JPH116445A - ガスタービンエンジン - Google Patents
ガスタービンエンジンInfo
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- JPH116445A JPH116445A JP16097397A JP16097397A JPH116445A JP H116445 A JPH116445 A JP H116445A JP 16097397 A JP16097397 A JP 16097397A JP 16097397 A JP16097397 A JP 16097397A JP H116445 A JPH116445 A JP H116445A
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- Japan
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- compressor
- gas turbine
- turbine
- turbine engine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンプレッサ性能を向上させ、エンジン性能
を向上させることのできるガスタービンエンジンを提供
すること。 【解決手段】 タービンノズルプレート40とコンプレ
ッサディフューザプレート41との間に、断熱構造部材
42が挿入され、図示しないボルトで締結されている。
断熱構造部材42には、タービンノズルプレート40
側、コンプレッサディフューザプレート41側にそれぞ
れ凹みが設けられており、空間43,44を形成してい
る。また、断熱構造部材42の外周部分42aには、環
状フィン45が取り付けられている。
を向上させることのできるガスタービンエンジンを提供
すること。 【解決手段】 タービンノズルプレート40とコンプレ
ッサディフューザプレート41との間に、断熱構造部材
42が挿入され、図示しないボルトで締結されている。
断熱構造部材42には、タービンノズルプレート40
側、コンプレッサディフューザプレート41側にそれぞ
れ凹みが設けられており、空間43,44を形成してい
る。また、断熱構造部材42の外周部分42aには、環
状フィン45が取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンエン
ジンに関する。
ジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンエンジンとしては、
例えば特開平2−238132号公報に開示されている
ように、図9〜図12に示すような構造のものがあっ
た。
例えば特開平2−238132号公報に開示されている
ように、図9〜図12に示すような構造のものがあっ
た。
【0003】この従来技術の構成は、以下のようなもの
である。ガスタービン1は、コンプレッサ2、燃焼器
3、タービン4の基本コンポーネントから成り立ち、高
温ガスによって駆動されるタービンロータ11と低温ガ
スを加圧する遠心式コンプレッサインペラ12とはシャ
フト13を介して同軸上に連結され、シャフト13は一
対の転がり軸受けを介して負荷を駆動する。
である。ガスタービン1は、コンプレッサ2、燃焼器
3、タービン4の基本コンポーネントから成り立ち、高
温ガスによって駆動されるタービンロータ11と低温ガ
スを加圧する遠心式コンプレッサインペラ12とはシャ
フト13を介して同軸上に連結され、シャフト13は一
対の転がり軸受けを介して負荷を駆動する。
【0004】タービン4から排出される高温排気ガス
は、図中矢印で示すように、タービンハウジング26か
らディフューザを介してレキュペレータ(熱交換器)5
に流入し、排気ガスの熱を吸収して燃料消費率を減らす
ようになっている。図11にも示すように、ディフュー
ザ25は、プレナムチャンバ27を介してタービンハウ
ジング26に接続し、タービンハウジング26側に対す
る接合フランジ25Aは円形に、プレナムチャンバ27
に対する接合フランジ25Bは四角形にそれぞれ形成さ
れている。
は、図中矢印で示すように、タービンハウジング26か
らディフューザを介してレキュペレータ(熱交換器)5
に流入し、排気ガスの熱を吸収して燃料消費率を減らす
ようになっている。図11にも示すように、ディフュー
ザ25は、プレナムチャンバ27を介してタービンハウ
ジング26に接続し、タービンハウジング26側に対す
る接合フランジ25Aは円形に、プレナムチャンバ27
に対する接合フランジ25Bは四角形にそれぞれ形成さ
れている。
【0005】レキュペレータ5は、タービン4から送ら
れる高温排気ガスを通過させる流路(図示せず)がシャ
フト13の回転方向に形成され、タービン4から排出さ
れる排気ガスの流れ方向に沿うように配置される。この
排気ガス流路に対してコンプレッサ2から送られる低温
圧縮空気を通過させる流路とが互いに伝熱壁を介して平
行に対向して形成される。
れる高温排気ガスを通過させる流路(図示せず)がシャ
フト13の回転方向に形成され、タービン4から排出さ
れる排気ガスの流れ方向に沿うように配置される。この
排気ガス流路に対してコンプレッサ2から送られる低温
圧縮空気を通過させる流路とが互いに伝熱壁を介して平
行に対向して形成される。
【0006】レキュペレータ5と燃焼器3は互いに並列
に配置され、レキュペレータ5と燃焼器3を共に覆うチ
ャンバ21が設けられ、コンプレッサ2から吐出する低
温圧縮空気がこのチャンバ21内を通ってレキュペレー
タ5に導かれる。
に配置され、レキュペレータ5と燃焼器3を共に覆うチ
ャンバ21が設けられ、コンプレッサ2から吐出する低
温圧縮空気がこのチャンバ21内を通ってレキュペレー
タ5に導かれる。
【0007】コンプレッサ2から圧送される低温圧縮空
気は、図中矢印で示すように、フランジ22に形成され
た環状流路23を通ってチャンバ21内に流入する。チ
ャンバ21は、フランジ22の外周端に複数のボルト2
4を介して締結されている。
気は、図中矢印で示すように、フランジ22に形成され
た環状流路23を通ってチャンバ21内に流入する。チ
ャンバ21は、フランジ22の外周端に複数のボルト2
4を介して締結されている。
【0008】レキュペレータ5には、チャンバ21内に
開口する低温圧縮空気の流入口5Aが形成され、この流
入口5Aから流入してレキュペレータ5を通って加熱さ
れた圧縮空気は、ヘッダ5Cで曲げられた後、接合フラ
ンジ5Bを介して燃焼器に流入する。
開口する低温圧縮空気の流入口5Aが形成され、この流
入口5Aから流入してレキュペレータ5を通って加熱さ
れた圧縮空気は、ヘッダ5Cで曲げられた後、接合フラ
ンジ5Bを介して燃焼器に流入する。
【0009】なお、この従来技術では対向式レキュペレ
ータ5を用いたが、排気ガスと低温圧縮空気が互いに直
交して交差する直交流式レキュペレータを用いても良
く、その場合、燃焼器3に対する開口部が比較的に大き
くなる。
ータ5を用いたが、排気ガスと低温圧縮空気が互いに直
交して交差する直交流式レキュペレータを用いても良
く、その場合、燃焼器3に対する開口部が比較的に大き
くなる。
【0010】燃焼器3では燃料噴射弁6から噴射された
燃料が燃焼して高温ガスとなり、燃焼器3から流出する
燃焼ガスは、プレナムチャンバ27と断熱材33の間で
画成される流路28で曲げられた後、タービンハウジン
グ外周壁34の間で渦巻き状に画成される流路29を通
ってタービンロータ11に導かれ膨張し、タービンロー
タ11に回転力を付与するようになっている。
燃料が燃焼して高温ガスとなり、燃焼器3から流出する
燃焼ガスは、プレナムチャンバ27と断熱材33の間で
画成される流路28で曲げられた後、タービンハウジン
グ外周壁34の間で渦巻き状に画成される流路29を通
ってタービンロータ11に導かれ膨張し、タービンロー
タ11に回転力を付与するようになっている。
【0011】プレナムチャンバ27は、ディフューザ2
5に対する接合フランジ27Aと、燃焼器外側チャンバ
34に対する接合フランジ27Bがそれぞれ形成されて
いる。断熱材33は、フランジ22側に接合して設けら
れ、タービンロータ11に導かれる燃焼ガスを断熱す
る。
5に対する接合フランジ27Aと、燃焼器外側チャンバ
34に対する接合フランジ27Bがそれぞれ形成されて
いる。断熱材33は、フランジ22側に接合して設けら
れ、タービンロータ11に導かれる燃焼ガスを断熱す
る。
【0012】図12にも示すように、燃焼器3の端部に
取り付けられるキャップ35には燃料噴射弁6と点火栓
7が取り付けられ、中空構造のキャップ35内に形成さ
れた流路36には、入口37から配管を介してチャンバ
21から取り出した低温圧縮ガスが流入し、複数の出口
38から燃焼器外側チャンバ34内に流入させることに
より、燃料噴射弁6と点火栓7を冷却するとともに、燃
焼器3を断熱するようになっている。
取り付けられるキャップ35には燃料噴射弁6と点火栓
7が取り付けられ、中空構造のキャップ35内に形成さ
れた流路36には、入口37から配管を介してチャンバ
21から取り出した低温圧縮ガスが流入し、複数の出口
38から燃焼器外側チャンバ34内に流入させることに
より、燃料噴射弁6と点火栓7を冷却するとともに、燃
焼器3を断熱するようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のガスタービンエンジンにあっては、タービン
段の燃焼ガスの熱の一部が、背板合わせとなっているコ
ンプレッサ段に流入し、コンプレッサ段の性能を低下さ
せるという問題点があった。
うな従来のガスタービンエンジンにあっては、タービン
段の燃焼ガスの熱の一部が、背板合わせとなっているコ
ンプレッサ段に流入し、コンプレッサ段の性能を低下さ
せるという問題点があった。
【0014】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、コンプレッサ性能を向上させ、エ
ンジン性能を向上させることのできるガスタービンエン
ジンを提供することを目的とする。
してなされたもので、コンプレッサ性能を向上させ、エ
ンジン性能を向上させることのできるガスタービンエン
ジンを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、排気ガスにより回転駆動されるラジアル
タービンロータと、このロータと同軸に配置されるラジ
アルインペラにより燃焼器に送られる空気を圧縮してな
るガスタービンエンジンにおいて、コンプレッサ段とタ
ービン段との間の断熱構造部材の外周部分に、軸方向厚
さの中央位置よりコンプレッサ側に、放熱フィンを外径
方向に設け、コンプレッサディフューザ外径より外側
で、コンプレッサ段下流の流路に露出させる構造とす
る。
決するために、排気ガスにより回転駆動されるラジアル
タービンロータと、このロータと同軸に配置されるラジ
アルインペラにより燃焼器に送られる空気を圧縮してな
るガスタービンエンジンにおいて、コンプレッサ段とタ
ービン段との間の断熱構造部材の外周部分に、軸方向厚
さの中央位置よりコンプレッサ側に、放熱フィンを外径
方向に設け、コンプレッサディフューザ外径より外側
で、コンプレッサ段下流の流路に露出させる構造とす
る。
【0016】また、上記ガスタービンエンジンにおい
て、放熱フィンの外周先端に整流ベーンを有する構造と
する。
て、放熱フィンの外周先端に整流ベーンを有する構造と
する。
【0017】また、上記ガスタービンエンジンにおい
て、放熱フィンが最大外径位置でタービン出口方向に曲
がり、タービンプレナム外壁との間に空間をはさんで軸
方向に重合する構造とする。
て、放熱フィンが最大外径位置でタービン出口方向に曲
がり、タービンプレナム外壁との間に空間をはさんで軸
方向に重合する構造とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガスタービン
エンジンの実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。
エンジンの実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。
【0019】(第1の実施の形態)図1〜図4は、本発
明によるガスタービンエンジンの第1の実施の形態を示
す図である。まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、タービンノズルプレート40とコンプレッサディフ
ューザプレート41との間に、断熱構造部材42が挿入
され、図示しないボルトで締結されている。図1の要部
拡大図である図2に示すように、断熱構造部材42に
は、タービンノズルプレート40側、コンプレッサディ
フューザプレート41側にそれぞれ凹みが設けられてお
り、空間43,44を形成している。また、断熱構造部
材42の外周部分42aには、環状フィン45が取り付
けられている。その平面図を図3に示す。インペラ12
の下流には、図1の断面A−Aである図4に示すよう
な、ベーン46付ディフューザが取り付けられており、
先の環状フィン45の先端の外周45aの径は、ベーン
46の外周49の径よりも大きく、環状フィン45は、
コンプレッサ出口流路48に突出している。また、環状
フィン45の軸方向位置は、断熱構造部材42の軸方向
厚さの中央位置50よりコンプレッサディフューザプレ
ート41側となっている。
明によるガスタービンエンジンの第1の実施の形態を示
す図である。まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、タービンノズルプレート40とコンプレッサディフ
ューザプレート41との間に、断熱構造部材42が挿入
され、図示しないボルトで締結されている。図1の要部
拡大図である図2に示すように、断熱構造部材42に
は、タービンノズルプレート40側、コンプレッサディ
フューザプレート41側にそれぞれ凹みが設けられてお
り、空間43,44を形成している。また、断熱構造部
材42の外周部分42aには、環状フィン45が取り付
けられている。その平面図を図3に示す。インペラ12
の下流には、図1の断面A−Aである図4に示すよう
な、ベーン46付ディフューザが取り付けられており、
先の環状フィン45の先端の外周45aの径は、ベーン
46の外周49の径よりも大きく、環状フィン45は、
コンプレッサ出口流路48に突出している。また、環状
フィン45の軸方向位置は、断熱構造部材42の軸方向
厚さの中央位置50よりコンプレッサディフューザプレ
ート41側となっている。
【0020】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。タービンノズルプレート40は、タービンロータ1
1に流入する燃焼ガスによって加熱され、高温となる。
この熱が、コンプレッサへ流入すると、圧縮行程の途中
で加熱されることとなり、コンプレッサの性能を低下さ
せることとなる。
る。タービンノズルプレート40は、タービンロータ1
1に流入する燃焼ガスによって加熱され、高温となる。
この熱が、コンプレッサへ流入すると、圧縮行程の途中
で加熱されることとなり、コンプレッサの性能を低下さ
せることとなる。
【0021】第1の実施の形態では、タービンノズルプ
レート40とコンプレッサディフューザプレート41と
が断熱構造部材42を介して締結されている。高温のタ
ービンノズルプレート40の熱は、断熱構造部材42へ
流入するが、断熱構造部材42のタービン側の面には凹
みがあり、タービンノズルプレート40との固体接触面
積は、面42b,42cと小さくしてあり、大部分は空
間43内の熱伝導率の小さい空気層を介してタービンノ
ズルプレート40と相対している。これにより、タービ
ンノズルプレート40から、断熱構造部材42へ流入す
る熱量を低減している。
レート40とコンプレッサディフューザプレート41と
が断熱構造部材42を介して締結されている。高温のタ
ービンノズルプレート40の熱は、断熱構造部材42へ
流入するが、断熱構造部材42のタービン側の面には凹
みがあり、タービンノズルプレート40との固体接触面
積は、面42b,42cと小さくしてあり、大部分は空
間43内の熱伝導率の小さい空気層を介してタービンノ
ズルプレート40と相対している。これにより、タービ
ンノズルプレート40から、断熱構造部材42へ流入す
る熱量を低減している。
【0022】また、断熱構造部材42のコンプレッサ側
の面にも凹みがあり、コンプレッサディフューザプレー
ト41との固体接触面積は、面42d,42eと小さく
してあり、大部分は空間43内の熱伝導率の小さい空気
層を介してコンプレッサディフューザプレート41と相
対している。これにより、断熱構造部材42から、コン
プレッサディフューザプレート41へ流入する熱量を低
減している。
の面にも凹みがあり、コンプレッサディフューザプレー
ト41との固体接触面積は、面42d,42eと小さく
してあり、大部分は空間43内の熱伝導率の小さい空気
層を介してコンプレッサディフューザプレート41と相
対している。これにより、断熱構造部材42から、コン
プレッサディフューザプレート41へ流入する熱量を低
減している。
【0023】さらに、断熱構造部材42の外周部分42
aに取り付けられている環状フィン45により、断熱構
造部材42からコンプレッサ出口流路48中の低温圧縮
空気へと放熱され、コンプレッサディフューザプレート
41へ流入する熱量を小さくしている。ここで、インペ
ラ12を流出した空気は、ベーン46の間の流路47を
通る間に減速、圧縮され、コンプレッサ出口流路48へ
流入する。環状フィン45の先端の外周45aの径は、
ベーン46の外周49の径よりも大きく、コンプレッサ
出口流路48に突出しているので、環状フィン45に
は、流路の中では流速が大きい空気と接するため、熱伝
導率が高くなり、断熱構造部材42からコンプレッサ出
口流路48中の低温圧縮空気へ放熱される熱量が増え、
コンプレッサディフューザプレート41へ流入する熱量
をより小さくしている。
aに取り付けられている環状フィン45により、断熱構
造部材42からコンプレッサ出口流路48中の低温圧縮
空気へと放熱され、コンプレッサディフューザプレート
41へ流入する熱量を小さくしている。ここで、インペ
ラ12を流出した空気は、ベーン46の間の流路47を
通る間に減速、圧縮され、コンプレッサ出口流路48へ
流入する。環状フィン45の先端の外周45aの径は、
ベーン46の外周49の径よりも大きく、コンプレッサ
出口流路48に突出しているので、環状フィン45に
は、流路の中では流速が大きい空気と接するため、熱伝
導率が高くなり、断熱構造部材42からコンプレッサ出
口流路48中の低温圧縮空気へ放熱される熱量が増え、
コンプレッサディフューザプレート41へ流入する熱量
をより小さくしている。
【0024】また、環状フィン45の軸方向位置は、断
熱構造部材42の軸方向厚さの中央位置50よりコンプ
レッサディフューザプレート41側となっているため、
タービンノズルプレート40及びプレナム外壁51と環
状フィン45の間の空気層が厚くなり、タービンノズル
プレート40及びプレナム外壁51から環状フィン45
へ流入する熱量を小さくすることができる。よって、環
状フィン45がタービンノズルプレート40よりにある
場合と比較して、タービンから熱が逃げることによるタ
ービン入口温度の低下を小さくすることができる。
熱構造部材42の軸方向厚さの中央位置50よりコンプ
レッサディフューザプレート41側となっているため、
タービンノズルプレート40及びプレナム外壁51と環
状フィン45の間の空気層が厚くなり、タービンノズル
プレート40及びプレナム外壁51から環状フィン45
へ流入する熱量を小さくすることができる。よって、環
状フィン45がタービンノズルプレート40よりにある
場合と比較して、タービンから熱が逃げることによるタ
ービン入口温度の低下を小さくすることができる。
【0025】(第2の実施の形態)図5、図6は、本発
明によるガスタービンエンジンの第2の実施の形態を示
す図である。
明によるガスタービンエンジンの第2の実施の形態を示
す図である。
【0026】まず、構成を説明すると、第1の実施の形
態の構成に加えて、第2の実施の形態では、環状フィン
45の外周45aに、整流ベーン52を取り付けた。整
流ベーン52の前縁52aの軸方向位置は、コンプレッ
サディフューザのベーン46の軸方向厚さの中央とし、
半径方向位置は、実験により決定する。また、整流ベー
ン52の断面はR形状とする。また、環状フィン45に
は、整流ベーン52内周の径からコンプレッサディフュ
ーザのベーン46の外周49の径までの間に貫通穴53
が設けられている。整流ベーン52は、全周にわたって
取り付ける場合だけでなく、例えば図6に示すように、
下側180度のみ取り付けても良い。この場合、貫通穴
53の周方向範囲も整流ベーン52の範囲とほぼ同一と
する。
態の構成に加えて、第2の実施の形態では、環状フィン
45の外周45aに、整流ベーン52を取り付けた。整
流ベーン52の前縁52aの軸方向位置は、コンプレッ
サディフューザのベーン46の軸方向厚さの中央とし、
半径方向位置は、実験により決定する。また、整流ベー
ン52の断面はR形状とする。また、環状フィン45に
は、整流ベーン52内周の径からコンプレッサディフュ
ーザのベーン46の外周49の径までの間に貫通穴53
が設けられている。整流ベーン52は、全周にわたって
取り付ける場合だけでなく、例えば図6に示すように、
下側180度のみ取り付けても良い。この場合、貫通穴
53の周方向範囲も整流ベーン52の範囲とほぼ同一と
する。
【0027】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。環状フィン45の外周に取り付けられた整流ベーン
52の前縁52aの軸方向位置は、コンプレッサディフ
ューザのベーン46の軸方向厚さの中央としてあるの
で、コンプレッサディフューザのベーン46の間の流路
47より流出した空気の流量は、整流ベーン52をはさ
んで、ほぼ半分ずつに分けられる。整流ベーン52の前
縁のタービン側に流入した空気54は、ベーンに沿って
流れ、環状フィン45に空けられた貫通穴53を通っ
て、下流に流れる。このように、流れの方向が90度変
わる場合、整流ベーン52を取り付けた場合、剥離を押
さえることにより、圧力損失が減ることは一般的に知ら
れている。また、環状フィン45からの熱が、整流ベー
ン52の両面より空気に放熱されるので、第1の実施の
形態の場合よりも、断熱構造部材42からコンプレッサ
出口流路48中の低温圧縮空気へ放熱される熱量が増
え、コンプレッサディフューザプレート41へ流入する
熱量をより小さくしている。
る。環状フィン45の外周に取り付けられた整流ベーン
52の前縁52aの軸方向位置は、コンプレッサディフ
ューザのベーン46の軸方向厚さの中央としてあるの
で、コンプレッサディフューザのベーン46の間の流路
47より流出した空気の流量は、整流ベーン52をはさ
んで、ほぼ半分ずつに分けられる。整流ベーン52の前
縁のタービン側に流入した空気54は、ベーンに沿って
流れ、環状フィン45に空けられた貫通穴53を通っ
て、下流に流れる。このように、流れの方向が90度変
わる場合、整流ベーン52を取り付けた場合、剥離を押
さえることにより、圧力損失が減ることは一般的に知ら
れている。また、環状フィン45からの熱が、整流ベー
ン52の両面より空気に放熱されるので、第1の実施の
形態の場合よりも、断熱構造部材42からコンプレッサ
出口流路48中の低温圧縮空気へ放熱される熱量が増
え、コンプレッサディフューザプレート41へ流入する
熱量をより小さくしている。
【0028】(第3の実施の形態)図7、図8は、本発
明によるガスタービンエンジンの第3の実施の形態を示
す図である。
明によるガスタービンエンジンの第3の実施の形態を示
す図である。
【0029】まず、構成を説明すると、第1の実施の形
態の構成に加えて、図7に示すように、環状フィン45
が最大外径位置でタービン出口方向に曲がり、タービン
プレナム外壁55との間に空間56をはさんで軸方向に
重合する部分58をもつ。曲がり部57の断面はR形状
である。なお、重合する長さは、実験により決定する。
重合する部分58は、全周にわたってある場合だけでな
く、例えば図8に示すように、下側180度のみある場
合もある。
態の構成に加えて、図7に示すように、環状フィン45
が最大外径位置でタービン出口方向に曲がり、タービン
プレナム外壁55との間に空間56をはさんで軸方向に
重合する部分58をもつ。曲がり部57の断面はR形状
である。なお、重合する長さは、実験により決定する。
重合する部分58は、全周にわたってある場合だけでな
く、例えば図8に示すように、下側180度のみある場
合もある。
【0030】次に、第3の実施の形態の作用を説明す
る。第1の実施の形態の作用に加えて、コンプレッサデ
ィフューザのベーン46の間の流路47より流出した空
気は、環状フィン45の曲がりに沿って下流に流れる。
曲がり部57の断面はR形状のため、直角の場合と比べ
て剥離しにくく圧力損失を小さくできる。空間56の空
気は、ほとんど流動しないため、タービンプレナム外壁
55及び重合する部分58との間の熱伝達率は低く、プ
レナム外壁から重合する部分58へ流入する熱量は小さ
い。よって、重合する部分58が無い場合と比較して、
コンプレッサ出口流路48内の低温圧縮空気へタービン
から熱が逃げることによるタービン入口温度の低下を小
さくすることができる。
る。第1の実施の形態の作用に加えて、コンプレッサデ
ィフューザのベーン46の間の流路47より流出した空
気は、環状フィン45の曲がりに沿って下流に流れる。
曲がり部57の断面はR形状のため、直角の場合と比べ
て剥離しにくく圧力損失を小さくできる。空間56の空
気は、ほとんど流動しないため、タービンプレナム外壁
55及び重合する部分58との間の熱伝達率は低く、プ
レナム外壁から重合する部分58へ流入する熱量は小さ
い。よって、重合する部分58が無い場合と比較して、
コンプレッサ出口流路48内の低温圧縮空気へタービン
から熱が逃げることによるタービン入口温度の低下を小
さくすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、その構成を、(1)排気ガスにより回転駆動さ
れるラジアルタービンロータと、このロータと同軸に配
置されるラジアルインペラにより燃焼器に送られる空気
を圧縮してなるガスタービンエンジンにおいて、コンプ
レッサ段とタービン段との間の断熱構造部材の外周部分
に、軸方向厚さの中央位置よりコンプレッサ側に、放熱
フィンを外径方向に設け、コンプレッサディフューザ外
径より外側で、コンプレッサ段下流の流路に露出させ
る。または、(2)上記(1)に加えて、放熱フィンの
外周先端に整流ベーンを有する。または、(3)上記
(1)に加えて、放熱フィンが最大外径位置でタービン
出口方向に曲がり、タービンプレナム外壁との間に空間
をはさんで軸方向に重合することとしたため、以下の効
果がある。
よれば、その構成を、(1)排気ガスにより回転駆動さ
れるラジアルタービンロータと、このロータと同軸に配
置されるラジアルインペラにより燃焼器に送られる空気
を圧縮してなるガスタービンエンジンにおいて、コンプ
レッサ段とタービン段との間の断熱構造部材の外周部分
に、軸方向厚さの中央位置よりコンプレッサ側に、放熱
フィンを外径方向に設け、コンプレッサディフューザ外
径より外側で、コンプレッサ段下流の流路に露出させ
る。または、(2)上記(1)に加えて、放熱フィンの
外周先端に整流ベーンを有する。または、(3)上記
(1)に加えて、放熱フィンが最大外径位置でタービン
出口方向に曲がり、タービンプレナム外壁との間に空間
をはさんで軸方向に重合することとしたため、以下の効
果がある。
【0032】(第1の実施の形態)断熱構造部材42か
らコンプレッサ出口流路48中の低温圧縮空気へ放熱
し、コンプレッサディフューザプレート41へ流入する
熱量をより小さくすることにより、コンプレッサ性能を
向上させ、エンジン性能を向上させる。
らコンプレッサ出口流路48中の低温圧縮空気へ放熱
し、コンプレッサディフューザプレート41へ流入する
熱量をより小さくすることにより、コンプレッサ性能を
向上させ、エンジン性能を向上させる。
【0033】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
効果に加え、断熱構造部材42からコンプレッサ出口流
路48中の低温圧縮空気への放熱量を増やし、コンプレ
ッサ性能をさらに向上させる。また、コンプレッサ出口
の曲がり流路での圧力損失を低減することにより、エン
ジン性能を向上させる。
効果に加え、断熱構造部材42からコンプレッサ出口流
路48中の低温圧縮空気への放熱量を増やし、コンプレ
ッサ性能をさらに向上させる。また、コンプレッサ出口
の曲がり流路での圧力損失を低減することにより、エン
ジン性能を向上させる。
【0034】(第3の実施の形態)第1の実施の形態の
効果に加え、コンプレッサ出口流路48内の低温圧縮空
気へタービンから熱が逃げることによるタービン入口温
度の低下を小さくすることにより、エンジン性能を向上
させる。
効果に加え、コンプレッサ出口流路48内の低温圧縮空
気へタービンから熱が逃げることによるタービン入口温
度の低下を小さくすることにより、エンジン性能を向上
させる。
【図1】本発明によるガスタービンエンジンの第1の実
施の形態の構成を示す図である。
施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】第1の実施の形態の環状フィン、断熱構造部材
の平面図である。
の平面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図6】第2の実施の形態の環状フィン、断熱構造部材
の平面図である。
の平面図である。
【図7】第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図8】第3の実施の形態の環状フィン、断熱構造部材
の平面図である。
の平面図である。
【図9】従来技術のガスタービンの側面断面図である。
【図10】従来技術のガスタービンの正面図である。
【図11】従来技術のガスタービンの分解斜視図であ
る。
る。
【図12】従来技術のガスタービンの要部断面図であ
る。
る。
11 タービンロータ 12 インペラ 40 タービンノズルプレート 41 コンプレッサディフューザプレート 42 断熱構造部材 42a 断熱構造部材42の外周部分 42b,42c,42d,42e 面 43,44 空間 45 環状フィン 45a 環状フィン45の先端の外周 46 ベーン 47 流路 48 コンプレッサ出口流路 49 ベーン46の外周 50 断熱構造部材42の軸方向厚さの中央位置 51 プレナム外壁 52 整流ベーン 52a 整流ベーン52の前縁 53 貫通穴 54 空気 55 タービンプレナム外壁 56 空間 57 曲がり部 58 重合する部分
Claims (3)
- 【請求項1】 排気ガスにより回転駆動されるラジアル
タービンロータと、このロータと同軸に配置されるラジ
アルインペラにより燃焼器に送られる空気を圧縮してな
るガスタービンエンジンにおいて、 コンプレッサ段とタービン段との間の断熱構造部材の外
周部分に、軸方向厚さの中央位置よりコンプレッサ側
に、放熱フィンを外径方向に設け、コンプレッサディフ
ューザ外径より外側で、コンプレッサ段下流の流路に露
出させることを特徴とするガスタービンエンジン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のガスタービンエンジン
において、 前記放熱フィンの外周先端に整流ベーンを有することを
特徴とするガスタービンエンジン。 - 【請求項3】 請求項1に記載のガスタービンエンジン
において、 前記放熱フィンが最大外径位置でタービン出口方向に曲
がり、タービンプレナム外壁との間に空間をはさんで軸
方向に重合することを特徴とするガスタービンエンジ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16097397A JPH116445A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ガスタービンエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16097397A JPH116445A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ガスタービンエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116445A true JPH116445A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15726164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16097397A Pending JPH116445A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | ガスタービンエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116445A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114526262A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-24 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件以及空压机 |
| CN114542514A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-27 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件 |
| CN117167102A (zh) * | 2023-08-15 | 2023-12-05 | 张恒瑞 | 热动力设备及热动力发电系统 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16097397A patent/JPH116445A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114526262A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-24 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件以及空压机 |
| CN114542514A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-27 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件 |
| CN114526262B (zh) * | 2022-03-15 | 2024-07-09 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件以及空压机 |
| CN114542514B (zh) * | 2022-03-15 | 2024-07-09 | 势加透博(上海)能源科技有限公司 | 蜗壳组件 |
| CN117167102A (zh) * | 2023-08-15 | 2023-12-05 | 张恒瑞 | 热动力设备及热动力发电系统 |
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