JPH116754A - コリオリ質量流量計の測定及び動作回路 - Google Patents

コリオリ質量流量計の測定及び動作回路

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JPH116754A JP6829198A JP6829198A JPH116754A JP H116754 A JPH116754 A JP H116754A JP 6829198 A JP6829198 A JP 6829198A JP 6829198 A JP6829198 A JP 6829198A JP H116754 A JPH116754 A JP H116754A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コリオリ質量流量計の精度を一段と改良する
ことであり、とりわけセンサ信号の位相シフト測定精度
を向上することである。 【解決手段】 上記課題は、コリオリ質量流量計の測定
及び動作回路は測定部分回路を有し、この測定部分回路
は第1の振動センサの信号に対する第1の増幅器を有
し、第2の振動センサの信号に対する第2の増幅器を有
し、第1及び第2の増幅器の出力信号に対する差分段を
有し、3つのアナログ/デジタル変換器を同期してクロ
ックするサンプリング信号を送出するためのクロックオ
シレータを有し、デジタルプロセッサを有し、さらにコ
リオリ質量流量計の測定及び動作回路は励振部分回路を
有し、この励振部分回路はデジタルジェネレータを有す
ることによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコリオリ質量流量計
の測定及び動作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】このような質量流量計は、周知のように
励振されて機械的な振動を起こし測定すべき流体によっ
て貫流される少なくとも1つの測定管を有する。この測
定管は屈曲しているか又は直線状でもよい。これについ
ての詳細は後で図1の説明に関連して記述する。
【0003】通常は少なくとも1つの振動励振器ならび
に少なくとも2つの振動センサが測定管に配置されてい
る。この少なくとも2つの振動センサは流れ方向に互い
に間隔をおいて配置される。この測定管は、大抵その材
料及びその寸法によって予め決まっているが流体の密度
によって変化する機械的な共振周波数で振動する。他の
場合には、測定管の振動周波数はこの測定管の機械的な
共振周波数と精確に一致しないが、この測定管の機械的
な共振周波数の近傍にある。
【0004】振動センサは複数のアナログセンサ信号を
送出する。これら複数のアナログセンサ信号の周波数は
測定管の振動周波数に等しく、さらにこれら複数のアナ
ログセンサ信号は互いに位相がずれている。これらのセ
ンサ信号を供給された測定部分回路は質量流量に比例す
る信号を供給する。そして励振部分回路は振動励振器に
交流エネルギを供給する。この交流エネルギの周波数は
通常測定管の瞬時の振動周波数に等しい。
【0005】米国特許第4801897号明細書には励
振部分回路が記述されている。この励振部分回路はアナ
ログフェーズロックドループ方式に従って構成されてい
る。つまり、交流エネルギの周波数が流体密度によって
変化する瞬時の機械的共振周波数に自動的に調整され
る。
【0006】通常の測定部分回路は、例えばヨーロッパ
特許公開第698783号公報(これは1995年8月
14日出願の米国特許出願第S/N08/514914号
に相応する)又は米国特許第4895030号明細書に
記述された測定回路のようなアナログ回路、すなわち時
間領域で動作する回路であるか又は例えば米国特許第4
934196号明細書、米国特許第4996871号明
細書、米国特許第5052231号明細書、米国特許第
5429002号明細書やヨーロッパ特許公開第702
212号公報に記述された測定回路のようなデジタル回
路であるかのいずれかである。
【0007】ヨーロッパ特許公開第698783号公報
に記述された測定回路の中で本発明にとって唯一関心の
ある点は、(というのもこの測定回路の核心は結局この
点に帰するからであるが)この測定回路がとりわけアナ
ログ閉ループ制御回路を含んでおり、このアナログ閉ル
ープ制御回路は複数のセンサ信号を同一の振幅に調整す
る点である。
【0008】米国特許第4895030号明細書に記述
された測定回路は、2つのセンサ信号から形成される和
信号及びこの2つのセンサ信号から形成される差信号に
それぞれアナログフーリエ変換に基づくアナログフィル
タ処理を施し、次いでこのようにフィルタリングされた
信号から質量流量に比例する信号を形成する。
【0009】米国特許第5052231号明細書に記述
された測定回路は、各センサ信号を増幅し、次いでそれ
ぞれアンチエイリアシングフィルタ処理、次いで増幅サ
ンプル/ホールド処理、次いでアナログ/デジタル変換、
そして最後に離散フーリエ変換を行う。こうして形成さ
れたデジタル信号から所定のアルゴリズムに従ってマイ
クロプロセッサを用いて質量流量に比例するデジタル信
号を算出する。この場合、上記サンプル/ホールド処理
を制御するサンプリング信号の周波数は測定管の機械的
共振周波数の整数倍に等しくなくてはならない。
【0010】米国特許第5429002号明細書に記述
された測定回路は各センサ信号にサンプル/ホールド処
理、次いでそれぞれアナログ/デジタル変換、最後にデ
ジタル処理を行う。このデジタル処理は最小正弦二乗誤
差一致(least-squares sine fit)の原理を実現する。
【0011】このように形成されたデジタル信号から所
定のアルゴリズムに従ってマイクロプロセッサを用いて
質量流量に比例するデジタル信号を算出する。この場
合、上記サンプル/ホールド処理を制御するサンプリン
グ信号の周波数はここでも測定管の機械的共振周波数の
整数倍に等しくなくてはならない。
【0012】ヨーロッパ特許公開第702212号公報
に記述された測定回路によれば、各センサ信号及びこの
各センサ信号から形成される和信号はそれぞれアンチエ
イリアシングフィルタ処理を施され、次いでサンプル/
ホールド処理を施され、次いでアナログ/デジタル変換
され、次いでデジタルバンドパスフィルタ処理を施さ
れ、最後に離散フーリエ変換を施される。
【0013】このように形成されたデジタル信号から所
定のアルゴリズムに従ってマイクロプロセッサを用いて
質量流量に比例するデジタル信号を算出する。この場合
もまた上記サンプル/ホールド処理を制御するサンプリ
ング信号の周波数は測定管の機械的共振周波数の整数倍
に等しくなくてはならない。
【0014】これまで言及してきた測定回路では多かれ
少なかれ暗黙の内に次のことが前提とされている。すな
わち、測定管の瞬時の共振周波数の大きさに関する情
報、つまり実質的にはその数値に関する情報はこの回路
のアナログ的側面に常に存在する、もしくはこの側面に
おいて容易に検出しうる、ということが前提とされてい
る。この結果、この大きさの値が質量流量に比例する信
号乃至は必要とあればデジタル信号の形成に使用され
る。従って、瞬時の共振周波数は、例えば上記の米国特
許第5429002号明細書の装置ではゼロ通過点検出
器によって検出される。
【0015】しかし、米国特許第4934196号明細
書及び米国特許第4996871号明細書に記述された
測定回路にはこれがあてはまらない。むしろ、この周波
数情報はデジタル的側面で最初に生成される。これらの
測定回路では各センサ信号をアンチエイリアシングフィ
ルタ処理し、次いでそれぞれサンプル/ホールド処理
し、次いでアナログ/デジタル変換し、最後に離散フー
リエ変換する。
【0016】このように形成されたデジタル信号から所
定のアルゴリズムに従ってマイクロプロセッサを用いて
質量流量に比例するデジタル信号を算出する。この場
合、上記サンプル/ホールド処理を制御するサンプリン
グ信号の周波数は、上述のとおり、もはや測定管の機械
的共振周波数の整数倍に等しくなくてもよく、任意に選
択される。
【0017】測定管の機械的共振周波数の瞬時の値に関
する情報は次のことによって得られる。すなわち、マイ
クロプロセッサがフーリエ変換されたデジタル信号のパ
ワースペクトルの最大値及びこの最大値に所属する周波
数を算出することによって得られる。この最大値に所属
する周波数は共振周波数に等しい。
【0018】上記米国特許第4934196号明細書及
び米国特許第4996871号明細書は大規模なデジタ
ル回路を有するコリオリ質量流量計を記述しているが、
これらのそれぞれの図4に基づいてアナログ励振部分回
路のみが説明されている。
【0019】上述した従来技術の個々の提案はなるほど
それぞれ測定精度改善及び/又は機械的な妨害振動に対
する無感応性の改善及び/又は電子工学的な妨害信号に
対する無感応性の改善に役立つ。この機械的な妨害振動
は例えば質量流量計がその中に設置されている導管に起
因したり、質量流量計のメカニカルなデザインのために
発生しうる。
【0020】しかし、発明者の研究報告が示しているよ
うに、上記従来技術による質量流量計は、今日市場から
求めれているような精度要求を満たしてはいない。
【0021】この精度は実際には前に説明したセンサ信
号間の位相シフトを測定する精度によって決まる。明ら
かに、従来技術の離散フーリエ変換ではこの位相シフト
測定精度はまだ不十分である。
【0022】これは主にセンサ信号に含まれている妨害
信号がフーリエ変換によっては充分には抑圧されないこ
とに起因する。すなわち、これはサンプリング信号の周
波数が妨害信号の周波数に結合される場合にのみ可能と
なる。
【0023】さらに、測定管の振動周波数とサンプリン
グ信号の周波数との必要なできるだけ精確な結合は大き
なコストによってのみ実現されうるという事情がある。
【0024】さらに、明らかに前述の最小正弦二乗誤差
一致の原理による位相シフト測定も同様の理由からコリ
オリ質量流量計にとってはあまりにも不精確すぎる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、コリオリ質量流量計の精度を一段と改善することで
ある。これはとりわけセンサ信号の位相シフト測定精度
の向上によって達成される。この場合、当然できるだけ
コスト安に実現することを顧慮しなくてはならない。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明では
次の手段によって解決される。すなわち、コリオリ質量
流量計の測定及び動作回路において、該コリオリ質量流
量計の測定及び動作回路は質量流量センサを有し、該質
量流量センサは測定される流体によって貫流される少な
くとも1つの測定管を有し、該測定管は動作中にその材
料及び寸法によって予め決まっているが前記流体の密度
によって変化する振動周波数によって振動し、該振動周
波数は前記測定管の瞬時の機械的な共振周波数に等しい
か又はこの共振周波数に近いかのいずれかであり、前記
測定管において流れ方向に互いに間隔をおいて第1の及
び第2の電磁振動センサならびに振動励振器が配置され
ており、前記測定管は支持フレーム又は支持管によって
囲まれており、前記コリオリ質量流量計の測定及び動作
回路は測定部分回路を有し、該測定部分回路は、第1の
振動センサの信号に対する固定的に調整されたゲインを
有する第1の増幅器を有し、前記測定部分回路は、ゲイ
ン制御入力側を有する第2の振動センサの信号に対する
第2の増幅器を有し、前記測定部分回路は、前記第1及
び第2の増幅器の出力信号に対する第1の加算段を有
し、前記測定部分回路は、前記第1の加算段に後置接続
される積分段を有し、該積分段の出力信号は前記第1の
加算段の出力信号に対して90°の位相シフトを有し、
前記測定部分回路は、前記第1及び第2の増幅器の出力
信号に対する差分段を有し、前記測定部分回路は、前記
積分段に後置接続される第1のアナログ/デジタル変換
器を有し、前記測定部分回路は、前記差分段に後置接続
される第2のアナログ/デジタル変換器を有し、前記測
定部分回路は、前記第1の増幅器に後置接続される第3
のアナログ/デジタル変換器を有し、前記測定部分回路
は、前記3つのアナログ/デジタル変換器を同期してク
ロックするサンプリング信号を送出するためのクロック
オシレータを有し、前記測定部分回路はデジタルプロセ
ッサを有し、該デジタルプロセッサは前記第1及び第2
及び第3のアナログ/デジタル変換器に後置接続されて
おり、さらに前記デジタルプロセッサはデジタル質量流
量信号を第1の出力側に及び/又はデジタル密度信号を
第2の出力側にならびにゲイン制御信号を第3の出力側
に発生し、該ゲイン制御信号は第1のデジタル/アナロ
グ変換器に供給され、該第1のデジタル/アナログ変換
器の出力側は前記第2の増幅器の前記ゲイン制御入力側
に接続されており、さらに前記コリオリ質量流量計の測
定及び動作回路は励振部分回路を有し、該励振部分回路
は、デジタルジェネレータを有し、該デジタルジェネレ
ータは、周波数制御入力側と、振幅制御入力側と、デジ
タル励振信号を送出する第1の出力側と、第1のデジタ
ル正弦信号を送出する第2の出力側と、第1のデジタル
余弦信号を送出する第3の出力側と、瞬時の振動周波数
を表すデジタル信号を送出する第4の出力側とを有し、
該第4の出力側は前記デジタルプロセッサの入力側に接
続されており、前記励振部分回路はデジタル周波数調整
器を有し、該デジタル周波数調整器は、前記デジタルジ
ェネレータの第2の出力側に接続された第1の入力側
と、前記デジタルプロセッサの第4の出力側に接続され
た第2の入力側と、前記デジタルジェネレータの周波数
制御入力側に接続される出力側とを有し、前記励振部分
回路は第1のデジタル振幅調整器を有し、該第1のデジ
タル振幅調整器は、前記デジタルプロセッサの第5の出
力側に接続された第1の入力側と、デジタル振幅調整信
号が供給される第2の入力側と、前記デジタルジェネレ
ータの振幅制御入力側に接続された出力側とを有し、な
らびに前記励振部分回路は第2のデジタル/アナログ変
換器を有し、該第2のデジタル/アナログ変換器は前記
デジタルジェネレータの第1の出力側に後置接続されて
おり、さらに前記第2のデジタル/アナログ変換器は前
記振動励振器に給電するアナログ出力段を制御する、コ
リオリ質量流量計の測定及び動作回路によって解決され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態によれ
ば、デジタルプロセッサは第1及び第2及び第3のデジ
タルバンドパスフィルタを有し、該第1及び第2及び第
3のデジタルバンドパスフィルタは前記第1乃至は第2
乃至は第3のアナログ/デジタル変換器に後置接続され
ており、前記第1及び第2及び第3のデジタルバンドパ
スフィルタは互いに同一の構造を有し、前記第1及び第
2及び第3のデジタルバンドパスフィルタの下限カット
オフ周波数は前記測定管の振動の最低発生周波数よりも
小さく、前記第1及び第2及び第3のデジタルバンドパ
スフィルタの上限カットオフ周波数は前記測定管の振動
の最大発生周波数よりも大きく、前記第1及び第2及び
第3のデジタルバンドパスフィルタは出力信号を送出
し、該出力信号には瞬時の機械的な振動周波数の値を表
すデジタル信号が含まれており、前記デジタルプロセッ
サは第1のデジタル振幅測定段を有し、該第1のデジタ
ル振幅測定段は前記第3のバンドパスフィルタに後置接
続されており、前記第1のデジタル振幅測定段は出力側
を有し、該出力側にはデジタル信号が現れ、該デジタル
信号は前記第3のバンドパスフィルタの出力信号の振幅
が一定である限りは一定でありさらに前記デジタル信号
はこの出力信号の振幅と同一であり、前記デジタルプロ
セッサは前記第1のバンドパスフィルタに後置接続され
た第1のデジタル90°位相シフト及び正規化段を有
し、前記デジタルプロセッサは前記第3のバンドパスフ
ィルタに後置接続された第2のデジタル90°位相シフ
ト及び正規化段を有し、前記デジタルプロセッサはデジ
タル位相測定器を有し、該デジタル位相測定器は第1の
入力側を有し、該第1の入力側は前記第1の振幅測定段
に後置接続されており、前記デジタル位相測定器は第2
の入力側を有し、該第2の入力側は前記第2のバンドパ
スフィルタに後置接続されており、前記デジタル位相測
定器は第3の入力側を有し、該第3の入力側は前記第2
の90°位相シフト及び正規化段に後置接続されてお
り、前記デジタルプロセッサは第2のデジタル振幅調整
器を有し、該第2のデジタル振幅調整器は第1の入力側
を有し、該第1の入力側は前記第1の90°位相シフト
及び正規化段に後置接続されており、前記第2のデジタ
ル振幅調整器は第2の入力側を有し、該該2の入力側は
前記第2のバンドパスフィルタの出力側に接続されてお
り、前記第2のデジタル振幅調整器は出力側を有し、該
出力側は前記第1のデジタル/アナログ変換器の入力側
に接続されており、前記デジタルプロセッサは前記質量
流量信号及び/又は前記密度信号を計算するための計算
段を有し、該計算段は第1の入力側を有し、該第1の入
力側は前記位相測定器の出力側に接続されており、前記
計算段は第2の入力側を有し、該第2の入力側は前記デ
ジタルジェネレータの前記第4の出力側に接続されてお
り、前記計算段は第1の出力側を有し、該第1の出力側
で前記デジタル質量流量信号が取り出され、前記計算段
は第2の出力側を有し、該第2の出力側で前記デジタル
密度信号が取り出される。
【0028】第1の実施形態においても使用可能な本発
明の実施形態によれば、質量流量センサは測定管温度を
測定するための第1の温度感知器及び前記支持管の又は
前記支持フレームの温度を測定するための第2の温度感
知器を含んでおり、さらに測定及び動作回路は第1及び
第2の基準抵抗器を有し、前記測定及び動作回路は第2
の加算段を有し、該第2の加算段の第1の入力側/出力
側線路は前記第1の増幅器と前記第3のアナログ/デジ
タル変換器との間に挿入されており、前記測定及び動作
回路はアナログ正弦信号のジェネレータを有し、該アナ
ログ正弦信号の周波数は1つの測定管乃至は複数の測定
管の振動周波数領域の外側にあり、前記アナログ正弦信
号のジェネレータに抵抗器が後置接続されており、前記
測定及び動作回路はクロックジェネレータによって周期
的にクロック制御される導通切り換えのためのマルチプ
レクサを有し、この導通切り換えによって前記第1及び
第2の温度感知器ならびに前記第1及び第2の基準抵抗
器を前記第2の加算段の第2の入力側に導通切り換え
し、これにより前記抵抗器を有するそれぞれの分圧器を
形成し、前記測定及び動作回路は前記第3のアナログ/
デジタル変換器の出力側に後置接続される狭帯域の第4
のバンドパスフィルタを有し、該狭帯域の第4のバンド
パスフィルタの通過帯域は前記アナログ正弦信号の周波
数を含み、前記測定及び動作回路は第2のデジタル振幅
測定段を有し、該第2のデジタル振幅測定段は信号入力
側を有し、該信号入力側は前記第4のバンドパスフィル
タに後置接続されており、前記第2のデジタル振幅測定
段は出力側を有し、該出力側にはデジタル信号が現れ、
該デジタル信号は前記第4のバンドパスフィルタの出力
信号の振幅が一定である限りは一定であり、さらに前記
デジタル信号はこの第4のバンドパスフィルタの出力信
号の振幅と同一であり、前記測定及び動作回路は温度信
号分離段を有し、該温度信号分離段の信号入力側は前記
第2の振幅測定段の出力側に接続されており、前記温度
信号分離段の制御入力側は前記クロックジェネレータの
出力側に接続されており、前記温度信号分離段は第1の
出力側を有し、該第1の出力側には前記第1の温度感知
器によって測定される温度に相応するデジタル信号が現
れ、前記第1の出力側は前記計算段の第3の入力側に接
続されており、ならびに前記温度信号分離段は第2の出
力側を有し、該第2の出力側には前記第2の温度感知器
によって測定される温度に相応するデジタル信号が現
れ、前記第2の出力側は前記計算段の第4の入力側に接
続されており、前記温度信号分離段の前記第1の出力側
では温度補償されたデジタル質量流量信号が取り出さ
れ、前記温度信号分離段の前記第2の出力側では温度補
償されたデジタル密度信号が取り出される。
【0029】第2の実施形態に付加的な構成を付与する
本発明の第3の実施形態では、測定及び動作回路は第3
の加算段を有し、該第3の加算段の第1の入力側/出力
側線路路は前記差分段と前記第2のアナログ/デジタル
変換器との間に挿入されており、前記第3の加算段の第
2の入力側は前記マルチプレクサの出力側に接続されて
おり、前記測定及び動作回路は、前記第2のアナログ/
デジタル変換器の出力側に後置接続される第5のバンド
パスフィルタを有し、該第5のバンドパスフィルタの構
造は前記第4のバンドパスフィルタの構造と同一であ
り、前記測定及び動作回路は信号入力側を有する第3の
デジタル振幅測定段を有し、前記信号入力側は前記第5
のバンドパスフィルタに後置接続されており、前記測定
及び動作回路は非対称性測定段を有し、該非対称性測定
段は前記第3の振幅測定段の出力側に接続される被除数
入力側を有し、前記非対称性測定段は前記第2の振幅測
定段の出力側に接続される除数入力側を有し、前記非対
称性測定段は位相測定器の第4の出力側に接続される出
力側を有する。
【0030】本発明の利点は、先に説明したセンサ信号
間の位相シフトを測定する精度が前述の従来技術の様々
な装置に比べて格段に改良されている、ということであ
る。同様に、例えば前述した導管に起因する妨害周波数
に対する無感応性は従来技術の装置の場合よりもはるか
に大きい。
【0031】本発明の別の利点は、1つの測定管乃至は
複数の測定管の瞬時の振動周波数に関する情報が測定及
び動作回路のデジタル部分において自動的に処理され、
さらにこの測定管の瞬時の振動周波数に関する情報を先
に説明した従来技術の場合のようにまず最初にセンサ信
号から形成する必要がないということである。というの
も、励振部分回路がほぼ完全にデジタル回路から成り立
っているからである。この点に関しての詳細は後で説明
する。
【0032】
【実施例】本発明及び他の利点を図面に図示された実施
例に基づいて詳しく説明する。
【0033】図1では垂直方向に部分的に切断した長手
方向断面図の形で本発明による測定及び動作回路に適し
た質量流量計の質量流量センサ1が示されている。この
質量流量計は、図をわかりやすくするために図示されて
はいないが、測定される流体によって貫流される所定の
直径の導管の経路の中に、例えばフランジ2、3を介し
て組み込まれる。
【0034】図1の質量流量センサ1はただ1つの直線
状の測定管4を有する。この測定管4のフランジ2の流
体流入側端部は例えば流体流入側エンドプレート13を
介して固定されており、この測定管4のフランジ3の流
体流出側端部は例えば流体流出側エンドプレート14を
介して固定されている。エンドプレート13、14に測
定管4が密に、とりわけ真空密閉されてはめ込まれてい
る。このはめ込みは、例えば溶接してはめ込まれたり、
ハンダ付けによってはめ込まれたり、ローラで押し込ん
ではめ込まれたりしている。後者については米国特許第
5610342号明細書を参照のこと。
【0035】本発明の測定及び動作回路は先願のヨーロ
ッパ特許出願第97810559.1号に記載のただ1
つの測定管を有するコリオリ質量流量センサにおいても
使用できる。このただ1つの測定管はカンチレバー質量
体を有する。
【0036】ただ1つの直線状の測定管の代わりに、こ
の質量流量計の質量流量センサは1つの平面内に経過す
る屈曲したただ1つの測定管、例えば先願のヨーロッパ
特許出願第96109242.6号に記述されているよ
うな扇形の測定管を有してもよい。
【0037】しかし、米国特許第4793191号明細
書に記述されたような複数の、とりわけ2つの直線状の
測定管や米国特許第4127028号明細書に記述され
たような複数の、とりわけ2つの屈曲した測定管も使用
可能である。
【0038】さらに、本発明の測定及び動作回路は測定
管及び国際公開第95/03528号に記述されている
ようなダミー管を有する質量流量センサにも使用でき
る。
【0039】最後に本発明の測定及び動作回路は、米国
特許第5557973号明細書又はヨーロッパ特許公開
第763720号公報に記載の少なくとも1つのネジ状
の測定管を有する質量流量センサを有する質量流量計で
も使用できる。
【0040】フランジ2、3及びエンドプレート13、
14は支持管15に接して又は支持管15の中に固定さ
れている。図1ではフランジ2、3はネジによって支持
管15に固定される。このネジのうちのネジ5がこの断
面図の右上方に完全な形で図示されている。エンドプレ
ート13、14はこの支持管15の内壁に密に、とりわ
け真空密閉されて溶接又はハンダ付けされる。しかし、
支持管15及びエンドプレート13、14を一体に形成
することも可能である。
【0041】測定管4を励振して振動、とりわけ共振振
動、有利には共振曲げ振動させる手段として、フランジ
2と3との間すなわちエンドプレート13と14との間
の中間地点の支持管15と測定管4との間の隙間に配置
される例えば電磁式の振動励振器16が使用される。こ
の振動励振器16は測定管4に固定される永久磁石16
1及び支持管15に固定されるコイル162を有し、こ
のコイル162の中に永久磁石161が入っており、こ
のコイル162の中でこの永久磁石161は往復運動可
能である。支持管の代わりに支持フレームを使用しても
よい。
【0042】図1では振動励振器16は測定管4を励振
しこの図の平面内で曲げ振動させる。よって、この平面
内で前述した位相シフトを惹起するコリオリ力が発生す
る。
【0043】さらに測定管4と支持管15との間の隙間
にはこの測定管4の振動に対する第1及び第2の振動セ
ンサ17、18が配置されている。振動センサ17乃至
は18はエンドプレート13と振動励振器16の間及び
エンドプレート14と振動励振器16との間に、有利に
はこの振動励振器16すなわちこの測定管4の中心から
同じ距離のところに設けられる。
【0044】測定管4の中心から振動センサ17までの
距離と測定管4の中心から振動センサ18までの距離が
異なる場合又は振動センサ17の感度と振動センサ18
の感度が互いに異なる場合、本発明ではこれに起因する
センサ信号の非対称性を後置接続される増幅器のゲイン
を介して調整する。これについては後で説明する。
【0045】振動センサ17、18は電磁式振動センサ
であり、測定管4に固定された永久磁石171乃至は1
81及び支持管15に固定されたコイル172乃至は1
82を有する。これらコイル172乃至は182の中に
永久磁石171乃至は181が入っており、これらコイ
ル172乃至は182の中でこれら永久磁石171乃至
は181は往復運動可能である。振動センサ17乃至は
18においてアナログ信号X17,X18が発生する。
【0046】エンドプレート13には第1の温度感知器
19が固定されている。この第1の温度感知器19は測
定管の瞬時の温度を表すアナログ信号を送出する。支持
管15には第2の温度感知器20が固定されている。こ
の第2の温度感知器20は支持管15の瞬時の温度を表
すアナログ信号を送出する。温度感知器としては有利に
はプラチナ抵抗器が利用され、このプラチナ抵抗器は例
えば接着によってエンドプレート13乃至は支持管15
に固定される。
【0047】最後に図1には支持管15に固定されたケ
ーシング21が示されている。このケーシング21はと
りわけ振動励振器16及び振動センサ17、18に接続
されている線路の保護に使用される。しかし、この線路
は図をわかりやすくするためにここには図示されていな
い。
【0048】ケーシング21には首のような中継部分2
2が設けられている。この中継部分22にここでは部分
的にしか図示されていない電子機器ケーシング23がこ
の質量流量計の測定及び動作回路全体を収容するために
固定されている。
【0049】中継部分22及び電子機器ケーシング23
が支持管15の振動特性に不利な影響を及ぼすような場
合には、これら中継部分22及び電子機器ケーシング2
3を質量流量センサ1から分離して配置すればよい。こ
の場合、電子機器と質量流量センサ1との間の接続線路
だけが設けられる。
【0050】図2はブロック回路図の形式で上述した様
々な測定管の実施形態を有する質量流量計の測定及び動
作回路を示している。この測定及び動作回路は測定部分
回路及び励振部分回路を有する。この測定部分回路で発
生された信号は励振部分回路によって必要とされるの
で、まず前者を説明する。
【0051】固定的に設定されたゲインを有する第1の
増幅器v1の入力側に振動センサの2つの信号のうちの
1つが供給される。図ではこの信号は第1の振動センサ
17の信号X17である。この第1の増幅器は出力信号
V1を供給する。第2の振動センサ18の信号X18が
第2の増幅器v2の入力側に供給される。この第2の増
幅器v2はゲイン制御入力側を有し、このためこの第2
の増幅器v2のゲインは可変的である。どのようなやり
方でこのゲイン制御を行うかはさらに後で説明する。第
2の増幅器は出力信号V2を供給する。
【0052】増幅器v1、v2には第1の増幅器の出力
信号及び第2の増幅器の出力信号に対する第1の加算段
ss1が後置接続されている。この第1の加算段ss1
の出力信号は積分段igの入力側に供給される。この積
分段igの出力信号は第1の加算段ss1の出力信号に
対して90°の位相シフトを有する。
【0053】増幅器v1、v2にはさらに差分段dsが
後置接続されている。このためこの差分段dsの被減数
入力側に増幅器v1の出力側が接続され、この差分段d
sの減数入力側に増幅器v2の出力側が接続されてい
る。
【0054】測定部分回路のこれまで説明した部分はア
ナログ信号を処理し、それゆえアナログ回路である。
【0055】積分段igには第1のアナログ/デジタル
変換器aw1が後置接続され、差分段dsには第2のア
ナログ/デジタル変換器aw2が後置接続され、第1の
増幅器v1には第3のアナログ/デジタル変換器aw3
が後置接続されている。
【0056】クロックオシレータclは、3つのアナロ
グ/デジタル変換器aw1、aw2、aw3を同期して
クロックするサンプリング信号を発生する。このサンプ
リング信号の周波数、つまりサンプリング周波数は1つ
の測定管又は複数の測定管の振動周波数に結合されてい
る必要はない。すなわち、このサンプリング周波数は特
にこの振動周波数の整数倍又は整数分の1ではない。
【0057】さらにサンプリング周波数は、アナログ/
デジタル変換器aw1、aw2、aw3の前にアナログ
アンチエイリアシングフィルタが必要ないように、発生
する最高振動周波数に対して高く選択される。従って、
本発明はこのアンチエイリアシングフィルタを意図的に
使用しない。
【0058】デジタルプロセッサdpは3つの入力側を
有する。これら3つの入力側のうちの1つは第1のアナ
ログ/デジタル変換器aw1に後置接続され、これら3
つの入力側のうちの1つは第2のアナログ/デジタル変
換器aw2に後置接続され、これら3つの入力側のうち
の1つは第3のアナログ/デジタル変換器aw3に後置
接続されている。このデジタルプロセッサdpはデジタ
ル質量流量信号mを第1の出力側に及び/又はデジタル
密度信号dを第2の出力側に送出する。
【0059】これらデジタル信号m、dは測定技術にお
いて標準的な通常のやり方でアナログ信号に変換され
る。すなわち例えば直流電流に変換されるか又はパルス
信号に変換される。この直流電流の4mAから20mA
までの間で変化する電流強度は測定された質量又は測定
された密度に比例する。このパルス信号の周波数は測定
された質量又は測定された密度に比例する。
【0060】デジタルプロセッサdpの第3の出力側で
はデジタルゲイン制御信号vが発生される。このデジタ
ルゲイン制御信号vは第1のデジタル/アナログ変換器
dw1に供給され、この第1のデジタル/アナログ変換
器dw1によってアナログゲイン制御信号Vに変換され
る。この第1のデジタル/アナログ変換器dw1のゲイ
ン制御信号Vが現れる出力側は第2の増幅器v2のゲイ
ン制御入力側に接続されている。
【0061】従って、閉ループ制御回路が形成される。
この閉ループ制御回路によって第2の増幅器v2の出力
信号の振幅は第1の増幅器v1の出力信号の振幅に等し
くされる。
【0062】既述の励振部分回路はデジタルジェネレー
タdgを含む。このデジタルジェネレータdgは周波数
制御入力側及び振幅制御入力側を有する。さらにこのデ
ジタルジェネレータdgはデジタル励振信号を送出する
第1の出力側a1、第1のデジタル正弦信号sn1を送
出する第2の出力側a2及び第1のデジタル余弦信号c
s1を送出する第3の出力側a3を有する。
【0063】デジタルジェネレータdgの第4の出力側
a4は瞬時の振動周波数を表すデジタル信号を送出し、
デジタルプロセッサdpの別の入力側に接続されてい
る。
【0064】デジタル周波数調整器frは第1の入力
側、第2の入力側及び1つの出力側を有する。この第1
の入力側はデジタルジェネレータdgの第2の出力側a
2に接続され、このためこの第1の入力側には第1のデ
ジタル正弦信号sn1が供給される。デジタルプロセッ
サdpの第4の出力側にこのデジタル周波数調整器fr
の第2の入力側が接続され、このデジタル周波数調整器
frの出力側はデジタルジェネレータdgの周波数制御
入力側に接続されている。
【0065】第1のデジタル振幅調整器ar1は第1の
入力側、第2の入力側ならびに1つの出力側を有する。
この第1の入力側は第1のバンドパスフィルタbp1の
出力側に接続されている。第2の入力側にはデジタル振
幅調整信号amが供給される。このデジタル振幅調整信
号amは質量流量計の利用者により設定され、そして1
つ又は複数の測定管の前述の機械的特性に依存して選択
される。
【0066】第1のデジタル振幅調整器ar1の出力側
はデジタルジェネレータdgの振幅制御入力側に接続さ
れている。従って、このデジタルジェネレータdgの第
1の出力側a1から送出される信号の振幅は利用者によ
って設定される。しかしこの振幅は設定された後では一
定のままである。
【0067】このデジタルジェネレータdgの第1の出
力側a1には第2のデジタル/アナログ変換器dw2が
後置接続されており、この第2のデジタル/アナログ変
換器dw2はアナログ出力段lsを制御する。このアナ
ログ出力段lsの出力信号X16は振動励振器、例えば
図1の振動励振器16に供給される。
【0068】図3にはブロック回路図の形式で図2のデ
ジタルプロセッサdpの実施形態が示されている。第1
のデジタルバンドパスフィルタbp1は第1のアナログ
/デジタル変換器aw1に、第2のデジタルバンドパス
フィルタbp2は第2のアナログ/デジタル変換器aw
2に、第3のデジタルバンドパスフィルタbp3はアナ
ログ/デジタル変換器aw3に後置接続されている。
【0069】これら3つのバンドパスフィルタbp1、
bp2、bp3は同一であり、つまりは互いに同一の構
造を有する。そしてこれら3つのバンドパスフィルタb
p1、bp2、bp3は1つ又は複数の測定管の振動の
最低発生周波数よりも低い下限カットオフ周波数と1つ
又は複数の測定管の振動の最高発生周波数よりも高い上
限カットオフ周波数とを有する。
【0070】従って、この下限カットオフ周波数及び上
限カットオフ周波数によって定められるこれらバンドパ
スフィルタの通過帯域は、一方で測定管のメカニカルな
デザインに依存する、とりわけ測定管の長さ、直径、壁
の強度及び例えば鋼鉄、チタン又はジルコニウムのよう
な材料が通過帯域を決定する。他方でこの通過帯域は測
定される流体及びこの流体の密度によっても定められ
る。
【0071】実際のコリオリ質量流量計による測定に使
用される流体のアンサンブルに関連する測定管4乃至は
複数の測定管の所定の設計仕様のためにこの通過帯域は
固定されている。よって、3つのバンドパスフィルタb
p1、bp2、bp3の下限カットオフ周波数及び上限
カットオフ周波数の値も公知である。
【0072】センサ信号は1つ乃至は複数の測定管の瞬
時の振動周波数に等しい周波数を有しているので、これ
ら3つのバンドパスフィルタbp1、bp2、bp3の
出力信号はこの瞬時の振動周波数の値を表すデジタル信
号も含む。
【0073】第3のバンドパスフィルタbp3には第1
のデジタル振幅測定段dd1の信号入力側が後置接続さ
れている。この第1のデジタル振幅測定段dd1の出力
側にはデジタル信号が現れる。このデジタル信号は、第
3のバンドパスフィルタbp3の出力信号の振幅が一定
である限りは一定であり、この第3のバンドパスフィル
タbp3の出力信号の振幅に等しい。従って、第1のデ
ジタル振幅測定段dd1は次のようなデジタル段の機能
を有する。すなわち、このデジタル段の出力信号がこの
デジタル段の入力信号の振幅に等しいという機能を有す
る。ここで振幅とは通常の場合のように周期的に変化す
る信号の正の最大値と解釈する。
【0074】デジタル位相測定器pmは第1、第2及び
第3の入力側e1,e2,e3を有する。第1の入力側
e1は第1の振幅測定段dd1の出力側に接続されてお
り、第2の入力側e2は第2のバンドパスフィルタbp
2の出力側に接続されており、第3の入力側e3は第3
のバンドパスフィルタbp3の出力側に接続されてい
る。
【0075】第2のデジタル振幅調整器ar2は、第1
のデジタル90°位相シフト及び正規化段ps1の出力
側に接続される第1の入力側を有する。この第1のデジ
タル90°位相シフト及び正規化段ps1は第1のバン
ドパスフィルタbp1に後置接続されている。第2の振
幅調整器ar2の第2の入力側は第2のバンドパスフィ
ルタbp2の出力側に接続されている。この第2の振幅
調整器ar2の出力側には前述のデジタルゲイン制御信
号vが現れる。
【0076】第1の計算段rs1は測定管の中を流れる
流体の質量M及び/又は密度Dを計算するのに使用さ
れ、この第1の計算段rs1は位相測定器pmの出力側
に接続する第1の入力側を有する。前述のデジタル質量
流量信号mはこの計算段rsの第1の出力側で取り出さ
れ、前述のデジタル密度信号dは第2の出力側で取り出
される。
【0077】図4はブロック回路図の形式で質量流量セ
ンサの測定及び動作回路の改良実施形態を示している。
この質量流量センサは測定管温度の測定のための第1の
温度感知器19及び支持管温度の測定のための第2の温
度感知器20を有する。さらに、温度に依存しない第1
及び第2の基準抵抗器29、30が設けられている。第
2の加算段ss2の第1の入力側/出力側線路は第1の
増幅器v1と第3のアナログ/デジタル変換器aw3と
の間に挿入されている。
【0078】アナログ正弦信号のジェネレータsgには
抵抗器Rが後置接続されている。このアナログ正弦信号
の周波数は1つの乃至は複数の測定管の振動周波数領域
の外側にある。よって、このアナログ正弦信号は抵抗器
Rのこのジェネレータとは反対側の接続端子からのみ取
り出される。
【0079】マルチプレクサmxはクロックジェネレー
タcmによって制御されており、このマルチプレクサm
xは周期的に第1及び第2の温度感知器19、20なら
びに第1及び第2の基準抵抗器29、30を第2の加算
段ss2の第2の入力側に導通切換している。これによ
り抵抗器Rを有するそれぞれの分圧器が形成される。
【0080】従って、次々と一時的に温度感知器19、
20及び基準抵抗器29、30は抵抗器Rと統合接続さ
れ、分圧器R-19、R-20、R-29、R-30を形成
する。抵抗器Rとの結合点はこの分圧器のタップであ
る。このタップはマルチプレクサmxから第2の加算段
ss2の第2の入力側へと導通切換される。
【0081】従って、第2の加算段ss2の第2の入力
側には周期的に4つのアナログ正弦信号が供給される。
これら4つの信号のうちの1つは測定管の温度に依存す
る振幅を有し、これら4つの信号のうちの1つは支持管
の温度に依存する振幅を有し、これら4つの信号のうち
の1つは温度に依存せずただ抵抗器R、29の値にのみ
依存する振幅を有し、そしてこれら4つの信号のうちの
1つは温度に依存せずただ抵抗器R、30の値にのみ依
存する振幅を有する。
【0082】第3のアナログ/デジタル変換器aw3の
出力側には狭帯域の第4のバンドパスフィルタbp4が
後置接続されている。この狭帯域の第4のバンドパスフ
ィルタbp4の通過帯域はアナログ正弦信号の周波数を
含む。
【0083】これらのアナログ正弦信号はなるほど第2
の加算段ss2によって増幅されたセンサ信号X17に
重畳されるが、この信号X17は第4のバンドパスフィ
ルタbp4によって抑圧される。この結果、この第4の
バンドパスフィルタbp4の出力側にはこれら4つのア
ナログ正弦信号を表すデジタル信号のみが現れる。
【0084】対比的なやり方で4つのアナログ正弦信号
は第3のバンドパスフィルタbp3によって抑圧され
る。この結果、この第3のバンドパスフィルタbp3の
出力側には増幅されたセンサ信号X17を表すデジタル
信号のみが現れる。
【0085】第4のバンドパスフィルタbp4には第2
のデジタル振幅測定段dd2の信号入力側が後置接続さ
れている。この第2のデジタル振幅測定段dd2の出力
側にはデジタル信号が現れる。このデジタル信号は、第
4のバンドパスフィルタbp4の出力信号の振幅が一定
である限り一定であり、このデジタル信号はこの第4の
バンドパスフィルタbp4の出力信号の振幅に等しい。
【0086】従って、第2の振幅測定段dd2は周期的
に4つのデジタル信号を発生する。これら4つのデジタ
ル信号は上述の4つのアナログ正弦信号のデジタル化さ
れた振幅を表す。
【0087】この第2の振幅測定段dd2の出力側は温
度信号分離段ttの信号入力側に接続されている。この
温度信号分離段ttの制御入力側はクロックジェネレー
タcmの出力側に接続されている。
【0088】この温度信号分離段ttの第1の出力側に
は第1の温度感知器19によって測定された温度に相応
するデジタル信号が現れ、計算段rsの第3の入力側に
接続される。
【0089】この温度信号分離段ttの第2の出力側に
は第2の温度感知器20によって測定された温度に相応
するデジタル信号が現れ、計算段rsの第4の入力側に
接続される。
【0090】計算段rsの第1の出力側では温度補償さ
れたデジタル質量流量信号m´が取り出され、計算段r
sの第2の出力側では温度補償されたデジタル密度信号
d´が取り出される。
【0091】図4の回路ではデジタルジェネレータdg
は第1の正弦信号sn1及び第1の余弦信号cn1に加
えて第5の出力側a5に第2のデジタル正弦信号sn2
を、第6の出力側a6に第2のデジタル余弦信号cn2
を発生する。これら2つの信号sn2、cn2の周波数
は正弦ジェネレータsgによって発生されるアナログ正
弦信号の周波数に等しい。
【0092】図5はブロック回路図の形式で図4の測定
及び動作回路の改良実施形態を示している。第3の加算
段ss3の第1の入力側/出力側線路は差分段dsと第
2のアナログ/デジタル変換器aw2との間に挿入され
ている。この第3の加算段ss3の第2の入力側はマル
チプレクサmxの出力側に接続されている。
【0093】第2のアナログ/デジタル変換器aw2の
出力側に後置接続された第5のバンドパスフィルタbp
5は第4のバンドパスフィルタbp4と同一の構造を有
する。この第5のバンドパスフィルタbp5の出力側に
も図3の4つのアナログ正弦信号を表す4つのデジタル
信号のみが現れる。
【0094】この第5のバンドパスフィルタbp5には
第3のデジタル振幅測定段dd3が後置接続されてい
る。この第3のデジタル振幅測定段dd3は図4の第2
の振幅測定段dd2と同一の機能を有する。
【0095】第3の振幅測定段dd3の出力側には非対
称性測定段nsの第1の入力側が接続されており、この
非対称性測定段nsの第2の入力側には第2の振幅測定
段dd2の出力側が接続されている。この非対称性測定
段nsの出力側は位相測定器pmのもう1つの信号入力
側に接続されている。
【0096】非対称性測定段ns及びこの非対称性測定
段nsに信号の流れという観点から見て前置接続されて
いる複数の段によって非対称性が検出され、この非対称
性は位相測定器pmで処理され補償される。この非対称
性はアナログ/デジタル変換器aw2,aw3及びこれ
らアナログ/デジタル変換器aw2,aw3に前置接続
されているアナログ段で発生しうる。
【0097】図6にはブロック回路図の形式で本発明で
使用される振幅測定段の有利な構成が図示されている。
第1の乗算器mp1の第1の入力側及び第2の乗算器m
p2の第1の入力側に信号が供給され、この信号の振幅
が測定される。この信号は、図3から図5までの第1の
振幅測定段dd1の場合には第3のバンドパスフィルタ
bp3の出力信号であり、図4及び図5の第2の振幅測
定段dd2の場合には第4のバンドパスフィルタbp4
の出力信号であり、図5の第3の振幅測定段dd3の場
合には第5のバンドパスフィルタbp5の出力信号であ
る。
【0098】第1の振幅測定段dd1では第1の乗算器
mp1の第2の入力側に図2から図5までのデジタルジ
ェネレータdgによって発生された第1のデジタル正弦
信号sn1が供給され、第2の乗算器mp2の第2の入
力側にデジタルジェネレータdgによって発生された第
1のデジタル余弦信号cn1が供給される。
【0099】これに対して第2及び第3の振幅測定段d
d2、dd3では第1の乗算器mp1の第2の入力側に
図4及び図5のデジタルジェネレータdgによって発生
された第2のデジタル正弦信号sn2が供給され、第2
の乗算器mp2の第2の入力側にデジタルジェネレータ
dgによって発生された第2のデジタル余弦信号cn2
が供給される。
【0100】第1の乗算器mp1には第1のデジタルロ
ーパスフィルタtp1が、第2の乗算器mp2には第2
のデジタルローパスフィルタtp2が後置接続されてい
る。2つのローパスフィルタtp1、tp2の上限カッ
トオフ周波数は測定管4乃至は複数の測定管の予期され
る最低振動周波数よりはるかに低い。
【0101】第1のローパスフィルタtp1には第1の
二乗器(squaring element)q1が後置接続され、第2
のローパスフィルタtp2には第2の二乗器q2が後置
接続される。第1の二乗器q1の出力信号及び第2の二
乗器q2の出力信号は加算器adによって合計される。
【0102】加算器adの出力信号は開平器(root ext
ractor)rzに供給される。この開平器rzはこの加算
器adの出力信号からこの開平器rzの出力信号として
デジタル信号を形成する。このデジタル信号は加算器a
dの出力信号の平方根の2倍に等しい。そしてこのデジ
タル信号はデジタル形式で上述のバンドパスフィルタの
出力信号の振幅を表している。
【0103】図7にはブロック回路図の形式で本発明で
使用される90°位相シフト及び正規化段ps1,ps
2の有利な構成が図示されている。90°位相シフト及
び正規化段ps1,ps2の入力側には図3から図5ま
での第1のバンドパスフィルタbp1乃至はbp2の出
力信号が供給される。この90°位相シフト及び正規化
段ps1,ps2の入力側は正確な90°位相シフト部
ptの入力側でもある。この段には第4の振幅測定器d
d4が後置接続されている。この第4の振幅測定器dd
4には第1の正弦信号sn1及び第1の余弦信号cn1
が供給される。
【0104】第4の振幅測定器dd4の出力信号は第1
のデジタル逆数形成器(reciprocal-forming element)
rp1に供給され、この第1のデジタル逆数形成器rp
1はこの第1のデジタル逆数形成器rp1の入力信号か
らその逆数の値を形成する。90°位相シフト部ptの
出力信号は第3の乗算器mp3の第1の入力側に供給さ
れ、第1の逆数形成器rp1の出力信号はこの第3の乗
算器mp3の第2の入力側に供給される。
【0105】第3の乗算器mp3の出力側にはデジタル
信号が現れる。このデジタル信号は図2から図5におい
ては周波数調整器frの第2の入力側に供給され、図3
から図5においては第2の振幅調整器ar2の第1の入
力側乃至は位相測定器pmの第3の入力側e3に供給さ
れる。
【0106】第1の逆数形成器により行われる正規化に
よって90°位相シフト及び正規化段ps1、ps2の
出力信号は値1を表す振幅を有する。
【0107】図8にはブロック回路図の形式で本発明で
使用される位相測定器pmの有利な構成を図示する。こ
の位相測定器pmは前述した3つの入力側e1,e2,
e3を有する。第1の入力側e1は第1の振幅測定段d
d1の出力側に、第2の入力側e2は第2のバンドパス
フィルタbp2の出力側に、第3の入力側e3は第2の
90°位相シフト及び正規化段ps2の出力側に接続さ
れている。
【0108】第2の入力側e2は第1の遅延段vs1の
入力側に接続されている。この遅延段vs1の遅延時間
は第2の90°位相シフト及び正規化段ps2の遅延時
間に等しい。第1の遅延段vs1には第4の乗算器mp
4の第1の入力側が後置接続されている。この第4の乗
算器mp4の第2の入力側は第3の入力側e3に接続さ
れている。
【0109】第4の乗算器mp4には第3のローパスフ
ィルタtp3が後置接続されている。この第3のローパ
スフィルタtp3の上限カットオフ周波数は、測定管4
乃至は複数の測定管の予期される最低振動周波数よりは
るかに低い。この第3のローパスフィルタtp3には第
1の平均値形成器mw1が後置接続されている。位相差
段pdの第1の入力側は第1の入力側e1に接続され、
この位相差段pdの第2の入力側は第1の平均値形成器
mw1の出力側に接続されている。
【0110】図8ではさらに補足部分が点線で示されて
いる。この補足部分は図5の回路のためのものである。
第1の入力側e1を位相差段pdの第1の入力側に接続
する線路に第5の乗算器mp5が挿入されている。この
第5の乗算器mp5の第1の入力側が第1の入力側e1
に接続され、第2の入力側は第4の入力側e4に接続さ
れている。この第4の入力側e4は前述のように非対称
性測定段nsの出力側に接続されている。
【0111】位相差段pdによってデジタル信号が発生
される。このデジタル信号は冒頭で言及した2つの振動
センサ17、18の信号X17,X18の位相差δφに
正確に比例する。これは次の式の導出において説明され
るように発生する。この式の導出においてはアナログ信
号に対しては大文字をデジタル信号に対しては小文字を
選択する。
【0112】2つの増幅器v1,v2の出力信号V1,
V2は純正弦波状の信号だけでなく、妨害信号や直流電
圧成分なども含んでいる。全く一般的な形では、測定管
4乃至は複数の測定管の中心を基準にして2つの増幅器
v1,v2の出力信号V1,V2には次式が成立する。
【0113】
【数1】
【0114】上の式(1)、(2)の中の記号は次のよ
うな意味を持つ: Ω: センサ信号の角周波数;Ω=2πfが成り立つ f: センサ信号X17,X18の周波数 t: 時間変数 U17os,U18os: センサ信号X17,X18及び/又は増幅器v1,v2の直 流電圧オフセット U17,U18: V1乃至はV2の交流成分の振幅 φ: 測定管の中心点における振動に対するセンサ信号の位相シフ ト N: あり得る妨害周波数の総数 n: 総数Nの中の妨害周波数の番号 α,β: 第n番目の妨害周波数の位相シフト U17 ,U18 : 第n番目の妨害周波数の振幅 バンドパスフィルタbp2の出力側におけるデジタル信
号uは次式で得られる: u 〜 U17−U18={(U17−U18)cos(φ/2)}sinΩt ±{(U17+U18)sin(φ/2)}cosΩt (3) この信号uはもはやオフセット成分を含んでおらず周波
数fの倍数の周波数を有する成分も含んでいない。
【0115】説明したようにセンサ信号は第2の振幅調
整器ar2によって振幅が等しくなるように調整される
ので、式(3)に含まれる項(U17−U18)cos(φ/2)
はゼロになる。同じ理由から式(3)も含まれる項(U
17+U18)sin(φ/2)は簡略化され2U17sin(φ/2)に
なる。従って、式(3)は次式に変形される: u 〜 ±2{U17sin(φ/2)}cosΩt (4) 同様にして第2の90°位相シフト及び正規化段ps2
の出力側はデジタル信号wを供給することが導出され
る: w 〜 −cos(Ωt−φ/2) (5) 信号u及びwは第4の乗算器mp4によって互いに乗算
される。これは混合とも呼ぶことができる。というのも
信号u、wは引き数Ωtを有する正弦信号乃至は余弦信
号だからである。
【0116】第3のローパスフィルタtp3の出力信号
はsinΩt成分乃至はcosΩt成分をもはや有していな
い。従って、第1の平均値形成器mp1に後置接続され
る位相測定器pmの入力側にはφに依存するデジタル信
号zが現れる: z 〜 =U17sinφ (6) 位相測定器pmの第1の入力側e1には第1の振幅測定
段dd1の出力側から振幅U17を表す信号が供給され
る。この位相測定器pmはまず最初にzをU17で除す
る。その次にsinφにのみ比例する信号から逆正弦関数
の形成によってφが算出される。要求される高い精度を
顧慮して、そもそもφが非常に小さい値の場合にはφを
sinφと等しいとすることが可能であるが、これは意図
的に行わないことにする。
【0117】図9にはブロック回路図の形式で本発明で
使用される周波数調整器frの有利な構成を図示する。
第1の正弦信号sn1は第2の遅延段vs2に供給され
る。この第2の遅延段vs2の遅延時間は第1の90°
位相シフト及び正規化段ps1の遅延時間に等しい。
【0118】第2の遅延段vs2の出力側は第6の乗算
器mp6の第1の入力側に接続される。この第6の乗算
器mp6の第2の入力側は90°位相シフト及び正規化
段psの出力側に接続されている。
【0119】この第6の乗算器mp6の出力側には第4
のローパスフィルタtp4が接続されている。この第4
のローパスフィルタtp4の上限カットオフ周波数は測
定器4乃至は複数の測定器の予期される最低振動周波数
よりはるかに低い。第1の減算器sb1の被減数入力側
は第4のローパスフィルタtp4の出力側に接続されて
いる。
【0120】第1の減算器sb1の減数入力側にはデジ
タル信号zrが供給される。このデジタル信号zrは、
第1の90°位相シフト及び正規化段ps1の出力信号
とデジタルジェネレータdgの第2の出力側の信号との
間の位相シフトの目標値ゼロを表す。
【0121】この第1の減算器sb1の出力側は第1の
PID制御器pi1の入力側に接続される。この第1の
PID制御器pi1の出力側はデジタルジェネレータd
gの周波数制御入力側に接続されている。
【0122】図10にはブロック回路図の形式で本発明
で使用される第1の振幅調整器ar1の有利な構成を図
示する。第1のバンドパスフィルタbp1の出力側には
第2の減算器sb2の被減数入力側が接続され、この第
2の減算器sb2の減数入力側には振幅調整信号amが
供給される。
【0123】第2の減算器sb2の出力側は第2のPI
D制御器pi2の入力側に接続される。この第2のPI
D制御器pi2の出力側はデジタルジェネレータdgの
振幅制御入力側に接続されている。
【0124】図11にはブロック回路図の形式で本発明
で使用されるデジタルジェネレータdgの有利な構成を
図示する。第1の振幅調整器ar1の出力側に接続され
たこのデジタルジェネレータdgの振幅制御入力側は第
7の乗算器mp7の第1の入力側に接続されている。こ
の第7の乗算器mp7の出力側はデジタルジェネレータ
dgの第1の出力側である。ここに第2のデジタル/ア
ナログ変換器dw2を制御するデジタル信号が現れる。
【0125】正弦信号sn1は第7の乗算器mp7の第
2の入力側にも供給される。この第7の乗算器mp7に
よって第1の振幅調整器ar1のデジタル振幅信号は一
定の振幅を有して発生される正弦信号sn1と乗算され
る。
【0126】第1のデジタル正弦ジェネレータsg1の
周波数制御入力側は、第1のデジタル余弦ジェネレータ
cg1の周波数制御入力側と共にデジタルジェネレータ
dgの上述した周波数制御入力側を形成する。この周波
数制御入力側は周波数調整器frの出力側に接続されて
いる。
【0127】この周波数調整器frの出力側のデジタル
信号は、測定管4乃至は複数の測定管の瞬時の振動角周
波数に正確に比例しかつこの周波数に関する情報を含む
数値である。この数値から第1の正弦ジェネレータsg
1は同様に上述した第1の正弦信号sn1を発生し、さ
らに第1の余弦ジェネレータcg1は上述した第1の余
弦信号cn1を発生する。従って、2つの信号sn1、
cn1は常に測定器4乃至は複数の測定管の瞬時の振動
周波数に正確に等しい周波数を有する。この正弦信号s
n1は第2の出力側a2に供給され、この余弦信号cn
1は第3の出力側a3に供給される。
【0128】図11では周波数制御入力側はさらに段k
fの入力側に接続されている。この段kfは上述の振動
角周波数信号からデジタル信号を発生する。このデジタ
ル信号はこの角周波数に所属する周波数に関する情報の
みを含んでいる。
【0129】最後に図11では、第2のデジタル正弦ジ
ェネレータsg2の周波数制御入力側及び第2のデジタ
ル余弦ジェネレータcg2の周波数制御入力側に、利用
者によって前述のアナログ正弦ジェネレータsgの周波
数に合わせて調整されるデジタル信号cgが供給され
る。これら2つのジェネレータsg2、cg2は例えば
リードオンリーメモリに格納された正弦テーブル乃至は
余弦テーブルとして実現される。
【0130】デジタル信号cgから第2の正弦ジェネレ
ータsg2は第2のデジタル正弦信号sn2を発生し、
さらに第2の余弦ジェネレータcg2は第2のデジタル
余弦信号cn2を発生する。従って、2つの信号sn
2、cn2は常にアナログ正弦ジェネレータsgの周波
数に等しい周波数を有する。この正弦信号sn2は第5
の出力側a5に供給され、信号cn2は第6の出力側a
6に供給される。
【0131】図12にはブロック回路図の形式で本発明
で使用される第2の振幅調整器ar2の有利な構成を図
示する。第1のバンドパスフィルタbp1の出力側は第
3の遅延段vs3の入力側に接続されている。この第3
の遅延段vs3の遅延時間は第1の90°位相シフト及
び正規化段ps1の遅延時間に等しい。
【0132】この第1の90°位相シフト及び正規化段
ps1の出力側には第8の乗算器mp8の第1の入力側
が接続され、この第8の乗算器mp8の第2の入力側は
第3の遅延段vs3の出力側に接続されている。この第
8の乗算器mp8には第5のローパスフィルタtp5が
後置接続されている。この第5のローパスフィルタtp
5の上限カットオフ周波数は測定管4乃至は複数の測定
管の予期される最低振動周波数よりもはるかに低い。
【0133】第5のローパスフィルタtp5には第2の
平均値形成器mw2が後置接続されている。この第2の
平均値形成器mw2の出力側には第3の減算器sb3の
被減数入力側が接続されている。この第3の減算器sb
3の減数入力側にはデジタル信号adが供給される。こ
のデジタル信号adは2つのセンサ信号X17,X18
の差の目標値ゼロを表す。
【0134】第3の減算器sb3には第3のPID制御
器pi3が後置接続されている。この第3のPID制御
器pi3の出力側には第1のデジタル/アナログ変換器
dw1を制御する信号が現れる。
【0135】図13にはブロック回路図の形式で本発明
で使用される温度信号分離段ttの有利な構成が示され
ている。算術段msにはデジタル信号rf1及びデジタ
ル信号rf2が供給される。これらのデジタル信号rf
1及びデジタル信号rf2は実際に実現される分圧器R
-29乃至はR-30の分圧比を表す。
【0136】さらに算術段msには入力信号として第2
の振幅測定段dd2の出力信号及び制御信号としてクロ
ックジェネレータcmの信号が供給される。この入力信
号の中に分圧器R-29、R-30のタップにおける電圧
を表す信号が現れる場合、信号rf1、rf2に依拠し
て所属のRAMに電圧-抵抗多項式(voltage/resistanc
e polynominal)が格納される。
【0137】この入力信号の中に分圧器R-19、R-2
0のタップにおける電圧を表す信号、すなわち温度に関
する情報を含む信号が現れる場合、これらの(電圧)信
号に所属する抵抗信号が電圧-抵抗多項式に基づいて比
較によって算出される。これらの抵抗信号は温度を表す
信号T1,T2である。
【0138】クロックジェネレータcmによって制御さ
れるデマルチプレクサdxは信号T1,T2を別個の線
路に割り当てる。
【0139】図14はブロック回路図の形式で本発明で
使用される非対称性測定段nsの有利な構成を示す。既
に言及したように、この段の第1の入力側には第2の振
幅測定段dd2の出力信号が供給され、この段の第2の
入力側には第3の振幅測定段dd3の出力信号が供給さ
れる。
【0140】非対称性測定段nsの第1の入力側は同時
に第3の平均値形成器mw3の入力側である。非対称性
測定段nsの第2の入力側は同時に第4の平均値形成器
mw4の入力側である。この第4の平均値形成器mw4
の出力側は第2の逆数形成器rp2の入力側に接続され
ている。第3の平均値形成器mw3の出力信号は第9の
乗算器mp9の第1の入力側に供給される。この第9の
乗算器mp9の第2の入力側は第2の逆数形成器rp2
の出力側に接続されている。
【0141】第9の乗算器mp9の出力側は非対称性測
定段nsの出力側でありかつ位相測定器pmの前述した
第4の入力側に接続されている。この第9の乗算器mp
9の出力信号は、非対称性が存在しない場合には値1を
表すデジタル値を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定管を有する質量流量計の質量流量センサを
垂直方向に部分的に切断した長手方向断面図である。
【図2】図1の質量流量計の測定及び動作回路のブロッ
ク回路図である。
【図3】図2の回路の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図4】図2及び図3の回路の第1の改良実施形態のブ
ロック回路図である。
【図5】付加的な機能を補足した図4の測定及び動作回
路のブロック回路図である。
【図6】振幅測定段の有利な構成を示すブロック回路図
である。
【図7】90°位相シフト及び正規化段の有利な構成を
示すブロック回路図である。
【図8】位相測定器の有利な構成を示すブロック回路図
である。
【図9】周波数調整器の有利な構成を示すブロック回路
図である。
【図10】第1の振幅調整器の有利な構成を示すブロッ
ク回路図である。
【図11】デジタルジェネレータの有利な構成を示すブ
ロック回路図である。
【図12】第2の振幅調整器の有利な構成を示すブロッ
ク回路図である。
【図13】温度信号分離段の有利な構成を示すブロック
回路図である。
【図14】非対称性測定段の有利な構成を示すブロック
回路図である。
【符号の説明】
1 質量流量センサ 2 フランジ 3 フランジ 4 測定管 5 ネジ 13 流体流入側エンドプレート 14 流体流出側エンドプレート 15 支持管 16 振動励振器 17 振動センサ 18 振動センサ 19 第1の温度感知器 20 第2の温度感知器 21 ケーシング 22 中継部分 23 電子機器ケーシング 29 基準抵抗器 30 基準抵抗器 161 永久磁石 162 コイル 171 永久磁石 172 コイル 181 永久磁石 182 コイル v1,v2 増幅器 ss1 加算段 ig 積分段 ds 差分段 cl クロックオシレータ aw1,aw2,aw3 アナログ/デジタル変換器 dp デジタルプロセッサ ar1,ar2 振幅調整器 fr 周波数調整器 dg デジタルジェネレータ dw1,dw2 デジタル/アナログ変換器 ls アナログ出力段 bp1,bp2 バンドパスフィルタ dd1,dd2 デジタル振幅測定段 pm デジタル位相測定器 ps1,ps2 90°位相シフト及び正規化段 rs 計算段 sg 正弦信号ジェネレータ cm クロックジェネレータ mx マルチプレクサ tt 温度信号分離段 ns 非対称性測定段 mp 乗算器 tp ローパスフィルタ q1,q2 二乗器 rz 開平器 rp 逆数形成器 pt 90°シフト部 vs 遅延段 mw 平均値形成器 pd 位相差段 sb 減算器 pi PID制御器 cg 余弦信号ジェネレータ kf 段 ms 算術段 dx デマルチプレクサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コリオリ質量流量計の測定及び動作回路
    において、該コリオリ質量流量計の測定及び動作回路は
    質量流量センサ(1)を有し、該質量流量センサ(1)
    は測定される流体によって貫流される少なくとも1つの
    測定管(4)を有し、 該測定管(4)は動作中にその材料及び寸法によって予
    め決まっているが前記流体の密度によって変化する振動
    周波数によって振動し、該振動周波数は前記測定管
    (4)の瞬時の機械的な共振周波数に等しいか又はこの
    共振周波数に近いかのいずれかであり、 前記測定管(4)において流れ方向に互いに間隔をおい
    て第1の及び第2の電磁振動センサ(17、18)なら
    びに振動励振器(16)が配置されており、 前記測定管(4)は支持フレーム又は支持管(15)に
    よって囲まれており、 前記コリオリ質量流量計の測定及び動作回路は測定部分
    回路を有し、 該測定部分回路は、第1の振動センサの信号(X17)
    に対する固定的に調整されたゲインを有する第1の増幅
    器(v1)を有し、 前記測定部分回路は、ゲイン制御入力側を有する第2の
    振動センサの信号(X18)に対する第2の増幅器(v
    2)を有し、 前記測定部分回路は、前記第1及び第2の増幅器の出力
    信号に対する第1の加算段(ss1)を有し、 前記測定部分回路は、前記第1の加算段(ss1)に後
    置接続される積分段(ig)を有し、該積分段(ig)
    の出力信号は前記第1の加算段(ss1)の出力信号に
    対して90°の位相シフトを有し、 前記測定部分回路は、前記第1及び第2の増幅器の出力
    信号に対する差分段(ds)を有し、 前記測定部分回路は、前記積分段に後置接続される第1
    のアナログ/デジタル変換器(aw1)を有し、 前記測定部分回路は、前記差分段に後置接続される第2
    のアナログ/デジタル変換器(aw2)を有し、 前記測定部分回路は、前記第1の増幅器に後置接続され
    る第3のアナログ/デジタル変換器(aw3)を有し、 前記測定部分回路は、前記3つのアナログ/デジタル変
    換器を同期してクロックするサンプリング信号を送出す
    るためのクロックオシレータ(cl)を有し、 前記測定部分回路はデジタルプロセッサ(dp)を有
    し、該デジタルプロセッサ(dp)は前記第1及び第2
    及び第3のアナログ/デジタル変換器に後置接続されて
    おり、さらに前記デジタルプロセッサ(dp)はデジタ
    ル質量流量信号(m)を第1の出力側に及び/又はデジ
    タル密度信号(d)を第2の出力側にならびにゲイン制
    御信号(v)を第3の出力側に発生し、該ゲイン制御信
    号(v)は第1のデジタル/アナログ変換器(dw1)
    に供給され、該第1のデジタル/アナログ変換器(dw
    1)の出力側は前記第2の増幅器の前記ゲイン制御入力
    側に接続されており、 さらに前記コリオリ質量流量計の測定及び動作回路は励
    振部分回路を有し、 該励振部分回路は、デジタルジェネレータ(dg)を有
    し、該デジタルジェネレータ(dg)は、周波数制御入
    力側と、振幅制御入力側と、デジタル励振信号を送出す
    る第1の出力側(a1)と、第1のデジタル正弦信号
    (sn1)を送出する第2の出力側(a2)と、第1の
    デジタル余弦信号(cn1)を送出する第3の出力側
    (a3)と、瞬時の振動周波数を表すデジタル信号を送
    出する第4の出力側(a4)とを有し、該第4の出力側
    (a4)は前記デジタルプロセッサの入力側に接続され
    ており、 前記励振部分回路はデジタル周波数調整器(fr)を有
    し、該デジタル周波数調整器(fr)は、前記デジタル
    ジェネレータの第2の出力側に接続された第1の入力側
    と、前記デジタルプロセッサの第4の出力側に接続され
    た第2の入力側と、前記デジタルジェネレータの周波数
    制御入力側に接続される出力側とを有し、 前記励振部分回路は第1のデジタル振幅調整器(ar
    1)を有し、該第1のデジタル振幅調整器(ar1)
    は、前記デジタルプロセッサの第5の出力側に接続され
    た第1の入力側と、デジタル振幅調整信号(am)が供
    給される第2の入力側と、前記デジタルジェネレータの
    振幅制御入力側に接続された出力側とを有し、 ならびに前記励振部分回路は第2のデジタル/アナログ
    変換器(dw2)を有し、該第2のデジタル/アナログ
    変換器(dw2)は前記デジタルジェネレータの第1の
    出力側に後置接続されており、さらに前記第2のデジタ
    ル/アナログ変換器(dw2)は前記振動励振器に給電
    するアナログ出力段(ls)を制御する、コリオリ質量
    流量計の測定及び動作回路。
  2. 【請求項2】 前記デジタルプロセッサは第1及び第2
    及び第3のデジタルバンドパスフィルタ(bp1,bp
    2,bp3)を有し、該第1及び第2及び第3のデジタ
    ルバンドパスフィルタ(bp1,bp2,bp3)は前
    記第1乃至は第2乃至は第3のアナログ/デジタル変換
    器(aw1,aw2,aw3)に後置接続されており、
    前記第1及び第2及び第3のデジタルバンドパスフィル
    タ(bp1,bp2,bp3)は互いに同一の構造を有
    し、前記第1及び第2及び第3のデジタルバンドパスフ
    ィルタ(bp1,bp2,bp3)の下限カットオフ周
    波数は前記測定管(4)の振動の最低発生周波数よりも
    小さく、前記第1及び第2及び第3のデジタルバンドパ
    スフィルタ(bp1,bp2,bp3)の上限カットオ
    フ周波数は前記測定管(4)の振動の最大発生周波数よ
    りも大きく、前記第1及び第2及び第3のデジタルバン
    ドパスフィルタ(bp1,bp2,bp3) は出力信
    号を送出し、該出力信号には瞬時の機械的な振動周波数
    の値を表すデジタル信号が含まれており、 前記デジタルプロセッサは第1のデジタル振幅測定段
    (dd1)を有し、該第1のデジタル振幅測定段(dd
    1)は前記第3のバンドパスフィルタ(bp3)に後置
    接続されており、前記第1のデジタル振幅測定段(dd
    1)は出力側を有し、該出力側にはデジタル信号が現
    れ、該デジタル信号は前記第3のバンドパスフィルタ
    (bp3)の出力信号の振幅が一定である限りは一定で
    ありさらに前記デジタル信号はこの出力信号の振幅と同
    一であり、 前記デジタルプロセッサは前記第1のバンドパスフィル
    タに後置接続された第1のデジタル90°位相シフト及
    び正規化段(ps1)を有し、 前記デジタルプロセッサは前記第3のバンドパスフィル
    タに後置接続された第2のデジタル90°位相シフト及
    び正規化段(ps2)を有し、 前記デジタルプロセッサはデジタル位相測定器(pm)
    を有し、該デジタル位相測定器(pm)は第1の入力側
    (e1)を有し、該第1の入力側(e1)は前記第1の
    振幅測定段(dd1)に後置接続されており、前記デジ
    タル位相測定器(pm)は第2の入力側(e2)を有
    し、該第2の入力側(e2)は前記第2のバンドパスフ
    ィルタ(bp2)に後置接続されており、前記デジタル
    位相測定器(pm)は第3の入力側(e3)を有し、該
    第3の入力側(e3)は前記第2の90°位相シフト及
    び正規化段(ps2)に後置接続されており、 前記デジタルプロセッサは第2のデジタル振幅調整器
    (ar2)を有し、該第2のデジタル振幅調整器(ar
    2)は第1の入力側を有し、該第1の入力側は前記第1
    の90°位相シフト及び正規化段に後置接続されてお
    り、前記第2のデジタル振幅調整器(ar2)は第2の
    入力側を有し、該該2の入力側は前記第2のバンドパス
    フィルタ(bp2)の出力側に接続されており、前記第
    2のデジタル振幅調整器(ar2)は出力側を有し、該
    出力側は前記第1のデジタル/アナログ変換器(dw
    1)の入力側に接続されており、 前記デジタルプロセッサは前記質量流量信号(m)及び
    /又は前記密度信号(d)を計算するための計算段(r
    s)を有し、該計算段(rs)は第1の入力側を有し、
    該第1の入力側は前記位相測定器(pm)の出力側に接
    続されており、前記計算段(rs)は第2の入力側を有
    し、該第2の入力側は前記デジタルジェネレータ(d
    g)の前記第4の出力側(a4)に接続されており、前
    記計算段(rs)は第1の出力側を有し、該第1の出力
    側で前記デジタル質量流量信号(m)が取り出され、前
    記計算段(rs)は第2の出力側を有し、該第2の出力
    側で前記デジタル密度信号(d)が取り出される、請求
    項1記載の測定及び動作回路。
  3. 【請求項3】 質量流量センサを有する請求項1又は2
    記載の測定及び動作回路において、前記質量流量センサ
    は測定管温度を測定するための第1の温度感知器(1
    9)及び前記支持管の又は前記支持フレームの温度を測
    定するための第2の温度感知器(20)を含んでおり、 さらに前記測定及び動作回路は第1及び第2の基準抵抗
    器(29、30)を有し、 前記測定及び動作回路は第2の加算段(ss2)を有
    し、該第2の加算段(ss2)の第1の入力側/出力側
    線路は前記第1の増幅器(v1)と前記第3のアナログ
    /デジタル変換器(aw3)との間に挿入されており、 前記測定及び動作回路はアナログ正弦信号のジェネレー
    タ(sg)を有し、該アナログ正弦信号の周波数は1つ
    の測定管乃至は複数の測定管の振動周波数領域の外側に
    あり、前記アナログ正弦信号のジェネレータ(sg)に
    抵抗器(R)が後置接続されており、 前記測定及び動作回路はクロックジェネレータ(cm)
    によって周期的にクロック制御される導通切り換えのた
    めのマルチプレクサ(mx)を有し、この導通切り換え
    によって前記第1及び第2の温度感知器(19、20)
    ならびに前記第1及び第2の基準抵抗器(29、30)
    を前記第2の加算段(ss2)の第2の入力側に導通切
    り換えし、これにより前記抵抗器(R)を有するそれぞ
    れの分圧器を形成し、 前記測定及び動作回路は前記第3のアナログ/デジタル
    変換器(aw3)の出力側に後置接続される狭帯域の第
    4のバンドパスフィルタ(bp4)を有し、該狭帯域の
    第4のバンドパスフィルタ(bp4)の通過帯域は前記
    アナログ正弦信号の周波数を含み、 前記測定及び動作回路は第2のデジタル振幅測定段(d
    d2)を有し、該第2のデジタル振幅測定段(dd2)
    は信号入力側を有し、該信号入力側は前記第4のバンド
    パスフィルタ(bp4)に後置接続されており、前記第
    2のデジタル振幅測定段(dd2)は出力側を有し、該
    出力側にはデジタル信号が現れ、該デジタル信号は前記
    第4のバンドパスフィルタの出力信号の振幅が一定であ
    る限りは一定であり、さらに前記デジタル信号はこの第
    4のバンドパスフィルタの出力信号の振幅と同一であ
    り、 前記測定及び動作回路は温度信号分離段(tt)を有
    し、該温度信号分離段(tt)の信号入力側は前記第2
    の振幅測定段(dd2)の出力側に接続されており、前
    記温度信号分離段(tt)の制御入力側は前記クロック
    ジェネレータ(cm)の出力側に接続されており、前記
    温度信号分離段(tt)は第1の出力側を有し、該第1
    の出力側には前記第1の温度感知器(19)によって測
    定される温度に相応するデジタル信号が現れ、前記第1
    の出力側は前記計算段(rs)の第3の入力側に接続さ
    れており、ならびに前記温度信号分離段(tt)は第2
    の出力側を有し、該第2の出力側には前記第2の温度感
    知器(20)によって測定される温度に相応するデジタ
    ル信号が現れ、前記第2の出力側は前記計算段(rs)
    の第4の入力側に接続されており、前記温度信号分離段
    (tt)の前記第1の出力側では温度補償されたデジタ
    ル質量流量信号(m´)が取り出され、前記温度信号分
    離段(tt)の前記第2の出力側では温度補償されたデ
    ジタル密度信号(d´)が取り出される、質量流量セン
    サを有する請求項1又は2記載の測定及び動作回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の測定及び動作回路におい
    て、 該測定及び動作回路は第3の加算段(ss3)を有し、
    該第3の加算段(ss3)の第1の入力側/出力側線路
    路は前記差分段(ds)と前記第2のアナログ/デジタ
    ル変換器(aw2)との間に挿入されており、前記第3
    の加算段(ss3)の第2の入力側は前記マルチプレク
    サ(mx)の出力側に接続されており、 前記測定及び動作回路は、前記第2のアナログ/デジタ
    ル変換器(aw2)の出力側に後置接続される第5のバ
    ンドパスフィルタ(bp5)を有し、該第5のバンドパ
    スフィルタ(bp5)の構造は前記第4のバンドパスフ
    ィルタ(bp4)の構造と同一であり、 前記測定及び動作回路は信号入力側を有する第3のデジ
    タル振幅測定段(dd3)を有し、前記信号入力側は前
    記第5のバンドパスフィルタ(bp5)に後置接続され
    ており、 前記測定及び動作回路は非対称性測定段(ns)を有
    し、該非対称性測定段(ns)は前記第3の振幅測定段
    (dd3)の出力側に接続される被除数入力側を有し、
    前記非対称性測定段(ns)は前記第2の振幅測定段
    (dd2)の出力側に接続される除数入力側を有し、前
    記非対称性測定段(ns)は位相測定器(pm)の第4
    の出力側(e4)に接続される出力側を有する、請求項
    3記載の測定及び動作回路。
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