JPH1166337A - コンピュータイラストレーションシステムによる画像合成方法 - Google Patents

コンピュータイラストレーションシステムによる画像合成方法

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JPH1166337A
JPH1166337A JP10172703A JP17270398A JPH1166337A JP H1166337 A JPH1166337 A JP H1166337A JP 10172703 A JP10172703 A JP 10172703A JP 17270398 A JP17270398 A JP 17270398A JP H1166337 A JPH1166337 A JP H1166337A
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shapes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーン内の他のオブジェクトとオーバーラッ
プし、その順序が個別に画定されるレンズを効果的に合
成するための一般的なシステムを提供する。 【解決手段】 コンピュータイラストレーションシステ
ムのメモリ上に定義される形状リスト内の最低1つの形
状は、リスト内の他の形状に適応するフィルタ機能を有
するレンズとして特定される。形状リスト内の各形状は
画像を合成するように形成される。特定されたレンズを
形成する為に、選択されたレンズのための形状のレンズ
下リストを算出し、その形状のレンズ下リストは選択さ
れたレンズのフィルタ機能が適応される形状リスト内の
形状を識別し、各レンズと、他の形状から独立して形成
される形状との置換により形状のレンズ下リスト内でレ
ンズとして特定される全ての形状を凍結し、その選択さ
れたレンズのフィルタ機能を形状のレンズ下リスト内の
各形状に適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くはコンピュー
タイラストレーションシステムで画像を形成するための
方法及び装置に関し、より詳細には1シーン内の他のオ
ブジェクトとオーバーラップする階層化された合成グラ
フィック(図形)フィルタで画像を合成する為の方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、コンピュータ化された二次元
のイラストレーションシステムは、図形オブジェクトの
特性を特定すると同時に、図形オブジェクトを階層化す
ることにより設計を作図する為のツールを設計者に提供
する。商業用のコンピュータ化された二次元のイラスト
レーションシステムの例は、コーレル社(Corel Corpora
tion) のコーレルドロー ( CorelDRAW、商標)、マクロ
メディア社(MacroMediaCorporation)のFreeHan
d(商標)、及びアドビ社(Adobe Corporation)のAd
obe Illustrator(登録商標)である。
このようなイラストレーションシステムにおいては、図
形オブジェクトの特性は、展開されるその特定の図形オ
ブジェクトに応じて変わりうる。例えば、有界な幾何学
的な形状は線の太さ、充填(fill) 色、及び透明度を含
む特性を有する図形オブジェクトであるのに対し、線分
は線の太さ及び線の色を含む特性を有する図形オブジェ
クトである。
【0003】イラストレーションシステムの特徴は、そ
のシステムが各図形オブジェクトの特性を、各オブジェ
クトが作図される方法に密接に関連付けることである。
この密接な関係は、これらのイラストレーションシステ
ムを用いての複雑な視覚効果を作り出すことを困難にす
る。以下の例は図形オブジェクトの構成と図形オブジェ
クトの特性との間の密接な関係を示す。第一に、充填領
域は明示的に作図され、閉じられなければならない。第
二に、線及び充填特性は完全な輪郭、或いは完全な線分
に適応されねばならない。最後に、変換は完全なオブジ
ェクト或いはオブジェクト群にのみ適応されうる。イラ
ストレーションシステムのこの特性は設計者がオブジェ
クトの境界を互いに越えるような視覚効果を作り出すに
は邪魔になる。オブジェクトの境界を越えるような視覚
効果を作りだすために、設計者は通常設計に付加的な形
状及び境界を導入しなければならない。結果として、こ
れらのシステムを操作する設計者は如何なる視覚効果の
範囲をも画定するオブジェクトの境界を定めなければな
らないため、これらのシステムを使用する設計者は限定
される。
【0004】空間的に有界な合成図形(以後「SG」と
記す)フィルタ即ちレンズは、設計者が図形オブジェク
トを、それらが画定されるシーン内の特定オブジェクト
に応じて変化する線やベクトル図形特性により画定する
ことを可能にする。SGフィルタ(即ちレンズ)は図形
オブジェクトの特性とオブジェクトが作図される方法と
の間の密接な関係の影響を最小にするために開発され
た。一旦画定されると、変化しない外観を保つ非レンズ
図形オブジェクト(即ち、静的)とは異なり、有界レン
ズはレンズの内部を通して見られるオブジェクトの外観
を変化させる。従って、これらの有界なレンズは「動的
な」外観をシーン内に有する。静的図形オブジェクトと
は異なり、動的オブジェクトはレンズの限定された領域
にオブジェクトが追加される、或いはその領域からオブ
ジェクトが取り除かれるのに応じて変化する特性を有す
る。事実上、これらの空間的に有界なレンズは、視覚効
果が、下にある其々のオブジェクトの境界とは独立して
いるオブジェクトの境界に及ぶことを可能にする。
【0005】空間的に有界なレンズ(即ち、SGフィル
タ)の例は、米国特許第5,596,690号、第5,
467,441号、及び第5,479,603号で開示
される。オリジナル画像中にオーバーラップレンズを合
成するための方法を説明する米国特許第5,479,6
03号が、特に参照される。米国特許第5,479,6
03号で説明される方法は、オリジナル画像のコンテキ
ストに表示される単一の複合画像を生成するために、モ
デルデータ構造上で実行される多重表示演算の関数を合
成する、或いは組み合わせる。また、Adobe Il
lustrator、マクロメディア社のFreeHa
nd、及びコーレルドロー等の商業用イラストレーショ
ンシステムは輪郭の形成及び充填のための豊富なツール
群をサポートする。特に、コーレルドローソフトウェア
はコーレルドロー(CorelDRAW 、商標)のユーザマニュ
アル第1巻バージョン5.0(コーレル社、1994
年、274〜297頁)に「レンズ」と題された章で説
明される多数のレンズ(即ち、SGフィルタ)を含む。
【0006】空間的に有界なフィルタに関連するものに
は、プレーナマップ(平面写像)、及びラスタ画像上に
正確に効果をもたらすツールがある。コンピュータグラ
フィックス誌第23巻3号345〜354頁に掲載され
た、ギャングネット(Gangnet)氏等によるSIGGRA
PH '89(マサチューセット州ボストン、8月)の会
報、「プレーナマップの増分計算法」で開示されるプレ
ーナマップは、現存するシーンの幾何学的形状を充填さ
れうる領域に分割する方法を提供するために使用されて
きた。ギャングネット氏等により開示された効果の幾つ
かは、レンズに類似しているように見えるであろう。レ
ンズとプレーナマップの差異は、プレーナマップがオブ
ジェクトの分割を容易にすることである。しかしなが
ら、レンズはオブジェクトの分割を不必要とする。更
に、レンズはオブジェクトを追加、削除することによ
り、また擬似変換を実行することによりプレーナマップ
によりもたらされる効果を越える効果も作り出せる。ま
た、ラスタに正確に作用するツールはラスタオブジェク
トにレンズのような効果をもたらすが、これらのラスタ
ツールは幾何学オブジェクトには作用しえない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のシステムは、レ
ンズ(即ち、SGフィルタ)として画定されるシーン内
のオブジェクトを各レンズ毎に識別されるレンズタイプ
に応じて変化する順序で合成しない。レンズタイプを有
する各レンズを用いると、シーン内のオブジェクトが順
序づけられるリストは、前方から後方、及び後方から前
方のいずれかの順序で作成されうる。そのような能力は
各レンズに関してより多様なシーンの形成を可能にす
る。従って、シーン内の他のオブジェクトとオーバーラ
ップし、前方から後方、及び後方から前方のレンズのい
ずれかに画定されるレンズ(即ち、SGフィルタ)を効
果的に合成するための一般的なシステムを提供すること
が望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、空間的に有
界な合成グラフィックフィルタ、即ちレンズとして画定
される画像上のオブジェクトを合成するための、方法、
及びコンピュータ化されたイラストレーションシステム
が提供される。
【0009】本発明の一態様では、コンピュータイラス
トレーションシステムのメモリ上の形状のリストが定義
される。形状のリスト内の少なくとも1つの形状は、形
状のリスト内の少なくとも1つの他の形状に適応するフ
ィルタ機能を有するレンズとして特定される。形状のリ
スト内の各形状は画像を合成するように形成される。形
状のリストから選択されたレンズは、その選択されたレ
ンズのための形状のレンズ下リストを算出し、その形状
のレンズ下リストは選択されたレンズのフィルタ機能が
適応されるであろう形状のリスト内の形状を識別し、各
レンズを他の形状から独立して形成される形状と置換す
ることによって形状のレンズ下リスト内でレンズとして
特定される全ての形状を凍結し、その選択されたレンズ
のフィルタ機能を形状のレンズ下リスト内の各形状に適
用する、これらのステップを実行することにより形成さ
れる。
【0010】本発明の他の一態様では、階層化された形
状のリストで特定される各レンズに前方から後方、及び
後方から前方のいずれかの順序になるように、合成順序
が割り当てられる。選択されたレンズが後方から前方の
順序になるように特定されている場合には、選択された
レンズのフィルタ機能がそのレンズのレンズ下リスト内
の各形状に適用される前に、選択されたレンズのレンズ
下リスト内の各レンズは凍結される。選択されたレンズ
が前方から後方の順序になるように特定されている場合
には、その選択されたレンズのレンズ下リスト内の各レ
ンズが凍結される前に、選択されたレンズのフィルタ機
能がその選択されたレンズのレンズ下リスト内の各形状
に適用される。本発明のこれらの態様及び他の態様は、
同一の参照番号が類似構成要素に適用される添付の図面
と併せて以下の説明が読まれることにより明確になるで
あろう。
【0011】
【発明の実施の形態】A.システム概要 ここで本発明を限定するためではなく、本発明を説明す
る目的のために示される図面に言及すると、図1は本発
明を実行するためのコンピュータ化された二次元のイラ
ストレーションシステム108を表す。イラストレーシ
ョンシステム108はコンピュータワークステーショ
ン、或いはユーザ(即ち、グラフィックデザイナー)に
表示する電子画像を格納、及び処理するように適応され
た同様なものである。イラストレーションシステム10
8は、プロセッサ(処理装置)110、メモリ112、
ディスプレイ画面114、ファイル記憶装置116、及
びマウス118やキーボード120等のユーザ入力装置
119を含む。代替の入力装置119には、タッチ画
面、トラックボール、タッチパッド、或いはペンマウス
(図示せず)が含まれる。メモリ112は様々な処理プ
ログラム及び電子画像を格納するために備えられる。イ
ラストレーションシステムの処理プログラムの1つはイ
ラストレーションプログラム122である。イラストレ
ーションプログラム122を使用して形成される画像は
電子図形の長期格納を可能にするファイル記憶装置11
6に格納される。ディスプレイ画面114はイラストレ
ーションプログラム122を用いてユーザにより展開さ
れる電子図形を表示するために使用される。プロセッサ
110は、それによりイラストレーションプログラム1
22と共にディスプレイ画面114上に画像を形成し表
示するメモリ112上の処理ソフトウェアを呼び出すた
めに、入力装置119からコマンドを受け取る。
【0012】プロセッサ110により実行されるイラス
トレーションプログラム122は、ディスプレイ画面1
14上で見ることが可能なグラフィックイラストレーシ
ョンを展開するために使用される。更に、イラストレー
ションプログラム122を使用して生成される画像のプ
リントアウトは、ネットワーク126によりイラストレ
ーションシステム108に連結されたスキャン(走査)
/プリントシステム124を使用することにより生成さ
れうる。イラストレーションプログラム122は、ディ
スプレイ114上でユーザに提供されるインタフェース
ツール128によりグラフィックイラストレーションの
デザインを容易にする。一旦生成されると、これらのグ
ラフィックイラストレーションは、後に行われる検索の
ためにファイル記憶装置116に電子的に格納される。
グラフィックイラストレーションは、スキャン/プリン
トシステム124を使用して走査される画像、或いはメ
モリ112に格納されたユーザアプリケーションソフト
ウェアを使用して生成される画像の記述から成り立ちう
る。一般的に、イラストレーションプログラム122
は、ページ記述言語(PDL)により定義される高水準
の基本命令を使用して電子文書を定義する画像の記述を
可能にする。
【0013】入力装置119は、電子イラストレーショ
ンを作成するために使用される画像要素を定義するため
に用いられる。画像要素は幾何学形状、ラスタ及び文字
を含む。幾何学形状は、例えば線やベクトル図形を用い
て定義される。ユーザにより定義される画像構成要素
は、イラストレーションプログラム122により処理さ
れる。イラストレーションプログラム122は、199
0年にアディソン−ウェスレー出版社(Addison-Wesley
Publishing Co.)から出版された「ポストスクリプト
(PostScript)言語レファレンスマニュアル」第2版で
説明されるポストスクリプト(PostScript、登録商標)
等のPDLを使用してイラストレーションを描写する。
PDLの他の例には、1988年にニューヨーク州ニュ
ーヨークのサイモン&シュスター社(Simon&Schuster,
Inc.) より出版された、ハリントン(Harrington) 氏等
による「インタープレス:ソースブック(The Source B
ook)」で説明されるインタープレス(Interpress、商
標)がある。これらのPDLの各々は、画像を形成する
様々なグラフィック及びテキスト画像構成要素を記述す
るために使用される1セットのコマンドを提供する。例
えば、PDLは画像上の長方形を、その角部の座標、線
の太さ、充填される模様、色、及びその他の属性を示す
ことにより記述可能である。PDLはまた、入力画像に
ラスタ画像、或いは1つ又は複数のラスタ画像の識別子
を含めるために使用されることも可能である。
【0014】B.オーバーラップレンズを伴うシーン生
成装置 本発明は、電子イラストレーションの図形要素の一部を
形成するレンズ(即ち、SGフィルタ)の合成に関す
る。レンズの作用は、そのレンズが明確にするオブジェ
クトの境界内でのみ見ることができる。レンズの作用
は、レンズを通して見られるオブジェクトの境界とは独
立して処理されることが可能である。イラストレーショ
ンシステム108のメモリ112上で実行されるイラス
トレーションプログラム122は、画像オブジェクトの
生成、及び処理を行う。
【0015】より詳細には、イラストレーションプログ
ラム122は、画像オブジェクトの特性をレンズとして
特定するように適応される。レンズ(即ち、SGフィル
タ)はここでは、その色特性が定数であるよりも寧ろ演
算子であるような、1セットの有界領域を有する画像オ
ブジェクトの色特性、と定義される。レンズの演算子
(以後「レンズ演算子」と記す)は、シーンにおいてレ
ンズの下の階層に位置づけられるオブジェクト上でフィ
ルタ操作を実行する。レンズ演算子が、1シーン上の1
セットのオブジェクトを他のシーンに変換させる如何な
る処理手順でもありうることは、当業者には理解される
であろう。レンズ演算子の例には、着色演算子、拡大演
算子、シーン上でオブジェクトがオーバーラップする順
序を変更させる演算子、及びレンズの下にあるオブジェ
クトに変換(例えば、擬似変換(affine transform))を
適用する演算子がある。
【0016】異なるレンズ(即ち、SGフィルタ)の多
くは、(着色レンズのための)色、或いは(スケ−リン
グレンズのための)大きさ等の幾つかのパラメータがユ
ーザにより特定されることを必要とする。幾つかのレン
ズは、複数のパラメータのセットがユーザにより特定さ
れることを必要とする。例えば、特性設定レンズは、充
填色、ストローク(一筆)の色、ストローク幅、ダッシ
ュパターン、或いは背景色を含む設定可能な多くのパラ
メータを有する。これらは、レンズ特性を有するように
は特定されていない、シーン内に定義されたオブジェク
トに適用されうるパラメータと同種のものである。
【0017】異なるレンズのこれらのパラメータを相互
作用的に操作する方法を提供するために、イラストレー
ションシステム108は「編集レンズ(EditLens)」と
呼ばれるシステムワイド(システム全体に有効)なモー
ドを有する。このシステムワイドなモードでは、インタ
フェースツール128内の全ての特性設定コマンドが、
選択された形状に代わって、選択されたレンズのパラメ
ータに適用される。この機能を十分なものにするため
に、レンズ(即ち、SGフィルタ)パラメータを特定す
るためのキーワードベースのテキストフォーマットが存
在する。現在のレンズ記述をタイプ文字で表すメニュー
項目は、キーワードベースのテキストフォーマットをよ
り使い易くする。従って、メニュー項目の使用は記述の
変更、及びその記述の再度の読み返しなどのステップを
簡略化する。
【0018】イラストレーションプログラム122は、
他の図形オブジェクトと同様な方法でレンズを生成、及
び操作する。レンズとして特定されるオブジェクトの境
界(線)は、幅及び色を有する。更に、レンズとして特
定されるオブジェクトは、シーンの2.5次元のオーバ
ーラップ配列のどこにでも位置でき、クラスタと呼ばれ
る階層化されたグループに含まれることが可能である。
ユーザは、クラスタに含まれるレンズがクラスタ内の他
のオブジェクトにのみ作用するか、クラスタ外のオブジ
ェクトにのみ作用するか、或いは両方に作用するかを選
択することができる。適用範囲の規則を定義すること
は、実行上の理由、及び設計上の柔軟性をもたらすとい
う両方の点で有効である。
【0019】C.オーバーラップレンズによるシーンの
生成 イラストレーションプログラム122は、オブジェクト
がレンズ特性を有するものとして特定されうる方法を提
供する。図2は、シーンを生成し、シーン内のオブジェ
クトがレンズ(即ち、SGフィルタ)の特性を有するこ
とを特定するためのユーザインターフェースツール12
8(図1と図32に示される)を作動するステップを説
明するフローダイアグラムである。先ずステップ200
で、イラストレーションシステム108のプロセッサ1
10は、入力装置119からオブジェクトの形状境界を
特定するユーザコマンドを受け取る。これらのオブジェ
クトはイラストレーション内にシーンを生成するために
使用される。コマンドは、ディスプレイ画面114上に
表示されるユーザインタフェースツール128を介して
イラストレーションシステム108に入力される。
【0020】より詳細には、ステップ200でイラスト
レーションシステム108により受け取られるユーザコ
マンドは、オーバーラップするオブジェクトを生成する
ユーザコマンドを含む。シーンを画定するこれらのオー
バーラップするオブジェクトは、メモリ112上のデー
タ構造内に格納される。画像がディスプレイ114上に
表示される、或いはプリンタ124により記録媒体上に
記録されると、イラストレーションプログラム122
は、メモリ112上に格納されたデータ構造をプリント
可能な形式へ変えるために、上述のインタープレス或い
はポストスクリプトの画像モデルを使用する。これらの
モデルは、装置とは独立した方法で、線(line)及びス
プライン曲線が境界となる形状としてオブジェクトを特
定するためのコマンドを定義する。更に、これらのモデ
ルは装置とは独立した方法で、形状がどのように色、或
いはテクスチャーで充填されうるかを定義する。
【0021】ステップ202では、シーン内の少なくと
も幾つかのオーバーラップするオブジェクトの特性をレ
ンズ(即ち、SGフィルタ)であると特定する追加的な
ユーザコマンドが、イラストレーションシステム108
により受け取られる。オブジェクトをレンズと特定する
ステップは、ユーザインターフェースツール128で特
定されるレンズタイプのメニューからレンズタイプを選
択する行為を含む。レンズタイプのメニューには、着色
(形状を追加するものも含む)、拡大、変換、及びレン
ズタイプの指定が含まれる。ステップ202でユーザコ
マンドにより特定されるオブジェクトは、ディスプレイ
画面114上に表示される他のオブジェクトと同様の方
法で選択され、操作されることが可能である。ステップ
204では、ステップ200および202でユーザコマ
ンドにより特定されたオブジェクトのシーンは、そのシ
ーン内でレンズとして特定されるオブジェクトの特性に
従って合成、及び描写される。ステップ200及び20
2でレンズと特定されたオブジェクトがオーバーラップ
していることをイラストレーションプログラム122が
検知すると、ステップ204でシーンが合成される。シ
ーンはポストスクリプトで合成され、画面114上への
表示、或いはプリンタ124の使用による記録媒体上へ
の表示のために変えられる。若しくは、合成されたシー
ンはユーザによる後々の検索のためにファイル記憶装置
116へ記録されることも可能である。
【0022】図3は、図2で概説されるステップに従っ
て生成される未合成シーン300の例である。ステップ
200では、未合成シーン300は背景の長方形302
と3つの長方形の形状304、306及び308を使用
して定義される。ステップ202では、各長方形形状3
04、306及び308の充填色は、其々シアン(青
緑)色、イエロー(黄)色及びマゼンタ(赤紫)色の着
色レンズと特定される(各色は図3に異なる充填パター
ンを使用して表される)。形状がオーバーラップする順
序は、図4に示されるシーンリスト400により特定さ
れる。矢印402は、シーン内のオブジェクトが後方か
ら前方の順序で重ねられることを示す。図4はレンズの
特性を有すると定義される各形状を小さな虫眼鏡で示
す。
【0023】図2のステップ202でレンズ特性を選択
する際に、レンズはレンズタイプ(例えば、着色、拡大
等)に応じて、2つの予め定義された合成順序の内の1
つを有する。各レンズは前方から後方、或いは後方から
前方の順序で合成される。他の実施の形態では、レンズ
が合成される順序(即ち、前方から後方、又は後方から
前方)は、ユーザインターフェースツール128を介し
て各レンズ毎に独立して設定可能である。レンズが合成
される順序(即ち、各レンズの合成順序)は、シーンリ
スト400内のオブジェクトが重ねられる順序とは独立
し、異なる。レンズの合成順序は、ステップ204で合
成された後のシーンの最終的な外観をかなり変えうるレ
ンズの特性である。
【0024】ステップ200及び202で定義されたシ
ーンは、ステップ204で合成、及び描写される。形状
のリストがポストスクリプト等の、装置とは独立した形
式で記述される画像に変換されると、形状のリストによ
り定義されるシーンが合成される。あるPDLにより記
述されるシーンの画像が表示、或いは記録媒体上への複
写のために装置に依存した形式に変換されると、シーン
は描写される。例えば、図5は図3に示される未合成シ
ーン300が合成されたシーン500を示す。通常、レ
ンズとして定義されるオブジェクトは、他のオブジェク
トとオーバーラップすることにより合成される。1シー
ン内で2つ以上のレンズがオーバーラップすると、シー
ンを合成する方法は複雑になる。例えば、図3で画定さ
れた未合成シーン300が合成されたシーン500は、
計8つの異なる領域(背景を含む)を有し、各領域は図
5に異なる充填パターンで示されるように異なる色を有
する。参照番号502、504及び506で示されるオ
ーバーラップしている領域は、2つのレンズにより着色
され、参照番号508で示されるオーバーラップしてい
る領域は、3つのレンズにより着色される。
【0025】D.オーバーラップレンズによるシーンの
合成 本発明は、オーバーラップするオブジェクトを有し、そ
の内の1つより多いオブジェクトがレンズ(即ち、SG
フィルタ)として特定されるシーンを合成することに関
する。各レンズは、予め定義された合成順序(即ち、後
方から前方又は前方から後方)を保持するレンズ演算子
を有する。シーンが画面114上に表示されるために描
写されると、シーンリスト内で順序づけられた各オブジ
ェクトは(必要があれば)合成され、後方から前方の順
序で重ねられる。レンズとして特定されたオブジェクト
が合成されると、レンズのレンズ演算子はシーン内で後
ろ、又は下の階層に配置された全てのオブジェクトに適
用される。合成の結果は、レンズの境界にクリッピング
(切り抜き)され、ディスプレイ画面114上に画像と
して描かれる。レンズタイプに応じて、オーバーラップ
する2つのレンズは後方から前方、或いは前方から後方
の順序で合成される。レンズとして特定されるシーンリ
スト内の各オブジェクトは、レンズとして特定される別
のオブジェクトによりオーバーラップされる時点で凍結
される。いつレンズが凍結されるかを制御することは、
そのシーン内の各オブジェクトが合成される順序を決定
する。
【0026】図6〜12は、図2のステップ204でオ
ーバーラップするレンズを有する形状のシーンを合成す
る作業を実行するためのステップを説明するフローダイ
アグラムである。図6、7、8、9、10、11及び1
2に示される各フローダイアグラムは、其々表1、3、
4、5、6、7及び8における擬似コードを使用して以
下で説明される。更に、表2は図6のステップ610を
擬似コードで記述する。レンズはモデルインモデルアウ
ト(model-in-model-out)のオペレーション手法を用い
て合成される。シーンがモデルインモデルアウトのオペ
レーション手法で合成されると、シーンのモデルはレン
ズに渡され、シーンの新しいモデルはそのレンズを介し
て知覚されるように生成される。
【0027】表1に擬似コードで記述される図6のフロ
ーダイアグラムは、ステップ600で開始する。ステッ
プ600を実行する前に、電子イラストレーション(即
ち、シーン)内の全ての形状は、メモリ112上の、こ
こではシーンリストとして定義される順序づけられたリ
ストに格納される。シーンリストの例は、図4に示され
るシーンリスト400である。シーンリストは、子形状
を有するクラスタ(非クリッピングクラスタ)としてイ
ラストレーションプログラム122で記述される。クラ
スタの子形状は背景色を有する背景の長方形を含む。更
に、子形状はそのシーンを画定する他の形状を含む。シ
ーンを画定するために使用される各オブジェクト(即
ち、形状)がクラスタを形成するために順序立てられる
と、そのクラスタ内の各オブジェクトは画面ディスプレ
イ114上に表示するために、或いはプリンタ124で
記録媒体上にプリントするために、ステップ602で後
方から前方の順序でポストスクリプトに変えられる。
【表1】
【0028】図13はクリッピングクラスタ700の一
般的な合成データ構造を図示する。クリッピングクラス
タ700はクラスタ(即ち、非クリッピングクラスタ)
と同様な個々のオブジェクトの集合である。非クリッピ
ングクラスタとは異なって、クリッピングクラスタと定
義されるオブジェクトはクリッピング領域702を含
む。更に、クリッピングクラスタはクラスタ(即ち、非
クリッピングクラスタ)と同様に、順序づけられた子形
状704のリストを含む。クリッピングクラスタ700
或いは非クリッピングクラスタの各子形状は、単純形
状、クラスタ、及びクリッピングクラスタの何れかであ
る。クリッピングクラスタのクリッピング領域702は
処理手順のクラス706で説明される描写処理を用いて
生成される。クリッピングクラスタの子形状は後方から
前方の順序で描かれ、必要があれば最後の形状の境界パ
ターンがそれに続く。
【0029】再度図6に言及すると、クラスタを描くス
テップ602は後方から前方の順序でクラスタ内の各オ
ブジェクトを描くようにシーンリスト(又は形状リス
ト)の順にステップを進めることにより、クラスタ及び
クリッピングクラスタの何れかのために実行される。ク
ラスタを描くステップ602は、以下で説明されるシー
ンを描くステップ600、或いはステップ609又は6
29から呼び出される。ステップ600では、シーンを
描くためにコマンドが受信される。このステップで、シ
ーンを定義するシーンリストが、形状のリスト(即ち、
形状リスト)のとおりにクラスタを描くステップ602
に渡される。クラスタとして描かれるシーンリストが、
クラスタ或いはクリッピングクラスタであるオブジェク
トを含むことが可能であることは留意されるべきであ
る。ステップ602は、該ステップに渡された形状のリ
ストがクリッピングクラスタであるか否かを判断するこ
とから始まる。もし、その形状のリストがクリッピング
クラスタであるならば、ステップ616及び604が実
行され、そうでないならば、ステップ605が実行され
る。ステップ616では、描写されているシーンの現在
のグラフィック状態を保存するためにポストスクリプト
のコマンドが生成される。グラフィック状態は、その中
でPDL画像形成モデルの演算が実行される大域的なフ
レームワークを画定する現在のグラフィック制御パラメ
ータを記録する。現在のグラフィック状態を保存するこ
とにより、現在のクリッピング領域が保存される。ステ
ップ604では、描写されているクラスタのクリッピン
グ領域が、クリッピングクラスタのパスにクリッピング
されるように設定される。ポストスクリプト等のPDL
の演算と共に実行されるうちに、このクリッピングパス
は、既にグラフィック状態の一部として有効である如何
なるクリッピングパスをも増大させ、結果として先のク
リッピング領域と同等のサイズの、若しくはそれより小
さな結合されたクリッピング領域となる。ステップ60
5では、「子」変数は、クラスタを描くステップ602
へ渡された形状のリストの最初の形状に一致するように
設定される。ステップ606では、もし子変数がレンズ
と決められるならばステップ607が実行され、そうで
ないならばステップ608が実行される。ステップ60
7では、ステップ606で確認されたレンズはステップ
624(図7に示される)で凍結され、子変数はステッ
プ624が戻す新しいクラスタに一致するように設定さ
れる。ステップ608では、もし子変数がクラスタであ
ると判断されるとステップ609が実行され、そうでな
いならばステップ610が実行される。ステップ609
では、クラスタを描くステップ602が、ステップ60
8で確認されたクラスタに対して再帰的に実行される。
【0030】ステップ610では、表2で詳細が記述さ
れるシーン内の単純形状が描かれる。単純形状はポスト
スクリプト等のPDL画像形成モデルの演算子を用いて
描かれる。これらの演算子は、装置とは独立したフォー
マットでオブジェクトの形状を定義するために使用され
る。例えば、単純形状の輪郭は、信号を発し(エミット
し)、その後 moveto 、lineto、arcto 或いはcurveto
等のポストスクリプトコマンドを実行することにより、
ビット或いは他の装置に依存したフォーマットへ変えら
れる。更に、単純形状は、その単純形状の輪郭により画
定される領域の色を示す充填色を有するであろう。最後
に、単純形状の輪郭及び充填色を描写した後、もし必要
ならばポストスクリプトのストロークコマンドを使用す
ることにより、その形状の境界が描写される。
【表2】
【0031】ステップ611では、もし子変数が形状の
リストの最後の形状であるならばステップ613が実行
され、そうでないならばステップ612が実行される。
ステップ612では、子変数が形状のリストの次の形状
に一致するように設定され、次にステップ606が繰り
返される。ステップ613では、もしそのクラスタがク
リッピングクラスタであればステップ617と614が
実行され、そうでないならばステップ615が実行され
る。ステップ617では、描写されているシーンのグラ
フィック状態を復元するためにポストスクリプトコマン
ドが発行される。ステップ614では、クリッピングク
ラスタのパスが描かれる。作図演算子(例えば、movet
o、lineto、closepath )を使用して構成されたパスに
沿ってある太さの線が引かれると、パスが描かれる。ス
テップ615では、ステップ602は終了し、ステップ
609、600及び628の内の1つに戻る。
【0032】図7に示されるステップ624では、レン
ズフィルタとして定義されるオブジェクト(例えば、形
状)が凍結される。図7に示されるステップは、表3に
擬似コードで記述される。上述のように、レンズフィル
タが凍結される時点で、それはクリッピングクラスタへ
変化する。一般的にレンズは、そのレンズが他の形状と
は独立して形成される形状のクラスタに取って変わられ
る時点で凍結される。3つのステップを含むステップ6
24は、ステップ654(図10)、ステップ607
(図6)、及びステップ669(図11)の内の何れか
から呼ばれる。先ずステップ620では、形状のレンズ
下リストが算出され、その詳細は図8で説明される。形
状のレンズ下リストは、シーン内のそのレンズの下にあ
たる部分を定義する。それに続いてステップ621で
は、ステップ620で算出されたレンズ下リストが、新
たなシーンを作成するために凍結されているレンズを介
してフィルタにかけられる。ステップ621の詳細は図
9で説明される。新たなシーン(即ち、レンズ加工され
た形状リスト)は、形状の画定のために他の形状に依存
する形状(即ち、レンズ)を1つも保有しない。最後に
ステップ622では、クリッピングクラスタが、新たな
シーン内の要素(ステップ621で算出された)を子と
し、レンズ形状をクリッパとして持つレンズのために作
られる。ステップ622でクリッピングクラスタを生成
後、ステップ654、607或いは669の呼び出しス
テップの1つに、新たに作られたクリッピングクラスタ
を戻すステップ623が実行される。
【表3】
【0033】図8は、図7に示されるステップ620で
レンズ下リストを算出するためのステップを詳細に説明
する。更に、表4は図8に示されるステップを擬似コー
ドで記述する。ステップ620は、現在の形状のための
レンズ下リストを算出するために用いられるように、現
在の形状及び現在の形状のリスト(即ち、形状リスト)
を渡すステップ628に続くステップ629、或いはス
テップ606から呼び出される。ステップ625では、
それのために現在の形状リスト用のレンズ下リストが算
出されている現在の形状が、現在の形状リストの一部を
形成するか否かに関する判断が成される。もし、現在の
形状が現在の形状リストの要素であれば、ステップ61
9が実行され、そうでないならばステップ626〜63
8の各ステップが実行される。ステップ619では、現
在の形状のためにレンズ下リストが、後方から前方の順
序で並べられた現在の形状リスト内の現在の形状(例え
ば、レンズ)迄の(但し現在の形状は含まない)、全て
の要素を識別することにより算出される。
【0034】図8のステップ626〜638は、後に図
32で詳細に説明される3つのクラスタグループ(分
類)の内の1つの部分を構成するレンズ下リストの算出
に関する。簡単に言えば、異なるクラスタグループに
は、内外レンズクラスタ、内レンズクラスタ、及び外レ
ンズクラスタが含まれる。ステップ626では、親クラ
スタ変数が、その形状が現在の形状リスト内の子である
クラスタに一致するように設定される。ステップ627
では、現在の形状リストに後方から前方の順序で並べら
れた現在の形状迄の(但し現在の形状は含まない)親ク
ラスタ内の形状は、内レンズクラスタ(即ち、レンズ内
リスト)に一致するように設定される。現在の形状は、
次にステップ628で、親クラスタに一致するように設
定される。ステップ629では、ステップ620が再帰
的に呼ばれる。ステップ630では、ステップ629か
ら戻された算出されたレンズ下リストが外レンズクラス
タ(即ち、レンズ外リスト)に一致するように設定され
る。
【0035】もし、ステップ631で現在のレンズのク
ラスタグループのタイプが外レンズクラスタであればス
テップ632が実行され、そうでないならばステップ6
33が実行される。ステップ632では、算出されたレ
ンズ下リストが、ステップ629で算出された外レンズ
クラスタに一致するように設定される。もし、ステップ
633で現在のレンズのクラスタグループのタイプが内
レンズクラスタであればステップ634が実行され、そ
うでないならばステップ635が実行される。ステップ
634では、算出されたレンズ下リストは、ステップ6
30で算出された内レンズクラスタに一致するように設
定される。ステップ635では、算出されたレンズ下リ
ストは、外レンズクラスタに一致するように設定され、
内外レンズクラスタを定義するために内レンズクラスタ
が続く。もし、ステップ636でレンズ下リストの第一
の形状が背景形状であるならば、ステップ639が実行
され、そうでないならばステップ637が実行される。
もし、ステップ637で形状のリスト(即ち、形状リス
ト)の第一の形状が背景形状を有していれば、ステップ
638が実行され、そうでないならばステップ639が
実行される。ステップ638では、形状のリストの背景
形状がレンズ下リストの最初の形状として挿入される。
ステップ639では、ステップ620で算出されたレン
ズ下リストがステップ628或いは606での呼び出し
ルーチンに戻される。
【表4】
【0036】図9は、図7に示されるステップ621で
新たなシーンを作成するために現在のレンズを通してレ
ンズ下リストにフィルタをかけるためのステップを説明
する。更に、表5は図9に示されるステップを擬似コー
ドで記述する。先ずはステップ640で、ステップ62
0で算出されたレンズ下リスト(即ち、形状リスト)内
の形状がコピーされる。ステップ641では、ステップ
624で凍結されている現在のレンズが後方から前方、
及び前方から後方のどちらのレンズタイプであるかに関
する判断が成される。ステップ624で凍結されている
レンズのタイプに応じて、ステップ642と643は異
なる順序で実行される。もし、レンズタイプが後方から
前方の様式のレンズであれば、ステップ644と645
で其々示されるように、凍結するステップ642が先に
実行され、変更するステップ643が後に続く。そうで
はなく、もしレンズタイプが前方から後方の様式のレン
ズであれば、ステップ646と647で其々示されるよ
うに、変更するステップ643が先に実行され、凍結す
るステップ642が後に続く。簡潔に述べると、ステッ
プ642は凍結されている現在のレンズの下の階層に位
置付けられる全てのレンズを凍結させ、ステップ643
は現在のレンズの演算子(即ち、フィルタ機能)に従っ
て現在のレンズの下の各形状を変更する。ステップ62
1の出力は、レンズを介したレンズ下リストにより画定
されたシーンを表す、レンズ加工された形状リストであ
る。そのレンズ加工された形状リストは、形成されるに
あたり他の形状に依存する形状を1つも保有しない。
【表5】
【0037】図10は図9に示されるステップ642を
実行するためのステップを説明する。更に、表6はステ
ップ642を擬似コードで記述する。概括的には、ステ
ップ642はレンズ下リスト内の各レンズを互いに対し
て独立して形成される形状のクラスタと置換することに
より、現在のレンズのレンズ下リスト内の形状(即ち、
子)を凍結する。図9に示されるように、ステップ64
2はステップ644と647の何れかから呼び出され
る。ステップ642は、呼び出された時点で現在のレン
ズ及びレンズ下リストを渡される。ステップ649では
新リストが定義され、空リストに一致するように設定さ
れる。ステップ650では、「子」変数がレンズ下リス
トの最初の形状を識別するように設定される。もし、ス
テップ651で子変数が識別する形状がクラスタである
なら、ステップ652が実行され、そうでないならステ
ップ653が実行される。ステップ652では、図11
に示されるステップ664でクラスタが凍結される。即
ち、レンズである形状は全て除去され、互いに対して独
立して形成される形状のクラスタにより置換される。そ
れに続きステップ655では、新形状はステップ652
で決定された凍結クラスタとして定義される。もし、ス
テップ653で子変数が識別する形状がレンズであるな
らば、ステップ654が実行され、そうでないならばス
テップ657が実行される。ステップ654では、子変
数が識別することにより定義されたレンズを凍結するた
めにステップ624が呼び出される。それに続きステッ
プ656では、新形状は戻り値である凍結レンズとして
定義される。ステップ657では、新形状は子変数が識
別する形状により定義される。ステップ658では、新
形状が新リストの一部と成るように追加される。もし、
ステップ659で子変数がレンズ下リストの最後の形状
に等しい形状を識別するならば、ステップ661が実行
され、そうでないならばステップ660が実行される。
ステップ660では、子変数はレンズ下リストの次の形
状を識別するように設定される。最後にステップ661
では、ステップ658で定義された新リストがステップ
644或いは647の呼び出しステップに戻される。
【表6】
【0038】図11は、図10に示されるステップ65
2を実行するためのステップを説明する。更に、表7は
ステップ652を擬似コードで記述する。概括的には、
ステップ667と652の何れかから呼び出されるステ
ップ643は、それに渡されたクラスタを凍結させる。
クラスタの凍結は、そのクラスタの一部を形成するそれ
らのレンズを凍結させる。より詳細には、ステップ66
4はステップ663で新リストを定義し、そのリストを
空リストに一致するように設定することにより始まる。
ステップ665では、子変数がクラスタの順序立てられ
たリストの最初の形状を識別するように設定される。も
しステップ666で子変数がクラスタを識別するなら
ば、ステップ667が実行され、そうでないならばステ
ップ668が実行される。ステップ667では、ステッ
プ652が再帰的に呼び出される。それに続き、ステッ
プ667で戻される凍結されたクラスタが新形状に一致
するように設定される。もし、ステップ668で子変数
がレンズを識別するのであれば、ステップ669が実行
され、そうでないならばステップ672が実行される。
ステップ669では、ステップ668で識別されたレン
ズを凍結させるステップ624が呼び出される。凍結さ
れたレンズからの戻り値が新形状に一致するようにステ
ップ671で設定される。ステップ672では、子変数
により識別される形状が新形状に一致するように設定さ
れる。それに続き、ステップ670、671、及び67
2の何れかで定義された新形状が新リストに追加され
る。もし、ステップ674で子変数がクラスタの順序立
てられたリストの最後の形状であれば、ステップ676
が実行され、そうでないならばステップ675が実行さ
れる。ステップ675では、子変数はクラスタの順序立
てられたリスト内の次の形状を識別するように設定され
る。もし、ステップ676でクラスタがクリッピングク
ラスタであるならば、ステップ678が実行され、そう
でないならばステップ677が実行される。ステップ6
78では、クラスタのクリッピング領域が新クリッパの
同領域に一致するように設定される。ステップ677で
は、新クリッパにはクリッパは1つも割り当てられな
い。ステップ679では、新クラスタはステップ673
で作成された新リスト及びステップ677と678の何
れかで定義された新クリッパにより生成される。またス
テップ679では、新クラスタは同じクリッピングクラ
スタとそのクラスタのクラスタグループ属性を割り当て
られる。次に、新クラスタはステップ680の呼び出し
ステップに戻される。
【表7】
【0039】図12は、図9に示されるステップ643
を実行するためのステップを説明する。更に、表8はス
テップ643を擬似コードで記述する。概括的には、ス
テップ643はレンズ下の形状を、そこへレンズのフィ
ルタ機能(即ち、レンズ演算子)を適用することにより
変更させる。ステップ643は、レンズ及びそのレンズ
の下にある形状のリスト(即ち、形状リスト( shape_
list))と共にステップ645とステップ646の何れか
から呼び出される。変更ステップ643が凍結ステップ
642の前に呼び出されうるため、レンズ下の形状のリ
ストはレンズを含むことが可能である。ステップ643
に渡されるレンズは、形状のリスト内の各形状に適用さ
れるフィルタ機能を識別するために使用される。もしス
テップ690でそのレンズのフィルタ機能がシーンの背
景色を変更させるならば、ステップ691でレンズの背
景フィルタ機能によりレンズ下の形状のリスト内の最初
の要素の充填色が変更される。上述のように、レンズの
フィルタ機能は着色、スケーリング等を含むことができ
る。それに続きステップ692では、子変数は形状のリ
スト(即ち、形状リスト( shape_list))内の2番目の
形状を識別するように設定される。ステップ693で
は、子変数によりレンズ下の形状のリスト内で識別され
た形状はレンズのフィルタ機能により変更される。変更
ステップ693が、レンズの適切なフィルタ機能により
クラスタの各子形状を再帰的に変更させることによっ
て、クラスタである子変数により識別される形状をもた
らすことは、当業者により理解されるであろう。もしス
テップ694で子変数により識別される形状がレンズ下
の形状のリスト内の最後の形状でないならば、ステップ
695が実行され、そうであるならばステップ696が
実行される。ステップ695では、子変数がレンズ下リ
スト内の次の形状を表すように設定される。ステップ6
96では、ステップ643がステップ645或いはステ
ップ646へ戻ることにより終了する。
【表8】
【0040】図6〜12が本発明を実行するためのステ
ップの概要であること、及び多くの異なる順列が可能で
あることは当業者には理解されるであろう。シーン内の
特定の形状(例えば、クラスタ、単純形状、又はレン
ズ)及びその形状がシーンリスト内に順序付けられる特
定の様式に応じて、図6〜12にステップが説明された
ような種々の方法が実行されることが可能である。
【0041】E.オーバーラップレンズによるシーン合
成例 図3に示される背景の長方形302の上の階層に位置し
た長方形のオブジェクト304、306及び308のシ
ーンは、下にあるオブジェクトを其々シアン色、イエロ
ー、及びマゼンタ色に着色するレンズとして定義され
る。例えば、イエローレンズの下の階層に位置したシア
ン色で充填されたオブジェクトは緑色に着色される。以
下の説明は、図3で定義されたシーン300が図5に示
されるシーン500のように合成される方法を例示する
ために図6〜12に示されるフローダイアグラムを介し
て進められる。
【0042】ステップ600では、図4に示されるシー
ンリスト400内の各オブジェクトは後方から前方の順
序(矢印402の方向)で合成され、ディスプレイ及び
記録媒体の何れかの上に描写される。シーンリスト40
0の最初の形状は、背景の長方形302である。白い背
景の長方形302は単純形状であるため、ステップ61
0を実行することにより描かれ、その結果は図14に示
されるシーン800で表される。
【0043】背景の長方形302の後は、シアン色の長
方形304がシーンリスト400内の次の要素である。
シアン色の長方形304を描くために、ステップ607
がレンズである形状のために実行される。ステップ61
0でレンズを単純形状として描く前に、図15に示され
る長方形304のレンズ下リスト900がステップ62
0で算出される。図15に示されるように、レンズ下リ
スト900は白い背景である長方形302のみから作成
される。ステップ620を実行後、レンズ下リスト90
0により定義されたシーンは、ステップ621で長方形
304により特定されるレンズを通してフィルタにかけ
られる。レンズは後方から前方の様式のレンズであるた
め、凍結ステップ644が実行され、レンズ加工された
形状リストを算出するための変更ステップ645が続い
て実行される。レンズ304下には単純形状(例えば、
背景長方形302)しか存在しないため、凍結されるレ
ンズはなく、背景である長方形302は図16に示され
るレンズ加工された形状リスト1000を作成するため
にシアン色に着色される。レンズ加工された形状リスト
1000はステップ621の出力である。
【0044】図16に示されるレンズ加工された形状リ
スト1000を使用して、クリッピングクラスタがステ
ップ622で生成される。クリッピングクラスタを描く
過程の一部は、ステップ604で長方形304のパスを
そのシーンのクリッピング領域になるように設定するこ
とである。クラスタを生成するために使用されるレンズ
加工された形状リスト1000内の形状、即ちシアン色
の充填色を有する背景の長方形1002はステップ61
0で描かれる。最後に、ステップ614が長方形304
の境界線を描くために実行される。これらのステップ
は、最初にシーン1100により図示されるシアン色レ
ンズ304を描き、次にシーン1102により図示され
るシアン色レンズ304の境界線を描くことにより図1
7に示されるようにディスプレイ114上に表される。
【0045】シアン色レンズ304を描いた後、ステッ
プ607で先ずイエローレンズ306を凍結することに
よりイエローレンズ306が描かれる。シアン色レンズ
と同様に、図18に示されるレンズ下リスト1200は
イエローレンズ306のためにステップ620で算出さ
れる。レンズ下リスト1200は背景である長方形30
2とシアン色レンズ304を含む。それに続き、レンズ
下リスト1200内の如何なるレンズもステップ644
で凍結される。図19は、ステップ644でイエローレ
ンズ306を凍結させた結果であるレンズ加工された形
状リスト1300を表す。レンズ加工された形状リスト
1300は、ステップ645で新しいシーンを作るため
にレンズを通してレンズ下リスト1200をフィルタに
かけることにより形成される。
【0046】図19に示されるレンズ加工された形状リ
ストを作成するための詳細は、図9で説明される。先ず
ステップ640で、イエローレンズ306下の形状(即
ち、レンズ下リスト)が複写される。それに続き、ステ
ップ642でレンズである複写された各形状が凍結され
る。この例では、シアン色レンズ304が凍結される。
凍結されたシアン色レンズ304はクリッピングクラス
タ1302により表される。レンズ下リスト1200内
の形状が複写され凍結されると、その凍結された形状は
レンズのフィルタ機能を使用してステップ643で変更
される。
【0047】図20は、イエローレンズ306が描かれ
る一連の流れを表す。最初に、シーン1400により図
示されるようにイエローレンズ306の背景色が描かれ
る。それに続き、イエローレンズ306により緑色に着
色されるシアン色レンズの一部502が、シーン140
2により図示されるように描かれる。イエローレンズ3
06の描写を完成させるために、シアン色レンズ304
とイエローレンズ306の周りの境界線がシーン140
4と1406により図示されるように其々描かれる。
【0048】イエローレンズ306(即ち、長方形30
6)を描いた後、マゼンタ色レンズ308が描かれる。
マゼンタ色レンズ308(即ち、長方形308)を描く
ために、レンズの下の形状はステップ607で凍結され
なくてはならない。ステップ620を実行後、図21に
示されるレンズ下リスト1500がマゼンタ色レンズ3
08のために算出される。ステップ621では、レンズ
下リスト1500は図22に示されるレンズ加工された
形状リスト1600を作成するためにマゼンタ色レンズ
308を通してフィルタにかけられる。レンズ加工され
た形状リスト1600は、シアン色クリッピングクラス
タ1602とイエロークリッピングクラスタ1604を
含む。更に、イエロークリッピングクラスタ1604の
一部はシアン色クリッピングクラスタ1606を含む。
【0049】より詳細には、レンズ加工された形状リス
ト1600を算出するために、形状リスト1500内の
各レンズは凍結される。ステップ642で各レンズを凍
結後、現在描かれているレンズ(即ち、マゼンタ色レン
ズ308)の機能がステップ643で、凍結されたレン
ズ下リスト1500の形状に適用される。最初に変更さ
れる形状は、マゼンタ色の背景長方形1608を画定す
るためにマゼンタ色に着色される背景となる長方形であ
る。第2に、シアン色クリッピングクラスタ1602が
青い背景の長方形1610を画定するためにマゼンタ色
に着色される(即ち、マゼンタ色に着色されたシアン
色)。第3に、イエロークリッピングクラスタ1604
の背景である長方形は、赤い背景長方形1612を産み
出すためにマゼンタ色に着色される。最後に、イエロー
クリッピングクラスタ1604の一部を形成するシアン
色クリッピングクラスタ1606の背景である長方形
は、黒い背景長方形1614を作り出すためにマゼンタ
色及びイエローに着色される。
【0050】図23は、参照番号1700〜1707に
より示される、マゼンタ色レンズ308が描写されるシ
ーンの一連の流れを表す。シーン1700では、マゼン
タ色レンズ308の背景色が描かれる。マゼンタ色レン
ズ308にクリップされ、マゼンタ色レンズ308によ
り着色されるシアン色レンズ304の部分が再帰的に描
かれる。先ず、オーバーラップする領域504(即ち、
シアン色レンズ304とマゼンタ色レンズ308の間で
オーバーラップする領域)がシーン1701のように描
かれ、その後シーン1702内のシアン色レンズ304
の周囲の境界線が描かれる。シーン1703には、イエ
ローレンズ306とマゼンタ色レンズ308の間でオー
バーラップする領域506が描かれる。それに続き、オ
ーバーラップする領域508(即ち、シアン色、イエロ
ー及びマゼンタ色レンズ、其々304、306及び30
8の間でオーバーラップする領域)がシーン1704に
描かれる。最後に、シアン色レンズ304、イエローレ
ンズ306、及びマゼンタ色レンズ308の周囲に境界
線が、其々シーン1705、1706及び1707のよ
うに描かれる。
【0051】F.前方から後方レンズと後方から前方レ
ンズ オーバーラップするレンズは、それらのレンズの演算子
を前方から後方及び後方から前方の何れかの順序で合成
する。レンズの合成順序が前方から後方であるか、或い
は後方から前方であるかは、レンズのレンズ下リストが
いつ凍結されるかを決定する。いつレンズが凍結される
かを制御することは、シーンの合成順序を決定する。レ
ンズの多くの演算子が後方から前方の順に合成される
(即ち、オーバーラップ順序が最も後ろの演算子が最初
に適用される)一方で、レンズの他の演算子は前方から
後方の順でより自然に合成される。一般的な規則とし
て、シーンオブジェクトを追加、削除、或いは位置変更
するレンズは、前方から後方の順でより自然に合成さ
れ、他の全てのレンズは後方から前方の順でより自然に
合成する。これら2つの異なるシーンの合成方法を表す
例が以下で説明される。
【0052】図24は、背景形状1801と参照番号1
802、1804、1806及び1808により示され
る他の4つの形状を含む未合成シーン1800を表す。
図24に示される形状は、それらの参照番号により決め
られる順序(即ち、参照番号が最小の形状が最初に描か
れる)でオーバーラップする。形状1806及び180
8のみが、図24でレンズとして定義される形状であ
る。詳細には、赤い(垂直の充填パターンにより示され
る)宝石のような形である形状1806は、それを通し
て見られるオブジェクトを赤く着色するレンズ特性を有
する。透明な長方形である形状1808は、その下に位
置したオブジェクトを其々のオブジェクトの中心を軸と
してスケーリングする効果を有する。図24では、長方
形レンズ1808は、3つのオブジェクト1802、1
804及び1806を其々の中心を軸としてスケーリン
グさせるレンズであり、それにより、図26に示される
ように合成されるとレンズ1808の有界領域内で3つ
のオブジェクトがオーバーラップされる。
【0053】図25は未合成シーン1800内の形状の
シーンリスト1900を表す。シーンリスト1900内
の形状は、参照番号1902で示される矢印により表さ
れるように後方から前方の順序で重ねられる。シーンリ
スト1900に示されるように、形状1802と180
4は単純形状であり、形状1806と1808はレンズ
として定義される形状である。しかし、図4に示される
シーンリスト400の例とは異なり、シーンリスト19
00は前方から後方の順序で合成する拡大レンズ180
8を含む。シーン2000を前方から後方のレンズ18
08と共に正確に合成するためには、形状1808が描
写される際に、レンズ1808のスケーリング処理がレ
ンズ1806の着色処理の前に実行されることを必要と
する。
【0054】図26は、シーンリスト1900の合成さ
れたシーン2000を表す。シーン2000は、着色レ
ンズ1806により着色される2つのオーバーラップす
る領域2002と2004を含む。合成されたシーン2
000は、先ず背景の長方形1801を描くことにより
形成される。それに続き、参照番号1802と1804
により示される形状が描かれる。レンズ1806を描く
ためには、図27に示されるレンズ下リスト2100の
生成を必要とする。レンズ下リスト2100にはレンズ
が存在しないため、レンズ下リスト2100内の形状は
1つも凍結されない。更に、レンズ1806は後方から
前方の様式のレンズであるため、図9に示される凍結ス
テップ644が実行され、変更ステップ645がそれに
続く。凍結ステップ644の実行は、レンズ下リスト2
100内のレンズ形状がステップ642で凍結されるこ
とを要求する。それに続いて変更ステップ645を実行
するために、レンズ1806のレンズ機能が、図28に
示されるようにレンズ加工された形状リスト2200を
形成する、そのレンズ下の階層に位置付けられる全ての
要素にステップ643で適用される。クリッピング領域
は形状1806の大きさに等しく設定されるため、シー
ン2000内のその他の全ての形状(例えば、形状18
02や1804)に施される着色は不可視である。
【0055】着色レンズ1806の描写後、拡大レンズ
1808が描かれる。図29は、拡大レンズ1808の
ために算出されるレンズ下リスト2300を表す。レン
ズ1808の合成順序は前方から後方であるため、図9
に示される変更ステップ646が実行され、凍結ステッ
プ647がそれに続く。変更ステップ646は、現在の
レンズ1808のレンズ機能が、現在のレンズ1808
の下の階層に位置したそれらの複写された形状に適用さ
れることを要求する。それに続き、現在のレンズ180
8の下の全てのレンズを凍結させる凍結ステップ647
が実行される。変更ステップ646実行時に、シーンリ
スト1900内の各形状はレンズ1808の機能の仕様
に従って拡大される。変更ステップ646の完了時に、
レンズ形状1806を含むレンズ1808の下の各形状
は拡大される。変更ステップ646の後に、現在のレン
ズ1808の下の全ての形状を凍結させる凍結ステップ
647が実行される。この凍結ステップは、レンズ18
06を図30に示される、結果としてもたらされるレン
ズ加工された形状リスト2400内のクリッピングクラ
スタ2402に変換する。レンズ1806はシーンリス
ト1900内の形状1804と1802の上の階層に位
置付けられるため、着色機能は図26に示される着色さ
れた領域2002と2004を画定するように、拡大さ
れた形状1802と1804の其々に適用される。
【0056】図31は、図24に示される拡大レンズ1
808が後方から前方の順序でシーン2500を合成す
る時の、図26に示されるシーン2000を表す。図9
で説明されたように、レンズの合成順序が後方から前方
である場合には、レンズのレンズ下リスト内の形状は、
ステップ643でレンズの機能をレンズ下リスト内の形
状に適用する前に、ステップ642で凍結される。レン
ズ下の形状が変更される前にレンズが凍結される場合に
は、着色処理は図24に示されるシーン1800内のス
ケーリング処理の前に実行される。結果として、後方か
ら前方の順序で拡大レンズ1808が合成される場合に
は、シーン2500で示されるように図26に示される
着色された領域2002と2004は形成されない。
【0057】G.レンズの作用範囲の限定 以下の項は、シーンをレンズにより合成する際の計算の
複雑さを減少させるため、及び追加的な視覚的効果を達
成するためにレンズの作用範囲を最小にすることに関す
る。レンズの作用範囲には、レンズが適用されるシーン
の部分が含まれる。ユーザがイラストレーションにレン
ズを追加する場合にはいつでも、レンズの下の各形状が
画像合成時に複写されるため、最終画像における形状数
は潜在的に倍になる。シーン内にかつて存在していた各
形状は、今ではレンズ外では原形として、またレンズ内
では変形された形として、両形式で現れるであろう(図
8のステップ62〜637参照)。結果として、シーン
を表す画像の複雑さは、「n」がシーン内のレンズ数を
表す場合に2n へと(即ち、指数関数的に)増すであろ
う。この複雑さは、特定のレンズの下の階層に位置付け
られてはいるが、そのレンズにより作用されないシーン
内の形状を識別することにより減少されうる。即ち、シ
ーンを合成するために必要とされる演算数は、シーン内
のレンズの作用範囲を最小にすることにより減少させる
ことができる。レンズの作用範囲の最小化は、レンズに
より作用されうるシーン内の形状数を限定する。レンズ
の作用範囲を限定するための第1及び第2の方法は、其
々G.1とG.2の各項で説明される。
【0058】G.1ユーザ定義範囲 図32は、図1に示されるユーザインターフェースツー
ル128の例を表す。図32に示されるユーザインター
フェースツール128は、コマンド領域2600とシー
ン展開領域2602を含む。一般的に、入力装置119
(図1に示される)の1つを使用するユーザは、展開領
域2602で形状を展開するためにコマンド領域260
0内でコマンドを選択する。シーン展開領域2602内
でシーンを展開するために使用される形状は、囲まれた
輪郭、線及びテキストを含むことが可能である。形状が
画定されると、その特性は特性メニュー2604を用い
て設定される。設定可能であって、特性メニュー260
4内に示される幾つかの特性には、充填色2606、線
分色2608、線分の太さ2610、ダッシュパターン
2612、及び背景色2614が含まれる。
【0059】シーン展開領域2602内で展開される形
状の1つをレンズと特定するには、ユーザは先ず形状
(単数又は複数)を選択し、次にレンズタイプのメニュ
ー2618からレンズタイプを選択する。レンズのメニ
ューは、着色レンズ2620、スケーリングレンズ26
22、変換レンズ2624、順序変更レンズ2626、
及び特性設定レンズ2628を含む。レンズタイプメニ
ュー2618からレンズのタイプを選択後、ユーザはレ
ンズ編集メニューボタン2630を選択することにより
システムワイドな「レンズ編集」モードを入力すること
が可能である。レンズ編集モードでは、ユーザは特性メ
ニュー2604から特性を選択することが可能である。
ここで選択される特性は全て、レンズの下に位置するオ
ブジェクトに適用される特性となる。例えば、もしユー
ザがレンズタイプのメニュー2618から着色レンズを
選択し、システムワイドな「レンズ編集」モードを入力
すると、ユーザは続いてレンズの着色を定義する特性メ
ニューから充填色2606を選択することが可能であ
る。
【0060】図32に示されるユーザインターフェース
ツール128上のユーザが利用可能な更なるメニュー
は、グループメニュー2632である。グループメニュ
ーは、クラスタコマンド2634、内外レンズクラスタ
コマンド2636、内レンズクラスタコマンド263
8、外レンズクラスタコマンド2640、及びクリッピ
ングクラスタコマンド2642を含み、これらの詳細は
以下で説明される。図32の各メニュー2604、26
18、及び2632に示される要素の個数は、可能な要
素全てを含むわけではなく、例示するためだけに示され
ることは当業者には理解されるであろう。
【0061】レンズの作用範囲を限定するための第一の
方法は、ユーザがオーバーラップしていない幾つかのレ
ンズを、多数のばらばらな領域を有する単一のレンズへ
結合することを可能にする。多数の領域を有する単一レ
ンズは、単一領域を有するレンズと同様に処理されるた
め、シーンの合成は簡単になる。多数の領域を有する単
一レンズを生成することにより、レンズの各領域を個々
に合成する必要がなくなる。システム効率を向上させる
ためのこの第一の方法は、nがレンズ領域の個数である
場合に、シーン合成の複雑さをO( 2 n )(指数関数)か
らO(1)(定数)へ減少させる。
【0062】図33及び34は、レンズの範囲を限定す
るための第一の方法を表す。第一の方法は、ユーザが3
つの長方形から成る着色レンズ2700を生成すること
を可能にする。図33に示される3つの垂直な長方形2
700は、3つの独立したレンズとなりえたであろうも
のの作用範囲を最小にするために、多数の領域を有する
単一のレンズと特定される。図34は、3つの水平な長
方形2802のセットの上の層に位置した場合に、レン
ズ2700がどのように合成されるかを表す。明確に
は、水平な長方形とレンズ2700との間のオーバーラ
ップ領域2804、2806、及び2808は、図34
に異なる充填パターンを用いて示されるように特定され
た色彩に従って着色される。もし、レンズ2700の作
用範囲が単一レンズを特定することによって限定されな
いならば、図34に示されるシーンの合成は、3つの水
平な長方形が一度ではなく図4、5、及び15〜23に
示された例で背景の長方形302がコピーされたのと同
じ回数(即ち8回、即ち23回)コピーされることを必
要とするであろう。
【0063】レンズの作用範囲を限定するための第二の
方法は、ユーザが3つの異なるスケーリング作用の内の
1つを有するレンズクラスタを定義することを可能にす
る。グループメニュー2632を使用して、ユーザは複
数のクラスタオプション内の1つを選択することができ
る。クラスタオプション2634は、ユーザが幾つかの
形状を1つのユニットとしてグループ化することを可能
にする。それにより作用は総括して単一ユニット上で特
定されうる。クリッピングクラスタオプション2642
は単一ユニットを生成するが、単一ユニットを構成する
形状を最終形状の輪郭にクリップもし、最終形状の境界
パターンを描くことがそれに続く。これらのクラスタオ
プションは、レンズとして特定されている形状にも、さ
れていない形状にも適用される。グループ2632のメ
ニュー項目2636、2638、及び2640は少なく
とも1つのレンズを含む形状のグループ化にのみ適用さ
れる。
【0064】グループ2632のメニュー項目内レンズ
クラスタ2638及び外レンズクラスタ2640は、形
状のグループ化の範囲を2つの異なる方法で限定する。
内外レンズクラスタ2636は、内レンズクラスタ26
38と外レンズクラスタ2640のための両方のスケー
リング規則が適用される形状のグループを生成する。内
レンズクラスタメニュー項目2638は、クラスタ内の
各レンズのフィルタ機能を、レンズの下の階層に位置付
けられ、クラスタの内側にある形状にのみ適用すること
により、形状のクラスタ内の全てのレンズの作用範囲を
減少させる。対照的に、外レンズクラスタメニュー項目
2640は、クラスタ内の各レンズのフィルタ機能を、
レンズの下の階層に位置付けられ、クラスタの外側にあ
る形状にのみ適用することにより、形状のクラスタ内の
全てのレンズの作用範囲を減少させる。
【0065】図35〜38は、シーン内のレンズ290
8が、レンズをシーン内の他の形状とクラスタ化するこ
とにより、その下の階層に位置付けられる形状に対して
限定作用範囲を有することが可能な方法を表す。図35
は形状のシーンのためのシーンリスト2900を表す。
シーンリスト2900内の形状は、矢印2901により
示されるように後方から前方に重ねられる。明確には、
シーンリスト2900は、背景の長方形2902、長方
形形状2904、単語「Clustering」を表すテキストオ
ブジェクト2906、及び後方から前方順レンズ290
8を含む。レンズ2908は、ユーザインターフェース
ツール128(図32に示される)を使用して、特性設
定レンズ2628と特定される。特性設定レンズは、他
の特性の中からレンズの下の階層に位置付けられる形状
の充填色を選択して変更することも、レンズの下の階層
に位置付けられる背景の長方形の背景色の変更と同様に
可能である。充填色及び背景色特性は、其々特性メニュ
ー2604から充填色2606及び背景色2614を選
択することにより設定される。
【0066】図36は、後方から前方方向2901の順
に重ねられたシーンリスト2900を表す。シーンの形
状をツリー状に配置させる図35とは異なり、図36は
シーンリスト2900内の各形状が互いに重なっている
様子を表す。更に、図36はレンズクラスタ3002を
表す。レンズクラスタ3002に属すると識別される形
状は、テキストオブジェクト2906とレンズ2908
を含む。上述のように、3つの異なるタイプのレンズク
ラスタがグループメニュー2632から選択可能であ
る。図37及び38は、観察線30−30に沿って見る
と図36に示されるようなシーンリスト2900が、其
々内外レンズクラスタ2636として、及び内レンズク
ラスタ2638として合成される様子を表す。図37及
び38において、レンズ2908は、参照番号3104
で示される透明テクスチュアと参照番号3102で示さ
れる水平なストライプパターンの2つの異なるテクスチ
ュアから成る。透明テクスチュア3104は、レンズ2
908がシーン内のそのレンズの下の階層に位置したオ
ブジェクトの充填色を変更したそれらの領域を識別す
る。水平なストライプパターン3102は、レンズ29
08がシーンの背景色を変更したそれらの領域を識別す
る。
【0067】より詳細には、図37はシーンリスト29
00がどのようにグループ項目メニュー2632から選
択可能な内外レンズクラスタ2636として合成される
かを表す。上述のように、レンズの作用範囲はレンズが
内外レンズクラスタ2636として合成される場合には
限定されない。内外レンズクラスタはクラスタ3002
の内側と外側の両方の形状に作用するため、シーンリス
ト2900が合成されると、レンズ2908はテキスト
オブジェクト2906と長方形形状2904の両方に作
用する。その結果として、レンズの下に位置付けられる
テキストオブジェクト2906と長方形形状2904の
部分の充填色は、レンズ2908により特定される充填
色に従って変更される。背景の長方形2902にのみ曝
されるレンズのそれらの部分は、レンズ2908により
特定される背景色に従って変更される。
【0068】図37とは異なり、図38はレンズ290
8が内レンズクラスタ2638として合成される例を表
す。上述のように、内レンズクラスタ2638はクラス
タ3002内のそれらの形状のみ変更する。図35に示
されるシーンにおいては、このことがレンズ2908を
テキストオブジェクト2906上にのみ作用させ、それ
により図37ではなく図38に示されるような効果をも
たらす。シーンリスト2900合成時に、背景色(水平
なストライプパターン3102)はレンズの下の何も形
状がない領域に適用される。また、レンズ2908によ
り特定される充填色がそのレンズの真下のそれらの形状
に直接適用される時に、クラスタ3002が内レンズク
ラスタ2638であるため長方形形状2904は無視さ
れる。その結果として、透明充填色3104はテキスト
オブジェクト2906にのみ適用され、それにより単語
「clustering」の「ster」部分にのみ作用する。
【0069】図39と40は、レンズの作用範囲を最小
にするためにレンズをクラスタ化する別の例を表す。図
40は、観察線33−33に沿って見ると図39のよう
に合成されるシーンリスト3300を表す。図39は、
矢印3302の方向に後方から前方の順序で配置される
シーンリスト3300を表す。シーン3300を構成す
る形状は、白い充填色を有する背景の長方形3304、
格子縞の充填パターンを有する長方形3306、左傾斜
の充填線を有する第一の水平な長方形3308、右傾斜
の充填線を有する第二の水平な長方形3310、第一レ
ンズ3312、及び第二レンズ3314を含む。第一レ
ンズ3312は左傾斜充填色を有し、第二レンズ331
4は右傾斜充填色を有する。
【0070】図39に示されるように、第一特性設定レ
ンズ3312及び第二特性設定レンズ3314は、外レ
ンズクラスタ3316にグループ化される。先に定義さ
れたように、外レンズクラスタの一部を形成するレンズ
は、シーン合成時にそのクラスタ内のそのレンズの下の
階層に位置付けられるシーンリスト内の形状を考慮しな
い。外レンズクラスタの目的は、各レンズの作用範囲を
最小にすることである。より詳細には、外レンズクラス
タ3316のために、シーン3300合成時に、第二特
性設定レンズ3314は第一特性設定レンズ3312を
そのレンズ下リストに追加しない。結果として、特性設
定レンズ3314のレンズ下リストが凍結される時に、
第一フィルタレンズ3312のレンズ下リストが凍結さ
れる必要はない。このことは、シーンリスト3300の
最終合成及び描写をより計算処理上効率的にする。
【0071】更に、第一特性設定レンズ3312、第二
特性設定レンズ3314、第一水平長方形3308、及
び第二水平長方形3310は内レンズクラスタ3318
にグループ化される。上述のように内レンズクラスタの
一部を構成するレンズは、シーン合成時にそのクラスタ
の内側の、そのレンズの下の階層に位置付けられる形状
のみを考慮する。従って、レンズ3312と3314の
合成時に、長方形3306はどちらのレンズのレンズ下
リスト内にも形状として含まれない。このことはシーン
リスト3300を図40に示されるようにレンズ331
2及び3314と合成させ、長方形3306が各レンズ
の背景色とのみオーバーラップする部分を着色させる。
【0072】G.2 文字枠選択 上述のユーザ定義範囲に加えて、イラストレーションプ
ログラム122はレンズの作用範囲を最小にするために
文字枠選択を実行することが可能である。一般的に、レ
ンズが所定時にその内部外観を算出する際に、レンズは
レンズの下に位置するシーンリスト内の全ての形状を常
に処理しなければならないわけではない。寧ろ、レンズ
の内部外観はその外観に関わるシーンリスト内の形状の
みで算出されうる。多くの例において、イラストレーシ
ョンプログラム122はレンズの内部外観に影響を与え
ない幾つかの形状の除外を試みることが可能である。こ
のことはシーン合成時に、特にもし除外される形状の幾
つかがそれ自体レンズである場合に、描写効率を大幅に
向上させることができる。
【0073】レンズを通して見える形状のセットは必ず
しもレンズの真下にある形状に限定されるとは限らない
ことは留意されるべき重要な点である。例えば、変換レ
ンズはレンズの脇に位置する幾つかの形状を現わしう
る。同様にオブジェクトを縮小させる(1.0未満の倍
率)レンズは全体像の一部或いは全部を採り入れること
が可能である。結果として、文字枠選択は、レンズ合成
時にレンズの作用範囲から形状を自動的に削除するため
にイラストレーションプログラム122により少なくと
も3つの異なる状態で実行されうる。
【0074】レンズが形状を変形も変更もしない第一の
場合には、イラストレーションプログラム122はレン
ズの外接長方形(即ち領域)の完全に外側に位置する全
ての形状をレンズ合成中の考慮から削除する。1つのグ
ループとして全ての形状に対してレンズが擬似変換(平
行移動、回転、スケーリング、或いは歪曲)を実行する
第二の場合には、イラストレーションプログラム122
はレンズの下に位置するシーンリスト内の形状に擬似変
換の逆変換を適用する。次に、結果として生じる形状の
外接長方形は、先に第一の場合として説明されたのと同
様にレンズの作用範囲を限定するために使用される。レ
ンズが形状を追加、削除、或いは変更する第三の場合に
は、イラストレーションプログラム122は各レンズの
ための選択枠を算出するための独特な手順を有する。例
えば、全ての形状の下に落とされる影を付加するレンズ
は、落とされる影を生成する形状自体が仮にそのレンズ
の下に位置していなくてもレンズの下に見える個々の落
とされる影を示さなくてはならない。これは影を落とす
レンズの文字枠から始め、次に、落とされる影の変位の
逆変換によりその枠を増大させることで達成されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実行するためのコンピュータ化された
二次元のイラストレーションシステムを表す。
【図2】シーンを生成し、シーン上のオブジェクトがレ
ンズの特性を有することを特定するためのユーザインタ
ーフェースツールを作動するステップを説明するフロー
ダイアグラムである。
【図3】図2で略述されるステップに応じて生成される
未合成シーンの例である。
【図4】シーン内の形状がオーバーラップする順序を特
定するシーンリストを図示する。
【図5】図3に示される未合成シーンの、合成されたシ
ーンを図示する。
【図6】オーバーラップするレンズを伴う形状のシーン
を合成する操作を実行するためのステップを説明するフ
ローダイアグラムである。
【図7】図6に示されるステップ624を実行するため
のステップを説明するフローダイアグラムである。
【図8】図7に示されるステップ620を実行するため
のステップを説明するフローダイアグラムである。
【図9】図7に示されるステップ621を実行するため
のステップを説明するフローダイアグラムである。
【図10】図9に示されるステップ642を実行するた
めのステップを説明するフローダイアグラムである。
【図11】図10に示されるステップ652で呼び出さ
れるステップ664を実行するためのステップを説明す
るフローダイアグラムである。
【図12】図9に示されるステップ643を実行するた
めのステップを説明するフローダイアグラムである。
【図13】クリッピングクラスタの一般的データ構造を
表す。
【図14】図5に示される合成されたシーンを生成する
画像の一連の流れの最初を表す。
【図15】シアン色レンズ304のためのレンズ下リス
トを表す。
【図16】シアン色レンズの特性がシアン色レンズ下リ
ストに適用された後の形状のリストを表す。
【図17】シアン色レンズを合成するための図14の画
像の一連の流れの続きを表す。
【図18】イエローレンズ306のために算出されたレ
ンズ下リストを表す。
【図19】イエローレンズ下リスト上のレンズが凍結さ
れ、イエローレンズの特性がイエローレンズ下リストに
適用された後の形状のリストを表す。
【図20】イエローレンズを合成するための図14及び
図17の画像の一連の流れの続きを表す。
【図21】マゼンタ色レンズ308のために算出された
レンズ下リストを表す。
【図22】マゼンタ色レンズ下リスト上のレンズが凍結
され、マゼンタ色レンズの特性がマゼンタ色レンズ下リ
ストに適用された後の形状のリストを表す。
【図23】マゼンタ色レンズを合成するための図14、
17及び20の画像の一連の流れの続きを表す。
【図24】背景形状及び4つの幾何学形状を含む未合成
シーンを表す。
【図25】図24に示される未合成シーン上の形状のシ
ーンリストを表す。
【図26】長方形の拡大レンズが前方から後方の順序で
合成される場合の、図24に示される未合成シーンの合
成されたシーンを表す。
【図27】六角形状レンズのレンズ下リストを表す。
【図28】六角形状レンズのレンズ加工された形状リス
トを表す。
【図29】長方形の拡大レンズのレンズ下リストを表
す。
【図30】長方形レンズのレンズ加工された形状リスト
を表す。
【図31】長方形の拡大レンズが後方から前方の順序で
合成される場合の、図24に示される未合成シーンの合
成されたシーンを表す。
【図32】図1に示されるユーザインターフェースツー
ル128の例を表す。
【図33】多数の領域、及び限定された作用範囲を有す
るレンズを表す。
【図34】格子縞パターン(模様)を形成するように図
33に示されるレンズを使用する例を表す。
【図35】図37及び図38に示される画像を形成する
ためのシーンリストを表す。
【図36】図35に示されるシーンリストが、図37及
び図38に示される画像上の観察線30−30に沿って
見られる様子を表す。
【図37】図35及び図36に示されるシーンリストが
内外レンズクラスタと合成される方法を表す。
【図38】図35及び図36に示されるシーンリストが
内レンズクラスタにより合成される方法を表す。
【図39】内レンズクラスタ及び外レンズクラスタがそ
の中で特定されるシーンリストを表す。
【図40】観察線33−33に沿って見られ、又図39
に示されるようなシーンリストの、合成された画像を表
す。
【符号の説明】
108 イラストレーションシステム 119 ユーザ入力装置 128 インターフェースツール 300、1800 未合成シーン 500、2000 既合成シーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータイラストレーションシステ
    ムで画像を合成するための方法であって、 コンピュータイラストレーションシステムのメモリ内に
    形状のリストを定義するステップと、 前記形状のリスト内の少なくとも1つの形状を、該形状
    のリスト内の少なくとも1つの他の形状に適用されるフ
    ィルタ機能を有するレンズとして特定するステップと、 前記形状のリスト内の各形状を画像を合成するために形
    成するステップとを有し、 前記形成ステップが前記形状のリストから選択されたレ
    ンズを、 前記選択されたレンズのフィルタ機能が適用されうる前
    記形状のリスト内の形状を識別する形状のレンズ下リス
    トを前記選択されたレンズのために算出するステップ
    と、 前記形状のレンズ下リスト内でレンズと特定される全て
    の形状を、各レンズを他の形状とは独立して形成される
    形状と置換することにより凍結するステップと、 前記選択されたレンズの前記フィルタ機能を前記形状の
    レンズ下リスト内の各形状に適用させるステップと、 により形成する、コンピュータイラストレーションシス
    テムによる画像合成方法。
  2. 【請求項2】 前記形成ステップに先立ち、前記方法が
    更に形状の階層リスト内で特定される各レンズに前方か
    ら後方の順序と後方から前方の順序の一方に合成順序を
    割り当てるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記割り当てステップが、前記合成順序
    を後方から前方の順に特定する場合には、前記凍結ステ
    ップが前記適用ステップの前に実行され、前記割り当て
    ステップが前記合成順序を前方から後方の順に特定する
    場合には、前記適用ステップが前記凍結ステップの前に
    実行される、請求項2に記載の方法。
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