JPH1160450A - 養毛剤 - Google Patents
養毛剤Info
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- JPH1160450A JPH1160450A JP9229292A JP22929297A JPH1160450A JP H1160450 A JPH1160450 A JP H1160450A JP 9229292 A JP9229292 A JP 9229292A JP 22929297 A JP22929297 A JP 22929297A JP H1160450 A JPH1160450 A JP H1160450A
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- JP
- Japan
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- genus
- hair
- family
- plants
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 副作用がなく、優れた脱毛防止、発毛効果を
有する養毛剤を提供する。 【解決手段】 ツヅラフジ科 Menispermum 属あるいは
Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelumbo 属の植物、ア
オイ科 Abelmoschus 属の植物、グネツム科Gnetum 属の
植物、クスノキ科 Machilus 属の植物から選ばれる少な
くとも1種の抽出物を含有する養毛剤。
有する養毛剤を提供する。 【解決手段】 ツヅラフジ科 Menispermum 属あるいは
Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelumbo 属の植物、ア
オイ科 Abelmoschus 属の植物、グネツム科Gnetum 属の
植物、クスノキ科 Machilus 属の植物から選ばれる少な
くとも1種の抽出物を含有する養毛剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は養毛剤、さらに詳し
くは、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において利
用される優れた脱毛防止、発毛効果などの養毛作用を持
つ養毛剤に関する。
くは、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において利
用される優れた脱毛防止、発毛効果などの養毛作用を持
つ養毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、禿や脱毛の原因を取り除く、
あるいは、軽減するために、各種薬剤を配合した養毛化
粧料が知られている。これらの養毛化粧料には、例え
ば、毛根への血流量の改善のために、センブリエキスや
アセチルコリン誘導体などが配合されたり、抗男性ホル
モンとしてエストラジオ−ルなどの女性ホルモン剤が配
合されたり、頭皮代謝の改善のためのヒノキチオ−ルな
どが配合され、脱毛症の予防および治療に用いられてい
る。
あるいは、軽減するために、各種薬剤を配合した養毛化
粧料が知られている。これらの養毛化粧料には、例え
ば、毛根への血流量の改善のために、センブリエキスや
アセチルコリン誘導体などが配合されたり、抗男性ホル
モンとしてエストラジオ−ルなどの女性ホルモン剤が配
合されたり、頭皮代謝の改善のためのヒノキチオ−ルな
どが配合され、脱毛症の予防および治療に用いられてい
る。
【0003】しかし、脱毛や発毛の機構は非常に複雑で
あり、従来の養毛剤のように、血行促進や男性ホルモン
の低活性化のために、センブリエキスなどを配合するだ
けでは満足する脱毛防止や発毛効果は得られていない。
あり、従来の養毛剤のように、血行促進や男性ホルモン
の低活性化のために、センブリエキスなどを配合するだ
けでは満足する脱毛防止や発毛効果は得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、副作
用が少なく、優れた脱毛防止、発毛促進作用を有するツ
ヅラフジ科 Menispermum 属などの植物からの抽出物を
含有する養毛剤を提供するものである。
用が少なく、優れた脱毛防止、発毛促進作用を有するツ
ヅラフジ科 Menispermum 属などの植物からの抽出物を
含有する養毛剤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、脱毛症の予防・治療に対して優れた効果
を有し、かつ副作用のない薬効剤について鋭意検討を行
った結果、ツヅラフジ科 Menispermum 属または Coccul
us 属の植物、スイレン科 Nelumbo 属の植物、アオイ科
Abelmoschus 属の植物、グネツム科 Gnetum 属の植
物、クスノキ科 Machilus 属の植物の抽出物から選ばれ
る少なくとも1種以上を含有する組成物が優れた養毛作
用を有することを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
な事情に鑑み、脱毛症の予防・治療に対して優れた効果
を有し、かつ副作用のない薬効剤について鋭意検討を行
った結果、ツヅラフジ科 Menispermum 属または Coccul
us 属の植物、スイレン科 Nelumbo 属の植物、アオイ科
Abelmoschus 属の植物、グネツム科 Gnetum 属の植
物、クスノキ科 Machilus 属の植物の抽出物から選ばれ
る少なくとも1種以上を含有する組成物が優れた養毛作
用を有することを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】すなわち、本発明は、ツヅラフジ科 Menis
permum 属または Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelu
mbo 属の植物、アオイ科 Abelmoschus 属の植物、グネ
ツム科 Gnetum 属の植物、クスノキ科 Machilus 属の植
物の抽出物を少なくとも1種以上を含有することを特徴
とする養毛剤を提供するものである。
permum 属または Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelu
mbo 属の植物、アオイ科 Abelmoschus 属の植物、グネ
ツム科 Gnetum 属の植物、クスノキ科 Machilus 属の植
物の抽出物を少なくとも1種以上を含有することを特徴
とする養毛剤を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いる植物抽出物は、次
の植物から抽出されるものである。すなわち、ツヅラフ
ジ科 Menispermum 属植物;コウモリカズラ(Menisperm
um dauricum)、ツヅラフジ科 Cocculus 属植物;イソ
ヤマアオキ(Cocculus laurifolius)、カミエビ(Cocc
ulus trilobus)、アオツヅラフジ(Cocculus orbicula
tus)、スイレン科 Nelumbo 属植物;ハス(Nelumbo nu
cifera)、アオイ科 Abelmoschus 属植物;チョウモウ
コウキ(Abelmoschus crinitus)、ゴウモウオウシュウ
キ(Abelmoschus manihot)、トロロアオイ(Abelmosch
us moschatus)、センヨウシュウキ(Abelmoschus sagi
ttifolius)、オクラ(Abelmoschus esculentus)、グ
ネツム科 Gnetum 属植物;バイマイトウ(Gnetum monta
num)、ショウヨウバイマトウ(Gnetum parvifoliu
m)、クスノキ科 Machilus 属植物;ユウホウテイナン
(Machilus bracteate)、ダイヨウナン(Machilus lep
tophylla)、タブノキ(Machilus thunbergii)、ジュ
ウモクテイナン(Machilus velutina)、テンテイナン
(Machilus yannanensis)、アオガシ(Machilus japon
ica)が挙げられる。
の植物から抽出されるものである。すなわち、ツヅラフ
ジ科 Menispermum 属植物;コウモリカズラ(Menisperm
um dauricum)、ツヅラフジ科 Cocculus 属植物;イソ
ヤマアオキ(Cocculus laurifolius)、カミエビ(Cocc
ulus trilobus)、アオツヅラフジ(Cocculus orbicula
tus)、スイレン科 Nelumbo 属植物;ハス(Nelumbo nu
cifera)、アオイ科 Abelmoschus 属植物;チョウモウ
コウキ(Abelmoschus crinitus)、ゴウモウオウシュウ
キ(Abelmoschus manihot)、トロロアオイ(Abelmosch
us moschatus)、センヨウシュウキ(Abelmoschus sagi
ttifolius)、オクラ(Abelmoschus esculentus)、グ
ネツム科 Gnetum 属植物;バイマイトウ(Gnetum monta
num)、ショウヨウバイマトウ(Gnetum parvifoliu
m)、クスノキ科 Machilus 属植物;ユウホウテイナン
(Machilus bracteate)、ダイヨウナン(Machilus lep
tophylla)、タブノキ(Machilus thunbergii)、ジュ
ウモクテイナン(Machilus velutina)、テンテイナン
(Machilus yannanensis)、アオガシ(Machilus japon
ica)が挙げられる。
【0008】本発明で用いる抽出物は、例えば、上記の
植物の花、皮、果実、葉、根、あるいは茎などの部分の
新鮮組織または乾燥物を用いることができ、所望により
該部分を切刻むか、細片した後、適宜の溶媒、好ましく
は低級一価または多価アルコール、またはそれらの含水
溶媒で抽出して得られる。抽出に用いる低級一価アルコ
ールとしては、炭素数1〜3のアルコール、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ルなどが挙げられる。このうち、エタノールが最も好ま
しいが、含水アルコール(含水率10〜80%、好まし
くは30〜70%)でもよい。
植物の花、皮、果実、葉、根、あるいは茎などの部分の
新鮮組織または乾燥物を用いることができ、所望により
該部分を切刻むか、細片した後、適宜の溶媒、好ましく
は低級一価または多価アルコール、またはそれらの含水
溶媒で抽出して得られる。抽出に用いる低級一価アルコ
ールとしては、炭素数1〜3のアルコール、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ルなどが挙げられる。このうち、エタノールが最も好ま
しいが、含水アルコール(含水率10〜80%、好まし
くは30〜70%)でもよい。
【0009】また、低級多価アルコールとしては、炭素
数2〜4のアルコール、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グ
リセリンなどが挙げられる。このうち1,3−ブチレン
グリコールが最も好ましいが、含水グリコール(含水率
10〜80%、好ましくは30〜70%)でもよい。抽
出操作は、バッチ法、還流法など公知の方法で行ってよ
く、例えば、植物の乾燥物(細切したもの)1部に対し
て抽出溶媒3〜30部を加えて行う。抽出温度は、室
温、加温下、いずれでもよいが、例えば、室温〜80℃
程度の温度範囲で約1〜10時間、穏やかな条件で攪拌
しながら行うのが好ましい。抽出操作を数回繰り返し、
抽出液を合わせた液状、または減圧下、なるべく40℃
以下の温度で濃縮、あるいは乾固してエキスを得る。ま
た、本発明の抽出物は、一般的なアルカロイドの調製方
法に従って得ることができる高アルカロイド画分を用い
ることもできる。なお、アルカロイドとしてレティクリ
ンを使用する養毛料組成物については特開平8−217
640号に開示されている。
数2〜4のアルコール、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グ
リセリンなどが挙げられる。このうち1,3−ブチレン
グリコールが最も好ましいが、含水グリコール(含水率
10〜80%、好ましくは30〜70%)でもよい。抽
出操作は、バッチ法、還流法など公知の方法で行ってよ
く、例えば、植物の乾燥物(細切したもの)1部に対し
て抽出溶媒3〜30部を加えて行う。抽出温度は、室
温、加温下、いずれでもよいが、例えば、室温〜80℃
程度の温度範囲で約1〜10時間、穏やかな条件で攪拌
しながら行うのが好ましい。抽出操作を数回繰り返し、
抽出液を合わせた液状、または減圧下、なるべく40℃
以下の温度で濃縮、あるいは乾固してエキスを得る。ま
た、本発明の抽出物は、一般的なアルカロイドの調製方
法に従って得ることができる高アルカロイド画分を用い
ることもできる。なお、アルカロイドとしてレティクリ
ンを使用する養毛料組成物については特開平8−217
640号に開示されている。
【0010】本発明の養毛剤中のこれら抽出物の配合量
は、特に限定されるものではないが、抽出物の固形分濃
度として、組成物全量に対して通常0.001〜20重
量%、好ましくは、0.005〜10重量%である。本
発明の養毛剤は公知の方法に従って製造することがで
き、前記の成分を配合した液状、乳状、軟膏など頭皮に
適用しうるいずれの形態とすることができる。
は、特に限定されるものではないが、抽出物の固形分濃
度として、組成物全量に対して通常0.001〜20重
量%、好ましくは、0.005〜10重量%である。本
発明の養毛剤は公知の方法に従って製造することがで
き、前記の成分を配合した液状、乳状、軟膏など頭皮に
適用しうるいずれの形態とすることができる。
【0011】また、本発明の養毛剤には、発毛、養毛促
進効果を高めるための他の成分として、ミノキシジル、
ジアゾキシド、各種抗男性ホルモン剤、例えば、オキセ
ンドロン、4−アンドロステン−3,17−ジオン−1
7−サイクリックエチレンケタ−ル誘導体など、ニコチ
ン酸およびその誘導体、塩化カルブロニウム、ビタミン
Eアセテ−ト、ビタミンEニコチネ−ト、パントテン酸
およびその誘導体、ビオチン、グリチルリチン酸、グリ
チルレチン酸、冬虫夏草エキス、朝鮮ニンジンエキス、
センブリエキス、トウガラシエキス、セファランチン、
プラセンタエキス、エチニルエストラジオ−ル、塩化カ
ルプロニウム、感光素、その他ビタミン類およびアミノ
酸などを同時に配合することができる。さらに、通常養
毛料に用いられる添加剤、例えば、ヒノキチオ−ル、ヘ
キサクロロフェン、フェノ−ル、ベンザルコニウムクロ
リド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン酸、
トリクロロカルバニリドおよびビチオノ−ルなどの抗菌
剤、メント−ルなどの清涼剤、サリチル酸、亜鉛および
その誘導体、乳酸およびそのアルキルエステルなどの薬
剤、オリ−ブ油、スクワラン、流動パラフィン、イソプ
ロピルミリステ−ト、高級脂肪酸、高級アルコ−ルなど
の油分、その他界面活性剤、香料、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、色素、エタノ−ル、水、保湿剤、増粘剤などを
本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することがで
きる。
進効果を高めるための他の成分として、ミノキシジル、
ジアゾキシド、各種抗男性ホルモン剤、例えば、オキセ
ンドロン、4−アンドロステン−3,17−ジオン−1
7−サイクリックエチレンケタ−ル誘導体など、ニコチ
ン酸およびその誘導体、塩化カルブロニウム、ビタミン
Eアセテ−ト、ビタミンEニコチネ−ト、パントテン酸
およびその誘導体、ビオチン、グリチルリチン酸、グリ
チルレチン酸、冬虫夏草エキス、朝鮮ニンジンエキス、
センブリエキス、トウガラシエキス、セファランチン、
プラセンタエキス、エチニルエストラジオ−ル、塩化カ
ルプロニウム、感光素、その他ビタミン類およびアミノ
酸などを同時に配合することができる。さらに、通常養
毛料に用いられる添加剤、例えば、ヒノキチオ−ル、ヘ
キサクロロフェン、フェノ−ル、ベンザルコニウムクロ
リド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン酸、
トリクロロカルバニリドおよびビチオノ−ルなどの抗菌
剤、メント−ルなどの清涼剤、サリチル酸、亜鉛および
その誘導体、乳酸およびそのアルキルエステルなどの薬
剤、オリ−ブ油、スクワラン、流動パラフィン、イソプ
ロピルミリステ−ト、高級脂肪酸、高級アルコ−ルなど
の油分、その他界面活性剤、香料、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、色素、エタノ−ル、水、保湿剤、増粘剤などを
本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することがで
きる。
【0012】
【実施例】つぎに調製例、試験例および実施例を挙げて
本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 調製例1 コウモリカズラ・メタノール抽出液 コウモリカズラの茎葉部1部に対してメタノール10部
を用い、80℃にて2時間抽出し、コウモリカズラ・メ
タノール抽出液を得た。
本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 調製例1 コウモリカズラ・メタノール抽出液 コウモリカズラの茎葉部1部に対してメタノール10部
を用い、80℃にて2時間抽出し、コウモリカズラ・メ
タノール抽出液を得た。
【0013】調製例2 コウモリカズラ・高アルカロイド画分 上記コウモリカズラ・メタノール抽出液を蒸発乾固させ
てコモリカズラ・メタノール抽出物を得、この抽出物1
0gを2%硫酸に溶解し、不溶物を濾過した後、エーテ
ル抽出して酸性物質を除去する。酸性水層を炭酸ナトリ
ウムでアルカリ性とした後、エーテル抽出する。このエ
ーテル層を無水炭酸カリウムで乾燥後、エーテルを除去
し、高アルカロイド画分0.24g得た。
てコモリカズラ・メタノール抽出物を得、この抽出物1
0gを2%硫酸に溶解し、不溶物を濾過した後、エーテ
ル抽出して酸性物質を除去する。酸性水層を炭酸ナトリ
ウムでアルカリ性とした後、エーテル抽出する。このエ
ーテル層を無水炭酸カリウムで乾燥後、エーテルを除去
し、高アルカロイド画分0.24g得た。
【0014】調製例3 各種植物のエタノール抽出液 コウモリカズラ:茎葉、イソヤマアオキ:根、ハス:種
子、トロロアオイ:茎、グネツム:茎葉、タブノキ:樹
皮を、各々、調製例1に準じて、メタノールのかわりに
エタノールを用い、室温にて10時間抽出して各種植物
のエタノール抽出液を得た。
子、トロロアオイ:茎、グネツム:茎葉、タブノキ:樹
皮を、各々、調製例1に準じて、メタノールのかわりに
エタノールを用い、室温にて10時間抽出して各種植物
のエタノール抽出液を得た。
【0015】試験例1 高アルカロイド画分の定性試験 調製例2で得た高アルカロイド画分の定性試験を行った
結果、以下のような結果が得られた。ドラーゲンドルフ
試薬により、橙赤色に呈色。TLCクロマト分析(吸着
層;シリカゲル、展開溶媒;クロロホルム:メタノール
=4:1)の結果、Rf=0.26付近に楕円形の単一
スポット。水不溶性、アルコール可溶性。
結果、以下のような結果が得られた。ドラーゲンドルフ
試薬により、橙赤色に呈色。TLCクロマト分析(吸着
層;シリカゲル、展開溶媒;クロロホルム:メタノール
=4:1)の結果、Rf=0.26付近に楕円形の単一
スポット。水不溶性、アルコール可溶性。
【0016】試験例2 培養毛母細胞の増殖に対する作用試験 マウスの毛組織を採取し、無血清培地で毛母細胞を培養
した(谷垣 ら(1990)Arch.Dermato
l.Res.282:402−407)。調製例1〜3
で得た各種植物の抽出物を培地に溶解して0.1〜10
μg/mlの濃度になるように調製した。培養開始1日
目に各植物抽出物を添加した。6日間培養した後、細胞
をシャ−レより剥離し、細胞数を求めた。各植物抽出物
の効果は、対照群(無血清培地のみで培養した群)の細
胞数を100%とした場合の相対的割合で表した。結果
を表1に示す。
した(谷垣 ら(1990)Arch.Dermato
l.Res.282:402−407)。調製例1〜3
で得た各種植物の抽出物を培地に溶解して0.1〜10
μg/mlの濃度になるように調製した。培養開始1日
目に各植物抽出物を添加した。6日間培養した後、細胞
をシャ−レより剥離し、細胞数を求めた。各植物抽出物
の効果は、対照群(無血清培地のみで培養した群)の細
胞数を100%とした場合の相対的割合で表した。結果
を表1に示す。
【0017】
【表1】 細胞数 増殖 検 体 (μg/ml) 相対値(%) 促進率(%) 培地のみ(対照群) 100 − コウモリカズラ(調製例1) ( 0.1) 145 45 ( 1 ) 152 52 (10 ) 150 50 コウモリカズラ(調製例2) ( 0.1) 168 68 ( 1 ) 175 75 (10 ) 161 61 イソヤマアオキ(調製例3) ( 0.1) 138 38 ( 1 ) 144 44 (10 ) 159 59 ハス (調製例3) ( 0.1) 121 21 ( 1 ) 140 40 (10 ) 148 48 トロロアオイ (調製例3) ( 0.1) 147 47 ( 1 ) 158 58 (10 ) 162 62 グネツム (調製例3) ( 0.1) 127 27 ( 1 ) 146 46 (10 ) 153 53 タブノキ (調製例3) ( 0.1) 135 35 ( 1 ) 141 41 (10 ) 155 55 表1より明らかなごとく、各植物抽出物は対照と比較し
て優れた毛母細胞の増殖促進効果を有する。
て優れた毛母細胞の増殖促進効果を有する。
【0018】試験例3 C3Hマウスによる発毛促進試験 C3H雄性マウス8週齢の背部を約2×4cmの大きさ
に刈毛後、翌日より各植物のエタノール抽出物を1重量
%含む50%エタノール溶液を1日、1回、15日間刈
毛部に0.1mlずつ塗布し、その部位の毛の再生に及
ぼす影響を検討した。各植物抽出物の効果は、対照群
(50%エタノール塗布群)の毛重量を100%とした
場合の相対的割合で表した。結果を表2に示す。なお、
検体は全て調製例3により得た。
に刈毛後、翌日より各植物のエタノール抽出物を1重量
%含む50%エタノール溶液を1日、1回、15日間刈
毛部に0.1mlずつ塗布し、その部位の毛の再生に及
ぼす影響を検討した。各植物抽出物の効果は、対照群
(50%エタノール塗布群)の毛重量を100%とした
場合の相対的割合で表した。結果を表2に示す。なお、
検体は全て調製例3により得た。
【0019】
【表2】 毛重量 発毛 検 体 相対値(%) 促進率(%) 50%エタノール(対照群) 100 − コウモリカズラ 250 150 イソヤマアオキ 211 111 ハス 240 140 トロロアオイ 252 152 グネツム 237 137 タブノキ 243 143 表2より明らかなごとく、各植物抽出物は対照と比較し
て優れた発毛促進効果を有する。
て優れた発毛促進効果を有する。
【0020】実施例1 以下の処方に従い、常法によりヘアトニックを製造し
た。 成 分 配合量 (%W/V) コウモリカズラエキス(調製例1) 5 95%エタノ−ル 70 可溶化剤 1 (ポリオキシエチレン[60EO] 硬化ヒマシ油) プロピレングリコ−ル 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
た。 成 分 配合量 (%W/V) コウモリカズラエキス(調製例1) 5 95%エタノ−ル 70 可溶化剤 1 (ポリオキシエチレン[60EO] 硬化ヒマシ油) プロピレングリコ−ル 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
【0021】実施例2 以下の処方に従い、常法によりヘアトニックを製造し
た。 成 分 配合量 (%W/V) コウモリカズラ(調製例2) 1 95%エタノ−ル 70 可溶化剤 1 (ポリオキシエチレン[60EO] 硬化ヒマシ油) プロピレングリコ−ル 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
た。 成 分 配合量 (%W/V) コウモリカズラ(調製例2) 1 95%エタノ−ル 70 可溶化剤 1 (ポリオキシエチレン[60EO] 硬化ヒマシ油) プロピレングリコ−ル 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
【0022】実施例3 以下の処方に従い、常法によりロ−ションを製造した。 成 分 配合量 (%W/V) ヒドロキシエチルセルロース 0.4 エタノ−ル 5 1,3−ブチレングリコール 5 パラオキシ安息香酸エステル 0.2 イソヤマアオキエキス(調製例3) 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
【0023】実施例4 以下の処方に従い、常法によりロ−ションを製造した。 成 分 配合量 (%W/V) ヒドロキシエチルセルロース 0.4 エタノール 5 1,3−ブチレングリコール 5 パラオキシ安息香酸エステル 0.2 トロロアオイエキス(調製例3) 5 香料 微量 精製水 残部 合 計 100
【0024】実施例5 以下の処方に従い、常法によりヘアクリ−ムを製造し
た。 成 分 配合量 (%W/V) ミツロウ 5 ラノリン 4 ワセリン 5 流動パラフィン 33 乳化剤 4 (ポリオキシエチレン[20EO] ソルビタンモノステアレ−ト) パラオキシ安息香酸エステル 0.2 香料 微量 グネツムエキス(調製例3) 5 ホウ砂 1 精製水 残部 合 計 100
た。 成 分 配合量 (%W/V) ミツロウ 5 ラノリン 4 ワセリン 5 流動パラフィン 33 乳化剤 4 (ポリオキシエチレン[20EO] ソルビタンモノステアレ−ト) パラオキシ安息香酸エステル 0.2 香料 微量 グネツムエキス(調製例3) 5 ホウ砂 1 精製水 残部 合 計 100
【0025】実施例6 以下の処方に従い、常法によりヘアクリ−ムを製造し
た。 成 分 配合量 (%W/V) ミツロウ 5 ラノリン 4 ワセリン 5 流動パラフィン 33 乳化剤 4 (ポリオキシエチレン[20EO] ソルビタンモノステアレ−ト) パラオキシ安息香酸エステル 0.2 香料 微量 タブノキエキス(調製例3) 5 ホウ砂 1 精製水 残部 合 計 100
た。 成 分 配合量 (%W/V) ミツロウ 5 ラノリン 4 ワセリン 5 流動パラフィン 33 乳化剤 4 (ポリオキシエチレン[20EO] ソルビタンモノステアレ−ト) パラオキシ安息香酸エステル 0.2 香料 微量 タブノキエキス(調製例3) 5 ホウ砂 1 精製水 残部 合 計 100
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ツヅラフジ科 Menispe
rmum 属あるいは Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelu
mbo 属の植物、アオイ科 Abelmoschus 属の植物、グネ
ツム科Gnetum 属の植物、クスノキ科 Machilus 属の植
物から選ばれる少なくとも1種の抽出物を含有すること
を特徴とする組成物が強力な養毛作用を有し、脱毛防
止、発毛促進などの効果を有意に発揮することができ
る。
rmum 属あるいは Cocculus 属の植物、スイレン科 Nelu
mbo 属の植物、アオイ科 Abelmoschus 属の植物、グネ
ツム科Gnetum 属の植物、クスノキ科 Machilus 属の植
物から選ばれる少なくとも1種の抽出物を含有すること
を特徴とする組成物が強力な養毛作用を有し、脱毛防
止、発毛促進などの効果を有意に発揮することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ツヅラフジ科 Menispermum 属またはCoc
culus 属の植物、スイレン科 Nelumbo 属の植物、アオ
イ科 Abelmoschus 属の植物、グネツム科 Gnetum 属の
植物、クスノキ科 Machilus 属の植物の抽出物から選ば
れる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする養
毛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9229292A JPH1160450A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 養毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9229292A JPH1160450A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 養毛剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160450A true JPH1160450A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16889852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9229292A Withdrawn JPH1160450A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 養毛剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160450A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2006030771A1 (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-23 | Hosoda Shc Inc. | グネツムエキス |
| JP2010184886A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Hosoda Shc:Kk | 新規化合物 |
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-
1997
- 1997-08-26 JP JP9229292A patent/JPH1160450A/ja not_active Withdrawn
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