JPH116898A - X線反射光学系 - Google Patents
X線反射光学系Info
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- JPH116898A JPH116898A JP9161212A JP16121297A JPH116898A JP H116898 A JPH116898 A JP H116898A JP 9161212 A JP9161212 A JP 9161212A JP 16121297 A JP16121297 A JP 16121297A JP H116898 A JPH116898 A JP H116898A
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- plane mirror
- optical system
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- rays
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大面積、高強度、高均一性のX線照射を可能
にする。 【解決手段】 X線源1から放射されたX線2は、空間
座標をx,y,zとしたとき、x,y,zの3次以上の
項を含む多項式で表面形状が記述される非平面鏡3に入
射し、正反射法則に従って反射される。反射されたX線
は、平面鏡4に入射して正反射され、照射面5に投影さ
れる。このとき、入射X線に対する角度を一定に保ちな
がら平面鏡4を平行移動させることにより、ビームを走
査し、露光領域を拡大する。
にする。 【解決手段】 X線源1から放射されたX線2は、空間
座標をx,y,zとしたとき、x,y,zの3次以上の
項を含む多項式で表面形状が記述される非平面鏡3に入
射し、正反射法則に従って反射される。反射されたX線
は、平面鏡4に入射して正反射され、照射面5に投影さ
れる。このとき、入射X線に対する角度を一定に保ちな
がら平面鏡4を平行移動させることにより、ビームを走
査し、露光領域を拡大する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロトロン放
射光(Synchrotron radiation :SR)等を利用するX
線リソグラフィにおいて、光源から放射されるX線を集
光あるいは拡大し、効率的に露光装置に投影するために
使用するX線反射光学系に関するものである。
射光(Synchrotron radiation :SR)等を利用するX
線リソグラフィにおいて、光源から放射されるX線を集
光あるいは拡大し、効率的に露光装置に投影するために
使用するX線反射光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線リソグラフィは、X線を使用して超
LSIの微細パターンを形成するもので、X線の波長が
短いため可視光の波長より小さな0.1ミクロン以下の
超微細パターンまで転写することができる技術である。
X線リソグラフィには、X線を発生するX線源と、X線
を使用して微細パターンを転写するX線露光装置、更に
X線源から放射されるX線をX線露光装置に導入するX
線光学系が必要である。ただし、現在はまだレーザのよ
うに指向性が高いX線源がないため、線源から発散する
ようなX線源しか存在しない。したがって、X線露光装
置に強力なX線ビームを照射するためには発散するX線
を集光するX線光学系が不可欠である。特に、X線を反
射によって投影するX線反射光学系は、X線源とX線露
光装置とを効率的に結びつけるものである。
LSIの微細パターンを形成するもので、X線の波長が
短いため可視光の波長より小さな0.1ミクロン以下の
超微細パターンまで転写することができる技術である。
X線リソグラフィには、X線を発生するX線源と、X線
を使用して微細パターンを転写するX線露光装置、更に
X線源から放射されるX線をX線露光装置に導入するX
線光学系が必要である。ただし、現在はまだレーザのよ
うに指向性が高いX線源がないため、線源から発散する
ようなX線源しか存在しない。したがって、X線露光装
置に強力なX線ビームを照射するためには発散するX線
を集光するX線光学系が不可欠である。特に、X線を反
射によって投影するX線反射光学系は、X線源とX線露
光装置とを効率的に結びつけるものである。
【0003】従来のX線反射光学系において、X線を集
光するX線反射鏡には、球面,円柱面,回転楕円面,楕
円柱,楕円錘,一葉双曲面,二葉双曲面,回転放物面,
楕円放物面,双曲放物面,異なる曲率の球面を組み合わ
せたトロイダル面等の形状が用いられてきた。これらの
面を記述する多項式は直交座標系でそれぞれ以下のよう
に表記される。球面は、(x−x0)2+(y−y0)2
+(z−z0)2=r02と記述され、その形状は図17
のようになり、半径r0がパラメータとなる。円柱面
は、x2+y2=r12 と記述され、その形状は図18の
ようになり、半径r1がパラメータとなる。回転楕円面
は、{(x−x0)2/a02}+{(y−y0)2/b
02}+{(z−z0)2/c02}=1と記述され、そ
の形状は図19のようになり、x軸,y軸,z軸方向の
半径a0,b0,c0がパラメータとなる。
光するX線反射鏡には、球面,円柱面,回転楕円面,楕
円柱,楕円錘,一葉双曲面,二葉双曲面,回転放物面,
楕円放物面,双曲放物面,異なる曲率の球面を組み合わ
せたトロイダル面等の形状が用いられてきた。これらの
面を記述する多項式は直交座標系でそれぞれ以下のよう
に表記される。球面は、(x−x0)2+(y−y0)2
+(z−z0)2=r02と記述され、その形状は図17
のようになり、半径r0がパラメータとなる。円柱面
は、x2+y2=r12 と記述され、その形状は図18の
ようになり、半径r1がパラメータとなる。回転楕円面
は、{(x−x0)2/a02}+{(y−y0)2/b
02}+{(z−z0)2/c02}=1と記述され、そ
の形状は図19のようになり、x軸,y軸,z軸方向の
半径a0,b0,c0がパラメータとなる。
【0004】楕円柱面は、(x2/a12)+(y2/b
12)=1と記述され、その形状は図20のようにな
り、長軸と短軸の半径a1,b1がパラメータとなる。
楕円錐面は、(x2/a22)+(y2/b22)=(z2
/c22)と記述され、その形状は図21のようにな
り、a2,b2,c2がパラメータとなる。一葉双曲面
は、(x2/a32)+(y2/b32)−(z2/c32)
=1と記述され、その形状は図22のようになり、a
3,b3,c3がパラメータとなる。二葉双曲面は、
(x2/a42)−(y2/b42)−(z2/c42)=1
と記述され、その形状は図23のようになり、a4,b
4,c4がパラメータとなる。楕円放物面は、(x2/
a52)+(y2/b52)=z/c5と記述され、その
形状は図24のようになり、a5,b5,c5がパラメ
ータとなる。双曲放物面は、(x2/a62)−(y2/
b62)=z/c6と記述され、その形状は図25のよ
うになり、a6,b6,c6がパラメータとなる。トロ
イダル面は、x2+y2={R2±(r22−z2)1/2}2
と記述され、その形状は図26のようになり、R2,r
2がパラメータとなる。
12)=1と記述され、その形状は図20のようにな
り、長軸と短軸の半径a1,b1がパラメータとなる。
楕円錐面は、(x2/a22)+(y2/b22)=(z2
/c22)と記述され、その形状は図21のようにな
り、a2,b2,c2がパラメータとなる。一葉双曲面
は、(x2/a32)+(y2/b32)−(z2/c32)
=1と記述され、その形状は図22のようになり、a
3,b3,c3がパラメータとなる。二葉双曲面は、
(x2/a42)−(y2/b42)−(z2/c42)=1
と記述され、その形状は図23のようになり、a4,b
4,c4がパラメータとなる。楕円放物面は、(x2/
a52)+(y2/b52)=z/c5と記述され、その
形状は図24のようになり、a5,b5,c5がパラメ
ータとなる。双曲放物面は、(x2/a62)−(y2/
b62)=z/c6と記述され、その形状は図25のよ
うになり、a6,b6,c6がパラメータとなる。トロ
イダル面は、x2+y2={R2±(r22−z2)1/2}2
と記述され、その形状は図26のようになり、R2,r
2がパラメータとなる。
【0005】何れの方程式も対称軸を座標軸にとる限り
座標x,y,zに関して3次以上の項は含んでいない。
これらの曲面は単純なパラメータで記述できるため、そ
の光学的な特性を把握することが容易であり、かつ対称
性が高いため製作も容易であるため、これらの曲面を使
用した光学系が使用されている。また、特定の露光領域
にX線を効率的に集める目的で、これらの形状の反射鏡
を何枚か組み合わせたX線光学系も使用されている。最
近、半導体産業においてX線リソグラフィを超々LSI
製造工程に使用する試みがなされつつあり、産業的に成
り立つためには、露光効率の向上が必須となっている。
露光効率は露光する時のX線の強度が強く、1回の露光
あたりの露光面積が広いほど高くなる。さらに、露光す
る領域では露光の品質を保つため、領域内でのX線強度
は一定でなければならない。したがって、露光効率の向
上には大きな面積に強度が強く、強度の均一性が高いX
線ビーム形成が不可欠とされ、これを実現するX線光学
系の必要性が高まっている。
座標x,y,zに関して3次以上の項は含んでいない。
これらの曲面は単純なパラメータで記述できるため、そ
の光学的な特性を把握することが容易であり、かつ対称
性が高いため製作も容易であるため、これらの曲面を使
用した光学系が使用されている。また、特定の露光領域
にX線を効率的に集める目的で、これらの形状の反射鏡
を何枚か組み合わせたX線光学系も使用されている。最
近、半導体産業においてX線リソグラフィを超々LSI
製造工程に使用する試みがなされつつあり、産業的に成
り立つためには、露光効率の向上が必須となっている。
露光効率は露光する時のX線の強度が強く、1回の露光
あたりの露光面積が広いほど高くなる。さらに、露光す
る領域では露光の品質を保つため、領域内でのX線強度
は一定でなければならない。したがって、露光効率の向
上には大きな面積に強度が強く、強度の均一性が高いX
線ビーム形成が不可欠とされ、これを実現するX線光学
系の必要性が高まっている。
【0006】電磁波は、物質の表面がなめらかであれば
高い反射率で反射される。電磁波の内、波長が短いX線
を反射するためには、表面のなめらかさは凹凸が原子と
同じ大きさ程に小さいことが必要である。さらに、X線
を反射するためには、反射面と入射するX線が成す角度
を2度以下の低角度にすることで生じる全反射現象を利
用しなければならない。入射角が小さいため、表面の凹
凸だけでなく、平面度を良くすることが重要となる。現
在、高剛性のため変形せず、熱伝導性が高いため熱によ
る変形も無い材料を使用して、前記方程式群で形状が記
述できる形状を持ち、なお且つ表面が非常になめらかな
X線反射鏡の製造が進められている。
高い反射率で反射される。電磁波の内、波長が短いX線
を反射するためには、表面のなめらかさは凹凸が原子と
同じ大きさ程に小さいことが必要である。さらに、X線
を反射するためには、反射面と入射するX線が成す角度
を2度以下の低角度にすることで生じる全反射現象を利
用しなければならない。入射角が小さいため、表面の凹
凸だけでなく、平面度を良くすることが重要となる。現
在、高剛性のため変形せず、熱伝導性が高いため熱によ
る変形も無い材料を使用して、前記方程式群で形状が記
述できる形状を持ち、なお且つ表面が非常になめらかな
X線反射鏡の製造が進められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在X線リソグラフィ
用X線光学系で使用されている前述した球面等の曲面
は、数学的に少ないパラメータで記述され、表面に入射
する光線に対し、パラメータを変えることによって決定
される特定の性質を示す。また、2次以下の項で記述さ
れているため、表面の曲率に対応する偏微分を記述する
関数の次数が1次と低いことから、曲率は空間的に大き
く変動しない。このため加工が容易であり、実際に製作
されているものが多い。しかし、ある位置で特定の性質
を満たすようにパラメータを決めると、他の全領域の性
質が一意に決まってしまう。したがって、性質を変え得
る範囲は限定されてしまう。例えば、反射鏡の中心部の
反射角度を決めることで自動的に周辺部の曲率と形状が
決定されるため、中心部と周辺部で異なる特性を有する
自由な形状を利用することができない。これは表面を記
述する関数が含む項の次数が2次以下であることに対応
している。2次の多項式の偏微分は1次であり、原点で
の傾きが決まると全領域の傾きが決定されるため、周辺
部で独自に曲率を変えることはできない。
用X線光学系で使用されている前述した球面等の曲面
は、数学的に少ないパラメータで記述され、表面に入射
する光線に対し、パラメータを変えることによって決定
される特定の性質を示す。また、2次以下の項で記述さ
れているため、表面の曲率に対応する偏微分を記述する
関数の次数が1次と低いことから、曲率は空間的に大き
く変動しない。このため加工が容易であり、実際に製作
されているものが多い。しかし、ある位置で特定の性質
を満たすようにパラメータを決めると、他の全領域の性
質が一意に決まってしまう。したがって、性質を変え得
る範囲は限定されてしまう。例えば、反射鏡の中心部の
反射角度を決めることで自動的に周辺部の曲率と形状が
決定されるため、中心部と周辺部で異なる特性を有する
自由な形状を利用することができない。これは表面を記
述する関数が含む項の次数が2次以下であることに対応
している。2次の多項式の偏微分は1次であり、原点で
の傾きが決まると全領域の傾きが決定されるため、周辺
部で独自に曲率を変えることはできない。
【0008】このため、様々な要求を同時に満たすため
に、反射鏡を組み合わせる等して自由度を増して対応し
ていた。しかし、X線の場合、X線の反射率が低く、何
枚か組み合わせることでX線の輸送効率が極端に低下す
るため、実際は3枚以上の反射鏡を使用する光学系を採
用することは難しい。さらに、組み合わせる各反射鏡の
特性が限定されているため、X線リソグラフィを産業に
使用していくために必要な要求性能を満たす解を見つけ
ることは困難を極めている。単純に集光だけであれば様
々な系が存在するが、強度は表面の反射点で反射された
時の反射率の相違で数%から数十%変化する。このた
め、光学系を経て照射領域内に到達するX線強度は反射
率の変動分の強度分布を持つ。さらに、反射X線ビーム
そのものも疎密が存在するため、疎な部分の強度は弱
く、密な部分の強度は強い。これらが、複合して照射領
域のX線強度が決定される。例えば2枚の曲面を使用し
た場合、2度反射された後のX線の反射強度とX線の疎
密分布が一定である曲面の組み合わせにしなければなら
ないと同時に、X線を大面積の領域に照射するために
は、どちらか一方、あるいは両方の反射鏡を動かしてX
線を走査する必要がある。したがって、仮に停止した状
態で均一な強度が得られていても、走査によって反射点
がずれ、同時に反射角が変化するため、反射率が変化
し、露光面上のX線強度はもはや一定とはならない。
に、反射鏡を組み合わせる等して自由度を増して対応し
ていた。しかし、X線の場合、X線の反射率が低く、何
枚か組み合わせることでX線の輸送効率が極端に低下す
るため、実際は3枚以上の反射鏡を使用する光学系を採
用することは難しい。さらに、組み合わせる各反射鏡の
特性が限定されているため、X線リソグラフィを産業に
使用していくために必要な要求性能を満たす解を見つけ
ることは困難を極めている。単純に集光だけであれば様
々な系が存在するが、強度は表面の反射点で反射された
時の反射率の相違で数%から数十%変化する。このた
め、光学系を経て照射領域内に到達するX線強度は反射
率の変動分の強度分布を持つ。さらに、反射X線ビーム
そのものも疎密が存在するため、疎な部分の強度は弱
く、密な部分の強度は強い。これらが、複合して照射領
域のX線強度が決定される。例えば2枚の曲面を使用し
た場合、2度反射された後のX線の反射強度とX線の疎
密分布が一定である曲面の組み合わせにしなければなら
ないと同時に、X線を大面積の領域に照射するために
は、どちらか一方、あるいは両方の反射鏡を動かしてX
線を走査する必要がある。したがって、仮に停止した状
態で均一な強度が得られていても、走査によって反射点
がずれ、同時に反射角が変化するため、反射率が変化
し、露光面上のX線強度はもはや一定とはならない。
【0009】特に、大きな面積を持つ領域に強度が一定
なX線を集光するためには、光学系に対するX線の取り
込み量を増やさなければならないため、反射点毎に反射
角が大きくずれると同時に、反射率の変動が大きくなる
ため、これを補正して露光面上で一定の強度分布を得る
ことは難しい。その上、走査による反射角の変動が加わ
ることで、大きな領域での強度を一定に保つことは非常
に困難になる。実際、前記曲面の組み合わせで、X線リ
ソグラフィを半導体産業に導入する際に必要とされる照
射面積、強度と強度均一性を確保したX線光学系は見つ
かっていない。本発明は、X線リソグラフィを半導体産
業で使用するために必要な、大面積、高強度、高均一性
のX線照射を最低1枚ずつの平面鏡と非平面鏡で行うこ
とができるX線反射光学系を提供することを目的とす
る。
なX線を集光するためには、光学系に対するX線の取り
込み量を増やさなければならないため、反射点毎に反射
角が大きくずれると同時に、反射率の変動が大きくなる
ため、これを補正して露光面上で一定の強度分布を得る
ことは難しい。その上、走査による反射角の変動が加わ
ることで、大きな領域での強度を一定に保つことは非常
に困難になる。実際、前記曲面の組み合わせで、X線リ
ソグラフィを半導体産業に導入する際に必要とされる照
射面積、強度と強度均一性を確保したX線光学系は見つ
かっていない。本発明は、X線リソグラフィを半導体産
業で使用するために必要な、大面積、高強度、高均一性
のX線照射を最低1枚ずつの平面鏡と非平面鏡で行うこ
とができるX線反射光学系を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、X線源から放射されるX線を反射によって
所定の領域に投影するX線反射光学系において、光学系
を平面鏡と非平面鏡とで構成し、空間座標をx,y,z
としたとき、非平面鏡は、xlymzn の線形結合で少な
くとも1項がl+m+n≧3である項を含む関数によっ
てその形状が記述されるものである。このように、x,
y,zの3次以上の項を含む多項式で表面形状が記述さ
れる非平面鏡を使用することで、曲率を局所的に変える
自由度が増す。これを利用することにより、集光したX
線の反射角による変動とX線の疎密による強度からなる
強度分布が一定のX線ビームを形成する。さらに、この
Xビームを平面鏡によって露光領域に投影する。あるい
は、平面鏡でX線の方向を変えた後に、非平面鏡によっ
て露光領域に投影する。
載のように、X線源から放射されるX線を反射によって
所定の領域に投影するX線反射光学系において、光学系
を平面鏡と非平面鏡とで構成し、空間座標をx,y,z
としたとき、非平面鏡は、xlymzn の線形結合で少な
くとも1項がl+m+n≧3である項を含む関数によっ
てその形状が記述されるものである。このように、x,
y,zの3次以上の項を含む多項式で表面形状が記述さ
れる非平面鏡を使用することで、曲率を局所的に変える
自由度が増す。これを利用することにより、集光したX
線の反射角による変動とX線の疎密による強度からなる
強度分布が一定のX線ビームを形成する。さらに、この
Xビームを平面鏡によって露光領域に投影する。あるい
は、平面鏡でX線の方向を変えた後に、非平面鏡によっ
て露光領域に投影する。
【0011】また、請求項2に記載のように、平面鏡
は、X線を所定の領域に投影するために、入射X線に対
する角度を一定に保ちながら平行移動するものである。
平面鏡を平行移動させることにより、ビームを走査し、
露光領域を拡大することによって大面積露光を可能にす
る。強度が均一なビームを形成する非平面鏡に反射特性
が最も単純で、反射によってX線の性質を変えにくい平
面鏡を組み合わせることで、均一な強度分布を維持した
まま走査投影を可能にする。また、請求項3に記載のよ
うに、平面鏡は、X線を所定の領域に投影するために、
その中心を通りx軸に平行な軸を中心として回転するも
のである。平面鏡を回転させることにより、ビームを走
査し、露光領域を拡大することによって大面積露光を可
能にする。強度が均一なビームを形成する非平面鏡に反
射特性が最も単純で、反射によってX線の性質を変えに
くい平面鏡を組み合わせることで、均一な強度分布を維
持したまま走査投影を可能にする。また、請求項4に記
載のように、入射X線に対する平面鏡の角度を、全反射
現象が生じるような小角度としたものである。このよう
に、平面鏡への入射角を小さくすることで反射率がほぼ
一定の全反射現象を利用できるため、走査による強度変
化の影響を可能な限り小さくすることが可能になる。
は、X線を所定の領域に投影するために、入射X線に対
する角度を一定に保ちながら平行移動するものである。
平面鏡を平行移動させることにより、ビームを走査し、
露光領域を拡大することによって大面積露光を可能にす
る。強度が均一なビームを形成する非平面鏡に反射特性
が最も単純で、反射によってX線の性質を変えにくい平
面鏡を組み合わせることで、均一な強度分布を維持した
まま走査投影を可能にする。また、請求項3に記載のよ
うに、平面鏡は、X線を所定の領域に投影するために、
その中心を通りx軸に平行な軸を中心として回転するも
のである。平面鏡を回転させることにより、ビームを走
査し、露光領域を拡大することによって大面積露光を可
能にする。強度が均一なビームを形成する非平面鏡に反
射特性が最も単純で、反射によってX線の性質を変えに
くい平面鏡を組み合わせることで、均一な強度分布を維
持したまま走査投影を可能にする。また、請求項4に記
載のように、入射X線に対する平面鏡の角度を、全反射
現象が生じるような小角度としたものである。このよう
に、平面鏡への入射角を小さくすることで反射率がほぼ
一定の全反射現象を利用できるため、走査による強度変
化の影響を可能な限り小さくすることが可能になる。
【0012】
実施の形態の1.次に、本発明の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態となるX線反射光学系のブロック図、図2はこ
のX線反射光学系を説明するための概念図である。X線
源1から放射されたX線2は、入射角θ1で非平面鏡3
に入射し、正反射法則に従って反射される。反射された
X線は、平面鏡4に入射角θ2(入射角と反射角は等し
いので、図1では反射角側で表している)で入射して正
反射され、照射面5に投影される。
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態となるX線反射光学系のブロック図、図2はこ
のX線反射光学系を説明するための概念図である。X線
源1から放射されたX線2は、入射角θ1で非平面鏡3
に入射し、正反射法則に従って反射される。反射された
X線は、平面鏡4に入射角θ2(入射角と反射角は等し
いので、図1では反射角側で表している)で入射して正
反射され、照射面5に投影される。
【0013】このX線反射光学系を真上から俯瞰した図
が図3である。発散するX線を光学系に取り込む取り込
み角θ3は3度と従来より大きな角度とする。X線源1
と非平面鏡3の中心Oとの距離は2500mm、非平面
鏡3の中心Oと平面鏡4の中心Pとの距離は1500m
m、平面鏡4の中心Pと照射面5との距離は6000m
mとする。光学系の全長は10000mm、すなわち1
0mとする。
が図3である。発散するX線を光学系に取り込む取り込
み角θ3は3度と従来より大きな角度とする。X線源1
と非平面鏡3の中心Oとの距離は2500mm、非平面
鏡3の中心Oと平面鏡4の中心Pとの距離は1500m
m、平面鏡4の中心Pと照射面5との距離は6000m
mとする。光学系の全長は10000mm、すなわち1
0mとする。
【0014】なお、図1〜図3においては、X線源1か
ら照射面5への方向がy軸方向であり、これと垂直な上
向きの高さ方向がz軸方向であり、y,zと垂直で、y
軸を時計回りにz軸の方へ回転させたときに右ネジが進
む方向がx軸方向(図1、図2では、紙面に垂直で向こ
う側からこちら側へ向かう方向)である。
ら照射面5への方向がy軸方向であり、これと垂直な上
向きの高さ方向がz軸方向であり、y,zと垂直で、y
軸を時計回りにz軸の方へ回転させたときに右ネジが進
む方向がx軸方向(図1、図2では、紙面に垂直で向こ
う側からこちら側へ向かう方向)である。
【0015】シンクロトロンは、発散する方向に垂直な
方向にはX線があまり広がらない特徴を持った線源であ
るため、シンクロトロン放射光(以下、SRと略する)
は平板的な形状を持つ。このため、平面鏡4を固定した
場合に照射面5上に投影されるX線の形状は線状にな
る。非平面鏡3の表面には、X線を効率的に反射するた
めにPtをコートする。X線反射膜材質にはPtの他
に、Au,Re等の重金属、希土類等を使用することが
できる。
方向にはX線があまり広がらない特徴を持った線源であ
るため、シンクロトロン放射光(以下、SRと略する)
は平板的な形状を持つ。このため、平面鏡4を固定した
場合に照射面5上に投影されるX線の形状は線状にな
る。非平面鏡3の表面には、X線を効率的に反射するた
めにPtをコートする。X線反射膜材質にはPtの他
に、Au,Re等の重金属、希土類等を使用することが
できる。
【0016】一方、平面鏡4の材質には例えばSi,S
iC,SiO2 等を使用する。入射X線の平面鏡4への
入射角θ2は1度程度の値であり、このような小さい入
射角の場合は表面コートしない方が反射率が高いので、
平面鏡4の表面にはPtをコートしない。なお、X線の
反射率はフレネル係数で計算され、物質によって決まっ
た値を示す。そして、非平面鏡3は、次式で表記できる
形状を持つものとする。
iC,SiO2 等を使用する。入射X線の平面鏡4への
入射角θ2は1度程度の値であり、このような小さい入
射角の場合は表面コートしない方が反射率が高いので、
平面鏡4の表面にはPtをコートしない。なお、X線の
反射率はフレネル係数で計算され、物質によって決まっ
た値を示す。そして、非平面鏡3は、次式で表記できる
形状を持つものとする。
【0017】 z=0.00478891596331814x2 −1.154277751956243×10-7x4 +3.854471639859461×10-7y +1.509252456702333×10-6x2y +3.261658360635767×10-6y2 +2.872038199932991×10-10x2y2 +1.000955820591195×10-9y3 +2.988318408770317×10-13y4 +0.00004221588185391214x2z −0.0004324886855325027yz +3.072408063831085×10-9x2yz −9.88219364026158×10-8y2z −6.584041700164457×10-12y3z ・・・(1)
【0018】式(1)はx,y,zの3次以上の項を含
み、これにより非平面鏡3が前述した曲線群では記述で
きない複雑な形状であることが分かる。SRが非平面鏡
3の中心O(x=y=z=0)に入射するときの入射角
θ1を1.4度とし、平面鏡4に入射するときの入射角
θ2を0.9度とする。すると、照射面5上には図4の
ようなX線ビームが形成される。図4において、横軸は
X軸方向の位置、縦軸はz軸方向の位置である。
み、これにより非平面鏡3が前述した曲線群では記述で
きない複雑な形状であることが分かる。SRが非平面鏡
3の中心O(x=y=z=0)に入射するときの入射角
θ1を1.4度とし、平面鏡4に入射するときの入射角
θ2を0.9度とする。すると、照射面5上には図4の
ようなX線ビームが形成される。図4において、横軸は
X軸方向の位置、縦軸はz軸方向の位置である。
【0019】図4は取り込み角θ3を20分割する21
本のX線が発生したと仮定し、このX線の反射光と照射
面5との交点を点で示し、交点間を線で結んだものであ
る。この図4により、x軸方向に関しての点の間隔が等
間隔ではないことが分かる(ただし、数%程度の相違で
ある)。つまり、線上ではX線の疎密が存在し、これに
よってX線強度の変動が発生している。この場合、中心
に比べ、周辺のX線が密になるため、周辺部のX線が強
くなる。X線リソグラフィが必要とするビーム長さは5
0mmであり、このビームの50mm領域の強度が均一
である必要がある。
本のX線が発生したと仮定し、このX線の反射光と照射
面5との交点を点で示し、交点間を線で結んだものであ
る。この図4により、x軸方向に関しての点の間隔が等
間隔ではないことが分かる(ただし、数%程度の相違で
ある)。つまり、線上ではX線の疎密が存在し、これに
よってX線強度の変動が発生している。この場合、中心
に比べ、周辺のX線が密になるため、周辺部のX線が強
くなる。X線リソグラフィが必要とするビーム長さは5
0mmであり、このビームの50mm領域の強度が均一
である必要がある。
【0020】一方、各光線が反射鏡で2回反射される反
射角もそれぞれ異なり、そのため反射率が違うため、光
線の強度も変動する。この場合、中心に比較して周辺部
の反射角が大きいため、反射率が低下し、結果として周
辺部で強度が低下するという、疎密分布から得られる強
度分布とは逆の傾向を示す。
射角もそれぞれ異なり、そのため反射率が違うため、光
線の強度も変動する。この場合、中心に比較して周辺部
の反射角が大きいため、反射率が低下し、結果として周
辺部で強度が低下するという、疎密分布から得られる強
度分布とは逆の傾向を示す。
【0021】ビームの強度は反射率とビームの疎密分布
が掛け合わされたものなので、これによりX線ビーム強
度を計算した結果が図5である。図5において、横軸は
x軸方向の位置、縦軸はX線強度である。また、X線強
度は、x=0におけるビーム強度の値を1として規格化
したものである。図5により、必要とされる50mmの
長さの領域ではビーム強度の変動が4%以内に収まって
いることが分かる。この値は露光の品質を維持するため
に充分な値である。
が掛け合わされたものなので、これによりX線ビーム強
度を計算した結果が図5である。図5において、横軸は
x軸方向の位置、縦軸はX線強度である。また、X線強
度は、x=0におけるビーム強度の値を1として規格化
したものである。図5により、必要とされる50mmの
長さの領域ではビーム強度の変動が4%以内に収まって
いることが分かる。この値は露光の品質を維持するため
に充分な値である。
【0022】図5の計算はシンクロトロンが点光源であ
るとして実施したものであるが、実際のシンクロトロン
は点光源ではなく、x軸,z軸方向にそれぞれ正規分布
した光源である。したがって、光源位置が原点から僅か
ずつずれるため投影されるX線ビーム像もボケてくる。
この結果、照射面5上での強度分布にも広がりが生じ
る。
るとして実施したものであるが、実際のシンクロトロン
は点光源ではなく、x軸,z軸方向にそれぞれ正規分布
した光源である。したがって、光源位置が原点から僅か
ずつずれるため投影されるX線ビーム像もボケてくる。
この結果、照射面5上での強度分布にも広がりが生じ
る。
【0023】強度分布の広がりの程度を知るために、光
源が正規分布に従って分布しているとして光線追跡を実
施した。光源の広がりは例えばx,z方向にそれぞれ
0.8mmの分散を持つ正規分布であると仮定した。こ
れは光源が直径5mm程度にボケていることに相当す
る。この光線追跡の結果を図6に示す。図6では、X線
ビーム強度を濃淡で表し、白い部分ほどX線の強度が強
いことを示している。なお、図6では、z=0の位置が
図4とは異なり、またz軸方向を上下反転して表示して
いるため、曲がる方向が逆になっている。
源が正規分布に従って分布しているとして光線追跡を実
施した。光源の広がりは例えばx,z方向にそれぞれ
0.8mmの分散を持つ正規分布であると仮定した。こ
れは光源が直径5mm程度にボケていることに相当す
る。この光線追跡の結果を図6に示す。図6では、X線
ビーム強度を濃淡で表し、白い部分ほどX線の強度が強
いことを示している。なお、図6では、z=0の位置が
図4とは異なり、またz軸方向を上下反転して表示して
いるため、曲がる方向が逆になっている。
【0024】図6により、露光面上では中心部で強い強
度分布が生じることが分かる。実際には、このビームを
後述のように平面鏡4によって走査するため、ビームが
z軸方向に移動する。そのため、z軸方向に積分した値
が得られる強度に対応する。そこで、図6のX線強度を
z軸に沿って積分した結果が図7である。
度分布が生じることが分かる。実際には、このビームを
後述のように平面鏡4によって走査するため、ビームが
z軸方向に移動する。そのため、z軸方向に積分した値
が得られる強度に対応する。そこで、図6のX線強度を
z軸に沿って積分した結果が図7である。
【0025】図7により、光源がボケていても大面積露
光に必要な50mm領域でほぼ4%以内の変動しかない
ことが分かる。非対称的に変動しているのは、光源から
確率的に発生させる光束の密度が確率的に変動している
ためである。これにより光源に広がりがあっても、充分
な強度均一性が確保できることが分かる。
光に必要な50mm領域でほぼ4%以内の変動しかない
ことが分かる。非対称的に変動しているのは、光源から
確率的に発生させる光束の密度が確率的に変動している
ためである。これにより光源に広がりがあっても、充分
な強度均一性が確保できることが分かる。
【0026】以上のようなことから、X線ビームをz方
向に走査して大面積に照射する。このような走査を行う
ためには、平面鏡4を図1の破線で示すように、入射角
θ2を一定に保ちながら平行移動、すなわち平面鏡自身
と垂直の方向に移動させる。この平行移動により反射ビ
ームは、照射面5上をz軸方向にLだけ移動する。入射
角θ2が小さいため、平面鏡4の移動距離dに対し、照
射面5上におけるビームの移動距離Lは、ほぼ2dとな
る。
向に走査して大面積に照射する。このような走査を行う
ためには、平面鏡4を図1の破線で示すように、入射角
θ2を一定に保ちながら平行移動、すなわち平面鏡自身
と垂直の方向に移動させる。この平行移動により反射ビ
ームは、照射面5上をz軸方向にLだけ移動する。入射
角θ2が小さいため、平面鏡4の移動距離dに対し、照
射面5上におけるビームの移動距離Lは、ほぼ2dとな
る。
【0027】平面鏡4が入射角θ2を一定に保ったまま
平行移動することで、非平面鏡3で反射されたX線が平
面鏡4に入射する角度は全く同一になるので、照射面5
上をz軸方向に移動するビームの強度も全く同じ強度を
有する。したがって、X線ビームが照射面5上において
50mmだけ移動するように平面鏡4を等速移動してや
れば、照射面5の露光領域内には強度変動が4%以内の
非常に均一なX線照射が可能となる。また、平行移動の
速度は一定でよいので、平面鏡4を駆動する駆動機構
(不図示)も単純にすることができる。
平行移動することで、非平面鏡3で反射されたX線が平
面鏡4に入射する角度は全く同一になるので、照射面5
上をz軸方向に移動するビームの強度も全く同じ強度を
有する。したがって、X線ビームが照射面5上において
50mmだけ移動するように平面鏡4を等速移動してや
れば、照射面5の露光領域内には強度変動が4%以内の
非常に均一なX線照射が可能となる。また、平行移動の
速度は一定でよいので、平面鏡4を駆動する駆動機構
(不図示)も単純にすることができる。
【0028】なお、本実施の形態では、非平面鏡と平面
鏡を1枚ずつ用いたが、光源の強度が強くなれば、反射
による減衰を相殺できるので、2枚以上の平面鏡と非平
面鏡を組み合わせた光学系を組むことも可能である。ま
た、図1の構成に平面鏡をもう1枚加えて、これを平面
鏡4の動きに同期させることで、露光領域の面積を更に
拡大することができる。
鏡を1枚ずつ用いたが、光源の強度が強くなれば、反射
による減衰を相殺できるので、2枚以上の平面鏡と非平
面鏡を組み合わせた光学系を組むことも可能である。ま
た、図1の構成に平面鏡をもう1枚加えて、これを平面
鏡4の動きに同期させることで、露光領域の面積を更に
拡大することができる。
【0029】実施の形態の2.図8は本発明の第2の実
施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、図
1と同一の構成には同一の符号を付してある。X線反射
光学系としての構成は実施の形態の1とほぼ同様である
が、本実施の形態では、平面鏡4と同様の平面鏡4aを
その中心を通りx軸に平行な軸を中心として微小回転さ
せることにより、実施の形態の1と同様のX線ビーム走
査を実現している。これは、平面鏡4aを微小回転させ
ると、X線ビームが平面鏡4aに入射する角度が僅かに
変化するので、反射X線が照射面5上を移動するからで
ある。
施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、図
1と同一の構成には同一の符号を付してある。X線反射
光学系としての構成は実施の形態の1とほぼ同様である
が、本実施の形態では、平面鏡4と同様の平面鏡4aを
その中心を通りx軸に平行な軸を中心として微小回転さ
せることにより、実施の形態の1と同様のX線ビーム走
査を実現している。これは、平面鏡4aを微小回転させ
ると、X線ビームが平面鏡4aに入射する角度が僅かに
変化するので、反射X線が照射面5上を移動するからで
ある。
【0030】図9に平面鏡4aに対するX線の入射角θ
2とX線の反射率との関係を示す。波長はSR露光の中
心波長である0.7nmとし、平面鏡4aの材質は珪化
シリコン(SiC)とする。なお、反射率は、入射光の
強度をI0、反射光の強度をIとしたとき、I/I0と
なる。
2とX線の反射率との関係を示す。波長はSR露光の中
心波長である0.7nmとし、平面鏡4aの材質は珪化
シリコン(SiC)とする。なお、反射率は、入射光の
強度をI0、反射光の強度をIとしたとき、I/I0と
なる。
【0031】入射角θ2が1度以下のとき、全反射現象
が生じるため、入射角θ2に対し反射率はほぼ一定の値
を示すが、入射角が大きくなると反射率は急激に低下す
る。1度以下で反射率の変化が少ないということは、平
面鏡4aを回転させて入射角θ2を1度以下の範囲でわ
ずかに変動させても反射強度がほとんど変動しないこと
を意味している。
が生じるため、入射角θ2に対し反射率はほぼ一定の値
を示すが、入射角が大きくなると反射率は急激に低下す
る。1度以下で反射率の変化が少ないということは、平
面鏡4aを回転させて入射角θ2を1度以下の範囲でわ
ずかに変動させても反射強度がほとんど変動しないこと
を意味している。
【0032】例えば、入射角θ2を0.95度から0.
65度に変化させたとき、X線ビームの照射面5内での
位置は約50mm移動する。このとき、面積が50mm
平方内のX線強度分布は、x軸に沿っては4%以内で、
z軸に沿っては反射率の変動分の変化が発生することに
なる。しかし、z方向の強度の変化は、回転する速度を
僅かに補正することで、実効的になくすことができる。
つまり、X線強度が弱いところでは平面鏡4aの回転速
度を遅くし、X線強度が強いところでは平面鏡4aの回
転速度を速くすればよい。こうして、露光領域内のz軸
に沿ったX線強度分布の変動を0にまで小さくすること
ができる。
65度に変化させたとき、X線ビームの照射面5内での
位置は約50mm移動する。このとき、面積が50mm
平方内のX線強度分布は、x軸に沿っては4%以内で、
z軸に沿っては反射率の変動分の変化が発生することに
なる。しかし、z方向の強度の変化は、回転する速度を
僅かに補正することで、実効的になくすことができる。
つまり、X線強度が弱いところでは平面鏡4aの回転速
度を遅くし、X線強度が強いところでは平面鏡4aの回
転速度を速くすればよい。こうして、露光領域内のz軸
に沿ったX線強度分布の変動を0にまで小さくすること
ができる。
【0033】また、平面鏡4aを0.3度程度回転させ
ることは、その角度が小さいことから、図10のように
平面鏡4aの端部を矢印のように直線的に振動させる機
構を付加するだけで実現できる。これにより回転運動を
単純な直線運動で実現できるため、真空中でも駆動が容
易となる。
ることは、その角度が小さいことから、図10のように
平面鏡4aの端部を矢印のように直線的に振動させる機
構を付加するだけで実現できる。これにより回転運動を
単純な直線運動で実現できるため、真空中でも駆動が容
易となる。
【0034】実施の形態の3.図11は本発明の第3の
実施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、
図1と同一の構成には同一の符号を付してある。このX
線反射光学系では、図11(a)に示すように、X線源
1から放射されるX線2を平面鏡4bで受けて、平面鏡
4bで反射されたX線を非平面鏡3aによって照射面5
上に集光することで、X線リソグラフィに使用できる光
学系を組むことができる。
実施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、
図1と同一の構成には同一の符号を付してある。このX
線反射光学系では、図11(a)に示すように、X線源
1から放射されるX線2を平面鏡4bで受けて、平面鏡
4bで反射されたX線を非平面鏡3aによって照射面5
上に集光することで、X線リソグラフィに使用できる光
学系を組むことができる。
【0035】平面鏡4bは、単にX線源1から放射され
る平板状のX線2の方向を変えるだけであり、全てのX
線に対する反射角は一定であることから、光源の特性を
維持したX線が非平面鏡3aに照射される。したがっ
て、実施の形態の1で使用したような非平面鏡を使用す
れば、照射面5上には強度が均一なX線ビームを形成す
ることができる。
る平板状のX線2の方向を変えるだけであり、全てのX
線に対する反射角は一定であることから、光源の特性を
維持したX線が非平面鏡3aに照射される。したがっ
て、実施の形態の1で使用したような非平面鏡を使用す
れば、照射面5上には強度が均一なX線ビームを形成す
ることができる。
【0036】この平面鏡4bは、X線源1に近い位置に
配置できるため、小さなもので充分である。例えば、X
線源1から1mの位置で3度の光を集光しようとする場
合、幅60mm、長さ100mm程度の大きさがあれば
充分である。鏡が小さくなるため、製作することも、移
動させることも簡単になる。
配置できるため、小さなもので充分である。例えば、X
線源1から1mの位置で3度の光を集光しようとする場
合、幅60mm、長さ100mm程度の大きさがあれば
充分である。鏡が小さくなるため、製作することも、移
動させることも簡単になる。
【0037】X線ビームの走査は、平面鏡4bを図11
(b)の破線で示すように、入射X線に対する角度θ4
を一定に保ちながら平行移動、すなわち平面鏡自身と垂
直の方向に移動させる。これにより、非平面鏡3aには
見かけ上平行なビームが照射されることになる。そし
て、非平面鏡3aは、次式で表記できる形状を持つもの
とする。
(b)の破線で示すように、入射X線に対する角度θ4
を一定に保ちながら平行移動、すなわち平面鏡自身と垂
直の方向に移動させる。これにより、非平面鏡3aには
見かけ上平行なビームが照射されることになる。そし
て、非平面鏡3aは、次式で表記できる形状を持つもの
とする。
【0038】 z=0.005272459206485576x2 −1.725169188977377×10-7x4 +9.91017414285906×10-7y +3.244080595562593×10-6x2y +4.888738769269157×10-6y2 +1.05096295030094×10-9x2y2 +2.965195735473839×10-9y3 +1.188751060487331×10-12y4 +0.00005466182916289051x2z −0.000828899710554204yz +1.040703384581341×10-8x2yz −3.413597691380283×10-7y2z −4.494914685045037×10-11y3z ・・・(2)
【0039】X線源1と平面鏡4bの中心との距離を1
300mm、平面鏡4bの中心と非平面鏡3aの中心O
との距離を430mm、非平面鏡3aの中心Oと照射面
5との距離を8270mmとする。X線の取り込み角は
2度とした。X線が平面鏡4bに入射する角度θ4を
0.8度、非平面鏡中心に入射する角度θ5を1.6度
とし、平面鏡4bを最大で約5mm平行移動させると、
照射面5上では図12に示すような領域にX線が照射さ
れる。
300mm、平面鏡4bの中心と非平面鏡3aの中心O
との距離を430mm、非平面鏡3aの中心Oと照射面
5との距離を8270mmとする。X線の取り込み角は
2度とした。X線が平面鏡4bに入射する角度θ4を
0.8度、非平面鏡中心に入射する角度θ5を1.6度
とし、平面鏡4bを最大で約5mm平行移動させると、
照射面5上では図12に示すような領域にX線が照射さ
れる。
【0040】図12は、取り込み角2度を20分割する
21本のX線が発生したと仮定し、このX線の反射光と
照射面5との各交点を点で示したものである。図12に
おいて、斜線部が面積50mm平方の露光領域に対応し
ている。Aは平面鏡4bの中心がy=1300mmの位
置にあるときの結果である。Bは、y=1300mmの
位置から平面鏡4bを下方向に平行移動させて、平面鏡
4bと入射X線との交点がy軸方向に−100mm移動
したときの結果である。
21本のX線が発生したと仮定し、このX線の反射光と
照射面5との各交点を点で示したものである。図12に
おいて、斜線部が面積50mm平方の露光領域に対応し
ている。Aは平面鏡4bの中心がy=1300mmの位
置にあるときの結果である。Bは、y=1300mmの
位置から平面鏡4bを下方向に平行移動させて、平面鏡
4bと入射X線との交点がy軸方向に−100mm移動
したときの結果である。
【0041】また、C,D,Eは、y=1300mmの
位置から平面鏡4bを上方向に平行移動させて、平面鏡
4bと入射X線との交点がy軸方向にそれぞれ100,
200,300mm移動したときの結果である。以上の
ような平行移動において、平面鏡4bは最大で約5mm
移動するだけである。
位置から平面鏡4bを上方向に平行移動させて、平面鏡
4bと入射X線との交点がy軸方向にそれぞれ100,
200,300mm移動したときの結果である。以上の
ような平行移動において、平面鏡4bは最大で約5mm
移動するだけである。
【0042】このA,B,C,D,Eのx軸に沿ったX
線強度を、x=0における強度を1として規格化した結
果が図13である。図13により、50mm幅の領域で
約1%以内の強度変動しかないことが分かる。
線強度を、x=0における強度を1として規格化した結
果が図13である。図13により、50mm幅の領域で
約1%以内の強度変動しかないことが分かる。
【0043】ただし、z軸方向に沿っては強度分布が存
在する。しかし、z方向の強度の変化は、平面鏡4bを
平行移動させる速度を僅かに補正することで、実効的に
なくすことができる。つまり、X線強度が弱いところで
は平面鏡4bの移動速度を遅くし、X線強度が強いとこ
ろでは平面鏡4bの移動速度を速くすればよい。こうし
て、露光領域内のz軸に沿ったX線強度分布の変動を0
にまで小さくすることができる。
在する。しかし、z方向の強度の変化は、平面鏡4bを
平行移動させる速度を僅かに補正することで、実効的に
なくすことができる。つまり、X線強度が弱いところで
は平面鏡4bの移動速度を遅くし、X線強度が強いとこ
ろでは平面鏡4bの移動速度を速くすればよい。こうし
て、露光領域内のz軸に沿ったX線強度分布の変動を0
にまで小さくすることができる。
【0044】実施の形態の4.図14は本発明の第4の
実施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、
図1、図11と同一の構成には同一の符号を付してあ
る。X線反射光学系としての構成は実施の形態の3とほ
ぼ同様であるが、本実施の形態では、平面鏡4bと同様
の平面鏡4cをその中心を通りx軸に平行な軸を中心と
して微小回転させることにより、実施の形態の3と同様
のX線ビーム走査を実現している。つまり、平面鏡4c
を微小回転させることにより、非平面鏡3aにはわずか
に広がったX線ビームが照射されることになる。
実施の形態となるX線反射光学系のブロック図であり、
図1、図11と同一の構成には同一の符号を付してあ
る。X線反射光学系としての構成は実施の形態の3とほ
ぼ同様であるが、本実施の形態では、平面鏡4bと同様
の平面鏡4cをその中心を通りx軸に平行な軸を中心と
して微小回転させることにより、実施の形態の3と同様
のX線ビーム走査を実現している。つまり、平面鏡4c
を微小回転させることにより、非平面鏡3aにはわずか
に広がったX線ビームが照射されることになる。
【0045】非平面鏡3aの形状を記述する多項式を式
(2)、X線源1と平面鏡4cの中心との距離を130
0mm、平面鏡4cの中心と非平面鏡3aの中心Oとの
距離を430mm、非平面鏡3aの中心Oと照射面5と
の距離を8270mmとする。また、X線の取り込み角
は2度とした。
(2)、X線源1と平面鏡4cの中心との距離を130
0mm、平面鏡4cの中心と非平面鏡3aの中心Oとの
距離を430mm、非平面鏡3aの中心Oと照射面5と
の距離を8270mmとする。また、X線の取り込み角
は2度とした。
【0046】X線が平面鏡4cに入射する角度θ4を
0.8度、非平面鏡3aの中心Oに入射する角度θ5を
1.6度とし、平面鏡4cを0.8度から+1mrad
と−4mradだけほんのわずかに回転させると、照射
面5上には図15に示すような分布が形成される。図1
5は、取り込み角2度を20分割する21本のX線が発
生したと仮定し、このX線の反射光と照射面5との各交
点を点で示したものである。図15において、斜線部が
面積50mm平方の露光領域に対応している。
0.8度、非平面鏡3aの中心Oに入射する角度θ5を
1.6度とし、平面鏡4cを0.8度から+1mrad
と−4mradだけほんのわずかに回転させると、照射
面5上には図15に示すような分布が形成される。図1
5は、取り込み角2度を20分割する21本のX線が発
生したと仮定し、このX線の反射光と照射面5との各交
点を点で示したものである。図15において、斜線部が
面積50mm平方の露光領域に対応している。
【0047】αは平面鏡4cの中心がy=1300mm
の位置にあって入射角θ4が0.8度のときの結果であ
る。βは、平面鏡4cをX線源1側が上がるように回転
させて、αの場合に対して入射角θ4が1mrad増え
たときの結果である。また、γ,δ,ε,ζは、平面鏡
4cをX線源1側が下がるように回転させて、αの場合
に対して入射角θ4がそれぞれ1mrad,2mra
d,3mrad,4 mrad減ったときの結果であ
る。
の位置にあって入射角θ4が0.8度のときの結果であ
る。βは、平面鏡4cをX線源1側が上がるように回転
させて、αの場合に対して入射角θ4が1mrad増え
たときの結果である。また、γ,δ,ε,ζは、平面鏡
4cをX線源1側が下がるように回転させて、αの場合
に対して入射角θ4がそれぞれ1mrad,2mra
d,3mrad,4 mrad減ったときの結果であ
る。
【0048】以上のような回転移動において、平面鏡4
cは最大で5mrad回転するだけである。回転角5m
radは約0.28度に対応する。したがって、平面鏡
4cを僅か0.28度回転させるだけで露光領域の拡大
が実現できる。このα,β,γ,δ,ε,ζのx軸に沿
ったX線強度を、x=0における強度を1として規格化
した結果が図16である。図16により、50mm幅の
領域で約1.2%以内の強度変動しかないことが分か
る。
cは最大で5mrad回転するだけである。回転角5m
radは約0.28度に対応する。したがって、平面鏡
4cを僅か0.28度回転させるだけで露光領域の拡大
が実現できる。このα,β,γ,δ,ε,ζのx軸に沿
ったX線強度を、x=0における強度を1として規格化
した結果が図16である。図16により、50mm幅の
領域で約1.2%以内の強度変動しかないことが分か
る。
【0049】ただし、実施の形態の3と同様にz軸方向
に沿っては強度分布が存在する。しかし、z方向の強度
の変化は、平面鏡4cを回転させる速度を僅かに補正す
ることで、実効的になくすことができる。つまり、X線
強度が弱いところでは平面鏡4cの回転速度を遅くし、
X線強度が強いところでは平面鏡4cの回転速度を速く
すればよい。こうして、露光領域内のz軸に沿ったX線
強度分布の変動を0にまで小さくすることができる。こ
の結果、小さな平面鏡4cの0.3度程度の回転運動を
付加するだけで、50mm平方の大面積領域にX線の強
度均一性が1%程度のX線を照射することができる。
に沿っては強度分布が存在する。しかし、z方向の強度
の変化は、平面鏡4cを回転させる速度を僅かに補正す
ることで、実効的になくすことができる。つまり、X線
強度が弱いところでは平面鏡4cの回転速度を遅くし、
X線強度が強いところでは平面鏡4cの回転速度を速く
すればよい。こうして、露光領域内のz軸に沿ったX線
強度分布の変動を0にまで小さくすることができる。こ
の結果、小さな平面鏡4cの0.3度程度の回転運動を
付加するだけで、50mm平方の大面積領域にX線の強
度均一性が1%程度のX線を照射することができる。
【0050】なお、以上の実施の形態では、Ptをコー
トした非平面鏡に対する入射角を2度以下、SiCから
なる平面鏡(Ptコートなし)に対する入射角を1度以
下としているが、これらは使用する材質によって変わる
のは言うまでもない。
トした非平面鏡に対する入射角を2度以下、SiCから
なる平面鏡(Ptコートなし)に対する入射角を1度以
下としているが、これらは使用する材質によって変わる
のは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、光学系を平面鏡と非平面鏡とで構成し、非平面鏡
を、xlymzn の線形結合で少なくとも1項がl+m+
n≧3である項を含む関数によってその形状が記述され
るものとすることにより、従来不可能であった、高強
度,大面積照射,高強度均一性を両立させたX線光学系
が実現できる。また、一方の鏡に平面鏡を使用すること
で加工が容易になり、価格も安価になるため光学系全体
の価格を安価にすることができる。その結果、0.1μ
m級の超微細なパタンを量産することが可能となり、高
速で消費電力が小さな超々LSI量産が可能となる。ま
た、様々なX線光学系、例えばX線縮小光学系、X線顕
微鏡等の照明系として使用することもできる。
に、光学系を平面鏡と非平面鏡とで構成し、非平面鏡
を、xlymzn の線形結合で少なくとも1項がl+m+
n≧3である項を含む関数によってその形状が記述され
るものとすることにより、従来不可能であった、高強
度,大面積照射,高強度均一性を両立させたX線光学系
が実現できる。また、一方の鏡に平面鏡を使用すること
で加工が容易になり、価格も安価になるため光学系全体
の価格を安価にすることができる。その結果、0.1μ
m級の超微細なパタンを量産することが可能となり、高
速で消費電力が小さな超々LSI量産が可能となる。ま
た、様々なX線光学系、例えばX線縮小光学系、X線顕
微鏡等の照明系として使用することもできる。
【0052】また、請求項2あるいは請求項3に記載の
ように、平面鏡を入射X線に対する角度を一定に保ちな
がら平行移動あるいは中心を通りx軸に平行な軸を中心
として回転させることにより、ビームを走査し、露光領
域を拡大することができ、大面積露光を実現することが
できる。また、平面鏡を僅かに平行移動あるいは回転さ
せるだけで領域拡大ができるため、単純な駆動系で実現
でき、動作が安定すると同時に価格も安価になる。ま
た、平面鏡を光源に近づけた位置に配置すれば、平面鏡
を小さくできるので、領域拡大のための動作量を非常に
小さくすることができる。このため、数十ヘルツ以上の
高速な動作が可能になる。
ように、平面鏡を入射X線に対する角度を一定に保ちな
がら平行移動あるいは中心を通りx軸に平行な軸を中心
として回転させることにより、ビームを走査し、露光領
域を拡大することができ、大面積露光を実現することが
できる。また、平面鏡を僅かに平行移動あるいは回転さ
せるだけで領域拡大ができるため、単純な駆動系で実現
でき、動作が安定すると同時に価格も安価になる。ま
た、平面鏡を光源に近づけた位置に配置すれば、平面鏡
を小さくできるので、領域拡大のための動作量を非常に
小さくすることができる。このため、数十ヘルツ以上の
高速な動作が可能になる。
【0053】また、請求項4に記載のように、入射X線
に対する平面鏡の角度を、全反射現象が生じるような小
角度とすることにより、反射率がほぼ一定の全反射現象
を利用できるため、走査による強度変化の影響を可能な
限り小さくすることが可能になる。
に対する平面鏡の角度を、全反射現象が生じるような小
角度とすることにより、反射率がほぼ一定の全反射現象
を利用できるため、走査による強度変化の影響を可能な
限り小さくすることが可能になる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態となるX線反射光
学系のブロック図である。
学系のブロック図である。
【図2】 図1のX線反射光学系を説明するための概念
図である。
図である。
【図3】 図2のX線反射光学系を真上から見た鳥瞰図
である。
である。
【図4】 X線ビームと照射面との交点がつくる線を示
す図である。
す図である。
【図5】 照射面上のX線のx方向の強度分布を示す図
である。
である。
【図6】 X線源に広がりがある場合の照射面上のX線
強度分布を濃淡で示した図である。
強度分布を濃淡で示した図である。
【図7】 図6の結果をz軸に沿って積分して得られた
X線強度分布を示す図である。
X線強度分布を示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態となるX線反射光
学系のブロック図である。
学系のブロック図である。
【図9】 入射X線の平面鏡への入射角と反射率との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図10】 平面鏡を直線的な運動で回転させる概念を
示す図である。
示す図である。
【図11】 本発明の第3の実施の形態となるX線反射
光学系のブロック図である。
光学系のブロック図である。
【図12】 X線と照射面との交点を示す図である。
【図13】 照射面上のX線のx方向の強度分布を示す
図である。
図である。
【図14】 本発明の第4の実施の形態となるX線反射
光学系のブロック図である。
光学系のブロック図である。
【図15】 X線と照射面との交点を示す図である。
【図16】 照射面上のX線のx方向の強度分布を示す
図である。
図である。
【図17】 球面の形状を示す図である。
【図18】 円柱面の形状を示す図である。
【図19】 回転楕円面の形状を示す図である。
【図20】 楕円柱面の形状を示す図である。
【図21】 楕円錐面の形状を示す図である。
【図22】 一葉双曲面の形状を示す図である。
【図23】 二葉双曲面の形状を示す図である。
【図24】 楕円放物面の形状を示す図である。
【図25】 双曲放物面の形状を示す図である。
【図26】 トロイダル面の形状を示す図である。
1…X線源、2…X線、3、3a…非平面鏡、4、4
a、4b、4c…平面鏡、5…照射面。
a、4b、4c…平面鏡、5…照射面。
Claims (4)
- 【請求項1】 X線源から放射されるX線を反射によっ
て所定の領域に投影するX線反射光学系において、 光学系を平面鏡と非平面鏡とで構成し、空間座標をx,
y,zとしたとき、前記非平面鏡は、xlymzn の線形
結合で少なくとも1項がl+m+n≧3である項を含む
関数によってその形状が記述されるものであることを特
徴とするX線反射光学系。 - 【請求項2】 請求項1記載のX線反射光学系におい
て、 前記平面鏡は、X線を所定の領域に投影するために、入
射X線に対する角度を一定に保ちながら平行移動するも
のであることを特徴とするX線反射光学系。 - 【請求項3】 請求項1記載のX線反射光学系におい
て、 前記平面鏡は、X線を所定の領域に投影するために、そ
の中心を通りx軸に平行な軸を中心として回転するもの
であることを特徴とするX線反射光学系。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載のX線反射光学系に
おいて、 入射X線に対する前記平面鏡の角度は、全反射現象が生
じるような小角度であることを特徴とするX線反射光学
系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161212A JPH116898A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | X線反射光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161212A JPH116898A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | X線反射光学系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116898A true JPH116898A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15730749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161212A Pending JPH116898A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | X線反射光学系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116898A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4681170A (en) * | 1985-08-05 | 1987-07-21 | Furukawa Co., Ltd. | Rock drills for drilling continuously arrayed bores |
| JP2014053192A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | アトムプローブ測定装置およびアトムプローブ測定方法 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161212A patent/JPH116898A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4681170A (en) * | 1985-08-05 | 1987-07-21 | Furukawa Co., Ltd. | Rock drills for drilling continuously arrayed bores |
| JP2014053192A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | アトムプローブ測定装置およびアトムプローブ測定方法 |
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