JPH1166277A - 多数の物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置及びその簡易表示方法 - Google Patents

多数の物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置及びその簡易表示方法

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JPH1166277A
JPH1166277A JP9221783A JP22178397A JPH1166277A JP H1166277 A JPH1166277 A JP H1166277A JP 9221783 A JP9221783 A JP 9221783A JP 22178397 A JP22178397 A JP 22178397A JP H1166277 A JPH1166277 A JP H1166277A
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辺 徹 濱
Hiroyuki Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の物を表面に配置した三次元地形モデル
を写実的に、立体的に、かつ、少ないデータ量と情報処
理の負荷によって表示することができる簡易表示装置及
びその簡易表示方法を提供する。 【解決手段】 立体的な地形を三次元地形モデルとして
入力する入力手段2と、三次元地形モデルの等高線に沿
って透明な垂直仮想面と水平仮想面とを設定する仮想面
設定手段3と、垂直仮想面に草木の側面の写真による画
像をマッピングし、水平仮想面に草木の上方から撮った
写真による画像をマッピングするテクスチャマッピング
手段4と、移動可能な視点の位置から見た画像を表示す
る表示手段6と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックスの分野における三次元モデルの表示装置とそ
の表示方法に係り、特に多数の物を表面に配置した三次
元地形モデルを写実的に、かつ、少ないデータ量によっ
て表示する簡易表示装置及びその簡易表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近は、コンピュータグラフィックスの
技術の発達に伴い、表面に同一または類似の物を多数配
置した三次元地形モデルをコンピュータの画像として表
示したり、それを使って種々の処理を行うことが要求さ
れるようになった。このような表面に同一または類似の
物を多数配置した三次元地形モデルとしては、多数の樹
木が生えている山野、数多くの建物が散開して建てられ
ている土地(場所)、多数の観客が入ったスタジアム等
がある。
【0003】なお、以下本明細書でいう「三次元地形モ
デル」は、「地形」はもちろん、たとえばスタジアムの
ような「場所」を含む三次元モデルをいうものとする。
また、この三次元地形モデル上に配置される「物」は、
草木、建物、人間を含む「物体」の意味で使用する。
【0004】上記表面に多数の物を配置した三次元地形
モデルは、写実的かつ立体的な画像にしようとすると、
処理すべき情報量の多さから一般に技術的に困難なもの
になる。写実的な画像を表示する一つの方法としては、
三次元地形モデルの表面上に、配置される物の写真を貼
付する方法である。この写真を貼り付ける方法は、テク
スチャーマッピングと呼ばれ、その物の写実的な画像を
表示することができる。
【0005】三次元地形モデルで使用されていた従来の
テクスチャマッピングの方法は、三次元地形モデルの表
面に多数の三角形のパッチからなるメッシュを設定し、
それらのパッチにその対応する部分の写真を貼り付ける
方法であった。
【0006】しかし、この方法は、三次元地形モデルの
表面に平らな写真を貼り付けるので、三次元地形そのも
のはコンピュータ上の三次元座標系に立体的に構築され
ているが、その表面の物の画像は平面的な写真に過ぎな
い。このため、この方法によって作られた三次元地形モ
デルは、見る角度の変化に応じて表面の物を立体的に見
せることができなかった。なおここで、本明細書で「立
体的に見せる」というのは、単に立体的に表現されてい
ることではなく、見る角度によって物体の異なる側面が
見えたり、その物体の後方にある別の物体が重なって見
えたりすることをいう。
【0007】したがって、上記テクスチャマッピングの
方法による三次元地形モデルは、自由に見る者の視点の
位置を変えることができず、遠景など見る角度があまり
変化しないものにのみ利用されていた。
【0008】このテクスチャーマッピングの方法に対し
て、山など表面に樹木が生えている三次元地形モデルに
ついては、その表面の樹木の立体像を生成する方法が従
来から種々提案されている。
【0009】その第一の方法は、推計モデルによる方法
である。推計モデルによる方法は、フラクタルや乱数を
用いて、枝の太さ、長さ、分岐の角度などを制御して樹
木を発生させるものである。この方法では、樹木の一部
分の形状を一定の倍率で拡大すると樹木全体の形状が出
現する性質を利用し、相似的に枝を成長、分岐させて仮
想的に樹木を生成する方法である。さらに最近では、生
成した樹木の幹にバンプマッピングしたり、照度計算し
たり、陰影を付けたりして極めてリアルな樹木の画像を
生成する方法が提案されている。
【0010】樹木の立体像を生成する第二の方法は、ル
ールモデルによる方法である。ルールモデルは、植物が
生育する場所、気象条件、植物の種類等の植物の形態規
則に基づいて理論的にかつ仮想的に植物を成長させる方
法である。
【0011】樹木の立体像を生成する第三の方法は、印
象派モデルと呼ばれているものである。この方法は、樹
木の形状を2次曲面で近似し、その曲面上に数学的に生
成した樹木のテクスチャパターンをマッピングする方法
である。
【0012】これらの方法によれば、三次元地形モデル
のみならず、その表面に生えている樹木を立体的なもの
として設定することができる。このため、見る者の視点
が移動するのに応じて、その角度から見た樹木の画像を
表示することができる。また、複数の樹木が空間的に散
開して生えている場合には、見る角度によって複数の樹
木が重畳的に見える画像も表示することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体的な樹木を有する三次元モデルの表示方法で
は、処理すべき情報量が膨大であることと、必ずしも写
実的な画像が得られないことの問題があった。
【0014】推計モデルとルールモデルによる方法は、
上述の通り、コンピュータ上で樹木を仮想的に生成する
ものである。この場合に樹木の生成の理論と使用するデ
ータが正しければ、現実に近い樹木の画像を生成するこ
とが可能である。また、幹の表面にテクスチャマッピン
グをしたり(推計モデル)、照度の計算や影付けを行っ
たりすることにより、リアルな画像を表示することがで
きる。
【0015】しかし、推計モデルとルールモデルの方法
によれば、上記樹木の生成理論のための膨大な樹木デー
タベースが不可欠となる。また、リアルな画像を生成す
るためのデータも膨大なものとなる。従って、これらの
方法を実行する情報処理装置は、必然的に大きな記憶容
量と処理能力を必要としていた。
【0016】また、推計モデルとルールモデルによる方
法では、樹木の一本一本についてその成長過程の各段階
で樹木を生成させるためのアルゴリズムによる処理を繰
り返さなければならなかった。このデータ処理には多大
な時間と負荷がかかっていた。また、上記処理の結果生
成された樹木は、ポリゴン(多角形)の形で表現される
おり、生成した樹木の画像のデータ量も膨大なものにな
っていた。
【0017】さらに、現実の樹木に近い画像を得るため
には、推計モデルによる方法では希望する樹木の種類、
形状を得るために試行錯誤を繰返さなければならなかっ
た。一方、ルールモデルによる方法では、樹木の詳細な
形態調査から始めなければならなかった。
【0018】また、印象派モデルは、数学的に生成した
樹木のパターンをテクスチャとして使用するため、樹木
の種類などの写実的な表現ができず、リアルな画像を得
ることが困難であった。
【0019】樹木を生やした三次元地形モデルについて
の従来技術の課題は概略以上のようであるが、三次元建
物が空間的に散開して建てられている三次元地形モデル
や、スタジアムなどのように多数人がいる場所などにつ
いては、写実的かつ立体的な画像をコンピュータ上で簡
単に表示する方法はなかった。
【0020】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、多数の物を表面に配置した三次元地形モデルを写実
的に、立体的に、かつ、少ないデータ量と情報処理の負
荷によって表示することができる簡易表示装置及びその
簡易表示方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る多数
の物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置
は、多数の物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易
表示装置において、立体的な地形を三次元地形モデルと
して入力する入力手段と、前記三次元地形モデル上の前
記物が配置されるべき位置に透明な仮想面を設定する仮
想面設定手段と、前記透明な仮想面上に、その位置に配
置される物の見える面の写真による画像をマッピングす
るテクスチャマッピング手段と、前記透明な仮想面上に
テクスチャマッピングをした三次元地形モデルを移動可
能な視点の位置から見た画像を表示する表示手段と、を
有することを特徴とするものである。
【0022】本願請求項2に係る多数の草木を表面に生
やした三次元地形モデルの簡易表示装置は、多数の草木
を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示装置にお
いて、立体的な地形を三次元地形モデルとして入力する
入力手段と、前記三次元地形モデルの等高線に沿って透
明な垂直仮想面と水平仮想面とを設定する仮想面設定手
段と、前記透明な垂直仮想面に、草木の側面の写真によ
る画像をマッピングし、前記透明な水平仮想面に草木の
上方から撮った写真による画像をマッピングするテクス
チャマッピング手段と、前記透明な垂直及び水平の仮想
面上にテクスチャマッピングをした三次元地形モデルを
移動可能な視点の位置から見た画像を表示する表示手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0023】本願請求項3に係る多数の草木を表面に生
やした三次元地形モデルの簡易表示装置は、上記請求項
2の装置において、前記垂直及び水平の仮想面にマッピ
ングした草木の写真による画像に、透明度、反射率、拡
散率、輝度のうちの少なくとも一つを設定する光効果設
定手段を有することを特徴とするものである。
【0024】本願請求項4に係る多数の草木を表面に生
やした三次元地形モデルの簡易表示装置は、上記請求項
3の装置において、前記光効果設定手段は、草木を見る
者の視線の角度に応じて、草木の写真による画像の透明
度を変化させることを特徴とするものである。
【0025】本願請求項5に係る多数の草木を表面に生
やした三次元地形モデルの簡易表示装置は、上記請求項
3の装置において、前記光効果設定手段は、光源の位置
と草木の位置に応じて、位置の相違による草木の輝度の
差と、各草木の写真による画像内の輝度の分布とを設定
することを特徴とするものである。
【0026】本願請求項6に係る多数の建物を表面に配
置した三次元地形モデルの簡易表示装置は、多数の建物
を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置にお
いて、立体的な地形を三次元地形モデルとして入力する
入力手段と、前記建物の壁または建物の上面に沿って透
明な仮想面を設定する仮想面設定手段と、前記透明な仮
想面に、対応する建物の写真による画像をマッピングす
るテクスチャマッピング手段と、前記透明な仮想面上に
テクスチャマッピングをした三次元地形モデルを移動可
能な視点の位置から見た画像を表示する表示手段と、を
有することを特徴とするものである。
【0027】本願請求項7に係る多数の建物を表面に配
置した三次元地形モデルの簡易表示装置は、上記請求項
6の装置において、前記仮想面設定手段は、多数の建物
を表面に配置した地形の真上と少なくとも2つの斜め上
の方向から撮った航空写真から各建物の形状を特定し、
それらの建物の壁と上面に沿って透明な仮想面を設定
し、前記テクスチャマッピング手段は、前記透明な仮想
面に対応する前記建物の航空写真の画像をマッピングす
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0028】本願請求項8に係る多数の建物を表面に配
置した三次元地形モデルの簡易表示装置は、上記請求項
6の装置において、前記仮想面にマッピングした建物の
写真による画像に、透明度、反射率、拡散率、輝度のう
ちの少なくとも一つを設定する光効果設定手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0029】本願請求項9に係る多数の人間がいる場所
の三次元モデルの簡易表示装置は、多数の人間がいる場
所の三次元モデルの簡易表示装置において、前記人間が
いる地形を三次元地形モデルとして入力する入力手段
と、前記人間がいる場所に多数の透明な垂直仮想面を設
定する仮想面設定手段と、前記透明な垂直仮想面に、多
数の人物の写真による画像をマッピングするテクスチャ
マッピング手段と、前記透明な仮想面上にテクスチャマ
ッピングをした三次元地形モデルを移動可能な視点の位
置から見た画像を表示する表示手段と、を有することを
特徴とするものである。
【0030】本願請求項10に係る多数の物を表面に配
置した三次元地形モデルの簡易表示方法は、多数の物を
表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示方法におい
て、立体的な地形を三次元地形モデルとして入力し、前
記三次元地形モデル上の前記物が配置されるべき位置に
透明な仮想面を設定し、前記透明な仮想面上に、その位
置に配置される物の見える面の写真による画像をマッピ
ングし、前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングを
した三次元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た
画像を表示することを特徴とするものである。
【0031】本願請求項11に係る多数の草木を表面に
生やした三次元地形モデルの簡易表示方法は、多数の草
木を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示方法に
おいて、立体的な地形を三次元地形モデルとして入力
し、前記三次元地形モデルの等高線に沿って透明な垂直
仮想面と水平仮想面とを設定し、前記透明な垂直仮想面
に、草木の側面の写真による画像をマッピングするとと
もに、前記透明な水平仮想面に草木の上方から撮った写
真による画像をマッピングし、前記透明な垂直及び水平
の仮想面上にテクスチャマッピングをした三次元地形モ
デルを移動可能な視点の位置から見た画像を表示するこ
とを特徴とするものである。
【0032】本願請求項12に係る多数の草木を表面に
生やした三次元地形モデルの簡易表示方法は、上記請求
項11の方法において、前記垂直及び水平の仮想面にマ
ッピングした草木の写真による画像に、透明度、反射
率、拡散率、輝度のうちの少なくとも一つを設定するこ
とを特徴とするものである。
【0033】本願請求項13に係る多数の草木を表面に
生やした三次元地形モデルの簡易表示方法は、上記請求
項11の方法において、草木を見る者の視線の角度に応
じて、草木の写真による画像の透明度を変化させること
を特徴とするものである。
【0034】本願請求項14に係る多数の草木を表面に
生やした三次元地形モデルの簡易表示方法は、上記請求
項11の方法において、光源の位置と草木の位置に応じ
て、位置の相違による草木の輝度の差と、各草木の写真
による画像内の輝度の分布とを設定することを特徴とす
るものである。
【0035】本願請求項15に係る多数の建物を表面に
配置した三次元地形モデルの簡易表示方法は、多数の建
物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示方法に
おいて、立体的な地形を三次元地形モデルとして入力
し、前記建物の壁または建物の上面に沿って透明な仮想
面を設定し、前記透明な仮想面に、対応する建物の写真
による画像をマッピングし、前記透明な仮想面上にテク
スチャマッピングをした三次元地形モデルを移動可能な
視点の位置から見た画像を表示することを特徴とするも
のである。
【0036】本願請求項16に係る多数の建物を表面に
配置した三次元地形モデルの簡易表示方法は、上記請求
項15に記載の方法において、多数の建物を表面に配置
した地形の真上と少なくとも2つの斜め上の方向から撮
った航空写真から各建物の形状を特定し、それらの建物
の壁と上面に沿って透明な仮想面を設定し、前記透明な
仮想面に対応する前記建物の航空写真の画像をマッピン
グすることを特徴とするものである。
【0037】本願請求項17に係る多数の建物を表面に
配置した三次元地形モデルの簡易表示方法は、上記請求
項15に記載の方法において、前記仮想面にマッピング
した建物の写真による画像に、透明度、反射率、拡散
率、輝度のうちの少なくとも一つを設定させることを特
徴とするものである。
【0038】本願請求項18に係る多数の人間がいる場
所の三次元モデルの簡易表示方法は、多数の人間がいる
場所の三次元モデルの簡易表示方法において、前記人間
がいる地形を三次元地形モデルとして入力し、前記人間
がいる場所に複数の透明な垂直仮想面を設定し、前記透
明な垂直仮想面に、複数の人物の写真による画像をマッ
ピングし、前記透明な仮想面上にテクスチャマッピング
をした三次元地形モデルを移動可能な視点の位置から見
た画像を表示することを特徴とするものである。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明による「多数の物を
表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置及びそ
の簡易表示方法」の実施の形態について説明する。
【0040】本発明による「多数の物を表面に配置した
三次元地形モデルの簡易表示装置及びその簡易表示方
法」は、最上位概念的に言えば、三次元地形モデル上の
物を配置すべき位置に透明な仮想面を設定し、その透明
な仮想面上にその位置に配置される物の対応する面の写
真画像を貼り付けるものである。
【0041】この方法によれば、立体物そのものを仮想
的に生成する代わりに単純な形状の仮想面を設定し、こ
れにテクスチャマッピングという比較的簡単な処理によ
って写真による画像を貼り付けるので、処理が簡単にな
り、取扱うデータ量も大幅に減少する。また、このよう
にしてコンピュータ上で作成された画像は、三次元地形
モデルの表面に配置された物の写真による画像を表示す
るので、極めて写実的な画像を表示することができる。
【0042】本発明の方法を草木が生えた地形、建物が
ある街、多数の人間がいる場所に応用したのが以下に説
明する「多数の草木を表面に生やした三次元地形モデル
の簡易表示装置及びその簡易表示方法」、「多数の建物
を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置及び
その簡易表示方法」、「多数の人間がいる場所の三次元
モデルの簡易表示装置及びその簡易表示方法」である。
【0043】なお、本明細書で発明の名称等で「多数」
としたのは、本発明がデータ量の低減等の面で最も効果
を発揮するのが三次元地形モデル上に「多数」の物が配
置されている場合だからである。しかし、後述する説明
から明らかなように、本発明の装置と方法は、単数や少
数の物が配置された三次元地形モデルの画像表示にその
まま使用することができるので、本発明の装置と方法に
よって単数や少数の物が配置された三次元地形モデルを
画像表示する場合も含む。
【0044】最初に、多数の草木を表面に生やした三次
元地形モデルの簡易表示装置及びその簡易表示方法につ
いて説明する。図1は、多数の草木を表面に生やした三
次元地形モデルの簡易表示装置の構成とその構成要素間
の処理の流れを示している。
【0045】図1に示すように、本実施形態の多数の草
木を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示装置1
は、入力手段2と、仮想面設定手段3と、テクスチャマ
ッピング手段4と、光効果設定手段5と、表示手段6と
からなる。
【0046】入力手段2は、三次元地形をコンピュータ
の三次元空間内の三次元地形モデルとして取り入れる手
段をいう。本実施形態の入力手段2は、三次元地形の等
高線の輪郭と各等高線の高さのデータを入力し、これら
等高線が表わす三次元地形をコンピュータの三次元座標
系上の三次元地形モデルとして入力する。すなわち、ス
キャナー、キーボードなど単に入力するための手段の
他、入力したデータを三次元モデルに処理するための処
理手段も含む。無論実施の態様により、入力手段2は、
既に三次元座標系の空間の点に変換された三次元地形モ
デルのデータ群を入力する手段であってもよい。また、
後述するように、複数の角度から撮った航空写真を入力
してそれらの撮影角度から三次元地形モデルとして入力
する手段であってもよい。
【0047】仮想面設定手段3は、三次元地形モデル上
の物が配置されるべき位置に透明な仮想面を設定する手
段である。この透明な仮想面は、画像をテクスチャマッ
ピングするためのものであって、透明にすることにより
地の部分はコンピュータの画面表示上見えないようにす
ることができる。本実施形態の仮想面設定手段3は、三
次元地形モデルの等高線に沿って一定の高さの垂直な仮
想面と、等高線に沿って前記垂直な仮想面と直交する水
平な仮想面とを設定する。垂直仮想面は一つの態様とし
て等高線に沿った曲面とすることができる。このほかの
態様として、垂直仮想面は全体としては等高線に沿いつ
つ、樹木ごとに円筒面の一部をなすようにすることがで
きる。さらに、仮想面は垂直、水平に限られず、後述す
る建物の上面の仮想面のように、一定の傾斜を有するよ
うに設定することができる。
【0048】テクスチャマッピング手段4は、上記仮想
面設定手段3によって設定された仮想面に画像を貼り付
ける処理(この処理をテクスチャマッピングという)を
行う手段である。本発明では、テクスチャマッピング手
段4により、写真による画像をマッピングするようにす
るのが好ましい。
【0049】光効果設定手段5は、仮想面にマッピング
した画像の透明度、反射率、拡散率、輝度のうちの少な
くとも一つを設定する手段である。この光効果設定手段
5は、画像に透明度、反射率、拡散率、輝度を設定する
ことにより、三次元地形モデル上に近接して配置された
物どうしの光の反射、光の透過、光源の位置による輝度
の変化等、よりリアルな画像を表示するためのものであ
る。
【0050】表示手段6は、コンピュータ上の三次元の
モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表示する
ための手段である。この表示手段6は、上記画像を表示
するものである限り、コンピュータの表示装置であるこ
とも可能であり、画像を紙に出力する出力装置であるこ
とも可能であり、ある視点位置から見た画像をデータと
して出力する装置であることも可能である。
【0051】以上が多数の草木を表面に生やした三次元
地形モデルの簡易表示装置1を構成する個々の手段につ
いての説明であるが、次にこの装置による処理を図面を
用いて以下に説明する。
【0052】図2は、多数の草木を表面に生やした三次
元地形モデルの簡易表示装置1による処理を段階的に図
2(a)〜図2(b)に示したものである。本実施形態
の簡易表示装置1は、図2(a)に示すような等高線の
2次元的な形状と各等高線の高さデータ(図1における
三次元地形データ10)を入力し、コンピュータ上の三
次元座標系に図2(b)に示すような三次元地形モデル
を形成する。この処理は入力手段2によって行われる。
【0053】次に、本実施形態の簡易表示装置1は、仮
想面設定手段3によって上記等高線に沿って透明な垂直
仮想面と水平仮想面を設定する。図2(c)は、図2
(b)の最下層の等高線に沿って垂直仮想面と水平仮想
面を設定したところを示している。なお、図2(c)で
は、垂直仮想面は樹木単位に分割した平面状の垂直仮想
面を連ねたようなものからなるが、平面状のものの代わ
りに各樹木の外周に対応する円筒状の垂直仮想面を連ね
てもよい。水平仮想面は、等高線の高さ、あるいは等高
線から所定の高さの位置に等高線に沿って、所定の幅を
有するように設定する。
【0054】次に、本実施形態の簡易表示装置1は、テ
クスチャマッピング手段4により、上記垂直仮想面に樹
木の側面から撮った写真による画像(樹木の側面の写真
画像)を、上記水平仮想面に樹木の上方から撮った写真
による画像(樹木の平面の写真画像)をそれぞれマッピ
ングする。図2(d)に樹木の写真画像をマッピングし
た垂直及び水平仮想面を示す。なお、図2(d)には平
面状の垂直仮想面と円筒状の垂直仮想面にテクスチャマ
ッピングした双方の場合を示す。テクスチャマッピング
する写真画像は、カメラ、スキャナ等の入力装置を介し
て入力してもよいが、好ましくは樹木の写真画像のデー
タベースを用意しておき、適当な樹木の写真画像を順不
同に仮想面上にテクスチャマッピングするようにする。
【0055】次に、本実施形態の簡易表示装置1は、光
効果設定手段5により、テクスチャマッピングした樹木
の写真画像に透明度、反射率、拡散率、輝度のうちの少
なくとも一つを設定する。
【0056】図2(e)は、テクスチャマッピングした
樹木の写真画像に輝度を設定したところを示している。
なお、図2(e)は、光源の位置を考慮し、特定の樹木
の輝度分布を設定したところを示している。たとえば、
表面にある枝の葉は明るく、樹木の中心部分の枝の葉は
暗くするなどである。これに対して、光源の位置と樹木
の位置により、各樹木に全体としての輝度の差を設定す
ることもできる。たとえば、ある山の斜面に生えている
樹木なら、日の当たる稜線部分は全体として明るく、日
の当たらない谷の部分は全体として暗くするなどであ
る。
【0057】光効果設定手段5によって透明度を設定す
ることにより、樹木の影の濃淡を調節することができ
る。また、視線と仮想面のなす角度によって透明度を変
化させることによって樹木の側面と上面の画像を自然に
移り変わるようにすることができる。
【0058】また、光効果設定手段5によって反射率、
拡散率を設定することにより、光の反射によって樹木前
方の物に投射される光の明るさを調整することができ
る。
【0059】さらに、光効果設定手段5は、透明度、反
射率、拡散率、輝度を変化させることにより、同一の樹
木の写真画像を繰返しマッピングしたものに、あたかも
異なる樹木の写真画像を順不同にマッピングしたように
見せることもできる。
【0060】以上のように、仮想面を設定し、仮想面上
に樹木の写真画像をマッピングした三次元地形モデル
は、表示手段6により、所定の視点位置から見た画像を
表示される。この表示手段6は、視点位置を移動させた
場合の異なる角度から見た画像を表示することができ
る。図2(f)は、水平方向から見た樹木を有する三次
元地形モデルの画像を示している。図2(f)に示すよ
うに、水平方向から見た場合、異なる高さに生えている
樹木が重畳的に表示され、水平方向を維持しつつ視点を
移動すると、樹木の間から異なる樹木の画像が現れて極
めて立体的な画像を得ることができる。
【0061】図3は、多数の草木を表面に生やした三次
元地形モデルの簡易表示装置1による表示される三次元
地形モデルの視覚的作用効果を説明した図である。
【0062】図3(a)に示すように、異なる高さと位
置で垂直仮想面と水平仮想面が設定されており、これら
にそれぞれ樹木の側面写真画像と平面写真画像がテクス
チャマッピングされているとする。この図3(a)の矢
印A−A方向に見たものを図3(b)に示す。
【0063】図3(b)に示すように、本実施形態の光
効果設定手段5によってテクスチャマッピングした画像
の透明度を低く設定することにより、前方に位置する画
像の陰影が後方の画像上に投射される。この陰影は、光
源の位置に対応して変化するので、画像を極めて立体的
に見せる効果を有する。また、光効果設定手段5によっ
てテクスチャマッピングした画像の反射率または拡散率
を高く設定することにより、後方に位置する画像にあた
った光が前方の画像に投射され、自然界と近似の反射光
の相互作用を再現することができる。
【0064】また、光効果設定手段5によって視線と仮
想面のなす角度に応じて画像の透明度を変化するように
設定すると、樹木の側面と上面の画像を自然に移り変わ
るようにすることができる。たとえば、視線と仮想面の
なす角度が小さくなるほど透明度が高くなるように設定
したとする。図3(b)に示すように視点の位置を低い
位置から高い位置に移動させる場合を考えると、最初の
低い位置では視線と垂直仮想面のなす角度が大きいの
で、垂直仮想面の画像が不透明になって樹木の側面の写
真画像が見える。しかし、視点の位置が高くなるにつれ
て、垂直仮想面の画像が透明になり、これを透過して透
明度が低くなった樹木の平面の写真画像が見えるように
なる。視点が樹木の真上になった場合は、樹木の平面の
写真画像だけが見えるようになる。このように、透明度
が視線の角度に応じて変化するように設定することによ
り、水平方向に見ていた視点を垂直に見下ろす位置に移
動させる場合において、樹木の側面の画像から平面の画
像に自然に移り変わるように見せることができる。
【0065】本実施形態の多数の草木を表面に生やした
三次元地形モデルの簡易表示装置1によれば、仮想面に
比較的簡単なテクスチャーマッピングの手法によって写
真による写実的な画像を表示することができる。したが
って、比較的少ないデータと処理負荷によって、写実的
な草木を有する三次元地形モデルを表示することができ
る。本装置は景観評価等の幅広い目的に使用することが
できる。
【0066】以上で多数の草木を表面に生やした三次元
地形モデルの簡易表示装置1についての説明を終了す
る。次に、本発明の第二の応用例である多数の建物を表
面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置及びその
簡易表示方法について以下に説明する。
【0067】図4に、本実施形態による多数の建物を表
面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置21の構
成とその構成手段間の処理の流れを示す。
【0068】上記多数の建物を表面に配置した三次元地
形モデルの簡易表示装置21は、第一の実施形態による
多数の草木を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表
示装置1と同一の構成手段を有する。ただし、本実施形
態の構成手段は、建物を有する三次元地形モデルに適用
するための特別の処理を行うので、第一実施形態とは異
なる符号を付して以下に説明する。図4に示すように、
本実施形態の多数の建物を表面に配置した三次元地形モ
デルの簡易表示装置21は、入力手段22と、仮想面設
定手段23と、テクスチャマッピング手段24と、光効
果設定手段25と、表示手段26とからなる。
【0069】入力手段22は、建物の形状を含む三次元
地形をコンピュータの三次元空間内の三次元地形モデル
として取り入れる手段をいう。本実施形態の入力手段2
2は好ましくは、建物を配置した地形の真上と少なくと
も2つの斜め上の方向から撮った航空写真と、それら航
空写真の撮影角度のデータを入力することができる手段
とする。
【0070】仮想面設定手段23は、三次元地形モデル
上の建物の壁、屋根の面に沿って仮想面を設定する手段
である。本実施形態の仮想面設定手段23は好ましく
は、上記航空写真から建物の形状を特定し、それらの建
物の壁と建物の上面に沿って透明な仮想面を設定するこ
とができる手段とする。航空写真から建物の形状を特定
する方法を図5に示して説明する。
【0071】図5(a)に示すように、地面の上に建物
B1とB2が配置されているとする。上記航空写真は、
建物B1とB2の真上からの方向(撮影方向Z)と、2
以上の斜め上からの方向(撮影方向D1,D2,D3)
から撮影する。撮影方向D1,D2,D3は、水平に対
する角度とともに、緯度・経度線に対する角度が既知で
あるとする。
【0072】上記撮影方向Zから撮影した航空写真の建
物の輪郭から建物の壁の位置が特定される。建物B2の
ように建物の輪郭の内側にも壁が存在する建物の場合
は、建物の上面の輝度の変化や、斜め上から撮影した航
空写真から建物の壁の位置を特定することができる。こ
のようにして位置を特定した建物の壁に沿って透明な垂
直仮想面を設定する。図5(b)に建物B2の垂直仮想
面を示す。
【0073】次に、図5(b)の垂直仮想面に建物の側
面の航空写真による画像をマッピングする。航空写真を
処理することにより、建物の高さ、建物の側面の大部分
の写真による画像を得ることができる。たとえば、図5
(a)に示すように撮影方向D1から建物B2を撮影し
た航空写真から、輝度の変化等によって建物B2の上端
Pを特定する。次にこの建物の上端Pが地面に投影され
た位置を撮影方向Zから撮影した航空写真にプロットす
ることにより、図5(a)の距離L1を得ることができ
る。この距離L1と撮影の角度θ1とから建物B2の高
さH1を得ることができる。一方、撮影方向D1から撮
影した建物B2の側面は、その撮影された壁の高さがL
2とすると、L2/cosθ1の倍率で引き伸ばすこと
によって斜め方向から撮影したことによる距離の変化を
補正することができる。この場合、建物の側面の下部
(H1−H2の部分)は、好ましくは壁と同一色の画像
を補充する。このように処理ことにより、建物の側面
(壁)の写真画像を得ることができる。建物の側面
(壁)の写真画像は、少なくとも表示する可能性がある
建物の側面について用意する。これらの建物の側面
(壁)の写真画像が用意できれば、これらを図5(b)
に示したような建物の壁の垂直仮想面にマッピングす
る。図5(c)に建物B2の側面(壁)の一部をマッピ
ングした様子を示す。
【0074】上記のように建物の側面が形成されれば、
必要に応じて建物の上面の仮想面を設定し、撮影方向Z
から撮影した建物の上面の写真画像をマッピングするこ
とができる。なお、建物の上面の仮想面は、建物の側面
の上端に沿って設定すればよい。
【0075】なお、本実施形態の簡易表示装置21のテ
クスチャマッピング手段24、光効果設定手段25、表
示手段26は、第一実施形態の多数の草木を表面に生や
した三次元地形モデルの簡易表示装置1と同様であるの
で、ここでの重複する説明を省略する。
【0076】本実施形態の多数の建物を表面に配置した
三次元地形モデルの簡易表示装置21によれば、建物を
有する所定の地域の航空写真により、建物の形状を特定
し、その建物の外形に沿って仮想面を設定し、それらの
仮想面に建物の写真による建物の写真画像をマッピング
することができる。この簡易表示装置21においても、
仮想面に比較的簡単なテクスチャーマッピングの手法に
よって写真による写実的な画像を表示することができ
る。したがって、比較的少ないデータと処理負荷によっ
て、建物を有する三次元地形の写実的な画像を立体表示
することができる。本装置によれば、ゲーム機、シミュ
レーション装置において、現実の街、空港等の画像を表
示することができる。また、カーナビゲーション装置、
景観評価等の幅広い目的に使用することもできる。
【0077】なお、本装置は、航空写真によって仮想面
を設定するものに限られず、ユーザーによって仮想面を
設定する場合も含まれる。
【0078】以上で多数の建物を表面に配置した三次元
地形モデルの簡易表示装置21についての説明を終了す
る。次に、本発明の第三の応用例である多数の人間がい
る場所の三次元モデルの簡易表示装置及びその簡易表示
方法について以下に説明する。
【0079】図6に、本実施形態による多数の人間がい
る場所の三次元モデルの簡易表示装置31の構成とその
構成手段間の処理の流れを示す。
【0080】上記多数の人間がいる場所の三次元モデル
の簡易表示装置31は、第一の実施形態による多数の草
木を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示装置1
とほとんど同一の構成手段を有する。ただし、本実施形
態の構成手段は、多数の人間がいる場所の三次元モデル
に適用するための処理を行うので、第一実施形態とは異
なる符号を付して示す。図6に示すように、本実施形態
の多数の人間がいる場所の三次元モデルの簡易表示装置
31は、入力手段32と、仮想面設定手段33と、テク
スチャマッピング手段34と、表示手段35とからな
る。以下、本実施形態による多数の人間がいる場所の三
次元モデルの簡易表示装置31の特徴的な部分である仮
想面設定手段33とテクスチャマッピング手段34とに
ついて説明する。
【0081】本実施形態の仮想面設定手段33では、人
間がいる場所に透明な垂直仮想面を設定する。スタジア
ムの観客席など、多数の人間が整然と位置している場合
は、観客席に沿って高さの異なる平行な垂直仮想面の列
を設定するのが好ましい。その他の場合は、人間の配置
の状態により、適宜垂直仮想面を設定する。また、垂直
仮想面は、必要に応じて湾曲した2次曲面とすることが
できる。
【0082】テクスチャマッピング手段34は、上記設
定された垂直仮想面に、複数の人間の写真による画像を
ランダムに、あるいは所定の順番に従ってテクスチャマ
ッピングする。
【0083】本装置によれば、ゲーム機、シミュレーシ
ョン装置、景観評価装置において、写実的な人間の画像
を表示することにより、従来の簡略化されたアニメーシ
ョン表示に比べてリアルな画像を表示することができ
る。
【0084】なお、上記説明では、植物と建物と人間を
有する三次元地形モデルを別々に説明したが、無論これ
らの表示方法を組み合わせて植物と建物と人間とを有す
る三次元地形モデルを表示することもできる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の多数の物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表
示装置及びその簡易表示方法は、三次元地形モデル上の
物を配置すべき位置に透明な仮想面を設定し、その透明
な仮想面上にその位置に配置される物の対応する面の写
真画像を貼り付けるものである。
【0086】この装置と方法によれば、単純な形状の仮
想面を設定し、これにテクスチャマッピングという比較
的簡単な処理によって写真による画像を貼り付けるの
で、立体物そのものを仮想的に生成する場合に比べて処
理が簡単になり、取扱うデータ量も大幅に減少する。ま
た、このようにして作成した画像は、実物の写真による
画像であるので、極めて写実的な画像を表示することが
できる。
【0087】本発明の装置と方法によれば、的確な景観
評価を行うことができ、ゲーム機、シミュレーション装
置、カーナビゲーション装置の分野において、現実の場
所を立体表示することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による「多数の草木を表面に生やした三
次元地形モデルの簡易表示装置」の構成とその処理の流
れを示したブロック図。
【図2】多数の草木を表面に生やした三次元地形モデル
の簡易表示方法の処理の流れを説明した図。
【図3】「多数の草木を表面に生やした三次元地形モデ
ルの簡易表示装置」による立体表示を説明した図。
【図4】本発明による「多数の建物を表面に配置した三
次元地形モデルの簡易表示装置」の構成とその処理の流
れを示したブロック図。
【図5】「多数の建物を表面に配置した三次元地形モデ
ルの簡易表示装置」による仮想面設定とテクスチャマッ
ピングの方法を説明した図。
【図6】本発明による「多数の人間がいる場所の三次元
モデルの簡易表示装置」の構成とその処理の流れを示し
たブロック図。
【符号の説明】
1 多数の草木を表面に生やした三次元地形モデルの簡
易表示装置 2 入力手段 3 仮想面設定手段 4 テクスチャマッピング手段 5 光効果設定手段 6 表示手段 21 多数の建物を表面に配置した三次元地形モデルの
簡易表示装置 22 入力手段 23 仮想面設定手段 24 テクスチャマッピング手段 25 光効果設定手段 26 表示手段 31 多数の人間がいる場所の三次元モデルの簡易表示
装置 32 入力手段 33 仮想面設定手段 34 テクスチャマッピング手段 35 表示手段

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の物を表面に配置した三次元地形モデ
    ルの簡易表示装置において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力する入力手
    段と、 前記三次元地形モデル上の前記物が配置されるべき位置
    に透明な仮想面を設定する仮想面設定手段と、 前記透明な仮想面上に、その位置に配置される物の見え
    る面の写真による画像をマッピングするテクスチャマッ
    ピング手段と、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示する表示手段と、を有することを特徴とする多数の物
    を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置。
  2. 【請求項2】多数の草木を表面に生やした三次元地形モ
    デルの簡易表示装置において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力する入力手
    段と、 前記三次元地形モデルの等高線に沿って透明な垂直仮想
    面と水平仮想面とを設定する仮想面設定手段と、 前記透明な垂直仮想面に、草木の側面の写真による画像
    をマッピングし、前記透明な水平仮想面に草木の上方か
    ら撮った写真による画像をマッピングするテクスチャマ
    ッピング手段と、 前記透明な垂直及び水平の仮想面上にテクスチャマッピ
    ングをした三次元地形モデルを移動可能な視点の位置か
    ら見た画像を表示する表示手段と、を有することを特徴
    とする多数の草木を表面に生やした三次元地形モデルの
    簡易表示装置。
  3. 【請求項3】前記垂直及び水平の仮想面にマッピングし
    た草木の写真による画像に、透明度、反射率、拡散率、
    輝度のうちの少なくとも一つを設定する光効果設定手段
    を有することを特徴とする請求項2に記載の多数の草木
    を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示装置。
  4. 【請求項4】前記光効果設定手段は、草木を見る者の視
    線の角度に応じて、草木の写真による画像の透明度を変
    化させることを特徴とする請求項3に記載の多数の草木
    を表面に生やした三次元地形モデルの簡易表示装置。
  5. 【請求項5】前記光効果設定手段は、光源の位置と草木
    の位置に応じて、位置の相違による草木の輝度の差と、
    各草木の写真による画像内の輝度の分布とを設定するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の多数の草木を表面に生
    やした三次元地形モデルの簡易表示装置。
  6. 【請求項6】多数の建物を表面に配置した三次元地形モ
    デルの簡易表示装置において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力する入力手
    段と、 前記建物の壁または建物の上面に沿って透明な仮想面を
    設定する仮想面設定手段と、 前記透明な仮想面に、対応する建物の写真による画像を
    マッピングするテクスチャマッピング手段と、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示する表示手段と、を有することを特徴とする多数の建
    物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表示装置。
  7. 【請求項7】前記仮想面設定手段は、多数の建物を表面
    に配置した地形の真上と少なくとも2つの斜め上の方向
    から撮った航空写真から各建物の形状を特定し、それら
    の建物の壁と上面に沿って透明な仮想面を設定し、 前記テクスチャマッピング手段は、前記透明な仮想面に
    対応する前記建物の航空写真の画像をマッピングするよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項6に記載の
    多数の建物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表
    示装置。
  8. 【請求項8】前記仮想面にマッピングした建物の写真に
    よる画像に、透明度、反射率、拡散率、輝度のうちの少
    なくとも一つを設定する光効果設定手段を有することを
    特徴とする請求項6に記載の多数の建物を表面に配置し
    た三次元地形モデルの簡易表示装置。
  9. 【請求項9】多数の人間がいる場所の三次元モデルの簡
    易表示装置において、 前記人間がいる地形を三次元地形モデルとして入力する
    入力手段と、 前記人間がいる場所に多数の透明な垂直仮想面を設定す
    る仮想面設定手段と、 前記透明な垂直仮想面に、多数の人物の写真による画像
    をマッピングするテクスチャマッピング手段と、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示する表示手段と、を有することを特徴とする多数の人
    間がいる場所の三次元モデルの簡易表示装置。
  10. 【請求項10】多数の物を表面に配置した三次元地形モ
    デルの簡易表示方法において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力し、 前記三次元地形モデル上の前記物が配置されるべき位置
    に透明な仮想面を設定し、 前記透明な仮想面上に、その位置に配置される物の見え
    る面の写真による画像をマッピングし、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の物を表面に配置した三次
    元地形モデルの簡易表示方法。
  11. 【請求項11】多数の草木を表面に生やした三次元地形
    モデルの簡易表示方法において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力し、 前記三次元地形モデルの等高線に沿って透明な垂直仮想
    面と水平仮想面とを設定し、 前記透明な垂直仮想面に、草木の側面の写真による画像
    をマッピングするとともに、前記透明な水平仮想面に草
    木の上方から撮った写真による画像をマッピングし、 前記透明な垂直及び水平の仮想面上にテクスチャマッピ
    ングをした三次元地形モデルを移動可能な視点の位置か
    ら見た画像を表示することを特徴とする多数の草木を表
    面に生やした三次元地形モデルの簡易表示方法。
  12. 【請求項12】前記垂直及び水平の仮想面にマッピング
    した草木の写真による画像に、透明度、反射率、拡散
    率、輝度のうちの少なくとも一つを設定することを特徴
    とする請求項11に記載の多数の草木を表面に生やした
    三次元地形モデルの簡易表示方法。
  13. 【請求項13】草木を見る者の視線の角度に応じて、草
    木の写真による画像の透明度を変化させることを特徴と
    する請求項11に記載の多数の草木を表面に生やした三
    次元地形モデルの簡易表示方法。
  14. 【請求項14】光源の位置と草木の位置に応じて、位置
    の相違による草木の輝度の差と、各草木の写真による画
    像内の輝度の分布とを設定することを特徴とする請求項
    11に記載の多数の草木を表面に生やした三次元地形モ
    デルの簡易表示方法。
  15. 【請求項15】多数の建物を表面に配置した三次元地形
    モデルの簡易表示方法において、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力し、 前記建物の壁または建物の上面に沿って透明な仮想面を
    設定し、 前記透明な仮想面に、対応する建物の写真による画像を
    マッピングし、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の建物を表面に配置した三
    次元地形モデルの簡易表示方法。
  16. 【請求項16】多数の建物を表面に配置した地形の真上
    と少なくとも2つの斜め上の方向から撮った航空写真か
    ら各建物の形状を特定し、それらの建物の壁と上面に沿
    って透明な仮想面を設定し、 前記透明な仮想面に対応する前記建物の航空写真の画像
    をマッピングすることを特徴とする請求項15に記載の
    多数の建物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表
    示方法。
  17. 【請求項17】前記仮想面にマッピングした建物の写真
    による画像に、透明度、反射率、拡散率、輝度のうちの
    少なくとも一つを設定させることを特徴とする請求項1
    5に記載の多数の建物を表面に配置した三次元地形モデ
    ルの簡易表示方法。
  18. 【請求項18】多数の人間がいる場所の三次元モデルの
    簡易表示方法において、 前記人間がいる地形を三次元地形モデルとして入力し、 前記人間がいる場所に複数の透明な垂直仮想面を設定
    し、 前記透明な垂直仮想面に、複数の人物の写真による画像
    をマッピングし、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の人間がいる場所の三次元
    モデルの簡易表示方法。
  19. 【請求項19】コンピュータによって多数の物を表面に
    配置した三次元地形モデルを簡易表示するための制御プ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力させ、 前記三次元地形モデル上の前記物が配置されるべき位置
    に透明な仮想面を設定させ、 前記透明な仮想面上に、その位置に配置される物の見え
    る面の写真による画像をマッピングさせ、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の物を表面に配置した三次
    元地形モデルの簡易表示プログラムを記録した記録媒
    体。
  20. 【請求項20】コンピュータによって多数の草木を表面
    に生やした三次元地形モデルを簡易表示するための制御
    プログラムを記録した記録媒体であって、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力させ、 前記三次元地形モデルの等高線に沿って透明な垂直仮想
    面と水平仮想面とを設定させ、 前記透明な垂直仮想面に、草木の側面の写真による画像
    をマッピングさせるとともに、前記透明な水平仮想面に
    草木の上方から撮った写真による画像をマッピングさ
    せ、 前記透明な垂直及び水平の仮想面上にテクスチャマッピ
    ングをした三次元地形モデルを移動可能な視点の位置か
    ら見た画像を表示することを特徴とする多数の草木を表
    面に生やした三次元地形モデルの簡易表示プログラムを
    記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】前記垂直及び水平の仮想面にマッピング
    した草木の写真による画像に、透明度、反射率、拡散
    率、輝度のうちの少なくとも一つを設定させることを特
    徴とする請求項20に記載の多数の草木を表面に生やし
    た三次元地形モデルの簡易表示プログラムを記録した記
    録媒体。
  22. 【請求項22】草木を見る者の視線の角度に応じて、草
    木の写真による画像の透明度を変化させることを特徴と
    する請求項20に記載の多数の草木を表面に生やした三
    次元地形モデルの簡易表示プログラムを記録した記録媒
    体。
  23. 【請求項23】光源の位置と草木の位置に応じて、位置
    の相違による草木の輝度の差と、各草木の写真による画
    像内の輝度の分布とを設定させることを特徴とする請求
    項20に記載の多数の草木を表面に生やした三次元地形
    モデルの簡易表示プログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】コンピュータによって多数の建物を表面
    に配置した三次元地形モデルを簡易表示するための制御
    プログラムを記録した記録媒体であって、 立体的な地形を三次元地形モデルとして入力させ、 前記建物の壁または建物の上面に沿って透明な仮想面を
    設定させ、 前記透明な仮想面に、対応する建物の写真による画像を
    マッピングさせ、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の建物を表面に配置した三
    次元地形モデルの簡易表示プログラムを記録した記録媒
    体。
  25. 【請求項25】多数の建物を表面に配置した地形の真上
    と少なくとも2つの斜め上の方向から撮った航空写真か
    ら各建物の形状を特定し、それらの建物の壁と上面に沿
    って透明な仮想面を設定し、 前記透明な仮想面に対応する前記建物の航空写真の画像
    をマッピングさせことを特徴とする請求項24に記載の
    多数の建物を表面に配置した三次元地形モデルの簡易表
    示プログラムを記録した記録媒体。
  26. 【請求項26】前記仮想面にマッピングした建物の写真
    による画像に、透明度、反射率、拡散率、輝度のうちの
    少なくとも一つを設定することを特徴とする請求項24
    に記載の多数の建物を表面に配置した三次元地形モデル
    の簡易表示プログラムを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】多数の人間がいる場所の三次元モデルを
    簡易表示するための制御プログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記人間がいる地形を三次元地形モデルとして入力さ
    せ、 前記人間がいる場所に複数の透明な垂直仮想面を設定さ
    せ、 前記透明な垂直仮想面に、複数の人物の写真による画像
    をマッピングさせ、 前記透明な仮想面上にテクスチャマッピングをした三次
    元地形モデルを移動可能な視点の位置から見た画像を表
    示することを特徴とする多数の人間がいる場所の三次元
    モデルの簡易表示プログラムを記録した記録媒体。
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