JPH115419A - 産業車両の車体揺動制御装置 - Google Patents
産業車両の車体揺動制御装置Info
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- JPH115419A JPH115419A JP9161507A JP16150797A JPH115419A JP H115419 A JPH115419 A JP H115419A JP 9161507 A JP9161507 A JP 9161507A JP 16150797 A JP16150797 A JP 16150797A JP H115419 A JPH115419 A JP H115419A
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- B60G9/00—Resilient suspensions of a rigid axle or axle housing for two or more wheels
- B60G9/02—Resilient suspensions of a rigid axle or axle housing for two or more wheels the axle or housing being pivotally mounted on the vehicle, e.g. the pivotal axis being parallel to the longitudinal axis of the vehicle
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- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
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- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/32—Rigid axle suspensions pivoted
- B60G2200/322—Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】タイヤ角センサ、ハンドル角センサが故障した
場合においても、両センサが故障しない場合と同様に安
定な姿勢で産業車両を旋回することができる。 【解決手段】フォークリフトの車体フレーム1aには、
リアアクスル10が揺動自在に連結され、リアアクスル
10と車体フレーム1a間にはダンパー13が配置され
る。ダンパー13は電磁切換弁14にてロック又はロッ
ク解除作動する。電磁切換弁14はコントローラ28か
らロック指令及びロック解除指令によりダンパー13を
ロック又はロック解除する。コントローラ28は、タイ
ヤ角センサ21、ハンドル角センサ25が故障した場合
には、ジャイロスコープ45及び車速センサ23にて検
出された角加速度及び走行速度に基づいて、ヨーレート
変化変化率及び横Gを算出し、その算出した変化率或い
は横Gが設定値より大となった時、ロック指令を出す。
場合においても、両センサが故障しない場合と同様に安
定な姿勢で産業車両を旋回することができる。 【解決手段】フォークリフトの車体フレーム1aには、
リアアクスル10が揺動自在に連結され、リアアクスル
10と車体フレーム1a間にはダンパー13が配置され
る。ダンパー13は電磁切換弁14にてロック又はロッ
ク解除作動する。電磁切換弁14はコントローラ28か
らロック指令及びロック解除指令によりダンパー13を
ロック又はロック解除する。コントローラ28は、タイ
ヤ角センサ21、ハンドル角センサ25が故障した場合
には、ジャイロスコープ45及び車速センサ23にて検
出された角加速度及び走行速度に基づいて、ヨーレート
変化変化率及び横Gを算出し、その算出した変化率或い
は横Gが設定値より大となった時、ロック指令を出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両の車体に
揺動可能に設けられた車軸を、走行状況等に応じて固定
する制御を行う産業車両の車体揺動制御装置に関するも
のである。
揺動可能に設けられた車軸を、走行状況等に応じて固定
する制御を行う産業車両の車体揺動制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフト等の産業車両で
は、走行時の車両安定化を図るため、後輪を支持する車
軸が車体に対して揺動可能に取付けられている。しか
し、フォークリフトの旋回時には、遠心力による横向き
の力を受けたことによる車軸の揺動により車体が大きく
傾くことになるため、走行安定性が却って低下する場合
がある。
は、走行時の車両安定化を図るため、後輪を支持する車
軸が車体に対して揺動可能に取付けられている。しか
し、フォークリフトの旋回時には、遠心力による横向き
の力を受けたことによる車軸の揺動により車体が大きく
傾くことになるため、走行安定性が却って低下する場合
がある。
【0003】そこで、特開昭58−211903号公報
には、フォークリフトに遠心力を検出する旋回検出手段
を設け、車両に働く遠心力が所定値以上になると、車軸
を車軸規制機構にて固定する技術が開示されている。こ
のフォークリフトでは、車軸が固定されることで旋回時
の車体の傾きが小さく抑えられ、安定な姿勢で旋回する
ことができる。
には、フォークリフトに遠心力を検出する旋回検出手段
を設け、車両に働く遠心力が所定値以上になると、車軸
を車軸規制機構にて固定する技術が開示されている。こ
のフォークリフトでは、車軸が固定されることで旋回時
の車体の傾きが小さく抑えられ、安定な姿勢で旋回する
ことができる。
【0004】また、特開昭58−167215号公報に
は、フォーク上の積荷の荷重が所定重量以上になったこ
とを検知する荷重検知手段と、フォークが所定高さ以上
に上昇したことを検知する揚高検知手段とを備え、両検
知手段が共に検知状態となる重荷重かつ高揚高のとき
に、車軸を固定する技術が開示されている。
は、フォーク上の積荷の荷重が所定重量以上になったこ
とを検知する荷重検知手段と、フォークが所定高さ以上
に上昇したことを検知する揚高検知手段とを備え、両検
知手段が共に検知状態となる重荷重かつ高揚高のとき
に、車軸を固定する技術が開示されている。
【0005】さらに本願出願人は、車両に働く横向きの
加速度(横G)を、加速度センサを用いず、操舵輪のタ
イヤ角を検出するセンサと、車速を検出するセンサから
の両検出値を用いて演算により推定し、横Gが設定値以
上となると車軸を固定する技術を提案している(特願平
8−149560号)。タイヤ角を検出するセンサとし
ては、例えば操舵輪の操舵時の回転を検出するポテンシ
ョメータ等が使用される。
加速度(横G)を、加速度センサを用いず、操舵輪のタ
イヤ角を検出するセンサと、車速を検出するセンサから
の両検出値を用いて演算により推定し、横Gが設定値以
上となると車軸を固定する技術を提案している(特願平
8−149560号)。タイヤ角を検出するセンサとし
ては、例えば操舵輪の操舵時の回転を検出するポテンシ
ョメータ等が使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車軸を固定す
るか否かを判定するための横G等の各種判定値を得るた
めに車両に設けられたセンサ(検出器)が故障した時に
は、その故障時の誤った入力電圧に基づく誤った横G等
の判定値によって制御が行われることになる。そのた
め、実際には横Gがかかっていない時にも車軸が固定さ
れてしまって直進走行時の走行安定性が低下したり、実
際の横Gが大きい時にも車軸が固定されず、旋回時の走
行安定性が低下するなどの不具合が生じる。このような
問題を回避するためには、センサの故障を発見する故障
診断が必要となる。
るか否かを判定するための横G等の各種判定値を得るた
めに車両に設けられたセンサ(検出器)が故障した時に
は、その故障時の誤った入力電圧に基づく誤った横G等
の判定値によって制御が行われることになる。そのた
め、実際には横Gがかかっていない時にも車軸が固定さ
れてしまって直進走行時の走行安定性が低下したり、実
際の横Gが大きい時にも車軸が固定されず、旋回時の走
行安定性が低下するなどの不具合が生じる。このような
問題を回避するためには、センサの故障を発見する故障
診断が必要となる。
【0007】センサの故障が断線故障や短絡故障であれ
ば、入力電圧が断線時には例えば0ボルト、短絡時には
電源電圧に等しくなるので、入力電圧を監視することで
故障診断が比較的し易い。しかし、ポテンショメータ等
のセンサでは、センサが取付け箇所から脱落して検出す
べき回転が入力軸に伝達されない脱落故障が起こり得
る。脱落故障時には、正常時と同じ範囲内の一定電圧が
入力されることになる。そのため、センサの入力電圧値
を監視するだけの診断方法では、脱落故障が見逃される
という問題があった。このことはポテンショメータに限
られたことではなく、例えば加速度センサ等において
も、脱落して車体に対して揺れ動けば誤った入力電圧が
入力されることになるため同様の問題はある。
ば、入力電圧が断線時には例えば0ボルト、短絡時には
電源電圧に等しくなるので、入力電圧を監視することで
故障診断が比較的し易い。しかし、ポテンショメータ等
のセンサでは、センサが取付け箇所から脱落して検出す
べき回転が入力軸に伝達されない脱落故障が起こり得
る。脱落故障時には、正常時と同じ範囲内の一定電圧が
入力されることになる。そのため、センサの入力電圧値
を監視するだけの診断方法では、脱落故障が見逃される
という問題があった。このことはポテンショメータに限
られたことではなく、例えば加速度センサ等において
も、脱落して車体に対して揺れ動けば誤った入力電圧が
入力されることになるため同様の問題はある。
【0008】そこで、本出願人は、例えばタイヤ角を検
出するセンサが脱落故障した場合、その脱落故障検出を
行うために、ステアリングシャフトの操作角度(ハンド
ル角度)を検出するハンドル角センサを設け、このハン
ドル角センサの検出信号と、タイヤ角センサからの検出
信号の両信号に基づいて、タイヤ角センサが脱落故障し
たか、否かを判定する故障判定装置を提案している。
出するセンサが脱落故障した場合、その脱落故障検出を
行うために、ステアリングシャフトの操作角度(ハンド
ル角度)を検出するハンドル角センサを設け、このハン
ドル角センサの検出信号と、タイヤ角センサからの検出
信号の両信号に基づいて、タイヤ角センサが脱落故障し
たか、否かを判定する故障判定装置を提案している。
【0009】ところで、一方、上記のようにタイヤ角セ
ンサが故障した場合、旋回時には、タイヤ角センサから
の検出信号の結果によらず、タイヤ角を最大タイヤ角に
したものとし、即ち、旋回半径を最小と見做して制御す
るようにしている。これは最も過酷な最大タイヤ角で制
御するようにしておけば、実際のタイヤ角がどのように
なっていようとも安定な姿勢で旋回することができるか
らである。
ンサが故障した場合、旋回時には、タイヤ角センサから
の検出信号の結果によらず、タイヤ角を最大タイヤ角に
したものとし、即ち、旋回半径を最小と見做して制御す
るようにしている。これは最も過酷な最大タイヤ角で制
御するようにしておけば、実際のタイヤ角がどのように
なっていようとも安定な姿勢で旋回することができるか
らである。
【0010】しかし、このようにすると、車軸を車軸規
制機構にて固定(ロック)する頻度が多くなる問題があ
る。従って、タイヤ角センサが故障した場合において
も、車軸を車軸規制機構にて固定(ロック)する頻度が
多くならず、タイヤ角センサが故障しない場合と同様に
安定な姿勢で旋回することができる産業車両の車体揺動
制御装置が要望されている。
制機構にて固定(ロック)する頻度が多くなる問題があ
る。従って、タイヤ角センサが故障した場合において
も、車軸を車軸規制機構にて固定(ロック)する頻度が
多くならず、タイヤ角センサが故障しない場合と同様に
安定な姿勢で旋回することができる産業車両の車体揺動
制御装置が要望されている。
【0011】そこで、もともと他の制御に使用されてい
るハンドル角センサを利用し、タイヤ角センサが故障し
た場合、ハンドル角センサが検出したハンドル角をタイ
ヤ角として採用することが考えられる。
るハンドル角センサを利用し、タイヤ角センサが故障し
た場合、ハンドル角センサが検出したハンドル角をタイ
ヤ角として採用することが考えられる。
【0012】しかし、この場合においても、タイヤ角セ
ンサのみならず、ハンドル角センサも故障した場合に
は、上記と同じ問題が生ずる。本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであって、その目的は、タイ
ヤ角センサ、及びハンドル角センサが故障した場合にお
いても、タイヤ角センサ及びハンドル角センサが故障し
ない場合と同様に安定な姿勢で旋回することができる産
業車両の車体揺動制御装置を提供することにある。
ンサのみならず、ハンドル角センサも故障した場合に
は、上記と同じ問題が生ずる。本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであって、その目的は、タイ
ヤ角センサ、及びハンドル角センサが故障した場合にお
いても、タイヤ角センサ及びハンドル角センサが故障し
ない場合と同様に安定な姿勢で旋回することができる産
業車両の車体揺動制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1に記載の発明では、車体に対して上下方
向に揺動可能に支持された車軸と、前記車軸の揺動を規
制するための車軸規制機構と、産業車両のタイヤ角を検
出するタイヤ角検出手段と、産業車両のハンドル角を検
出するハンドル角検出手段と、産業車両のヨーレートを
検出するヨーレート検出手段と、産業車両の走行速度を
検出する車速検出手段と、前記タイヤ角検出手段にて検
出されたタイヤ角及び車速検出手段にて検出された走行
速度に基づく判定値を割り出す第1判定値検出手段と、
前記ハンドル角検出手段にて検出されたハンドル角及び
車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定値を
割り出す第2判定値検出手段と、前記ヨーレート検出手
段にて検出されたヨーレート及び車速検出手段にて検出
された走行速度に基づく判定値を割り出す第3判定値検
出手段と、前記第1乃至第3判定値検出手段のうち、少
なくとも第1及び第3判定値検出手段にて割り出された
判定値のいずれかが予め設定された所定条件を満たした
ときに、前記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを
固定制御する制御手段とを備えた産業車両の車体揺動制
御装置をその要旨とするものである。
るため請求項1に記載の発明では、車体に対して上下方
向に揺動可能に支持された車軸と、前記車軸の揺動を規
制するための車軸規制機構と、産業車両のタイヤ角を検
出するタイヤ角検出手段と、産業車両のハンドル角を検
出するハンドル角検出手段と、産業車両のヨーレートを
検出するヨーレート検出手段と、産業車両の走行速度を
検出する車速検出手段と、前記タイヤ角検出手段にて検
出されたタイヤ角及び車速検出手段にて検出された走行
速度に基づく判定値を割り出す第1判定値検出手段と、
前記ハンドル角検出手段にて検出されたハンドル角及び
車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定値を
割り出す第2判定値検出手段と、前記ヨーレート検出手
段にて検出されたヨーレート及び車速検出手段にて検出
された走行速度に基づく判定値を割り出す第3判定値検
出手段と、前記第1乃至第3判定値検出手段のうち、少
なくとも第1及び第3判定値検出手段にて割り出された
判定値のいずれかが予め設定された所定条件を満たした
ときに、前記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを
固定制御する制御手段とを備えた産業車両の車体揺動制
御装置をその要旨とするものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、判定値は、車両に加わる横Gと、ヨーレート変化率
であり、制御手段は、横G或いは、ヨーレート変化率が
予め設定された所定条件としての設定値以上になると、
前記車軸規制機構を作動させるように設定されたことを
その要旨とするものである。
て、判定値は、車両に加わる横Gと、ヨーレート変化率
であり、制御手段は、横G或いは、ヨーレート変化率が
予め設定された所定条件としての設定値以上になると、
前記車軸規制機構を作動させるように設定されたことを
その要旨とするものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項1において、判
定値は、車両に加わる横Gと、横G変化率であり、制御
手段は、横G又は横G変化率が予め設定された所定条件
としての設定値以上になると、前記車軸規制機構を作動
させるように設定されたものである産業車両の車体揺動
制御装置をその要旨とするものである。
定値は、車両に加わる横Gと、横G変化率であり、制御
手段は、横G又は横G変化率が予め設定された所定条件
としての設定値以上になると、前記車軸規制機構を作動
させるように設定されたものである産業車両の車体揺動
制御装置をその要旨とするものである。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のうちいずれかにおいて、ハンドル角検出手段か
ら得られたハンドル角に基づく値と、前記タイヤ角検出
手段から得られたタイヤ角に基づく値とが互いに非対応
のとき、予め設定された条件を満たせばタイヤ角検出手
段を故障と判定する故障判定手段を備え、前記制御手段
は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段を故障と判定
した場合、前記第2乃び第3判定値検出手段にて割り出
された判定値のいずれかが予め設定された所定条件を満
たしたときに、前記車軸規制機構を作動させて車軸と車
体とを固定制御するものである産業車両の車体揺動制御
装置をその要旨とするものである。
求項3のうちいずれかにおいて、ハンドル角検出手段か
ら得られたハンドル角に基づく値と、前記タイヤ角検出
手段から得られたタイヤ角に基づく値とが互いに非対応
のとき、予め設定された条件を満たせばタイヤ角検出手
段を故障と判定する故障判定手段を備え、前記制御手段
は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段を故障と判定
した場合、前記第2乃び第3判定値検出手段にて割り出
された判定値のいずれかが予め設定された所定条件を満
たしたときに、前記車軸規制機構を作動させて車軸と車
体とを固定制御するものである産業車両の車体揺動制御
装置をその要旨とするものである。
【0017】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のうちいずれかにおいて、タイヤ角検出手段により検出
された検出値が正常範囲以外の値をとるときには、断線
故障又は短絡故障と判定する故障判定手段を備え、前記
制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段を故
障と判定した場合、前記第2乃び第3判定値検出手段に
て割り出された判定値のいずれかが予め設定された所定
条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作動させて
車軸と車体とを固定制御するものである産業車両の車体
揺動制御装置をその要旨とするものである。
のうちいずれかにおいて、タイヤ角検出手段により検出
された検出値が正常範囲以外の値をとるときには、断線
故障又は短絡故障と判定する故障判定手段を備え、前記
制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段を故
障と判定した場合、前記第2乃び第3判定値検出手段に
て割り出された判定値のいずれかが予め設定された所定
条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作動させて
車軸と車体とを固定制御するものである産業車両の車体
揺動制御装置をその要旨とするものである。
【0018】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
において、ハンドル角検出手段が故障したか否かを判定
する故障判定手段を備え、前記制御手段は、前記故障判
定手段がハンドル角検出手段を故障と判定した場合、前
記第3判定値検出手段にて割り出された判定値が予め設
定された所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構
を作動させて車軸と車体とを固定制御するものである産
業車両の車体揺動制御装置を要旨とするものである。
において、ハンドル角検出手段が故障したか否かを判定
する故障判定手段を備え、前記制御手段は、前記故障判
定手段がハンドル角検出手段を故障と判定した場合、前
記第3判定値検出手段にて割り出された判定値が予め設
定された所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構
を作動させて車軸と車体とを固定制御するものである産
業車両の車体揺動制御装置を要旨とするものである。
【0019】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
よれば、タイヤ角検出手段は産業車両のタイヤ角を検出
し、ハンドル角検出手段は、産業車両のハンドル角を検
出する。ヨーレート検出手段は、産業車両のヨーレート
を検出する。又、車速検出手段は産業車両の走行速度を
検出する。
よれば、タイヤ角検出手段は産業車両のタイヤ角を検出
し、ハンドル角検出手段は、産業車両のハンドル角を検
出する。ヨーレート検出手段は、産業車両のヨーレート
を検出する。又、車速検出手段は産業車両の走行速度を
検出する。
【0020】第1判定値検出手段は、タイヤ角検出手段
にて検出されたタイヤ角及び車速検出手段にて検出され
た走行速度に基づく判定値を割り出す。第2判定値検出
手段は、ハンドル角検出手段にて検出されたハンドル角
及び車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定
値を割り出す。第3判定値検出手段は、ヨーレート検出
手段にて検出されたヨーレート及び車速検出手段にて検
出されたヨーレートに基づく判定値を割り出す。
にて検出されたタイヤ角及び車速検出手段にて検出され
た走行速度に基づく判定値を割り出す。第2判定値検出
手段は、ハンドル角検出手段にて検出されたハンドル角
及び車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定
値を割り出す。第3判定値検出手段は、ヨーレート検出
手段にて検出されたヨーレート及び車速検出手段にて検
出されたヨーレートに基づく判定値を割り出す。
【0021】そして、制御手段は、前記第1乃至第3判
定値検出手段のうち、少なくとも第1及び第3判定値検
出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定さ
れた所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作
動させて車軸と車体とを固定制御する。
定値検出手段のうち、少なくとも第1及び第3判定値検
出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定さ
れた所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作
動させて車軸と車体とを固定制御する。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、判定値
は、車両に加わる横Gと、ヨーレート変化率とされてい
る。従って、制御手段は、横G或いは、ヨーレート変化
率が予め設定された所定条件としての設定値以上になる
と、前記車軸規制機構を作動させる。
は、車両に加わる横Gと、ヨーレート変化率とされてい
る。従って、制御手段は、横G或いは、ヨーレート変化
率が予め設定された所定条件としての設定値以上になる
と、前記車軸規制機構を作動させる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、判定値
は、車両に加わる横Gと、横G変化率とされている。従
って、制御手段は、横G或いは、横G変化率が予め設定
された所定条件としての設定値以上になると、前記車軸
規制機構を作動させる。
は、車両に加わる横Gと、横G変化率とされている。従
って、制御手段は、横G或いは、横G変化率が予め設定
された所定条件としての設定値以上になると、前記車軸
規制機構を作動させる。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、故障判定
手段は、ハンドル角検出手段から得られたハンドル角に
基づく値と、前記タイヤ角検出手段から得られたタイヤ
角に基づく値とが互いに非対応のとき、予め設定された
条件を満たせばタイヤ角検出手段を故障と判定する。
手段は、ハンドル角検出手段から得られたハンドル角に
基づく値と、前記タイヤ角検出手段から得られたタイヤ
角に基づく値とが互いに非対応のとき、予め設定された
条件を満たせばタイヤ角検出手段を故障と判定する。
【0025】制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角
検出手段を故障と判定した場合、第2乃び第3判定値検
出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定さ
れた所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作
動させて車軸と車体とを固定制御する。
検出手段を故障と判定した場合、第2乃び第3判定値検
出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定さ
れた所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作
動させて車軸と車体とを固定制御する。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、故障判定
手段は、タイヤ角検出手段により検出された検出値が正
常範囲以外の値をとるときには、断線故障又は短絡故障
と判定する。制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角
検出手段を故障と判定した場合、前記第2乃び第3判定
値検出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設
定された所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構
を作動させて車軸と車体とを固定制御する。
手段は、タイヤ角検出手段により検出された検出値が正
常範囲以外の値をとるときには、断線故障又は短絡故障
と判定する。制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角
検出手段を故障と判定した場合、前記第2乃び第3判定
値検出手段にて割り出された判定値のいずれかが予め設
定された所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構
を作動させて車軸と車体とを固定制御する。
【0027】請求項6に記載の発明によれば、故障判定
手段は、ハンドル角検出手段が故障したと判定した場
合、制御手段は、第3判定値検出手段にて割り出された
判定値が予め設定された所定条件を満たしたときに、前
記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを固定制御す
る。
手段は、ハンドル角検出手段が故障したと判定した場
合、制御手段は、第3判定値検出手段にて割り出された
判定値が予め設定された所定条件を満たしたときに、前
記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを固定制御す
る。
【0028】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図1〜図12に従って説明する。
態を図1〜図12に従って説明する。
【0029】図1,図3に示す本実施形態における産業
車両としてのフォークリフト1は、前輪駆動・後輪操舵
の四輪車である。左右の前輪7はデフリングギア8(図
1に示す)及び変速機(図示せず)を介してエンジン9
(図3に示す)の動力によって駆動されるようになって
いる。
車両としてのフォークリフト1は、前輪駆動・後輪操舵
の四輪車である。左右の前輪7はデフリングギア8(図
1に示す)及び変速機(図示せず)を介してエンジン9
(図3に示す)の動力によって駆動されるようになって
いる。
【0030】図1,図2に示すように、車体フレーム1
aの後下部には、車軸としてのリアアクスル10が車幅
方向へ延びた状態でセンタピン10aを中心に上下方向
に揺動(回動)可能に支持されている。操舵輪としての
左右の後輪11は、リアアクスル10に配設されたステ
アリングシリンダ(図示せず)の左右一対のピストンロ
ッドの各先端にてリンク機構(図示せず)を介して操向
可能に連結されることにより、リアアクスル10と一体
揺動可能に支持されている。左右の後輪11はハンドル
12の操作に基づいてステアリングシリンダが駆動され
ることにより操舵される。
aの後下部には、車軸としてのリアアクスル10が車幅
方向へ延びた状態でセンタピン10aを中心に上下方向
に揺動(回動)可能に支持されている。操舵輪としての
左右の後輪11は、リアアクスル10に配設されたステ
アリングシリンダ(図示せず)の左右一対のピストンロ
ッドの各先端にてリンク機構(図示せず)を介して操向
可能に連結されることにより、リアアクスル10と一体
揺動可能に支持されている。左右の後輪11はハンドル
12の操作に基づいてステアリングシリンダが駆動され
ることにより操舵される。
【0031】車体フレーム1aとリアアクスル10との
間には、1個の油圧式ダンパ(以下、単に「ダンパ」と
いう。)13が両者を連結する状態で配設されている。
このダンパ13は複動式の油圧シリンダであり、車体フ
レーム1a側にダンパ13のシリンダ13aが連結さ
れ、シリンダ13a内に収容されたピストン13bから
延出するピストンロッド13cの先端がリアアクスル1
0側に連結されている。
間には、1個の油圧式ダンパ(以下、単に「ダンパ」と
いう。)13が両者を連結する状態で配設されている。
このダンパ13は複動式の油圧シリンダであり、車体フ
レーム1a側にダンパ13のシリンダ13aが連結さ
れ、シリンダ13a内に収容されたピストン13bから
延出するピストンロッド13cの先端がリアアクスル1
0側に連結されている。
【0032】ダンパ13は、ピストン13bにて区画さ
れた第1室R1と第2室R2との各々に連通状態に接続
された第1管路P1と第2管路P2を介して切換弁とし
ての電磁切換弁14に接続されている。電磁切換弁14
は、消磁時に閉弁するノーマルクローズタイプの2ポー
ト2位置切換弁であり、そのスプールには止弁部15と
流弁部16とが形成されている。
れた第1室R1と第2室R2との各々に連通状態に接続
された第1管路P1と第2管路P2を介して切換弁とし
ての電磁切換弁14に接続されている。電磁切換弁14
は、消磁時に閉弁するノーマルクローズタイプの2ポー
ト2位置切換弁であり、そのスプールには止弁部15と
流弁部16とが形成されている。
【0033】電磁切換弁14のスプールがボディに対し
て図2に示す遮断位置に配置されることにより、ダンパ
13は両室R1,R2における作動油の流出・流入が不
能なロック状態となり、リアアクスル10の揺動がロッ
クされる。一方、電磁切換弁14のスプールがボディに
対して連通位置(図2の状態からスプール位置が反対側
に切換えられた状態)に配置されることにより、ダンパ
13は両室R1,R2間における作動油の流出・流入が
可能なフリー状態となり、リアアクスル10の揺動が許
容されるようになっている。また、第2管路P2の経路
上には絞り弁19が設けられている。尚、ダンパ13及
び電磁切換弁14等にて車軸規制機構が構成されてい
る。
て図2に示す遮断位置に配置されることにより、ダンパ
13は両室R1,R2における作動油の流出・流入が不
能なロック状態となり、リアアクスル10の揺動がロッ
クされる。一方、電磁切換弁14のスプールがボディに
対して連通位置(図2の状態からスプール位置が反対側
に切換えられた状態)に配置されることにより、ダンパ
13は両室R1,R2間における作動油の流出・流入が
可能なフリー状態となり、リアアクスル10の揺動が許
容されるようになっている。また、第2管路P2の経路
上には絞り弁19が設けられている。尚、ダンパ13及
び電磁切換弁14等にて車軸規制機構が構成されてい
る。
【0034】図1,図2に示すように、後輪11を回動
可能に支持するキングピン20の片側には、キングピン
20の回転量を検出して後輪11の操舵角(タイヤ角)
θを検出するタイヤ角検出手段としてのタイヤ角センサ
21が設けられている。タイヤ角センサ21は例えばポ
テンショメータからなる。また、図1に示すように、デ
フリングギヤ8にはその回転を検出することによりフォ
ークリフト1の車速(走行速度)Vを検出する車速検出
手段としての車速センサ22が設けられている。
可能に支持するキングピン20の片側には、キングピン
20の回転量を検出して後輪11の操舵角(タイヤ角)
θを検出するタイヤ角検出手段としてのタイヤ角センサ
21が設けられている。タイヤ角センサ21は例えばポ
テンショメータからなる。また、図1に示すように、デ
フリングギヤ8にはその回転を検出することによりフォ
ークリフト1の車速(走行速度)Vを検出する車速検出
手段としての車速センサ22が設けられている。
【0035】また、ハンドル12を支持するステアリン
グシャフト12aには、ハンドル角Hθを検出するため
のロータリエンコーダ23が設けられている。ロータリ
エンコーダ23は、ステアリングシャフト12aに一体
回転可能に設けられた円盤24と、円盤24の周方向に
等間隔に多数形成されたスリット24aを通り抜ける光
を検出可能に配設された複数組のフォトカプラを備えた
比較用検出器及びハンドル角検出手段としてのハンドル
角センサ25とからなる。ハンドル角センサ25はフォ
トカプラを構成するフォトトランジスタが検出したハン
ドル回転に応じたデジタル信号hを出力する。このロー
タリエンコーダ23は、他の制御(例えばハンドル12
と後輪11との舵角のずれを補正するノブ位置制御)の
ために設けられたものであり、本実施形態ではロータリ
エンコーダ23を後述する故障診断にも利用している。
グシャフト12aには、ハンドル角Hθを検出するため
のロータリエンコーダ23が設けられている。ロータリ
エンコーダ23は、ステアリングシャフト12aに一体
回転可能に設けられた円盤24と、円盤24の周方向に
等間隔に多数形成されたスリット24aを通り抜ける光
を検出可能に配設された複数組のフォトカプラを備えた
比較用検出器及びハンドル角検出手段としてのハンドル
角センサ25とからなる。ハンドル角センサ25はフォ
トカプラを構成するフォトトランジスタが検出したハン
ドル回転に応じたデジタル信号hを出力する。このロー
タリエンコーダ23は、他の制御(例えばハンドル12
と後輪11との舵角のずれを補正するノブ位置制御)の
ために設けられたものであり、本実施形態ではロータリ
エンコーダ23を後述する故障診断にも利用している。
【0036】図1に示すように、コントローラ28には
ヨーレート検出手段としてのヨーレートジャイロスコー
プ(以下、ヨーレートジャイロという)45が接続され
ている。ヨーレートジャイロ45は、図4に示すように
車体フレーム1aの後部上面に取付けられている。
ヨーレート検出手段としてのヨーレートジャイロスコー
プ(以下、ヨーレートジャイロという)45が接続され
ている。ヨーレートジャイロ45は、図4に示すように
車体フレーム1aの後部上面に取付けられている。
【0037】図1に示すように、制御手段としてのコン
トローラ28には、電磁切換弁14に備えられたソレノ
イド14a及び各センサ21,22,25,45が電気
的に接続されている。
トローラ28には、電磁切換弁14に備えられたソレノ
イド14a及び各センサ21,22,25,45が電気
的に接続されている。
【0038】次に、フォークリフト1の電気的構成を図
5に基づいて説明する。コントローラ28には、マイク
ロコンピュータ29、AD変換回路30,31,46及
び励消磁駆動回路33等が内蔵されている。マイクロコ
ンピュータ29は、第1、第2判定値検出手段、及び第
3判定値検出手段を構成するとともに故障判定手段とし
てのCPU(中央演算処理装置)34、ROM(読出専
用メモリ)35、RAM(読出書込可能メモリ)36、
クロック回路37、操舵カウンタ38、エラーカウンタ
39,40,43、入力インタフェイス41及び出力イ
ンタフェイス42を備える。
5に基づいて説明する。コントローラ28には、マイク
ロコンピュータ29、AD変換回路30,31,46及
び励消磁駆動回路33等が内蔵されている。マイクロコ
ンピュータ29は、第1、第2判定値検出手段、及び第
3判定値検出手段を構成するとともに故障判定手段とし
てのCPU(中央演算処理装置)34、ROM(読出専
用メモリ)35、RAM(読出書込可能メモリ)36、
クロック回路37、操舵カウンタ38、エラーカウンタ
39,40,43、入力インタフェイス41及び出力イ
ンタフェイス42を備える。
【0039】CPU34には、各センサ21,22,4
5からの各検出値θ,V,ωが各AD変換回路30,3
1,46を介して入力されるとともに、ハンドル角セン
サ25からのデジタル信号hが入力されるようになって
いる。また、ソレノイド14aはCPU34が励消磁駆
動回路33に対して出力する制御指令信号に基づき励磁
・消磁される。すなわち、本実施形態では電磁切換弁1
4はCPU34からロック解除信号が出力されたときに
励磁されてそのスプールが連通位置に配置され、CPU
34からロック信号が出力されたときに消磁されてその
スプールが遮断位置に配置される。
5からの各検出値θ,V,ωが各AD変換回路30,3
1,46を介して入力されるとともに、ハンドル角セン
サ25からのデジタル信号hが入力されるようになって
いる。また、ソレノイド14aはCPU34が励消磁駆
動回路33に対して出力する制御指令信号に基づき励磁
・消磁される。すなわち、本実施形態では電磁切換弁1
4はCPU34からロック解除信号が出力されたときに
励磁されてそのスプールが連通位置に配置され、CPU
34からロック信号が出力されたときに消磁されてその
スプールが遮断位置に配置される。
【0040】ROM35には、図9及び図10にフロー
チャートで示すスウィング制御処理のプログラムデータ
や、図11,図12に示すセンサ故障診断処理プログラ
ムデータをはじめとする各種プログラムデータが記憶さ
れている。ここで、スウィング制御とは、車両の走行状
態や荷役状態等を検出した検出結果から走行不安定とな
り易い所定時期に、リアアクスル10をロックさせて車
体の左右方向の揺動を小さく抑える制御である。
チャートで示すスウィング制御処理のプログラムデータ
や、図11,図12に示すセンサ故障診断処理プログラ
ムデータをはじめとする各種プログラムデータが記憶さ
れている。ここで、スウィング制御とは、車両の走行状
態や荷役状態等を検出した検出結果から走行不安定とな
り易い所定時期に、リアアクスル10をロックさせて車
体の左右方向の揺動を小さく抑える制御である。
【0041】本実施形態では、後記するスウィング制御
処理において、各種判定値を経時的に検出し、リアアク
スル10がロックされるように設定されている。すなわ
ち、判定値として車両に働く横G(旋回時に機台横方向
に働く遠心加速度)Gc ,Gs、同じく判定値として車
体の推定ヨーレート(旋回時の角速度)Ψの時間に対す
る変化率(推定ヨーレート変化率:本願発明(請求項
2)のヨーレート変化率に相当する。以下では、説明の
便宜上単にヨーレート変化率ということがある。)Y、
同じく判定値として車体のヨーレート(旋回時の角速
度)ωの時間に対する変化率(ヨーレート変化率)Ys
とを経時的に検出し、各値Gc,Gs,Y,Ys のいず
れかが各々の設定値go ,g1 ,yo ,y1 以上になる
とリアアクスル10がロックされるように設定されてい
る。従って、各値Gc ,Gs,Y,Ys のいずれかが各
々の前記設定値go ,g1 ,yo ,y1 以上になるとき
が、本発明における「予め設定された所定条件を満たし
たとき」に相当する。
処理において、各種判定値を経時的に検出し、リアアク
スル10がロックされるように設定されている。すなわ
ち、判定値として車両に働く横G(旋回時に機台横方向
に働く遠心加速度)Gc ,Gs、同じく判定値として車
体の推定ヨーレート(旋回時の角速度)Ψの時間に対す
る変化率(推定ヨーレート変化率:本願発明(請求項
2)のヨーレート変化率に相当する。以下では、説明の
便宜上単にヨーレート変化率ということがある。)Y、
同じく判定値として車体のヨーレート(旋回時の角速
度)ωの時間に対する変化率(ヨーレート変化率)Ys
とを経時的に検出し、各値Gc,Gs,Y,Ys のいず
れかが各々の設定値go ,g1 ,yo ,y1 以上になる
とリアアクスル10がロックされるように設定されてい
る。従って、各値Gc ,Gs,Y,Ys のいずれかが各
々の前記設定値go ,g1 ,yo ,y1 以上になるとき
が、本発明における「予め設定された所定条件を満たし
たとき」に相当する。
【0042】各設定値go ,g1 ,yo ,y1 は、走行
実験もしくは理論計算から得られた値であり、走行安定
性を図り得る必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
実験もしくは理論計算から得られた値であり、走行安定
性を図り得る必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
【0043】クロック回路37はCPU34にクロック
信号を出力する。CPU34はクロック信号に基づき所
定時間(例えば数10ミリ秒)毎にスウィング制御処
理,センサ故障診断処理を実行する。センサ故障診断処
理はスウィング制御処理が所定回数実行される毎に実行
される。
信号を出力する。CPU34はクロック信号に基づき所
定時間(例えば数10ミリ秒)毎にスウィング制御処
理,センサ故障診断処理を実行する。センサ故障診断処
理はスウィング制御処理が所定回数実行される毎に実行
される。
【0044】操舵カウンタ38は、ハンドル角Hθに応
じたカウント値Hをカウントするためのものである。カ
ウント値Hは、CPU34がハンドル角センサ25から
入力した位相の1/4波長ずれた2種類のデジタル信号
hによりハンドル旋回方向を検出し、ハンドル旋回方向
が左方向のときにデジタル信号hのエッジを検出する度
にデクリメントされ、ハンドル旋回方向が右方向のとき
にデジタル信号hのエッジを検出する度にインクリメン
トされる。
じたカウント値Hをカウントするためのものである。カ
ウント値Hは、CPU34がハンドル角センサ25から
入力した位相の1/4波長ずれた2種類のデジタル信号
hによりハンドル旋回方向を検出し、ハンドル旋回方向
が左方向のときにデジタル信号hのエッジを検出する度
にデクリメントされ、ハンドル旋回方向が右方向のとき
にデジタル信号hのエッジを検出する度にインクリメン
トされる。
【0045】3つのエラーカウンタ39,40,43
は、センサ故障診断(図11,図12を参照)に使用さ
れるものである。エラーカウンタ39,40,43の各
カウント値CK1,CK2,CK3は、タイヤ角センサ21、
ハンドル角センサ25の故障を判定するために予め設定
された故障条件が成立する度に、「10」を最大値とす
る範囲内でインクリメントされ、故障条件が不成立の度
に「0」を最小値とする範囲内でデクリメントされる。
但し、カウント値の最大値・最小値はこれに限定され
ず、他の値をとってもよい。
は、センサ故障診断(図11,図12を参照)に使用さ
れるものである。エラーカウンタ39,40,43の各
カウント値CK1,CK2,CK3は、タイヤ角センサ21、
ハンドル角センサ25の故障を判定するために予め設定
された故障条件が成立する度に、「10」を最大値とす
る範囲内でインクリメントされ、故障条件が不成立の度
に「0」を最小値とする範囲内でデクリメントされる。
但し、カウント値の最大値・最小値はこれに限定され
ず、他の値をとってもよい。
【0046】図6は、タイヤ角センサ21の検出値(検
出電圧)θを示す。タイヤ角センサ21が正常である時
の入力値θはθmin ≦θ≦θmax の範囲をとる。そのた
め、入力値θがθ<θmin の範囲内の値であるときを、
タイヤ角センサ21の断線故障と判定し、入力値θがθ
>θmax の範囲内の値であるときを、タイヤ角センサ2
1の短絡故障と判定するように故障条件を設定してい
る。ここで図6中、「E」は電源電圧である。
出電圧)θを示す。タイヤ角センサ21が正常である時
の入力値θはθmin ≦θ≦θmax の範囲をとる。そのた
め、入力値θがθ<θmin の範囲内の値であるときを、
タイヤ角センサ21の断線故障と判定し、入力値θがθ
>θmax の範囲内の値であるときを、タイヤ角センサ2
1の短絡故障と判定するように故障条件を設定してい
る。ここで図6中、「E」は電源電圧である。
【0047】また、キングピン20の回転が入力されな
い状態にタイヤ角センサ21がキングピン20から脱落
した脱落故障を、ハンドル12が操作されているにも拘
わらず、タイヤ角θが変化しないことにより判定するよ
うにしている。本実施形態では、過去複数回分のタイヤ
角データθ,ハンドル角データHθをRAM36に保存
するようにしており、ハンドル角速度ΔHθ/ΔT(=
|Hθ−Hθ1|/ΔT)が正であるにも拘わらず、タ
イヤ角速度Δθ/ΔT(=|θ−θ1|/ΔT)が
「0」のときを脱落故障条件(ΔHθ/ΔT>0かつΔ
θ/ΔT=0)としている(但し、θ1,Hθ1はそれ
ぞれ所定時間前のデータ)。
い状態にタイヤ角センサ21がキングピン20から脱落
した脱落故障を、ハンドル12が操作されているにも拘
わらず、タイヤ角θが変化しないことにより判定するよ
うにしている。本実施形態では、過去複数回分のタイヤ
角データθ,ハンドル角データHθをRAM36に保存
するようにしており、ハンドル角速度ΔHθ/ΔT(=
|Hθ−Hθ1|/ΔT)が正であるにも拘わらず、タ
イヤ角速度Δθ/ΔT(=|θ−θ1|/ΔT)が
「0」のときを脱落故障条件(ΔHθ/ΔT>0かつΔ
θ/ΔT=0)としている(但し、θ1,Hθ1はそれ
ぞれ所定時間前のデータ)。
【0048】本実施形態では、タイヤ角センサ21が故
障していない場合には、タイヤ角θと車速Vの2つの検
出値を用いて演算により横G(Gc )及び推定ヨーレー
ト変化率Yを推定している。又、タイヤ角センサ21が
故障している場合には、タイヤ角θの代わりにハンドル
角センサ25が検出したハンドル角Hθと車速Vの2つ
の検出値を用いて演算により横G(Gc )及び推定ヨー
レート変化率Yを推定している。すなわち、後記する図
9及び図10のフローチャートでは、タイヤ角θを使用
しない場合には、タイヤ角の代わりにハンドル角Hθを
使用して、横G(Gc )及び推定ヨーレート変化率Yを
推定している。
障していない場合には、タイヤ角θと車速Vの2つの検
出値を用いて演算により横G(Gc )及び推定ヨーレー
ト変化率Yを推定している。又、タイヤ角センサ21が
故障している場合には、タイヤ角θの代わりにハンドル
角センサ25が検出したハンドル角Hθと車速Vの2つ
の検出値を用いて演算により横G(Gc )及び推定ヨー
レート変化率Yを推定している。すなわち、後記する図
9及び図10のフローチャートでは、タイヤ角θを使用
しない場合には、タイヤ角の代わりにハンドル角Hθを
使用して、横G(Gc )及び推定ヨーレート変化率Yを
推定している。
【0049】ROM35には、タイヤ角θ(ハンドル角
Hθ)から車両の旋回半径の逆数値1/rを求めるため
のマップが記憶されている。横Gの推定値Gc は、タイ
ヤ角θ(ハンドル角Hθ)から決まる旋回半径の逆数値
1/rを用い、次の(1)式により与えられる。
Hθ)から車両の旋回半径の逆数値1/rを求めるため
のマップが記憶されている。横Gの推定値Gc は、タイ
ヤ角θ(ハンドル角Hθ)から決まる旋回半径の逆数値
1/rを用い、次の(1)式により与えられる。
【0050】Gc =V2 /r …(1) また、推定ヨーレート変化率Yは、次の(2)式により
与えられる。 Y=V・Δ(1/r)/ΔT …(2) ここで、Δ(1/r)は、旋回半径の逆数値1/rの所
定時間ΔT(例えば数10ミリ秒)当たりの差分であ
る。本実施形態ではRAM36に過去複数回分のタイヤ
角データθ及びハンドル角データHθを保存しており、
所定時間ΔT前のタイヤ角データθ1(ハンドル角デー
タHθ1)から決まる旋回半径の逆数値1/r1を用
い、差分Δ(1/r)(=|1/r−1/r1|)を算
出する。尚、本実施形態では旋回半径の逆数値1/r
は、タイヤ角θ(ハンドル角Hθ)が左切角のときに負
の値、右切角のときに正の値をとる。
与えられる。 Y=V・Δ(1/r)/ΔT …(2) ここで、Δ(1/r)は、旋回半径の逆数値1/rの所
定時間ΔT(例えば数10ミリ秒)当たりの差分であ
る。本実施形態ではRAM36に過去複数回分のタイヤ
角データθ及びハンドル角データHθを保存しており、
所定時間ΔT前のタイヤ角データθ1(ハンドル角デー
タHθ1)から決まる旋回半径の逆数値1/r1を用
い、差分Δ(1/r)(=|1/r−1/r1|)を算
出する。尚、本実施形態では旋回半径の逆数値1/r
は、タイヤ角θ(ハンドル角Hθ)が左切角のときに負
の値、右切角のときに正の値をとる。
【0051】ところで、ヨーレートωはω=V/rで表
されるので、推定ヨーレート変化率Y(=Δω/ΔT)
はこの式の時間微分に相当し、次式で表される。 Y=V・Δ(1/r)/ΔT+ΔV/ΔT・(1/r) …(3) この(3)式のうち後項は、フォークリフト1の旋回中
における車速Vをほぼ一定と見なせば無視できる(ΔV
/ΔT≒0)ので、本実施形態では、この後項を無視し
て近似した前記(2)式をYを推定する演算式として採
用している。
されるので、推定ヨーレート変化率Y(=Δω/ΔT)
はこの式の時間微分に相当し、次式で表される。 Y=V・Δ(1/r)/ΔT+ΔV/ΔT・(1/r) …(3) この(3)式のうち後項は、フォークリフト1の旋回中
における車速Vをほぼ一定と見なせば無視できる(ΔV
/ΔT≒0)ので、本実施形態では、この後項を無視し
て近似した前記(2)式をYを推定する演算式として採
用している。
【0052】また、本実施形態では、リアアクスル10
が一旦ロックされた後は、このロックの基礎となった判
定値がロック時の設定値を所定値以上下回って始めてロ
ックを解除するようにしており、各検出値Yがたまたま
設定値yo 付近の値を取ることによりロック・ロック解
除が頻繁に切り換わることを防止する対策を施してい
る。これは以降の実施形態においても同様である。
が一旦ロックされた後は、このロックの基礎となった判
定値がロック時の設定値を所定値以上下回って始めてロ
ックを解除するようにしており、各検出値Yがたまたま
設定値yo 付近の値を取ることによりロック・ロック解
除が頻繁に切り換わることを防止する対策を施してい
る。これは以降の実施形態においても同様である。
【0053】尚、図9及び図10のフローチャートにお
いて、S(なお、図面中は、ステップをSで表す)1
0,S40,S50が第1判定値検出手段及び第2判定
値検出手段を構成し、S10,S40,S60が第1判
定値検出手段及び第2判定値検出手段を構成する。従っ
て、この実施形態では、第1判定値検出手段及び第2判
定値検出手段をそれぞれ一対備えている。又、S10,
S70が第3判定値検出手段を構成する。なお、S1
0,S80はヨーレート変化率検出手段を構成する。S
100〜S150が制御手段を構成している。
いて、S(なお、図面中は、ステップをSで表す)1
0,S40,S50が第1判定値検出手段及び第2判定
値検出手段を構成し、S10,S40,S60が第1判
定値検出手段及び第2判定値検出手段を構成する。従っ
て、この実施形態では、第1判定値検出手段及び第2判
定値検出手段をそれぞれ一対備えている。又、S10,
S70が第3判定値検出手段を構成する。なお、S1
0,S80はヨーレート変化率検出手段を構成する。S
100〜S150が制御手段を構成している。
【0054】また、図11乃至図13のフローチャート
において、S210〜S280がタイヤ角検出手段の故
障判定手段を構成し、S310〜S400がタイヤ角検
出手段の故障判定手段を構成している。又、S510〜
S580がハンドル角検出手段の故障判定手段を構成し
ている。
において、S210〜S280がタイヤ角検出手段の故
障判定手段を構成し、S310〜S400がタイヤ角検
出手段の故障判定手段を構成している。又、S510〜
S580がハンドル角検出手段の故障判定手段を構成し
ている。
【0055】次に、フォークリフト1のスウィング制御
及びセンサ故障診断処理について図9〜図13のフロー
チャートに従って説明する。イグニションキーのオン中
は、CPU34に各センサ21,22,25,45から
の検出信号θ,V等が入力される。CPU34は所定時
間(例えば数10ミリ秒)毎にスウィング制御処理を実
行するとともに、スウィング制御処理が所定回数実行さ
れる度にセンサ故障診断処理を実行する。また、操舵カ
ウンタ38ではハンドル角Hθに応じたカウント値Hが
カウントされる。
及びセンサ故障診断処理について図9〜図13のフロー
チャートに従って説明する。イグニションキーのオン中
は、CPU34に各センサ21,22,25,45から
の検出信号θ,V等が入力される。CPU34は所定時
間(例えば数10ミリ秒)毎にスウィング制御処理を実
行するとともに、スウィング制御処理が所定回数実行さ
れる度にセンサ故障診断処理を実行する。また、操舵カ
ウンタ38ではハンドル角Hθに応じたカウント値Hが
カウントされる。
【0056】まず、センサ故障診断処理を以下に説明す
る。始めに図11に示すタイヤ角センサ21の断線・短
絡故障診断処理について説明する。CPU34は、まず
ステップ210において、タイヤ角θを読み込む。ステ
ップ220では、θ<θmin またはθ>θmax の断線・
短絡故障条件が成立するか否かを判断する。タイヤ角セ
ンサ21が正常であってタイヤ角θがθmin≦θ≦θmax
の範囲にあるときには、ステップ230に進み、エラ
ーカウンタ39のカウント値CK1を「0」以上の範囲で
デクリメントする。そのため、タイヤ角センサ21が正
常であるときにはエラーカウンタ39のカウント値CK1
がほぼ常に「0」となる。そして、ステップ240にお
いて、エラーカウント値CK1=0であるか否かを判断
し、CK1=0であれば、ステップ250において第1故
障フラグF1をクリアする。
る。始めに図11に示すタイヤ角センサ21の断線・短
絡故障診断処理について説明する。CPU34は、まず
ステップ210において、タイヤ角θを読み込む。ステ
ップ220では、θ<θmin またはθ>θmax の断線・
短絡故障条件が成立するか否かを判断する。タイヤ角セ
ンサ21が正常であってタイヤ角θがθmin≦θ≦θmax
の範囲にあるときには、ステップ230に進み、エラ
ーカウンタ39のカウント値CK1を「0」以上の範囲で
デクリメントする。そのため、タイヤ角センサ21が正
常であるときにはエラーカウンタ39のカウント値CK1
がほぼ常に「0」となる。そして、ステップ240にお
いて、エラーカウント値CK1=0であるか否かを判断
し、CK1=0であれば、ステップ250において第1故
障フラグF1をクリアする。
【0057】一方、タイヤ角センサ21が断線故障した
ときにはタイヤ角θがθ<θmin の値をとり、タイヤ角
センサ21が短絡故障したときにはタイヤ角θがθ>θ
maxの値をとる。ステップ220において、θ<θmin
またはθ>θmax が成立したときには、ステップ260
に進み、エラーカウンタ39のカウント値CK1を「1
0」以下の範囲でインクリメントする。カウント値CK1
が「10」未満であれば、第1故障フラグF1を変更す
ることなく当該処理を終了し、カウント値CK1が「1
0」であれば、ステップ280において、第1故障フラ
グF1に「1」をセットする。
ときにはタイヤ角θがθ<θmin の値をとり、タイヤ角
センサ21が短絡故障したときにはタイヤ角θがθ>θ
maxの値をとる。ステップ220において、θ<θmin
またはθ>θmax が成立したときには、ステップ260
に進み、エラーカウンタ39のカウント値CK1を「1
0」以下の範囲でインクリメントする。カウント値CK1
が「10」未満であれば、第1故障フラグF1を変更す
ることなく当該処理を終了し、カウント値CK1が「1
0」であれば、ステップ280において、第1故障フラ
グF1に「1」をセットする。
【0058】例えばエンジン始動時など検出電圧θが一
時的に不安定となってたまたまθ<θmin またはθ>θ
max の故障条件が成立しても、極く短時間の一時的なも
のなのでカウント値CK1が「10」に達することがな
く、第1故障フラグF1はセットされない。これに対
し、タイヤ角センサ21が断線または短絡故障した時
は、カウント値CK1が「10」を維持し、第1故障フラ
グF1がセット状態に保持される。
時的に不安定となってたまたまθ<θmin またはθ>θ
max の故障条件が成立しても、極く短時間の一時的なも
のなのでカウント値CK1が「10」に達することがな
く、第1故障フラグF1はセットされない。これに対
し、タイヤ角センサ21が断線または短絡故障した時
は、カウント値CK1が「10」を維持し、第1故障フラ
グF1がセット状態に保持される。
【0059】次に、図12に示すタイヤ角センサ21の
脱落故障診断処理について説明する。CPU34は、ま
ずステップ310において、タイヤ角θ,θ1、ハンド
ル角Hθ,Hθ1を読み込む。ステップ320では、タ
イヤ角速度Δθ/ΔT=|θ−θ1|ΔTを算出する。
ステップ330では、ハンドル角速度ΔHθ/ΔT=|
Hθ−Hθ1|ΔTを算出する。
脱落故障診断処理について説明する。CPU34は、ま
ずステップ310において、タイヤ角θ,θ1、ハンド
ル角Hθ,Hθ1を読み込む。ステップ320では、タ
イヤ角速度Δθ/ΔT=|θ−θ1|ΔTを算出する。
ステップ330では、ハンドル角速度ΔHθ/ΔT=|
Hθ−Hθ1|ΔTを算出する。
【0060】ステップ340では、タイヤ角速度Δθ/
ΔT=0かつハンドル角速度ΔHθ/ΔT>0の脱落故
障条件が成立するか否か、すなわちタイヤ角速度とハン
ドル角速度が互いに非対応となっているか否かを判断す
る。タイヤ角センサ21が正常であるときには、ハンド
ル角速度ΔHθ/ΔT>0のときには必ずタイヤ角速度
Δθ/ΔT>0となって対応するため、脱落故障条件は
成立せず、この場合はステップ350に進み、エラーカ
ウンタ40のカウント値CK2を「0」以上の範囲でデク
リメントする。
ΔT=0かつハンドル角速度ΔHθ/ΔT>0の脱落故
障条件が成立するか否か、すなわちタイヤ角速度とハン
ドル角速度が互いに非対応となっているか否かを判断す
る。タイヤ角センサ21が正常であるときには、ハンド
ル角速度ΔHθ/ΔT>0のときには必ずタイヤ角速度
Δθ/ΔT>0となって対応するため、脱落故障条件は
成立せず、この場合はステップ350に進み、エラーカ
ウンタ40のカウント値CK2を「0」以上の範囲でデク
リメントする。
【0061】そのため、タイヤ角センサ21が正常であ
るときにはエラーカウンタ40のカウント値CK2がほぼ
常に「0」となる。そして、ステップ360において、
エラーカウント値CK2=0であるか否かを判断し、CK2
=0であれば、ステップ370において第1故障フラグ
F1をクリアする。
るときにはエラーカウンタ40のカウント値CK2がほぼ
常に「0」となる。そして、ステップ360において、
エラーカウント値CK2=0であるか否かを判断し、CK2
=0であれば、ステップ370において第1故障フラグ
F1をクリアする。
【0062】一方、タイヤ角センサ21が脱落故障した
ときには、ハンドル操作されて後輪11が操舵されて
も、その入力軸にキングピン20の回転が伝わらないた
め、タイヤ角センサ21からの入力値θが一定となる。
この場合、ステップ340において、タイヤ角速度とハ
ンドル角速度が非対応となっており、予め設定された条
件としてΔHθ/ΔT>0かつΔθ/ΔT=0の脱落故
障条件が成立するため、ステップ380に進み、エラー
カウンタ40のカウント値CK2を「10」以下の範囲で
インクリメントする。次のステップ390において、カ
ウント値CK2が「10」未満であれば、第1故障フラグ
F1を変更することなく当該処理を終了し、カウント値
CK2が「10」であれば、ステップ400に進んで、第
1故障フラグF1に「1」をセットする。
ときには、ハンドル操作されて後輪11が操舵されて
も、その入力軸にキングピン20の回転が伝わらないた
め、タイヤ角センサ21からの入力値θが一定となる。
この場合、ステップ340において、タイヤ角速度とハ
ンドル角速度が非対応となっており、予め設定された条
件としてΔHθ/ΔT>0かつΔθ/ΔT=0の脱落故
障条件が成立するため、ステップ380に進み、エラー
カウンタ40のカウント値CK2を「10」以下の範囲で
インクリメントする。次のステップ390において、カ
ウント値CK2が「10」未満であれば、第1故障フラグ
F1を変更することなく当該処理を終了し、カウント値
CK2が「10」であれば、ステップ400に進んで、第
1故障フラグF1に「1」をセットする。
【0063】例えばハンドル操作に対する後輪11の動
作遅れ等が原因で、仮にタイヤ角センサ21が正常なと
きにΔHθ/ΔT>0かつΔθ/ΔT=0の故障条件が
成立しても、極く短時間の一時的なものでカウント値C
K2が「10」に達することはまずないため、第1故障フ
ラグF1は「0」のままとなる。これに対し、タイヤ角
センサ21がキングピン20から脱落した脱落故障時に
は、カウント値CK2が「10」に達してそのまま維持さ
れるため、第1故障フラグF1がセット状態に保持され
る。
作遅れ等が原因で、仮にタイヤ角センサ21が正常なと
きにΔHθ/ΔT>0かつΔθ/ΔT=0の故障条件が
成立しても、極く短時間の一時的なものでカウント値C
K2が「10」に達することはまずないため、第1故障フ
ラグF1は「0」のままとなる。これに対し、タイヤ角
センサ21がキングピン20から脱落した脱落故障時に
は、カウント値CK2が「10」に達してそのまま維持さ
れるため、第1故障フラグF1がセット状態に保持され
る。
【0064】次に図13に示すハンドル角センサ25の
断線・短絡故障診断処理について説明する。CPU34
は、まずステップ510において、ハンドル角Hθを読
み込む。ステップ520では、Hθ<Hθmin またはH
θ>Hθmax の断線・短絡故障条件が成立するか否かを
判断する。ハンドル角センサ25が正常であってハンド
ル角HθがHθmin ≦Hθ≦Hθmax の範囲にあるとき
には、ステップ530に進み、エラーカウンタ43のカ
ウント値CK3を「0」以上の範囲でデクリメントする。
そのため、ハンドル角センサ25が正常であるときには
エラーカウンタ43のカウント値CK3がほぼ常に「0」
となる。そして、ステップ540において、エラーカウ
ント値CK3=0であるか否かを判断し、CK3=0であれ
ば、ステップ550において第2故障フラグF2をクリ
アする。
断線・短絡故障診断処理について説明する。CPU34
は、まずステップ510において、ハンドル角Hθを読
み込む。ステップ520では、Hθ<Hθmin またはH
θ>Hθmax の断線・短絡故障条件が成立するか否かを
判断する。ハンドル角センサ25が正常であってハンド
ル角HθがHθmin ≦Hθ≦Hθmax の範囲にあるとき
には、ステップ530に進み、エラーカウンタ43のカ
ウント値CK3を「0」以上の範囲でデクリメントする。
そのため、ハンドル角センサ25が正常であるときには
エラーカウンタ43のカウント値CK3がほぼ常に「0」
となる。そして、ステップ540において、エラーカウ
ント値CK3=0であるか否かを判断し、CK3=0であれ
ば、ステップ550において第2故障フラグF2をクリ
アする。
【0065】一方、ハンドル角センサ25が断線故障し
たときにはハンドル角HθがHθ<Hθmin の値をと
り、ハンドル角センサ25が短絡故障したときにはハン
ドル角HθがHθ>Hθmax の値をとる。ステップ52
0において、Hθ<Hθmin またはHθ>Hθmax が成
立したときには、ステップ560に進み、エラーカウン
タ43のカウント値CK3を「10」以下の範囲でインク
リメントする。ステップ570でカウント値CK3が「1
0」未満であれば、第2故障フラグF2を変更すること
なく当該処理を終了し、カウント値CK3が「10」であ
れば、ステップ580において、第2故障フラグF2に
「1」をセットする。
たときにはハンドル角HθがHθ<Hθmin の値をと
り、ハンドル角センサ25が短絡故障したときにはハン
ドル角HθがHθ>Hθmax の値をとる。ステップ52
0において、Hθ<Hθmin またはHθ>Hθmax が成
立したときには、ステップ560に進み、エラーカウン
タ43のカウント値CK3を「10」以下の範囲でインク
リメントする。ステップ570でカウント値CK3が「1
0」未満であれば、第2故障フラグF2を変更すること
なく当該処理を終了し、カウント値CK3が「10」であ
れば、ステップ580において、第2故障フラグF2に
「1」をセットする。
【0066】例えばエンジン始動時など検出電圧θが一
時的に不安定となってたまたまHθ<Hθmin またはH
θ>Hθmax の故障条件が成立しても、極く短時間の一
時的なものなのでカウント値CK3が「10」に達するこ
とがなく、第2故障フラグF2はセットされない。これ
に対し、ハンドル角センサ25が断線または短絡故障し
た時は、カウント値CK3が「10」を維持し、第2故障
フラグF2がセット状態に保持される。
時的に不安定となってたまたまHθ<Hθmin またはH
θ>Hθmax の故障条件が成立しても、極く短時間の一
時的なものなのでカウント値CK3が「10」に達するこ
とがなく、第2故障フラグF2はセットされない。これ
に対し、ハンドル角センサ25が断線または短絡故障し
た時は、カウント値CK3が「10」を維持し、第2故障
フラグF2がセット状態に保持される。
【0067】次に、スウィング制御処理について図9及
び図10に従って説明する。CPU34は、図9に示す
処理を実行する。すなわち、CPU34は、まずステッ
プ10において、タイヤ角θ,ハンドル角Hθ、車速
V、ヨーレートωsを読み込む。ステップ20では、第
1故障フラグF1=1であるか否かを判断する。タイヤ
角センサ21が正常であって第1故障フラグF1=0の
ときには、ステップ40に移行する。
び図10に従って説明する。CPU34は、図9に示す
処理を実行する。すなわち、CPU34は、まずステッ
プ10において、タイヤ角θ,ハンドル角Hθ、車速
V、ヨーレートωsを読み込む。ステップ20では、第
1故障フラグF1=1であるか否かを判断する。タイヤ
角センサ21が正常であって第1故障フラグF1=0の
ときには、ステップ40に移行する。
【0068】一方、タイヤ角センサ21が断線・短絡故
障もしくは脱落故障した状態にあって第1故障フラグF
1=1のときには、ステップ30に進み、ステップ10
において、読み込んだハンドル角Hθをタイヤ角θに置
き換える。
障もしくは脱落故障した状態にあって第1故障フラグF
1=1のときには、ステップ30に進み、ステップ10
において、読み込んだハンドル角Hθをタイヤ角θに置
き換える。
【0069】従って、タイヤ角センサ21が断線・短絡
故障もしくは脱落故障した状態にあって第1故障フラグ
F1=1のときにはステップ40以後のタイヤ角は、ハ
ンドル角Hθが使用される。
故障もしくは脱落故障した状態にあって第1故障フラグ
F1=1のときにはステップ40以後のタイヤ角は、ハ
ンドル角Hθが使用される。
【0070】又、タイヤ角センサ21が断線・短絡故障
もしくは脱落故障した状態でなく、第1故障フラグF1
=0のときにはステップ40以後のタイヤ角は、そのま
まタイヤ角θが使用される。
もしくは脱落故障した状態でなく、第1故障フラグF1
=0のときにはステップ40以後のタイヤ角は、そのま
まタイヤ角θが使用される。
【0071】なお、ステップ40以降では、ハンドル角
Hθを使用する場合も、説明の便宜上タイヤ角θとい
う。ステップ40では、タイヤ角θからROM35に記
憶されたマップを用いて旋回半径の逆数値1/rを求め
る。図7は、ハンドル角Hθ(タイヤ角θ)と、旋回半
径の逆数値1/rとの関係を示すマップである。
Hθを使用する場合も、説明の便宜上タイヤ角θとい
う。ステップ40では、タイヤ角θからROM35に記
憶されたマップを用いて旋回半径の逆数値1/rを求め
る。図7は、ハンドル角Hθ(タイヤ角θ)と、旋回半
径の逆数値1/rとの関係を示すマップである。
【0072】ステップ50では、車速値Vと旋回半径の
逆数値1/rとを用いて(1)式より、横Gの推定値G
c を演算する。次に、ステップ60では、ヨーレート変
化率Yを演算する。すなわち、RAM36の所定記憶領
域から所定時間ΔT前のタイヤ角データθ1を読出し、
このθ1値に対応する旋回半径の逆数値1/r1を求
め、前記(2)式によりYを演算する。
逆数値1/rとを用いて(1)式より、横Gの推定値G
c を演算する。次に、ステップ60では、ヨーレート変
化率Yを演算する。すなわち、RAM36の所定記憶領
域から所定時間ΔT前のタイヤ角データθ1を読出し、
このθ1値に対応する旋回半径の逆数値1/r1を求
め、前記(2)式によりYを演算する。
【0073】次に、ステップ70では、車速Vとヨーレ
ートωs とを用いて下式にて、横G(Gs )を算出す
る。 Gs =V・ωs 続く、ステップ80では、ヨーレートωs とを用いて下
式にて、ヨーレート変化率Ys を算出する。
ートωs とを用いて下式にて、横G(Gs )を算出す
る。 Gs =V・ωs 続く、ステップ80では、ヨーレートωs とを用いて下
式にて、ヨーレート変化率Ys を算出する。
【0074】Ys =Δωs /ΔT 次にステップ90では、第2故障フラグF2が1である
か否かを判断する。ハンドル角センサ25が正常であっ
て第2故障フラグF2=0のときには、ステップ100
に移行する。
か否かを判断する。ハンドル角センサ25が正常であっ
て第2故障フラグF2=0のときには、ステップ100
に移行する。
【0075】ステップ100では、推定ヨーレート変化
率Yが設定値yo 以上であるか否かを判断する。Y≧y
o であれば、ステップ150に進んでロック指令を行
う。すなわち、電磁切換弁14のスプールを遮断位置に
配置すべくロック信号の出力を行う。Y<yo であれ
ば、ステップ110に進む。ステップ110では、横G
の推定値Gc が設定値go 以上であるか否かを判断す
る。Gc ≧go であれば、ステップ150に進んでロッ
ク指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプールを
遮断位置に配置すべくロック信号の出力を行う。一方、
Gc <go であれば、ステップ120に移行する。
率Yが設定値yo 以上であるか否かを判断する。Y≧y
o であれば、ステップ150に進んでロック指令を行
う。すなわち、電磁切換弁14のスプールを遮断位置に
配置すべくロック信号の出力を行う。Y<yo であれ
ば、ステップ110に進む。ステップ110では、横G
の推定値Gc が設定値go 以上であるか否かを判断す
る。Gc ≧go であれば、ステップ150に進んでロッ
ク指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプールを
遮断位置に配置すべくロック信号の出力を行う。一方、
Gc <go であれば、ステップ120に移行する。
【0076】ステップ120では、ヨーレート変化率Y
s が設定値y1 以上であるか否かを判断する。Ys <y
1 であれば、ステップ130に進む。ステップ130で
は、横Gの値Gs が設定値g1 以上であるか否かを判断
する。Gs ≧g1 であれば、ステップ150に進んでロ
ック指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプール
を遮断位置に配置すべくロック信号の出力を行う。一
方、Gs <g1 であれば、ステップ140に進んでロッ
ク解除指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプー
ルを連通位置に配置すべくロック解除信号を出力する。
s が設定値y1 以上であるか否かを判断する。Ys <y
1 であれば、ステップ130に進む。ステップ130で
は、横Gの値Gs が設定値g1 以上であるか否かを判断
する。Gs ≧g1 であれば、ステップ150に進んでロ
ック指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプール
を遮断位置に配置すべくロック信号の出力を行う。一
方、Gs <g1 であれば、ステップ140に進んでロッ
ク解除指令を行う。すなわち、電磁切換弁14のスプー
ルを連通位置に配置すべくロック解除信号を出力する。
【0077】その結果、ヨーレート変化率Y、Ys 、横
G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値yo ,
go ,y1 ,g1 以上になると、電磁切換弁14が遮断
位置に切換えられてリアアクスル10がロックされる。
なお、この実施形態では、設定値は、yo =y1 ,go
=g1 としているが、互いに異なっていても良い。
G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値yo ,
go ,y1 ,g1 以上になると、電磁切換弁14が遮断
位置に切換えられてリアアクスル10がロックされる。
なお、この実施形態では、設定値は、yo =y1 ,go
=g1 としているが、互いに異なっていても良い。
【0078】なお、前記ステップ110でG<go であ
れば、ステップ120,130を飛ばしてステップ14
0へ移るようにしてもよい。図8は、旋回時における横
G(Gc ,Gs )とヨーレート変化率Y,Ys の変化を
示すグラフである。例えば走行中に直進から左旋回した
ときには、まずヨーレート変化率Y,Ys が設定値yo
,y1 を越えることで早めにリアアクスル10がロッ
クされる。そして、タイヤ角θ(ハンドル角Hθ)が一
定切角に落ちついてきてヨーレート変化率Y,Ys が設
定値yo ,y1 未満となるが、この時点までに横G(G
c ,Gs )が設定値go ,g1 以上に達しているので、
フォークリフト1の旋回中において、リアアクスル10
はロック状態に保持される。
れば、ステップ120,130を飛ばしてステップ14
0へ移るようにしてもよい。図8は、旋回時における横
G(Gc ,Gs )とヨーレート変化率Y,Ys の変化を
示すグラフである。例えば走行中に直進から左旋回した
ときには、まずヨーレート変化率Y,Ys が設定値yo
,y1 を越えることで早めにリアアクスル10がロッ
クされる。そして、タイヤ角θ(ハンドル角Hθ)が一
定切角に落ちついてきてヨーレート変化率Y,Ys が設
定値yo ,y1 未満となるが、この時点までに横G(G
c ,Gs )が設定値go ,g1 以上に達しているので、
フォークリフト1の旋回中において、リアアクスル10
はロック状態に保持される。
【0079】又、左旋回から右旋回へハンドル12を切
返すときには、横Gの向きが右から左に切り換わる際
に、横Gが一時的に設定値go ,g1 未満となる区間が
できる。しかし、この区間ではヨーレート変化率Y,Y
s が設定値yo ,y1 以上となるため、切返し中もリア
アクスル10はロック状態に保持される。なお、図8に
おいて、設定値go ,g1 とyo ,y1 とが同じである
かのように記載してあるが、これは便宜上の記載であっ
て、同じ値であるという意味ではない。
返すときには、横Gの向きが右から左に切り換わる際
に、横Gが一時的に設定値go ,g1 未満となる区間が
できる。しかし、この区間ではヨーレート変化率Y,Y
s が設定値yo ,y1 以上となるため、切返し中もリア
アクスル10はロック状態に保持される。なお、図8に
おいて、設定値go ,g1 とyo ,y1 とが同じである
かのように記載してあるが、これは便宜上の記載であっ
て、同じ値であるという意味ではない。
【0080】又、前記ステップ90において、ハンドル
角センサ25が故障していて第2故障フラグF2=1の
ときには、ステップ120に移行する。従って、この場
合には、ステップ120及びステップ130において、
ヨーレートωs に基づいて算出されたヨーレート変化率
Ys と、横G(Gs )の値の大きさにより、ロック指令
を出すか否かが行われる。
角センサ25が故障していて第2故障フラグF2=1の
ときには、ステップ120に移行する。従って、この場
合には、ステップ120及びステップ130において、
ヨーレートωs に基づいて算出されたヨーレート変化率
Ys と、横G(Gs )の値の大きさにより、ロック指令
を出すか否かが行われる。
【0081】すなわち、ステップ120では、ヨーレー
ト変化率Ys が設定値y1 以上であるか否かを判断し、
Ys ≧y1 であれば、ステップ150に進んでロック指
令を行う。同ステップ120で、Ys <y1 であれば、
ステップ130に進む。
ト変化率Ys が設定値y1 以上であるか否かを判断し、
Ys ≧y1 であれば、ステップ150に進んでロック指
令を行う。同ステップ120で、Ys <y1 であれば、
ステップ130に進む。
【0082】ステップ130では、横Gの値Gs が設定
値g1 以上であるか否かを判断し、Gs ≧g1 であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令(固定制御)を
行う。一方、Gs <g1 であれば、ステップ140に進
んでロック解除指令を行う。
値g1 以上であるか否かを判断し、Gs ≧g1 であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令(固定制御)を
行う。一方、Gs <g1 であれば、ステップ140に進
んでロック解除指令を行う。
【0083】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下の効果が得られる。 (a) この実施形態では、タイヤ角センサ21、ハン
ドル角センサ25が正常な場合、タイヤ角センサ21が
検出したタイヤ角θ、及びヨーレートセンサであるジャ
イロスコープ45が検出したヨーレートωs に基づい
て、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(Gc ,Gs )を
それぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(G
c ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値yo ,y1 ,
go ,g1以上になると、ダンパ13及び電磁切換弁1
4等からなる車軸規制機構をロックするようにした。
以下の効果が得られる。 (a) この実施形態では、タイヤ角センサ21、ハン
ドル角センサ25が正常な場合、タイヤ角センサ21が
検出したタイヤ角θ、及びヨーレートセンサであるジャ
イロスコープ45が検出したヨーレートωs に基づい
て、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(Gc ,Gs )を
それぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(G
c ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値yo ,y1 ,
go ,g1以上になると、ダンパ13及び電磁切換弁1
4等からなる車軸規制機構をロックするようにした。
【0084】この結果、フォークリフト1の旋回時にお
いて確実に安定な姿勢で旋回することができる。 (b) この実施形態では、タイヤ角センサ21が故障
し、ハンドル角センサ25が正常な場合、ハンドル角セ
ンサ25が検出したハンドル角Hθ、及びヨーレートセ
ンサであるジャイロスコープ45が検出したヨーレート
ωs に基づいて、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(G
c ,Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Y
s 、横G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値
yo ,y1 ,go ,g1 以上になると、ダンパ13及び
電磁切換弁14等からなる車軸規制機構をロックするよ
うにした。
いて確実に安定な姿勢で旋回することができる。 (b) この実施形態では、タイヤ角センサ21が故障
し、ハンドル角センサ25が正常な場合、ハンドル角セ
ンサ25が検出したハンドル角Hθ、及びヨーレートセ
ンサであるジャイロスコープ45が検出したヨーレート
ωs に基づいて、ヨーレート変化率Y、Ys 、横G(G
c ,Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Y
s 、横G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値
yo ,y1 ,go ,g1 以上になると、ダンパ13及び
電磁切換弁14等からなる車軸規制機構をロックするよ
うにした。
【0085】この結果、タイヤ角センサ21が故障した
場合においても、フォークリフト1の旋回時において確
実に安定な姿勢で旋回することができる。 (c) この実施の形態では、タイヤ角センサ21、及
びハンドル角センサ25がともに故障した場合でも、ヨ
ーレートセンサであるジャイロスコープ45が検出した
ヨーレートωs に基づいて、ヨーレート変化率Ys 、横
G(Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Ys 、
横G(Gs )のうちいずれかが各々の設定値y1 ,g1
以上になると、ダンパ13及び電磁切換弁14等からな
る車軸規制機構をロックするようにした。
場合においても、フォークリフト1の旋回時において確
実に安定な姿勢で旋回することができる。 (c) この実施の形態では、タイヤ角センサ21、及
びハンドル角センサ25がともに故障した場合でも、ヨ
ーレートセンサであるジャイロスコープ45が検出した
ヨーレートωs に基づいて、ヨーレート変化率Ys 、横
G(Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Ys 、
横G(Gs )のうちいずれかが各々の設定値y1 ,g1
以上になると、ダンパ13及び電磁切換弁14等からな
る車軸規制機構をロックするようにした。
【0086】このため、タイヤ角センサ21、及びハン
ドル角センサ25がともに故障した場合でも、フォーク
リフト1の旋回時において確実に安定な姿勢で旋回する
ことができる。
ドル角センサ25がともに故障した場合でも、フォーク
リフト1の旋回時において確実に安定な姿勢で旋回する
ことができる。
【0087】(d) タイヤ角センサ21の故障診断を
するに当たり、タイヤ角θと同期して変化するハンドル
角Hθを検出可能なハンドル角センサ25を使用し、ハ
ンドル角速度ΔHθ/ΔTとタイヤ角速度Δθ/ΔTと
の対応関係が故障時の関係(ΔHθ/ΔT>0かつΔθ
/ΔT=0)であるか否かの判断を故障診断方法に採用
したので、タイヤ角センサ21の脱落故障を発見するこ
とができる。
するに当たり、タイヤ角θと同期して変化するハンドル
角Hθを検出可能なハンドル角センサ25を使用し、ハ
ンドル角速度ΔHθ/ΔTとタイヤ角速度Δθ/ΔTと
の対応関係が故障時の関係(ΔHθ/ΔT>0かつΔθ
/ΔT=0)であるか否かの判断を故障診断方法に採用
したので、タイヤ角センサ21の脱落故障を発見するこ
とができる。
【0088】(e) タイヤ角センサ21からの検出電
圧θを監視し、その入力電圧θがタイヤ角センサ21の
正常時の検出範囲外であるか否かを判断するようにした
ので、タイヤ角センサ21の断線・短絡故障を発見する
ことができる。
圧θを監視し、その入力電圧θがタイヤ角センサ21の
正常時の検出範囲外であるか否かを判断するようにした
ので、タイヤ角センサ21の断線・短絡故障を発見する
ことができる。
【0089】(f) タイヤ角センサ21の故障時に
は、ハンドル角Hθを代わりに使用するようにした。こ
のため、タイヤ角センサ21の故障時においても、タイ
ヤ角センサ21が故障しない場合と同等の制御を行うこ
とができる。
は、ハンドル角Hθを代わりに使用するようにした。こ
のため、タイヤ角センサ21の故障時においても、タイ
ヤ角センサ21が故障しない場合と同等の制御を行うこ
とができる。
【0090】(g) ハンドル角センサ25からの検出
電圧Hθを監視し、その入力電圧Hθがハンドル角セン
サ25の正常時の検出範囲外であるか否かを判断するよ
うにしたので、ハンドル角センサ25の断線・短絡故障
を発見することができる。
電圧Hθを監視し、その入力電圧Hθがハンドル角セン
サ25の正常時の検出範囲外であるか否かを判断するよ
うにしたので、ハンドル角センサ25の断線・短絡故障
を発見することができる。
【0091】(h) ヨーレート変化率Y,Ys が設定
値yo ,y1 以上となったときにもリアアクスル10を
ロックする構成であるので、ハンドル12の旋回開始後
速やかにリアアクスル10をロックできるとともに、ハ
ンドル12の切返し途中でリアアクスル10のロックが
解除されて走行不安定になることを防止できる。
値yo ,y1 以上となったときにもリアアクスル10を
ロックする構成であるので、ハンドル12の旋回開始後
速やかにリアアクスル10をロックできるとともに、ハ
ンドル12の切返し途中でリアアクスル10のロックが
解除されて走行不安定になることを防止できる。
【0092】(i) フォークリフト1に元々他の制御
等のために備えられたハンドル角センサ25をスウィン
グ制御用のセンサの故障診断、及びタイヤ角センサ21
故障時の代替センサとして利用しているので、センサ類
の共用により装置コストを低く抑えることができる。
等のために備えられたハンドル角センサ25をスウィン
グ制御用のセンサの故障診断、及びタイヤ角センサ21
故障時の代替センサとして利用しているので、センサ類
の共用により装置コストを低く抑えることができる。
【0093】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図14,図15に従って説明する。な
お、この実施形態では、第1実施形態とハード構成は同
一のため、同一構成については、同一符号を付し、異な
るところを中心に説明する。
た第2実施形態を図14,図15に従って説明する。な
お、この実施形態では、第1実施形態とハード構成は同
一のため、同一構成については、同一符号を付し、異な
るところを中心に説明する。
【0094】この第2実施形態では、第1実施形態のセ
ンサ故障診断処理は同一の処理にて行われ、スウィング
制御処理が異なっているところが異なっている。なお、
この実施形態では、タイヤ角θとハンドル角Hθの両値
にてそれぞれ推定ヨーレート変化率と横Gとを算出する
が、タイヤ角θにて求められた旋回半径、横G、推定ヨ
ーレート変化率は、第1の実施形態と同様に、r,Gc
,Yを使用することとし、ハンドル角Hθにて求めら
れた旋回半径、横G、推定ヨーレート変化率は、前者と
区別するためにrh ,Gch,Yh とする。
ンサ故障診断処理は同一の処理にて行われ、スウィング
制御処理が異なっているところが異なっている。なお、
この実施形態では、タイヤ角θとハンドル角Hθの両値
にてそれぞれ推定ヨーレート変化率と横Gとを算出する
が、タイヤ角θにて求められた旋回半径、横G、推定ヨ
ーレート変化率は、第1の実施形態と同様に、r,Gc
,Yを使用することとし、ハンドル角Hθにて求めら
れた旋回半径、横G、推定ヨーレート変化率は、前者と
区別するためにrh ,Gch,Yh とする。
【0095】尚、図14及び図15のフローチャートに
おいて、S10,S40A,S50が第1判定値検出手
段を構成し、S10,S40A,S50Aが第2判定値
検出手段を構成する。又、S10,S40A,S60が
第1判定値検出手段を構成し、S10,S40A,S6
0Aが第2判定値検出手段を構成する。
おいて、S10,S40A,S50が第1判定値検出手
段を構成し、S10,S40A,S50Aが第2判定値
検出手段を構成する。又、S10,S40A,S60が
第1判定値検出手段を構成し、S10,S40A,S6
0Aが第2判定値検出手段を構成する。
【0096】又、S10,S70が第3判定値検出手段
を構成し、S10,S80がヨーレート変化率検出手段
を構成する。S100〜S150が制御手段を構成して
いる。 そして、ROM35には、タイヤ角θ、及びハ
ンドル角Hθから車両の旋回半径の逆数値1/r,1/
rh を求めるためのマップがそれぞれ記憶されている。
横Gの推定値Gc ,Gchは、タイヤ角θ,ハンドル角H
θから決まる旋回半径の逆数値1/r,1/rh を用い
て算出される。
を構成し、S10,S80がヨーレート変化率検出手段
を構成する。S100〜S150が制御手段を構成して
いる。 そして、ROM35には、タイヤ角θ、及びハ
ンドル角Hθから車両の旋回半径の逆数値1/r,1/
rh を求めるためのマップがそれぞれ記憶されている。
横Gの推定値Gc ,Gchは、タイヤ角θ,ハンドル角H
θから決まる旋回半径の逆数値1/r,1/rh を用い
て算出される。
【0097】次に、図14及び図15のスウィング制御
処理のフローチャートを説明する。このフローチャート
は、第1実施形態の図9及び図10のフローチャートと
はステップ20及びステップ30が省略され、ステップ
40がステップ40Aに変更されている。又、ステップ
50とステップ60の間にステップ50Aが、ステップ
ステップ60とステップ70の間にステップ60Aが、
ステップ80とステップ90との間にステップ90A
が、ステップ110とステップ120との間にステップ
110A及びステップ110Bがそれぞれ追加されてい
る。
処理のフローチャートを説明する。このフローチャート
は、第1実施形態の図9及び図10のフローチャートと
はステップ20及びステップ30が省略され、ステップ
40がステップ40Aに変更されている。又、ステップ
50とステップ60の間にステップ50Aが、ステップ
ステップ60とステップ70の間にステップ60Aが、
ステップ80とステップ90との間にステップ90A
が、ステップ110とステップ120との間にステップ
110A及びステップ110Bがそれぞれ追加されてい
る。
【0098】そして、前述以外のスウィング処理制御の
他のステップは、図9及び図10のフローチャートと同
一である。従って、スウィング処理制御を行うべく、図
14及び図15のフローチャートが実行され、ステップ
10の処理が終了後、ステップ40Aに移行すると、ス
テップ40Aでは、タイヤ角θ,ハンドル角HθからR
OM35に記憶されたマップを用いて旋回半径の逆数値
1/r,1/rh を求める。
他のステップは、図9及び図10のフローチャートと同
一である。従って、スウィング処理制御を行うべく、図
14及び図15のフローチャートが実行され、ステップ
10の処理が終了後、ステップ40Aに移行すると、ス
テップ40Aでは、タイヤ角θ,ハンドル角HθからR
OM35に記憶されたマップを用いて旋回半径の逆数値
1/r,1/rh を求める。
【0099】この後、ステップ50に移行する。このス
テップ50の処理後、ステップ50Aにおいて、前記
(1)式にて、Gchの算出を行う。この後ステップ60
にて推定ヨーレート変化率Yの算出を行い、ステップ6
0Aにて、ハンドル角Hθに基づいた推定ヨーレート変
化率Yh の算出を行う。
テップ50の処理後、ステップ50Aにおいて、前記
(1)式にて、Gchの算出を行う。この後ステップ60
にて推定ヨーレート変化率Yの算出を行い、ステップ6
0Aにて、ハンドル角Hθに基づいた推定ヨーレート変
化率Yh の算出を行う。
【0100】続いて、ステップ70,ステップ80の処
理後、ステップ90Aにおいて、第1故障フラグF1が
1であるか否かを判断する。タイヤ角センサ21が正常
であって第1故障フラグF1=0のときには、ステップ
90に移行する。ステップ90Aにおいて、タイヤ角セ
ンサ21が故障していて第1故障フラグF1=1のとき
には、ステップ110Aに移行する。
理後、ステップ90Aにおいて、第1故障フラグF1が
1であるか否かを判断する。タイヤ角センサ21が正常
であって第1故障フラグF1=0のときには、ステップ
90に移行する。ステップ90Aにおいて、タイヤ角セ
ンサ21が故障していて第1故障フラグF1=1のとき
には、ステップ110Aに移行する。
【0101】ステップ90Aからステップ90に移行し
た場合には、ステップ90において、第2故障フラグF
2が1であるか否かを判断する。ハンドル角センサ25
が正常であって第2故障フラグF2=0のときには、ス
テップ100に移行する。ステップ90において、ハン
ドル角センサ25が故障していて第2故障フラグF2=
1のときには、ステップ120に移行する。
た場合には、ステップ90において、第2故障フラグF
2が1であるか否かを判断する。ハンドル角センサ25
が正常であって第2故障フラグF2=0のときには、ス
テップ100に移行する。ステップ90において、ハン
ドル角センサ25が故障していて第2故障フラグF2=
1のときには、ステップ120に移行する。
【0102】ステップ100に移行した場合には、第1
実施形態と同様に推定ヨーレート変化率Yが設定値yo
以上であるか否かを判断する。Y≧yo であれば、ステ
ップ150に進んでロック指令を行う。Y<yo であれ
ば、ステップ110に進む。
実施形態と同様に推定ヨーレート変化率Yが設定値yo
以上であるか否かを判断する。Y≧yo であれば、ステ
ップ150に進んでロック指令を行う。Y<yo であれ
ば、ステップ110に進む。
【0103】ステップ110では、横Gの推定値Gc が
設定値go 以上であるか否かを判断する。Gc ≧go で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、Gc <go であれば、ステップ110Aに移行す
る。
設定値go 以上であるか否かを判断する。Gc ≧go で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、Gc <go であれば、ステップ110Aに移行す
る。
【0104】ステップ110Aに移行すると、推定ヨー
レート変化率Yh が設定値y2 以上であるか否かを判断
する。なお設定値y2 はy1 、或いはy0 と同じ値でも
よく、異なっていてもよい。Yh ≧y2 であれば、ステ
ップ150に進んでロック指令を行う。Yh <y2 であ
れば、ステップ110Bに進む。
レート変化率Yh が設定値y2 以上であるか否かを判断
する。なお設定値y2 はy1 、或いはy0 と同じ値でも
よく、異なっていてもよい。Yh ≧y2 であれば、ステ
ップ150に進んでロック指令を行う。Yh <y2 であ
れば、ステップ110Bに進む。
【0105】ステップ110Bでは、横Gの推定値Gch
が設定値g2 以上であるか否かを判断する。なお設定値
g2 はg1 、或いはg0 と同じ値でもよく、異なってい
てもよい。Gch≧g2 であれば、ステップ150に進ん
でロック指令を行う。一方、Gch<g2 であれば、ステ
ップ120に移行し、以下、第1実施形態と同様に処理
を行う。なお、ステップ110でΔGc<go であれ
ば、ステップ110A,110B,120,130の処
理を飛ばし、ステップ140に移るように設定してもよ
い。
が設定値g2 以上であるか否かを判断する。なお設定値
g2 はg1 、或いはg0 と同じ値でもよく、異なってい
てもよい。Gch≧g2 であれば、ステップ150に進ん
でロック指令を行う。一方、Gch<g2 であれば、ステ
ップ120に移行し、以下、第1実施形態と同様に処理
を行う。なお、ステップ110でΔGc<go であれ
ば、ステップ110A,110B,120,130の処
理を飛ばし、ステップ140に移るように設定してもよ
い。
【0106】又、ステップ110BでGch<g2 であれ
ば、ステップ120,130の処理を飛ばしてステップ
140に移るように設定してもよい。従って、ヨーレー
ト変化率Y、Yh 、Ys 、横G(Gc ,Gch,Gs )の
うちいずれかかが各々の前記設定値yo ,y2 ,y1 ,
go ,g2 ,g1 以上になるときが、本発明における
「予め設定された所定条件を満たしたとき」に相当す
る。 従って、この第2実施形態では、下記の作用効果
を奏する。
ば、ステップ120,130の処理を飛ばしてステップ
140に移るように設定してもよい。従って、ヨーレー
ト変化率Y、Yh 、Ys 、横G(Gc ,Gch,Gs )の
うちいずれかかが各々の前記設定値yo ,y2 ,y1 ,
go ,g2 ,g1 以上になるときが、本発明における
「予め設定された所定条件を満たしたとき」に相当す
る。 従って、この第2実施形態では、下記の作用効果
を奏する。
【0107】(a) この実施の形態では、タイヤ角セ
ンサ21、ハンドル角センサ25、が正常な場合、タイ
ヤ角センサ21が検出したタイヤ角θ、ハンドル角セン
サHθ、及びヨーレートセンサであるジャイロスコープ
45が検出したヨーレートωs に基づいて、ヨーレート
変化率Y、Yh 、Ys 、横G(Gc ,Gch,Gs )をそ
れぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Yh 、Ys 、横G
(Gc ,Gch,Gs )のうちいずれかかが各々の設定値
yo ,y2 ,y1 ,go ,g2 ,g1 以上になると、ダ
ンパ13及び電磁切換弁14等からなる車軸規制機構を
ロックするようにした。
ンサ21、ハンドル角センサ25、が正常な場合、タイ
ヤ角センサ21が検出したタイヤ角θ、ハンドル角セン
サHθ、及びヨーレートセンサであるジャイロスコープ
45が検出したヨーレートωs に基づいて、ヨーレート
変化率Y、Yh 、Ys 、横G(Gc ,Gch,Gs )をそ
れぞれ算出し、ヨーレート変化率Y、Yh 、Ys 、横G
(Gc ,Gch,Gs )のうちいずれかかが各々の設定値
yo ,y2 ,y1 ,go ,g2 ,g1 以上になると、ダ
ンパ13及び電磁切換弁14等からなる車軸規制機構を
ロックするようにした。
【0108】この結果、フォークリフト1の旋回時にお
いて確実に安定な姿勢で旋回することができる。 (b) この実施形態では、タイヤ角センサ21が故障
し、ハンドル角センサ25が正常な場合、ハンドル角セ
ンサ25が検出したハンドル角Hθ、及びヨーレートセ
ンサであるジャイロスコープ45が検出したヨーレート
ωs に基づいて、ヨーレート変化率Yh 、Ys 、横G
(Gch,Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Y
h 、Ys 、横G(Gch,Gs )のうちいずれかが各々の
設定値y2,y1 ,g2 ,g1 以上になると、ダンパ1
3及び電磁切換弁14等からなる車軸規制機構をロック
するようにした。
いて確実に安定な姿勢で旋回することができる。 (b) この実施形態では、タイヤ角センサ21が故障
し、ハンドル角センサ25が正常な場合、ハンドル角セ
ンサ25が検出したハンドル角Hθ、及びヨーレートセ
ンサであるジャイロスコープ45が検出したヨーレート
ωs に基づいて、ヨーレート変化率Yh 、Ys 、横G
(Gch,Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Y
h 、Ys 、横G(Gch,Gs )のうちいずれかが各々の
設定値y2,y1 ,g2 ,g1 以上になると、ダンパ1
3及び電磁切換弁14等からなる車軸規制機構をロック
するようにした。
【0109】この結果、タイヤ角センサ21が故障した
場合においても、フォークリフト1の旋回時において確
実に安定な姿勢で旋回することができる。 (c) この実施形態では、タイヤ角センサ21、及び
ハンドル角センサ25がともに故障した場合でも、ヨー
レートセンサであるジャイロスコープ45が検出したヨ
ーレートωs に基づいて、ヨーレート変化率Ys 、横G
(Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Ys 、横
G(Gs )のうちいずれかが各々の設定値y1 ,g1 以
上になると、ダンパ13及び電磁切換弁14等からなる
車軸規制機構をロックするようにした。
場合においても、フォークリフト1の旋回時において確
実に安定な姿勢で旋回することができる。 (c) この実施形態では、タイヤ角センサ21、及び
ハンドル角センサ25がともに故障した場合でも、ヨー
レートセンサであるジャイロスコープ45が検出したヨ
ーレートωs に基づいて、ヨーレート変化率Ys 、横G
(Gs )をそれぞれ算出し、ヨーレート変化率Ys 、横
G(Gs )のうちいずれかが各々の設定値y1 ,g1 以
上になると、ダンパ13及び電磁切換弁14等からなる
車軸規制機構をロックするようにした。
【0110】この結果、タイヤ角センサ21、及びハン
ドル角センサ25がともに故障した場合でも、フォーク
リフト1の旋回時において確実に安定な姿勢で旋回する
ことができる。
ドル角センサ25がともに故障した場合でも、フォーク
リフト1の旋回時において確実に安定な姿勢で旋回する
ことができる。
【0111】(d) 又、この実施形態においても、第
1実施の形態の(d)乃至(i)の効果を奏することが
できる。 (第3実施形態)次に第3実施形態を説明する。
1実施の形態の(d)乃至(i)の効果を奏することが
できる。 (第3実施形態)次に第3実施形態を説明する。
【0112】前記第1実施形態においては、ヨーレート
変化率Yを(2)式、即ち、式Y=V・Δ(1/r)/
ΔTを用いて、車速Vを一定とみなして算出した。これ
に対し、この実施形態では、車速Vの変化を考慮してい
る。ヨーレート変化率Yの算出式が異なる以外は、前記
第1実施形態と同様の構成である。
変化率Yを(2)式、即ち、式Y=V・Δ(1/r)/
ΔTを用いて、車速Vを一定とみなして算出した。これ
に対し、この実施形態では、車速Vの変化を考慮してい
る。ヨーレート変化率Yの算出式が異なる以外は、前記
第1実施形態と同様の構成である。
【0113】まず、検出器としてタイヤ角センサ21、
ハンドル角センサ25と車速センサ22を備えた第1実
施形態の構成において、ヨーレート変化率Y(=Δω/
ΔT)に車速Vの時間変化を考慮した場合、前記(2)
式に代え、車速Vの時間変化が考慮された例えば先に記
した(3)式に基づいて行う。
ハンドル角センサ25と車速センサ22を備えた第1実
施形態の構成において、ヨーレート変化率Y(=Δω/
ΔT)に車速Vの時間変化を考慮した場合、前記(2)
式に代え、車速Vの時間変化が考慮された例えば先に記
した(3)式に基づいて行う。
【0114】すなわち、以下の式である。 Y=V・Δ(1/r)/ΔT+ΔV/ΔT・(1/r) …(3) ROM35は(3)式に基づいてヨーレート変化率Yを
算出する式として、次式が記憶されている。
算出する式として、次式が記憶されている。
【0115】Y=V・|1/r−1/r1|/ΔT+
(1/r)・|V−V1|/ΔT ここで、V1,Vは、所定時間ΔT(=n・ΔTo )を
経過する前と後の車速、1/r1,1/rは、所定時間
ΔTを経過する前と後のタイヤ角θ1,θからマップを
用いてそれぞれ求められた旋回半径の逆数値である。C
PU34は、本実施形態ではRAM36に過去複数回分
のタイヤ角データθ及び車速データVを保存するように
している。
(1/r)・|V−V1|/ΔT ここで、V1,Vは、所定時間ΔT(=n・ΔTo )を
経過する前と後の車速、1/r1,1/rは、所定時間
ΔTを経過する前と後のタイヤ角θ1,θからマップを
用いてそれぞれ求められた旋回半径の逆数値である。C
PU34は、本実施形態ではRAM36に過去複数回分
のタイヤ角データθ及び車速データVを保存するように
している。
【0116】なお、前記(3)式に代えて、ヨーレート
変化率Yの算出式として、例えば次の(4)式を採用す
ることもできる。 Y=Δ(V/r)/ΔT …(4) ROM35には(4)式に基づいてヨーレート変化率Y
を算出する式として、次式が記憶されている。
変化率Yの算出式として、例えば次の(4)式を採用す
ることもできる。 Y=Δ(V/r)/ΔT …(4) ROM35には(4)式に基づいてヨーレート変化率Y
を算出する式として、次式が記憶されている。
【0117】Y=|Ys −Ys1|/ΔT(=|V/r−
V1/r1|/ΔT) ここで、Ys1,Ys は、所定時間ΔTを経過する前と後
のヨーレートデータであり、Ys1=V1/r1,Ys =
V/rで示される。但し、V1,r1とV,rは、所定
時間ΔTを経過する前と後のそれぞれ車速、旋回半径の
逆数値である。CPU34は、RAM36に過去複数回
分の横GデータGc を保存するようにしている。また、
車速の検出値Vを差分するとノイズが増えるため、本実
施形態では、ノイズ除去をするためのフィルタ処理をソ
フトウェア的に行って、ノイズの増加をできるだけ抑え
るようにしている。
V1/r1|/ΔT) ここで、Ys1,Ys は、所定時間ΔTを経過する前と後
のヨーレートデータであり、Ys1=V1/r1,Ys =
V/rで示される。但し、V1,r1とV,rは、所定
時間ΔTを経過する前と後のそれぞれ車速、旋回半径の
逆数値である。CPU34は、RAM36に過去複数回
分の横GデータGc を保存するようにしている。また、
車速の検出値Vを差分するとノイズが増えるため、本実
施形態では、ノイズ除去をするためのフィルタ処理をソ
フトウェア的に行って、ノイズの増加をできるだけ抑え
るようにしている。
【0118】CPU34は、今回のデータV,1/r
と、所定時間ΔT前の旧データV1,1/r1とを用い
て、(3)式あるいは(4)式に基づく算出式を使用し
てYを算出する。
と、所定時間ΔT前の旧データV1,1/r1とを用い
て、(3)式あるいは(4)式に基づく算出式を使用し
てYを算出する。
【0119】従って、この第3実施形態では、下記の作
用効果を奏する。 (a) この実施形態によれば、(3)式あるいは
(4)式に基づいて算出される車速の時間変化が考慮さ
れたヨーレート変化率Yが使用されるため、加速時や減
速時(例えば制動時)などのように車速Vの時間変化を
無視できないときでも、正確なY値を得ることができ
る。そのため、車速の変化時でも、本当に必要なときに
だけ、リアアクスル10がロックされ、不要なロックを
極力回避できる。
用効果を奏する。 (a) この実施形態によれば、(3)式あるいは
(4)式に基づいて算出される車速の時間変化が考慮さ
れたヨーレート変化率Yが使用されるため、加速時や減
速時(例えば制動時)などのように車速Vの時間変化を
無視できないときでも、正確なY値を得ることができ
る。そのため、車速の変化時でも、本当に必要なときに
だけ、リアアクスル10がロックされ、不要なロックを
極力回避できる。
【0120】(第4実施形態)以下、本発明を具体化し
た第4実施形態を図16及び図17に従って説明する。
なお、この実施形態では、第1実施形態とハード構成は
同一のため、同一構成については、同一符号を付し、異
なるところを中心に説明する。
た第4実施形態を図16及び図17に従って説明する。
なお、この実施形態では、第1実施形態とハード構成は
同一のため、同一構成については、同一符号を付し、異
なるところを中心に説明する。
【0121】この第4実施形態では、ヨーレート変化率
Yの代わりに横G変化率を判定値として使用し、第1実
施形態とはセンサ故障診断処理は同一の処理にて行われ
るが、スウィング制御処理は異なっている。
Yの代わりに横G変化率を判定値として使用し、第1実
施形態とはセンサ故障診断処理は同一の処理にて行われ
るが、スウィング制御処理は異なっている。
【0122】すなわち、ROM35には、各種プログラ
ムデータが記憶されており、その中の一つに図16及び
図17にフローチャートで示すスウィング制御処理のプ
ログラムデータがある。
ムデータが記憶されており、その中の一つに図16及び
図17にフローチャートで示すスウィング制御処理のプ
ログラムデータがある。
【0123】本実施形態では車両に働く横G(旋回時に
機台横方向に働く遠心加速度)Gcと、横Gの経時的な
変化率ηとを測定した測定値を判定値とし、Gc 値とη
値のいずれか一方が各々の設定値以上になるとリアアク
スル10の揺動をロックさせるように設定されている。
機台横方向に働く遠心加速度)Gcと、横Gの経時的な
変化率ηとを測定した測定値を判定値とし、Gc 値とη
値のいずれか一方が各々の設定値以上になるとリアアク
スル10の揺動をロックさせるように設定されている。
【0124】尚、図16及び図17のフローチャートに
おいて、S10,S40,S50が第1判定値検出手
段、及び第2判定値検出手段を構成し、S10,S4
0,S60Bが第1判定値検出手段、及び第2判定値検
出手段を構成する。又、S10,S70が第3判定値検
出手段を構成し、S10,S80Aが第3判定値検出手
段を構成する。この実施形態では、第1判定値検出手段
乃至第3判定値検出手段を、それぞれ一対備えている。
又、S100A〜S150が制御手段を構成している。
おいて、S10,S40,S50が第1判定値検出手
段、及び第2判定値検出手段を構成し、S10,S4
0,S60Bが第1判定値検出手段、及び第2判定値検
出手段を構成する。又、S10,S70が第3判定値検
出手段を構成し、S10,S80Aが第3判定値検出手
段を構成する。この実施形態では、第1判定値検出手段
乃至第3判定値検出手段を、それぞれ一対備えている。
又、S100A〜S150が制御手段を構成している。
【0125】又、ROM35には、横G変化率ηの設定
値ηo が記憶されている。各設定値go ,ηo は走行実
験もしくは理論計算から求められた値であり、走行安定
性を図るべく必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
値ηo が記憶されている。各設定値go ,ηo は走行実
験もしくは理論計算から求められた値であり、走行安定
性を図るべく必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
【0126】又、横Gの時間差分ΔG/ΔT、すなわち
横G変化率ηは、次の(5)式で示される。 η=ΔG/ΔT=V2 ・Δ(1/r)/ΔT … (5) 本実施形態では、横G変化率ηを、この(5)式の関係
に基づいて2つの検出値θ(又はHθ),Vを用いて次
式により算出している。
横G変化率ηは、次の(5)式で示される。 η=ΔG/ΔT=V2 ・Δ(1/r)/ΔT … (5) 本実施形態では、横G変化率ηを、この(5)式の関係
に基づいて2つの検出値θ(又はHθ),Vを用いて次
式により算出している。
【0127】 η=ΔG/ΔT=V2 ・|1/r−1/r1|/ΔT ここで、ηは所定時間ΔT(例えば数10ミリ秒)当た
りの横Gの変化量、1/r,1/r1は、それぞれ所定
時間ΔTを経過する前と後の旋回半径の逆数値である。
りの横Gの変化量、1/r,1/r1は、それぞれ所定
時間ΔTを経過する前と後の旋回半径の逆数値である。
【0128】ところで、横G変化率ηは前記第1実施形
態の(1)式の時間微分に相当し、次式で表される。 η=V2 ・Δ(1/r) /ΔT+ (1/r)・2V・ΔV/ΔT … (6) この(6)式のうち後項のΔV/ΔTは車速Vの経時的
な変化率を示し、通常、フォークリフト1では、その旋
回中における車速Vをほぼ一定と見なせるため、ΔV/
ΔT値は前項中のΔ(1/r)/ΔT値に比べて十分小
さな値となる。そのため、本実施形態では、(6)式中
の後項を無視して近似した前記(5)式をηを推定する
ために採用している。
態の(1)式の時間微分に相当し、次式で表される。 η=V2 ・Δ(1/r) /ΔT+ (1/r)・2V・ΔV/ΔT … (6) この(6)式のうち後項のΔV/ΔTは車速Vの経時的
な変化率を示し、通常、フォークリフト1では、その旋
回中における車速Vをほぼ一定と見なせるため、ΔV/
ΔT値は前項中のΔ(1/r)/ΔT値に比べて十分小
さな値となる。そのため、本実施形態では、(6)式中
の後項を無視して近似した前記(5)式をηを推定する
ために採用している。
【0129】又、ROM35には、横G変化率ηの設定
値η1 が記憶されている。各設定値go ,η1 は走行実
験もしくは理論計算から求められた値であり、走行安定
性を図るべく必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
値η1 が記憶されている。各設定値go ,η1 は走行実
験もしくは理論計算から求められた値であり、走行安定
性を図るべく必要な時期にリアアクスル10がロックさ
れるように設定されたものである。
【0130】又、横Gの時間差分ΔG/ΔTの別式、す
なわち横G変化率ηs は、次の(7)式で示される。 ηs=ΔG/ΔT=V・Δω/ΔT … (7) 本実施形態では、さらに横G変化率ηs を、この(7)
式の関係に基づいて検出値ωs,Vを用いて次式により
算出している。
なわち横G変化率ηs は、次の(7)式で示される。 ηs=ΔG/ΔT=V・Δω/ΔT … (7) 本実施形態では、さらに横G変化率ηs を、この(7)
式の関係に基づいて検出値ωs,Vを用いて次式により
算出している。
【0131】 ηs =ΔG/ΔT=V・|ωs −ω1|/ΔT ここで、ηs は所定時間ΔT(例えば数10ミリ秒)当
たりの横Gの変化量、ωs ,ω1は、それぞれ所定時間
ΔTを経過する前と後の角加速度である。
たりの横Gの変化量、ωs ,ω1は、それぞれ所定時間
ΔTを経過する前と後の角加速度である。
【0132】次に、図16及び図17のフローチャート
を説明する。このフローチャートは、第1実施形態の図
8のフローチャートとはステップ60がステップ60B
に変更され、ステップ80がステップ80Aに変更さ
れ、ステップ100がステップ100Aに変更され、ス
テップ120がステップ120Aに変更されているとこ
ろが異なっており、それ以外のスウィング処理制御の他
のステップ、他の図9及び図10のフローチャートは同
一である。
を説明する。このフローチャートは、第1実施形態の図
8のフローチャートとはステップ60がステップ60B
に変更され、ステップ80がステップ80Aに変更さ
れ、ステップ100がステップ100Aに変更され、ス
テップ120がステップ120Aに変更されているとこ
ろが異なっており、それ以外のスウィング処理制御の他
のステップ、他の図9及び図10のフローチャートは同
一である。
【0133】従って、スウィング処理制御を行うべく、
図16及び図17のフローチャートが実行されると、ス
テップ50の処理が終了後、ステップ60Bに移行する
と、ステップ60Bでは横G変化率ηを演算する。すな
わち、RAM36の所定記憶領域から所定時間ΔT前の
タイヤ角データθ1を読出し、このθ1値に対応する旋
回半径の逆数値1/r1を求め、(5)式によりηを演
算する。この後、ステップ70に移行する。
図16及び図17のフローチャートが実行されると、ス
テップ50の処理が終了後、ステップ60Bに移行する
と、ステップ60Bでは横G変化率ηを演算する。すな
わち、RAM36の所定記憶領域から所定時間ΔT前の
タイヤ角データθ1を読出し、このθ1値に対応する旋
回半径の逆数値1/r1を求め、(5)式によりηを演
算する。この後、ステップ70に移行する。
【0134】次に、ステップ70で横Gs を算出し、ス
テップ80Aでは、車速Vと、ヨーレートωs を用いて
下式にて、横G変化率ηs を算出する。 ηs =V・Δωs /ΔT 次にステップ90では、第2故障フラグF2が1である
か否かを判断する。ハンドル角センサ25が正常であっ
て第2故障フラグF2=0のときには、ステップ100
Aに移行する。
テップ80Aでは、車速Vと、ヨーレートωs を用いて
下式にて、横G変化率ηs を算出する。 ηs =V・Δωs /ΔT 次にステップ90では、第2故障フラグF2が1である
か否かを判断する。ハンドル角センサ25が正常であっ
て第2故障フラグF2=0のときには、ステップ100
Aに移行する。
【0135】ステップ100Aでは、横G変化率ηが設
定値ηo 以上であるか否かを判断する。η≧ηo であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令を行う。又、η
<ηo であれば、ステップ110に進む。
定値ηo 以上であるか否かを判断する。η≧ηo であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令を行う。又、η
<ηo であれば、ステップ110に進む。
【0136】ステップ110では、横Gの推定値Gc が
設定値go 以上であるか否かを判断する。Gc ≧go で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、Gc <go であれば、ステップ120Aに移行す
る。
設定値go 以上であるか否かを判断する。Gc ≧go で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、Gc <go であれば、ステップ120Aに移行す
る。
【0137】ステップ120Aでは、横G変化率ηs が
設定値η1 以上であるか否かを判断する。ηs ≧η1 で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、ηs <η1 であれば、ステップ130に進む。
設定値η1 以上であるか否かを判断する。ηs ≧η1 で
あれば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一
方、ηs <η1 であれば、ステップ130に進む。
【0138】ステップ130では、横Gの値Gs が設定
値g1 以上であるか否かを判断する。Gs ≧g1 であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一方、
Gs<g1 であれば、ステップ140に進んでロック解
除指令を行う。
値g1 以上であるか否かを判断する。Gs ≧g1 であれ
ば、ステップ150に進んでロック指令を行う。一方、
Gs<g1 であれば、ステップ140に進んでロック解
除指令を行う。
【0139】その結果、ヨーレート変化率η、ηs 、横
G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値ηo ,
η1 ,go ,g1 以上になると、電磁切換弁14が遮断
位置に切換えられてリアアクスル10がロックされる。
G(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の設定値ηo ,
η1 ,go ,g1 以上になると、電磁切換弁14が遮断
位置に切換えられてリアアクスル10がロックされる。
【0140】又、前記ステップ90において、第2故障
フラグF2が故障していて第2故障フラグF2=1のと
きには、ステップ120Aに移行する。従って、この場
合には、ステップ120A又はステップ130におい
て、ヨーレート検出手段であるジャイロスコープ45に
て検出されたヨーレートωs に基づいて算出された横G
変化率ηs と、横Gs とのいずれかが設定値以上か否か
の判定が行われ、その判定結果により、ロック指令或い
はロック解除指令が行われることになる。
フラグF2が故障していて第2故障フラグF2=1のと
きには、ステップ120Aに移行する。従って、この場
合には、ステップ120A又はステップ130におい
て、ヨーレート検出手段であるジャイロスコープ45に
て検出されたヨーレートωs に基づいて算出された横G
変化率ηs と、横Gs とのいずれかが設定値以上か否か
の判定が行われ、その判定結果により、ロック指令或い
はロック解除指令が行われることになる。
【0141】従って、ヨーレート変化率η、ηs 、横G
(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の前記設定値ηo
,η1 ,go ,g1 以上になるときが、本発明におけ
る「予め設定された所定条件を満たしたとき」に相当す
る。
(Gc ,Gs )のうちいずれかが各々の前記設定値ηo
,η1 ,go ,g1 以上になるときが、本発明におけ
る「予め設定された所定条件を満たしたとき」に相当す
る。
【0142】従って、この第4実施形態では、下記の作
用効果を奏する。 (a)この第4実施形態では、横G変化率ηを演算する
に当たり、機台の振動等に影響され難いタイヤ角センサ
21の検出値θ、或いはハンドル角Hθから求めた1/
r値を差分(微分)する方法を採ったので、差分(微
分)処理によるノイズの増幅の心配がなく、信頼性の高
い推定値であるηを得ることができる。
用効果を奏する。 (a)この第4実施形態では、横G変化率ηを演算する
に当たり、機台の振動等に影響され難いタイヤ角センサ
21の検出値θ、或いはハンドル角Hθから求めた1/
r値を差分(微分)する方法を採ったので、差分(微
分)処理によるノイズの増幅の心配がなく、信頼性の高
い推定値であるηを得ることができる。
【0143】(b)横Gの立ち上がり変化である横G変
化率ηを、リアアクスル10をロックすべきか否かの判
定値の一つに採用したので、旋回開始時に素早くリアア
クスル10をロックできるとともに、切返し時にリアア
クスル10をロック状態に保持して車体の安定性を確保
することができる。
化率ηを、リアアクスル10をロックすべきか否かの判
定値の一つに採用したので、旋回開始時に素早くリアア
クスル10をロックできるとともに、切返し時にリアア
クスル10をロック状態に保持して車体の安定性を確保
することができる。
【0144】なお、本発明の実施形態は上記各実施形態
に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更し、例えば次のように実施することもでき
る。 (1) 各センサからの検出値や、検出値を用いて算出
した判定値等にローパスフィルタをかけるなどのノイズ
除去処理を施してもよい。
に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更し、例えば次のように実施することもでき
る。 (1) 各センサからの検出値や、検出値を用いて算出
した判定値等にローパスフィルタをかけるなどのノイズ
除去処理を施してもよい。
【0145】(2) タイヤ角θを検出する方式は、キ
ングピン20の回動量を検出する方式に限定されない。
例えば、パワーステアリング装置を構成するステアリン
グシリンダのピストンの位置を検出する検出器をタイヤ
角センサとして採用してもよい。
ングピン20の回動量を検出する方式に限定されない。
例えば、パワーステアリング装置を構成するステアリン
グシリンダのピストンの位置を検出する検出器をタイヤ
角センサとして採用してもよい。
【0146】(3)判定値を算出するために用いる各検
出値を検出するためのセンサの種類は2種類に限定され
ない。例えば検出対象の異なる3つ以上のセンサから得
られた各検出値を用いて判定値を推定してもよい。
出値を検出するためのセンサの種類は2種類に限定され
ない。例えば検出対象の異なる3つ以上のセンサから得
られた各検出値を用いて判定値を推定してもよい。
【0147】(4)車軸の揺動の規制は、車軸を完全に
固定するロックに限定されない。車軸が規制状態におい
て揺動範囲が狭くなるような規制であっても構わない。
車軸の規制時に揺動範囲が小さく抑えられれば、本発明
の効果は得られる。
固定するロックに限定されない。車軸が規制状態におい
て揺動範囲が狭くなるような規制であっても構わない。
車軸の規制時に揺動範囲が小さく抑えられれば、本発明
の効果は得られる。
【0148】(5)本発明をバッテリ式フォークリフト
に適用してもよい。さらに、本発明をフォークリフト以
外の産業車両に適用してもよい。 (6)前記第1実施形態、第2実施形態では、第1、第
2判定値検出手段をそれぞれ一対設けたが、いずれか一
方の第1、第2検出手段を省略してもよい。
に適用してもよい。さらに、本発明をフォークリフト以
外の産業車両に適用してもよい。 (6)前記第1実施形態、第2実施形態では、第1、第
2判定値検出手段をそれぞれ一対設けたが、いずれか一
方の第1、第2検出手段を省略してもよい。
【0149】又、第4実施形態においては、第1乃至第
3判定値検出手段をそれぞれ一対設けたが、いずれか一
方の第1乃至第3検出手段を省略してもよい。上記各実
施形態から把握され、特許請求の範囲に記載していない
技術思想(発明)を、その効果とともに以下に列記す
る。
3判定値検出手段をそれぞれ一対設けたが、いずれか一
方の第1乃至第3検出手段を省略してもよい。上記各実
施形態から把握され、特許請求の範囲に記載していない
技術思想(発明)を、その効果とともに以下に列記す
る。
【0150】(イ) 請求項1乃至請求項のうちいずれ
かにおいて、前記車軸規制機構は、前記車体フレームと
車軸とに連結された油圧式ダンパーと、前記油圧式ダン
パーに給排される作動油を流す管路を、遮断状態及び連
通状態との間で切換制御し、当該管路を遮断状態とする
ことで車軸を車体フレームに固定し、連通状態とするこ
とで車軸を車体フレームに対して揺動可能に支持する切
換弁とを備えた請求項1乃至請求項5のうちいずれかに
記載の産業車両の車体揺動制御装置。こうすることによ
り、油圧式ダンパー及び切換弁によって容易に車軸を固
定できる。
かにおいて、前記車軸規制機構は、前記車体フレームと
車軸とに連結された油圧式ダンパーと、前記油圧式ダン
パーに給排される作動油を流す管路を、遮断状態及び連
通状態との間で切換制御し、当該管路を遮断状態とする
ことで車軸を車体フレームに固定し、連通状態とするこ
とで車軸を車体フレームに対して揺動可能に支持する切
換弁とを備えた請求項1乃至請求項5のうちいずれかに
記載の産業車両の車体揺動制御装置。こうすることによ
り、油圧式ダンパー及び切換弁によって容易に車軸を固
定できる。
【0151】(ロ) 前記(イ)において、前記車軸は
産業車両の後輪である操舵輪を連結する車体揺動制御装
置。こうすることにより、産業車両の操舵輪側の車軸の
揺動を制御しているので、旋回性及び操作性を向上させ
ることができる。
産業車両の後輪である操舵輪を連結する車体揺動制御装
置。こうすることにより、産業車両の操舵輪側の車軸の
揺動を制御しているので、旋回性及び操作性を向上させ
ることができる。
【0152】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1乃至請求項
5に記載の発明によれば、タイヤ角検出手段、及びハン
ドル角検出手段が故障した場合においても、タイヤ角検
出手段及びハンドル角検出手段が故障しない場合と同様
に安定な姿勢で旋回することができる。
5に記載の発明によれば、タイヤ角検出手段、及びハン
ドル角検出手段が故障した場合においても、タイヤ角検
出手段及びハンドル角検出手段が故障しない場合と同様
に安定な姿勢で旋回することができる。
【0153】請求項2に記載の発明によれば、判定値
は、車両に加わるヨーレート変化率でを判定値の一つに
採用し、ヨーレート変化率が設定値以上となったときに
も車軸と車体とをロックする構成であるため、ハンドル
の旋回開始後速やかに車軸と車体とをロックできるとと
もに、ハンドルの切返し途中で車軸と車体とのロックが
解除されて走行不安定になることが防止できる。
は、車両に加わるヨーレート変化率でを判定値の一つに
採用し、ヨーレート変化率が設定値以上となったときに
も車軸と車体とをロックする構成であるため、ハンドル
の旋回開始後速やかに車軸と車体とをロックできるとと
もに、ハンドルの切返し途中で車軸と車体とのロックが
解除されて走行不安定になることが防止できる。
【0154】請求項3に記載の発明によれば、判定値
は、車両に加わる横G変化率でを判定値の一つに採用
し、横G変化率が設定値以上となったときにも車軸と車
体とをロックする構成であるため、ハンドルの旋回開始
後速やかに車軸と車体とをロックできるとともに、ハン
ドルの切返し途中で車軸と車体とのロックが解除されて
走行不安定になることが防止できる。
は、車両に加わる横G変化率でを判定値の一つに採用
し、横G変化率が設定値以上となったときにも車軸と車
体とをロックする構成であるため、ハンドルの旋回開始
後速やかに車軸と車体とをロックできるとともに、ハン
ドルの切返し途中で車軸と車体とのロックが解除されて
走行不安定になることが防止できる。
【0155】請求項4に記載の発明によれば、ハンドル
角検出手段から得られたハンドル角に基づく値と、前記
タイヤ角検出手段から得られたタイヤ角に基づく値とが
非対応のとき、タイヤ角検出手段を故障と判定するた
め、故障判定を容易に行うことができる。
角検出手段から得られたハンドル角に基づく値と、前記
タイヤ角検出手段から得られたタイヤ角に基づく値とが
非対応のとき、タイヤ角検出手段を故障と判定するた
め、故障判定を容易に行うことができる。
【0156】請求項5に記載の発明によれば、タイヤ角
検出手段により検出された検出値が正常範囲以外の値を
とるときには、断線故障又は短絡故障と容易に判定する
ことができる。
検出手段により検出された検出値が正常範囲以外の値を
とるときには、断線故障又は短絡故障と容易に判定する
ことができる。
【0157】請求項6に記載の発明によれば、ハンドル
角検出手段が故障判定手段により、故障と判定された場
合、制御手段は、第3判定値検出手段にて割り出された
判定値が予め設定された所定条件を満たしたときに、前
記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを固定制御す
るため、確実に、タイヤ角センサ及びハンドル角センサ
が故障しない場合と同様に安定な姿勢で旋回することが
できる。
角検出手段が故障判定手段により、故障と判定された場
合、制御手段は、第3判定値検出手段にて割り出された
判定値が予め設定された所定条件を満たしたときに、前
記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを固定制御す
るため、確実に、タイヤ角センサ及びハンドル角センサ
が故障しない場合と同様に安定な姿勢で旋回することが
できる。
【図1】第1実施形態における車体揺動制御装置の模式
図。
図。
【図2】車軸規制機構を示す模式図。
【図3】フォークリフトの側面図。
【図4】フォークリフトの平面図。
【図5】車体揺動制御装置の電気的構成を示すブロック
図。
図。
【図6】タイヤ角の検出電圧を説明するための説明図。
【図7】ハンドル角Hθ(タイヤ角θ)と、旋回半径の
逆数値1/rとの関係を示すマップの説明図。
逆数値1/rとの関係を示すマップの説明図。
【図8】旋回時における横G,ヨ−レ−ト変化率の変化
を示すグラフ。
を示すグラフ。
【図9】スウィング制御処理のフローチャート。
【図10】スウィング制御処理のフローチャート。
【図11】断線・短絡故障診断処理のフローチャート。
【図12】脱落故障診断処理のフローチャート。
【図13】断線・短絡故障診断処理のフローチャート。
【図14】第2実施形態のウィング制御処理のフローチ
ャート。
ャート。
【図15】第2実施形態のウィング制御処理のフローチ
ャート。
ャート。
【図16】第4実施形態のウィング制御処理のフローチ
ャート。
ャート。
【図17】第4実施形態のウィング制御処理のフローチ
ャート。
ャート。
1…産業車両としてのフォークリフト、1a…車体とし
ての車体フレーム、10…車軸としてのリアアクスル、
11…操舵輪としての後輪、13…車軸規制機構を構成
する油圧式ダンパ、14…車軸規制機構を構成する電磁
切換弁、21…タイヤ角検出手段としてのタイヤ角セン
サ、22…車速検出手段としての車速センサ、25…ハ
ンドル角検出手段としてのハンドル角センサ、28…制
御手段としてのコントローラ、34…第1判定値検出手
段、第2判定値検出手段、第3判定値検出手段及び故障
判定手段を構成するCPU、θ…タイヤ角、Hθ…ハン
ドル角、Gc …判定値としての横G、Y…判定値として
のヨーレート変化率、Δθ/ΔT…タイヤ角速度、ΔH
θ/ΔT…ハンドル角速度。
ての車体フレーム、10…車軸としてのリアアクスル、
11…操舵輪としての後輪、13…車軸規制機構を構成
する油圧式ダンパ、14…車軸規制機構を構成する電磁
切換弁、21…タイヤ角検出手段としてのタイヤ角セン
サ、22…車速検出手段としての車速センサ、25…ハ
ンドル角検出手段としてのハンドル角センサ、28…制
御手段としてのコントローラ、34…第1判定値検出手
段、第2判定値検出手段、第3判定値検出手段及び故障
判定手段を構成するCPU、θ…タイヤ角、Hθ…ハン
ドル角、Gc …判定値としての横G、Y…判定値として
のヨーレート変化率、Δθ/ΔT…タイヤ角速度、ΔH
θ/ΔT…ハンドル角速度。
Claims (6)
- 【請求項1】 車体に対して上下方向に揺動可能に支持
された車軸と、 前記車軸の揺動を規制するための車軸規制機構と、 産業車両のタイヤ角を検出するタイヤ角検出手段と、 産業車両のハンドル角を検出するハンドル角検出手段
と、 産業車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段
と、 産業車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 前記タイヤ角検出手段にて検出されたタイヤ角及び車速
検出手段にて検出された走行速度に基づく判定値を割り
出す第1判定値検出手段と、 前記ハンドル角検出手段にて検出されたハンドル角及び
車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定値を
割り出す第2判定値検出手段と、 前記ヨーレート検出手段にて検出されたヨーレート及び
車速検出手段にて検出された走行速度に基づく判定値を
割り出す第3判定値検出手段と、 前記第1乃至第3判定値検出手段のうち、少なくとも第
1及び第3判定値検出手段にて割り出された判定値のい
ずれかが予め設定された所定条件を満たしたときに、前
記車軸規制機構を作動させて車軸と車体とを固定制御す
る制御手段とを備えた産業車両の車体揺動制御装置。 - 【請求項2】 判定値は、車両に加わる横Gと、ヨーレ
ート変化率であり、制御手段は、横G或いは、ヨーレー
ト変化率が予め設定された所定条件としての設定値以上
になると、前記車軸規制機構を作動させるように設定さ
れたものである請求項1に記載の産業車両の車体揺動制
御装置。 - 【請求項3】 判定値は、車両に加わる横Gと、横G変
化率であり、制御手段は、横G又は横G変化率が予め設
定された所定条件としての設定値以上になると、前記車
軸規制機構を作動させるように設定されたものである請
求項1に記載の産業車両の車体揺動制御装置。 - 【請求項4】 ハンドル角検出手段から得られたハンド
ル角に基づく値と、前記タイヤ角検出手段から得られた
タイヤ角に基づく値とが互いに非対応のとき、予め設定
された条件を満たせばタイヤ角検出手段を故障と判定す
る故障判定手段を備え、 前記制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段
を故障と判定した場合、前記第2乃び第3判定値検出手
段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定された
所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作動さ
せて車軸と車体とを固定制御するものである請求項1乃
至請求項3のうちいずれかに記載の産業車両の車体揺動
制御装置。 - 【請求項5】 タイヤ角検出手段により検出された検出
値が正常範囲以外の値をとるときには、断線故障又は短
絡故障と判定する故障判定手段を備え、 前記制御手段は、前記故障判定手段がタイヤ角検出手段
を故障と判定した場合、前記第2乃び第3判定値検出手
段にて割り出された判定値のいずれかが予め設定された
所定条件を満たしたときに、前記車軸規制機構を作動さ
せて車軸と車体とを固定制御するものである請求項1乃
至請求項4のうちいずれかに記載の産業車両の車体揺動
制御装置。 - 【請求項6】 ハンドル角検出手段が故障したか否かを
判定する故障判定手段を備え、 前記制御手段は、前記故障判定手段がハンドル角検出手
段を故障と判定した場合、前記第3判定値検出手段にて
割り出された判定値が予め設定された所定条件を満たし
たときに、前記車軸規制機構を作動させて車軸と車体と
を固定制御するものである請求項4又は請求項5に記載
の産業車両の車体揺動制御装置。
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