JPH115645A5 - - Google Patents

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【発明の名称】原稿移動型読取装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】原稿ガイド板上からコンタクトガラスおよび原稿押さえローラの間に原稿を通過させ、コンタクトガラスの裏面に配置した画像読み取り部上を移動する原稿の画像を読み取る原稿移動型読取装置であって、原稿の被読み取り面との接触により前記原稿の清掃を行う原稿清掃部材を、前記原稿押さえローラよりも前記原稿の搬送方向上流であって前記原稿の被読み取り面側に設けた原稿移動型読取装置において、前記原稿清掃部材が原稿の被読み取り面に接触する板状体であり、前記板状体を前記原稿ガイド板と一体に形成したことを特徴とする原稿移動型読取装置。
【請求項2】前記板状体を回動する回動手段を設けて前記原稿と前記板状体との接触圧を変更することを特徴とする請求項1に記載の原稿移動型読取装置。
【請求項3】前記板状体が弾性部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿移動型読取装置。
【請求項4】原稿清掃部材が原稿の被読み取り面に回転しながら接触する回転体であり、前記回転体に当接し前記回転体に静電力を印加する帯電ローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の原稿移動型読取装置。
【請求項5】前記回転体に当接し静電力によって前記回転体から付着物を取り除くクリーニングローラを設けたことを特徴とする請求項4に記載の原稿移動型読取装置。
【請求項6】原稿の通過を検出するセンサを設け、前記センサにより前記原稿の通過がないことを検出した際にクリーニングローラを除電することを特徴とする請求項5に記載の原稿移動型読取装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み取り部上を原稿が移動する原稿移動型読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工業用複写機においては原稿が大きいため、装置の小型化のため原稿固定型読み取り装置よりも原稿移動型読取装置が用いられている。原稿移動型読取装置の代表的な形式としては、画像面を下側にして原稿を搬送して、画像読み取り部(以下、CCDという)上の原稿押さえローラとコンタクトガラスの間の隙間を通過させることで原稿の画像を読み取る方式がある。
【0003】
このような原稿移動型読取装置においては、原稿が原稿押さえローラとコンタクトガラスの間の隙間を通過する際、画像面側に付いた付着物をコンタクトガラス上に付着させることがある。この付着物がちょうどCCDの読み込み位置上に付着すると、原稿読み取りの際に常に画像上に現れる。このため、付着物がたとえ微少な粒状であっても、コピー画像には搬送方向全体につながる線、いわゆる黒スジとして現れ、画像に忠実な読み込みを行うことができない。
【0004】
そこで、特開平3−31127号公報に開示されているように、原稿搬送ローラと接触する位置に、原稿表面と接触してその清掃を行う原稿清掃部材を設け、この原稿清掃部材と原稿搬送ローラとに挟まれた状態で原稿を搬送させることにより、原稿を清掃する方法が考えられている。
【0005】
また、特開昭56−4159号公報、特開昭56−5563号公報、特開昭56−6262号公報および特開昭56−40845号公報には、原稿固定型読取装置において、コンタクトガラスへの付着物を無くすことを目的として、除塵手段を作用させてコンタクトガラスを除電する方法が開示されている。これらの方法から、除電部材を原稿清掃部材に置き換えることでコンタクトガラスを清掃する方法が容易に考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平3−31127号公報に記載された発明では、原稿搬送ローラと接触する位置に原稿清掃部材を設けているため、原稿の厚さにより原稿清掃部材の接触圧が変化し、工業用複写機において良く用いられる鉛筆で描かれた画像では、画像こすれが生じてしまう可能性がある。
【0007】
また、特開昭56−4159号公報、特開昭56−5563号公報、特開昭56−6262号公報および特開昭56−40845号公報の発明では、コンタクトガラスの全面を除塵すべく、原稿固定型読取装置のCCDを動かすための可動部を用いて除電部材を動かしている。しかし、原稿移動型読取装置はCCDを動かすための可動部を有しないため、別途、コンタクトガラス清掃手段を移動させる手段が設ける必要とがあり、装置が複雑となる。
【0008】
本発明の目的は、鉛筆で描かれた画像であっても原稿の厚さが変化した場合であっても、画像こすれを生じることを、簡単な構造で防止できる原稿移動型読取装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、原稿ガイド板上からコンタクトガラスおよび原稿押さえローラの間に原稿を通過させ、コンタクトガラスの裏面に配置した画像読み取り部上を移動する原稿の画像を読み取る原稿移動型読取装置であって、原稿の被読み取り面との接触により前記原稿の清掃を行う原稿清掃部材を、前記原稿押さえローラよりも前記原稿の搬送方向上流であって前記原稿の被読み取り面側に設けた原稿移動型読取装置において、前記原稿清掃部材が原稿の被読み取り面に接触する板状体であり、前記板状体を前記原稿ガイド板と一体に形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記板状体を回動する回動手段を設けて前記原稿と前記板状体との接触圧を変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記板状体が弾性部材であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、原稿清掃部材が原稿の被読み取り面に回転しながら接触する回転体であり、前記回転体に当接し前記回転体に静電力を印加する帯電ローラを設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記回転体に当接し静電力によって前記回転体から付着物を取り除くクリーニングローラを設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、原稿の通過を検出するセンサを設け、前記センサにより前記原稿の通過がないことを検出した際にクリーニングローラを除電することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図12において本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、図1は本発明の原稿移動型読取装置の第1実施形態を示す配置図であり、図2は本発明の第1実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す斜視図であり、図3は本発明の第1実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図であり、図4は本発明の第2実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図であり、図5は本発明の第3実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す斜視図である。図6は本発明の第4実施形態に係る原稿読取装置を示す配置図であり、図7は本発明の第4実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す斜視図であり、図8は図6に示す原稿移動型読取装置の清掃ブラシの近傍を示す断面図であり、図9は図6に示す原稿移動型読取装置の清掃ブラシの駆動系を示す斜視図であり、図10は本発明の第5実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図であり、図11は本発明の第5実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図であり、図12は本発明の第6実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【0011】
図1に示す第1実施形態に係る原稿移動型読取装置10は、原稿がその主面上を搬送されるコンタクトガラス2を備える。このコンタクトガラス2の裏面側には、画像読み取り部(CCD)3を配置している。また、コンタクトガラス2の主面側には、画像読み取り部3に対向して原稿押さえローラ1を配置する。原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2との間には、原稿が挟持される隙間を設けている。
【0012】
原稿押さえローラ1の図1に示す矢印Aで示す原稿搬送方向の上流側に、原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2との間に原稿を導入するための上下一対の搬送ガイド板(原稿ガイド板)4,6を設けている。搬送ガイド板4,6には、原稿を挟持し、搬送する搬送ローラ対5a,5bを設けている。
【0013】
一方、原稿押さえローラ1の原稿搬送方向の下流側に、原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2との間から排紙された原稿を導出するための上下一対の排紙ガイド板7a,7bを設けている。排紙ガイド7a,7bには、原稿を狭持して搬送する排紙ローラ対8a,8bを設けている。
【0014】
上述の搬送ガイド板4,6のうち下側の搬送ガイド板6には、図2、3に示すように、原稿清掃部材6aおよび清掃穴6bを設けている。原稿清掃部材6aは板状体であって、原稿搬送方向Aに対してほぼ直交する方向に沿って延出し、かつ、搬送ガイド6の表面から原稿の画像面(被読み取り面)側に向かって若干突出している。一方、清掃穴6bは、この原稿清掃部材6aに沿った略長方形状であり、その幅を最大通紙許容幅よりも大きく設定してある。
【0015】
また、図3に示されるように、原稿清掃部材6aの位置は、原稿11が搬送ローラ対5a、5b間および原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2との間にそれぞれ挟持された状態のときに、原稿11の画像面に画像こすれを生じない位置としている。このとき原稿11の垂直方向位置は、搬送ローラ対5a、5b、原稿押さえローラ1の周速によって決定されるため、原稿11の厚さに関わらず、常にほぼ一定の位置となる。
【0016】
次に、第1実施形態に係る原稿移動型読取装置10の基本動作を図1に基づいて説明する。画像情報を持った原稿11を、画像面を下側にして方向Aより原稿移動型読取装置10内に挿入する。原稿11を、搬送ローラ対5a、5bに挟持し、搬送ガイド板4、6間で搬送する。原稿11の先端が原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2に到達したら、CCD3により画像情報の読み取りを開始する。その後、排紙ローラ対8a、8bに挟持し、排紙ガイド板7a、7b間を搬送して原稿を装置外に排出することにより、読み取り動作を終了する。
【0017】
上述の基本動作において、原稿11の画像面に付着物(ゴミ)が付いている場合、原稿が搬送ガイド板6に一体化している原稿清掃部材6aと接触して、表面に付いた付着物が落ちる。付着物は清掃穴6bより、図示しないゴミ受けに落下する。このとき、原稿清掃部材6aが原稿押さえローラ1等と接触しないため、原稿11の厚さが変化しても原稿11と原稿清掃部材6aとの接触圧がほとんど変化せず、鉛筆で描かれた画像においても付着物を取り除きかつ画像こすれを無くすことができる。
【0018】
次に、図4に基づいて第2実施形態について説明する。なお、図4中、第1実施形態と同じ構成については同一番号を付し、説明を省略する。
【0019】
第2実施形態に係る原稿移動型読取装置20では、搬送ガイド6側に設けた原稿清掃部21を、原稿清掃部材22と、この原稿清掃部材22が取り付けられた回動軸23と、この回動軸23に接続されたステッピングモータと、このステッピングモータを制御する制御部と、で構成する。
【0020】
この第2実施形態に係る原稿移動型読取装置20によれば、別手段により原稿の種類が入力されると、制御部より信号を出力し、ステッピングモータにより回動軸23を回動する。原稿清掃部材22は回動軸23の回動と共に動き、あらかじめ設定された画像こすれが起きずかつ付着物を取る位置で停止する。すなわち、原稿清掃部材22を回転させることにより、原稿清掃部材22の原稿側への突出量を変化する。これにより、原稿の種類によって原稿と原稿清掃部材22との接触圧を変更することができ、第1実施形態より多くの種類の原稿において付着物を取り除きかつ画像こすれを無くすことができる。
【0021】
次に、図5に基づいて第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る原稿移動型読取装置30は、第2実施形態に係る原稿移動型読取装置20で原稿清掃部21の原稿清掃部材22を例えばゴムのような弾性体で構成したものである。従って、原稿の位置が多少ばらついても、弾性体の弾性力により、原稿清掃部材22と原稿との接触圧がほぼ同じとなり、画像こすれを起こさない。よって、第2実施形態に比べて、原稿の一部が薄い場合、一部のみ画像こすれが起きやすい部分がある場合、および、原稿の種類が入力された種類と違った場合などに有効である。
【0022】
次に、図6〜9に基づいて第4実施形態について説明する。なお、図中、第1実施形態と同じ構成については同一番号を付し、説明を省略する。
【0023】
第4実施形態に係る原稿移動型読取装置40では、清掃ブラシ41を、搬送ガイド板6に設けられた清掃ブラシ穴42から原稿搬送面側にその一部が突出するようにして配置している。この清掃ブラシ41の幅は最大通紙許容幅よりも大きく設定している。
【0024】
清掃ブラシ41は、図8に示すように、原稿移動型読取装置40の側板43a、43bによって保持し、清掃ブラシ41の一方の端部に駆動プーリ44を接続している。この駆動プーリ44を、図9に示すように、搬送ローラ5bの端部に接続した駆動プーリ45からタイミングベルト46を介して駆動を伝達している。ここで、駆動を伝達する手段としてタイミングベルト46を用いたが、ギヤ対を使用しても同等の効果が得られる。
【0025】
そして、清掃ブラシ41に当接するようにして帯電ローラ47を設けている。この帯電ローラ47は、清掃ブラシ41の回転によって互いに擦れあい、静電気力を清掃ブラシ41に印加する。
【0026】
上記構成からなる第4実施形態に係る原稿移動型読取装置40の基本動作を図6に基づいて説明する。画像情報を持った原稿を、画像側を下側にして原稿搬送方向Aより原稿移動型読取装置40内に挿入する。原稿は、搬送ローラ対5a、5bに挟持し、搬送ガイド板4、6間を搬送する。原稿11の先端が、原稿押さえローラ1とコンタクトガラス2に到達すると、CCD3により画像情報の読み取りを開始する。その後、原稿を排紙ローラ対8a、8bで挟持し、排紙ガイド板7a、7b間を搬送し、原稿を装置外に排出して、読み取り動作を終了する。
【0027】
上述の基本動作において、原稿の画像面に付着物が付いている場合、この画像面に清掃ブラシ41が回転しながら接触して付着物を掻き取る。清掃ブラシ41は、原稿押さえローラ1よりも原稿搬送方向Aの上流に設けてあるため、原稿の厚さにより原稿と清掃ブラシとの接触圧が変化し難いので、原稿こすれを生じることなく付着物を取ることができる。
【0028】
また、原稿が清掃ブラシ41と接触した際に掻き取られた付着物は、帯電ローラ47より印加した静電気力により清掃ブラシ41に移動する。第1から第3実施形態に係る原稿移動型読取装置10,20,30では、板状体からなる原稿清掃部材6aが原稿から取り除いた付着物は、主に清掃穴6bから自重により落下するが、自重の軽い付着物は清掃穴6bにうまく落ちず周りに散らばり散らばり再び原稿に付着する場合があり、コンタクトガラス2へ搬送されて黒スジが発生するおそれがある。しかし、第4実施形態に係る原稿移動型読取装置40では、上述の通り、付着物は静電気力により清掃ブラシ41に移動するため、付着物が原稿に再び付着することなく黒スジの発生を防止できる。
【0029】
次に、図10および図11に基づいて本発明の第5実施形態に係る原稿移動型読取装置50について説明する。原稿移動型読取装置50は、第4実施形態に係る原稿移動型読取装置40において、清掃ブラシ41に当接するようにしてクリーニングローラ51を設けている。ここでクリーニングローラ51は、原稿搬送方向Aに対して清掃ブラシ41が順回転する場合には、図10に示すように、帯電ローラ47よりも原稿搬送方向Aの下流側である範囲Bの間に配置する。一方、原稿搬送方向Aに対して清掃ブラシ41が逆回転する場合には、図11に示すように、帯電ローラ47よりも原稿搬送方向Aの下流側である範囲Cの間に配置する。このようなクリーニングローラ51の配置により、クリーニングローラ51は、帯電ローラ47よりも清掃ブラシ41の回転方向の上流に位置する。クリーニングローラ51に帯電装置52を接続し、清掃ブラシ41の静電気力よりも大きい静電気力を印加するように構成している。
【0030】
以上のような構成からなる原稿移動型読取装置50では、清掃ブラシ41に、製造ブラシ41よりも大きな静電気力が印加されたクリーニングブラシ51を当接しているので、清掃ブラシ41に付着した付着物を取り除くことができる。これにより、清掃ブラシ41は常に付着物の付着のない状態で原稿と接触するため、付着物が再び原稿に付着し、すなわち付着物の逆流が生じて原稿に黒スジが発生するのを防止できる。
【0031】
また、上述の通り、クリーニングローラ51は、帯電ローラ47よりも清掃ブラシ41の回転方向の上流に位置するので、帯電ローラ47への付着物の付着を防止できる。
【0032】
次に、図12に基づいて、本発明の第6実施形態に係る原稿移動型読取装置60について説明する。この原稿移動型読取装置60では、清掃ブラシ41よりも原稿搬送方向Aの上流であって、搬送ガイド板6の下方に原稿検知センサ61を設け、この搬送ガイド板6に、原稿検知センサ61に対応してスリット6cを形成し、搬送ガイド板6上での原稿11の有無を検知するようになっている。原稿検知センサ61は、その検知信号を伝達するように制御部62に接続され、さらに制御部62は、制御信号を伝達するように帯電装置52に接続している。この例では、原稿検知センサ62は搬送ガイド板6の下方に設けているが、搬送ガイド板6の上方に設けても同等の効果が得られる。
【0033】
上述の構成からなる原稿移動型読取装置60では、原稿検知センサ61は、原稿11有りを検知した場合その検知信号を制御部62に入力し、制御部62は、帯電装置52に制御信号を出力し、クリーニングローラ51に清掃ブラシ41の静電気力よりも大きい静電気力を印加する。これにより、清掃ブラシ41に付着した付着物を取り除く。
【0034】
次に、原稿検知センサ61は、原稿11無しを検知した場合その検知信号を制御部62に入力し、制御部62は、帯電装置52に制御信号を出力し、クリーニングローラ61の静電気力を除去する。これにより、クリーニングローラ61の付着物は下方に落下するので、クリーニングローラ61から付着物を取り除き、付着物が再び清掃ブラシ41を介して原稿11に付着する、いわゆる付着物の逆流を防止することができる。
【0035】
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1実施形態に係る原稿移動型読取装置10において、原稿清掃部材6aを第3実施形態と同様に弾性体で構成させても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、原稿清掃部材は原稿押さえローラよりも原稿の搬送方向上流に位置しているので、原稿の厚さによって原稿清掃部材と原稿との接触圧が変化し難い。このため、鉛筆等で描かれた画像で画像こすれが生じるのを防止できる。
【0037】
さらに、請求項1に記載の発明によれば、原稿清掃部材が板状体で原稿ガイド板と一体に形成しているので、、簡単な構造で、原稿と原稿清掃部材との接触圧が原稿の厚さによらず、鉛筆で描かれた画像においても付着物を取り除きかつ画像こすれを無くすことができる。
【0038】
請求項2に記載の発明によれば、板状体を回動する回動手段を設けているので、原稿の厚さが変わった場合に、回動手段により板状体を回動することにより、原稿の種類によって原稿と原稿清浄部材との接触圧を変更することができ、多くの種類の原稿においても付着物を取り除きかつ画像こすれを無くすことができる。
【0039】
請求項3に記載の発明によれば、原稿清掃部材が弾性部材からなるので、原稿の一部のみ原稿と原稿清掃部材との接触圧を変化させたいときにも対応できる。
【0040】
請求項4に記載の発明によれば、原稿清掃部材を回転体とし、この回転体に静電力を印加する帯電ローラを設けているので、回転体が原稿から掻き取った付着物が回転体に移動し、付着物が散らばり原稿に再付着するのを抑え、原稿に黒スジが発生するのを防止できる。
【0041】
請求項5に記載の発明によれば、クリーニングローラを設けたことにより、回転体に付着した付着物をクリーニングローラで取り除き、回転体から原稿に再び付着物が付着するのが抑えられるので、原稿に黒スジが発生するのを防止できる。
【0042】
請求項6に記載の発明によれば、原稿の通過の有無を検出するセンサを設け、原稿の通過がないときにクリーニングローラを除電するので、クリーニングローラに付着した付着物を取り除き、付着物の逆流を防止し、原稿に黒スジが発生するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿移動型読取装置の第1実施形態を示す配置図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る原稿移動型読み取り装置の要部を示す斜視図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る原稿読取装置を示す配置図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す斜視図である。
【図8】図6に示す原稿移動型読取装置の清掃ブラシの近傍を示す断面図である。
【図9】図6に示す原稿移動型読取装置の清掃ブラシの駆動系を示す斜視図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【図11】本発明の第5実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【図12】本発明の第6実施形態に係る原稿移動型読取装置の要部を示す配置図である。
【符号の説明】
1 原稿押さえローラ
2 コンタクトガラス
3 画像読み取り部
4、6 搬送ガイド板(原稿ガイド板)
5a、5b 搬送ローラ対
6a 原稿清掃部材
6b 清掃穴
7a、7b 排紙ガイド板
8a、8b 排紙ローラ対
10、20、30、40、50、60 原稿移動型読取装置
21 原稿清掃部
22 原稿清掃部材
23 回動軸(回動手段)
41 清掃ブラシ
42 清掃ブラシ穴
43a、43b 側板
44、45 駆動プーリ
46 タイミングベルト
47 帯電ローラ
51 クリーニングローラ
52 帯電装置
61 原稿検知センサ
62 制御部
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