JPH116372A - 二重片引き上吊り引戸の気密構造 - Google Patents
二重片引き上吊り引戸の気密構造Info
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- JPH116372A JPH116372A JP17327297A JP17327297A JPH116372A JP H116372 A JPH116372 A JP H116372A JP 17327297 A JP17327297 A JP 17327297A JP 17327297 A JP17327297 A JP 17327297A JP H116372 A JPH116372 A JP H116372A
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- door
- opening
- doors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建物内外を仕切る開口部に設置するのに耐え得
る気密構造を有する上吊り二重片引き引戸を提供する。 【解決手段】扉体1、2の上端側には摺接片13aを設
け、扉体1、2の戸尻側には当接片15aをそれぞれ設
け、扉体の下端部には振れ止め部材12を設け、開口部
上枠6には上部気密部材14を設け、扉体2の戸先側に
は第一側部気密部材17aを設け、開口部の左右側枠に
は第二側部気密部材17bと第三側部気密部材17cを
設け、開口部下枠10には案内溝11を設けると共に案
内溝11内には下部気密部材20を設け、開口部全閉時
には摺接片13aが上部気密部材14に密接し、扉体1
の当接片15aが第一側部気密部材17aに当接し、扉
体2の当接片15aが第二側部気密部材17bに当接
し、扉体1の戸先側端部が第三気密部材17cに当接
し、振れ止め部材12が下部気密部材20に密接するよ
うにした。
る気密構造を有する上吊り二重片引き引戸を提供する。 【解決手段】扉体1、2の上端側には摺接片13aを設
け、扉体1、2の戸尻側には当接片15aをそれぞれ設
け、扉体の下端部には振れ止め部材12を設け、開口部
上枠6には上部気密部材14を設け、扉体2の戸先側に
は第一側部気密部材17aを設け、開口部の左右側枠に
は第二側部気密部材17bと第三側部気密部材17cを
設け、開口部下枠10には案内溝11を設けると共に案
内溝11内には下部気密部材20を設け、開口部全閉時
には摺接片13aが上部気密部材14に密接し、扉体1
の当接片15aが第一側部気密部材17aに当接し、扉
体2の当接片15aが第二側部気密部材17bに当接
し、扉体1の戸先側端部が第三気密部材17cに当接
し、振れ止め部材12が下部気密部材20に密接するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物開口部に設置す
る二重片引き上吊り引戸の気密構造に関するものであ
る。
る二重片引き上吊り引戸の気密構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】扉体の上端部の吊持部に装着したハンガ
−ロ−ラ−が建物開口部の上方に設けたハンガ−レ−ル
を転動して建物開口部を開閉するようにした上吊り引戸
は、扉体の開閉操作が容易であると共に、扉体が左右方
向に移動することで開口部を開閉するので出入の際に扉
体が邪魔になることがないという利点を持ち、例えば、
好適には病院や老人ホ−ムの室内の区画の仕切部位に用
いられている。
−ロ−ラ−が建物開口部の上方に設けたハンガ−レ−ル
を転動して建物開口部を開閉するようにした上吊り引戸
は、扉体の開閉操作が容易であると共に、扉体が左右方
向に移動することで開口部を開閉するので出入の際に扉
体が邪魔になることがないという利点を持ち、例えば、
好適には病院や老人ホ−ムの室内の区画の仕切部位に用
いられている。
【0003】そして、引戸は前述のような利点を有する
ことから、最近、これを建物の内外を仕切る建物自体の
開口部に設置したいという要望が登場してきた。この場
合に、引戸は開口部を開放する際に扉体が開口部側方に
移動するための収納スペ−スを確保する必要があるため
(開口幅が大きくなれば、それだけ大きい収納スペ−ス
を確保する必要がある)、スペ−スの有効利用の観点か
ら二枚の扉体で開口部を開閉するようにしたいわゆる二
重片引き引戸を設置することが望ましい。
ことから、最近、これを建物の内外を仕切る建物自体の
開口部に設置したいという要望が登場してきた。この場
合に、引戸は開口部を開放する際に扉体が開口部側方に
移動するための収納スペ−スを確保する必要があるため
(開口幅が大きくなれば、それだけ大きい収納スペ−ス
を確保する必要がある)、スペ−スの有効利用の観点か
ら二枚の扉体で開口部を開閉するようにしたいわゆる二
重片引き引戸を設置することが望ましい。
【0004】ところが、建物の内外を仕切る開口部に引
戸を設置するとなると、それなりの気密構造が要求され
るが、通常、引戸は室内の部屋を区画する開口部に設置
されるものであり、気密性については一切考慮されてい
なく、二重引戸にいたっては、二枚の扉体の間にも隙間
が生じるため、なおさら気密性が問題となる。
戸を設置するとなると、それなりの気密構造が要求され
るが、通常、引戸は室内の部屋を区画する開口部に設置
されるものであり、気密性については一切考慮されてい
なく、二重引戸にいたっては、二枚の扉体の間にも隙間
が生じるため、なおさら気密性が問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決するために創案されたものであって、建物内外を仕
切る開口部に設置するのに耐え得る気密構造を有する上
吊り二重片引き引戸を提供することを課題とするもので
ある。
解決するために創案されたものであって、建物内外を仕
切る開口部に設置するのに耐え得る気密構造を有する上
吊り二重片引き引戸を提供することを課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、互い違い状の第一扉体
と第二扉体が同方向に移動することで建物開口部を開閉
する二重片引き上吊り引戸において、両扉体の上端側に
は扉体の幅方向に延出する摺接片を設け、両扉体の戸尻
側には扉体の高さ方向に延出する当接片を設け、両扉体
の下端部には扉体の幅方向に延出する振れ止め部材を設
け、開口部上枠には両扉体の移動方向に延出する上部気
密部材を設け、第二扉体の戸先側には扉体の高さ方向に
延出する第一側部気密部材を設け、開口部の左右側枠に
は開口部の高さ方向に延出する第二側部気密部材と第三
側部気密部材を設け、開口部下枠には扉体の移動方向に
延出する案内溝を設けると共に該案内溝内には案内溝の
長さ方向に延出する下部気密部材を設け、開口部全閉時
には両扉体の摺接片が上部気密部材に密接し、第一扉体
の当接片が第一側部気密部材に当接し、第二扉体の当接
片が第二側部気密部材に当接し、第一扉体の戸先側端部
が第三気密部材に当接し、振れ止め部材が下部気密部材
に密接するようにしたことを特徴とするものである。
に本発明が採用した技術手段は、互い違い状の第一扉体
と第二扉体が同方向に移動することで建物開口部を開閉
する二重片引き上吊り引戸において、両扉体の上端側に
は扉体の幅方向に延出する摺接片を設け、両扉体の戸尻
側には扉体の高さ方向に延出する当接片を設け、両扉体
の下端部には扉体の幅方向に延出する振れ止め部材を設
け、開口部上枠には両扉体の移動方向に延出する上部気
密部材を設け、第二扉体の戸先側には扉体の高さ方向に
延出する第一側部気密部材を設け、開口部の左右側枠に
は開口部の高さ方向に延出する第二側部気密部材と第三
側部気密部材を設け、開口部下枠には扉体の移動方向に
延出する案内溝を設けると共に該案内溝内には案内溝の
長さ方向に延出する下部気密部材を設け、開口部全閉時
には両扉体の摺接片が上部気密部材に密接し、第一扉体
の当接片が第一側部気密部材に当接し、第二扉体の当接
片が第二側部気密部材に当接し、第一扉体の戸先側端部
が第三気密部材に当接し、振れ止め部材が下部気密部材
に密接するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】こうすることで、二重片引き引戸でありな
がら、開口部全閉時には、開口部と二枚の扉体の四周と
の間の隙間および二枚の扉体の間の隙間における気密性
を確保することができる。好ましくは、開口部上枠に
は、第一扉体および第二扉体の戸先側がそれぞれ当接す
る部位に位置させて、戸当たり兼気密部材を設けるのが
よい。
がら、開口部全閉時には、開口部と二枚の扉体の四周と
の間の隙間および二枚の扉体の間の隙間における気密性
を確保することができる。好ましくは、開口部上枠に
は、第一扉体および第二扉体の戸先側がそれぞれ当接す
る部位に位置させて、戸当たり兼気密部材を設けるのが
よい。
【0008】開口部全閉時において扉体の四周および扉
体間に隙間を生じないようにするものであれば、気密部
材および気密部材に当接あるいは摺接する部材の形状、
装着状態は限定されないが、好ましくは、摺接片および
当接片と、気密部材を受け入れる装着部とが、いわゆる
相じゃくり形状を構成するのがよく、気密部材を相じゃ
くり構造の中に納めるように構成するのがよい。こうす
ることで、良好な防火性能を確保することができると共
に、気密部材が露出することがないので外観上の良好で
ある。
体間に隙間を生じないようにするものであれば、気密部
材および気密部材に当接あるいは摺接する部材の形状、
装着状態は限定されないが、好ましくは、摺接片および
当接片と、気密部材を受け入れる装着部とが、いわゆる
相じゃくり形状を構成するのがよく、気密部材を相じゃ
くり構造の中に納めるように構成するのがよい。こうす
ることで、良好な防火性能を確保することができると共
に、気密部材が露出することがないので外観上の良好で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
に基づいて説明する。図1は二重片引き引戸の全体概略
正面図および上方から見た平面図である。第一扉体1と
第二扉体2とを互い違いに設けてなる二枚の扉体で開口
部を開閉するようになっており、開口部全閉時において
は、第一扉体1の戸尻側と第二扉体2の戸先側とが重合
するようになっている。このものでは、第一扉体1の幅
は第二扉体2の幅よりも若干大きな寸法となっており、
第一扉体1に設けた把手3を持って第一扉体1を開閉移
動させると、同時に第二扉体2も同一方向に開閉移動す
るようになっており、第一扉体1は第二扉体2の略2倍
の速さで移動して略同時に開口部を開閉するようになっ
ている。開口部の全開放時において、第一扉体1および
第二扉体2は、開口部の側方に設けた戸袋あるいは壁内
空間等の収納部4に平行状に収納されるようになってお
り、収納部4には扉体の戸尻側との衝撃を緩和する戸当
たり部材5が設けてある。このような二重片引き引戸の
基本構成自体は公知である。
に基づいて説明する。図1は二重片引き引戸の全体概略
正面図および上方から見た平面図である。第一扉体1と
第二扉体2とを互い違いに設けてなる二枚の扉体で開口
部を開閉するようになっており、開口部全閉時において
は、第一扉体1の戸尻側と第二扉体2の戸先側とが重合
するようになっている。このものでは、第一扉体1の幅
は第二扉体2の幅よりも若干大きな寸法となっており、
第一扉体1に設けた把手3を持って第一扉体1を開閉移
動させると、同時に第二扉体2も同一方向に開閉移動す
るようになっており、第一扉体1は第二扉体2の略2倍
の速さで移動して略同時に開口部を開閉するようになっ
ている。開口部の全開放時において、第一扉体1および
第二扉体2は、開口部の側方に設けた戸袋あるいは壁内
空間等の収納部4に平行状に収納されるようになってお
り、収納部4には扉体の戸尻側との衝撃を緩和する戸当
たり部材5が設けてある。このような二重片引き引戸の
基本構成自体は公知である。
【0010】図2は本発明の引戸装置の縦断面図、図3
は開口部全閉時の横断面図であり、図中、Aは屋外側、
Bは屋内側を示している。開口部上方に設けた上枠6内
には二本のハンガ−レ−ル7、7が段違いに並設されて
おり、第一扉体1、第二扉体2の上端に設けた吊持部
8、8に装着されたハンガ−ロ−ラ−9、9がハンガ−
レ−ル7、7上を転動することで第一扉体1、第二扉体
2が移動するようになっている。
は開口部全閉時の横断面図であり、図中、Aは屋外側、
Bは屋内側を示している。開口部上方に設けた上枠6内
には二本のハンガ−レ−ル7、7が段違いに並設されて
おり、第一扉体1、第二扉体2の上端に設けた吊持部
8、8に装着されたハンガ−ロ−ラ−9、9がハンガ−
レ−ル7、7上を転動することで第一扉体1、第二扉体
2が移動するようになっている。
【0011】開口部下方に設けた下枠10にはハンガ−
レ−ル9、9に対向するように二本の案内溝11、11
が設けてあり、第一扉体1、第二扉体2の下端に設けた
振れ止め部12、12を常時案内溝11内に臨ませるこ
とで、扉体移動時の扉体の横振れを規制するようにして
いる。下枠10は案内溝11を除いてフラットとするこ
とでいわゆるバリアフリ−設計としてあり、車椅子等の
出入りに支障がないようになっている。尚、下枠は二つ
の部材から組み立てられており、ピンを外して一の部材
10aを取り外すことで内部を清掃することができるよ
うになっている。
レ−ル9、9に対向するように二本の案内溝11、11
が設けてあり、第一扉体1、第二扉体2の下端に設けた
振れ止め部12、12を常時案内溝11内に臨ませるこ
とで、扉体移動時の扉体の横振れを規制するようにして
いる。下枠10は案内溝11を除いてフラットとするこ
とでいわゆるバリアフリ−設計としてあり、車椅子等の
出入りに支障がないようになっている。尚、下枠は二つ
の部材から組み立てられており、ピンを外して一の部材
10aを取り外すことで内部を清掃することができるよ
うになっている。
【0012】第一扉体1および第二扉体2は共に、戸先
側見込面1a、2a、戸尻側見込面1b、2b、屋外側
見付面1c、2c、屋内側見付面1d、2d、上端面1
e、2e、下端面1f、2fとからなる直方体状のパネ
ル体である。扉体1、2の上端面1e、2eには断面視
L形状の摺接部材13が設けてある。摺接部材13は扉
体1、2の横幅と略同じ寸法を有する長尺材であり、平
板状の装着片の屋外側の側縁を扉体1、2の上端部より
屋外側に延出し、その延出端部を見付面に平行して下方
に延出して摺接片13aが形成されている。
側見込面1a、2a、戸尻側見込面1b、2b、屋外側
見付面1c、2c、屋内側見付面1d、2d、上端面1
e、2e、下端面1f、2fとからなる直方体状のパネ
ル体である。扉体1、2の上端面1e、2eには断面視
L形状の摺接部材13が設けてある。摺接部材13は扉
体1、2の横幅と略同じ寸法を有する長尺材であり、平
板状の装着片の屋外側の側縁を扉体1、2の上端部より
屋外側に延出し、その延出端部を見付面に平行して下方
に延出して摺接片13aが形成されている。
【0013】上枠6には、扉体の上端部に近接して長尺
状の上部気密部材14が扉体の移動方向に延出して設け
てある。上部気密部材14は断面視において立上り傾斜
状の形状を有しており、扉体1、2が開口部を閉鎖する
際に、扉体1、2の上端に設けた摺接片13aの内側が
上部気密部材14に常時接しながら移動するようになっ
ている。したがって、開口部全閉時には、扉体1、2の
上端は、摺接片13aと上部気密部材14とによって気
密が確保されることとなる。
状の上部気密部材14が扉体の移動方向に延出して設け
てある。上部気密部材14は断面視において立上り傾斜
状の形状を有しており、扉体1、2が開口部を閉鎖する
際に、扉体1、2の上端に設けた摺接片13aの内側が
上部気密部材14に常時接しながら移動するようになっ
ている。したがって、開口部全閉時には、扉体1、2の
上端は、摺接片13aと上部気密部材14とによって気
密が確保されることとなる。
【0014】扉体1、2の屋外側見付面1c、2cの戸
尻側見込面1b、2bに近接した部位には、当接片15
aを有する長尺状の当接部材15が扉体1、2の高さ全
体にわたって延設してある。当接片15aは戸尻側から
戸先側に向かって、扉体1、2の移動方向に延出してい
る。
尻側見込面1b、2bに近接した部位には、当接片15
aを有する長尺状の当接部材15が扉体1、2の高さ全
体にわたって延設してある。当接片15aは戸尻側から
戸先側に向かって、扉体1、2の移動方向に延出してい
る。
【0015】第二扉体2の屋内側見付面2dの戸先側見
込面2aに近接した部位には、戸先側から戸尻側に向か
って開口状の溝部を有する装着片16aが扉体2の高さ
方向全体にわたって設けてある。該溝部には長尺状の第
一側部気密部材17aが装着片16aの長さ方向全体に
わたって設けてあり、扉体1、2の全閉時に扉体1に設
けた当接片15aが第一側部気密部材17aに当接して
押圧するようになっている。こうすることで、第一扉体
1と第二扉体の間の側方の隙間は、当接片15aと第一
側部気密部材17aとによって気密が確保される。
込面2aに近接した部位には、戸先側から戸尻側に向か
って開口状の溝部を有する装着片16aが扉体2の高さ
方向全体にわたって設けてある。該溝部には長尺状の第
一側部気密部材17aが装着片16aの長さ方向全体に
わたって設けてあり、扉体1、2の全閉時に扉体1に設
けた当接片15aが第一側部気密部材17aに当接して
押圧するようになっている。こうすることで、第一扉体
1と第二扉体の間の側方の隙間は、当接片15aと第一
側部気密部材17aとによって気密が確保される。
【0016】開口部を形成する左右の側枠18、19に
おいて、戸尻側の側枠18には、開口部全閉時に、第二
扉体2の当接片15aに対応するように、戸尻側に向か
って開口状の溝部を有する装着片16bが側枠18の高
さ方向全体にわたって設けてあり、該溝部には高さ方向
に延出する長尺状の第二側部気密部材17bが装着片1
6bの長さ方向全体にわたって設けてあり、扉体1、2
の全閉時に扉体2に設けた当接片15aが第二側部気密
部材17bに当接して押圧するようになっている。こう
することで、第二扉体2と一方の側枠18との隙間は、
当接片15aと第二側部気密部材17bとによって気密
が確保される。
おいて、戸尻側の側枠18には、開口部全閉時に、第二
扉体2の当接片15aに対応するように、戸尻側に向か
って開口状の溝部を有する装着片16bが側枠18の高
さ方向全体にわたって設けてあり、該溝部には高さ方向
に延出する長尺状の第二側部気密部材17bが装着片1
6bの長さ方向全体にわたって設けてあり、扉体1、2
の全閉時に扉体2に設けた当接片15aが第二側部気密
部材17bに当接して押圧するようになっている。こう
することで、第二扉体2と一方の側枠18との隙間は、
当接片15aと第二側部気密部材17bとによって気密
が確保される。
【0017】戸先側に位置する他方の側枠19には、開
口部全閉時に、第一扉体1の戸先側に対応して、溝部を
有する装着片16cが側枠19の高さ方向全体にわたっ
て設けてある。該溝部は屋外側に向かって開口状となっ
ており、溝部には高さ方向に延出する長尺状の第三側部
気密部材17cが装着片16cの長さ方向全体にわたっ
て設けてあり、扉体1、2の全閉時に扉体1の戸先側見
込面1aと屋内側見付面1dとが会合する角部が第三側
部気密部材17cに当接して押圧するようになってい
る。こうすることで、第一扉体1と他方の側枠19との
隙間は、第一扉体1の戸先側端部と第三側部気密部材1
7cとによって気密が確保される。
口部全閉時に、第一扉体1の戸先側に対応して、溝部を
有する装着片16cが側枠19の高さ方向全体にわたっ
て設けてある。該溝部は屋外側に向かって開口状となっ
ており、溝部には高さ方向に延出する長尺状の第三側部
気密部材17cが装着片16cの長さ方向全体にわたっ
て設けてあり、扉体1、2の全閉時に扉体1の戸先側見
込面1aと屋内側見付面1dとが会合する角部が第三側
部気密部材17cに当接して押圧するようになってい
る。こうすることで、第一扉体1と他方の側枠19との
隙間は、第一扉体1の戸先側端部と第三側部気密部材1
7cとによって気密が確保される。
【0018】開口部下枠10の案内溝11内には長尺状
の下部気密部材20が案内溝11の長さ方向に延出させ
て設けてある。扉体下端面1f、2fより下方に突出す
る振れ止め部材12は扉体の幅方向に延出する長尺部材
であって、開口部全閉時には、振れ止め部材12の先端
部位が下部気密部材20に当接するようになっている。
扉体1、2は上吊りであるので、気密部材20との摩擦
抵抗は少なく、扉体1、2の開閉に支障を来すことがな
い。
の下部気密部材20が案内溝11の長さ方向に延出させ
て設けてある。扉体下端面1f、2fより下方に突出す
る振れ止め部材12は扉体の幅方向に延出する長尺部材
であって、開口部全閉時には、振れ止め部材12の先端
部位が下部気密部材20に当接するようになっている。
扉体1、2は上吊りであるので、気密部材20との摩擦
抵抗は少なく、扉体1、2の開閉に支障を来すことがな
い。
【0019】図4は引戸の上方部位を概略して示す平面
図であって、上枠6には第一扉体1および第二扉体2の
戸先側見込面1a、2aの上端(上端面1e、2eの戸
先側端)の当接の衝撃を柔らげる戸当たり部が設けてあ
り、該戸当たり部が戸当たり兼気密部材21を構成する
ようにしている。図4において、一点鎖線は扉体1、2
の上端面1e、2eに設けた摺接部材13を示してお
り、図4における斜線部分は上部気密部材14を示して
いる。
図であって、上枠6には第一扉体1および第二扉体2の
戸先側見込面1a、2aの上端(上端面1e、2eの戸
先側端)の当接の衝撃を柔らげる戸当たり部が設けてあ
り、該戸当たり部が戸当たり兼気密部材21を構成する
ようにしている。図4において、一点鎖線は扉体1、2
の上端面1e、2eに設けた摺接部材13を示してお
り、図4における斜線部分は上部気密部材14を示して
いる。
【0020】上部気密部材14、第一側部気密部材17
a、第二側部気密部材17bは、上枠6、装着片16
a、16bと摺接片13a、当接片15aとが形成する
相じゃくり構造の中に納めるように構成されており、防
火性能が有利なようになっている。また、第三側部気密
部材17cは本体が側枠19と装着片16cとが形成す
る溝部内に隠れており、リップ部のみが露出しているの
で、防火性能がなるべく良好なようになっている。ま
た、下部気密部材20は下枠10の内部に納めるように
してあるので、防火性能も良好である。
a、第二側部気密部材17bは、上枠6、装着片16
a、16bと摺接片13a、当接片15aとが形成する
相じゃくり構造の中に納めるように構成されており、防
火性能が有利なようになっている。また、第三側部気密
部材17cは本体が側枠19と装着片16cとが形成す
る溝部内に隠れており、リップ部のみが露出しているの
で、防火性能がなるべく良好なようになっている。ま
た、下部気密部材20は下枠10の内部に納めるように
してあるので、防火性能も良好である。
【0021】気密部材は、好適には例えばゴムのような
弾性部材から構成されるが、気密部材の材質はこれに限
定されるものではなく、その他公知の材料から好適に選
択される。もっとも、良好な気密性能を得るためには、
各部材と当接、摺接、あるいは密接することで弾性変形
するものが好ましい。尚、実施の形態のものでは、外圧
時を考慮したため、図3に示すように、各部材が屋外側
から気密部材に対して当接するようにしているが、空気
圧の方向性によっては逆側から当接するようにしてもよ
い。
弾性部材から構成されるが、気密部材の材質はこれに限
定されるものではなく、その他公知の材料から好適に選
択される。もっとも、良好な気密性能を得るためには、
各部材と当接、摺接、あるいは密接することで弾性変形
するものが好ましい。尚、実施の形態のものでは、外圧
時を考慮したため、図3に示すように、各部材が屋外側
から気密部材に対して当接するようにしているが、空気
圧の方向性によっては逆側から当接するようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明は、互い違い状の第一扉体と第二
扉体が同方向に移動することで建物開口部を開閉する二
重片引き上吊り引戸において、両扉体の上端側には扉体
の幅方向に延出する摺接片をそれぞれ設け、両扉体の戸
尻側には扉体の高さ方向に延出する当接片をそれぞれ設
け、両扉体の下端部には扉体の幅方向に延出する振れ止
め部材をそれぞれ設け、開口部上枠には両扉体の移動方
向に延出する上部気密部材をそれぞれ設け、第二扉体の
戸先側には扉体の高さ方向に延出する第一側部気密部材
を設け、開口部の左右側枠には開口部の高さ方向に延出
する第二側部気密部材と第三側部気密部材をそれぞれ設
け、開口部下枠には扉体の移動方向に延出する案内溝を
設けると共に該案内溝内には案内溝の長さ方向に延出す
る下部気密部材を設け、開口部全閉時には両扉体の摺接
片が上部気密部材に密接し、第一扉体の当接片が第一側
部気密部材に当接し、第二扉体の当接片が第二側部気密
部材に当接し、第一扉体の戸先側端部が第三気密部材に
当接し、振れ止め部材が下部気密部材に密接するように
したことを特徴とするものであるので、二重片引き引戸
でありながら、開口部全閉時には良好な気密性を確保す
ることができ、気密性能が要求されるような開口部に対
して二重片引き引戸を設置することができる。
扉体が同方向に移動することで建物開口部を開閉する二
重片引き上吊り引戸において、両扉体の上端側には扉体
の幅方向に延出する摺接片をそれぞれ設け、両扉体の戸
尻側には扉体の高さ方向に延出する当接片をそれぞれ設
け、両扉体の下端部には扉体の幅方向に延出する振れ止
め部材をそれぞれ設け、開口部上枠には両扉体の移動方
向に延出する上部気密部材をそれぞれ設け、第二扉体の
戸先側には扉体の高さ方向に延出する第一側部気密部材
を設け、開口部の左右側枠には開口部の高さ方向に延出
する第二側部気密部材と第三側部気密部材をそれぞれ設
け、開口部下枠には扉体の移動方向に延出する案内溝を
設けると共に該案内溝内には案内溝の長さ方向に延出す
る下部気密部材を設け、開口部全閉時には両扉体の摺接
片が上部気密部材に密接し、第一扉体の当接片が第一側
部気密部材に当接し、第二扉体の当接片が第二側部気密
部材に当接し、第一扉体の戸先側端部が第三気密部材に
当接し、振れ止め部材が下部気密部材に密接するように
したことを特徴とするものであるので、二重片引き引戸
でありながら、開口部全閉時には良好な気密性を確保す
ることができ、気密性能が要求されるような開口部に対
して二重片引き引戸を設置することができる。
【図1】二重片引き引戸の全体概略正面図および上方か
ら見た概略平面図である。
ら見た概略平面図である。
【図2】本発明の引戸装置の縦断面図であって、図3を
矢視方向から見た図である。
矢視方向から見た図である。
【図3】本発明の引戸装置の開口部全閉時の横断面図で
ある。
ある。
【図4】引戸の上方部位を概略して示す平面図である。
1 第一扉体 2 第二扉体 6 開口部上枠 10 開口部下枠 11 案内溝 12 振れ止め部材 13a 摺接片 14 上部気密部材 15a 当接片 17a 第一側部気密部材 17b 第二側部気密部材 17c 第三側部気密部材 18 開口部側枠 19 開口部側枠 20 下部気密部材
Claims (1)
- 【請求項1】互い違い状の第一扉体と第二扉体が同方向
に移動することで建物開口部を開閉する二重片引き上吊
り引戸において、両扉体の上端側には扉体の幅方向に延
出する摺接片をそれぞれ設け、両扉体の戸尻側には扉体
の高さ方向に延出する当接片をそれぞれ設け、両扉体の
下端部には扉体の幅方向に延出する振れ止め部材をそれ
ぞれ設け、開口部上枠には両扉体の移動方向に延出する
上部気密部材をそれぞれ設け、第二扉体の戸先側には扉
体の高さ方向に延出する第一側部気密部材を設け、開口
部の左右側枠には開口部の高さ方向に延出する第二側部
気密部材と第三側部気密部材をそれぞれ設け、開口部下
枠には扉体の移動方向に延出する案内溝を設けると共に
該案内溝内には案内溝の長さ方向に延出する下部気密部
材を設け、開口部全閉時には両扉体の摺接片が上部気密
部材に密接し、第一扉体の当接片が第一側部気密部材に
当接し、第二扉体の当接片が第二側部気密部材に当接
し、第一扉体の戸先側端部が第三気密部材に当接し、振
れ止め部材が下部気密部材に密接するようにしたことを
特徴とする二重片引き上吊り引戸の気密構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327297A JPH116372A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 二重片引き上吊り引戸の気密構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327297A JPH116372A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 二重片引き上吊り引戸の気密構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116372A true JPH116372A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15957382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17327297A Pending JPH116372A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 二重片引き上吊り引戸の気密構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116372A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4869198A (en) * | 1988-09-30 | 1989-09-26 | Union Tool Corporation | Vacuum debubbler machine |
| JP2015052263A (ja) * | 2014-10-23 | 2015-03-19 | 株式会社Lixil | 浴室出入口用建具 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17327297A patent/JPH116372A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4869198A (en) * | 1988-09-30 | 1989-09-26 | Union Tool Corporation | Vacuum debubbler machine |
| JP2015052263A (ja) * | 2014-10-23 | 2015-03-19 | 株式会社Lixil | 浴室出入口用建具 |
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