JPH1161361A - 耐熱耐摩耗材料 - Google Patents
耐熱耐摩耗材料Info
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- JPH1161361A JPH1161361A JP21843397A JP21843397A JPH1161361A JP H1161361 A JPH1161361 A JP H1161361A JP 21843397 A JP21843397 A JP 21843397A JP 21843397 A JP21843397 A JP 21843397A JP H1161361 A JPH1161361 A JP H1161361A
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Landscapes
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温耐摩耗性が要求される部位の構成材料と
して使用するのに適した耐熱耐摩耗材料に関する。 【解決手段】 重量比で、C:2〜6.5%、Cr:2
5〜60%、Nb:0.1〜10%及び残部が不可避的
不純物及びFeからなる合金で、Fe−Cr系金属基地
相に平均粒径:10μm以下のCr炭化物が分散されて
いることを特徴とする耐熱耐摩耗材料。
して使用するのに適した耐熱耐摩耗材料に関する。 【解決手段】 重量比で、C:2〜6.5%、Cr:2
5〜60%、Nb:0.1〜10%及び残部が不可避的
不純物及びFeからなる合金で、Fe−Cr系金属基地
相に平均粒径:10μm以下のCr炭化物が分散されて
いることを特徴とする耐熱耐摩耗材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントをは
じめとする高温耐摩耗性が要求される部位の構成材料と
して使用するのに適した耐熱耐摩耗材料に関する。
じめとする高温耐摩耗性が要求される部位の構成材料と
して使用するのに適した耐熱耐摩耗材料に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭焚き火力発電プラントでは、配管プ
ロテクタや粉体輸送管をはじめとして、耐熱性と耐摩耗
性を同時に要求される部位が多い。これらの部位には、
低合金鋼やSUS310等が用いられているが、使用環
境によっては摩耗が著しく、定期点検毎の交換を余儀な
くされるものもある。また、原子力発電プラントにおい
て、バルブシートをはじめとする耐摩耗性、摺動性が要
求される部位にステライト系の合金が使用されている
が、使用中に、その主成分であるCoが放射性を帯びて
しまうため、人体や環境に及ぼす悪影響が問題となって
いる。そこで、Coを含まず、かつステライト合金並の
特性を有する合金が熱望されている。このほか、内燃機
関や航空宇宙機器業等でも、装置の高性能化の要求に伴
い、使用環境がより苛酷になる傾向にあり、従来からの
耐摩耗材料、耐熱材料ではこれに対応することが難しく
なってきている。
ロテクタや粉体輸送管をはじめとして、耐熱性と耐摩耗
性を同時に要求される部位が多い。これらの部位には、
低合金鋼やSUS310等が用いられているが、使用環
境によっては摩耗が著しく、定期点検毎の交換を余儀な
くされるものもある。また、原子力発電プラントにおい
て、バルブシートをはじめとする耐摩耗性、摺動性が要
求される部位にステライト系の合金が使用されている
が、使用中に、その主成分であるCoが放射性を帯びて
しまうため、人体や環境に及ぼす悪影響が問題となって
いる。そこで、Coを含まず、かつステライト合金並の
特性を有する合金が熱望されている。このほか、内燃機
関や航空宇宙機器業等でも、装置の高性能化の要求に伴
い、使用環境がより苛酷になる傾向にあり、従来からの
耐摩耗材料、耐熱材料ではこれに対応することが難しく
なってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、耐
熱性と耐摩耗性を兼ね備えた新しい合金を提供すること
で、装置の高性能化、部品交換頻度の低減あるいは原子
力発電プラントにおけるCo含有合金の代替をすすめる
ものである。
熱性と耐摩耗性を兼ね備えた新しい合金を提供すること
で、装置の高性能化、部品交換頻度の低減あるいは原子
力発電プラントにおけるCo含有合金の代替をすすめる
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Fe−C
r−C−Nbの合金系について成分の厳選を行い、優れ
た高温硬さと熱衝撃性を有する新しい耐熱耐摩耗材料を
発明した。すなわち、本発明は下記の(1)〜(3)の
構成を有する。 (1)重量比で、C:2〜6.5%、Cr:25〜60
%、Nb:0.1〜10%及び残部が不可避的不純物及
びFeからなる合金で、Fe−Cr系金属基地相に平均
粒径:10μm以下のCr炭化物が分散されていること
を特徴とする耐熱耐摩耗材料(以下、これを第1発明材
という)。 (2)上記(1)の合金成分において、Feの一部を重
量比で:V:0.1〜5%、Mo:0.1〜5%及び
W:0.1〜6%のいずれか1種以上の元素で置換した
合金で、Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:10μ
m以下のCr炭化物が分散されていることを特徴とする
耐熱耐摩耗材料(以下、これを第2発明材という)。 (3)上記(1)及び(2)の合金成分において、Cの
一部を重量比で、N:0.05〜1%、B:0.05〜
1.5%のいずれか1種以上の元素で置換した合金で、
Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:10μm以下の
Cr炭化物が分散されていることを特徴とする耐熱耐摩
耗材料(以下、これを第3発明材という)。
r−C−Nbの合金系について成分の厳選を行い、優れ
た高温硬さと熱衝撃性を有する新しい耐熱耐摩耗材料を
発明した。すなわち、本発明は下記の(1)〜(3)の
構成を有する。 (1)重量比で、C:2〜6.5%、Cr:25〜60
%、Nb:0.1〜10%及び残部が不可避的不純物及
びFeからなる合金で、Fe−Cr系金属基地相に平均
粒径:10μm以下のCr炭化物が分散されていること
を特徴とする耐熱耐摩耗材料(以下、これを第1発明材
という)。 (2)上記(1)の合金成分において、Feの一部を重
量比で:V:0.1〜5%、Mo:0.1〜5%及び
W:0.1〜6%のいずれか1種以上の元素で置換した
合金で、Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:10μ
m以下のCr炭化物が分散されていることを特徴とする
耐熱耐摩耗材料(以下、これを第2発明材という)。 (3)上記(1)及び(2)の合金成分において、Cの
一部を重量比で、N:0.05〜1%、B:0.05〜
1.5%のいずれか1種以上の元素で置換した合金で、
Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:10μm以下の
Cr炭化物が分散されていることを特徴とする耐熱耐摩
耗材料(以下、これを第3発明材という)。
【0005】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の第1発明材におけ
る成分限定理由について説明する。以下の説明中、パー
セントは重量%を意味する。
る成分限定理由について説明する。以下の説明中、パー
セントは重量%を意味する。
【0006】C:Cは炭化物を形成し合金の硬さを確保
する。また、一部は金属基地相にも固溶し基地の強化に
寄与する。Cの量によって合金中の炭化物の量を制御す
ることが可能であるため、使用条件に応じてその量を変
化させる必要がある。その量が2%未満では炭化物の量
が少なく十分な硬さ得られず、また6.5%を越えると
合金の大部分が炭化物となって熱衝撃性が低下したり、
脆すぎて製品形状への加工が困難になるといった問題が
生じる。従ってCの適性範囲としては、2%以上6.5
%以下とする。特に高温硬さを重視する場合、望ましい
成分範囲は3.5%以上6%以下、より望ましい成分範
囲は4.5%以上5.5%以下である。
する。また、一部は金属基地相にも固溶し基地の強化に
寄与する。Cの量によって合金中の炭化物の量を制御す
ることが可能であるため、使用条件に応じてその量を変
化させる必要がある。その量が2%未満では炭化物の量
が少なく十分な硬さ得られず、また6.5%を越えると
合金の大部分が炭化物となって熱衝撃性が低下したり、
脆すぎて製品形状への加工が困難になるといった問題が
生じる。従ってCの適性範囲としては、2%以上6.5
%以下とする。特に高温硬さを重視する場合、望ましい
成分範囲は3.5%以上6%以下、より望ましい成分範
囲は4.5%以上5.5%以下である。
【0007】Cr:CrはCと結合してCr系炭化物を
形成し合金の硬さを確保する。特にCr系の炭化物は耐
酸化性に優れるため、本発明合金の主要炭化物としてこ
れを選定している。また、一部は金属基地相にも固溶し
基地の耐酸化性や高温強度も向上させる。炭化物として
多量のCrが消費された場合、基地への固溶量が減って
基地の耐酸化性や高温強度が低下するので、Crの添加
量はC量やNb量とバランスを取る必要がある。一般に
Cr量が25%未満の場合、基地金属中に固溶するCr
量が低下して十分な耐酸化性が得られないため、添加の
下限値を25%とする。また、60%を越える添加は金
属基地の脆化、熱衝撃性の低下を招くため、添加の上限
値を60%とする。特に高温硬さを重視する場合、望ま
しい成分範囲は40%以上55%以下、より望ましい成
分範囲は47%以上53%以下である。
形成し合金の硬さを確保する。特にCr系の炭化物は耐
酸化性に優れるため、本発明合金の主要炭化物としてこ
れを選定している。また、一部は金属基地相にも固溶し
基地の耐酸化性や高温強度も向上させる。炭化物として
多量のCrが消費された場合、基地への固溶量が減って
基地の耐酸化性や高温強度が低下するので、Crの添加
量はC量やNb量とバランスを取る必要がある。一般に
Cr量が25%未満の場合、基地金属中に固溶するCr
量が低下して十分な耐酸化性が得られないため、添加の
下限値を25%とする。また、60%を越える添加は金
属基地の脆化、熱衝撃性の低下を招くため、添加の上限
値を60%とする。特に高温硬さを重視する場合、望ま
しい成分範囲は40%以上55%以下、より望ましい成
分範囲は47%以上53%以下である。
【0008】Nb:NbはCと結合してNb炭化物を形
成し合金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr
系炭化物であるが、Nb炭化物はこれより高温安定性が
高いため、合金製造時の高温加熱の際や長時間使用時に
Cr系炭化物が凝集・粗大化するのを抑制して、熱衝撃
性の向上に寄与する。添加量が0.1%未満では実質的
な効果がなく、また10%を越えるとNb炭化物自体が
粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすため、添加の範囲
を0.1%以上10%以下とする。材料特性と経済性を
考慮して、望ましい添加量は1%以上5%以下、より望
ましい添加量は1.5%以上3%以下である。
成し合金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr
系炭化物であるが、Nb炭化物はこれより高温安定性が
高いため、合金製造時の高温加熱の際や長時間使用時に
Cr系炭化物が凝集・粗大化するのを抑制して、熱衝撃
性の向上に寄与する。添加量が0.1%未満では実質的
な効果がなく、また10%を越えるとNb炭化物自体が
粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすため、添加の範囲
を0.1%以上10%以下とする。材料特性と経済性を
考慮して、望ましい添加量は1%以上5%以下、より望
ましい添加量は1.5%以上3%以下である。
【0009】次に、本発明の第2発明材における成分限
定理由を述べるが、第1発明材の説明と重複するところ
は省略し、ここでは新たに限定したV,Mo,Wの限定
理由のみの説明を行う。
定理由を述べるが、第1発明材の説明と重複するところ
は省略し、ここでは新たに限定したV,Mo,Wの限定
理由のみの説明を行う。
【0010】V:VはCと結合してV炭化物を形成し合
金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr系炭化
物であるが、V炭化物はこれとは別に微細分散するた
め、より一層高温硬さを高める効果がある。添加量が
0.1%未満では実質的な効果がなく、また5%を越え
るとV炭化物自体が粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼ
すため、添加の範囲を0.1%以上5%以下とする。材
料特性と経済性を考慮して、望ましい添加量は1%以上
3%以下である。
金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr系炭化
物であるが、V炭化物はこれとは別に微細分散するた
め、より一層高温硬さを高める効果がある。添加量が
0.1%未満では実質的な効果がなく、また5%を越え
るとV炭化物自体が粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼ
すため、添加の範囲を0.1%以上5%以下とする。材
料特性と経済性を考慮して、望ましい添加量は1%以上
3%以下である。
【0011】Mo:MoはCと結合してMo炭化物を形
成し合金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr
系炭化物であるが、Mo炭化物はこれとは別に微細分散
するため、より一層高温硬さを高める効果がある。ま
た、一部は金属基地相やCr系炭化物にも固溶し、合金
の高温熱安定性も向上させる。添加量が0.1%未満で
は実質的な効果がなく、また5%を越えるとMo炭化物
自体が粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすため、添加
の範囲を0.1%以上5%以下とする。材料特性と経済
性を考慮して、望ましい添加量は1%以上3%以下であ
る。
成し合金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr
系炭化物であるが、Mo炭化物はこれとは別に微細分散
するため、より一層高温硬さを高める効果がある。ま
た、一部は金属基地相やCr系炭化物にも固溶し、合金
の高温熱安定性も向上させる。添加量が0.1%未満で
は実質的な効果がなく、また5%を越えるとMo炭化物
自体が粗大化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすため、添加
の範囲を0.1%以上5%以下とする。材料特性と経済
性を考慮して、望ましい添加量は1%以上3%以下であ
る。
【0012】W:WはCと結合してW炭化物を形成し合
金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr系炭化
物であるが、W炭化物はこれとは別に微細分散するた
め、より一層高温硬さを高める効果がある。また、一部
は金属基地相やCr系炭化物にも固溶し、合金の高温熱
安定性も向上させる。添加量が0.1%未満では実質的
な効果がなく、また6%を越えるとW炭化物自体が粗大
化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすとともに耐酸化性も低
下するため、添加の範囲を0.1%以上6%以下とす
る。材料特性と経済性を考慮して、望ましい添加量は2
%以上4%以下である。
金の硬さを高める。発明合金の主要炭化物はCr系炭化
物であるが、W炭化物はこれとは別に微細分散するた
め、より一層高温硬さを高める効果がある。また、一部
は金属基地相やCr系炭化物にも固溶し、合金の高温熱
安定性も向上させる。添加量が0.1%未満では実質的
な効果がなく、また6%を越えるとW炭化物自体が粗大
化して熱衝撃性に悪影響を及ぼすとともに耐酸化性も低
下するため、添加の範囲を0.1%以上6%以下とす
る。材料特性と経済性を考慮して、望ましい添加量は2
%以上4%以下である。
【0013】さらに、本発明の第3発明材における成分
限定理由を述べるが、第1発明材及び第2発明材の説明
と重複するところは省略し、ここでは新たに限定した
N,Bの限定理由のみの説明を行う。
限定理由を述べるが、第1発明材及び第2発明材の説明
と重複するところは省略し、ここでは新たに限定した
N,Bの限定理由のみの説明を行う。
【0014】N:Nは炭窒化物を形成し合金の硬さを確
保する。炭化物に比べて炭窒化物は構造が複雑なため、
一般に硬さが高く熱安定性も良好である。また、一部は
金属基地相にも固溶し基地の強化に寄与する。その量が
0.05%未満では炭化物の量が少なく十分な硬さ得ら
れず、また1%を越えると基地金属を脆くするため適性
範囲としては、0.05%以上1%以下とする。
保する。炭化物に比べて炭窒化物は構造が複雑なため、
一般に硬さが高く熱安定性も良好である。また、一部は
金属基地相にも固溶し基地の強化に寄与する。その量が
0.05%未満では炭化物の量が少なく十分な硬さ得ら
れず、また1%を越えると基地金属を脆くするため適性
範囲としては、0.05%以上1%以下とする。
【0015】B:Bはほう化物を形成し合金の硬さを確
保する。発明合金の主要炭化物はCr系炭化物である
が、ほう化物はこれとは別に微細分散し、炭化物に比べ
てほう化物は硬いため、より一層高温硬さを高める効果
がある。添加量が0.05%未満では実質的な効果がな
く、また1.5%を越えると熱衝撃性の低下を招いてし
まうため適性範囲としては、0.05%以上1.5%以
下とする。
保する。発明合金の主要炭化物はCr系炭化物である
が、ほう化物はこれとは別に微細分散し、炭化物に比べ
てほう化物は硬いため、より一層高温硬さを高める効果
がある。添加量が0.05%未満では実質的な効果がな
く、また1.5%を越えると熱衝撃性の低下を招いてし
まうため適性範囲としては、0.05%以上1.5%以
下とする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の耐熱耐摩耗材料の具体的な実
施例をあげ、本発明の効果を明らかにする。
施例をあげ、本発明の効果を明らかにする。
【0017】(実施例1)以下、第1発明材に関する具
体的な実験例について説明する。表1には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。第1発明材の製造に関
しては、とくにその手法を限定するものではないが、構
成元素の素粉末、あるいは構成元素の合金粉末を出発材
料とて、メカニカルアロイング法を用いて、これらを強
混合した粉末に製造したのち、これをホットプレスやH
IP、熱間押出し等を用いて加熱、固化成形してバルク
材とするとともに、炭化物を析出させて耐熱耐摩耗性の
高い組織を得る手法が最も一般的である。試験合金の作
製手順を以下に示す。まず、工業用のFe粉、Cr粉、
Nb粉および黒鉛粉を所定量秤量後、振動型ボールミル
装置を用いて150時間のミリングを施した。ミリング
にあたっては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球と粉末の
重量比が10:1となるようにした。得られた粉末はホ
ットプレスにより1000℃にて加圧し、緻密な成形体
とした。
体的な実験例について説明する。表1には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。第1発明材の製造に関
しては、とくにその手法を限定するものではないが、構
成元素の素粉末、あるいは構成元素の合金粉末を出発材
料とて、メカニカルアロイング法を用いて、これらを強
混合した粉末に製造したのち、これをホットプレスやH
IP、熱間押出し等を用いて加熱、固化成形してバルク
材とするとともに、炭化物を析出させて耐熱耐摩耗性の
高い組織を得る手法が最も一般的である。試験合金の作
製手順を以下に示す。まず、工業用のFe粉、Cr粉、
Nb粉および黒鉛粉を所定量秤量後、振動型ボールミル
装置を用いて150時間のミリングを施した。ミリング
にあたっては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球と粉末の
重量比が10:1となるようにした。得られた粉末はホ
ットプレスにより1000℃にて加圧し、緻密な成形体
とした。
【0018】上記の手順にて作製した試験合金につい
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。表2に試験結果を示す。本発明合
金は900℃においても600HV以上の高い硬さを示
し、かつ、急速加熱急速冷却によっても割れが発生しな
い良好な特性を有していることが明らかである。
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。表2に試験結果を示す。本発明合
金は900℃においても600HV以上の高い硬さを示
し、かつ、急速加熱急速冷却によっても割れが発生しな
い良好な特性を有していることが明らかである。
【0019】次に、合金番号2の成分を用いて、Cr炭
化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表3に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にあり、Cr炭化物平均粒径が19.
3μmのものでは900℃の硬さが600HVを下回っ
ている。とくに問題となるのは、Cr炭化物平均粒径が
10μmを越えると、急速加熱急速冷却によって割れが
生じるようになり、熱衝撃特性が低下する点にある。熱
衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒径を1
0μm以下に制御する必要があることがわかる。
化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表3に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にあり、Cr炭化物平均粒径が19.
3μmのものでは900℃の硬さが600HVを下回っ
ている。とくに問題となるのは、Cr炭化物平均粒径が
10μmを越えると、急速加熱急速冷却によって割れが
生じるようになり、熱衝撃特性が低下する点にある。熱
衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒径を1
0μm以下に制御する必要があることがわかる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】上述のように、本発明の第1発明材は優れ
た耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えており、これを用
いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高性
能化、部品交換頻度の低減、あるいは電子力発電プラン
トにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能で
ある。
た耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えており、これを用
いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高性
能化、部品交換頻度の低減、あるいは電子力発電プラン
トにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能で
ある。
【0024】(実施例2)以下、第2発明材に関する具
体的な実験例について説明する。表4には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。この表に比較材として
示す合金番号4は実施例1の発明材料であり、表1の材
料番号のものと同じものである。本実施例における第2
発明材は合金番号4をベースにV,Mo,Wの添加を行
ったものである。本試験においても実施例1と同じよう
に試験材を準備して各試験に供した。すなわち、まず、
工業用のFe粉、Cr粉、Nb粉、黒鉛粉およびV粉、
Mo粉、W粉を所定量秤量後、振動型ボールミル装置を
用いて150時間のミリングを施した。ミリングにあた
っては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球と粉末の重量比
が10:1となるようにした。得られた粉末はホットプ
レスにより1000℃にて加圧し、緻密な成形体とし
た。
体的な実験例について説明する。表4には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。この表に比較材として
示す合金番号4は実施例1の発明材料であり、表1の材
料番号のものと同じものである。本実施例における第2
発明材は合金番号4をベースにV,Mo,Wの添加を行
ったものである。本試験においても実施例1と同じよう
に試験材を準備して各試験に供した。すなわち、まず、
工業用のFe粉、Cr粉、Nb粉、黒鉛粉およびV粉、
Mo粉、W粉を所定量秤量後、振動型ボールミル装置を
用いて150時間のミリングを施した。ミリングにあた
っては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球と粉末の重量比
が10:1となるようにした。得られた粉末はホットプ
レスにより1000℃にて加圧し、緻密な成形体とし
た。
【0025】上記の手順にて作製した試験合金につい
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。この試験結果を表5に示す。第2
発明材は比較材である第1発明材に比べていずれも硬さ
が向上しており、かつ、急速加熱急速冷却によっても割
れが発生しない良好な特性を有していることが明らかで
ある。
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。この試験結果を表5に示す。第2
発明材は比較材である第1発明材に比べていずれも硬さ
が向上しており、かつ、急速加熱急速冷却によっても割
れが発生しない良好な特性を有していることが明らかで
ある。
【0026】次に、合金番号15の成分を用いて、Cr
炭化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表6に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にある。ただ、ここで特に問題となる
のは、Cr炭化物平均粒径が10μmを越えると、急速
加熱急速冷却によって割れが生じるようになる点であ
る。熱衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒
径を10μm以下に制御する必要があることがよくわか
る。
炭化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表6に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にある。ただ、ここで特に問題となる
のは、Cr炭化物平均粒径が10μmを越えると、急速
加熱急速冷却によって割れが生じるようになる点であ
る。熱衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒
径を10μm以下に制御する必要があることがよくわか
る。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】上述のように、本発明の第2発明材は、優
れた耐熱耐摩耗性と熱衝撃性を兼ね備えており、これを
用いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高
性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原子力発電プラ
ントにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能
である。
れた耐熱耐摩耗性と熱衝撃性を兼ね備えており、これを
用いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高
性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原子力発電プラ
ントにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能
である。
【0031】(実施例3)以下に第3発明材に関する具
体的な実験例について説明する。表7には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。この表に比較材として
示す合金番号4は実施例1の第1発明材、合金番号1
3,14は実施例2の第2発明材であり、表1および表
4の材料番号のものと同じである。本実施例における第
3発明材16,17は合金番号4をベースにN,Bの添
加を行ったもの、第3発明材18,19は合金番号13
をベースにN,Bの添加を行ったもの、第3発明材2C
は合金番号14をベースにBの添加を行ったものであ
る。本試験においても実施例1,2と同じように試験材
を準備して各試験に供した。すなわち、まず、工業用の
Fe粉、Cr粉、Nb粉、黒鉛粉、V粉、Mo粉、W
粉、Fe−N粉、Fe−B粉を所定量秤量後、振動型ボ
ールミル装置を用いて150時間のミリングを施した。
ミリングにあたっては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球
と粉末の重量比が10:1となるようにした。得られた
粉末はホットプレスにより1000℃にて加圧し、緻密
な成形体とした。
体的な実験例について説明する。表7には試験に供した
材料の化学成分をまとめて示す。この表に比較材として
示す合金番号4は実施例1の第1発明材、合金番号1
3,14は実施例2の第2発明材であり、表1および表
4の材料番号のものと同じである。本実施例における第
3発明材16,17は合金番号4をベースにN,Bの添
加を行ったもの、第3発明材18,19は合金番号13
をベースにN,Bの添加を行ったもの、第3発明材2C
は合金番号14をベースにBの添加を行ったものであ
る。本試験においても実施例1,2と同じように試験材
を準備して各試験に供した。すなわち、まず、工業用の
Fe粉、Cr粉、Nb粉、黒鉛粉、V粉、Mo粉、W
粉、Fe−N粉、Fe−B粉を所定量秤量後、振動型ボ
ールミル装置を用いて150時間のミリングを施した。
ミリングにあたっては、粉砕用媒体に鋼球を用い、鋼球
と粉末の重量比が10:1となるようにした。得られた
粉末はホットプレスにより1000℃にて加圧し、緻密
な成形体とした。
【0032】上記の手順にて作製した試験合金につい
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。この試験結果を表8に示す。第3
発明材は比較材である第1及び第2発明材に比べていず
れも硬さが向上しており、かつ、急速加熱急速冷却によ
っても割れが発生しない良好な特性を有していることが
明らかである。
て、室温、500℃、900℃のビッカース硬さ測定を
行った。また、熱衝撃性を簡易的に評価するため、20
×20×20mmの立方体試験片を1000℃に設定し
た炉中に投入加熱後、1時間保持したのち炉外に引き出
して室温まで強制空冷したのち、割れの有無を観察し
た。各試験合金ごとに4個の試験片を準備し、割れの発
生率で熱衝撃性の評価とした。このほか、Cr炭化物の
平均粒径を測定した。この試験結果を表8に示す。第3
発明材は比較材である第1及び第2発明材に比べていず
れも硬さが向上しており、かつ、急速加熱急速冷却によ
っても割れが発生しない良好な特性を有していることが
明らかである。
【0033】次に、合金番号19の成分を用いて、Cr
炭化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表9に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にある。ただ、ここで特に問題となる
のは、Cr炭化物平均粒径が10μmを越えると、急速
加熱急速冷却によって割れが生じるようになる点であ
る。熱衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒
径を10μm以下に制御する必要があることがわかる。
炭化物の大きさを変化させた場合の特性を調査した。な
お、Cr炭化物の大きさは、メカニカルアロイング時間
やホットプレス時の加熱温度を変化させることで調整し
た。結果を表9に示す。Cr炭化物の粗大化とともに硬
さが低下する傾向にある。ただ、ここで特に問題となる
のは、Cr炭化物平均粒径が10μmを越えると、急速
加熱急速冷却によって割れが生じるようになる点であ
る。熱衝撃特性を確保するためには、Cr炭化物平均粒
径を10μm以下に制御する必要があることがわかる。
【0034】
【表7】
【0035】
【表8】
【0036】
【表9】
【0037】上述のように、本発明の第3発明材は、優
れた耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えており、これを
用いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高
性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原子力発電プラ
ントにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能
である。
れた耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えており、これを
用いることで、火力発電プラントを中心とする装置の高
性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原子力発電プラ
ントにおけるCo含有合金の代替をすすめることが可能
である。
【0038】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の耐熱耐
摩耗材料は優れた耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えて
おり、これを用いることで、火力発電プラントを中品と
する装置の高性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原
子力発電プラントにおけるCo含有合金の代替をすすめ
ることが可能である。
摩耗材料は優れた耐熱耐摩耗性、熱衝撃性を兼ね備えて
おり、これを用いることで、火力発電プラントを中品と
する装置の高性能化、部品交換頻度の低減、あるいは原
子力発電プラントにおけるCo含有合金の代替をすすめ
ることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鉄井 利光 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 重量比で、C:2〜6.5%、Cr:2
5〜60%、Nb:0.1〜10%及び残部が不可避的
不純物及びFeからなる合金で、Fe−Cr系金属基地
相に平均粒径:10μm以下のCr炭化物が分散されて
いることを特徴とする耐熱耐摩耗材料。 - 【請求項2】 請求項1の合金成分において、Feの一
部を重量比で:V:0.1〜5%、Mo:0.1〜5%
及びW:0.1〜6%のいずれか1種以上の元素で置換
した合金で、Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:1
0μm以下のCr炭化物が分散されていることを特徴と
する耐熱耐摩耗材料。 - 【請求項3】 請求項1及び2の合金成分において、C
の一部を重量比で、N:0.05〜1%、B:0.05
〜1.5%のいずれか1種以上の元素で置換した合金
で、Fe−Cr系金属基地相中に平均粒径:10μm以
下のCr炭化物が分散されていることを特徴とする耐熱
耐摩耗材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21843397A JPH1161361A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 耐熱耐摩耗材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21843397A JPH1161361A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 耐熱耐摩耗材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1161361A true JPH1161361A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16719843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21843397A Pending JPH1161361A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 耐熱耐摩耗材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1161361A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104085148A (zh) * | 2014-07-12 | 2014-10-08 | 吉林大学 | 一种铁碳铬铌钨硼合金系耐磨涂层及其制备方法 |
| US10213996B2 (en) | 2013-12-12 | 2019-02-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Anti-wear sheet, production method for the same, and anti-wear-sheet application method |
| JP2021021115A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 東洋刃物株式会社 | 鉄基合金部材 |
| USD937409S1 (en) | 2019-06-14 | 2021-11-30 | Canon Medical Systems Corporation | Holder for an X-ray tomography diagnosis apparatus |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP21843397A patent/JPH1161361A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10213996B2 (en) | 2013-12-12 | 2019-02-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Anti-wear sheet, production method for the same, and anti-wear-sheet application method |
| CN104085148A (zh) * | 2014-07-12 | 2014-10-08 | 吉林大学 | 一种铁碳铬铌钨硼合金系耐磨涂层及其制备方法 |
| USD937409S1 (en) | 2019-06-14 | 2021-11-30 | Canon Medical Systems Corporation | Holder for an X-ray tomography diagnosis apparatus |
| JP2021021115A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 東洋刃物株式会社 | 鉄基合金部材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |