JPH1166875A - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JPH1166875A
JPH1166875A JP22161897A JP22161897A JPH1166875A JP H1166875 A JPH1166875 A JP H1166875A JP 22161897 A JP22161897 A JP 22161897A JP 22161897 A JP22161897 A JP 22161897A JP H1166875 A JPH1166875 A JP H1166875A
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sense amplifier
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JP22161897A
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Junji Kiyono
淳司 清野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘らずデ
ータ読み出しの遅延時間を最小とし、読み出し速度の高
速化を可能とする。 【解決手段】 前記セルアレイのセンスアンプから最も
遠い位置のセルと同様に配線され、予め“0”と“1”
の期待値を設定されたスピードリファレンスセルと、ス
ピードリファレンスセルから“0”と“1”の期待値が
読み出されたとき、前記出力バッファからのデータの出
力を許可する信号を生成する出力許可回路とを有する。
このようにスピードリファレンスセルから期待値が読み
出されて、セルアレイのセンスアンプから最も遠いセル
から正確なデータが読み出されるタイミングで出力バッ
ファからのデータ出力が許可されるため、セルの能力や
周囲温度や電源電圧に拘らず正確なデータの読み出しが
可能となり、読み出しの遅延時間を過大にする必要がな
く、読み出し速度の高速化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶回路に関
し、不揮発性の半導体記憶回路に関する。不揮発性半導
体記憶回路は、MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニッ
ト)及び周辺回路に付随してその半導体記憶装置として
広く利用されている。これらMPU及び周辺回路が高速
化される事により、より高速な読み出し動作が要求され
るようになった。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の半導体記憶回路の一例のブ
ロック図を示す。同図中、コントロール端子10からコ
ントロールバッファ12にローレベルの信号CE/が供
給されると、コントロールバッファ12はローレベルの
信号PDを出力してアドレスバッファ14及びセンスア
ンプ16が活性状態となる。アドレスバッファ14は活
性状態となってアドレス端子20より入来するアドレス
が決定されると、ローアドレス及びカラムアドレス夫々
をローデコーダ22及びカラムデコーダ24夫々に供給
し、不揮発性メモリのセルアレイ26のうち特定のセル
が選択され、この選択されたセルの出力電位がセンスア
ンプ16に供給される。
【0003】一方、リファレンスセル28は読み出しの
基準となる基準電位、つまりセルアレイ26の各セルが
出力する“0”と“1”の中間電位を発生しセンスアン
プ16に供給する。センスアンプ16は選択されたセル
の出力電位を基準電位と比較し、その比較結果を読み出
しデータRDn として出力バッファ30に供給し、この
データは出力データIOn として出力端子32を通して
出力される。
【0004】しかし、センスアンプ16の回路動作上、
活性した直後のアクセス時に読み出しデータを反転した
逆データが出力されるおそれがある。このため、コント
ロールバッファ14の出力する信号PDを遅延回路18
で遅延して信号/OEを生成し、この信号/OEの供給
によって出力バッファ30の出力許可を行い、上記の逆
データが出力されることを防止している。
【0005】図8はセンスアンプ16の一例の回路図を
示す。図中、MOSトランジスタP1のようにpチャネ
ルMOSトランジスタには斜線を設け、MOSトランジ
スタN1のようにnチャネルMOSトランジスタには斜
線を設けずに区別している。図9において、増幅部34
は信号PDがローレベルとなるとリファレンスセル28
の出力電流を増幅し、基準電圧SAREFに変換して比
較部36のnチャネルMOSトランジスタN2のゲート
に供給する。同様に増幅部38は信号PDがローレベル
となると選択されたセル40の出力電流を増幅し、電圧
SAINに変換して比較部36のnチャネルMOSトラ
ンジスタN3のゲートに供給する。比較部36は上記の
基準電圧SAREFと電圧SAINとを比較し、その比
較結果としての読み出しデータRDn を端子40から出
力バッファ30に向けて出力する。
【0006】図9は遅延回路18の一例の回路図を示
す。同図中、端子42には信号PDが供給される。信号
PDがハイレベル時にはノア回路出力がローレベルであ
り、インバータ46を通して端子48からハイレベルの
信号/OEが出力される。ここで、信号PDがローレベ
ルとなった後、所定時間経過してコンデンサC1,C2
夫々の蓄積電荷がインバータ内の抵抗R1,R2夫々を
通して放電された後、ノア回路44出力がハイレベルと
なり信号/OEがローレベルとなる。
【0007】図10は出力バッファ30の一例の回路図
を示す。同図中、端子50にはセンスアンプ16からの
読み出しデータRDn が供給され、端子52には信号/
OEが供給される。信号/OEがハイレベル時にはノア
回路54出力はローレベルでpチャネルMOSトランジ
スタP5はオフであり、かつナンド回路56出力はハイ
レベルでnチャネルMOSトランジスタN5はオフであ
り端子32はハイインピーダンス状態となり、データR
n は出力されない。信号/OEがローレベルとなる
と、データRDn がノア回路54,ナンド回路56夫々
を通してMOSトランジスタP5,N5夫々に供給さ
れ、ここで反転されて端子32から出力データIOn
して出力される。
【0008】図12は従来の半導体記憶回路の他の一例
のブロック図を示す。同図中、コントロール端子50か
らコントロールバッファ52にローレベルの信号CE/
が供給されると、コントロールバッファ52はローレベ
ルの信号PDを出力してアドレスバッファ54,センス
アンプ56,出力バッファ70,ATDバッファ74が
活性状態となる。アドレスバッファ54は活性状態とな
ってアドレス端子60より入来するアドレスが決定され
ると、ローアドレス及びカラムアドレス夫々をローデコ
ーダ62及びカラムデコーダ64夫々に供給し、不揮発
性メモリのセルアレイ66のうち特定のセルが選択さ
れ、この選択されたセルの出力電位がセンスアンプ66
に供給される。なお、ATD(アドレス・トラデイショ
ン・ディテクタ)バッファ74はアドレスバッファ54
から供給されるアドレス値の変化を検出し、その検出パ
ルスをローデコーダ62,センスアンプ56,遅延回路
58,リファレンスセル68に供給して、これらを起動
している。
【0009】一方、リファレンスセル28は読み出しの
基準となる基準電位、つまりセルアレイ66の各セルが
出力する“0”と“1”の中間電位を発生しセンスアン
プ66に供給する。センスアンプ66は選択されたセル
の出力電位を基準電位と比較し、その比較結果を読み出
しデータRDn としてデータラッチ78に供給し、これ
が出力バッファ70を通して出力データIOn として出
力端子72から出力される。
【0010】センスアンプ56の回路動作上、活性した
直後のアクセス時に読み出しデータを反転した逆データ
が出力されるおそれがあるため、ATDバッファ74の
出力する検出パルスを遅延回路58で遅延した後、パル
スジェネレータ76でラッチパルスを生成し、このラッ
チパルスを用いてデータラッチ78でセンスアンプ56
出力をラッチし出力バッファ70に供給させることによ
り逆データが出力されることを防止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7の従来回路におい
て、図11(A)に示すように、時点t0 で信号PDが
立下った後、セル40のゲートに供給されるワードライ
ン電圧WL及びリファレンスセル28のゲートに供給さ
れるリファレンスワードライン電圧RWLは遅延して立
上る。この遅延量はワードラインの負荷、つまりセルが
ワードラインのセンスアンプから近い位置にあるか遠い
位置にあるかで異なっている。
【0012】上記の近い位置のセルについては、セルの
保持データが“1”,“0”夫々で電圧SAINは図1
1(B)の実線Ia,Ibに示すように変化するが、遠
い位置のセルの保持データが“0”のときは電圧SAI
Nは破線Icに示すように初めは実線Ibに沿って立上
り、その後立下って実線Iaに近付く。このため、近い
位置のセルの読み出しデータRDn が“1”,“0”の
とき実線IIa,IIbのように変化するのに対して、遠い
位置のセルの読み出しデータRDn が“1”のときは実
線IIcに示すように初めは実線IIbのように立下り、そ
の後立上って実線IIaに近付く。このため、近い位置の
セルの出力データは“1”,“0”夫々で図11(C)
の実線IIIa,IIIbのように変化するのに対して遠い位置
のセルの出力データは“1”,“0”夫々で破線IIIc,
IIIdのように変化する。
【0013】つまり、期間T1 はデータ不確定期間であ
り、信号/OEの立下りを破線IVのように期間T1 内に
すると逆データが出力されるおそれがあるため、期間T
2 だけ遅延して信号/OEの立下りを実線Vのように期
間T1 の外にしている。不揮発性半導体記憶回路の読み
出し速度を高速化するにあたって、回路が活性化してか
らの速度(以後tCEと言う)を高速化することは非常
に重要である。しかしながら、不揮発性半導体記憶回路
のtCEにおいては、図8のように逆データを防止する
ために遅延時間をとって、その間出力が出ないようにし
ていた。この遅延回路18は一般的に抵抗Rと容量Cの
時定数で決まる回路であるがセンスアンプ16から来る
逆データとは異なる特性をもっているため、温度や電圧
を変えた場合にも逆データを出力しないように設定する
必要がある。結果として、遅延時間は長くなってしまい
tCEの高速化を防げるという問題があった。
【0014】また、図13のようにATDバッファ74
で読みだしデータのラッチをコントロールする場合にお
いても同様で、動作を補償するために遅延回路58は長
い遅延時間をとる必要があり、読み出し動作の高速化を
妨げるという問題があった。本発明は上記の点に鑑みな
されたもので、セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘ら
ずデータ読み出しの遅延時間を最小とし、読み出し速度
の高速化を可能とする半導体記憶回路を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、不揮発性メモリのセルアレイからセンスアンプによ
り読み出したデータを出力バッファを介して出力する半
導体記憶回路において、前記セルアレイのセンスアンプ
から最も遠い位置のセルと同様に配線され、予め“0”
と“1”の期待値を設定されたスピードリファレンスセ
ルと、前記スピードリファレンスセルから“0”と
“1”の期待値が読み出されたとき、前記出力バッファ
からのデータの出力を許可する信号を生成する出力許可
回路とを有する。
【0016】このようにスピードリファレンスセルから
期待値が読み出されて、セルアレイのセンスアンプから
最も遠いセルから正確なデータが読み出されるタイミン
グで出力バッファからのデータ出力が許可されるため、
セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘らず正確なデータ
の読み出しが可能となり、読み出しの遅延時間を過大に
する必要がなく、読み出し速度の高速化が可能となる。
【0017】請求項2に記載の発明は、不揮発性メモリ
のセルアレイからセンスアンプにより読み出したデータ
をアドレス変化時にラッチ回路でラッチして出力する半
導体記憶回路において、前記セルアレイのセンスアンプ
から最も遠い位置のセルと同様に配線され、予め“0”
と“1”の期待値を設定されたスピードリファレンスセ
ルと、前記アドレス変化時に前記スピードリファレンス
セルから読み出される“0”と“1”の期待値から前記
ラッチ回路のラッチを指示する信号を生成するラッチ指
示回路とを有する。
【0018】このようにスピードリファレンスセル期待
値が読み出されて、セルアレイのセンスアンプから最も
遠いセルから正確なデータが読み出されるタイミングで
センスアンプ出力のラッチが行われ、データ出力が行わ
れるため、セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘らず正
確なデータの読み出しが可能となり、読み出しの遅延時
間を過大にする必要がなく、読み出し速度の高速化が可
能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の半導体記憶回路の
第1実施例のブロック図を示す。同図中、コントロール
端子10からコントロールバッファ12にローレベルの
信号CE/が供給されると、コントロールバッファ12
はローレベルの信号PDを出力してアドレスバッファ1
4及びセンスアンプ16,82,84が活性状態とな
る。アドレスバッファ14は活性状態となってアドレス
端子20より入来するアドレスが決定されると、ローア
ドレス及びカラムアドレス夫々をローデコーダ22及び
カラムデコーダ24夫々に供給し、不揮発性メモリのセ
ルアレイ26のうち特定のセルが選択され、この選択さ
れたセルの出力電位がセンスアンプ16に供給される。
【0020】一方、リファレンスセル28は読み出しの
基準となる基準電位、つまりセルアレイ26の各セルが
出力する“0”と“1”の中間電位を発生しセンスアン
プ16に供給する。センスアンプ16は選択されたセル
の出力電位を基準電位と比較し、その比較結果を読み出
しデータRDn として出力バッファ30に供給し、この
データは出力データIOn として出力端子32を通して
出力される。
【0021】しかし、センスアンプ16の回路動作上、
活性した直後のアクセス時に読み出しデータを反転した
逆データが出力されるおそれがある。このため、スピー
ドリファレンスセル80と、センスアンプ82,84
と、インバータ85と、ナンド回路86とで構成した出
力許可回路を設け、この出力許可回路で信号/OEを生
成して出力バッファ30に供給している。
【0022】スピードリファレンスセル80はセルアレ
イ26と同一構成で、期待値“0”と“1”とを予め設
定されており、スピードリファレンスセル80とセンス
アンプ82,84との配線長は、セルアレイ26内のセ
ンスアンプ16から最も遠い位置のセルと同一又はそれ
以上とされている。センスアンプ82,84夫々はセン
スアンプ16と同一構成であり、リファレンスセル28
と接続されている。
【0023】センスアンプ82,84夫々は信号PDが
ハイレベル時には共に“0”を出力してナンド回路86
はハイレベルを出力するが、信号PDがローレベルとな
るとスピードリファレンスセル80から、それぞれ
“0”,“1”となる期待値SRQ0,SRQ1を読み
出し、ナンド回路86はローレベルの信号/OEを出力
する。これはセルアレイ26のセンスアンプ16から最
も遠いセルの読み出しデータRDn が確定するのと同じ
タイミングである。この信号/OEがローレベルとなっ
た後、出力バッファ30はセンスアンプ16からの読み
出しデータRDn を出力データIOn として端子32よ
り出力する。
【0024】図2はセンスアンプ16,82,84夫々
の一実施例の回路図を示す。図中、MOSトランジスタ
P10のようにpチャネルMOSトランジスタには斜線
を設け、MOSトランジスタN10のようにnチャネル
MOSトランジスタには斜線を設けずに区別している。
図2において、増幅部88は信号PDがローレベルとな
るとリファレンスセル28の出力電流を増幅し、基準電
圧SAREFに変換して比較部90のnチャネルMOS
トランジスタN12のゲートに供給する。同様に増幅部
92は信号PDがローレベルとなると期待値“0”又は
“1”を設定されたセル80aの出力電流を増幅し、電
圧SRREF0又はSRREF1に変換して比較部90
のnチャネルMOSトランジスタN13のゲートに供給
する。比較部90は上記の基準電圧SAREFと電圧S
RREF0又はSRREF1とを比較し、その比較結果
としての期待値データSRQ0又はSRQ1を端子94
から出力バッファ30に向けて出力する。
【0025】ここで、図3(A)に示すように、時点t
0 で信号PDが立下った後、ワードライン電圧WL及び
リファレンスセル28のゲートに供給されるリファレン
スワードライン電圧RWLは遅延して立上る。この遅延
量はワードラインの負荷、つまりセルがワードラインの
センスアンプから近い位置にあるか遠い位置にあるかで
異なっている。
【0026】上記の近い位置のセルについては、セルの
保持データが“1”,“0”夫々で電圧SAINは図3
(B)の実線Ia,Ibに示すように変化するが、遠い
位置のセルの保持データが“0”のときは電圧SAIN
は破線Icに示すように初めは実線Ibに沿って立上
り、その後立下って実線Iaに近付く。このため、近い
位置のセルの読み出しデータRDn が“1”,“0”の
とき実線IIa,IIbのように変化するのに対して、遠い
位置のセルの読み出しデータRDn が“1”のときは実
線IIcに示すように初めは実線IIbのように立下り、そ
の後立上って実線IIaに近付く。また、センスアンプ8
2,84の電圧SRREF1,SRREF0夫々は図3
(C)の破線IIIa,実線IIIbに示すように変化し、読み
出した期待値SRQ1,SRQ0夫々は実線IVa,IVb
に示すようになって、信号/OEは図3(D)の実線V
に示すようにデータ不確定期間を過ぎた後に立下がる。
これによって出力データは“1”,“0”夫々で図3
(D)の実線VIa,VIb夫々に示すように変化して出力
される。
【0027】このようにセルアレイ26のセンスアンプ
16から最も遠い位置のセルと同様のスピードリファレ
ンスセル80からの期待値“0”,“1”の読み出しデ
ータSRQ0,SRQ1が確定したとき信号/OEを出
力するため、セルの能力や周囲の温度状況や電源電圧の
変動に拘らず、最短時間で逆データ出力を防止した正確
なデータ読み出しが可能となりtCEの高速化を向上で
きる。
【0028】図4は本発明の半導体記憶回路の第2実施
例のブロック図を示す。同図中、コントロール端子50
からコントロールバッファ52にローレベルの信号CE
/が供給されると、コントロールバッファ52はローレ
ベルの信号PDを出力してアドレスバッファ54,セン
スアンプ56,82,84,出力バッファ70,ATD
バッファ74が活性状態となる。アドレスバッファ54
は活性状態となってアドレス端子60より入来するアド
レスが決定されると、ローアドレス及びカラムアドレス
夫々をローデコーダ62及びカラムデコーダ64夫々に
供給し、不揮発性メモリのセルアレイ66のうち特定の
セルが選択され、この選択されたセルの出力電位がセン
スアンプ66に供給される。なお、ATD(アドレス・
トラデイション・ディテクタ)バッファ74はアドレス
バッファ54から供給されるアドレス値の変化を検出
し、その検出パルスをローデコーダ62,リファレンス
セル68,スピードリファレンスセル80,センスアン
プ56,82,84に供給して、これらを起動してい
る。
【0029】一方、リファレンスセル28は読み出しの
基準となる基準電位、つまりセルアレイ66の各セルが
出力する“0”と“1”の中間電位を発生しセンスアン
プ66に供給する。センスアンプ66は選択されたセル
の出力電位を基準電位と比較し、その比較結果を読み出
しデータRDn としてデータラッチ78に供給し、これ
が出力バッファ70を通して出力データIOn として出
力端子72から出力される。
【0030】センスアンプ56の回路動作上、活性した
直後のアクセス時に読み出しデータを反転した逆データ
が出力されるおそれがある。このため、スピードリファ
レンスセル80と、センスアンプ82,84と、インバ
ータ85と、ナンド回路86とで構成したラッチ指示回
路を設け、このラッチ指示回路で信号/OEを生成して
出力バッファ30に供給している。
【0031】スピードリファレンスセル80はセルアレ
イ26と同一構成で、期待値“0”と“1”とを予め設
定されており、スピードリファレンスセル80とセンス
アンプ82,84との配線長は、セルアレイ26内のセ
ンスアンプ16から最も遠い位置のセルと同一又はそれ
以上とされている。センスアンプ82,84夫々はセン
スアンプ16と同一構成であり、リファレンスセル28
と接続されている。
【0032】センスアンプ82,84夫々は信号PDが
ハイレベル時には共に“0”を出力してナンド回路86
はハイレベルを出力するが、信号PDがローレベルとな
るとスピードリファレンスセル80から、それぞれ
“0”,“1”となる期待値SRQ0,SRQ1を読み
出し、ナンド回路86はローレベルの信号/SPを出力
する。これはセルアレイ26のセンスアンプ16から最
も遠いセルの読み出しデータRDn が確定するのと同じ
タイミングである。この信号/SPがローレベルとなっ
た後、パルスジェネレータ76でラッチパルス/LEを
生成し、このラッチパルス/LEを用いてデータラッチ
78でセンスアンプ56出力をラッチし、出力バッファ
70に供給させ、出力端子72から出力する。
【0033】図5はパルスジェネレータ76の一実施例
の回路図を示す。同図中、端子100には信号/SPが
供給され、インバータ102で反転されてナンド回路1
04に供給される。また、インバータ102出力は縦続
接続されたインバータ106,108,110夫々で反
転されてナンド回路104に供給される。これによって
ナンド回路104は信号/SPの立下りを検出した負極
性パルスであるラッチパルス/LEを生成し、端子11
2から出力する。
【0034】ここで、図6(A)に示すように、時点t
0 で信号PDが立下った後、ワードライン電圧WL及び
リファレンスセル28のゲートに供給されるリファレン
スワードライン電圧RWLは遅延して立上る。この遅延
量はワードラインの負荷、つまりセルがワードラインの
センスアンプから近い位置にあるか遠い位置にあるかで
異なっている。
【0035】上記の近い位置のセルについては、セルの
保持データが“1”,“0”夫々で電圧SAINは図6
(B)の実線Ia,Ibに示すように変化するが、遠い
位置のセルの保持データが“0”のときは電圧SAIN
は破線Icに示すように初めは実線Ibに沿って立上
り、その後立下って実線Iaに近付く。みのため、近い
位置のセルの読み出しデータRDn が“0”,“1”の
とき実線IIa,IIbのように変化するのに対して、遠い
位置のセルの読み出しデータRDn が“1”のときは実
線IIcに示すように初めは実線IIbのように立下り、そ
の後立上って実線IIaに近付く。
【0036】このため、データ不確定期間に図6(C)
に破線VIIaで示すようなラッチパルスが出力されないよ
うに、従来は大きなマージン(遅延時間)を持たせて実
線VIIbに示すラッチパルス/LEを発生させていたが、
本実施例では実線VIIcに示すように必要最小限のマージ
ンを持つラッチパルス/LEを発生でき、セルの能力や
周囲の温度状況や電源電圧の変動に拘らず、最短時間で
逆データ出力を防止した正確なデータ読み出しが可能と
なりtCEの高速化を向上できる。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
不揮発性メモリのセルアレイからセンスアンプにより読
み出したデータを出力バッファを介して出力する半導体
記憶回路において、 前記セルアレイのセンスアンプか
ら最も遠い位置のセルと同様に配線され、予め“0”と
“1”の期待値を設定されたスピードリファレンスセル
と、前記スピードリファレンスセルから“0”と“1”
の期待値が読み出されたとき、前記出力バッファからの
データの出力を許可する信号を生成する出力許可回路と
を有する。
【0038】このようにスピードリファレンスセルから
期待値が読み出されて、セルアレイのセンスアンプから
最も遠いセルから正確なデータが読み出されるタイミン
グで出力バッファからのデータ出力が許可されるため、
セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘らず正確なデータ
の読み出しが可能となり、読み出しの遅延時間を過大に
する必要がなく、読み出し速度の高速化が可能となる。
【0039】また、請求項2に記載の発明は、不揮発性
メモリのセルアレイからセンスアンプにより読み出した
データをアドレス変化時にラッチ回路でラッチして出力
する半導体記憶回路において、前記セルアレイのセンス
アンプから最も遠い位置のセルと同様に配線され、予め
“0”と“1”の期待値を設定されたスピードリファレ
ンスセルと、前記アドレス変化時に前記スピードリファ
レンスセルから読み出される“0”と“1”の期待値か
ら前記ラッチ回路のラッチを指示する信号を生成するラ
ッチ指示回路とを有する。
【0040】このようにスピードリファレンスセル期待
値が読み出されて、セルアレイのセンスアンプから最も
遠いセルから正確なデータが読み出されるタイミングで
センスアンプ出力のラッチが行われ、データ出力が行わ
れるため、セルの能力や周囲温度や電源電圧に拘らず正
確なデータの読み出しが可能となり、読み出しの遅延時
間を過大にする必要がなく、読み出し速度の高速化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明の遅延制御回路の要部回路図である。
【図3】図1の信号波形図である。
【図4】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図5】パルスジェネレータの回路図である。
【図6】図4の信号波形図である。
【図7】従来回路のブロック図である。
【図8】センスアンプの回路図である。
【図9】遅延回路の回路図である。
【図10】出力バッファの回路図である。
【図11】図7の信号波形図である。
【図12】従来回路のブロック図である。
【符号の説明】
12 コントロールバッファ 14 アドレス 16,82,84 センスアンプ 22 ローデコーダ 24 カラムデコーダ 26 セルアレイ 28 リファレンスアンプ 30 出力バッファ 74 ATDバッファ 76 パルスジェネレータ 78 データラッチ 80 スピードリファレンスセル 85 インバータ 86 ナンド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリのセルアレイからセンス
    アンプにより読み出したデータを出力バッファを介して
    出力する半導体記憶回路において、 前記セルアレイのセンスアンプから最も遠い位置のセル
    と同様に配線され、予め“0”と“1”の期待値を設定
    されたスピードリファレンスセルと、 前記スピードリファレンスセルから“0”と“1”の期
    待値が読み出されたとき、前記出力バッファからのデー
    タの出力を許可する信号を生成する出力許可回路とを有
    することを特徴とする半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリのセルアレイからセンス
    アンプにより読み出したデータをアドレス変化時にラッ
    チ回路でラッチして出力する半導体記憶回路において、 前記セルアレイのセンスアンプから最も遠い位置のセル
    と同様に配線され、予め“0”と“1”の期待値を設定
    されたスピードリファレンスセルと、 前記アドレス変化時に前記スピードリファレンスセルか
    ら読み出される“0”と“1”の期待値から前記ラッチ
    回路のラッチを指示する信号を生成するラッチ指示回路
    とを有することを特徴とする半導体記憶回路。
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