JPH1160308A - コンクリート二次製品 - Google Patents
コンクリート二次製品Info
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- JPH1160308A JPH1160308A JP22434797A JP22434797A JPH1160308A JP H1160308 A JPH1160308 A JP H1160308A JP 22434797 A JP22434797 A JP 22434797A JP 22434797 A JP22434797 A JP 22434797A JP H1160308 A JPH1160308 A JP H1160308A
- Authority
- JP
- Japan
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- charcoal
- product
- concrete secondary
- secondary product
- concrete
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/02—Granular materials, e.g. microballoons
- C04B14/022—Carbon
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】比重を従来のコンクリート二次製品よりも小さ
くし、軽量化を図ることのできるコンクリート二次製品
を提供する。 【解決手段】符号Kはコンクリート二次製品である瓦を
示している。瓦Kは、セメント1と、木炭粉2と、水と
を混練して成形してある。表面には、防水効果を発する
コーティング剤3が塗布してある。
くし、軽量化を図ることのできるコンクリート二次製品
を提供する。 【解決手段】符号Kはコンクリート二次製品である瓦を
示している。瓦Kは、セメント1と、木炭粉2と、水と
を混練して成形してある。表面には、防水効果を発する
コーティング剤3が塗布してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート二次製
品に関するものである。更に詳しくは、比重を従来のコ
ンクリート二次製品よりも小さくし、軽量化を図ること
のできるコンクリート二次製品に関するものである。
品に関するものである。更に詳しくは、比重を従来のコ
ンクリート二次製品よりも小さくし、軽量化を図ること
のできるコンクリート二次製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】コンクリート二次製品は、
セメントに水と骨材を加えて混練し、これらの混合物を
型枠などに流し込み、上記セメントの化学変化(水和作
用)により硬化させることにより製造されている。上記
したセメントは、一般的に普通ポルトランドセメントが
使用される。また、セメントの練り上げに使用する水
は、通常、清浄な天然の淡水が使用される。更に、骨材
は、砂、砂利、砕砂、砕石、その他これらに類似する材
料が使用される。なお、骨材の比重は、大体において
2.50〜2.70程度である。
セメントに水と骨材を加えて混練し、これらの混合物を
型枠などに流し込み、上記セメントの化学変化(水和作
用)により硬化させることにより製造されている。上記
したセメントは、一般的に普通ポルトランドセメントが
使用される。また、セメントの練り上げに使用する水
は、通常、清浄な天然の淡水が使用される。更に、骨材
は、砂、砂利、砕砂、砕石、その他これらに類似する材
料が使用される。なお、骨材の比重は、大体において
2.50〜2.70程度である。
【0003】これらコンクリート二次製品を構成する組
成物で、最も配合率が高いのは骨材であり、これが全容
積の約65%〜約80%を占める。つまり、製造された
コンクリート二次製品の重量のうちの大半は、この骨材
の重量によるものである。また、使用される骨材の粒の
大きさは、大体において5mm〜40mm程度である。
成物で、最も配合率が高いのは骨材であり、これが全容
積の約65%〜約80%を占める。つまり、製造された
コンクリート二次製品の重量のうちの大半は、この骨材
の重量によるものである。また、使用される骨材の粒の
大きさは、大体において5mm〜40mm程度である。
【0004】この事実に基づき本発明者は、上記したよ
うな従来の骨材より比重の小さいものを、コンクリート
二次部材を構成する新たな骨材として採用することで、
比重の小さい新規のコンクリート二次製品が開発できる
のではないのかとの着想を得た。
うな従来の骨材より比重の小さいものを、コンクリート
二次部材を構成する新たな骨材として採用することで、
比重の小さい新規のコンクリート二次製品が開発できる
のではないのかとの着想を得た。
【0005】本発明者は、多種多様な物質を骨材として
用い、様々な観点から実験を行った。そして、木炭の有
する比重やその特有の効果に着目し、木炭を骨材とする
ことにより、当該発明を完成するに至った。
用い、様々な観点から実験を行った。そして、木炭の有
する比重やその特有の効果に着目し、木炭を骨材とする
ことにより、当該発明を完成するに至った。
【0006】木炭は木材を蒸し焼きにして炭化させたも
のであり、脱臭性、調湿性などの効果を有している。詳
しくは、木炭は微細な気孔を無数に有しており、この気
孔が水分や臭いの分子を吸着し捕えることができるの
で、上記した効果等を奏することができるのである。
のであり、脱臭性、調湿性などの効果を有している。詳
しくは、木炭は微細な気孔を無数に有しており、この気
孔が水分や臭いの分子を吸着し捕えることができるの
で、上記した効果等を奏することができるのである。
【0007】木炭の比重は、材料となる木材の種類によ
ってやや異っている。木材は大別して針葉樹と広葉樹と
に分類することができる。針葉樹から形成された木炭の
比重は、大体において0.8以下であり、広葉樹から形
成された木炭の比重は、大体において1.3〜1.8で
ある。従って、一般的に、比重は針葉樹のほうが広葉樹
よりも小さい傾向にあるといえる。
ってやや異っている。木材は大別して針葉樹と広葉樹と
に分類することができる。針葉樹から形成された木炭の
比重は、大体において0.8以下であり、広葉樹から形
成された木炭の比重は、大体において1.3〜1.8で
ある。従って、一般的に、比重は針葉樹のほうが広葉樹
よりも小さい傾向にあるといえる。
【0008】本発明は、比重を従来のコンクリート二次
製品よりも小さくし、軽量化を図ることのできるコンク
リート二次製品を提供することを目的とする。
製品よりも小さくし、軽量化を図ることのできるコンク
リート二次製品を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、コンクリート二次製品であって、セメント
と、粒状または/及び粉状の木炭と、を含むことを特徴
とする、コンクリート二次製品である。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、コンクリート二次製品であって、セメント
と、粒状または/及び粉状の木炭と、を含むことを特徴
とする、コンクリート二次製品である。
【0010】第2の発明にあっては、上記木炭の大きさ
が3mm以下であることを特徴とする、第1の発明に係る
コンクリート二次製品である。
が3mm以下であることを特徴とする、第1の発明に係る
コンクリート二次製品である。
【0011】第3の発明にあっては、上記木炭は、針葉
樹を炭化したものであることを特徴とする、第1または
第2の発明に係るコンクリート二次製品である。
樹を炭化したものであることを特徴とする、第1または
第2の発明に係るコンクリート二次製品である。
【0012】第4の発明にあっては、混和材料が混入し
てあることを特徴とする、第1、第2または第3の発明
に係るコンクリート二次製品である。
てあることを特徴とする、第1、第2または第3の発明
に係るコンクリート二次製品である。
【0013】第5の発明にあっては、上記第1、第2、
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品が瓦
であることを特徴とする、コンクリート二次製品であ
る。
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品が瓦
であることを特徴とする、コンクリート二次製品であ
る。
【0014】第6の発明にあっては、上記第1、第2、
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品が建
築内装材であることを特徴とする、コンクリート二次製
品である。
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品が建
築内装材であることを特徴とする、コンクリート二次製
品である。
【0015】本発明でいう「コンクリート二次製品」と
は、いわゆるセメント製品のことであり、セメントに骨
材を配合し、水練りして硬化させたものを示している。
また、第1ないし第3の発明における「製品」とは、一
定の形状を有するようなものを示すものではなく、例え
ば、海岸や河岸に施工される護岸や法面などのように、
打設するだけで施工することができるようなコンクリー
ト造形物をも含む概念である。
は、いわゆるセメント製品のことであり、セメントに骨
材を配合し、水練りして硬化させたものを示している。
また、第1ないし第3の発明における「製品」とは、一
定の形状を有するようなものを示すものではなく、例え
ば、海岸や河岸に施工される護岸や法面などのように、
打設するだけで施工することができるようなコンクリー
ト造形物をも含む概念である。
【0016】本発明でいう「木炭」は、白炭、黒炭のい
ずれでも良く、特に限定するものではない。また、「針
葉樹」としては、例えば、杉、檜、松などを挙げること
ができる。
ずれでも良く、特に限定するものではない。また、「針
葉樹」としては、例えば、杉、檜、松などを挙げること
ができる。
【0017】なお、本発明に係るコンクリート二次製品
は、木炭のみを骨材とする意を表わすものではなく、従
来から用いられている種々の骨材を適宜混入することを
妨げるものではない。
は、木炭のみを骨材とする意を表わすものではなく、従
来から用いられている種々の骨材を適宜混入することを
妨げるものではない。
【0018】「混和材料」としては、例えば、ガラス繊
維などの繊維材や金属材料、化学材料など挙げることが
できるが、これに限定するものではない。
維などの繊維材や金属材料、化学材料など挙げることが
できるが、これに限定するものではない。
【0019】
【作 用】第1の発明にあっては、木炭を混入すること
により、比重を従来のコンクリート二次製品よりも小さ
くしたコンクリート二次製品を製造することができる。
従って、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場
合にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図
ることができるので、取り扱い易く運搬性や施工性など
を向上させることができる。従って、本発明に係るコン
クリート二次製品は、過剰な強度より軽量であることが
優先される製品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁
材など)や各種化粧材など、また、過剰な強度より軽量
であることが優先されるような施工箇所に使用される材
料として好適である。
により、比重を従来のコンクリート二次製品よりも小さ
くしたコンクリート二次製品を製造することができる。
従って、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場
合にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図
ることができるので、取り扱い易く運搬性や施工性など
を向上させることができる。従って、本発明に係るコン
クリート二次製品は、過剰な強度より軽量であることが
優先される製品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁
材など)や各種化粧材など、また、過剰な強度より軽量
であることが優先されるような施工箇所に使用される材
料として好適である。
【0020】木炭が粒状または粉状、或いは粒状及び粉
状であるので、この木炭は混練により、セメントペース
ト中においてほぼ均等に分散させることができる。な
お、塊の状態の木炭は従来の骨材である岩石などと比べ
て一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態のまま
混練された場合にあっては、コンクリート二次製品中に
強度の弱い部分が集中してしまうことになる。つまり、
コンクリート二次製品の強度が極めて低下するので、こ
れは実用に値しない。本発明に係るコンクリート二次製
品は、上記したように木炭が粒状または粉状、或いは粒
状及び粉状であり、この木炭は混練することによりセメ
ントペースト中においてほぼ均等に分散させることがで
きるので、塊の木炭を混練した場合と比べて、強度の弱
い部分が集中するようなことがなく、この塊の木炭を混
練した場合より製造された製品の強度を高めることがで
きる。
状であるので、この木炭は混練により、セメントペース
ト中においてほぼ均等に分散させることができる。な
お、塊の状態の木炭は従来の骨材である岩石などと比べ
て一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態のまま
混練された場合にあっては、コンクリート二次製品中に
強度の弱い部分が集中してしまうことになる。つまり、
コンクリート二次製品の強度が極めて低下するので、こ
れは実用に値しない。本発明に係るコンクリート二次製
品は、上記したように木炭が粒状または粉状、或いは粒
状及び粉状であり、この木炭は混練することによりセメ
ントペースト中においてほぼ均等に分散させることがで
きるので、塊の木炭を混練した場合と比べて、強度の弱
い部分が集中するようなことがなく、この塊の木炭を混
練した場合より製造された製品の強度を高めることがで
きる。
【0021】本発明に係るコンクリート二次製品は、木
炭が混入してあることにより、大体において黒色に近い
灰色の色彩を有している。なお、木炭は黒色であり、こ
の色は木炭が本来が持っている色であるので、この色
は、例えば、紫外線に照射され続けたような場合にあっ
ても、褪せたりするようなことがない。つまり、本発明
に係るコンクリート二次製品は、色が褪せたりして変化
するようなことがなく、色彩における耐久性を有してい
る。
炭が混入してあることにより、大体において黒色に近い
灰色の色彩を有している。なお、木炭は黒色であり、こ
の色は木炭が本来が持っている色であるので、この色
は、例えば、紫外線に照射され続けたような場合にあっ
ても、褪せたりするようなことがない。つまり、本発明
に係るコンクリート二次製品は、色が褪せたりして変化
するようなことがなく、色彩における耐久性を有してい
る。
【0022】また、上記したような色彩を有しているた
め、従来においてこのような色彩を、塗装を塗布するこ
とにより着色していたようなものにあっては、改めて塗
装を塗布することなく製造することができる。
め、従来においてこのような色彩を、塗装を塗布するこ
とにより着色していたようなものにあっては、改めて塗
装を塗布することなく製造することができる。
【0023】木炭は無数の微細な気孔を有しており、こ
の気孔内には水分や空気などが含まれているので、本発
明に係るコンクリート二次製品は、まず、これを隔てて
区画された内外部の温度を伝導させ難くすることができ
る。これにより例えば、区画された部屋の内部を保温し
たり保冷したりする効果を奏することができる。また、
気孔は水分を吸着することができ、吸着された水分は外
部が乾燥し湿度が低下してくると外部に放出するされ
る。即ち、湿気の吸排性を有しているので、例えば、上
記したような区画された部屋の内部にあっては、調湿効
果も奏することができる。この他に、この気孔によって
音も伝導させ難くすることができるので、防音効果も奏
することができる。
の気孔内には水分や空気などが含まれているので、本発
明に係るコンクリート二次製品は、まず、これを隔てて
区画された内外部の温度を伝導させ難くすることができ
る。これにより例えば、区画された部屋の内部を保温し
たり保冷したりする効果を奏することができる。また、
気孔は水分を吸着することができ、吸着された水分は外
部が乾燥し湿度が低下してくると外部に放出するされ
る。即ち、湿気の吸排性を有しているので、例えば、上
記したような区画された部屋の内部にあっては、調湿効
果も奏することができる。この他に、この気孔によって
音も伝導させ難くすることができるので、防音効果も奏
することができる。
【0024】更に、気孔は臭いの分子を吸着し捕えるこ
とができることにより、脱臭効果を奏することができる
ので、例えば、建築内装材として使用した場合にあって
は、建築物内の臭いを取り除くことができる。この場
合、特に、野菜などを収容しておく倉庫などの内装に、
本発明に係るコンクリート二次製品を使用した場合にあ
っては、野菜が放出するエチレンガスなどを木炭が吸着
することができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間
保持することができる。
とができることにより、脱臭効果を奏することができる
ので、例えば、建築内装材として使用した場合にあって
は、建築物内の臭いを取り除くことができる。この場
合、特に、野菜などを収容しておく倉庫などの内装に、
本発明に係るコンクリート二次製品を使用した場合にあ
っては、野菜が放出するエチレンガスなどを木炭が吸着
することができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間
保持することができる。
【0025】第2の発明にあっては、木炭の大きさは3
mm以下であり小さいので、この木炭は混練により、セメ
ントペースト中において塊を形成することなくほぼ均等
に分散させることができる。従って、コンクリート二次
製品中に強度の弱い部分が集中してしまうようなことは
ない。ところで、木炭の大きさが上記した3mmより大き
くなるとに、木炭が塊化してしまい、そこに強度の弱い
部分が集中するようになるので、製品としての強度が極
めて低下し実用に値しなくなる。なお、この3mmという
臨界的数値は、本発明者が上記の事実に基づき、経験的
観点から導き出した数値である。
mm以下であり小さいので、この木炭は混練により、セメ
ントペースト中において塊を形成することなくほぼ均等
に分散させることができる。従って、コンクリート二次
製品中に強度の弱い部分が集中してしまうようなことは
ない。ところで、木炭の大きさが上記した3mmより大き
くなるとに、木炭が塊化してしまい、そこに強度の弱い
部分が集中するようになるので、製品としての強度が極
めて低下し実用に値しなくなる。なお、この3mmという
臨界的数値は、本発明者が上記の事実に基づき、経験的
観点から導き出した数値である。
【0026】第3の発明にあっては、使用する木炭が、
針葉樹を炭化させたものである発明にあっては、大体に
おいて比重が上記した針葉樹を炭化させたものよりも大
きい傾向にある広葉樹を炭化させた木炭を使用するより
も、更に軽量化を図ることができる。
針葉樹を炭化させたものである発明にあっては、大体に
おいて比重が上記した針葉樹を炭化させたものよりも大
きい傾向にある広葉樹を炭化させた木炭を使用するより
も、更に軽量化を図ることができる。
【0027】第4の発明にあっては、混和材料が混入し
てあるので、例えば、本発明に係るコンクリート二次製
品の強度を向上させることができる。これにより、更に
用途を拡げることができる。
てあるので、例えば、本発明に係るコンクリート二次製
品の強度を向上させることができる。これにより、更に
用途を拡げることができる。
【0028】第5の発明にあっては、上記第1、第2、
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された瓦であるので、製品としての比重が従来の
瓦よりも小さく、これにより従来の瓦より軽量化を図る
ことができる。従って、まず、取り扱いがし易くなり、
運搬性や施工性なども向上させることができる。ところ
で瓦は、敷き詰める枚数が多大であり相当の重量を有す
るようになるので、瓦が施工される建造物の骨格は、そ
の重量に耐え得るだけの材料や構造を採用しなければな
らない。即ち、本発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された瓦は、上記したように従来の瓦より軽量で
あるので、瓦の重量を支えるための建造物の骨格である
柱材や梁材などの負担も軽減することができる。従っ
て、相対的な強度を増加させることができ、これによ
り、例えば、建築物の耐久性を向上させるようなことも
できる。
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された瓦であるので、製品としての比重が従来の
瓦よりも小さく、これにより従来の瓦より軽量化を図る
ことができる。従って、まず、取り扱いがし易くなり、
運搬性や施工性なども向上させることができる。ところ
で瓦は、敷き詰める枚数が多大であり相当の重量を有す
るようになるので、瓦が施工される建造物の骨格は、そ
の重量に耐え得るだけの材料や構造を採用しなければな
らない。即ち、本発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された瓦は、上記したように従来の瓦より軽量で
あるので、瓦の重量を支えるための建造物の骨格である
柱材や梁材などの負担も軽減することができる。従っ
て、相対的な強度を増加させることができ、これによ
り、例えば、建築物の耐久性を向上させるようなことも
できる。
【0029】第6の発明にあっては、上記第1、第2、
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された建築内装材であるので、例えば、この建築
内装材を採用した建造物内にあっては、これを隔てて区
画された内外部の温度を伝導させ難くすることができ
る。これにより区画された部屋の内部を保温したり保冷
したりする効果を奏することができる。また、木炭は湿
気の吸排性を有しているので、調湿効果も奏することが
できる。更には、音も伝導させ難くすることができるの
で、防音効果も奏することができる。
第3または第4の発明に係るコンクリート二次製品によ
り成形された建築内装材であるので、例えば、この建築
内装材を採用した建造物内にあっては、これを隔てて区
画された内外部の温度を伝導させ難くすることができ
る。これにより区画された部屋の内部を保温したり保冷
したりする効果を奏することができる。また、木炭は湿
気の吸排性を有しているので、調湿効果も奏することが
できる。更には、音も伝導させ難くすることができるの
で、防音効果も奏することができる。
【0030】この建築内装材は脱臭効果も奏することが
できる。従って、この建築内装材を、特に、野菜などを
収容しておく倉庫などの内装として使用した場合にあっ
ては、野菜が放出するエチレンガスなどを吸着すること
ができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間保持する
ことができる。
できる。従って、この建築内装材を、特に、野菜などを
収容しておく倉庫などの内装として使用した場合にあっ
ては、野菜が放出するエチレンガスなどを吸着すること
ができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間保持する
ことができる。
【0031】
【実験例】下記に示した実験例に基づき、更に詳細に説
明する。本実験で用いた実験片及びその製造方法につい
て説明する。なお、下記に示す製造方法は、本実験にお
いて使用した実験片の製造方法である。従って、この方
法が本発明に係るコンクリート二次製品の製造方法を限
定するものでないことはいうまでもない。
明する。本実験で用いた実験片及びその製造方法につい
て説明する。なお、下記に示す製造方法は、本実験にお
いて使用した実験片の製造方法である。従って、この方
法が本発明に係るコンクリート二次製品の製造方法を限
定するものでないことはいうまでもない。
【0032】 使用材料 セメント:普通ポルトランドセメント(比重約3.6) 骨材 :木炭粉(比重約0.8,大きさ3mm以下) :岩砕石(比重約2.5,大きさ5mm以下) 水 :清浄な淡水 なお、塊の状態の木炭は従来の骨材である岩石などと比
べて一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態のま
ま混練された場合にあっては、コンクリート二次製品中
に強度の弱い部分が集中してしまうことになる。そのた
め、木炭粉の大きさは、経験的観点において、3mm以下
程度が望ましい。
べて一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態のま
ま混練された場合にあっては、コンクリート二次製品中
に強度の弱い部分が集中してしまうことになる。そのた
め、木炭粉の大きさは、経験的観点において、3mm以下
程度が望ましい。
【0033】各材料の計量調合 各材料の配合比率は、表1に示す通りである。実験片1
は、セメントと、木炭粉と、水とを混練して成形してあ
る。また、実験片2は、上記した材料に、更に従来から
用いられている岩砕石を混入して成形してある。実験片
は、実験片1及び実験片2において、それぞれ3つ(番
号:NO.1〜NO.3)ずつ用意し、各々について実
験を行った。なお、各コンクリート二次製品には、製品
の品質保持と均一性を維持する一定の調合比が定められ
ているので、本実験においてもそれにしたがって各材料
を調合してある。
は、セメントと、木炭粉と、水とを混練して成形してあ
る。また、実験片2は、上記した材料に、更に従来から
用いられている岩砕石を混入して成形してある。実験片
は、実験片1及び実験片2において、それぞれ3つ(番
号:NO.1〜NO.3)ずつ用意し、各々について実
験を行った。なお、各コンクリート二次製品には、製品
の品質保持と均一性を維持する一定の調合比が定められ
ているので、本実験においてもそれにしたがって各材料
を調合してある。
【0034】
【表1】
【0035】混練 練り上がりが均一になるように、単独混練式ミキサー
(10L容量)により、空練を1分間行い、その後、水
を投入して本練を2分間行う。
(10L容量)により、空練を1分間行い、その後、水
を投入して本練を2分間行う。
【0036】型詰成形 加圧成形法により加圧し成形する。(ハンドプレス(圧
力10ton )により10秒間加圧)なお、金型の形状
は、正方形130mm×130mmである。
力10ton )により10秒間加圧)なお、金型の形状
は、正方形130mm×130mmである。
【0037】養生 成形後2日間、約60℃の養生室に放置して蒸気養生を
行う(一次養生)。その後、脱板し、屋内に一日放置す
る(二次養生)。 乾燥 乾燥させ保存する。
行う(一次養生)。その後、脱板し、屋内に一日放置す
る(二次養生)。 乾燥 乾燥させ保存する。
【0038】
【実験結果】曲げ破壊試験機(スパン10cm)による
試験結果を表2に示す。
試験結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】表2に記載された結果から、次のことを知
見することができる。木炭粉を混入した実験片1及び2
は、普通品と比較して、 強度が低下した。 比重が小さくなった。 吸水率が高まった。 この実験結果から、骨材に木炭を使用することで、従来
のコンクリート二次製品よりも比重の小さいコンクリー
ト二次製品が製造できることがわかった。
見することができる。木炭粉を混入した実験片1及び2
は、普通品と比較して、 強度が低下した。 比重が小さくなった。 吸水率が高まった。 この実験結果から、骨材に木炭を使用することで、従来
のコンクリート二次製品よりも比重の小さいコンクリー
ト二次製品が製造できることがわかった。
【0041】また、実験片1と実験片2との比較によ
り、 強度についてはあまり変化が見られなかった。 実験片2の方が実験片1より比重が大きくなった。 実験片2の方が実験片1より吸水率が低くなった。 この実験結果から、従来から用いられている骨材を適当
な量混入しても、普通品よりは、比重の小さいコンクリ
ート二次製品が製造できることがわかった。つまり、骨
材として従来から用いられているものを適宜混入しても
差し支えない。
り、 強度についてはあまり変化が見られなかった。 実験片2の方が実験片1より比重が大きくなった。 実験片2の方が実験片1より吸水率が低くなった。 この実験結果から、従来から用いられている骨材を適当
な量混入しても、普通品よりは、比重の小さいコンクリ
ート二次製品が製造できることがわかった。つまり、骨
材として従来から用いられているものを適宜混入しても
差し支えない。
【0042】本実験で示すコンクリート二次製品は、従
来のコンクリート二次製品よりも比重が小さくなってい
るので、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場
合にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図
ることができる。従って、この場合のコンクリート二次
製品にあっては、従来のそれよりも取り扱い易く運搬性
や施工性などを向上させることができる。
来のコンクリート二次製品よりも比重が小さくなってい
るので、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場
合にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図
ることができる。従って、この場合のコンクリート二次
製品にあっては、従来のそれよりも取り扱い易く運搬性
や施工性などを向上させることができる。
【0043】従って、本実験で示すコンクリート二次製
品は、過剰な強度より軽量であることが優先される製
品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁材など)や各
種化粧材など、また、過剰な強度より軽量であることが
優先されるような施工箇所に使用される材料として好適
である。
品は、過剰な強度より軽量であることが優先される製
品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁材など)や各
種化粧材など、また、過剰な強度より軽量であることが
優先されるような施工箇所に使用される材料として好適
である。
【0044】なお、本実験で示すコンクリート二次製品
は、強度の点において普通品よりやや劣っているが、強
度については、混和材料を添加することにより向上させ
ることができる。混和材料としては、例えば、ガラス繊
維などの繊維材や金属材料、化学材料などを挙げること
ができる。
は、強度の点において普通品よりやや劣っているが、強
度については、混和材料を添加することにより向上させ
ることができる。混和材料としては、例えば、ガラス繊
維などの繊維材や金属材料、化学材料などを挙げること
ができる。
【0045】本実験で示すコンクリート二次製品は、吸
水率が普通品より高いので、例えば、上記したような建
築内装材として使用した場合にあっては、建築物内の湿
気を吸排して調湿する効果を得られることが期待でき
る。
水率が普通品より高いので、例えば、上記したような建
築内装材として使用した場合にあっては、建築物内の湿
気を吸排して調湿する効果を得られることが期待でき
る。
【0046】なお、上記吸水率は、型詰成形時の加圧よ
る気孔の押し潰し具合によって、変化させることができ
る。例えば、高い圧力をかけて成形した場合にあって
は、吸水率の低いコンクリート二次製品を成形すること
ができる。
る気孔の押し潰し具合によって、変化させることができ
る。例えば、高い圧力をかけて成形した場合にあって
は、吸水率の低いコンクリート二次製品を成形すること
ができる。
【0047】また、上記した吸水性をなくしたいとき
は、防水効果を発するコーティング剤を表面に塗布して
も良い。このようにすることにより、更に用途を拡げる
ことができる。また、このようにすることにより、例え
ば、瓦にとっては最適な状態とすることができる。
は、防水効果を発するコーティング剤を表面に塗布して
も良い。このようにすることにより、更に用途を拡げる
ことができる。また、このようにすることにより、例え
ば、瓦にとっては最適な状態とすることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るコンクリート
二次製品の一実施の形態である瓦を示す説明図、図2は
図1に示す瓦の拡大断面図である。符号Kは本発明に係
るコンクリート二次製品である瓦を示している。この瓦
Kは、セメント1と、木炭粉2と、水とを混練して成形
してあり、上記した実験例1で示す配合比率で調合して
製造してある。また、表面には、防水効果を発するコー
ティング剤3が塗布してある。
二次製品の一実施の形態である瓦を示す説明図、図2は
図1に示す瓦の拡大断面図である。符号Kは本発明に係
るコンクリート二次製品である瓦を示している。この瓦
Kは、セメント1と、木炭粉2と、水とを混練して成形
してあり、上記した実験例1で示す配合比率で調合して
製造してある。また、表面には、防水効果を発するコー
ティング剤3が塗布してある。
【0049】この瓦Kにあっては比重が従来の瓦よりも
小さいので、従来の瓦より軽量化を図ることができる。
従って、取り扱いがし易くなり、運搬性や施工性なども
向上させることができる。また、上記したように従来の
瓦より軽量であるので、瓦の重量を支えるための建造物
の骨格である柱材や梁材などの負担も軽減することがで
きる。従って、相対的な強度を増加させることができ、
これにより、例えば、建築物の耐久性を向上させるよう
なこともできる。また、表面にコーティング剤1が塗布
してあるので、瓦Kは吸水性を有さず、雨などが浸透す
るようなことがない。
小さいので、従来の瓦より軽量化を図ることができる。
従って、取り扱いがし易くなり、運搬性や施工性なども
向上させることができる。また、上記したように従来の
瓦より軽量であるので、瓦の重量を支えるための建造物
の骨格である柱材や梁材などの負担も軽減することがで
きる。従って、相対的な強度を増加させることができ、
これにより、例えば、建築物の耐久性を向上させるよう
なこともできる。また、表面にコーティング剤1が塗布
してあるので、瓦Kは吸水性を有さず、雨などが浸透す
るようなことがない。
【0050】図3は本発明に係るコンクリート二次製品
の一実施の形態である内装用壁材を示す説明図、図4は
図2に示す内装用壁材の拡大断面図である。符号Hは本
発明に係るコンクリート二次製品である建築用内装材の
内装用壁材を示している。この内装用壁材Hは、セメン
ト1と、木炭粉2と、岩砕石4と、混和材料であるガラ
ス繊維5と、水とを混練して成形してある。なお、混和
材料は前記したものに限定するものではない。また、本
実施の形態における配合比率は省略する。
の一実施の形態である内装用壁材を示す説明図、図4は
図2に示す内装用壁材の拡大断面図である。符号Hは本
発明に係るコンクリート二次製品である建築用内装材の
内装用壁材を示している。この内装用壁材Hは、セメン
ト1と、木炭粉2と、岩砕石4と、混和材料であるガラ
ス繊維5と、水とを混練して成形してある。なお、混和
材料は前記したものに限定するものではない。また、本
実施の形態における配合比率は省略する。
【0051】内装用壁材Hを採用した建造物内にあって
は、これを隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難
くすることができる。これにより区画された部屋の内部
を保温したり保冷したりする効果を奏することができ
る。また、木炭は湿気の吸排性を有しているので、調湿
効果も奏することができる。更には、音も伝導させ難く
することができるので、防音効果も奏することができ
る。
は、これを隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難
くすることができる。これにより区画された部屋の内部
を保温したり保冷したりする効果を奏することができ
る。また、木炭は湿気の吸排性を有しているので、調湿
効果も奏することができる。更には、音も伝導させ難く
することができるので、防音効果も奏することができ
る。
【0052】内装用壁材Hは脱臭効果も奏することがで
きる。従って、この内装用壁材Hを、特に、野菜などを
収容しておく倉庫などの内装として使用した場合にあっ
ては、野菜が放出するエチレンガスなどを吸着すること
ができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間保持する
ことができる。
きる。従って、この内装用壁材Hを、特に、野菜などを
収容しておく倉庫などの内装として使用した場合にあっ
ては、野菜が放出するエチレンガスなどを吸着すること
ができるので、野菜の鮮度を通常より長い時間保持する
ことができる。
【0053】ガラス繊維5が混入してあるので、内装用
壁材Hの強度を向上させることができる。これにより、
強度が求められるような箇所にも用いることができるよ
うになり、更に用途を拡げることができる。
壁材Hの強度を向上させることができる。これにより、
強度が求められるような箇所にも用いることができるよ
うになり、更に用途を拡げることができる。
【0054】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことはいうまでもない。
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 第1の発明にあっては、木炭を混入することに
より、比重を従来のコンクリート二次製品よりも小さく
したコンクリート二次製品を製造することができる。従
って、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場合
にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図る
ことができるので、取り扱い易く運搬性や施工性などを
向上させることができる。従って、本発明に係るコンク
リート二次製品は、過剰な強度より軽量であることが優
先される製品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁材
など)や各種化粧材など、また、過剰な強度より軽量で
あることが優先されるような施工箇所に使用される材料
として好適である。
する。 (a) 第1の発明にあっては、木炭を混入することに
より、比重を従来のコンクリート二次製品よりも小さく
したコンクリート二次製品を製造することができる。従
って、例えば、一定の形状を有する製品を製造した場合
にあっては、その製品は従来のそれよりも軽量化を図る
ことができるので、取り扱い易く運搬性や施工性などを
向上させることができる。従って、本発明に係るコンク
リート二次製品は、過剰な強度より軽量であることが優
先される製品、例えば、瓦や建築内装材(天井材、壁材
など)や各種化粧材など、また、過剰な強度より軽量で
あることが優先されるような施工箇所に使用される材料
として好適である。
【0056】(b) 木炭が粒状または粉状、或いは粒
状及び粉状であるので、この木炭は混練により、セメン
トペースト中においてほぼ均等に分散させることができ
る。なお、塊の状態の木炭は従来の骨材である岩石など
と比べて一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態
のまま混練された場合にあっては、コンクリート二次製
品中に強度の弱い部分が集中してしまうことになる。つ
まり、コンクリート二次製品の強度が極めて低下するの
で、これは実用に値しない。本発明に係るコンクリート
二次製品は、上記したように木炭が粒状または粉状、或
いは粒状及び粉状であり、この木炭は混練することによ
りセメントペースト中においてほぼ均等に分散させるこ
とができるので、塊の木炭を混練した場合と比べて、強
度の弱い部分が集中するようなことがなく、この塊の木
炭を混練した場合より製造された製品の強度を高めるこ
とができる。
状及び粉状であるので、この木炭は混練により、セメン
トペースト中においてほぼ均等に分散させることができ
る。なお、塊の状態の木炭は従来の骨材である岩石など
と比べて一般的に硬度が低い。従って、木炭が塊の状態
のまま混練された場合にあっては、コンクリート二次製
品中に強度の弱い部分が集中してしまうことになる。つ
まり、コンクリート二次製品の強度が極めて低下するの
で、これは実用に値しない。本発明に係るコンクリート
二次製品は、上記したように木炭が粒状または粉状、或
いは粒状及び粉状であり、この木炭は混練することによ
りセメントペースト中においてほぼ均等に分散させるこ
とができるので、塊の木炭を混練した場合と比べて、強
度の弱い部分が集中するようなことがなく、この塊の木
炭を混練した場合より製造された製品の強度を高めるこ
とができる。
【0057】(c) 本発明に係るコンクリート二次製
品は、木炭が混入してあることにより、大体において黒
色に近い灰色の色彩を有している。なお、木炭は黒色で
あり、この色は木炭が本来が持っている色であるので、
この色は、例えば、紫外線に照射され続けたような場合
にあっても、褪せたりするようなことがない。つまり、
本発明に係るコンクリート二次製品は、色が褪せたりし
て変化するようなことがなく、色彩における耐久性を有
している。また、上記したような色彩を有しているた
め、従来においてこのような色彩を、塗装を塗布するこ
とにより着色していたようなものにあっては、改めて塗
装を塗布することなく製造することができる。
品は、木炭が混入してあることにより、大体において黒
色に近い灰色の色彩を有している。なお、木炭は黒色で
あり、この色は木炭が本来が持っている色であるので、
この色は、例えば、紫外線に照射され続けたような場合
にあっても、褪せたりするようなことがない。つまり、
本発明に係るコンクリート二次製品は、色が褪せたりし
て変化するようなことがなく、色彩における耐久性を有
している。また、上記したような色彩を有しているた
め、従来においてこのような色彩を、塗装を塗布するこ
とにより着色していたようなものにあっては、改めて塗
装を塗布することなく製造することができる。
【0058】(d) 木炭は無数の微細な気孔を有して
おり、この気孔内には水分や空気などが含まれているの
で、本発明に係るコンクリート二次製品は、まず、これ
を隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難くするこ
とができる。これにより、例えば、区画された部屋の内
部を保温したり保冷したりする効果を奏することができ
る。また、気孔は水分を吸着することができ、吸着され
た水分は外部が乾燥し湿度が低下してくると外部に放出
するされる。即ち、湿気の吸排性を有しているので、例
えば、上記したような区画された部屋の内部にあって
は、調湿効果も奏することができる。この他に、この気
孔によって音も伝導させ難くすることができるので、防
音効果も奏することができる。更に、気孔は臭いの分子
を吸着し捕えることができることにより、脱臭効果を奏
することができるので、例えば、建築内装材として使用
した場合にあっては、建築物内の臭いを取り除くことが
できる。この場合、特に、野菜などを収容しておく倉庫
などの内装に、本発明に係るコンクリート二次製品を使
用した場合にあっては、野菜が放出するエチレンガスな
どを木炭が吸着することができるので、野菜の鮮度を通
常より長い時間保持することができる。
おり、この気孔内には水分や空気などが含まれているの
で、本発明に係るコンクリート二次製品は、まず、これ
を隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難くするこ
とができる。これにより、例えば、区画された部屋の内
部を保温したり保冷したりする効果を奏することができ
る。また、気孔は水分を吸着することができ、吸着され
た水分は外部が乾燥し湿度が低下してくると外部に放出
するされる。即ち、湿気の吸排性を有しているので、例
えば、上記したような区画された部屋の内部にあって
は、調湿効果も奏することができる。この他に、この気
孔によって音も伝導させ難くすることができるので、防
音効果も奏することができる。更に、気孔は臭いの分子
を吸着し捕えることができることにより、脱臭効果を奏
することができるので、例えば、建築内装材として使用
した場合にあっては、建築物内の臭いを取り除くことが
できる。この場合、特に、野菜などを収容しておく倉庫
などの内装に、本発明に係るコンクリート二次製品を使
用した場合にあっては、野菜が放出するエチレンガスな
どを木炭が吸着することができるので、野菜の鮮度を通
常より長い時間保持することができる。
【0059】(e) 第2の発明にあっては、木炭の大
きさは3mm以下であり小さいので、この木炭は混練によ
り、セメントペースト中において塊を形成することなく
ほぼ均等に分散させることができる。従って、コンクリ
ート二次製品中に強度の弱い部分が集中してしまうよう
なことはない。ところで、木炭の大きさが上記した3mm
より大きくなるとに、木炭が塊化してしまい、そこに強
度の弱い部分が集中するようになるので、製品としての
強度が極めて低下し実用に値しなくなる。なお、この3
mmという臨界的数値は、本発明者が上記の事実に基づ
き、経験的観点から導き出した数値である。
きさは3mm以下であり小さいので、この木炭は混練によ
り、セメントペースト中において塊を形成することなく
ほぼ均等に分散させることができる。従って、コンクリ
ート二次製品中に強度の弱い部分が集中してしまうよう
なことはない。ところで、木炭の大きさが上記した3mm
より大きくなるとに、木炭が塊化してしまい、そこに強
度の弱い部分が集中するようになるので、製品としての
強度が極めて低下し実用に値しなくなる。なお、この3
mmという臨界的数値は、本発明者が上記の事実に基づ
き、経験的観点から導き出した数値である。
【0060】(f) 第3の発明にあっては、使用する
木炭が、針葉樹を炭化させたものである発明にあって
は、大体において比重が上記した針葉樹を炭化させたも
のよりも大きい傾向にある広葉樹を炭化させた木炭を使
用するよりも、更に軽量化を図ることができる。
木炭が、針葉樹を炭化させたものである発明にあって
は、大体において比重が上記した針葉樹を炭化させたも
のよりも大きい傾向にある広葉樹を炭化させた木炭を使
用するよりも、更に軽量化を図ることができる。
【0061】(g) 第4の発明にあっては、混和材料
が混入してあるので、例えば、本発明に係るコンクリー
ト二次製品の強度を向上させることができる。これによ
り、更に用途を拡げることができる。
が混入してあるので、例えば、本発明に係るコンクリー
ト二次製品の強度を向上させることができる。これによ
り、更に用途を拡げることができる。
【0062】(h) 第5の発明にあっては、上記第
1、第2、第3または第4の発明に係るコンクリート二
次製品により成形された瓦であるので、製品としての比
重が従来の瓦よりも小さく、これにより従来の瓦より軽
量化を図ることができる。従って、まず、取り扱いがし
易くなり、運搬性や施工性なども向上させることができ
る。ところで瓦は、敷き詰める枚数が多大であり相当の
重量を有するようになるので、瓦が施工される建造物の
骨格は、その重量に耐え得るだけの材料や構造を採用し
なければならない。即ち、本発明に係るコンクリート二
次製品により成形された瓦は、上記したように従来の瓦
より軽量であるので、瓦の重量を支えるための建造物の
骨格である柱材や梁材などの負担も軽減することができ
る。従って、相対的な強度を増加させることができ、こ
れにより、例えば、建築物の耐久性を向上させるような
こともできる。
1、第2、第3または第4の発明に係るコンクリート二
次製品により成形された瓦であるので、製品としての比
重が従来の瓦よりも小さく、これにより従来の瓦より軽
量化を図ることができる。従って、まず、取り扱いがし
易くなり、運搬性や施工性なども向上させることができ
る。ところで瓦は、敷き詰める枚数が多大であり相当の
重量を有するようになるので、瓦が施工される建造物の
骨格は、その重量に耐え得るだけの材料や構造を採用し
なければならない。即ち、本発明に係るコンクリート二
次製品により成形された瓦は、上記したように従来の瓦
より軽量であるので、瓦の重量を支えるための建造物の
骨格である柱材や梁材などの負担も軽減することができ
る。従って、相対的な強度を増加させることができ、こ
れにより、例えば、建築物の耐久性を向上させるような
こともできる。
【0063】(i) 第6の発明にあっては、上記第
1、第2、第3または第4の発明に係るコンクリート二
次製品により成形された建築内装材であるので、例え
ば、この建築内装材を採用した建造物内にあっては、こ
れを隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難くする
ことができる。これにより区画された部屋の内部を保温
したり保冷したりする効果を奏することができる。ま
た、木炭は湿気の吸排性を有しているので、調湿効果も
奏することができる。更には、音も伝導させ難くするこ
とができるので、防音効果も奏することができる。この
建築内装材は脱臭効果も奏することができる。従って、
この建築内装材を、特に、野菜などを収容しておく倉庫
などの内装として使用した場合にあっては、野菜が放出
するエチレンガスなどを吸着することができるので、野
菜の鮮度を通常より長い時間保持することができる。
1、第2、第3または第4の発明に係るコンクリート二
次製品により成形された建築内装材であるので、例え
ば、この建築内装材を採用した建造物内にあっては、こ
れを隔てて区画された内外部の温度を伝導させ難くする
ことができる。これにより区画された部屋の内部を保温
したり保冷したりする効果を奏することができる。ま
た、木炭は湿気の吸排性を有しているので、調湿効果も
奏することができる。更には、音も伝導させ難くするこ
とができるので、防音効果も奏することができる。この
建築内装材は脱臭効果も奏することができる。従って、
この建築内装材を、特に、野菜などを収容しておく倉庫
などの内装として使用した場合にあっては、野菜が放出
するエチレンガスなどを吸着することができるので、野
菜の鮮度を通常より長い時間保持することができる。
【図1】本発明に係るコンクリート二次製品の一実施の
形態である瓦を示す説明図。
形態である瓦を示す説明図。
【図2】図1に示す瓦の拡大断面図。
【図3】本発明に係るコンクリート二次製品の一実施の
形態である内装用壁材を示す説明図。
形態である内装用壁材を示す説明図。
【図4】図4は図2に示す内装用壁材の拡大断面図。
K 瓦 H 内装用壁材 1 セメント 2 木炭粉 3 コーティング剤 4 岩砕石 5 ガラス繊維
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート二次製品であって、 セメントと、 粒状または/及び粉状の木炭と、を含むことを特徴とす
る、 コンクリート二次製品。 - 【請求項2】 上記木炭の大きさが3mm以下であること
を特徴とする、 請求項1記載のコンクリート二次製品。 - 【請求項3】 上記木炭は、針葉樹を炭化したものであ
ることを特徴とする、 請求項1または2記載のコンク
リート二次製品。 - 【請求項4】 混和材料が混入してあることを特徴とす
る、 請求項1、2または3記載のコンクリート二次製品。 - 【請求項5】 上記請求項1、2、3または4記載のコ
ンクリート二次製品が瓦であることを特徴とする、 コンクリート二次製品。 - 【請求項6】 上記請求項1、2、3または4記載のコ
ンクリート二次製品が建築内装材であることを特徴とす
る、 コンクリート二次製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22434797A JP3101729B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22434797A JP3101729B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 瓦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160308A true JPH1160308A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3101729B2 JP3101729B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16812351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22434797A Expired - Fee Related JP3101729B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101729B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP22434797A patent/JP3101729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3101729B2 (ja) | 2000-10-23 |
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