JPH1159862A - 木工機の送りローラ - Google Patents

木工機の送りローラ

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JPH1159862A
JPH1159862A JP21666797A JP21666797A JPH1159862A JP H1159862 A JPH1159862 A JP H1159862A JP 21666797 A JP21666797 A JP 21666797A JP 21666797 A JP21666797 A JP 21666797A JP H1159862 A JPH1159862 A JP H1159862A
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teeth
feed roller
grooves
wood
feed
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JP21666797A
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Hisao Yamada
久雄 山田
Shinji Ito
真司 伊藤
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗した歯のみを交換可能にすることがで
き、更に歯の摩耗を低減することができ、製造コスト及
びランニングコストが低い木工機の送りローラを提供す
る。 【解決手段】 炭素鋼からなりその外周面に溝4が形成
されたローラ本体2と、超硬合金であるタングステンカ
ーバイドからなり溝4に打ち込まれた後、ろう付けされ
た歯3とから送りローラ1が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加工対象の木材を定
盤上で送るために使用される木工機の送りローラに関
し、特に、耐久性が高い木工機の送りローラに関する。
【0002】
【従来の技術】木材を加工する木工機においては、送り
ローラによって加工材料である木材を移動させながら加
工を行っている。図5は従来の木工機を示す模式的斜視
図である。定盤12上には、加工すべき木材14を所定
の方向(以下、送り方向という)に移動させるためにこ
れを案内する定規13が配設されている。これにより、
木材14は定規13の側面に倣いながら送り方向に移動
する。また、木材14が移動する経路の上方には、複数
個の送りローラ11がその回転軸を相互に平行にすると
共に、木材14の送り方向に垂直の方向にして配置され
ている。各送りローラ11の周面には複数個の歯15が
送りローラ11の回転軸に対してねじれの方向に延びる
ように形成されている。そして、送りローラ11の上方
には送りローラ11を覆うハウジング16が設けられて
いる。なお、送りローラ11の回転方向に対して歯15
の定規13側の端部は逆側の端部よりも回転後方にあ
り、これにより送りローラ11により送り出される木材
14には、常に定規13に向かう力成分が作用する。
【0003】このように構成された木工機においては、
送りローラ11が矢印17に示す方向に回転する。そし
て、木材14が送りローラ11の下に送り込まれると送
りローラ11の歯15が木材14に噛み込み、送りロー
ラ11の回転により木材14が定規13の側面に倣いな
がら定盤12の上を送り方向に送り出され、移動する。
【0004】次に、この木工機に使用される送りローラ
11について説明する。図6は従来の送りローラを示す
斜視図である。従来の送りローラ11においては、前述
のように、外周面に複数個の歯15が送りローラ11自
体と一体となって等間隔で彫り込まれるように形成され
ている。そして、歯15は木材14の送り方向に対して
一定の角度をなして傾斜している。このように、歯15
が送り方向に対して傾斜しているので、木材14には送
り方向に垂直な方向の力成分も作用し、定規13の側面
に押付けられながら木材14は移動する。このため、位
置のぶれの発生を防止しながら木材14を送り方向に移
動させることができる。なお、歯の傾斜の角度は適宜決
められている。また、送りローラ11は炭素鋼から形成
されており、その歯15を含む送りローラ先端部は焼入
れ処理により硬化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送りローラにおいては、使用している間に歯が摩耗して
擦り減ってしまうという難点がある。このため、1年間
程度で木材を送る力が低下してしまい、交換する必要が
ある。この交換に際して、送りローラ全体を交換する必
要があり、ランニングコストが高いという問題点があ
る。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、摩耗した歯の再研磨が可能であって摩耗し
た歯のみを交換可能にすることができ、更に歯の摩耗を
低減することができ、製造コスト及びランニングコスト
が低い木工機の送りローラを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る木工機の送
りローラは、回転により木材を送り出す木工機の送りロ
ーラにおいて、外周面に複数個の溝が形成された回転可
能なローラ本体と、前記溝に着脱自在に嵌合された複数
個の歯とを有し、前記溝は前記ローラ本体の回転軸に平
行な方向又はねじれの方向に伸びていることを特徴とす
る。
【0008】本発明においては、ローラ本体と歯とが個
別の部品から構成されているので、摩耗して木材を送る
力が低下した歯がある場合には、再研磨により復元がで
き、また、その摩耗した歯のみを交換することができ
る。このため、欠陥が生じていないローラ本体を同時に
交換する必要がない。従って、本発明に係る送りローラ
はランニングコストが低い。
【0009】なお、前記歯の硬度はロックウェル硬さ
(HRA)で88.5以上であることが望ましい。歯の
硬度をロックウェル硬さ(HRA)で88.5以上とす
ることにより、歯の耐久性が向上し、交換の頻度を低下
することができる。この場合に、ローラ全体ではなく、
歯のみを硬化させればよいので、本発明に係る送りロー
ラは製造コストが低い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る木工
機の送りローラついて、添付の図面を参照して具体的に
説明する。図1は本発明の実施例に係る木工機の送りロ
ーラを示す斜視図であり、図2は同じく断面図であり、
図3は同じく側面図である。本実施例においては、ロー
ラ本体2は炭素鋼からなり、その外周面に溝4が形成さ
れている。そして、このローラ本体2には、ロックウェ
ル硬さ(HRA)が88.5の超硬合金であるタングス
テンカーバイドからなる歯3が溝4に打ち込まれた後、
ろう付けにより固定されて配設されている。従って、こ
の歯3はろうを溶解することにより、溝4から離脱させ
ることができる。図2に示すように、歯3は断面が矩形
の平板状をなし、その表裏面は送りローラ1の中心軸に
向くように配置されている。
【0011】本実施例においては、歯3がローラ本体2
に対して脱着可能な部品からなるので、歯3が摩耗した
場合には、その歯3のみを交換することができ、欠陥が
生じていないローラ本体とその他の歯3を継続して使用
することができる。このため、ランニングコストが低
い。
【0012】なお、図3に示すように、歯3はローラ本
体2の回転軸方向に対して5乃至15°傾斜したねじれ
角を有する。なお、ねじれの方向は送りローラ1が使用
される木工機における送り方向と定規の位置とに応じて
決定される。
【0013】図4はローラ本体及び歯の変形例を示す断
面図である。図4に示すように、歯6の回転方向側の側
面の頂部は鋭角をなしていてもよい。歯6の回転方向側
の側面の頂部が鋭角をなすことにより、木材を一層容易
に送り方向へ送ることが可能となる。更に、歯6はロー
ラ本体5の半径方向に対して回転方向に−5乃至5°傾
斜したすくい角を有していてもよい。この場合、すくい
角は歯6の側面からローラ本体5の外側に伸びる延長線
がその歯6におけるローラ本体5の半径方向より回転方
向側に伸びている場合を正としている。
【0014】次に、送りローラに関する数値限定理由に
ついて説明する。
【0015】すくい角の角度α:−5乃至5° すくい角は溝にろう付けされた歯が効率良く木材を送る
ために設けられている。すくい角の角度αが−5乃至5
°から外れると、木材を送る効率が低下しやすい。従っ
て、すくい角の角度αは−5乃至5°であることが望ま
しい。
【0016】ねじれ角の角度β:5乃至15° ねじれ角は溝にろう付けされた歯が木材に送り方向と直
交する方向に力をかけ、木材を定規の側面に押付けなが
ら移動させるために設けられている。ねじれ角の角度β
が5°未満であると、木材を定規の側面に押付ける力が
弱くなりやすい。一方、角度βが15°を超えると、ロ
ーラを作製しにくくなり、製造コストが高くなる。従っ
て、ねじれ角の角度βは5乃至15°であることが望ま
しい。
【0017】ローラ本体の直径:130mm以上 ローラ本体の直径が130mm未満であると、ローラを
作製しにくくなり、製造コストが高くなる。従って、ロ
ーラ本体の直径は130mm以上であることが望まし
い。
【0018】歯の数:40乃至60個 歯の数が40個未満であると、各派にかかる負荷が大き
くなり、折れが発生することがある。一方、歯の数が6
0個を超えると、木材をめくり上げることがあり、送る
力が弱くなる。従って、歯の数は40乃至60個である
ことが望ましい。
【0019】歯の硬度:ロックウェル硬さ(HRA)で
88.5以上 歯の硬度がロックウェル硬さ(HRA)で88.5未満
であると、歯が摩耗しやすくなる。従って、歯の硬度は
ロックウェル硬さ(HRA)で88.5以上であること
が望ましい。なお、歯の硬度が高すぎる場合には歯が割
れることがある。本実施例においては、歯がローラ本体
とは異なる部品からなるので、歯の硬度を高める場合に
は、歯のみを硬化させれば良く、ローラ本体と一体化し
ている場合と比して、極めて容易に歯の硬度を高めるこ
とができる。
【0020】また、歯のピッチは被削材である木材の材
質並びに送りの速さ及び力に応じて適宜選択される。
【0021】なお、本体に使用される炭素鋼としては、
例えば、S45Cが挙げられる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ローラ本体と歯とから木工機の送りローラが構成されて
おり、ローラ本体と歯とが個別の部品からなるので、摩
耗し木材を送る力が低下した歯が存在する場合には、そ
の摩耗した歯のみを交換することができる。従って、欠
陥がない部品を同時に交換する必要がなく、ランニング
コストが低い。また、歯のみを硬化処理させることがで
き、ローラ本体まで硬化処理する必要がないので、製造
コストを低減することが可能である。また、歯のみを硬
化処理させればよいので、歯の硬度をローラ本体の制約
を受けずに適切なものとすることができ、歯の摩耗を一
層低減することができるができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る木工機の送りローラを示
す斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】ローラ本体及び歯の変形例を示す断面図であ
る。
【図5】従来の木工機を示す模式的斜視図である。
【図6】従来の送りローラを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11;送りローラ、 2、5;ローラ本体、 3、
6、15;歯、 4;溝、 12;定盤、 13;定
規、 14;木材、 16;ハウジング、 17;矢印
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】歯の数:40乃至60個 歯の数が40個未満であると、各にかかる負荷が大き
くなり、折れが発生することがある。一方、歯の数が6
0個を超えると、木材をめくり上げることがあり、送る
力が弱くなる。従って、歯の数は40乃至60個である
ことが望ましい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転により木材を送り出す木工機の送り
    ローラにおいて、外周面に複数個の溝が形成された回転
    可能なローラ本体と、前記溝に着脱自在に嵌合された複
    数個の歯とを有し、前記溝は前記ローラ本体の回転軸に
    平行な方向又はねじれの方向に伸びていることを特徴と
    する木工機の送りローラ。
  2. 【請求項2】 前記歯の硬度はロックウェル硬さ(HR
    A)で88.5以上であることを特徴とする請求項1に
    記載の木工機の送りローラ。
JP21666797A 1997-08-11 1997-08-11 木工機の送りローラ Expired - Lifetime JP3399304B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000078514A1 (en) * 1999-06-23 2000-12-28 Kemtech International Pty Ltd Feed wheel
US20110248550A1 (en) * 2010-04-13 2011-10-13 Brook Hugh Knotts Weld-on cast carbon steel roll crusher tooth having silver-brazed tungsten carbide inserts on wear surfaces
CN103625883A (zh) * 2012-08-20 2014-03-12 招远泽洋工具制造有限公司 旋转自动运送工件的槽辊
CN106476102A (zh) * 2016-11-20 2017-03-08 北京林业大学 联合伐木机斜纹螺旋齿型进料辊

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