JPH1159934A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH1159934A JPH1159934A JP21739397A JP21739397A JPH1159934A JP H1159934 A JPH1159934 A JP H1159934A JP 21739397 A JP21739397 A JP 21739397A JP 21739397 A JP21739397 A JP 21739397A JP H1159934 A JPH1159934 A JP H1159934A
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- Japan
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- sheet
- separation piece
- pressing
- piece
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重ね置かれた複数枚のシート体を確実に1枚
ずつ給紙されるように、転動体による空送りの防止を図
った給紙装置を提供する。 【解決手段】 重ね置かれた複数枚の読取原稿2を、1
枚ずつ分離するようにして、給紙ローラ12のローラ本
体12b表面に密着させつつ所定の送り方向へと送り出
す給紙装置であって、複数枚の読取原稿2の先端を給紙
ローラ12に対して挟み付ける状態で、送り方向に沿っ
て所定の傾斜姿勢をもって配置される可撓性の分離片1
3と、分離片13の送り方向先端部を給紙ローラ12の
ローラ本体12b表面に対して押圧する背圧ばね14
と、分離片13の背面部に当接し、その分離片13の傾
斜姿勢を一定に保持する姿勢保持部材15とを備えてい
る。
ずつ給紙されるように、転動体による空送りの防止を図
った給紙装置を提供する。 【解決手段】 重ね置かれた複数枚の読取原稿2を、1
枚ずつ分離するようにして、給紙ローラ12のローラ本
体12b表面に密着させつつ所定の送り方向へと送り出
す給紙装置であって、複数枚の読取原稿2の先端を給紙
ローラ12に対して挟み付ける状態で、送り方向に沿っ
て所定の傾斜姿勢をもって配置される可撓性の分離片1
3と、分離片13の送り方向先端部を給紙ローラ12の
ローラ本体12b表面に対して押圧する背圧ばね14
と、分離片13の背面部に当接し、その分離片13の傾
斜姿勢を一定に保持する姿勢保持部材15とを備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね置かれた複数
枚のシート体を1枚ずつ分離して給紙することができる
給紙装置に関する。
枚のシート体を1枚ずつ分離して給紙することができる
給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、読取装置や印字装置には、多数
枚にわたって用意されたシート体としての読取原稿や記
録用紙を、1枚ずつ装置本体内に引き込む給紙装置が内
蔵されている。このような給紙装置では、用紙トレイな
どに重ね置かれた複数枚のシート体を、1枚ずつ分離し
て、給紙ローラのローラ面に密着させつつ装置本体内へ
と引き込むようになっている。
枚にわたって用意されたシート体としての読取原稿や記
録用紙を、1枚ずつ装置本体内に引き込む給紙装置が内
蔵されている。このような給紙装置では、用紙トレイな
どに重ね置かれた複数枚のシート体を、1枚ずつ分離し
て、給紙ローラのローラ面に密着させつつ装置本体内へ
と引き込むようになっている。
【0003】図5は、従来の給紙装置におけるシート体
分離時の給紙ローラの周辺を拡大して示した要部拡大断
面図であって、この図に示すように、従来の給紙装置に
おいては、重ね置かれた複数枚のシート体20の先端が
送り方向に沿って所定の傾斜姿勢をもって配置された分
離片21により、給紙ローラ22に対して挟み付けられ
る状態とされている。このような分離片21の送り方向
先端部側は、背圧ばね23の押圧部23aによって給紙
ローラ22に対して所定の押圧力で押圧されていること
から、シート体20の先端が給紙ローラ22に対して重
ねずれた姿勢で密着され、くさび形状を形成している。
また、この状態において、分離片21と背圧ばね23と
の間には、所定の空間25が形成される(図5中、仮想
線で示す分離片21の状態)。さらに、このような背圧
ばね23よりも送り方向上流側には、給紙ローラ22に
対してシート体20を押圧する補助ばね24が配置され
ており、この補助ばね24によって給紙ローラ22と給
紙すべき最下層のシート体20との間に密着力が付与さ
れ、補助的搬送力を得ている。
分離時の給紙ローラの周辺を拡大して示した要部拡大断
面図であって、この図に示すように、従来の給紙装置に
おいては、重ね置かれた複数枚のシート体20の先端が
送り方向に沿って所定の傾斜姿勢をもって配置された分
離片21により、給紙ローラ22に対して挟み付けられ
る状態とされている。このような分離片21の送り方向
先端部側は、背圧ばね23の押圧部23aによって給紙
ローラ22に対して所定の押圧力で押圧されていること
から、シート体20の先端が給紙ローラ22に対して重
ねずれた姿勢で密着され、くさび形状を形成している。
また、この状態において、分離片21と背圧ばね23と
の間には、所定の空間25が形成される(図5中、仮想
線で示す分離片21の状態)。さらに、このような背圧
ばね23よりも送り方向上流側には、給紙ローラ22に
対してシート体20を押圧する補助ばね24が配置され
ており、この補助ばね24によって給紙ローラ22と給
紙すべき最下層のシート体20との間に密着力が付与さ
れ、補助的搬送力を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の給
紙装置では、分離片21の送り方向先端部が背圧ばね2
3の押圧部23aによって押圧されるのみであって、分
離片21自体は、通常撓みやすく形成されているので、
多数枚のシート体20の各シート体同士間の摩擦係数が
高い状態、たとえば高湿環境下でシート体が吸湿状態に
ある場合では、図6に示すように、一体となったシート
体20の先端は、分離片21に当接してその傾斜姿勢を
大きく変化させ、背圧ばね23までが撓み、空間25を
保持できなくなる(図5中、実線で示す分離片21の状
態)。その結果、シート体20先端と分離片21のなす
角度が大きくなり、最下層に位置するシート体20が分
離されて引き出されることに対する抗力が大きくなる。
また、十分に重ねずれた姿勢(くさび形状)を形成でき
ないことから、補助ばね24の押圧力が不足して最下層
に位置するシート体20と給紙ローラ22との密着性が
保たれず、補助的搬送力も不足するため、最下層のシー
ト体20と給紙ローラ22とが空転してしまい、空送す
るという問題があった。
紙装置では、分離片21の送り方向先端部が背圧ばね2
3の押圧部23aによって押圧されるのみであって、分
離片21自体は、通常撓みやすく形成されているので、
多数枚のシート体20の各シート体同士間の摩擦係数が
高い状態、たとえば高湿環境下でシート体が吸湿状態に
ある場合では、図6に示すように、一体となったシート
体20の先端は、分離片21に当接してその傾斜姿勢を
大きく変化させ、背圧ばね23までが撓み、空間25を
保持できなくなる(図5中、実線で示す分離片21の状
態)。その結果、シート体20先端と分離片21のなす
角度が大きくなり、最下層に位置するシート体20が分
離されて引き出されることに対する抗力が大きくなる。
また、十分に重ねずれた姿勢(くさび形状)を形成でき
ないことから、補助ばね24の押圧力が不足して最下層
に位置するシート体20と給紙ローラ22との密着性が
保たれず、補助的搬送力も不足するため、最下層のシー
ト体20と給紙ローラ22とが空転してしまい、空送す
るという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記の点に鑑みて提案
されたものであって、重ね置かれた複数枚のシート体を
確実に1枚ずつ給紙されるように、転動体による空送り
の防止を図った給紙装置を提供することを目的としてい
る。
されたものであって、重ね置かれた複数枚のシート体を
確実に1枚ずつ給紙されるように、転動体による空送り
の防止を図った給紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の給紙装置は、重ね置かれ
た複数枚のシート体を、1枚ずつ分離して、転動体の転
動面に密着させつつ所定の送り方向へと送り出す給紙装
置であって、前記複数枚のシート体の先端を前記転動面
に対して挟み付ける状態で、送り方向に沿って所定の傾
斜姿勢をもって配置される可撓性を有する分離片と、前
記分離片の送り方向先端部側を所定荷重で弾性的に前記
転動面に対して押圧する押圧手段と、前記分離片の背面
部に当接し、その分離片の傾斜姿勢をほぼ一定に保持す
る姿勢保持部材とを備えている。
め、請求項1に記載した発明の給紙装置は、重ね置かれ
た複数枚のシート体を、1枚ずつ分離して、転動体の転
動面に密着させつつ所定の送り方向へと送り出す給紙装
置であって、前記複数枚のシート体の先端を前記転動面
に対して挟み付ける状態で、送り方向に沿って所定の傾
斜姿勢をもって配置される可撓性を有する分離片と、前
記分離片の送り方向先端部側を所定荷重で弾性的に前記
転動面に対して押圧する押圧手段と、前記分離片の背面
部に当接し、その分離片の傾斜姿勢をほぼ一定に保持す
る姿勢保持部材とを備えている。
【0007】この給紙装置によれば、多数枚のシート体
が分離片によって挟み付けられた状態では、1枚目のシ
ート体が分離される時に、各シート体の端がそろった束
の状態から重ねずれを生じたくさび形状を形成する。高
湿環境下で吸湿したシート体の場合は、シート体同士の
摩擦により十分なくさび形状を形成できず、分離片を押
し上げて変形させる力が働くが、姿勢保持部材によって
分離片の傾斜姿勢がほぼ一定に保持されるので、このよ
うな分離片の適切な傾斜姿勢に沿ってシート体の先端が
十分に重ねずれた、くさび形状が形成される。したがっ
て、シート体の進入方向と分離片の角度が最適角度に保
持されるので、シート体が分離されて送り出される際の
抵抗力が常に安定したものとなり、重ね置かれた複数枚
のシート体が確実に1枚ずつ送り出され、シート体の空
送を防止することができる。
が分離片によって挟み付けられた状態では、1枚目のシ
ート体が分離される時に、各シート体の端がそろった束
の状態から重ねずれを生じたくさび形状を形成する。高
湿環境下で吸湿したシート体の場合は、シート体同士の
摩擦により十分なくさび形状を形成できず、分離片を押
し上げて変形させる力が働くが、姿勢保持部材によって
分離片の傾斜姿勢がほぼ一定に保持されるので、このよ
うな分離片の適切な傾斜姿勢に沿ってシート体の先端が
十分に重ねずれた、くさび形状が形成される。したがっ
て、シート体の進入方向と分離片の角度が最適角度に保
持されるので、シート体が分離されて送り出される際の
抵抗力が常に安定したものとなり、重ね置かれた複数枚
のシート体が確実に1枚ずつ送り出され、シート体の空
送を防止することができる。
【0008】また、請求項2に記載した発明の給紙装置
は、請求項1に記載の給紙装置であって、前記分離片
は、弾性部材よりなり、前記姿勢保持部材は、その分離
片に対して剛性のある薄膜部材よりなる。
は、請求項1に記載の給紙装置であって、前記分離片
は、弾性部材よりなり、前記姿勢保持部材は、その分離
片に対して剛性のある薄膜部材よりなる。
【0009】この給紙装置によれば、請求項1に記載の
給紙装置による効果に加えて、分離片は、弾性部材より
なり、姿勢保持部材は、その分離片に対して剛性のある
薄膜部材よりなるので、弾性変形によって姿勢変化を生
じやすい材質の分離片であっても、その傾斜姿勢を薄膜
部材によって適切な状態に保持することができる。
給紙装置による効果に加えて、分離片は、弾性部材より
なり、姿勢保持部材は、その分離片に対して剛性のある
薄膜部材よりなるので、弾性変形によって姿勢変化を生
じやすい材質の分離片であっても、その傾斜姿勢を薄膜
部材によって適切な状態に保持することができる。
【0010】さらに、請求項3に記載した発明の給紙装
置は、請求項1または請求項2に記載の給紙装置であっ
て、前記姿勢保持部材は、その先端が前記押圧手段の押
圧部より送り方向上流側に位置するように配置されてい
る。
置は、請求項1または請求項2に記載の給紙装置であっ
て、前記姿勢保持部材は、その先端が前記押圧手段の押
圧部より送り方向上流側に位置するように配置されてい
る。
【0011】この給紙装置によれば、請求項1または請
求項2に記載の給紙装置による効果に加えて、姿勢保持
部材は、その先端が押圧手段の押圧部より送り方向上流
側に配置されているので、シート体分離の際に負荷とな
る姿勢保持部材の保持力と、背圧ばねの押圧力とが分離
片の別位置に作用することとなり、結果的にシート体に
対する負荷が低減されることから、シート体をスムーズ
に送り出すことができる。
求項2に記載の給紙装置による効果に加えて、姿勢保持
部材は、その先端が押圧手段の押圧部より送り方向上流
側に配置されているので、シート体分離の際に負荷とな
る姿勢保持部材の保持力と、背圧ばねの押圧力とが分離
片の別位置に作用することとなり、結果的にシート体に
対する負荷が低減されることから、シート体をスムーズ
に送り出すことができる。
【0012】また、請求項4に記載した発明の給紙装置
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の給紙装
置であって、前記押圧手段は、その基端部から押圧部に
かけて屈曲状に形成された板ばねであり、前記押圧部以
外は、前記分離片との間に所定の空間を有して配置され
ている。
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の給紙装
置であって、前記押圧手段は、その基端部から押圧部に
かけて屈曲状に形成された板ばねであり、前記押圧部以
外は、前記分離片との間に所定の空間を有して配置され
ている。
【0013】この給紙装置によれば、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の給紙装置による効果に加え
て、シート体が剛性のある材質であったり、束がくずれ
にくい状態である場合には、姿勢保持部材でもっても適
切な傾斜姿勢を保持できなくなることがあるが、押圧手
段である板ばねが、その押圧部以外は分離片との間に所
定の空間を有して配置されているので、姿勢保持部材
は、分離片と共に傾斜角度が大きくなる方向に変形する
ことができ、その際、押圧手段の押圧部のひらきは防止
されるので、多重送によるジャムの発生を防止すること
ができる。
求項3のいずれかに記載の給紙装置による効果に加え
て、シート体が剛性のある材質であったり、束がくずれ
にくい状態である場合には、姿勢保持部材でもっても適
切な傾斜姿勢を保持できなくなることがあるが、押圧手
段である板ばねが、その押圧部以外は分離片との間に所
定の空間を有して配置されているので、姿勢保持部材
は、分離片と共に傾斜角度が大きくなる方向に変形する
ことができ、その際、押圧手段の押圧部のひらきは防止
されるので、多重送によるジャムの発生を防止すること
ができる。
【0014】さらに、請求項5に記載した発明の給紙装
置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の給紙
装置であって、前記押圧手段の押圧部よりも送り方向上
流側には、前記転動面に対して前記シート体を押圧する
補助ばねが配置されている。
置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の給紙
装置であって、前記押圧手段の押圧部よりも送り方向上
流側には、前記転動面に対して前記シート体を押圧する
補助ばねが配置されている。
【0015】この給紙装置によれば、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の給紙装置による効果に加え
て、押圧手段の押圧部よりも送り方向上流側には、転動
面に対してシート体を押圧する補助ばねが配置されてい
るので、この補助ばねによってシート体を転動面に対し
てより確実に密着させることができる。
求項4のいずれかに記載の給紙装置による効果に加え
て、押圧手段の押圧部よりも送り方向上流側には、転動
面に対してシート体を押圧する補助ばねが配置されてい
るので、この補助ばねによってシート体を転動面に対し
てより確実に密着させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照して具体的に説明する。
態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかる給紙
装置を内蔵した読取装置の概略全体を示した概略全体断
面図であって、この図に示す給紙装置は、給紙口1付近
に重ね置かれた複数枚の読取原稿(シート体)2を最下
層から1枚ずつ分離して読取装置本体内の搬送ローラ3
へと送り出すものである。なお、読取装置は、読取位置
Sにおいて光学系を介してラインイメージセンサによ
り、読取原稿2の主走査方向ラインを読み取る。読み取
り終了後は、排出ローラ4により排紙口5へと読取原稿
2が排出される。この図において読取ヘッドや光源など
は図示せず、その説明を省略する。
装置を内蔵した読取装置の概略全体を示した概略全体断
面図であって、この図に示す給紙装置は、給紙口1付近
に重ね置かれた複数枚の読取原稿(シート体)2を最下
層から1枚ずつ分離して読取装置本体内の搬送ローラ3
へと送り出すものである。なお、読取装置は、読取位置
Sにおいて光学系を介してラインイメージセンサによ
り、読取原稿2の主走査方向ラインを読み取る。読み取
り終了後は、排出ローラ4により排紙口5へと読取原稿
2が排出される。この図において読取ヘッドや光源など
は図示せず、その説明を省略する。
【0018】図2は、図1における給紙ローラの周辺を
拡大して示した要部拡大断面図であって、この図も参照
して給紙装置について説明すると、読取装置に内蔵され
た給紙装置は、給紙口1付近の読取原稿2を引き込む引
込ローラ10、引込ローラ10に対して読取原稿2を押
圧する押圧アーム11、押圧アーム11を上方から付勢
するばね11a、引込ローラ10によって引き込まれた
読取原稿2の最下層の1枚を搬送ローラ3へと送り出す
給紙ローラ12、読取原稿2の先端を挟み付ける状態で
給紙ローラ12に対して所定の傾斜姿勢をもって配置さ
れる分離片13、分離片13を給紙ローラ12に対して
所定荷重で押圧する背圧ばね14、分離片13と背圧ば
ね14との間に設けられ、分離片13の傾斜姿勢をほぼ
一定に保持する姿勢保持部材15、および背圧ばね14
より送り方向上流側において読取原稿2を給紙ローラ1
2に対して押圧する補助ばね16を概略備えている。
拡大して示した要部拡大断面図であって、この図も参照
して給紙装置について説明すると、読取装置に内蔵され
た給紙装置は、給紙口1付近の読取原稿2を引き込む引
込ローラ10、引込ローラ10に対して読取原稿2を押
圧する押圧アーム11、押圧アーム11を上方から付勢
するばね11a、引込ローラ10によって引き込まれた
読取原稿2の最下層の1枚を搬送ローラ3へと送り出す
給紙ローラ12、読取原稿2の先端を挟み付ける状態で
給紙ローラ12に対して所定の傾斜姿勢をもって配置さ
れる分離片13、分離片13を給紙ローラ12に対して
所定荷重で押圧する背圧ばね14、分離片13と背圧ば
ね14との間に設けられ、分離片13の傾斜姿勢をほぼ
一定に保持する姿勢保持部材15、および背圧ばね14
より送り方向上流側において読取原稿2を給紙ローラ1
2に対して押圧する補助ばね16を概略備えている。
【0019】引込ローラ10は、図示しないステッピン
グモータの駆動力によって回転する回転体10aに、ゴ
ムなどの弾性部材からなるローラ本体10bを巻装する
ことで構成されている。このようなローラ本体10b
は、図示しない減速機構やワンウェイクラッチを介して
回転するようになっており、読取原稿2の送り方向に対
して幅方向のほぼ中央部に配置されている。
グモータの駆動力によって回転する回転体10aに、ゴ
ムなどの弾性部材からなるローラ本体10bを巻装する
ことで構成されている。このようなローラ本体10b
は、図示しない減速機構やワンウェイクラッチを介して
回転するようになっており、読取原稿2の送り方向に対
して幅方向のほぼ中央部に配置されている。
【0020】押圧アーム11は、多数枚の読取原稿2を
束ねた状態で引込ローラ10に対して押圧するものであ
って、ばね11aによって引込ローラ10の方向に付勢
力を与えている。すなわち、最下層の読取原稿2は、押
圧アーム11によって引込ローラ10に密着せしめら
れ、送り方向下流側へと繰り出されるようになされてい
る。また、引込ローラ10によって送り方向下流側へ読
取原稿2を繰り出す力は、読取原稿2が後述する給紙ロ
ーラ12によって駆動力を受け始めると働かなくなる。
これは、引込ローラ10と給紙ローラ12に対して周速
差、ワンウェイクラッチをつけることで実現している。
束ねた状態で引込ローラ10に対して押圧するものであ
って、ばね11aによって引込ローラ10の方向に付勢
力を与えている。すなわち、最下層の読取原稿2は、押
圧アーム11によって引込ローラ10に密着せしめら
れ、送り方向下流側へと繰り出されるようになされてい
る。また、引込ローラ10によって送り方向下流側へ読
取原稿2を繰り出す力は、読取原稿2が後述する給紙ロ
ーラ12によって駆動力を受け始めると働かなくなる。
これは、引込ローラ10と給紙ローラ12に対して周速
差、ワンウェイクラッチをつけることで実現している。
【0021】給紙ローラ12は、上記引込ローラ10と
同様に、図示しないステッピングモータの駆動力によっ
て回転する回転体12aに、ゴムなどの弾性部材からな
るローラ本体12bを巻装することで構成されている。
このようなローラ本体12bは、図示しない減速機構や
ワンウェイクラッチを介して回転するようになってお
り、読取原稿2の送り方向に対して幅方向のほぼ中央部
に配置されている。
同様に、図示しないステッピングモータの駆動力によっ
て回転する回転体12aに、ゴムなどの弾性部材からな
るローラ本体12bを巻装することで構成されている。
このようなローラ本体12bは、図示しない減速機構や
ワンウェイクラッチを介して回転するようになってお
り、読取原稿2の送り方向に対して幅方向のほぼ中央部
に配置されている。
【0022】さらに、図3は、図2に示す給紙ローラ1
2の周辺上方を斜め下方から示した要部分解斜視図であ
って、この図も参照して詳述すると、分離片13は、た
とえばシリコンラバーなどの可撓性の弾性部材よりな
り、複数枚の読取原稿2の先端を給紙ローラ12に対し
て挟み付ける状態で、送り方向に沿って所定の傾斜角度
をもって配置されている。分離片13の基端部は、後述
する背圧ばね14および姿勢保持部材15を間に挟んだ
状態で貫通孔13aを介して装置内壁の縦突起6aに係
合される。この分離片13の基端部に対して他端側とな
る送り方向先端部側が給紙ローラ12のローラ本体12
bに密着した状態とされる。
2の周辺上方を斜め下方から示した要部分解斜視図であ
って、この図も参照して詳述すると、分離片13は、た
とえばシリコンラバーなどの可撓性の弾性部材よりな
り、複数枚の読取原稿2の先端を給紙ローラ12に対し
て挟み付ける状態で、送り方向に沿って所定の傾斜角度
をもって配置されている。分離片13の基端部は、後述
する背圧ばね14および姿勢保持部材15を間に挟んだ
状態で貫通孔13aを介して装置内壁の縦突起6aに係
合される。この分離片13の基端部に対して他端側とな
る送り方向先端部側が給紙ローラ12のローラ本体12
bに密着した状態とされる。
【0023】背圧ばね14は、たとえば金属製などの弾
力性を有する屈曲部材よりなり、分離片13の送り方向
先端部側を押圧部14aによって給紙ローラ12に対し
て押圧することにより密着せしめる。背圧ばね14の押
圧部14a以外は、取り付けられた状態で上記分離片1
3との間に所定の空間17を形成するように屈曲形成さ
れている。背圧ばね14の基端部は、分離片13と姿勢
保持部材15を上から重ねた状態で貫通孔14bを介し
て上記縦突起6aに係合される。
力性を有する屈曲部材よりなり、分離片13の送り方向
先端部側を押圧部14aによって給紙ローラ12に対し
て押圧することにより密着せしめる。背圧ばね14の押
圧部14a以外は、取り付けられた状態で上記分離片1
3との間に所定の空間17を形成するように屈曲形成さ
れている。背圧ばね14の基端部は、分離片13と姿勢
保持部材15を上から重ねた状態で貫通孔14bを介し
て上記縦突起6aに係合される。
【0024】姿勢保持部材15は、分離片13に対して
剛性のある、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂)などの薄膜部材よりなり、分離片13の背面
部に当接することによって、読取原稿2の束が給紙ロー
ラ12の搬送力によりその分離片13を変形させようと
するのに対して、分離片13の傾斜姿勢を適切な状態で
ほぼ一定に保持する。姿勢保持部材15の基端部は、分
離片13と背圧ばね14に挟まれる状態で貫通孔15a
を介して上記縦突起6aに係合される。
剛性のある、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂)などの薄膜部材よりなり、分離片13の背面
部に当接することによって、読取原稿2の束が給紙ロー
ラ12の搬送力によりその分離片13を変形させようと
するのに対して、分離片13の傾斜姿勢を適切な状態で
ほぼ一定に保持する。姿勢保持部材15の基端部は、分
離片13と背圧ばね14に挟まれる状態で貫通孔15a
を介して上記縦突起6aに係合される。
【0025】補助ばね16は、たとえば金属製などの弾
力性を有する屈曲部材よりなり、読取原稿2の送り方向
先端部を押圧部16aによって給紙ローラ12に対して
押圧することにより密着せしめる。このような補助ばね
16の押圧部16aによって、給紙ローラ12と給紙す
べき最下層の読取原稿2との間に密着力が与えられて補
助的搬送力を得ている。補助ばね16の基端部は、互い
に重ねられた分離片13、背圧ばね14、および姿勢保
持部材15の基端部を押さえ込むような状態で貫通孔1
6bを介して装置内壁に形成された横突起6bに係合さ
れる。
力性を有する屈曲部材よりなり、読取原稿2の送り方向
先端部を押圧部16aによって給紙ローラ12に対して
押圧することにより密着せしめる。このような補助ばね
16の押圧部16aによって、給紙ローラ12と給紙す
べき最下層の読取原稿2との間に密着力が与えられて補
助的搬送力を得ている。補助ばね16の基端部は、互い
に重ねられた分離片13、背圧ばね14、および姿勢保
持部材15の基端部を押さえ込むような状態で貫通孔1
6bを介して装置内壁に形成された横突起6bに係合さ
れる。
【0026】これら分離片13、背圧ばね14、姿勢保
持部材15、および補助ばね16は、互いに一体となっ
て組み付けられ、それぞれの基端部が給紙ローラ12の
送り方向上流側上方の装置内壁に固定されるとともに、
それぞれの送り方向先端部側が、給紙ローラ12と複数
枚の読取原稿2の先端とが密着する位置付近に配置され
ている。また、姿勢保持部材15の先端部は、背圧ばね
14の押圧部14aより送り方向上流側に位置するよう
に配置されている。
持部材15、および補助ばね16は、互いに一体となっ
て組み付けられ、それぞれの基端部が給紙ローラ12の
送り方向上流側上方の装置内壁に固定されるとともに、
それぞれの送り方向先端部側が、給紙ローラ12と複数
枚の読取原稿2の先端とが密着する位置付近に配置され
ている。また、姿勢保持部材15の先端部は、背圧ばね
14の押圧部14aより送り方向上流側に位置するよう
に配置されている。
【0027】次に、上記構成からなる給紙装置の動作の
要点について、図2および図4を参照して詳細に説明す
る。
要点について、図2および図4を参照して詳細に説明す
る。
【0028】図4は、図2における給紙ローラ12と読
取原稿2の先端とが密着する位置付近を拡大して示した
要部拡大断面図であって、この図や図2に示すように、
給紙ローラ12が送り方向に沿って回転すると、多数枚
にわたって重ねられた読取原稿2のうちの最下層の1枚
がローラ本体12bに密着しつつ送り方向に沿って送り
出される。
取原稿2の先端とが密着する位置付近を拡大して示した
要部拡大断面図であって、この図や図2に示すように、
給紙ローラ12が送り方向に沿って回転すると、多数枚
にわたって重ねられた読取原稿2のうちの最下層の1枚
がローラ本体12bに密着しつつ送り方向に沿って送り
出される。
【0029】この際、読取原稿2同士は、摩擦や吸湿な
どによって互いに吸着する状態にあることから、最下層
の1枚に引きずられるような状態で複数枚の読取原稿2
が一体となって送り方向に移動し、これら複数枚の読取
原稿2の先端が分離片13に当接した状態となる。
どによって互いに吸着する状態にあることから、最下層
の1枚に引きずられるような状態で複数枚の読取原稿2
が一体となって送り方向に移動し、これら複数枚の読取
原稿2の先端が分離片13に当接した状態となる。
【0030】読取原稿2の先端が分離片13に当接した
状態では、これら読取原稿2の先端によって分離片13
が圧迫された状態となるが、分離片13自体の傾斜姿勢
は、その背面部に当接された姿勢保持部材15によって
ほぼ一定に保持される。すなわち、読取原稿2の先端が
当接していない場合と同じ程度に分離片13の傾斜姿勢
が保たれる。
状態では、これら読取原稿2の先端によって分離片13
が圧迫された状態となるが、分離片13自体の傾斜姿勢
は、その背面部に当接された姿勢保持部材15によって
ほぼ一定に保持される。すなわち、読取原稿2の先端が
当接していない場合と同じ程度に分離片13の傾斜姿勢
が保たれる。
【0031】その結果、分離片13の傾斜姿勢に沿って
複数枚の読取原稿2の先端が十分に重ねずれたくさび形
状に保たれ、最下層の1枚のみが給紙ローラ12のロー
ラ本体12b表面に密着することとなり、このくさび形
状の読取原稿2の先端が補助ばね16の押圧部16aに
よってローラ本体12b表面に押圧された状態となる。
複数枚の読取原稿2の先端が十分に重ねずれたくさび形
状に保たれ、最下層の1枚のみが給紙ローラ12のロー
ラ本体12b表面に密着することとなり、このくさび形
状の読取原稿2の先端が補助ばね16の押圧部16aに
よってローラ本体12b表面に押圧された状態となる。
【0032】さらに続いて、給紙ローラ12が回転する
と、最下層の1枚の読取原稿2のみがローラ本体12b
表面に密着しつつ分離片13に挟まれた状態で送り方向
に沿って送り出される。
と、最下層の1枚の読取原稿2のみがローラ本体12b
表面に密着しつつ分離片13に挟まれた状態で送り方向
に沿って送り出される。
【0033】そして、背圧ばね14の押圧部14aによ
り押圧されている分離片13の押圧箇所付近を読取原稿
2が通過する際、分離片13と一体となって押圧部14
aがわずかに押し上げられ、分離片13に挟まれた状態
で読取原稿2が停滞することなく送り出されることとな
る。
り押圧されている分離片13の押圧箇所付近を読取原稿
2が通過する際、分離片13と一体となって押圧部14
aがわずかに押し上げられ、分離片13に挟まれた状態
で読取原稿2が停滞することなく送り出されることとな
る。
【0034】このように複数枚の読取原稿2が分離片1
3によって1枚ずつ分離される際、その複数枚の読取原
稿2によって押し上げられようとする分離片13に対し
て負荷となる姿勢保持部材15の保持力は、分離片13
の背面全体に作用し、一方、背圧ばね14による押圧力
は、姿勢保持部材15とは別位置となる、分離片13の
給紙ローラ12との当接部分に作用するので、結果的に
読取原稿2に対する負荷が低減され、読取原稿2がスム
ーズに送り出される。
3によって1枚ずつ分離される際、その複数枚の読取原
稿2によって押し上げられようとする分離片13に対し
て負荷となる姿勢保持部材15の保持力は、分離片13
の背面全体に作用し、一方、背圧ばね14による押圧力
は、姿勢保持部材15とは別位置となる、分離片13の
給紙ローラ12との当接部分に作用するので、結果的に
読取原稿2に対する負荷が低減され、読取原稿2がスム
ーズに送り出される。
【0035】したがって、上記構成、動作を有する給紙
装置によれば、多数枚の読取原稿2が分離片13によっ
て挟み付けられた状態では、一体となった読取原稿2の
先端が分離片13に当接することとなるが、この分離片
13は、姿勢保持部材15によって傾斜姿勢がほぼ一定
に保持されているので、このような分離片13の適切な
傾斜姿勢に沿って読取原稿2の先端が十分に重ねずれた
くさび形状に保たれることから、重ね置かれた複数枚の
読取原稿2が確実に1枚ずつ給紙ローラ12に密着して
送り出され、給紙ローラ12による空送を防止すること
ができる。
装置によれば、多数枚の読取原稿2が分離片13によっ
て挟み付けられた状態では、一体となった読取原稿2の
先端が分離片13に当接することとなるが、この分離片
13は、姿勢保持部材15によって傾斜姿勢がほぼ一定
に保持されているので、このような分離片13の適切な
傾斜姿勢に沿って読取原稿2の先端が十分に重ねずれた
くさび形状に保たれることから、重ね置かれた複数枚の
読取原稿2が確実に1枚ずつ給紙ローラ12に密着して
送り出され、給紙ローラ12による空送を防止すること
ができる。
【0036】また、剛性のあるシート材質であったり、
束がくずれにくい状態である場合には、くさび形状を形
成できずに読取原稿2が束のまま入り込み、姿勢保持部
材15でもっても分離片13を適切な傾斜姿勢を保持で
きなくなることがあるが、背圧ばね14が、その押圧部
14a以外は分離片13との間に所定の空間17を有し
て配置されているので、姿勢保持部材15は、分離片1
3と共に傾斜角度が大きくなる方向への変形が許容さ
れ、その際、背圧ばね14の押圧部14aのひらきは防
止されるので、多重送によるジャムの発生を防止するこ
とができる。
束がくずれにくい状態である場合には、くさび形状を形
成できずに読取原稿2が束のまま入り込み、姿勢保持部
材15でもっても分離片13を適切な傾斜姿勢を保持で
きなくなることがあるが、背圧ばね14が、その押圧部
14a以外は分離片13との間に所定の空間17を有し
て配置されているので、姿勢保持部材15は、分離片1
3と共に傾斜角度が大きくなる方向への変形が許容さ
れ、その際、背圧ばね14の押圧部14aのひらきは防
止されるので、多重送によるジャムの発生を防止するこ
とができる。
【0037】なお、上記実施形態においては、給紙装置
は、読取装置に内蔵されるものとして説明したが、特に
これに限ることはなく、印字装置における記録用紙に適
用させてもよい。
は、読取装置に内蔵されるものとして説明したが、特に
これに限ることはなく、印字装置における記録用紙に適
用させてもよい。
【0038】また、背圧ばね14に代えて、樹脂製のホ
ルダと圧縮ばねにより分離片13の送り方向先端部側を
給紙ローラ12に対して押圧する構成としてもよい。
ルダと圧縮ばねにより分離片13の送り方向先端部側を
給紙ローラ12に対して押圧する構成としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の給紙装置によれば、多数枚のシート体が分離片
によって挟み付けられた状態では、1枚目のシート体が
分離される時に、各シート体の端がそろった束の状態か
ら重ねずれを生じたくさび形状を形成する。高湿環境下
で吸湿したシート体の場合は、シート体同士の摩擦によ
り十分なくさび形状を形成できず、分離片を押し上げて
変形させる力が働くが、姿勢保持部材によって分離片の
傾斜姿勢がほぼ一定に保持されるので、このような分離
片の適切な傾斜姿勢に沿ってシート体の先端が十分に重
ねずれた、くさび形状が形成される。したがって、シー
ト体の進入方向と分離片の角度が最適角度に保持される
ので、シート体が分離されて送り出される際の抵抗力が
常に安定したものとなり、重ね置かれた複数枚のシート
体が確実に1枚ずつ送り出され、シート体の空送を防止
することができる。
た発明の給紙装置によれば、多数枚のシート体が分離片
によって挟み付けられた状態では、1枚目のシート体が
分離される時に、各シート体の端がそろった束の状態か
ら重ねずれを生じたくさび形状を形成する。高湿環境下
で吸湿したシート体の場合は、シート体同士の摩擦によ
り十分なくさび形状を形成できず、分離片を押し上げて
変形させる力が働くが、姿勢保持部材によって分離片の
傾斜姿勢がほぼ一定に保持されるので、このような分離
片の適切な傾斜姿勢に沿ってシート体の先端が十分に重
ねずれた、くさび形状が形成される。したがって、シー
ト体の進入方向と分離片の角度が最適角度に保持される
ので、シート体が分離されて送り出される際の抵抗力が
常に安定したものとなり、重ね置かれた複数枚のシート
体が確実に1枚ずつ送り出され、シート体の空送を防止
することができる。
【0040】また、請求項2に記載した発明の給紙装置
によれば、請求項1に記載の給紙装置による効果に加え
て、分離片は、弾性部材よりなり、姿勢保持部材は、そ
の分離片に対して剛性のある薄膜部材よりなるので、弾
性変形によって姿勢変化を生じやすい材質の分離片であ
っても、その傾斜姿勢を薄膜部材によって適切な状態に
保持することができる。
によれば、請求項1に記載の給紙装置による効果に加え
て、分離片は、弾性部材よりなり、姿勢保持部材は、そ
の分離片に対して剛性のある薄膜部材よりなるので、弾
性変形によって姿勢変化を生じやすい材質の分離片であ
っても、その傾斜姿勢を薄膜部材によって適切な状態に
保持することができる。
【0041】さらに、請求項3に記載した発明の給紙装
置によれば、請求項1または請求項2に記載の給紙装置
による効果に加えて、姿勢保持部材は、その先端が押圧
手段の押圧部より送り方向上流側に配置されているの
で、シート体分離の際に負荷となる姿勢保持部材の保持
力と、背圧ばねの押圧力とが分離片の別位置に作用する
こととなり、結果的にシート体に対する負荷が低減され
ることから、シート体をスムーズに送り出すことができ
る。
置によれば、請求項1または請求項2に記載の給紙装置
による効果に加えて、姿勢保持部材は、その先端が押圧
手段の押圧部より送り方向上流側に配置されているの
で、シート体分離の際に負荷となる姿勢保持部材の保持
力と、背圧ばねの押圧力とが分離片の別位置に作用する
こととなり、結果的にシート体に対する負荷が低減され
ることから、シート体をスムーズに送り出すことができ
る。
【0042】また、請求項4に記載した発明の給紙装置
によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
給紙装置による効果に加えて、シート体が剛性のある材
質であったり、束がくずれにくい状態である場合には、
姿勢保持部材でもっても適切な傾斜姿勢を保持できなく
なることがあるが、押圧手段である板ばねが、その押圧
部以外は分離片との間に所定の空間を有して配置されて
いるので、姿勢保持部材は、分離片と共に傾斜角度が大
きくなる方向に変形することができ、その際、押圧手段
の押圧部のひらきは防止されるので、多重送によるジャ
ムの発生を防止することができる。
によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
給紙装置による効果に加えて、シート体が剛性のある材
質であったり、束がくずれにくい状態である場合には、
姿勢保持部材でもっても適切な傾斜姿勢を保持できなく
なることがあるが、押圧手段である板ばねが、その押圧
部以外は分離片との間に所定の空間を有して配置されて
いるので、姿勢保持部材は、分離片と共に傾斜角度が大
きくなる方向に変形することができ、その際、押圧手段
の押圧部のひらきは防止されるので、多重送によるジャ
ムの発生を防止することができる。
【0043】さらに、請求項5に記載した発明の給紙装
置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
の給紙装置による効果に加えて、押圧手段の押圧部より
も送り方向上流側には、転動面に対してシート体を押圧
する補助ばねが配置されているので、この補助ばねによ
ってシート体を転動面に対してより確実に密着させるこ
とができる。
置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
の給紙装置による効果に加えて、押圧手段の押圧部より
も送り方向上流側には、転動面に対してシート体を押圧
する補助ばねが配置されているので、この補助ばねによ
ってシート体を転動面に対してより確実に密着させるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる給紙装置を内蔵し
た読取装置の概略全体を示した概略全体断面図である。
た読取装置の概略全体を示した概略全体断面図である。
【図2】図1における給紙ローラ周辺を拡大して示した
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図3】図2に示す給紙ローラの周辺上方を斜め下方か
ら示した要部分解斜視図である。
ら示した要部分解斜視図である。
【図4】図2における給紙ローラと読取原稿の先端とが
密着する位置付近を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。
密着する位置付近を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。
【図5】従来の給紙装置における給紙ローラ周辺を拡大
して示した要部拡大断面図である。
して示した要部拡大断面図である。
【図6】図5における給紙ローラと読取原稿の先端とが
密着する位置付近を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。
密着する位置付近を拡大して示した要部拡大断面図であ
る。
2 読取原稿(シート体) 12 給紙ローラ 13 分離片 14 背圧ばね 15 姿勢保持部材 16 補助ばね 17 空間 20 シート体 21 分離片 22 給紙ローラ 23 背圧ばね 24 補助ばね 25 空間
Claims (5)
- 【請求項1】 重ね置かれた複数枚のシート体を、1枚
ずつ分離して、転動体の転動面に密着させつつ所定の送
り方向へと送り出す給紙装置であって、 前記複数枚のシート体の先端を前記転動面に対して挟み
付ける状態で、送り方向に沿って所定の傾斜姿勢をもっ
て配置される可撓性を有する分離片と、 前記分離片の送り方向先端部側を所定荷重で弾性的に前
記転動面に対して押圧する押圧手段と、 前記分離片の背面部に当接し、その分離片の傾斜姿勢を
ほぼ一定に保持する姿勢保持部材とを備えたことを特徴
とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記分離片は、弾性部材よりなり、前記
姿勢保持部材は、その分離片に対して剛性のある薄膜部
材よりなる、請求項1に記載の給紙装置。 - 【請求項3】 前記姿勢保持部材は、その先端が前記押
圧手段の押圧部より送り方向上流側に位置するように配
置されている、請求項1または請求項2に記載の給紙装
置。 - 【請求項4】 前記押圧手段は、その基端部から押圧部
にかけて屈曲状に形成された板ばねであり、前記押圧部
以外は、前記分離片との間に所定の空間を有して配置さ
れている、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
給紙装置。 - 【請求項5】 前記押圧手段の押圧部よりも送り方向上
流側には、前記転動面に対して前記シート体を押圧する
補助ばねが配置されている、請求項1ないし請求項4の
いずれかに記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21739397A JPH1159934A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21739397A JPH1159934A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159934A true JPH1159934A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16703490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21739397A Pending JPH1159934A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1159934A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147312A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Brother Industries Ltd | シート送り装置 |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP21739397A patent/JPH1159934A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147312A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Brother Industries Ltd | シート送り装置 |
| US8730542B2 (en) | 2012-01-18 | 2014-05-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feeding device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040805 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |