JPH1167477A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

Info

Publication number
JPH1167477A
JPH1167477A JP22993997A JP22993997A JPH1167477A JP H1167477 A JPH1167477 A JP H1167477A JP 22993997 A JP22993997 A JP 22993997A JP 22993997 A JP22993997 A JP 22993997A JP H1167477 A JPH1167477 A JP H1167477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
power supply
switching elements
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22993997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Shiomi
務 塩見
Hiroshi Niihori
博市 新堀
Takeshi Kamoi
武志 鴨井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP22993997A priority Critical patent/JPH1167477A/ja
Publication of JPH1167477A publication Critical patent/JPH1167477A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】銅鉄型安定器と同等な交流電源と放電灯の電位
関係を得て放電灯の交換作業時などに活線部分に接触し
ても感電する可能性が低い放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点とダ
イオードD1 ,D2 の接続点との間にインダクタL1
フィルタ回路Fを介して交流電源ACとが直列に接続し
てある。負荷回路ZはHIDランプから成る放電灯La
と出力平滑用のコンデンサC0 の並列回路で構成され
る。放電灯Laの一端y2 と交流電源ACの一方の極と
を低インピーダンス(略零Ω)で接続している。よっ
て、交流電源ACの接地側の極と放電灯Laの一端y2
とが同電位となり、従来例で説明したような器具のソケ
ットに放電灯Laを装着する際の感電の危険性を大幅に
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関し、特にメタルハライドランプや高圧ナトリウムラン
プ等の高圧放電灯を点灯するのに適した放電灯点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、メタルハライドランプや高圧
ナトリウムランプ等の高圧放電灯(以下、HIDラン
プ:High Intensity Discharge Lamp と呼ぶ。)を点灯
する放電灯点灯装置が種々提案されている。かかるHI
Dランプを商用交流電源を用いて点灯させるためには放
電電流を限流するバラスト(安定器)が必要である。
【0003】図13及び図14は従来周知の銅鉄型安定
器の例である。図13に示す安定器は所謂単一チョーク
式の最も簡単な構成のものである。なお、コンデンサC
xはチョークコイルLxに流れる遅相電流を打ち消すよ
うな進相電流を流すことで入力電源力率を補正するため
に挿入されている。一方、図14に示す安定器は漏れ磁
束変圧器(リーケージトランス)Tを用いたものであっ
て、主に交流電源ACの電源電圧が放電灯Laの電圧に
比較して低い場合に用いられる。このように何れの安定
器においても放電灯Laの一端と交流電源ACの一方の
極とが接続されている。但し、放電灯Laの消灯時に放
電灯Laの両端に生じる2次電圧が高い(例えば300
V以上)ような場合には、放電灯Laと交流電源ACと
を絶縁した絶縁型の安定器が用いられる。
【0004】上記のような銅鉄型のバラストは交流電源
ACの電源周波数(通常は50Hz又は60Hz)に対
して限流に必要なインピーダンスを作っているため、回
路素子(例えばチョークコイルLxなど)が大型化した
り重くなるなどの欠点がある。近年では、電子部品や回
路技術の進歩に伴って半導体素子などを用いた電子回路
で安定器を構成した放電灯点灯装置が普及してきてい
る。このような放電灯点灯装置で蛍光灯を点灯させる場
合には、数10kHzの高周波電圧を与える高周波点灯
方式が一般に用いられる。ところがHIDランプの場合
には数10kHzの高周波で点灯すると所謂音響的共鳴
現象が発生するため、一般には数10〜数100Hz程
度の矩形波電圧を印加して点灯する方式が採られてい
る。
【0005】図15は上記のように数10〜数100H
z程度の矩形波電圧を印加してHIDランプ20を点灯
するための放電灯点灯装置の一例を示している。交流電
源ACの両極間にはノイズフィルタ回路12を介して力
率補正用の直流電源回路13が接続されている。この直
流電源回路13はダイオードブリッジDB、インダクタ
4 、スイッチング素子Q5 、ダイオードD4 並びに平
滑コンデンサC4 で構成される従来周知の昇圧チョッパ
回路から成り、交流電源ACからの入力電流を略正弦波
状に流し込むことで入力電源力率を高くし、入力電流の
高調波成分を低減しながら入力される交流電圧を昇圧さ
れた直流電圧に変換して出力するものである。
【0006】この直流電源回路13の出力側には、スイ
ッチング素子Q6 、ダイオードD5、インダクタL5
びにコンデンサC5 で構成される従来周知の降圧チョッ
パ回路から成るランプ電流制限回路14が設けてある。
このランプ電流制限回路14は直流電源回路13の直流
出力電圧からHIDランプ20に流れるランプ電流を所
定値に調節する働きをするものであり、安定器本来の機
能を果たす部分である。
【0007】さらにランプ電流制限回路14の出力側に
は各一対のスイッチング素子Q11,Q12、Q13,Q14
直列回路が並列に接続され、両直列回路における接続点
間にHIDランプ20と始動回路16とが接続された極
性反転回路15が設けてある。この極性反転回路15で
は、制御回路17によって数10〜数100Hzの低周
波で対角線上に位置する各一対のスイッチング素子
11,Q14、Q12,Q13のペアを交互にオン・オフさせ
ることでHIDランプ20に低周波で極性が反転する矩
形波電圧を印加するようになっている。
【0008】始動回路16は高周波パルスを発生する発
振回路16aと、発振回路16aが1次側にHIDラン
プ20の両端が2次側に接続されたパルストランスPT
とから成り、HIDランプ20を始動させるために高電
圧のパルスを印加するものである。上記従来装置は周知
技術であるから詳しい説明は省略するが、HIDランプ
20を低周波矩形波点灯させるのに優れた特性を有する
ものである。
【0009】ところで上記従来装置では、HIDランプ
20の両端の電位が交流電源ACの一方の極に対して何
れも変動することは明らかである。すなわち、極性反転
回路15が具備する低電位側のスイッチング素子Q12
14の何れがオンしているか、あるいはまたダイオード
ブリッジDBの何れのダイオードが導通しているかによ
り交流電源ACとHIDランプ20間の電位関係が決ま
るのである。このことは、通常交流電源ACが大地に対
して安定な電位を持つ極(接地極)を有するが、HID
ランプ20の電位が大地に対して不安定になることを意
味している。前述の銅鉄型安定器では交流電源ACの接
地極とHIDランプ20の一端を同一電位とすることが
可能であるが、上記従来装置では実質的にそのようにす
ることは不可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、HIDランプ2
0の形状には各種あるが、代表的な形状としては図16
に示すような所謂エジソンベースと呼ばれる片口金のも
のがある。口金部21には器具30側のソケット31に
螺合するスクリュー部を兼ねた外周電極22と中心部に
電極が設けてある。図17はかかる片口金のHIDラン
プ20が器具30のソケット31に装着された状態を示
している。一般に店舗等の施設では、このような器具3
0が多数同一電源に接続されている。従って、仮に何れ
か1つの器具でHIDランプ20が消灯した場合に、電
源を遮断すると他の全ての器具30のHIDランプ20
も消灯することになるため、電源を遮断せずに投入した
状態で消灯したHIDランプ20の交換作業が行われて
いる。
【0011】ここで交換のためにHIDランプ20をソ
ケット31から取り外すあるいはソケット31に装着す
る際に、HIDランプ20の外周電極22がソケット3
1の側の電極(図示せず)と接触しながら取外し又は装
着されていくので、HIDランプ20がソケット31か
ら完全に取り外されるあるいは完全に装着されるまでの
間に活線状態の外周電極22が露出することになる。そ
の結果、図18に示すように交換作業者の体の一部(例
えば、指)が露出した外周電極22に接触する可能性が
ある。しかも、図15に示した従来装置では電位が不安
定なために数100V程度の電圧が発生して交換作業者
が感電する虞がある。
【0012】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、銅鉄型安定器と同等な
交流電源と放電灯の電位関係を得て放電灯の交換作業時
などに活線部分に接触しても感電する可能性が低い放電
灯点灯装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、交流電源と、少なくともスイッ
チング素子及びインダクタンス素子を具備して構成され
交流電源電圧を低周波の矩形波電圧に変換する電力変換
回路と、放電灯を具備し電力変換回路から供給される矩
形波電圧が放電灯に印加される負荷回路とを備え、交流
電源の一端と放電灯の一端とを交流電源の電源周波数及
び放電灯の点灯周波数に対して低インピーダンスで接続
して成ることを特徴とし、銅鉄型安定器と同等な交流電
源と放電灯の電位関係を得て放電灯の交換作業時などに
活線部分に接触しても感電する可能性を低くすることが
できる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、低インピーダンスで接続される側の交流電源の一端
を該交流電源の中性点としたことを特徴とし、感電の可
能性をさらに低くすることができる。請求項3の発明
は、請求項1又は2の発明において、放電灯が片口金型
であって、低インピーダンスで接続される側の放電灯の
一端を片口金の外周電極としたことを特徴とし、放電灯
の交換作業時に人体が外周電極に接触した場合の感電の
可能性を低くすることができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、放電灯に始動用の高電圧を印加する始
動回路を備え、放電灯の低インビーダンスで交流電源と
接続される側と反対側の一端に始動回路からの高電圧を
印加して成ることを特徴とし、始動用の高電圧による感
電を防止することができる。請求項5の発明は、請求項
1〜4の何れかの発明において、第1及び第2のスイッ
チング素子の直列回路と、第3及び第4のスイッチング
素子の直列回路と、同一極性に接続された第1及び第2
の整流素子の直列回路とを第1乃至第4のスイッチング
素子が全てオフのときに電流を流さないような極性で平
滑コンデンサの両端に互いに並列接続し、第1及び第2
のスイッチング素子の接続点と第1及び第2の整流素子
の接続点の間に交流電源と第1のインダクタの直列回路
を交流電源の一端が第1及び第2のスイッチング素子の
接続点側となるように接続するとともに第1及び第2の
スイッチング素子の接続点と第3及び第4のスイッチン
グ素子の接続点の間に放電灯と第2のインダクタの直列
回路を放電灯の一端が第1及び第2のスイッチング素子
の接続点側となるように接続し、第1乃至第4のスイッ
チング素子を各々所定の周波数でスイッチング動作させ
て成ることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、第1乃至第4のスイッチング素子のスイッチング周
期中に少なくとも主に放電灯への供給電力を調整する第
1の期間及び主に交流電源から電力を取り込むための第
2の期間が含まれるように第1乃至第4のスイッチング
素子のスイッチング動作を制御する制御手段と、放電灯
に供給される電力を高速に検出する高速検出手段と、交
流電源の電源電圧と平滑コンデンサの両端電圧の少なく
とも一方を低速に検出する低速検出手段とを備え、制御
手段が高速検出手段の検出結果に応じて第1の期間を調
整するとともに低速検出手段の検出結果に応じて第2の
期間を調整して成ることを特徴とし、放電灯に供給され
る電力の瞬時制御を行うことができ、放電灯を安定に点
灯させることができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、高速検出手段及び低速検出手段の少なくとも一方が
第1及び第2のスイッチング素子の接続点を基準に検出
を行うことを特徴とし、検出が簡単且つ安定して行うこ
とができて放電灯を安定点灯させるに適した回路構成が
簡単且つ安価に実現できる。請求項8の発明は、請求項
6又は7の発明において、高速検出手段は第2のインダ
クタに流れる電流の瞬時値を検出して成ることを特徴と
する。
【0018】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、高速検出手段が、第1及び第2のスイッチング素子
の接続点と放電灯との間に挿入された電流検出素子の両
端電圧を反転増幅する反転増幅部並びに非反転増幅する
非反転増幅部を具備し、各増幅出力の小さくない方の出
力を検出値として成ることを特徴とする。請求項10の
発明は、請求項9の発明において、第1及び第2のスイ
ッチング素子の接続点を接地点として単電源で動作する
オペアンプにて構成される反転増幅部並びに非反転増幅
部と、放電灯に流れるランプ電流の極性を検出するとと
もに検出した極性に応じて反転増幅部並びに非反転増幅
部の入力側に流れる電流を増減させる手段とで高速検出
手段を構成して成ることを特徴とし、単電源のオペアン
プを用いることで回路構成の簡素化とコストダウンが図
れる。
【0019】請求項11の発明は、請求項6の発明にお
いて、低速検出手段が、平滑コンデンサの正極と第1及
び第2のスイッチング素子の接続点との間に順方向に接
続されたダイオード、分圧抵抗及びコンデンサを具備
し、該コンデンサの両端電圧を検出値として成ることを
特徴とする。請求項12の発明は、請求項1〜11の何
れかの発明において、電力変換回路の出力電圧を交流電
源の電圧極性に同期して極性反転させて成ることを特徴
とする。
【0020】請求項13の発明は、請求項1〜11の何
れかの発明において、交流電源と放電灯が低インピーダ
ンスで接続される各々の一端を基準として交流電源と放
電灯の電圧極性を常に同一極性として成ることを特徴と
する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は実施形態1示す回路図である。本
実施形態では、寄生ダイオードD11,D12を有する電界
効果トランジスタから成るスイッチング素子Q1 ,Q2
の直列回路と、同じく寄生ダイオードD13,D14を有す
る電界効果トランジスタから成るスイッチング素子
3 ,Q4 の直列回路と、ダイオードD1 ,D2 の直列
回路とが平滑コンデンサCeの両端間に互いに並列接続
してある。また、スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点
とスイッチング素子Q3 ,Q4 の接続点との間にインダ
クタL2 と放電灯Laを含む負荷回路Zとが直列に接続
してあり、スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点とダイ
オードD1 ,D2 の接続点との間にはインダクタL1
フィルタ回路Fを介して交流電源ACとが直列に接続し
てある。なお、スイッチング素子Q1 〜Q4 は図示しな
い制御回路によってオン/オフ制御されるものである。
負荷回路ZはHIDランプから成る放電灯Laと出力平
滑用のコンデンサC0 の並列回路で構成される。
【0022】フィルタ回路Fは、図2に示すようにコン
デンサCfとインダクタLfで構成される従来周知の高
域遮断フィルタであって、スイッチング素子Q1 〜Q4
のスイッチング動作により発生する数100kHz〜数
10MHzのRF帯の電磁雑音が交流電源AC側に漏洩
するのを防止するとともに、交流電源ACの電源周波数
(通常50又は60Hz)に対しては低域通過特性を有
するものである。このため、放電灯Laの一端y2 と交
流電源ACの一方の極とはフィルタ回路Fの一方の入力
端x2 を介して、交流電源ACの電源周波数並びに放電
灯Laの点灯周波数の領域において非常に低いインピー
ダンスで接続されることになる。
【0023】次に本実施形態の動作について説明する。
まず図1において交流電源ACの入力電圧Vinが正の半
サイクルの期間では、図示しない制御回路により図3
(a)に示すようにスイッチング素子Q2 ,Q3がオ
ン、スイッチング素子Q1 ,Q4 がオフとなり、この時
には平滑コンデンサCe→スイッチング素子Q3 →イン
ダクタL2 →負荷回路Z→スイッチング素子Q2 の経路
で電流が流れて平滑コンデンサCeの両端電圧がインダ
クタL2 により降圧されて負荷回路Zに供給される。ま
た、インダクタL2 に流れる電流によりインダクタL2
にエネルギが蓄積される(期間τ1 )。
【0024】次にスイッチング素子Q1 ,Q3 がオン、
スイッチング素子Q2 ,Q4 がオフになると、交流電源
AC→インダクタL1 →ダイオードD1 →スイッチング
素子Q1 の経路で交流電源ACから入力電流が取り込ま
れてインダクタL1 にエネルギが蓄積される。また、イ
ンダクタL2 の蓄積エネルギにより、インダクタL2
負荷回路Z→スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードD
11→スイッチング素子Q3 の経路で電流が流れ、負荷回
路Zでエネルギが消費される(期間τ2 )。
【0025】次に、スイッチング素子Q1 〜Q4 が全て
がオフになると負荷回路Zの放電灯Laが安定点灯して
いるときのように負荷回路Zのインピーダンスが有限値
となり、インダクタL1 に流れる電流がインダクタL2
に流れる電流よりも大きくなれば、インダクタL1 の蓄
積エネルギにより、インダクタL1 →ダイオードD1
平滑コンデンサCe→スイッチング素子Q4 の寄生ダイ
オードD14→インダクタL2 →負荷回路Z→交流電源A
Cの経路と、インダクタL1 →ダイオードD1→平滑コ
ンデンサCe→スイッチング素子Q2 の寄生ダイオード
12→交流電源ACの経路とで電流が流れ、インダクタ
1 の蓄積エネルギ及び交流電源ACからのエネルギが
平滑コンデンサCeに蓄えられるとともに負荷回路Zで
もエネルギが消費される。
【0026】一方負荷回路Zに含まれる放電灯Laの点
灯始動時のように負荷回路Zのインピーダンスが低くな
り、インダクタL1 に流れる電流がインダクタL2 に流
れる電流よりも小さくなれば、スイッチング素子Q1
寄生ダイオードD11に電流が流れるため、交流電源AC
→インダクタL1 →ダイオードD1 →スイッチング素子
1 の経路で電流が流れて、インダクタL1 にエネルギ
が蓄積される。また、インダクタL2 の蓄積エネルギに
よりインダクタL2 →負荷回路Z→スイッチング素子Q
1 の寄生ダイオードD11→平滑コンデンサCe→スイッ
チング素子Q4の寄生ダイオードD14の経路で電流が流
れ、負荷回路Zでエネルギ消費される。そして、負荷回
路Zでエネルギ消費されるためにインダクタL1 に流れ
る電流がインダクタL2 に流れる電流よりも大きくなる
と、インダクタL1 の蓄積エネルギにより、インダクタ
1 →ダイオードD1 →平滑コンデンサCe→スイッチ
ング素子Q4 の寄生ダイオードD14→インダクタL2
負荷回路Z→交流電源ACの経路と、インダクタL1
ダイオードD1 →平滑コンデンサCe→スイッチング素
子Q2 の寄生ダイオードD12→交流電源ACの経路とで
電流が流れ、インダクタL1 の蓄積エネルギ及び交流電
源ACからのエネルギが平滑コンデンサCeに蓄えられ
るとともに負荷回路Zでもエネルギが消費される。イン
ダクタL1 ,L2 に流れる電流の大小に関わらず、イン
ダクタL2 に流れる電流が零になる限り最終的には交流
電源AC→インダクタL1 →ダイオードD1 →平滑コン
デンサCe→スイッチング素子Q2 の寄生ダイオードD
12の経路で電流が流れるようになる(期間τ3 )。
【0027】以下、図3に示すように制御回路がスイッ
チング素子Q1 〜Q4 をオン/オフ制御することによっ
て期間τ1 〜τ3 が高周波で繰り返され、負荷回路Zに
は一方向の直流電圧が供給される。一方、交流電源AC
からの入力電圧Vinが負の半サイクルの期間では、図3
(b)に示すようにスイッチング素子Q1 ,Q4 がオ
ン、スイッチング素子Q2 ,Q3 がオフの時には平滑コ
ンデンサCe→スイッチング素子Q1 →負荷回路Z→イ
ンダクタL2 →スイッチング素子Q4 の経路で電流が流
れて平滑コンデンサCeの電圧がインダクタL2 により
降圧されて負荷回路Zに供給される。また、インダクタ
2 に流れる電流によりインダクタL2 にエネルギが蓄
積される。
【0028】次にスイッチング素子Q2 ,Q4 がオン、
スイッチング素子Q1 ,Q3 がオフになると、交流電源
AC→スイッチング素子Q2 →ダイオードD2 →インダ
クタL1 の経路で電流が流れてインダクタL1 にエネル
ギが蓄積される。また、インダクタL2 の蓄積エネルギ
により、インダクタL2 →スイッチング素子Q4 →スイ
ッチング素子Q2 の寄生ダイオードD12→負荷回路Zの
経路で電流が流れて負荷回路Zでエネルギ消費される。
【0029】次にスイッチング素子Q1 〜Q4 の全てが
オフになったときには、負荷回路Zに含まれる高圧放電
灯が安定点灯しているときのように負荷回路Zのインピ
ーダンスが有限値となってインダクタL1 に流れる電流
がインダクタL2 に流れる電流よりも大きくなれば、イ
ンダクタL1 の蓄積エネルギによりインダクタL1 →交
流電源AC→負荷回路Z→インダクタL2 →スイッチン
グ素子Q3 の寄生ダイオードD13→平滑コンデンサCe
→ダイオードD2 の経路と、インダクタL1 →交流電源
AC→スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードD11→平
滑コンデンサCe→ダイオードD2 の経路とで電流が流
れ、インダクタL1 の蓄積エネルギ及び交流電源ACか
らのエネルギが平滑コンデンサCeに蓄えられるととも
に負荷回路Zでもエネルギ消費される。
【0030】一方、負荷回路Zに含まれる放電灯Laの
点灯始動時のように負荷回路Zのインピーダンスが低く
なり、インダクタL1 に流れる電流がインダクタL2
流れる電流よりも小さくなれば、スイッチング素子Q2
の寄生ダイオードD12に電流が流れるため、交流電源A
C→スイッチング素子Q2 →ダイオードD2 →インダク
タL1 の経路で電流が流れてインダクタL1 にエネルギ
が蓄積される。また、インダクタL2 の蓄積エネルギに
よりインダクタL2 →スイッチング素子Q3 の寄生ダイ
オードD13→平滑コンデンサCe→スイッチング素子Q
2 の寄生ダイオードD12→負荷回路Zの経路で電流が流
れて負荷回路Zでエネルギ消費される。そして、負荷回
路Zでエネルギ消費されるためにインダクタL1 に流れ
る電流がインダクタL2 に流れる電流よりも大きくなる
と、インダクタL1 の蓄積エネルギによりインダクタL
1 →交流電源AC→負荷回路Z→インダクタL2 →スイ
ッチング素子Q3 の寄生ダイオードD13→平滑コンデン
サCe→ダイオードD2 の経路と、インダクタL1 →交
流電源AC→スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードD
11→平滑コンデンサCe→ダイオードD2 の経路とで電
流が流れ、インダクタL1 の蓄積エネルギ及び交流電源
ACからのエネルギが平滑コンデンサCeに蓄えられる
とともに負荷回路Zでもエネルギ消費される。インダク
タL1 ,L2に流れる電流の大小に関わらず、インダク
タL2 に流れる電流が零になる限り、最終的には交流電
源AC→スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードD11
平滑コンデンサCe→ダイオードD2 →インダクタL1
の経路で電流が流れるようになる。
【0031】以下、交流電源ACからの入力電圧Vin
正の半サイクルの期間と同様に、制御回路がスイッチン
グ素子Q1 〜Q4 をオン/オフ制御することによって上
記動作が繰り返され、負荷回路Zには一方向の直流電圧
が供給される。従って、図4に示すように上記動作によ
って負荷回路Zには交流電源ACの各半サイクルに同期
して極性が反転する矩形波のランプ電圧VLaがコンデン
サC0を介して放電灯Laに供給される。
【0032】上述のように本実施形態では、放電灯La
の一端y2 と交流電源ACの一方の極とを低インピーダ
ンス(略零Ω)で接続しているため、従来例の銅鉄型安
定器における交流電源ACと放電灯Laとの電位関係と
同等の関係を得ること、すなわち交流電源ACの接地側
の極と放電灯Laの一端y2 とを同電位とすることが可
能となる。その結果、従来例で説明したような器具のソ
ケットに放電灯Laを装着する際の感電の危険性を大幅
に低減することができる。
【0033】(実施形態2)図5は本実施形態の回路図
を示しており、実施形態1において単相3線式の商用交
流電源AC’における中性線Lnをスイッチング素子Q
1 ,Q2 の接続点に接続して放電灯Laの一端と低イン
ピーダンスで接続してある。上記構成によれば、放電灯
Laの一端が中性線Lnを介して常に接地された状態と
なるため、実施形態1に比較して感電の危険性をさらに
低減できてより安全であり、しかも回路全体の電位が安
定するために回路動作の安定化並びに放射雑音の低減な
どの効果を奏することができる。
【0034】また図6に示すような3相4線の商用交流
電源AC”の場合にもその中性点Nをスイッチング素子
1 ,Q2 の接続点を介して放電灯Laの一端に接続す
ることにより、上記と同等の効果を奏することができる
ものである。 (実施形態3)図7は本実施形態の回路図を示してお
り、従来例で説明した片口金型のHIDランプ20から
成る放電灯Laの外周電極22側をスイッチング素子Q
1 ,Q2の接続点を介して交流電源ACの接地極に接続
してある。
【0035】而して、本実施形態によれば放電灯Laの
外周電極22が常に大地電位と同一電位に保たれること
になり、放電灯Laの交換作業時に万が一にも人体が外
周電極22に接触しても、通常人体が大地に接地されて
いるとみなせることから外周電極22との間に電位差が
発生せず、感電する虞がない非常に安全な放電灯点灯装
置を得ることができる。
【0036】(実施形態4)ところで図15に示した従
来例においては、始動回路16のパルストランスPTの
2次巻線を分割して放電灯Laの両端に各々高電圧パル
スを印加するようにして、各巻線に印加する電圧を放電
灯Laの始動電圧の半分ずつで済むようにしている。
【0037】しかしながら、実施形態3の構成で上記始
動回路16を用いた場合には、人体に接触する可能性が
ある放電灯Laの外周電極22にも始動用の高電圧パル
スが印加されるから、その高電圧パルスによる感電の虞
がある。そこで本実施形態では、図8に示すように放電
灯Laの一端とコンデンサC0の一端との間に発振回路
2とパルストランスPTから成る始動回路1を挿入し、
放電灯Laの非交流電源AC側の一端y1 側にだけ始動
回路1からの始動用高電圧パルスを印加するようにして
いる。
【0038】而して本実施形態によれば、始動用の高電
圧パルスによる感電の可能性を低減することができ、特
に実施形態3と同様に放電灯Laの外周電極22を交流
電源AC側に接続するようにすれば、上記高電圧パルス
による感電の可能性がなくなり、非常に安全な放電灯点
灯装置を提供することができる。 (実施形態5)図9は本実施形態を示す回路図であり、
基本的な構成は実施形態1と共通であるから共通する部
分には同一の符号を付して説明は省略し、本実施形態の
特徴となる部分についてのみ説明する。
【0039】実施形態1で説明したように交流電源AC
の半サイクル毎のスイッチング素子Q1 〜Q4 の制御動
作にはτ1 〜τ3 の3つの期間が存在し、このうち期間
τ1は平滑コンデンサCeからインダクタL2 を介して
放電灯Laに電流を流す期間、期間τ2 は交流電源AC
から電流を取り込む期間をそれぞれ決定する。すなわ
ち、期間τ1 は主に放電灯Laへの電力供給を制限する
期間、期間τ2 は主に交流電源ACからの電力供給を制
限する期間であると言える。
【0040】本実施形態では、放電灯Laの一端y2
スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点との間に低抵抗値
の検出抵抗Rdを挿入するとともに検出抵抗Rdに生じ
る電圧から負荷回路Z及びインダクタL2 に流れる電流
の瞬時値を高速に検出する高速検出器3と、平滑コンデ
ンサCeの両端電圧を低速で検出する低速検出器4と、
高速検出器3からの検出値Vd1 に基づいて上記期間τ
1 を決定する第1の期間決定部5と、低速検出器4から
の検出値Vd2 に基づいて上記期間τ2 を決定する第2
の期間決定部6と、交流電源ACの極性を検出する極性
検出器7と、スイッチング素子Q1 〜Q4 のスイッチン
グ周期Tを決定するための基準信号を発生する基準発振
器8と、第1及び第2の期間決定部5,6からの信号と
極性検出器7からの検出信号、基準発振器8から与えら
れる基準信号並びに極性検出器7から与えられる極性信
号に応じてスイッチング素子Q1 〜Q4 のオン/オフを
制御する主制御部9とを備え、上記期間τ1 ,τ2 を可
変調節して放電灯Laに供給されるランプ電力の瞬時制
御を行っている。
【0041】すなわち、放電灯Laに流れる電流量が増
加して高速検出器3からの検出値Vd1 が上昇すれば、
第1の期間決定部5から主制御部9に対して期間τ1
短くするような指令を与え、反対に放電灯Laに流れる
電流量が減少して高速検出器3からの検出値Vd1 が低
下すれば、第1の期間決定部5から主制御部9に対して
期間τ1 を長くするような指令を与える。さらに、交流
電源ACが変動した場合に平滑コンデンサCeの両端電
圧Vceも変動することになるが、低速検出器4にて電圧
Vceを検出し、その増減に応じて第2の期間決定部6か
ら主制御部9に対して期間τ2 を短く又は長くするよう
な指令を与えることにより、交流電源ACの電源電圧の
瞬時値に影響されることなく平滑コンデンサCeの両端
電圧Vceを安定化することができる。
【0042】ところで高速検出器3では、図10に示す
ように検出抵抗Rdの両端電圧VRdをオペアンプO
1 ,OP2 で構成された反転増幅器3aと非反転増幅
器3bにそれぞれ入力し、両者の出力の中で小さくない
方の出力Vd1 を取り出すようになっている。このよう
な高速検出器3を用いれば、スイッチング素子Q1 ,Q
2の接続点を信号系の接地点SGとして放電灯Laある
いはインダクタL2 に流れる電流を高速に且つ安定して
検出することができる。なお、検出抵抗Rdは低抵抗で
あるから、実施形態1のフィルタ回路Fの場合と同様に
実質的に交流電源ACの一端y2 と放電灯Laの一端と
が低インピーダンスで接続された状態を維持することが
できる。
【0043】一方低速検出器4では、図11に示すよう
に信号系の接地点SGを零点として平滑コンデンサCe
の正極側にダイオードD3 を介して分圧抵抗R3 ,R4
及びコンデンサC3 から積分回路を接続し、平滑コンデ
ンサCeの両端電圧の瞬時値を積分した電圧Vd2 を出
力するようになっている。ここで、スイッチング素子Q
2 は交流電源ACの全サイクルで常に高速でオン/オフ
されるため、スイッチング素子Q2 がオンすると信号系
の接地点SGが平滑コンデンサCeの負極側に等価的に
接続されることになる。従って、低速検出器4の分圧抵
抗R3 ,R4 の分圧比で決まる平滑コンデンサCeの両
端電圧Vceに比例した検出電圧Vd2 がコンデンサC3
の両端に得られる。この積分回路の時定数は、検出電圧
Vd2 の高周波リップル低減のためにスイッチング素子
2 のスイッチング周波数(1/T)よりも大きい値に
設定する必要があることから、検出電圧Vd2 の検出は
低速で行われることとなる。
【0044】上述のように本実施形態では、高速検出器
3並びに低速検出器4における検出の基準点を、交流電
源ACと放電灯Laが低インピーダンスで接続されてい
るスイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点(信号系の接地
点SG)に採っているため、回路の動作制御に必要な電
流や電圧の検出が簡単且つ安定して行うことができる。
このように安定して検出される検出値Vd1 ,Vd2
基づいてランプ電力の瞬時制御を行うことにより、放電
灯Laを安定して点灯させることができるものである。
【0045】(実施形態6)実施形態5における高速検
出器3においては、検出抵抗Rdの両端電圧VRdがイン
ダクタL2 に流れる電流IL2の極性(又は放電灯Laの
ランプ電圧の極性)に応じて信号系の接地点SGを零点
として正負に振るため、反転増幅器3a並びに非反転増
幅器3bに用いるオペアンプOP1 ,OP2 には正負の
2種類の電源Vcc,Veeが必要であるため、コストアッ
プを招くものである。
【0046】そこで本実施形態では、単電源のオペアン
プを用いることでコストダウンが図れる高速検出器3’
を例示している。図12は本実施形態における高速検出
器3’を含む要部の回路図である。反転増幅器3a’並
びに非反転増幅器3b’には単電源Vccで動作するオペ
アンプOP3 ,OP4 が用いられ、オペアンプOP3
OP4 の電圧VRdが入力される側の入力抵抗に流れる電
流をトランジスタQa1 ,Qa2 のオン/オフに応じて
変化させるようにしてある。ここでトランジスタQ
1 ,Qa2 のオン/オフはインダクタL2 に流れる電
流IL2の極性(又は放電灯Laのランプ電圧の極性)を
検出する負荷電圧極性検出器10の出力Vbで行われ
る。
【0047】反転増幅器3a’ではオペアンプOP3
反転入力側に抵抗を介してPNPのトランジスタQa1
のコレクタが接続されている。このトランジスタQa1
のエミッタが電源Vccに接続され、負荷電圧極性検出器
10からの出力Vbがベースに入力されている。一方非
反転増幅器3b’ではオペアンプOP4 の非反転入力側
にNPNのトランジスタQa2 のコレクタが接続されて
いる。このトランジスタQa2 のエミッタがグランドに
接続され、負荷電圧極性検出器10からの出力Vbがベ
ースに入力されている。
【0048】次に本実施形態における上記高速検出器
3’の動作について説明する。まず信号系の接地点SG
を零点として放電灯Laのランプ電圧が正の場合にはイ
ンダクタL2 には電流IL2が図示矢印の向きに流れるた
め、検出抵抗Rdの両端電圧VRdも正となる。このとき
には負荷電圧極性検出器10の出力VbがLレベルとな
り、トランジスタQa1 がオン、トランジスタQa2
オフとなる。このためオペアンプOP3 の反転入力端に
は電源VccからトランジスタQa1 を通して電流が流れ
るので反転増幅器3a’の出力が強制的に零に落とされ
るが、非反転増幅器3b’は通常の動作を行って電圧V
Rdを非反転増幅した電圧Vd1 を出力する。
【0049】一方放電灯Laのランプ電圧が負の場合に
は電流IL2が図示矢印とは反対の向きに流れるため、検
出抵抗Rdの両端電圧VRdが負となる。このときには負
荷電圧極性検出器10の出力VbがHレベルとなり、ト
ランジスタQa1 がオフ、トランジスタQa2 がオンと
なる。このためオペアンプOP4 の非反転入力端がグラ
ンドに落とされて非反転増幅器3b’の出力が零になる
が、反転増幅器3a’は通常の動作を行って電圧VRd
反転増幅した電圧Vd1 を出力する。
【0050】このように本実施形態では、オペアンプO
3 ,OP4 の同相電圧の関係において反転入力端電圧
が非反転入力端電圧よりも常に高くなるようにでき、あ
るいは単電源のオペアンプOP3 ,OP4 に許容される
同相電圧の範囲内に設定することができる。而して、単
電源VccのオペアンプOP3 ,OP4 を用いて高速検出
器3が構成できるため、正負2種類の電源を必要とせず
にコストダウンが図れるものである。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源と、少なく
ともスイッチング素子及びインダクタンス素子を具備し
て構成され交流電源電圧を低周波の矩形波電圧に変換す
る電力変換回路と、放電灯を具備し電力変換回路から供
給される矩形波電圧が放電灯に印加される負荷回路とを
備え、交流電源の一端と放電灯の一端とを交流電源の電
源周波数及び放電灯の点灯周波数に対して低インピーダ
ンスで接続して成るので、銅鉄型安定器と同等な交流電
源と放電灯の電位関係を得て放電灯の交換作業時などに
活線部分に接触しても感電する可能性を低くすることが
できるという効果がある。
【0052】請求項2の発明は、低インピーダンスで接
続される側の交流電源の一端を該交流電源の中性点とし
たので、感電の可能性をさらに低くすることができると
いう効果がある。請求項3の発明は、放電灯が片口金型
であって、低インピーダンスで接続される側の放電灯の
一端を片口金の外周電極としたので、放電灯の交換作業
時に人体が外周電極に接触した場合の感電の可能性を低
くすることができるという効果がある。
【0053】請求項4の発明は、放電灯に始動用の高電
圧を印加する始動回路を備え、放電灯の低インビーダン
スで交流電源と接続される側と反対側の一端に始動回路
からの高電圧を印加して成るので、始動用の高電圧によ
る感電を防止することができるという効果がある。請求
項6の発明は、第1乃至第4のスイッチング素子のスイ
ッチング周期中に少なくとも主に放電灯への供給電力を
調整する第1の期間及び主に交流電源から電力を取り込
むための第2の期間が含まれるように第1乃至第4のス
イッチング素子のスイッチング動作を制御する制御手段
と、放電灯に供給される電力を高速に検出する高速検出
手段と、交流電源の電源電圧と平滑コンデンサの両端電
圧の少なくとも一方を低速に検出する低速検出手段とを
備え、制御手段が高速検出手段の検出結果に応じて第1
の期間を調整するとともに低速検出手段の検出結果に応
じて第2の期間を調整して成るので、放電灯に供給され
る電力の瞬時制御を行うことができ、放電灯を安定に点
灯させることができるという効果がある。
【0054】請求項7の発明は、高速検出手段及び低速
検出手段の少なくとも一方が第1及び第2のスイッチン
グ素子の接続点を基準に検出を行うので、検出が簡単且
つ安定して行うことができて放電灯を安定点灯させるに
適した回路構成が簡単且つ安価に実現できるという効果
がある。請求項10の発明は、第1及び第2のスイッチ
ング素子の接続点を接地点として単電源で動作するオペ
アンプにて構成される反転増幅部並びに非反転増幅部
と、放電灯に流れるランプ電流の極性を検出するととも
に検出した極性に応じて反転増幅部並びに非反転増幅部
の入力側に流れる電流を増減させる手段とで高速検出手
段を構成して成るので、単電源のオペアンプを用いるこ
とで回路構成の簡素化とコストダウンが図れるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】同上におけるフィルタ回路の回路図である。
【図3】(a)(b)は同上におけるスイッチング素子
1 〜Q4 のオン/オフ動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
【図4】(a)は同上における交流電源電圧波形図、
(b)はランプ電圧波形図である。
【図5】実施形態2を示す回路図である。
【図6】同上における交流電源の他の例を示す回路図で
ある。
【図7】実施形態3を示す回路図である。
【図8】実施形態4を示す回路図である。
【図9】実施形態5を示す回路図である。
【図10】同上における高速検出器の回路図である。
【図11】同上の一部省略した回路図である。
【図12】実施形態6における高速検出器の回路図であ
る。
【図13】従来の銅鉄型安定器を示す回路図である。
【図14】従来の銅鉄型安定器の他の例を示す回路図で
ある。
【図15】従来例を示す回路図である。
【図16】片口金型のHIDランプを示す外観図であ
る。
【図17】片口金型のHIDランプを使用した器具の側
面断面図である。
【図18】片口金型のHIDランプを使用した器具の側
面断面図である。
【符号の説明】
1 〜Q4 スイッチング素子 AC 交流電源 Ce 平滑コンデンサ La 放電灯 L1 ,L2 インダクタ D1 ,D2 ダイオード

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、少なくともスイッチング素
    子及びインダクタンス素子を具備して構成され交流電源
    電圧を低周波の矩形波電圧に変換する電力変換回路と、
    放電灯を具備し電力変換回路から供給される矩形波電圧
    が放電灯に印加される負荷回路とを備え、交流電源の一
    端と放電灯の一端とを交流電源の電源周波数及び放電灯
    の点灯周波数に対して低インピーダンスで接続して成る
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 低インピーダンスで接続される側の交流
    電源の一端を該交流電源の中性点としたことを特徴とす
    る請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 放電灯が片口金型であって、低インピー
    ダンスで接続される側の放電灯の一端を片口金の外周電
    極としたことを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯
    点灯装置。
  4. 【請求項4】 放電灯に始動用の高電圧を印加する始動
    回路を備え、放電灯の低インビーダンスで交流電源と接
    続される側と反対側の一端に始動回路からの高電圧を印
    加して成ることを特徴とする請求項1又は2又は3記載
    の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のスイッチング素子の直列
    回路と、第3及び第4のスイッチング素子の直列回路
    と、同一極性に接続された第1及び第2の整流素子の直
    列回路とを第1乃至第4のスイッチング素子が全てオフ
    のときに電流を流さないような極性で平滑コンデンサの
    両端に互いに並列接続し、第1及び第2のスイッチング
    素子の接続点と第1及び第2の整流素子の接続点の間に
    交流電源と第1のインダクタの直列回路を交流電源の一
    端が第1及び第2のスイッチング素子の接続点側となる
    ように接続するとともに第1及び第2のスイッチング素
    子の接続点と第3及び第4のスイッチング素子の接続点
    の間に放電灯と第2のインダクタの直列回路を放電灯の
    一端が第1及び第2のスイッチング素子の接続点側とな
    るように接続し、第1乃至第4のスイッチング素子を各
    々所定の周波数でスイッチング動作させて成ることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の放電灯点灯装
    置。
  6. 【請求項6】 第1乃至第4のスイッチング素子のスイ
    ッチング周期中に少なくとも主に放電灯への供給電力を
    調整する第1の期間及び主に交流電源から電力を取り込
    むための第2の期間が含まれるように第1乃至第4のス
    イッチング素子のスイッチング動作を制御する制御手段
    と、放電灯に供給される電力を高速に検出する高速検出
    手段と、交流電源の電源電圧と平滑コンデンサの両端電
    圧の少なくとも一方を低速に検出する低速検出手段とを
    備え、制御手段が高速検出手段の検出結果に応じて第1
    の期間を調整するとともに低速検出手段の検出結果に応
    じて第2の期間を調整して成ることを特徴とする請求項
    5記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 高速検出手段及び低速検出手段の少なく
    とも一方が第1及び第2のスイッチング素子の接続点を
    基準に検出を行うことを特徴とする請求項6記載の放電
    灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 高速検出手段は第2のインダクタに流れ
    る電流の瞬時値を検出して成ることを特徴とする請求項
    6又は7記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 高速検出手段は、第1及び第2のスイッ
    チング素子の接続点と放電灯との間に挿入された電流検
    出素子の両端電圧を反転増幅する反転増幅部並びに非反
    転増幅する非反転増幅部を具備し、各増幅出力の小さく
    ない方の出力を検出値として成ることを特徴とする請求
    項8記載の放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2のスイッチング素子の接
    続点を接地点として単電源で動作するオペアンプにて構
    成される反転増幅部並びに非反転増幅部と、放電灯に流
    れるランプ電流の極性を検出するとともに検出した極性
    に応じて反転増幅部並びに非反転増幅部の入力側に流れ
    る電流を増減させる手段とで高速検出手段を構成して成
    ることを特徴とする請求項9記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 低速検出手段は、平滑コンデンサの正
    極と第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に
    順方向に接続されたダイオード、分圧抵抗及びコンデン
    サを具備し、該コンデンサの両端電圧を検出値として成
    ることを特徴とする請求項6記載の放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 電力変換回路の出力電圧を交流電源の
    電圧極性に同期して極性反転させて成ることを特徴とす
    る請求項1〜11の何れかに記載の放電灯点灯装置。
  13. 【請求項13】 交流電源と放電灯が低インピーダンス
    で接続される各々の一端を基準として交流電源と放電灯
    の電圧極性を常に同一極性として成ることを特徴とする
    請求項1〜11の何れかに記載の放電灯点灯装置。
JP22993997A 1997-08-26 1997-08-26 放電灯点灯装置 Withdrawn JPH1167477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22993997A JPH1167477A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22993997A JPH1167477A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 放電灯点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1167477A true JPH1167477A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16900096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22993997A Withdrawn JPH1167477A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1167477A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000358373A (ja) * 1999-05-20 2000-12-26 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh 力率を補正するための回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000358373A (ja) * 1999-05-20 2000-12-26 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh 力率を補正するための回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3882156B2 (ja) 放電灯点灯装置
US20070278967A1 (en) Method for starting a discharge lamp using high energy initial pulse
HU212521B (en) Circuit arrangement for supplying discharge lamps
MXPA04000113A (es) Balastra electronica.
JP2004519828A (ja) 高輝度放電ランプを駆動する装置及び方法
JPH03176997A (ja) 放電ランプ点灯用回路装置
US6590348B2 (en) Discharge lamp lighting method and discharge lamp lighting apparatus
US5962985A (en) DC/AC converter with improved starter circuit
JP4063625B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH1167477A (ja) 放電灯点灯装置
EP0595415A2 (en) Electronic ballast for a discharge lamp
JP4014577B2 (ja) 無電極放電ランプ電源装置
JP3814770B2 (ja) 放電灯点灯装置
US6384543B2 (en) Switching device
JP2699187B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3385885B2 (ja) 無電極放電灯点灯装置
JPH01294398A (ja) 放電灯点灯装置
JP2010123522A (ja) 無電極放電灯点灯装置及び照明器具
JP3387212B2 (ja) 無電極放電灯点灯装置
JP2000012260A (ja) 放電灯点灯装置
JPS62126865A (ja) 電源装置
JPS60250599A (ja) フリツカ−フリ−型放電灯点灯装置
KR900000505B1 (ko) 형광등 점등장치
JP2009176679A (ja) 放電灯点灯装置および照明器具
EP1773104A1 (en) Discharge lamp lighting device and illumination apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102