JPH1154407A - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JPH1154407A
JPH1154407A JP9210315A JP21031597A JPH1154407A JP H1154407 A JPH1154407 A JP H1154407A JP 9210315 A JP9210315 A JP 9210315A JP 21031597 A JP21031597 A JP 21031597A JP H1154407 A JPH1154407 A JP H1154407A
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wafer
alignment
shot
measurement
array coordinates
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JP9210315A
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Takechika Nishi
健爾 西
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/26Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ上の所定個数のショット領域の位置を
統計処理して各ショット領域の位置合わせを行う場合
に、計測精度を低下させることなく計測対象のマーク数
を減少できると共に、処理時間を短縮できる位置合わせ
方法を提供する。 【解決手段】 ウエハW上の全部のショット領域から2
個の予備サンプルショットA1,A2を選択し、更に8
個のサンプルショットB1〜B8を選択する。予備サン
プルショットA1(のウエハマーク)の位置の計測結果
に基づいてオフセットを補正し、予備サンプルショット
A1の位置を再計測する。更に、予備サンプルショット
A2の位置の計測結果に基づいて回転角を補正して、予
備サンプルショットA2の位置を再計測する。残りのサ
ンプルショットB1〜B8の計測結果、及び予備サンプ
ルショットA1,A2の再計測結果に基づいてEGA方
式でアライメントを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば統計的手法
を用いて予測した配列座標に基づいて転写対象の基板上
の各被加工領域とマスクパターンとの位置合わせを行う
位置合わせ(アライメント)方法に関し、特にいわゆる
エンハンスト・グローバル・アライメント(EGA)方
式でアライメントを行う場合に使用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等を製造す
るためのリソグラフィ工程中で、マスクとしてのレチク
ルのパターンを投影光学系を介してフォトレジストが塗
布されたウエハ(又はガラスプレート等)上の各ショッ
ト領域に転写するために使用される投影露光装置(ステ
ッパー等)においては、ウエハ上の各ショット領域に既
に形成されている回路パターンとこれから露光するレチ
クルのパターンとの位置合わせ(ウエハアライメント)
を高精度に行う必要がある。
【0003】従来の投影露光装置におけるウエハの高精
度な位置合わせ方法として、例えば特開昭61−444
29号公報で開示されているように、ウエハ上から選択
された所定個数のショット領域(サンプルショット)に
付設されたアライメントマーク(ウエハマーク)の座標
位置を計測し、この計測結果を統計処理してウエハ上の
各ショット領域の配列座標を算出するエンハンスト・グ
ローバル・アライメント(EGA)方式のアライメント
方法が知られている。このEGA方式のアライメント
は、最終的なアライメントであるファインアライメント
の一例であり、このようなファインアライメントを行う
ために、従来は予めサンプルショット内のウエハマーク
がアライメントセンサの検出領域内に確実に収まるよう
に、サーチアライメントを行っておく必要があった。
【0004】図9は、従来のEGA方式でアライメント
が行われるウエハ51を示し、この図9において、ウエ
ハ51の表面には直交する2方向(X方向、Y方向とす
る)に所定ピッチで多数のショット領域が配列されると
共に、それらのショット領域内の例えば3個のショット
領域内にX方向、Y方向、及び回転方向の位置を大まか
に定めるためのサーチアライメントマークWX,WY,
Wθが形成され、各ショット領域にはそれぞれX軸のウ
エハマーク54X、及びY軸のウエハマーク54Yより
なる2次元のウエハマーク55が形成されている。な
お、サーチアライメントマーク、及びウエハマークは実
際には、例えば隣接するショット領域間の境界領域(ス
トリートライン領域)に形成されている。そして、それ
らのショット領域中から、ほぼ円周方向に均等に分布す
る10個のショット領域C1〜C10がサンプルショッ
トとして選択される。
【0005】そして、先ず、サーチアライメント用のセ
ンサによってY軸のサーチアライメントマークWYのY
座標、θ軸のサーチアライメントマークWθのY座標、
及びX軸のサーチアライメントマークWXのX座標が順
次計測され、これらの計測結果に基づいてウエハ51上
の座標系(試料座標系)をウエハステージの座標系(静
止座標系)に変換するための回転角、及びオフセットよ
りなる変換パラメータが決定される。そして、これらの
変換パラメータより、ウエハ51上の各サンプルショッ
トの静止座標系上での配列座標が算出される。これがサ
ーチアライメントであり、その後は、サーチアライメン
トの結果によってサンプルショットC1〜C10内のウ
エハマーク55が、順次ファインアライメント用のセン
サの検出領域内に移動して、静止座標系での座標が計測
される。この計測結果を統計処理して求められる各ショ
ット領域の静止座標系での配列座標に基づいて、各ショ
ット領域の位置合わせを行って露光を行うことによって
EGA方式のアライメントが行われ、高い重ね合わせ精
度が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来のEG
A方式のアライメントにおいては、ファインアライメン
ト用のセンサの検出領域内にサンプルショットのウエハ
マークが確実に収まるように、予めサーチアライメント
を行っていた。しかしながら、この従来のアライメント
方法において、例えば図9の例では、ウエハを移動しな
がら順次3箇所でサーチアライメントマークWX,W
X,Wθの位置を計測すると共に、更にウエハを移動し
ながら順次10箇所でサンプルショットのウエハマーク
55の位置を計測する必要があるため、アライメントに
要する時間が長くなり、結果として露光工程のスループ
ットが低下していた。
【0007】更に、サーチアライメントマークとファイ
ンアライメント用のウエハマークとが共に必要であるた
め、ウエハ上の各ショット領域、又はこれらの境界部の
ストリートライン領域にそれらのマークを形成するため
の広い領域が必要となり、本来の回路パターン等を形成
する領域が狭くなるという不都合があった。更に、従来
は、EGA方式のアライメントの結果に基づいてウエハ
ステージ側で各ショット領域の位置補正を行っていたた
め、ウエハステージ側の位置決め制御が複雑化すると共
に、補正の自由度もあまりないという不都合があった。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、ウエハ上の所定
個数のショット領域(被加工領域)の位置を統計処理し
てウエハ上の各ショット領域の位置合わせを行う場合
に、計測精度を低下させることなく計測対象のマーク数
を減少できると共に、処理時間を短縮できる位置合わせ
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の位置
合わせ方法は、基板(W)上に設計上の配列座標に沿っ
て配列されると共に、それぞれマスクパターンが転写さ
れるべき複数の被加工領域(231 〜23M)の各々を、
順次所定の基準位置に位置合わせするに際して、それら
複数の被加工領域の内、予め選択されているm個(mは
3以上の整数)の計測対象領域を順次所定の計測領域に
移動することによって座標位置を計測し、この計測され
た複数の座標位置を統計計算することによって、その基
板上の複数の被加工領域のそれぞれの実際の配列座標の
その設計上の配列座標に対する線形誤差を算出し、この
ように算出された線形誤差に応じてその基板の移動位置
を相対的に補正する位置合わせ方法である。
【0010】そして、本発明では、それらのm個の計測
対象領域よりk個(kは1〜3の整数)の予備計測対象
領域(A1,A2)を選択しておき、それらの複数の被
加工領域の配列座標をその基板の外形基準で大まかに求
める第1工程(ステップ101,102)と、この第1
工程で求められた配列座標に基づいてそれらk個の予備
計測対象領域を順次その所定の計測領域に移動してそれ
ぞれ座標位置を計測する第2工程(ステップ103,1
06)と、この第2工程の計測結果を処理してそれら複
数の被加工領域の実際の配列座標のその設計上の配列座
標に対する線形誤差の一部(例えばオフセット、及び回
転角の一部)を算出し、この算出結果に応じてその第2
工程で計測された座標位置を更新する第3工程(ステッ
プ104,105,107,108)と、この第3工程
で算出された線形誤差に応じて補正された配列座標に基
づいて(m−k)個のそれら計測対象領域(B1〜B
8)を順次その所定の計測領域に移動してそれぞれ座標
位置を計測する第4工程(ステップ109)と、その第
3工程で更新された座標位置、及びその第4工程で計測
された座標位置を統計計算することによって、それら複
数の被加工領域のそれぞれの実際の配列座標のその設計
上の配列座標に対する線形誤差を算出する第5工程(ス
テップ110)と、を有するものである。
【0011】斯かる本発明は、最近のアライメントセン
サの検出可能領域が広くなり、且つ露光装置のウエハロ
ーダ系における外形基準の大まかな位置合わせ(プリア
ライメント)精度が向上していることに鑑みてなされた
ものである。即ち、本発明の第1工程はプリアライメン
ト工程に対応し、その第1工程において、その第2工程
以下で使用されるアライメントセンサの検出可能領域
に、計測対象の被加工領域に付設された位置合わせ用マ
ークが収まる程度の精度で、各被加工領域の配列座標が
決定される。従って、そのアライメントセンサの検出可
能領域に計測対象の位置合わせ用マークを収めるための
サーチアライメント工程を別途設ける必要がなくなり、
結果としてサーチアライメントマークが不要となるた
め、計測対象のマーク数が減少できる。
【0012】但し、例えばアライメントセンサが画像処
理方式である場合、検出可能領域の周辺部では結像光学
系のディストーション等によって検出位置の誤差が生ず
る恐れがある。また、他の方式のアライメントセンサを
使用する場合であっても、位置合わせ用マークが検出可
能領域の周辺部にあると、検出時間が長くなったり、又
は検出誤差が或る程度大きくなってしまう恐れがある。
そこで、本発明では、その第2工程において、k個の予
備計測対象領域(A1,A2)の位置を順次計測し、オ
フセットや回転角(ローテーション)等の線形誤差の一
部を計測し、その第4工程では残りの計測対象領域(B
1〜B8)の位置計測を行う際に、その第2工程で計測
された線形誤差の補正を行っておく。これによって、残
りの計測対象領域(B1〜B8)の位置合わせ用マーク
は、アライメントセンサの検出可能領域の中心付近に位
置合わせされるため、検出誤差が小さくなり、画面内の
マーク検出範囲も小さくなるため、検出時間も短縮され
る。また、その第3工程で誤差補正して得られるk個の
予備計測対象領域(A1,A2)の位置計測結果を最終
的な線形誤差の計算時に使用することによって、計測対
象の位置合わせ用マークの個数は、従来のファインアラ
イメント用のマークの個数と同程度になるため、計測す
べきマーク数が減少して計測時間を含む処理時間も短縮
される。
【0013】この場合、その第3工程において、その算
出された線形誤差に応じて補正された配列座標に基づい
て、それらk個の予備計測対象領域(A1,A2)を再
び順次その所定の計測領域に移動してそれぞれ座標位置
を計測して、座標位置を更新することが望ましい。これ
によって、k個の予備計測対象領域(A1,A2)に付
設された位置合わせ用マークはアライメントセンサの検
出可能領域の中心付近で再計測されるため、計測精度が
向上する。
【0014】また、本発明の第2の位置合わせ方法は、
その第1の位置合わせ方法において、それらのk個の予
備計測対象領域は第1及び第2の2個の領域(A1,A
2)よりなり、その第2工程、及び第3工程において、
その第1工程で求められた配列座標に基づいて第1の予
備計測対象領域(A1)をその所定の計測領域に移動し
て座標位置を計測し、この計測結果を処理してそれら複
数の被加工領域の実際の配列座標の線形誤差の一部であ
るオフセットを算出し、この算出結果に応じて補正され
た配列座標に基づいて第1の予備計測対象領域(A1)
の座標位置を再計測し、次に、その第1工程で求められ
た配列座標に基づいて第2の予備計測対象領域(A2)
をその所定の計測領域に移動して座標位置を計測し、こ
の計測結果を処理してそれら複数の被加工領域の実際の
配列座標の線形誤差の一部である回転角を算出し、この
算出結果に応じて補正された配列座標に基づいて第2の
予備計測対象領域(A2)の座標位置を再計測するもの
である。
【0015】これは、2箇所の予備計測対象領域(A
1,A2)の位置計測を行うことによって、オフセッ
ト、及び回転角(ローテーション)の補正を或る程度行
うことを意味する。これによって、残りの計測対象領域
(B1〜B8)の計測精度が向上する。また、本発明に
おいて、その第4工程で算出される線形誤差を補正する
ために、マスクパターン側の位置を補正するようにして
もよい。露光装置は、通常1/4又は1/5等の縮小投
影で使用されるため、仮にマスク側及び基板側で同じ検
出精度のレーザ干渉計が使用されるものとすると、レー
ザ干渉計のマスク側の検出誤差は基板上ではその縮小倍
率に比例して小さくなる。従って、縮小投影される場合
には、マスクパターン側の位置を補正することによっ
て、重ね合わせ誤差をより低減することができる。ま
た、マスクパターンの位置を補正することによって、単
に基板側の位置を補正する場合に比べて、位置合わせを
高速に行うことができると共に、非線形誤差も投影倍率
分だけ精度良く補正できることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による位置合わせ方
法の実施の形態の一例につき図1〜図8を参照して説明
する。図1は、本例で使用される投影露光装置を示し、
この図1において露光時には、水銀ランプ、又はエキシ
マレーザ光源等の露光光源、この露光光源からの露光光
の照度分布を均一化するためのフライアイレンズ、照明
領域を規定する視野絞り(レチクルブラインド)、及び
コンデンサレンズ系等からなる照明光学系8より、レチ
クルRに対して均一な照度分布で露光光ILが照射され
る。そして、露光光ILのもとで、レチクルRに形成さ
れているパターンの像が、両側テレセントリックな投影
光学系PLを介して投影倍率β(βは1/5,1/4
等)で、ウエハW上の各ショット領域に投影される。ウ
エハWにはレジストが塗布されており、照明光学系8内
にはレジストに対する露光量を間接的にモニタする計測
系が備えられている。この計測系の計測結果、及び装置
全体の動作を制御するコンピュータよりなる主制御系5
の制御に基づいて、露光量制御系11が露光光源の発光
時間等を制御してレジストに対する露光量を適正化す
る。
【0017】以下、投影光学系PLの光軸AXに平行に
Z軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に平行に
X軸を取り、図1の紙面に垂直にY軸を取って説明す
る。このとき、レチクルRはレチクルステージ7上に吸
着保持され、レチクルステージ7は、レチクルベース6
上にエアベアリングを介して浮上するように支持される
と共に、リニアモータ等の駆動機構(不図示)によりX
方向、Y方向、θ方向に位置決めされる。レチクルステ
ージ7の側面はX軸の鏡面7x、及びY軸の鏡面に加工
され、これらの鏡面にレチクル用のレーザ干渉計9より
例えば3軸のレーザビームが照射され、レーザ干渉計9
はレチクルステージ7のX座標、Y座標、及び回転角を
計測し、この計測値をレチクルステージ駆動系10、及
び主制御系5に供給する。レチクルステージ駆動系10
は、その計測値、及び主制御系5からの制御情報に基づ
いてレチクルステージ7の動作を制御する。
【0018】一方、ウエハWは不図示のウエハホルダ上
に真空吸着によって保持されており、このウエハホルダ
がZチルトステージ3上に固定され、Zチルトステージ
3は、定盤1上にエアベアリングを介して浮上するよう
に支持されているXYステージ2上に固定されている。
Zチルトステージ3は、ウエハWのZ方向の位置(フォ
ーカス位置)、及び傾斜角を制御してオートフォーカス
方式でウエハWの表面を投影光学系PLの像面に合わせ
込み、XYステージ2は、リニアモータ等の駆動機構
(不図示)によりX方向、Y方向にZチルトステージ3
(ウエハW)を移動する。Zチルトステージ3、及びX
Yステージ2よりウエハステージが構成されている。そ
して、Zチルトステージ3の側面はX軸の鏡面3x、及
びY軸の鏡面に加工され、これらの鏡面にウエハ側のレ
ーザ干渉計12より例えば3軸のレーザビームが照射さ
れ、レーザ干渉計12はZチルトステージ3のX座標、
Y座標、及び回転角を計測し、この計測値をウエハステ
ージ駆動系13、及び主制御系5に供給する。ウエハ側
のレーザ干渉計12によって計測されるZチルトステー
ジ3(ウエハW)のX座標、及びY座標よりなる座標系
(X,Y)を、ウエハステージの座標系、又は静止座標
系と呼ぶ。ウエハステージ駆動系13は、その計測値、
及び主制御系5からの制御情報に基づいてXYステージ
2の動作を制御する。
【0019】そして、ウエハWに対する露光時には、ウ
エハW上の一つのショット領域への露光が終了した後
に、XYステージ2を駆動することによって、ウエハW
上の次のショット領域を投影光学系PLの露光領域に移
動してレチクルRのパターン像を露光するという動作
が、ステップ・アンド・リピート方式で繰り返されて、
ウエハW上の各ショット領域への露光が行われる。ま
た、本例では重ね合わせ露光を行う場合に、アライメン
トの結果から算出されるウエハW上の各ショット領域の
線形配列誤差の一部を補正するために、レチクルステー
ジ7を介してレチクルRも駆動される。
【0020】さて、このように露光を行う前には、予め
レチクルRのアライメント、及びウエハWのアライメン
トを行っておく必要がある。そのため、レチクルR用の
1対の基準マーク、及びウエハ用の基準マークが形成さ
れた基準マーク部材(不図示)がZチルトステージ3上
に固定されており、投影光学系PLの側面にオフ・アク
シス方式で画像処理方式のアライメントセンサ4が配置
されている。アライメントセンサ4は、白色光で被検マ
ークを照明する照明系と、その被検マークの拡大像を形
成する拡大結像系と、その像を撮像するCCD型の2次
元撮像素子と、を備えている。アライメントセンサ4か
らの画像信号より、アライメント信号処理系14は検出
対象のマークの検出中心からの位置ずれ量を求めて主制
御系5に供給する。主制御系5は、ウエハ側のレーザ干
渉計12を介して検出されるZチルトステージ3(ウエ
ハW)のX座標、Y座標にその位置ずれ量を加算するこ
とによって、その検出対象のマークのウエハステージの
座標系(静止座標系)(X,Y)での配列座標を求める
ことができる。
【0021】そして、その基準マーク部材を所定位置に
移動した状態で、その1対の基準マークに対してレチク
ルRのアライメントが行われる。この際に、アライメン
トセンサ4を介してウエハ用の基準マークの位置を検出
することによって、レチクルRのパターン像の中心とア
ライメントセンサ4の検出中心との間隔であるベースラ
イン量BLが求められて、主制御系5の記憶部に記憶さ
れる。これ以後は、アライメントセンサ4の検出結果を
統計処理して得られるウエハW上の各ショット領域の配
列座標をそのベースライン量BL分だけずらすことによ
って、各ショット領域とレチクルRのパターン像との間
に高い重ね合わせ精度が得られる。
【0022】また、本例の投影露光装置のウエハステー
ジの側面には、ウエハローダ系が配置されている。この
ウエハローダ系は、不図示のウエハ搬送ラインとの間で
ウエハの受け渡しを行うスライダ系16と、このスライ
ダ系16からウエハ(ウエハW1とする)を受け取って
ウエハステージ側に渡すためのウエハ搬送アーム17
と、このウエハ搬送アーム17を回転軸18を中心とし
て回転するアーム駆動部19と、を備えている。更にウ
エハローダ系には、プリアライメント用にウエハ搬送ア
ーム17からウエハを受け取るターンテーブル(不図
示)と、このターンテーブル上のウエハの位置や回転角
を画像処理方式で検出するためのプリアライメント検出
系20と、プリアライメント検出系20の検出結果に基
づいて、スライダ系16、ウエハ搬送アーム17、及び
ターンテーブルの動作を制御するプリアライメント制御
系21と、が備えられている。プリアライメント制御系
21は、ウエハW1の受け渡し情報を主制御系5に供給
する。また、不図示であるが、ウエハステージ上のウエ
ハをアンロードするためのウエハ搬送アームも備えられ
ている。
【0023】以下では、そのプリアライメントを行った
後、オフ・アクシス方式のアライメントセンサ4の検出
結果を統計処理してエンハンスト・グローバル・アライ
メント(EGA)方式でウエハWの各ショット領域のア
ライメントを行って、各ショット領域にレチクルRのパ
ターン像を重ね合わせ露光する場合の動作の一例につき
図8のフローチャートを参照して説明する。
【0024】先ず、図8のステップ101において、露
光対象のウエハ(ウエハWとする)を図1のウエハロー
ダ系中のスライダ系16からウエハ搬送アーム17に受
け渡す。このようにスライダ系16からウエハ搬送アー
ム17にウエハを受け渡す際に、例えば位置関係を一定
の関係に定めておくことによって、ウエハW1は位置精
度が数mm、回転精度が数mrad程度でウエハ搬送ア
ーム17に対して大まかに位置決めされる。但し、この
精度ではウエハステージにウエハをロードする際の精度
としては不十分であるため、次のようにプリアライメン
トが行われる。
【0025】即ち、ウエハWを受け渡されたウエハ搬送
アーム17は、アーム駆動機構19及び回転軸18によ
り駆動されてウエハWを搬送して不図示のターンテーブ
ル上にウエハWを載置する。この際に、プリアライメン
ト検出系20を介してウエハWの外周エッジ上の3箇所
(その内の1箇所はノッチ、又はオリエンテーションフ
ラットを含む)の画像を撮像し、得られる画像信号を処
理することによってウエハWの中心位置、及び回転角を
検出する。そして、プリアライメント制御系21の制御
のもとで、ウエハ搬送アーム17に対してウエハWの中
心及び回転角が所定の関係になるようにターンテーブル
の位置及び回転角を微調整することで、プリアライメン
トが行われる。このプリアライメントによって、ウエハ
Wはウエハ搬送アーム17に対して位置精度(オフセッ
ト)が数十μm、回転精度(ローテーション)が数十μ
rad程度で位置決めされる。
【0026】その状態で、再びウエハWをウエハ搬送ア
ーム17に載置して、ウエハ搬送アーム17からウエハ
ステージのZチルトステージ3上のウエハホルダ(不図
示)上にウエハWをロードする。この直前に露光済みの
ウエハがアンロードされている。また、ウエハ搬送アー
ム17からウエハWを受け渡される際のZチルトステー
ジ3の位置は所定のローディングポジションにあるた
め、ウエハWをZチルトステージ3(ウエハホルダ)に
ロードする際のウエハ搬送アーム17の位置を予め定め
た状態にしておくことによって、ウエハWはZチルトス
テージ3に対して所定の位置関係でロードされる。この
場合、ウエハW上の各ショットの配列座標(ショットマ
ップ)は、例えばウエハWの中心を原点とする座標系
(試料座標系)上の設計座標として設定され、この設計
座標は露光データファイルとして主制御系5に供給され
ている。また、上記のプリアライメントによって、試料
座標系と、ウエハステージの座標系(静止座標系)
(X,Y)との各軸はほぼ平行になると共に、オフセッ
トの大まかな値も決定されて、主制御系5の記憶部に格
納されている。
【0027】次に、オフ・アクシス方式のアライメント
センサ4を用いてウエハW上の所定のショット領域に付
設されたウエハマークの座標を検出することによって、
EGA方式でファインアライメントを行う。本例ではプ
リアライメント精度が向上していると共に、アライメン
トセンサ4の観察視野(検出可能領域)が広いため、別
途特に検出可能範囲の大きなサーチアライメント用のセ
ンサを用いて、ウエハマークの位置を追い込むためのサ
ーチアライメントを行う必要はない。ところが、アライ
メントセンサ4は、観察視野の中心(検出中心)から外
れるほど結像光学系のディストーション等によって位置
検出精度が低下する恐れがあるため、検出するウエハマ
ークはできるだけその検出中心に近い方が望ましい。そ
こで、本例では以下のように次第に座標系を変換して、
ウエハマークの位置を検出中心に追い込んでいる。
【0028】先ず、図2(a)は本例のウエハWのショ
ット配列を示し、この図2(a)において、ウエハW上
にはほぼX方向、Y方向に所定ピッチでM個(Mは数1
0のオーダの整数)のショット領域231,232,…,2
M が配列され、各ショット領域にそれぞれ同一形状の
ウエハマークが付設されている。本例ではそれらのショ
ット領域内で、円周方向にほぼ均等に分布する10個の
ショット領域A1,A2,B1〜B8を位置計測の対象
であるサンプルショットとして選択する。更に、ウエハ
マークの位置をできるだけ検出中心に近付けるために、
2個のショット領域A1,A2を予備サンプルショット
として、これらの位置を最初に計測することとする。予
備サンプルショットA1,A2、及びサンプルショット
B1〜B8にはそれぞれウエハマークWM1,WM2,
WM3〜WMm(ここではm=10)が付設されてお
り、アライメントセンサ4を用いてそれらのマークの位
置を矢印で示す順序で計測する。なお、本例では2個の
予備サンプルショットA1,A2はX方向に離れたショ
ット領域であり、それらに付設されたウエハマークWM
1,WM2のY座標は設計上は同一である。従って、ウ
エハマークWM1,WM2のY座標の差分が、ウエハW
の静止座標系(X,Y)に対する回転誤差(ローテーシ
ョン)に対応する。
【0029】図2(b)は、代表的なウエハマークWM
n(n=1〜m)を示し、この図2(b)において、ウ
エハマークWMnは、ほぼY方向に所定ピッチで配列さ
れた凹凸のY軸のライン・アンド・スペースパターン2
4Yと、これをX方向に挟むようにほぼX方向に所定ピ
ッチで配列された凹凸のX軸のライン・アンド・スペー
スパターン24X1,24X2とより構成された2次元
マークである。そして、Y軸のライン・アンド・スペー
スパターン24Yの中心と、X軸のライン・アンド・ス
ペースパターン24X1,24X2の中心とは合致して
おり、この中心のX座標、及びY座標がウエハマークW
Mnの座標となる。なお、ウエハマークWMnは、実際
には隣接するショット領域間の境界領域(ストリートラ
イン領域)に形成されている。本例では、別にサーチア
ライメント用のマークを形成する必要がないため、スト
リートライン領域を狭くできるか、又は他の用途に利用
できる利点がある。
【0030】図2(a)に戻り、各ウエハマークの配列
座標と対応するショット領域の中心とのオフセットは予
め求められているため、以下では各ウエハマークの配列
座標を対応するショット領域(サンプルショットを含
む)の配列座標とみなす。この場合、ウエハW上の各シ
ョット領域の配列座標は、ウエハW上の座標系(試料座
標系)での設計上の配列座標として主制御系5に供給さ
れている。
【0031】そこで、図8のステップ102において、
主制御系5は、プリアライメントの結果に基づいて、試
料座標系をウエハステージ上の第1の座標系(x,y)
に変換する。これは、図1のZチルトステージ3がロー
ディングポジションにあるときのウエハステージの座標
系(静止座標系)(X,Y)の原点に対して、その試料
座標系の原点が計算上で合致するように試料座標系のオ
フセットを調整することを意味する。そして、主制御系
5は、オフセットを調整して得られた第1の座標系
(x,y)上での予備サンプルショットA1,A2、及
びサンプルショットB1〜B8の設計上の配列座標(D
xn,Dyn)を算出する。また、ローディングポジシ
ョンとアライメントセンサ4の検出中心とのずれ量は既
知である。
【0032】次に、ステップ103において、その第1
の座標系(x,y)での設計上の配列座標に基づいてX
Yステージ2を駆動して、図2の第1の予備サンプルシ
ョットA1に付設されたウエハマークWM1をアライメ
ントセンサ4の観察視野内に移動し、アライメントセン
サ4を介してウエハマークWM1の静止座標系(X,
Y)での位置を検出する。
【0033】図3(a)はアライメントセンサ4の観察
視野25を示し、この図3(a)において、観察視野2
5の中心(検出中心)26からX方向、Y方向にΔX
1,ΔY1外れた位置に検出対象のウエハマークWMn
(ここではn=1)の中心27がある。アライメントセ
ンサ4は、観察視野25内の拡大像をX方向、Y方向に
読み出して得られる画像信号を図1のアライメント信号
処理系14に供給し、アライメント信号処理系14で
は、検出中心26からのX方向及びY方向への位置ずれ
量IX,IYよりなる相対座標系(IX,IY)におい
て、ウエハマークWMnの中心27の座標(ここでは
(ΔX1,ΔY1))を検出し、検出結果を主制御系5
に供給する。
【0034】図4(a)は、アライメントセンサ4から
アライメント信号処理系14に供給されるX軸の画像信
号SXを示し、画像信号SXは相対座標IXに対してプ
ロットされている。実際には、相対座標IXに結像系の
拡大倍率を乗じた座標に対応させて画像信号SXが取り
込まれる。図4(a)において、一例として所定の閾値
SXthで画像信号SXを2値化し、得られる矩形波信号
の中点を求めることによってウエハマークWMnのX方
向の中心の相対座標(ここではΔX1)が求められる。
Y方向の中心の相対座標も、同様に拡大像をY方向に読
み出して得られる画像信号から求めることができる。主
制御系5では、供給された座標にウエハ側のレーザ干渉
計12によって計測される静止座標系(X,Y)の座標
を加算することによって、ウエハマークWMnの静止座
標系(X,Y)での位置を検出する。
【0035】但し、図3(a)の状態では、検出中心2
6に対してウエハマークWMnの中心27の位置が比較
的大きくずれているが、これは、プリアライメント後の
位置決め誤差がオフセットで数十μm程度、ローテーシ
ョンで数十μrad程度残存していることによる。アラ
イメントセンサ4の結像系にはディストーション誤差や
他の収差があり、撮像素子の画素の配列にも誤差がある
ため、観察視野25の周辺部では検出中心26付近と比
べて数十nmのオーダの位置ずれが生じる可能性があ
る。そこで、より検出精度を向上するため、ステップ1
04に移行して、第1の座標系(x,y)からオフセッ
ト(ΔX1,ΔY1)を補正した第2の座標系(Ax,
Ay)を想定し、主制御系5は、次式より第2の座標系
(Ax,Ay)での2個の予備サンプルショットA1,
A2の配列座標(FAxn,FAyn)(n=1,2)
を求める。
【0036】
【数1】
【0037】この式において、座標(Dxn,Dyn)
(n=1,2)は、予備サンプルショットA1,A2の
第1の座標系(x,y)での設計上の配列座標である。
そして、ステップ105において、その第1の座標系
(Ax,Ay)での配列座標(FAxn,FAyn)に
従ってXYステージ2を駆動することによって、図3
(b)に示すように、第1の予備サンプルショットA1
のウエハマークWM1(WMn)の中心27をアライメ
ントセンサ4の検出中心26に移動して、ウエハマーク
WM1の位置を再計測する。この際のXYステージ2の
移動量は、数十μm以下であるため、この再計測に要す
る時間は各サンプルショットの位置検出を行うための移
動、及び検出に要する時間に比べて極めて短い時間であ
る。
【0038】図3(b)の観察視野25において、ウエ
ハマークWMn(ここではn=1)の中心27は、ほぼ
検出中心26に合致している。また、図3(b)に対応
するX軸の画像信号SXは、図4(b)に示すようにな
る。但し、図3(a)の状態でディストーション等によ
る検出誤差がある場合には、図3(b)の状態でもその
検出誤差分だけウエハマークWMnの中心27は検出中
心26から位置ずれしており、アライメント信号処理系
14で図4(b)の画像信号を処理することによって、
その位置ずれ量が検出される。この位置ずれ量は、予備
サンプルショットA1のアライメント誤差(ΔA1x,
ΔA1y)、即ち実測値に対する計算上の配列座標の位
置ずれ量であり、このアライメント誤差はEGA方式で
アライメントを行う際の1つのアライメントデータとし
て主制御系5に供給される。主制御系5では、そのとき
のZチルトステージ3のX座標、Y座標も対応させて記
憶する。
【0039】次に、ステップ106において、ステップ
104で求めた第2の座標系(Ax,Ay)での第2の
予備サンプルショットA2の配列座標(FAx2,FA
y2)に基づいてXYステージ2を駆動することによっ
て、アライメントセンサ4の観察視野内に予備サンプル
ショットA2に付設されたウエハマークWM2を移動す
る。そして、アライメント信号処理系14は、アライメ
ントセンサ4の検出中心に対するウエハマークWM2の
位置ずれ量(ΔX2,ΔY2)を検出し、この位置ずれ
量を主制御系5に供給する。このステップ106では、
ステップ103で検出された位置ずれ量(ΔX1,ΔY
1)のような大きなオフセットは既に補正されており、
図2(a)の予備サンプルショットA1のウエハマーク
WM1を中心としたプリアライメント時の数十μrad
程度の回転誤差が残存しているのみである。従って、そ
の回転誤差に応じて第2の予備サンプルショットA2の
ウエハマークWM2が検出中心に対してY方向にずれて
いる可能性があり、このままでは結像系のディストーシ
ョン等の影響を受ける恐れがある。
【0040】そこで、ステップ107に移行して、静止
座標系(X,Y)に対するウエハWの残存している回転
誤差を求めるために、先ずウエハマークWM2の位置ず
れ量のY座標ΔY2から、ステップ105で求めたウエ
ハマークWM1のアライメント誤差のY座標ΔA1yを
差し引いた差分(=ΔY2−ΔA1y)を計算する。更
に、この差分をウエハマークWM1とウエハマークWM
2とのX方向の間隔L(近似的にXYステージ2のX方
向へのステッピング量を使用できる)で除算することに
よって回転角(=(ΔY2−ΔA1y)/L)を算出す
る。そして、第2の座標系(Ax,Ay)に対して更に
その回転角を補正した第3の座標系(Bx,By)を想
定し、主制御系5は、予備サンプルショットA2、及び
サンプルショットB1〜B8のその第3の座標系(B
x,By)での配列座標(FBxn,FByn)(n=
1〜10)を次式より算出する。但し、回転角の中心で
ある第1のウエハマークWM1の第1の座標系(x,
y)での設計上の配列座標(Dx1,Dy1)を用いて
いる。
【0041】
【数2】
【0042】なお、この式の右辺の第2項では、回転誤
差の影響を表すためにX成分とY成分とが入れ替えられ
ている。また、第1の予備サンプルショットA1では、
その第2項の値が0になって、配列座標の値は(数1)
と同じになるため、再計算を行う必要は無い。次に、ス
テップ108に移行して、ステップ107で計算された
第2の予備サンプルショットA2の配列座標(FBx
2,FBy2)に基づいてXYステージ2を微動するこ
とによって、その予備サンプルショットA2のウエハマ
ークWM2をアライメントセンサ4の検出中心側に移動
する。この際には、プリアライメント後に残存していた
オフセット、及び回転角の誤差の大部分が補正されてい
るため、ウエハマークWM2の中心はほぼ検出中心付近
にあり、極めて高精度に位置検出が行われる。即ち、ア
ライメント信号処理系14でその検出中心に対するウエ
ハマークWM2の位置ずれ量が再計測され、この位置ず
れ量は予備サンプルショットA2のアライメント誤差
(ΔA2x,ΔA2y)として主制御系5に供給され
る。そのアライメント誤差(ΔA2x,ΔA2y)、及
びこのときのZチルトステージ3のX座標、Y座標もE
GA方式でアライメントを行う際のアライメントデータ
の一つとして使用される。
【0043】このように第3の座標系(Bx,By)で
の配列座標を使用することによって、プリアライメント
後も残存していたオフセット、及び回転角の誤差の大部
分が補正されて、従来のサーチアライメントを行ったの
と等価になる。但し、本例では既に2個のアライメント
誤差が求められている。次のステップ109において、
その第3の座標系(Bx,By)でのサンプルショット
B1〜B8の配列座標(FBxn,FByn)(n=3
〜8)に基づいてXYステージ2を駆動することによっ
て、図2(a)の矢印で示すように、アライメントセン
サ4の観察視野内に順次8個のサンプルショットB1〜
B8に付設されたウエハマークWMn(n=3〜10)
を移動して、各ウエハマークWMnの位置を検出する。
この場合、アライメントセンサ4の検出中心に対する各
ウエハマークWMnの位置ずれ量(ΔAnx,ΔAn
y)がアライメント誤差として求められて、主制御系5
に供給される。更にこのときのZチルトステージ3のX
座標、Y座標も対応して記憶される。
【0044】これによって、予備サンプルショットA
1,A2の計測を含めて、合計で10点のEGA方式に
よるサンプルショットの位置計測が行われたことにな
る。なお、予備サンプルショットA1,A2での再計測
を含めると、実質的に計測は12回行っているが、それ
らの再計測ではXYステージ2は微動しているのみであ
るため、従来のサーチアライメントを行う場合のように
長いステッピング距離を移動する必要はなく、計測時間
は従来の10点計測の場合とほぼ同じであり、スループ
ットは高く維持されている。
【0045】次に、ステップ110に移行して、2個の
予備サンプルショットA1,A2でのアライメント誤
差、及び8個のサンプルショットB1〜B8のアライメ
ント誤差(ΔAnx,ΔAny)を用いて、最小2乗法
によって第3の座標系(Bx,By)を静止座標系
(X,Y)に変換するための変換パラメータの値を決定
する。以下では、予備サンプルショットA1,A2を1
番目及び2番目のサンプルショットとして扱い、サンプ
ルショットB1〜B8を3番目からm番目のサンプルシ
ョットとして扱うものとする。本例の変換パラメータ
は、X軸のスケーリングSx、Y軸のスケーリングS
y、ローテーションθ、直交度ω、X軸のオフセットO
x、及びY軸のオフセットOyよりなる6個の線形パラ
メータよりなり、(数2)による第3の座標系(Bx,
By)上でのn番目のサンプルショットの配列座標(F
Bxn,FByn)は、次式によって静止座標系(X,
Y)上での計算上の配列座標(FXn,Fyn)に変換
される。
【0046】
【数3】
【0047】なお、スケーリングSx,Syは、例えば
ウエハの長さが1%伸びた場合に1.01となるように
定めてあり、実際の計算を行う場合には、1からの変化
分ΔSx,ΔSyを使うようにして、2次以上の微小量
を無視するようにしてもよい。これによって計算が容易
になる。そして、n番目のサンプルショットの静止座標
系(X,Y)上での実測された配列座標を(FXn’,
Fyn’)とすると、主制御系5では、次の残留誤差成
分Eが最小になるように、6個の変換パラメータの値を
決定する。
【0048】
【数4】
【0049】この式において、n番目のサンプルショッ
トの実測された配列座標(FXn’,Fyn’)は、ア
ライメント誤差(ΔAnx,ΔAny)、及びそのとき
のZチルトステージ3の静止座標系(X,Y)上での座
標(Xn,Yn)の和として表される。従って、(数
4)内の計算上の座標Fxn,Fynとして(数3)の
右辺の線形パラメータを含む成分を代入して最小2乗法
を適用することによって、6個の変換パラメータSx,
Sy,θ,ω,Ox,Oyの値が決定される。これがE
GA計算である。EGA計算の詳細については特開昭6
1−44429号公報に開示されている。
【0050】次に、ステップ111において、主制御系
5は、先ず図2(a)のウエハW上の全部のショット領
域23n(ここでは、n=1〜M)の第1の座標系(x,
y)での設計上の配列座標(これも(Dxn,Dyn)
とする)を、(数2)に基づいて第3の座標系(Bx,
By)上での配列座標(FBxn,FByn)に変換す
る。
【0051】また、本例では各ショット領域23n の露
光に際して、ウエハステージ側のXYステージ2を、第
3の座標系(Bx,By)上での配列座標(FBxn,
FByn)に基づいて駆動して位置決めを行い、(数
3)との差分の線形配列誤差はレチクルRを駆動するこ
とによって相殺する。この場合、各ショット領域23
n(ここではn=1〜M)について、ステップ110で計
算された6個の変換パラメータを(数3)に代入して計
算される配列座標(Fxn,Fyn)と、第3の座標系
(Bx,By)上での配列座標(FBxn,FByn)
との差分の線形配列誤差を相殺するためのレチクルRの
移動量(ΔRxn,ΔRyn)は、投影倍率βを用いて
次のようになる。
【0052】
【数5】
【0053】この式において、レチクルRの移動量(Δ
Rxn,ΔRyn)は、静止座標系(X,Y)のX方
向、Y方向への移動量を表している。また、投影光学系
PLが反転投影を行うため、(数5)の移動量の符号が
正であっても線形配列誤差が相殺される。そして、ステ
ップ112において主制御系5は、ウエハステージ側の
XYステージ2を第3の座標系(Bx,By)上での配
列座標(FBxn,FByn)を既知のベースライン量
BLで補正した値に基づいて駆動して位置決めを行い、
同時にレチクルステージ7をベースライン量を計測した
ときの位置(基準位置)に対して(数5)の移動量(Δ
Rxn,ΔRyn)分だけ駆動して位置決めを行った状
態で、順次ウエハW上の各ショット領域23n(n=1
〜M)に対してレチクルRのパターン像を投影光学系P
Lを介して転写する。これによって、1枚のウエハWに
対する露光が終了する。
【0054】このように本例では、ファインアライメン
ト工程とは独立したサーチアライメント工程を設けてお
らず、ウエハステージをステッピング移動して計測する
ウエハマークの個数が従来のようにサーチアライメント
も行う場合に比べて少なくなるため、アライメントに要
する時間が短縮され露光工程のスループットが向上して
いる。
【0055】また、最初の2つの予備サンプルショット
A1,A2の位置の計測結果に応じてその後のサンプル
ショットB1〜B8の位置を補正していると共に、予備
サンプルショットA1,A2も再計測を行っているた
め、予備サンプルショットA1,A2、及びサンプルシ
ョットB1〜B8はそれぞれアライメントセンサ4の観
察視野の検出中心付近で検出されている。そのため、結
像系のディストーション等の影響が少なくなり、計測精
度も向上している。更に、予備サンプルショットA1,
A2は再計測を行っているが、この再計測時にはウエハ
ステージは微動するのみでステッピング移動は行う必要
がないため、計測時間の増加は少ない。
【0056】次に、本例では線形配列誤差を補正するた
めに、(数5)の移動量(ΔRxn,ΔRyn)分だけ
レチクルR側を駆動しているが、これによる利点につき
図5を参照して説明する。図5は、図1のレチクルステ
ージ系、及びウエハステージ系を簡略化して示し、この
図5において、投影光学系PLのレチクルRからウエハ
Wへの投影倍率βは縮小倍率であり(β<1)、βは一
例として1/4倍であるとする。このとき、Zチルトス
テージ3(ウエハW)がδだけ−X方向に移動した場合
に、レチクルRとウエハWとの共役関係を維持するため
には、レチクルステージ7(レチクルR)をδ/β(こ
こでは4・β)だけ+X方向に移動する必要がある。但
し、本例ではレチクルステージ7の座標を計測するレー
ザ干渉計9の計測精度、及びZチルトステージ3の座標
を計測するレーザ干渉計12の計測精度は互いに等しく
設定されている。従って、線形配列誤差をレチクルR側
で精度ΔXR,ΔYRで補正することは、その線形配列
誤差をウエハW側で精度ΔXR・β(ここではΔXR/
4),ΔYR・βで補正するのと等価になるため、ウエ
ハW側でその線形配列誤差を補正する場合よりも投影倍
率β倍だけ細かい精度で(高精度に)ウエハWのアライ
メントを行うことができる。
【0057】また、レーザ干渉計9,12にはレーザビ
ームが通過する光路上の空気媒体の温度変動による計測
値の揺らぎがあるが、レチクル側のレーザ干渉計9とウ
エハ側のレーザ干渉計12とでその計測値の揺らぎが同
程度ΔLBであるとすると、線形配列誤差をレチクルR
側で補正した場合には同様に、ウエハW側での誤差はΔ
LB・βに軽減されるため、アライメント精度が向上す
る。
【0058】なお、例えばウエハ側のレーザ干渉計12
の計測精度が十分に高いような場合には、図8のステッ
プ111,112において、レチクルステージ7は静止
させておき、ウエハステージ側のXYステージ2のみを
駆動して線形配列誤差の補正も行うようにしてもよい。
このためには、ステップ111に対応する工程で、ステ
ップ110で計算された6個の変換パラメータSx,S
y,θ,ω,Ox,Oyの値を(数3)に代入すること
によって、全部のショット領域23n(ここではn=1〜
M)の第3の座標系(Bx,By)上での配列座標(F
Bxn,FByn)を、更に静止座標系(X,Y)上で
の配列座標(Fxn,Fyn)に変換すればよい。そし
て、ステップ112に対応する工程では、その配列座標
(Fxn,Fyn)をベースライン量で補正した座標に
基づいてウエハステージ側のXYステージ2を駆動して
ウエハWの各ショット領域のアライメントを行えばよ
い。
【0059】次に、図2(a)の大きいショット領域2
n の配列に対して、1/3の大きさのショット領域を
重ね合わせ露光する場合につき説明する。図6(a)
は、図2(a)と同じショットマップを示し、この図6
(a)において、Y方向に長いショット領域23n(n=
1,2〜M)がX方向、Y方向に所定ピッチで配列され
ている。但し、図6(a)の各ショット領域23n のY
方向の中央部にはそれぞれX方向に所定間隔で1対の2
次元のウエハマーク31n,32n が付設されているもの
とする。ウエハマーク31n,32n は、それぞれ図2
(b)のウエハマークWMnと同様に直交するライン・
アンド・スペースパターンを組み合わせたマークであ
る。その各ショット領域23n に対して、図6(b)に
示すように、それぞれY方向の幅が1/3の小さい3個
のショット領域33 n ,34n ,35n 分のレチクルの
パターン像を重ねて露光するものとする。
【0060】この場合にも、図6(a)において、2個
の予備サンプルショットA1,A2、及び8個のサンプ
ルショットB1〜B8を選択する。更に、予備サンプル
ショットA1,A2内、及びサンプルショットB1〜B
8内において、それぞれ中央の2個のウエハマーク31
1,321 〜31m,32m の位置計測を行うものとする。
これによって、図2(a)の場合の6個の変換パラメー
タの他に、各ショット領域の回転角(ショット回転)も
検出できるようになる。このショット回転に応じてレチ
クルステージ7を介してレチクルRを回転することによ
って、より高い重ね合わせ精度が得られる。
【0061】但し、図6(a)のような小さいショット
領域を重ね合わせ露光する場合には、単にレチクルRを
回転するだけでは、横ずれ量が生じてしまうことがあ
る。即ち、図7(a)に示すように、ショット回転の無
い一列のショット領域23 p,23q の中心がY方向に平
行な直線36に沿って配列されている際には、ショット
領域23p に3個のショット領域33p,34p,35p
重ね合わせ露光するときには、ショット領域33p,34
p,35p の中心37は直線36に沿って移動させればよ
い。ところが、図7(b)に示すように、一列のショッ
ト領域23p,23q がそれぞれ所定のショット回転を有
する際に、ショット領域23p に3個のショット領域3
p,34p,35p を重ね合わせ露光するときには、レチ
クルを回転させた状態で、ショット領域33p,34p,3
p の中心37を直線36に沿って移動させて露光する
とX方向への横ずれが生じてしまう。これを避けるため
には、ショット領域33p,34p,35p の中心37を直
線36に対してショット回転分だけ傾斜した直線38に
沿って移動させることによって、ショット領域33p,3
p,35p 毎に所定量ずつほぼX方向に横シフトさせれ
ばよい。ショット領域23q についても同様である。
【0062】但し、このときにはレチクルステージ7に
てそのショット回転成分を補正し、そのショット回転に
依存する横シフト量(オフセット)はウエハステージ側
で補正することになる。この場合、ウエハステージ側で
はこの他にZチルトステージ3の鏡面の直交度補正や曲
がり補正、更には図8のステップ110の第3の座標系
(Bx,By)での配列座標の補正も行う必要があり、
ウエハステージの制御は複雑化するが、線形配列誤差は
レチクルR側で補正されているため、その分だけウエハ
ステージ側の負担は軽くなっている。
【0063】なお、以上の実施の形態では、オフ・アク
シス方式のアライメントセンサ4の光学系及び2次元の
撮像素子の画素の配列が実質的にディストーションや他
の収差を持っており、観察視野の中心付近以外の位置で
は計測誤差が大きくなることを前提として、予備サンプ
ルショットA1,A2を設けていた。しかしながら、予
めその観察視野内の位置に応じてディストーションや他
の収差による像の位置ずれ量を実測して、その位置ずれ
量の分布を補正マップとして記憶しておき、計測される
位置をその補正マップを用いて補正するようにしてもよ
い。この補正マップを用いる方式では、検出中心から外
れたウエハマークでも高精度に計測できるため、特に予
備サンプルショットA1,A2を設ける必要はなく、図
2(a)の第1の座標系(x,y)での設計上の配列座
標と実測される配列座標とから、6個の変換パラメータ
(スケーリングSx,Sy、ローテーションθ、直交度
ω、オフセットOx,Oy)を算出することが可能とな
る。
【0064】また、本発明ではプリアライメント精度を
数十μm、数十μradとしたが、それ以上に誤差があ
る場合、計測画面からマークがはみ出す可能性がある。
その場合は2次元画像処理システム導入により、計測画
面に存在するマークの一部を認識して数十μmレベルま
でマークをラフアライメントした後にサーチアライメン
トを実行すれば良い。
【0065】しかし、この場合、ローテーションθ、及
びオフセットOx,Oyの値が比較的大きな値となり、
線形配列誤差分をレチクルR側で補正しようとすると、
レチクルRの移動量がレチクルの移動ストロークの上限
(リミット)を超える可能性がある。そこで、変換パラ
メータの所定のパラメータの値が大きくなることが予想
される場合には、大きな値のパラメータによる誤差をウ
エハステージ側で補正し、残りの小さな値のパラメータ
(ここでは、スケーリングSx,Sy、直交度ω)の少
なくとも1つによる誤差をレチクル側で補正するように
してもよい。なお、スケーリングSx,Sy、及び直交
度ωは、第1層への露光時の配列誤差、及び回路パター
ンの形成工程によるウエハの変形誤差であり、スケーリ
ングSx,Syは通常(1+数ppm程度)、直交度ω
は、通常数μrad程度の小さい値である。これによっ
て、ウエハステージ側の制御の負担を軽くして、且つ重
ね合わせ精度を向上できる。
【0066】また、図8の実施の形態では、EGA計算
によって算出される6個の変換パラメータ(スケーリン
グ、ローテーション、直交度、オフセット)の全てをレ
チクル側で補正するとしているが、この場合にはレチク
ルの駆動許容値を超えて制御エラーが発生する恐れがあ
り、エラー回復動作(例えばレチクルの載せ換えや、ウ
エハ側で補正するように切り換える等)が複雑化する可
能性がある。それを避けるため、比較的誤差の小さいス
ケーリング誤差や直交度誤差等のみを選択的にレチクル
側で補正し、それ以外をウエハ側で補正する等の制御方
法を採用してもよい。これによって、エラー回復動作が
起こる確率が低減するため、アライメント時間が更に短
縮される場合がある。また、所定量以上の線形配列誤差
をウエハ側で補正し、残りの微小な線形配列誤差成分を
レチクル側で補正する制御方法を採用することによって
も、同様の効果が期待できる。
【0067】また、本発明は、ステップ・アンド・リピ
ート方式(ステッパー方式)の投影露光装置で露光を行
う場合のみならず、レチクルR及びウエハWを投影光学
系PLに対して投影倍率βを速度比として同期走査する
ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置で露光
を行う場合にも同様に適用できる。また、本発明は、電
子線等の荷電粒子線、又は露光光としてX線等を用いた
露光装置で露光を行う場合にも同様に適用可能である。
このように本発明は上述の実施の形態に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0068】
【発明の効果】本発明の第1の位置合わせ方法によれ
ば、基板(ウエハ)上の予備計測対象領域の計測結果に
応じて他の計測対象領域の座標位置を補正しているた
め、基板上の所定個数の被加工領域(ショット領域)の
位置を統計処理して各被加工領域の位置合わせを行う場
合に、計測精度を低下させることなく計測対象のマーク
数を減少できると共に、処理時間を短縮できる利点があ
る。
【0069】また、第3工程において、算出された線形
誤差に応じて補正された配列座標に基づいて、m個の予
備計測対象領域を再び順次所定の計測領域に移動してそ
れぞれ座標位置を計測して、座標位置を更新する場合に
は、予備計測対象領域の座標の計測精度が高まるため、
位置合わせ精度(重ね合わせ精度)が向上する。また、
本発明の第2の位置合わせ方法によれば、2個の予備計
測対象領域の計測によって比較的大きな値になることが
予想されるオフセット、及び回転角(ローテーション)
の大部分が補正されるため、その後の計測対象領域の配
列誤差が小さくなって、計測精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例で使用される投影露
光装置を示す概略構成図である。
【図2】(a)はその実施の形態の一例で露光対象とな
るウエハWのショット配列を示す平面図、(b)はその
ウエハW上のウエハマークを示す拡大平面図である。
【図3】(a)は、図1のアライメントセンサの観察視
野内のウエハマークを示す図、(b)は、図3(a)の
状態に対してウエハマークの位置を検出中心に移動させ
た後の状態を示す図である。
【図4】図3に対応する画像信号の一例を示す図であ
る。
【図5】レチクルRの位置ずれ量がウエハW上では縮小
されることを示す説明図である。
【図6】(a)は図2(a)のショット配列に対応する
大きなショット領域のショット配列を示す平面図、
(b)は図6(a)のショット配列上に重ね合わせ露光
される小さなショット領域のショット配列を示す平面図
である。
【図7】(a)は第1層にショット回転が無い場合の重
ね合わせ露光を示す図、(b)は第1層でショット回転
が有る場合の重ね合わせ露光を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるアライメント及び
露光動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】従来のサーチアライメント、及びファインアラ
イメントを行う場合のウエハ上でのマークの計測順序を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 定盤 2 XYステージ 3 Zチルトステージ 4 オフ・アクシス方式のアライメントセンサ 5 主制御系 R レチクル PL 投影光学系 W ウエハ 7 レチクルステージ 8 照明光学系 9 レチクル側のレーザ干渉計 12 ウエハ側のレーザ干渉計 14 アライメント信号処理系 16 スライダ系 17 ウエハ搬送アーム 20 プリアライメント検出系 231,232,…,23M ショット領域 A1,A2 予備サンプルショット B1〜B8 サンプルショット WMn ウエハマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設計上の配列座標に沿って配列
    されると共に、それぞれマスクパターンが転写されるべ
    き複数の被加工領域の各々を、順次所定の基準位置に位
    置合わせするに際して、 前記複数の被加工領域の内、予め選択されているm個
    (mは3以上の整数)の計測対象領域を順次所定の計測
    領域に移動することによって座標位置を計測し、該計測
    された複数の座標位置を統計計算することによって、前
    記基板上の複数の被加工領域のそれぞれの実際の配列座
    標の前記設計上の配列座標に対する線形誤差を算出し、
    該算出された線形誤差に応じて前記基板の移動位置を相
    対的に補正する位置合わせ方法であって、 前記m個の計測対象領域よりk個(kは1〜3の整数)
    の予備計測対象領域を選択しておき、 前記複数の被加工領域の配列座標を前記基板の外形基準
    で大まかに求める第1工程と、 該第1工程で求められた配列座標に基づいて前記k個の
    予備計測対象領域を順次前記所定の計測領域に移動して
    それぞれ座標位置を計測する第2工程と、 該第2工程の計測結果を処理して前記複数の被加工領域
    の実際の配列座標の前記設計上の配列座標に対する線形
    誤差の一部を算出し、該算出結果に応じて前記第2工程
    で計測された座標位置を更新する第3工程と、 該第3工程で算出された線形誤差に応じて補正された配
    列座標に基づいて(m−k)個の前記計測対象領域を順
    次前記所定の計測領域に移動してそれぞれ座標位置を計
    測する第4工程と、 前記第3工程で更新された座標位置、及び前記第4工程
    で計測された座標位置を統計計算することによって、前
    記複数の被加工領域のそれぞれの実際の配列座標の前記
    設計上の配列座標に対する線形誤差を算出する第5工程
    と、を有することを特徴とする位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置合わせ方法であっ
    て、 前記第3工程において、前記算出された線形誤差に応じ
    て補正された配列座標に基づいて、前記m個の予備計測
    対象領域を再び順次前記所定の計測領域に移動してそれ
    ぞれ座標位置を計測して、座標位置を更新することを特
    徴とする位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の位置合わせ方法であっ
    て、 前記m個の予備計測対象領域は第1及び第2の2個の領
    域よりなり、前記第2工程、及び第3工程において、 前記第1工程で求められた配列座標に基づいて前記第1
    の予備計測対象領域を前記所定の計測領域に移動して座
    標位置を計測し、 該計測結果を処理して前記複数の被加工領域の実際の配
    列座標の線形誤差の一部であるオフセットを算出し、該
    算出結果に応じて補正された配列座標に基づい て前記第1の予備計測対象領域の座標位置を再計測し、 次に、前記第1工程で求められた配列座標に基づいて前
    記第2の予備計測対象領域を前記所定の計測領域に移動
    して座標位置を計測し、 該計測結果を処理して前記複数の被加工領域の実際の配
    列座標の線形誤差の一部である回転角を算出し、該算出
    結果に応じて補正された配列座標に基づいて前記第2の
    予備計測対象領域の座標位置を再計測することを特徴と
    する位置合わせ方法。
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