JPH1160443A - シート状唇用パック料 - Google Patents

シート状唇用パック料

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JPH1160443A
JPH1160443A JP23179997A JP23179997A JPH1160443A JP H1160443 A JPH1160443 A JP H1160443A JP 23179997 A JP23179997 A JP 23179997A JP 23179997 A JP23179997 A JP 23179997A JP H1160443 A JPH1160443 A JP H1160443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】唇の状態を改善する効果に優れたシート状唇用
パック料を提供すること。 【解決手段】高分子粘剤と湿潤剤を含有することを特徴
とするシート状唇用パック料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、唇の荒れや、くす
みを改善し、口紅等の化粧料ののりを良くする効果に優
れた唇用パック料に関する。さらに詳しくは、高分子粘
剤と湿潤剤を含有するシート状のパック料を唇に貼着す
ることで、簡便に唇の状態を改善できる機能を有するシ
ート状唇用パック料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、唇の荒れを改善する目的で、多価
アルコールやヒアルロン酸等の保湿剤を配合した口紅
や、リップクリームが上市されている。例えば、特開平
5−70326号公報には、皮膜形成剤と湿潤剤と油脂
と水からなる唇の荒れを改善することを目的としたリッ
プ化粧料が提案されている。また、特開昭61−176
512号公報には、皮膜形成剤と湿潤剤と油脂ロウから
なる口唇保護剤が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、秋〜冬
の空気が乾燥した状態では、唇の乾燥に伴う荒れは激し
い場合が多く、前記リップ化粧料に代表される保湿口紅
タイプの化粧料では、この問題を解決するには効果が弱
い問題があり、また、前記口唇保護剤は、効果は認めら
れるものの溶液〜ゲル状の形態を有するため、塗布した
上には口紅を使用できない問題や、塗布した塗膜を落と
す必要があるため、落とすときに物理的な負担を唇にか
けてしまい、逆に唇を痛めてしまう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の実
情に鑑み、鋭意検討した結果、高分子粘剤と湿潤剤を含
有し、かつシート状に形成されたパック料を唇に張り付
けることで、簡便に唇の状態を改善できる機能を有する
唇用パック料が得られることを見いだした。すなわち、
本発明は、高分子粘剤と湿潤剤を含有することを特徴と
するシート状唇用パック料にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で言う高分子粘剤とは、水
との親和性がより強く、増粘する性質を有していれば構
わず、従来、食品や化粧品で使用されてきた高分子粘剤
を用いることができる。高分子粘剤の例としては、例え
ば、カラギーナン(カッパ、ラムダ、イオタ型等)、ジ
ェランガム、キサンタンガム、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボ
キシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポ
リマー、アルギン酸、寒天、澱粉、ポリアクリル酸、ペ
クチン、ゼラチン、アルブミン、ポリペプチド、ポリア
クリルアミド等が挙げられるが、その中でもカラギーナ
ン、ジェランガムが形態保持性に優れることから特に好
ましい。尚、これらの内、イオン性のあるものでは、ナ
トリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、バリ
ウム等の塩が形成されていてもよく、また、それぞれの
共重合体、混合物であっても構わない。
【0006】また、上記高分子粘剤とともに、スメクタ
イト、ベントナイト、有機変性ベントナイト、無水珪
酸、表面処理無水珪酸等の無機系の粘剤を使用すること
も可能であるが、無機系粘剤を単独で使用した場合で
は、製品の形態の保持力が弱いため、あまり好ましくな
い。
【0007】本発明で言う湿潤剤としては、従来、化粧
品、食品、医薬品で使用されてきたものが挙げられ、例
えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、イソプレングリコール等の多価アルコー
ル、ソルビット、糖類等が挙げられるが、その中でもグ
リセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンが特に唇の状
態を改善する効果に優れることから好ましい。
【0008】本発明で言うシート状とは、厚さが10m
m以下、好ましくは2mm以下の板状の形状をしたもの
である。シートの厚さは均一でも不均一でも構わない
が、シートの強度保持のため、1μm以上の厚さがある
ことが好ましい。本発明のシート状唇用パック料の形状
としては、唇の形状に合わせた山型や弓型のものが、唇
に貼着し易いので好ましいが、その外に長方形など種々
の形状のものが挙げられ、特に形状には限定されない。
本発明のシート状唇用パック料には、唇に貼着するとき
の左右のずれを防止するために、その中心線状に印刷、
刻印、凹凸部等からなる位置合わせの目印を設けること
が特に好ましい。
【0009】本発明のシート状唇用パック料は、上記の
高分子粘剤中に湿潤剤が保持された構造を有しており、
唇に接触させた時に、湿潤剤が唇の粘膜に浸透していく
構造を有していることが好ましい。
【0010】本発明のシート状唇用パック料としては、
高分子粘剤と湿潤剤を含有する唇用パック料自体を乾燥
させてシート状にしたものも適用可能であるが、天然繊
維、合成繊維、再生繊維からなる不織布、編織布、紙、
合成樹脂フイルム、多孔性の発泡樹脂フイルム等の保持
体の表面に、ゲル状のパック料が積層されたもの、また
下記の多層構造に形成されたものが、形態保持性、使い
易さ、衛生面等から好ましい。例えば、唇に付着するパ
ック料の表面に、さらに接着性を有する層を設けた多層
構造のシート状唇用パック料である。特に好ましくは、
使用時の使い易さや衛生面以外に、シート状唇用パック
料の形態保持性をさらに高める目的のために、多孔性で
あり浸透性を有する保持体である不織布、多孔性発泡樹
脂フイルム等の一部にゲル状のパック料の一部を含浸し
保持させたものが挙げられる。
【0011】本発明における、高分子粘剤と湿潤剤の配
合量は、パック料の総量に対して、高分子粘剤が0.0
1〜95重量%、湿潤剤が0.1〜95重量%の範囲に
あることが好ましい。これらの範囲を外れると、ゲル状
を呈しなくなりシート状の形態を保持できなかったり、
シートから湿潤剤が分離したり、また唇の状態を改善す
る効果が得られない場合がある。上記配合量の中で、特
に好ましい範囲としては、高分子粘剤が0.01〜20
重量%、湿潤剤が0.1〜70重量%である。
【0012】本発明では、シートが唇と接触する面が接
着性を有することが、唇とのフィット性を上げる目的か
ら好ましい。接着性の樹脂、高分子の例としては、例え
ば、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリ
ル酸、ポリメタクリル酸塩、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ルアミド塩、ポリメタクリルアミド、ポリメタクリルア
ミド塩、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、メタクリルアミドプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、N−n−ブトキシメチルア
クリルアミド、N−iso−ブトキシアクリルアミド、
t−ブチルアクリルアミドスルホン酸、t−ブチルアク
リルアミドスルホン酸塩、ジメチルアミノプロピルメタ
クリルアミド、メトキシエチレン無水コハク酸共重合
体、塩化ジメチルアミノアンモニウム、またはこれら重
合性モノマー原料と他の重合性モノマーとの共重合体、
あるいはカルボキシメチルセルロース塩、アルギン酸
塩、カラギーナン、キサンタンガム、寒天、カチオン化
ガーガム等の水溶性高分子、酢酸ビニル・クロトン酸共
重合体、プロピオン酸ビニル・クロトン酸共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーン
樹脂、ポリスチレン、アクリル変性シリコーン樹脂、ア
クリル変性シリコーン、エポキシ樹脂、ポリアクリロニ
トリルまたはこれら重合性モノマー原料と他の重合性モ
ノマーとの共重合体等が挙げられる。上記の接着性の樹
脂等は、パック料の中に高分子粘剤と湿潤剤とともに配
合してもよいし、唇に接触するパック料の表面に、上記
の樹脂等の薄い層を形成するようにしたものでも構わな
い。
【0013】本発明のシート状唇用パック料では、上記
成分の他に、通常化粧料に用いられる粉体(顔料、色
素、樹脂)、油剤、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、
粘剤、紫外線吸収剤、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性
成分(セラミド類、血行促進剤、ビタミン剤、抗炎症
剤、メントール、プロポリス等)、酵素、塩類、溶媒、
キレート剤、中和剤、pH調整剤等の成分を同時に配合
することができる。
【0014】本発明で用いる粉体としては、例えば、赤
色104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色
401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号
Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルク
パウダー、ウレタンパウダー、テフロンパウダー、シリ
コーンパウダー、セルロースパウダー等の高分子、黄酸
化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブ
ラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化セリウム等の白色顔料、タルク、マイカ、セリ
サイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール
顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、
シリカ、アルミナ等の無機粉体、アパタイト、ヒドロキ
シアパタイト等が挙げられる。これらの粉体の形状は板
状、球状、紡錘状、針状、棒状、不定形状など特に制限
はなく、大きさも平均一次粒子径で0.005〜100
μmの範囲であれば特に問題なく(平均一次粒子径が
0.01〜20μmの範囲が特に好ましい)、また金属
石鹸処理、N−アシル化アミノ酸処理、シリコーン処
理、フッ素化合物処理、多価アルコール処理、油剤処
理、シラン処理、無機酸化物処理等の表面処理が行って
あっても構わない。この中で上記の高分子、シリカビー
ズ等は肌ざわりの感触を向上する効果に優れるため、本
発明のシート状唇用パック料で配合する価値が高い。
【0015】油剤の例としては、セチルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサ
デシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アル
コール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン
酸等の脂肪酸、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘ
キシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリ
ン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸
エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等の
エステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等
の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等
のロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツ
バキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂、エチ
レン・α−オレフィン・コオリゴマー等が挙げられる。
【0016】また、別の形態の油剤の例としては、例え
ば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル
・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサ
ン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキ
サン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメ
チルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等のシリコ
ーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フッ素化
シリコーンレジン等のフッ素化合物が挙げられる。
【0017】界面活性剤としては、例えば、アニオン型
界面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活
性剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。
【0018】本発明のシート状唇用パック料の使用方法
としては、唇にシート状唇用パック料を密着して貼着さ
せ、1〜60分間、好ましくは5〜30分間放置した
後、剥離する方法が挙げられる。また、就寝前で唇の荒
れがひどい場合などでは、シート状唇用パック料を貼っ
たまま1〜12時間放置することで、唇の状態を大きく
改善することも可能である。尚、本発明のシート状唇用
パック料は、使用直後には、唇の水分を多価アルコール
が吸収して唇が逆に乾燥する場合があるが、すぐにパッ
ク料の密閉効果により均衡し、保湿効果、唇の改善効果
を得ることが可能となる。従って、使用直後に、密閉効
果が得られない段階で剥離してしまうと効果が得られに
くいため、唇の状態にもよるが、一般的に5分間は密着
させておくことが好ましい。また、より高い密着状態を
作るため、パック料を使用する前に、唇を舌でなめる、
もしくは濡らしておくことが好ましい。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例と図面に基づいて具体
的に説明する。製品の官能評価試験は、次のようにして
実施した。尚、図面で同一構成要素は、同一符号を付し
た。 〔シート状唇用パック料の官能評価試験〕専門パネラー
(女性)10名に試験品を1週間試用してもらい、試用
後の結果をアンケート形式で回答してもらった。(試用
条件は各実施例および比較例に記載) アンケート結果
から、各評価項目に対して効果があるを10点とし、効
果がないを0点とし、全パネラーの平均点数(小数点以
下4捨5入)を以て評価結果とした。従って点数が高い
ほど効果が高いことを示す。
【0020】実施例1 下記表1の処方にて唇用パック料を作製した。
【0021】
【表1】
【0022】表1の成分Aを80℃で加熱溶解させた溶
液を作製し、これに事前に混合した成分Bを投入し強撹
拌し、溶液を得た。次いで、流し型に溶液を投入し、型
ごと冷却した後、得られたゲル状のパック料の各面に、
ポリエステルフイルム(厚み20μ)の保持体と、シリ
コーン処理したポリエステルフイルム(厚み50μ)の
離型紙とを圧着してシート状の製品を得た(ゲルの厚み
は0.8mmで設定した)。そして、図1(a)に示す
山型の4片形の形状を有したものが、図2に示すように
連続的に配列されるように上記のシート状製品を切り刃
にて打ち抜いて、本発明のシート状唇パック料の製品を
得た。図1(b)は、上記シート状唇用パック料の断面
図であり、1は、保持体(ポリエステルフイルム)の
層、2はゲル状のパック料の層、3は離型紙(ポリエス
テルフイルム)の層である。そして、離型紙を剥した本
品を唇に5分間貼り付ける条件で官能評価を行った。
【0023】実施例2 実施例1で作製した溶液を用い、シリコーン処理ポリエ
ステルフイルム(厚み50μ)の離型紙上に、上記溶
液、保持体のポリプロピレン不織布(30g/c
2 )、さらに溶液の順に投入・冷却し、3層構造を有
するシートを得、その上からさらにシリコーン処理ポリ
エステルフイルム(厚み50μ)の離型紙を圧着した
後、図1(a)に示す形に打ち抜いて、本発明のシート
状唇パック料の製品を得た。製品の厚みは1.3mmで
あった。そして、離型紙を剥がした本品を唇に15分間
貼り付ける条件で官能評価を行った。
【0024】実施例3 下記表2の処方にて唇用パック料を作製した。
【0025】
【表2】
【0026】表2の成分Aと成分Bをそれぞれ加熱溶解
する。加熱撹拌下に成分A溶解液と成分B溶解液をゆっ
くりと混合した後、流し型に溶液を投入し、型ごと冷却
した。得られたゲル状パック料を弓型に打ち抜き、打ち
抜いたゲル状パック料に、予めポリビニルアルコールの
水溶液を塗布し乾燥させて片面にポリビニルアルコール
をコーティングした保持体であるポリエステルフィルム
(厚み20μ)のポリビニルアルコール塗布面を圧着さ
せ、ゲル状パック料を上記ポリエステルフィルム上に保
持し図3に示す形状にさらに打ち抜いて、本発明のシー
ト状唇パック料の製品を得た。図3は、図1、図2とは
異なり、パック料側から見た平面図であり、1は保持体
(ポリエステルフィルム)であり、1aは該保持体
(1)に形成された凸状のつまみ部であり、1bは該保
持体(1)の中心線上に刻印された位置合わせの目印で
あり、2はゲル状のパック料である。本品は、保持体
(1)のつまみ部(1a)を持って、唇の中心線上に、
シート状唇パック料の目印(1b)を合わせて貼り、1
0分間貼り付けて官能評価を行った。
【0027】実施例4 実施例1で作製した溶液を用いてポリエステルフィルム
(厚さ20μ)の保持体上に厚さ0.1mmの層とした
後、冷却してゲル状のシート状パック料を得た。一方、
予めシリコーン処理ポリエステルフィルムの離型紙の表
面(片面)にポリビニルアルコールをコーティングした
フィルムを作製し、前記シートパック料とポリビニルア
ルコールの塗布されたシリコーン処理ポリエステルフィ
ルムの面が接着するようにローラーを用いて圧着した。
得られたシートを図4の山型の形状に打ち抜いて、本発
明のシート状唇パック料の製品を得た。図4は本発明の
シート状唇パック料の平面図であり、1は保持体であ
り、その裏側に、ゲル状パック料と離型紙が配設されて
いる。使用時に離型紙であるポリエステルフィルムを剥
すことによって、シート状パック料の表面にポリビニル
アルコールが付着するので、該ポリビニルアルコールの
面を唇に貼り付けて使用した。本品は、就寝前に唇に貼
り付ける条件で官能評価を行った。
【0028】比較例1 ジプロピレングリコール10重量%、ヒアルロン酸0.
2重量%、残りの成分としてワックス、中油を配合した
市販のリップクリームを用いて比較例とした。本品は、
就寝前に唇につける条件で官能評価を行った。
【0029】比較例2 下記表3の処方にて口唇保護剤を作製した。
【0030】
【表3】
【0031】表3で、精製水にポリビニルアルコール及
びポリビニルピロリドンを加えて除々に60℃に加熱し
完全に溶解させた。次いで、他の成分を順次加えて完全
に分散させた後、30℃まで徐冷して製品を得た。本品
は、唇に塗布してから15分後除去する条件で官能評価
を行った。
【0032】比較例3 下記表4の処方にて、前記実施例3と同様にして、シー
ト状唇用パック料を作製し、実施例3と同様にして官能
評価を行った。
【0033】
【表4】
【0034】上記の実施例および比較例の評価結果を下
記表5に示す。
【0035】
【表5】
【0036】表5の結果より、本発明の実施例は何れも
唇の改善効果を示していることが判る。これに対して、
比較例1の従来のリップクリームでは効果はあるもの
の、その効果は弱めであった。また、比較例2では逆に
荒れは改善されず、感触にも劣ることが判った。また、
比較例3も荒れは改善されず、感触にも劣ることが判っ
た。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のシート状唇
用パック料を使用することで、唇の状態を改善する効果
が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状唇用パック料を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)はその断面図である。
【図2】図1のシート状唇用パック料が複数配列され
た、打ち抜き直後のシート状唇用パック料の平面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例のシート状唇用パック料の
平面図である。
【図4】本発明の他の実施例のシート状唇用パック料の
平面図である。
【符号の説明】
1 保持体 2 パック料 3 離型紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 孝 奈良県天理市森本町670番地 積水化成品 工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 左藤 眞市 奈良県天理市森本町670番地 積水化成品 工業株式会社総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子粘剤と湿潤剤を含有することを特
    徴とするシート状唇用パック料。
  2. 【請求項2】 高分子粘剤が、カラギーナン、ジェラン
    ガムから選ばれることを特徴とする請求項1記載のシー
    ト状唇用パック料。
  3. 【請求項3】 湿潤剤が、グリセリン、ジグリセリン、
    ポリグリセンから選ばれることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のシート状唇用パック料。
JP23179997A 1997-08-12 1997-08-12 シート状唇用パック料 Expired - Lifetime JP3522503B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7666396B2 (en) * 2003-09-11 2010-02-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Single-use moisturizing product
JP2020180098A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 凸版印刷株式会社 肌貼付用フィルム、および、転写シート

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