JPH1159656A - 組立式箱体 - Google Patents
組立式箱体Info
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- JPH1159656A JPH1159656A JP22132197A JP22132197A JPH1159656A JP H1159656 A JPH1159656 A JP H1159656A JP 22132197 A JP22132197 A JP 22132197A JP 22132197 A JP22132197 A JP 22132197A JP H1159656 A JPH1159656 A JP H1159656A
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- Japan
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- side wall
- plate
- assembling
- box body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て及び分解が容易な組立式箱体を得
る。また、構造的改良により高い意匠性を持つ模様の創
出を可能とし、それにより、見栄えがよく高級感を醸し
だすことを可能とした組立式箱体を得る。 【解決手段】 底板1の周囲に折曲自在に側壁板2〜5
を連接し、さらに、対向して位置する側壁板3、5に上
面板3a、5aが折曲自在に連接する。上面板3a、5
aを折り曲げ、側壁板2、4の上縁に形成した係合用突
起10aと上面板3a、5aに形成した係合孔11aと
を係合する。側壁板2、4を側壁本体2a、4aと折り
返し部2b、4bとで構成し、側壁本体2a、4aに形
成した貫通模様M1〜M3の裏面に折り返し部2b、4
bが来るようにする。それにより、貫通模様M1〜M3
の深み感は増大し、高い意匠性が得られる。
る。また、構造的改良により高い意匠性を持つ模様の創
出を可能とし、それにより、見栄えがよく高級感を醸し
だすことを可能とした組立式箱体を得る。 【解決手段】 底板1の周囲に折曲自在に側壁板2〜5
を連接し、さらに、対向して位置する側壁板3、5に上
面板3a、5aが折曲自在に連接する。上面板3a、5
aを折り曲げ、側壁板2、4の上縁に形成した係合用突
起10aと上面板3a、5aに形成した係合孔11aと
を係合する。側壁板2、4を側壁本体2a、4aと折り
返し部2b、4bとで構成し、側壁本体2a、4aに形
成した貫通模様M1〜M3の裏面に折り返し部2b、4
bが来るようにする。それにより、貫通模様M1〜M3
の深み感は増大し、高い意匠性が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組立式箱体に関し、
特に、平板状の合成樹脂発泡シートから容易に組み立て
ことができ、かつ、使用後には容易に平板状に戻すこと
ができる組立式箱体に関する。
特に、平板状の合成樹脂発泡シートから容易に組み立て
ことができ、かつ、使用後には容易に平板状に戻すこと
ができる組立式箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂発泡シート等である基材シート
から、底板の周囲に側壁板を折曲自在に連接した平板状
のシートを打ち抜き、箱として使用する時には、該側壁
板を起立して側壁板に形成した係合部同志を係合するよ
うにした組立式箱体は知られている。図9はその一例で
あり、この組立式箱体は、内面になる側に合成樹脂フィ
ルムをラミネートしてなる合成樹脂の発泡シートに対し
て、ラミネートフィルムが少なくとも残る程度の切り込
み108を外面から形成して底板101の周囲の周側板
102〜105を形成し、該切り込み108から周側板
102〜105を起立させ、周側板同志を該周側板の端
部に形成した係合部106、107を互いに係合するよ
うにしている(実開平4−109024号公報参照)。
から、底板の周囲に側壁板を折曲自在に連接した平板状
のシートを打ち抜き、箱として使用する時には、該側壁
板を起立して側壁板に形成した係合部同志を係合するよ
うにした組立式箱体は知られている。図9はその一例で
あり、この組立式箱体は、内面になる側に合成樹脂フィ
ルムをラミネートしてなる合成樹脂の発泡シートに対し
て、ラミネートフィルムが少なくとも残る程度の切り込
み108を外面から形成して底板101の周囲の周側板
102〜105を形成し、該切り込み108から周側板
102〜105を起立させ、周側板同志を該周側板の端
部に形成した係合部106、107を互いに係合するよ
うにしている(実開平4−109024号公報参照)。
【0003】図10は他の例であり、この組立式箱体
は、底板201の周囲に折曲自在に側壁面202〜20
5を連接し、この側壁面の対向する2つの側壁面20
2、204の各側端に、折曲して互いに係合可能な延長
片207〜210を形成し、その一方の延長片の先端部
分に凸部212を、他方の延長片の先端部分には凹部2
13を形成し、組み立て時に、この凸部212と凹部2
13とを係合させるようにして、側壁面同志を互いに係
合するようにしている(実開平6−76025号公報参
照)。
は、底板201の周囲に折曲自在に側壁面202〜20
5を連接し、この側壁面の対向する2つの側壁面20
2、204の各側端に、折曲して互いに係合可能な延長
片207〜210を形成し、その一方の延長片の先端部
分に凸部212を、他方の延長片の先端部分には凹部2
13を形成し、組み立て時に、この凸部212と凹部2
13とを係合させるようにして、側壁面同志を互いに係
合するようにしている(実開平6−76025号公報参
照)。
【0004】これらの組立式箱体は、箱体として使用し
ないときには、開いた状態で(すなわち、平板状のまま
で)積み重ねて保管することができ、省スペースに資す
ると共に、箱体としての使用後に廃棄するときには、係
合部を容易に離脱して再度平板状に戻すことができ、食
品容器、弁当容器、折り箱容器等としてきわめて有効に
用いられる。特に図示しないが、これらの箱体には、そ
の内部に直接あるいは所要の区画部を持つトレーを用い
て食品等が収容した後、通常、別途用意した合成樹脂製
や紙製の蓋体が被せられ、販売等に供される。
ないときには、開いた状態で(すなわち、平板状のまま
で)積み重ねて保管することができ、省スペースに資す
ると共に、箱体としての使用後に廃棄するときには、係
合部を容易に離脱して再度平板状に戻すことができ、食
品容器、弁当容器、折り箱容器等としてきわめて有効に
用いられる。特に図示しないが、これらの箱体には、そ
の内部に直接あるいは所要の区画部を持つトレーを用い
て食品等が収容した後、通常、別途用意した合成樹脂製
や紙製の蓋体が被せられ、販売等に供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す形状の組立
式箱体の場合、周側板同志の係合は、対向する周側板1
03、105の端部に形成した係合用突起106を他方
の対向する周側板102、104に形成した係合孔10
7に押し込み嵌入することにより行っており、押し込み
方向に直交する方向(図9のX方向)に対しての周側板
の不規則な変位に対しては係合は安定しているが、押し
込み方向に平行方向(図9のY方向)での周側板の不規
則な変位に対しては係合が離脱し易く、箱体内への食品
等の収容作業時あるいは特に周側板102又は104の
部分を手にもって箱体を移動しようとする時等に、不用
意に周側板同志の係合が離脱する場合があった。
式箱体の場合、周側板同志の係合は、対向する周側板1
03、105の端部に形成した係合用突起106を他方
の対向する周側板102、104に形成した係合孔10
7に押し込み嵌入することにより行っており、押し込み
方向に直交する方向(図9のX方向)に対しての周側板
の不規則な変位に対しては係合は安定しているが、押し
込み方向に平行方向(図9のY方向)での周側板の不規
則な変位に対しては係合が離脱し易く、箱体内への食品
等の収容作業時あるいは特に周側板102又は104の
部分を手にもって箱体を移動しようとする時等に、不用
意に周側板同志の係合が離脱する場合があった。
【0006】図10に示す形状の組立式箱体の場合に
は、延長片同志の係合部の内側には側壁面202、20
4が位置しており結果として2重壁となっていることか
ら、延長片同志の係合部が不用意に離脱することはある
程度回避できるが、係合の態様が平面上での凸部212
と凹部213との係合であり、側壁面202、204に
過度の外向きの力が加えられた場合に、離脱し易い不都
合を有している。
は、延長片同志の係合部の内側には側壁面202、20
4が位置しており結果として2重壁となっていることか
ら、延長片同志の係合部が不用意に離脱することはある
程度回避できるが、係合の態様が平面上での凸部212
と凹部213との係合であり、側壁面202、204に
過度の外向きの力が加えられた場合に、離脱し易い不都
合を有している。
【0007】係合部分の不用意な離脱を回避するため
に、接着剤を用いて接合部分を接着することも考えられ
るが、接着することはそもそも組立式箱体の持つ便利さ
を放棄するものであり、採用できない。また、係合部分
の周囲をゴムバンドや紐、帯等で補強することも考えら
れが、余分な材料を必要とすると共に、箱体の組み立て
に追加の作業を必要とし、また、廃棄処理する場合に
も、平板状に戻すことが容易でない。また、従来のこの
種の組立式箱体において、使い捨て容器としての便利さ
のみが追求され、模様等について高い意匠的効果を創出
する工夫は特になされてなく、高級感を醸しだすことは
困難であった。
に、接着剤を用いて接合部分を接着することも考えられ
るが、接着することはそもそも組立式箱体の持つ便利さ
を放棄するものであり、採用できない。また、係合部分
の周囲をゴムバンドや紐、帯等で補強することも考えら
れが、余分な材料を必要とすると共に、箱体の組み立て
に追加の作業を必要とし、また、廃棄処理する場合に
も、平板状に戻すことが容易でない。また、従来のこの
種の組立式箱体において、使い捨て容器としての便利さ
のみが追求され、模様等について高い意匠的効果を創出
する工夫は特になされてなく、高級感を醸しだすことは
困難であった。
【0008】本発明は、従来の組立式箱体の持つ上記の
ような不都合を解消することを目的としており、平板状
のシートから箱体への組み立て作業、及び容器としての
使用後に分解して平板状に戻す作業は、従来のものより
も容易でありながら、組み立て後に不用意に係合部が離
脱しないようにした組立式箱体を提供することにある。
本発明の他の目的は、構造的改良を加えることにより、
高い意匠性を持つ模様の創出を可能とし、それにより、
見栄えがよく高級感を醸しだすことを可能とした組立式
箱体を提供することにある。
ような不都合を解消することを目的としており、平板状
のシートから箱体への組み立て作業、及び容器としての
使用後に分解して平板状に戻す作業は、従来のものより
も容易でありながら、組み立て後に不用意に係合部が離
脱しないようにした組立式箱体を提供することにある。
本発明の他の目的は、構造的改良を加えることにより、
高い意匠性を持つ模様の創出を可能とし、それにより、
見栄えがよく高級感を醸しだすことを可能とした組立式
箱体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、平板状のシートから側壁板を起立させて
形成する組立式箱体であって、該組立式箱体は、底板の
周囲に折曲自在に側壁板を連接しており、対向して位置
する2枚の側壁板には、他の側壁板の上縁に乗ることの
できる上面板が折曲自在に連接されており、かつ、前記
他の側壁板の上縁に形成された係合用突起と前記上面板
に形成された係合孔とにより、前記上面板は前記他の側
壁板の上縁に対して係脱自在とされていることを特徴と
する組立式箱体を開示する。
に、本発明は、平板状のシートから側壁板を起立させて
形成する組立式箱体であって、該組立式箱体は、底板の
周囲に折曲自在に側壁板を連接しており、対向して位置
する2枚の側壁板には、他の側壁板の上縁に乗ることの
できる上面板が折曲自在に連接されており、かつ、前記
他の側壁板の上縁に形成された係合用突起と前記上面板
に形成された係合孔とにより、前記上面板は前記他の側
壁板の上縁に対して係脱自在とされていることを特徴と
する組立式箱体を開示する。
【0010】この構成によれば、対向して位置する2枚
の側壁板に折曲自在に形成された上面板を他の側壁板の
上縁に形成した係合用突起に係合させるのみで、4周の
側壁板の組み立てを完了することができ組み立てが容易
となるばかりでなく、その部分の係合のみで直交する2
方向(X方向、Y方向)への引っ張りに対する抵抗を確
保することができ、係合部が不用意に離脱するのも回避
できる。
の側壁板に折曲自在に形成された上面板を他の側壁板の
上縁に形成した係合用突起に係合させるのみで、4周の
側壁板の組み立てを完了することができ組み立てが容易
となるばかりでなく、その部分の係合のみで直交する2
方向(X方向、Y方向)への引っ張りに対する抵抗を確
保することができ、係合部が不用意に離脱するのも回避
できる。
【0011】本発明は、さらに、前記のような組立式箱
体において、前記他の側壁板は内側に折り込むことによ
り組み立て時に2重壁を構成することとなる折り返し部
を折曲自在に有しており、前記他の側壁板の該折り返し
部以外の部分には板を貫通する形での模様が形成されて
いることを特徴とする組立式箱体を開示する。この構成
の場合には、組み立て及び分解が従来のものよりも容易
でありながら、従来のものと比較して高い意匠性を持
ち、容易に高級感を醸しだすことのできる組立式箱体が
得られる。
体において、前記他の側壁板は内側に折り込むことによ
り組み立て時に2重壁を構成することとなる折り返し部
を折曲自在に有しており、前記他の側壁板の該折り返し
部以外の部分には板を貫通する形での模様が形成されて
いることを特徴とする組立式箱体を開示する。この構成
の場合には、組み立て及び分解が従来のものよりも容易
でありながら、従来のものと比較して高い意匠性を持
ち、容易に高級感を醸しだすことのできる組立式箱体が
得られる。
【0012】すなわち、この組立式箱体では、側壁板を
貫通して形成される模様の裏面側には、前記折り返し部
が遮蔽板(目隠し板)として存在する。それにより、該
貫通模様を通して箱体の内部が見通されることはないと
共に、遮蔽されて深部に深い陰影が形成されることか
ら、形成された貫通模様は実際よりも深みのある模様と
して見るものに高い意匠性を与える。このことは、例え
ば組立式箱体を弁当の外箱として用いるような場合に、
特に有効となる。
貫通して形成される模様の裏面側には、前記折り返し部
が遮蔽板(目隠し板)として存在する。それにより、該
貫通模様を通して箱体の内部が見通されることはないと
共に、遮蔽されて深部に深い陰影が形成されることか
ら、形成された貫通模様は実際よりも深みのある模様と
して見るものに高い意匠性を与える。このことは、例え
ば組立式箱体を弁当の外箱として用いるような場合に、
特に有効となる。
【0013】側壁の表面を黒漆塗りのような色調とし、
貫通模様に対向する部分における前記折り返し部を赤漆
塗りのような色調とする、というように、前記折り返し
部における組み立て時に少なくとも前記模様に対向する
こととなる部分を、側壁表面側の色彩とは異なる色彩と
することにより、見るものに一層高い意匠性を感じさせ
ることが可能となり、従来のこの種組立式箱体には期待
できなかった高級感が確実に醸成される。
貫通模様に対向する部分における前記折り返し部を赤漆
塗りのような色調とする、というように、前記折り返し
部における組み立て時に少なくとも前記模様に対向する
こととなる部分を、側壁表面側の色彩とは異なる色彩と
することにより、見るものに一層高い意匠性を感じさせ
ることが可能となり、従来のこの種組立式箱体には期待
できなかった高級感が確実に醸成される。
【0014】本発明において、組立式箱体を作る素材と
しては、紙、合成樹脂や金属シート等のようなものであ
ってよいが、合成樹脂の発泡シートを用い、少なくとも
その一方面に合成樹脂フィルムを積層したものが特に有
効に用いられる。合成樹脂発泡シートの素材としては、
ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピ
レン系樹脂等の熱可塑性樹脂が好ましく用いられ、合成
樹脂フィルムは前記合成樹脂発泡シートに熱融着もしく
は接着剤を使用して積層して使用することができるもの
であればよい。合成樹脂フィルムを積層することは必ず
しも必須ではなく、例えば、発泡ポリスチレン等をシー
トに成形加工する際に、その表面部を強制冷却すること
で表面にスキン層を設けるような場合には不要となる。
しては、紙、合成樹脂や金属シート等のようなものであ
ってよいが、合成樹脂の発泡シートを用い、少なくとも
その一方面に合成樹脂フィルムを積層したものが特に有
効に用いられる。合成樹脂発泡シートの素材としては、
ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピ
レン系樹脂等の熱可塑性樹脂が好ましく用いられ、合成
樹脂フィルムは前記合成樹脂発泡シートに熱融着もしく
は接着剤を使用して積層して使用することができるもの
であればよい。合成樹脂フィルムを積層することは必ず
しも必須ではなく、例えば、発泡ポリスチレン等をシー
トに成形加工する際に、その表面部を強制冷却すること
で表面にスキン層を設けるような場合には不要となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明による組立式箱体の一実施の形態における組
み立て前の状態を示す背面図であり、この組立式箱体
は、正方形の底板1と、該底板1の四つの辺にそれぞれ
折り目6によって折曲起立可能に連続形成された側壁板
2、3、4、5とを有している。この例において、組立
式箱体は、図2に示されているように、全体を2〜5m
m程度の厚さのポリスチレン系発泡樹脂板7の両面に厚
さ40μm程度のポリスチレン系の非発泡フィルム8を
積層したシートにより構成され、折り目6は折曲内側の
非発泡フィルム8を残して折曲外側の非発泡フィルム8
とポリスチレン系発泡樹脂板7とに切り込み9を与える
ことにより構成され、底板1と側壁板2、3、4、5と
は折曲内側の非発泡フィルム8によって接続状態を保た
れる。なお、切り込み9は折曲内側の非発泡フィルム8
側に多少のポリスチレン系発泡樹脂板7の非切り込み部
が存在するような深さであってもよい。
明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明による組立式箱体の一実施の形態における組
み立て前の状態を示す背面図であり、この組立式箱体
は、正方形の底板1と、該底板1の四つの辺にそれぞれ
折り目6によって折曲起立可能に連続形成された側壁板
2、3、4、5とを有している。この例において、組立
式箱体は、図2に示されているように、全体を2〜5m
m程度の厚さのポリスチレン系発泡樹脂板7の両面に厚
さ40μm程度のポリスチレン系の非発泡フィルム8を
積層したシートにより構成され、折り目6は折曲内側の
非発泡フィルム8を残して折曲外側の非発泡フィルム8
とポリスチレン系発泡樹脂板7とに切り込み9を与える
ことにより構成され、底板1と側壁板2、3、4、5と
は折曲内側の非発泡フィルム8によって接続状態を保た
れる。なお、切り込み9は折曲内側の非発泡フィルム8
側に多少のポリスチレン系発泡樹脂板7の非切り込み部
が存在するような深さであってもよい。
【0016】底板1の対向する2辺に連続形成される側
壁板2、4は、側壁本体2a、4aとその上縁に折り目
6aによって折曲可能に連続形成される折り返し部2
b、4bとからなる。側壁本体2a、4aと折り返し部
2b、4bの高さhは等しく、その横幅Wは、共に、底
板1の一辺の長さLよりも幾分長いものとされる。そし
て、側壁本体2a、4aには、積層シートを貫通する適
宜の模様M1、M2、M3が打ち抜き等の手段により形
成されている。
壁板2、4は、側壁本体2a、4aとその上縁に折り目
6aによって折曲可能に連続形成される折り返し部2
b、4bとからなる。側壁本体2a、4aと折り返し部
2b、4bの高さhは等しく、その横幅Wは、共に、底
板1の一辺の長さLよりも幾分長いものとされる。そし
て、側壁本体2a、4aには、積層シートを貫通する適
宜の模様M1、M2、M3が打ち抜き等の手段により形
成されている。
【0017】図示されるように、側壁本体2a、4aの
上方側(折り目6a側)は、高さがP1 であり幅がLで
ある幅狭部とされ、かつ、上縁の左右端部分は一部が切
り欠かれて、そこに上端位置が前記折り目6aの位置と
なるようにされた係合用突起10a、10aが形成され
る。また、折り返し部2b、4bの前記折り目6a側の
部分も、高さがP1 であり幅がLである幅狭部とされ、
かつ、前記係合用突起10a、10aに対向する部分近
傍は、該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい
深さの切欠き部10b、10bとされる。なお、切欠き
10bの深さは、好ましくは、箱体を作る積層シート1
枚分の厚みとされる。
上方側(折り目6a側)は、高さがP1 であり幅がLで
ある幅狭部とされ、かつ、上縁の左右端部分は一部が切
り欠かれて、そこに上端位置が前記折り目6aの位置と
なるようにされた係合用突起10a、10aが形成され
る。また、折り返し部2b、4bの前記折り目6a側の
部分も、高さがP1 であり幅がLである幅狭部とされ、
かつ、前記係合用突起10a、10aに対向する部分近
傍は、該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい
深さの切欠き部10b、10bとされる。なお、切欠き
10bの深さは、好ましくは、箱体を作る積層シート1
枚分の厚みとされる。
【0018】前記の構成であり、前記側壁本体2a、4
aを折り目6に沿って立設し、さらに、折り返し部2
b、4bを折り目6aに沿って内側に180度折曲する
と、図3に示すように、両者は2重壁状に重なり合い、
前記係合用突起10aが切欠き10bから突設した状態
となる。そのときに、前記側壁本体2a、4aに形成し
た模様M1、M2、M3は外側から見える位置となり、
かつ、側壁本体2a、4aの裏面には前記折り返し部2
b、4bが重なり合うことから、前記模様M1、M2、
M3を通しての視界が遮蔽され、折り返し部2b、4b
の裏面側のみが見える状態となる。
aを折り目6に沿って立設し、さらに、折り返し部2
b、4bを折り目6aに沿って内側に180度折曲する
と、図3に示すように、両者は2重壁状に重なり合い、
前記係合用突起10aが切欠き10bから突設した状態
となる。そのときに、前記側壁本体2a、4aに形成し
た模様M1、M2、M3は外側から見える位置となり、
かつ、側壁本体2a、4aの裏面には前記折り返し部2
b、4bが重なり合うことから、前記模様M1、M2、
M3を通しての視界が遮蔽され、折り返し部2b、4b
の裏面側のみが見える状態となる。
【0019】他の対向する2辺に連続形成される側壁板
3、5は、底板1の一辺の長さLよりも好ましくは積層
シートの厚み一枚分だけ左右から幅狭とされた下方部分
3b、5bと、前記長さLよりも幾分幅広くされた上方
部分3c、5cとを有し、該上方部分3c、5cの高さ
P2 は、前記側壁本体2a、4aの上方側に形成した幅
狭部の高さP1 と等しくされる。さらに、側壁板3、5
の前記上方部分3c、5cの上縁には、先端側が凹形状
をなす上面板3a、5aが、前記のように非発泡フィル
ム8によって接続状態とされた折り目6bによって折曲
起立可能に連続形成されている。そして、図示のよう
に、該上面板3a、5aの両側端縁近傍には、組み立て
時に、前記側壁本体2a、4aに形成した係合用突起1
0a、10aと係合する位置に、係合孔11a、11a
がそれぞれ形成されている。
3、5は、底板1の一辺の長さLよりも好ましくは積層
シートの厚み一枚分だけ左右から幅狭とされた下方部分
3b、5bと、前記長さLよりも幾分幅広くされた上方
部分3c、5cとを有し、該上方部分3c、5cの高さ
P2 は、前記側壁本体2a、4aの上方側に形成した幅
狭部の高さP1 と等しくされる。さらに、側壁板3、5
の前記上方部分3c、5cの上縁には、先端側が凹形状
をなす上面板3a、5aが、前記のように非発泡フィル
ム8によって接続状態とされた折り目6bによって折曲
起立可能に連続形成されている。そして、図示のよう
に、該上面板3a、5aの両側端縁近傍には、組み立て
時に、前記側壁本体2a、4aに形成した係合用突起1
0a、10aと係合する位置に、係合孔11a、11a
がそれぞれ形成されている。
【0020】この組立式箱体は、組立前においては、図
1に示されているように、底板1と側壁板2、3、4、
5とは同一平面上にあって全体として平板状をなしてお
り、発泡シートからの模様M1、M2、M3を含めた切
り抜き加工と折り目6、6a、6bのための切り込み加
工とにより製造される。切り抜き加工と切り込み加工と
は抜き型などを使用して同時に行うことが可能である。
組み立てに際しては、先ず、対向する2枚の側壁本体2
a、4aを折り目6を曲げ線として底板1に対して直角
に起立させ(図3における、箱体の左下側壁4参照)、
次に、折り返し部2b、4bを折り目6aに沿って内側
に180度折曲する(図3における、箱体の右上側壁2
参照)。次に、必要に応じて、この状態とされた折り箱
状の箱体に適宜の非発泡合成樹脂フィルムにより成形さ
れたトレー50を収容する。
1に示されているように、底板1と側壁板2、3、4、
5とは同一平面上にあって全体として平板状をなしてお
り、発泡シートからの模様M1、M2、M3を含めた切
り抜き加工と折り目6、6a、6bのための切り込み加
工とにより製造される。切り抜き加工と切り込み加工と
は抜き型などを使用して同時に行うことが可能である。
組み立てに際しては、先ず、対向する2枚の側壁本体2
a、4aを折り目6を曲げ線として底板1に対して直角
に起立させ(図3における、箱体の左下側壁4参照)、
次に、折り返し部2b、4bを折り目6aに沿って内側
に180度折曲する(図3における、箱体の右上側壁2
参照)。次に、必要に応じて、この状態とされた折り箱
状の箱体に適宜の非発泡合成樹脂フィルムにより成形さ
れたトレー50を収容する。
【0021】この例ではトレー50は多品種の収容物を
区分けして収容できるように多数の小室51に区分けさ
れている。なお、トレー50の形状は任意である。食品
等を小室51に区分けして収容した後、他方の側壁板
3、5を折り目6を曲げ線として起立させ、さらに、そ
の先端側に設けた上面板3a、5aを折り目6bを曲げ
線として内側に向けて90°折り曲げる。それにより、
その両側端縁近傍に形成した係合孔11aは側壁板2、
4の上縁に形成した係合用突起10aに嵌め込み係合す
る。図4はその状態を示している(但し、トレー50は
省略)。
区分けして収容できるように多数の小室51に区分けさ
れている。なお、トレー50の形状は任意である。食品
等を小室51に区分けして収容した後、他方の側壁板
3、5を折り目6を曲げ線として起立させ、さらに、そ
の先端側に設けた上面板3a、5aを折り目6bを曲げ
線として内側に向けて90°折り曲げる。それにより、
その両側端縁近傍に形成した係合孔11aは側壁板2、
4の上縁に形成した係合用突起10aに嵌め込み係合す
る。図4はその状態を示している(但し、トレー50は
省略)。
【0022】上記のように、この組み立て箱体は、側壁
板3、5の先端側に設けた上面板3a、5aに形成した
係合孔11aを側壁板2、4の上縁に形成した係合用突
起10aに嵌め込み係合するのみで、箱体の組み立ては
終了する。そして、図4からわかるように、組み立て後
は、前記係合部はX方向とY方向の双方向の力に対して
抵抗を示すことができ、係合が不測に分離することはな
い。
板3、5の先端側に設けた上面板3a、5aに形成した
係合孔11aを側壁板2、4の上縁に形成した係合用突
起10aに嵌め込み係合するのみで、箱体の組み立ては
終了する。そして、図4からわかるように、組み立て後
は、前記係合部はX方向とY方向の双方向の力に対して
抵抗を示すことができ、係合が不測に分離することはな
い。
【0023】その後、必要に応じて、図3、図4に示す
蓋体60が被せられ、図5に示すような蓋付きの容器と
される。なお、この例で蓋体60は、上面板3a、5a
を水平に折り曲げて係止した状態での箱体上面のすべて
を覆うような形状と寸法とされており、かつ、上面板3
a、5aが側壁2、4の面よりも側方に飛び出ている部
分の間に位置する空間には、蓋体60の一部60aが折
り込まれるようにされている(断面である図6も参
照)。この折り込み部60aにより、蓋体60は安定状
態で箱体上に載置される。箱体60は、組立式箱体の素
材と同じ素材で形成してもよく、紙材等別の素材から形
成してもよい。
蓋体60が被せられ、図5に示すような蓋付きの容器と
される。なお、この例で蓋体60は、上面板3a、5a
を水平に折り曲げて係止した状態での箱体上面のすべて
を覆うような形状と寸法とされており、かつ、上面板3
a、5aが側壁2、4の面よりも側方に飛び出ている部
分の間に位置する空間には、蓋体60の一部60aが折
り込まれるようにされている(断面である図6も参
照)。この折り込み部60aにより、蓋体60は安定状
態で箱体上に載置される。箱体60は、組立式箱体の素
材と同じ素材で形成してもよく、紙材等別の素材から形
成してもよい。
【0024】前記したように、組み立て後の箱体の側壁
2、4(側壁本体2a、4a)に形態した貫通模様M
1、M2、M3は、折り返し部2b、4bにより裏面側
から遮蔽される。そのために、貫通模様M1、M2、M
3を通して箱体の内部が透視されることはなく、同時
に、貫通模様M1、M2、M3に深い奥行き感がもたら
される。側壁の表側の色彩と貫通模様M1、M2、M3
を通して見える前記折り返し部2b、4bの色彩を変え
ることにより、一層意匠性の高い模様を容易に創出する
ことができる。特に、箱体の表面全体を黒漆塗りのよう
な色調とし、箱体の内面と少なくとも貫通模様に対向す
る部分における前記折り返し部を赤漆塗りのような色調
とすることにより、重厚感と高級感とを相伴う組み立て
容器が得られる。
2、4(側壁本体2a、4a)に形態した貫通模様M
1、M2、M3は、折り返し部2b、4bにより裏面側
から遮蔽される。そのために、貫通模様M1、M2、M
3を通して箱体の内部が透視されることはなく、同時
に、貫通模様M1、M2、M3に深い奥行き感がもたら
される。側壁の表側の色彩と貫通模様M1、M2、M3
を通して見える前記折り返し部2b、4bの色彩を変え
ることにより、一層意匠性の高い模様を容易に創出する
ことができる。特に、箱体の表面全体を黒漆塗りのよう
な色調とし、箱体の内面と少なくとも貫通模様に対向す
る部分における前記折り返し部を赤漆塗りのような色調
とすることにより、重厚感と高級感とを相伴う組み立て
容器が得られる。
【0025】箱体としての使用後に廃棄する際には、上
面板3a、5aを上方に幾分持ち上げた状態で左右に広
げることにより、すべての係合部は容易に離脱し、簡単
に元の平板のシート状態とすることができる。従って、
廃棄物としての処理も容易となる。
面板3a、5aを上方に幾分持ち上げた状態で左右に広
げることにより、すべての係合部は容易に離脱し、簡単
に元の平板のシート状態とすることができる。従って、
廃棄物としての処理も容易となる。
【0026】図7、図8は、本発明による組立式箱体の
他の実施の形態を示している。この組立式箱体におい
て、矩形状である底板1の対向する2辺(この例では長
辺側)に連続形成される側壁板2、4の横幅は、底板1
の長辺の長さと同じとされるが、底板1の他の対向する
2辺(この例では短辺側)に連続形成される側壁板3、
5の横幅は、底板1の短辺の長さよりも幾分長いものと
される。そして、前記側壁板2、4は、側壁本体2a、
4aとその上縁に折り目6aによって折曲可能に連続形
成される折り返し部2b、4bとから構成され、該側壁
本体2a、4aには、積層シートを貫通する適宜の模様
M1、M2、M3が打ち抜き等の手段により形成され
る。
他の実施の形態を示している。この組立式箱体におい
て、矩形状である底板1の対向する2辺(この例では長
辺側)に連続形成される側壁板2、4の横幅は、底板1
の長辺の長さと同じとされるが、底板1の他の対向する
2辺(この例では短辺側)に連続形成される側壁板3、
5の横幅は、底板1の短辺の長さよりも幾分長いものと
される。そして、前記側壁板2、4は、側壁本体2a、
4aとその上縁に折り目6aによって折曲可能に連続形
成される折り返し部2b、4bとから構成され、該側壁
本体2a、4aには、積層シートを貫通する適宜の模様
M1、M2、M3が打ち抜き等の手段により形成され
る。
【0027】さらに、前記側壁本体2a、4aの両側端
部には第1の係合用突起10が突出形成されると共に、
上縁の左右端部分は一部が切り欠かれて、そこに上端位
置が前記折り目6aの位置となるようにされた第2の係
合用突起10a、10aが形成される。また、折り返し
部2b、4bの前記折り目6a側の部分における前記第
2の係合用突起10a、10aに対向する部分近傍は、
該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい深さの
切欠き部10b、10bとされている。なお、切欠き1
0bの深さは、好ましくは、箱体を作る積層シート1枚
分の厚みとされる。
部には第1の係合用突起10が突出形成されると共に、
上縁の左右端部分は一部が切り欠かれて、そこに上端位
置が前記折り目6aの位置となるようにされた第2の係
合用突起10a、10aが形成される。また、折り返し
部2b、4bの前記折り目6a側の部分における前記第
2の係合用突起10a、10aに対向する部分近傍は、
該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい深さの
切欠き部10b、10bとされている。なお、切欠き1
0bの深さは、好ましくは、箱体を作る積層シート1枚
分の厚みとされる。
【0028】一方、前記底板1の他の対向する2辺に連
続形成される側壁板3、5の両側端部の前記長くなった
部分には、組み立て時に前記第1の係合用突起10を係
合するための第1の係合孔11が形成されると共に、そ
の先端側には、側壁板3、5と同じ横幅でありかつ先端
側が凹形状をなす上面板3a、5aが折り目6bによっ
て折曲起立可能に連続形成される。そして、上面板3
a、5aの両側端縁近傍には、組み立て時に前記側壁本
体2a、4aに形成した前記第2の係合用突起10a、
10aと係合する位置に、第2の係合孔11a、11a
がそれぞれ形成される。
続形成される側壁板3、5の両側端部の前記長くなった
部分には、組み立て時に前記第1の係合用突起10を係
合するための第1の係合孔11が形成されると共に、そ
の先端側には、側壁板3、5と同じ横幅でありかつ先端
側が凹形状をなす上面板3a、5aが折り目6bによっ
て折曲起立可能に連続形成される。そして、上面板3
a、5aの両側端縁近傍には、組み立て時に前記側壁本
体2a、4aに形成した前記第2の係合用突起10a、
10aと係合する位置に、第2の係合孔11a、11a
がそれぞれ形成される。
【0029】この組立式箱体の組み立てに際しては、先
ず、対向する2枚の側壁板2、4を折り目6を曲げ線と
して底板1に対して直角に起立させ、次に、他方の側壁
板3、5を同様に折り目6を曲げ線として起立させる。
そして、側壁板2、4(側壁本体2a、4aの側面)に
形成した第1の係合用突起10に他方の側壁板3、5に
形成した第1の係合孔11を嵌め込み係合させる。それ
により、互いに隣接する二つの側壁板同志は図8に示さ
れるように相互に連接されて折り箱状の箱体が形成され
る。
ず、対向する2枚の側壁板2、4を折り目6を曲げ線と
して底板1に対して直角に起立させ、次に、他方の側壁
板3、5を同様に折り目6を曲げ線として起立させる。
そして、側壁板2、4(側壁本体2a、4aの側面)に
形成した第1の係合用突起10に他方の側壁板3、5に
形成した第1の係合孔11を嵌め込み係合させる。それ
により、互いに隣接する二つの側壁板同志は図8に示さ
れるように相互に連接されて折り箱状の箱体が形成され
る。
【0030】必要に応じてトレー50を収容した後、側
壁板3、5の先端側に設けた上面板3a、5aを折り目
6aを曲げ線として内側に向けて90°折り曲げ、その
両側端縁近傍に形成した第2の係合孔11aを側壁本体
2a、4aの上縁に形成した第2の係合用突起10aに
嵌め込み係合する。その後で、蓋体60aを被せる。こ
の実施の形態では、図1〜図6に示した形態のものと比
較して、側壁2、4と側壁3、5の係合が、上縁での第
2の係合用突起10aと第2の係合孔11aによる係合
に加えて、第1の係合用突起10と第1の係合孔11と
による側端面での係合が追加されるので、組み立て後に
不測に分解する恐れはさらに解消される。なお、図8に
示すように、この例では、蓋体60の形状は、上面板3
a、5aを水平に折り曲げて係止した状態で箱体上面に
形成される開放部分に、前記側壁板2、4の上縁に側辺
部分を搭載した姿勢で嵌め込み得る形状とされており、
蓋体60が不用意にはずれるのを摩擦係合によって阻止
している。
壁板3、5の先端側に設けた上面板3a、5aを折り目
6aを曲げ線として内側に向けて90°折り曲げ、その
両側端縁近傍に形成した第2の係合孔11aを側壁本体
2a、4aの上縁に形成した第2の係合用突起10aに
嵌め込み係合する。その後で、蓋体60aを被せる。こ
の実施の形態では、図1〜図6に示した形態のものと比
較して、側壁2、4と側壁3、5の係合が、上縁での第
2の係合用突起10aと第2の係合孔11aによる係合
に加えて、第1の係合用突起10と第1の係合孔11と
による側端面での係合が追加されるので、組み立て後に
不測に分解する恐れはさらに解消される。なお、図8に
示すように、この例では、蓋体60の形状は、上面板3
a、5aを水平に折り曲げて係止した状態で箱体上面に
形成される開放部分に、前記側壁板2、4の上縁に側辺
部分を搭載した姿勢で嵌め込み得る形状とされており、
蓋体60が不用意にはずれるのを摩擦係合によって阻止
している。
【0031】なお、この実施の形態での組立式箱体の場
合も、貫通模様M1、M2、M3は折り返し部2b、4
bにより裏面側から遮蔽されるものであり、模様M1、
M2、M3について、図1〜図6に示した形態のものと
同じ効果が奏されることは容易に理解されよう。
合も、貫通模様M1、M2、M3は折り返し部2b、4
bにより裏面側から遮蔽されるものであり、模様M1、
M2、M3について、図1〜図6に示した形態のものと
同じ効果が奏されることは容易に理解されよう。
【0032】上記の説明では、対向する二つの側壁の双
方に折り返し部を設け、かつ、貫通模様を形成するもの
としたが、一方の側壁にのみ折り返し部と貫通模様を形
成するようにしてもよい。その場合には、対向する他方
の側壁は一枚ものとされる。また、折り返し部2b、4
bの前記第2の係合用突起10a、10aに対向する部
分は、該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい
深さの平坦な切欠き部10b、10bとしたが、特に図
示しないが、第2の係合用突起10a、10aに対向す
る状態で同様の係合用突起を形成するようにしてもよ
い。その場合には、前記他の側壁3、5の上面板3a、
5aの両側端縁近傍に形成する第2の係合孔11a、1
1aの横幅は、積層シート2枚分のものとされる。これ
により、より安定した係合がもたらされる。
方に折り返し部を設け、かつ、貫通模様を形成するもの
としたが、一方の側壁にのみ折り返し部と貫通模様を形
成するようにしてもよい。その場合には、対向する他方
の側壁は一枚ものとされる。また、折り返し部2b、4
bの前記第2の係合用突起10a、10aに対向する部
分は、該係合用突起10a、10aの深さにほぼ等しい
深さの平坦な切欠き部10b、10bとしたが、特に図
示しないが、第2の係合用突起10a、10aに対向す
る状態で同様の係合用突起を形成するようにしてもよ
い。その場合には、前記他の側壁3、5の上面板3a、
5aの両側端縁近傍に形成する第2の係合孔11a、1
1aの横幅は、積層シート2枚分のものとされる。これ
により、より安定した係合がもたらされる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、平板状のシートから箱
体への組み立て作業及び容器としての使用後に分解して
平板状に戻す作業は、従来のものより容易でありなが
ら、組み立て後に不用意に係合部が離脱することのない
安定した組立式箱体が得られる。また、高い意匠性を持
つ模様の創出が可能となり、見栄えがよく高級感を醸し
だすことを可能とした組立式箱体を得ることができる。
体への組み立て作業及び容器としての使用後に分解して
平板状に戻す作業は、従来のものより容易でありなが
ら、組み立て後に不用意に係合部が離脱することのない
安定した組立式箱体が得られる。また、高い意匠性を持
つ模様の創出が可能となり、見栄えがよく高級感を醸し
だすことを可能とした組立式箱体を得ることができる。
【図1】本発明による組立式箱体の一実施の形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】用いる素材の一例を説明する拡大図。
【図3】図1の組立式箱体の組み立て過程を説明する
図。
図。
【図4】図1の組立式箱体の組み立て過程を説明する
図。
図。
【図5】図1の組立式箱体の組み立て後の状態を説明す
る図。
る図。
【図6】図1の組立式箱体の組み立て後の状態を示す断
面図。
面図。
【図7】本発明による組立式箱体のさらに他の実施の形
態を説明する図。
態を説明する図。
【図8】図7の組立式箱体の組み立て過程を説明する
図。
図。
【図9】従来の組立式箱体の一例を説明する図。
【図10】従来の組立式箱体の他の例を説明する図。
1…底板、2〜5…側面板、2a、4a…側壁本体、2
b、4b…折り返し部、3a、5a…上面板、10、1
0a…係合用突起、11、11a…係合孔、50…トレ
ー、60…蓋体、M1〜M3…貫通模様
b、4b…折り返し部、3a、5a…上面板、10、1
0a…係合用突起、11、11a…係合孔、50…トレ
ー、60…蓋体、M1〜M3…貫通模様
Claims (6)
- 【請求項1】 平板状のシートから側壁板を起立させて
形成する組立式箱体であって、該組立式箱体は、底板の
周囲に折曲自在に側壁板を連接しており、対向して位置
する2枚の側壁板には、他の側壁板の上縁に乗ることの
できる上面板が折曲自在に連接されており、かつ、前記
他の側壁板の上縁に形成された係合用突起と前記上面板
に形成された係合孔とにより、前記上面板は前記他の側
壁板の上縁に対して係脱自在とされていることを特徴と
する組立式箱体。 - 【請求項2】 平板状のシートから側壁板を起立させて
形成する組立式箱体であって、該組立式箱体は、底板の
周囲に折曲自在に側壁板を連接しており、対向して位置
する2枚の側壁板には、他の側壁板の上縁に乗ることの
できる上面板が折曲自在に連接されており、かつ、前記
他の側壁板の上縁に形成された係合用突起と前記上面板
に形成された係合孔とにより、前記上面板は前記他の側
壁板の上縁に対して係脱自在とされていると共に、前記
他の側壁板の少なくとも一方は、内側に折り込むことに
より組み立て時に2重壁を構成することとなる折り返し
部を折曲自在に有しており、前記他の側壁板の該折り返
し部以外の部分には板を貫通する形での模様が形成され
ていることを特徴とする組立式箱体。 - 【請求項3】 前記折り返し部における組み立て時に少
なくとも前記模様に対向することとなる部分は、側壁表
面側の色彩とは異なる色彩とされていることを特徴とす
る請求項2記載の組立式箱体。 - 【請求項4】 側壁表面側の色彩は黒色系色彩であり、
前記折り返し部における組み立て時に少なくとも前記模
様に対向することとなる部分の色彩は赤色系色彩である
ことを特徴とする請求項3記載の組立式箱体。 - 【請求項5】 内部に収容可能なトレーを有することを
特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の組立式箱
体。 - 【請求項6】 前記平面状のシートは合成樹脂の発泡シ
ートであり、必要に応じて一面又は両面に合成樹脂フィ
ルムがラミネートされたものであることを特徴とする請
求項1ないし4いずれか記載の組立式箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22132197A JPH1159656A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 組立式箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22132197A JPH1159656A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 組立式箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159656A true JPH1159656A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16764979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22132197A Pending JPH1159656A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 組立式箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1159656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002068166A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Nippon Block Kako Hanbai Kk | 組み立て式箱型容器 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22132197A patent/JPH1159656A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002068166A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Nippon Block Kako Hanbai Kk | 組み立て式箱型容器 |
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