JPH1155974A - 熱発電ユニット - Google Patents
熱発電ユニットInfo
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- JPH1155974A JPH1155974A JP9217174A JP21717497A JPH1155974A JP H1155974 A JPH1155974 A JP H1155974A JP 9217174 A JP9217174 A JP 9217174A JP 21717497 A JP21717497 A JP 21717497A JP H1155974 A JPH1155974 A JP H1155974A
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- Japan
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- heat source
- thermoelectric generator
- thermoelectric
- low heat
- insulator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱発電素子を絶縁物を介して挟持する高・低
熱源の密着性を広範囲に渡って向上させること。 【解決手段】 温度差に基づいて起電力を発生する導電
性の高い熱発電素子12と、この熱発電素子12を挟持
して、これに温度差を与える高熱源13及び低熱源14
と、前記熱発電素子と高熱源及び低熱源との接触面とを
それぞれ電気絶縁する絶縁物15とを備えており、これ
ら熱発電素子12及び絶縁物15を貫通する挿通部19
を形成し、この挿通部に固定手段を挿通して、高熱源1
3及び低熱源14を絶縁物15を介して熱発電素子に密
着させている。
熱源の密着性を広範囲に渡って向上させること。 【解決手段】 温度差に基づいて起電力を発生する導電
性の高い熱発電素子12と、この熱発電素子12を挟持
して、これに温度差を与える高熱源13及び低熱源14
と、前記熱発電素子と高熱源及び低熱源との接触面とを
それぞれ電気絶縁する絶縁物15とを備えており、これ
ら熱発電素子12及び絶縁物15を貫通する挿通部19
を形成し、この挿通部に固定手段を挿通して、高熱源1
3及び低熱源14を絶縁物15を介して熱発電素子に密
着させている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性の高い熱発
電素子を電気絶縁物を介して高・低熱源で挟持する熱発
電ユニットに係り、特に高・低熱源が均一に密着するよ
うに構造を改良した熱発電ユニットに関するものであ
る。
電素子を電気絶縁物を介して高・低熱源で挟持する熱発
電ユニットに係り、特に高・低熱源が均一に密着するよ
うに構造を改良した熱発電ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱発電素子は熱エネルギーを電気エネル
ギーに変換する半導体であり、熱起電力が大きくて電気
伝導度が大きく、かつ熱伝導度が小さいことが要求され
る。このような熱発電素子としては、Bi2 Te3 系,
PbTe系,SiGe系,FeSi2 系などのものが挙
げられる。
ギーに変換する半導体であり、熱起電力が大きくて電気
伝導度が大きく、かつ熱伝導度が小さいことが要求され
る。このような熱発電素子としては、Bi2 Te3 系,
PbTe系,SiGe系,FeSi2 系などのものが挙
げられる。
【0003】図7は、従来の熱発電ユニットを示す斜視
図である。図において、熱発電ユニット1は、熱発電素
子2をプレート状の高・低熱源3,4とで挟持したもの
である。この熱発電素子2は、Bi2 Te3 系の熱発電
素子であり、不純物ドーピングによる過剰電子のN型半
導体と、不足電子のP型半導体とによって構成されてい
る。
図である。図において、熱発電ユニット1は、熱発電素
子2をプレート状の高・低熱源3,4とで挟持したもの
である。この熱発電素子2は、Bi2 Te3 系の熱発電
素子であり、不純物ドーピングによる過剰電子のN型半
導体と、不足電子のP型半導体とによって構成されてい
る。
【0004】上述したように、熱発電素子2は高熱源3
と低熱源4との間に挟持されるが、特にBi2 Te3 系
の熱発電素子は導電性が高いので、高・低熱源3,4と
直接に接触させることはできない。従って、熱発電素子
2と高熱源3又は低熱源4との間には、熱伝導性が良好
な固体の電気絶縁物5,5が介設されている。
と低熱源4との間に挟持されるが、特にBi2 Te3 系
の熱発電素子は導電性が高いので、高・低熱源3,4と
直接に接触させることはできない。従って、熱発電素子
2と高熱源3又は低熱源4との間には、熱伝導性が良好
な固体の電気絶縁物5,5が介設されている。
【0005】即ち、絶縁物5,5を介設しても、高・低
熱源3,4から熱発電素子2への熱伝導は妨げられない
ので、N型半導体とP型半導体との間に閉回路を形成す
れば、高熱源3と低熱源4との温度差によって、熱発電
素子2から起電力が得られる。尚、Bi2 Te3 系の熱
発電素子2では、高熱源3の温度は約摂氏250度に設
定され、低熱源4の温度は約摂氏30度に設定される。
熱源3,4から熱発電素子2への熱伝導は妨げられない
ので、N型半導体とP型半導体との間に閉回路を形成す
れば、高熱源3と低熱源4との温度差によって、熱発電
素子2から起電力が得られる。尚、Bi2 Te3 系の熱
発電素子2では、高熱源3の温度は約摂氏250度に設
定され、低熱源4の温度は約摂氏30度に設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱発電素子
2から得られる起電力は極小であるため、例えばモータ
を駆動することができる程度の大電力を得るには、単位
発電素子としての熱発電素子2同志を直列に接続し、熱
発電素子2の面積を大きくする必要がある。そこで、従
来の熱発電ユニット1では、大電力を得るべく、大きな
面積の熱発電素子2を、従来と同じように、絶縁物5,
5を介して、より大きな面積の高・低熱源3,4で挟持
する。そして、高熱源3及び低熱源4の四隅にネジ孔を
形成し、相対向するネジ孔にネジ6を挿通させてナット
7で締結することにより、高・低熱源3,4を絶縁物
5,5を介して熱発電素子2に密着させようとすると、
図8に示すように、使用中に高熱源3と低熱源4との温
度差によって、高熱源3及び低熱源4が反り返ることが
あった。
2から得られる起電力は極小であるため、例えばモータ
を駆動することができる程度の大電力を得るには、単位
発電素子としての熱発電素子2同志を直列に接続し、熱
発電素子2の面積を大きくする必要がある。そこで、従
来の熱発電ユニット1では、大電力を得るべく、大きな
面積の熱発電素子2を、従来と同じように、絶縁物5,
5を介して、より大きな面積の高・低熱源3,4で挟持
する。そして、高熱源3及び低熱源4の四隅にネジ孔を
形成し、相対向するネジ孔にネジ6を挿通させてナット
7で締結することにより、高・低熱源3,4を絶縁物
5,5を介して熱発電素子2に密着させようとすると、
図8に示すように、使用中に高熱源3と低熱源4との温
度差によって、高熱源3及び低熱源4が反り返ることが
あった。
【0007】このように、高・低熱源3,4が反り返る
と、高・低熱源3,4から熱発電素子2へ均一に熱伝達
されなくなる。また、高・低熱源3,4と絶縁物5,5
との隙間S,Sに空気層が存在し、この空気層が高・低
熱源3,4からの熱伝達を妨げる熱抵抗となる。従っ
て、高・低熱源3,4から熱発電素子2への熱伝達が良
好に行われず、発電効率が低下するので、大電力が得ら
れないという問題があった。この点について、本発明者
等は、さらにその原因を調査したところ、特に次の点が
明らかとなった。すなわち、上述のように、大電力を得
ようとして熱発電素子の面積を大きくするために、熱発
電素子2の領域を除いて、その周囲の四隅をネジ6にて
締めつける構造としているため、中央部に隙間Sが生じ
てしまう。また、特に、熱発電素子を構成するものにB
i2 Te3 系(PbTe系)を用いる場合には、SiG
e系,FeSi2 系と異なり、熱による体積変化を生じ
ることが判明した。
と、高・低熱源3,4から熱発電素子2へ均一に熱伝達
されなくなる。また、高・低熱源3,4と絶縁物5,5
との隙間S,Sに空気層が存在し、この空気層が高・低
熱源3,4からの熱伝達を妨げる熱抵抗となる。従っ
て、高・低熱源3,4から熱発電素子2への熱伝達が良
好に行われず、発電効率が低下するので、大電力が得ら
れないという問題があった。この点について、本発明者
等は、さらにその原因を調査したところ、特に次の点が
明らかとなった。すなわち、上述のように、大電力を得
ようとして熱発電素子の面積を大きくするために、熱発
電素子2の領域を除いて、その周囲の四隅をネジ6にて
締めつける構造としているため、中央部に隙間Sが生じ
てしまう。また、特に、熱発電素子を構成するものにB
i2 Te3 系(PbTe系)を用いる場合には、SiG
e系,FeSi2 系と異なり、熱による体積変化を生じ
ることが判明した。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、熱発電素子を絶縁物を介して挟持する高・
低熱源の密着性を広範囲に渡って向上させることによ
り、発電効率の低下を防止し、大電力を得ることができ
る熱発電ユニットを提供することを目的としている。
れたもので、熱発電素子を絶縁物を介して挟持する高・
低熱源の密着性を広範囲に渡って向上させることによ
り、発電効率の低下を防止し、大電力を得ることができ
る熱発電ユニットを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、温度差に基づいて起電力を発生する導電性の高い
熱発電素子と、この熱発電素子を挟持して、これに温度
差を与える高熱源及び低熱源と、前記熱発電素子と高熱
源及び低熱源との接触面とをそれぞれ電気絶縁する絶縁
物とを備えており、これら熱発電素子及び絶縁物を貫通
する挿通部を形成し、この挿通部に固定手段を挿通し
て、高熱源及び低熱源を絶縁物を介して熱発電素子に密
着させた、熱発電ユニットにより、達成される。
れば、温度差に基づいて起電力を発生する導電性の高い
熱発電素子と、この熱発電素子を挟持して、これに温度
差を与える高熱源及び低熱源と、前記熱発電素子と高熱
源及び低熱源との接触面とをそれぞれ電気絶縁する絶縁
物とを備えており、これら熱発電素子及び絶縁物を貫通
する挿通部を形成し、この挿通部に固定手段を挿通し
て、高熱源及び低熱源を絶縁物を介して熱発電素子に密
着させた、熱発電ユニットにより、達成される。
【0010】好ましくは、前記挿通部が、貫通孔または
隙間である熱発電ユニットにより、達成される。
隙間である熱発電ユニットにより、達成される。
【0011】また、好ましくは、前記挿通部に挿通固定
される固定手段が、熱発電素子と電気絶縁されている熱
発電ユニットにより、達成される。
される固定手段が、熱発電素子と電気絶縁されている熱
発電ユニットにより、達成される。
【0012】さらに、好ましくは、前記高熱源が、給湯
器又は風呂釜のバーナで加熱されるフィン付き加熱プレ
ートによって形成され、前記低熱源が、給湯器又は風呂
釜の給水管で水冷される冷却プレートによって形成され
ている熱発電ユニットにより、達成される。
器又は風呂釜のバーナで加熱されるフィン付き加熱プレ
ートによって形成され、前記低熱源が、給湯器又は風呂
釜の給水管で水冷される冷却プレートによって形成され
ている熱発電ユニットにより、達成される。
【0013】本発明によれば、熱発電ユニットを構成す
る熱発電素子及び絶縁物を貫通する挿通部を形成し、こ
の挿通部に固定手段を挿通固定して、高熱源及び低熱源
を絶縁物を介して熱発電素子に密着させたので、高熱源
と低熱源との温度差によって高熱源及び低熱源が反り返
ろうとしても、熱発電素子及び絶縁物を貫通する固定手
段がその反り返りを抑制する。
る熱発電素子及び絶縁物を貫通する挿通部を形成し、こ
の挿通部に固定手段を挿通固定して、高熱源及び低熱源
を絶縁物を介して熱発電素子に密着させたので、高熱源
と低熱源との温度差によって高熱源及び低熱源が反り返
ろうとしても、熱発電素子及び絶縁物を貫通する固定手
段がその反り返りを抑制する。
【0014】従って、熱発電素子の面積を大きく形成し
ても、高熱源及び低熱源が絶縁物を介して熱発電素子に
均一かつ広範囲に密着するので、高・低熱源から熱発電
素子への熱伝達が良好に行われる。さらに、高・低熱源
と絶縁物との間に隙間が形成されず、熱抵抗となる空気
層が存在しえないので、高熱源又は低熱源から熱発電素
子に良好に熱伝達される。即ち、高熱源及び低熱源の密
着性の向上により、高・低熱源から熱発電素子への熱伝
達が良好に行われ、発電効率の低下が防止されるので、
大電力を得ることができる。
ても、高熱源及び低熱源が絶縁物を介して熱発電素子に
均一かつ広範囲に密着するので、高・低熱源から熱発電
素子への熱伝達が良好に行われる。さらに、高・低熱源
と絶縁物との間に隙間が形成されず、熱抵抗となる空気
層が存在しえないので、高熱源又は低熱源から熱発電素
子に良好に熱伝達される。即ち、高熱源及び低熱源の密
着性の向上により、高・低熱源から熱発電素子への熱伝
達が良好に行われ、発電効率の低下が防止されるので、
大電力を得ることができる。
【0015】上記挿通部は、熱発電素子、絶縁物及び高
・低熱源を貫通する貫通孔として形成しても良いし、そ
の一部を熱発電素子同士を隔てた隙間により形成しても
良い。
・低熱源を貫通する貫通孔として形成しても良いし、そ
の一部を熱発電素子同士を隔てた隙間により形成しても
良い。
【0016】また、上記固定手段を熱発電素子と電気絶
縁することにより、熱発電素子及び絶縁物を貫通する挿
通部に固定手段を挿通固定しても、熱発電素子の電気絶
縁性が確実に保持されるものである。
縁することにより、熱発電素子及び絶縁物を貫通する挿
通部に固定手段を挿通固定しても、熱発電素子の電気絶
縁性が確実に保持されるものである。
【0017】さらに、高熱源を給湯器又は風呂釜のバー
ナで加熱されるフィン付き加熱プレート、低熱源を給湯
器又は風呂釜の給水管で水冷される冷却プレートによっ
て形成したので、これらの温度差に基づいて熱発電素子
から得られる起電力を、給湯器又は風呂釜の排気ファン
を駆動させる予備電力として積極的に使用することがで
きる。
ナで加熱されるフィン付き加熱プレート、低熱源を給湯
器又は風呂釜の給水管で水冷される冷却プレートによっ
て形成したので、これらの温度差に基づいて熱発電素子
から得られる起電力を、給湯器又は風呂釜の排気ファン
を駆動させる予備電力として積極的に使用することがで
きる。
【0018】前記固定手段が挿通部に通されるネジで構
成され、このネジは、前記熱発電素子の熱膨張率に応じ
て、これと近似する熱膨張率をもつ材質により形成され
ていてもよい。
成され、このネジは、前記熱発電素子の熱膨張率に応じ
て、これと近似する熱膨張率をもつ材質により形成され
ていてもよい。
【0019】前記固定手段は、前記熱発電素子の熱膨張
によって、前記高熱源及び/又は低熱源の変形を防止す
る変形防止手段を有するようにしてもよい。
によって、前記高熱源及び/又は低熱源の変形を防止す
る変形防止手段を有するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範
囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記
載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範
囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記
載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0021】図1及び図2は本発明に係る熱発電ユニッ
トの一実施形態を示すものであり、図3はその具体的構
造を示している。図において、本実施形態の熱発電ユニ
ット11に採用する熱発電素子11は、例えば、電気抵
抗が小さく、素子同士を直列接続すると高出力の得られ
るBi2Te3 系熱発電素子である。Bi2 Te3 系熱
発電素子12は、不純物ドーピングによる過剰電子のN
型半導体12aと、不足電子のP型半導体12bとによ
って構成されている。図3に示すように、これらN型半
導体12a及びP型半導体12bは、これらの間に後述
する絶縁物15の垂直部分15bを挟んで交互に並んで
おり、隣り合うN型半導体12a,12b同志は絶縁物
15bにより絶縁されている。また、これらN型半導体
12a及びP型半導体12bは、各熱源13,14にそ
れぞれ配設された高温側電極13aと低温側電極14a
との間に配置されており、これら各電極を挟んで直列接
続されている。このようにN型半導体12aとP型半導
体12bとを直列接続するのは、大きな電圧を得るため
である。
トの一実施形態を示すものであり、図3はその具体的構
造を示している。図において、本実施形態の熱発電ユニ
ット11に採用する熱発電素子11は、例えば、電気抵
抗が小さく、素子同士を直列接続すると高出力の得られ
るBi2Te3 系熱発電素子である。Bi2 Te3 系熱
発電素子12は、不純物ドーピングによる過剰電子のN
型半導体12aと、不足電子のP型半導体12bとによ
って構成されている。図3に示すように、これらN型半
導体12a及びP型半導体12bは、これらの間に後述
する絶縁物15の垂直部分15bを挟んで交互に並んで
おり、隣り合うN型半導体12a,12b同志は絶縁物
15bにより絶縁されている。また、これらN型半導体
12a及びP型半導体12bは、各熱源13,14にそ
れぞれ配設された高温側電極13aと低温側電極14a
との間に配置されており、これら各電極を挟んで直列接
続されている。このようにN型半導体12aとP型半導
体12bとを直列接続するのは、大きな電圧を得るため
である。
【0022】この熱発電素子12を高熱源13と低熱源
14との間に挟持すると、熱電対が構成され、高熱源1
3と低熱源14との温度差に基づいて、熱発電素子12
からゼーベック効果によって起電力が得られる。しか
し、熱発電素子12を高熱源13と低熱源14との間に
挟持するに際して、Bi2 Te3 系熱発電素子は導電性
が高いので、高熱源13及び低熱源14と直接に接触さ
せることはできない。
14との間に挟持すると、熱電対が構成され、高熱源1
3と低熱源14との温度差に基づいて、熱発電素子12
からゼーベック効果によって起電力が得られる。しか
し、熱発電素子12を高熱源13と低熱源14との間に
挟持するに際して、Bi2 Te3 系熱発電素子は導電性
が高いので、高熱源13及び低熱源14と直接に接触さ
せることはできない。
【0023】従って、熱発電素子12と高熱源13又は
低熱源14との間には、電気絶縁物15,15を介設し
ている。この電気絶縁物15,15は、それぞれ水平に
延びる部分15aと、この各水平部15aから互いに垂
直に延びる垂直部15bとを有している。図3において
は、特に電気絶縁物15の水平部15aが、熱発電素子
12と高熱源13又は低熱源14との間に配置されてい
る。この絶縁物15には、例えばアルミナセラミックス
(Al2 O3 )を採用する。アルミナセラミックスは電
気絶縁性に優れているので、例えば厚さ0.3mm程度
の薄板であれば、電気絶縁性は十分であり、かつ上記の
ようにアルミナセラミックスを介設しても高熱源13又
は低熱源14から熱発電素子11への熱伝導はさほど妨
げられない。
低熱源14との間には、電気絶縁物15,15を介設し
ている。この電気絶縁物15,15は、それぞれ水平に
延びる部分15aと、この各水平部15aから互いに垂
直に延びる垂直部15bとを有している。図3において
は、特に電気絶縁物15の水平部15aが、熱発電素子
12と高熱源13又は低熱源14との間に配置されてい
る。この絶縁物15には、例えばアルミナセラミックス
(Al2 O3 )を採用する。アルミナセラミックスは電
気絶縁性に優れているので、例えば厚さ0.3mm程度
の薄板であれば、電気絶縁性は十分であり、かつ上記の
ようにアルミナセラミックスを介設しても高熱源13又
は低熱源14から熱発電素子11への熱伝導はさほど妨
げられない。
【0024】尚、上記絶縁物15は、本実施形態では、
アルミナセラミックスを採用しているが、電気絶縁性及
び耐熱性が良好で熱伝導性が低いものであれば、樹脂等
の他の材料を用いることができる。また、絶縁物15の
水平部分15aと垂直部分15bを図示のように同じも
のでつくらなくてもよい。絶縁物15の水平部分15a
は荷重がかかることから、上記のような固体でなければ
ならないが、垂直部分15bは電気絶縁性を有していれ
ば固体でなくてもよく、例えば空気,窒素,アルゴンそ
の他の不活性ガスでもよい。
アルミナセラミックスを採用しているが、電気絶縁性及
び耐熱性が良好で熱伝導性が低いものであれば、樹脂等
の他の材料を用いることができる。また、絶縁物15の
水平部分15aと垂直部分15bを図示のように同じも
のでつくらなくてもよい。絶縁物15の水平部分15a
は荷重がかかることから、上記のような固体でなければ
ならないが、垂直部分15bは電気絶縁性を有していれ
ば固体でなくてもよく、例えば空気,窒素,アルゴンそ
の他の不活性ガスでもよい。
【0025】上記高熱源13及び低熱源14は、本実施
形態では、熱発電素子12よりも大きな面積を有する矩
形の銅製プレートによって形成されている。銅製プレー
トは熱伝導性に優れており、高熱源13の場合には後述
するバーナの輻射熱等によって加熱され、低熱源14の
場合には後述する給水管等との接触によって冷却され
る。本実施形態にあっては、高熱源13及び低熱源14
を矩形の銅製プレートによって形成したが、その材質や
形状等はこれに限るものではない。
形態では、熱発電素子12よりも大きな面積を有する矩
形の銅製プレートによって形成されている。銅製プレー
トは熱伝導性に優れており、高熱源13の場合には後述
するバーナの輻射熱等によって加熱され、低熱源14の
場合には後述する給水管等との接触によって冷却され
る。本実施形態にあっては、高熱源13及び低熱源14
を矩形の銅製プレートによって形成したが、その材質や
形状等はこれに限るものではない。
【0026】即ち、大きな面積の熱発電素子12を絶縁
物15,15を介して、より大きな面積の高・低熱源1
3,14で挟持している。そして、高熱源13及び低熱
源14の四隅にはネジ孔16が形成されており、相対向
するネジ孔16にネジ17を挿通させてナット18で締
結している。さらに、上記熱発電素子12、絶縁物1
5,15及び高・低熱源13,14には、これらを貫通
する複数の挿通部19が形成されている。図2では、挿
通部19は貫通孔により形成され、各貫通孔19には固
定手段としての付け具が挿通固定されている。具体的に
は、貫通孔19はネジ孔として形成され、各ネジ孔19
にネジ20を挿通させてナット21で締結している。
物15,15を介して、より大きな面積の高・低熱源1
3,14で挟持している。そして、高熱源13及び低熱
源14の四隅にはネジ孔16が形成されており、相対向
するネジ孔16にネジ17を挿通させてナット18で締
結している。さらに、上記熱発電素子12、絶縁物1
5,15及び高・低熱源13,14には、これらを貫通
する複数の挿通部19が形成されている。図2では、挿
通部19は貫通孔により形成され、各貫通孔19には固
定手段としての付け具が挿通固定されている。具体的に
は、貫通孔19はネジ孔として形成され、各ネジ孔19
にネジ20を挿通させてナット21で締結している。
【0027】また図3では、挿通部19は、熱発電素子
12,12同士の間の隙間D内に形成されている。尚、
熱発電素子12a12a同士はこの隙間Dを囲んでその
周囲に一体に形成されており、これによりN型半導体1
2aとP型半導体12bとの直列接続は妨げられない。
そして、絶縁物15,15及び高・低熱源13,14に
は、これらを貫通するネジ孔19(上記挿通部19に対
応)が形成されており、このネジ孔19にネジ20を挿
通させてナット21で締結している。
12,12同士の間の隙間D内に形成されている。尚、
熱発電素子12a12a同士はこの隙間Dを囲んでその
周囲に一体に形成されており、これによりN型半導体1
2aとP型半導体12bとの直列接続は妨げられない。
そして、絶縁物15,15及び高・低熱源13,14に
は、これらを貫通するネジ孔19(上記挿通部19に対
応)が形成されており、このネジ孔19にネジ20を挿
通させてナット21で締結している。
【0028】即ち、高熱源13及び低熱源14の四隅を
ネジ締結するだけでなく、高熱源13及び低熱源14の
中央部をも複数箇所においてネジ締結しているので、高
熱源13及び低熱源14を絶縁物15,15を介して熱
発電素子12に均一かつ広範囲に密着させることができ
る。上記ネジ20は、熱発電素子12がBi2 Te3 系
である場合には、これとほぼ同じ熱膨張率を示すSUS
系のネジを用いることが好ましい。また、熱発電素子1
2がPbTe系である場合には、同様の理由により、ア
ルミニウム材でなるネジを用いることが好ましい。この
ように、ネジ20の材質は、熱発電素子12の熱膨張率
に近似したものを選択することが好ましい。ネジ20の
材質としては上記の他、例えば熱膨張率の小さいものと
してセラミックス製のものも選択でき、熱膨張率の小さ
い熱発電素子12と組み合わせて用いることができる。
尚、ネジ20をSUS系のネジやアルミニウム材等で形
成する場合、これらの材質は熱伝導率が良好であるか
ら、熱発電素子12の機能を阻害しないように、ネジ2
0と各熱源13,14及び熱発電素子12の間に断熱手
段を配置する必要がある。この点からすれば、図3の構
造においては、このような断熱手段を用いないのであれ
ば、ネジ20として用いるのはセラミックス製のものが
適している。
ネジ締結するだけでなく、高熱源13及び低熱源14の
中央部をも複数箇所においてネジ締結しているので、高
熱源13及び低熱源14を絶縁物15,15を介して熱
発電素子12に均一かつ広範囲に密着させることができ
る。上記ネジ20は、熱発電素子12がBi2 Te3 系
である場合には、これとほぼ同じ熱膨張率を示すSUS
系のネジを用いることが好ましい。また、熱発電素子1
2がPbTe系である場合には、同様の理由により、ア
ルミニウム材でなるネジを用いることが好ましい。この
ように、ネジ20の材質は、熱発電素子12の熱膨張率
に近似したものを選択することが好ましい。ネジ20の
材質としては上記の他、例えば熱膨張率の小さいものと
してセラミックス製のものも選択でき、熱膨張率の小さ
い熱発電素子12と組み合わせて用いることができる。
尚、ネジ20をSUS系のネジやアルミニウム材等で形
成する場合、これらの材質は熱伝導率が良好であるか
ら、熱発電素子12の機能を阻害しないように、ネジ2
0と各熱源13,14及び熱発電素子12の間に断熱手
段を配置する必要がある。この点からすれば、図3の構
造においては、このような断熱手段を用いないのであれ
ば、ネジ20として用いるのはセラミックス製のものが
適している。
【0029】さらに、挿通部としてのネジ孔19の内周
部には電気絶縁物23が被覆されており、ネジ孔19に
挿通固定される固定手段としてのネジ20が、熱発電素
子12と電気絶縁されている。この電気絶縁物23に
は、例えばアルミナセラミックス(Al2 O3 )やシリ
コン系充填剤(Si)を採用する。尚、本実施形態にあ
っては、挿通部としてのネジ孔19の内周部に電気絶縁
物23を被覆したが、これに限るものではなく、取付け
具としてのネジ20自体を電気絶縁物で被覆しても良
い。
部には電気絶縁物23が被覆されており、ネジ孔19に
挿通固定される固定手段としてのネジ20が、熱発電素
子12と電気絶縁されている。この電気絶縁物23に
は、例えばアルミナセラミックス(Al2 O3 )やシリ
コン系充填剤(Si)を採用する。尚、本実施形態にあ
っては、挿通部としてのネジ孔19の内周部に電気絶縁
物23を被覆したが、これに限るものではなく、取付け
具としてのネジ20自体を電気絶縁物で被覆しても良
い。
【0030】また、挿通部を設けることで、熱発電素子
12を挟んで高熱源13及び低熱源14を固定できれ
ば、高熱源13及び低熱源14の四隅のネジ締結を行わ
なくてもよい。つまり、例えば挿通部を複数設けること
で、十分な固定強度が得られれば、高熱源13及び低熱
源14の四隅のネジ締結は不要となる。さらに、図4
(a)に示すように、熱発電ユニット21の挿通部とし
てのネジ孔26を貫通孔としない構成であってもよい。
すなわち、高熱源13側では孔26aが貫通している
が、低熱源14側では孔26aが有底の凹部として形成
されており、ネジ孔26全体としては、貫通孔とはなっ
ていない。この場合であっても、ネジ27によって熱発
電素子12、絶縁物15,15及び高・低熱源13,1
4を密着させて固定することができる。
12を挟んで高熱源13及び低熱源14を固定できれ
ば、高熱源13及び低熱源14の四隅のネジ締結を行わ
なくてもよい。つまり、例えば挿通部を複数設けること
で、十分な固定強度が得られれば、高熱源13及び低熱
源14の四隅のネジ締結は不要となる。さらに、図4
(a)に示すように、熱発電ユニット21の挿通部とし
てのネジ孔26を貫通孔としない構成であってもよい。
すなわち、高熱源13側では孔26aが貫通している
が、低熱源14側では孔26aが有底の凹部として形成
されており、ネジ孔26全体としては、貫通孔とはなっ
ていない。この場合であっても、ネジ27によって熱発
電素子12、絶縁物15,15及び高・低熱源13,1
4を密着させて固定することができる。
【0031】図4(b)は、固定手段のさらに異なる構
成例を示している。図においては、固定手段がネジ20
と、このネジ20に緩く嵌め込まれる変形防止手段とし
てのスプリング45とを有している。つまり、この固定
手段では、ネジ20の頭の部分と高熱源13の上面との
間にワッシャ46を介してスプリング45が介在し、ネ
ジ20は貫通した挿通部26を通って、ナット47で締
めつけることにより固定されるようになっている。これ
により、変形防止手段としてのスプリング45はワッシ
ャ46を介してネジ20の頭部を図において上方に付勢
している。このネジ20は、ナット47により固定され
ているので、結局、熱発電素子12が温度変化等により
熱膨張した場合に、低熱源14と高熱源13とが外側に
押されて変形しようとするとき、低熱源14と高熱源1
3とを互いに接近する方向に締めつける力として働く。
成例を示している。図においては、固定手段がネジ20
と、このネジ20に緩く嵌め込まれる変形防止手段とし
てのスプリング45とを有している。つまり、この固定
手段では、ネジ20の頭の部分と高熱源13の上面との
間にワッシャ46を介してスプリング45が介在し、ネ
ジ20は貫通した挿通部26を通って、ナット47で締
めつけることにより固定されるようになっている。これ
により、変形防止手段としてのスプリング45はワッシ
ャ46を介してネジ20の頭部を図において上方に付勢
している。このネジ20は、ナット47により固定され
ているので、結局、熱発電素子12が温度変化等により
熱膨張した場合に、低熱源14と高熱源13とが外側に
押されて変形しようとするとき、低熱源14と高熱源1
3とを互いに接近する方向に締めつける力として働く。
【0032】これによって、スプリング45は、低熱源
14と高熱源13とが外方へ膨らんで変形することを防
止する作用を発揮する。このため、高・低熱源13,1
4が反り返ることがなく、より一層、熱発電素子12と
の間に隙間を生じることを有効に防止できる。したがっ
て、変形防止手段としては、このようなスプリング45
に限らず、同様の作用を発揮するものであれば、種々の
ものが採用できる。同様に、低熱源14と高熱源13と
を四隅で締めつけるネジ17にも変形防止手段としての
スプリング45を介在させている。尚、固定手段は上記
したネジに限るものではなく、熱発電素子を間に挟ん
で、両側から高熱源及び低熱源を配置して、互いに位置
ずれを生じないものであれば、種々の構成のもが採用で
きる。また、上記の場合に、スプリング45及びワッシ
ャ46をセラミックス材で構成すれば、ネジ20をSU
S系等の金属材にて構成してもよい。この場合、スプリ
ング45及びワッシャ46がネジ20と高熱源13及び
低熱源14に対して断熱手段となるからである。
14と高熱源13とが外方へ膨らんで変形することを防
止する作用を発揮する。このため、高・低熱源13,1
4が反り返ることがなく、より一層、熱発電素子12と
の間に隙間を生じることを有効に防止できる。したがっ
て、変形防止手段としては、このようなスプリング45
に限らず、同様の作用を発揮するものであれば、種々の
ものが採用できる。同様に、低熱源14と高熱源13と
を四隅で締めつけるネジ17にも変形防止手段としての
スプリング45を介在させている。尚、固定手段は上記
したネジに限るものではなく、熱発電素子を間に挟ん
で、両側から高熱源及び低熱源を配置して、互いに位置
ずれを生じないものであれば、種々の構成のもが採用で
きる。また、上記の場合に、スプリング45及びワッシ
ャ46をセラミックス材で構成すれば、ネジ20をSU
S系等の金属材にて構成してもよい。この場合、スプリ
ング45及びワッシャ46がネジ20と高熱源13及び
低熱源14に対して断熱手段となるからである。
【0033】本発明の実施の形態に係る熱発電ユニット
11,21は以上のように構成されるが、絶縁物15,
15を介設しても、高・低熱源13,14から熱発電素
子12への熱伝導は妨げられないので、直列接続したN
型半導体12aとP型半導体12bとの間に閉回路を形
成すれば、高熱源13と低熱源14との温度差に基づい
て、熱発電素子12から起電力が得られる。
11,21は以上のように構成されるが、絶縁物15,
15を介設しても、高・低熱源13,14から熱発電素
子12への熱伝導は妨げられないので、直列接続したN
型半導体12aとP型半導体12bとの間に閉回路を形
成すれば、高熱源13と低熱源14との温度差に基づい
て、熱発電素子12から起電力が得られる。
【0034】図5は、本実施形態の熱発電ユニットの給
湯器への組込み状態を示す概略図である。図示する給湯
器30において、水が供給される給水管31には、これ
に接触するように冷却プレート32が取り付けられてい
る。また、この給水管31は、給湯用熱交換器33を経
て、給湯管34に接続されている。さらに、図示してい
ないが、給水管31にはフローセンサと、入水サーミス
タとが接続されており、給湯管34には給湯サーミスタ
が接続されている。
湯器への組込み状態を示す概略図である。図示する給湯
器30において、水が供給される給水管31には、これ
に接触するように冷却プレート32が取り付けられてい
る。また、この給水管31は、給湯用熱交換器33を経
て、給湯管34に接続されている。さらに、図示してい
ないが、給水管31にはフローセンサと、入水サーミス
タとが接続されており、給湯管34には給湯サーミスタ
が接続されている。
【0035】上記給湯用熱交換器33は、U字状の通水
管33aと、この通水管33aに取り付けられた複数枚
のフィン33bとから構成され、給湯用バーナ35を収
容する燃焼室36の上部に設けられている。この燃焼室
36の一側壁には、給湯用バーナ35に臨むようにフィ
ン付き加熱プレート37が取り付けられている。このフ
ィン付き加熱プレート37は、銅製の加熱プレート上に
直角に複数の銅製フィンを取り付けたものであり、銅製
フィンを給湯用バーナ35に臨ませている。
管33aと、この通水管33aに取り付けられた複数枚
のフィン33bとから構成され、給湯用バーナ35を収
容する燃焼室36の上部に設けられている。この燃焼室
36の一側壁には、給湯用バーナ35に臨むようにフィ
ン付き加熱プレート37が取り付けられている。このフ
ィン付き加熱プレート37は、銅製の加熱プレート上に
直角に複数の銅製フィンを取り付けたものであり、銅製
フィンを給湯用バーナ35に臨ませている。
【0036】この給湯器30において、熱発電ユニット
11は、上記冷却プレート32とフィン付き加熱プレー
ト37との間に挟持されている。即ち、冷却プレート3
2が低熱源14、フィン付き加熱プレート37の加熱プ
レートが高熱源13の役目を果たし、これらの温度差に
基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素子12から
起電力が得られる。
11は、上記冷却プレート32とフィン付き加熱プレー
ト37との間に挟持されている。即ち、冷却プレート3
2が低熱源14、フィン付き加熱プレート37の加熱プ
レートが高熱源13の役目を果たし、これらの温度差に
基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素子12から
起電力が得られる。
【0037】また、燃焼室36上には排気ダクト38が
設けられており、この排気ダクト38の排気口38aに
は外部へ向けて送風する排気ファン39が設けられてい
る。そして、この排気ファン39の給電配線40は中継
基板41を介して熱発電ユニット11内の熱発電素子1
2と接続されている。
設けられており、この排気ダクト38の排気口38aに
は外部へ向けて送風する排気ファン39が設けられてい
る。そして、この排気ファン39の給電配線40は中継
基板41を介して熱発電ユニット11内の熱発電素子1
2と接続されている。
【0038】すなわち、本実施形態の熱発電ユニット1
1を給湯器30に組み込む場合には、冷却プレート32
とフィン付き加熱プレート37の加熱プレートとの温度
差に基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素子12
から得られる起電力により、排気ダクト38の排気口3
8aに設けられた排気ファン39を駆動させるものであ
る。
1を給湯器30に組み込む場合には、冷却プレート32
とフィン付き加熱プレート37の加熱プレートとの温度
差に基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素子12
から得られる起電力により、排気ダクト38の排気口3
8aに設けられた排気ファン39を駆動させるものであ
る。
【0039】また、図6は、本実施形態の熱発電ユニッ
トの複合型風呂釜への組込み状態を示す概略図である。
この複合型風呂釜50は、給湯機能を備えた複合器とし
ての自動風呂釜を構成している。図において、風呂釜5
0は、本体内に給湯用熱交換器51と、風呂用熱交換器
52とを備えており、図示していないが、給湯管53か
ら分岐して追焚き管路54に接続された分岐管路を備え
ている。
トの複合型風呂釜への組込み状態を示す概略図である。
この複合型風呂釜50は、給湯機能を備えた複合器とし
ての自動風呂釜を構成している。図において、風呂釜5
0は、本体内に給湯用熱交換器51と、風呂用熱交換器
52とを備えており、図示していないが、給湯管53か
ら分岐して追焚き管路54に接続された分岐管路を備え
ている。
【0040】追焚き管路54は、図示していないが、浴
槽の循環金具に接続されて追焚き循環管路を形成してお
り、その戻り管には追焚き流水スイッチと、温水循環用
ポンプとを備えている。この循環管路54の戻り管に
は、風呂用熱交換器52の入側に風呂サーミスタを備え
ている。
槽の循環金具に接続されて追焚き循環管路を形成してお
り、その戻り管には追焚き流水スイッチと、温水循環用
ポンプとを備えている。この循環管路54の戻り管に
は、風呂用熱交換器52の入側に風呂サーミスタを備え
ている。
【0041】一方、水が供給される給水管55には、こ
れに接触するように冷却プレート56が取り付けられて
いる。また、この給水管55は、給湯用熱交換器51を
経て、給湯管53に接続されている。さらに、図示して
いないが、給水管51にはフローセンサと、入水サーミ
スタとが接続されており、給湯管53には給湯サーミス
タが接続されている。尚、給湯管53から分岐した分岐
管路には、注湯電磁弁と、水位検出手段としての圧力セ
ンサとが接続されている。
れに接触するように冷却プレート56が取り付けられて
いる。また、この給水管55は、給湯用熱交換器51を
経て、給湯管53に接続されている。さらに、図示して
いないが、給水管51にはフローセンサと、入水サーミ
スタとが接続されており、給湯管53には給湯サーミス
タが接続されている。尚、給湯管53から分岐した分岐
管路には、注湯電磁弁と、水位検出手段としての圧力セ
ンサとが接続されている。
【0042】上記給湯用熱交換器51は、U字状の通水
管51aと、この通水管51aに取り付けられた複数枚
のフィン51bとから構成され、給湯用バーナ57を収
容する給湯用燃焼室58の上部に設けられている。この
燃焼室58上には給湯用排気ダクト59が設けられてい
る。
管51aと、この通水管51aに取り付けられた複数枚
のフィン51bとから構成され、給湯用バーナ57を収
容する給湯用燃焼室58の上部に設けられている。この
燃焼室58上には給湯用排気ダクト59が設けられてい
る。
【0043】また、上記風呂用熱交換器52は、給湯用
熱交換器51と同様に、U字状の通水管52aと複数枚
のフィン52bとから構成され、風呂用バーナ60を収
容する風呂用燃焼室61の上部に設けられている。この
燃焼室61上には風呂用排気ダクト62が設けられてお
り、その延出端部は上記給湯用排気ダクト59に連通さ
れている。
熱交換器51と同様に、U字状の通水管52aと複数枚
のフィン52bとから構成され、風呂用バーナ60を収
容する風呂用燃焼室61の上部に設けられている。この
燃焼室61上には風呂用排気ダクト62が設けられてお
り、その延出端部は上記給湯用排気ダクト59に連通さ
れている。
【0044】さらに、この給湯用排気ダクト59には、
補助バーナ63上に設けられた補助排気ダクト64が連
通されている。この補助排気ダクト64の一側壁には、
補助バーナ63に臨むようにフィン付き加熱プレート6
5が取り付けられている。即ち、この補助バーナ63
は、フィン付き加熱プレートを加熱するための専用バー
ナとして、給湯用バーナ57及び風呂用バーナ60とは
別個に設けられている。このフィン付き加熱プレート6
5は、銅製の加熱プレート上に直角に複数の銅製フィン
を取り付けたものであり、銅製フィンを補助バーナ63
に臨ませている。
補助バーナ63上に設けられた補助排気ダクト64が連
通されている。この補助排気ダクト64の一側壁には、
補助バーナ63に臨むようにフィン付き加熱プレート6
5が取り付けられている。即ち、この補助バーナ63
は、フィン付き加熱プレートを加熱するための専用バー
ナとして、給湯用バーナ57及び風呂用バーナ60とは
別個に設けられている。このフィン付き加熱プレート6
5は、銅製の加熱プレート上に直角に複数の銅製フィン
を取り付けたものであり、銅製フィンを補助バーナ63
に臨ませている。
【0045】この複合型風呂釜50において、本実施形
態の熱発電ユニット11は、冷却プレート56とフィン
付き加熱プレート65の加熱プレートとの間に挟持され
ている。上述したように、この冷却プレート56が低熱
源13、フィン付き加熱プレート65の加熱プレートが
高熱源12の役目を果たし、これらの温度差に基づい
て、熱発電ユニット11内の熱発電素子12から起電力
が得られる。
態の熱発電ユニット11は、冷却プレート56とフィン
付き加熱プレート65の加熱プレートとの間に挟持され
ている。上述したように、この冷却プレート56が低熱
源13、フィン付き加熱プレート65の加熱プレートが
高熱源12の役目を果たし、これらの温度差に基づい
て、熱発電ユニット11内の熱発電素子12から起電力
が得られる。
【0046】また、給湯用排気ダクト59、風呂用排気
ダクト62及び補助排気ダクト64を連通して排気する
排気口66には、外部へ向けて送風する排気ファン67
が設けられている。そして、この排気ファン67の給電
配線68は中継基板69を介して熱発電ユニット11内
の熱発電素子12と接続されている。
ダクト62及び補助排気ダクト64を連通して排気する
排気口66には、外部へ向けて送風する排気ファン67
が設けられている。そして、この排気ファン67の給電
配線68は中継基板69を介して熱発電ユニット11内
の熱発電素子12と接続されている。
【0047】すなわち、本実施形態の熱発電ユニット1
1を複合型風呂釜50に組み込む場合には、冷却プレー
ト56とフィン付き加熱プレート65の加熱プレートと
の温度差に基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素
子12から得られる起電力により、給湯用排気ダクト5
9、風呂用排気ダクト62及び補助排気ダクト64を連
通して排気する排気口66に設けられた排気ファン67
を駆動させるものである。
1を複合型風呂釜50に組み込む場合には、冷却プレー
ト56とフィン付き加熱プレート65の加熱プレートと
の温度差に基づいて、熱発電ユニット11内の熱発電素
子12から得られる起電力により、給湯用排気ダクト5
9、風呂用排気ダクト62及び補助排気ダクト64を連
通して排気する排気口66に設けられた排気ファン67
を駆動させるものである。
【0048】このように本実施形態の熱発電ユニット1
1は、冷却プレート32,56とフィン付き加熱プレー
ト37,65の加熱プレートとの温度差に基づいて、熱
発電素子12から得られる起電力を、給湯器30の排気
ファン39又は複合型風呂釜50の排気ファン67を駆
動させる予備電力として積極的に使用することができる
ので、電気供給のない地域における給湯器30又は複合
型風呂釜50の使用を可能にするものである。
1は、冷却プレート32,56とフィン付き加熱プレー
ト37,65の加熱プレートとの温度差に基づいて、熱
発電素子12から得られる起電力を、給湯器30の排気
ファン39又は複合型風呂釜50の排気ファン67を駆
動させる予備電力として積極的に使用することができる
ので、電気供給のない地域における給湯器30又は複合
型風呂釜50の使用を可能にするものである。
【0049】給湯器30又は複合型風呂釜50に熱発電
ユニット11を組み込むに際して、この熱発電ユニット
11では、熱発電素子12、絶縁物15,15及び高・
低熱源13,14を貫通する複数のネジ孔19を形成
し、各ネジ孔19にネジ20を挿通しナット21を締結
して、高熱源13及び低熱源14を絶縁物15,15を
介して熱発電素子12に密着させている。従って、高熱
源13と低熱源14との温度差によって、高熱源13及
び低熱源14が反り返ろうとしても、熱発電素子12、
絶縁物15,15及び高・低熱源13,14を貫通する
ネジ20及びナット21がその反り返りを抑制する。
ユニット11を組み込むに際して、この熱発電ユニット
11では、熱発電素子12、絶縁物15,15及び高・
低熱源13,14を貫通する複数のネジ孔19を形成
し、各ネジ孔19にネジ20を挿通しナット21を締結
して、高熱源13及び低熱源14を絶縁物15,15を
介して熱発電素子12に密着させている。従って、高熱
源13と低熱源14との温度差によって、高熱源13及
び低熱源14が反り返ろうとしても、熱発電素子12、
絶縁物15,15及び高・低熱源13,14を貫通する
ネジ20及びナット21がその反り返りを抑制する。
【0050】即ち、N型半導体12aとP型半導体12
bとを直列接続して熱発電素子12の面積を大きく形成
しても、高熱源13及び低熱源14が絶縁物15,15
を介して熱発電素子12に均一かつ広範囲に密着するこ
とになり、高・低熱源13,14から熱発電素子12へ
の熱伝達が良好に行われる。さらに、高・低熱源13,
14と絶縁物15,15との間に隙間が形成されず、熱
抵抗となる空気層が存在しえないので、高熱源13又は
低熱源14から熱発電素子12に良好に熱伝達される。
このように高熱源13及び低熱源14の密着性を向上さ
せることにより、高・低熱源13,14から熱発電素子
12への熱伝達が良好に行われ、発電効率の低下が防止
されるので、大電力を得ることができるものである。
bとを直列接続して熱発電素子12の面積を大きく形成
しても、高熱源13及び低熱源14が絶縁物15,15
を介して熱発電素子12に均一かつ広範囲に密着するこ
とになり、高・低熱源13,14から熱発電素子12へ
の熱伝達が良好に行われる。さらに、高・低熱源13,
14と絶縁物15,15との間に隙間が形成されず、熱
抵抗となる空気層が存在しえないので、高熱源13又は
低熱源14から熱発電素子12に良好に熱伝達される。
このように高熱源13及び低熱源14の密着性を向上さ
せることにより、高・低熱源13,14から熱発電素子
12への熱伝達が良好に行われ、発電効率の低下が防止
されるので、大電力を得ることができるものである。
【0051】また、熱発電素子12、絶縁物15,15
及び高・低熱源13,14を貫通するネジ孔19にネジ
20を挿通しても、ネジ孔19の内周部に電気絶縁物2
3を被覆したので、ネジ20と熱発電素子12とが電気
絶縁され、熱発電素子12の電気絶縁性を確実に保持す
ることができるものである。
及び高・低熱源13,14を貫通するネジ孔19にネジ
20を挿通しても、ネジ孔19の内周部に電気絶縁物2
3を被覆したので、ネジ20と熱発電素子12とが電気
絶縁され、熱発電素子12の電気絶縁性を確実に保持す
ることができるものである。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る熱発電
ユニットによれば、熱発電素子を絶縁物を介して挟持す
る高・低熱源の密着性を広範囲に渡って向上させること
により、発電効率の低下を防止し、大電力を得ることが
できる。
ユニットによれば、熱発電素子を絶縁物を介して挟持す
る高・低熱源の密着性を広範囲に渡って向上させること
により、発電効率の低下を防止し、大電力を得ることが
できる。
【図1】本発明に係る熱発電ユニットの一実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本実施形態の熱発電ユニットを示す側面図であ
る。
る。
【図3】本実施形態の熱発電ユニットの具体的構造を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図4】本実施形態の熱発電ユニットの(a)第1の変
形例、(b)第2の変形例をそれぞれ示す部分断面図で
ある。
形例、(b)第2の変形例をそれぞれ示す部分断面図で
ある。
【図5】本実施形態の熱発電ユニットの給湯器への組込
み状態を示す概略図である。
み状態を示す概略図である。
【図6】本実施形態の熱発電ユニットの複合型風呂釜へ
の組込み状態を示す概略図である。
の組込み状態を示す概略図である。
【図7】従来の熱発電ユニットを示す斜視図である。
【図8】従来の熱発電ユニットを示す側面図である。
11 熱発電ユニット 12 熱発電素子 12a N型半導体 12b P型半導体 13 高熱源 14 低熱源 15 絶縁物 16 ネジ孔 17 ネジ 18 ナット 19 挿通部 20 ネジ 21 ナット 23 電気絶縁物 30 給湯器 31 給水管 32 冷却プレート 33 給湯用熱交換器 33a 通水管 33b フィン 34 給湯管 35 給湯用バーナ 36 燃焼室 37 フィン付き加熱プレート 38 排気ダクト 38a 排気口 39 排気ファン 40 給電配線 41 中継基板 50 複合型風呂釜 51 給湯用熱交換器 51a 通水管 51b フィン 52 風呂用熱交換器 52a 通水管 52b フィン 53 給湯管 54 追焚き管路 55 給水管 56 冷却プレート 57 給湯用バーナ 58 給湯用燃焼室 59 給湯用排気ダクト 60 風呂用バーナ 61 風呂用燃焼室 62 風呂用排気ダクト 63 補助バーナ 64 補助排気ダクト 65 フィン付き加熱プレート 66 排気口 67 排気ファン 68 給電配線 69 中継基板
フロントページの続き (72)発明者 木村 新悟 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 菊地 啓 神奈川県川崎市多摩区宿河原2−20−25− 105 (72)発明者 矢加部 久孝 東京都墨田区緑2−13−7−911
Claims (6)
- 【請求項1】 温度差に基づいて起電力を発生する導電
性の高い熱発電素子と、 この熱発電素子を挟持して、これに温度差を与える高熱
源及び低熱源と、 前記熱発電素子と高熱源及び低熱源との接触面とをそれ
ぞれ電気絶縁する絶縁物とを備えており、 これら熱発電素子及び絶縁物を貫通する挿通部を形成
し、この挿通部に固定手段を挿通して、高熱源及び低熱
源を絶縁物を介して熱発電素子に密着させたことを特徴
とする、熱発電ユニット。 - 【請求項2】 前記挿通部が、貫通孔または隙間である
ことを特徴とする、請求項1に記載の熱発電ユニット。 - 【請求項3】 前記挿通部に挿通固定される固定手段
が、熱発電素子と電気絶縁されていることを特徴とす
る、請求項1または請求項2に記載の熱発電ユニット。 - 【請求項4】 前記高熱源が、給湯器又は風呂釜のバー
ナで加熱されるフィン付き加熱プレートによって形成さ
れ、前記低熱源が、給湯器又は風呂釜の給水管で水冷さ
れる冷却プレートによって形成されていることを特徴と
する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の熱発電
ユニット。 - 【請求項5】 前記固定手段が挿通部に通されるネジで
構成され、このネジは、前記熱発電素子の熱膨張率に応
じて、これと近似する熱膨張率をもつ材質により形成さ
れていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれ
かに記載の熱発電ユニット。 - 【請求項6】 前記固定手段は、前記熱発電素子の熱膨
張によって、前記高熱源及び/又は低熱源の変形を防止
する変形防止手段を有することを特徴とする、請求項1
ないし5のいずれかに記載の熱発電ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9217174A JPH1155974A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 熱発電ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9217174A JPH1155974A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 熱発電ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1155974A true JPH1155974A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16700029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9217174A Pending JPH1155974A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 熱発電ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1155974A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11980098B2 (en) | 2019-02-12 | 2024-05-07 | Lg Innotek Co., Ltd. | Thermoelectric module |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9217174A patent/JPH1155974A/ja active Pending
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