JPH116882A - 電子制御式機械時計 - Google Patents

電子制御式機械時計

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JPH116882A
JPH116882A JP9159043A JP15904397A JPH116882A JP H116882 A JPH116882 A JP H116882A JP 9159043 A JP9159043 A JP 9159043A JP 15904397 A JP15904397 A JP 15904397A JP H116882 A JPH116882 A JP H116882A
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JP
Japan
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electronically controlled
controlled mechanical
power supply
electric energy
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JP9159043A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsuchiya
和博 土屋
Osamu Takahashi
理 高橋
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針合わせ時等で発電機が停止した場合でも、
正確な針合わせを行うことができる電子制御式機械時計
を提供すること。 【解決手段】 ゼンマイの機械エネルギを電気エネルギ
に変換する発電機20と、発電機20の回転周期を制御
する回転制御手段50とを備える電子制御式機械時計
に、発電機20が停止中に回転制御手段50に電気エネ
ルギを供給する太陽電池40等からなる電力供給手段を
設ける。針合わせ時等に発電機が停止しても、太陽電池
40から回転制御手段50に電気エネルギを供給し続け
ることができるため、IC51や水晶振動子52を安定
して駆動し続けることができ、正確な時間制御を行えて
正確な針合わせを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼンマイが開放す
る時の機械エネルギを発電機で電気エネルギに変換し、
その電気エネルギにより回転制御手段を作動させて発電
機の回転周期を制御することにより、輪列に固定される
指針を正確に駆動する電子制御式機械時計に関する。
【0002】
【背景技術】ゼンマイが開放する時の機械エネルギを発
電機で電気エネルギに変換し、その電気エネルギにより
回転制御手段を作動させて発電機のコイルに流れる電流
値を制御することにより、輪列に固定される指針を正確
に駆動して正確に時刻を表示する電子制御式機械時計と
して、特開平8−5758号公報に記載されたものが知
られている。
【0003】この際、発電機による電気エネルギを一
旦、平滑用コンデンサに供給し、このコンデンサからの
電力で回路制御手段を駆動しているが、このコンデンサ
には発電機の回転周期と同期した交流の起電力が入力さ
れるため、ICや水晶振動子を備える回路制御手段の動
作を可能とするための電力を長期間保持する必要がなか
った。このため、従来は、ICや水晶振動子を数秒程度
動作可能な静電容量の比較的小さなコンデンサが用いら
れていた。
【0004】この電子制御式機械時計は、指針の駆動を
ゼンマイを動力源とするためモータが不要であり、部品
点数が少なく安価であるという特徴がある。その上、電
子回路を作動させるのに必要な僅かな電気エネルギを発
電するだけでよく、少ない入力エネルギで時計を作動す
ることもできた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子制
御式機械時計は、以下の課題を有している。すなわち、
通常は竜頭を引き出して行う針合わせ(時刻合わせ)を
行う場合、正確に時刻を合わせられるように、時、分、
秒の各指針を停止させていた。指針を停止することは、
輪列を停止させることになるため、発電機も停止されて
いた。
【0006】このため、発電機から平滑用コンデンサへ
の起電力の入力が停止する一方で、ICは駆動し続ける
ため、コンデンサに蓄えられた電荷はIC側に放電され
て端子電圧が低下し、その結果、回路制御手段も停止し
ていた。
【0007】そして、針合わせを終えて竜頭を押し込
み、発電機が回転を開始しても、コンデンサの電圧が回
路制御手段の駆動開始電圧(ICを駆動可能な電圧)に
達するまでICが動作せず、正確な時間制御を行えない
という問題があった。
【0008】また、水晶振動子は、電圧を加えてから、
安定して発振信号を出すまでに少々の時間を必要するた
め、ICが駆動しても、水晶振動子が安定するまでに時
間がかかり、その間も正確な時間制御を行えないという
問題があった。
【0009】このため、正確な針合わせを行うことがで
きないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、針合わせ時等で発電機が
停止した場合でも、正確な針合わせを行うことができる
電子制御式機械時計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電子制御式機械
時計は、ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイ
の機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前
記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギ
により駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転
制御手段とを備える電子制御式機械時計において、前記
発電機が停止している際に、前記回転制御手段に電気エ
ネルギを供給する電力供給手段を備えることを特徴とす
るものである。
【0012】本発明では、針合わせ時等に発電機が停止
した場合でも、電力供給手段を備えているので、回転制
御手段に電気エネルギを供給し続けることができる。こ
のため、ICや水晶振動子からなる回転制御手段を安定
して駆動し続けることができ、針合わせ後に時計を作動
させた時も、正確な時間制御を行えて正確な針合わせを
行うことができる。
【0013】この際、前記電力供給手段としては、光を
電気エネルギに変換する太陽電池や、浮遊電波を電気エ
ネルギに変換する浮遊電波発電装置や、温度差を電気エ
ネルギに変換する熱発電素子、さらには電池等が利用で
きる。
【0014】さらに、前記発電機が停止している際には
前記電力供給手段を前記回転制御手段に接続し、発電機
が駆動されている際には前記電力供給手段を前記回転制
御手段から切断するスイッチを備えることが好ましい。
【0015】このようなスイッチを備えていれば、発電
機が駆動している間は、前記電力供給手段を回路から切
り離しておくことができ、余分な電力消費等を防止する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は、本実施形態の電子制御式機械時計
の要部を示す平面図であり、図2及び図3はその断面図
である。
【0018】電子制御式機械時計は、ゼンマイ1a、香
箱歯車1b、香箱真1c及び香箱蓋1dからなる香箱車
1を備えている。ゼンマイ1aは、外端が香箱歯車1
b、内端が香箱真1cに固定される。香箱真1cは、地
板2と輪列受3に支持され、角穴車4と一体で回転する
ように角穴ネジ5により固定されている。
【0019】角穴車4は、時計方向には回転するが反時
計方向には回転しないように、こはぜ6と噛み合ってい
る。なお、角穴車4を時計方向に回転しゼンマイ1aを
巻く方法は、機械時計の自動巻または手巻機構と同様で
あるため、説明を省略する。
【0020】香箱歯車1bの回転は、7倍に増速されて
二番車7へ、順次6.4倍増速されて三番車8へ、9.37
5 倍増速されて四番車9へ、3倍増速されて五番車10
へ、10倍増速されて六番車11へ、10倍増速されて
ロータ12へと、合計126,000倍の増速をしてい
る。
【0021】二番車7には筒かな7aが、筒かな7aに
は分針13が、四番車9には秒針14がそれぞれ固定さ
れている。従って、二番車7を1rphで、四番車9を
1rpmで回転させるためには、ロータ12は5rps
で回転するように制御すればよい。このときの香箱歯車
1bは、1/7rphとなる。
【0022】この電子制御式機械時計は、ロータ12、
ステータ15、コイルブロック16から構成される発電
機20を備えている。ロータ12は、ロータ磁石12
a、ロータかな12b、ロータ慣性円板12cから構成
される。ロータ慣性円板12cは、香箱車1からの駆動
トルク変動に対しロータ12の回転数変動を少なくする
ためのものである。ステータ15は、ステータ体15a
に4万ターンのステータコイル15bを巻線したもので
ある。
【0023】コイルブロック16は、磁心16aに11
万ターンのコイル16bを巻線したものである。ここ
で、ステータ体15aと磁心16aはPCパーマロイ等
で構成されている。また、ステータコイル15bとコイ
ル16bは、各々の発電電圧を加えた出力電圧がでるよ
うに直列に接続されている。
【0024】次に、電子制御式機械時計の制御回路につ
いて、図4を参照して説明する。
【0025】発電機20からの交流出力は、昇圧コンデ
ンサ21,ダイオード22,23からなる昇圧整流回路
を通して昇圧、整流されて平滑用コンデンサ30に充電
される。コンデンサ30には、IC51および水晶振動
子52を備える回転制御手段50が接続されている。
【0026】そして、コンデンサ30に、IC51およ
び水晶振動子52を駆動可能な所定電圧、例えば、1V
の電圧が蓄えられると、その蓄電力でIC51および水
晶振動子52が駆動され、発電機20のコイルに流れる
電流量を可変して電磁ブレーキ量を調整し、発電機20
つまり指針の回転周期を調速している。
【0027】なお、コイルに流れる電流量を可変する手
段としては、特開平8−101284号公報の実施例1
に記載されるような、発電機20両端と並列に接続され
た負荷制御回路の抵抗を可変する方法や、実施例2に記
載されるような、昇圧段数を可変する方法等が有効であ
る。また、昇圧整流回路に設けられたスイッチ24は、
過電流、過電圧が加わった際のリミッタである。
【0028】この回路には、電力供給手段である太陽電
池40が設けられている。太陽電池(セル)40は、I
C51や水晶振動子52を駆動可能な程度の小さな電力
を出力できればよいため、時計の文字板の植字部程度の
大きさでよい。このため、例えば、図5に示すように、
時計の文字板の一部、例えば12時を表す植時部の代わ
りに配置したり、文字板全体を太陽電池としてもよい
し、時計バンドに組み込んでもよい。
【0029】この太陽電池40は、スイッチ41を介し
てIC51側に接続されている。スイッチ41は、時計
の竜頭60を引き出す(針合わせ操作を行う)と接続さ
れ、竜頭60を押し込む(針合わせ操作を終了して時計
を駆動させる)と切断されるように構成されている。
【0030】このような本実施形態において、針合わせ
を行うために竜頭60を引き出して指針を停止させる
と、発電機20も停止する。同時に、スイッチ41が入
り、太陽電池40からIC51や水晶振動子52に電力
が供給される。なお、発電機20が停止しても、一定時
間(1〜数秒)は、コンデンサ30からも電力が供給さ
れるため、IC51等には途切れることなく電力が供給
されて回転制御手段50は作動し続ける。
【0031】そして、針合わせが終了して竜頭60を押
し込むと、発電機20が回転して発電し、その出力電力
によって回転制御手段50を駆動して時間制御を行う。
なお、発電機20が回転し始めてからコンデンサ30を
その端子電圧が所定電圧となるまで充電するには一定時
間が必要なため、竜頭60を押し込んでから一定時間経
過後に前記スイッチ41を切断するようにしてもよい。
但し、本実施形態では、発電機20が停止中は太陽電池
40から電力が供給され、コンデンサ30内の電圧が殆
ど低下しないため、竜頭60を押し込むのと同時にスイ
ッチ41を切断しても、コンデンサ30から電力を供給
することができる。
【0032】これにより、針合わせ時等の発電機20が
停止している間も、太陽電池40から電力が供給され、
IC51および水晶振動子52からなる回転制御手段5
0は、常時駆動し続ける。
【0033】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。
【0034】電力供給手段である太陽電池40を設け
たので、発電機20が停止している間も、太陽電池40
によりIC51等の回転制御手段50に電力を供給し続
けることができる。このため、針合わせ作業を終了して
発電機20を駆動させ始めた直後から、正確に時間を制
御でき、正確な針合わせ作業を行うことができる。
【0035】スイッチ41を設けて、発電機20が駆
動されている間は、太陽電池40を回路側から切り離し
ているので、コンデンサ30から回転制御手段50に供
給される電力が太陽電池40側にリークすることがな
く、エネルギー効率を向上することができる。特に、太
陽電池40が光を受けて発電している場合は問題ない
が、光を受けない場合に太陽電池40が回路に接続され
ていると、コンデンサ30からの電力の一部が太陽電池
40側にリークして消費されてしまうが、本実施形態で
は、スイッチ41を設けているので、リーク電流を遮断
してエネルギー効率を向上することができる。
【0036】太陽電池40は、IC51等を駆動可能
な小さな電力を出力できればよく、文字板の植字部程度
の大きさでよいため、文字板や時計バンドなどに組み込
んだ場合でも、目立たず、デザイン性を低下させること
もない。
【0037】針合わせ作業は、通常、太陽光や蛍光灯
などの光の下で行うため、太陽電池40は確実に電力を
出力することができ、針合わせ作業中は、IC51等を
確実に駆動し続けることができる。
【0038】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。なお、以下の各実施形態において、前述の各実施形
態と同一もしくは同様の構成部分には、同一符号を付
し、説明を省略あるいは簡略する。
【0039】本実施形態は、図6に示すように、電力供
給手段として前記第1実施形態の太陽電池40の代わり
に、浮遊電波を受信して発電する浮遊電波発電装置70
を用いたものである。この浮遊電波発電装置70は、ア
ンテナ71、コイル72およびコンデンサ73を備えた
同調回路によって構成され、浮遊電波をアンテナ71で
受信し、コイル72およびコンデンサ73で発電して所
定電圧の電力を出力するものである。
【0040】このような本実施形態においても、針合わ
せ時に竜頭60を引き出すと、スイッチ41が入り、浮
遊電波発電装置70から回転制御手段50に電力が供給
されるため、IC51や水晶振動子52に針合わせ時も
含めて常時電力が供給される。
【0041】このような本実施形態においても、前記第
1実施形態の、と同様な効果が得られる。すなわ
ち、浮遊電波発電装置70により発電機20が停止中も
回転制御手段50に電力を供給することができ、正確な
針合わせ作業を行うことができるとともに、スイッチ4
1を設けたので、発電機20が駆動中に浮遊電波発電装
置70側へのリーク電流を遮断して余分な電力消費を防
止できる。
【0042】さらに、本実施形態では、浮遊電波により
発電しているため、太陽電池40のように、光が無い場
合でも発電することができる。特に、コイル72の巻数
を増やして地磁気程度の大きさの電波でも発電できるよ
うにすれば、どのような場所であっても、発電すること
ができる。
【0043】また、コイル72およびコンデンサ73は
時計のムーブメント内部に構成でき、アンテナ71を時
計バンド等に組み込むことができるため、時計のデザイ
ンに浮遊電波発電装置70が影響することもなく、様々
な意匠の時計に容易に組み込むことができる。
【0044】なお、時計で針合わせをする場合、通常、
時計を手に持って行うため、コンデンサ73やアンテナ
71を人体を利用して実現することもできる。この場合
には、時計内にコイル72のみを組み込んでもよい。
【0045】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。
【0046】本実施形態は、図7に示すように、電力供
給手段として熱発電素子80を用いたものである。熱発
電素子80は、p型とn型の半導体の一端を結合し、他
端を分枝端として、これらの各端部間で温度差を与える
と電流が発生するゼーベック効果を利用したものであ
り、ZnSb、PbTe等のカルコゲン系化合物、Ge
Si等のケイ化物、BP等のホウ化物等で構成されたも
のである。
【0047】この熱発電素子80は、図8に示すよう
に、時計の裏蓋81に設けられたり、時計バンド82内
に組み込まれたり、図9に示すように、竜頭60内に設
けられており、装着する人が熱発電素子80の一端の装
着部分に触れて体温で暖めることで、温度差を生じさせ
て発電を生じさせるものである。
【0048】すなわち、図9に示す場合を例にして説明
すれば、竜頭60のケース83内にはプラス電極板8
4、熱発電素子80、マイナス電極板85が積層されて
いる。マイナス電極板85は、竜頭60の軸86を通し
て時計内部の回路に接続され、プラス電極板84はバネ
性を有する配線87および時計の外装ケース88を介し
て内部回路に接続されている。そして、竜頭60の表面
のマイナス電極板85を人が触れるとプラス電極板84
との間で温度差が生じるため、熱発電素子80で発電さ
れる。
【0049】このような本実施形態においても、針合わ
せ時に竜頭60を引き出すと、スイッチ41が入り、そ
の際、人が熱発電素子80部分を触ることで、熱発電素
子80から回転制御手段50に電力が供給されるため、
発電機20が停止している間も、IC51や水晶振動子
52に電力が供給される。
【0050】このような本実施形態においても、前記第
1実施形態の、と同様に、熱発電素子80で発電機
20の停止中に回転制御手段50に電力を供給でき、正
確な針合わせ作業を行うことができるとともに、スイッ
チ41により熱発電素子80側へのリーク電流を遮断し
て余分な電力消費を防止できるという同じ効果が得られ
る。
【0051】また、本実施形態では、熱発電素子80に
より発電しているため、人が熱発電素子80を触るだけ
で発電することができ、光や浮遊電波が無い場合でも確
実に発電することができる。
【0052】さらに、裏蓋81やバンド82等は、針合
わせ時に無意識に触る場所であるため、利用者がそれほ
ど意識しなくても、確実に発電できるが、特に竜頭60
に熱発電素子80を設けた場合には、針合わせ時に必ず
竜頭60を触るため、確実に発電することができる。
【0053】また、熱発電素子80は、時計内部、バン
ド82、竜頭60等に組み込むことができるため、時計
のデザインに熱発電素子80が影響することもなく、様
々な意匠の時計に組み込むことができる。
【0054】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0055】例えば、電力供給手段としては、前記各実
施形態の太陽電池40、浮遊電波発電装置70、熱発電
素子80に限らず、通常の電池を用いてもよく、要する
に、発電機20が停止中に電力をIC51や水晶振動子
52等の回転制御手段50に供給可能なものであればよ
い。
【0056】特に、固体電解質電池は、溶液タイプの電
解質に比べドライアップや漏液が無く、数十年の信頼性
があり、本発明の電子制御式機械時計に組み込んで十分
利用できる。そして、仮に0.1mAHの電池を用いる
とともに、その電池を竜頭の引き出しおよび押し込み操
作に応じて断続されるスイッチ41を介して回転制御手
段50に接続し、針合わせ時のみに電力を供給するよう
にすれば、針合わせに1回5分かかった場合でも、約1
2,000回分の電力を持っていることになり、長期間
交換せずに利用することができる。
【0057】また、前記各実施形態では、電力供給手段
を回転制御手段50に対して断続するスイッチ41を設
けていたが、このスイッチ41は必ずしも設けなくても
良い。但し、スイッチ41を設けたほうが、発電機20
が駆動している際に、前記電力供給手段を回路から切り
離しておくことができ、余分な電力消費等を防止するこ
とができる点で好ましい。
【0058】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
メインの発電機のほかに、電力供給手段を設けたことに
より、針合わせ時等で発電機が停止した場合でも、IC
に電力を供給でき、水晶振動子の発振を維持できるた
め、正確な針合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子制御式機械
時計の要部を示す平面図である。
【図2】図1の要部を示す断面図である。
【図3】図1の要部を示す断面図である。
【図4】前記実施形態の要部の回路を示す図である。
【図5】前記実施形態が組み込まれた文字板を示す平面
図である。
【図6】本発明の第2実施形態の要部の回路を示す図で
ある。
【図7】本発明の第3実施形態の要部の回路を示す図で
ある。
【図8】前記第3実施形態が組み込まれた時計の概略断
面を示す図である。
【図9】前記第3実施形態が組み込まれた時計の竜頭部
分の概略断面を示す図である。
【符号の説明】
1 香箱車 1a ゼンマイ 13 分針 14 秒針 20 発電機 30 平滑用コンデンサ 40 電力供給手段である太陽電池 41 スイッチ 50 回転制御手段 51 IC 52 水晶振動子 60 竜頭 70 電力供給手段である浮遊電波発電装置 80 電力供給手段である熱発電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G04G 1/00 310 G04G 1/00 310Y

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼ
    ンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機
    と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エ
    ネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御す
    る回転制御手段とを備える電子制御式機械時計におい
    て、 前記発電機が停止している際に、前記回転制御手段に電
    気エネルギを供給する電力供給手段を備えることを特徴
    とする電子制御式機械時計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子制御式機械時計に
    おいて、前記電力供給手段は、光を電気エネルギに変換
    する太陽電池であることを特徴とする電子制御式機械時
    計。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子制御式機械時計に
    おいて、前記電力供給手段は、浮遊電波を電気エネルギ
    に変換する浮遊電波発電装置であることを特徴とする電
    子制御式機械時計。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子制御式機械時計に
    おいて、前記電力供給手段は、温度差を電気エネルギに
    変換する熱発電素子であることを特徴とする電子制御式
    機械時計。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電子制御式機械時計に
    おいて、前記電力供給手段は、電池であることを特徴と
    する電子制御式機械時計。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電子制
    御式機械時計において、前記発電機が停止している際に
    は前記電力供給手段を前記回転制御手段に接続し、発電
    機が駆動されている際には前記電力供給手段を前記回転
    制御手段から切断するスイッチを備えることを特徴とす
    る電子制御式機械時計。
JP9159043A 1997-06-16 1997-06-16 電子制御式機械時計 Withdrawn JPH116882A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000214271A (ja) * 1999-01-27 2000-08-04 Seiko Epson Corp 電子制御式電子機器、電子制御式機械時計および電子制御式電子機器の制御方法
JP2014025364A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Takeshi Tsukuda 地球磁力発電所

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