JPH1154633A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH1154633A
JPH1154633A JP9203140A JP20314097A JPH1154633A JP H1154633 A JPH1154633 A JP H1154633A JP 9203140 A JP9203140 A JP 9203140A JP 20314097 A JP20314097 A JP 20314097A JP H1154633 A JPH1154633 A JP H1154633A
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JP
Japan
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electrode
variation
floating gate
trench
thickness
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JP9203140A
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Inventor
Kiyohiko Sakakibara
清彦 榊原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しきい値電圧のばらつきの低減が図られるト
レンチ分離型のフラッシュメモリを提供する。 【解決手段】 シリコン基板2の表面に、トレンチ4が
形成されている。そのトレンチ4に挟まれたシリコン基
板2の領域上にトンネル酸化膜8を介在させてフローテ
ィングゲート10が形成され、さらにONO膜12を介
在させてコントロールゲート14が形成されている。ト
レンチ4には、フローティングゲート10の下面の位置
を超えるようにTEOS酸化膜6が埋込まれている。フ
ローティングゲートの膜厚は、コントロールゲートの膜
厚よりも厚く形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に関し、特に、しきい値電圧のばらつきの幅が低
減され、しかも微細化の図られる不揮発性半導体記憶装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体記憶装置の一例と
して、LOCOS分離型のフラッシュメモリについて図
を用いて説明する。図10を参照して、シリコン基板1
02の表面にLOCOS酸化膜103が形成されてい
る。そのLOCOS酸化膜103によって挟まれたシリ
コン基板102の表面上にトンネル酸化膜108を介在
させてフローティングゲート110が形成されている。
そのフローティングゲート110上に、シリコン酸化
膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を積層させた
積層膜(以下「ONO膜」と記す)が形成されている。
そのONO膜112上にコントロールゲート114が形
成されている。
【0003】なお、図10はコントロールゲート114
方向の断面を示しているため、フローティングゲート1
10を挟んでシリコン基板102に形成されている1対
の不純物領域は図示されていない。
【0004】次に、動作について説明する。フラッシュ
メモリには、NOR方式や、DINOR(Divided-Bit
Line Nor)方式とがある。ここでは、DINOR方式に
ついて説明する。この方式の場合、書込動作および消去
動作ともFN(Fowler-Nordheim )トンネリングによる
電子注入または電子放出を利用している。
【0005】書込動作として、コントロールゲートに負
電圧を印加するとともに、1対の不純物領域のうちの一
方の不純物領域をオープンにし、他方の領域を正の電位
に印加することにより、フローティングゲートからその
正の電荷が印加された他方の不純物領域側に電子の引抜
きが行なわれる。
【0006】一方、消去動作として、コントロールゲー
トに正の電圧を印加するととに、一方の不純物領域およ
びシリコン基板に負の電圧を印加することにより、フロ
ーティングゲート下に位置するシリコン基板にチャネル
領域を形成し、そのチャネル領域全面からフローティン
グゲートに電子の注入を行なう。
【0007】フラッシュメモリの書込動作および消去動
作は、コントロールゲートと、フローティングゲートと
の重なり部分の容量が大きい方が、プロセスのばらつき
によって生じるしきい値電圧の変動が少ない。このた
め、コントロールゲートとフローティングゲートにはよ
り広い重なり面積が求められる。
【0008】上述したLOCOS分離型のフラッシュメ
モリの場合、図10に示すように、LOCOS酸化膜1
03上にフローティングゲート110が乗り上げてい
る。これにより、フローティングゲート110とコント
ロールゲート114との重なり部分の面積を確保するこ
とができる。
【0009】次に、製造方法の一例について図を用いて
説明する。図11を参照して、シリコン基板102の所
定の領域に、LOCOS酸化膜103を形成する。次
に、シリコン基板102上にトンネル酸化膜108を介
在させて、たとえばドープトポリシリコン膜を形成す
る。そのドープトポリシリコン膜に所定のパターニング
を施しフローティングゲート110を形成する。
【0010】次に図12を参照して、フローティングゲ
ート110を覆うようにONO膜112を形成する。そ
の後、そのONO膜112を覆うように、たとえばドー
プトポリシリコン膜を形成する。そのドープトポリシリ
コン膜に所定のパターニングを施すことにより、コント
ロールゲートを形成する。以上の工程を経ることによ
り、図10に示すフラッシュメモリが形成される。
【0011】近年、記憶容量増大の要求に伴い、デバイ
スには高集積化が求められている。しかしながら、一般
にLOCOS分離型のデバイスでは、そのLOCOS分
離領域を微細化することが困難である。そこで、LOC
OS分離に代わる分離方式として、トレンチ分離方式が
開発されている。
【0012】次に、トレンチ分離方式を採用した第1の
トレンチ分離型フラッシュメモリの構造について図を用
いて説明する。図13を参照して、シリコン基板102
の表面にトレンチ104が形成されている。そのトレン
チ104によって挟まれたシリコン基板102の領域上
にトンネル酸化膜108を介在させてフローティングゲ
ート110が形成されている。トレンチ104には、T
EOS酸化膜106が埋込まれている。フローティング
ゲート110およびTEOS酸化膜106を覆うように
ONO膜112が形成されている。そのONO膜112
上にコントロールゲート114が形成されている。
【0013】なお、図13ではコントロールゲート11
4方向の断面を示しているため、フローティングゲート
110を挟んでシリコン基板102に形成されている1
対の不純物領域は図示されていない。
【0014】トレンチ分離型のフラッシュメモリは、そ
の分離の方式がLOCOS分離方式からトレンチ分離方
式に変わっただけであり、その動作はLOCOS型フラ
ッシュメモリと全く同様である。
【0015】次に、その製造方法の一例について図を用
いて説明する。図14を参照して、シリコン基板102
の全面にトンネル酸化膜108を形成する。そのトンネ
ル酸化膜108上にたとえば、ドープトポリシリコン膜
を形成する。そのドープトポリシリコン膜上に形成され
た所定のレジストパターン(図示せず)により異方性エ
ッチングを施し、トレンチ104を形成する。このと
き、トレンチ104によって挟まれたシリコン基板10
2の溶液には、トンネル酸化膜108を介在させたフロ
ーティングゲート110が形成される。
【0016】次に、図15を参照して、トレンチ104
を埋込むようにフローティングゲート110を覆うよう
にTEOS酸化膜107を形成する。その後、TEOS
酸化膜107に全面エッチバックを施しフローティング
ゲート110の表面を露出する。
【0017】次に図16を参照して、露出したフローテ
ィングゲート110を覆うようにONO膜112を形成
する。さらに、そのONO膜上に、たとえばドープトポ
リシリコン膜を形成する。そのドープトポリシリコン膜
に所定のパターニングを施すことにより、コントロール
ゲート114を形成する。以上の工程を経ることによ
り、図13に示すトレンチ分離型のフラッシュメモリが
形成される。
【0018】次に、第2のトレンチ分離型フラッシュメ
モリとして、特開平4−275461号公報に開示され
たトレンチ分離型フラッシュメモリについて図を用いて
説明する。図18を参照して、シリコン基板201の表
面にトレンチ206が形成されている。トレンチ206
によって挟まれたシリコン基板201の領域には、ゲー
ト絶縁膜となるシリコン酸化膜202を介在させてフロ
ーティングゲートとなるポリシリコン膜203が形成さ
れている。そのポリシリコン膜203上に層間絶縁膜と
なるシリコン酸化膜204を介在させてコントロールゲ
ートとなるポリシリコン膜205が形成されている。ポ
リシリコン膜203を挟んでシリコン基板201の表面
にはソース・ドレイン拡散層213が形成されている。
隣り合うフローティングゲートおよびコントロールゲー
トとの間にはBPSG膜208が埋込まれている。ま
た、コントロールゲートとなるポリシリコン膜205
は、その上に形成された制御電極配線層211によって
相互に接続されている。
【0019】このトレンチ分離型フラッシュメモリの動
作もLOCOS分離型フラッシュメモリと同様なのでそ
の説明を省略する。
【0020】次に、その製造方法の一例について図を用
いて説明する。図19を参照して、シリコン基板201
上にシリコン酸化膜202を介在させてポリシリコン膜
203を形成する。そのポリシリコン膜203上にシリ
コン酸化膜204を介在させてポリシリコン膜205を
形成する。
【0021】次に図20を参照して、ポリシリコン膜2
05上に形成された所定のフォトレジストパターン(図
示せず)をマスクとして、異方性エッチングを施しトレ
ンチ206を形成する。その後、イオン注入法によりト
レンチ206の側面に拡散層207を形成する。
【0022】次に図21を参照して、トレンチ206を
埋込むとともにポリシリコン膜205を覆うように、C
VD法によりBPSG膜を形成する。そのBPSG膜に
エッチバックを施し、ポリシリコン膜205の表面を露
出する。
【0023】次に図22を参照して、露出したポリシリ
コン膜205を覆うようにBPSG膜208上にタング
ステンシリサイド膜209を形成する。そのタングステ
ンシリサイド膜209上にシリコン酸化膜210を形成
する。そのシリコン酸化膜210上に形成された所定の
フォトレジストパターン(図示せず)をマスクとしてト
レンチ206が延びる方向と直角の方向に溝状のエッチ
ングを施す。
【0024】次に、図18を参照して、制御電極配線層
11とをマスクとしてイオン注入を施し、ソース・ドレ
イン拡散層213を形成する。これにより、トレンチ分
離型フラッシュメモリの主要部が完成する。
【0025】次に、第3のトレンチ分離型フラッシュメ
モリとして、特開平5−291586号公報に開示され
たトレンチ分離型フラッシュメモリについて図を用いて
説明する。図23を参照して、半導体基板307の表面
にトレンチ311が形成されている。そのトレンチ31
1には、シリコン酸化膜308、309、310を介在
させてポリシリコン膜302が埋込まれている。トレン
チ311によって挟まれた半導体基板307の領域にゲ
ート絶縁膜306を介在させてフローティングゲート3
05が形成されている。そのフローティングゲート30
5上に絶縁膜304を介在させて制御ゲート303が形
成されている。
【0026】このトレンチ分離型フラッシュメモリの動
作も、LOCOS分離型フラッシュメモリと同様なので
その説明を省略する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1〜第3のトレンチ分離型フラッシュメモリにおい
ては以下に示すような問題点があった。
【0028】まず第1のトレンチ分離型フラッシュメモ
リにおいては、図15に示す工程において、過度のエッ
チバックがTEOS酸化膜に施されると、図17に示す
ように、コントロールゲート114がトレンチ104近
傍のシリコン基板102に近接するようになる。このと
き、コントロールゲート114の電位により同図中Aに
示す部分にチャネル領域が形成される。すなわち、寄生
トランジスタが形成される。このため、書込動作および
消去動作が正しく行なわれないことがあった。
【0029】また、コントロールゲートとフローティン
グゲートとの重なり部分は、フローティングゲートの上
面と、その両側面のそれぞれの一部である。このこと
は、トレンチ分離型のフラッシュメモリのコントロール
ゲートとフローティングゲートの重なり部分の面積は、
LOCOS分離型のフラッシュメモリの場合の重なり部
分の面積よりも小さくなることを意味している。その結
果、電極間の容量が小さくなる。
【0030】しかも、フローティングゲートとコントロ
ールゲートとの重なり部分のうち、フローティングゲー
トの両側面のそれぞれの一部の重なり面積は、トレンチ
の加工やTEOS酸化膜のエッチング量などの加工精度
に大きく依存する。したがって、これらの加工精度のば
らつきが容量結合定数に与える影響を無視することがで
きなくなる。
【0031】そこで、トレンチ等の加工のばらつきがフ
ラッシュメモリの動作特性に与える影響として、しきい
値電圧の変動についてシミュレーションを試みた。まず
図24を参照して、コントロールゲートとフローティン
グゲートとの重なり部分において、フローティングゲー
トの幅をTb、フローティングゲートの両側面部分につ
いて、高さ方向の長さをTaとした。トレンチの深さを
Ttrenchとした。
【0032】ところで、長さTaは製造工程中のウェハ
面内でばらつきを生じる。このばらつきには、トレンチ
の深さのばらつき、TEOS酸化膜膜厚のばらつき、そ
のTEOS酸化膜のエッチバック量のばらつき等が含ま
れている。そして、これらトータルのばらつき量は、ト
レンチの深さの−10%から+10%までの範囲である
ことが経験的に判明している。したがって、長さTaの
ばらつきは、トレンチの深さTtrenchの±10%程度が
見込まれる。
【0033】そこで、まずトレンチ104の深さT
trenchを0.3μmとし、長さTaの標準的な値を0.
05μmとした。また、フローティングゲート110の
ゲート長を0.4μm、トンネル酸化膜の膜厚TOXを1
0nm、ONO膜の膜厚TONO を15nm、フローティ
ングゲート幅Tb を0.35μmにそれぞれ設定した。
【0034】これらの数値を用い、フローティングゲー
トの電位から算出されるトンネル酸化膜にかかる電界に
基づいてしきい値電圧Vthを計算し、図25に示す結果
を得た。
【0035】図25を参照して、横軸は、書込動作とし
ての一定電圧一定時間の印加が完了してからの時間を示
し、縦軸は、トンネル酸化膜直下のシリコン基板の領域
にチャネル領域を形成するためにフローティングゲート
に印加すべき電圧、すなわちしきい値電圧を示してい
る。長さTa が標準値(同図中三角印)の場合(標準ケ
ース)では、電圧を印加した後、1msecを経過した
時点で、書込が完了した。このときのしきい値電圧はお
よそ2.7Vと計算された。また、この時点において、
長さTa がトレンチの深さの10%分短い場合(同図中
丸印、ケースA)では、そのしきい値電圧はおよそ4.
0Vと計算された。さらに、長さTa がトレンチの深さ
の10%分長い場合(同図中四角印、ケースB)では、
そのしきい値電圧はおよそ1.8Vと計算された。
【0036】以上により、標準ケースにおいて書込が完
了した時点で、しきい値電圧が最小値1.8Vから最大
値4.0Vの範囲内でばらつくことが見積もられた。
【0037】ところで、標準ケースにおいて書込が完了
した時点のしきい値電圧は2.7Vである。この電圧と
同じ電圧が達成されるまでの時間は、ケースAの場合で
はおよそ6msecであり、ケースBの場合では、およ
そ0.2msecである。このため、書込が完了するま
での時間が0.2msec〜6msecの間でばらつき
が生じる。したがって、しきい値電圧がばらつくという
ことは、書込が完了するまでの時間がばらつくことを示
している。
【0038】以上説明したように、第1のトレンチ分離
型のフラッシュメモリにおいては、コントロールゲート
がフローティングゲート直下近傍に接近すると寄生トラ
ンジスタが形成され、正しく動作が行なわれないことが
あった。
【0039】また、フローティングゲートの両側面にお
けるコントロールゲートとの重なり部分の面積の変動に
伴って、容量結合定数の値が変わり、しきい値電圧にば
らつきが生じた。その結果、書込が完了するまでの時間
にばらつきが生じるなどの動作特性にばらつきが発生し
た。
【0040】次に、第2のトレンチ分離型のフラッシュ
メモリにおいては、図20に示す工程において、フロー
ティングゲートとなるポリシリコン膜とコントロールゲ
ートとなるポリシリコン膜とを含む積層膜にエッチング
が施される。このため、フローティングゲートとコント
ロールゲートとの重なり部分は、フローティングゲート
の上面に限られてしまう。このことは、フローティング
ゲートとコントロールゲートとの結合容量を増加させる
ことができず、その結果、たとえば書込が完了するまで
の時間が遅くなるなどの動作特性が悪化することがあっ
た。
【0041】次に、第3のトレンチ分離型のフラッシュ
メモリにおいては、図23に示されているように、シリ
コン基板307の領域を覆うように、しかも、トレンチ
311内に埋込まれるようにフローティングゲート30
5が形成されている。さらに、そのフローティングゲー
ト305上に絶縁膜を介在させてコントロールゲート3
03が形成されている。つまり、トレンチ内の一部にフ
ローティングゲートとコントロールゲートとが形成され
ていることになり、トレンチ分離型のフラッシュメモリ
の微細化を図ることが困難であった。
【0042】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、寄生トランジスタの発生を防止し、
しきい値電圧のばらつきを低減するとともに、微細化の
図られる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的
とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面にお
ける不揮発性半導体記憶装置は、2本の溝部と、1対の
不純物領域と、第1電極と、絶縁体と、第2電極とを備
えている。2本の溝部は、半導体基板の主表面に、第1
の長さを隔てて形成されている。1対の不純物領域は、
2つの溝部によって挟まれた半導体基板の領域に、第1
の長さの方向と交差する方向に第2の長さを隔てて形成
されている。第1電極は、1対の不純物領域および2つ
の溝部によって挟まれた半導体基板のチャネル領域上
に、第1絶縁膜を介在させて形成されている。絶縁体
は、第1電極の下面の位置を超えるように、2つの溝部
に埋込まれている。第2電極は、第1電極上に第2絶縁
膜を介在させて、絶縁体と第1電極の上面および両側面
のそれぞれの一部とを覆うように形成されている。第1
電極と第2電極の間の電極間容量と、その電極間容量と
第1電極と半導体基板の間の電極基板間容量の合成容量
との比を容量結合定数としたときに、チャネル領域上に
位置する第1電極の膜厚を、溝部の深さのばらつきの幅
に対して相対的に大きく設定することにより、溝部の深
さのばらつきによって生じる容量結合定数のばらつきの
幅が低減されている。
【0044】好ましくは、チャネル領域上に位置する第
1電極の膜厚は、チャネル領域上方に位置する第2電極
の膜厚より厚い。
【0045】好ましくは、チャネル領域上に位置する第
1電極の膜厚は、溝部の深さの0.2倍よりも厚い。
【0046】また好ましくは、チャネル領域上に位置す
る第1電極の膜厚は、第1の長さの0.5倍よりも厚
い。
【0047】また好ましくは、第1電極の両側面におけ
る第1電極と第2電極との重なり部分の高さ方向の長さ
が第1の長さの0.37倍よりも長い。
【0048】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 実施の形態1に係るトレンチ分離型フラッシュメモリに
ついて図を用いて説明する。図1〜図3を参照して、シ
リコン基板2の表面に、溝部としてのトレンチ4が並走
するように形成されている。そのトレンチ4によって挟
まれたシリコン基板2の領域上に第1絶縁膜としてトン
ネル酸化膜8を介在させて、第1電極としてのフローテ
ィングゲート10が形成されている。また、フローティ
ングゲート10を挟んでシリコン基板2の表面には1対
の不純物領域としてのソース・ドレイン領域16a、1
6bがそれぞれ形成されている。
【0049】トレンチ4には、フローティングゲート1
0の下面の位置を超えるように絶縁体としてのTEOS
酸化膜6が埋込まれている。フローティングゲート10
およびTEOS酸化膜6を覆うように第2絶縁膜として
のONO膜12が形成されている。そのONO膜12上
に、第2電極としてのコントロールゲート14が形成さ
れている。
【0050】第1の長さとしての隣接するトレンチ4の
間の距離は、図1に示すように、フローティングゲート
10の横方向の長さと実質的に等しく、フローティング
ゲート幅に相当する。また、図3に示すように、第2の
長さとしての1対のソース・ドレイン領域16a、16
b間の距離は、フローティングゲート長に相当する。
【0051】次に動作について説明する。フラッシュメ
モリの書込動作または消去動作は主に容量結合定数αに
依存している。容量結合定数αとは、フローティングゲ
ート10とコントロールゲート14との重なり部分の容
量をC1とし、フローティングゲート10と半導体基板
2、特にチャネル領域との重なり部分の容量をC2とし
たときに、α=C1/(C1+C2)で定義される定数
である。主にその容量結合定数αとコントロールゲート
14に印加される電圧とに依存した電圧がフローティン
グゲート10に印加される。そのフローティングゲート
10の電圧に基づいて、書込動作等が行なわれる。既に
述べたように、容量結合定数αのばらつきはフラッシュ
メモリの動作特性にばらつきをもたらす。
【0052】この容量結合定数αのばらつきを抑制する
ために、本構造の場合、フローティングゲート10の膜
厚T1 G を、その上に位置するコントロールゲート14
の膜厚T2 G よりも厚く設定している。これについて詳
細に説明する。
【0053】まず、フローティングゲート10の両側面
におけるフローティングゲート10とコントロールゲー
ト14との重なり部分の高さ方向の長さTa には、製造
工程によりある幅のばらつきが生じる。そこで、フロー
ティングゲート10とコントロールゲート14を精度よ
く形成することが可能な膜厚の範囲内において、フロー
ティングゲート10の膜厚T1 G をコントロールゲート
14の膜厚T2 G よりも厚くする。つまり、加工制御性
から要求される膜厚T1 G と膜厚T2 G とを合わせた膜
厚の最大膜厚を上限値として、フローティングゲート膜
厚T1 G をコントロールゲートの膜厚T2 G よりも厚く
する。
【0054】これにより、製造工程上のばらつきによっ
て生じる長さTa のばらつきの幅に対して、長さTa が
相対的に大きくなる。このため、製造工程上のばらつき
によって生じるフローティングゲート10の両側面およ
び上面におけるフローティングゲート10とコントロー
ルゲート14との重なり部分の面積のばらつきの幅が相
対的に低減する。すなわち、フローティングゲート10
とコントロールゲート14との間の容量のばらつきの幅
が相対的に低減する。これによって、製造工程上のばら
つきによって生じる容量結合定数のばらつきの幅が減少
する。
【0055】次に、発明が解決しようとする課題の項に
おいて説明したのと同様に、シミュレーションによるし
きい値電圧の計算結果について図を用いて説明する。こ
の場合、フローティングゲートの膜厚T1 G をコントロ
ールゲートの膜厚T2 G よりも厚くしたことにより、長
さTa の標準値を0.1μmとした。トレンチ4の深さ
Ttrenchを0.3μm、フローティングゲート10のゲ
ート長を0.4μm、トンネル酸化膜8の膜厚TOXを1
0nm、ONO膜の膜厚TONO を15nm、フローティ
ングゲート10の幅Tb を0.35μmにそれぞれ設定
した。
【0056】図4を参照して、長さTa が標準値(同図
中三角印)の場合(改善標準ケース)では、電圧を印加
した後、1msec経過した時点で書込が完了した。こ
のときのしきい値電圧はおよそ2.7Vと計算された。
また、この時点において、長さTa がトレンチの深さの
10%分短い分(同図中丸印,ケース1)では、そのし
きい値電圧はおよそ3.6Vと計算された。一方、長さ
Ta がトレンチの深さの10%分長い分(同図中四角
印、ケース2)では、そのしきい値電圧はおよそ2.2
Vと計算された。
【0057】これにより、改善標準ケースにおいて、書
込が完了した時点でしきい値電圧が最小値2.2Vから
最大値3.6Vの範囲内でばらつくことが見積もられ
た。このしきい値電圧のばらつきの幅は、発明が解決し
ようとする課題の項において説明した図25に示す結果
と比べると、低減されていることがわかる。これによっ
て、フラッシュメモリの動作の特性が安定することがわ
かった。
【0058】また、TEOS酸化膜6の表面がフローテ
ィングゲート10の下面を超えるようにトレンチ4に埋
め込まれている。このため、コントロールゲートがチャ
ネル領域に接近せず、寄生トランジスタの発生が防止さ
れる。これによってもフラッシュメモリの動作が安定す
る。
【0059】さらに、フローティングゲート10および
コントロールゲート14は、トレンチ4内部に埋め込ま
れる部分がない。このためトレンチの幅を狭めるなどし
てフラッシュメモリの微細化も図ることができる。
【0060】なお、フローティングゲート10の膜厚を
コントロールゲート14の膜厚よりも厚くしたことによ
り、コントロールゲートをなすワード線の抵抗が上昇す
る。しかしながら、トレンチ分離型のフラッシュメモリ
では、LOCOS分離型のフラッシュメモリの場合より
もメモリセルの領域が微細化されるため、ワード線の長
さがより短くなる。その結果、ワード線の厚さが薄くな
ることによって抵抗が上昇するが、ワード線が短くなる
ことによって抵抗が減少するため、実質的な抵抗の上昇
はほとんどないと考えられる。
【0061】実施の形態2 実施の形態2に係るトレンチ分離型のフラッシュメモリ
について図を用いて説明する。図5を参照して、機械的
な構造は実施の形態1において説明した構造と同様であ
る。フローティングゲート10の両側面におけるフロー
ティングゲート10とコントロールゲート14との重な
り部分の高さ方向の長さTa には、製造工程によりある
幅のばらつきが生じることは既に述べたとおりである。
その長さTa のばらつきの幅は、経験的にトレンチ4の
深さの±10%程度であることがわかっている。
【0062】そこで、フローティングゲート10の膜厚
T1 G を、トレンチ4の深さのばらつきの幅であるトレ
ンチ4の深さの0.2倍よりも厚くする。これによっ
て、フローティングゲート10の膜厚T1 G がトレンチ
4の深さのばらつきの幅に対して相対的に大きくなる。
このため、トレンチ4の深さのばらつきによって生じる
フローティングゲート10とコントロールゲート14と
の間の容量のばらつきの幅は相対的に減少する。これに
よって、トレンチ4の深さのばらつきにより生じる容量
結合定数のばらつきの幅が減少する。その結果、しきい
値電圧のばらつきの幅が減少し、フラッシュメモリの動
作特性が安定する。
【0063】実施の形態3 実施の形態3に係るトレンチ分離型のフラッシュメモリ
について図を用いて説明する。図6を参照して、本構造
も基本的には実施の形態1において説明した構造と同様
である。特に本構造の場合、フローティングゲート10
の膜厚T1 G を、トレンチ4の深さの0.2倍よりも厚
くし、しかも、フローティングゲート10の幅Tb の
0.5倍よりも厚いものとした。
【0064】このことについて詳細に説明する。まず、
実施の形態1において説明したように、トレンチ4の深
さのばらつきによって生じるしきい値電圧のばらつきを
シミュレーションにより求めた。このとき、トレンチ4
の深さTtrenchを0.3μm、フローティングゲート4
のゲート長を0.4μm、トンネル酸化膜8の膜厚T OX
を10nm、ONO膜の膜厚TONO を15nm、フロー
ティングゲート10の幅Tb を0.3μmにそれぞれ設
定した。そして、フローティングゲート10の膜厚T
1 G が、0.1μm、0.2μm、0.25μmおよび
0.3μmの場合のそれぞれについて図4に示すような
しきい値電圧を計算した。さらに、1msec経過した
時点のしきい値電圧の最大値と最小値との差をしきい値
電圧のばらつきの幅として求めた。
【0065】図7はその結果を示している。横軸は、フ
ローティングゲートの膜厚を示し、縦軸はしきい値電圧
のばらつきの幅を示している。既に述べたように、フロ
ーティングゲートの膜厚が増加して、フローティングゲ
ートの膜厚がトレンチの深さのばらつきの幅に対して相
対的に大きくなると、トレンチの深さのばらつきによっ
て生じる容量結合定数のばらつきの幅が減少する。その
結果、しきい値電圧のばらつきの幅が減少する。したが
って、図7に示すグラフはこのことを定量的に示したも
のである。
【0066】従来、LOCOS分離型のフラッシュメモ
リでは、しきい値電圧のばらつきの幅が1.5V程度生
じていた。図7によりしきい値電圧のばらつきの幅が
1.5Vのとき、フローティングゲートの膜厚は0.1
8μmと見積もられる。この場合、フローティングゲー
トの幅Tb を0.35μmと設定したので、フローティ
ングゲートの幅Tb に対するフローティングゲートの膜
厚の比であるTFG/Tb(TFG/Tb =0.18/0.
35)の値は約0.5と見積もられる。したがって、フ
ローティングゲートの膜厚をフローティングゲートの幅
の0.5倍よりも厚くすることで、しきい値電圧のばら
つきの幅を1.5Vより低く抑えることができる。これ
により、フラッシュメモリの動作特性が安定する。
【0067】実施の形態4 実施の形態4に係るトレンチ分離型のフラッシュメモリ
について図を用いて説明する。図8を参照して、本構造
の基本的な実施の形態1において説明した構造と同様で
ある。特にこの場合、フローティングゲート10の膜厚
T1 G をトレンチの深さTtrenchの0.2倍よりも厚く
し、しかも、長さTa をフローティングゲート10の幅
Tb の0.37倍よりも長く設定されている。
【0068】このことについて詳細に説明する。まず、
実施の形態3の場合と同様にトレンチ4の深さのばらつ
きによって生じるしきい値電圧のばらつきをシミュレー
ションにより求めた。このとき、トレンチ4の深さT
trenchを0.3μm、フローティングゲート4のゲート
長を0.4μm、トンネル酸化膜8の膜厚TOXを10n
m、ONO膜の膜厚TONO を15nm、フローティング
ゲート4の幅Tb を0.35μmにそれぞれ設定した。
そして、長さTa が0.05μm、0.15μm、0.
2μmおよび0.25μmの場合のそれぞれについてし
きい値電圧を計算した。さらに、1msec経過した時
点のしきい値電圧の最大値と最小値との差をしきい値電
圧のばらつきの幅として求めた。
【0069】図9はその結果を示している。横軸は長さ
Ta を示し、縦軸はしきい値電圧のばらつきの幅を示し
ている。実施の形態3において述べたように、従来LO
COS分離型のフラッシュメモリではしきい値電圧のば
らつきの幅が1.5V程度生じていた。図9により、し
きい値電圧のばらつきの幅が1.5Vのとき、長さT a
は0.13μmと見積もられる。この場合、フローティ
ングゲートの幅Tb を0.35μmと設定したので、フ
ローティングゲートの膜厚Tb に対する長さT a の比で
あるTa /Tb (Ta /Tb =0.13/0.35)の
値は約0.37と見積もられる。
【0070】したがって、長さTa をフローティングゲ
ートの幅Tb の0.37倍よりも長くすることで、しき
い値電圧のばらつきの幅を1.5Vよりも低く抑えるこ
とができる。これにより、フラッシュメモリの動作特性
が安定する。
【0071】なお、上記実施の形態では、DINOR型
のフラッシュメモリについて説明したが、NOR型のフ
ラッシュメモリなどの他の方式のフラッシュメモリにも
適用することができ、同様の効果を得ることができる。
【0072】また、今回開示された実施の形態はすべて
の点の例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記で説明した範囲ではな
く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれること
が意図される。
【0073】
【発明の効果】本発明の1つの局面における不揮発性半
導体記憶装置は、2本の溝部と、1対の不純物領域と、
第1電極と、絶縁体と、第2電極とを備えている。2本
の溝部は、半導体基板の主表面に、第1の長さを隔てて
形成されている。1対の不純物領域は、2つの溝部によ
って挟まれた半導体基板の領域に、第1の長さの方向と
交差する方向に第2の長さを隔てて形成されている。第
1電極は、1対の不純物領域および2つの溝部によって
挟まれた半導体基板のチャネル領域上に、第1絶縁膜を
介在させて形成されている。絶縁体は、第1電極の下面
の位置を超えるように、2つの溝部に埋込まれている。
第2電極は、第1電極上に第2絶縁膜を介在させて、絶
縁体と第1電極の上面および両側面のそれぞれの一部と
を覆うように形成されている。第1電極と第2電極の間
の電極間容量と、その電極間容量と第1電極と半導体基
板の間の電極基板間容量の合成容量との比を容量結合定
数としたときに、チャネル領域上に位置する第1電極の
膜厚を、溝部の深さのばらつきの幅に対して相対的に大
きく設定することにより、溝部の深さのばらつきによっ
て生じる容量結合定数のばらつきの幅が低減されてい
る。
【0074】この構成によれば、チャネル領域上に位置
する第1電極の膜厚を、溝部の深さのばらつきの幅に対
して相対的に大きく設定することにより、溝部の深さの
ばらつきによって生じる第1電極の両側面および上面に
おける第1電極と前記第2電極との重なり部分の面積の
ばらつきの幅が相対的に低減する。すなわち、第1電極
と第2電極との間の容量のばらつきの幅が相対的に低減
する。これにより、溝部の深さのばらつきによって生じ
る容量結合定数のばらつきの幅が低減する。このため、
第2電極に印加された所定の電圧に対応した第1電極の
電圧のばらつきの幅が低減する。つまり、第1絶縁膜直
下の半導体基板の領域にチャネル領域を形成するための
しきい値電圧のばらつきの幅が低減する。
【0075】また、絶縁体が第1電極の下面の位置を超
えるように溝部に埋め込まれているため、第2電極が第
1電極直下の半導体基板のチャネル領域に接近しない。
これにより、第2電極による寄生トランジスタの発生が
防止される。これらの結果、不揮発性半導体記憶装置の
動作が安定する。
【0076】好ましくは、チャネル領域上に位置する第
1電極の膜厚は、チャネル領域上方に位置する第2電極
の膜厚より厚い。
【0077】この場合には、溝部の深さのばらつきによ
って生じる第1電極の両側面における第1電極と第2電
極との重なり部分の高さ方向の長さのばらつきの幅が相
対的に減少する。つまり、第1電極と第2電極との間の
容量のばらつきの幅が相対的に減少する。これにより、
溝部の深さのばらつきによって生じる容量結合定数のば
らつきの幅が低減する。その結果、しきい値電圧のばら
つきの幅が低減し、不揮発性半導体記憶装置の動作が安
定する。
【0078】さらに、第1電極および第2電極は、溝部
内に埋め込まれる部分がないため、溝部の幅を縮めるな
どして、不揮発性半導体記憶装置の微細化を図ることが
できる。
【0079】好ましくは、チャネル領域上に位置する第
1電極の膜厚は、溝部の深さの0.2倍よりも厚い。
【0080】第1電極の両側面における第1電極と第2
電極との重なり部分の高さ方向の長さには、溝部の深さ
の±10%程度のばらつきが生じることが経験的に知ら
れている。そこで、第1電極の膜厚を、溝部の深さのば
らつきの幅である溝部の深さの0.2倍よりも厚くする
ことにより、第1電極の膜厚が溝部の深さのばらつきの
幅に対して相対的に大きくなる。このため、溝部の深さ
のばらつきによって生じる第1電極と第2電極との間の
容量のばらつきの幅が相対的に減少する。これにより、
溝部の深さのばらつきによって生じる容量結合定数のば
らつきの幅が減少する。その結果、しきい値電圧のばら
つきの幅が減少し、不揮発性半導体記憶装置の動作が安
定する。
【0081】また好ましくは、チャネル領域上に位置す
る第1電極の膜厚は、第1の長さの0.5倍よりも厚
い。
【0082】この場合、第1電極の両側面における第1
電極と第2電極との重なり部分の領域がより確保され
る。これにより、溝部の深さのばらつきによって生じる
容量結合定数のばらつきの幅が低減する。そしてこの場
合には、しきい値電圧のばらつきの幅が1.5Vより低
い値に抑えられ、不揮発性半導体記憶装置の動作が安定
する。
【0083】また好ましくは、第1電極の両側面におけ
る第1電極と第2電極との重なり部分の高さ方向の長さ
が第1の長さの0.37倍よりも長い。
【0084】この場合、第1電極の両側面における第1
電極と第2電極との重なり部分の実質的な面積の増加が
図られ、溝部の深さのばらつきによって生じる容量結合
定数のばらつきの幅が低減する。この場合には、溝部の
深さのばらつきによって生じるしきい値電圧のばらつき
の幅が1.5Vより低い値に抑えられ、不揮発性半導体
記憶装置の動作が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るトレンチ分離型
のフラッシュメモリの一断面図である。
【図2】 同実施の形態におけるトレンチ分離型のフラ
ッシュメモリの一平面図である。
【図3】 同実施の形態におけるトレンチ分離型のフラ
ッシュメモリの他の断面図である。
【図4】 同実施の形態において、トレンチ分離型のフ
ラッシュメモリのしきい値電圧のシミュレーション結果
を示すグラフである。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るトレンチ分離型
のフラッシュメモリの一断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るトレンチ分離型
のフラッシュメモリの一断面図である。
【図7】 同実施の形態における、フローティングゲー
ト膜厚に対するしきい値電圧のばらつきの幅の関係を示
すグラフである。
【図8】 本発明の実施の形態4に係るトレンチ分離型
のフラッシュメモリの一断面図である。
【図9】 同実施の形態における、長さTa に対するし
きい値電圧のばらつきの幅の関係を示すグラフである。
【図10】 従来のLOCOS分離型のフラッシュメモ
リの一断面図である。
【図11】 従来のLOCOS分離型のフラッシュメモ
リの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図12】 図11に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図13】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第1の例を示す断面図である。
【図14】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第1の例の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図15】 図14に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図16】 図15に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図17】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第1の例における製造工程上の問題を示す一断面図で
ある。
【図18】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第2の例を示す鳥瞰断面図である。
【図19】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第2の例の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図20】 図19に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図21】 図20に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図22】 図21に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図23】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第3の例の鳥瞰断面図である。
【図24】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第1の例の部分拡大図である。
【図25】 従来のトレンチ分離型のフラッシュメモリ
の第1の例におけるしきい値電圧のばらつきのグラフで
ある。
【符号の説明】
2 シリコン基板、4 トレンチ、6 TEOS酸化
膜、8 トンネル酸化膜、10 フローティングゲー
ト、12 ONO膜、14 コントロールゲート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に、第1の長さを隔
    てて形成された2本の溝部と、 2つの前記溝部によって挟まれた前記半導体基板の領域
    に、前記第1の長さの方向と交差する方向に第2の長さ
    を隔てて形成された1対の不純物領域と、 1対の前記不純物領域および2つの前記溝部によって挟
    まれた前記半導体基板のチャネル領域上に、第1絶縁膜
    を介在させて形成された第1電極と、 前記第1電極の下面の位置を超えるように、2つの前記
    溝部に埋込まれた絶縁体と、 前記第1電極上に第2絶縁膜を介在させて、前記絶縁膜
    と前記第1電極の上面および両側面のそれぞれの一部と
    を覆うように形成された第2電極とを備え、 前記第1電極と前記第2電極の間の電極間容量と、前記
    電極間容量と前記第1電極と前記半導体基板の間の電極
    基板間容量の合成容量との比を容量結合定数としたとき
    に、 前記チャネル領域上に位置する第1電極の膜厚を、前記
    溝部の深さのばらつきの幅に対して相対的に大きく設定
    することにより、 前記溝部の深さのばらつきによって生じる前記容量結合
    定数のばらつきの幅が低減されている、不揮発性半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極の膜厚は、前記第1電極上
    に位置する前記第2電極の膜厚より厚い、請求項1記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電極の膜厚は、前記溝部の深さ
    の0.2倍よりも厚い、請求項1記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極の膜厚は、前記第1の長さ
    の0.5倍よりも厚い、請求項3記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1電極の両側面における前記第1
    電極と前記第2電極との重なり部分の高さ方向の長さ
    が、前記第1の長さの0.37倍よりも長い、請求項3
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
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