JPH115481A - 自動車用灰皿の取付構造 - Google Patents

自動車用灰皿の取付構造

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JPH115481A
JPH115481A JP16128297A JP16128297A JPH115481A JP H115481 A JPH115481 A JP H115481A JP 16128297 A JP16128297 A JP 16128297A JP 16128297 A JP16128297 A JP 16128297A JP H115481 A JPH115481 A JP H115481A
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Toshiyuki Arima
利之 有馬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウターケースと、該アウターケースによっ
て開閉方向へ摺動可能に支持される灰皿本体とからなる
車両用灰皿を車体に組着けるに際し、そのアウターケー
スより灰皿本体を分離させることなく、アウターケース
内に灰皿本体を嵌入させたままの状態で、上記アウター
ケースを車体に螺着せしめることができる構造となし
て、上記従来例の説明で述べた灰皿本体の管理の省力
化、及び灰皿本体のアウターケース内嵌入時の不具合を
解消すること。 【解決手段】 アウターケースの奥起立壁には、車体に
螺着されるスクリューねじ挿通孔を穿設し、上記灰皿本
体の奥起立壁には、該灰皿本体をアウターケースに対し
て開放状態に位置させたとき、上記スクリューねじを車
体に螺着せしめるための工具を、スクリューねじにめが
けて差し込むことを許す工具挿通用の透孔を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室内前
方、つまりインストルメントパネルの中央部下位置に設
備される自動車用灰皿の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルの中央
部下位置に設備される灰皿構造として各種構造のものが
あるが、一般的な灰皿構造として図3に示す如きものが
ある。
【0003】この灰皿構造は、車体と一体に固定される
アウターケース1と、このアウターケース1に対して出
し入れ可能に嵌合保持される灰皿本体2と、この灰皿本
体2の内部で着脱可能に嵌合されるインナーケース3と
の組合せによって構成されているものであって、その灰
皿を車体に組付けるための手順は、先ず上記アウターケ
ース1を、リッドクラスター4に設けられている灰皿取
付孔5内に嵌入させた後、該アウターケース1と共にリ
ッドクラスター4を、インストルメントパネル6内に嵌
め込み、次いでリッドクラスター4の奥端面に形成され
ているねじ挿通孔10及びアウターケース1の奥端面に
形成されている取付孔7にスクリューねじ8を差し込
み、このスクリューねじ8によって、リッドクラスター
4及びアウターケース1の双方を、インストルメントパ
ネル6に螺着する。
【0004】かくして、インストルメントパネル6に固
定されたアウターケース1に対して、インナーケース3
の嵌合を済ませている灰皿本体2を嵌入保持させて車体
への灰皿の取付けが完了するものである。
【0005】従って上記の説明で判るように、従来の灰
皿取付構造では、その灰皿を車体(インストルメントパ
ネル)に固着するに際し、アウターケース1より灰皿本
体2を取り外しておかなければ、そのアウターケース1
を車体に固定することができないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車体に固着
した後のアウターケース1内に、灰皿本体2を後組付け
するということは、アウターケース1と灰皿本体2が元
元組合わされているものを灰皿の取付準備工程でアウタ
ーケース1と灰皿本体2とを分離させなければならず、
そして分離された灰皿本体の管理が必要となり、取付け
作業性が低下する。
【0007】また車体に固着させた後のアウターケース
1内に灰皿本体2を嵌入させようとするとき、車種によ
っては、アウターケース1内に嵌入しようとする灰皿本
体2が、車体既設部材9等に干渉して灰皿本体2の嵌入
作業が困難となったり、又は嵌入不可能となる等の不具
合があった。
【0008】本発明は、かかることに着目してなされた
もので、アウターケースと、該アウターケースによって
開閉方向へ摺動可能に支持される灰皿本体とからなる車
両用灰皿を車体に組着けるに際し、そのアウターケース
より灰皿本体を分離させることなく、アウターケース内
に灰皿本体を嵌入させたままの状態で、上記アウターケ
ースを車体に螺着せしめることができる構造となして、
上記従来例の説明で述べた灰皿本体の管理の省力化、及
び灰皿本体のアウターケース内嵌入時の不具合を解消す
ることができる自動車用灰皿取付構造の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、アウターケースと該アウターケースによ
って開閉方向へ摺動可能に支持される灰皿本体とからな
る車両用灰皿の車体への取付構造であって、上記アウタ
ーケースの奥起立壁には、車体に螺着されるスクリュー
ねじ挿通孔を穿設し、上記灰皿本体の奥起立壁には、該
灰皿本体をアウターケースに対して開放状態に位置させ
たとき、上記スクリューねじを車体に螺着せしめるため
の工具を、スクリューねじにめがけて差し込むことを許
す工具挿通用の透孔を設けたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基いて詳細に説明する。
【0011】図1、図2において、11はインストルメ
ントパネルであって、このインストルメントパネル11
の中央部下位置に形成されている灰皿、オーディオ等の
取付孔の孔縁には、リッドクラスター12が被着される
ものであるが、インストルメントパネル11に被着され
る以前のリッドクラスター12には、上記した円弧状回
動タイプの自動車用灰皿が組付けけられる。
【0012】この円弧状回動タイプの自動車用灰皿は、
リッドクラスター12の裏側で、取付ねじ13によって
固定されるアウターケース14と、このアウターケース
14により円弧方向へ開閉可能に支持される灰皿本体1
5と、この灰皿本体15の内部へ着脱可能に嵌合される
インナーケース16と、このインナーケース16の開口
部開閉可能に被着されるファイヤープロテクター17を
有している。
【0013】さらに上記灰皿本体15の両側外面には、
不図示の円弧状ガイド片がそれぞれ突設されており、こ
れらのガイド片が上記アウターケース14に一体形成さ
れている左右一対のガイドレール内で摺動可能に保持さ
れていて、上記ガイド片とガイドレールとの関係で灰皿
本体15は、円弧方向へ開閉移動できるものである。
【0014】上記アウターケース14に形成されている
奥起立壁18には、該アウターケース14をインストル
メントパネル11にねじ着するためのスクリューねじ1
9を挿通するためのスクリューねじ挿通孔20が形成さ
れており、さらにリッドクラスター12の奥端面21に
は、このリッドクラスター12に上記アウターケース1
4を係合させたとき、上記スクリューねじ挿通孔20と
一致するねじ挿通孔22が穿設されている。
【0015】上記灰皿本体15の奥起立壁23には、上
記スクリューねじ19を廻すための例えばドライバー等
の工具24をインナーケース16内に挿通可能とするた
めの工具挿通用の透孔25を穿設せしめているが、この
透孔25の穿設位置は、灰皿本体15を全開したとき、
上記アウターケース14、リッドクラスター12のねじ
挿通孔20,22に挿通されるスクリューねじ19のね
じ軸の延長線A上と一致する位置で穿設されているもの
で、工具24はこの透孔25を通して、スクリューねじ
19に係合させることができる。
【0016】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について述べる。本実施形態である自動車用灰皿は、ア
ウターケース14と、このアウターケース14により円
弧方向である前後方向へ開閉摺動可能に支持されている
灰皿本体15の組合せであって、この自動車用灰皿は、
リッドクラスター12と共にインストルメントパネル1
1の所定位置にスクリューねじ19により螺着されるも
のである。
【0017】そこで上記自動車用灰皿をインストルメン
トパネル11に螺着する手順としては、上記スクリュー
ねじ挿通孔20とねじ挿通孔22とが一致されているア
ウターケース14を、リッドクラスター12と共にイン
ストルメントパネル11の所定位置に係合させる。次い
で灰皿本体15をアウターケース14に対して全開状態
とすると、灰皿本体15に設けられている透孔25の孔
軸と、上記ねじ挿通孔20,22の孔軸とが一致する。
従ってねじ挿通孔20,22に貫通させたスクリューね
じ19の廻し操作を透孔25を挿通する工具24により
行なって、自動車用灰皿のアウターケース14及びリッ
ドクラスター12を共にインストルメントパネル11に
ねじ止めすることができる。
【0018】次いで全開状態にある灰皿本体15の内部
にインナーケース16を嵌合させた後、該灰皿本体15
をアウターケース14内へ押し込んで閉塞すれば自動車
用灰皿の取付けが完了する。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によれば、自動車用灰
皿を、スクリューねじ19を用いてインストルメントパ
ネル11にねじ止めするために使用する工具先端を、上
記スクリューねじ19に目掛けて案内することができる
工具挿通用の透孔25を灰皿本体15に設けたものであ
るから、自動車用灰皿のインストルメントパネルへの取
付け作業時において、灰皿本体15を、アウターケース
14から取り外す必要がなく、灰皿本体15をアウター
ケース14に係合保持させたままで、上記取付け作業が
行なえるので、灰皿本体の取り外し、取り付け作業の省
力化が可能となり、また灰皿本体と車体既設部材との干
渉による灰皿本体の組付け作業の不能などの不具合が生
じることなく、自動車用灰皿の取付作業性が大幅に改善
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用灰皿取付構造の実施形態を示
す側面説明図。
【図2】本発明の自動車用灰皿取付構造の実施形態を示
す取付時の説明図。
【図3】従来の自動車用灰皿取付構造を示す説明図。
【符号の説明】
11…インストルメントパネル 12…リッドクラスター 13…取付ねじ 14…アウターケース 15…灰皿本体 16…インナーケース 17…ファイヤープロテクタ 18…奥起立壁 19…スクリューねじ 20…スクリューねじ挿通孔 21…奥端面 22…ねじ挿通孔 23…奥起立壁 24…工具 25…透孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターケース(14)と該アウターケ
    ース(14)によって開閉方向へ摺動可能に支持される
    灰皿本体(15)とからなる車両用灰皿の車体への取付
    構造であって、上記アウターケース(14)の奥起立壁
    (18)には、車体に螺着されるスクリューねじ(1
    9)のねじ挿通孔(22)を穿設し、上記灰皿本体(1
    5)の奥起立壁(23)には、該灰皿本体(15)をア
    ウターケース(14)に対して開放状態に位置させたと
    き、上記スクリューねじ(19)を車体に螺着せしめる
    ための工具(24)を、スクリューねじ(19)に目掛
    けて差し込むことを許す工具挿通用の透孔(25)を設
    けたことを特徴とする自動車用灰皿の取付構造。
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