JPH1163014A - プラネタリギヤ式動力伝達装置 - Google Patents
プラネタリギヤ式動力伝達装置Info
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- JPH1163014A JPH1163014A JP9232964A JP23296497A JPH1163014A JP H1163014 A JPH1163014 A JP H1163014A JP 9232964 A JP9232964 A JP 9232964A JP 23296497 A JP23296497 A JP 23296497A JP H1163014 A JPH1163014 A JP H1163014A
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
幅或いは長さを短縮する。 【解決手段】無段変速機22に対しエンジンからの動力
を正転或いは逆転させて伝達する前後進切換装置23に
はプラネタリギヤ31とフォワードクラッチ30とが設
けられており、フォワードクラッチ30の多板クラッチ
30fに作動荷重を印加すると、多板クラッチ30f
は、多板クラッチ30fと対向する側に設けたリテーニ
ングプレート30h、プラネタリピニオン31cを支持
するプラネタリキャリヤ31dに形成した荷重受け面3
1eから反力で結合される。リテーニングプレート30
hがプラネタリキャリヤ31dに形成した荷重受け面3
1e全体で支持されているため補強され、相対的にリテ
ーニングプレート30hの板厚を薄くし、或いはリテー
ニングプレート30h自体を廃止することができる。
Description
して動力の授受を制御する摩擦係合部材の構造の簡略化
を図るプラネタリギヤ式動力伝達装置に関する。
プラネタリギヤが採用されている。例えば、無段変速機
を内蔵する動力伝達装置では前後進切換装置として採用
され、又、多段変速機を内蔵する動力伝達装置では変速
機構に採用され、更に、4輪駆動車のセンターデフでは
前後輪に対するトルク配分を積極的に制御する目的で採
用されている。
プラネタリギヤ式前後進切換装置が、トルクコンバータ
等を備える発進デバイスと無段変速機との間、或いは、
無段変速機と車軸に連設する出力軸との間に介装されて
いる。図10に発進デバイスと無段変速機の入力軸との
間に上記前後進切換装置を介装した例を示す。
ォワードクラッチ2が結合し、発進デバイスから延出す
る出力軸3に連結するクラッチドラム4とクラッチハブ
5とが連結され、このクラッチハブ5に連設する無段変
速機のプライマリプーリ6から延出するプーリ入力軸6
aに正転方向の駆動力を伝達する。
ッチ2を開放すると共に、リバースブレーキ8を結合さ
せる。すると、上記前後進切換装置1に設けたプラネタ
リギヤを構成するリングギヤ9が固定され、上記クラッ
チドラム4に連設するプラネタリキャリヤ10を介して
プラネタリピニオン11が回転し、このプラネタリピニ
オン11に噛合する上記プーリ入力軸6aを介して上記
プライマリプーリ6が所定に減速された状態で逆方向へ
回転する。
作については、例えば特公平3−72857号公報に開
示されている。
ジンと、このエンジンに一体に組み付けられている動力
伝達装置とを車体前部に設けたエンジンルームに横置き
に搭載する場合、その幅或いは長さは当然エンジンルー
ムに収納可能な寸法でなければならない。
時の衝撃を吸収するフレームが両側に設けられ、更に、
このフレームの外側にはフロントタイヤが設けられてい
る。上記フレームは、車両の操縦安定性の維持、及び衝
突安全性を保証するためには剛性を維持するに十分なあ
る程度の断面を確保する必要があり、又、上記フロント
タイヤは、車両の取回し性を確保するためには転舵角を
大きく設定する必要がある。
転舵角との双方を十分に満足させるには、車体を大型化
すればよいが、これらを満足させるためだけの目的で車
体を大型化することは、単に車両重量の増加、操縦性の
低下、及び駆動系の効率化が阻害され燃費が悪化するだ
けであり実現性に乏しい。
的に狭小化する傾向となり、必然的にエンジンと動力伝
達装置との幅或いは長さをの短小化を図る必要性がでて
きた。
段として、例えば、図10に示すフォワードクラッチ2
に結合力を印加するクラッチピストン12の反力を受け
るリテーニングプレート13に、このリテーニングプレ
ート13の外側を掛止するスナップリング14の板厚分
の切欠き部を形成し、この切欠き部に上記スナップリン
グ14を没入させることで、動力伝達装置の幅或いは長
さを少なくともスナップリング14の板厚分だけ短縮す
ることが考えられる。
テーニングプレート13の外縁を掛止しているに過ぎ
ず、クラッチピストン12からの大きな作動荷重に耐え
るためには、リテーニングプレート13自体の板厚を、
上記フォワードクラッチ2に設けられている他のクラッ
チドライブプレート2aに比べ2倍以上に設定して剛性
を確保し、しかも、スナップリング14のクラッチ作動
時の外れや、クラッチドライブプレート2aの接触面圧
の均一化によるクラッチ摩耗等の劣化防止を図る設計が
なされている。
せるための切欠き部を上記リテーニングプレート13に
形成することは、剛性の低下を招くばかりでなく、通
常、プレス等により成形されているリテーニングプレー
ト13の加工工程が増加し、製造コストの高騰を招くこ
とになる。
4に対するプラネタリキャリヤ10の組付けは、該クラ
ッチドラム4の内周に形成したスプライン溝に係合させ
ることで行っているため、簡単に離脱しやすく、そのた
め、これらの組立は最終工程において、スラストワッシ
ャなどを介在させながら個別に行っている。その結果、
組立が煩雑化し、組付け工数が嵩み、製品コストの高騰
を招く課題がある。
変速機構、或いは4輪駆動車のセンターデフとして採用
されているプラネタリギヤを制御動作させる制御クラッ
チにおいても同様の課題がある。
で、耐久性、機能性を低下させずに動力伝達装置の幅或
いは長さを短縮することの可能なプラネタリギヤ式動力
伝達装置を提供することを目的とする。
ネタリギヤ式動力伝達装置は、動力伝達系に介装したプ
ラネタリギヤのプラネタリピニオンを支持するプラネタ
リキャリヤと、このプラネタリキャリヤに連結すると共
に動力伝達部材に対する動力の授受を作動部材を介して
制御する摩擦係合部材を内装するドラムとを備えるもの
において、上記プラネタリキャリヤを上記ドラムに連設
し、更に上記プラネタリキャリヤの側面に形成した荷重
受け面を上記ドラムの内周に配設した上記摩擦係合部材
の上記作動部材に対向する面に対設したことを特徴とす
る。
第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前記ド
ラムの開口端部に切欠き部を設定間隔毎に形成し、この
切欠き部に係入する突起を前記プラネタリキャリヤの外
周に形成し、更に上記プラネタリキャリヤの外周にピッ
クアップセンサを対設したことを特徴とする。
第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前記ド
ラムが絞り加工により成形され且つトリミング面を前記
プラネタリキャリヤとの接触端面に設定し、上記接触端
面をトリミングの際に打ち抜き加工することを特徴とす
る。
第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前記ド
ラムが絞り加工により成形され且つトリミング面を前記
プラネタリキャリヤとの接触端面に設定し、上記接触端
面をトリミング後にコイニング成形することを特徴とす
る。
置では、動力伝達系に介装すると共に動力伝達部材に対
する動力の授受を制御する摩擦係合部材に作動部材を介
して作動荷重を印加すると、この摩擦係合部材が該摩擦
係合部材を挟んで対向する側に配設した荷重受け面から
の反力を受けて結合動作する。この荷重受け面がプラネ
タリギヤのプラネタリピニオンを支持するプラネタリキ
ャリヤの側面に形成され、このプラネタリキャリヤが上
記摩擦係合部材を内装するドラムに連結されており、上
記摩擦係合部材に印加される作動荷重は上記プラネタリ
キャリヤ全体で支持される。
は、第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前
記ドラムの開口端部に所定間隔毎に形成した切欠き部
に、上記プラネタリキャリヤの外周に形成した突起を係
入し、この切欠き部と突起との係合によりドラムとプラ
ネタリキャリヤとを一体回転させると共に、上記プラネ
タリキャリヤの外周に対設するピックアップセンサにて
上記突起の通過を検出し、突起通過による間隔時間等か
らドラムの回転速度等を算出する。
は、第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前
記ドラムが絞り加工により成形され且つトリミング面が
前記プラネタリキャリヤとの接触端面に設定し、上記接
触端面をトリミングの際に打ち抜により成形する。
第1のプラネタリギヤ式動力伝達装置において、前記ド
ラムが絞り加工により成形され且つトリミング面が前記
プラネタリキャリヤとの接触端面に設定し、上記接触端
面をトリミング後にコイニング成形することで端面処理
を行う。
実施の形態を説明する。図1〜図6に本発明の第1実施
の形態を示す。
速機22を内蔵すると共に、この無段変速機22の入力
側に前後切換装置23と、発進デバイス24とが設けら
れており、この動力伝達装置21の入力側にエンジンA
が連設されている。
のクランク軸A1に連結するクラッチ固定プレート25
が設けられており、このクラッチ固定プレート25を固
設するトルコンケース26がトルクコンバータ27のポ
ンプインペラ27aに連設されている。更に、このポン
プインペラ27aに流体を介して連設するタービンラン
ナ27bから延出するトルコン出力軸28が、上記前後
進切換装置23側へ延出されている。
ビンランナ27bに連設するロックアップクラッチ26
aが対設されている。このロックアップクラッチ26a
が上記トルコンケース26に係合するとエンジンAの駆
動力が上記トルクコンバータ27を経由せず、上記ター
ビンランナ27bを介して無段変速機22のプーリ入力
軸33aに直接伝達される、ロックアップ状態になる。
流するステータ27cが、ワンウェイクラッチ27dを
介して、上記発進デバイス24の本体ケース24aに直
接或いは間接的に固定されているステータ軸27eに連
設されている。尚、符号29は上記ポンプインペラ27
aによって回転駆動するオイルポンプである。
クラッチ30、プラネタリギヤ31、及びリバースブレ
ーキ32が設けられており、上記トルクコンバータ27
のタービンランナ27bから延出されたトルコン出力軸
28が上記フォワードクラッチ30に設けられているク
ラッチドラム30aに連設され、又、上記フォワードク
ラッチ30に設けた動力伝達部材の1つであるクラッチ
ハブ30bが、上記無段変速機22に設けられているプ
ライマリプーリ33から延出するプーリ入力軸33aに
連結され、更に、このプーリ入力軸33aの軸端部33
cに上記プラネタリギヤ31のサンギヤ31aが一体形
成されている。
1aとリングギヤ31bとを連設するプラネタリピニオ
ン31cを支持するプラネタリキャリヤ31dが上記フ
ォワードクラッチ30のクラッチドラム30aに連結さ
れている。更に、上記リバースブレーキ32に設けられ
ているリバースブレーキピストン32aが前後進切換装
置23の本体ケース23aに回転方向が規制された状態
で進退自在に連設されている。上記リバースブレーキピ
ストン32aによりリバースブレーキ32を介して上記
プラネタリギヤ31のリングギヤ31bを固定すると、
上記プラネタリピニオン31cが回転し、サンギヤ31
aを介して上記プーリ入力軸33aを減速状態で逆回転
させる。
プーリ33と該プライマリプーリ33に対設するセカン
ダリプーリ34とがベルト35を介して連設されてお
り、このセカンダリプーリ34を軸支するプーリ出力軸
34aが、終減速装置35の減速歯車群15aを介し
て、前輪或いは後輪の駆動軸36に軸着されているデフ
ァレンシャル装置35bに連設されている。
ーリ33に設けたプライマリ油圧室33bに供給される
プライマリ油圧によりプーリ溝幅が設定され。又、セカ
ンダリプーリ34に設けたセカンダリ油圧室34bに供
給されるセカンダリ油圧により、上記セカンダリプーリ
34に対しトルク伝達に必要な張力を付与する。上記プ
ライマリ油圧、及び上記セカンダリ油圧は図示しないト
ランスミッション制御装置においてエンジン運転状態等
に基づいて設定され、上記無段変速機22では、両プー
リ33,34の溝幅を反比例状態に設定して所望の減速
比を得る。
27のタービンランナ27bから延出するトルコン出力
軸28の軸端部28aが、上記プライマリプーリ33か
ら延出するプーリ入力軸33aの軸端部33cに内挿さ
れて相対回動自在に支持されている。又、このプーリ入
力軸33aの基部がベアリング17を介して上記前後進
切換装置23の本体ケース23aに支持されている。サ
ンギヤ31aの外径は上記プーリ入力軸33aのベアリ
ング17に軸支されている基部よりも若干細径に形成さ
れて、上記ベアリング17に対する上記プーリ入力軸3
3aの圧入を容易にしている。
状の凹部30cが形成され、この凹部30cが、上記ト
ルクコンバータ27の本体ケース24aに一体成形され
た上記オイルポンプ29のポンプカバー23bの外周に
シール部材を介して回動自在に装着され、又、上記クラ
ッチドラム30aの回転中心部に形成された入力部30
dが上記トルコン出力軸28と上記プーリ入力軸33a
との両軸端部28a,33c間に介装されていると共
に、上記トルコン出力軸28の軸端部28aにスプライ
ン係合されている。又、上記クラッチハブ30bの回転
中心方向に形成された出力部30eが、上記プーリ入力
軸33aの軸端部33cにやや細径に形成されたスプラ
イン溝に係合されている。
チドラム30aとの間が摩擦係合部材である多板クラッ
チ30fを介して連設され、この多板クラッチ30fの
作動荷重入力面にフォワードクラッチピストン30gの
作動面が当接され、又、この多板クラッチ30fの背面
にリテーニングプレート30hが対設されている。更
に、このリテーニングプレート30hの背面に、上記プ
ラネタリキャリヤ31dの側面に形成された荷重受け面
31eが対設され、この荷重受け面31eの背面が、上
記クラッチドラム30aの開口端部に嵌合するスナップ
リング30iに掛止されている。
体が上記プラネタリキャリヤ31dの荷重受け面31e
を介してスナップリング30iに当接されるので、上記
荷重受け面31eにより上記リテーニングプレート30
hが補強され、従って、このリテーニングプレート30
hの板厚を通常よりも相対的に薄く設定することができ
る。
0aには上記多板クラッチ30fのドライブプレートを
係合するスプライン溝30jが、開口端方向へ形成され
ており、このスプライン溝30jに連続する開口端部に
切欠き部30kが形成されている。一方、上記プラネタ
リキャリヤ31dの外周には上記切欠き部30kに係入
する突起31fが櫛歯状に形成されている。
に、本体部を上記前後進切換装置23の本体ケース23
aに固設するピックアップセンサ37の検出部37aが
対設されている。このピックアップセンサ37は、図示
しないトランスミッション制御装置、或いは燃料噴射パ
ルス幅、点火時期などを制御するエンジン制御装置に接
続され、上記プラネタリキャリヤ31dの外周に形成さ
れた突起31fが通過する際の磁界の変化等によって生
じる信号を出力する。
て説明する。動力伝達装置21の組立工程において、フ
ォワードクラッチ30のクラッチドラム30aの内周に
多板クラッチ30fを介して連設するクラッチハブ30
bの背面にプラネタリギヤ31のプラネタリキャリヤ3
1dが対設されており、このプラネタリキャリヤ31d
の背面がスナップリング30iにて上記クラッチドラム
30aに掛止されているため、上記フォワードクラッチ
30を構成する各部品を、クラッチドラム30aとプラ
ネタリキャリヤ31dとにより抜け止めした状態で予め
一体化して置くことができる。その結果、最終組立工程
においては一体化されたフォワードクラッチ30を取付
けるだけでよく、従って最終工程における作業効率が向
上し、又、組立不良率が低下することで、生産性の向上
を図ることができる。
置21を、この動力伝達装置21に一体のエンジンAと
共に、車両に搭載し、エンジンAを始動すると、このエ
ンジンAの出力が、クランク軸A1を介して発進デバイ
ス24に設けたトルクコンバータ27に伝達され、この
トルクコンバータ27のトルコン出力軸28に連結する
クラッチドラム30aと、こクラッチドラム30aに係
合するプラネタリキャリヤ31dとを回転させる。
は、上記クラッチドラム30aの開口端部に形成した切
欠き部30kに係合する突起31fが形成されていると
共に、前後進切換装置23の本体ケース23aに固設さ
れているピックアップセンサ37の検出部37aが対設
されており、このピックアップセンサ37では、上記突
起31fが上記検出部37aを通過するときの電圧の変
化等を検出して、図示しないトランスミッション制御装
置、及びエンジン制御装置へ出力する。すると、この両
制御装置では、上記ピックアップセンサ37からの検出
信号に基づき上記トルコン出力軸38の回転速度を算出
する。
示せず)がN(ニュートラル)レンジにセットされてい
る状態では、上記前後進切換装置23のフォワードクラ
ッチ30及びリバースブレーキ32が共に開放状態にあ
り、従って、上記前後進切換装置23に設けたプラネタ
リギヤ31が空転し、上記エンジンAから無段変速機2
2への動力伝達が遮断される。
ブ)レンジ等の前進走行レンジにセットすると、上記フ
ォワードクラッチ30のクラッチピストン30gが作動
して、多板クラッチ30fに作動荷重を印加し、この多
板クラッチ30fを結合状態とする。尚、上記リバース
ブレーキ32は開放状態を維持している。
る作動荷重はリテーニングプレート30hを介してプラ
ネタリキャリヤ31dの荷重受け面31eの全体で受け
止められる。その結果、この荷重受け面31eによりリ
テーニングプレート30hが補強され、相対的に、リテ
ーニングプレート30hの板厚を薄くすることが可能と
なり、このリテーニングプレート30hの板厚を薄くす
ることで、動力伝達装置21の幅或いは長さをWを短縮
することができる。
ると、トルクコンバータ27のタービンランナ27bか
らの駆動力が、トルコン出力軸28を介して前後進切換
装置23のフォワードクラッチ30に設けたクラッチド
ラム30a、多板クラッチ30f、クラッチハブ30b
に伝達され、このクラッチハブ30bを介して、無段変
速機22に設けたプライマリプーリ33のプーリ入力軸
33aを正転させる。
デバイス24に設けたロックアップクラッチ26aが係
合し、エンジンAのクラッチ軸A1が固定プレート2
5、上記ロックアップクラッチ26a、トルクコンバー
タ27のタービンランナ27bを介してトルコン出力軸
28に直結されるロックアップ状態となる。
レバーをR(リバース)レンジにセットすると、上記リ
バースブレーキ32が係合動作すると共に、上記フォワ
ードクラッチ30が開放動作する。フォワードクラッチ
30が開放すると、クラッチドラム30aとクラッチハ
ブ30bとの係合が解け、又、リバースブレーキ32の
結合により、上記プラネタリギヤ31のリングギヤ31
bが固定され、上記トルコン出力軸28からクラッチド
ラム30aに伝達された駆動力が、該クラッチドラム3
0aに連結する上記プラネタリギヤ31のプラネタリキ
ャリヤ31dを介してプラネタリピニオン31cに伝達
される。
バースブレーキ32により固定されているため、上記プ
ラネタリキャリヤ31dに支持されているプラネタリピ
ニオン31cが回転し、上記サンギヤ31aを介して上
記無段変速機22に設けたプーリ入力軸33aを減速し
た状態で逆回転させる。
0aの入力部30dと上記クラッチハブ30bの出力部
30eとを軸方向にほぼ重なる位置に配設し、且つ、プ
ラネタリキャリヤ31dの荷重受け面31eを上記リテ
ーニングプレート30hとスナップリング30iとの間
に介装することで、上記リテーニングプレート30hの
板厚を薄くしたことにより、前後進切換装置23の幅の
短小化が可能となり、従って、動力伝達装置21の幅或
いは長さWの短縮化が実現でき、狭小化の傾向にある最
近のエンジンルームに対して、エンジンA、及び、この
エンジンAと一体化された上記動力伝達装置21とを横
置きの状態で無理なく搭載することが可能になる。
グ39を介して本体ケース23aに直接支持されている
ため、プライマリプーリ33の支持精度が高く、しかも
高い剛性を得ることができる。更に、サンギヤ31aの
外径が上記プーリ入力軸33aのベアリング39に軸支
されている基部よりも若干細径に形成されているため、
上記ベアリング39に上記プーリ入力軸33aをサンギ
ヤ31aを傷付けることなく容易に圧入することが可能
になる。
レス機等を用いて成形する場合、一般に、素形材を複数
の絞り加工工程を経て塑性変形させることで最終製品に
仕上げる。この場合、図5に示すように、ある加工工程
において、上記クラッチドラム30aの素形材41を塑
性変形させる一対のポンチ42aとダイス42bとに、
上記クラッチドラム30aのスプライン溝30i、及び
切欠き部30kとなる部位を成形するための凸部43
a、凹部43bを予め形成しておくことで、スプライン
溝30i、及び切欠き部30kとなる部位を、絞り加工
工程において同時に形成させることが可能となり、その
分、加工工数を削減することができる。
線A−Aで示すように、切欠き部30kに係入されるプ
ラネタリキャリヤ31dの突起31fが接触しない位
置、即ち、この突起31fの延出方向と同方向に指向す
る立ち上がり面の途中に設定することで、このトリミン
グ面を後処理する必要が無くなり、その分、加工工数の
低減が図れる。
に加工された半製品である素形材41のクラッチドラム
30aにおける切欠き部30kとなる部位が、破線A−
A,A’−A’示すトリミング面に設定されている場
合、この切欠き部30kの上記プラネタリキャリヤ31
dの突起31fに当接する端面30mを面処理する必要
がある。この場合、同図(b)に示すように、トリミン
グ工程において、製品側の内周と外周とを一対のダイス
43a,43bで挟持し、ポンチ43cで上記切欠き部
30kとなる部位を打ち抜くことにより、面処理を不要
にすることができる。
常の工程によりトリミングした場合には、例えば、同図
(c)に示すように、一対のプレス型44a,44bに
より切欠き部30kの上記プラネタリキャリヤ31dの
突起31fに当接する端面30mを加圧、或いは打撃す
るコイニング工程を加えることで、面処理を行う。
す。本実施の形態に示すように、プラネタリギヤ31に
設けられているプラネタリキャリヤ31dの荷重受け面
31eの硬度、表面粗さ、綿製度などの諸元が、多板ク
ラッチ30から作動荷重を受けるリテーニングプレート
とほぼ同一仕様で設定されている場合には、第1実施の
形態で採用されている上記リテーニングプレートを廃止
することが可能である。そして、リテーニングプレート
を廃止することで多板クラッチ30を短縮することがで
きると共に、部品点数の削減により製品コストの低減を
図ることができる。
ラム30aに対し、多板クラッチ30fのドライブプレ
ートが係入するスプライン溝30jと同位置で係合させ
る必要はなく、図8に示すように、上記クラッチドラム
30aの開口端部をやや拡開させ、この部分に上記スナ
ップリング30iを係合させることで、組立が容易にな
る。
す。本実施の形態では、動力伝達装置51の変速機に採
用されている複合式プラネタリギヤ52のフロントプラ
ネタリギヤ53に設けたプラネタリピニオン53aを支
持するプラネタリキャリヤ53bと、フォワードクラッ
チ54に設けたクラッチドラム54aとの結合部位に、
本発明を適用した例を示す。
ないトルクコンバータから延出するトルコン出力軸55
と、駆動軸に連設する変速機出力軸56との間に介装さ
れており、フロントプラネタリギヤ53とリヤプラネタ
リギヤ57とを有し、このフロントプラネタリギヤ53
に設けたプラネタリピニオン53aを支持するプラネタ
リキャリヤ53bの開口端部がフロントリングギヤ53
cをオーバーハングして、後方へ延出されている。この
プラネタリキャリヤ53bの開口端部には、荷重受け面
53dがフランジ状に曲げ形成されており、更に、この
荷重受け面53dの外縁に、突起53eが一定間隔おき
に形成されている。
ンスミッションケース51aに固設する支持部材51b
に回動自在に支持されていると共に、開口端部が前方へ
延出されている。このクラッチドラム54aにはクラッ
チピストン54bが内装されており、このクラッチピス
トン54bに多板クラッチ54cの作動荷重入力面が対
設されている。この多板クラッチ54cは上記クラッチ
ドラム54aと上記リヤプラネタリギヤ57の動力伝達
部材の1つであるリングギヤ57aとを連結、或いは開
放するもので、この多板クラッチ54cの背面にリテー
ニングプレート54dが配設され、このリテーニングプ
レート54dの背面に、上記プラネタリキャリヤ53b
に形成した上記荷重受け面53dが対設され、この荷重
受け面53dの背面がスナップリング54eに掛止され
ている。
ングプレート54dは、上記クラッチドラム54aの内
周に形成したスプライン溝54fに係合されており、
又、このクラッチドラム54aの開口端部に一定間隔毎
に形成した切欠き部54gに、上記プラネタリキャリヤ
53bに形成した上記突起53eが係入されている。
54bを介して多板クラッチ54cに作動荷重を印加す
ると、この多板クラッチ54cが、リテーニングプレー
ト54d、プラネタリキャリヤ53bの荷重受け面53
d、スナップリング54eからの反力を受けて結合され
る。
dは、その背面全体が上記荷重受け面53dによって支
持されているので、このリテーニングプレート54dの
板厚を薄くしても剛性を十分に保証することができ、リ
テーニングプレート54dを薄くすることで、部品コス
トの低減が図れると共に、動力伝達装置51全体の長さ
を短縮することが可能となる。
53bの荷重受け面53dの硬度、表面粗さ、綿製度な
どの諸元が、上記リテーニングプレート54dとほぼ同
一仕様で設定されているときは、上記リテーニングプレ
ート54dを廃止することが可能で、リテーニングプレ
ート54dの廃止により、部品点数の削減、製造コスト
の低減を図ることができる。
のではなく、例えば、クラッチドラムに形成したスプラ
イン溝の溝数と、このクラッチドラムに形成した切欠き
部、及びこの切欠き部に係合するプラネタリキャリヤの
外周に形成した突起とは、必ずしも一致させる必要はな
く、スプライン溝数に対して、上記切欠き部及び突起の
数が、多くても、或いは少なくても良い。更に、本発明
は、プラネタリギヤのプラネタリピニオンを支持するプ
ラネタリキャリヤが、クラッチのクラッチドラムに結合
する構成を有するものであれば、上述した各実施の形態
に限らず、プラネタリギヤ用いて前後輪に対するトルク
配分を積極的に制御するプラネタリギヤ式センタデフ等
であっても良い。
ドラムに内装する摩擦係合部材の作動荷重受け側に、プ
ラネタリギヤのプラネタリピニオン支持するプラネタリ
キャリヤに設けた荷重受け面を対設すると共に、このプ
ラネタリキャリヤを上記ドラムに掛止するようにしたの
で、上記摩擦係合部材に印加される作動荷重を上記プラ
ネタリキャリヤに設けた上記荷重受け面全体で支持する
ことができ、耐久性の向上が図れるばかりでなく、従来
のリテーニングプレート等、摩擦係合部材に印加される
作動荷重を受ける部材の板厚を薄くし、或いは上記荷重
受け面の硬度、表面粗さ、面精度等の諸元を上記リテー
ニングプレート等の作動荷重を受ける部材とほぼ同一に
設定した場合には、この部材自体を廃止することが可能
となり、その分、機能性を低下させることなく、動力伝
達装置の幅或いは長さを短縮することができるばかりで
なく、構造の簡素化により製造組立の効率化を実現する
ことができる。
設した状態を示す要部断面図
ナップリングとの組み付け状態を示す分解斜視図
断面図
力伝達装置の側面断面図
ギヤ) 30f,54c…摩擦係合部材 30k,54g…切欠き部 31,53…プラネタリギヤ 31c,53a…プラネタリピニオン 31d,53b…プラネタリキャリヤ 31e,53d…荷重受け面 31f,53e…突起 37…ピックアップセンサ A-A,A'-A'…トリミング面
Claims (4)
- 【請求項1】動力伝達系に介装したプラネタリギヤのプ
ラネタリピニオンを支持するプラネタリキャリヤと、こ
のプラネタリキャリヤに連結すると共に動力伝達部材に
対する動力の授受を作動部材を介して制御する摩擦係合
部材を内装するドラムとを備えるプラネタリギヤ式動力
伝達装置において、 上記プラネタリキャリヤを上記ドラムに連設し、 更に上記プラネタリキャリヤの側面に形成した荷重受け
面を上記ドラムの内周に配設した上記摩擦係合部材の上
記作動部材に対向する面に対設したことを特徴とするプ
ラネタリギヤ式動力伝達装置。 - 【請求項2】前記ドラムの開口端部に切欠き部を設定間
隔毎に形成し、 この切欠き部に係入する突起を前記プラネタリキャリヤ
の外周に形成し、 更に上記プラネタリキャリヤの外周にピックアップセン
サを対設したことを特徴とする請求項1記載のプラネタ
リギヤ式動力伝達装置。 - 【請求項3】前記ドラムが絞り加工により成形され且つ
トリミング面を前記プラネタリキャリヤとの接触端面に
設定し、 上記接触端面をトリミングの際に打ち抜き加工すること
を特徴とする請求項1記載のプラネタリギヤ式動力伝達
装置。 - 【請求項4】前記ドラムが絞り加工により成形され且つ
トリミング面を前記プラネタリキャリヤとの接触端面に
設定し、 上記接触端面をトリミング後にコイニング成形すること
を特徴とする請求項1記載のプラネタリギヤ式動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
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| JP23296497A JP3805866B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | プラネタリギヤ式動力伝達装置、及びその製造方法 |
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1997
- 1997-08-28 JP JP23296497A patent/JP3805866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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