JPH1163211A - 車両用制動力制御装置 - Google Patents
車両用制動力制御装置Info
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- JPH1163211A JPH1163211A JP9218673A JP21867397A JPH1163211A JP H1163211 A JPH1163211 A JP H1163211A JP 9218673 A JP9218673 A JP 9218673A JP 21867397 A JP21867397 A JP 21867397A JP H1163211 A JPH1163211 A JP H1163211A
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Abstract
を得る。 【解決手段】 車両の周囲情報を検出する手段と、運転
者の意図を検出する手段と、これらの検出手段からの出
力に応じて車両の目標とする減速度を決定する手段と、
この目標減速度に応じて変速機の変速段を決定する手段
と、この目標減速度と、変速段にて得られるエンジンブ
レーキによる減速度から、エンジンブレーキでは不足す
る減速度を補うための制動力を決定する手段と、この決
定結果に応じてブレーキ手段を駆動して制動力を調整す
るブレーキ制御手段とを備える。
Description
報および運転者の期待に合った減速度を実現するための
車両用制動力制御装置に関するものである
すようなものがある(特開平5ー302666号、特開
昭61ー249841、特公昭63ー47940号公報
等参照)。
クセル開度変化検出手段102と、アクセル開度変化率
計測手段103と、アクセル開度変化率判定手段104
と、ギア位置ホールド手段105と、自動変速機106
の変速段検出手段107と、最高速変速段判定手段10
8とを備えている。
が固定されたある設定値を越えたら、自動変速機106
の現在のギア位置をホールドすることにより、前方に急
に車両が割り込んできたときや前方車両を追従走行する
とき等にドライバが減速しようとしてアクセルを急に戻
した場合のエンジンブレーキ効果を高める、というもの
である。
うな従来装置においては、アクセルの操作速度に応じて
エンジンブレーキを作動させる、作動させない、という
単純な制御となっているため、必ずしも運転者の期待通
りの減速感が得られているとは言えない。また、有段の
自動変速機の場合には、変速比がいくつかの固定された
値の中から選択するしかないので、減速度が強すぎた
り、弱すぎたり、丁度良い減速感を実現できない状況も
存在していた。
待通りの減速感を得ることができる制動力制御装置を提
供することを目的としている。
示すように運転者のブレーキペダル操作とは無関係に、
制動力を発生することのできるブレーキ手段を有する車
両において、車両の周囲情報を検出する車両周囲情報検
出手段と、運転者の意図を検出する運転者意図検出手段
と、これらの検出手段からの出力に応じて車両の目標と
する減速度を決定する目標減速度決定手段と、目標減速
度決定手段により決定された目標減速度に応じて変速機
の変速段を決定する変速段決定手段と、この目標減速度
と、変速段決定手段により決定された変速段にて得られ
るエンジンブレーキによる減速度から、エンジンブレー
キでは不足する減速度を補うための制動力を決定する目
標エンジンブレーキ補助制動力決定手段と、この目標エ
ンジンブレーキ補助制動力決定手段による決定結果に応
じて前記ブレーキ手段を駆動して制動力を調整するブレ
ーキ制御手段とを備える。
者意図検出手段として、運転者のアクセル操作を検出す
るアクセル操作検出手段を備える。
周囲情報検出手段として、ウインカの操作を検出するウ
インカ操作検出手段を備える。
周囲情報検出手段として、ナビゲーションシステムより
得られる車両の位置情報と地図情報から、カーブ路を検
出するカーブ路検出手段を備える。
周囲情報検出手段として、交差点を検出する交差点検出
手段を備える。
周囲情報検出手段として、周囲前方の障害物を検出する
障害物検出手段を備える。
状態を検出する気象状態検出手段と、この検出結果に応
じて目標減速度を変更する目標減速度変更手段とを備え
る。
減速度の立ち上がりの変化を平滑化する目標値平滑化手
段を設ける。
手段と運転者意図検出手段の検出により減速が必要な場
合、これらの検出に応じて目標減速度が決定され、この
目標減速度を基に、変速機の変速段が決定されてエンジ
ンブレーキによる制動が行われると共に、エンジンブレ
ーキでは足りない分はブレーキ手段の制動により補わ
れ、減速が行われる。したがって、車両周囲の状況およ
び運転者の期待に合った減速度を得ることができ、運転
性が向上する。
作に合った減速度、減速感を得ることができる。
転者の期待する減速制御を行える。
切な速度に減速してカーブ路に進入、走行できる。
な速度に減速できる。
して、運転者の期待に合った減速制御を行える。
面状態に対して、安定した減速制御を行える。
滑らかな減速感を実現できる。
に基づいて説明する。
構成を示す。
出手段1は、ナビゲーションシステム2から得られる車
両の位置情報と地図情報から、車両の位置、車両の前方
のカーブ路までの距離、そのカーブ路の曲率半径を検出
する。
検出手段3は、ストロークセンサ4として例えば可変抵
抗器を用いたポジションセンサ等を利用して、アクセル
ペダル5の位置と、アクセルペダル5の位置の時間的な
変化から求められるアクセル操作速度を検出する。
決定手段6は、カーブ路検出手段1の検出結果と、アク
セル操作検出手段3の検出結果に基づいて、運転者の減
速意図を検出し、予め定められたロジックにしたがって
目標減速度を設定する。
数、スロットル開度TVO等に基づいて、エンジン8を
制御する。
エンジン回転数、スロットル開度TVOから、予め測
定、記憶している図2のエンジンの全性能マップを利用
して、エンジン出力トルクを検出する。
ル開度TVOと検出した車速で定義される変速マップに
したがって変速段を定め、自動変速機11内のクラッチ
やブレーキを該当する電磁弁等を介して制御して、変速
を実行している。
検出手段9が有する全性能マップから求められるエンジ
ン出力トルク(マイナストルク)と、自動変速機コント
ローラ10が予め記憶しているファイナルギヤ比、タイ
ヤ半径、車両重量等の諸元から、そのときの変速段で得
られる減速度あるいは低速側に変速した場合の変速段で
得られる減速度を推定する。そして、それぞれの変速段
で得られると推定した推定減速度と減速度目標値決定手
段6により設定された目標減速度とを比較し、目標減速
度を越えない範囲で、目標減速度に最も近い減速度が得
られると推定した変速段を決定する。
ンと自動変速機11の間に設置されているトルクコンバ
ータ等の発進要素の特性も考慮する。例えば、トルクコ
ンバータの場合、その特性は図3に示す性能曲線により
表される。ロックアップクラッチがoffの場合には、
この性能曲線を用いて、トルクコンバータ入力軸回転速
度とトルクコンバータ出力軸回転速度の比である速度比
を計算すれば、エンジン全性能マップから得られたエン
ジン出力トルクをトルクコンバータ入力トルクとするこ
とで、トルクコンバータ出力トルクが求まる。ロックア
ップクラッチがonの場合には、トルクコンバータ出力
トルクはエンジン出力トルクと一致する。
としてのエンジンブレーキ補助量決定手段13は、目標
減速度と、変速段決定手段12で決められた変速段で得
られるエンジンブレーキによる減速度の差を、エンジン
ブレーキ補助量として算出する。
レーキ補助量決定手段13で算出したエンジンブレーキ
補助量から、予め記憶しておいたブレーキ液圧と発生制
動力の関係を用いて、目標液圧値を求める。そして、目
標液圧値になるようにブレーキ手段15を制御する。
すようなものが用いられる。この自動変速機11は二組
のシングルピニオン式遊星歯車20,21と、四つのク
ラッチ22〜25と、二つのブレーキ26,27と、二
つのワンウェイクラッチ28,29で、4段変速機を構
成している。
22、フォワードワンウェイクラッチ28、ローワンウ
ェイクラッチ29を作用させれば良い。また、フォワー
ドワンウェイクラッチ28の代わりにオーバーランクラ
ッチ23を、ローワンウェイクラッチ29の代わりにロ
ー&リバースブレーキ26を締結させれば、1速状態で
エンジンブレーキが効くようになる。
ブレーキ27を締結させれば良い。エンジンブレーキを
効くようにするには、同様にオーバーランクラッチ23
を締結する。
ブレーキ27を開放し、同時にハイクラッチ24を締結
する。この場合も、オーバーランクラッチ23を締結す
ればエンジンブレーキが効くようになる。
ンドブレーキ27を締結する。
行うことで、任意の変速段に変速して、エンジンブレー
キを発生させることができる。
通りである。破線が電気系統、実線が液圧系統のつなが
りを表している。このシステムでは通常のブレーキと操
作感を一致させるために、圧力を発生させるブレーキペ
ダル40、ブースタ41、マスターシリンダ42を持つ
構成となっている。
ペダル40が踏み込まれると、圧力センサ43によりマ
スターシリンダ圧が、ストロークセンサ44によりブレ
ーキペダル40の踏み込み量が検出され、ブレーキコン
トローラ14内でこれらのセンサ検出値から目標液圧値
が決められる。各車輪45〜48に設置されているブレ
ーキアクチュエータ50〜53は、ブレーキコントロー
ラ14により、目標値通りの圧力を発生するように制御
されて、所望の制動力を生み出す。
3からエンジンブレーキ補助量が指令された場合は、即
ち減速度目標値決定手段6よりの目標減速度から、変速
段決定手段12で決められた変速段で得られるエンジン
ブレーキによる減速度を差し引いた分の減速度を実現す
るために必要な液圧値を目標液圧値として、ブレーキコ
ントローラ14により、目標値通りの圧力を発生するよ
うに、ブレーキアクチュエータ50〜53を制御する。
するための圧力センサである。
は、例えば、図6に示すものが用いられる。ブレーキ操
作部38は、運転者が足で操作するブレーキペダル4
0、ペダル40に加わる踏力を増幅するブースタ41、
増幅された踏力を受けてブレーキ液を圧縮し、ブレーキ
圧を発生させるマスターシリンダ42から構成されてい
る。マスターシリンダ圧力センサ43は、マスターシリ
ンダ42の圧力(M/C圧)を検出する。実線で示され
た液圧配管60は、ブレーキ液を導き圧力を伝達する。
ホイールシリンダ61は、マスターシリンダ42で発生
したブレーキ圧を受けて、ディスクを制動する。
御シリンダ63の間を電気的操作で遮断し、液圧を制御
シリンダ63側に封じ込める役割を果すもので、ソレノ
イドコイル62a、プランジャ62b、リターンスプリ
ング62c、バルブシート62d、ポート62e、ポー
ト62fから構成されている。
端にカット弁62とホイールシリンダ61に接続された
ポート63eを有し、内部を制御ピストン63bが摺動
できるようになっている。制御ピストン63bは、シー
ル63cを備え、シリンダ63a内を左右の部屋に分割
する。この制御ピストン63bが左右に摺動すること
で、カット弁62とホイールシリンダ61に接続された
部屋63dの容積が変化する。ロッド63fは推力発生
装置64で発生した推力を制御ピストン63bに伝え
る。
でプリロードがかかっているスプリング65aと、可動
スプリングシート65bから構成されている。
を駆動する引張、圧縮力を発生するものである。電動モ
ータ64aは、電流を流すとトルクを発生する。一般
に、トルクは流した電流に比例するので、電流を制御す
ることでトルクを制御できる。ピニオン64bは電動モ
ータ64aが発生したトルクをギヤ64cに伝え、ギヤ
64cはボールねじナット64dへとトルクを伝える。
ボールねじナット64dはボールねじ軸64eとボール
を嵌合し、回転運動と直進運動を相互に変換する。ボー
ルねじ軸64eはボールねじナット64dに加えられる
トルクに応じた推力を発生しロッド63fに伝達する。
スプラインナット64fとスプラインチューブ64gは
ボールねじ軸64eが左右には移動可能とするが、回転
運動は不可能とするために設けられている。
する。非制動時には制御ピストン63bは図の中立位置
にあり、ブレーキペダル40が踏まれてもプリロードの
かかったスプリング65aにより制御ピストン63bが
後退するのは防ぐ。
リンダ63a内のホイールシリンダ61と連通している
側の容積を拡大する方向(図の右方向)に制御ピストン
63bを移動させて減圧する。この制御ピストン63b
の移動は電動モータ64aの力をギア64c、ボールね
じナット64dを介して制御ピストン63bに推力を発
生させて行なう。
じ、シリンダ63a内の容積を縮小する方向(図の左方
向)に制御ピストン63bを移動させて増圧する。
/C圧)と制御ピストン63bの駆動手段である電動モ
ータ64aの電流との関係は図7のようになる。まず、
減圧制御時には、電流を増加しても制御ピストン63b
の推力とシリンダ63a内に封じ込められている圧力と
の合力が上記スプリング65aの力に打ち勝つまでは制
御ピストン63bは動かない。そして、この合力がスプ
リング65aの力を越えるところまで電流が増加する
と、制御ピストン63bがスプリング65aを押し縮め
て減圧される。
入圧の力を越えるところまで電流が増加しないと制御ピ
ストン63bは動かない。そして、電流を増加して推力
が封入圧の力を越えると制御ピストン63bが移動して
増圧される。この図7の関係から、所望の圧力に対応し
た電流値を電動モータ64aに指令して圧力を制御す
る。
いてブレーキ制御の流れについて説明する。
路が有るか否かを検出する。この場合、ナビゲーション
システム2が有する車両周辺の地図情報から、車両前方
の道路画像を切り出し、進行方向に道路が有るか否かで
判断する。進行方向に道路が有れば、道路の線形は直線
であり、道路が無ければ、カーブ路が存在すると推定で
きる(T字等の交差点は地図情報から区別できる)。カ
ーブ路が有ると判断されれば、ステップ510に進む。
カーブ路ではないと判断されれば、本サブルーチンから
抜ける。
設置されているストロークセンサ4からの信号を検出
し、アクセルペダル5がオンの状態からオフの状態に変
化したか否かを判定する。アクセルペダル5がオンの状
態からオフの状態に変化したと判定されれば、ステップ
520へ進む。アクセルペダル5がオンの状態からオフ
の状態に変化していないと判定されれば、本サブルーチ
ンを抜ける。
御を行っていることを示すフラグがセットされているか
否かを判定する。セットされていなければ、ステップ5
30へ進む。セットされていれば、ステップ670へと
進む。
御を行っていることを示すフラグをセットする。
オフ操作速度を計算により求める。これは、アクセルペ
ダル5のストロークセンサ4からの信号の時間変化から
求める。
テム2が有する地図情報を用いて、車両進行方向のカー
ブ路の曲率半径を算出する。具体的な方法としては、例
えば道路を表すノード(節)を追っていき、隣り合うノ
ード間の方向の変化を求めていき、車両位置から最も近
い極大値を検索し、その両側のノードのそれぞれの中点
を通り各ノードに垂直な直線を求めて、その交点とどち
らか一方のノードの中点との距離を計算することで、車
両前方のカーブ路の曲率半径を求めることができる。
テム2が有する地図情報を用いて、車両進行方向のカー
ブ路の入口の位置を検出する。具体的な方法としては、
例えば車両進行方向に対して、予め定めておいた角度以
上、方向が異なる最初のノードを検出し、その車両側の
端の座標をカーブ路入口地点とすれば良い。
めた曲率半径から、そのカーブ路の通過速度を想定進入
速度として決定する。これは、予めカーブ路の通過速度
を定めたマップを検索することにより決定できる。もち
ろん、マップを学習して書き換え、個々の運転者に合っ
た速度とすることもできる。また、アクセルペダル5の
オフ操作速度が大きいほど、運転者の減速意図は大きい
と推測して、カーブ路の想定進入速度を小さくすること
もできる。
テム2が有する自車両位置検出機能を用いて、車両の位
置を検出する。
号を利用して車速を検出する。
る。この目標減速度は、自車両位置とカーブ路入口位置
から、その間の距離を算出し、車速と想定進入速度から
減速しなければならない速度を算出し、それらにより必
要な減速度を算出して目標減速度としている。
検出し、それを想定変速段とする。
プを参照して、想定変速段でエンジンブレーキを効かせ
た場合に発生するマイナストルクを計算し、予め分かっ
ているギヤ比、タイヤ半径、車両重量等から、発生する
減速度を計算する。
めた減速度と目標減速度を比較する。目標減速度の方が
大きければ、ステップ640へと進む。目標減速度の方
が小さければ、ステップ650へと進む。
い段(エンジンブレーキがより大きくなる変速段)とす
る。
際の変速段を、想定変速段より一段高い段(エンジンブ
レーキが小さくなる変速段)とする。
定した変速段に変速するべく、自動変速機11のクラッ
チやブレーキをコントロールするよう、自動変速機11
の各電磁弁を制御する。
(目標減速度−決定変速段でのエンジンブレーキによる
減速度)を調整するために、ブレーキアクチュエータ5
0〜53に対する制御指令を出力する。つまり、足りな
い分の減速度を実現する液圧値にするように、ブレーキ
アクチュエータ50〜53の各電動モータ64a、カッ
ト弁62を制御する。
セルペダル5のオフ操作速度が大きいほど、運転者の減
速意図は大きいと推測して、目標減速度(減速度目標
値)を大きくするようにしても良い。
方にカーブ路が有り、そのため車速を落とそうとして、
運転者がアクセルペダル5を離すと、現在の車速、カー
ブ路までの距離、カーブ路の状況等により定められる想
定進入速度に基づいて目標減速度が決定され、この目標
減速度を基に、目標減速度を越えない範囲で目標減速度
に最も近い減速度のエンジンブレーキが得られる自動変
速機11の変速段に制御されると共に、その足りない分
はブレーキアクチュエータ50〜53の制動により補わ
れ、減速が行われる。このため、カーブ路入口に達した
ときに、車速が想定進入速度までスムーズに減速され
る。
度、目標減速度が決定され、エンジンブレーキとブレー
キアクチュエータとを併用して減速が行われるのであ
る。
の期待に合った減速度が確保され、運転性が向上され
る。
れる地図情報等から、交差点を検出する交差点検出手段
を設け、車両の進行方向前方に交差点が有るときに、現
在の車速、交差点までの距離、アクセルペダル5の操作
状態、オフ操作速度等に基づき、目標減速度を決定し
て、前述のように減速制御を行うようにもできる。
べる。
車両)に対するもので、車両周囲情報検出手段として、
光や電波・超音波等を用いたレーダ装置や車両前方を撮
影する撮像装置と画像処理装置から構成される障害物検
出装置を用いている。
を検出し、その距離の時間的な変化から前方障害物との
相対速度を検出する。
の検出結果と、アクセルペダル操作検出手段の検出結果
に基づいて、運転者の意図を検出し、予め定められたロ
ジックにしたがって目標減速度を決定する。この場合、
前方障害物までの距離が短いほど、相対速度が大きいほ
ど(近付く速度が早いほど)、目標減速度を大きくす
る。
の変速段、ブレーキアクチュエータ50〜53を制御す
ることは前記第1の形態と同じである。
減速度が決定され、運転者の期待に合った減速度が確保
される。
ので、車両周囲情報検出手段として、道路脇に設置され
たサインポスト等からの情報を検出する道路規制検出手
段を設けている。
信号機の動作状態、一旦停止の標識等の道路規制を検出
する。
段の検出結果と、ナビゲーションシステムによる自車両
位置と、アクセルペダル操作検出手段の検出結果に基づ
いて、運転者の意図を検出し、予め定められたロジック
にしたがって目標減速度を決定する。この場合、道路規
制検出手段により車両が減速または停止しなければなら
ない状況を検出した場合に、アクセルペダル操作検出手
段により運転者の減速意図を検出したら、規制地点まで
の距離が短いほど、また車速が大きいほど、目標減速度
を大きくする。
の変速段、ブレーキアクチュエータ50〜53を制御す
ることは前記第1の形態と同じである。
な目標減速度を得て、運転者の期待に合った減速度が確
保される。
段として、運転者のウインカ操作を検出するウインカ操
作検出手段を設けている。
出手段の検出結果と、車速と、アクセルペダル操作検出
手段の検出結果に基づいて、運転者の意図を検出し、目
標減速度を決定する。この場合、ウインカ操作検出手段
によりウインカ操作を検出した後、アクセルペダル操作
検出手段により運転者の減速意図を検出したら、車速が
大きいほど、目標減速度を大きくする。
の変速段、ブレーキアクチュエータ50〜53を制御す
ることは前記第1の形態と同じである。
者の期待に合った減速度が確保される。
て、気象状態検出手段を設けて、その検出結果に応じて
目標減速度を修正するものである。
の動作を検出して雨を検出したり、温度センサを付加し
て、ワイパの動作を検出かつ外気温が低い場合には雪と
判定するものが考えられる。また、道路脇のサインポス
ト、漏洩ケーブル等から、直接気象情報を受信するもの
や、予め設定した選択肢(晴れ、雨、雪等)の中から運
転者がスイッチ入力するものでも良い。
定した状態で減速することができる。
は、減速度目標値決定手段6が決定した目標減速度に制
御する場合、その目標減速度に低域通過フィルタ(規範
モデル)70をかけて、目標減速度に達するまでの過渡
的な減速度の変化を滑らかにするものである。即ち、目
標減速度の立ち上がりの変化を平滑化する目標値平滑化
手段70を設けている。
タに対する制御指令値の時間的な変化も滑らかになり、
減速度の急激な立ち上がりによる減速ショックが生じな
いので、運転者に不快感を与えたり、運転性の悪化を招
くことがない。
かけ、ブレーキアクチュエータに対する制御指令値の時
間的な変化を滑らかに変化させた場合の、自動変速機1
1の変速段の変化に伴うエンジンブレーキによる制動力
と、ブレーキアクチュエータによる補助的な制動力の時
間変化の様子を、図12に示す。この場合、減速度目標
値決定手段6が決定した目標減速度に対して、目標減速
度を越えない範囲で目標減速度に最も近い減速度が得ら
れる自動変速機11の変速段を2速とする。
減速度を基に、直ちに変速段は2速となり、目標減速度
に足りない分はブレーキアクチュエータの制御により補
われるので、減速度が急激に立ち上がっている。このた
め、運転者には減速ショックとして感じられ、不快感を
与え兼ねない。
は、目標減速度が少しずつ増加するのにしたがい、まず
ブレーキアクチュエータへの制御指令値が少しずつ増加
し、これに伴いブレーキアクチュエータの制動により発
生する減速度も少しずつ増加して、3速のエンジンブレ
ーキによる制動で発生する減速度と等しいレベルまで到
達する。この段階で、自動変速機11に対して変速指令
が出され、3速に変速されると同時に、ブレーキアクチ
ュエータへの指令値は一旦減少し、エンジンブレーキに
よる制動のみになる。そこから再度、ブレーキアクチュ
エータへの指令値が少しずつ増加し、ブレーキアクチュ
エータの制動により発生する減速度も少しずつ増加して
いく。そして、2速のエンジンブレーキによる制動で発
生する減速度と等しいレベルまで到達する。この段階
で、自動変速機11に対して変速指令が出され、2速に
変速されると同時に、ブレーキアクチュエータへの指令
値は一旦減少し、エンジンブレーキによる制動のみにな
る。ここから更に、ブレーキアクチュエータへの指令値
が少しずつ増加し、最終的な目標値へと到達する。
クチュエータを制御することで、不快な減速ショックの
ない滑らかな減速感を実現することができる。
ル5の操作速度や、カーブ路、交差点までの距離や、障
害物までの距離、相対速度等に応じて、低域通過フィル
タ70による立ち上がりの特性(例えば、1次フィルタ
の時定数や2次フィルタの減衰係数等)を変化させ、減
速度の過渡的な変化の特性を、運転環境、交通状況、運
転者の個性等に合わせて変化させるようにもできる。
レーキペダル操作に関係なく制動力を発生できるブレー
キアクチュエータを使用することを前提として説明した
が、1チャンネル(1つのアクチュエータ)でマスター
シリンダを駆動するものや、2チャンネルで前輪側と後
輪側のブレーキアクチュエータを独立に駆動するものを
用いても良い。また、ブレーキペダル操作に関係なく制
動力を発生できるブレーキアクチュエータにより制動す
る車輪を、非駆動輪側のみとすることもできる。
る。
る。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 運転者のブレーキペダル操作とは無関係
に、制動力を発生することのできるブレーキ手段を有す
る車両において、 車両の周囲情報を検出する車両周囲情報検出手段と、 運転者の意図を検出する運転者意図検出手段と、 これらの検出手段からの出力に応じて車両の目標とする
減速度を決定する目標減速度決定手段と、 目標減速度決定手段により決定された目標減速度に応じ
て変速機の変速段を決定する変速段決定手段と、 この目標減速度と、変速段決定手段により決定された変
速段にて得られるエンジンブレーキによる減速度から、
エンジンブレーキでは不足する減速度を補うための制動
力を決定する目標エンジンブレーキ補助制動力決定手段
と、 この目標エンジンブレーキ補助制動力決定手段による決
定結果に応じて前記ブレーキ手段を駆動して制動力を調
整するブレーキ制御手段とを備えることを特徴とする車
両用制動力制御装置。 - 【請求項2】 運転者意図検出手段として、運転者のア
クセル操作を検出するアクセル操作検出手段を備える請
求項1に記載の車両用制動力制御装置。 - 【請求項3】 車両周囲情報検出手段として、ウインカ
の操作を検出するウインカ操作検出手段を備える請求項
1に記載の車両用制動力制御装置。 - 【請求項4】 車両周囲情報検出手段として、ナビゲー
ションシステムより得られる車両の位置情報と地図情報
から、カーブ路を検出するカーブ路検出手段を備える請
求項1に記載の車両用制動力制御装置。 - 【請求項5】 車両周囲情報検出手段として、交差点を
検出する交差点検出手段を備える請求項1に記載の車両
用制動力制御装置。 - 【請求項6】 車両周囲情報検出手段として、周囲前方
の障害物を検出する障害物検出手段を備える請求項1に
記載の車両用制動力制御装置。 - 【請求項7】 気象状態を検出する気象状態検出手段
と、この検出結果に応じて目標減速度を変更する目標減
速度変更手段とを備える請求項1に記載の車両用制動力
制御装置。 - 【請求項8】 目標減速度の立ち上がりの変化を平滑化
する目標値平滑化手段を設けた請求項1に記載の車両用
制動力制御装置。
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