JPH116738A - 角速度センサ - Google Patents
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- JPH116738A JPH116738A JP10099331A JP9933198A JPH116738A JP H116738 A JPH116738 A JP H116738A JP 10099331 A JP10099331 A JP 10099331A JP 9933198 A JP9933198 A JP 9933198A JP H116738 A JPH116738 A JP H116738A
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- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電体からなる音叉形状若しくは複数の音叉
を合成した形状の振動子を備えた角速度センサにおい
て、オフセット温度ドリフトを抑制する。 【解決手段】 圧電体にて音叉形状に形成され、外壁面
に駆動電極12a,12b及び検出電極22a,22b
を有する振動子を備えた角速度センサにおいて、駆動電
極12a,12bへの電圧印加により振動子2をY軸方
向に励振させたときの駆動共振波数fdと、検出電極2
2a,22bを介して角速度を検出する際のX軸方向の
共振周波数fsとの比fd/fsが、0.9以上0.9
6以下又は1.04以上1.1以下となり、各アーム部
4,6における駆動電極12a,12bと検出電極22
a,22bとのZ軸方向の電極間距離Gと、振動子2の
X軸方向の厚みtsとの比G/tsが1.4以上となる
ように振動子2を形成する。この結果、検出信号のオフ
セット温度ドリフトを低減できる。尚、音叉を組み合わ
せた櫛形又はH字形の振動子ではfd/fsを上記範囲
内に設定すればよい。
を合成した形状の振動子を備えた角速度センサにおい
て、オフセット温度ドリフトを抑制する。 【解決手段】 圧電体にて音叉形状に形成され、外壁面
に駆動電極12a,12b及び検出電極22a,22b
を有する振動子を備えた角速度センサにおいて、駆動電
極12a,12bへの電圧印加により振動子2をY軸方
向に励振させたときの駆動共振波数fdと、検出電極2
2a,22bを介して角速度を検出する際のX軸方向の
共振周波数fsとの比fd/fsが、0.9以上0.9
6以下又は1.04以上1.1以下となり、各アーム部
4,6における駆動電極12a,12bと検出電極22
a,22bとのZ軸方向の電極間距離Gと、振動子2の
X軸方向の厚みtsとの比G/tsが1.4以上となる
ように振動子2を形成する。この結果、検出信号のオフ
セット温度ドリフトを低減できる。尚、音叉を組み合わ
せた櫛形又はH字形の振動子ではfd/fsを上記範囲
内に設定すればよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車両制
御、ナビゲーション、ビデオカメラの手振れ防止等に用
いられる角速度センサに関し、特に、圧電体からなる音
叉形状の振動子を用いて角速度を検出する角速度センサ
に関する。
御、ナビゲーション、ビデオカメラの手振れ防止等に用
いられる角速度センサに関し、特に、圧電体からなる音
叉形状の振動子を用いて角速度を検出する角速度センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平8−21086
0号公報に開示されているように、一対のアーム部とこ
れを連結する連結部とにより音叉形状に形成された圧電
体からなる振動子を備え、この振動子をアーム部の配列
方向である駆動軸方向に一定振動させつつ、角速度入力
時に振動子が受けるコリオリ力を、駆動軸と直交する検
出軸方向への振動子の振動の変化状態から検出する角速
度センサが知られている。
0号公報に開示されているように、一対のアーム部とこ
れを連結する連結部とにより音叉形状に形成された圧電
体からなる振動子を備え、この振動子をアーム部の配列
方向である駆動軸方向に一定振動させつつ、角速度入力
時に振動子が受けるコリオリ力を、駆動軸と直交する検
出軸方向への振動子の振動の変化状態から検出する角速
度センサが知られている。
【0003】そして、この種の角速度センサにおいて
は、音叉形状に形成した圧電体の外壁面に、駆動(励
振)用或いは振動検出用の電極を形成するだけで振動子
を作製できるため、従来より一般に使用されている、振
動子を金属にて形成してその表面に圧電体を接合するタ
イプの角速度センサに比べて、部品点数が少なく、構
造,延いては製造工程が簡易であるという、利点があ
る。
は、音叉形状に形成した圧電体の外壁面に、駆動(励
振)用或いは振動検出用の電極を形成するだけで振動子
を作製できるため、従来より一般に使用されている、振
動子を金属にて形成してその表面に圧電体を接合するタ
イプの角速度センサに比べて、部品点数が少なく、構
造,延いては製造工程が簡易であるという、利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、振動子
を圧電体で構成した角速度センサは、金属の振動子に圧
電体を接合したタイプのものに比べて上記のような利点
はあるものの、高感度を得るには、振動子を駆動軸方向
に励振する駆動モードでの共振周波数と、角速度を検出
する検知モードでの検出軸方向への共振周波数とを近く
する必要があるため、駆動モードと検知モードでの振動
が影響し合って不要振動が発生し易く、この不要振動に
よって生じる機械的なノイズ源の影響を大きく受けると
いった問題があった。また、振動子を圧電体で構成した
角速度センサでは、圧電体に駆動(励振)用或いは振動
検出用といった各種電極を形成することから、これら各
電極間の相互作用が複雑で、ノイズ発生経路が多く、電
気的なノイズ源の影響が大きいという問題もある。
を圧電体で構成した角速度センサは、金属の振動子に圧
電体を接合したタイプのものに比べて上記のような利点
はあるものの、高感度を得るには、振動子を駆動軸方向
に励振する駆動モードでの共振周波数と、角速度を検出
する検知モードでの検出軸方向への共振周波数とを近く
する必要があるため、駆動モードと検知モードでの振動
が影響し合って不要振動が発生し易く、この不要振動に
よって生じる機械的なノイズ源の影響を大きく受けると
いった問題があった。また、振動子を圧電体で構成した
角速度センサでは、圧電体に駆動(励振)用或いは振動
検出用といった各種電極を形成することから、これら各
電極間の相互作用が複雑で、ノイズ発生経路が多く、電
気的なノイズ源の影響が大きいという問題もある。
【0005】そして、こうした機械的或いは電気的なノ
イズは、角速度検出時に得られる検出信号に重畳され、
しかもこのノイズは、温度によって変化することから、
角速度が零であるときに得られる検出信号のノイズ成分
(以下、オフセットという)も、温度によって変化する
ことになり、上記従来の角速度センサでは、角速度を温
度の影響を受けることなく安定して検出することは難し
いといった問題があった。
イズは、角速度検出時に得られる検出信号に重畳され、
しかもこのノイズは、温度によって変化することから、
角速度が零であるときに得られる検出信号のノイズ成分
(以下、オフセットという)も、温度によって変化する
ことになり、上記従来の角速度センサでは、角速度を温
度の影響を受けることなく安定して検出することは難し
いといった問題があった。
【0006】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、圧電体からなる音叉形状若しくは複数の音叉
を合成した形状の振動子を用いて角速度を検出する角速
度センサにおいて、振動子の構造を規定することによ
り、角速度検出時に生じるオフセットの温度変化(以
下、オフセット温度ドリフトという)を抑制することを
目的とする。
のであり、圧電体からなる音叉形状若しくは複数の音叉
を合成した形状の振動子を用いて角速度を検出する角速
度センサにおいて、振動子の構造を規定することによ
り、角速度検出時に生じるオフセットの温度変化(以
下、オフセット温度ドリフトという)を抑制することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の角速度センサは、互いに
平行に配置された少なくとも一対のアーム部と各アーム
部の一端を連結する連結部とにより形成された圧電体か
らなり、外壁面に、少なくとも、外部から交流電圧を受
けて前記各アーム部を各アーム部の配列方向である駆動
軸方向に励振する駆動電極、及び、各アーム部において
前記駆動軸とは直交する検出軸方向に生じる振動を検出
する一対の検出電極、が形成された振動子を備える。そ
して、この角速度センサにおいては、振動子が、前記駆
動軸方向への共振周波数fdと、前記検出軸方向への共
振周波数fsとの比fd/fsが、0.9以上0.96
以下、又は、1.04以上1.1以下、の範囲内になる
ように形成される。
めになされた請求項1に記載の角速度センサは、互いに
平行に配置された少なくとも一対のアーム部と各アーム
部の一端を連結する連結部とにより形成された圧電体か
らなり、外壁面に、少なくとも、外部から交流電圧を受
けて前記各アーム部を各アーム部の配列方向である駆動
軸方向に励振する駆動電極、及び、各アーム部において
前記駆動軸とは直交する検出軸方向に生じる振動を検出
する一対の検出電極、が形成された振動子を備える。そ
して、この角速度センサにおいては、振動子が、前記駆
動軸方向への共振周波数fdと、前記検出軸方向への共
振周波数fsとの比fd/fsが、0.9以上0.96
以下、又は、1.04以上1.1以下、の範囲内になる
ように形成される。
【0008】一方、請求項4に記載の角速度センサは、
一対のアーム部と各アーム部の一端を連結する連結部と
により音叉形状に形成され、少なくとも外壁面に駆動電
極と検出電極とが形成された圧電体からなる振動子を備
える。そして、この角速度センサにおいては、振動子
が、各アーム部の長手方向に沿った駆動電極と検出電極
との間の電極間距離Gと振動子において凹字状を呈する
表裏面間の厚みtsとの比G/tsが1.4以上となる
ように形成される。
一対のアーム部と各アーム部の一端を連結する連結部と
により音叉形状に形成され、少なくとも外壁面に駆動電
極と検出電極とが形成された圧電体からなる振動子を備
える。そして、この角速度センサにおいては、振動子
が、各アーム部の長手方向に沿った駆動電極と検出電極
との間の電極間距離Gと振動子において凹字状を呈する
表裏面間の厚みtsとの比G/tsが1.4以上となる
ように形成される。
【0009】このように請求項1及び請求項4において
規定される振動子の形状(数値)は、以下の考えに則っ
て実験的に求めたものであり、本発明(請求項1,請求
項4)によれば、オフセット温度ドリフトを充分低減で
きる。即ち、オフセット温度ドリフトとは、既述したよ
うに、角速度が零であるときの検出電極からの出力(オ
フセット)の温度変化のことであるが、本発明者がその
発生要因を調査した結果、オフセット温度ドリフトの発
生要因は、下記〜の通りであることがわかった。
規定される振動子の形状(数値)は、以下の考えに則っ
て実験的に求めたものであり、本発明(請求項1,請求
項4)によれば、オフセット温度ドリフトを充分低減で
きる。即ち、オフセット温度ドリフトとは、既述したよ
うに、角速度が零であるときの検出電極からの出力(オ
フセット)の温度変化のことであるが、本発明者がその
発生要因を調査した結果、オフセット温度ドリフトの発
生要因は、下記〜の通りであることがわかった。
【0010】 駆動共振モードと検知共振モードの相
互作用により発生する検知共振モードと同じ共振周波数
での不要振動の温度変化。 圧電体において駆動電極が形成されたエリアと検出
電極が形成されたエリアとが電気的に容量で結合されて
いるために発生する電気ノイズ。
互作用により発生する検知共振モードと同じ共振周波数
での不要振動の温度変化。 圧電体において駆動電極が形成されたエリアと検出
電極が形成されたエリアとが電気的に容量で結合されて
いるために発生する電気ノイズ。
【0011】 検知共振モード以外の振動子の他の共
振モードによる機械的なバックグランドノイズの温度変
化。 そして、上記,の発生要因については、振動子の駆
動軸方向への共振周波数(以下、駆動共振周波数とい
う)fdと検出軸方向への共振周波数(以下、検知共振
周波数という)fsとを近付け、機械的に感度を増幅す
ることにより低減できる。つまり、角速度に対応した信
号成分に対して、ノイズ成分を相対的に低減させるので
ある。しかし、駆動共振周波数fdと検知共振周波数f
sとを近付け過ぎると、上記の発生要因(不要振動)
が大きくなり、オフセット温度ドリフトが悪化してしま
うことがわかった。この結果、駆動共振周波数fdと検
知共振周波数fsとの関係(比fd/fs)を規定すれ
ば、上記〜の発生要因(つまり機械的な要因と電気
的な要因)を低減して、オフセット温度ドリフトを抑制
できることがわかった。
振モードによる機械的なバックグランドノイズの温度変
化。 そして、上記,の発生要因については、振動子の駆
動軸方向への共振周波数(以下、駆動共振周波数とい
う)fdと検出軸方向への共振周波数(以下、検知共振
周波数という)fsとを近付け、機械的に感度を増幅す
ることにより低減できる。つまり、角速度に対応した信
号成分に対して、ノイズ成分を相対的に低減させるので
ある。しかし、駆動共振周波数fdと検知共振周波数f
sとを近付け過ぎると、上記の発生要因(不要振動)
が大きくなり、オフセット温度ドリフトが悪化してしま
うことがわかった。この結果、駆動共振周波数fdと検
知共振周波数fsとの関係(比fd/fs)を規定すれ
ば、上記〜の発生要因(つまり機械的な要因と電気
的な要因)を低減して、オフセット温度ドリフトを抑制
できることがわかった。
【0012】一方、上記の発生要因については、駆動
電極と検出電極との各アーム部における離隔距離(電極
間距離G)に関係することがわかった。従って、駆動電
極と検出電極との電極間距離Gを規定すれば、上記の
発生要因(電気的な要因)を低減して、オフセット温度
ドリフトを抑制できることがわかった。
電極と検出電極との各アーム部における離隔距離(電極
間距離G)に関係することがわかった。従って、駆動電
極と検出電極との電極間距離Gを規定すれば、上記の
発生要因(電気的な要因)を低減して、オフセット温度
ドリフトを抑制できることがわかった。
【0013】そこで本発明者は、こうした調査結果に鑑
み、駆動共振周波数fdと検知共振周波数fsとの比f
d/fs、及び駆動電極と検出電極との電極間距離G
を、夫々、オフセット温度ドリフトを低減するのに最適
な値に設定すべく、各種実験を行い、請求項1及び請求
項4に記載の発明を完成したのである。
み、駆動共振周波数fdと検知共振周波数fsとの比f
d/fs、及び駆動電極と検出電極との電極間距離G
を、夫々、オフセット温度ドリフトを低減するのに最適
な値に設定すべく、各種実験を行い、請求項1及び請求
項4に記載の発明を完成したのである。
【0014】尚、請求項1,請求項4に記載の発明によ
るオフセット温度ドリフトの低減効果については、後述
の実施例にて各種実験結果を用いて説明する。ここで、
請求項1に記載の角速度センサに設けられる振動子は、
互いに平行に配置された少なくとも一対のアーム部と各
アーム部を連結する連結部とにより構成されるものであ
り、請求項1に記載の発明は、例えば、請求項2に記載
のような音叉形状の振動子であっても、或いは、請求項
3に記載のような櫛形或いはH字形の振動子であっても
適用できる。
るオフセット温度ドリフトの低減効果については、後述
の実施例にて各種実験結果を用いて説明する。ここで、
請求項1に記載の角速度センサに設けられる振動子は、
互いに平行に配置された少なくとも一対のアーム部と各
アーム部を連結する連結部とにより構成されるものであ
り、請求項1に記載の発明は、例えば、請求項2に記載
のような音叉形状の振動子であっても、或いは、請求項
3に記載のような櫛形或いはH字形の振動子であっても
適用できる。
【0015】つまり、音叉を利用して角速度を検出する
場合、その振動子は、請求項2に記載のように一対のア
ーム部と連結部とにより音叉形状に形成するのが一般的
であるが、請求項3に記載のように、一対のアーム部と
連結部とからなる二組の音叉部を、各音叉部の連結部を
共通にして一体化することによって、櫛形又はH字形に
形成した振動子を使用しても角速度を検出することがで
きる。
場合、その振動子は、請求項2に記載のように一対のア
ーム部と連結部とにより音叉形状に形成するのが一般的
であるが、請求項3に記載のように、一対のアーム部と
連結部とからなる二組の音叉部を、各音叉部の連結部を
共通にして一体化することによって、櫛形又はH字形に
形成した振動子を使用しても角速度を検出することがで
きる。
【0016】そして、このような櫛形又はH字形の振動
子を利用して角速度を検出する際には、一方の音叉部を
構成するアーム部に駆動電極を、他方の音叉部を構成す
るアーム部に検出電極を、夫々形成し、一方の音叉部を
構成する各アーム部を各アーム部の長手方向の中心軸に
直交した駆動軸方向に励振させ、他方の音叉部を構成す
る各アーム部に生じた駆動軸とは直交する検出軸方向の
振動を検出するようにすれば、各アーム部の軸方向に沿
った振動子の中心軸周りの角速度を検出することができ
る。
子を利用して角速度を検出する際には、一方の音叉部を
構成するアーム部に駆動電極を、他方の音叉部を構成す
るアーム部に検出電極を、夫々形成し、一方の音叉部を
構成する各アーム部を各アーム部の長手方向の中心軸に
直交した駆動軸方向に励振させ、他方の音叉部を構成す
る各アーム部に生じた駆動軸とは直交する検出軸方向の
振動を検出するようにすれば、各アーム部の軸方向に沿
った振動子の中心軸周りの角速度を検出することができ
る。
【0017】一方、請求項4に記載の角速度センサに設
けられる振動子は、音叉形状の振動子であり、請求項4
に記載の発明は、櫛形或いはH字形といった、複数の音
叉を合成した形状の振動子を備えた角速度センサには適
用できない。これは、請求項4に記載の発明は、一つの
アーム部に駆動電極と検出電極とを設けた場合に、これ
ら各電極の電極間距離Gに起因するオフセット温度ドリ
フトを抑制するための発明であり、複数の音叉を合成し
た形状の振動子では、一つのアーム部に駆動電極と検出
電極とを形成する必要がないからである。
けられる振動子は、音叉形状の振動子であり、請求項4
に記載の発明は、櫛形或いはH字形といった、複数の音
叉を合成した形状の振動子を備えた角速度センサには適
用できない。これは、請求項4に記載の発明は、一つの
アーム部に駆動電極と検出電極とを設けた場合に、これ
ら各電極の電極間距離Gに起因するオフセット温度ドリ
フトを抑制するための発明であり、複数の音叉を合成し
た形状の振動子では、一つのアーム部に駆動電極と検出
電極とを形成する必要がないからである。
【0018】尚、請求項2或いは請求項4に記載の音叉
形状に形成された振動子の具体例としては、例えば、請
求項5に記載のように、外壁面の内、表面に駆動電極
を、各アーム部の表面に分極用電極を、各アーム部側面
の各分極用電極との対応位置に検出電極を、裏面に各電
極に対応した共通電極を、夫々有する振動子を挙げるこ
とができる。
形状に形成された振動子の具体例としては、例えば、請
求項5に記載のように、外壁面の内、表面に駆動電極
を、各アーム部の表面に分極用電極を、各アーム部側面
の各分極用電極との対応位置に検出電極を、裏面に各電
極に対応した共通電極を、夫々有する振動子を挙げるこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は実施例の角速度センサ全体の構成を
表わす斜視図、図2は本実施例の振動子を前後,左右か
ら見た状態を表す説明図である。
に説明する。図1は実施例の角速度センサ全体の構成を
表わす斜視図、図2は本実施例の振動子を前後,左右か
ら見た状態を表す説明図である。
【0020】図1に示す如く、本実施例の角速度センサ
は、左右一対のアーム部4,6と各アーム部4,6の一
端を連結する連結部8とにより音叉形状に形成された振
動子2を備える。振動子2のアーム部4,6及び連結部
8は、夫々4角柱状になっており、振動子2は、これら
各部を圧電体にて一体形成することにより作製される。
尚、振動子2を構成する圧電体には、PZT等のセラミ
ック圧電体や水晶等を用いることができるが、本実施例
の振動子2には、分極方向を任意に設定可能で製造し易
いPZTが使用されている。
は、左右一対のアーム部4,6と各アーム部4,6の一
端を連結する連結部8とにより音叉形状に形成された振
動子2を備える。振動子2のアーム部4,6及び連結部
8は、夫々4角柱状になっており、振動子2は、これら
各部を圧電体にて一体形成することにより作製される。
尚、振動子2を構成する圧電体には、PZT等のセラミ
ック圧電体や水晶等を用いることができるが、本実施例
の振動子2には、分極方向を任意に設定可能で製造し易
いPZTが使用されている。
【0021】次に、図2(a)に示す如く、振動子2に
おいて凹字状を呈する一方の面(表面;以下、X1面と
いう)には、連結部8から各アーム部4,6にかけて一
対の駆動電極12a,12bが形成され、これら各駆動
電極12a,12bから各アーム部4,6の先端に至る
部分には、モニタ電極14a,14b及び仮GND電極
16a,16bと、分極用電極18a,18bとが順に
形成され、更に各アーム部4,6の先端には、検出信号
取出用のパット電極20a,20bが形成されている。
おいて凹字状を呈する一方の面(表面;以下、X1面と
いう)には、連結部8から各アーム部4,6にかけて一
対の駆動電極12a,12bが形成され、これら各駆動
電極12a,12bから各アーム部4,6の先端に至る
部分には、モニタ電極14a,14b及び仮GND電極
16a,16bと、分極用電極18a,18bとが順に
形成され、更に各アーム部4,6の先端には、検出信号
取出用のパット電極20a,20bが形成されている。
【0022】そして、駆動電極12a及び12bは、連
結部8を通って、各アーム部4,6が互いに対向する対
向面側と、各アーム部4,6の左右の外側面(Y1,Y
2面)側とに夫々形成され、モニタ電極14a及び14
bは、各アーム部4,6の対向面側に夫々形成され、仮
GND電極16a及び16bは、各アーム部4,6のY
1,Y2面側に夫々形成され、分極用電極18a,18
bは、各アーム部4,6のY1,Y2面側から対向面側
に至る幅方向全体に夫々形成され、パット電極20a及
び20bは、各アーム部4,6のY1,Y2面側に夫々
形成されている。尚、各分極用電極18a,18bは、
短絡用電極26a,26bを介して、仮GND電極16
a,16bに夫々接続(短絡)されている。
結部8を通って、各アーム部4,6が互いに対向する対
向面側と、各アーム部4,6の左右の外側面(Y1,Y
2面)側とに夫々形成され、モニタ電極14a及び14
bは、各アーム部4,6の対向面側に夫々形成され、仮
GND電極16a及び16bは、各アーム部4,6のY
1,Y2面側に夫々形成され、分極用電極18a,18
bは、各アーム部4,6のY1,Y2面側から対向面側
に至る幅方向全体に夫々形成され、パット電極20a及
び20bは、各アーム部4,6のY1,Y2面側に夫々
形成されている。尚、各分極用電極18a,18bは、
短絡用電極26a,26bを介して、仮GND電極16
a,16bに夫々接続(短絡)されている。
【0023】一方、各アーム部4,6のY1,Y2面に
は、図2(b)及び(c)に夫々示す如く、分極用電極
18a,18bと対応し、且つ、各アーム部4の長手方
向に沿った中心よりX2面に偏った位置に、検出電極2
2a,22bが形成されている。また、振動子2におい
て凹字状を呈する他方の面(裏面;以下、X2面とい
う)には、図2(d)に示す如く、駆動電極12a,1
2b、モニタ電極14a,14b及び検出電極18a,
18bの共通電極となる仮GND電極24が形成されて
いる。
は、図2(b)及び(c)に夫々示す如く、分極用電極
18a,18bと対応し、且つ、各アーム部4の長手方
向に沿った中心よりX2面に偏った位置に、検出電極2
2a,22bが形成されている。また、振動子2におい
て凹字状を呈する他方の面(裏面;以下、X2面とい
う)には、図2(d)に示す如く、駆動電極12a,1
2b、モニタ電極14a,14b及び検出電極18a,
18bの共通電極となる仮GND電極24が形成されて
いる。
【0024】そして、X2面に形成された仮GND電極
24とX1面に形成された仮GND電極16a,16b
とは、夫々、各アーム部4,6のY1,Y2面に形成さ
れた短絡用電極28a,28bを介して、互いに接続
(短絡)され、また、X1面に形成されたパット電極2
0a,20bとY1,Y2面に形成された検出電極22
a,22bとは、夫々、Y1,Y2面に形成された検出
信号引き出し用の電極(引出電極)30a,30bを介
して、互いに接続(短絡)されている。
24とX1面に形成された仮GND電極16a,16b
とは、夫々、各アーム部4,6のY1,Y2面に形成さ
れた短絡用電極28a,28bを介して、互いに接続
(短絡)され、また、X1面に形成されたパット電極2
0a,20bとY1,Y2面に形成された検出電極22
a,22bとは、夫々、Y1,Y2面に形成された検出
信号引き出し用の電極(引出電極)30a,30bを介
して、互いに接続(短絡)されている。
【0025】尚、本実施例の振動子2は、音叉形状に形
成した圧電体のX1,X2面に上記各電極を形成して、
各電極間に電圧を印加することにより、圧電体をX1面
からX2面に至る方向(図1に矢印で示す方向)に分極
処理し、その後、Y1,Y2面に上記各電極を形成す
る、といった手順で作製される。
成した圧電体のX1,X2面に上記各電極を形成して、
各電極間に電圧を印加することにより、圧電体をX1面
からX2面に至る方向(図1に矢印で示す方向)に分極
処理し、その後、Y1,Y2面に上記各電極を形成す
る、といった手順で作製される。
【0026】次にこのように作製された振動子2は、連
結部8側端面を、断面がエの字状に形成されたサポータ
32の台座部32bに接着剤(例えばエポキシ系の接着
剤)で接合し、更にサポータ32の本体側を、スペーサ
34を介して、溶接又は接着等で板状のベース36の表
面に固定することにより、ベース36に対して、X2面
がベース22の表面と対向するように固定される。
結部8側端面を、断面がエの字状に形成されたサポータ
32の台座部32bに接着剤(例えばエポキシ系の接着
剤)で接合し、更にサポータ32の本体側を、スペーサ
34を介して、溶接又は接着等で板状のベース36の表
面に固定することにより、ベース36に対して、X2面
がベース22の表面と対向するように固定される。
【0027】サポータ32は、スペーサ34を介してベ
ース36に固定される本体側に対し、振動吸収用の首部
32aを介して、振動子2を接合するための台座部32
bを形成したものであり、例えば、42Nのような金属
により、断面エの字状に一体形成されている。また、ベ
ース36は、振動子2を角速度センサの筐体或は角速度
の検出対象となる車体等に直接又は防振ゴムを介して固
定するためのものである。そして、ベース36には、振
動子2に形成された駆動電極12a,12b、モニタ電
極14a,14b、仮GND電極16a,16b、及び
パット電極20a,20bに対応した8個のターミナル
T1〜T8が立設されている。各ターミナルT1〜T8
は、上記各電極と図示しない検出回路との中継を行うた
めのものであり、各電極とターミナルT1〜T8とは、
夫々、ワイヤW1〜W8を介して、ワイヤボンディング
により接続されている。尚、ベース36と各ターミナル
T1〜T8とは電気的に絶縁されている。
ース36に固定される本体側に対し、振動吸収用の首部
32aを介して、振動子2を接合するための台座部32
bを形成したものであり、例えば、42Nのような金属
により、断面エの字状に一体形成されている。また、ベ
ース36は、振動子2を角速度センサの筐体或は角速度
の検出対象となる車体等に直接又は防振ゴムを介して固
定するためのものである。そして、ベース36には、振
動子2に形成された駆動電極12a,12b、モニタ電
極14a,14b、仮GND電極16a,16b、及び
パット電極20a,20bに対応した8個のターミナル
T1〜T8が立設されている。各ターミナルT1〜T8
は、上記各電極と図示しない検出回路との中継を行うた
めのものであり、各電極とターミナルT1〜T8とは、
夫々、ワイヤW1〜W8を介して、ワイヤボンディング
により接続されている。尚、ベース36と各ターミナル
T1〜T8とは電気的に絶縁されている。
【0028】このように構成された本実施例の角速度セ
ンサを用いて、角速度を検出する際には、仮GND電極
16a,16bに接続されたターミナルT5,T6を介
して、仮GND電極16a,16b、分極用電極18
a,18b、及び仮GND電極24を基準電位に接地
し、駆動電極12a,12bに接続されたターミナルT
1,T2を介して、各駆動電極12a,12bに、位相
差180度の交流の駆動信号を夫々入力する。尚、この
駆動信号は、基準電位を中心に正負に変化する交流信号
であり、その周波数は、左右アーム部4,6の配列方向
である駆動軸(図1に示すY軸)方向への振動子2の共
振周波数(駆動共振周波数)である。
ンサを用いて、角速度を検出する際には、仮GND電極
16a,16bに接続されたターミナルT5,T6を介
して、仮GND電極16a,16b、分極用電極18
a,18b、及び仮GND電極24を基準電位に接地
し、駆動電極12a,12bに接続されたターミナルT
1,T2を介して、各駆動電極12a,12bに、位相
差180度の交流の駆動信号を夫々入力する。尚、この
駆動信号は、基準電位を中心に正負に変化する交流信号
であり、その周波数は、左右アーム部4,6の配列方向
である駆動軸(図1に示すY軸)方向への振動子2の共
振周波数(駆動共振周波数)である。
【0029】この結果、X1面上の駆動電極12a,1
2bとX2面上の仮GND電極24との間に、夫々、位
相が反転した交流電圧が印加されることになり、各アー
ム部4,6は、Y軸方向に共振する。また、この駆動時
には、ターミナルT3,T4を介してモニタ電極14
a,14bからの出力(具体的には、モニタ電極14
a,14bと仮GND電極24との間に流れる電流)を
モニタし、各アーム部4,6のY軸方向への振幅が温度
が変わっても一定となるように、駆動信号を制御する
(自励制御発振)。
2bとX2面上の仮GND電極24との間に、夫々、位
相が反転した交流電圧が印加されることになり、各アー
ム部4,6は、Y軸方向に共振する。また、この駆動時
には、ターミナルT3,T4を介してモニタ電極14
a,14bからの出力(具体的には、モニタ電極14
a,14bと仮GND電極24との間に流れる電流)を
モニタし、各アーム部4,6のY軸方向への振幅が温度
が変わっても一定となるように、駆動信号を制御する
(自励制御発振)。
【0030】次に、このように振動子2を自励制御発振
させている際に、各アーム部4,6の中心位置にて各ア
ーム部4,6に平行なZ軸を中心とするZ軸回りの角速
度Ωが入力されると、各アーム部4,6は、コリオリ力
により、X1,X2面を貫くX軸方向(検出軸方向)に
振動する。そして、このX軸方向の振動成分は、検出電
極22a,22bと、仮GND電極24との間に流れる
電流に比例することから、これら各電極間の電流を、夫
々、検出電極22a,22bに引出電極30a,30b
及びパット電極20a,20bを介して接続されたター
ミナルT7,T8を介して取り込み、電流−電圧変換回
路にて電圧信号に変換し、更に、各電圧信号を差動増幅
器を介して差動増幅することにより、Z軸周りの角速度
Ωを表す検出信号を生成する。
させている際に、各アーム部4,6の中心位置にて各ア
ーム部4,6に平行なZ軸を中心とするZ軸回りの角速
度Ωが入力されると、各アーム部4,6は、コリオリ力
により、X1,X2面を貫くX軸方向(検出軸方向)に
振動する。そして、このX軸方向の振動成分は、検出電
極22a,22bと、仮GND電極24との間に流れる
電流に比例することから、これら各電極間の電流を、夫
々、検出電極22a,22bに引出電極30a,30b
及びパット電極20a,20bを介して接続されたター
ミナルT7,T8を介して取り込み、電流−電圧変換回
路にて電圧信号に変換し、更に、各電圧信号を差動増幅
器を介して差動増幅することにより、Z軸周りの角速度
Ωを表す検出信号を生成する。
【0031】ところで、このように生成された検出信号
には、前述した機械的及び電気的要因によりオフセット
成分が含まれ、しかもこのオフセット成分は温度により
変化する。そこで、こうしたオフセットの温度変化(オ
フセット温度ドリフト)を抑制すべく、振動子2の駆動
共振周波数fdと検知共振周波数fsとの関係、及び、
駆動電極12a,12bと検出電極22a,22bとの
電極間距離の最適な領域について調査した。
には、前述した機械的及び電気的要因によりオフセット
成分が含まれ、しかもこのオフセット成分は温度により
変化する。そこで、こうしたオフセットの温度変化(オ
フセット温度ドリフト)を抑制すべく、振動子2の駆動
共振周波数fdと検知共振周波数fsとの関係、及び、
駆動電極12a,12bと検出電極22a,22bとの
電極間距離の最適な領域について調査した。
【0032】以下、この調査のために行った実験結果に
ついて説明する。まず、駆動共振周波数fdと検知共振
周波数fsとの関係を規定するために行った実験につい
て説明する。尚、この実験を行うに当たっては、図3
(a)に示す如く、振動子2を支持するサポータ32に
おける台座部32b及び首部32aのZ軸方向の長さ
(高さ)を、夫々、1mmに設定すると共に、連結部8
から突出した各アーム部4,6の長手方向(Z軸方向)
の長さをL,各アーム部4,6のY軸方向の幅をtD ,
各アーム部4,6間のY軸方向の隙間(ギャップ)を
w,連結部8のZ軸方向の高さをd,サポータ32の首
部32aのY軸方向の幅をvとして、これら各値L,t
D ,w,d,vを、図3(b)に示す水準表に従い1〜
3の各水準に夫々設定し、更に、振動子2のX1面−X
2面間の厚み(換言すればY軸方向の厚み)tsを調整
することにより、駆動共振周波数fdと検知共振周波数
fsとの比fd/fsを0.8〜0.99の範囲内で段
階的に設定した、サポータ32付きの振動子2を多数作
製した。但し、これら各振動子2において、各アーム部
4,6における駆動電極12a,12bと検出電極22
a,22bとのZ軸方向の電極間距離Gと、振動子2の
厚みtsとの比G/tsは、1.4以上1.8以下の範
囲内である。
ついて説明する。まず、駆動共振周波数fdと検知共振
周波数fsとの関係を規定するために行った実験につい
て説明する。尚、この実験を行うに当たっては、図3
(a)に示す如く、振動子2を支持するサポータ32に
おける台座部32b及び首部32aのZ軸方向の長さ
(高さ)を、夫々、1mmに設定すると共に、連結部8
から突出した各アーム部4,6の長手方向(Z軸方向)
の長さをL,各アーム部4,6のY軸方向の幅をtD ,
各アーム部4,6間のY軸方向の隙間(ギャップ)を
w,連結部8のZ軸方向の高さをd,サポータ32の首
部32aのY軸方向の幅をvとして、これら各値L,t
D ,w,d,vを、図3(b)に示す水準表に従い1〜
3の各水準に夫々設定し、更に、振動子2のX1面−X
2面間の厚み(換言すればY軸方向の厚み)tsを調整
することにより、駆動共振周波数fdと検知共振周波数
fsとの比fd/fsを0.8〜0.99の範囲内で段
階的に設定した、サポータ32付きの振動子2を多数作
製した。但し、これら各振動子2において、各アーム部
4,6における駆動電極12a,12bと検出電極22
a,22bとのZ軸方向の電極間距離Gと、振動子2の
厚みtsとの比G/tsは、1.4以上1.8以下の範
囲内である。
【0033】まず図4は、各アーム部4,6の幅tD を
2.0mm,各アーム部4,6間のギャップwを0.6
mm,連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の
首部32aの幅vを1.0mmとし、各アーム部4,6
の長さLを、10mm,17mm,27mmとし、更
に、振動子2の厚みtsを調整することにより共振周波
数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動子を用
いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温度ドリ
フトとの関係を測定した実験1の結果を表す。そして、
この実験1の結果から、オフセット温度ドリフトは、ア
ーム部4,6の長さLを問わず同様な傾向となり、共振
周波数の比fd/fsが0.98以上、0.88以下で
は大きくなるので、共振周波数の比fd/fsの最適範
囲としては、0.9以上0.96以下に設定すればよい
ことがわかった。
2.0mm,各アーム部4,6間のギャップwを0.6
mm,連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の
首部32aの幅vを1.0mmとし、各アーム部4,6
の長さLを、10mm,17mm,27mmとし、更
に、振動子2の厚みtsを調整することにより共振周波
数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動子を用
いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温度ドリ
フトとの関係を測定した実験1の結果を表す。そして、
この実験1の結果から、オフセット温度ドリフトは、ア
ーム部4,6の長さLを問わず同様な傾向となり、共振
周波数の比fd/fsが0.98以上、0.88以下で
は大きくなるので、共振周波数の比fd/fsの最適範
囲としては、0.9以上0.96以下に設定すればよい
ことがわかった。
【0034】尚、図4に示す各アーム部4,6の長さL
及び共振周波数の比fd/fsに対するオフセット温度
ドリフトの測定値は、夫々、振動子10個分の測定値の
平均を表し、以下に説明する図5〜図9における各測定
値についても同様である。次に、図5は、各アーム部
4,6の長さLを17mm,各アーム部4,6間のギャ
ップwを0.6mm,連結部8の高さdを3.0mm,
サポータ32の首部32aの幅vを1.0mmとし、各
アーム部4,6の幅tD を、1.5mm,2.0mm,
2.5mmとし、更に、振動子2の厚みtsを調整する
ことにより共振周波数の比fd/fsを段階的に設定し
た多数の振動子を用いて、共振周波数の比fd/fsと
オフセット温度ドリフトとの関係を測定した実験2の結
果を表す。そして、この実験2の結果から、オフセット
温度ドリフトは、アーム部4,6の幅tD を問わず同様
な傾向となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以
上、0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比
fd/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以
下に設定すればよいことがわかった。
及び共振周波数の比fd/fsに対するオフセット温度
ドリフトの測定値は、夫々、振動子10個分の測定値の
平均を表し、以下に説明する図5〜図9における各測定
値についても同様である。次に、図5は、各アーム部
4,6の長さLを17mm,各アーム部4,6間のギャ
ップwを0.6mm,連結部8の高さdを3.0mm,
サポータ32の首部32aの幅vを1.0mmとし、各
アーム部4,6の幅tD を、1.5mm,2.0mm,
2.5mmとし、更に、振動子2の厚みtsを調整する
ことにより共振周波数の比fd/fsを段階的に設定し
た多数の振動子を用いて、共振周波数の比fd/fsと
オフセット温度ドリフトとの関係を測定した実験2の結
果を表す。そして、この実験2の結果から、オフセット
温度ドリフトは、アーム部4,6の幅tD を問わず同様
な傾向となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以
上、0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比
fd/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以
下に設定すればよいことがわかった。
【0035】また、図6は、各アーム部4,6の長さL
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の首部3
2aの幅vを1.0mmとし、各アーム部4,6間のギ
ャップwを、0.2mm,0.6mm,1.0mmと
し、更に、振動子2の厚みtsを調整することにより共
振周波数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動
子を用いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温
度ドリフトとの関係を測定した実験3の結果を表す。そ
して、この実験3の結果から、オフセット温度ドリフト
は、アーム部4,6間のギャップwを問わず同様な傾向
となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以上、
0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比fd
/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以下に
設定すればよいことがわかった。
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の首部3
2aの幅vを1.0mmとし、各アーム部4,6間のギ
ャップwを、0.2mm,0.6mm,1.0mmと
し、更に、振動子2の厚みtsを調整することにより共
振周波数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動
子を用いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温
度ドリフトとの関係を測定した実験3の結果を表す。そ
して、この実験3の結果から、オフセット温度ドリフト
は、アーム部4,6間のギャップwを問わず同様な傾向
となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以上、
0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比fd
/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以下に
設定すればよいことがわかった。
【0036】一方、図7は、各アーム部4,6の長さL
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
各アーム部4,6間のギャップwを0.6mm、サポー
タ32の首部32aの幅vを1.0mmとし、連結部8
の高さdを、2.0mm,3.0mmとし、更に、振動
子2の厚みtsを調整することにより共振周波数の比f
d/fsを段階的に設定した多数の振動子を用いて、共
振周波数の比fd/fsとオフセット温度ドリフトとの
関係を測定した実験4の結果を表す。そして、この実験
4の結果から、オフセット温度ドリフトは、連結部8の
高さdを問わず同様な傾向となり、共振周波数の比fd
/fsが0.98以上、0.88以下では大きくなるの
で、共振周波数の比fd/fsの最適範囲としては、
0.9以上0.96以下に設定すればよいことがわかっ
た。
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
各アーム部4,6間のギャップwを0.6mm、サポー
タ32の首部32aの幅vを1.0mmとし、連結部8
の高さdを、2.0mm,3.0mmとし、更に、振動
子2の厚みtsを調整することにより共振周波数の比f
d/fsを段階的に設定した多数の振動子を用いて、共
振周波数の比fd/fsとオフセット温度ドリフトとの
関係を測定した実験4の結果を表す。そして、この実験
4の結果から、オフセット温度ドリフトは、連結部8の
高さdを問わず同様な傾向となり、共振周波数の比fd
/fsが0.98以上、0.88以下では大きくなるの
で、共振周波数の比fd/fsの最適範囲としては、
0.9以上0.96以下に設定すればよいことがわかっ
た。
【0037】また、図8は、各アーム部4,6の長さL
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
各アーム部4,6間のギャップwを0.6mm、連結部
8の高さdを3.0mmとし、サポータ32の首部32
aの幅vを、0.5mm,1.0mm,1.5mmと
し、更に、振動子2の厚みtsを調整することにより共
振周波数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動
子を用いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温
度ドリフトとの関係を測定した実験5の結果を表す。そ
して、この実験5の結果から、オフセット温度ドリフト
は、サポータ32の首部32aの幅vを問わず同様な傾
向となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以上、
0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比fd
/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以下に
設定すればよいことがわかった。
を17mm,各アーム部4,6の幅tD を2.0mm、
各アーム部4,6間のギャップwを0.6mm、連結部
8の高さdを3.0mmとし、サポータ32の首部32
aの幅vを、0.5mm,1.0mm,1.5mmと
し、更に、振動子2の厚みtsを調整することにより共
振周波数の比fd/fsを段階的に設定した多数の振動
子を用いて、共振周波数の比fd/fsとオフセット温
度ドリフトとの関係を測定した実験5の結果を表す。そ
して、この実験5の結果から、オフセット温度ドリフト
は、サポータ32の首部32aの幅vを問わず同様な傾
向となり、共振周波数の比fd/fsが0.98以上、
0.88以下では大きくなるので、共振周波数の比fd
/fsの最適範囲としては、0.9以上0.96以下に
設定すればよいことがわかった。
【0038】尚、以上の実験は、駆動共振周波数fdを
検知共振周波数fsよりも低い周波数に設定するものと
して行ったが、駆動共振周波数fdを検知共振周波数f
sよりも高い周波数に設定することもあり得るので、本
願発明者は、共振周波数の比fd/fsが1より大きく
なる領域でも上記各実験と同様の実験を行った。この結
果、上記説明した共振周波数の比fd/fsは、駆動共
振周波数fdと検知共振周波数fsとの相対関係を表す
ものであり、上記最適範囲の値は、比がfs/fdと逆
転しても同様の特性が得られることがわかった。つま
り、共振周波数の比fd/fsの最適範囲としては、
1.04以上1.1以下の範囲内に設定してもよいこと
がわかった。
検知共振周波数fsよりも低い周波数に設定するものと
して行ったが、駆動共振周波数fdを検知共振周波数f
sよりも高い周波数に設定することもあり得るので、本
願発明者は、共振周波数の比fd/fsが1より大きく
なる領域でも上記各実験と同様の実験を行った。この結
果、上記説明した共振周波数の比fd/fsは、駆動共
振周波数fdと検知共振周波数fsとの相対関係を表す
ものであり、上記最適範囲の値は、比がfs/fdと逆
転しても同様の特性が得られることがわかった。つま
り、共振周波数の比fd/fsの最適範囲としては、
1.04以上1.1以下の範囲内に設定してもよいこと
がわかった。
【0039】従って、オフセット温度ドリフトを低減す
るのに最適な駆動共振周波数fdと検知共振周波数fs
との比fd/fsは、0.9以上0.96以下、若しく
は、1.04以上1.1以下の範囲内であり、共振周波
数の比fd/fsがこの範囲内になるように振動子2の
各部の寸法を設定すれば、オフセット温度ドリフトの機
械的及び電気的要因を共に低減して、オフセット温度ド
リフトの少ない角速度センサを実現できることがわか
る。
るのに最適な駆動共振周波数fdと検知共振周波数fs
との比fd/fsは、0.9以上0.96以下、若しく
は、1.04以上1.1以下の範囲内であり、共振周波
数の比fd/fsがこの範囲内になるように振動子2の
各部の寸法を設定すれば、オフセット温度ドリフトの機
械的及び電気的要因を共に低減して、オフセット温度ド
リフトの少ない角速度センサを実現できることがわか
る。
【0040】次に、各アーム部4,6における駆動電極
12a,12bと検出電極22a,22bとのZ軸方向
の電極間距離Gを規定するために行った実験6について
説明する。この実験6では、図9に示す如く、各アーム
部4,6の長さLを17mm,各アーム部4,6の幅t
D を2.0,各アーム部4,6間のギャップwを0.6
mm,連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の
首部32aの幅vを1.0mmとし、振動子2の厚みt
sを調整することにより、振動子2の駆動共振周波数f
dと検知共振周波数fsとの比fd/fsを、夫々、
0.88、0.92に設定し、更に、電極間距離Gを適
宜変更した多数の角速度センサを用いて、電極間距離G
と振動子2の厚みtsとの比G/tsと、オフセット温
度ドリフトとの関係を測定した。
12a,12bと検出電極22a,22bとのZ軸方向
の電極間距離Gを規定するために行った実験6について
説明する。この実験6では、図9に示す如く、各アーム
部4,6の長さLを17mm,各アーム部4,6の幅t
D を2.0,各アーム部4,6間のギャップwを0.6
mm,連結部8の高さdを3.0mm,サポータ32の
首部32aの幅vを1.0mmとし、振動子2の厚みt
sを調整することにより、振動子2の駆動共振周波数f
dと検知共振周波数fsとの比fd/fsを、夫々、
0.88、0.92に設定し、更に、電極間距離Gを適
宜変更した多数の角速度センサを用いて、電極間距離G
と振動子2の厚みtsとの比G/tsと、オフセット温
度ドリフトとの関係を測定した。
【0041】そして、この実験6の結果から、オフセッ
ト温度ドリフトは、共振周波数の比fd/fsによら
ず、電極間距離Gと振動子2の厚みtsとの比G/ts
が大きくなる程低減でき、この比G/tsを1.4以上
にすれば、オフセット温度ドリフトが略フラットにな
り、オフセット温度ドリフトが小さく安定することがわ
かった。従って、オフセット温度ドリフトを低減するの
に最適な電極間距離Gとしては、振動子2の厚みtsに
対する比G/tsが1.4以上となるように設定すれば
よく、これにより、オフセット温度ドリフトの電気的要
因を低減して、オフセット温度ドリフトの少ない角速度
センサを実現できることがわかる。
ト温度ドリフトは、共振周波数の比fd/fsによら
ず、電極間距離Gと振動子2の厚みtsとの比G/ts
が大きくなる程低減でき、この比G/tsを1.4以上
にすれば、オフセット温度ドリフトが略フラットにな
り、オフセット温度ドリフトが小さく安定することがわ
かった。従って、オフセット温度ドリフトを低減するの
に最適な電極間距離Gとしては、振動子2の厚みtsに
対する比G/tsが1.4以上となるように設定すれば
よく、これにより、オフセット温度ドリフトの電気的要
因を低減して、オフセット温度ドリフトの少ない角速度
センサを実現できることがわかる。
【0042】以上、本発明の実施例として、図1,図2
に示した角速度センサを用いて、オフセット温度ドリフ
トを抑制するのに最適な駆動共振周波数fdと検知共振
周波数fsとの比fd/fs、及び電極間距離Gと振動
子2の厚みtsとの比G/tsを測定した実験結果につ
いて説明したが、本発明は、図1,図2に示した構成の
角速度センサに限定されるものではなく、圧電体からな
る音叉形状に形成され、その外壁面に駆動電極と検出電
極とが形成された振動子を用いた角速度センサであれ
ば、適用できる。
に示した角速度センサを用いて、オフセット温度ドリフ
トを抑制するのに最適な駆動共振周波数fdと検知共振
周波数fsとの比fd/fs、及び電極間距離Gと振動
子2の厚みtsとの比G/tsを測定した実験結果につ
いて説明したが、本発明は、図1,図2に示した構成の
角速度センサに限定されるものではなく、圧電体からな
る音叉形状に形成され、その外壁面に駆動電極と検出電
極とが形成された振動子を用いた角速度センサであれ
ば、適用できる。
【0043】例えば、上記実施例では、振動子2を駆動
軸(Y軸)方向に励振するための駆動電極12a,12
bを、振動子2の連結部8から左右の連結部4,6にか
けて連続的に形成した角速度センサについて説明した
が、図10に示す如く、駆動電極12a,12bが、連
結部8にて切断され、左右のアーム部4,6にのみ形成
された振動子を用いた角速度センサであっても、本発明
を適用することにより、オフセット温度ドリフトを低減
できる。また、上記実施例では、検出電極22a,22
bが左右アーム部4,6の外側側面(Y1,Y2面)に
形成された振動子2を備えた角速度センサについて説明
したが、例えば、検出電極22a,22bを各アーム部
4,6のX1面に形成し、各検出電極22a,22bに
対応する仮GND電極を各アーム部4,6のY1,Y2
面に形成することにより、検出信号を振動子2の表面
(X1面)に設けた検出電極から直接取り出すことがで
きるようにした角速度センサであっても、本発明を適用
することにより、オフセット温度ドリフトを低減でき
る。
軸(Y軸)方向に励振するための駆動電極12a,12
bを、振動子2の連結部8から左右の連結部4,6にか
けて連続的に形成した角速度センサについて説明した
が、図10に示す如く、駆動電極12a,12bが、連
結部8にて切断され、左右のアーム部4,6にのみ形成
された振動子を用いた角速度センサであっても、本発明
を適用することにより、オフセット温度ドリフトを低減
できる。また、上記実施例では、検出電極22a,22
bが左右アーム部4,6の外側側面(Y1,Y2面)に
形成された振動子2を備えた角速度センサについて説明
したが、例えば、検出電極22a,22bを各アーム部
4,6のX1面に形成し、各検出電極22a,22bに
対応する仮GND電極を各アーム部4,6のY1,Y2
面に形成することにより、検出信号を振動子2の表面
(X1面)に設けた検出電極から直接取り出すことがで
きるようにした角速度センサであっても、本発明を適用
することにより、オフセット温度ドリフトを低減でき
る。
【0044】また、請求項1に記載の発明は、上記実施
例のような音叉形状の振動子2を備えた角速度センサ以
外にも、請求項3に記載のような振動子を備えた角速度
センサ、具体的には、図11及び図12に示すように、
音叉を構成する2本のアーム部を二組備え、これら各ア
ーム部103,104,105,106を平行に配置し
て、その一端を共通の連結部102にて連結することに
より、櫛形に形成した振動子100を備えた角速度セン
サ、或いは、図13に示すように、音叉を構成する2本
のアーム部を二組備え、これら各組のアーム部203,
204及び205,206を、夫々、連結部202の両
側に配置して連結することにより、H字形に形成した振
動子200を備えた角速度センサ、であっても適用でき
る。
例のような音叉形状の振動子2を備えた角速度センサ以
外にも、請求項3に記載のような振動子を備えた角速度
センサ、具体的には、図11及び図12に示すように、
音叉を構成する2本のアーム部を二組備え、これら各ア
ーム部103,104,105,106を平行に配置し
て、その一端を共通の連結部102にて連結することに
より、櫛形に形成した振動子100を備えた角速度セン
サ、或いは、図13に示すように、音叉を構成する2本
のアーム部を二組備え、これら各組のアーム部203,
204及び205,206を、夫々、連結部202の両
側に配置して連結することにより、H字形に形成した振
動子200を備えた角速度センサ、であっても適用でき
る。
【0045】以下、図11〜図13に示した振動子10
0,200を有する角速度センサについて説明する。図
11及び図12に示した角速度センサの振動子100
は、アーム部103,104及び105,106の間隔
が異なる二組の音叉を組み合わせた所謂4脚音叉であ
り、アーム部105,106の間隔が広い一方の音叉の
間に、アーム部103,104の間隔が狭い音叉を配置
して、各音叉の連結部を連結した形状(櫛形形状)をし
ている。そして、この振動子100の連結部102に
は、図1に示した振動子2と同様、断面がエの字状に形
成されることにより中央にトーションビーム108を有
するサポータ107が接着材等を用いて接合され、更
に、サポータ107は、各アーム部103〜106を、
ベース111から一定距離だけ離れた位置に平行に配置
にするために、スペーサ110を介して、ベース111
上に溶接等で固定されている。
0,200を有する角速度センサについて説明する。図
11及び図12に示した角速度センサの振動子100
は、アーム部103,104及び105,106の間隔
が異なる二組の音叉を組み合わせた所謂4脚音叉であ
り、アーム部105,106の間隔が広い一方の音叉の
間に、アーム部103,104の間隔が狭い音叉を配置
して、各音叉の連結部を連結した形状(櫛形形状)をし
ている。そして、この振動子100の連結部102に
は、図1に示した振動子2と同様、断面がエの字状に形
成されることにより中央にトーションビーム108を有
するサポータ107が接着材等を用いて接合され、更
に、サポータ107は、各アーム部103〜106を、
ベース111から一定距離だけ離れた位置に平行に配置
にするために、スペーサ110を介して、ベース111
上に溶接等で固定されている。
【0046】尚、図11は、櫛形の振動子100を備え
た角速度センサ全体の構成を表わす斜視図であり、図2
はその振動子100を前後(X1面,X2面)・左右
(Y1面,Y2面)から見た状態を表す説明図である。
振動子100は、例えば、PZTをダイシング等で機械
加工することにより櫛形に形成されている。そして、こ
の振動子100を構成する4本のアーム部103〜10
6の内、中央の音叉部を構成する一対のアーム部10
3,104には、振動子100を各アーム部103〜1
06の配列方向(Y軸方向)に振動させるための電極が
形成され、外側の音叉部を構成する一対のアーム部10
5,106には、振動子100に加わった各アーム部1
03〜106の中心軸に平行なZ軸周りの角速度Ωを検
出するための電極が形成されている。
た角速度センサ全体の構成を表わす斜視図であり、図2
はその振動子100を前後(X1面,X2面)・左右
(Y1面,Y2面)から見た状態を表す説明図である。
振動子100は、例えば、PZTをダイシング等で機械
加工することにより櫛形に形成されている。そして、こ
の振動子100を構成する4本のアーム部103〜10
6の内、中央の音叉部を構成する一対のアーム部10
3,104には、振動子100を各アーム部103〜1
06の配列方向(Y軸方向)に振動させるための電極が
形成され、外側の音叉部を構成する一対のアーム部10
5,106には、振動子100に加わった各アーム部1
03〜106の中心軸に平行なZ軸周りの角速度Ωを検
出するための電極が形成されている。
【0047】即ち、図12に示すように、アーム部10
3,104には、そのX1面(ベース111とは反対側
の表面)に、駆動電極112とモニタ電極113とが夫
々形成され、X2面(ベース111との対向面である裏
面)には、基準電位に接地するための仮GND電極12
0が形成されている。そして、各アーム部103,10
4に形成された駆動電極112及びモニタ電極113
は、夫々、連結部102のX1面で互いに接続され、各
アーム部103,104のX2面に形成された仮GND
電極120は、連結部102のX2面で互いに接続され
ている。
3,104には、そのX1面(ベース111とは反対側
の表面)に、駆動電極112とモニタ電極113とが夫
々形成され、X2面(ベース111との対向面である裏
面)には、基準電位に接地するための仮GND電極12
0が形成されている。そして、各アーム部103,10
4に形成された駆動電極112及びモニタ電極113
は、夫々、連結部102のX1面で互いに接続され、各
アーム部103,104のX2面に形成された仮GND
電極120は、連結部102のX2面で互いに接続され
ている。
【0048】一方、アーム部105のX1面には、検出
電極114が形成され、X2面には、検出電極122が
形成され、振動子100の外側側面となるY1面には、
仮GND電極125が形成されると共に、X1,X2面
の検出電極114,122を互いに接続(短絡)する短
絡用電極129が形成されている。また、アーム部10
6のX1面には、仮GND電極115が形成され、X2
面には、仮GND電極121が形成され、振動子100
の外側側面となるY2面には、検出電極124が形成さ
れると共に、X1,X2面の仮GND電極115,12
1を互いに接続(短絡)する短絡用電極128が接続さ
れている。
電極114が形成され、X2面には、検出電極122が
形成され、振動子100の外側側面となるY1面には、
仮GND電極125が形成されると共に、X1,X2面
の検出電極114,122を互いに接続(短絡)する短
絡用電極129が形成されている。また、アーム部10
6のX1面には、仮GND電極115が形成され、X2
面には、仮GND電極121が形成され、振動子100
の外側側面となるY2面には、検出電極124が形成さ
れると共に、X1,X2面の仮GND電極115,12
1を互いに接続(短絡)する短絡用電極128が接続さ
れている。
【0049】次に、連結部102のX1面には、検出信
号取出用のパット電極116が形成されており、このパ
ット電極116には、引出電極118を介して、アーム
部105のX1面に形成された検出電極114に接続さ
れると共に、引出電極126を介して、アーム部106
のY2面に形成された検出電極124に接続されてい
る。また、連結部102のX1面には、仮GND電極接
地用のパット電極117も形成されており、このパット
電極117には、引出電極119を介して、アーム部1
06のX1面に形成された仮GND電極115が接続さ
れている。そして、この仮GND電極115に接続され
たアーム部106の仮GND電極121には、連結部1
02のX2面に形成された引出電極123及びアーム部
105のY1面に形成された引出電極127を介して、
アーム部105のY1面に形成された仮GND電極12
5及びアーム部103,104のX2面に形成された仮
GND電極120が夫々接続されている。
号取出用のパット電極116が形成されており、このパ
ット電極116には、引出電極118を介して、アーム
部105のX1面に形成された検出電極114に接続さ
れると共に、引出電極126を介して、アーム部106
のY2面に形成された検出電極124に接続されてい
る。また、連結部102のX1面には、仮GND電極接
地用のパット電極117も形成されており、このパット
電極117には、引出電極119を介して、アーム部1
06のX1面に形成された仮GND電極115が接続さ
れている。そして、この仮GND電極115に接続され
たアーム部106の仮GND電極121には、連結部1
02のX2面に形成された引出電極123及びアーム部
105のY1面に形成された引出電極127を介して、
アーム部105のY1面に形成された仮GND電極12
5及びアーム部103,104のX2面に形成された仮
GND電極120が夫々接続されている。
【0050】そして、図11に示すように、ベース11
1には、連結部102のX1面に形成された駆動電極1
12、モニタ電極113、パット電極116、及びパッ
ト電極117に対応した4個のターミナルT31〜T3
4が立設されており、これら各電極と各ターミナルT3
1〜T34とは、夫々、夫々、ワイヤW31〜W34を
ボンディングすることにより接続される。尚、振動子1
00の各面への電極の形成手順等は、図1に示した振動
子2と全く同様である。
1には、連結部102のX1面に形成された駆動電極1
12、モニタ電極113、パット電極116、及びパッ
ト電極117に対応した4個のターミナルT31〜T3
4が立設されており、これら各電極と各ターミナルT3
1〜T34とは、夫々、夫々、ワイヤW31〜W34を
ボンディングすることにより接続される。尚、振動子1
00の各面への電極の形成手順等は、図1に示した振動
子2と全く同様である。
【0051】このように構成された角速度センサを用い
て、角速度を検出する際には、駆動用のアーム部10
3,104に形成された駆動電極112と仮GND電極
120との間に駆動信号(交流電圧)を印加することに
より、これらアーム部103,104にて構成される内
側の音叉部を左右の駆動軸方向(図に示すY軸方向)に
共振させると共に、モニタ電極113からの出力が一定
になるように、図示しない制御回路を用いて駆動信号を
制御することにより、振動子100の内側の音叉部を自
励発振させる。そして、このように振動子100を自励
制御発振させているときに、振動子100の長手方向の
中心軸(Z軸)を中心とする角速度Ωが入力されると、
上記各アーム部103,104は、コリオリ力によっ
て、X1,X2面を貫くX軸方向(検出軸方向)にも振
動する。すると、外側の音叉部を構成する各アーム部1
05,106もX軸方向に振動し、検出電極114,1
22と仮GND電極125との間、及び、検出電極12
4と仮GND電極115,12170との間には、X軸
方向の振動に比例した電流が流れることから、これら各
電極間の電流を電圧値に変換することにより、Z軸回り
の角速度Ωを検出する。
て、角速度を検出する際には、駆動用のアーム部10
3,104に形成された駆動電極112と仮GND電極
120との間に駆動信号(交流電圧)を印加することに
より、これらアーム部103,104にて構成される内
側の音叉部を左右の駆動軸方向(図に示すY軸方向)に
共振させると共に、モニタ電極113からの出力が一定
になるように、図示しない制御回路を用いて駆動信号を
制御することにより、振動子100の内側の音叉部を自
励発振させる。そして、このように振動子100を自励
制御発振させているときに、振動子100の長手方向の
中心軸(Z軸)を中心とする角速度Ωが入力されると、
上記各アーム部103,104は、コリオリ力によっ
て、X1,X2面を貫くX軸方向(検出軸方向)にも振
動する。すると、外側の音叉部を構成する各アーム部1
05,106もX軸方向に振動し、検出電極114,1
22と仮GND電極125との間、及び、検出電極12
4と仮GND電極115,12170との間には、X軸
方向の振動に比例した電流が流れることから、これら各
電極間の電流を電圧値に変換することにより、Z軸回り
の角速度Ωを検出する。
【0052】そして、上記のように櫛形の振動子100
を備えた角速度センサにおいても、駆動共振周波数fd
と検知共振周波数fsとの比fd/fsを、上述の最適
範囲内に設定すれば、上記音叉形状の振動子2を備えた
角速度センサと同様の効果が得られることがわかった。
を備えた角速度センサにおいても、駆動共振周波数fd
と検知共振周波数fsとの比fd/fsを、上述の最適
範囲内に設定すれば、上記音叉形状の振動子2を備えた
角速度センサと同様の効果が得られることがわかった。
【0053】次に図13に示した角速度センサの振動子
200は、同一形状の音叉を、各音叉のアーム部20
3,204及び205,206が互いに逆方向を向くよ
うに、各音叉の連結部202にて連結したH字形形状を
している。この振動子200は、PZTをダイシング等
で機械加工することによりH字形に形成されており、一
方の音叉部を構成する一対のアーム部203,204に
は、振動子200をアーム部203,204の配置方向
(Y軸方向)に振動させるための電極が形成され、他方
の音叉部を構成する一対のアーム部205,206に
は、振動子200に加わった各アーム部203〜206
の中心軸に平行なz軸周りの角速度を検出するための電
極が形成されている。
200は、同一形状の音叉を、各音叉のアーム部20
3,204及び205,206が互いに逆方向を向くよ
うに、各音叉の連結部202にて連結したH字形形状を
している。この振動子200は、PZTをダイシング等
で機械加工することによりH字形に形成されており、一
方の音叉部を構成する一対のアーム部203,204に
は、振動子200をアーム部203,204の配置方向
(Y軸方向)に振動させるための電極が形成され、他方
の音叉部を構成する一対のアーム部205,206に
は、振動子200に加わった各アーム部203〜206
の中心軸に平行なz軸周りの角速度を検出するための電
極が形成されている。
【0054】即ち、アーム部203,204のX1面
(振動子200においてH字形を呈する一方の面)に
は、駆動電極207及びモニタ電極208が形成されて
いる。そして各アーム部203,204の駆動電極20
7及びモニタ電極208は、夫々、連結部202で連結
されている。また、アーム部205,206のX1面に
は、夫々、仮GND電極210,211が形成され、Y
1,Y2面(各アーム部205,206における振動子
200の外側側面)には、夫々、検出電極212,21
3が形成されている。
(振動子200においてH字形を呈する一方の面)に
は、駆動電極207及びモニタ電極208が形成されて
いる。そして各アーム部203,204の駆動電極20
7及びモニタ電極208は、夫々、連結部202で連結
されている。また、アーム部205,206のX1面に
は、夫々、仮GND電極210,211が形成され、Y
1,Y2面(各アーム部205,206における振動子
200の外側側面)には、夫々、検出電極212,21
3が形成されている。
【0055】また、振動子200のX2面(振動子20
0においてH字形を呈する一方の面)には、アーム部2
03,204から連結部202を通ってアーム部20
5,206に至る略全域に仮GND電極209が形成さ
れており、アーム部205,206のX1面に形成され
た仮GND電極210,211は、各アーム部205,
206のY1面及びY2面に形成された短絡用電極21
8,219を介して、X1面の仮GND電極209に接
続されている。また、連結部202のX1面には、検出
信号取出用のパット電極214,215が形成され、各
アーム部205,206のY1,Y2面に形成された検
出電極212,213は、引出電極216,217を介
して、各パット電極214,215に夫々接続されてい
る。
0においてH字形を呈する一方の面)には、アーム部2
03,204から連結部202を通ってアーム部20
5,206に至る略全域に仮GND電極209が形成さ
れており、アーム部205,206のX1面に形成され
た仮GND電極210,211は、各アーム部205,
206のY1面及びY2面に形成された短絡用電極21
8,219を介して、X1面の仮GND電極209に接
続されている。また、連結部202のX1面には、検出
信号取出用のパット電極214,215が形成され、各
アーム部205,206のY1,Y2面に形成された検
出電極212,213は、引出電極216,217を介
して、各パット電極214,215に夫々接続されてい
る。
【0056】このように構成された振動子200を用い
て角速度を検出する際には、例えば、連結部202のX
2面をサポータを介してベース上に固定すると同時に、
X2面の仮GND電極209を基準電位に接地する。そ
して、アーム部203,204に形成された駆動電極2
07と仮GND電極209との間に駆動信号(交流電
圧)を印加することにより、これらアーム部103,1
04にて構成される音叉部を左右の駆動軸方向(図に示
すY軸方向)に共振させると共に、モニタ電極208か
らの出力が一定になるように、図示しない制御回路を用
いて駆動信号を制御することにより、振動子200の内
側の音叉部を自励発振させる。
て角速度を検出する際には、例えば、連結部202のX
2面をサポータを介してベース上に固定すると同時に、
X2面の仮GND電極209を基準電位に接地する。そ
して、アーム部203,204に形成された駆動電極2
07と仮GND電極209との間に駆動信号(交流電
圧)を印加することにより、これらアーム部103,1
04にて構成される音叉部を左右の駆動軸方向(図に示
すY軸方向)に共振させると共に、モニタ電極208か
らの出力が一定になるように、図示しない制御回路を用
いて駆動信号を制御することにより、振動子200の内
側の音叉部を自励発振させる。
【0057】そして、このように振動子200を自励制
御発振させているときに、Z軸周りの角速度Ωが入力さ
れると、各アーム部203,204は、コリオリ力によ
って、X1,X2面を貫くX軸方向(図示せず)にも振
動する。すると、他方の音叉部を構成する各アーム部2
05,206もX軸方向に振動するため、検出電極21
2と仮GND電極209,210との間、及び、検出電
極213と仮GND電極209,211との間には、X
軸方向の振動に比例した電流が流れる。そこで、この電
流をパット電極214,215を介して取り出し、電圧
値に変換することにより、Z軸回りの角速度Ωを検出す
る。そして、このようにH字形の振動子200を備えた
角速度センサにおいても、駆動共振周波数fdと検知共
振周波数fsとの比fd/fsを、上述の最適範囲内に
設定すれば、上記音叉形状の振動子2を備えた角速度セ
ンサと同様の効果が得られることがわかった。
御発振させているときに、Z軸周りの角速度Ωが入力さ
れると、各アーム部203,204は、コリオリ力によ
って、X1,X2面を貫くX軸方向(図示せず)にも振
動する。すると、他方の音叉部を構成する各アーム部2
05,206もX軸方向に振動するため、検出電極21
2と仮GND電極209,210との間、及び、検出電
極213と仮GND電極209,211との間には、X
軸方向の振動に比例した電流が流れる。そこで、この電
流をパット電極214,215を介して取り出し、電圧
値に変換することにより、Z軸回りの角速度Ωを検出す
る。そして、このようにH字形の振動子200を備えた
角速度センサにおいても、駆動共振周波数fdと検知共
振周波数fsとの比fd/fsを、上述の最適範囲内に
設定すれば、上記音叉形状の振動子2を備えた角速度セ
ンサと同様の効果が得られることがわかった。
【図1】 実施例の角速度センサの構成を表す斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1に示した振動子に形成された電極を表す
説明図である。
説明図である。
【図3】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定するために作製した振動子及び
サポータの形状を説明する説明図である。
ドリフトとの関係を測定するために作製した振動子及び
サポータの形状を説明する説明図である。
【図4】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定した実験1の測定結果を表すグ
ラフである。
ドリフトとの関係を測定した実験1の測定結果を表すグ
ラフである。
【図5】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定した実験2の測定結果を表すグ
ラフである。
ドリフトとの関係を測定した実験2の測定結果を表すグ
ラフである。
【図6】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定した実験3の測定結果を表すグ
ラフである。
ドリフトとの関係を測定した実験3の測定結果を表すグ
ラフである。
【図7】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定した実験4の測定結果を表すグ
ラフである。
ドリフトとの関係を測定した実験4の測定結果を表すグ
ラフである。
【図8】 共振周波数の比fd/fsとオフセット温度
ドリフトとの関係を測定した実験5の測定結果を表すグ
ラフである。
ドリフトとの関係を測定した実験5の測定結果を表すグ
ラフである。
【図9】 電極間距離Gと振動子2の厚みtsとの比G
/tsとオフセット温度ドリフトとの関係を測定した実
験6の測定結果を表すグラフである。
/tsとオフセット温度ドリフトとの関係を測定した実
験6の測定結果を表すグラフである。
【図10】 音叉形状の振動子の他の構成例を表す説明
図である。
図である。
【図11】 二組の音叉部を有する櫛形形状の振動子を
備えた角速度センサの構成を表す説明図である。
備えた角速度センサの構成を表す説明図である。
【図12】 図11に示した櫛形形状の振動子に形成さ
れた電極を表す説明図である。
れた電極を表す説明図である。
【図13】 二組の音叉部を有するH字形形状の振動子
の構成を説明する説明図である。
の構成を説明する説明図である。
2,100,200…振動子、4,6,103〜10
6,203〜206…アーム部、8,102,202…
連結部、12a,12b,112,207…駆動電極、
14a,14b,113,208…モニタ電極、16
a,16b,24,115,120,121,125,
209,210,211…仮GND電極、18a,18
b…分極用電極、20a,20b,116,117,2
14,215…パット電極、22a,22b,114,
122,124,212,213…検出電極、26a,
26b,28a,28b,128,129,218,2
19…短絡用電極 30a,30b,118,11
9,123,126,127,216,217…引出電
極、32,107…サポータ 34,110…スペー
サ、36,111…ベース、T1〜T8,T31〜34
…ターミナル、40…電流−電圧変換回路。
6,203〜206…アーム部、8,102,202…
連結部、12a,12b,112,207…駆動電極、
14a,14b,113,208…モニタ電極、16
a,16b,24,115,120,121,125,
209,210,211…仮GND電極、18a,18
b…分極用電極、20a,20b,116,117,2
14,215…パット電極、22a,22b,114,
122,124,212,213…検出電極、26a,
26b,28a,28b,128,129,218,2
19…短絡用電極 30a,30b,118,11
9,123,126,127,216,217…引出電
極、32,107…サポータ 34,110…スペー
サ、36,111…ベース、T1〜T8,T31〜34
…ターミナル、40…電流−電圧変換回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに平行に配置された少なくとも一対
のアーム部と各アーム部の一端を連結する連結部とによ
り形成された圧電体からなり、外壁面に、少なくとも、
外部から交流電圧を受けて前記各アーム部を各アーム部
の配列方向である駆動軸方向に励振する駆動電極、及
び、各アーム部において前記駆動軸とは直交する検出軸
方向に生じる振動を検出する一対の検出電極、が形成さ
れた振動子を備えた角速度センサにおいて、 前記振動子を、前記駆動軸方向への共振周波数fdと、
前記検出軸方向への共振周波数fsとの比fd/fs
が、0.9以上0.96以下、又は、1.04以上1.
1以下、の範囲内になるように形成したことを特徴とす
る角速度センサ。 - 【請求項2】 前記振動子は、一対のアーム部と該各ア
ーム部の一端を連結する連結部とにより音叉形状に形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の角速度セ
ンサ。 - 【請求項3】 前記振動子は、一対のアーム部と該各ア
ーム部の一端を互いに連結する連結部とからなる二組の
音叉部を、各音叉部の連結部を共通にして一体化するこ
とにより櫛形又はH字形に形成し、前記駆動電極を、一
方の音叉部を構成するアーム部に形成し、前記検出電極
を、他方の音叉部を構成するアーム部に形成してなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ。 - 【請求項4】 一対のアーム部と各アーム部の一端を連
結する連結部とにより音叉形状に形成された圧電体から
なり、外壁面に、少なくとも、外部から交流電圧を受け
て前記各アーム部を各アーム部の配列方向である駆動軸
方向に励振する駆動電極、及び、各アーム部において前
記駆動軸とは直交する検出軸方向に生じる振動を検出す
る一対の検出電極、が形成された振動子を備えた角速度
センサにおいて、 前記振動子を、前記各アーム部の長手方向に沿った前記
駆動電極と前記検出電極との間の電極間距離Gと、前記
振動子において凹字状を呈する表裏面間の厚みtsとの
比G/tsが、1.4以上となるように形成したことを
特徴とする角速度センサ。 - 【請求項5】 前記振動子は、前記外壁面の内、表面側
に前記駆動電極を、前記各アーム部の表面側に分極用電
極を、前記各アーム部側面の前記各分極用電極との対応
位置に前記検出電極を、裏面側に前記各電極に対応した
共通電極を、夫々有することを特徴とする請求項2又は
請求項4に記載の角速度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099331A JPH116738A (ja) | 1997-04-22 | 1998-04-10 | 角速度センサ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10477897 | 1997-04-22 | ||
| JP9-104778 | 1997-04-22 | ||
| JP10099331A JPH116738A (ja) | 1997-04-22 | 1998-04-10 | 角速度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116738A true JPH116738A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=26440475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099331A Pending JPH116738A (ja) | 1997-04-22 | 1998-04-10 | 角速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116738A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520950A (ja) * | 2005-11-18 | 2009-05-28 | インベンセンス インコーポレイテッド | 垂直統合された電子機器およびウエハスケールの気密封止によるx−y軸2重質量音叉ジャイロスコープの製造方法 |
| CN102889888A (zh) * | 2011-07-21 | 2013-01-23 | 精工爱普生株式会社 | 振动陀螺元件、陀螺传感器及电子设备 |
| JP2013024678A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | 振動ジャイロ素子、ジャイロセンサー及び電子機器 |
| CN109151645A (zh) * | 2018-09-26 | 2019-01-04 | 广东全过程工程咨询有限公司 | 可变器件的无线通信设备 |
| CN109459587A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-12 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 加速度计失准角自动修正装置及其使用方法 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099331A patent/JPH116738A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520950A (ja) * | 2005-11-18 | 2009-05-28 | インベンセンス インコーポレイテッド | 垂直統合された電子機器およびウエハスケールの気密封止によるx−y軸2重質量音叉ジャイロスコープの製造方法 |
| JP2013024678A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | 振動ジャイロ素子、ジャイロセンサー及び電子機器 |
| CN102889888A (zh) * | 2011-07-21 | 2013-01-23 | 精工爱普生株式会社 | 振动陀螺元件、陀螺传感器及电子设备 |
| US9366535B2 (en) | 2011-07-21 | 2016-06-14 | Seiko Epson Corporation | Vibration gyro element, gyro sensor, and electronic apparatus |
| CN109151645A (zh) * | 2018-09-26 | 2019-01-04 | 广东全过程工程咨询有限公司 | 可变器件的无线通信设备 |
| CN109151645B (zh) * | 2018-09-26 | 2020-01-14 | 江苏通软科技有限公司 | 可变器件的无线通信设备 |
| CN109459587A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-12 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 加速度计失准角自动修正装置及其使用方法 |
| CN109459587B (zh) * | 2018-12-26 | 2020-11-10 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 加速度计失准角自动修正装置及其使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040611 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051109 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |