JPH1159312A - 乗員保護装置 - Google Patents
乗員保護装置Info
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- JPH1159312A JPH1159312A JP9226788A JP22678897A JPH1159312A JP H1159312 A JPH1159312 A JP H1159312A JP 9226788 A JP9226788 A JP 9226788A JP 22678897 A JP22678897 A JP 22678897A JP H1159312 A JPH1159312 A JP H1159312A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- vehicle body
- occupant
- folded
- base
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R21/2176—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the air bag components being completely enclosed in a soft or semi-rigid housing or cover
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートバックの内部に設けたエアバッグを乗
員と車体側部内面との間に確実に進入させるべく、斜め
前方に向けて展開させる。 【解決手段】 2枚の基布36,37を縫製部38で縫
製してなるエアバッグ6は、後側の基部361 ,371
においてインフレータ32のホルダー31に固定される
とともに、前側の折畳部362 ,372 において蛇腹状
に折り畳まれた状態で、モジュールケース35の内部に
収納される。車両のセンターピラーやフロントドアから
遠い側の左側の基布37の基部371 は、そのb点及び
c点間が余剰部分とされており、エアバッグ6の折畳部
362 ,372 が膨張するときに、前記余剰部分b〜c
によって前記折畳部362 ,372 が車体側部内面に向
けて移動することができるため、エアバッグ6を斜め前
方に展開させてセンターピラーやフロントドアと乗員と
の間に確実に進入させることができる。
員と車体側部内面との間に確実に進入させるべく、斜め
前方に向けて展開させる。 【解決手段】 2枚の基布36,37を縫製部38で縫
製してなるエアバッグ6は、後側の基部361 ,371
においてインフレータ32のホルダー31に固定される
とともに、前側の折畳部362 ,372 において蛇腹状
に折り畳まれた状態で、モジュールケース35の内部に
収納される。車両のセンターピラーやフロントドアから
遠い側の左側の基布37の基部371 は、そのb点及び
c点間が余剰部分とされており、エアバッグ6の折畳部
362 ,372 が膨張するときに、前記余剰部分b〜c
によって前記折畳部362 ,372 が車体側部内面に向
けて移動することができるため、エアバッグ6を斜め前
方に展開させてセンターピラーやフロントドアと乗員と
の間に確実に進入させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の側面衝突時
に、シートバックの内部に収納したエアバッグを車室内
に展開して乗員を保護する乗員保護装置に関する。
に、シートバックの内部に収納したエアバッグを車室内
に展開して乗員を保護する乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる乗員保護装置は、例えば特開平3
−108564号公報により公知である。一般に、この
種の乗員保護装置は折り畳んだエアバッグとインフレー
タとを有するエアバッグモジュールを備えている。
−108564号公報により公知である。一般に、この
種の乗員保護装置は折り畳んだエアバッグとインフレー
タとを有するエアバッグモジュールを備えている。
【0003】図11に示すように、従来の乗員保護装置
のエアバッグ6は左右対称に折り畳まれており、車両の
衝突時にシートバック2の側部から真っ直ぐ車体前方に
向けて展開するようになっていた。
のエアバッグ6は左右対称に折り畳まれており、車両の
衝突時にシートバック2の側部から真っ直ぐ車体前方に
向けて展開するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアバ
ッグ6をシートバック2の側部から真っ直ぐ車体前方に
向けて展開させると、そのエアバッグ6が乗員の脇腹や
腕と干渉してスムーズに展開できなくなる可能性があ
る。このような問題を回避するには、センターピラー4
やフロントドア5と乗員との間の空間にエアバッグ6を
的確に進入させるべく、そのエアバッグ6をセンターピ
ラー4やフロントドア5に向けて斜め前方に展開させる
ことが必要である。
ッグ6をシートバック2の側部から真っ直ぐ車体前方に
向けて展開させると、そのエアバッグ6が乗員の脇腹や
腕と干渉してスムーズに展開できなくなる可能性があ
る。このような問題を回避するには、センターピラー4
やフロントドア5と乗員との間の空間にエアバッグ6を
的確に進入させるべく、そのエアバッグ6をセンターピ
ラー4やフロントドア5に向けて斜め前方に展開させる
ことが必要である。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、シートバックの内部に設けたエアバッグを乗員と車
体側部内面との間に確実に進入させるべく、斜め前方に
向けて展開させることを目的とする。
で、シートバックの内部に設けたエアバッグを乗員と車
体側部内面との間に確実に進入させるべく、斜め前方に
向けて展開させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、乗員が座るシートの
シートバックの内部に折り畳み状態で収納したエアバッ
グを、インフレータが発生するガスで膨張させて乗員と
車体側部内面との間に展開させる乗員保護装置におい
て、前記エアバッグは後側の基部が固定部材に固定され
るととも前側の折畳部が前後方向に折り畳まれており、
且つ前記基部の前記車体側部内面から遠い側に、前記折
畳部が前記車体側部内面に向けて移動するのを許容する
余剰部分を設けたことを特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、乗員が座るシートの
シートバックの内部に折り畳み状態で収納したエアバッ
グを、インフレータが発生するガスで膨張させて乗員と
車体側部内面との間に展開させる乗員保護装置におい
て、前記エアバッグは後側の基部が固定部材に固定され
るととも前側の折畳部が前後方向に折り畳まれており、
且つ前記基部の前記車体側部内面から遠い側に、前記折
畳部が前記車体側部内面に向けて移動するのを許容する
余剰部分を設けたことを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、インフレータが発生す
るガスでエアバッグの折畳部が膨張するときに、車体側
部内面から遠い側のエアバッグの基部に設けた余剰部分
によって前記折畳部が車体側部内面に向けて移動するこ
とができるため、エアバッグを斜め前方に展開させて乗
員と車体側部内面との間に確実に進入させることができ
る。
るガスでエアバッグの折畳部が膨張するときに、車体側
部内面から遠い側のエアバッグの基部に設けた余剰部分
によって前記折畳部が車体側部内面に向けて移動するこ
とができるため、エアバッグを斜め前方に展開させて乗
員と車体側部内面との間に確実に進入させることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はエアバッグ装置を備えたシートの斜視図、
図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3方向
矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第1分図、図6はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第2分図、図7はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第3分図、図8は図5
(a)の要部拡大図、図9はエアバッグの展開時の作用
を説明する側面図、図10はエアバッグの展開時の作用
を説明する平面図である。
ので、図1はエアバッグ装置を備えたシートの斜視図、
図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3方向
矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第1分図、図6はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第2分図、図7はエアバッ
グの折り畳み順序の説明図の第3分図、図8は図5
(a)の要部拡大図、図9はエアバッグの展開時の作用
を説明する側面図、図10はエアバッグの展開時の作用
を説明する平面図である。
【0010】図1及び図9に示すように、自動車の右側
のフロントシートSは、略水平に配置されたシートクッ
ション1と、シートクッション1の後端から後上方に延
びるシートバック2と、シートバック2の上端に設けら
れたヘッドレスト3とから構成される。シートバック2
の右側面にはセンターピラー4が臨んでおり、そのセン
ターピラー4の前部にフロントドア5が配置される。フ
ロントシートSのシートバック2の右側内部にはエアバ
ッグモジュールMが収納されており、エアバッグモジュ
ールMの作動時にエアバッグ6はシートバック2の縫製
部を破断して押し開き、シートSに座った乗員の右側面
とセンターピラー4及びフロントドア5の左側面との間
を遮るように斜め前方に展開する。
のフロントシートSは、略水平に配置されたシートクッ
ション1と、シートクッション1の後端から後上方に延
びるシートバック2と、シートバック2の上端に設けら
れたヘッドレスト3とから構成される。シートバック2
の右側面にはセンターピラー4が臨んでおり、そのセン
ターピラー4の前部にフロントドア5が配置される。フ
ロントシートSのシートバック2の右側内部にはエアバ
ッグモジュールMが収納されており、エアバッグモジュ
ールMの作動時にエアバッグ6はシートバック2の縫製
部を破断して押し開き、シートSに座った乗員の右側面
とセンターピラー4及びフロントドア5の左側面との間
を遮るように斜め前方に展開する。
【0011】図2から明らかなように、シートバック2
の右側縁に沿って上下方向に延びるパイプフレーム11
に、車体前方に延びる金属製のエアバッグモジュール取
付ブラケット12と、車体内側に延びる金属製のリテー
ナ13とが溶接により固定される。エアバッグモジュー
ル取付ブラケット12の右側面に、エアバッグモジュー
ルMが各2個のボルト14,14及びナット15,15
により固定される。粗毛布よりなる保形材16が、エア
バッグモジュールMの前面からシートバック2の厚さ方
向中間部を車体左側に延び、車体左側のパイプフレーム
(図示せず)に接続される。パイプフレーム11の内周
にはメッシュ状のスプリング17が張られており、この
スプリング17の前面と、保形材16の後面と、エアバ
ッグモジュール取付ブラケット12の後面とに囲まれた
部分にスポンジよりなるパッド18が装着される。また
保形材16の前面には同じくスポンジよりなるパッド1
9が装着される。
の右側縁に沿って上下方向に延びるパイプフレーム11
に、車体前方に延びる金属製のエアバッグモジュール取
付ブラケット12と、車体内側に延びる金属製のリテー
ナ13とが溶接により固定される。エアバッグモジュー
ル取付ブラケット12の右側面に、エアバッグモジュー
ルMが各2個のボルト14,14及びナット15,15
により固定される。粗毛布よりなる保形材16が、エア
バッグモジュールMの前面からシートバック2の厚さ方
向中間部を車体左側に延び、車体左側のパイプフレーム
(図示せず)に接続される。パイプフレーム11の内周
にはメッシュ状のスプリング17が張られており、この
スプリング17の前面と、保形材16の後面と、エアバ
ッグモジュール取付ブラケット12の後面とに囲まれた
部分にスポンジよりなるパッド18が装着される。また
保形材16の前面には同じくスポンジよりなるパッド1
9が装着される。
【0012】シートバック2の前面中央部は第1被覆材
20により覆われるとともに、その第1被覆材20の左
右両側部及び上部は第2被覆材21により覆われ、また
第2被覆材21に連なるシートバック2の左右両側面及
び上面は第3被覆材22により覆われ、更にシートバッ
ク2の後面は第4被覆材23により覆われる。第1被覆
材20と第2被覆材21とは縫製部24において縫製さ
れ、また第2被覆材21と第3被覆材22とは縫製部2
5において縫製される。前記縫製部25には玉縁26が
一体に縫製される。縫製部24から延びる舌片27の先
端にクリップ28が設けられており、このクリップ28
をスプリング17に係止することにより、第1被覆材2
0及び第2被覆材21が所定形状に保持される。また第
3被覆材24の後端の縫製部25から延びる舌片29の
先端にクリップ30が設けられており、このクリップ3
0を前記リテーナ13に係止することにより、第3被覆
材22が固定される。
20により覆われるとともに、その第1被覆材20の左
右両側部及び上部は第2被覆材21により覆われ、また
第2被覆材21に連なるシートバック2の左右両側面及
び上面は第3被覆材22により覆われ、更にシートバッ
ク2の後面は第4被覆材23により覆われる。第1被覆
材20と第2被覆材21とは縫製部24において縫製さ
れ、また第2被覆材21と第3被覆材22とは縫製部2
5において縫製される。前記縫製部25には玉縁26が
一体に縫製される。縫製部24から延びる舌片27の先
端にクリップ28が設けられており、このクリップ28
をスプリング17に係止することにより、第1被覆材2
0及び第2被覆材21が所定形状に保持される。また第
3被覆材24の後端の縫製部25から延びる舌片29の
先端にクリップ30が設けられており、このクリップ3
0を前記リテーナ13に係止することにより、第3被覆
材22が固定される。
【0013】図2〜図4に基づいてエアバッグモジュー
ルMの構造を更に説明する。金属製のホルダー31はJ
字状断面を有する本体部311 と、この本体部311 の
一側縁から延びる一対のクランプ部312 ,312 とを
備えており、これら本体部311 及びクランプ部3
12 ,312 により形成される円形断面部に、内部に推
薬を充填した概略円筒状のインフレータ32が支持され
る。ホルダー31及びインフレータ32は、折り畳まれ
たエアバッグ6の後部に包まれている。前記ボルト1
4,14はホルダー31のクランプ部312 ,312 、
本体部311 及びサイドプレート33を貫通してナット
34,34により締結され、更に前記エアバッグモジュ
ール取付ブラケット12を貫通してナット15,15に
より締結される。
ルMの構造を更に説明する。金属製のホルダー31はJ
字状断面を有する本体部311 と、この本体部311 の
一側縁から延びる一対のクランプ部312 ,312 とを
備えており、これら本体部311 及びクランプ部3
12 ,312 により形成される円形断面部に、内部に推
薬を充填した概略円筒状のインフレータ32が支持され
る。ホルダー31及びインフレータ32は、折り畳まれ
たエアバッグ6の後部に包まれている。前記ボルト1
4,14はホルダー31のクランプ部312 ,312 、
本体部311 及びサイドプレート33を貫通してナット
34,34により締結され、更に前記エアバッグモジュ
ール取付ブラケット12を貫通してナット15,15に
より締結される。
【0014】ホルダー31、サイドプレート33、イン
フレータ32及び折り畳まれたエアバッグ6は、合成樹
脂で一体に形成されたモジュールケース35の内部に収
納される。モジュールケース35は車体右側に向けて開
口するトレー状の本体部35 1 と、この本体部351 の
後縁にヒンジ部352 を介して接続された蓋部353と
を備えており、本体部351 の上縁、前縁及び下縁に設
けた5個の係止爪35 4 …を蓋部353 の上縁、前縁及
び下縁に設けた5個の係止孔355 …に係止することに
より、本体部351 の開口を覆うように蓋部353 が固
定される。
フレータ32及び折り畳まれたエアバッグ6は、合成樹
脂で一体に形成されたモジュールケース35の内部に収
納される。モジュールケース35は車体右側に向けて開
口するトレー状の本体部35 1 と、この本体部351 の
後縁にヒンジ部352 を介して接続された蓋部353と
を備えており、本体部351 の上縁、前縁及び下縁に設
けた5個の係止爪35 4 …を蓋部353 の上縁、前縁及
び下縁に設けた5個の係止孔355 …に係止することに
より、本体部351 の開口を覆うように蓋部353 が固
定される。
【0015】図5(a)及び図10に示すように、展開
したエアバッグ6の形状は、前後方向寸法Aが最も大き
く、上下方向寸法Bは前後方向寸法Aに比べて僅かに小
さく、左右方向寸法Cは前後方向寸法A及び上下方向寸
法Bに比べて大幅に小さくなっている。そしてエアバッ
グ6の展開時の上下方向寸法Bは、折り畳み時の上下方
向寸法D(図7参照)の略2倍になっている。
したエアバッグ6の形状は、前後方向寸法Aが最も大き
く、上下方向寸法Bは前後方向寸法Aに比べて僅かに小
さく、左右方向寸法Cは前後方向寸法A及び上下方向寸
法Bに比べて大幅に小さくなっている。そしてエアバッ
グ6の展開時の上下方向寸法Bは、折り畳み時の上下方
向寸法D(図7参照)の略2倍になっている。
【0016】次に、エアバッグ6を折り畳む手順を、図
4〜図8を参照して説明する。
4〜図8を参照して説明する。
【0017】図4及び図5(a)に示すように、折り畳
む前のエアバッグ6は2枚の基布36,37を外周の縫
製部38において縫製した平坦な袋状に形成されてお
り、その基部361 ,371 (後端部)にホルダー31
及びインフレータ32が包み込まれるように固定され
る。これを図4及び図8に基づいて更に説明すると、2
枚の基布36,37の基部361 ,371 は、ホルダー
31の本体部311 とサイドプレート33との間に挟ま
れた状態で、そこを貫通するボルト14,14で締結さ
れて固定される。車体左右方向外側の基布36の基部3
61 は、インフレータ32の外周を略360°に亘って
包んだ状態でa点まで前方に延び、そこから前側の折畳
部362 が後述する態様で折り畳まれる。また車体左右
方向内側の基布37の基部371 は、ホルダー31の本
体部311 の前端のb点を迂回して後方に延び、インフ
レータ32の前面位置のc点で前方に折り返された後
に、そこから前側の折畳部372 が後述する態様で折り
畳まれる。
む前のエアバッグ6は2枚の基布36,37を外周の縫
製部38において縫製した平坦な袋状に形成されてお
り、その基部361 ,371 (後端部)にホルダー31
及びインフレータ32が包み込まれるように固定され
る。これを図4及び図8に基づいて更に説明すると、2
枚の基布36,37の基部361 ,371 は、ホルダー
31の本体部311 とサイドプレート33との間に挟ま
れた状態で、そこを貫通するボルト14,14で締結さ
れて固定される。車体左右方向外側の基布36の基部3
61 は、インフレータ32の外周を略360°に亘って
包んだ状態でa点まで前方に延び、そこから前側の折畳
部362 が後述する態様で折り畳まれる。また車体左右
方向内側の基布37の基部371 は、ホルダー31の本
体部311 の前端のb点を迂回して後方に延び、インフ
レータ32の前面位置のc点で前方に折り返された後
に、そこから前側の折畳部372 が後述する態様で折り
畳まれる。
【0018】さて、図5(a)の状態に広げられたエア
バッグ6の折畳部362 ,372 は、図5(b)及び図
6(c)に示すように、その前側から後側に向けて蛇腹
状に折り畳まれる。続いて、図6(d)に示すように、
左右方向の幅を減少させるべく、折り畳まれたエアバッ
グ6の左右方向両半部がそれぞれ前方に倒れるように押
し潰される。続いて、図7(e)に示すように、上下方
向の高さを減少させるべく、折り畳まれたエアバッグ6
の上部及び下部がそれぞれ下向き及び上向きに折り曲げ
られる。
バッグ6の折畳部362 ,372 は、図5(b)及び図
6(c)に示すように、その前側から後側に向けて蛇腹
状に折り畳まれる。続いて、図6(d)に示すように、
左右方向の幅を減少させるべく、折り畳まれたエアバッ
グ6の左右方向両半部がそれぞれ前方に倒れるように押
し潰される。続いて、図7(e)に示すように、上下方
向の高さを減少させるべく、折り畳まれたエアバッグ6
の上部及び下部がそれぞれ下向き及び上向きに折り曲げ
られる。
【0019】図7(f)に示すように、折り畳んだエア
バッグ6を包む布片よりなるプロテクトカバー39の両
端がホルダー31の本体部311 とサイドプレート33
との間に挟まれた状態で固定されており、このプロテク
トカバー39により、折り畳みの完了したエアバッグ6
が、インフレータ32、ホルダー31及びサイドカバー
33に対してばらばらにならないようにコンパクトに包
装される。尚、エアバッグ6の膨張時にプロテクトカバ
ー39は容易に破断するため、その膨張を妨げることは
ない。
バッグ6を包む布片よりなるプロテクトカバー39の両
端がホルダー31の本体部311 とサイドプレート33
との間に挟まれた状態で固定されており、このプロテク
トカバー39により、折り畳みの完了したエアバッグ6
が、インフレータ32、ホルダー31及びサイドカバー
33に対してばらばらにならないようにコンパクトに包
装される。尚、エアバッグ6の膨張時にプロテクトカバ
ー39は容易に破断するため、その膨張を妨げることは
ない。
【0020】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0021】車両の衝突時にインフレータ32がガスを
発生すると、モジュールケース35の内部でエアバッグ
6が膨張する。エアバッグ6が膨張する圧力がモジュー
ルケース35の蓋部353 に作用すると、係止爪354
…が係止孔355 …から外れて蓋部353 がヒンジ部3
52 回りに回転し(図4の鎖線参照)、本体部351が
開放される。図2において、蓋部353 が開く圧力がシ
ートバック2の第3被覆材22に伝達されると、縫製部
25が破断して第2被覆材21と第3被覆材22とが分
離し、その隙間を通過したエアバッグ6がセンターピラ
ー4及びフロントドア5に沿うように斜め前方に展開す
る(図10参照)。
発生すると、モジュールケース35の内部でエアバッグ
6が膨張する。エアバッグ6が膨張する圧力がモジュー
ルケース35の蓋部353 に作用すると、係止爪354
…が係止孔355 …から外れて蓋部353 がヒンジ部3
52 回りに回転し(図4の鎖線参照)、本体部351が
開放される。図2において、蓋部353 が開く圧力がシ
ートバック2の第3被覆材22に伝達されると、縫製部
25が破断して第2被覆材21と第3被覆材22とが分
離し、その隙間を通過したエアバッグ6がセンターピラ
ー4及びフロントドア5に沿うように斜め前方に展開す
る(図10参照)。
【0022】ところで、エアバッグ6が膨張を開始する
とき、エアバッグ6を真っ直ぐ前方ではなく左右方向外
側に向けて、即ちセンターピラー4及びフロントドア5
に向けて斜め前方に膨張させれば、モジュールケース3
5の開放及び縫製部25の破断を的確に行って、エアバ
ッグ6を乗員とセンターピラー4及びフロントドア5と
の間に正しく展開させることができる。
とき、エアバッグ6を真っ直ぐ前方ではなく左右方向外
側に向けて、即ちセンターピラー4及びフロントドア5
に向けて斜め前方に膨張させれば、モジュールケース3
5の開放及び縫製部25の破断を的確に行って、エアバ
ッグ6を乗員とセンターピラー4及びフロントドア5と
の間に正しく展開させることができる。
【0023】そのために、図4に示すように、エアバッ
グ6の左右方向内側の基布37の基部371 におけるc
点からb点までの間を余剰部分b〜cとして、この余剰
部分b〜cをホルダー31の本体部311 の右側面に沿
うように配置している。従って、エアバッグ6が膨張す
るとき、左右方向内側の基布37の余剰部分b〜cがb
点を中心にして反時計方向に回転することにより、エア
バッグ6は自由に右側方(左右方向外側)に移動できる
ようになり、乗員の右脇腹や右腕と干渉することなく斜
め右方向に向けてスムーズに展開することができる。
グ6の左右方向内側の基布37の基部371 におけるc
点からb点までの間を余剰部分b〜cとして、この余剰
部分b〜cをホルダー31の本体部311 の右側面に沿
うように配置している。従って、エアバッグ6が膨張す
るとき、左右方向内側の基布37の余剰部分b〜cがb
点を中心にして反時計方向に回転することにより、エア
バッグ6は自由に右側方(左右方向外側)に移動できる
ようになり、乗員の右脇腹や右腕と干渉することなく斜
め右方向に向けてスムーズに展開することができる。
【0024】さて、図9から明らかなように、エアバッ
グ6がシートバック2の縫製部25を破断して展開する
とき、(a)に示すように先ず上下方向に展開した後
に、(b)に示すように前方に向けて展開し、最終的に
(c)に示す完全展開状態となる。このように前後方向
の展開に優先して上下方向の展開を行わせることによ
り、乗員の側面を上下方向の広い範囲に亘って速やかに
カバーし、乗員の確実な拘束を可能とすることができ
る。これを実現するために、エアバッグ6を折り畳む際
に先ず前後方向の折り畳みを行い(図5(b)及び図6
(c)参照)、その後に上下方向の折り畳みを行ってい
る(図7(e)参照)。これにより、エアバッグ6は先
ず上下方向に展開し、その後から前後方向に展開するよ
うになり、前述した順序での展開が可能となる。
グ6がシートバック2の縫製部25を破断して展開する
とき、(a)に示すように先ず上下方向に展開した後
に、(b)に示すように前方に向けて展開し、最終的に
(c)に示す完全展開状態となる。このように前後方向
の展開に優先して上下方向の展開を行わせることによ
り、乗員の側面を上下方向の広い範囲に亘って速やかに
カバーし、乗員の確実な拘束を可能とすることができ
る。これを実現するために、エアバッグ6を折り畳む際
に先ず前後方向の折り畳みを行い(図5(b)及び図6
(c)参照)、その後に上下方向の折り畳みを行ってい
る(図7(e)参照)。これにより、エアバッグ6は先
ず上下方向に展開し、その後から前後方向に展開するよ
うになり、前述した順序での展開が可能となる。
【0025】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0026】例えば、エアバッグ6の基布36,37の
折畳部362 ,372 の折り畳み方法は実施例に限定さ
れるものではない。また実施例ではエアバッグ6の内部
にインフレータ32を収納してエアバッグモジュールM
を構成しているが、本発明はエアバッグ6とインフレー
タ32とを離れた位置に配置したものにも適用すること
ができる。
折畳部362 ,372 の折り畳み方法は実施例に限定さ
れるものではない。また実施例ではエアバッグ6の内部
にインフレータ32を収納してエアバッグモジュールM
を構成しているが、本発明はエアバッグ6とインフレー
タ32とを離れた位置に配置したものにも適用すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、インフレータが発生するガスでエアバッグの
折畳部が膨張するときに、車体側部内面から遠い側のエ
アバッグの基部に設けた余剰部分によって前記折畳部が
車体側部内面に向けて移動することができるため、エア
バッグを斜め前方に展開させて乗員と車体側部内面との
間に確実に進入させることができる。
によれば、インフレータが発生するガスでエアバッグの
折畳部が膨張するときに、車体側部内面から遠い側のエ
アバッグの基部に設けた余剰部分によって前記折畳部が
車体側部内面に向けて移動することができるため、エア
バッグを斜め前方に展開させて乗員と車体側部内面との
間に確実に進入させることができる。
【図1】エアバッグ装置を備えたシートの斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】エアバッグの折り畳み順序の説明図の第1分図
【図6】エアバッグの折り畳み順序の説明図の第2分図
【図7】エアバッグの折り畳み順序の説明図の第3分図
【図8】図5(a)の要部拡大図
【図9】エアバッグの展開時の作用を説明する側面図
【図10】エアバッグの展開時の作用を説明する平面図
【図11】従来のエアバッグの折り畳み方法を示す図
2 シートバック 6 エアバッグ 31 ホルダー(固定部材) 32 インフレータ 361 基部 362 折畳部 371 基部 372 折畳部 a〜b 余剰部分 S シート
Claims (1)
- 【請求項1】 乗員が座るシート(S)のシートバック
(2)の内部に折り畳み状態で収納したエアバッグ
(6)を、インフレータ(32)が発生するガスで膨張
させて乗員と車体側部内面との間に展開させる乗員保護
装置において、 前記エアバッグ(6)は後側の基部(361 ,371 )
が固定部材(31)に固定されるととも前側の折畳部
(362 ,372 )が前後方向に折り畳まれており、且
つ前記基部(361 ,371 )の前記車体側部内面から
遠い側に、前記折畳部(362 ,372 )が前記車体側
部内面に向けて移動するのを許容する余剰部分(b〜
c)を設けたことを特徴とする乗員保護装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226788A JPH1159312A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 乗員保護装置 |
| US09/132,893 US6457741B2 (en) | 1997-08-22 | 1998-08-12 | Seat mounted side air bag |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226788A JPH1159312A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 乗員保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159312A true JPH1159312A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16850633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9226788A Pending JPH1159312A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 乗員保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1159312A (ja) |
Cited By (7)
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-
1997
- 1997-08-22 JP JP9226788A patent/JPH1159312A/ja active Pending
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