JPH1165224A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
- Publication number
- JPH1165224A JPH1165224A JP21874697A JP21874697A JPH1165224A JP H1165224 A JPH1165224 A JP H1165224A JP 21874697 A JP21874697 A JP 21874697A JP 21874697 A JP21874697 A JP 21874697A JP H1165224 A JPH1165224 A JP H1165224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- ion
- ion generator
- electrophotographic recording
- recording apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 イオン発生電流の効率的な供給により帯電斑
を防止して良好な記録を行なうと共に、無駄なオゾンの
発生を抑制して環境改善を図る。 【解決手段】 回転可能なドラム2と、誘導電極42を
挟む複数のイオン発生電極44間からイオンを発生させ
てドラム表面2aを所定電位に帯電させるイオン発生器
40とを備え、イオン発生器40は、絶縁性の基板4
1,その上に形成された誘導電極42,これを覆う誘電
体層,その上に形成され前記誘導電極を挟む複数のイオ
ン発生電極44を有する。保持手段21は、ドラム2に
対向するイオン発生電極44の形成面とドラム表面2a
の離間距離が前記ドラムの回転遅れ側よりも回転進み側
の方で離隔するようにイオン発生器40を保持してい
る。
を防止して良好な記録を行なうと共に、無駄なオゾンの
発生を抑制して環境改善を図る。 【解決手段】 回転可能なドラム2と、誘導電極42を
挟む複数のイオン発生電極44間からイオンを発生させ
てドラム表面2aを所定電位に帯電させるイオン発生器
40とを備え、イオン発生器40は、絶縁性の基板4
1,その上に形成された誘導電極42,これを覆う誘電
体層,その上に形成され前記誘導電極を挟む複数のイオ
ン発生電極44を有する。保持手段21は、ドラム2に
対向するイオン発生電極44の形成面とドラム表面2a
の離間距離が前記ドラムの回転遅れ側よりも回転進み側
の方で離隔するようにイオン発生器40を保持してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録装置
に係り、特にイオン発生器を帯電装置として用いる電子
写真記録装置に関する。
に係り、特にイオン発生器を帯電装置として用いる電子
写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な記録装置の中でも、電子写真記録
装置はノンインパクト記録のため騒音が少ないこと、文
字が綺麗に記録できること、記録速度が高速であるこ
と、ランニングコストが比較的安いこと、などの特長を
有している。このため、最近ではOA(Office Automa
tion)機器の出力端末装置としても利用されており、市
場も急速に拡大している。
装置はノンインパクト記録のため騒音が少ないこと、文
字が綺麗に記録できること、記録速度が高速であるこ
と、ランニングコストが比較的安いこと、などの特長を
有している。このため、最近ではOA(Office Automa
tion)機器の出力端末装置としても利用されており、市
場も急速に拡大している。
【0003】電子写真記録装置の一つであるレーザビー
ムプリンタの記録部の一般的な構成を図9(a)に示
し、電子写真記録装置の概要について説明する。通常の
場合、電子写真記録装置1は、図9(a)に示すような
感光体ドラム2を備え、この感光体ドラム2の表面は、
その全面をコロナチャージャ等の帯電装置3により、例
えばマイナスの電荷で−700V程度に一様に帯電させ
られている。次に、画像信号に応じてレーザ光4が感光
体ドラム2に照射される。感光体ドラム2は光が照射さ
れた部分だけ抵抗が減少するので、レーザ光4が照射さ
れた部分のマイナス電荷が消去され静電潜像が形成され
る。
ムプリンタの記録部の一般的な構成を図9(a)に示
し、電子写真記録装置の概要について説明する。通常の
場合、電子写真記録装置1は、図9(a)に示すような
感光体ドラム2を備え、この感光体ドラム2の表面は、
その全面をコロナチャージャ等の帯電装置3により、例
えばマイナスの電荷で−700V程度に一様に帯電させ
られている。次に、画像信号に応じてレーザ光4が感光
体ドラム2に照射される。感光体ドラム2は光が照射さ
れた部分だけ抵抗が減少するので、レーザ光4が照射さ
れた部分のマイナス電荷が消去され静電潜像が形成され
る。
【0004】なお、通常はレーザとしては1個の半導体
レーザが使用され、画像に応じて変調された光は、図示
されない回転多面鏡(ポリゴンミラー)によって走査さ
れている。このようにして形成された静電潜像は現像器
5によって現像される。つまり、感光体ドラム2上の静
電潜像のマイナス電荷の消去された部分に、反転現像に
よってマイナスに帯電した着色微粒子であるトナーが−
500V程度のバイアスを与えられることにより感光ド
ラム2の表面に付着し、静電潜像が可視化される。
レーザが使用され、画像に応じて変調された光は、図示
されない回転多面鏡(ポリゴンミラー)によって走査さ
れている。このようにして形成された静電潜像は現像器
5によって現像される。つまり、感光体ドラム2上の静
電潜像のマイナス電荷の消去された部分に、反転現像に
よってマイナスに帯電した着色微粒子であるトナーが−
500V程度のバイアスを与えられることにより感光ド
ラム2の表面に付着し、静電潜像が可視化される。
【0005】図示されない給紙カセットから給紙ローラ
6により供給された記録紙7が、画像信号とタイミング
を一致させて搬送されて感光体ドラム2に接触する。こ
こで可視化されたトナー像が記録紙7に転写される。転
写チャージャ8では例えば記録紙7の裏側からプラスの
電荷が与えられ、これによって、感光体ドラム2上にマ
イナスに帯電したトナーによって現像された画像を記録
紙7上に引きつけ、転写している。画像が転写された記
録紙7は、剥離チャージャ9によって、感光体ドラム2
から剥離される。最後に、ヒートローラ11から構成さ
れる定着器10により、トナーは加熱・加圧されること
によって記録紙7上に定着されて、記録が終了する。
6により供給された記録紙7が、画像信号とタイミング
を一致させて搬送されて感光体ドラム2に接触する。こ
こで可視化されたトナー像が記録紙7に転写される。転
写チャージャ8では例えば記録紙7の裏側からプラスの
電荷が与えられ、これによって、感光体ドラム2上にマ
イナスに帯電したトナーによって現像された画像を記録
紙7上に引きつけ、転写している。画像が転写された記
録紙7は、剥離チャージャ9によって、感光体ドラム2
から剥離される。最後に、ヒートローラ11から構成さ
れる定着器10により、トナーは加熱・加圧されること
によって記録紙7上に定着されて、記録が終了する。
【0006】なお、感光体ドラム2上には記録紙7に転
写されずに残ったトナーが存在している。これらの残留
トナーをクリーニングブレード12から構成されるクリ
ーナでこすり落としてドラム2の清掃を行なった後、L
ED等から構成される消去ランプ13により全面露光す
ることによって、感光体ドラム2上の電荷を消去してい
る。
写されずに残ったトナーが存在している。これらの残留
トナーをクリーニングブレード12から構成されるクリ
ーナでこすり落としてドラム2の清掃を行なった後、L
ED等から構成される消去ランプ13により全面露光す
ることによって、感光体ドラム2上の電荷を消去してい
る。
【0007】このように、電子写真記録装置1において
は、帯電・潜像形成・現像・転写・定着の工程を経て画
像が形成されている。最後に、クリーニング工程におい
て、感光体ドラム2が綺麗に清掃されることにより繰り
返し使用が可能となる。各工程は機種によって多少の構
成は異なる場合もあるが、基本的な構成としては上述し
たものに準じている。
は、帯電・潜像形成・現像・転写・定着の工程を経て画
像が形成されている。最後に、クリーニング工程におい
て、感光体ドラム2が綺麗に清掃されることにより繰り
返し使用が可能となる。各工程は機種によって多少の構
成は異なる場合もあるが、基本的な構成としては上述し
たものに準じている。
【0008】以上、電子写真記録装置の代表例としてレ
ーザプリンタについての説明を簡単に行なった。電子写
真記録装置としてはレーザプリンタばかりではなく、静
電潜像を書き込むための記録ヘッドとして他の発光素子
を使用したものも開発・製品化されている。レーザビー
ムプリンタは1つのレーザから発生した光を高速に機械
的に回転する多面鏡や、ホログラムを利用して画点を形
成しているが、装置の小型化・低価格化を考え、アレイ
光源を用いた固体走査方式も現在ではかなり注目されて
いる。例えば、LED(Light Emitting Diode)、液晶
シャッタ、EL(Electro-Luminecent)素子、プラズマ
発光素子、蛍光体などの発光素子や光シャッタ素子をア
レイ状に並べたヘッドを用いた電子写真記録装置も開発
・製品化されている。上述した電子写真記録装置は、何
れも光プリンタと総称されるものであり、用途としては
プリンタ、デジタル複写機などの出力装置として利用さ
れている。また、従来から使用されているような蛍光灯
などの光により原稿を照明し、その反射光を感光体に導
いて静電潜像を形成して原稿を複写するタイプのアナロ
グ複写機も電子写真記録装置の一つである。さらに、感
光体ドラムの代わりに誘電体を使用して、アレイ状に並
べられた小さな穴からイオンを吹きだし、誘電体上にこ
のイオンによって静電潜像を記録する方式のイオンフロ
ー記録、またはイオンデポジション記録と呼ばれる記録
方式もある。
ーザプリンタについての説明を簡単に行なった。電子写
真記録装置としてはレーザプリンタばかりではなく、静
電潜像を書き込むための記録ヘッドとして他の発光素子
を使用したものも開発・製品化されている。レーザビー
ムプリンタは1つのレーザから発生した光を高速に機械
的に回転する多面鏡や、ホログラムを利用して画点を形
成しているが、装置の小型化・低価格化を考え、アレイ
光源を用いた固体走査方式も現在ではかなり注目されて
いる。例えば、LED(Light Emitting Diode)、液晶
シャッタ、EL(Electro-Luminecent)素子、プラズマ
発光素子、蛍光体などの発光素子や光シャッタ素子をア
レイ状に並べたヘッドを用いた電子写真記録装置も開発
・製品化されている。上述した電子写真記録装置は、何
れも光プリンタと総称されるものであり、用途としては
プリンタ、デジタル複写機などの出力装置として利用さ
れている。また、従来から使用されているような蛍光灯
などの光により原稿を照明し、その反射光を感光体に導
いて静電潜像を形成して原稿を複写するタイプのアナロ
グ複写機も電子写真記録装置の一つである。さらに、感
光体ドラムの代わりに誘電体を使用して、アレイ状に並
べられた小さな穴からイオンを吹きだし、誘電体上にこ
のイオンによって静電潜像を記録する方式のイオンフロ
ー記録、またはイオンデポジション記録と呼ばれる記録
方式もある。
【0009】これら電子写真記録装置1では上述したよ
うに、帯電、転写、剥離などの工程で、あるいは感光体
上の残留電荷を消去するためなどに、帯電装置(チャー
ジャ)が多数使用されている。この帯電装置としての代
表的な例としてのコロナチャージャ3を図9(b)に示
す。コロナ放電は不均一な電界中で行なわれる局所的な
空気の絶縁破壊により生じる持続的な放電である。一般
に、コロナチャージャ3は直径が50〜100μmのタ
ングステンからなるコロナワイヤ14を1cm程度離して
一部が削除されたアルミ等からなる金属ケース15でシ
ールドした構造を有している。その削除されて開口され
た部分は金網からなるグリッド16により覆われてお
り、このグリッド16を介してコロナイオン17が放出
される。コロナワイヤ14に5〜10kV程度の電圧を
印加すると、コロナワイヤ14の周囲に局所的に強い電
界が形成され、部分的な空気の絶縁破壊が起こり、放電
が持続する。開口面を感光体に対向させて配置し、発生
した正または負イオンを感光体表面に移動させて、感光
体を帯電したり、あるいは除電したりする。コロナ放電
は気中放電であるために温度、湿度の影響を受けやす
い。そこで、コロナワイヤ14に流れる電流を常に一定
にする電流制御方式や、感光体の表面電位を検知してグ
リッド電圧やコロナ電圧18にフィードバックする制御
方式を用いて感光体の表面電位を安定化させる必要があ
る。
うに、帯電、転写、剥離などの工程で、あるいは感光体
上の残留電荷を消去するためなどに、帯電装置(チャー
ジャ)が多数使用されている。この帯電装置としての代
表的な例としてのコロナチャージャ3を図9(b)に示
す。コロナ放電は不均一な電界中で行なわれる局所的な
空気の絶縁破壊により生じる持続的な放電である。一般
に、コロナチャージャ3は直径が50〜100μmのタ
ングステンからなるコロナワイヤ14を1cm程度離して
一部が削除されたアルミ等からなる金属ケース15でシ
ールドした構造を有している。その削除されて開口され
た部分は金網からなるグリッド16により覆われてお
り、このグリッド16を介してコロナイオン17が放出
される。コロナワイヤ14に5〜10kV程度の電圧を
印加すると、コロナワイヤ14の周囲に局所的に強い電
界が形成され、部分的な空気の絶縁破壊が起こり、放電
が持続する。開口面を感光体に対向させて配置し、発生
した正または負イオンを感光体表面に移動させて、感光
体を帯電したり、あるいは除電したりする。コロナ放電
は気中放電であるために温度、湿度の影響を受けやす
い。そこで、コロナワイヤ14に流れる電流を常に一定
にする電流制御方式や、感光体の表面電位を検知してグ
リッド電圧やコロナ電圧18にフィードバックする制御
方式を用いて感光体の表面電位を安定化させる必要があ
る。
【0010】上述したように、コロナチャージャはコロ
ナワイヤ14を1cm程度離したアルミなどのケース15
で覆っているので、装置の小型化を考える場合には、そ
の大きさが問題となる。特に、電子写真記録装置をカラ
ー記録にまで発展させることを考えると、1cm角の大き
さのスペースを必要とし、記録装置を小型化するのを著
しく妨げることになる。
ナワイヤ14を1cm程度離したアルミなどのケース15
で覆っているので、装置の小型化を考える場合には、そ
の大きさが問題となる。特に、電子写真記録装置をカラ
ー記録にまで発展させることを考えると、1cm角の大き
さのスペースを必要とし、記録装置を小型化するのを著
しく妨げることになる。
【0011】また、コロナチャージャが大気中の酸素分
子をイオン化してオゾンを発生させるため、高濃度のも
のは人体の呼吸器に有害であり、微量でも長時間の吸入
は有害であるため環境問題として好ましくない。特に、
負コロナ放電の場合、正コロナ放電よりオゾンの発生量
が1桁ほど多い。臭いとして人間が感知できるオゾン濃
度は0.02ppmであり、許容濃度は0.1ppm以
下に定められている。従来の複写機やプリンタにおいて
は、オゾン除去のために活性炭を塗布したオゾンフィル
タなどを使用して、この基準を満たすようにしている。
しかし、最近ではヨーロッパを中心に現在の許容濃度の
1/10程度までオゾン発生量を減少させようとする動
きも活発になってきている。
子をイオン化してオゾンを発生させるため、高濃度のも
のは人体の呼吸器に有害であり、微量でも長時間の吸入
は有害であるため環境問題として好ましくない。特に、
負コロナ放電の場合、正コロナ放電よりオゾンの発生量
が1桁ほど多い。臭いとして人間が感知できるオゾン濃
度は0.02ppmであり、許容濃度は0.1ppm以
下に定められている。従来の複写機やプリンタにおいて
は、オゾン除去のために活性炭を塗布したオゾンフィル
タなどを使用して、この基準を満たすようにしている。
しかし、最近ではヨーロッパを中心に現在の許容濃度の
1/10程度までオゾン発生量を減少させようとする動
きも活発になってきている。
【0012】さらに、短い時間で感光ドラムを帯電させ
たい場合には帯電に寄与するイオン電流を多くする必要
がある。イオン電流を多くした場合、帯電装置を被帯電
物である感光ドラムに近づけると、感光ドラムに帯電斑
(むら)が発生してしまうという問題もあった。
たい場合には帯電に寄与するイオン電流を多くする必要
がある。イオン電流を多くした場合、帯電装置を被帯電
物である感光ドラムに近づけると、感光ドラムに帯電斑
(むら)が発生してしまうという問題もあった。
【0013】このような種々の不具合を解消するため
に、本願の発明者達は、図10に示すような電子写真記
録装置を提案している。図10(a)(b)において、
帯電装置20は、イオン発生器30を保持する保持手段
として例えば筐体よりなるホルダ21を備えている。ホ
ルダ21には長手状に溝21a,21bが形成され、溝
21aに係合する弾性部材22により前記イオン発生器
30が保持される。弾性部材22は図示の例では左右に
合計6個設けられている。弾性部材22は、その一端の
内側の面がイオン発生器30下面の放電面に当接され、
他端がホルダ20の側面の下部に設けられた前記溝21
aに挿入される。このような構造とすることにより、弾
性部材22の張力によりイオン発生器30の電極が形成
されている基板面と反対の面とホルダ21の下面とが接
触するようにイオン発生器30がホルダ21に保持され
る。
に、本願の発明者達は、図10に示すような電子写真記
録装置を提案している。図10(a)(b)において、
帯電装置20は、イオン発生器30を保持する保持手段
として例えば筐体よりなるホルダ21を備えている。ホ
ルダ21には長手状に溝21a,21bが形成され、溝
21aに係合する弾性部材22により前記イオン発生器
30が保持される。弾性部材22は図示の例では左右に
合計6個設けられている。弾性部材22は、その一端の
内側の面がイオン発生器30下面の放電面に当接され、
他端がホルダ20の側面の下部に設けられた前記溝21
aに挿入される。このような構造とすることにより、弾
性部材22の張力によりイオン発生器30の電極が形成
されている基板面と反対の面とホルダ21の下面とが接
触するようにイオン発生器30がホルダ21に保持され
る。
【0014】溝21bには取付金具23が係合してお
り、この取付金具23とホルダ21との間にはバネ24
が介装されて、このバネ24の弾発力によりホルダ21
は確実に取付金具23に固定されている。図10(a)
に示すように、ホルダ21のイオン発生器30と接する
面の中央部には、凹部21cが形成されており、この凹
部21cにはヒータ25が配置されている。このヒータ
25はイオン発生器30を40〜50℃に加熱すること
によりイオン発生器30の放電を安定化する。前記凹部
21cによってヒータ25とホルダ21との間に空気層
が設けられてヒータ25の熱が直接ホルダ21に伝わる
のを避け、熱によりホルダ21が変形するのを防止して
いる。
り、この取付金具23とホルダ21との間にはバネ24
が介装されて、このバネ24の弾発力によりホルダ21
は確実に取付金具23に固定されている。図10(a)
に示すように、ホルダ21のイオン発生器30と接する
面の中央部には、凹部21cが形成されており、この凹
部21cにはヒータ25が配置されている。このヒータ
25はイオン発生器30を40〜50℃に加熱すること
によりイオン発生器30の放電を安定化する。前記凹部
21cによってヒータ25とホルダ21との間に空気層
が設けられてヒータ25の熱が直接ホルダ21に伝わる
のを避け、熱によりホルダ21が変形するのを防止して
いる。
【0015】ホルダ21は、図10(b)の正面図に示
すように、イオン発生器30の位置ずれを阻止するため
に両面テープまたは接着部材等よりなる固定部材26を
有すると共に、ホルダ21の一端より外側に突き出たイ
オン発生器30の端部には、このイオン発生器30に外
部から電力を供給するための電力供給部材27が接触し
ている。すなわち、ホルダ21をスライドさせて取付け
金具23に挿入することにより電力供給部材27がイオ
ン発生器30と接触し、電気的に接続されるように構成
されており、この挿入のためにホルダ21の他端側に
は、取手28が設けられている。。
すように、イオン発生器30の位置ずれを阻止するため
に両面テープまたは接着部材等よりなる固定部材26を
有すると共に、ホルダ21の一端より外側に突き出たイ
オン発生器30の端部には、このイオン発生器30に外
部から電力を供給するための電力供給部材27が接触し
ている。すなわち、ホルダ21をスライドさせて取付け
金具23に挿入することにより電力供給部材27がイオ
ン発生器30と接触し、電気的に接続されるように構成
されており、この挿入のためにホルダ21の他端側に
は、取手28が設けられている。。
【0016】前記イオン発生器30は、図10(c)に
示すように、セラミック等からなる基板31の上に誘導
電極32が形成され、この誘導電極32を覆うようにガ
ラス等からなる絶縁層33が積層されており、この絶縁
層33上に複数のイオン発生電極34a,34bが形成
された構造を有している。なお誘導電極32,絶縁層3
3,イオン発生電極34a,34bは厚膜印刷によって
作成することが可能である。例えば誘導電極32の膜厚
は1〜5μmで幅が約140μmであり、絶縁膜33の
膜厚は20〜50μmであり、イオン発生電極34a,
34bの膜厚は1〜30μmであり、2つのイオン発生
電極34a,34b間の間隔であるスリット35の幅は
約200μmとなるように形成されている。
示すように、セラミック等からなる基板31の上に誘導
電極32が形成され、この誘導電極32を覆うようにガ
ラス等からなる絶縁層33が積層されており、この絶縁
層33上に複数のイオン発生電極34a,34bが形成
された構造を有している。なお誘導電極32,絶縁層3
3,イオン発生電極34a,34bは厚膜印刷によって
作成することが可能である。例えば誘導電極32の膜厚
は1〜5μmで幅が約140μmであり、絶縁膜33の
膜厚は20〜50μmであり、イオン発生電極34a,
34bの膜厚は1〜30μmであり、2つのイオン発生
電極34a,34b間の間隔であるスリット35の幅は
約200μmとなるように形成されている。
【0017】このような構造のイオン発生器30の誘導
電極32とイオン発生電極34a,34bとの間に、高
周波電圧源36より周波数が数百Hz〜数百KHz、波
高値が1〜3kVの高周波高電圧が印加されると共に、
バイアス電圧源37よりイオン発生電極34a,34b
にバイアス電圧が印加されると、2つのイオン発生電極
34a,34bの間のスリット35の空気がイオン化さ
れて、この付近に正と負のイオンが発生する。ここで、
図10(c)に示すように、電圧源37よりバイアス電
圧として負の電圧が印加されている場合には、イオン発
生器30は負のイオンのみを発生させる。逆に、電圧源
37からのバイアス電圧が正の場合には正のイオンを発
生させることになる。このイオン発生器30は、図9
(b)に示すコロナチャージャに比べて小さな電圧で放
電を生じることが可能である。
電極32とイオン発生電極34a,34bとの間に、高
周波電圧源36より周波数が数百Hz〜数百KHz、波
高値が1〜3kVの高周波高電圧が印加されると共に、
バイアス電圧源37よりイオン発生電極34a,34b
にバイアス電圧が印加されると、2つのイオン発生電極
34a,34bの間のスリット35の空気がイオン化さ
れて、この付近に正と負のイオンが発生する。ここで、
図10(c)に示すように、電圧源37よりバイアス電
圧として負の電圧が印加されている場合には、イオン発
生器30は負のイオンのみを発生させる。逆に、電圧源
37からのバイアス電圧が正の場合には正のイオンを発
生させることになる。このイオン発生器30は、図9
(b)に示すコロナチャージャに比べて小さな電圧で放
電を生じることが可能である。
【0018】また、絶縁層33、イオン発生電極34
a,34bの上に、保護膜層を設けることでイオン発生
電極の径時変化が防止でき、帯電器としての使用可能時
間が増加する。この保護膜は、薄膜技術でSiO2 をス
ッパタリングして形成することも可能であり、また厚膜
技術で絶縁性ガラス層をスクリーン印刷で形成すること
も可能である。
a,34bの上に、保護膜層を設けることでイオン発生
電極の径時変化が防止でき、帯電器としての使用可能時
間が増加する。この保護膜は、薄膜技術でSiO2 をス
ッパタリングして形成することも可能であり、また厚膜
技術で絶縁性ガラス層をスクリーン印刷で形成すること
も可能である。
【0019】この従来の電子写真記録装置においては、
図10(b)に示すように、イオン発生器30は弾性部
材22によってホルダ21に完全には固定されておら
ず、感光体ドラム2の軸方向、すなわちイオン発生器3
0の長手方向に可動となっている。このため、ホルダ2
1を取付け金具23に挿入する際、電力供給部材27か
らの反力によってイオン発生器30が押されてイオン発
生器30の感光ドラム2に対する位置が変動するのを防
止するためホルダ21とイオン発生器30との接触面の
一部分を接着剤や両面接着テープ等の固定部材26によ
り固定している。また、このように一部分を接着剤を用
いて固定することにより、ホルダ21とイオン発生器3
0の熱膨張の差を吸収することができ、イオン発生器3
0が熱により反るのを防止することができる。なお、イ
オン発生器30が電力供給部材27によって下向きの力
を受けているため、イオン発生器30とホルダ27とが
離れるのを防止するためには、接着剤を用いて固定する
位置は電力供給部材27が設けられている側の端部が好
ましい。また、ホルダ21とイオン発生器30の基板3
1は熱膨張係数がほぼ同じ材料から構成することが好ま
しい。
図10(b)に示すように、イオン発生器30は弾性部
材22によってホルダ21に完全には固定されておら
ず、感光体ドラム2の軸方向、すなわちイオン発生器3
0の長手方向に可動となっている。このため、ホルダ2
1を取付け金具23に挿入する際、電力供給部材27か
らの反力によってイオン発生器30が押されてイオン発
生器30の感光ドラム2に対する位置が変動するのを防
止するためホルダ21とイオン発生器30との接触面の
一部分を接着剤や両面接着テープ等の固定部材26によ
り固定している。また、このように一部分を接着剤を用
いて固定することにより、ホルダ21とイオン発生器3
0の熱膨張の差を吸収することができ、イオン発生器3
0が熱により反るのを防止することができる。なお、イ
オン発生器30が電力供給部材27によって下向きの力
を受けているため、イオン発生器30とホルダ27とが
離れるのを防止するためには、接着剤を用いて固定する
位置は電力供給部材27が設けられている側の端部が好
ましい。また、ホルダ21とイオン発生器30の基板3
1は熱膨張係数がほぼ同じ材料から構成することが好ま
しい。
【0020】従来の電子写真記録装置においては、上記
帯電装置20は図9(a)に示されるコロナチャージャ
3の代わりに用いられるのは勿論であるが、転写チャー
ジャ8や剥離チャージャ9の代わりに用いてもよい。こ
の場合、帯電装置20に設けられたイオン発生器30の
イオン発生電極34a,34bに負のバイアス電圧を印
加することにより、感光ドラム2の表面を一様にマイナ
スに帯電させることができる。また、転写チャージャ8
にはバイアス電圧として正の電圧を印加する。剥離チャ
ージャ9にはバイアス電圧を零Vにして正、負のイオン
で記録紙の電荷を除去することにより、記録紙を感光体
ドラム2から剥離することができる。
帯電装置20は図9(a)に示されるコロナチャージャ
3の代わりに用いられるのは勿論であるが、転写チャー
ジャ8や剥離チャージャ9の代わりに用いてもよい。こ
の場合、帯電装置20に設けられたイオン発生器30の
イオン発生電極34a,34bに負のバイアス電圧を印
加することにより、感光ドラム2の表面を一様にマイナ
スに帯電させることができる。また、転写チャージャ8
にはバイアス電圧として正の電圧を印加する。剥離チャ
ージャ9にはバイアス電圧を零Vにして正、負のイオン
で記録紙の電荷を除去することにより、記録紙を感光体
ドラム2から剥離することができる。
【0021】以上述べたように、図10に示す帯電装置
を用いた従来の電子写真記録装置によれば、従来のコロ
ナチャージャに比べて装置のサイズを可及的に小型化す
ることができると共に、イオン発生器20は取り外し可
能なため、メンテナンスが容易となる。
を用いた従来の電子写真記録装置によれば、従来のコロ
ナチャージャに比べて装置のサイズを可及的に小型化す
ることができると共に、イオン発生器20は取り外し可
能なため、メンテナンスが容易となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イオン
発生器を帯電装置として用いた従来の電子写真記録装置
によれば、上述のようにコロナワイヤを用いた従来の電
子写真記録装置に比べて装置を小型化できるという利点
はあるものの、被帯電物を短時間で帯電させる場合に
は、帯電に寄与するイオン電流を多くする必要があり、
そのために、帯電装置と被帯電物とを接近させると被帯
電物に帯電斑が発生してしまうという問題があった。
発生器を帯電装置として用いた従来の電子写真記録装置
によれば、上述のようにコロナワイヤを用いた従来の電
子写真記録装置に比べて装置を小型化できるという利点
はあるものの、被帯電物を短時間で帯電させる場合に
は、帯電に寄与するイオン電流を多くする必要があり、
そのために、帯電装置と被帯電物とを接近させると被帯
電物に帯電斑が発生してしまうという問題があった。
【0023】本発明は上記問題点を除去するためになさ
れたものであり、可能な限り小型化された帯電装置に設
けられたイオン発生器により生成されるオゾン発生量を
減少させることができると共に、イオン電流を多くして
も帯電斑が生じることのない電子写真記録装置を提供す
ることを目的とする。
れたものであり、可能な限り小型化された帯電装置に設
けられたイオン発生器により生成されるオゾン発生量を
減少させることができると共に、イオン電流を多くして
も帯電斑が生じることのない電子写真記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】また、被帯電物と帯電装置との離間距離を
調節することにより、感光ドラムの帯電斑を防止し、良
好な記録を行なうことのできる電子写真記録装置を提供
することも目的としている。
調節することにより、感光ドラムの帯電斑を防止し、良
好な記録を行なうことのできる電子写真記録装置を提供
することも目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る電子写真記録装置は、回転可能なド
ラムと、誘導電極を挟む複数のイオン発生電極間からイ
オンを発生させて前記ドラム表面を所定電位に帯電させ
るイオン発生器と、前記ドラム表面に静電潜像を形成す
る静電潜像形成手段と、前記イオン発生電極の形成面を
前記ドラムに対向させてイオン発生器を保持する保持手
段とを有するものにおいて、前記イオン発生器は、筐体
を含む前記保持手段の下面に接触して設けられた絶縁性
の基板,この基板上に形成された誘導電極,この誘導電
極を覆う誘電体層,この誘電体層上に形成され誘導電極
を挟む複数のイオン発生電極を有すると共に、前記保持
手段は、前記ドラムに対向する前記イオン発生電極の形
成面と前記ドラム表面の離間距離が前記ドラムの回転遅
れ側よりも回転進み側の方で離隔するように前記イオン
発生器を保持していることを特徴としている。
め、請求項1に係る電子写真記録装置は、回転可能なド
ラムと、誘導電極を挟む複数のイオン発生電極間からイ
オンを発生させて前記ドラム表面を所定電位に帯電させ
るイオン発生器と、前記ドラム表面に静電潜像を形成す
る静電潜像形成手段と、前記イオン発生電極の形成面を
前記ドラムに対向させてイオン発生器を保持する保持手
段とを有するものにおいて、前記イオン発生器は、筐体
を含む前記保持手段の下面に接触して設けられた絶縁性
の基板,この基板上に形成された誘導電極,この誘導電
極を覆う誘電体層,この誘電体層上に形成され誘導電極
を挟む複数のイオン発生電極を有すると共に、前記保持
手段は、前記ドラムに対向する前記イオン発生電極の形
成面と前記ドラム表面の離間距離が前記ドラムの回転遅
れ側よりも回転進み側の方で離隔するように前記イオン
発生器を保持していることを特徴としている。
【0026】また、請求項2に係る電子写真記録装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記ドラムの退出
側における前記ドラムとイオン発生器との間隔が、前記
イオン発生器の複数のイオン発生電極の間隙の幅よりも
1.5倍を超えて離隔することを特徴としている。
は、請求項1に記載のものにおいて、前記ドラムの退出
側における前記ドラムとイオン発生器との間隔が、前記
イオン発生器の複数のイオン発生電極の間隙の幅よりも
1.5倍を超えて離隔することを特徴としている。
【0027】さらに、請求項3に係る電子写真記録装置
は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前
記イオン発生器が、前記ドラムの軸方向に延在するよう
に形成されたイオン発生電極を複数個有すると共に、こ
れらの複数のイオン発生電極は、回転遅れ側で前記ドラ
ムに接近し、回転進み側で前記ドラムより離隔するよう
に傾斜する平面上に設けられていることを特徴としてい
る。
は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前
記イオン発生器が、前記ドラムの軸方向に延在するよう
に形成されたイオン発生電極を複数個有すると共に、こ
れらの複数のイオン発生電極は、回転遅れ側で前記ドラ
ムに接近し、回転進み側で前記ドラムより離隔するよう
に傾斜する平面上に設けられていることを特徴としてい
る。
【0028】また、請求項4に係る電子写真記録装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記イオン発生器
が前記ドラムの軸方向に延在するように形成されたイオ
ン発生電極を複数個有すると共に、これらの複数のイオ
ン発生電極が段部を介して複数段の平行する平面上に平
行に形成され、この複数段の平面は回転遅れ側で前記ド
ラムに接近し、回転進み側で前記ドラムより離隔するこ
とを特徴としている。
は、請求項1に記載のものにおいて、前記イオン発生器
が前記ドラムの軸方向に延在するように形成されたイオ
ン発生電極を複数個有すると共に、これらの複数のイオ
ン発生電極が段部を介して複数段の平行する平面上に平
行に形成され、この複数段の平面は回転遅れ側で前記ド
ラムに接近し、回転進み側で前記ドラムより離隔するこ
とを特徴としている。
【0029】さらに、請求項5に係る電子写真記録装置
は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前
記イオン発生電極のうち前記ドラムの回転遅れ側の任意
の2本の離間距離が、前記ドラムの回転進み側の任意の
2本の離間距離よりも広くなると共に、回転遅れ側から
回転進み側に移るにつれてその間隙が徐々に狭くなるよ
うに設定されていることを特徴としている。
は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前
記イオン発生電極のうち前記ドラムの回転遅れ側の任意
の2本の離間距離が、前記ドラムの回転進み側の任意の
2本の離間距離よりも広くなると共に、回転遅れ側から
回転進み側に移るにつれてその間隙が徐々に狭くなるよ
うに設定されていることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真記録
装置の好適な実施形態について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1,図2は、本発明の第1実施形
態に係る電子写真記録装置の構成を示す側断面図,拡大
側面図であり、従来の電子写真記録装置を示す図10
(a)に対応する構成を簡略化して示している。
装置の好適な実施形態について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1,図2は、本発明の第1実施形
態に係る電子写真記録装置の構成を示す側断面図,拡大
側面図であり、従来の電子写真記録装置を示す図10
(a)に対応する構成を簡略化して示している。
【0031】図1に示すように、この発明の第1実施形
態に係る電子写真記録装置38は、図9(a)に示され
る従来の電子写真記録装置1の構成のうちコロナチャー
ジャ3,転写チャージャ8,剥離チャージャ9の代わり
に設けられる帯電装置39を備えている。この帯電装置
39は、イオン発生器40と、このイオン発生器40を
固定して保持するホルダ21と、から構成される。ホル
ダ21は、基本的には図10(a)に示されるホルダ2
1と同様の構成を備え、イオン発生器40の裏側に設け
られたヒータ25による熱変形を避けるために、凹状の
溝29が形成されている。第1実施形態の帯電装置39
においては、図1(a)に示すように、イオン発生器4
0の取付位置が感光体ドラム2と対向する下面で角度θ
だけ傾くようにホルダ21が固定されている。すなわ
ち、帯電領域の回転遅れ側では感光ドラム2とイオン発
生器40の下面との間隔が狭く、回転進み側では広くな
るようにイオン発生器40が取り付けられている。感光
体ドラム2の表面は、感光面2aとなっている。
態に係る電子写真記録装置38は、図9(a)に示され
る従来の電子写真記録装置1の構成のうちコロナチャー
ジャ3,転写チャージャ8,剥離チャージャ9の代わり
に設けられる帯電装置39を備えている。この帯電装置
39は、イオン発生器40と、このイオン発生器40を
固定して保持するホルダ21と、から構成される。ホル
ダ21は、基本的には図10(a)に示されるホルダ2
1と同様の構成を備え、イオン発生器40の裏側に設け
られたヒータ25による熱変形を避けるために、凹状の
溝29が形成されている。第1実施形態の帯電装置39
においては、図1(a)に示すように、イオン発生器4
0の取付位置が感光体ドラム2と対向する下面で角度θ
だけ傾くようにホルダ21が固定されている。すなわ
ち、帯電領域の回転遅れ側では感光ドラム2とイオン発
生器40の下面との間隔が狭く、回転進み側では広くな
るようにイオン発生器40が取り付けられている。感光
体ドラム2の表面は、感光面2aとなっている。
【0032】イオン発生器40は、下面が感光体ドラム
2に対して傾斜されて取り付けられていることを除け
ば、図10(c)に示された従来のイオン発生器30と
略同様の構成を有している。図2に示すように、イオン
発生器40は、セラミック等からなる絶縁性基板41の
上に誘導電極42a,42bが形成され、この誘導電極
42a,42bを覆うようにガラス等からなる絶縁層4
3が積層されており、この絶縁層43上に複数のイオン
発生電極44a,44b,44cが形成された構造を有
している。なお、誘導電極42a,42b,絶縁層4
3,イオン発生電極44a,44b,44cは厚膜印刷
によって作成することが可能である。例えば誘導電極4
2a,42bの膜厚は1〜5μmで幅が約140μmで
あり、絶縁膜43の膜厚は20〜50μmであり、イオ
ン発生電極44a,44b,44cの膜厚は1〜30μ
mであり、2つのイオン発生電極44a,44b間およ
び44b,44c間の間隔であるスリット35の幅は約
200μmとなるように形成されている。
2に対して傾斜されて取り付けられていることを除け
ば、図10(c)に示された従来のイオン発生器30と
略同様の構成を有している。図2に示すように、イオン
発生器40は、セラミック等からなる絶縁性基板41の
上に誘導電極42a,42bが形成され、この誘導電極
42a,42bを覆うようにガラス等からなる絶縁層4
3が積層されており、この絶縁層43上に複数のイオン
発生電極44a,44b,44cが形成された構造を有
している。なお、誘導電極42a,42b,絶縁層4
3,イオン発生電極44a,44b,44cは厚膜印刷
によって作成することが可能である。例えば誘導電極4
2a,42bの膜厚は1〜5μmで幅が約140μmで
あり、絶縁膜43の膜厚は20〜50μmであり、イオ
ン発生電極44a,44b,44cの膜厚は1〜30μ
mであり、2つのイオン発生電極44a,44b間およ
び44b,44c間の間隔であるスリット35の幅は約
200μmとなるように形成されている。
【0033】このような構造のイオン発生器40の誘導
電極42a,42bとイオン発生電極44a,44b,
44cとの間に、図示されない高周波電圧源より周波数
が数百Hz〜数百KHz、波高値が1〜3kVの高周波
高電圧が印加されると共に、図示されないバイアス電圧
源よりイオン発生電極44a,44b,44cにバイア
ス電圧が印加されると、3つのイオン発生電極における
2つのイオン発生電極間のそれぞれのスリット45a,
45bの空気がイオン化されて、この付近に正と負のイ
オンが発生する。ここで、図10(c)に示すような電
圧源37よりバイアス電圧として負の電圧が印加されて
いる場合には、イオン発生器40は負のイオンのみを発
生させる。逆に、電圧源37からのバイアス電圧が正の
場合には正のイオンを発生させることになる。
電極42a,42bとイオン発生電極44a,44b,
44cとの間に、図示されない高周波電圧源より周波数
が数百Hz〜数百KHz、波高値が1〜3kVの高周波
高電圧が印加されると共に、図示されないバイアス電圧
源よりイオン発生電極44a,44b,44cにバイア
ス電圧が印加されると、3つのイオン発生電極における
2つのイオン発生電極間のそれぞれのスリット45a,
45bの空気がイオン化されて、この付近に正と負のイ
オンが発生する。ここで、図10(c)に示すような電
圧源37よりバイアス電圧として負の電圧が印加されて
いる場合には、イオン発生器40は負のイオンのみを発
生させる。逆に、電圧源37からのバイアス電圧が正の
場合には正のイオンを発生させることになる。
【0034】また、絶縁層43、イオン発生電極44a
〜44cの上に、保護膜層を設けることでイオン発生電
極の径時変化が防止でき、帯電器としての使用可能時間
が増加する。この保護膜は、薄膜技術でSiO2 をスッ
パタリングして形成することも可能であり、また厚膜技
術で絶縁性ガラス層をスクリーン印刷で形成することも
可能である。
〜44cの上に、保護膜層を設けることでイオン発生電
極の径時変化が防止でき、帯電器としての使用可能時間
が増加する。この保護膜は、薄膜技術でSiO2 をスッ
パタリングして形成することも可能であり、また厚膜技
術で絶縁性ガラス層をスクリーン印刷で形成することも
可能である。
【0035】上記構成を有するイオン発生器40からな
る帯電装置39は、図9(a)に示したレーザプリンタ
に応用される。図9(a)に示されたコロナチャージャ
3に代えて、本発明の帯電装置38を使用している。帯
電以降の工程は従来のレーザプリンタと全く同様なの
で、重複説明を省略する。この第1実施形態においては
感光ドラム2の直径は60mm、イオン発生器40の幅
は10mm、イオン発生器の放電スリット45a,45
bの幅は0.4mm、傾ける角度θを5度にすること
で、帯電領域の上流側で間隔が0.5mm、下流側で
1.5mmになる。
る帯電装置39は、図9(a)に示したレーザプリンタ
に応用される。図9(a)に示されたコロナチャージャ
3に代えて、本発明の帯電装置38を使用している。帯
電以降の工程は従来のレーザプリンタと全く同様なの
で、重複説明を省略する。この第1実施形態においては
感光ドラム2の直径は60mm、イオン発生器40の幅
は10mm、イオン発生器の放電スリット45a,45
bの幅は0.4mm、傾ける角度θを5度にすること
で、帯電領域の上流側で間隔が0.5mm、下流側で
1.5mmになる。
【0036】上流側に放電スリットを3本、下流側に放
電スリットを3本設けたイオン発生器を用いて、交流電
圧2.8kVp−p、5kHzで放電させることで、A
4版で毎分20枚の記録速度の複写機の帯電装置として
使うことができた。このように本発明によれば、帯電斑
(むら)の少ない帯電装置を提供することが可能とな
る。
電スリットを3本設けたイオン発生器を用いて、交流電
圧2.8kVp−p、5kHzで放電させることで、A
4版で毎分20枚の記録速度の複写機の帯電装置として
使うことができた。このように本発明によれば、帯電斑
(むら)の少ない帯電装置を提供することが可能とな
る。
【0037】なお、上述した第1実施形態に係る電子写
真記録装置は、帯電装置39を構成するイオン発生器4
0の感光ドラム2に対向する下面を1つの平面とし、こ
の面を所定角度傾斜させるものとして構成したが、本発
明はこれに限定されず、感光ドラムの表面の感光面2a
とイオン発生面との間隔が感光ドラムの回転遅れ側で狭
く回転進み側で広くなっていれば、下面は1つの傾斜平
面でなく段部を介して複数の平面であってもよい。
真記録装置は、帯電装置39を構成するイオン発生器4
0の感光ドラム2に対向する下面を1つの平面とし、こ
の面を所定角度傾斜させるものとして構成したが、本発
明はこれに限定されず、感光ドラムの表面の感光面2a
とイオン発生面との間隔が感光ドラムの回転遅れ側で狭
く回転進み側で広くなっていれば、下面は1つの傾斜平
面でなく段部を介して複数の平面であってもよい。
【0038】図3,図4は、イオン発生面を複数の平面
より構成した第2実施形態に係る電子写真記録装置を示
す側断面図,拡大側面図である。図3において、電子写
真記録装置48は帯電装置49を少なくとも備えてお
り、これ以外にもレーザ光4が照射される感光体ドラム
2を始めとして、図9(a)に示すような現像器5,給
紙ローラ6,転写チャージャ8,剥離チャージャ9,ヒ
ートローラ11を備える定着器10,クリーニングブレ
ード12,消去ランプ13等を備えているが、感光体ド
ラム2以外の構成要素については図3においては図示説
明を省略する。
より構成した第2実施形態に係る電子写真記録装置を示
す側断面図,拡大側面図である。図3において、電子写
真記録装置48は帯電装置49を少なくとも備えてお
り、これ以外にもレーザ光4が照射される感光体ドラム
2を始めとして、図9(a)に示すような現像器5,給
紙ローラ6,転写チャージャ8,剥離チャージャ9,ヒ
ートローラ11を備える定着器10,クリーニングブレ
ード12,消去ランプ13等を備えているが、感光体ド
ラム2以外の構成要素については図3においては図示説
明を省略する。
【0039】帯電装置49は保持手段としてのホルダ2
1とイオン発生器50とを備えており、この第2実施形
態に係る電子写真記録装置48のイオン発生器50は、
ドラム2の回転遅れ側から順に第1のイオン発生面50
Aと、第2のイオン発生面50Bとを備えている。図3
に示すように、第1のイオン発生面50Aは感光体ドラ
ム2に近く、第2のイオン発生面50Bは感光体ドラム
2から遠くになるように、段状に形成されている。イオ
ン発生器50が段状に構成されていることにより、ホル
ダ21はヒータ25a,25bによる熱変形を避けるた
めの凹部29aと29bとを備えている。
1とイオン発生器50とを備えており、この第2実施形
態に係る電子写真記録装置48のイオン発生器50は、
ドラム2の回転遅れ側から順に第1のイオン発生面50
Aと、第2のイオン発生面50Bとを備えている。図3
に示すように、第1のイオン発生面50Aは感光体ドラ
ム2に近く、第2のイオン発生面50Bは感光体ドラム
2から遠くになるように、段状に形成されている。イオ
ン発生器50が段状に構成されていることにより、ホル
ダ21はヒータ25a,25bによる熱変形を避けるた
めの凹部29aと29bとを備えている。
【0040】イオン発生面50Aは、セラミック等の基
板51Aと、この基板51A上に形成された第1,第2
の誘導電極52a,52bと、電極52a,52bの上
を覆う絶縁層53Aと、この絶縁層53A上に形成され
た第1,第2,第3のイオン発生電極54a,54b,
54cと、を備えており、3つのイオン発生電極のそれ
ぞれの間にはスリット55a,55bが設けられてい
る。また、イオン発生面50Bは、セラミック等の基板
51Bと、この基板51B上に形成された第3,第4の
誘導電極52c,52dと、電極52c,52dの上を
覆う絶縁層53Bと、絶縁層53B上に形成された第
4,第5,第6のイオン発生電極54d,54e,54
fと、を備えており、3つのイオン発生電極のそれぞれ
の間にはスリット55c,55dが設けられている。
板51Aと、この基板51A上に形成された第1,第2
の誘導電極52a,52bと、電極52a,52bの上
を覆う絶縁層53Aと、この絶縁層53A上に形成され
た第1,第2,第3のイオン発生電極54a,54b,
54cと、を備えており、3つのイオン発生電極のそれ
ぞれの間にはスリット55a,55bが設けられてい
る。また、イオン発生面50Bは、セラミック等の基板
51Bと、この基板51B上に形成された第3,第4の
誘導電極52c,52dと、電極52c,52dの上を
覆う絶縁層53Bと、絶縁層53B上に形成された第
4,第5,第6のイオン発生電極54d,54e,54
fと、を備えており、3つのイオン発生電極のそれぞれ
の間にはスリット55c,55dが設けられている。
【0041】上記のように構成された第2実施形態に係
る電子写真記録装置48によっても第1のイオン発生面
50Aと第2のイオン発生面50Bとが設けられている
レベルが異なっているので、感光ドラム2の回転遅れ側
のイオン発生面の方が、ドラムの回転進み側のイオン発
生面よりも感光面から離間することとなり、感光面にお
ける帯電斑(むら)を抑制することができる。
る電子写真記録装置48によっても第1のイオン発生面
50Aと第2のイオン発生面50Bとが設けられている
レベルが異なっているので、感光ドラム2の回転遅れ側
のイオン発生面の方が、ドラムの回転進み側のイオン発
生面よりも感光面から離間することとなり、感光面にお
ける帯電斑(むら)を抑制することができる。
【0042】第1,第2実施形態に係る電子写真記録装
置の作用について、図5を参照しながら説明する。図5
は第1,第2実施形態の帯電装置における電圧分布を示
したものである。バイアス電位として−600V、交流
電圧に2.8kVp−pを印加し、イオン発生器と感光
体の間隔を0.5mmにしたときの電圧分布を計算した
ものである。放電している状態では誘導電極の電位が大
きくなり、図5のように放電スリット近傍の電位が大き
くなり、帯電装置と感光体の間は誘導電極からの電位が
支配的になる。本構成のイオン発生器では、基本的には
前述の帯電装置と感光体の間の直流バイアス電位で感光
体の帯電電位が決まるように動作し、放電自体にばらつ
きがあっても感光体の帯電電位は均一になる。
置の作用について、図5を参照しながら説明する。図5
は第1,第2実施形態の帯電装置における電圧分布を示
したものである。バイアス電位として−600V、交流
電圧に2.8kVp−pを印加し、イオン発生器と感光
体の間隔を0.5mmにしたときの電圧分布を計算した
ものである。放電している状態では誘導電極の電位が大
きくなり、図5のように放電スリット近傍の電位が大き
くなり、帯電装置と感光体の間は誘導電極からの電位が
支配的になる。本構成のイオン発生器では、基本的には
前述の帯電装置と感光体の間の直流バイアス電位で感光
体の帯電電位が決まるように動作し、放電自体にばらつ
きがあっても感光体の帯電電位は均一になる。
【0043】しかし、図5のように帯電装置を被帯電物
に近づけると帯電装置と被帯電物の間のイオンの移動が
直流バイアス電位ではなく、誘導電極に印加される交流
電圧に支配され、放電による生成イオン量のばらつきが
直接に帯電電位の斑(むら)として表れる。そこで、帯
電装置と被帯電物の間隔をドラムの入側と出側とで変
え、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm
で帯電むらの様子を調べたところ、実験で使用したイオ
ン発生器では間隔を0.75mm以上にすると、帯電む
らは見られなかった。しかし、このままでは被帯電物の
帯電に寄与する電流値が減少するという欠点を持つ。電
流値を増加させるには放電スリットの数を増やす、交流
電圧の周波数を上げる等の方法があるが、どちらも消費
電力の増加に結びつく。そこで、被帯電物の帯電領域へ
の進入側では帯電電位の上昇を優先するため間隔を狭く
し、排出側では帯電むらを無くすために間隔を広くした
帯電装置を使用することで帯電むらを無くすことが可能
となる。
に近づけると帯電装置と被帯電物の間のイオンの移動が
直流バイアス電位ではなく、誘導電極に印加される交流
電圧に支配され、放電による生成イオン量のばらつきが
直接に帯電電位の斑(むら)として表れる。そこで、帯
電装置と被帯電物の間隔をドラムの入側と出側とで変
え、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm
で帯電むらの様子を調べたところ、実験で使用したイオ
ン発生器では間隔を0.75mm以上にすると、帯電む
らは見られなかった。しかし、このままでは被帯電物の
帯電に寄与する電流値が減少するという欠点を持つ。電
流値を増加させるには放電スリットの数を増やす、交流
電圧の周波数を上げる等の方法があるが、どちらも消費
電力の増加に結びつく。そこで、被帯電物の帯電領域へ
の進入側では帯電電位の上昇を優先するため間隔を狭く
し、排出側では帯電むらを無くすために間隔を広くした
帯電装置を使用することで帯電むらを無くすことが可能
となる。
【0044】以上のように、排出側の被帯電物と帯電装
置との間隔は帯電むらが無くなるように設定されるが、
この値はイオン発生器の放電スリット(図10における
符号35)の幅と、誘導電極に印加される交流電圧で決
まる。交流電圧は空気の絶縁破壊電圧で決まってしま
い、現在のところほぼ一定である。よって間隔は、放電
スリット幅によって決まると考えて良い。電界計算で放
電スリット幅を変え、帯電装置と被帯電物の間の電位分
布を調べた。上記の帯電むらが生じない条件(放電スリ
ット幅400μm、間隔0.75mm)と同じような電
圧分布が得られる条件を探したところ、概ね間隔が放電
スリット幅の1.5倍あると良いことが判った。
置との間隔は帯電むらが無くなるように設定されるが、
この値はイオン発生器の放電スリット(図10における
符号35)の幅と、誘導電極に印加される交流電圧で決
まる。交流電圧は空気の絶縁破壊電圧で決まってしま
い、現在のところほぼ一定である。よって間隔は、放電
スリット幅によって決まると考えて良い。電界計算で放
電スリット幅を変え、帯電装置と被帯電物の間の電位分
布を調べた。上記の帯電むらが生じない条件(放電スリ
ット幅400μm、間隔0.75mm)と同じような電
圧分布が得られる条件を探したところ、概ね間隔が放電
スリット幅の1.5倍あると良いことが判った。
【0045】なお、上述した第1,第2実施形態に係る
電子写真記録装置においては、放電スリットの間隔は一
定のものとして説明したが、本発明はこれにも限定され
ず、放電スリットの間隔をドラムの回転遅れ側と回転進
み側とで異ならせるように構成してもよい。具体的に
は、図6ないし図8に示す第3ないし第5実施形態に係
る電子写真記録装置のように種々の形態が考えられる。
電子写真記録装置においては、放電スリットの間隔は一
定のものとして説明したが、本発明はこれにも限定され
ず、放電スリットの間隔をドラムの回転遅れ側と回転進
み側とで異ならせるように構成してもよい。具体的に
は、図6ないし図8に示す第3ないし第5実施形態に係
る電子写真記録装置のように種々の形態が考えられる。
【0046】第3実施形態に係る電子写真記録装置にお
ける帯電装置は、図6に示すようなイオン発生器40A
を備えている。イオン発生器40Aは、基板41と、第
1ないし第4の誘導電極42aないし42dと、絶縁層
43と、第1ないし第5のイオン発生電極44aないし
44eと、を備えている。この第3実施形態の特徴的な
構成は、感光体ドラム2の感光面2aと第1のイオン発
生電極44aとの間隙D1 よりも感光面2aと第5のイ
オン発生電極44eとの間隙D2 の方が広くなっている
点に加えて、第1および第2のイオン発生電極44aお
よび44b間のスリット45aの幅W1 から第4および
第5のイオン発生電極44dおよび44eの幅W2 まで
が徐々に幅狭くなっている点である。
ける帯電装置は、図6に示すようなイオン発生器40A
を備えている。イオン発生器40Aは、基板41と、第
1ないし第4の誘導電極42aないし42dと、絶縁層
43と、第1ないし第5のイオン発生電極44aないし
44eと、を備えている。この第3実施形態の特徴的な
構成は、感光体ドラム2の感光面2aと第1のイオン発
生電極44aとの間隙D1 よりも感光面2aと第5のイ
オン発生電極44eとの間隙D2 の方が広くなっている
点に加えて、第1および第2のイオン発生電極44aお
よび44b間のスリット45aの幅W1 から第4および
第5のイオン発生電極44dおよび44eの幅W2 まで
が徐々に幅狭くなっている点である。
【0047】上記のように構成することにより、第3実
施形態に係るイオン発生器40Aは感光体ドラム2の回
転遅れ側においてはスリット45aが感光面2aに接近
していると共に幅広く形成されており、回転進み側にお
いてはスリット45dが感光面2aから離れていると共
に幅狭く形成されているので、回転遅れ側におけるイオ
ン発生器40Aのイオン発生量が一様に多くなり、回転
進み側におけるイオン発生量は一様に少なくなる。この
ようにイオン発生量を感光面2aの移動に伴い一様に制
御することにより、感光面2aにおける帯電電位を正確
に制御することができるようになり、感光面における帯
電斑を除去することができる。
施形態に係るイオン発生器40Aは感光体ドラム2の回
転遅れ側においてはスリット45aが感光面2aに接近
していると共に幅広く形成されており、回転進み側にお
いてはスリット45dが感光面2aから離れていると共
に幅狭く形成されているので、回転遅れ側におけるイオ
ン発生器40Aのイオン発生量が一様に多くなり、回転
進み側におけるイオン発生量は一様に少なくなる。この
ようにイオン発生量を感光面2aの移動に伴い一様に制
御することにより、感光面2aにおける帯電電位を正確
に制御することができるようになり、感光面における帯
電斑を除去することができる。
【0048】次に、第4実施形態に係る電子写真記録装
置は、図7に示すように、第1のイオン発生面50Aと
第2のイオン発生面50Bとを備えるイオン発生器50
0を備えている。この第4実施形態におけるイオン発生
器500が第2実施形態のイオン発生器50と異なる点
は、第1のイオン発生電極54aと感光体ドラム2の感
光面2aとの間隔D1 よりも第6のイオン発生電極54
fと感光面2aとの間隔D2 の方が長く設定されている
点と、第1,第2の電極間のスリット55aの幅W1 か
ら第5,第6の電極間のスリット55dの幅W2 に至る
までのスリットの幅が徐々に狭くなっていく点である。
置は、図7に示すように、第1のイオン発生面50Aと
第2のイオン発生面50Bとを備えるイオン発生器50
0を備えている。この第4実施形態におけるイオン発生
器500が第2実施形態のイオン発生器50と異なる点
は、第1のイオン発生電極54aと感光体ドラム2の感
光面2aとの間隔D1 よりも第6のイオン発生電極54
fと感光面2aとの間隔D2 の方が長く設定されている
点と、第1,第2の電極間のスリット55aの幅W1 か
ら第5,第6の電極間のスリット55dの幅W2 に至る
までのスリットの幅が徐々に狭くなっていく点である。
【0049】この第4実施形態に係るイオン発生器50
0においても、第3実施形態に係るイオン発生器40A
と同様に、感光体ドラム2の回転に伴い、回転遅れ側の
イオン発生量を大きくすると共に回転進み側でのイオン
発生量を徐々に少なくすることによりイオン発生量を一
様に制御することができ、感光面における帯電斑の発生
を防止することができる。また、余分なイオンの発生を
防止するので作業環境の改善にも寄与することができ
る。
0においても、第3実施形態に係るイオン発生器40A
と同様に、感光体ドラム2の回転に伴い、回転遅れ側の
イオン発生量を大きくすると共に回転進み側でのイオン
発生量を徐々に少なくすることによりイオン発生量を一
様に制御することができ、感光面における帯電斑の発生
を防止することができる。また、余分なイオンの発生を
防止するので作業環境の改善にも寄与することができ
る。
【0050】なお、図7に示される第4実施形態に係る
イオン発生器500は、第2実施形態に係るイオン発生
器50と同様にイオン発生面50A,50Bの2段によ
り感光面2aからの距離の調整を行なっていたが、本発
明はこれにも限定されず、図8に示す第5実施形態に示
すイオン発生器500Aのように、3段以上のイオン発
生面を設けるようにしてもよい。
イオン発生器500は、第2実施形態に係るイオン発生
器50と同様にイオン発生面50A,50Bの2段によ
り感光面2aからの距離の調整を行なっていたが、本発
明はこれにも限定されず、図8に示す第5実施形態に示
すイオン発生器500Aのように、3段以上のイオン発
生面を設けるようにしてもよい。
【0051】図8は、複数段の具体例としての第5実施
形態に係る電子写真記録装置を示す拡大断面図であり、
図において、イオン発生器500Aには3段のイオン発
生面50A,50B,50Cがそれぞれ設けられてい
る。第1のイオン発生面50Aは、基板51Aと、第
1,第2の誘導電極52a,52bと、絶縁層53A
と、第1,第2,第3の誘導電極54a,54b,54
cと、を備えている。イオン発生面50Bは、基板51
Bと、第3,第4の誘導電極52c,52dと、絶縁層
53Bと、第4,第5,第6の誘導電極54d,54
e,54fと、を備えている。イオン発生面50Cは、
基板51Cと、第5,第6の誘導電極52e,52f
と、絶縁層53Cと、第7,第8,第9の誘導電極54
g,54h,54iと、を備えている。第1のイオン発
生面50Aは、3つのイオン発生電極間に第1,第2の
スリット55a,55bを有し、第2のイオン発生面5
0Bは、3つのイオン発生電極間に第3,第4のスリッ
ト55c,55dを有し、第3のイオン発生面50C
は、3つのイオン発生電極間に第5,第6のスリット5
5e,55fを有している。
形態に係る電子写真記録装置を示す拡大断面図であり、
図において、イオン発生器500Aには3段のイオン発
生面50A,50B,50Cがそれぞれ設けられてい
る。第1のイオン発生面50Aは、基板51Aと、第
1,第2の誘導電極52a,52bと、絶縁層53A
と、第1,第2,第3の誘導電極54a,54b,54
cと、を備えている。イオン発生面50Bは、基板51
Bと、第3,第4の誘導電極52c,52dと、絶縁層
53Bと、第4,第5,第6の誘導電極54d,54
e,54fと、を備えている。イオン発生面50Cは、
基板51Cと、第5,第6の誘導電極52e,52f
と、絶縁層53Cと、第7,第8,第9の誘導電極54
g,54h,54iと、を備えている。第1のイオン発
生面50Aは、3つのイオン発生電極間に第1,第2の
スリット55a,55bを有し、第2のイオン発生面5
0Bは、3つのイオン発生電極間に第3,第4のスリッ
ト55c,55dを有し、第3のイオン発生面50C
は、3つのイオン発生電極間に第5,第6のスリット5
5e,55fを有している。
【0052】上記構成を備える第5実施形態に係る電子
写真記録装置においても、感光体ドラム2の感光面2a
とイオン発生電極とは、ドラム2の回転遅れ側の初段の
イオン発生電極50Aでは距離D1 と狭く、中段のイオ
ン発生面50Bでは距離D2とやや広く、最終段のイオ
ン発生面50Cでは距離D3 とさらに広くなるようにイ
オン発生面のレベルが設定されている。
写真記録装置においても、感光体ドラム2の感光面2a
とイオン発生電極とは、ドラム2の回転遅れ側の初段の
イオン発生電極50Aでは距離D1 と狭く、中段のイオ
ン発生面50Bでは距離D2とやや広く、最終段のイオ
ン発生面50Cでは距離D3 とさらに広くなるようにイ
オン発生面のレベルが設定されている。
【0053】また、各段におけるイオン発生電極間のス
リットの幅は初段のスリット55aでは幅W1 と広く、
中段のスリット55cでは幅W2 とやや狭く、最終段の
最終のスリット55fでは幅W3 と最も狭くなるように
設定されている。なお、この第5実施形態においては、
付加的な特徴としてこのスリットの幅も回転遅れ側から
回転進み側へと徐々に幅狭くなるように構成したが、複
数段構成で感光面2aからの距離のみ順次遠ざけるよう
に構成するのみでスリットの幅は一定にしてもよい。
リットの幅は初段のスリット55aでは幅W1 と広く、
中段のスリット55cでは幅W2 とやや狭く、最終段の
最終のスリット55fでは幅W3 と最も狭くなるように
設定されている。なお、この第5実施形態においては、
付加的な特徴としてこのスリットの幅も回転遅れ側から
回転進み側へと徐々に幅狭くなるように構成したが、複
数段構成で感光面2aからの距離のみ順次遠ざけるよう
に構成するのみでスリットの幅は一定にしてもよい。
【0054】上記のようにイオン発生面を3段構成とす
ることにより、ドラム2の回転遅れ側では高電圧により
多量のイオンを発生させ、以降中段,最終段を徐々にイ
オンの発生量を抑えて、緻密な動作によりイオンの発生
を制御することが可能となると共に、イオン発生電極間
のスリットの幅も徐々に狭くなる構成を併用することに
よりイオン発生量の制御を一層正確に行なうことが可能
となるという特有の効果を有する。
ることにより、ドラム2の回転遅れ側では高電圧により
多量のイオンを発生させ、以降中段,最終段を徐々にイ
オンの発生量を抑えて、緻密な動作によりイオンの発生
を制御することが可能となると共に、イオン発生電極間
のスリットの幅も徐々に狭くなる構成を併用することに
よりイオン発生量の制御を一層正確に行なうことが可能
となるという特有の効果を有する。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電子写真記録装置によれば、イオン発生器よりなる可
及的に小さな帯電装置により効率的にイオンを発生さ
せ、感光面に作用するイオン発生電流を相対的に高くす
ることができるので、感光面における帯電斑を抑えて良
好な記録を行なうことが可能となる。
る電子写真記録装置によれば、イオン発生器よりなる可
及的に小さな帯電装置により効率的にイオンを発生さ
せ、感光面に作用するイオン発生電流を相対的に高くす
ることができるので、感光面における帯電斑を抑えて良
好な記録を行なうことが可能となる。
【0056】また、イオン発生量を一層正確に制御する
ことができるようになるので、無駄なイオン発生に伴う
オゾンの発生を防止して動作環境の整備に資することが
できる電子写真記録装置を提供することができる。
ことができるようになるので、無駄なイオン発生に伴う
オゾンの発生を防止して動作環境の整備に資することが
できる電子写真記録装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子写真記録装置
の構成を構成を示す側面図。
の構成を構成を示す側面図。
【図2】第1実施形態に用いられるイオン発生器の構成
を示す拡大断面図。
を示す拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る電子写真記録装置
の構成を示す側面図。
の構成を示す側面図。
【図4】第2実施形態に用いられるイオン発生器の構成
を示す拡大断面図。
を示す拡大断面図。
【図5】第1,第2実施形態のイオン発生器の動作を説
明する断面図。
明する断面図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る電子写真記録装置
の構成を示す拡大断面図。
の構成を示す拡大断面図。
【図7】本発明の第4実施形態に係る電子写真記録装置
の構成を示す拡大断面図。
の構成を示す拡大断面図。
【図8】本発明の第5実施形態に係る電子写真記録装置
の構成を示す拡大断面図。
の構成を示す拡大断面図。
【図9】(a)一般的な電子写真記録装置を示す側面図
と、(b)電子写真記録装置に用いられる従来の帯電装
置としてのコロナチャージャを示す斜視図。
と、(b)電子写真記録装置に用いられる従来の帯電装
置としてのコロナチャージャを示す斜視図。
【図10】従来の帯電装置を示す(a)側面図、(b)
正面図、および(c)イオン発生器の要部側面図。
正面図、および(c)イオン発生器の要部側面図。
2 ドラム(感光体ドラム) 2a ドラム表面(感光面) 38,48 電子写真記録装置 39,49 帯電装置 40,50,40A,500,500A イオン発生器 41,51A−51C, 基板 42a−42d,52a−52f 誘導電極 43,53A−53C 誘電体層(絶縁層) 44a−44e,54a−54i イオン発生電極 45a−45d,55a−55f イオン発生電極間ス
リット D1 進入側離間距離 D2 ,D3 退出側離間距離 W1 進入側スリット幅 W2 ,W3 退出側スリット幅
リット D1 進入側離間距離 D2 ,D3 退出側離間距離 W1 進入側スリット幅 W2 ,W3 退出側スリット幅
Claims (6)
- 【請求項1】回転可能なドラムと、誘導電極を挟む複数
のイオン発生電極間からイオンを発生させて前記ドラム
表面を所定電位に帯電させるイオン発生器と、前記ドラ
ム表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記
イオン発生電極の形成面を前記ドラムに対向させて前記
イオン発生器を保持する保持手段と、を有する電子写真
記録装置において、 前記イオン発生器は、筐体を含む前記保持手段の下面に
接触して設けられた絶縁性の基板,この基板上に形成さ
れた誘導電極,この誘導電極を覆う誘電体層,この誘電
体層上に形成され前記誘導電極を挟む複数のイオン発生
電極を有すると共に、 前記保持手段は、前記ドラムに対向する前記イオン発生
電極の形成面と前記ドラム表面の離間距離が前記ドラム
の回転遅れ側よりも回転進み側の方で離隔するように前
記イオン発生器を保持していることを特徴とする電子写
真記録装置。 - 【請求項2】前記ドラムの退出側における前記ドラムと
イオン発生器との間隔が、前記イオン発生器の複数のイ
オン発生電極の間隙の幅よりも1.5倍を超えて離隔す
ることを特徴とする請求項1に記載の電子写真記録装
置。 - 【請求項3】前記イオン発生器は、前記ドラムの軸方向
に延在するように形成されたイオン発生電極を複数個有
すると共に、これらの複数のイオン発生電極は、回転遅
れ側で前記ドラムに接近し、回転進み側で前記ドラムよ
り離隔するように傾斜する平面上に設けられていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子写真
記録装置。 - 【請求項4】前記イオン発生器は、前記ドラムの軸方向
に延在するように形成されたイオン発生電極を複数個有
すると共に、これらの複数のイオン発生電極は、段部を
介して複数段の平行する平面上に平行に形成され、この
複数段の平面は回転遅れ側で前記ドラムに接近し、回転
進み側で前記ドラムより離隔することを特徴とする請求
項1に記載の電子写真記録装置。 - 【請求項5】前記イオン発生電極のうち前記ドラムの回
転遅れ側の任意の2本の離間距離が、前記ドラムの回転
進み側の任意の2本の離間距離よりも広くなると共に、
回転遅れ側から回転進み側に移るにつれてその間隙が徐
々に狭くなるように設定されていることを特徴とする請
求項3または請求項4に記載の電子写真記録装置。 - 【請求項6】前記誘電体層と前記イオン発生電極は、所
定の膜形成技術により形成された保護膜によりその表面
全体が覆われていることを特徴とする請求項1に記載の
電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21874697A JPH1165224A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21874697A JPH1165224A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1165224A true JPH1165224A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16724778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21874697A Pending JPH1165224A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1165224A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151970A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Sharp Corp | 帯電方法、帯電装置および画像形成装置 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP21874697A patent/JPH1165224A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151970A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Sharp Corp | 帯電方法、帯電装置および画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040402 |