェースプレート内面に
形成された螢光面上の多数の3色螢光体画素の形状及び
位置にそれぞれ対応するように、シャドウマスク有孔部
に多数の電子ビーム通過孔が形成されている。そして、
これらの多数の電子ビーム通過孔は、赤色螢光体画素、
緑色螢光体画素及び青色螢光体画素の3色螢光体画素を
1組としたものが、螢光面上の所定の位置に対応して配
列されるように、シャドウマスクの水平方向及び垂直方
向に予め決められた規則に従った孔ピッチによって形成
されている。
陰極線管においては、パネル部フェースプレート内面に
形成された螢光面上の多数の3色螢光体画素の形状及び
位置にそれぞれ対応するように、シャドウマスク有孔部
に多数の電子ビーム通過孔が形成されている。そして、
これらの多数の電子ビーム通過孔は、赤色螢光体画素、
緑色螢光体画素及び青色螢光体画素の3色螢光体画素を
1組としたものが、螢光面上の所定の位置に対応して配
列されるように、シャドウマスクの水平方向及び垂直方
向に予め決められた規則に従った孔ピッチによって形成
されている。
【0003】ところで、このようなシャドウマスクを備
えた既知のカラー陰極線管は、シャドウマスク有孔部に
多数の電子ビーム通過孔を形成する場合、パネル部フェ
ースプレート内面及びシャドウマスク有孔部がそれぞれ
略曲面状をなしていることに伴い、多数の電子ビーム通
過孔の孔ピッチを次のような規則に従って形成したもの
が知られている。
えた既知のカラー陰極線管は、シャドウマスク有孔部に
多数の電子ビーム通過孔を形成する場合、パネル部フェ
ースプレート内面及びシャドウマスク有孔部がそれぞれ
略曲面状をなしていることに伴い、多数の電子ビーム通
過孔の孔ピッチを次のような規則に従って形成したもの
が知られている。
【0004】その1つのシャドウマスクは、有孔部に多
数の電子ビーム通過孔を形成する場合に、有孔部の水平
方向の多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチを、垂直方向
中心線の両側に拡がる領域内において略均一の孔ピッチ
で形成し、この領域外において有孔部の横端方向に近づ
くに従って次第に大きくなるような孔ピッチで形成した
もの(以下、これを既知の第1形式のシャドウマスクと
いう)である。
数の電子ビーム通過孔を形成する場合に、有孔部の水平
方向の多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチを、垂直方向
中心線の両側に拡がる領域内において略均一の孔ピッチ
で形成し、この領域外において有孔部の横端方向に近づ
くに従って次第に大きくなるような孔ピッチで形成した
もの(以下、これを既知の第1形式のシャドウマスクと
いう)である。
【0005】また、他の1つのシャドウマスクは、例え
ば、特開昭56−41648号に開示されているもの
で、有孔部に多数の電子ビーム通過孔を形成する場合
に、有孔部の垂直方向の多数の電子ビーム通過孔の孔ピ
ッチを、有孔部の水平方向中心線から縦端方向に近づく
に従って、かつ、有孔部の垂直方向中心線からその横端
方向に近づくに従って小さく形成したもの(以下、これ
を既知の第2形式のシャドウマスクという)である。
ば、特開昭56−41648号に開示されているもの
で、有孔部に多数の電子ビーム通過孔を形成する場合
に、有孔部の垂直方向の多数の電子ビーム通過孔の孔ピ
ッチを、有孔部の水平方向中心線から縦端方向に近づく
に従って、かつ、有孔部の垂直方向中心線からその横端
方向に近づくに従って小さく形成したもの(以下、これ
を既知の第2形式のシャドウマスクという)である。
【0006】この第2形式のシャドウマスクを備えたカ
ラー陰極線管は、その螢光面の構成として、有効面の水
平方向中心線から縦端方向に、かつ、垂直方向中心線か
ら横端方向に近づくに従って、赤色用、緑色用及び青色
用の3色螢光体ドットが、水平方向に対して傾きを増す
ような配列になっているものである。
ラー陰極線管は、その螢光面の構成として、有効面の水
平方向中心線から縦端方向に、かつ、垂直方向中心線か
ら横端方向に近づくに従って、赤色用、緑色用及び青色
用の3色螢光体ドットが、水平方向に対して傾きを増す
ような配列になっているものである。
【0007】ここで、図5は、前記第2形式のシャドウ
マスク(特開昭56−41648号に開示されているシ
ャドウマスク)を備えたカラー陰極線管の螢光面有効部
の一部における3色螢光体ドットの配置状態を示す平面
図である。
マスク(特開昭56−41648号に開示されているシ
ャドウマスク)を備えたカラー陰極線管の螢光面有効部
の一部における3色螢光体ドットの配置状態を示す平面
図である。
【0008】図5において、31はパネル部フェースプ
レート、32は螢光面有効部、33は螢光体ドット、3
3Rは赤色螢光体ドット、33Gは緑色螢光体ドット、
33Bは青色螢光体ドット、34は螢光面有効部32の
垂直(Y軸)方向中心線、35は螢光面有効部32の水
平(X軸)方向中心線である。
レート、32は螢光面有効部、33は螢光体ドット、3
3Rは赤色螢光体ドット、33Gは緑色螢光体ドット、
33Bは青色螢光体ドット、34は螢光面有効部32の
垂直(Y軸)方向中心線、35は螢光面有効部32の水
平(X軸)方向中心線である。
【0009】そして、パネル部フェースプレート31
は、その内面に形成された螢光面有効部32に多数の螢
光体ドット33を有するもので、螢光面有効部32の各
部において、赤色螢光体ドット33R、緑色螢光体ドッ
ト33G、青色螢光体ドット33Bの3色螢光体ドット
33が1組となり、水平方向に並んだ状態で配列形成さ
れている。
は、その内面に形成された螢光面有効部32に多数の螢
光体ドット33を有するもので、螢光面有効部32の各
部において、赤色螢光体ドット33R、緑色螢光体ドッ
ト33G、青色螢光体ドット33Bの3色螢光体ドット
33が1組となり、水平方向に並んだ状態で配列形成さ
れている。
【0010】図5に示されるように、パネル部フェース
プレート31において、螢光面有効部32に設けられる
多数の螢光体ドット33は、水平方向及び垂直方向の両
方向について、実質的に略均一のドットピッチを有する
ように形成されているが、螢光面有効部32のコーナー
部分に近くなるに従い各組の3色螢光体ドット33の配
列が水平方向中心線35に対して傾きを有するように形
成されている。即ち、螢光面有効部32の略中心領域及
びその近傍領域、螢光面有効部32の略中心から水平方
向中心線35上に沿って両横端に至る領域及びその近傍
領域、螢光面有効部32の略中心から垂直方向中心線3
4上に沿って両縦端に至る領域及びその近傍領域は、い
ずれも、各組の3色螢光体ドット33の配列が略水平方
向に並んで形成されているが、螢光面有効部32の4つ
のコーナー領域は、各組の3色螢光体ドット33の配列
が水平方向中心線35に対して最も傾きが大きく、4つ
のコーナー領域から遠ざかるに従い、水平方向中心線3
5に対する傾きが小さくなっている。この場合、水平方
向中心線35に対する3色螢光体ドット33の配列の傾
き方向は、左上コーナーが左下がり、右上コーナーが右
下がり、左下コーナーが左上がり、右下コーナーが右上
がりになっている。
プレート31において、螢光面有効部32に設けられる
多数の螢光体ドット33は、水平方向及び垂直方向の両
方向について、実質的に略均一のドットピッチを有する
ように形成されているが、螢光面有効部32のコーナー
部分に近くなるに従い各組の3色螢光体ドット33の配
列が水平方向中心線35に対して傾きを有するように形
成されている。即ち、螢光面有効部32の略中心領域及
びその近傍領域、螢光面有効部32の略中心から水平方
向中心線35上に沿って両横端に至る領域及びその近傍
領域、螢光面有効部32の略中心から垂直方向中心線3
4上に沿って両縦端に至る領域及びその近傍領域は、い
ずれも、各組の3色螢光体ドット33の配列が略水平方
向に並んで形成されているが、螢光面有効部32の4つ
のコーナー領域は、各組の3色螢光体ドット33の配列
が水平方向中心線35に対して最も傾きが大きく、4つ
のコーナー領域から遠ざかるに従い、水平方向中心線3
5に対する傾きが小さくなっている。この場合、水平方
向中心線35に対する3色螢光体ドット33の配列の傾
き方向は、左上コーナーが左下がり、右上コーナーが右
下がり、左下コーナーが左上がり、右下コーナーが右上
がりになっている。
【0011】なお、以下の説明においては、パネル部フ
ェースプレート31におけるこのような多数の螢光体ド
ット33の配列状態をチルトアレイ配列構造という。
ェースプレート31におけるこのような多数の螢光体ド
ット33の配列状態をチルトアレイ配列構造という。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記既知の
第1形式のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、
螢光面有効部に形成される多数の螢光体ドットは、水平
方向について、垂直方向中心線の両側に拡がる領域内に
おいては略均一のドットピッチで形成されているのに対
し、この領域外においては螢光面有効部の横端方向に近
づくに従って次第に大きくなるようなドットピッチで形
成されていることから、螢光面有効部の横端領域及びコ
ーナー領域における隣接する螢光体ドットの水平方向ド
ットピッチ及び対角方向ドットピッチはそれぞれ大きく
なる。
第1形式のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、
螢光面有効部に形成される多数の螢光体ドットは、水平
方向について、垂直方向中心線の両側に拡がる領域内に
おいては略均一のドットピッチで形成されているのに対
し、この領域外においては螢光面有効部の横端方向に近
づくに従って次第に大きくなるようなドットピッチで形
成されていることから、螢光面有効部の横端領域及びコ
ーナー領域における隣接する螢光体ドットの水平方向ド
ットピッチ及び対角方向ドットピッチはそれぞれ大きく
なる。
【0013】その結果、前記既知の第1形式のシャドウ
マスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面のコーナー領
域を含む横端領域において解像度が劣化するという問題
がある。
マスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面のコーナー領
域を含む横端領域において解像度が劣化するという問題
がある。
【0014】また、前記既知の第2形式のシャドウマス
クを備えたカラー陰極線管は、螢光面有効部に形成され
る多数の螢光体ドットの配列状態がチルトアレイ配列構
造になっていることから、螢光面有効部のコーナー領域
における隣接する螢光体ドットの対角方向ドットピッチ
が小さくなる。
クを備えたカラー陰極線管は、螢光面有効部に形成され
る多数の螢光体ドットの配列状態がチルトアレイ配列構
造になっていることから、螢光面有効部のコーナー領域
における隣接する螢光体ドットの対角方向ドットピッチ
が小さくなる。
【0015】その結果、前記既知の第2形式のシャドウ
マスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面のコーナー領
域におけるピュリテイ裕度が小さくなり、色むらを生じ
るという問題がある。
マスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面のコーナー領
域におけるピュリテイ裕度が小さくなり、色むらを生じ
るという問題がある。
【0016】本発明は、これらの問題点を一挙に解決す
るもので、その目的は、螢光面各部のピュリテイ裕度を
向上させて解像度の劣化を防ぎ、シャドウマスクの機械
的強度を維持できるシャドウマスクを備えたカラー陰極
線管を提供することにある。
るもので、その目的は、螢光面各部のピュリテイ裕度を
向上させて解像度の劣化を防ぎ、シャドウマスクの機械
的強度を維持できるシャドウマスクを備えたカラー陰極
線管を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管
は、螢光面とシャドウマスクとインライン型電子銃とを
備え、螢光面有効部にドット状の多数の螢光体画素を有
し、多数の螢光体画素の水平方向の同色の画素ピッチは
有効部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の螢光体画素
の垂直方向の同色の画素ピッチは有効部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成された第1手段を具備している。
に、本発明のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管
は、螢光面とシャドウマスクとインライン型電子銃とを
備え、螢光面有効部にドット状の多数の螢光体画素を有
し、多数の螢光体画素の水平方向の同色の画素ピッチは
有効部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の螢光体画素
の垂直方向の同色の画素ピッチは有効部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成された第1手段を具備している。
【0018】また、前記目的を達成するために、本発明
のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面と
シャドウマスクとインライン型電子銃とを備え、シャド
ウマスクは有孔部にドット状の多数の電子ビーム通過孔
を有し、多数の電子ビーム通過孔の水平方向の孔ピッチ
は有孔部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう
一定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従
って僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビー
ム通過孔の垂直方向の孔ピッチは有孔部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成された第2手段を具備している。
のシャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面と
シャドウマスクとインライン型電子銃とを備え、シャド
ウマスクは有孔部にドット状の多数の電子ビーム通過孔
を有し、多数の電子ビーム通過孔の水平方向の孔ピッチ
は有孔部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう
一定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従
って僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビー
ム通過孔の垂直方向の孔ピッチは有孔部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成された第2手段を具備している。
【0019】前記第1手段及び第2手段によれば、螢光
面有効部に形成される多数の螢光体画素の画素ピッチの
配列状態及びシャドウマスク有孔部に形成される多数の
電子ビーム通過孔の孔ピッチの配列状態をそれぞれチル
トアレイ配列構造にし、水平方向における多数の螢光体
画素の画素ピッチ及び電子ビーム通過孔の孔ピッチを垂
直方向中心線の両側の一定領域で均一で、その一定領域
から横端方向に行くに従って僅かづつ増大するように形
成したバリアブルピッチになるようにし、チルトアレイ
配列構造に伴い、各コーナー領域における螢光体画素の
対角方向画素ピッチ及び電子ビーム通過孔の対角方向孔
ピッチが減少するのをバリアブルピッチの採用によって
相殺させるようにしたので、螢光面各部のピュリテイ裕
度が高くなり、部分的な解像度の劣化を生じることがな
い。
面有効部に形成される多数の螢光体画素の画素ピッチの
配列状態及びシャドウマスク有孔部に形成される多数の
電子ビーム通過孔の孔ピッチの配列状態をそれぞれチル
トアレイ配列構造にし、水平方向における多数の螢光体
画素の画素ピッチ及び電子ビーム通過孔の孔ピッチを垂
直方向中心線の両側の一定領域で均一で、その一定領域
から横端方向に行くに従って僅かづつ増大するように形
成したバリアブルピッチになるようにし、チルトアレイ
配列構造に伴い、各コーナー領域における螢光体画素の
対角方向画素ピッチ及び電子ビーム通過孔の対角方向孔
ピッチが減少するのをバリアブルピッチの採用によって
相殺させるようにしたので、螢光面各部のピュリテイ裕
度が高くなり、部分的な解像度の劣化を生じることがな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施の形態におい
て、シャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、パネル
部フェースプレート内面に形成された螢光面と、パネル
部内で螢光面に対向配置されたシャドウマスクと、ネッ
ク部内に収納されたインライン型電子銃とを備え、螢光
面は、有効部にドット状の多数の螢光体画素を有し、多
数の螢光体画素の水平方向の同色の画素ピッチは、有効
部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一定領
域で略均一で、一定領域から前記横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の螢光体画素
の垂直方向の同色の画素ピッチは、有効部の垂直方向中
心線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少す
るように形成されているものである。
て、シャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、パネル
部フェースプレート内面に形成された螢光面と、パネル
部内で螢光面に対向配置されたシャドウマスクと、ネッ
ク部内に収納されたインライン型電子銃とを備え、螢光
面は、有効部にドット状の多数の螢光体画素を有し、多
数の螢光体画素の水平方向の同色の画素ピッチは、有効
部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一定領
域で略均一で、一定領域から前記横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の螢光体画素
の垂直方向の同色の画素ピッチは、有効部の垂直方向中
心線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少す
るように形成されているものである。
【0021】本発明の1つの実施の形態の好適例におい
て、シャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面
における1組の螢光体画素の水平方向配列とその配列に
隣接する他の組の螢光体画素の水平方向配列との垂直方
向間隔をPv、1組の螢光体画素の水平方向配列におけ
る同色螢光体画素の水平方向間隔をPh、1組の螢光体
画素の水平方向配列とその配列に隣接する他の組の螢光
体画素の水平方向配列との同色螢光体画素の対角方向間
隔をPd、同色螢光体画素の対角方向間隔Pdの中で、
螢光面の有効部中心領域における対角方向間隔をPdo
としたとき、
て、シャドウマスクを備えたカラー陰極線管は、螢光面
における1組の螢光体画素の水平方向配列とその配列に
隣接する他の組の螢光体画素の水平方向配列との垂直方
向間隔をPv、1組の螢光体画素の水平方向配列におけ
る同色螢光体画素の水平方向間隔をPh、1組の螢光体
画素の水平方向配列とその配列に隣接する他の組の螢光
体画素の水平方向配列との同色螢光体画素の対角方向間
隔をPd、同色螢光体画素の対角方向間隔Pdの中で、
螢光面の有効部中心領域における対角方向間隔をPdo
としたとき、
【0022】
【数1】
【0023】を満たすように、多数の螢光体画素が形成
されているものである。
されているものである。
【0024】本発明の他の実施の形態において、シャド
ウマスクを備えたカラー陰極線管は、パネル部フェース
プレート内面に形成された螢光面と、パネル部内で螢光
面に対向配置されたシャドウマスクと、ネック部内に収
納されたインライン型電子銃とを備え、シャドウマスク
は、有孔部にドット状の多数の電子ビーム通過孔を有
し、多数の電子ビーム通過孔の水平方向の孔ピッチは、
有孔部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビーム
通過孔の垂直方向の孔ピッチは、有孔部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成されているものである。
ウマスクを備えたカラー陰極線管は、パネル部フェース
プレート内面に形成された螢光面と、パネル部内で螢光
面に対向配置されたシャドウマスクと、ネック部内に収
納されたインライン型電子銃とを備え、シャドウマスク
は、有孔部にドット状の多数の電子ビーム通過孔を有
し、多数の電子ビーム通過孔の水平方向の孔ピッチは、
有孔部の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一
定領域で略均一で、一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するように形成され、多数の電子ビーム
通過孔の垂直方向の孔ピッチは、有孔部の垂直方向中心
線の領域から横端方向に行くに従って僅かづつ減少する
ように形成されているものである。
【0025】これらの本発明の実施の形態によれば、螢
光面有効部に多数の螢光体画素を形成する場合、有効部
の垂直方向における多数の螢光体画素の画素ピッチの配
列状態がチルトアレイ配列構造になるように形成し、同
時に、シャドウマスク有孔部に多数の電子ビーム通過孔
を形成する場合、有孔部の垂直方向における多数の電子
ビーム通過孔の孔ピッチの配列状態がチルトアレイ配列
構造になるように形成しており、また、螢光面有効部の
水平方向における多数の螢光体画素の画素ピッチ、及
び、シャドウマスク有孔部の水平方向における多数の電
子ビーム通過孔の孔ピッチが、それぞれ垂直方向中心線
の両側の一定領域において均一で、その一定領域から横
端方向に行くに従って僅かづつ増大するようなバリアブ
ルピッチになるように形成しているので、チルトアレイ
配列構造にすることによって、螢光面有効部の4つのコ
ーナー領域における螢光体画素の対角方向の画素ピッ
チ、及び、同じくシャドウマスク有孔部の4つのコーナ
ー領域における電子ビーム通過孔の対角方向の孔ピッチ
が減少するのを、バリアブルピッチの採用により相殺す
ることが可能になり、その結果、螢光面各部のピュリテ
イ裕度が高くなって、部分的な解像度の劣化を生じるこ
とがない。
光面有効部に多数の螢光体画素を形成する場合、有効部
の垂直方向における多数の螢光体画素の画素ピッチの配
列状態がチルトアレイ配列構造になるように形成し、同
時に、シャドウマスク有孔部に多数の電子ビーム通過孔
を形成する場合、有孔部の垂直方向における多数の電子
ビーム通過孔の孔ピッチの配列状態がチルトアレイ配列
構造になるように形成しており、また、螢光面有効部の
水平方向における多数の螢光体画素の画素ピッチ、及
び、シャドウマスク有孔部の水平方向における多数の電
子ビーム通過孔の孔ピッチが、それぞれ垂直方向中心線
の両側の一定領域において均一で、その一定領域から横
端方向に行くに従って僅かづつ増大するようなバリアブ
ルピッチになるように形成しているので、チルトアレイ
配列構造にすることによって、螢光面有効部の4つのコ
ーナー領域における螢光体画素の対角方向の画素ピッ
チ、及び、同じくシャドウマスク有孔部の4つのコーナ
ー領域における電子ビーム通過孔の対角方向の孔ピッチ
が減少するのを、バリアブルピッチの採用により相殺す
ることが可能になり、その結果、螢光面各部のピュリテ
イ裕度が高くなって、部分的な解像度の劣化を生じるこ
とがない。
【0026】また、これらの本発明の実施の形態によれ
ば、シャドウマスクにおける有孔部の水平方向における
多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチが、それぞれ垂直方
向中心線の両側の一定領域において均一で、その一定領
域から横端方向に行くに従って僅かづつ増大するような
バリアブルピッチにしているので、シャドウマスクの機
械的強度を向上させることができる。
ば、シャドウマスクにおける有孔部の水平方向における
多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチが、それぞれ垂直方
向中心線の両側の一定領域において均一で、その一定領
域から横端方向に行くに従って僅かづつ増大するような
バリアブルピッチにしているので、シャドウマスクの機
械的強度を向上させることができる。
【0027】さらに、本発明の実施の形態において、螢
光面有効部に形成した多数の螢光体画素における前記各
間隔Pv、Ph、Pd、Pdo間において、前記式
(1)を満たすような設定にすれば、螢光面有効部全体
の螢光体画素の対角方向の画素ピッチが略均一になり、
その結果、螢光面有効部が全体にピュリテイ裕度が高く
なり、部分的な解像度が劣化を十分になくすことができ
る。
光面有効部に形成した多数の螢光体画素における前記各
間隔Pv、Ph、Pd、Pdo間において、前記式
(1)を満たすような設定にすれば、螢光面有効部全体
の螢光体画素の対角方向の画素ピッチが略均一になり、
その結果、螢光面有効部が全体にピュリテイ裕度が高く
なり、部分的な解像度が劣化を十分になくすことができ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0029】図1は、本発明によるカラー陰極線管の一
実施例の概略構成を示す断面図である。
実施例の概略構成を示す断面図である。
【0030】図1において、1はパネル部、1Aはフェ
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光面、5はシャドウマスク、5Uは有孔部、5Sはス
カート部、6はサポートフレーム、7は偏向ヨーク、8
はインライン型電子銃、9はピュリテイ調整用マグネッ
ト、10はセンタービームスタティックコンバーゼンス
調整用マグネット、11はサイドビームスタティックコ
ンバーゼンス調整用マグネット、12は電子ビームであ
る。
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光面、5はシャドウマスク、5Uは有孔部、5Sはス
カート部、6はサポートフレーム、7は偏向ヨーク、8
はインライン型電子銃、9はピュリテイ調整用マグネッ
ト、10はセンタービームスタティックコンバーゼンス
調整用マグネット、11はサイドビームスタティックコ
ンバーゼンス調整用マグネット、12は電子ビームであ
る。
【0031】そして、カラー陰極線管を構成する真空外
囲器(ガラスバルブ)は、大径のフェースプレート1A
を有するパネル部1と、内部にインライン型電子銃8を
収納した細長い円筒状のネック部2と、パネル部1とネ
ック部2とを連接する略漏斗形状のファンネル部3とか
らなっている。パネル部1は、フェースプレート1A内
面に螢光面4が被着形成される。パネル部1の内側周縁
部にサポートフレーム6が固定配置され、シャドウマス
ク5有孔部5Uが螢光面4に対向配置されるように、シ
ャドウマスク5スカート部5Sがサポートフレーム6に
溶接固着される。ファンネル部3のネック部2寄りの外
側には偏向ヨーク7が装着される。インライン型電子銃
8から放射された3本の電子ビーム(図1には1本だけ
が図示されている)12は、偏向ヨーク7により所定方
向に偏向された後、シャドウマスク5の電子ビーム通過
孔を通して螢光面4上の対応する色の螢光体ドットに投
射されるように、ネック部2の外周に、ピュリテイ調整
用マグネット9、センタービームスタティックコンバー
ゼンス調整用マグネット10、サイドビームスタティッ
クコンバーゼンス調整用マグネット11が並設配置され
ている。
囲器(ガラスバルブ)は、大径のフェースプレート1A
を有するパネル部1と、内部にインライン型電子銃8を
収納した細長い円筒状のネック部2と、パネル部1とネ
ック部2とを連接する略漏斗形状のファンネル部3とか
らなっている。パネル部1は、フェースプレート1A内
面に螢光面4が被着形成される。パネル部1の内側周縁
部にサポートフレーム6が固定配置され、シャドウマス
ク5有孔部5Uが螢光面4に対向配置されるように、シ
ャドウマスク5スカート部5Sがサポートフレーム6に
溶接固着される。ファンネル部3のネック部2寄りの外
側には偏向ヨーク7が装着される。インライン型電子銃
8から放射された3本の電子ビーム(図1には1本だけ
が図示されている)12は、偏向ヨーク7により所定方
向に偏向された後、シャドウマスク5の電子ビーム通過
孔を通して螢光面4上の対応する色の螢光体ドットに投
射されるように、ネック部2の外周に、ピュリテイ調整
用マグネット9、センタービームスタティックコンバー
ゼンス調整用マグネット10、サイドビームスタティッ
クコンバーゼンス調整用マグネット11が並設配置され
ている。
【0032】この場合、本実施例のカラー陰極線管の動
作、即ち、画像表示動作は、既知のこの種のカラー陰極
線管における画像表示動作と殆んど同じであるので、本
実施例のカラー陰極線管における画像表示動作の説明
は、省略する。
作、即ち、画像表示動作は、既知のこの種のカラー陰極
線管における画像表示動作と殆んど同じであるので、本
実施例のカラー陰極線管における画像表示動作の説明
は、省略する。
【0033】次に、図2(a)、(b)は、図1に図示
の本実施例のカラー陰極線管に用いられるシャドウマス
クの構成の一例を示す構成図であって、(a)はシャド
ウマスクの全体構成を示す斜視図であり、(b)は有孔
部に形成した多数の電子ビーム通過孔(一部省略)の配
置状態を示す平面図である。
の本実施例のカラー陰極線管に用いられるシャドウマス
クの構成の一例を示す構成図であって、(a)はシャド
ウマスクの全体構成を示す斜視図であり、(b)は有孔
部に形成した多数の電子ビーム通過孔(一部省略)の配
置状態を示す平面図である。
【0034】図2(a)、(b)において、13はシャ
ドウマスク5有孔部5Uに形成されたドット状の多数の
電子ビーム通過孔、14はシャドウマスク5(有孔部5
U)の垂直方向中心線、15はシャドウマスク5(有孔
部5U)の水平方向中心線であり、その他に、図1に示
された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付
けている。
ドウマスク5有孔部5Uに形成されたドット状の多数の
電子ビーム通過孔、14はシャドウマスク5(有孔部5
U)の垂直方向中心線、15はシャドウマスク5(有孔
部5U)の水平方向中心線であり、その他に、図1に示
された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付
けている。
【0035】図2(b)に示されるように、本実施例の
カラー陰極線管に用いられるシャドウマスク5は、既知
のシャドウマスクと同様に、有孔部5Uに多数の電子ビ
ーム通過孔13が形成されている。そして、本実施例の
シャドウマスク5有孔部5Uに形成された水平方向の多
数の電子ビーム通過孔13の孔ピッチは、有孔部5Uの
垂直方向中心線14の両側の一定領域において略均一で
あり、かつ、その一定領域を超えて有孔部5Uの横端方
向に行くに従って僅かづつ増大するようなバリアブルピ
ッチになるように形成されている。また、有孔部5Uに
形成された垂直方向の多数の電子ビーム通過孔13の孔
ピッチは、有孔部5Uの垂直方向中心線14から横端方
向に行くに従って僅かづつ減少するようなバリアブルピ
ッチになるように形成されている。即ち、有孔部5Uの
中央領域からコーナー領域に行くに従って、電子ビーム
通過孔13の水平方向配列の傾きが水平方向中心線15
に対して僅かづつ増大するように形成されている。
カラー陰極線管に用いられるシャドウマスク5は、既知
のシャドウマスクと同様に、有孔部5Uに多数の電子ビ
ーム通過孔13が形成されている。そして、本実施例の
シャドウマスク5有孔部5Uに形成された水平方向の多
数の電子ビーム通過孔13の孔ピッチは、有孔部5Uの
垂直方向中心線14の両側の一定領域において略均一で
あり、かつ、その一定領域を超えて有孔部5Uの横端方
向に行くに従って僅かづつ増大するようなバリアブルピ
ッチになるように形成されている。また、有孔部5Uに
形成された垂直方向の多数の電子ビーム通過孔13の孔
ピッチは、有孔部5Uの垂直方向中心線14から横端方
向に行くに従って僅かづつ減少するようなバリアブルピ
ッチになるように形成されている。即ち、有孔部5Uの
中央領域からコーナー領域に行くに従って、電子ビーム
通過孔13の水平方向配列の傾きが水平方向中心線15
に対して僅かづつ増大するように形成されている。
【0036】この場合、水平方向中心線15に対する電
子ビーム通過孔13の水平方向配列の傾きは、有孔部5
Uの4つのコーナー領域において最も大きく、4つのコ
ーナー領域から遠ざかるに従って順次小さくなってい
る。そして、水平方向中心線15に対する配列の傾きの
方向は、左上コーナーが左下がり、右上コーナーが右下
がり、左下コーナーが左上がり、右下コーナーが右上が
りであって、いわゆる、チルトアレイ配列構造になって
いる。
子ビーム通過孔13の水平方向配列の傾きは、有孔部5
Uの4つのコーナー領域において最も大きく、4つのコ
ーナー領域から遠ざかるに従って順次小さくなってい
る。そして、水平方向中心線15に対する配列の傾きの
方向は、左上コーナーが左下がり、右上コーナーが右下
がり、左下コーナーが左上がり、右下コーナーが右上が
りであって、いわゆる、チルトアレイ配列構造になって
いる。
【0037】本実施例のカラー陰極線管においては、図
2(a)、(b)に示されるように、シャドウマスク5
有孔部5Uに多数の電子ビーム通過孔13を形成したこ
とに対応し、螢光面4有効部においても、多数の赤色螢
光体ドット、緑色螢光体ドット、青色螢光体ドットが、
シャドウマスク5における前述のような多数の電子ビー
ム通過孔13の配列に対応してそれぞれ形成されている
もので、以下、これら各色螢光体ドットの配置状態につ
いて説明する。
2(a)、(b)に示されるように、シャドウマスク5
有孔部5Uに多数の電子ビーム通過孔13を形成したこ
とに対応し、螢光面4有効部においても、多数の赤色螢
光体ドット、緑色螢光体ドット、青色螢光体ドットが、
シャドウマスク5における前述のような多数の電子ビー
ム通過孔13の配列に対応してそれぞれ形成されている
もので、以下、これら各色螢光体ドットの配置状態につ
いて説明する。
【0038】ここで、図3は、本実施例のシャドウマス
クを備えたカラー陰極線管において、パネル部フェース
プレート内面に形成された螢光面4有効部の3色螢光体
ドット配列状態を示す平面図であって、螢光面4有効部
の極く一部分を拡大して示すものであり、また、図4
(a)、(b)、(c)は、本実施例のシャドウマスク
を備えたカラー陰極線管のパネル部フェースプレート内
面に形成された螢光面有効部における多数の螢光体ドッ
トのドットピッチの変化状態を示す特性図であって、
(a)は垂直方向中心軸からの水平方向距離と水平方向
ドットピッチとの関係、(b)は垂直方向中心軸からの
水平方向距離と垂直方向ドットピッチとの1つの関係を
示すものであり、(c)は垂直方向中心軸からの水平方
向距離と垂直方向ドットピッチとの他の1つの関係を示
すものである。
クを備えたカラー陰極線管において、パネル部フェース
プレート内面に形成された螢光面4有効部の3色螢光体
ドット配列状態を示す平面図であって、螢光面4有効部
の極く一部分を拡大して示すものであり、また、図4
(a)、(b)、(c)は、本実施例のシャドウマスク
を備えたカラー陰極線管のパネル部フェースプレート内
面に形成された螢光面有効部における多数の螢光体ドッ
トのドットピッチの変化状態を示す特性図であって、
(a)は垂直方向中心軸からの水平方向距離と水平方向
ドットピッチとの関係、(b)は垂直方向中心軸からの
水平方向距離と垂直方向ドットピッチとの1つの関係を
示すものであり、(c)は垂直方向中心軸からの水平方
向距離と垂直方向ドットピッチとの他の1つの関係を示
すものである。
【0039】図3において、23は螢光面有効部、23
Rは赤色螢光体ドット(画素)、23Gは緑色螢光体ド
ット(画素)、23Bは青色螢光体ドット(画素)、P
hは同色螢光体ドットの水平方向ドットピッチ、Pvは
1組の螢光体ドット配列とその配列に隣接する他の組の
螢光体ドット配列との垂直方向ドットピッチ、Pdは同
色螢光体ドットの対角方向ドットピッチである。また、
図3に図示されていないが、Pdoは対角方向ドットピ
ッチPdにおける螢光面有効部の中央領域の対角方向ド
ットピッチである。
Rは赤色螢光体ドット(画素)、23Gは緑色螢光体ド
ット(画素)、23Bは青色螢光体ドット(画素)、P
hは同色螢光体ドットの水平方向ドットピッチ、Pvは
1組の螢光体ドット配列とその配列に隣接する他の組の
螢光体ドット配列との垂直方向ドットピッチ、Pdは同
色螢光体ドットの対角方向ドットピッチである。また、
図3に図示されていないが、Pdoは対角方向ドットピ
ッチPdにおける螢光面有効部の中央領域の対角方向ド
ットピッチである。
【0040】また、図4(a)において、縦軸は水平方
向ドットピッチ(Ph)、横軸は垂直方向中心軸からの
水平方向距離(Xi)であり、図4(b)、(c)にお
いて、縦軸は垂直方向ドットピッチ(Pv)、横軸は垂
直方向中心軸からの水平方向距離(Xi)である。
向ドットピッチ(Ph)、横軸は垂直方向中心軸からの
水平方向距離(Xi)であり、図4(b)、(c)にお
いて、縦軸は垂直方向ドットピッチ(Pv)、横軸は垂
直方向中心軸からの水平方向距離(Xi)である。
【0041】図4(a)に示されるように、螢光面有効
部23に形成された水平方向の多数の螢光体ドット23
R、23G、23Bの水平方向ドットピッチPhは、螢
光面有効部23の垂直方向中心線の両側の一定領域、即
ち、垂直方向中心線から水平方向距離Hcに至る領域に
おいて、略均一のピッチPhoであり、その一定領域H
cを超えて横端部分に至る領域Hiにおいて、螢光面有
効部23の横端方向に行くに従って僅かづつ増大するよ
うなピッチPhiで、いわゆるバリアブルピッチに形成
されている。
部23に形成された水平方向の多数の螢光体ドット23
R、23G、23Bの水平方向ドットピッチPhは、螢
光面有効部23の垂直方向中心線の両側の一定領域、即
ち、垂直方向中心線から水平方向距離Hcに至る領域に
おいて、略均一のピッチPhoであり、その一定領域H
cを超えて横端部分に至る領域Hiにおいて、螢光面有
効部23の横端方向に行くに従って僅かづつ増大するよ
うなピッチPhiで、いわゆるバリアブルピッチに形成
されている。
【0042】また、図4(b)に示されるように、螢光
面有効部23に形成された垂直方向の多数の螢光体ドッ
ト23R、23G、23Bの垂直方向ドットピッチPv
は、螢光面有効部23の垂直方向中心線から水平方向横
端部分に行くに従ってピッチがPvoからPviの間で
順次僅かづつ減少するようなバリアブルピッチに形成さ
れている。そして、多数の螢光体ドット23R、23
G、23Bの全体的なドットピッチ配列は、チルトアレ
イ配列構造になっているものである。
面有効部23に形成された垂直方向の多数の螢光体ドッ
ト23R、23G、23Bの垂直方向ドットピッチPv
は、螢光面有効部23の垂直方向中心線から水平方向横
端部分に行くに従ってピッチがPvoからPviの間で
順次僅かづつ減少するようなバリアブルピッチに形成さ
れている。そして、多数の螢光体ドット23R、23
G、23Bの全体的なドットピッチ配列は、チルトアレ
イ配列構造になっているものである。
【0043】このように、本実施例のシャドウマスクを
備えたカラー陰極線管は、螢光面有効部23に設けた多
数の螢光体ドット23R、23G、23Bを、水平方向
ドットピッチ(Ph)及び垂直方向ドットピッチ(P
v)が前述のようなバリアブルピッチで、チルトアレイ
配列構造になるように形成し、かつ、シャドウマスク5
有孔部5Uに設けた多数の電子ビーム通過孔13を、水
平方向孔ピッチ及び垂直方向孔ピッチが前述のようなバ
リアブルピッチで、チルトアレイ配列構造になるように
形成したので、螢光面4各部のピュリテイ裕度が高くな
って、部分的な解像度の劣化を生じなくなり、しかも、
シャドウマスク5の機械的強度を高めることができる。
備えたカラー陰極線管は、螢光面有効部23に設けた多
数の螢光体ドット23R、23G、23Bを、水平方向
ドットピッチ(Ph)及び垂直方向ドットピッチ(P
v)が前述のようなバリアブルピッチで、チルトアレイ
配列構造になるように形成し、かつ、シャドウマスク5
有孔部5Uに設けた多数の電子ビーム通過孔13を、水
平方向孔ピッチ及び垂直方向孔ピッチが前述のようなバ
リアブルピッチで、チルトアレイ配列構造になるように
形成したので、螢光面4各部のピュリテイ裕度が高くな
って、部分的な解像度の劣化を生じなくなり、しかも、
シャドウマスク5の機械的強度を高めることができる。
【0044】また、前記実施例においては、螢光面有効
部23に設けた多数の螢光体ドット23R、23G、2
3Bのドットピッチを、前述のようなバリアブルピッチ
及び前述のようなチルトアレイ配列構造に加えて、螢光
面有効部23の各領域において対角方向ドットピッチP
dが略均一になるように、次に挙げる式(1)を満たす
ようにすればより好適である。
部23に設けた多数の螢光体ドット23R、23G、2
3Bのドットピッチを、前述のようなバリアブルピッチ
及び前述のようなチルトアレイ配列構造に加えて、螢光
面有効部23の各領域において対角方向ドットピッチP
dが略均一になるように、次に挙げる式(1)を満たす
ようにすればより好適である。
【0045】即ち、図3に示されるように、多数の螢光
体ドット23R、23B、23Gの1組の水平方向配列
と、その配列に隣接する他の多数の螢光体ドット23
R、23B、23Gの1組の水平方向配列との垂直方向
間隔(ドットピッチ)をPv、隣接する多数の螢光体ド
ット23R、23B、23Gの水平方向配列における同
一色螢光体ドット(例えば、緑色螢光体ドット23G)
の水平方向間隔(ドットピッチ)をPh、同じく隣接す
る多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの水平方
向配列における同一色螢光体ドット(例えば、緑色螢光
体ドット23G)の対角方向間隔(ドットピッチ)をP
d、特に、対角方向ドットピッチPdにおける螢光面有
効部23の中心領域における対角方向間隔(ドットピッ
チ)をPdoとしたとき、
体ドット23R、23B、23Gの1組の水平方向配列
と、その配列に隣接する他の多数の螢光体ドット23
R、23B、23Gの1組の水平方向配列との垂直方向
間隔(ドットピッチ)をPv、隣接する多数の螢光体ド
ット23R、23B、23Gの水平方向配列における同
一色螢光体ドット(例えば、緑色螢光体ドット23G)
の水平方向間隔(ドットピッチ)をPh、同じく隣接す
る多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの水平方
向配列における同一色螢光体ドット(例えば、緑色螢光
体ドット23G)の対角方向間隔(ドットピッチ)をP
d、特に、対角方向ドットピッチPdにおける螢光面有
効部23の中心領域における対角方向間隔(ドットピッ
チ)をPdoとしたとき、
【0046】
【数1】
【0047】を満たすように、多数の螢光体ドット23
R、23B、23Gのドットピッチを設定する。
R、23B、23Gのドットピッチを設定する。
【0048】式(1)に示されるように、螢光面有効部
23の任意領域における対角方向ドットピッチPdを、
螢光面有効部23の中心領域における対角方向ドットピ
ッチPdoの0.98倍以上、1.02倍以下に選ぶこ
とにより、前記実施例において得られる効果に加え、螢
光面有効部23の領域各部における対角方向ドットピッ
チPdを無理な設定をしなくても、略均一化することが
可能になるという付加的な効果が得られる。
23の任意領域における対角方向ドットピッチPdを、
螢光面有効部23の中心領域における対角方向ドットピ
ッチPdoの0.98倍以上、1.02倍以下に選ぶこ
とにより、前記実施例において得られる効果に加え、螢
光面有効部23の領域各部における対角方向ドットピッ
チPdを無理な設定をしなくても、略均一化することが
可能になるという付加的な効果が得られる。
【0049】この場合、前記実施例における螢光面有効
部23に形成する多数の螢光体ドット23R、23B、
23Gの垂直方向ドットピッチPvについては、図4
(b)に示されるようなピッチ配列にする代りに、図4
(c)に示されるように、螢光面有効部23の垂直方向
中心線領域からの水平方向距離Vcに至る領域におい
て、略均一のピッチPvoであり、その一定領域Vcを
超えて横端部分に至る領域Viにおいて、螢光面有効部
23の横端方向に行くに従って順次減少するようなピッ
チPviになるようなピッチ配列にしてもよい。
部23に形成する多数の螢光体ドット23R、23B、
23Gの垂直方向ドットピッチPvについては、図4
(b)に示されるようなピッチ配列にする代りに、図4
(c)に示されるように、螢光面有効部23の垂直方向
中心線領域からの水平方向距離Vcに至る領域におい
て、略均一のピッチPvoであり、その一定領域Vcを
超えて横端部分に至る領域Viにおいて、螢光面有効部
23の横端方向に行くに従って順次減少するようなピッ
チPviになるようなピッチ配列にしてもよい。
【0050】ところで、本発明において、前記一定領域
Hc内の水平方向ドットピッチPhにおける「略均一」
の意味は、多数の螢光体ドット23R、23B、23G
を形成する際の製造公差を考慮しているもので、前記一
定領域Hc内における最小の水平方向ドットピッチをP
hoとしたとき、水平方向ドットピッチPhがPho乃
至1.01Phoの範囲内に収まっていることの意味で
ある。
Hc内の水平方向ドットピッチPhにおける「略均一」
の意味は、多数の螢光体ドット23R、23B、23G
を形成する際の製造公差を考慮しているもので、前記一
定領域Hc内における最小の水平方向ドットピッチをP
hoとしたとき、水平方向ドットピッチPhがPho乃
至1.01Phoの範囲内に収まっていることの意味で
ある。
【0051】前記一定領域Hcは、螢光面有効部23の
中央位置から横端位置までの水平方向距離(螢光面有効
部23の水平方向長さの1/2)をXiとしたとき、中
央位置からの距離が約2Xi/3乃至約5Xi/6の範
囲内の位置であることが好ましい(2Xi/3≦Xc≦
5Xi/6)。この一定領域Hcを、中央位置からの距
離が約2Xi/3よりも小さい位置に選ぶと、螢光面有
効部23の主要部分の螢光体ドットピッチが粗くなり、
カラー陰極線管として解像度の劣化が目立ち、表示画質
が損なわれるようになる。一方、一定領域Hcを、中央
位置からの距離が約5Xi/6よりも大きい位置に選ぶ
と、螢光面有効部23の水平方向横端領域において、隣
接する螢光体ドットの対角方向ドットピッチを適当に大
きくすることができなくなり、特に、螢光面のコーナー
領域でピュリテイ裕度(電子ビームが他色螢光体ドット
にランディングする距離)が低下し、色むらを生じるよ
うになる。
中央位置から横端位置までの水平方向距離(螢光面有効
部23の水平方向長さの1/2)をXiとしたとき、中
央位置からの距離が約2Xi/3乃至約5Xi/6の範
囲内の位置であることが好ましい(2Xi/3≦Xc≦
5Xi/6)。この一定領域Hcを、中央位置からの距
離が約2Xi/3よりも小さい位置に選ぶと、螢光面有
効部23の主要部分の螢光体ドットピッチが粗くなり、
カラー陰極線管として解像度の劣化が目立ち、表示画質
が損なわれるようになる。一方、一定領域Hcを、中央
位置からの距離が約5Xi/6よりも大きい位置に選ぶ
と、螢光面有効部23の水平方向横端領域において、隣
接する螢光体ドットの対角方向ドットピッチを適当に大
きくすることができなくなり、特に、螢光面のコーナー
領域でピュリテイ裕度(電子ビームが他色螢光体ドット
にランディングする距離)が低下し、色むらを生じるよ
うになる。
【0052】この他に、螢光面有効部23の横端位置に
おける水平方向ドットピッチPhiは、約1.03Ph
o乃至約1.08Phoとすることが好ましい(1.0
3Pho≦Phi≦1.08Pho)。
おける水平方向ドットピッチPhiは、約1.03Ph
o乃至約1.08Phoとすることが好ましい(1.0
3Pho≦Phi≦1.08Pho)。
【0053】また、本発明において、前記一定領域Vc
内の垂直方向ドットピッチPvにおける「略一定」の意
味は、やはり多数の螢光体ドット23R、23B、23
Gを形成する際の製造公差を考慮しているもので、前記
一定領域Vc内における最大の垂直方向ドットピッチを
Pvoとしたとき、垂直方向ドットピッチPvが0.9
95Pvo乃至Pvoの範囲内に収まっていることの意
味である。
内の垂直方向ドットピッチPvにおける「略一定」の意
味は、やはり多数の螢光体ドット23R、23B、23
Gを形成する際の製造公差を考慮しているもので、前記
一定領域Vc内における最大の垂直方向ドットピッチを
Pvoとしたとき、垂直方向ドットピッチPvが0.9
95Pvo乃至Pvoの範囲内に収まっていることの意
味である。
【0054】前記一定領域Vcは、螢光面有効部23の
中央位置から横端位置までの水平方向距離(螢光面有効
部23の水平方向長さの1/2)をXiとしたとき、約
2Xi/3以下である位置が好ましい(Xc≦2Xi/
3)。この一定領域Vcを、中央位置からの水平方向距
離が約2Xi/3よりも大きい位置に選ぶと、横端位置
における螢光体ドットの垂直方向ドットピッチを適当に
小さくすることができず、特に、螢光面有効部23のコ
ーナー領域における多数の螢光体ドット23R、23
B、23Gの水平方向配列の傾き(チルトアレイ配列構
造)が不十分になり、ピュリテイ裕度(電子ビームが他
色螢光体ドットからそのランディング位置がずれる距
離)が低下し、色むらが生じるようになる。
中央位置から横端位置までの水平方向距離(螢光面有効
部23の水平方向長さの1/2)をXiとしたとき、約
2Xi/3以下である位置が好ましい(Xc≦2Xi/
3)。この一定領域Vcを、中央位置からの水平方向距
離が約2Xi/3よりも大きい位置に選ぶと、横端位置
における螢光体ドットの垂直方向ドットピッチを適当に
小さくすることができず、特に、螢光面有効部23のコ
ーナー領域における多数の螢光体ドット23R、23
B、23Gの水平方向配列の傾き(チルトアレイ配列構
造)が不十分になり、ピュリテイ裕度(電子ビームが他
色螢光体ドットからそのランディング位置がずれる距
離)が低下し、色むらが生じるようになる。
【0055】この他に、螢光面有効部23の横端位置に
おける垂直方向ドットピッチPviは、約0.935P
vo乃至約0.985Pvoとすることが好ましい
(0.935Pvo≦Pvi≦0.985Pvo)。
おける垂直方向ドットピッチPviは、約0.935P
vo乃至約0.985Pvoとすることが好ましい
(0.935Pvo≦Pvi≦0.985Pvo)。
【0056】なお、図4(a)、(b)に示す実施例、
及び、図4(a)、(c)に示す実施例は、螢光面有効
部23の螢光体ドットピッチ配列の変化状態を示したも
のであるが、このような螢光面有効部23の螢光体ドッ
トピッチ配列の変化状態に対応して、シャドウマスク5
の多数の電子ビーム通過孔13の孔ピッチについても、
螢光面有効部23の螢光体ドットピッチ配列と同様の孔
ピッチ配列になるように構成される。
及び、図4(a)、(c)に示す実施例は、螢光面有効
部23の螢光体ドットピッチ配列の変化状態を示したも
のであるが、このような螢光面有効部23の螢光体ドッ
トピッチ配列の変化状態に対応して、シャドウマスク5
の多数の電子ビーム通過孔13の孔ピッチについても、
螢光面有効部23の螢光体ドットピッチ配列と同様の孔
ピッチ配列になるように構成される。
【0057】このように、本実施例のシャドウマスクを
備えたカラー陰極線管によれば、螢光面有効部23に形
成される多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの
ドットピッチとして、前記バリアブルピッチ及び前記チ
ルトアレイ配列構造を採用しているので、前記チルトア
レイ配列構造に基づいて4つのコーナー領域の多数の螢
光体ドット23R、23B、23Gの対角方向ドットピ
ッチPdが小さくなるのを、前記バリアブルピッチの併
用によって避けることができ、螢光面有効部23の各部
領域におけるピュリテイ裕度が高くなり、部分的な解像
度の劣化が生じることがない。
備えたカラー陰極線管によれば、螢光面有効部23に形
成される多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの
ドットピッチとして、前記バリアブルピッチ及び前記チ
ルトアレイ配列構造を採用しているので、前記チルトア
レイ配列構造に基づいて4つのコーナー領域の多数の螢
光体ドット23R、23B、23Gの対角方向ドットピ
ッチPdが小さくなるのを、前記バリアブルピッチの併
用によって避けることができ、螢光面有効部23の各部
領域におけるピュリテイ裕度が高くなり、部分的な解像
度の劣化が生じることがない。
【0058】そして、前記式(1)を満たすように構成
することにより、螢光面有効部23の各部領域における
ピュリテイ裕度を高くなり、部分的な解像度の劣化が生
じなくなるとともに、螢光面有効部23の領域各部にお
いて多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの対角
方向ドットピッチPdを均一にすることができる。
することにより、螢光面有効部23の各部領域における
ピュリテイ裕度を高くなり、部分的な解像度の劣化が生
じなくなるとともに、螢光面有効部23の領域各部にお
いて多数の螢光体ドット23R、23B、23Gの対角
方向ドットピッチPdを均一にすることができる。
【0059】また、本実施例のシャドウマスクを備えた
カラー陰極線管によれば、シャドウマスク5の多数の電
子ビーム通過孔13の孔ピッチとして、前記バリアブル
ピッチ及び前記チルトアレイ配列構造を採用しているの
で、機械的に強固なシャドウマスク5が得られる。
カラー陰極線管によれば、シャドウマスク5の多数の電
子ビーム通過孔13の孔ピッチとして、前記バリアブル
ピッチ及び前記チルトアレイ配列構造を採用しているの
で、機械的に強固なシャドウマスク5が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明のシャドウマスク
を備えたカラー陰極線管によれば、螢光面有効部に多数
の螢光体画素を形成する場合、有効部の垂直方向におけ
る多数の螢光体画素の画素ピッチの配列状態がチルトア
レイ配列構造になるように形成し、同時に、シャドウマ
スク有孔部に多数の電子ビーム通過孔を形成する場合、
有孔部の垂直方向における多数の電子ビーム通過孔の孔
ピッチの配列状態がチルトアレイ配列構造になるように
形成しており、また、螢光面有効部の水平方向における
多数の螢光体画素の画素ピッチ、及び、シャドウマスク
有孔部の水平方向における多数の電子ビーム通過孔の孔
ピッチが、それぞれ垂直方向中心線の両側の一定領域に
おいて均一で、その一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するようなバリアブルピッチになるよう
に形成しているので、チルトアレイ配列構造にすること
によって、螢光面有効部の4つのコーナー領域における
螢光体画素の対角方向の画素ピッチ、及び、同じくシャ
ドウマスク有孔部の4つのコーナー領域における電子ビ
ーム通過孔の対角方向の孔ピッチが減少するのを、バリ
アブルピッチの採用により相殺することが可能になり、
その結果、螢光面各部のピュリテイ裕度が高くなって、
部分的な解像度の劣化を生じることがなくなるという効
果がある。
を備えたカラー陰極線管によれば、螢光面有効部に多数
の螢光体画素を形成する場合、有効部の垂直方向におけ
る多数の螢光体画素の画素ピッチの配列状態がチルトア
レイ配列構造になるように形成し、同時に、シャドウマ
スク有孔部に多数の電子ビーム通過孔を形成する場合、
有孔部の垂直方向における多数の電子ビーム通過孔の孔
ピッチの配列状態がチルトアレイ配列構造になるように
形成しており、また、螢光面有効部の水平方向における
多数の螢光体画素の画素ピッチ、及び、シャドウマスク
有孔部の水平方向における多数の電子ビーム通過孔の孔
ピッチが、それぞれ垂直方向中心線の両側の一定領域に
おいて均一で、その一定領域から横端方向に行くに従っ
て僅かづつ増大するようなバリアブルピッチになるよう
に形成しているので、チルトアレイ配列構造にすること
によって、螢光面有効部の4つのコーナー領域における
螢光体画素の対角方向の画素ピッチ、及び、同じくシャ
ドウマスク有孔部の4つのコーナー領域における電子ビ
ーム通過孔の対角方向の孔ピッチが減少するのを、バリ
アブルピッチの採用により相殺することが可能になり、
その結果、螢光面各部のピュリテイ裕度が高くなって、
部分的な解像度の劣化を生じることがなくなるという効
果がある。
【0061】また、本発明のシャドウマスクを備えたカ
ラー陰極線管によれば、シャドウマスクにおける有孔部
の水平方向における多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチ
が、それぞれ垂直方向中心線の両側の一定領域において
均一で、その一定領域から横端方向に行くに従って僅か
づつ増大するようなバリアブルピッチにしているので、
シャドウマスクの機械的強度を向上させることができる
という効果がある。
ラー陰極線管によれば、シャドウマスクにおける有孔部
の水平方向における多数の電子ビーム通過孔の孔ピッチ
が、それぞれ垂直方向中心線の両側の一定領域において
均一で、その一定領域から横端方向に行くに従って僅か
づつ増大するようなバリアブルピッチにしているので、
シャドウマスクの機械的強度を向上させることができる
という効果がある。
【図1】本発明によるカラー陰極線管の一実施例の概略
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図2】図1に図示されたカラー陰極線管に用いられる
シャドウマスクの構成の一例を示す構成図である。
シャドウマスクの構成の一例を示す構成図である。
【図3】図1に図示されたカラー陰極線管において、パ
ネル部フェースプレート内面に設けた螢光面有効部の極
く一部分における多数の螢光体ドット配列状態を拡大し
て示す平面図である。
ネル部フェースプレート内面に設けた螢光面有効部の極
く一部分における多数の螢光体ドット配列状態を拡大し
て示す平面図である。
【図4】図1に図示されたカラー陰極線管において、パ
ネル部フェースプレート内面に設けた螢光面有効部にお
ける多数の螢光体ドットのドットピッチの変化状態を示
す特性図である。
ネル部フェースプレート内面に設けた螢光面有効部にお
ける多数の螢光体ドットのドットピッチの変化状態を示
す特性図である。
【図5】既知のシャドウマスク(特開昭56−4164
8号に開示のシャドウマスク)を備えたカラー陰極線管
の螢光面有効部の一部における3色螢光体ドットの配置
状態を示す要部構成図である。
8号に開示のシャドウマスク)を備えたカラー陰極線管
の螢光面有効部の一部における3色螢光体ドットの配置
状態を示す要部構成図である。
1 パネル部 1A フェースプレート 2 ネック部 3 ファンネル部 4 螢光面 5 シャドウマスク 5U 有孔部 5S スカート部 6 サポートフレーム 7 偏向ヨーク 8 インライン型電子銃 9 ピュリテイ調整用マグネット 10 センタービームスタティックコンバーゼンス調整
用マグネット 11 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 12 電子ビーム 13 多数の電子ビーム通過孔 13R 赤色用電子ビーム通過孔 13G 緑色用電子ビーム通過孔 13B 青色用電子ビーム通過孔 14 垂直方向中心線 15 水平方向中心線 23 螢光面有効部 23R 赤色螢光体ドット(画素) 23G 緑色螢光体ドット(画素) 23B 青色螢光体ドット(画素)
用マグネット 11 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 12 電子ビーム 13 多数の電子ビーム通過孔 13R 赤色用電子ビーム通過孔 13G 緑色用電子ビーム通過孔 13B 青色用電子ビーム通過孔 14 垂直方向中心線 15 水平方向中心線 23 螢光面有効部 23R 赤色螢光体ドット(画素) 23G 緑色螢光体ドット(画素) 23B 青色螢光体ドット(画素)
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル部フェースプレート内面に形成さ
れた螢光面と、前記パネル部内で螢光面に対向配置され
たシャドウマスクと、ネック部内に収納されたインライ
ン型電子銃とを備え、前記螢光面は、有効部にドット状
の多数の螢光体画素を有し、前記多数の螢光体画素の水
平方向の同色の画素ピッチは、前記有効部の垂直方向中
心線の領域から横端方向に向かう一定領域で略均一で、
前記一定領域から前記横端方向に行くに従って僅かづつ
増大するように形成され、前記多数の螢光体画素の垂直
方向の同色の画素ピッチは、前記有効部の前記垂直方向
中心線の領域から前記横端方向に行くに従って僅かづつ
減少するように形成されていることを特徴とするシャド
ウマスクを備えたカラー陰極線管。 - 【請求項2】 前記螢光面において、1組の螢光体画素
の水平方向配列とその配列に隣接する他の組の螢光体画
素の水平方向配列との垂直方向間隔をPv、前記1組の
螢光体画素の水平方向配列における同色螢光体画素の水
平方向間隔をPh、前記1組の螢光体画素の水平方向配
列とその配列に隣接する前記他の組の螢光体画素の水平
方向配列との同色螢光体画素の対角方向間隔をPd、前
記同色螢光体画素の対角方向間隔Pdの中で、前記螢光
面の有効部中心領域における対角方向間隔をPdoとし
たとき、 【数1】 を満たすように、前記多数の螢光体画素が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のシャドウマスクを
備えたカラー陰極線管。 - 【請求項3】 パネル部フェースプレート内面に形成さ
れた螢光面と、前記パネル部内で螢光面に対向配置され
たシャドウマスクと、ネック部内に収納されたインライ
ン型電子銃とを備え、前記シャドウマスクは、有孔部に
ドット状の多数の電子ビーム通過孔を有し、前記多数の
電子ビーム通過孔の水平方向の孔ピッチは、前記有孔部
の垂直方向中心線の領域から横端方向に向かう一定領域
で略均一で、前記一定領域から前記横端方向に行くに従
って僅かづつ増大するように形成され、前記多数の電子
ビーム通過孔の垂直方向の孔ピッチは、前記有孔部の前
記垂直方向中心線の領域から前記横端方向に行くに従っ
て僅かづつ減少するように形成されていることを特徴と
するシャドウマスクを備えたカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153088A JPH1154062A (ja) | 1997-06-03 | 1998-06-02 | シャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14527997 | 1997-06-03 | ||
| JP9-145279 | 1997-06-03 | ||
| JP10153088A JPH1154062A (ja) | 1997-06-03 | 1998-06-02 | シャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1154062A true JPH1154062A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=26476444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10153088A Pending JPH1154062A (ja) | 1997-06-03 | 1998-06-02 | シャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1154062A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1170772A1 (en) * | 2000-07-04 | 2002-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP10153088A patent/JPH1154062A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1170772A1 (en) * | 2000-07-04 | 2002-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube |
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