JPH1158119A - 超硬ソリッドボールエンドミル - Google Patents
超硬ソリッドボールエンドミルInfo
- Publication number
- JPH1158119A JPH1158119A JP10142755A JP14275598A JPH1158119A JP H1158119 A JPH1158119 A JP H1158119A JP 10142755 A JP10142755 A JP 10142755A JP 14275598 A JP14275598 A JP 14275598A JP H1158119 A JPH1158119 A JP H1158119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- ball
- end mill
- ball portion
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
- B23C5/1009—Ball nose end mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 難削材である焼き入れ高硬度材を、刃欠けや
チッピングがなく、高速、高負荷で切削可能な超硬ソリ
ッドボールエンドミルを提供。 【解決手段】 先端から見て略S字状の対称形をなす切
れ刃4が形成された略半球状のボール部1と、該ボール
部に続き他端にシャンク3を有する本体2と、からなる
超硬ソリッドボールエンドミルにおいて、切れ刃をボー
ル部のみに形成し、かつ切れ刃をボール部の先端から形
成し切れ刃の終端を最大であってもボール部と本体の境
界部5までとする。好ましくは、切れ刃のすくい角12
を0°〜−10°、逃げ角13を6°〜16°とし、さ
らに、切れ刃に窒化チタンアルミ系硬質膜を被覆17す
る。
チッピングがなく、高速、高負荷で切削可能な超硬ソリ
ッドボールエンドミルを提供。 【解決手段】 先端から見て略S字状の対称形をなす切
れ刃4が形成された略半球状のボール部1と、該ボール
部に続き他端にシャンク3を有する本体2と、からなる
超硬ソリッドボールエンドミルにおいて、切れ刃をボー
ル部のみに形成し、かつ切れ刃をボール部の先端から形
成し切れ刃の終端を最大であってもボール部と本体の境
界部5までとする。好ましくは、切れ刃のすくい角12
を0°〜−10°、逃げ角13を6°〜16°とし、さ
らに、切れ刃に窒化チタンアルミ系硬質膜を被覆17す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は超硬ソリッドボールエ
ンドミルの改良に関する。
ンドミルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超硬ソリッドボールエンドミル
は、例えば特開平6-218613号公報に示すように、先端に
切れ刃が設けられた略半球状のボール部と、外周刃が形
成された外周部と後端に円筒状又は円錐状のシャンクと
を有する本体と、から構成されている。各先端切れ刃は
先端から見て対称形の2枚刃または4枚刃を形成し、そ
れぞれ正のすくい角を有し、切れ刃はさらにエンドミル
外周部に延び、エンドミル外径の0.5〜3倍程度の長
さの外周刃を形成するようにされている。また、表面に
は、例えば窒化チタンアルミ(TiCN)系といった硬
質物質が被覆されている場合が多い。かかる、超硬ソリ
ッドボールエンドミルは、金型の3次元加工に多用さ
れ、より高速、高負荷切削が要求されている。
は、例えば特開平6-218613号公報に示すように、先端に
切れ刃が設けられた略半球状のボール部と、外周刃が形
成された外周部と後端に円筒状又は円錐状のシャンクと
を有する本体と、から構成されている。各先端切れ刃は
先端から見て対称形の2枚刃または4枚刃を形成し、そ
れぞれ正のすくい角を有し、切れ刃はさらにエンドミル
外周部に延び、エンドミル外径の0.5〜3倍程度の長
さの外周刃を形成するようにされている。また、表面に
は、例えば窒化チタンアルミ(TiCN)系といった硬
質物質が被覆されている場合が多い。かかる、超硬ソリ
ッドボールエンドミルは、金型の3次元加工に多用さ
れ、より高速、高負荷切削が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金型等
は一般に焼き入れ高硬度材が用いられた難削材である。
このため、高速、高負荷等の高能率で仕上げ加工する
と、超硬ソリッドボールエンドミルは刃欠けを起こした
り、加工精度が出ないという問題があった。
は一般に焼き入れ高硬度材が用いられた難削材である。
このため、高速、高負荷等の高能率で仕上げ加工する
と、超硬ソリッドボールエンドミルは刃欠けを起こした
り、加工精度が出ないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、より高能率切削ができ、
さらに、難削材である焼き入れ高硬度材をより高速、高
負荷で切削可能な超硬ソリッドボールエンドミルを提供
することである。
さらに、難削材である焼き入れ高硬度材をより高速、高
負荷で切削可能な超硬ソリッドボールエンドミルを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は研究
の結果、超硬ソリッドボールエンドミルの加工精度の不
足、刃欠けの原因が、外周部に伸びるエンドミルの刃溝
の切り上がりが長く剛性が不足しているためであるこ
と、および/又は、すくい角が正のため刃がチッピング
しやすいことを知得した。さらに、金型加工等の3次元
加工において、ボールエンドミルは、外周刃をほとんど
使用しないことに着目し切れ刃を形成する溝の切り上が
りを極端に短くし外周刃を無くすれば剛性が格段に向上
することを知得した。
の結果、超硬ソリッドボールエンドミルの加工精度の不
足、刃欠けの原因が、外周部に伸びるエンドミルの刃溝
の切り上がりが長く剛性が不足しているためであるこ
と、および/又は、すくい角が正のため刃がチッピング
しやすいことを知得した。さらに、金型加工等の3次元
加工において、ボールエンドミルは、外周刃をほとんど
使用しないことに着目し切れ刃を形成する溝の切り上が
りを極端に短くし外周刃を無くすれば剛性が格段に向上
することを知得した。
【0006】これらの知得により、本発明においては、
先端から見て略S字状の対称形の切れ刃が形成された略
半球状のボール部と、該ボール部に続き外周刃が形成さ
れていない外周部と他端にシャンクを有する本体と、か
らなる超硬ソリッドボールエンドミルとし、前記切れ刃
をボール部のみに形成し、かつ前記切れ刃はボール部の
先端から形成され切れ刃の終端は最大であってもボール
部と本体の境界近傍部までとした超硬ソリッドボールエ
ンドミルを提供することによって上記課題を解決した。
前記切れ刃長さは加工すべき金型面に必要な長さにされ
る。
先端から見て略S字状の対称形の切れ刃が形成された略
半球状のボール部と、該ボール部に続き外周刃が形成さ
れていない外周部と他端にシャンクを有する本体と、か
らなる超硬ソリッドボールエンドミルとし、前記切れ刃
をボール部のみに形成し、かつ前記切れ刃はボール部の
先端から形成され切れ刃の終端は最大であってもボール
部と本体の境界近傍部までとした超硬ソリッドボールエ
ンドミルを提供することによって上記課題を解決した。
前記切れ刃長さは加工すべき金型面に必要な長さにされ
る。
【0007】好ましくは同様の理由で、同様に測定した
各切れ刃の刃物角を80°〜90°とするとよい(図3
(b) 符号16)。即ちボール部の中心を中心として、ボー
ル部先端からボール部と本体の境界までの角度を90°
とすると、切れ刃の終端位置は角度にして、80〜90
°の範囲が好ましい。さらに好ましくは、各切れ刃が正
のすくい角を有すると、チッピングが発生しやすく寿命
が低下し、各切れ刃が−10°以下のすくい角を有する
と切れ味が低下するので、各切れ刃のすくい角を0°〜
−10°とする。また、各切れ刃の逃げ角が6°以下に
なると切削熱が上昇し寿命が短くなり、逃げ角を大きく
すると切れ味はよくなるが、16°を越えるとチッピン
グを起こしやすくなるので、逃げ角を6°〜16°とし
たので、チッピングも生じにくくなり、より高能率切削
できる。各切れ刃のすくい角及び逃げ角は、ボール部の
中心を通りかつ本体の軸線に対し45°の角度の線(図3
(a) のB-B 線、符号21)に沿った切れ刃の断面(図3
(b) )で計測される。
各切れ刃の刃物角を80°〜90°とするとよい(図3
(b) 符号16)。即ちボール部の中心を中心として、ボー
ル部先端からボール部と本体の境界までの角度を90°
とすると、切れ刃の終端位置は角度にして、80〜90
°の範囲が好ましい。さらに好ましくは、各切れ刃が正
のすくい角を有すると、チッピングが発生しやすく寿命
が低下し、各切れ刃が−10°以下のすくい角を有する
と切れ味が低下するので、各切れ刃のすくい角を0°〜
−10°とする。また、各切れ刃の逃げ角が6°以下に
なると切削熱が上昇し寿命が短くなり、逃げ角を大きく
すると切れ味はよくなるが、16°を越えるとチッピン
グを起こしやすくなるので、逃げ角を6°〜16°とし
たので、チッピングも生じにくくなり、より高能率切削
できる。各切れ刃のすくい角及び逃げ角は、ボール部の
中心を通りかつ本体の軸線に対し45°の角度の線(図3
(a) のB-B 線、符号21)に沿った切れ刃の断面(図3
(b) )で計測される。
【0008】また、高硬度材の切削時は高熱が発生する
ので、TiCN系の硬質膜では耐熱性や耐溶着性が劣る
ため、切れ刃部分には窒化チタンアルミ(TiAlN)
系硬質膜の表面被覆をする。
ので、TiCN系の硬質膜では耐熱性や耐溶着性が劣る
ため、切れ刃部分には窒化チタンアルミ(TiAlN)
系硬質膜の表面被覆をする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図は本発明の実施の形態を示す2
枚刃超硬ソリッドボールエンドミルの側面図、図2(a)
は図1のA矢視方向からの先端部拡大上面図、図2(b)
は図2(a) のC矢視方向から見た先端部正面拡大図であ
る。図1の本発明の実施の形態を示す2枚刃超硬ソリッ
ドボールエンドミルの側面図に示すように、本発明のボ
ールエンドミルは半球状のボール部1と、該ボール部1
に続き外周刃が形成されていない外周部2′と他端にシ
ャンク3を有する円筒状の本体2と、から構成される。
図2(b) を見てわかるように、半球状のボール部1には
2枚の切れ刃 4,4が形成され、切れ刃 4,4はボール部1
と本体2との境界部5まで、本体2の軸線10対しほぼ90
°の角度にわたり形成され、それ以上は形成されず、従
来のようなそれから垂れ下がる外周刃を持たない。
を参照して説明する。図は本発明の実施の形態を示す2
枚刃超硬ソリッドボールエンドミルの側面図、図2(a)
は図1のA矢視方向からの先端部拡大上面図、図2(b)
は図2(a) のC矢視方向から見た先端部正面拡大図であ
る。図1の本発明の実施の形態を示す2枚刃超硬ソリッ
ドボールエンドミルの側面図に示すように、本発明のボ
ールエンドミルは半球状のボール部1と、該ボール部1
に続き外周刃が形成されていない外周部2′と他端にシ
ャンク3を有する円筒状の本体2と、から構成される。
図2(b) を見てわかるように、半球状のボール部1には
2枚の切れ刃 4,4が形成され、切れ刃 4,4はボール部1
と本体2との境界部5まで、本体2の軸線10対しほぼ90
°の角度にわたり形成され、それ以上は形成されず、従
来のようなそれから垂れ下がる外周刃を持たない。
【0010】即ち、図1においては、ボール部1の外径
6と本体2の外周部2′の外径7とが同一であるので、
切れ刃2はボール部1の半球状部のみに形成されてい
る。このため、図2(a) に示すように、切れ刃4の形成
に必要な切れ刃溝8の長さ9は非常に短く形成され剛性
が大幅に向上する。
6と本体2の外周部2′の外径7とが同一であるので、
切れ刃2はボール部1の半球状部のみに形成されてい
る。このため、図2(a) に示すように、切れ刃4の形成
に必要な切れ刃溝8の長さ9は非常に短く形成され剛性
が大幅に向上する。
【0011】図2(b) に示すように、切れ刃4は、切れ
刃4の先端から見て略S字状の対称形に形成される。切
れ刃4は、S字状の切れ刃4に接し連続的に変化する捩
れ角を有する。図1の先端部を拡大した側面図である図
3(a) 及び図3(a) の刃部 4のB−B線に沿った断面を
示す部分拡大断面図である図3(b) に示すように14は
すくい面、15は逃げ面である。図3(b) に示すよう
に、各切れ刃4のすくい角12及び逃げ角13は、ボー
ル部の中心20を通りかつ本体2の軸線10に対し45°
の角度の線(図3(a) のB-B 線、符号21)に沿った切れ
刃4の断面で計測される。本実施例では、すくい角12
が−10°の負にされ、逃げ角13が12°、刃物角が
88°にされている。好ましくは、刃物角16は80°
〜90°に、すくい角12は0°〜−10°の負にさ
れ、逃げ角13が6°〜16°にされ、刃物角16は8
0°〜90°にされている。
刃4の先端から見て略S字状の対称形に形成される。切
れ刃4は、S字状の切れ刃4に接し連続的に変化する捩
れ角を有する。図1の先端部を拡大した側面図である図
3(a) 及び図3(a) の刃部 4のB−B線に沿った断面を
示す部分拡大断面図である図3(b) に示すように14は
すくい面、15は逃げ面である。図3(b) に示すよう
に、各切れ刃4のすくい角12及び逃げ角13は、ボー
ル部の中心20を通りかつ本体2の軸線10に対し45°
の角度の線(図3(a) のB-B 線、符号21)に沿った切れ
刃4の断面で計測される。本実施例では、すくい角12
が−10°の負にされ、逃げ角13が12°、刃物角が
88°にされている。好ましくは、刃物角16は80°
〜90°に、すくい角12は0°〜−10°の負にさ
れ、逃げ角13が6°〜16°にされ、刃物角16は8
0°〜90°にされている。
【0012】図1に示す、ボール部1から境界部5を越
えた本体2の範囲17まで部分的に窒化チタンアルミ系
硬質膜が被覆され、少なくとも切れ刃4全体に窒化チタ
ンアルミ系硬質膜が被覆されている。
えた本体2の範囲17まで部分的に窒化チタンアルミ系
硬質膜が被覆され、少なくとも切れ刃4全体に窒化チタ
ンアルミ系硬質膜が被覆されている。
【0013】
【実施例】図1に示した2枚刃超硬ソリッドボールエン
ドミルを用いて高速仕上げを行い従来品との比較試験を
した。なお、試験した本発明品のボール刃のすくい角、
逃げ角、および、刃物角はそれぞれ、−10°、12
°、88°であり、切れ刃外径は10mmであり、各切
れ刃には窒化チタンアルミ硬質膜が被覆されている。比
較した従来品は外周部まで切れ刃を有する2枚刃超硬ソ
リッドボールエンドミルであり、ボール部切れ刃、外周
刃ともTiCN硬質膜が被覆され、ボール刃のすくい
角、逃げ角、および、刃物角はそれぞれ、6°、14
°、70°であり、切れ刃外径は10mmである。
ドミルを用いて高速仕上げを行い従来品との比較試験を
した。なお、試験した本発明品のボール刃のすくい角、
逃げ角、および、刃物角はそれぞれ、−10°、12
°、88°であり、切れ刃外径は10mmであり、各切
れ刃には窒化チタンアルミ硬質膜が被覆されている。比
較した従来品は外周部まで切れ刃を有する2枚刃超硬ソ
リッドボールエンドミルであり、ボール部切れ刃、外周
刃ともTiCN硬質膜が被覆され、ボール刃のすくい
角、逃げ角、および、刃物角はそれぞれ、6°、14
°、70°であり、切れ刃外径は10mmである。
【0014】試験方法は本発明品及び従来品を立型マシ
ニングセンタにとりつけ、回転数12,000RPM、
送り速度2,400mm/min、軸方向切り込み量a
a =0.15mm、ピックフィードPf =0.3mm、
ダウンカット30°等高線切削(エンドミル軸に対して
30°傾けた加工面を斜面横方向に切削する)の条件
で、水溶性切削油剤を用い、焼き入れ高硬度鋼SKD1
1(60HRC)を切削した。
ニングセンタにとりつけ、回転数12,000RPM、
送り速度2,400mm/min、軸方向切り込み量a
a =0.15mm、ピックフィードPf =0.3mm、
ダウンカット30°等高線切削(エンドミル軸に対して
30°傾けた加工面を斜面横方向に切削する)の条件
で、水溶性切削油剤を用い、焼き入れ高硬度鋼SKD1
1(60HRC)を切削した。
【0015】図6にその結果を示す。図6は切削長
(m)に対するボール部1の切れ刃4逃げ面15の摩耗
幅を測定したものである。図6に示すように、従来品の
2枚刃超硬ソリッドボールエンドミルの磨耗幅が切削長
20m時で280μmであるのに対して、本発明品では
170μmであり、従来品に較べ磨耗幅が約40%低減
した。さらに、従来品においては、チッピングが発生し
たが、本発明品においてはチッピングも発生せず、さら
に高寿命が期待できる。なお、実施例においては、2枚
刃超硬ソリッドボールエンドミルについて述べたが4枚
刃のもの等にも適用できるのはいうまでもない。
(m)に対するボール部1の切れ刃4逃げ面15の摩耗
幅を測定したものである。図6に示すように、従来品の
2枚刃超硬ソリッドボールエンドミルの磨耗幅が切削長
20m時で280μmであるのに対して、本発明品では
170μmであり、従来品に較べ磨耗幅が約40%低減
した。さらに、従来品においては、チッピングが発生し
たが、本発明品においてはチッピングも発生せず、さら
に高寿命が期待できる。なお、実施例においては、2枚
刃超硬ソリッドボールエンドミルについて述べたが4枚
刃のもの等にも適用できるのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、先
端から見て略S字状の対称形をなす切れ刃が形成された
略半球状のボール部と該ボール部に続き他端にシャンク
を有する本体とからなる超硬ソリッドボールエンドミル
において、切れ刃をボール部のみに形成し、かつ切れ刃
の終端は最大であってもボール部と本体の境界部近傍ま
でとしたので、刃溝長さが少なくでき剛性が格段に向上
し、剛性不足による刃欠けや加工精度が低下せず、難削
材である焼き入れ高硬度材をより高速、高負荷で切削可
能な超硬ソリッドボールエンドミルを提供するものとな
った。
端から見て略S字状の対称形をなす切れ刃が形成された
略半球状のボール部と該ボール部に続き他端にシャンク
を有する本体とからなる超硬ソリッドボールエンドミル
において、切れ刃をボール部のみに形成し、かつ切れ刃
の終端は最大であってもボール部と本体の境界部近傍ま
でとしたので、刃溝長さが少なくでき剛性が格段に向上
し、剛性不足による刃欠けや加工精度が低下せず、難削
材である焼き入れ高硬度材をより高速、高負荷で切削可
能な超硬ソリッドボールエンドミルを提供するものとな
った。
【0017】また、切れ刃のすくい角を0°〜−10
°、逃げ角を6°〜16°としたので、チッピングも生
じにくくなり、より高能率切削できる。
°、逃げ角を6°〜16°としたので、チッピングも生
じにくくなり、より高能率切削できる。
【0018】さらに、好ましくは、各切れ刃に、窒化チ
タンアルミ系硬質膜の表面被覆をしたので、耐熱性や耐
溶着性が増し、より高能率切削できる。また、切れ刃及
び表面被覆は先端部即ちボール部のみでよいので、従来
品のように外周部に外周刃が無い分安価で、再研削も容
易になるという切削性能以外の効果も奏するものとなっ
た。
タンアルミ系硬質膜の表面被覆をしたので、耐熱性や耐
溶着性が増し、より高能率切削できる。また、切れ刃及
び表面被覆は先端部即ちボール部のみでよいので、従来
品のように外周部に外周刃が無い分安価で、再研削も容
易になるという切削性能以外の効果も奏するものとなっ
た。
【図1】本発明の実施の形態を示す2枚刃超硬ソリッド
ボールエンドミルの側面図である。
ボールエンドミルの側面図である。
【図2】図2(a) は図1のA矢視方向からの先端部拡大
上面図、図2(b) は図2(a) のC矢視方向から見た先端
部正面拡大図である。
上面図、図2(b) は図2(a) のC矢視方向から見た先端
部正面拡大図である。
【図3】図3(a) は図1のの先端部分を拡大した側面
図、図3(b) は図3(a) ののボール部の中心を通りかつ
本体の軸線に対し45°の角度の線(B-B 線)に沿った切
れ刃の断面を示す部分拡大断面図である。
図、図3(b) は図3(a) ののボール部の中心を通りかつ
本体の軸線に対し45°の角度の線(B-B 線)に沿った切
れ刃の断面を示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明品と従来品との比較試験結果である。
1 ボール部 2 本体 3 シャンク 4 切れ刃 5 境界部 8 切れ刃溝 10 本体の軸線 12 すくい角 13 逃げ角 17 窒化チタンアルミ系
硬質膜の表面被覆 20 ボール部の中心 21 ボール部の中心を通
りかつ本体の軸線に対し45°の角度の線(B-B 線)
硬質膜の表面被覆 20 ボール部の中心 21 ボール部の中心を通
りかつ本体の軸線に対し45°の角度の線(B-B 線)
Claims (3)
- 【請求項1】 先端から見て略S字状の対称形の切れ刃
が形成された略半球状のボール部と、該ボール部に続き
他端にシャンクを有する本体と、からなるソリッド超硬
ボールエンドミルにおいて、前記切れ刃は前記ボール部
のみに形成され、かつ前記切れ刃は前記ボール部の先端
から形成され前記切れ刃の終端は最大であっても前記ボ
ール部と前記本体の境界部までであることを特徴とする
超硬ソリッドボールエンドミル。 - 【請求項2】 前記ボール部の中心を通りかつ前記本体
の軸線に対し45°の角度の線に沿った切れ刃の断面で計
測され前記切れ刃のすくい角が、0°〜−10°、逃げ
角が6°〜16°、であることを特徴とする請求項1記
載の超硬ソリッドボールエンドミル。 - 【請求項3】 前記切れ刃に窒化チタンアルミ系硬質膜
を被覆したことを特徴とする請求項1又は2記載の超硬
ソリッドボールエンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142755A JPH1158119A (ja) | 1997-06-13 | 1998-05-25 | 超硬ソリッドボールエンドミル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-171171 | 1997-06-13 | ||
| JP17117197 | 1997-06-13 | ||
| JP10142755A JPH1158119A (ja) | 1997-06-13 | 1998-05-25 | 超硬ソリッドボールエンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158119A true JPH1158119A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=26474660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10142755A Pending JPH1158119A (ja) | 1997-06-13 | 1998-05-25 | 超硬ソリッドボールエンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1158119A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016074070A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | 川崎重工業株式会社 | 繊維強化プラスチック加工用の切削工具 |
| JP2022007242A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 日進工具株式会社 | 2枚刃ボールエンドミル |
| CN116765485A (zh) * | 2022-03-18 | 2023-09-19 | 佑能工具株式会社 | 球头立铣刀 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10142755A patent/JPH1158119A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2022007242A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 日進工具株式会社 | 2枚刃ボールエンドミル |
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