JPH1165269A - 導電性ゴム組成物及び該ゴム組成物を用いた導電性弾性ローラ - Google Patents

導電性ゴム組成物及び該ゴム組成物を用いた導電性弾性ローラ

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JPH1165269A
JPH1165269A JP22850397A JP22850397A JPH1165269A JP H1165269 A JPH1165269 A JP H1165269A JP 22850397 A JP22850397 A JP 22850397A JP 22850397 A JP22850397 A JP 22850397A JP H1165269 A JPH1165269 A JP H1165269A
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JP
Japan
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rubber composition
conductive
rubber
weight
elastic roller
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Application number
JP22850397A
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English (en)
Inventor
Masaya Satoyama
雅也 里山
Yuji Yamazaki
裕司 山崎
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低い抵抗値を示す低抵抗領域において
抵抗ムラが小さく、しかも、低硬度で耐オゾン性にも優
れ、かつ、成形性にも優れた導電性ゴム組成物を提供す
る。 【解決手段】 アクリロニトリル量が18〜40重量%
で100℃でのムーニー粘度が30〜60であるアクリ
ロニトリルブタジエンゴムと、エチレンオキサイド量が
10〜40モル%であるエピクロルヒドリンゴムとを重
量比(アクリロニトリルブタジエンゴム:エピクロルヒ
ドリンゴム)で80:20〜20:80の割合で含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性ゴム組成物及
び該ゴム組成物を用いた導電性弾性ローラに関し、詳し
くは、電子写真複写機、レーザープリンタ、ファクシミ
リ等の画像形装置丙の転写ローラ、帯電ロ−ラ、現像ロ
ーラ等の導電性弾性ローラのゴム弾性層に好適な導電性
ゴム組成物及び該ゴム組成物を用いた導電性弾性ローラ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、レーザープリンタ、
ファクシミリ等の画像形装置における転写ローラ、帯電
ローラ、現像ローラ等の導電性弾性ローラのゴム弾性層
に用いる導電性ゴム組成物について、その導電性を最適
化するための種々の研究がなされている。例えば、特開
平9−134069号では、ゴム成分としてアクリロニ
トリルブタジエンゴム(NBR)やエピクロルヒドリン
ゴム(ECO)等の有極性ゴムを用いることにより導電
性ゴム組成物の抵抗ムラを軽減することが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記有
極性ゴムを用いた場合、ゴム組成物の抵抗ムラを有る程
度軽減できるが、NBRは主鎖に二重結合を有するた
め、これを単独で用いた場合はオゾン劣化を受けやすい
という欠点があり、また、ECOは混練や押出し成形時
の加工性が悪く、これを単独で用いた場合にはゴム組成
物を所望の形状に安定に成形できないという欠点があ
る。よって、NBRとECOの混合物を用いることによ
り、NBRが有するオゾン劣化しやすいという欠点及び
ECOが有する加工性が悪いという欠点を補償すること
が考えられるが、上記特開平9−134069号にはN
BRとECOを混合して用いることの記載はあるもの
の、抵抗ムラを軽減でき、かつ、成形性(加工性)及び
耐オゾン性にも優れたゴム組成物を得ることのできる最
適なNBRとEC0の混合比については何等検討されて
いない。なお、画像形装置の転写ローラや現像ローラ等
に用いる導電性弾性ローラは高品質画像を得る上でロー
ラの低抵抗化と抵抗ムラの減少が重要であり、ゴム弾性
層として使用する導電性ゴム組成物そのものの低抵抗化
と抵抗ムラの減少が要求されている。
【0004】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、NBRとECOとを混合して、全体とし
て比較的低い抵抗値を示す低抵抗領域において抵抗ムラ
が小さく、しかも、低硬度で耐オゾン性にも優れ、か
つ、成形性にも優れた導電性ゴム組成物及び該ゴム組成
物を用いた導電性弾性ローラを提供することを課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は鋭意研究した結果、特定のアクリロニト
リル量のアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)と
特定のエチレンオキサイド量のエピクロルヒドリンゴム
(ECO)を特定の混合比で混台することにより、全体
として比較的低い抵抗値を示すとともに抵抗ムラがな
く、かつ、耐オゾン性に優れ、しかも、低硬度で成形性
に優れた導電性ゴム組成物が得られることを見出だし
た。すなわち、本発明は、請求項1で、アクリロニトリ
ル量が18〜40重量%で100℃でのムーニー粘度が
30〜60であるアクリロニトリルブタジエンゴムと、
エチレンオキサイド量が10〜40モル%であるエピク
ロルヒドリンゴムとを重量比(アクリロニトリルブタジ
エンゴム:エピクロルヒドリンゴム)で80:20〜2
0:80の割合で含有してなる導電性ゴム組成物を提供
している。
【0006】かかる本発明の導電性ゴム組成物におい
て、NBR及びECOはこれら両者の卜ータルの配合量
がゴム組成物全体当たり一般に30〜80重量%、好ま
しくは50〜70重量%となるように配合するのがよ
い。
【0007】また、NBRやECO以外に従来よりこの
種の導電性ゴム組成物のゴム成分として用いられている
種々のゴムを配合してもよく、かかるゴムとしては、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDMゴ
ム)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム等が挙
げられる。
【0008】本発明のゴム組成物は、チューブ状に成形
して、複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画
像形装置における転写ローラ、帯電ローラ、現像ローラ
等の導電性弾性ローラの弾性層として用いるのが一般的
であるが(請求項2)、ベルト状に成形して画像形成装
置内の転写ベルトに用いる等、チューブ状以外の他の形
状に成形して用いることも可能である。
【0009】本発明の導電性ゴム組成物において、アク
リロニトリル量が18〜40重量%のNBRを用いるの
は、ゴム組成物中のゴム成分におけるNBRの占める割
合やNBRとECOの混合比等によって程度の差はある
が、アクリロニトリル量が18重量%より小さいNBR
を用いるとゴム組成物中の二重結合が相対的に多くなっ
てゴム組成物の耐オゾン性が低下し、アクリロニトリル
量が40重量%より大きいNBRを用いるとゴム組成物
のゴム硬度が大きく上昇してしまうためである。また、
NBRとして100℃でのムーニー粘度が30〜60の
ものを用いるのは、ゴム組成物中のゴム成分におけるN
BRの占める割合やNBRとECOの混合比等によって
程度の差はあるが、一般にNBRのムーニー粘度が30
よりも小さい場合はNBRがちぎれ易いためにゴム組成
物の加工性が低下し、60よりも大きい場合はNBRが
固くなるためにゴム組成物の加工性が低下してしまうた
めである。
【0010】また、エチレンオキサイド量が10〜40
%のECOを用いるのは、NBRとECOの混合比等に
よって程度の差はあるが、エチレンオキサイド量が10
モル%よりも少ないECOを用いた場合はゴム組成物の
電気抵抗値が大きくなり過ぎ、エチレンオキサイド量が
40モル%よりも大きいECOを用いた場合はゴム組成
物の抵抗ムラが顕著にあらわれるためである。
【0011】また、上記NBRとECOの混合比(重量
比)を80:20〜20:80とするのは、NBRの割
合を80よりも多くすると、ゴム組成物中の二重結合を
有するゴム成分が多くなるため、ゴム組成物の耐オゾン
性が低下し、ECOの割合を80よりも多くすると、ゴ
ム組成物の抵抗ムラが激しくなるためである。
【0012】本発明の導電性ゴム組成物では、導電性充
填剤を配合して低抵抗化及び抵抗値の調整を図るのが好
ましい。導電性充填剤としてはカーボンブラックや金属
粉等を用いることができる。カーボンブラック用いる場
合、組成物のゴム成分100重量部に対して一般に5〜
60重量部、好ましくは20〜50重量部を添加するの
がよい。カーボンブラックの配合量を上記範囲とするの
は、カーボンブラックの配合量が60重量部よりも多く
なると、後述するように、組成物をチューブに成形し、
該チューブに導電性シャフトを嵌入して導電性弾性ロー
ラとした時に、導電性弾性ローラの電気抵抗が印加電圧
に大きく依存するようになるので好ましくなく、5重量
部より少ない場合は所望の電気抵抗が得られなくなるた
めである。カーボンブラックとしては、例えば、チャン
ネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラッ
クなどが挙げられる。また、導電性等の理由からカーボ
ンブラックの粒径は一般に18〜120nm、好ましく
は22〜90nmとするのが適当である。
【0013】本発明の導電性ゴム組成物は加硫して用い
るのが好ましく、また、加硫剤とともに発泡剤を配合す
ることにより発泡体として用いることもできる。また、
老化防止剤、補強剤、充填剤等を必要に応じて配合する
ことができる。
【0014】加硫剤としては、例えば硫黄、有機含硫黄
化合物の他、過酸化物なども使用可能である。有機含硫
黄化合物としては、例えば、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、N,N−ジチオビスモルホリンなどがあげら
れる。過酸化物としてはべンゾイルペルオキシド等を挙
げることができる。なお、これらのうち、加硫とともに
発泡を行う場合に加硫速度と発泡速度のバランスが良く
なる点から硫黄を用いるのが好ましい。加硫剤とともに
加硫促進剤を配合するの好ましく、加硫促進剤として
は、例えば、消石灰、マグネシア(MgO)、リサージ
(PbO)等の無機促進剤や、以下に記す有機促進剤を
使用することができる。有機促進剤としては、例えば、
2−メルカプトベンゾチアゾール、N−シクロヘキシル
−2−ベンゾチアゾールスルフェン等のチアゾール系加
硫促進剤や、n−ブチルアミン、tert−ブチルアミ
ン、プロピルアミン等の脂肪族第1アミンと2−メルカ
プトベンゾチアゾールとの酸化縮合物、ジシクロヘキシ
ルアミン、ピロリジン、ピペリジン等の脂肪族第2アミ
ンと2−メルカプトベンゾチアゾールとの酸化縮合物、
脂環式第1アミンと2−メルカプトペンゾチアゾールと
の酸化縮合物、モリフォリン系化合物と2−メルカプト
ベンゾチアゾールとの酸化縮合物等のスルフェンアミド
系加硫促進剤や、テトラメチルチウラムモノスルフィド
(TMTM)、テトラメチルチウラムジスルフィド(T
MTD)、テトラエチルチウラムジモノスルフィド(T
ETD)、テトラブチルチウラムジモノスルフィド(T
BTD)、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド
(DPTT)等のチウラム系加硫促進剤や、ジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛 (ΖnMDC) 、ジエチルジチオ
カルバミン酸亜鉛(ZnEDC)、ジ−n−ブチルカル
バミン酸亜鉛(ΖnBDC)等のジチオカルバミン酸塩
系加硫促進剤などを使用することができる。また、加硫
促進助剤を配合することもでき、例えば、亜鉛華などの
金属化合物やステアリン酸、オレイン酸、綿実脂肪酸等
の脂肪酸を用いることができる。
【0015】上記発泡剤としては、例えば、アゾジカル
ボンアミド、N.N−ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミンなどの有機系発泡剤が用いられる。発泡剤の配合量
は組成物のゴム成分100重量部に対して5〜11重量
部程度とする。これは5重量部未満では発泡が不十分に
なり、11重量部よりも多くなると発泡剤が加硫を阻害
して、加硫が不十分になるためである。組成物を発泡体
とした場合、柔軟性が向上する。よって、後述するよう
に、組成物をチューブに成形し、該チューブに導電性シ
ャフトを嵌入して導電性弾性ローラとし、これを例えば
転写ローラに使用したときに、転写部材を押圧した時の
トナー画像の乱れが生じにくく、良好な画質の画像の得
ることができる。
【0016】上記充填剤としては、例えば、シリカ、ク
レー、タルク、炭酸カルシウム、二塩基性亜リン酸塩
(DLP)、塩基性炭酸マグネシウム、アルミナ等の粉
体を挙げることができる。充填剤を配合するとゴム組成
物の強度が向上する。
【0017】上記老化防止剤としては、例えば、2−メ
ルカプトベンゾイミダゾールなどのイミダゾール類、フ
ェニル−α−ナフチルアミン,N,N′−ジ−β−ナフ
チル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−
イソプロピル−p−フェニレンジアミンなどのアミン
類、ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、スチレン
化フェノールなどのフェノ一ル類などが挙げられる。
【0018】ゴム組成物の構成材料の混練り、加硫、成
形は常法により行うことができる。例えば、オープンロ
ール、バンバリーミキサー等の公知のゴム混練装置を用
いて60〜120℃で、5〜30分間、混練りする。混
練物の加硫は、例えば、電気プレス機、缶加硫等によ
り、150〜180℃で、5〜30分間、行うとよい。
また、電子線の照射により加硫を行ってもよい。
【0019】成形は加硫前又は加硫と同時に行うことが
できる。例えば、混練物をローラ−形状の金型内に圧縮
成形した後、金型を加熱することにより加硫する。また
はインジェクション成形、トランスファー成形、押出成
形により、チューブ状(ローラ状)、シート状、ベルト
状等の所望の形状に成形しながら加硫を行ってもよい。
【0020】図1は本発明のゴム組成物をチューブに成
形し、該チューブ1の内径部に導電性シャフト2を嵌入
して作製した導電性弾性ローラ10である。導電性シャ
フト2としては、例えば、銅、アルミニウム、炭素鋼、
ステンレス等のシャフトを用いることができる。なお、
導電性シャフト2にはこの図に示すような棒状体だけで
なく筒状(パイプ状)体を用いることもできる。また、
導電性シャフトの代わりに、図3(A)(B)に示すよ
うな、金属製ドラム4の両端面の中心に短寸の棒状体5
を取り付けた導電性ドラム6を用い、該導電性ドラム6
を比較的大きな内径部を有するよう成形したチューブ1
の内径部に嵌入して、図4に示す導電性弾性ローラ20
としてもよい。なお、このよなタイプの導電性弾性ロー
ラ20は導電性弾性ドラムと呼ぶこともある。
【0021】上記導電性弾性ローラ10は、具体的には
以下の方法で作製するのが作業上及びローラの性能上好
ましい。すなわち、ゴム組成部の構成材料を混練機にて
60〜120℃で、5〜30分間混練し、押し出し成形
機にてチューブ状に成形し、該チューブ1の内径部にシ
ャフト2を嵌入する。そして120〜180℃で5〜3
0分間加硫し、2次加硫を150〜160℃で1〜4時
間行い、表面研磨等の最終仕上げを施すことにより、導
電性弾性ローラを得る。
【0022】本発明の導電性ゴム組成物を用いて上記導
電性弾性ローラ10を構成した場合、導電性弾性ローラ
10の電気抵抗を103 〜1010Ωの低抵抗領域に設定で
き、しかも、ゴム組成物の抵抗ムラが小さいので、導電
性弾性ローラ10の表面(チューブ1の表面)の抵抗ム
ラが極めて小さくなる。
【0023】ここでの導電性弾性ローラ1の電気抵抗
は、図2の測定方法で測定した値である。すなわち、導
電性弾性ローラ10をゴムチューブ1の外周表面1aが
アルミ板3の表面に接触するようにアルミ板3板上に設
置し、さらに導電性シャフト2の両端に500gづづの
荷重Wを加え、導電性シャフト2の一方の端部より10
00V電圧を印加したときの電流値(A) を測定し、オー
ムの法則により、電気抵抗R (Ω) を求めたものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例に基づい
て詳細に説明する。 (実施例1) ・NBR[アクリロニトリル量:18重量%、ムーニー
粘度 (100℃) :32](日本ゼオン製、NipolD
N401LL) 50重量部 ・ECO [エチレンオキサイド量:34.5モル%](ダ
イソー製、エピクローマ−CG104)50重量部 ・カーボンブラック (東海カーボン製、シースト3) 2
3重量部 ・硫黄 1.5重量部 ・亜鉛華 5重量部 ・ステアリン酸1重量部 ・発泡剤 (永和化成製、ビニホールAC#3) 8重量部 以上の原料を混練機 (55Lニーダー) により、100
℃で、10分間混練した。その後、押し出し成形機にて
チューブに成形し、該チューブの内径部にステンレス製
のシャフトを挿入した。そして160℃で30分間加硫
し、2次加硫を160℃で2時間行った後、研磨等の最
終仕上げを施して、直径18.7mm、長さ35cm、
ゴム層の厚み5.35mmの導電性弾性ローラを得た。
【0025】(実施例2)NBRを日本ゼオン製、Nip
ol DN115[アクリロニトリル量:40.5重量
%、ムーニー粘度 (100℃) :58]50重量部に変
更した以外は実施例1と同様にして導電性弾性ローラを
作成した。
【0026】(実施例3)ECOとして、ダイソー製、エ
ピクローマーCG104[エチレンオキサイド量:3
4.5モル%]を30重量部と、ダイソー製、エピクロ
ーマーH[エチレンオキサイド量:0モル%]を70重
量部を使用して、配合するECO全体のエチレンオキサ
イド量を10モル%にした以外は実施例1と同様にして
導電性弾性ローラを作成した。
【0027】(実施例4)ECOとして、ダイソー製、エ
ピクローマーCG104[エチレンオキサイド量:3
4.5モル%]を70重量部と、ダイソー製、エピクロ
ーマーC[エチレンオキサイド量:51モル%]を30
重量部使用して、配合するECO全体とのエチレンオキ
サイド量を39モル%にした以外は実施例1と同様にし
て導電性弾性ローラを作成した。
【0028】(実施例5)NBRとECOの配合量をそれ
ぞれ60重量部、40重量部に変更した以外は実施例1
と同様にして導電性弾性ローラを作成した。
【0029】(実施例6)NBRとECOの配合量をそれ
ぞれ30重量部、70重量部に変更した以外は実施例1
と同様にして導電性弾性ローラを作成した。
【0030】(比較例1)NBRを日本合成ゴム製、JS
R N260S[アクリロニトリル量:15重量%、ム
ーニー粘度 (100℃) :62]50重量部に変更した
以外は実施例1と同様にして導電性弾性ローラを作成し
た。
【0031】(比較例2)NBRを日本合成ゴム製、JS
R 215SL[アクリロニトリル量:48重量%、ム
ーニー粘度 (100℃) :45]50重量部に変更した
以外は実施例1と同様にして導電性弾性ローラを作成し
た。
【0032】(比較例3)NBRをNipol DN21
9[アクリロニトリル量33.5重量%、ムーニー粘度
(100℃) :27]50重量部に変更した以外は実施
例1と同様にして導電性弾性ローラを作成した。
【0033】(比較例4)NBRをNipol DN20
2H[アクリロニトリル量:31重量%、ムーニー粘度
(100℃) :78]50重量部に変更し、ECOを使
用しない以外は実施例1と同様にして導電性弾性ローラ
を作成した。
【0034】(比較例5)ECOをダイソー製、エピクロ
ーマ−H[エチレンオキサイド量:0モル%]50重量
部に変更した以外は実施例1と同様にして導電性弾性ロ
ーラを作成した。
【0035】(比較例6)ECOをダイソー製、エピクロ
ーマ−C[エチレンオキサイド量:51モル%] 50重
量部に変更した以外は実施例1と同様にして導電性弾性
ローラを作成した。
【0036】(比較例7)NBRとECOの配合量をそれ
ぞれ90重量部と10重量部に変更した以外は実施例1
と同様にして導電性弾性ローラを作成した。
【0037】(比較例8)NBRとECOの配合量をそれ
ぞれ15重量部と85重量部に変した以外は実施例1と
同様にして導電性弾性ローラを作成した。
【0038】上記の様に作成した実施例及び比較例の各
導電性弾性ローラについて、アスカー硬度Cを高分子計
器製のゴム硬度計「DD2型 形式C」を用いて測定す
るとともに、下記の性能評価試験を行った。
【0039】〈電気抵抗測定試験〉上記図2に示した方
法で導電性弾性ローラの電気抵抗値を測定し、その対数
を求めた。
【0040】〈抵抗ムラ試験〉図5に示すように、導電
性弾性ローラ10を作業台上に載置し、シャフト2の一
端とチューブ1の表面間に電圧を印加し、チューブ1表
面の異なる3点(シャフト2の他端から10cm、1
7.5cm、25cmの3点)における抵抗値を求め、
これらの最大値と最小値との対数の差を求めた。
【0041】〈耐オゾン性試験〉上記各実施例及び各比
較例の処方から発泡剤を除いた処方にし、実施例と同様
に加硫してゴム板状の試験片 (60mm×10mm×2
mm) を作成し、この試験片をオゾン濃度25pph
m、40℃の雰囲気下で96時間放置した後、試験片を
10%伸張させた。そして、この伸張時に亀裂が生じる
ものを合格(○)、生じなかったものを不合格(×)と
した。
【0042】〈加工性〉上記各実施例及び各比較例にお
いて、ゴム材料の混練り、押出成形、加硫などの各工程
における加工性を総合的に判断し、加工性が良好なもの
を合格(○)、加工性が悪く実用には適さないものを不
合格(×)とした。以上の性能評価試験の結果を下記の
表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1中、体積抵抗及び抵抗ムラの評価値は
logΩである。
【0045】表1に示すように、実施例1〜6の導電性
弾性ローラは、電気抵抗が4.8〜6.0、抵抗ムラが
0.3〜0.4、硬度が37〜42の範囲内であり、比
較的低抵抗な領域において抵抗ムラが少なく、かつ、低
硬度であった。また、ゴム組成物そのものの耐オゾン性
は良好で加工性も良好であった。
【0046】これに対し、比較例1のゴム組成物は耐オ
ゾン性が悪く、これを用いて作製した導電性弾性ローラ
は、体積抵抗、抵抗ムラ、硬度において実施例のゴムロ
ーラのそれとほぼ同一の値を示したが、耐オゾン性の点
で画像形成装置内で使用するには不適であることが分か
った。これは、アクリロニトリル量が少なすぎるNBR
(7クリロニトリル量:15重量%)を使用しているた
め、相対的に二重結合の割合が増えた(ブタジエン量が
増えた)ためであると考察される。
【0047】比較例2のゴム組成物(導電性弾性ロー
ラ)はアクリロニトリル量が多すぎるNBR(アクリロ
ニトリル量:48重量%)を使用しているために、硬度
が上昇し、不適であった。
【0048】比較例3のゴム組成物はムーニー粘度が小
さ過ぎるNBR(ムーニー粘度(100℃):78)を
使用しているため加工性が悪く、押出機に挿入するため
のリボン形状連続部材を成形する際や、このリボン形状
連続部材を押出機に挿入する際に、このリボン形状連続
部材が切れてしまうという不具合を発生した。
【0049】比較例4のゴム組成物はムーニー粘度が大
き過ぎるNBR(ムーニー粘度(100℃):78)を
使用しているために加工性が悪く、押し出し成形時に不
具合が生じた。
【0050】比較例5のゴム組成物はエチレンオキサイ
ド量が少なすぎるECO(エチレンオキサイド量:0モ
ル%)を使用しているために抵抗値が大きくなり、導電
性弾性ローラとした時の導電性弾性ローラの抵抗値(l
ogΩ)が6.5まで上昇した。よって、導電性弾性ロ
ーラは実用するには不適であった。
【0051】比較例6のゴム組成物はエチレンオキサイ
ド量が多すぎるECO(エチレンオキサイド量:50モ
ル%)を使用しているために、抵抗ムラが大きく、導電
性弾性ローラとした時の導電性弾性ローラの抵抗ムラ
(logΩ) が0.8で大きかった。よって、導電性弾
性ローラは実用するには不適であった。
【0052】比較例7のゴム組成物はNBRとECOと
の配合比(NBR:ECO)が90:10でNBRの配
合量が多すぎ、ゴム組成物中における主鎖に二重結合を
有するゴム成分量が多くなり過ぎるために、耐オゾン性
が悪く、耐オゾン性の点で画像形成装置内で使用するに
は不適であった。
【0053】比較例8のゴム組成物はNBRとECOと
の配合比(NBR:ECO)が15:85でECOの配
合量が多すぎるために、抵抗ムラが大きく、導電性弾性
ローラとした時の導電性弾性ローラの抵抗ムラ (log
Ω) が0.9で大きかった。よって、導電性弾性ローラ
は実用するには不適であった。
【0054】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明に
よれば、全体として比較的低い抵抗値を示すとともに抵
抗ムラが小さく、しかも、低硬度で成形性に優れ、か
つ、耐オゾン性にも優れた導電性ゴム組成物を得ること
ができる。よって、かかる導電性ゴム組成物を例えばチ
ューブ状に成形して導電性ローラを形成し、これをオゾ
ンが存在する画像形成装置内で使用される転写ローラや
現像ローラ等に適用することにより、安定した画像形成
を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導電性ゴム組成物をゴム弾性層とし
て用いた導電性弾性ローラの一具体例の全体図である。
【図2】 導電性弾性ローラの電気抵抗の測定方法を示
す概略図である。
【図3】 導電性ドラムの斜視図(A)と断面図(B)
である。
【図4】 本発明の導電性ゴム組成物をゴム弾性層とし
て用いた導電性弾性ローラの他の具体例(導電性弾性ド
ラム)の斜視図である。
【図5】 導電性弾性ローラの電気抵抗ムラの測定方法
を示す概略図である。
【符号の説明】
1 導電性ゴム組成物のチューブ 2 導電性シャフト 10 導電性弾性ローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/16 G03G 15/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリロニトリル量が18〜40重量%
    で100℃でのムーニー粘度が30〜60であるアクリ
    ロニトリルブタジエンゴムと、エチレンオキサイド量が
    10〜40モル%であるエピクロルヒドリンゴムとを重
    量比(アクリロニトリルブタジエンゴム:エピクロルヒ
    ドリンゴム)で80:20〜20:80の割合で含有し
    てなる導電性ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の導電性ゴム組成物のチ
    ューブ状成形体の内径部に導電性芯部材を嵌入してなる
    導電性弾性ローラ。
  3. 【請求項3】 電気抵抗が103 〜1010Ωの範囲にあ
    る請求項2に記載の導電性弾性ロ−ラ。
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