JPH1168643A - 移動体用通信装置 - Google Patents
移動体用通信装置Info
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- JPH1168643A JPH1168643A JP21659897A JP21659897A JPH1168643A JP H1168643 A JPH1168643 A JP H1168643A JP 21659897 A JP21659897 A JP 21659897A JP 21659897 A JP21659897 A JP 21659897A JP H1168643 A JPH1168643 A JP H1168643A
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Abstract
情報信号の効率的な処理と、所望の情報の確実な入手と
を実現する。 【解決手段】無線信号を送信する送信手段と、自移動体
の周辺の不特定の他移動体に対して情報信号の発信を要
請するためのリクエスト信号を送信させるべく上記送信
手段を制御する制御手段と、上記他移動体からの情報信
号を受信する受信手段とを備える。かかる構成とするこ
とで、自移動体が情報信号の入手を欲した場合、該自移
動体からリクエスト信号が送信され、このリクエスト信
号を受信した他移動体から所望の情報信号が送信され、
この情報信号を自移動体が受信することになる。従っ
て、自移動体は情報信号の入手を欲した場合にのみ該情
報信号が受信されるので、例えば自移動体の要求の有無
に拘わらず複数の他移動体からの情報信号がそれぞれ受
信される場合に比して、該自移動体における受信信号の
処理が効率的に行われる。
Description
て道路の渋滞情報等の相互通信を行う移動体用通信装置
に関するものである。
を行う移動体用通信装置として、例えば特開平5−22
5498号公報、特開平8−115494号公報に開示
される如きものが知られている。
ている他車から道路の渋滞情報等の各種情報を受け、こ
れを自車両の運転状況の判断情報の一つとして組み入れ
ることで自車両の安全走行等を図るようにしたものであ
る。
ンシステムにおいて、例えばグループとして同一行動を
とる複数の車両のそれぞれに備えられたナビゲーション
装置相互間における相互通信を可能とし、該グループの
特定の車両のナビゲーション装置において設定したナビ
ゲーションデータをグループ内の他の車両に送信し、こ
の送信されたナビゲーションデータを他の車両のナビゲ
ーション装置において受信しこれをそのまま利用し得る
ようにしたものである。
信装置においては、例えば自移動体がこれから向かおう
としている地点(例えば、交差点)、あるいはその地点
に達するまでの経路中の渋滞情報等の各種情報を、現在
その地点あるいはその経路途中に位置している他移動体
から受信することで、その受信情報に基づいた対応(例
えば、目的地までの経路を変更する等)をとることがで
きるものであるが、かかる機能が発揮されるためには自
分が所望する情報を的確に入手できることが前提条件と
なる。
ては、他移動体から自分の所望する情報を的確に入手す
ることが困難な場合があり、移動体用通信装置のもつ機
能を十分に利用できないという問題があった。
路において、黒三角で示した自移動体41が、現在位置
よりも前方の交差点40を通って所定の目的地まで移動
しようとする場合、自移動体41の運転者は上記交差点
40付近の渋滞状態に関する情報の入手を欲する。この
場合、例えば、上記交差点40に近い位置にある他移動
体42から白抜矢印44で示すように該交差点40付近
における正確な渋滞情報が送信されていても、これと同
時に、自移動体41の近くにある他移動体43から白抜
矢印43で示すように上記交差点40付近の渋滞情報と
は異なる他の情報が送信されていると、これら二つの他
移動体42,43からの送信情報同士がバッティング
し、自移動体41は、該自移動体41に近い位置にあっ
て送信信号レベルが高い上記他移動体41からの情報信
号を優先して受信することになり、自分が所望した上記
交差点40の渋滞情報を受信することができなくなるも
のである。
号の効率的な処理と、所望の情報の確実な入手とを実現
し得るようにした移動体用通信装置を提供せんとしてな
されたものである。
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
置では、自移動体に搭載されて他移動体との間において
情報通信を行うようにした移動体用通信装置において、
無線信号を送信する送信手段と、上記自移動体の周辺の
不特定の上記他移動体に対して情報信号の発信を要請す
るためのリクエスト信号を送信させるべく上記送信手段
を制御する制御手段と、上記他移動体からの情報信号を
受信する受信手段とを備えたことを特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、所望のエリアを設定
するエリア設定手段を備え、上記制御手段が、上記リク
エスト信号に、上記エリア内に位置する上記他移動体に
情報信号の送信を行わせるための情報を織り込み、これ
を上記送信手段により送信させることを特徴としてい
る。
かかる移動体用通信装置において、上記エリア内に位置
する上記他移動体が、経路誘導路上の移動体であること
を特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、上記経路誘導路上の
所望の区間を特定する区間特定手段を備え、上記エリア
内に位置する上記他移動体が上記経路誘導路上の所望の
区間内の移動体であることを特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、上記エリア内に位置
する上記他移動体が、道路上にて自移動体と同一方向に
進行する移動体であることを特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、上記エリア設定手段
が、マニュアル操作によるエリア設定が可能な構成とさ
れていることを特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、所望の地点を特定す
る地点特定手段を備え、上記エリア内に位置する上記他
移動体が上記地点から所定範囲内の移動体であることを
特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、上記エリア設定手段
が複数のエリアを順次エリア設定する構成とされ、上記
制御手段は上記エリア設定手段により順次設定される上
記各エリアに対応して上記送信手段により順次リクエス
ト信号を送信させることを特徴としている。
かかる移動体用通信装置において、上記エリア設定手段
が、複数のエリアを設定するに際し自移動体に近いエリ
アから順次エリア設定を行うことを特徴としている。
にかかる移動体用通信装置において、上記エリア設定手
段が、自移動体からの距離が大きいエリアほどその設定
エリア面積が大きくなるように該設定エリア面積を自移
動体からの距離に応じて変更設定することを特徴として
いる。
にかかる移動体用通信装置において、上記エリア設定手
段が、自移動体の移動速度が大きいエリアほどその設定
エリア面積が大きくなるように該設定エリア面積を自移
動体の移動速度に応じて変更設定することを特徴として
いる。
2の発明にかかる移動体用通信装置において、上記情報
信号が、上記他移動体の位置、進行方向及び進行速度の
少なくともいずれか一つに関連した情報であることを特
徴としている。
り次のような効果が得られる。
用通信装置によれば、自移動体に搭載されて他移動体と
の間において情報通信を行うようにした移動体用通信装
置において、無線信号を送信する送信手段と、上記自移
動体の周辺の不特定の上記他移動体に対して情報信号の
発信を要請するためのリクエスト信号を送信させるべく
上記送信手段を制御する制御手段と、上記他移動体から
の情報信号を受信する受信手段とを備えているので、自
移動体が情報信号の入手を欲した場合、該自移動体から
リクエスト信号が送信され、このリクエスト信号を受信
した他移動体から所望の情報信号が送信され、この情報
信号を自移動体が受信することになる。従って、自移動
体の乗員は、リクエスト信号の送信により情報信号の入
手の意思表示をした場合にのみ該情報信号が受信される
ので、例えば自移動体の要求の有無に拘わらず複数の他
移動体からの情報信号がそれぞれ受信される場合に比し
て、該自移動体における受信信号の処理が効率的に行わ
れることとなる。
用通信装置によれば、上記(1)に記載の効果に加えて
次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発明で
は、上記リクエスト信号に、エリア設定手段により設定
された所望のエリア内に位置する上記他移動体に情報信
号の送信を行わせるための情報を織り込み、これを上記
送信手段により送信させるようにしているので、例え所
望の情報信号以外の信号が交錯している状態下において
も、自移動体の乗員は所望のエリア内に位置する他移動
体から該エリア内における所望の情報信号を的確に受信
することができる。
用通信装置によれば、上記エリア内に位置する上記他移
動体が経路誘導路上の移動体であるため、自移動体の乗
員は、上記他移動体からの情報信号を受信することで上
記経路誘導路に関する情報、即ち、最も入手を所望する
情報を確実に入手することができ、上記(2)に記載の
効果がより一層顕著となるものである。
用通信装置によれば、上記エリア内に位置する上記他移
動体が、区間特定手段により特定される所望の区間内の
移動体であって、自移動体の乗員は上記他移動体からの
情報信号を受信するものであることから、自移動体の乗
員がその入手を欲する情報の収集範囲がさらに限定され
ることとなり、上記(3)に記載の効果がさらに顕著と
なるものである。
用通信装置によれば、上記(3)に記載の効果に加えて
次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発明で
は、上記エリア内に位置する上記他移動体が、道路上に
て自移動体と同一方向に進行する移動体とされ、該移動
体からの情報信号を受信するようにしているので、自移
動体の乗員は、例えば自移動体の進行方向と逆方向に進
行している他移動体からの情報信号を受信する場合より
も、より一層信頼性の高い情報信号を受信することがで
きるものである。
用通信装置によれば、上記エリア設定手段がマニュアル
操作によるエリア設定が可能な構成とされているので、
例えば自移動体の乗員がマニュアル操作により自分が最
も欲するエリアの情報を的確に指示してこれに対応する
情報信号を得ることが可能となり、それだけ上記(2)
に記載の効果がさらに顕著となるものである。
用通信装置によれば、上記エリア内に位置する上記他移
動体が、地点特定手段により特定された所望の地点から
所定範囲内の移動体であって、該移動体からの情報信号
が自移動体において受信されるので、自移動体の乗員は
マニュアル操作により自分が最も欲する位置の情報を的
確に指示してこれに対応する情報信号を得ることが可能
となり、それだけ上記(2)に記載の効果がさらに顕著
となるものである。
用通信装置によれば、上記(2)に記載の効果に加えて
次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発明で
は、上記エリア設定手段により複数のエリアが順次エリ
ア設定されるとともに、上記制御手段により上記各エリ
アに対応して上記送信手段から順次リクエスト信号が送
信されるので、自移動体は順次設定される各エリアにお
ける情報信号を順次受信することができ、例えば複数の
エリアのそれぞれにおける情報信号を同時に受信する場
合に比して、移動体用通信装置における情報信号の処理
の効率化が可能になるとともに、自移動体の乗員による
情報信号の識別が容易となる。
用通信装置によれば、上記(8)に記載の効果に加えて
次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発明で
は、上記エリア設定手段により複数のエリアが設定され
る場合、自移動体に近いエリアから順次エリア設定が行
われるので、自移動体の乗員は該自移動体が到達するま
での時間が短いエリアにおける情報信号、換言すれば要
求度の高い情報信号から順次入手することができ、該情
報信号の有効利用が促進されることになる。
動体用通信装置によれば、上記(2)に記載の効果に加
えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発
明では、上記エリア設定手段により、自移動体からの距
離が大きいエリアほどその設定エリア面積が大きくなる
ように該設定エリア面積を自移動体からの距離に応じて
変更設定するようにしている。
存在する場合を考えると、情報の信頼性を高めるという
観点からして、これら複数の他移動体からの情報信号の
全てを受信して該各情報信号を該エリア内の状態把握に
反映させることが有効であるが、自移動体からの距離が
短いエリアにおいては該エリア内に存在する各他移動体
のそれぞれから自移動体に向けて送信される各情報信号
のレベルが大きく且つそれら相互間のレベル差も大きい
のでこれら各情報信号がバッティングしてレベルの小さ
い情報信号の受信ができにくく、逆に、自移動体からの
距離が長いエリアにおいては該エリア内に存在する各他
移動体のそれぞれから自移動体に向けて送信される各情
報信号のレベル差が小さく且つそれら相互間のレベル差
も小さいのでこれら各情報信号のバッティングが少なく
レベル差に拘わらず上記各他移動体からの情報信号を共
に受信することができる。
の距離が大きいエリアほどその設定エリア面積が大きく
なるように該設定エリア面積を自移動体からの距離に応
じて変更設定すると、自移動体からの距離が短いエリア
においてはその設定エリア面積が小さいことで該エリア
内に存在する他移動体の数、換言すれば同時に送信され
る情報信号の数が少なく、それだけ情報信号のバッティ
ングの可能性が低く、該エリア内の他移動体からの情報
信号の全てを受信できる可能性が高くなる。また、自移
動体からの距離が長いエリアにおいてはその設定エリア
面積が大きいことで該エリア内に存在する他移動体の
数、換言すれば同時に送信される情報信号の数が多く、
しかもそれら各情報信号の全てを受信することが可能で
ある。これらの相乗的効果として、自移動体に受信され
る各他移動体のそれぞれからの情報信号に基づく情報の
信頼性が高められるものである。
動体用通信装置によれば、上記(2)に記載の効果に加
えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発
明では、上記エリア設定手段により、自移動体の移動速
度が大きいエリアほどその設定エリア面積が大きくなる
ように該設定エリア面積を自移動体の移動速度に応じて
変更設定するようにしている。
らず、各エリア内における自移動体の存在時間が可及的
に均等化され、例えば自移動体の移動速度に関係なく各
設定エリア面積を同一とした場合のように、自移動体の
移動速度が大きいエリアにおいては該エリア内で受信し
た情報信号の全ての処理を終了しない間に自移動体が次
のエリアに移動して先の情報が使用できなくなり、また
自移動体の移動速度が小さいエリアにおいては該エリア
内で受信される情報信号の数が多くなりこれに各情報信
号の全ての処理に時間がかかり該各情報信号を有効に利
用できなくなる、等の情報利用上における不都合の発生
が防止され、各エリアのそれぞれにおいて受信した情報
信号の有効利用が促進されるものである。
動体用通信装置によれば、上記(1)又は(2)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明では、上記情報信号として、上記他移動体
の位置、進行方向及び進行速度の少なくともいずれか一
つに関連した情報が受信されるので、自移動体の操作者
は上記情報信号に基づいて該自移動体の移動に関連する
情報、例えば進行中の道路の渋滞状況等を容易に把握す
ることができることになる。
通信装置を好適な実施形態に基づいて具体的に説明す
る。
いて説明する。この移動体用通信装置は、車両(特許請
求の範囲中の「移動体」に該当する)に搭載されて地図
メモリに記憶された道路情報をディスプレイに表示して
該車両の経路誘導等を行うと共に、本願発明がその対象
とする車々間通信、即ち、自車両と他車両との間におい
て道路情報等の種々の情報通信を行うものである。
用態様としては、例えば図1に示すように同一進行方向
に走行している自車両1と他車両2との間での情報信号
の送受信を行う使用態様と、図2に示すように相互に逆
方向に走行している自車両1と他車両2との間での情報
信号の送受信を行う使用態様の外、各車両1,2の走行
方向に拘わらず、例えば自車両1から離間した所定のエ
リア内に存在する他車両2との間において情報信号の送
受信を行う使用態様等、種々の態様がある。また、図2
に示す如き逆方向に走行する自車両1と他車両2との間
における使用態様の中には、例えば図3に示すように、
自車両1がこれとは進行方向が逆の第1の他車両51か
ら該第1の他車両51の状態に関する情報(例えば、該
第1の他車両51における渋滞情報)を受信してこれを
記憶し、該自車両1が鎖線図示(符号1′)する位置ま
で走行した時点で、上記第1の他車両51よりも後方側
に大きく離れて走行していた後続の第2の他車両52と
鎖線図示(符号52′)する位置において遭遇し、自車
両1が記憶している情報を上記第2の他車両52に送信
する使用態様もある。
使用態様を全て含めたあらゆる態様を想定して説明す
る。
置のハード構成を、図4及び図5を参照して説明する。
ブロック図にて示しており、同図において符号3は移動
体用通信装置の構成要素の中心をなす制御手段である。
この制御手段3には、自車両の位置と進行方向及びその
走行速度をそれぞれ求める自車位置・進行方向・速度演
算部31と、情報信号の送受信を禁止する送受信禁止処
理部33を含む送受信信号処理部32と、無線信号の周
波数をランダムに設定するための乱数発生部34と、記
憶手段としてのRAM35とRAM35、及び計時用の
タイマ37を備えている。
各種の情報が入力される。即ち、GPS受信装置とジャ
イロ及び車速センサ等からの検出情報9と、経路誘導入
力手段7からの経路誘導のための情報信号と、地図メモ
リ8からの道路情報と、サイドブレーキスイッチとハザ
ードスイッチとターンシグナルスイッチ等からのスイッ
チ情報10と、例えば交通事故等のアクシデントの発生
を報知するためのアクシデントスイッチあるいは情報信
号の送受信をキャンセルするためのキャンセルスイッチ
等の乗員によりマニュアル操作されるマニュアルスイッ
チ11からの信号等が上記制御手段3に入力される。こ
れら各信号は全て自車両の情報として入力されるもので
あるが、これ以外に他車両から送信される情報情報信号
がアンテナ6を介して受信手段4により受信され且つ上
記制御手段3に取り込まれる。
信号を受けてこれを適宜処理し、車載のディスプレイ1
2に情報の表示を行うとともに、場合によってはブザー
13により所定の警報を発する。また、他車両に情報信
号として送信する必要のある情報は、送信手段5により
アンテナ6を介して無線信号として送信される。
に示すように車両47に延出設置された無指向性のアン
テナ48とか、図7に示すように車両47の前部と後部
にそれぞれ設置され該車両47の前方及び後方への指向
性をもったレーザーレーダ49A,49B等が好適であ
る。
具体的構成を示している。このディスプレイ12は、例
えばペンタッチ入力が可能な表示部としてのタッチパネ
ル15を備えている。また、この外に、操作部として、
エリアの範囲指定を行うための範囲指定スイッチ16
と、所要の交差点の指定を行うための交差点指定スイッ
チ17と、指定誘導路における渋滞状態を検出するため
の渋滞検出スイッチAと、指定エリア全体の渋滞状態を
検出するための渋滞検出スイッチBと、表示位置の変更
設定等を行うためのジョイスティック20と、上記アク
シデントスイッチ21と、例えばこれから向かおうとし
ている地点が渋滞している場合にこれを報知するための
渋滞警報部22、及び上記キャンセルスイッチ23が備
えられている。
合における制御を具体的に説明する。
基本思想を説明する。 (イ)この実施形態の移動体用通信装置においては、車
両間において情報信号の送受信を行う場合に、送受信の
秩序を確立する観点から、原則として、情報信号を受け
ることを欲する側の車両(例えば、自車両)からリクエ
スト信号を送信し、このリクエスト信号を受信した情報
提供側の車両(例えば、他車両)からの情報信号の送信
を待ち、自車両においては他車両から情報信号が送信さ
れた場合にこれを受信してこれを自己の経路誘導等にお
ける情報として利用することができるような制御を採用
している。
スト信号には、他車両から送信される情報信号の周波数
を指定し、指定周波数の信号を受信することで情報の確
実な入手を確保するようにしている。
を指定したとしても、その指定周波数が、他の車々間通
信において指定された周波数と同じ又はこれに近い周波
数であると情報信号同士がバッティングして所望の情報
信号を入手できないということも想定されるので、かか
る場合には上記指定周波数を変更設定する等の種々の対
応をとるようにしている。
してリクエスト信号を送信するとしても、このリクエス
ト信号を受信した車両が、自己が所望している地点から
離れた位置にいる車両である場合には、例えこの他車両
から情報信号を受信してもその情報は自己が所望した地
点の情報ではなく何の役にも立たないことになるので、
かかる不都合を回避すべく、情報の入手を欲する所定の
エリア、あるいは所定の地点(例えば、交差点)を指定
し、そのエリア内にいる他車両、あるいはその地点の近
辺にいる他車両にリクエスト信号を送信することで所望
の情報信号が確実に入手できるようにしている。
報信号を送信する側の車両においては、他車両の状態に
対応して求められる該他車両側の情報、例えば渋滞情報
が、実際の渋滞に基づく自車両の停車状態等に基づくも
のでなく、渋滞に関係しない交通事故等のアクシデント
の発生に基づく停車状態に基づいて得られたものである
場合には、これをそのまま送信すると、この情報信号を
受けた車両は誤情報を受けることになるので、かかる事
態の発生を未然に防止すべく、所定の場合には例えリク
エスト信号を受信しても情報信号の送信を禁止し、ある
いは結果的に渋滞に結び付くであろうアクシデントの発
生についてはこれを報知することで渋滞の発生を予測さ
せ得るような制御を採用している。
信号に基づいて得られる自車両の誘導経路及びその周辺
の道路の渋滞状態等をディスプレイの道路地図上に表示
する場合、道路の表示を、渋滞している道路と渋滞して
いない道路、及び情報信号が受信されないこと等によっ
て渋滞の有無が明らかでない道路等に区別して表示し、
乗員が容易に識別できるようにすることが好ましく、か
かる観点から各道路の表示を情報信号に基づいて識別可
能に表示するような制御を採用している。
受信を行おうとする両車両が同一進行方向において遠距
離にある場合にはこれらの間の送受信が困難となり、所
望の情報が得られないことも起こり得ることから、かか
る場合にはこれら両車両とは進行方向が逆であってその
進行に伴って該両車両に対してそれぞれある時間差をも
って遭遇する対向車両を中継して上記両車両のうちの進
行方向前方側の車両からの情報信号を後方側の車両に受
け渡すようにすることで、遠距離間の確実な車々間通信
が実現できるような制御を採用している。
実際の制御をフローチャートに基づいて説明する。リクエスト信号の送信制御 先ず、図8に示すフローチャートに基づいて、リクエス
ト信号の送信制御について説明する。
時間「T1」の経過の判定を行う。このステップS1で
の判定は、所定時間「T1」(例えば30分)毎に対象
エリア全体の情報を更新するようにしていることに関連
して、表示更新のタイミングをみるためのものである。
「T1」が経過したと判定された場合には、ステップS
18において対象エリアを現在の表示画面全体とし(図
21及び図22を参照)、ステップS19においては現
在の車速、現在地からの距離に応じて複数の分割エリア
を、現在地から近いエリアから遠いエリアにかけて順次
設定する。
示す表示画面において、複数の縦エリアライン25,2
5,・・と複数の横エリアライン26,26,・・とに
より区画される複数のエリアの設定面積を、自車両1か
らの距離と自車両1の現在の車速とに応じて設定するも
のであって、図21と図22との間においては、図21
は車速が小さいときの設定で、図22は車速が大きいと
きの設定であり、車速が小さいほどエリアの設定面積が
小さくなっている。また、図21及び図22共に、自車
両1から各エリアまでの距離に基づく設定がなされてお
り、自車両1からの距離が大きくなるほどエリアの設定
面積が大きくなっている。
ップS1において所定時間「T1」が経過していないと
判定された場合には、次にステップS2において上記範
囲指定スイッチ16,交差点指定スイッチ17等のマニ
ュアルスイッチが操作されたか否かを判定する。ここ
で、マニュアルスイッチが操作されていないと判定され
た場合(即ち、現在の設定エリアを変更する要求がない
場合)には、そのままステップS12に移行するが、マ
ニュアルスイッチが操作されたと判定された場合(即
ち、現在の設定エリアの変更要求が出された場合)に
は、ステップS3のエリア設定ルーチンを実行し、情報
受信を所望する単一のエリアを設定する。
エリア設定ルーチンにおける単一エリアの設定制御を説
明する。先ず、図9のステップS1において、自車両1
の誘導経路における渋滞状態を検出する上記渋滞状態検
出スイッチA(図5参照)が操作されたかどうかを判定
し、ここで操作されていないと判定された場合にはさら
にステップS4において指定エリア内全体の渋滞状態を
検出する上記渋滞状態検出スイッチBが操作されたかど
うかを判定する。
出スイッチAが操作されたと判定された場合には、さら
にステップS2において上記範囲指定スイッチ16が操
作されたかどうかを判定し、ここで操作されたと判定さ
れた場合には、乗員の操作(例えば、上記タッチパネル
15へのタッチ操作とか上記ジョイスティック20の操
作)によりマトリクス上の特定範囲内を設定し(ステッ
プS10)、さらにステップS11においてはこの設定
された特定範囲内における経路誘導路の付近にエリアを
設定し、ルーチンを終了する。
しと判定された場合には、さらにステップS3におい
て、上記交差点指定スイッチ17が操作されたかどうか
が判定される。ここで、交差点指定スイッチ17が操作
されたと判定された場合には、その操作に基づいて特定
の交差点を設定し(ステップS8)、さらにステップS
9においてはこの特定の交差点から1キロ以内の経路誘
導路付近にエリアを設定し、ルーチンを終了する。さら
に、ステップS3において、上記交差点指定スイッチ1
7が操作されなかったと判定され場合には、現在の表示
画面上の経路誘導路付近にエリアを設定してルーチンを
終了する(ステップS7)。
におけるエリア設定に際しては、データとして道路(単
位)IDが利用される。
出スイッチBが操作されなかったと判定された場合に
は、何等の処理をすることなくそのままルーチンを終了
するが、渋滞状態検出スイッチBが操作されたと判定さ
れた場合には、次にステップS5において、上記範囲指
定スイッチ16が操作されたかどうかを判定し、ここで
操作されたと判定された場合には、乗員の操作によりマ
トリクス上の特定範囲内を設定し(ステップS16)、
さらにステップS17においてはこの設定された特定範
囲内にエリアを設定し、ルーチンを終了する。
しと判定された場合には、さらにステップS6において
上記交差点指定スイッチ17が操作されたかどうかが判
定される。ここで、交差点指定スイッチ17が操作され
たと判定された場合には、その操作に基づいて特定の交
差点を設定し(ステップS14)、さらにステップS1
5においてはこの特定の交差点から1キロ以内にエリア
を設定し、ルーチンを終了する。さらに、ステップS6
において、上記交差点指定スイッチ17が操作されなか
ったと判定され場合には、現在の表示画面上の全ての領
域にエリアを設定し、30分毎のルーチン(上記図8の
フローチャートにおけるステップS18)に移行する。
ある。このように、自車両の乗員の意思に基づいてエリ
ア設定を行うことで、該乗員は自分が最も所望している
地点の情報をより確実に入手することができるものであ
る。
テップS3でのエリア設定ルーチンの実行後、あるいは
ステップS18及びステップS19での30分毎のルー
チンの実行後、ステップS4に移行し、周波数設定ルー
チンを実行する。
制御を、図10〜図13のフローチャートに基づいて説
明する。
リクエスト信号を受信した他車両から送信される情報信
号の指定周波数を設定するルーチンであって、ここでは
周波数の設定の仕方がそれぞれ異なる以下の三つのルー
チンのそれぞれについて周波数設定制御を具体的に説明
する。
(A)では、上記ROM36(図4参照)に記憶されて
いる当該車両に搭載された移動体用通信装置に固有の周
波数「f2」を読み出す(ステップS1)とともに、過
去、5秒以内にこの周波数「f2」に近い周波数にて情
報信号を送信することを要請する返答指令をもつ他車両
からのリクエスト信号を受信したかどうかを判定する
(ステップS2)。ここで、かかるリクエスト信号を受
信していない場合には情報信号同士のバッティングの可
能性が無いので、この固有の周波数「f2」を返信周波
数として採用し、ルーチンを終了する。
エスト信号を受信したと判定された場合には、情報信号
同士のバッティングの可能性があるため、ステップS3
において10秒を経過するまで待機し、10秒経過後に
ステップS2にリターンし、再度リクエスト信号の受信
の有無を判定する。そして、過去5秒以内に上記リクエ
スト信号を受信していないと判定されるまでこの制御を
繰り返し、受信していないと判定された時点で上記周波
数「f2」を送信周波数として設定する。
は、先ず、ステップS1において、所定の範囲内で乱数
により返信周波数「f2」を決定する。しかる後、ステ
ップS2においては、過去、5秒以内にこの周波数「f
2」に近い周波数にて情報信号を送信することを要請す
る返答指令をもつ他車両からのリクエスト信号を受信し
たかどうかを判定する。ここで、かかるリクエスト信号
を受信していない場合には情報信号同士のバッティング
の可能性が無いので、この固有の周波数「f2」を返信
周波数として採用し、ルーチンを終了する。
エスト信号を受信したと判定された場合には、情報信号
同士のバッティングの可能性があるため、ステップS3
において、所定の範囲内で乱数により返信周波数「f
2」を再度決定した後、ステップS2に移行し、再度決
定された上記周波数「f2」に近い周波数にて返答指令
を出したリクエスト信号を過去5秒以内に受信したかど
うかを判定し、受信していなければその周波数「f2」
を返信周波数として決定してルーチンを終了する。一
方、受信していると判定された場合には、再々度、ステ
ップS3において所定範囲内で乱数により新たな返信周
波数「f2」を決定し、ステップS2にリターンして制
御を繰り返す。そして、過去5秒以内に当該周波数「f
2」で返答指令を出したリクエスト信号を受信していな
いと判定された時点で、その時の周波数「f2」を返信
周波数として決定し、ルーチンを終了する。
は、先ず、ステップS1において、ROM36に予め記
憶されている複数の固有周波数「f2a」,「f2
b」,「f2c」を読み出す。次に、ステップS2にお
いては、上記各周波数「f2a」〜「f2c」をそれぞ
れ送信周波数の第1〜第3の候補と位置付け、先ず、過
去、5秒以内に第1候補の周波数「f2a」に近い周波
数にて情報信号を送信することを要請する返答指令をも
つ他車両からのリクエスト信号を受信したかどうかを判
定する。ここで、かかるリクエスト信号を受信していな
い場合には情報信号同士のバッティングの可能性が無い
ので、この固有の周波数「f2a」を返信周波数として
採用し、ルーチンを終了する。
エスト信号を受信したと判定された場合には、情報信号
同士のバッティングの可能性があるため、先ずステップ
S3において上記各周波数「f2a」〜「f2c」の全
てを読み出したかどうかを判定する。ここで、最初は第
1候補の周波数「f2a」のみが読み出され、第2及び
第3候補の周波数「f2b」,「f2c」は読み出され
ていないので、ステップS4において第2候補の周波数
「f2b」を読み出してステップS2にリターンする。
そして、該ステップS2において、この第2候補の周波
数「f2b」での返答指令を出したリクエスト信号の受
信の有無を判定し、受信していないと判定された場合に
はその周波数「f2b」を返信周波数として設定しルー
チンを終了する。
2b」をもつリクエスト信号を受信したと判定された場
合には、再度ステップS3に移行し、さらにステップS
4において第3候補の周波数「f2c」を読み出し、再
度ステップS2での判定を行う。ここで、この第3候補
の周波数「f2c」でのリクエスト信号は受信しないと
判定された場合には、この周波数「f2c」を返信周波
数として設定しルーチンを終了する。
数「f2a」〜「f2c」の全てを読み出したが、これ
らいずれも送信周波数として採用できなかったと判定さ
れた場合には、ステップS5に移行し、10秒経過する
まで待機し、10秒経過後に再度、第1候補の周波数
「f2a」から第3候補の周波数「f2」の順に返信周
波数としての採用の可否を判定するものである。
このように、返信周波数「f2」を指定して情報の提供
を求めることで、該情報の入手を望む者は、例え多数の
情報信号が飛び交う環境下であっても、自分が最も所望
する情報を確実に入手することができることになる。
テップS4での周波数設定が終了すると、次にステップ
S5において、自車両から他車両に向けて、情報信号の
送信を要請すべくリクエスト信号を送信するとともに、
このリクエスト信号の送信後、所定時間「T2」(例え
ば、5秒)だけ待機する(ステップS6)。尚、このリ
クエスト信号には、図17に示すように、自車両のI
D、エリア情報、返信周波数「f2」、自車両の位置情
報と進行方向情報等が含まれる。
S7において、上記リクエスト信号において指定した送
信周波数「f2」にて他の車両IDをもった返信信号が
あったかどうかを判定する。ここで、返信信号があった
と判定された場合には、この返信信号は自車両が本来要
求した情報信号ではなく、この返信信号と自己の要求に
応じて送信される情報信号とのバッティングの可能性が
あるので、この場合にはステップS5にリターンし、再
度リクエスト信号の送信を行い(ステップS5、ステッ
プS6及びステップS7)、上記送信周波数「f2」に
て他の車両IDをもった返信信号が無いと判定されるま
で、上記制御を繰り返し、該判定がされた時点でステッ
プS8に移行し、返信信号の受信を行う。
IDをもつ返信周波数「f2」での返信信号(情報信
号)が受信されたかどうかを判定する。ここで、返信信
号を受信した場合には、ステップS9において、その返
信信号から上記単一エリアにおける交通状況を演算す
る。しかる後、ステップS10に移行し、ここでは上記
の交通状況の演算が行われたエリア以外に情報信号の入
手を希望する次のエリアがあるかどうかを判定する。そ
して、次のエリアが無い場合にそのままステップS11
に移行するが、次のエリアがある場合には、ステップS
5へリターンし、この次のエリアにおける返信信号の受
信及び該返信信号に基づく交通状況の演算を行う(ステ
ップS5〜ステップS9)。次のエリアが存在する限
り、上記制御を順次繰り返して全てのエリアについての
交通状況を演算した後、ステップS11に移行する。
受信していないと判定された場合(即ち、今、対象とし
ているエリアからは返信信号が受信されなかった場合)
には、ステップS10からステップS5に移行し、上記
と同様の制御を繰り返し(ステップS5〜ステップS
9)、情報信号の入手を所望する全てのエリアのうち返
信信号が受信されたエリアのそれぞれについてその交通
状況を演算し、ステップS11に移行する。以上のステ
ップS5〜ステップS10の実行によって全エリアの交
通状況の演算が終了する。
プレイに上記の演算内容に応じた交通状況の表示あるい
は報知を行うとともに、他車両からの返信信号が無かっ
た場合にはその旨の表示あるいは報知を行う。
に示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。
に更新するものとし(ステップS1)、その表示更新時
間以内においては、先ずステップS2においてRAM3
5(図4参照)から読み出された現在地データと設定さ
れた縮尺とから、ディスプレイに表示される道路を演算
する。
路(単位)に関して、その道路上に対応する位置座標も
つ車両(即ち、その道路上を走行中の車両)、あるいは
その位置座標に関するデータをもった車両(即ち、例え
ば、現在より30分以内前にその道路を走行した車両)
から得られる車両の車速、進行方向、位置座標、渋滞履
歴等の情報をRAM35から読み出す(図18の返信信
号データを参照)。
きデータがあるかどうかを判定し、データ数が1以上あ
る場合には、ステップS5においてその道路が渋滞して
いるかどうかを判定する。尚、この渋滞判定に際して
は、例えば複数のデータに基づく単純な多数決による渋
滞判定とか、各データ数の信頼性を加味した渋滞判定等
の判定手法がとられる。
ていると判定された場合には、その道路を注意色である
赤色(あるいは強調色)で表示させる(ステップS
7)。また、渋滞していないと判定された場合には、そ
の道路を安全色である青色(あるいは通常色)で表示さ
せる(ステップS6)。一方、ステップS4において、
表示すべきデータが無いと判定された場合には、渋滞情
報が加味されていない表示としてその道路を白色(ある
いは、通常色から若干暗くした色)で表示させるか、あ
るいは次述の「推定処理」の推定結果に基づいて表示す
る(ステップS8)。
(単位)以外に表示すべき他の道路(単位)があるかど
うかを判定し、有れば上記ステップS3〜ステップS8
の制御を繰り返してその道路の表示を行い、全ての道路
(単位)の表示が完了した時点でリターンする。
によって変化させることで、表示された道路における渋
滞の有無を乗員が容易に識別することができる。尚、か
かる道路表示の例を図23に示している。この図23に
おいて、符号C1で示す無斜線の道路表示部分は、渋滞
の無い道路部分であって、上記の制御例では青色で表示
される部分である。また、符号C2で示す右上がり斜線
の道路表示部分は、渋滞している道路部分であって、上
記の制御例では赤色で表示される部分である。さらに、
符号C3で示す左上がり斜線の道路表示部分は、データ
の無い道路部分であって、上記の制御例では白色で表示
される部分である。
づいて、上記「推定処理」について説明する。この「推
定処理」は、例えば情報信号の受信不能等の理由によっ
て表示すべき道路(単位)についてのデータが無い場合
における制御であって、かかる道路については過去のデ
ータに基づいて現在の交通状況を推定し、その推定結果
に基づいて識別可能に表示を行うものである。
て、現時点から40分以内前の時間範囲内において道路
の渋滞を示すデータが存在したか否かを判定する。ここ
で、渋滞データが存在したと判定された場合には、その
道路(単位)は現在も渋滞していないであろうと推定し
てこれを青色(あるいは通常色)で表示させる(ステッ
プS4)。
前の渋滞データが存在しないと判定された場合には、さ
らにステップS2において、現時点から50分以内前の
時間範囲内において道路の渋滞を示すデータが存在した
か否かを判定する。ここで、渋滞データが存在したと判
定された場合には、その道路(単位)は現在も渋滞状態
にあるであろうと推定しこれを赤色(あるいは強調色)
で表示させる一方(ステップS5)、渋滞データが存在
しないと判定された場合にはその道路(単位)を白色
(あるいは通常色から若干暗くした色)で表示させるも
のである(ステップS3)。
に、道路の表示を全て渋滞情報が加味されていない道路
として表示させるのではなく、過去の渋滞情報に基づく
推定により表示させるようにすることで、全く渋滞情報
が加味されていない道路の範囲が少なくなり、それだけ
情報の信頼性が高まることになる。
ップS1からステップS11までの制御が自車両からリ
クエスト信号を送信し、これを受けた他車両からの情報
信号を受信してこれをディスプレイ上に表示し、該自車
両の乗員がその表示情報を利用して自車の経路誘導等を
行うことができるまでの制御である。
プS17までの制御は、自車両が渋滞の中にいる場合に
おいて、その渋滞情報を他車両からのリクエスト信号の
有無にかかわらず送信する場合(例えば、自車両が渋滞
していることを自発的に他車両に知らしめる場合)の送
信制御である。即ち、ステップS12においては、現在
渋滞中か否かを判定し、渋滞中であればステップS15
において所定時間「T3」(例えば、10分)が経過し
たかどうか判定し、経過していれば送信周波数「f3」
にて渋滞に関する送信信号を送信する(ステップS1
6)。即ち、所定時間「T3」毎に送信を繰り返すもの
である。
場合には、次にステップS13において渋滞報知スイッ
チが操作されたか否かを判定し、該スイッチが操作され
た場合には上記と同様に、送信周波数「f3」にて渋滞
に関する送信信号を送信する(ステップS16)。
関する送信信号の送信後、又は上記渋滞報知スイッチが
操作されていない場合には、ステップS14において交
通事故等のアクシデントの発生を報知するアクシデント
スイッチが2回操作されたか否かを判定する。ここで、
2回の操作を条件としたのは、この「2回の操作」に
「渋滞報知を早くしたい」という意思表示の意味をもた
せるためであり、該アクシデントスイッチが2回操作さ
れた場合には送信周波数「f3」での渋滞に関する送信
信号を送信する(ステップS117)。
の制御は、例えば渋滞の先頭側にいる車両が、これより
も後方側においてこれに後続している他の車両に対し
て、現在の渋滞情報を、対向車を中継して伝達したいと
欲する場合(図3を参照)に好適な制御である。また、
この送信周波数「f3」で送信される送信信号データと
しては、例えば図19及び図20に示す如きものが考え
られる。
から渋滞情報等の情報信号の入手を希望する車両側にお
ける制御である。
自己が保有する渋滞状況等の情報を送信する車両側にお
ける渋滞情報等の採取制御を、図15に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
S3において、5秒毎にGPS信号に基づき現在位置を
演算し、且つその演算された現在位置をRAMに記憶す
る。
ては、3秒毎に、車速センサの出力値から車速を演算す
るとともに、ジャイロの出力値から進行方向を演算し、
この車速と進行方向とを共にRAMに記憶する。
「1分」毎に渋滞判定を行うものとし、該所定時間経過
前の場合、該所定時間経過後で且つ車速が15キロ以下
の場合、及び車速が15キロ以上の判定が所定回数「5
回」以上連続しない場合には、共に「非渋滞」と判定す
る(ステップS9〜ステップS10及びステップS1
7)。
5キロ以下の判定が5回以上連続してなされた否か(即
ち、車速15キロ以下の状態が5分以上継続したか否
か)を判定する。そして、上記所定回数が5回である場
合には、ステップS12において、車速が15キロ以下
となった地点、及びその進行方向と時刻を演算し、これ
をRAMに記憶するとともに、「渋滞」と判定しこの渋
滞情報も併せて記憶する。これに対して、所定回数が5
回以上である場合には、ステップS18において、渋滞
の連続経過時間と現在地と現在の車速と進行方向及び現
在時刻をそれぞれ演算し、且つこれらをそれぞれ記憶す
る。
「f2」での他車両からのデータを受信した場合、及び
リクエスト信号に呼応しない対向車からの自発的な周波
数「f3」によるデータを他車両から受信した場合に
は、それぞれその受信データをRAMに記憶する(ステ
ップS13〜ステップS19)。以上で、自車両におい
て受信される全データの記憶が完了する。
は、ステップS15において、RAMに30分以上前の
データが有るか否かを判定する。ここで、30分以上前
のデータが存在する場合には、かかるデータは時々刻々
と変化する交通状況から考えて既に信頼性が低くなって
いるため、現在継続中に関するデータを除き、これをク
リアし、しかる後、リターンする(ステップS16)。
を送信した車両に対して自己が保有する情報を返信信号
として送信する側の車両における返信制御を、図16に
示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。
判定を行う。即ち、制御手段がビジー中である場合(ス
テップS1)、キャンセルスイッチがON操作されてい
る場合(ステップS2)、及びリクエスト信号「f1」
を受信していない場合(ステップS3)には、共に信号
送信を行わないものとし、そのままリターンする。
い場合、即ち、制御手段が非ビジー中で、且つキャンセ
ルスイッチが操作されておらず、しかもリクエスト信号
が受信されている場合には、ステップS4以下の返信信
号の送信制御に移行する。
からのリクエスト信号により指定されたエリア内に自車
両が現在存在しているか否かを判定する。ここで、指定
エリア内に自車両が存在していないと判定された場合
(指定エリア外にいる場合)には、ステップS5におい
て、該指定エリア内のデータを保有しているか否か(即
ち、過去に当該エリア内において求めたデータがあるか
どうか)を判定し、該データを保有している場合には、
記憶しているデータの中で対象となるデータを読み出
し、これに基づいて返信信号を作成し(ステップS
6)、返信信号の作成が完了した時点でこの返信信号を
リクエスト信号にて指定された返信周波数「f2」にて
他車両に向けて送信する(ステップS7及びステップS
8)。
が指定エリア内に存在していると判定された場合には、
現在の自車両の状態に関する返信信号の送信の可否を判
断し、現時点における情報信号と記憶しているデータに
基づく情報信号とを選択して送信する。
場合(ステップS9)、ハザードスイッチが操作されて
いる場合(ステップS10)、ターンシグナルスイッチ
が操作されている場合(ステップS11)、及びGDO
Pにより演算された自車両の位置情報が不正確である場
合(ステップS12)には、共にこれらいずれの場合に
おいても本来の渋滞による停車とそれ以外の停車(例え
ば駐車中の停車)との判別ができず、誤情報を送信する
おそれがあるので、かかる場合には、先ずステップS1
8においてアクシデントスイッチの操作の有無を判定す
る。そして、アクシデントスイッチが操作されていない
場合には、現時点での情報信号は送信せず、記憶したデ
ータに基づく情報信号を送信するものとし、先ず、ステ
ップS5においては指定エリア内のデータを保有してい
るか否かを判定し、該データを保有している場合には、
記憶しているデータの中で対象となるデータを読み出
し、これに基づいて返信信号を作成し(ステップS
6)、返信信号の作成が完了した時点でこの返信信号を
リクエスト信号にて指定された返信周波数「f2」にて
送信する(ステップS7及びステップS8)。
上記アクシデントスイッチが操作されていると判定され
た場合には、ステップS14において自車両がリクエス
ト信号を送信してきた他車両と同一進行方向にあるのか
どうかを判定し、進行方向が同一である時には自車両の
情報が上記他車両において有効に利用できるので、この
場合には現在の自車両の状態に関する返信信号を作成し
(ステップS15)、これを周波数「f2」にて送信す
る(ステップS5→ステップS7→ステップS8)。ま
た、ステップS14での判定の結果、自車両と他車両と
の進行方向が逆である場合には、記憶しているデータの
中から対象となるデータ(即ち、進行方向が逆方向であ
る場合のデータ)を読み出して返信信号を作成し、これ
を返信信号として送信する(ステップS5→ステップS
6→ステップS7→ステップS8)。
ップS9)で、ハザードスイッチが非操作(ステップS
10)で、ターンシグナルスイッチが非操作(ステップ
S11)で、しかも自車両の位置情報が正確(ステップ
S12)であるという全ての条件が成立した場合には、
ステップS13に移行する。そして、このステップS1
3においては、自車両が停止中が否かを判定し、停止中
でない場合には、さらにステップS14において自車両
がリクエスト信号を送信してきた他車両と同一進行方向
にあるのかどうかを判定し、進行方向が同一である時に
は自車両の情報が上記他車両において有効に利用できる
ので、この場合には現在の自車両の状態に関する返信信
号を作成し(ステップS15)、これを周波数「f2」
にて送信する(ステップS5→ステップS7→ステップ
S8)。
結果、自車両と他車両との進行方向が逆である場合に
は、記憶しているデータの中から対象となるデータ(即
ち、進行方向が逆方向である場合のデータ)を読み出し
て返信信号を作成し、これを返信信号として送信する
(ステップS5→ステップS6→ステップS7→ステッ
プS8)。
現在自車両が停止中であると判定された場合には、ステ
ップS16において現在位置が交差点から1キロ未満の
地点であるのかどうか(即ち、渋滞による停車の可能性
が高い地点にいるのかどうか)を判定するとともに、1
キロ未満の地点であると判定された場合にはさらにステ
ップS17において現在自車両が渋滞内にいるのか否か
をそれぞれ判定する。そして、現在位置が交差点から1
キロ以上離れた地点である場合、及び現在位置が交差点
から1キロ未満の地点であっても渋滞内ではないと判定
された場合には、共にステップS14に移行し、自車両
と他車両との進行方向を判定し、進行方向が同一である
場合には、現在の自車両の状態に関する返信信号を作成
し(ステップS15)、これを周波数「f2」にて送信
する(ステップS5→ステップS7→ステップS8)。
また、進行方向が逆方向である場合には、記憶している
データの中から対象となるデータ(即ち、進行方向が逆
方向である場合のデータ)を読み出して返信信号を作成
し、これを返信信号として送信する(ステップS5→ス
テップS6→ステップS7→ステップS8)。
現在自車両が渋滞内にいると判定された場合には、ステ
ップS18においてアクシデントスイッチの操作の有無
を判定し、アクシデントスイッチが操作されていない場
合には、ステップS5においては指定エリア内のデータ
を保有しているか否かを判定し、該データを保有してい
る場合には、記憶しているデータの中で対象となるデー
タを読み出し、これに基づいて返信信号を作成し(ステ
ップS6)、返信信号の作成が完了した時点でこの返信
信号をリクエスト信号にて指定された返信周波数「f
2」にて送信する(ステップS7及びステップS8)。
れている場合には、ステップS14において自車両がリ
クエスト信号を送信してきた他車両と同一進行方向にあ
るのかどうかを判定し、進行方向が同一である時には自
車両の情報が上記他車両において有効に利用できるの
で、この場合には現在の自車両の状態に関する返信信号
を作成し(ステップS15)、これを周波数「f2」に
て送信する(ステップS5→ステップS7→ステップS
8)。一方、ステップS14での判定の結果、自車両と
他車両との進行方向が逆である場合には、記憶している
データの中から対象となるデータ(即ち、進行方向が逆
方向である場合のデータ)を読み出して返信信号を作成
し、これを返信信号として送信する(ステップS5→ス
テップS6→ステップS7→ステップS8)。
の制御である。このように、返信信号を自車両の現在の
状態に応じて選択してこれを他車両に送信するようにす
ることで、該返信信号を受けた上記他車両においては、
より信頼性の高い情報を入手することができるものであ
る。
通信状態を示す概念図である。
通信状態を示す概念図である。
信形態の説明図である。
ック図である。
ィスプレイの構成説明図である。
るアンテナの説明図である。
るアンテナの説明図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
リクエスト信号データである。
返信信号データである。
送信信号データである。
送信信号データである。
道路表示の説明図である。
道路表示の説明図である。
道路表示の説明図である。
の送受信形態の説明図である。
は制御手段、4は受信手段、5は送信手段、6はアンテ
ナ、7は経路誘導入力手段、8は地図メモリ、9は検出
情報、10はスイッチ情報、11はマニュアルスイッ
チ、12はディスプレイ、13はブザー、15はタッチ
パネル、16は範囲指定SW、17は交差点SW、20
はジョイスティック、21はアクシデントSW、23は
キャンセルSW、31は自車位置・進行方向・速度演算
部、32は送受信信号処理部、33は送受信禁止処理
部、34は乱数発生部、35はRAM、36はROM、
37はタイマーである。
Claims (12)
- 【請求項1】 自移動体に搭載されて他移動体との間
において情報通信を行うようにした移動体用通信装置で
あって、 無線信号を送信する送信手段と、 上記自移動体の周辺の不特定の上記他移動体に対して情
報信号の発信を要請するためのリクエスト信号を送信さ
せるべく上記送信手段を制御する制御手段と、 上記他移動体からの情報信号を受信する受信手段と、を
備えたことを特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 所望のエリアを設定するエリア設定手段を備え、 上記制御手段は、上記リクエスト信号に、上記エリア内
に位置する上記他移動体に情報信号の送信を行わせるた
めの情報を織り込み、これを上記送信手段により送信さ
せることを特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記エリア内に位置する上記他移動体が、経路誘導路上
の移動体であることを特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記経路誘導路上の所望の区間を特定する区間特定手段
を備え、上記エリア内に位置する上記他移動体が上記経
路誘導路上の所望の区間内の移動体であることを特徴と
する移動体用通信装置。 - 【請求項5】 請求項3において、 上記エリア内に位置する上記他移動体が、道路上にて自
移動体と同一方向に進行する移動体であることを特徴と
する移動体用通信装置。 - 【請求項6】 請求項2において、 上記エリア設定手段が、マニュアル操作によるエリア設
定が可能な構成とされていることを特徴とする移動体用
通信装置。 - 【請求項7】 請求項6において、 所望の地点を特定する地点特定手段を備え、 上記エリア内に位置する上記他移動体が上記地点から所
定範囲内の移動体であることを特徴とする移動体用通信
装置。 - 【請求項8】 請求項2において、 上記エリア設定手段が複数のエリアを順次エリア設定す
る構成とされ、 上記制御手段は上記エリア設定手段により順次設定され
る上記各エリアに対応して上記送信手段により順次リク
エスト信号を送信させることを特徴とする移動体用通信
装置。 - 【請求項9】 請求項8において、 上記エリア設定手段が、複数のエリアを設定するに際し
自移動体に近いエリアから順次エリア設定を行うことを
特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項10】 請求項2において、 上記エリア設定手段が、自移動体からの距離が大きいエ
リアほどその設定エリア面積が大きくなるように該設定
エリア面積を自移動体からの距離に応じて変更設定する
ことを特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項11】 請求項2において、 上記エリア設定手段が、自移動体の移動速度が大きいエ
リアほどその設定エリア面積が大きくなるように該設定
エリア面積を自移動体の移動速度に応じて変更設定する
ことを特徴とする移動体用通信装置。 - 【請求項12】 請求項1又は2において、 上記情報信号が、上記他移動体の位置、進行方向及び進
行速度の少なくともいずれか一つに関連した情報である
ことを特徴とする移動体用通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21659897A JP3772482B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 移動体用通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21659897A JP3772482B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 移動体用通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1168643A true JPH1168643A (ja) | 1999-03-09 |
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ID=16690939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21659897A Expired - Fee Related JP3772482B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 移動体用通信装置 |
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1997
- 1997-08-11 JP JP21659897A patent/JP3772482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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