JPH1160220A - 非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と化粧料 - Google Patents
非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と化粧料Info
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- JPH1160220A JPH1160220A JP21063297A JP21063297A JPH1160220A JP H1160220 A JPH1160220 A JP H1160220A JP 21063297 A JP21063297 A JP 21063297A JP 21063297 A JP21063297 A JP 21063297A JP H1160220 A JPH1160220 A JP H1160220A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 化粧料等おいて、ビタミン等の生理活性成分
を分解しない程度にまで光触媒活性を抑制し、同時に高
い紫外線吸収能を有する無機系の粒子を提供すること、
及び、この粒子を配合した化粧料を提供すること。 【解決手段】 紫外線遮蔽能を有する微粒子と非晶質リ
ン酸カルシウムとを複合するにあたり、水酸化カルシウ
ム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、
リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子とする。
を分解しない程度にまで光触媒活性を抑制し、同時に高
い紫外線吸収能を有する無機系の粒子を提供すること、
及び、この粒子を配合した化粧料を提供すること。 【解決手段】 紫外線遮蔽能を有する微粒子と非晶質リ
ン酸カルシウムとを複合するにあたり、水酸化カルシウ
ム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、
リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料、塗料、ゴム、
プラスチック、セラミックス等の配合成分として有用な
非晶質リン酸カルシウム系複合粒子等に関し、特に化粧
料として有用な紫外線遮蔽能が高く、光触媒活性を抑制
した非晶質リン酸カルシウム系複合粒子とこの複合粒子
を配合した化粧料に関する。
プラスチック、セラミックス等の配合成分として有用な
非晶質リン酸カルシウム系複合粒子等に関し、特に化粧
料として有用な紫外線遮蔽能が高く、光触媒活性を抑制
した非晶質リン酸カルシウム系複合粒子とこの複合粒子
を配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
セリウム等の微粒子は無機系の紫外線遮蔽剤として知ら
れており、これらの無機系の紫外線遮蔽剤は有機系のも
のと比べて耐候性、耐食性、安全性に優れるため、化粧
料や塗料等の配合成分として汎用されている。しかし、
これら酸化チタン等の紫外線遮蔽剤は、紫外線遮蔽能が
高く、この点優れているものの同時に、光触媒活性が強
いために、他の配合成分、特に化粧料においてはビタミ
ン等の生理活性成分を分解してしまうという問題があっ
た。また、粒子表面に有機珪素化合物を被覆してなる化
粧料が特開平8−104606号公報等に提案されてい
るが、これでもなお活性を消失させることは不十分であ
った。
セリウム等の微粒子は無機系の紫外線遮蔽剤として知ら
れており、これらの無機系の紫外線遮蔽剤は有機系のも
のと比べて耐候性、耐食性、安全性に優れるため、化粧
料や塗料等の配合成分として汎用されている。しかし、
これら酸化チタン等の紫外線遮蔽剤は、紫外線遮蔽能が
高く、この点優れているものの同時に、光触媒活性が強
いために、他の配合成分、特に化粧料においてはビタミ
ン等の生理活性成分を分解してしまうという問題があっ
た。また、粒子表面に有機珪素化合物を被覆してなる化
粧料が特開平8−104606号公報等に提案されてい
るが、これでもなお活性を消失させることは不十分であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するために、すなわち化粧料においてビタミン
等の生理活性成分を分解しない程度にまで光触媒活性を
抑制し、同時に高い紫外線吸収能を有する無機系の粒子
を提供すること、及び、この粒子を配合した化粧料を提
供することにある。
点を解決するために、すなわち化粧料においてビタミン
等の生理活性成分を分解しない程度にまで光触媒活性を
抑制し、同時に高い紫外線吸収能を有する無機系の粒子
を提供すること、及び、この粒子を配合した化粧料を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく、鋭意検討した結果、従来から知られてい
る高い紫外線遮蔽能を有する酸化チタン等の微粒子と非
晶質リン酸カルシウムとを複合するにあたり、紫外線遮
蔽能を有する微粒子と非晶質リン酸カルシウム微粒子と
を使用して複合粒子とするのではなく、水酸化カルシウ
ム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、
リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子とすることで、特に化粧
料等で配合されるビタミン等の生理活性成分を分解しな
い程度に光触媒活性を抑制できることを見出し、本発明
を完成させたものである。
を達成すべく、鋭意検討した結果、従来から知られてい
る高い紫外線遮蔽能を有する酸化チタン等の微粒子と非
晶質リン酸カルシウムとを複合するにあたり、紫外線遮
蔽能を有する微粒子と非晶質リン酸カルシウム微粒子と
を使用して複合粒子とするのではなく、水酸化カルシウ
ム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、
リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子とすることで、特に化粧
料等で配合されるビタミン等の生理活性成分を分解しな
い程度に光触媒活性を抑制できることを見出し、本発明
を完成させたものである。
【0005】すなわち、本発明は水酸化カルシウム懸濁
液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、リン酸
水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して得たことを
特徴とする非晶質リン酸カルシウム系複合粒子である。
また、本発明の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子は、
優れた皮脂等の吸着性能をも有する優れたものである。
液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を分散した後、リン酸
水溶液を滴下し、pHを9〜11に調節して得たことを
特徴とする非晶質リン酸カルシウム系複合粒子である。
また、本発明の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子は、
優れた皮脂等の吸着性能をも有する優れたものである。
【0006】特に、紫外線遮蔽能を有する微粒子が、酸
化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムから選ばれる少なく
とも1種であるものは優れた紫外線遮蔽能を有するので
特に好ましい。また、上記した本発明の非晶質リン酸カ
ルシウム系複合粒子が配合されてなる化粧料は、化粧料
に配合されるビタミン等の生理活性成分を分解しない程
度に光触媒活性を抑制できるので、優れた化粧料とする
ことができる。
化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムから選ばれる少なく
とも1種であるものは優れた紫外線遮蔽能を有するので
特に好ましい。また、上記した本発明の非晶質リン酸カ
ルシウム系複合粒子が配合されてなる化粧料は、化粧料
に配合されるビタミン等の生理活性成分を分解しない程
度に光触媒活性を抑制できるので、優れた化粧料とする
ことができる。
【0007】本発明の非晶質リン酸カルシウム複合粒子
は、水に対して50重量%以下の濃度になるように、水
酸化カルシウム微粒子を撹拌機等を用いて分散したスラ
リー中に、水酸化カルシウムに対して99重量%〜1重
量%となるように紫外線遮蔽能を有する微粒子を混合し
て得た混合スラリーを使用して、そのスラリー中に水で
希釈した85%リン酸をカルシウムとリンのモル比が1
〜2になるように滴下して、pHを9〜11に調節して
非晶質リン酸カルシウム系複合粒子としたものである。
pH9未満では得られる非晶質リン酸カルシウム系複合
粒子の結晶性が上昇して結晶水が脱落し吸着性能などの
活性が不十分となりやすく、一方、pH11を越えると
水酸化カルシウムの未反応物が生成することから、pH
を9〜11に調節する必要がある。また、紫外線遮蔽能
を有する微粒子として酸化チタンと使用する場合、上記
の混合スラリーは90℃以下で混合することが好まし
く、更に好ましくは50℃以下混合することが好まし
い。リン酸滴下に関しては、90℃以下で滴下すること
が好ましく、更に好ましくは50℃以下で滴下すること
が好ましい。この理由は、温度が高くなるほど非晶質リ
ン酸カルシウムの結晶性が上昇して結晶水が脱落し、吸
着性能などの活性が不十分となりやすいからである。
は、水に対して50重量%以下の濃度になるように、水
酸化カルシウム微粒子を撹拌機等を用いて分散したスラ
リー中に、水酸化カルシウムに対して99重量%〜1重
量%となるように紫外線遮蔽能を有する微粒子を混合し
て得た混合スラリーを使用して、そのスラリー中に水で
希釈した85%リン酸をカルシウムとリンのモル比が1
〜2になるように滴下して、pHを9〜11に調節して
非晶質リン酸カルシウム系複合粒子としたものである。
pH9未満では得られる非晶質リン酸カルシウム系複合
粒子の結晶性が上昇して結晶水が脱落し吸着性能などの
活性が不十分となりやすく、一方、pH11を越えると
水酸化カルシウムの未反応物が生成することから、pH
を9〜11に調節する必要がある。また、紫外線遮蔽能
を有する微粒子として酸化チタンと使用する場合、上記
の混合スラリーは90℃以下で混合することが好まし
く、更に好ましくは50℃以下混合することが好まし
い。リン酸滴下に関しては、90℃以下で滴下すること
が好ましく、更に好ましくは50℃以下で滴下すること
が好ましい。この理由は、温度が高くなるほど非晶質リ
ン酸カルシウムの結晶性が上昇して結晶水が脱落し、吸
着性能などの活性が不十分となりやすいからである。
【0008】本発明の非晶質リン酸カルシウム系複合粒
子の非晶質リン酸カルシウム成分は、一般化学式M
3(ZO4)2・nH2Oで表される物質群であって、Mは
Ca、Pb、Ba、Sr、Cd、Zn、Ni、Mg、N
a、K、Fe、Alの元素の中から選ばれる少なくとも
1種、また、ZO4は、PO4、AsO4、VO4、SiO
4の中から選ばれる少なくとも1種から構成されてい
る。
子の非晶質リン酸カルシウム成分は、一般化学式M
3(ZO4)2・nH2Oで表される物質群であって、Mは
Ca、Pb、Ba、Sr、Cd、Zn、Ni、Mg、N
a、K、Fe、Alの元素の中から選ばれる少なくとも
1種、また、ZO4は、PO4、AsO4、VO4、SiO
4の中から選ばれる少なくとも1種から構成されてい
る。
【0009】また、本発明で使用する紫外線遮蔽能を有
する微粒子としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリ
ウム等の微粒子を挙げることができるが、特に紫外線遮
蔽能の点から酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムから
選ばれる少なくとも1種であることが好ましいが、最も
好ましくは酸化チタンであって、特にルチル型、アナタ
ース型、アモルファス等が挙げられる。また、これらの
紫外線遮蔽能を有する微粒子は、一次粒子が凝集した二
次粒子であって、その粒子径は約0.001〜1μmの
ものが好ましく使用できる。紫外線遮蔽能を有する微粒
子の好ましい一次粒子径は約0.001〜0.5μmで
ある。
する微粒子としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリ
ウム等の微粒子を挙げることができるが、特に紫外線遮
蔽能の点から酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムから
選ばれる少なくとも1種であることが好ましいが、最も
好ましくは酸化チタンであって、特にルチル型、アナタ
ース型、アモルファス等が挙げられる。また、これらの
紫外線遮蔽能を有する微粒子は、一次粒子が凝集した二
次粒子であって、その粒子径は約0.001〜1μmの
ものが好ましく使用できる。紫外線遮蔽能を有する微粒
子の好ましい一次粒子径は約0.001〜0.5μmで
ある。
【0010】このようにして得られた非晶質リン酸カル
シウム系複合粒子は、得られる粒子が微粒子、もしくは
略球状で、かつ、比表面積を大きくできるものであれば
よく、例えば、噴霧造粒法等によって、任意の粒径を有
する複合粒子に乾燥・造粒することができ、特に限定さ
れるものではない。しかし、造粒乾燥する場合、酸化チ
タン等の紫外線遮蔽能を有する微粒子が90重量%以上
となると、粘度が高くなるので、造粒に不適となる。好
ましい酸化チタン等の紫外線遮蔽能を有する微粒子の濃
度としては1〜90重量%である。
シウム系複合粒子は、得られる粒子が微粒子、もしくは
略球状で、かつ、比表面積を大きくできるものであれば
よく、例えば、噴霧造粒法等によって、任意の粒径を有
する複合粒子に乾燥・造粒することができ、特に限定さ
れるものではない。しかし、造粒乾燥する場合、酸化チ
タン等の紫外線遮蔽能を有する微粒子が90重量%以上
となると、粘度が高くなるので、造粒に不適となる。好
ましい酸化チタン等の紫外線遮蔽能を有する微粒子の濃
度としては1〜90重量%である。
【0011】他の造粒法としては、フリーズドライ後に
粉砕する造粒法、または、高速撹拌型造粒法を用いても
よい。更に、濾過、円心脱水、フィルタープレス、吸引
濾過法などで脱水した後、乾燥機などで乾燥し、その
後、粉砕機等を用いて微粉砕してもよい。
粉砕する造粒法、または、高速撹拌型造粒法を用いても
よい。更に、濾過、円心脱水、フィルタープレス、吸引
濾過法などで脱水した後、乾燥機などで乾燥し、その
後、粉砕機等を用いて微粉砕してもよい。
【0012】本発明の化粧料とは、例えば、ファンデー
ション、口紅、アイシャドウ、チーク、ネイルカラー等
のメイクアップ化粧料、シャンプー、リンス、コンディ
ショナー、ヘアートリートメント等の頭髪化粧料、乳
液、ローション、クリーム、クレンジング、パック、サ
ンスクリーン剤、化粧下地料等の基礎化粧料、デオドラ
ント、入浴剤、ボディシャンプー、石鹸、香水等が挙げ
られる。また、本発明の化粧料にはエアゾール型化粧料
も含まれる。また、本発明の複合粉体を化粧料に配合す
る場合の配合量は、化粧の総量を基準として、0.1〜
99重量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜50
重量%である。
ション、口紅、アイシャドウ、チーク、ネイルカラー等
のメイクアップ化粧料、シャンプー、リンス、コンディ
ショナー、ヘアートリートメント等の頭髪化粧料、乳
液、ローション、クリーム、クレンジング、パック、サ
ンスクリーン剤、化粧下地料等の基礎化粧料、デオドラ
ント、入浴剤、ボディシャンプー、石鹸、香水等が挙げ
られる。また、本発明の化粧料にはエアゾール型化粧料
も含まれる。また、本発明の複合粉体を化粧料に配合す
る場合の配合量は、化粧の総量を基準として、0.1〜
99重量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜50
重量%である。
【0013】本発明の化粧料は、本発明の複合粒子と一
緒に、従来化粧料に使用されている油剤、粉体(顔料、
色素)、樹脂、界面活性剤、粘剤、防腐剤、香料、紫外
線吸収剤(有機系、無機系を含む)、保湿剤、生理活性
成分、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、
pH調整剤等の成分を配合することが可能である。ま
た、本発明の複合粒子は、事前に表面処理がされていて
もいなくても構わない。表面処理の例としては、フッ素
化合物処理、シリコーン処理、金属石鹸処理、アシル化
リジン処理、油剤処理、シラン処理、アミノ酸処理、ワ
ックス処理、金属酸化物処理等が挙げられるが、化粧料
で従来用いられているものであれば使用可能である。
緒に、従来化粧料に使用されている油剤、粉体(顔料、
色素)、樹脂、界面活性剤、粘剤、防腐剤、香料、紫外
線吸収剤(有機系、無機系を含む)、保湿剤、生理活性
成分、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、
pH調整剤等の成分を配合することが可能である。ま
た、本発明の複合粒子は、事前に表面処理がされていて
もいなくても構わない。表面処理の例としては、フッ素
化合物処理、シリコーン処理、金属石鹸処理、アシル化
リジン処理、油剤処理、シラン処理、アミノ酸処理、ワ
ックス処理、金属酸化物処理等が挙げられるが、化粧料
で従来用いられているものであれば使用可能である。
【0014】油剤の例としては、例えばセチルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、
ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高
級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オ
レイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等の多価アルコール、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、
モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリ
ン酸オクチル等のエステル類、流動パラフィン、イソパ
ラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリ
ン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、
カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒ
マシ油、オリーブ油等の油脂等が挙げられる。
ル、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、
ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高
級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オ
レイン酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等の多価アルコール、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、
モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリ
ン酸オクチル等のエステル類、流動パラフィン、イソパ
ラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリ
ン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、
カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒ
マシ油、オリーブ油等の油脂等が挙げられる。
【0015】また、別の形態の油剤の例としては、例え
ばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエー
テル変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガ
ノポリシロキサン、糖変性シリコーン、グリセリル変性
シリコーン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポ
リシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、
トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等の
シリコーン化合物等が挙げられる。更に、フツ素系油剤
の例としては、パーフルオロデカリン等のフルオロカー
ボン類、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、パ
ーフルオロアルキル鎖を有するフルオロアルコールなど
のアルコール類、パーフルオロアルキルリン酸エステル
トリエタノールアミン塩等のリン酸エステル類、フルオ
ロアルキル鎖を有するカルボン酸類、フルオロアルキル
変性シリコーン、フッ素・ポリエーテル共変性シリコー
ン、フッ素化シリコーン樹脂などが挙げられる。
ばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエー
テル変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガ
ノポリシロキサン、糖変性シリコーン、グリセリル変性
シリコーン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポ
リシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、
トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等の
シリコーン化合物等が挙げられる。更に、フツ素系油剤
の例としては、パーフルオロデカリン等のフルオロカー
ボン類、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、パ
ーフルオロアルキル鎖を有するフルオロアルコールなど
のアルコール類、パーフルオロアルキルリン酸エステル
トリエタノールアミン塩等のリン酸エステル類、フルオ
ロアルキル鎖を有するカルボン酸類、フルオロアルキル
変性シリコーン、フッ素・ポリエーテル共変性シリコー
ン、フッ素化シリコーン樹脂などが挙げられる。
【0016】粉体類の例としては、ナイロンビーズ、シ
リコーンビーズ、テフロン、シリコーンエラストマー等
の樹脂粉体、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化コバルト、カーボンブラツク、群青、紺青、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化珪素、
酸化アルミニウム、酸化セリウム、雲母チタン、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アル
ミニウム、珪酸マグネシウム、炭化珪素、有機色素、レ
ーキ、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化
鉄、セリサイト、マイカ、雲母、タルク、板状硫酸バリ
ウム等が挙げられ、さらにシリコーン処埋、フツ素化合
物処理、シランカップリング剤処理、シラン処理、有機
チタネート処理、アシル化リジン処理、脂肪酸処理、金
属石鹸処理、油剤処理、アミノ酸処理、ワックス処理、
金属酸化物処理等の表面処理が施してあっても構わな
い。
リコーンビーズ、テフロン、シリコーンエラストマー等
の樹脂粉体、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化コバルト、カーボンブラツク、群青、紺青、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化珪素、
酸化アルミニウム、酸化セリウム、雲母チタン、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アル
ミニウム、珪酸マグネシウム、炭化珪素、有機色素、レ
ーキ、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化
鉄、セリサイト、マイカ、雲母、タルク、板状硫酸バリ
ウム等が挙げられ、さらにシリコーン処埋、フツ素化合
物処理、シランカップリング剤処理、シラン処理、有機
チタネート処理、アシル化リジン処理、脂肪酸処理、金
属石鹸処理、油剤処理、アミノ酸処理、ワックス処理、
金属酸化物処理等の表面処理が施してあっても構わな
い。
【0017】界面活性剤としては、例えばアニオン型界
面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性
剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。生理
活性成分の例としては、抗炎症剤、血行促進剤、ビタミ
ン類、チロシナーゼ活性阻害剤、尿素等が挙げられる。
溶媒の例としては、精製水、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール、エーテル、LPG、揮発性シ
リコーン、軽質流勤イソパラフィン、代替フロン等が挙
げられる。なお、精製水の代わりにミネラルウォーター
を使用することも可能である。
面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性
剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。生理
活性成分の例としては、抗炎症剤、血行促進剤、ビタミ
ン類、チロシナーゼ活性阻害剤、尿素等が挙げられる。
溶媒の例としては、精製水、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール、エーテル、LPG、揮発性シ
リコーン、軽質流勤イソパラフィン、代替フロン等が挙
げられる。なお、精製水の代わりにミネラルウォーター
を使用することも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】紫外線遮蔽能を有する微粒子とし
て、酸化チタン微粒子を使用した例を説明する。水酸化
カルシウム懸濁液に攪拌下、水に分散した酸化チタン微
粒子を混合し、1〜10倍に希釈したリン酸水溶液を滴
下し、pH11〜9に調節することにより、粒径1μm
以下の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子を含むスラリ
ーを得た。以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
て、酸化チタン微粒子を使用した例を説明する。水酸化
カルシウム懸濁液に攪拌下、水に分散した酸化チタン微
粒子を混合し、1〜10倍に希釈したリン酸水溶液を滴
下し、pH11〜9に調節することにより、粒径1μm
以下の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子を含むスラリ
ーを得た。以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
〔実施例1〕イオン交換水10リットル中に水酸化カル
シウム〔Ca(OH)2〕900gを入れ撹拌機にて混
合した。この中に、アナタース型酸化チタン微粒子〔T
iO2、石原産業(株)製ST−01〕100gを水2
00mlに分散させ、混入した。この撹拌下のスラリー
(懸濁液)中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸を2484gを2時間かけて徐々に滴下し、非晶質
リン酸カルシウム系複合粒子を含むスラリー得た。
シウム〔Ca(OH)2〕900gを入れ撹拌機にて混
合した。この中に、アナタース型酸化チタン微粒子〔T
iO2、石原産業(株)製ST−01〕100gを水2
00mlに分散させ、混入した。この撹拌下のスラリー
(懸濁液)中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸を2484gを2時間かけて徐々に滴下し、非晶質
リン酸カルシウム系複合粒子を含むスラリー得た。
【0020】得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒
子を含むスラリーを、定量ポンプによりスプレードライ
ヤー(大川原化工機械社製 L−8)に供給し、そのア
トマイザーを高速回転させることにより、噴霧造粒法に
よる造粒乾燥を行った。造粒乾燥により得られた非晶質
リン酸カルシウム系複合粒子はサイクロンにより採取さ
れた。得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒子の平
均粒子径は10μmであった。また、サイクロンにより
採取しきれない超微粉体はバグフィルターにより採取さ
れた。
子を含むスラリーを、定量ポンプによりスプレードライ
ヤー(大川原化工機械社製 L−8)に供給し、そのア
トマイザーを高速回転させることにより、噴霧造粒法に
よる造粒乾燥を行った。造粒乾燥により得られた非晶質
リン酸カルシウム系複合粒子はサイクロンにより採取さ
れた。得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒子の平
均粒子径は10μmであった。また、サイクロンにより
採取しきれない超微粉体はバグフィルターにより採取さ
れた。
【0021】なお、上記定量ポンプによるスラリーの供
給量は1〜3kg/hで行われ、スプレードライヤーに
おけるエアフィルターを介して、電気ヒーターによって
加温された空気の熱ガス室の入口温度は200〜250
℃に、サイクロンに繋がる排出孔における出口温度は8
0℃以下にならないように制御され、また、アトマイザ
ーの回転数は10000〜37000rpmの範囲内に
設定した。
給量は1〜3kg/hで行われ、スプレードライヤーに
おけるエアフィルターを介して、電気ヒーターによって
加温された空気の熱ガス室の入口温度は200〜250
℃に、サイクロンに繋がる排出孔における出口温度は8
0℃以下にならないように制御され、また、アトマイザ
ーの回転数は10000〜37000rpmの範囲内に
設定した。
【0022】〔実施例2〕イオン交換水10リットル中
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕500gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、アナタース型微粒子酸
化チタン〔TiO2、石原産業(株)製ST−01〕5
00gを水1000mlに分散させ、混入した。この撹
拌下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85
%リン酸を1380gを1.5時間かけて徐々に滴下
し、非晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上
記実施例1と同様の条件で操作を行った。
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕500gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、アナタース型微粒子酸
化チタン〔TiO2、石原産業(株)製ST−01〕5
00gを水1000mlに分散させ、混入した。この撹
拌下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85
%リン酸を1380gを1.5時間かけて徐々に滴下
し、非晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上
記実施例1と同様の条件で操作を行った。
【0023】〔実施例3〕イオン交換水10リットル中
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕100gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、アナタース型微粒子酸
化チタン〔TiO2、石原産業(株)製ST−01〕9
00gを水1500mlに分散させ、混入した。この撹
拌下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85
%リン酸276gを0.5時間かけて徐々に滴下し、非
晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施
例1と同様の条件で操作を行った。
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕100gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、アナタース型微粒子酸
化チタン〔TiO2、石原産業(株)製ST−01〕9
00gを水1500mlに分散させ、混入した。この撹
拌下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85
%リン酸276gを0.5時間かけて徐々に滴下し、非
晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施
例1と同様の条件で操作を行った。
【0024】〔実施例4〕イオン交換水10リットル中
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕900gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕10
0gを水200mlに分散させ、混入した。この撹拌下
のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸2484gを2時間かけて徐々に滴下し、非晶質リ
ン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施例1と
同様の条件で操作を行った。
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕900gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕10
0gを水200mlに分散させ、混入した。この撹拌下
のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸2484gを2時間かけて徐々に滴下し、非晶質リ
ン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施例1と
同様の条件で操作を行った。
【0025】〔実施例5〕イオン交換水10リットル中
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕700gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕30
0gを水800mlに分散させ、混入した。この撹拌下
のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸1932gを1.5時間かけて徐々に滴下し、非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施例
1と同様の条件で操作を行った。
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕700gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕30
0gを水800mlに分散させ、混入した。この撹拌下
のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%リ
ン酸1932gを1.5時間かけて徐々に滴下し、非晶
質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施例
1と同様の条件で操作を行った。
【0026】〔実施例6〕イオン交換水10リットル中
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕500gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕50
0gを水1000mlに分散させ、混入した。この撹拌
下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%
リン酸1380gを1.5時間かけて徐々に滴下し、非
晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施
例1と同様の条件で操作を行った。
に水酸化カルシウム〔Ca(OH)2〕500gを入れ
撹拌機にて混合した。この中に、ルチル型微粒子酸化チ
タン〔TiO2、テイカ(株)製MT−500B〕50
0gを水1000mlに分散させ、混入した。この撹拌
下のスラリー中に3倍のイオン交換水で希釈した85%
リン酸1380gを1.5時間かけて徐々に滴下し、非
晶質リン酸カルシウム系複合粒子を得た。他は上記実施
例1と同様の条件で操作を行った。
【0027】実施例1〜6において得られた非晶質リン
酸カルシウム系複合粒子に、ほぼ紫外線領域の光(20
0nm〜500nm)を連続的にスキャンして、それぞ
れ照射し、アパタイト複合粒子からの反射率を測定する
ことで、それぞれの紫外線吸収率を測定した。この結果
を図1,2に示した。この結果から、アナタース型の酸
化チタンを用いたものは紫外線B波の吸収能が高く、ル
チル型の酸化チタンを用いたものは紫外線A及びB波の
吸収能があることがわかる。また、この結果から明らか
なように、本発明の各複合粒子は、非晶質リン酸カルシ
ウム単体造粒粒子と比べて有意の紫外線吸収率を示し、
また、酸化チタンの含有率が高くなるにつれ紫外線吸収
率が高くなることがわかる。
酸カルシウム系複合粒子に、ほぼ紫外線領域の光(20
0nm〜500nm)を連続的にスキャンして、それぞ
れ照射し、アパタイト複合粒子からの反射率を測定する
ことで、それぞれの紫外線吸収率を測定した。この結果
を図1,2に示した。この結果から、アナタース型の酸
化チタンを用いたものは紫外線B波の吸収能が高く、ル
チル型の酸化チタンを用いたものは紫外線A及びB波の
吸収能があることがわかる。また、この結果から明らか
なように、本発明の各複合粒子は、非晶質リン酸カルシ
ウム単体造粒粒子と比べて有意の紫外線吸収率を示し、
また、酸化チタンの含有率が高くなるにつれ紫外線吸収
率が高くなることがわかる。
【0028】次に、上記の実施例1〜6において得られ
た非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と酸化チタン(テ
イカ(株)製MT−500B)及び表面処理した酸化チ
タン(テイカ(株)製MT−150W)の光触媒活性を
比較テストした。比較テストの方法は、40℃に加熱し
たビタミンC存在化の水に上記試料を添加し、ビタミン
Cの変化を観察した。この結果、酸化チタンは1日で黄
変し、ビタミンCが分解した。さらに、表面処理した酸
化チタンは2週間で黄変し、ビタミンCが分解した。実
施例1〜6の試料は3ヶ月後も黄変が起こらなかった。
よって、ビタミンCが分解することがなく、光触媒活性
がほとんどないことが確認できた。
た非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と酸化チタン(テ
イカ(株)製MT−500B)及び表面処理した酸化チ
タン(テイカ(株)製MT−150W)の光触媒活性を
比較テストした。比較テストの方法は、40℃に加熱し
たビタミンC存在化の水に上記試料を添加し、ビタミン
Cの変化を観察した。この結果、酸化チタンは1日で黄
変し、ビタミンCが分解した。さらに、表面処理した酸
化チタンは2週間で黄変し、ビタミンCが分解した。実
施例1〜6の試料は3ヶ月後も黄変が起こらなかった。
よって、ビタミンCが分解することがなく、光触媒活性
がほとんどないことが確認できた。
【0029】
【発明の効果】本発明の非晶質リン酸カルシウム系複合
粒子は、高い紫外線遮蔽能を有する酸化チタン等の微粒
子と非晶質リン酸カルシウムとを複合するにあたり、水
酸化カルシウム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を
分散した後、リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に
調節して非晶質リン酸カルシウム系複合粒子とすること
で、紫外線遮蔽能に優れ、かつ光触媒活性がほとんどな
いため応用できる範囲が広く、塗料、ゴム、プラスチッ
ク、セラミックス等の配合成分として使用しても、これ
らを分解して劣化等を引き起こす虞がない。さらに、本
発明の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子は、優れた皮
脂等の吸着性能をも有する優れたものである。
粒子は、高い紫外線遮蔽能を有する酸化チタン等の微粒
子と非晶質リン酸カルシウムとを複合するにあたり、水
酸化カルシウム懸濁液に紫外線遮蔽能を有する微粒子を
分散した後、リン酸水溶液を滴下し、pHを9〜11に
調節して非晶質リン酸カルシウム系複合粒子とすること
で、紫外線遮蔽能に優れ、かつ光触媒活性がほとんどな
いため応用できる範囲が広く、塗料、ゴム、プラスチッ
ク、セラミックス等の配合成分として使用しても、これ
らを分解して劣化等を引き起こす虞がない。さらに、本
発明の非晶質リン酸カルシウム系複合粒子は、優れた皮
脂等の吸着性能をも有する優れたものである。
【0030】また、本発明の非晶質リン酸カルシウム系
複合粒子を配合した化粧料は、優れた紫外線遮蔽能を有
し、かつ化粧料等に配合されるビタミン等の生理活性成
分を分解しない程度に光触媒活性を抑制できることがで
きるので、肌にやさしいファンデーション等の皮膚に塗
布する化粧品等にさらに好適に使用される。
複合粒子を配合した化粧料は、優れた紫外線遮蔽能を有
し、かつ化粧料等に配合されるビタミン等の生理活性成
分を分解しない程度に光触媒活性を抑制できることがで
きるので、肌にやさしいファンデーション等の皮膚に塗
布する化粧品等にさらに好適に使用される。
【図1】実施例1〜3で得た非晶質リン酸カルシウム系
複合粒子と酸化チタン単体の紫外線反射率測定結果を示
すグラフ。
複合粒子と酸化チタン単体の紫外線反射率測定結果を示
すグラフ。
【図2】実施例4〜6で得た非晶質リン酸カルシウム系
複合粒子と酸化チタン単体、及び非晶質リン酸カルシウ
ム単体の紫外線反射率測定結果を示すグラフ。
複合粒子と酸化チタン単体、及び非晶質リン酸カルシウ
ム単体の紫外線反射率測定結果を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 水酸化カルシウム懸濁液に紫外線遮蔽能
を有する微粒子を分散した後、リン酸水溶液を滴下し、
pHを9〜11に調節して得たことを特徴とする非晶質
リン酸カルシウム系複合粒子。 - 【請求項2】 紫外線遮蔽能を有する微粒子が、酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化セリウムから選ばれる少なくとも
1種であることを特徴とする請求項1に記載の非晶質リ
ン酸カルシウム系複合粒子。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の非晶質リン酸カ
ルシウム系複合粒子が配合されてなることを特徴とする
化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21063297A JPH1160220A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21063297A JPH1160220A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160220A true JPH1160220A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16592541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21063297A Pending JPH1160220A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 非晶質リン酸カルシウム系複合粒子と化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024364A1 (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-03 | 三好化成株式会社 | 紫外線遮蔽効果と皮脂固化能を有する化粧料用組成物及び化粧料 |
| WO2011060099A3 (en) * | 2009-11-10 | 2011-11-17 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles, and methods of making and using the same |
| EP3360601A1 (en) * | 2017-02-09 | 2018-08-15 | Omya International AG | Functionalized calcium carbonate for sun protection boosting |
| CN110698191A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-01-17 | 南京航空航天大学 | 一种具有紫外高反射生物陶瓷材料 |
| WO2023053720A1 (ja) * | 2021-10-01 | 2023-04-06 | チタン工業株式会社 | カルシウムチタン複合酸化物からなる化粧料組成物配合用粉体 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP21063297A patent/JPH1160220A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9114266B2 (en) | 2009-08-31 | 2015-08-25 | Miyoshi Kasel, Inc. | Composition for cosmetics having UV shielding effect and sebum solidifying ability, and cosmetic preparations |
| JP2011051913A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Miyoshi Kasei Inc | 紫外線遮蔽効果と皮脂固化能を有する化粧料用組成物及び化粧料 |
| WO2011024364A1 (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-03 | 三好化成株式会社 | 紫外線遮蔽効果と皮脂固化能を有する化粧料用組成物及び化粧料 |
| US10123950B2 (en) | 2009-11-10 | 2018-11-13 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles and methods of making and using the same |
| WO2011060099A3 (en) * | 2009-11-10 | 2011-11-17 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles, and methods of making and using the same |
| US9642784B2 (en) | 2009-11-10 | 2017-05-09 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles and methods of making and using the same |
| US9095510B2 (en) | 2009-11-10 | 2015-08-04 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles and methods of making and using the same |
| US10857077B2 (en) | 2009-11-10 | 2020-12-08 | Laboratory Skin Care, Inc. | Sunscreen compositions comprising uniform, rigid, spherical, nanoporous calcium phosphate particles and methods of making and using the same |
| RU2750777C2 (ru) * | 2017-02-09 | 2021-07-02 | Омиа Интернэшнл Аг | Функционализованный карбонат кальция для усиления защиты от солнечных лучей |
| CN110267712A (zh) * | 2017-02-09 | 2019-09-20 | Omya国际股份公司 | 用于防晒增强的官能化碳酸钙 |
| JP2020506953A (ja) * | 2017-02-09 | 2020-03-05 | オムヤ インターナショナル アーゲー | 日焼け防止を向上させるための官能化炭酸カルシウム |
| WO2018146006A1 (en) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | Omya International Ag | Functionalized calcium carbonate for sun protection boosting |
| EP3360601A1 (en) * | 2017-02-09 | 2018-08-15 | Omya International AG | Functionalized calcium carbonate for sun protection boosting |
| CN110267712B (zh) * | 2017-02-09 | 2022-07-01 | Omya国际股份公司 | 用于防晒增强的官能化碳酸钙 |
| AU2018219405B2 (en) * | 2017-02-09 | 2023-03-09 | Omya International Ag | Functionalized calcium carbonate for sun protection boosting |
| US12280130B2 (en) | 2017-02-09 | 2025-04-22 | Omya International Ag | Functionalized calcium carbonate for sun protection boosting |
| CN110698191A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-01-17 | 南京航空航天大学 | 一种具有紫外高反射生物陶瓷材料 |
| WO2023053720A1 (ja) * | 2021-10-01 | 2023-04-06 | チタン工業株式会社 | カルシウムチタン複合酸化物からなる化粧料組成物配合用粉体 |
| JP2023053662A (ja) * | 2021-10-01 | 2023-04-13 | チタン工業株式会社 | カルシウムチタン複合酸化物からなる化粧料組成物配合用粉体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |