JPH1162200A - 床敷用マット - Google Patents

床敷用マット

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JPH1162200A
JPH1162200A JP9223206A JP22320697A JPH1162200A JP H1162200 A JPH1162200 A JP H1162200A JP 9223206 A JP9223206 A JP 9223206A JP 22320697 A JP22320697 A JP 22320697A JP H1162200 A JPH1162200 A JP H1162200A
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floor
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floating bearing
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Keiko Takanashi
恵子 高梨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃吸収性に優れるとともに、表面強度の高
い床敷用マットを提供する。 【解決手段】 平面視矩形状をしているとともに、所定
厚みを有し、縦横に隣接させた状態において床面に敷き
つめて使用する床敷用マット1において、上記床敷用マ
ット1の上面に平面的に分散配置された複数の上下方向
に弾性浮動可能な浮動支承部2の丸みを帯びた頂部20
が臨ませた。好ましくは、上記浮動支承部2は、球面状
の頂部20をもつとともに、通常状態において下端部2
1が床面から離間している円筒状をしており、かつ、こ
の浮動支承部2は、上記床敷用マット1の上面に形成し
た円形孔4内に、この円形孔4の内壁4aと上記浮動支
承部2の外周部との間を弾性変形可能な橋絡部40aで
連結しながら配置することにより、上下方向に弾性変形
可能とした。さらに、上記浮動支承部2を上記床敷用マ
ット1の上面に格子状に分散配置され、上記床敷用マッ
ト1の上面における各浮動支承部2によって規定される
各単位格子内領域に中央部30が上方に膨出する中空の
ドーム状支承部3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ベランダや幼児
用遊戯室などの屋内外の床や通路に縦横に敷きつめて使
用する床敷用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋内外の床や通路の美観の向
上のため、あるいは幼児用遊戯室など衝撃吸収用として
複数枚の床敷用マットが互いに隣接配置されて縦横に敷
きつめられて使用される場合がある。衝撃吸収用として
使用される床敷用マットは、主として発泡プラスチック
によって作成されている。この発泡プラスチックは、プ
ラスチック内に気泡を含有させて多孔質材料としたもの
であり、これを用いて床敷用マットを作成する場合に
は、表面に気泡が表れないように表面処理などが施され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
泡プラスチックにより作成された床敷用マットは、たと
え表面処理が施されている場合であっても、耐久性の
面、特に表面強度の面において問題がある。たとえば、
上記床敷用マットが幼児用遊戯室に敷きつめられて使用
される場合を考えてみると、幼児用遊戯室では様々な玩
具が使用され、これらの玩具がときとして乱暴に取り扱
われ、また、床を掻きむしる幼児さえいる。このような
遊戯室では、多孔質とされた発泡プラスチックによって
作成された床敷用マットでは、容易に損傷してしまい却
って危険である。また、床敷用マットが掻きむしられた
場合には、その表面に引っ掻き傷が付きやすく、引っ掻
き傷などによって表面体裁が悪化してしまう。
【0004】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、衝撃吸収性に優れるとともに、表
面強度の高い床敷用マットを提供することをその課題と
している。
【0005】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本願発明によれば、平面視矩形
状をしているとともに、所定厚みを有し、縦横に隣接さ
せた状態において床面に敷きつめて使用する床敷用マッ
トであって、上記床敷用マットの上面には、平面的に分
散配置された複数の上下方向に弾性浮動可能な浮動支承
部の丸みを帯びた頂部が臨んでいることを特徴とする、
床敷用マットが提供される。
【0007】上記構成の床敷用マットによれば、その表
面から頂部が臨んだ浮動支承部が、上下方向に弾性浮動
可能とされているので、この頂部に対して下方向に衝撃
が加えられた場合には、上記浮動支承部が下方に変移
し、これにより衝撃を吸収することができる。また、上
記浮動支承部は平面的に分散配置されているので、上記
床敷用マットの表面の各所において衝撃を吸収すること
ができ、上記ように構成された浮動支承部を設けること
によって床敷用マット全体を衝撃吸収性の高いものとす
ることができる。また、上記浮動支承部が上下方向に弾
性浮動可能とされているので、上記床敷用マット上を歩
行者が歩いたときに上記浮動支承部を踏んだ場合には、
上記浮動支承部が下方に変移することによって適度なク
ッション感が得られ、踏み心地のよいものとなる。
【0008】好ましい実施の形態においては、上記浮動
支承部は、球面状の頂部をもつとともに、通常状態にお
いて下端部が床面から離間している円筒状をしており、
かつ、この浮動支承部は、上記床敷用マットの上面に形
成した円形孔内に、この円形孔の内壁と上記浮動支承部
の外周部との間を弾性変形可能な橋絡部で連結しながら
配置することにより、上下方向に弾性浮動可能とされて
いる。
【0009】上記構成では、上記浮動支承部が通常状態
において下端部が床面から離間しているために、上記浮
動支承部の下方変移が積極的に許容されている。また、
上記浮動支承部が上記円形孔の内壁に橋絡部を介して支
持された恰好とされているとともに、上記橋絡部が弾性
変形可能とされているので、上記浮動支承部の下方変移
が容易とされている。すなわち、上記橋絡部の弾性変形
による上記浮動支承部の下方変移によって上記浮動支承
部が衝撃吸収性を有するものとされている。
【0010】好ましい実施の形態においてはさらに、上
記浮動支承部は、上記床敷用マットの上面に格子状に分
散配置されており、上記床敷用マットの上面における各
浮動支承部によって規定される各単位格子内領域には、
中央部が上方に膨出する中空のドーム状支承部が形成さ
れている。
【0011】上記構成によれば、ドーム状支承部が上方
に膨出するとともに中空状とされているので、上記ドー
ム状支承部が下方に弾性変形可能とされている。このた
め、上記ドーム状支承部に下方向に衝撃が加えられた場
合には、上記ドーム状支承部が下方に弾性変形すること
によって衝撃を吸収することができる。すなわち、上記
床敷用マットでは、上記浮動支承部ばかりでなく、上記
ドーム状支承部においても衝撃吸収性が高められてお
り、これらの各部材が平面的に分散されているので床敷
用マットのいたる部位において衝撃を吸収することがで
きる。また、上記浮動支承部が格子状に一定の規則性を
もって分散配置されており、各浮動支承部によって規定
される各単位格子内領域に上記ドーム状支承部が形成さ
れているので、上記床敷用マットは見栄えのよいものと
されている。
【0012】上記橋絡部は、上記浮動支承部の外周部か
ら半径方向に延出するようにして複数形成されており、
隣合う橋絡部間は上下に貫通する貫通孔とされている。
【0013】上記浮動支承部を複数の橋絡部によって支
持される構成とすれば、上記浮動支承部の外周部全体を
橋絡部によって支持する構成と比べれば、複数の橋絡部
によって支持する場合のほうが、上記浮動支承部の支持
剛性が低くなり、このため、上記浮動支承部が上下方向
への弾性浮動性が高くなる。すなわち、上記床敷用マッ
トでは、上記浮動支承部の下方向への変移がさらに容易
とされており、衝撃吸収性がさらに高められている。
【0014】また、上記床敷用マットは、屋内に限ら
ず、ベランダなどの屋外においても使用され得るのは上
述の通りである。上記床敷用マットが屋外において使用
された場合には、当然、上記床敷用マットが雨中に曝さ
れる場合もあり、上記床敷用マットの表面に雨水が溜ま
ってしまうような事態も考えられる。上記構成の床敷用
マットでは、上記浮動支承部が上記円形孔内に形成され
ているとともに、上記浮動支承部の外周部が上記円形孔
と上記橋絡部を介して連絡されているので、上記浮動支
承部の周りが上記橋絡部を底壁とする凹溝とされてい
る。そして、上記浮動支承部の頂部が球面状とされてお
り、上記ドーム状支承部の中央部が膨出する構成とされ
ているので、上記浮動支承部および上記ドーム状支承部
の上面における周縁部が上記凹溝に向かって凹入する恰
好とされている。このため、上記浮動支承部および上記
ドーム状支承部の上面の雨水は、上記凹溝に導かれるこ
ととなる。しかも、上記橋絡部が上記凹溝の底壁とされ
ているとともに、隣合う橋絡部間には上下に貫通する貫
通孔が形成されているので、上記凹溝に導かれた雨水は
上記貫通孔を介して床敷用マットから排除されることと
なる。さらに、上記貫通孔を形成することによって通気
性も良くなり、上記床敷用マットの乾燥を容易とするこ
とができる。
【0015】好ましい実施の形態においてはさらに、上
記各浮動支承部の上端位置と、上記各ドーム状支承部の
上端とが略同一高さに設定されている。
【0016】上記構成によれば、上記各浮動支承部の上
端位置と、上記各ドーム状支承部の上端位置とが略同一
高さに設定されているので、上記各浮動支承部あるいは
上記各ドーム状支承部がその表面から極端に突出してし
まうこともなく、歩行者が上記各円柱状支承部あるいは
上記各ドーム状支承部につまずいてしまうこともない。
【0017】好ましい実施の形態においてはさらに、上
記床敷用マットは、上記各浮動支承部、上記各ドーム状
支承部を含む全体が、軟質合成樹脂による一体成形によ
って形成されている。
【0018】上記軟質系合成樹脂は、既述の発泡プラス
チックに比べれば、格段に表面強度が高く、たとえその
表面が掻きむしられたとしても、上記床敷用マットの表
面に引っ掻き傷などが付いて損傷してしまうといった事
態は生じにくく、引っ掻き傷などによって表面体裁が悪
化するようなことも起こりにくい。なお、上記軟質系合
成樹脂としては、たとえば軟質塩化ビニルやポリエチレ
ンなどが採用され、所定の金型を用いて一体成形され
る。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る床敷用マットの一
例を表す平面図であり、図2は、上記床敷用マットの底
面図であり、図3(a)は、上記床敷用マットの右側面
図であり、(b)は、上記床敷用マットの左側面図であ
る。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図であり、図5
は、図1のV −V 線に沿う断面図であり、図6は、図1
のVI−VI線に沿う断面図であり、図7は、図1の一点鎖
線Aで囲まれた領域の拡大図である。
【0022】図1および図2に示すように、上床敷用マ
ット1は、たとえば軟質ポリ塩化ビニル樹脂やポリエチ
レンなどの熱可塑性の軟質系樹脂を用いた金型成形によ
って所定厚みを有する平面視矩形状に形成されている。
上記床敷用マット1は、縦横に隣接させた状態において
床面に敷きつめて使用されものであり、このため、上記
床敷用マット1の各辺には、所定の連結手段が設けられ
ている。なお、この連結手段については後述する。
【0023】図1に良く表れているように、上記床敷用
マット1には、平面状に分散して複数の円形孔4が形成
されており、各円形孔4内には、図3に良く表れている
ように、全体として略円筒状に形成された浮動支承部2
がその頂部20が臨むようにして配置されている。図1
および図2に示すように、これらの浮動支承部2によっ
て規定される各単位格子内(図1で一点鎖線Aで囲まれ
た領域)に、中央部30が上方に膨出するとともに、比
較的肉薄状で弾性変形容易とされたドーム状支承部3が
それぞれ形成されている。なお、図3に良く表れている
ように、上記各浮動支承部2の上端位置と上記各ドーム
状支承部3の上端位置とは、それぞれ略同一高さに設定
されており、上記各浮動支承部2あるいは上記各ドーム
状支承部3がその表面から極端に突出してしまうことも
なく、歩行者が上記各浮動支承部2あるいは上記各ドー
ム状支承部3につまずいてしまうことがないように工夫
されている。
【0024】図4、図6および図7に示すように、上記
各浮動支承部2は、頂部20が球面状とされており、そ
の外周部が上記円形孔4の内壁4aと弾性変形可能な計
4個の橋絡部40aを介して連絡されている。すなわ
ち、図4、図6および図7に良く表れているように、上
記各浮動支承部2の周りは、上記橋絡部40aを底壁と
する環状の凹溝4bとされているとともに、上記各浮動
支承部2が上記円形孔4内に上記各橋絡部40aを介し
てその下端部21において支持された恰好とされてい
る。また、上記各橋絡部40aは、上記浮動支承部2の
外周部から半径方向に延出するようにして設けられてお
り、隣合う橋絡部40a間は、上下に貫通する貫通孔4
0bとされている。
【0025】図2ないし図6に示すように、上記各ドー
ム状支承部3の周縁部は、下方に延出して隣合う各ドー
ム状支承部3どうしを仕切る仕切り壁31とされてお
り、この仕切り壁31によって上記床敷用マット1の全
体としての剛性が確保されている。また、上記各ドーム
状支承部3のコーナ部に位置する仕切り壁31の下部に
は、下方に延びる支持部45が上記各浮動支承部2の下
部を囲むようにして形成されている。なお、上記各浮動
支承部2の下端位置は上記各支持部45の下端位置より
も上方に位置するようになされている。すなわち、上記
床敷用マット1が床面などに配置された場合には、上記
浮動支承部2が床面などから離間して浮いたような恰好
とされる。
【0026】上記構成の床敷用マット1では、上記浮動
支承部2が通常状態において下端部21が床面から離間
しているために、上記浮動支承部2の下方変移が積極的
に許容されており、また、上記浮動支承部2が上記円形
孔4の内壁4aに橋絡部40aを介して支持された恰好
とされているとともに、上記橋絡部40aが弾性変形可
能とされているので、上記浮動支承部2が弾性浮動可能
とされている。すなわち、上記橋絡部40aの弾性変形
による上記浮動支承部2の下方変移によって上記浮動支
承部が衝撃吸収性を有するものとされている。
【0027】また、ドーム状支承部3が上方に膨出する
とともに中空状とされているので、上記ドーム状支承部
3もまた下方に弾性変形可能とされている。このため、
上記ドーム状支承部3に下方向に衝撃が加えられた場合
には、上記ドーム状支承部3が下方に弾性変形すること
によって衝撃を吸収することができる。
【0028】すなわち、上記床敷用マットでは、上記浮
動支承部2ばかりでなく、上記ドーム状支承部3におい
ても衝撃吸収性が高められており、図1に良く表れてい
るように、これらの各部材2,3が平面的に分散されて
いるので床敷用マット1のいたる部位において衝撃を吸
収することができる。また、上記浮動支承部2が格子状
に一定の規則性をもって分散配置されており、各浮動支
承部2によって規定される各単位格子内領域に上記ドー
ム状支承部3が形成されているので、上記床敷用マット
1は見栄えのよいものとされている。さらに、上記浮動
支承部2の下方への変移が容易とされているとともに、
ドーム状支承部3が弾性変形容易とされているので、上
記床敷用マット1上を歩行者が歩いた場合には、適度な
クッション感が得られて踏み心地が良い。
【0029】また、上記床敷用マット1が軟質系合成樹
脂によって作成されるのは上述の通りであるが、軟質系
合成樹脂によって作成すれば、軟質系合成樹脂が有する
弾性によっても良好なクッション感が得られ、上述した
効果を増大させることができる。また、上記軟質系合成
樹脂は、既述の発泡プラスチックに比べれば、格段に表
面高度が高く、たとえその表面が掻きむしられたとして
も、上記床敷用マット1が掻きむしられてその表面が損
傷するなどといった事態は生じにくく、引っ掻き傷など
によって表面体裁が悪化するようなことも起こりにく
い。
【0030】本願発明者は、上記床敷用マット1の衝撃
吸収性を確認すべく、JIS A6519−1989
(体育館用鋼製床下地構成材 第8項・床の硬さ試験)
に準じた手法によって、上記床敷用マット1の上記円柱
状支承部材2および上記ドーム状支承部3のそれぞれに
ついて衝撃吸収性を調べた。具体的には、3.85kg
fの重りを20cmの高さから上記床敷用マット1上に
落下させ、加速度計に発生する最大加速度を測定し、こ
の測定値に基づいて換算加速度値(換算G値)を計算し
て衝撃吸収性を判断した。なお、換算G値の値が大きい
ほど衝撃が大きくなり、衝撃吸収性は低くくなる。
【0031】この結果、コンクリート材での換算G値を
基準として100とすれば、上記円柱状支承部材2およ
びドーム状支承部3では、それぞれ33.5および2
9.5であった。ちなみに、厚さ55mmの畳では、そ
の値が37であった。すなわち、本願発明に係る床敷用
マット1は、適度に衝撃吸収性を有する畳と比べても見
劣りせず、それどころかそれ以上の衝撃吸収性を有して
いる。また、コンクリート材と比較すれば、3倍以上の
衝撃吸収性を有していることが分かる。以上のように、
本願発明に係る床敷用マット1は、衝撃吸収性に優れて
いることが分かる。
【0032】ところで、上記床敷用マット1は、屋内に
限らず、ベランダなどの屋外においても使用され得るの
は既述の通りであり、上記床敷用マット1が屋外におい
て使用された場合には、当然、上記床敷用マット1が雨
中に曝されることもある。このような場合には、上記床
敷用マット1の表面に雨水が溜まってしまうような事態
も考えられる。
【0033】上記構成の床敷用マット1では、上記浮動
支承部2の周りが上記橋絡部40aを底壁とする凹溝4
bとされている。そして、上記浮動支承部2の頂部20
が球面状とされており、上記ドーム状支承部3の中央部
が膨出する構成とされているので、上記浮動支承部2お
よび上記ドーム状支承部3の上面における周縁部が上記
凹溝4bに向かって凹入する恰好とされている。このた
め、上記浮動支承部2および上記ドーム状支承部3の上
面の雨水は、上記凹溝4bに導かれることとなる。ま
た、上記凹溝4bの底壁は計4個の橋絡部40aによっ
て構成されており、隣合う橋絡部40a間が上下に貫通
する貫通孔40bとされているので、上記凹溝4bに導
かれた雨水は、上記貫通孔40bを介して床敷用マット
1から排除されることとなる。また、上記貫通孔40b
を形成することによって通気性も良くなり、上記床敷用
マット1の乾燥を容易とすることができる。
【0034】なお、上記貫通孔40bの形状、個数、お
よびその形成位置は、上記実施形態を説明するために参
照した図面に描かれている形状、個数、およびその形成
位置には限定されず様々に設計変更可能である。
【0035】通常、上記のように構成された床敷用マッ
ト1は、複数枚の床敷用マット1を互いに隣接配置させ
て、床面などに敷きつめて使用されるのは既述の通りで
ある。図1および図2に示すように、上記床敷用マット
1の隣合う2辺には、連結手段としての係合雄部6が、
隣合う残りの2辺には、同じく連結手段としての係合雌
部5がそれぞれ形成されている。
【0036】図8に示すように、上記係合雄部6は、互
いのフック60a,60aの向きが反対とされた2つの
第1フック部材60,60と、これらの間に形成される
とともに上記各第1フック部材60,60のフック61
aの向きと交差する方向にフックが形成された第2フッ
ク部材61とからなる。
【0037】図9に示すように、上記係合雌部5は、隣
接配置される他の床敷用マット1に形成された係合雄部
6の各フック部材60,60,61の平面的位置に対応
させて上下に貫通したボックス状の孔50,50,51
の組によって形成されている。
【0038】上記のように形成された上記係合雌部5お
よび係合雄部6を係合した場合には、上記係合雌部5の
各フック部材60,60,61の軸部60b,60b,
61bが上記各ボックス状の孔50,50,51内に収
容され、各軸部60b,60b,61bが幅方向に拘束
される。また、上記各フック60a,60a,61a
は、上記各ボックス状の孔50,50,51に形成され
た切欠50a,50a,51aに係止される。このよう
にして、複数枚の床敷用マット1が、これらを隣接配置
した場合の、互いの隣接辺に形成された係合雌部5と係
合雄部6とを係合させることによって互いに連結され
る。
【0039】なお、隣接配置された複数枚の床敷用マッ
ト1を互いに連結する手段は、上述した手段には限定さ
れず様々に設計変更可能であり、また、連結手段は必ず
しも必要なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る床敷用マットの一例を表す平面
図である。
【図2】上記床敷用マットの底面図である。
【図3】(a)は、上記床敷用マットの右側面図であ
り、(b)上記床敷用マットの左側面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1のV −V 線に沿う断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図1の一点鎖線Aで囲まれた領域の拡大図であ
る。
【図8】係合雄部を表す要部斜視図である。
【図9】係合雌部を表す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 床敷用マット 2 浮動支承部 3 ドーム状支承部 4 円形孔 4a 内壁(円形孔の) 4b 凹溝 20 頂部(浮動支承部の) 21 下端部(浮動支承部の) 30 中央部(ドーム状支承部の) 40a 底壁(凹溝の) 40b 貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視矩形状をしているとともに、所定
    厚みを有し、縦横に隣接させた状態において床面に敷き
    つめて使用する床敷用マットであって、 上記床敷用マットの上面には、平面的に分散配置された
    複数の上下方向に弾性浮動可能な浮動支承部の丸みを帯
    びた頂部が臨んでいることを特徴とする、床敷用マッ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記浮動支承部は、球面状の頂部をもつ
    とともに、通常状態において下端部が床面から離間して
    いる円筒状をしており、かつ、この浮動支承部は、上記
    床敷用マットの上面に形成した円形孔内に、この円形孔
    の内壁と上記浮動支承部の外周部との間を弾性変形可能
    な橋絡部で連結しながら配置することにより、上下方向
    に弾性浮動可能とされている、請求項1に記載の床敷用
    マット。
  3. 【請求項3】 上記浮動支承部は、上記床敷用マットの
    上面に格子状に分散配置されており、上記床敷用マット
    の上面における各浮動支承部によって規定される各単位
    格子内領域には、中央部が上方に膨出する中空のドーム
    状支承部が形成されている、請求項1または2に記載の
    床敷用マット。
  4. 【請求項4】 上記橋絡部は、上記浮動支承部の外周部
    から半径方向に延出するようにして複数形成されてお
    り、隣合う橋絡部間は上下に貫通する貫通孔とされてい
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載の床敷用マッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記各浮動支承部の上端位置と、上記各
    ドーム状支承部の上端とが略同一高さに設定されてい
    る、請求項1ないし4のいずれかに記載の床敷用マッ
    ト。
  6. 【請求項6】 上記各浮動支承部、上記各ドーム状支承
    部を含む全体が、軟質合成樹脂による一体成形によって
    形成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の
    床敷用マット。
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