JPH116468A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
- Publication number
- JPH116468A JPH116468A JP9161303A JP16130397A JPH116468A JP H116468 A JPH116468 A JP H116468A JP 9161303 A JP9161303 A JP 9161303A JP 16130397 A JP16130397 A JP 16130397A JP H116468 A JPH116468 A JP H116468A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- casing
- injection valve
- fuel injection
- magnetostrictive element
- Prior art date
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超磁歪素子をアクチュエータとする燃料噴射
弁においてコイルの発熱に原因する超磁歪素子の特性変
動及び燃料噴射量変動を防止する。 【解決手段】 超磁歪素子12aを駆動するコイル12
cをケーシング10にて包囲し、ケーシング10の外周
面を燃料噴射弁本体11の内面に密に接するように嵌合
して十分な伝熱経路を確保する。
弁においてコイルの発熱に原因する超磁歪素子の特性変
動及び燃料噴射量変動を防止する。 【解決手段】 超磁歪素子12aを駆動するコイル12
cをケーシング10にて包囲し、ケーシング10の外周
面を燃料噴射弁本体11の内面に密に接するように嵌合
して十分な伝熱経路を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超磁歪素子をア
クチュエータとして使用した内燃機関の燃料噴射弁に関
する。
クチュエータとして使用した内燃機関の燃料噴射弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】筒内燃料噴射方式の火花点火式内燃機関
に適用する燃料噴射弁には高度の応答性及び開閉精度が
求められる。このような要求に応える燃料噴射弁とし
て、超磁歪素子を利用したアクチュエータに信号電流を
供給して伸縮作動させることにより針弁の開閉を制御す
るようにしたものが知られている(例えば特開平4−8
1565号公報参照)。
に適用する燃料噴射弁には高度の応答性及び開閉精度が
求められる。このような要求に応える燃料噴射弁とし
て、超磁歪素子を利用したアクチュエータに信号電流を
供給して伸縮作動させることにより針弁の開閉を制御す
るようにしたものが知られている(例えば特開平4−8
1565号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超磁歪素子を利用した
アクチュエータは、超磁歪素子を包囲するように電磁コ
イルを設け、コイルに通電したときの磁界の作用により
超磁歪素子を伸縮変位させることによりノズルを開閉さ
せるので、コイルの発熱の影響で超磁歪素子の温度が上
昇すると、それに伴って磁歪量が減少し燃料噴射量が不
正確になるという問題がある。
アクチュエータは、超磁歪素子を包囲するように電磁コ
イルを設け、コイルに通電したときの磁界の作用により
超磁歪素子を伸縮変位させることによりノズルを開閉さ
せるので、コイルの発熱の影響で超磁歪素子の温度が上
昇すると、それに伴って磁歪量が減少し燃料噴射量が不
正確になるという問題がある。
【0004】この対策として、例えば特開平6−916
2号のものではアクチュエータに冷媒を循環させる流路
を形成しているが、燃料噴射弁への流路の形成、冷媒の
シール、冷媒を循環させる配管等が必要であるため構造
が複雑になる。
2号のものではアクチュエータに冷媒を循環させる流路
を形成しているが、燃料噴射弁への流路の形成、冷媒の
シール、冷媒を循環させる配管等が必要であるため構造
が複雑になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、超磁
歪素子及び超磁歪素子を伸縮駆動するコイルを備えたア
クチュエータを噴射弁本体内に収装し、このアクチュエ
ータの伸縮作動に基づいてノズルを開閉するようにした
燃料噴射弁において、前記コイルを該コイルを包囲する
外壁部を有するケーシングに収装するとともに、このケ
ーシングをその外周面が噴射弁本体の内壁面に密に接す
るように嵌装したものとする。
歪素子及び超磁歪素子を伸縮駆動するコイルを備えたア
クチュエータを噴射弁本体内に収装し、このアクチュエ
ータの伸縮作動に基づいてノズルを開閉するようにした
燃料噴射弁において、前記コイルを該コイルを包囲する
外壁部を有するケーシングに収装するとともに、このケ
ーシングをその外周面が噴射弁本体の内壁面に密に接す
るように嵌装したものとする。
【0006】請求項2の発明は、上記請求項1の発明の
ケーシングを、棒状の超磁歪素子が貫通する内側円筒部
と、該内側円筒部との間にコイルを収装する外側円筒部
と、前記内側円筒部と外側円筒部とを端部にて結合する
端部材とを有するものとした。
ケーシングを、棒状の超磁歪素子が貫通する内側円筒部
と、該内側円筒部との間にコイルを収装する外側円筒部
と、前記内側円筒部と外側円筒部とを端部にて結合する
端部材とを有するものとした。
【0007】請求項3の発明は、上記請求項2の発明の
ケーシングを、軸方向の中間部分にて分割された2つの
ケーシング部材にて構成し、内部にコイルを収装して相
互に結合した状態でコイルを保持するようにした。
ケーシングを、軸方向の中間部分にて分割された2つの
ケーシング部材にて構成し、内部にコイルを収装して相
互に結合した状態でコイルを保持するようにした。
【0008】請求項4の発明は、上記請求項1の発明の
ケーシングを、外周にコイルを嵌装した内側円筒部の端
部をコイル外周を包囲するように折り返して形成したも
のとした。
ケーシングを、外周にコイルを嵌装した内側円筒部の端
部をコイル外周を包囲するように折り返して形成したも
のとした。
【0009】請求項5の発明は、上記請求項1の発明の
ケーシングをモールド形成とし、モールド形成時にその
内部にコイルを鋳込んだものとした。
ケーシングをモールド形成とし、モールド形成時にその
内部にコイルを鋳込んだものとした。
【0010】
【作用・効果】請求項1以下の各発明によれば、コイル
を包囲するケーシングの外周面が噴射弁本体の内面に密
に接しているので、噴射弁駆動時にコイルから発する熱
はケーシングから噴射弁本体へと効率よく伝達され、噴
射弁本体の周囲へと放熱される。これによりコイル及び
超磁歪素子の温度上昇が抑えられるので、この温度上昇
に原因する超磁歪素子の変位特性及び燃料噴射量の変動
を防止できる。
を包囲するケーシングの外周面が噴射弁本体の内面に密
に接しているので、噴射弁駆動時にコイルから発する熱
はケーシングから噴射弁本体へと効率よく伝達され、噴
射弁本体の周囲へと放熱される。これによりコイル及び
超磁歪素子の温度上昇が抑えられるので、この温度上昇
に原因する超磁歪素子の変位特性及び燃料噴射量の変動
を防止できる。
【0011】また、超磁歪素子には温度変化時の変位量
のバラツキを見込んだ余分の変位量を設定する必要がな
くなるので、必要最小限の変位量特性を有する小型のア
クチュエータとすることができる。
のバラツキを見込んだ余分の変位量を設定する必要がな
くなるので、必要最小限の変位量特性を有する小型のア
クチュエータとすることができる。
【0012】また、このケーシングによりコイルの外周
部分が保護されるので、コイル表面の絶縁皮膜が噴射弁
に組み込むときの噴射弁本体内面部分等との接触により
剥がれてしまうような不具合を起こすことがない。
部分が保護されるので、コイル表面の絶縁皮膜が噴射弁
に組み込むときの噴射弁本体内面部分等との接触により
剥がれてしまうような不具合を起こすことがない。
【0013】請求項2に発明によれば、内外の円筒部と
その端部を接続する端部材とで構成したケーシングによ
りコイルを包囲するので伝熱経路をコイルの周囲に最大
限に確保することができ、一層良好な冷却性能が得られ
る。
その端部を接続する端部材とで構成したケーシングによ
りコイルを包囲するので伝熱経路をコイルの周囲に最大
限に確保することができ、一層良好な冷却性能が得られ
る。
【0014】請求項3の発明によれば、予め巻回してお
いたコイルを前後から挟むように2つのケーシング部材
を被せてこれらを相互に結合することにより、請求項2
の発明によるアクチュエータを容易に製造することがで
きる。
いたコイルを前後から挟むように2つのケーシング部材
を被せてこれらを相互に結合することにより、請求項2
の発明によるアクチュエータを容易に製造することがで
きる。
【0015】請求項4の発明によれば、コイルを嵌装す
る内側円筒部の端部を外側に折り返して外側円筒部を形
成した構成であるので、部品数が少なくて済み、かつ伝
熱経路をとぎれなく形成できるという利点が得られる。
る内側円筒部の端部を外側に折り返して外側円筒部を形
成した構成であるので、部品数が少なくて済み、かつ伝
熱経路をとぎれなく形成できるという利点が得られる。
【0016】請求項5の発明によれば、モールド形成に
よりケーシングの内部にコイルを一体化しているので、
コイルとケーシングとの密着によりこれらの間の伝熱経
路も十分に確保でき、それだけ良好な冷却性能が得られ
る。
よりケーシングの内部にコイルを一体化しているので、
コイルとケーシングとの密着によりこれらの間の伝熱経
路も十分に確保でき、それだけ良好な冷却性能が得られ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき図
面を示して説明する。図1において、1は燃料噴射弁で
あり、この燃料噴射弁1は、筒状の本体11の内部にア
クチュエータ12が収装されるとともに、この本体11
の先端部には、内部に針弁13を収装したノズルボディ
14が設けられている。
面を示して説明する。図1において、1は燃料噴射弁で
あり、この燃料噴射弁1は、筒状の本体11の内部にア
クチュエータ12が収装されるとともに、この本体11
の先端部には、内部に針弁13を収装したノズルボディ
14が設けられている。
【0018】アクチュエータ12は、円柱状の超磁歪素
子12aと、その周囲にケーシング10を介して保持さ
れたコイル12cとからなる。
子12aと、その周囲にケーシング10を介して保持さ
れたコイル12cとからなる。
【0019】超磁歪素子12aの背後側の端部に設けら
れた端板15は、本体11に嵌合したキャップ16に対
してボール17を介して位置決めされている。超磁歪素
子12aの先端側にはピストン18が設けられており、
このピストン18は本体内に形成されたシリンダ部19
にシールリング20を介して油密的にかつ摺動可能に嵌
合している。
れた端板15は、本体11に嵌合したキャップ16に対
してボール17を介して位置決めされている。超磁歪素
子12aの先端側にはピストン18が設けられており、
このピストン18は本体内に形成されたシリンダ部19
にシールリング20を介して油密的にかつ摺動可能に嵌
合している。
【0020】ピストン18の前方にはシリンダ部19と
の間に圧力室21が画成されており、この圧力室21に
収装された皿ばね22の張力によりピストン18は背後
方向に付勢されている。また圧力室21は通路30を介
して圧力室26と連通している。
の間に圧力室21が画成されており、この圧力室21に
収装された皿ばね22の張力によりピストン18は背後
方向に付勢されている。また圧力室21は通路30を介
して圧力室26と連通している。
【0021】ノズルボディ14にはその先端部に開口し
た噴孔23を開閉する針弁13が収装されている。この
針弁13は、基端部が太径のピストン部24となってお
り、このピストン部24がホルダ内周に形成されたシリ
ンダ部25に沿って摺動可能に保持されている。ピスト
ン部24の背後部に画成された圧力室26にはコイルス
プリング27が介装されており、このスプリング27の
張力により針弁13は閉弁方向に付勢されている。
た噴孔23を開閉する針弁13が収装されている。この
針弁13は、基端部が太径のピストン部24となってお
り、このピストン部24がホルダ内周に形成されたシリ
ンダ部25に沿って摺動可能に保持されている。ピスト
ン部24の背後部に画成された圧力室26にはコイルス
プリング27が介装されており、このスプリング27の
張力により針弁13は閉弁方向に付勢されている。
【0022】ピストン部24よりも前方のノズルボディ
14内の空間は燃料室28となっており、この燃料室2
8には燃料供給口29を介して図示しない燃料系統から
所定圧力に調圧された燃料が供給される。
14内の空間は燃料室28となっており、この燃料室2
8には燃料供給口29を介して図示しない燃料系統から
所定圧力に調圧された燃料が供給される。
【0023】アクチュエータ12のコイル12cには、
図示しない燃料噴射量制御回路からの噴射信号が供給さ
れる。燃料噴射量制御回路は、例えば内燃機関の回転数
及び吸入空気量をパラメータとして燃料噴射量を決定
し、該燃料噴射量に相当するパルス幅を有する電流を噴
射信号としてコイル12cに供給して燃料噴射を行わせ
るのである。
図示しない燃料噴射量制御回路からの噴射信号が供給さ
れる。燃料噴射量制御回路は、例えば内燃機関の回転数
及び吸入空気量をパラメータとして燃料噴射量を決定
し、該燃料噴射量に相当するパルス幅を有する電流を噴
射信号としてコイル12cに供給して燃料噴射を行わせ
るのである。
【0024】このような噴射信号が入力したときの燃料
噴射弁1の作動の詳細は次のとおりである。まず、この
燃料噴射弁では、非噴射時にはコイル12cに所定の電
圧が供給されており、このときのコイル12cにより生
じる磁界の作用により超磁歪素子12aに伸び方向の所
定量の初期変位が付与されている。これにより、アクチ
ュエータ12は圧力室21の容積を小さく保っている。
燃料室28に供給されている燃料の圧力は、針弁ピスト
ン部24とシリンダ部25との間の摺動間隙を介して圧
力室26にも作用しているため、針弁13の前後圧力は
平衡しており、したがって針弁13はスプリング27の
張力により閉弁保持されている。
噴射弁1の作動の詳細は次のとおりである。まず、この
燃料噴射弁では、非噴射時にはコイル12cに所定の電
圧が供給されており、このときのコイル12cにより生
じる磁界の作用により超磁歪素子12aに伸び方向の所
定量の初期変位が付与されている。これにより、アクチ
ュエータ12は圧力室21の容積を小さく保っている。
燃料室28に供給されている燃料の圧力は、針弁ピスト
ン部24とシリンダ部25との間の摺動間隙を介して圧
力室26にも作用しているため、針弁13の前後圧力は
平衡しており、したがって針弁13はスプリング27の
張力により閉弁保持されている。
【0025】この状態から、コイル12cへの通電を停
止すると、超磁歪素子12aが収縮してピストン18が
後退するので圧力室21はその容積を拡大して圧力を低
下させる。この圧力低下は通路30を介して直ちに針弁
背後の圧力室26に伝えられるが、このとき針弁ピスト
ン部24とシリンダ部25との間の摺動間隙がオリフィ
スとして作用するので、圧力室26の圧力低下に対して
燃料室28の圧力変化に遅れを生じ、燃料室28は相対
的に高圧になる。このピストン部24の前後圧力差に基
づき、針弁13はスプリング27に抗して背後方向にリ
フト作動し、噴孔23を開放して燃料噴射を行う。
止すると、超磁歪素子12aが収縮してピストン18が
後退するので圧力室21はその容積を拡大して圧力を低
下させる。この圧力低下は通路30を介して直ちに針弁
背後の圧力室26に伝えられるが、このとき針弁ピスト
ン部24とシリンダ部25との間の摺動間隙がオリフィ
スとして作用するので、圧力室26の圧力低下に対して
燃料室28の圧力変化に遅れを生じ、燃料室28は相対
的に高圧になる。このピストン部24の前後圧力差に基
づき、針弁13はスプリング27に抗して背後方向にリ
フト作動し、噴孔23を開放して燃料噴射を行う。
【0026】そのときの要求燃料噴射量に応じて定めら
れた時間が経過したコイル12cへの通電を再開する
と、アクチュエータ12の超磁歪素子12aが再度伸張
して圧力室21及び26の圧力を上昇させるため針弁1
3が閉弁方向に移動して燃料噴射は終了する。非噴射時
の針弁13の閉弁状態は上述のようにピストン24前後
の圧力平衡状態下でのコイルスプリング27の張力によ
り保持される。
れた時間が経過したコイル12cへの通電を再開する
と、アクチュエータ12の超磁歪素子12aが再度伸張
して圧力室21及び26の圧力を上昇させるため針弁1
3が閉弁方向に移動して燃料噴射は終了する。非噴射時
の針弁13の閉弁状態は上述のようにピストン24前後
の圧力平衡状態下でのコイルスプリング27の張力によ
り保持される。
【0027】このようにコイル12cには燃料噴射弁の
使用時には常時的に電流が供給されることから、コイル
12cが発熱して超磁歪素子12aの温度を上昇させ、
その作動特性を変動させてしまう。
使用時には常時的に電流が供給されることから、コイル
12cが発熱して超磁歪素子12aの温度を上昇させ、
その作動特性を変動させてしまう。
【0028】この対策として本発明では、ケーシング1
0にてコイル12cを包囲し、ケーシング10の外周面
が燃料噴射弁本体11の内周面に密着するように本体1
1に嵌装する。この構成により、噴射弁駆動時にコイル
12cから発する熱はケーシング10から噴射弁本体1
1へと効率よく伝達され、噴射弁本体11の周囲へと逃
がされる。したがって、コイル12c及び超磁歪素子1
2aの温度上昇が抑えられて、アクチュエータとしての
作動特性が安定し、燃料噴射量のバラツキ等を起こすこ
とがない。
0にてコイル12cを包囲し、ケーシング10の外周面
が燃料噴射弁本体11の内周面に密着するように本体1
1に嵌装する。この構成により、噴射弁駆動時にコイル
12cから発する熱はケーシング10から噴射弁本体1
1へと効率よく伝達され、噴射弁本体11の周囲へと逃
がされる。したがって、コイル12c及び超磁歪素子1
2aの温度上昇が抑えられて、アクチュエータとしての
作動特性が安定し、燃料噴射量のバラツキ等を起こすこ
とがない。
【0029】また、温度上昇によるバラツキを見込んだ
余分の変位量を設定する必要がなくなるので、必要最小
限の変位量特性を有する超磁歪素子を用いることにより
アクチュエータ12を小型化することが可能である。
余分の変位量を設定する必要がなくなるので、必要最小
限の変位量特性を有する超磁歪素子を用いることにより
アクチュエータ12を小型化することが可能である。
【0030】さらに、このケーシング10によりコイル
12cの内外面が保護されるので、組立時にコイル表面
の絶縁皮膜が噴射弁本体内面部分等との接触により剥が
れてしまうような不具合を起こすことがない。
12cの内外面が保護されるので、組立時にコイル表面
の絶縁皮膜が噴射弁本体内面部分等との接触により剥が
れてしまうような不具合を起こすことがない。
【0031】ところで、この実施の形態のケーシング1
0は、図示したようにコイル12cの内側に嵌合する内
側円筒部10aと、コイル12cの外側に嵌合する外側
嵌合部10b及びこれらの両端部を接続する環状の端部
材10cとからなっており、これらによりコイル12c
の周囲に最大限に伝熱経路を確保するようにしているの
で、良好な冷却性能が得られる。なお、ここで外側嵌合
部10bはコイル12cを包囲する外壁部を構成する。
0は、図示したようにコイル12cの内側に嵌合する内
側円筒部10aと、コイル12cの外側に嵌合する外側
嵌合部10b及びこれらの両端部を接続する環状の端部
材10cとからなっており、これらによりコイル12c
の周囲に最大限に伝熱経路を確保するようにしているの
で、良好な冷却性能が得られる。なお、ここで外側嵌合
部10bはコイル12cを包囲する外壁部を構成する。
【0032】また、このケーシング10は、図2にも示
したように前後に分割される互いに同一形状の2つのケ
ーシング部材10A,Bからなっており、予め巻回して
おいたコイル12cにその前後から挟むようにこれらの
ケーシング部材10A,Bを被せて相互に結合した構成
となっている。このような構成とすることにより、コイ
ル12cを全周的に包囲するケーシング構造を容易に製
造することができる。
したように前後に分割される互いに同一形状の2つのケ
ーシング部材10A,Bからなっており、予め巻回して
おいたコイル12cにその前後から挟むようにこれらの
ケーシング部材10A,Bを被せて相互に結合した構成
となっている。このような構成とすることにより、コイ
ル12cを全周的に包囲するケーシング構造を容易に製
造することができる。
【0033】ケーシング10の構成は上述したものに限
られず、例えば図3にも示したようにコイルを嵌装する
内側円筒部10aの端部を外側に折り返して外側円筒部
10bを形成した構成とすることも可能であり、これに
よればケーシングを構成する部品数が少なくて済み、か
つ伝熱経路をとぎれなく形成することができる。
られず、例えば図3にも示したようにコイルを嵌装する
内側円筒部10aの端部を外側に折り返して外側円筒部
10bを形成した構成とすることも可能であり、これに
よればケーシングを構成する部品数が少なくて済み、か
つ伝熱経路をとぎれなく形成することができる。
【0034】また、ケーシング10を伝熱性に優れた樹
脂や金属でモールド形成するものとし、このときコイル
12cに耐熱性の絶縁皮膜を被覆したうえで鋳込むこと
によりアクチュエータ12を形成するものとしてもよ
い。この場合、鋳込み時にケーシング材がコイル12c
に密着するので、コイル12cとケーシング10との間
の伝熱性も良好になり、より優れた冷却性能が期待でき
る。
脂や金属でモールド形成するものとし、このときコイル
12cに耐熱性の絶縁皮膜を被覆したうえで鋳込むこと
によりアクチュエータ12を形成するものとしてもよ
い。この場合、鋳込み時にケーシング材がコイル12c
に密着するので、コイル12cとケーシング10との間
の伝熱性も良好になり、より優れた冷却性能が期待でき
る。
【図1】本発明の一実施形態の概略断面図。
【図2】実施形態のケーシング部材の外観斜視図。
【図3】他の実施形態のケーシング部材の外観斜視図。
1 燃料噴射弁 10 ケーシング 10a ケーシングの内側円筒部 10b ケーシングの外側円筒部 10c ケーシングの端部材 11 燃料噴射弁の本体 12 アクチュエータ 12a 超磁歪素子 12c コイル 13 針弁 14 ノズルボディ 15 端板 16 キャップ 17 ボール 18 ピストン 19 シリンダ部 20 シールリング 21 圧力室 22 皿ばね 23 噴孔 24 ピストン部 25 シリンダ部 26 圧力室 27 コイルスプリング 28 燃料室 29 燃料供給口 30 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 隆 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 超磁歪素子及び超磁歪素子を伸縮駆動す
るコイルを備えたアクチュエータを噴射弁本体内に収装
し、このアクチュエータの伸縮作動に基づいてノズルを
開閉するようにした燃料噴射弁において、前記コイルを
該コイルを包囲する外壁部を有するケーシングに収装す
るとともに、このケーシングをその外周面が噴射弁本体
の内壁面に密に接するように嵌装したことを特徴とする
燃料噴射弁。 - 【請求項2】 ケーシングは、棒状の超磁歪素子が貫通
する内側円筒部と、該内側円筒部との間にコイルを収装
する外側円筒部と、前記内側円筒部と外側円筒部とを端
部にて結合する端部材とを有することを特徴とする請求
項1に記載の燃料噴射弁。 - 【請求項3】 ケーシングは、軸方向の中間部分にて分
割された構成を有し、内部にコイルを収装して相互に結
合した状態でコイルを保持するようにしたことを特徴と
する請求項2に記載の燃料噴射弁。 - 【請求項4】 ケーシングは、外周にコイルを嵌装した
内側円筒部の端部をコイル外周を包囲するように折り返
して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
燃料噴射弁。 - 【請求項5】 ケーシングをモールド形成とし、その内
部にコイルを鋳込んでなることを特徴とする請求項1に
記載の燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161303A JPH116468A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161303A JPH116468A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116468A true JPH116468A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15732554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161303A Pending JPH116468A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116468A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006165483A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Opt Kk | 超磁歪アクチュエータ |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161303A patent/JPH116468A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006165483A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Opt Kk | 超磁歪アクチュエータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
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