JPH116356A - 移動壁吊り用レール - Google Patents

移動壁吊り用レール

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JPH116356A
JPH116356A JP17767597A JP17767597A JPH116356A JP H116356 A JPH116356 A JP H116356A JP 17767597 A JP17767597 A JP 17767597A JP 17767597 A JP17767597 A JP 17767597A JP H116356 A JPH116356 A JP H116356A
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ceiling
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Etsuichi Matsuda
悦一 松田
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MATSUDATSUKUSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動壁吊り用レールに於て、天井段差部に外
観上違和感がないように美しく取付けることができると
共に、容易かつ安価に製造できるようにする。 【解決手段】 天井段差部1の鉛直面4の下方に面一状
に配置される側外面6を有する第1レール形成部材7
と、第1レール形成部材7に対向状に配設される第2レ
ール形成部材8と、下方開口蟻溝状の吊車走行ガイド溝
9が形成されるように第1レール形成部材7と第2レー
ル形成部材8の上面に橋絡状に固着される天井取付板10
と、を備える。天井取付板10の横断面における中間部に
ボルト挿通孔18を形成し、ボルト挿通孔18に下方から挿
通されるボルト部材19にて天井取付板10を天井段差部1
のレール取付凹所5に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属製の移動壁吊り
用レールに関する。
【0002】
【従来の技術】美術館や博物館あるいは各種の展示会場
等に於て用いられる移動壁の上部には図6に仮想線にて
示すような吊車aが取付けられ、その吊車aは、天井に
縦横に配設された移動壁吊り用レールbを走行するよう
に構成されている。そして、従来の移動壁吊り用レール
bは、下方開口スリット部を有する水平チャンネル状部
材cとそのスリット部近傍の内面に配設されると共に吊
車aの車輪dと転動ボールe受け用の受け板f,fとか
ら成るレール本体gの両側外面に、断面コの字状の保持
部材h,hを外嵌させ、その保持部材h,hをレール本
体gにボルトナット結合i,iにて固着し、さらに、保
持部材h,hに設けられた上下方向の貫孔に長尺のボル
トj,jを下方から挿通させて天井に埋設されたナット
に螺入させたものが公知であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の移動壁吊り用レールでは、天井段差部に配
設すると、ボルトナット結合iを成すボルトkとナット
m及び天井取付け用のボルトj等が露出するため、外観
が悪くなるという問題があった。また、レール本体gを
構成する水平チャンネル状部材cはアルミニウム押出成
形にて一体に形成されるので金型が大きくなり、製造コ
ストが高くなるという問題があった。かつ、押出成形用
のアルミニウム材料として、A6063S T5 (JIS H4100) の
ような押出性に優れるが強度と剛性が小さいものしか使
用できなかった。このため、補強用の保持部材h,hが
必要であり、部品点数が多くなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、天井段差部に外観上違和感なく美しく取付けること
ができると共に、製造コストを低くし得る移動壁吊り用
レールを提供することを目的とする。また、部品点数を
減少できると共に十分大きな強度が得られる移動壁吊り
用レールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る移動壁吊り用レールは、高側天井面
と、低側天井面と、該高側天井面と低側天井面の間の鉛
直面と、該鉛直面と上記低側天井面との間の角部を切欠
いたレール取付凹所と、から成る天井段差部に、配設さ
れる移動壁吊り用レールであって、上記天井段差部の上
記鉛直面の下方に面一状に配置される側外面を有する第
1レール形成部材と、該第1レール形成部材に対向状に
配設される第2レール形成部材と、下方開口蟻溝状の吊
車走行ガイド溝が形成されるように上記第1レール形成
部材と第2レール形成部材の上面に橋絡状に固着される
天井取付板と、を備え、該天井取付板の横断面における
中間部にボルト挿通孔を形成し、該ボルト挿通孔に下方
から挿通されるボルト部材にて上記天井取付板を上記天
井段差部の上記レール取付凹所に取付けたものである。
【0006】また、第1レール形成部材が、側外面を成
す鉛直状壁部と該鉛直状壁部の上部に側内方突出状に形
成される上壁部と該鉛直状壁部の下部に側内方突出状に
形成される下壁部とから成り、第2レール形成部材が、
鉛直状壁部と該鉛直状壁部の上部に側内方突出状に形成
される上壁部と該鉛直状壁部の下部に側内方突出状に形
成される下壁部と該下壁部の内端部に垂設される断面L
字状の天井板差込保持片部と、から成るのが好ましい。
また、第1レール形成部材と第2レール形成部材の夫々
の上壁部の基部に上方開口状の蟻溝を形成すると共に該
上壁部の対向端面に金具係止溝を形成し、上記蟻溝にナ
ット部材を挿入すると共に、該ナット部材に天井取付板
に貫設された孔部に上面側から挿通されるボルト部材を
螺入して締めつけ、さらに、天井取付板の断面形状にお
ける中間部にねじ孔を形成し、上記金具係止溝に、ボル
ト挿通孔を有する連結金具の両端縁を挿入係止し、該連
結金具の上記ボルト挿通孔に下方からボルト部材を挿入
して該ボルト部材を上記天井取付板の上記ねじ孔に螺入
して締めつけるのが望ましい。
【0007】また、アルミニウム押出型材から成り吊車
走行路の横断面形状に於ける左右略半分を成すレール形
成部材を備え、一対の該レール形成部材の上壁部の対向
端面の間に介装される連結金具にて、該レール形成部材
を対向状に連結し、かつ、一対のレール形成部材の上壁
部の上面に天井取付用のボルト部材が挿通されるボルト
挿通孔を有する天井取付板を橋絡状に固着したものであ
る。また、横幅寸法が相違する複数の連結金具と天井取
付板を、夫々、択一的に選択して、吊車走行路の横幅寸
法を変更可能とするのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0009】図5は、本発明に係る移動壁吊り用レール
Rを天井段差部1に配設した状態を示し、この移動壁吊
り用レールRは、美術館や博物館、あるいは各種の展示
会場等に配設される図示省略の移動壁を、縦杆34と吊車
35を介して、吊下げた状態で移動案内するためのもので
ある。
【0010】ここで、天井段差部1は、高側天井面2
と、低側天井面3と、該高側天井面2と低側天井面3の
間の鉛直面4と、その鉛直面4と低側天井面3との間の
角部を切欠いたレール取付凹所5と、から成る。また、
吊車35は、下端に移動壁が取付けられる縦杆34を吊り下
げる平面視略正方形の基台部36と、その基台部36の4側
面に取付けられる車輪37…と、基台部36の底面の4つの
隅角部に取付けられる転動ボール38…と、基台部36の上
面に鉛直軸心廻りに回転自在に取付けられる4つの横ガ
イドローラ39…と、を備える。
【0011】しかして、図1と図2に示すように、この
移動壁吊り用レールRは、天井段差部1の鉛直面4の下
方に面一状に配置される側外面6を有する第1レール形
成部材7と、その第1レール形成部材7に対向状に配設
される第2レール形成部材8と、下方開口蟻溝状の吊車
走行ガイド溝9が形成されるように第1レール形成部材
7と第2レール形成部材8の上面に橋絡状に固着される
天井取付板10と、を備える。つまり、アルミニウム押出
型材から成り吊車走行路Aの横断面形状に於ける左右略
半分を成すレール形成部材50, 50を備える。
【0012】第1レール形成部材7は、側外面6を成す
鉛直状壁部7aとその鉛直状壁部7aの上部に側内方突
出状に形成される上壁部7bと鉛直状壁部7aの下部に
側内方突出状に形成される下壁部7cとから成る。第2
レール形成部材8は、鉛直状壁部8aとその鉛直状壁部
8aの上部に側内方突出状に形成される上壁部8bと鉛
直状壁部8aの下部に側内方突出状に形成される下壁部
8cとその下壁部8cの内端部に垂設される断面L字状
の天井板差込保持片部8dと、から成る。
【0013】また、第1レール形成部材7と第2レール
形成部材8は、横断面形状が対称の側内方開口溝11を有
する。その側内方開口溝11の上部には、吊車35の上端の
横ガイドローラ39…が転動自在に当接する鉛直状の横受
け面12が形成され、かつ、側内方開口溝11の下部には、
車輪37…と転動ボール38…が転動自在に当接する下受け
面13が形成される。
【0014】第1レール形成部材7は、鉛直状壁部7a
と上壁部7bと下壁部7cの略全体を成す金属押出型材
から成る本体部14aと、その本体部14aの側内方開口溝
11の下面に形成される幅広蟻溝15に嵌着される硬質スチ
ール製の帯状受け板16と、から構成され、その帯状受け
板16の上面が上記下受け面13とされる。また、第2レー
ル形成部材8は、鉛直状壁部8aと上壁部8bと下壁部
8cと天井板差込保持片部8dの略全体を成す金属押出
型材から成る本体部14bと、その本体部14bの側内方開
口溝11の下面に形成される幅広蟻溝15に嵌着される硬質
スチール製の帯状受け板16と、から構成され、その帯状
受け板16の上面が上記下受け面13とされる。
【0015】また、第1レール形成部材7の側外面6と
下面47には突起等の外観を損なうものは形成されず、外
観上シンプルな表面に仕上げられる。なお、図例では、
下壁部7c,8cの下面47に浅い凹所46が形成されてい
るが、この凹所46を横断面波型の平目のローレット加工
面とするのも好ましい。また、第1レール形成部材7と
第2レール形成部材8の本体部14a,14bの材質として
はアルミニウムがあげられる。
【0016】さらに、第1レール形成部材7の本体部14
aの鉛直状壁部7aと上壁部7bの間の隅角部に、小起
立片17を一体に形成する。同様に、第2レール形成部材
8の本体部14bの鉛直状壁部8aと上壁部8bの間の隅
角部に、小起立片17を一体に形成する。その小起立片17
の側内面に天井取付板10の側外面が近接乃至当接する。
これにより、天井取付板10は天井面(室内側)に露出し
ない。なお、天井取付板10の材質としては、スチールが
あげられるが、他の金属を用いてもよい。
【0017】また、第1レール形成部材7と第2レール
形成部材8の夫々の上壁部7b,8bの基部に、上方開
口状の蟻溝20を形成する。かつ、上壁部7b,8bの対
向端面に金具係止溝21を形成する。具体的には、図3の
拡大断面図に示すように、上壁部7b,8bの対向端部
に、垂下片部24を一体に形成してその上壁部7b,8b
の対向端部を厚肉状とし、その垂下片部24の上部に金具
係止溝21を形成する。金具係止溝21は、側内方にスリッ
ト状に開口する水平部22と、その水平部22の内端部から
上方へ続く鉛直部23と、から成る。また、天井取付板10
の断面形状における中間部にねじ孔25を形成する。
【0018】しかして、第1レール形成部材7と第2レ
ール形成部材8の金具係止溝21, 21に、ボルト挿通孔29
を有する連結金具26の両端縁を挿入係止する。即ち、連
結金具26の横断面形状における両端縁には、金具係止溝
21, 21に対応したL字状の係止片部31, 31が形成されて
おり、その係止片部31, 31を金具係止溝21, 21に長手方
向から挿入する。そして、連結金具26のボルト挿通孔29
に下方からボルト部材30を挿入して、そのボルト部材30
を天井取付板10のねじ孔25に螺入して締めつける。つま
り、一対のレール形成部材50, 50の上壁部51, 51の対向
端面の間に介装される連結金具26にて、レール形成部材
50, 50を対向状に連結する。33はばね座金である。
【0019】さらに、(図1と図2にもどって)第1レ
ール形成部材7と第2レール形成部材8の蟻溝20, 20に
ナット部材27, 27を挿入すると共に、そのナット部材2
7, 27に、天井取付板10に貫設された孔部28, 28に上面
側から挿通されるボルト部材32, 32を螺入して締めつけ
る。孔部28は、下方の小径部とそれよりも上方の大径部
とから成り、大径部にボルト部材32の頭部を収納する。
つまり、一対のレール形成部材の上壁部51, 51の上面に
天井取付用のボルト部材19が挿通されるボルト挿通孔18
を有する天井取付板10を橋絡状に固着する。
【0020】また、図2と図4に示すように、天井取付
板10の横断面における中間部にボルト挿通孔18を形成
し、そのボルト挿通孔18に下方から挿通されるボルト部
材19にて天井取付板10を天井段差部1のレール取付凹所
5に取付ける。40はばね座金、41は平座金である。具体
的には、第1レール形成部材7と第2レール形成部材8
の上壁部7b,8bの内端部(垂下片部24, 24)をボル
ト挿通孔18近傍に於て切欠いて上壁部7b,8bの間に
取付用間隙部44を形成し、その間隙部44に平座金41を挿
入して天井取付板10の下面に当接させ、その平座金41の
下面にばね座金40を当接させ、さらに、そのばね座金40
の孔部と平座金41の孔部と天井取付板10のボルト挿通孔
18に下方からボルト部材19を挿入し、レール取付凹所5
を成すコンクリート42に予め埋設されたナット部材43
に、そのボルト部材19を螺入して締めつける。
【0021】つまり、この移動壁吊車用レールを天井に
取付けるには、第1レール形成部材7と第2レール形成
部材8と天井取付板10と連結金具26を、ボルト部材30,
32等にて組立てた(一体化した)後に、ボルト部材19を
レールの下方開口部から天井取付板10のボルト挿通孔18
に挿入して、そのボルト部材19を、天井に予め埋設され
たナット部材43に螺入して締めつける。このように、レ
ールの下方開口部からボルト部材19を挿入して天井に固
定することができる。
【0022】しかして、(図1と図2にもどって)第2
レール形成部材8の天井板差込保持片部8dに、低側天
井面3を成す天井板45の端縁部を係止させる。なお、天
井取付板10のボルト挿通孔18は、長手方向に所定間隔毎
に複数形成され、各ボルト挿通孔18に対応する部位をボ
ルト部材19にて天井段差部1のレール取付凹所5に取付
ける。また、連結金具26の長さ寸法は、例えば、1mと
され、長手方向に所定間隔(例えば1m)毎に配設され
る。
【0023】上述のように構成したことにより、この移
動壁吊り用レールによれば、天井に取付けるための(ボ
ルト、ナット、吊りフック等の)金具が室内側に露出せ
ず、かつ、第1レール形成部材7の側外面6と下面47に
突起が無いので、設置後の外観がシンプルかつ美しくな
る。従って、天井段差部1に配設する場合に好適であ
る。また、レール全体の強度及び剛性が高くなると共に
天井段差部1のレール取付凹所5への取付強度も高くな
る。
【0024】また、第1レール形成部材7の本体部14a
と第2レール形成部材8の本体部14bとの2個の押出型
材を対向状となるように組立てるので、全体を1個の押
出型材とする場合に比して、押出成形が簡単となり、容
易に製造できる。かつ、押出成形用の金型を小型化で
き、製造コストを減少できる。さらに、金型が小さくな
った分、従来よりも押出性が劣るが強度と剛性が大きい
アルミニウム材料を使用することができる。具体的に
は、吊車走行路Aが1つの押出型材にて形成された従来
の移動壁吊り用レールでは、押出性に優れるが強度が小
さいA6063S T5 (JISH4100) を使用していたのに対し、
本発明の移動壁吊り用レールによれば、押出性は劣るが
強度が大きいA7075S T6 (JIS H4100) を使用することが
できる。従って、レール形成部材50, 50を補強する部材
を別に設ける必要がなくなって部品点数を減少できる。
さらに、作業性が高くなる。
【0025】また、天井段差部1以外の平坦な天井面に
設置されるレールと、部品(第2レール形成部材8、天
井取付板10, 連結金具26等)を共用できる。即ち、その
場合には、一対の第2レール形成部材8,8を対向状と
なるように組立てればよい。
【0026】なお、本発明に係る移動壁吊車用レールと
しては、横幅寸法が相違する複数の連結金具25と天井取
付板10を、夫々、択一的に選択して、吊車走行路Aの横
幅寸法を変更可能とするのが好ましい。そのようにすれ
ば、連結金具25と天井取付板10の横幅寸法を変えるのみ
で、レール形成部材50, 50、ボルト部材19, 30,32等の
部品を変えずに吊車走行路Aの横幅寸法を変更できるの
で、経済的である。
【0027】また、図1〜図5では、天井段差部1に取
り付けた場合を示したが、平坦な天井面に取付けること
も可能である。即ち、その場合は、2つの第1レール形
成部材7,7又は2つの第2レール形成部材8,8を連
結金具26にて対向状に連結し、その上面に天井取付板10
を橋絡状に固着してレール全体を一体化し、その後、ボ
ルト部材にて天井取付板10を天井に固着すればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成しているので、
次に記載する効果を奏する。
【0029】請求項1記載の移動壁吊り用レールによれ
ば、天井に取付けるための(ボルト、ナット、吊りフッ
ク等の)金具が室内側に露出せず、設置後に外観上シン
プルかつ美しくすることができる。従って、天井段差部
1に配設する場合に好適である。また、第1レール形成
部材7の本体部14aと第2レール形成部材8の本体部14
bとの2個の部品の主要部を押出型材にて形成すること
ができるので、全体を1個の押出型材とする場合に比し
て、押出成形が簡単となり、容易に製造できると共に、
押出成形用の金型を小型化でき、かつ、製造コストを減
少できる。また、全体を1個の押出型材とする場合に比
して、押出成形用の金型を小型化でき、製造コストを減
少できる。さらに、金型が小さくなった分、従来よりも
押出性が劣るが強度と剛性が大きいアルミニウム材料を
使用することができる。従って、第1レール形成部材7
と第2レール形成部材8を補強する部材を別に設ける必
要がなくなって部品点数を減少できる。さらに、作業性
が高くなる。
【0030】請求項2記載の移動壁吊り用レールによれ
ば、第1レール形成部材7の下壁部7cに天井板差込保
持片部8dが形成されないので、外観が一層シンプルか
つ美しくなる。また、天井段差部1以外の平坦な天井面
に設置される移動壁吊り用レールと、部品(第2レール
形成部材8、天井取付板10等)を共用できる。
【0031】請求項3記載の移動壁吊り用レールによれ
ば、レール全体の強度及び剛性が高くなる。また、天井
段差部1のレール取付凹所5への取付強度が高くなる。
従って、外観を損なうことなく大重量の移動壁を吊下げ
るのに十分な強度を得ることができる。
【0032】請求項4記載の移動壁吊り用レールによれ
ば、レール形成部材50, 50の押出成形用の金型を小型化
でき、製造コストを減少できる。さらに、金型が小さく
なった分、従来よりも押出性は劣るが強度と剛性が大き
いアルミニウム材料を使用することができる。従って、
レール形成部材50, 50を補強する部材を別に設ける必要
がなくなって部品点数を減少できると共に作業性が高く
なる。また、レール形成部材50, 50として、断面形状が
同一のものや相違するものを適宜組合わせることによ
り、天井段差部1用と平坦な天井面用とのどちらにでも
対応することができると共に、連結金具26と天井取付板
10を共通部品とすることができる。
【0033】請求項5記載の移動壁吊り用レールによれ
ば、連結金具26と天井取付板10の横幅寸法を変えるのみ
で、レール形成部材50, 50を変えずに吊車走行路Aの横
幅寸法を変更できるので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動壁吊り用レールの実施の一形
態を示す断面図である。
【図2】天井取付け部位における断面図である。
【図3】連結部の拡大断面図である。
【図4】天井取付け部位の拡大断面図である。
【図5】天井段差部に取付けた状態の断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 天井段差部 2 高側天井面 3 低側天井面 4 鉛直面 5 レール取付凹所 6 側外面 7 第1レール形成部材 7a 鉛直状壁部 7b 上壁部 7c 下壁部 8 第2レール形成部材 8a 鉛直状壁部 8b 上壁部 8c 下壁部 8d 天井板差込保持片部 9 吊車走行ガイド溝 10 天井取付板 18 ボルト挿通孔 19 ボルト部材 20 蟻溝 21 金具係止溝 25 ねじ孔 26 連結金具 27 ナット部材 28 孔部 29 ボルト挿通孔 30 ボルト部材 32 ボルト部材 50 レール形成部材 51 上壁部 A 吊車走行路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高側天井面2と、低側天井面3と、該高
    側天井面2と低側天井面3の間の鉛直面4と、該鉛直面
    4と上記低側天井面3との間の角部を切欠いたレール取
    付凹所5と、から成る天井段差部1に、配設される移動
    壁吊り用レールであって、上記天井段差部1の上記鉛直
    面4の下方に面一状に配置される側外面6を有する第1
    レール形成部材7と、該第1レール形成部材7に対向状
    に配設される第2レール形成部材8と、下方開口蟻溝状
    の吊車走行ガイド溝9が形成されるように上記第1レー
    ル形成部材7と第2レール形成部材8の上面に橋絡状に
    固着される天井取付板10と、を備え、該天井取付板10の
    横断面における中間部にボルト挿通孔18を形成し、該ボ
    ルト挿通孔18に下方から挿通されるボルト部材19にて上
    記天井取付板10を上記天井段差部1の上記レール取付凹
    所5に取付けたことを特徴とする移動壁吊り用レール。
  2. 【請求項2】 第1レール形成部材7が、側外面6を成
    す鉛直状壁部7aと該鉛直状壁部7aの上部に側内方突
    出状に形成される上壁部7bと該鉛直状壁部7aの下部
    に側内方突出状に形成される下壁部7cとから成り、第
    2レール形成部材8が、鉛直状壁部8aと該鉛直状壁部
    8aの上部に側内方突出状に形成される上壁部8bと該
    鉛直状壁部8aの下部に側内方突出状に形成される下壁
    部8cと該下壁部8cの内端部に垂設される断面L字状
    の天井板差込保持片部8dと、から成る請求項1記載の
    移動壁吊り用レール。
  3. 【請求項3】 第1レール形成部材7と第2レール形成
    部材8の夫々の上壁部7b,8bの基部に上方開口状の
    蟻溝20を形成すると共に該上壁部7b,8bの対向端面
    に金具係止溝21を形成し、上記蟻溝20にナット部材27を
    挿入すると共に、該ナット部材27に天井取付板10に貫設
    された孔部28に上面側から挿通されるボルト部材32を螺
    入して締めつけ、さらに、天井取付板10の断面形状にお
    ける中間部にねじ孔25を形成し、上記金具係止溝21に、
    ボルト挿通孔29を有する連結金具26の両端縁を挿入係止
    し、該連結金具26の上記ボルト挿通孔29に下方からボル
    ト部材30を挿入して該ボルト部材30を上記天井取付板10
    の上記ねじ孔25に螺入して締めつけた請求項2記載の移
    動壁吊り用レール。
  4. 【請求項4】 アルミニウム押出型材から成り吊車走行
    路Aの横断面形状に於ける左右略半分を成すレール形成
    部材50, 50を備え、一対の該レール形成部材50, 50の上
    壁部51, 51の対向端面の間に介装される連結金具26に
    て、該レール形成部材50, 50を対向状に連結し、かつ、
    一対のレール形成部材の上壁部51, 51の上面に天井取付
    用のボルト部材19が挿通されるボルト挿通孔18を有する
    天井取付板10を橋絡状に固着したことを特徴とする移動
    壁吊り用レール。
  5. 【請求項5】 横幅寸法が相違する複数の連結金具26と
    天井取付板10を、夫々、択一的に選択して、吊車走行路
    Aの横幅寸法を変更可能とした請求項4記載の移動壁吊
    り用レール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102796168B1 (ko) * 2024-09-03 2025-04-21 주식회사 구도 시공 및 유지보수가 용이한 라인조명 조립체

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