JPH1169987A - Hiv−1および/またはhiv−2の増幅と検出 - Google Patents

Hiv−1および/またはhiv−2の増幅と検出

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JPH1169987A
JPH1169987A JP10177059A JP17705998A JPH1169987A JP H1169987 A JPH1169987 A JP H1169987A JP 10177059 A JP10177059 A JP 10177059A JP 17705998 A JP17705998 A JP 17705998A JP H1169987 A JPH1169987 A JP H1169987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)1型および
/または2型からの核酸の増幅と検出のための方法およ
び試験キットを提供する。 【解決手段】 該方法は、M群およびO群分離株を含む
HIV−1の全亜型とHIV−2の全亜型を増幅させる
ために複数のプライマーセットを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト免疫不全ウイ
ルス(HIV)の増幅と検出のための方法および試験キ
ットに関する。より詳しくは、本発明は、複数のプライ
マーセットを使用してHIV−1の全ての亜型(M群お
よびO群分離株を含む)とHIV−2の全ての亜型を増
幅させるPCR法に関する。
【0002】
【従来の技術】後天性免疫不全症候群(エイズ;AIDS)
およびその原因物質であるヒト免疫不全ウイルス(HI
V)の理解は日々進歩している。ヒト免疫不全ウイルス
には2つの群、HIV−1とHIV−2が同定されてい
る。HIV−1とHIV−2は遺伝学的に関連している
が、それでも別のものである。HIV−1とHIV−2
は共に、異なる分離株間で相当な遺伝的変異性を示す。
実際、HIV−1は10の亜型(亜型A〜Iを含むM群
と、亜型Oを含むO群)が同定されている。様々なHI
V−1分離株とHIV−2分離株の発表されたヌクレオ
チド配列からHIV−1とHIV−2の共通配列が生成
されたけれども、HIV−1の全分離株間にまたはHI
V−2の全分離株間に実在する絶対的配列保存領域を見
つけることはできない。HIV分離株間に見られる遺伝
的変異性に加えて、HIVの多数のヌクレオチド領域
は、それらがHIV−1ファミリーとHIV−2ファミ
リーの中にあるのと同じくらい高度にHIVと無関連ウ
イルスとの間で保存される。これらの事実は、一緒にな
って、無関連ウイルスを誤って検出することなくHIV
−1の全M群およびO群亜型並びにHIV−2の全亜型
を効率的に検出するようなポリメラーゼ連鎖反応(PC
R)プライマーおよびプローブをデザインすることを非
常に難しくする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全ての既知HIV−1
およびHIV−2亜型を検出する増幅方法を開発しよう
とする者が直面する課題の1つは、単一設定の増幅条件
(例えば塩濃度、温度および増幅時間)下で一緒に使っ
た時に適切に機能するオリゴヌクレオチドプライマーセ
ットの開発である。プライマー−プライマー相互作用お
よびプライマー−プローブ相互作用の点から適合するプ
ライマーおよび検出プローブを同定することは、更に大
きな課題である。従って、HIV−1および/またはH
IV−2の増幅と検出の場合、理想条件より低い条件下
で高度に分岐した亜型または分離株を検出する可能性を
最大にする段階が今まだ必要とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し、そして高度に分岐したHIV−1および/またはH
IV−2分離株を増幅させて検出する必要手段を提供す
る。よって、本発明の目的はあらゆる既知のHIV−1
亜型および/またはHIV−2亜型の検出のための方法
および試験キットを提供することである。本発明の他の
目的や利点は本発明の詳細な説明から明白であろう。
【0005】
【発明の実施の形態】一態様では、本発明はHIV−1
核酸を増幅させる方法に関する。この方法はHIV−1
核酸を含む疑いのある試料を、前記HIV−1核酸が増
幅されるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三
リン酸、耐熱性DNAポリメラーゼおよび少なくとも4
つのオリゴヌクレオチドと接触させることを含んで成
る。前記4つのオリゴヌクレオチドは (a) 配列番号1,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,7および8のセット;並びに (d) 配列番号2,4,7および8のセット から選ばれる。
【0006】別の態様では、本発明はHIV−2核酸を
増幅させる方法であって、HIV−2核酸を含む疑いの
ある試料を、前記HIV−2核酸が増幅されるような条
件下で、4つの異なるヌクレオシド三リン酸、耐熱性D
NAポリメラーゼおよび少なくとも4つのオリゴヌクレ
オチドと接触させることを含んで成る方法に関する。前
記4つのオリゴヌクレオチドは (a) 配列番号11,12,14および16のセット; (b) 配列番号11,12,15および16のセット; (c) 配列番号11,12,18および20のセット; (d) 配列番号11,12,19および20のセット; (e) 配列番号14,16,18および20のセット; (f) 配列番号14,16,19および20のセット; (g) 配列番号15,16,18および20のセット;並びに (h) 配列番号15,16,19および20のセット から選ばれる。
【0007】更に別の態様では、本発明はHIV−1標
的核酸とHIV−2標的核酸を同時増幅させる方法に関
する。いずれかのHIV核酸を含む疑いのある試料を、
HIV−1標的核酸またはHIV−2標的核酸が増幅さ
れるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三リン
酸、耐熱性DNAポリメラーゼ、配列番号1,2,3,
4,7および8から選ばれた少なくとも1つのプライマ
ーペア、並びに配列番号11, 12, 14, 15, 16, 18, 19お
よび20から選ばれた少なくとも1つのプライマーペア、
と接触させることを含んで成る。
【0008】HIV−1およびHIV−2の全亜型を高
感度に且つ特異的に検出することができるHIV−1お
よびHIV−2の同時増幅方法の開発は、幾つかの理由
により大きな課題である:(1) 個々の分離株間の核酸配
列レベルでの多様性;(2) 副生成物の生成はアッセイ感
度と多分特異性も低下させるだろうから、少なくとも8
〜10プライマー間のプライマー−プライマー相互作用を
最小にする必要があること;(3) 増幅生成物を特異的に
検出する必要があること(理論的には増幅プライマーに
内在するプローブとのオリゴヌクレオチドハイブリダイ
ゼーションにより達成させるだろう);および(4) 調製
した患者被検物中の阻害剤の存在と試料調製からの標的
核酸の非効率的回収の両方を抑制する必要があること。
本出願人はそれらの障害を克服し、HIV−1およびH
IV−2核酸の増幅および/または検出に関する本発明
に到達した。
【0009】本発明において、互いに適合するので組み
合わせてHIV−1およびHIV−2の配列決定された
全分離株を検出することのできる複合同時増幅アッセイ
の構成要素となることができる、HIV−1およびHI
V−2のためのプライマーセットを開発した。本発明の
方法を使えば、当業者らは高い信頼性でHIV−1とH
IV−2の両標的核酸を高感度に且つ特異的に増幅およ
び検出することができる。この増幅と検出は、試料調
製、増幅および/または検出に問題があると偽陰性結果
を示す内部陽性対照(IPC)の存在下で且つ多重化方
式で実施することができる。
【0010】本発明は、HIV−1および/またはHI
V−2核酸を増幅させる方法に関する。様々に組み合わ
せて用いると、HIV−1および/またはHIV−2の
全ての既知分離株からの標的核酸を高感度に且つ特異的
に増幅せしめるオリゴヌクレオチドプライマーセットが
同定された。本発明に従ってHIV−1標的核酸を増幅
せしめるためには、次のオリゴヌクレオチドからプライ
マーセットが選ばれる:
【0011】HIV−1 LTR領域プライマー: GACCAGATCTGAGCCTGGGAGCT (配列番号1) CTGCTTAAGCCTCAATAAAGCTTGCCTTGA(配列番号2) GGGTCTGAGGGATCTCTAGTTACCAGAGT (配列番号3) TGTTCGGGCGCCACTGCTAGAGA (配列番号4)
【0012】POL領域プライマー: TCGGGTTTATTACAGGGACAGCAGAGA (配列番号7) CTTGTATTACTACTGCCCCTTCACCTTTCCA (配列番号8)
【0013】本発明の方法では、HIV核酸を含む疑い
のある生物学的試料を、少なくとも4つのオリゴヌクレ
オチドを含んで成るプライマーセットと接触させること
により、HIV−1標的核酸を増幅させる。本発明での
使用に適当であるプライマーセットとしては、 (a) 配列番号1,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,7および8のセット;並びに (d) 配列番号2,4,7および8のセット が挙げられるが、それらに限定されない。
【0014】それらのプライマーセットの4つのオリゴ
ヌクレオチドは、単独でまたは別のHIV−1もしくは
HIV−2プライマーと組み合わせて使用してもよい。
例えば、配列番号2のオリゴヌクレオチドを上記プライ
マーセット(a) または(b) と共に使用することができ
る。好ましいプライマーセットは、 (a) 配列番号1,2,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,2,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,4,7および8のセット; (d) 配列番号1,3,4,7および8のセット;並びに (e) 配列番号1,2,3,4,7および8のセット である。
【0015】より好ましいのは、配列番号2,3,4,
7および8に相当するオリゴヌクレオチドを含むプライ
マーセットである。それらのプライマーセットのうちの
いずれも、M群およびO群を含む全ての既知HIV−1
亜型からの核酸を増幅させるのに用いることができる。
【0016】プライマーセットに加えて、生物学的試料
は、該試料中に存在する任意のHIV−1核酸が増幅さ
れるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三リン
酸および耐熱性DNAポリメラーゼのようなPCR試薬
とも接触させられる。
【0017】本発明に従ってHIV−2標的核酸を増幅
せしめるためには、次のオリゴヌクレオチドからプライ
マーセットが選ばれる: HIV−2 ENV領域プライマー: CCGGGATAGTGCAGCAACAGCAACA (配列番号11) CCCAGACGGTCAGTCGCAACA (配列番号12)
【0018】LTR領域プライマー: GGGAGGTTCTCTCCAGCACTAGCA(配列番号14) GAGCCCTGGGAGGTTCTCTCCA(配列番号15) GCGACTAGGAGAGATGGGAACACACA(配列番号16)
【0019】POL領域プライマー: TAGACACAGGGGCTGACGACTCAATAGT(配列番号18) CACAGGGGCTGACGACTCAATAGTAGCA(配列番号19) GCCAAAAATGTTGATTGGGGTATCTCCTGTCATTA (配列番号20)
【0020】本発明の方法では、HIV−2核酸を含む
疑いのある生物学的試料を、少なくとも4つのオリゴヌ
クレオチドを含んで成るプライマーセットと接触させる
ことにより、HIV−2標的核酸を増幅させる。本発明
での使用に適当であるプライマーセットとしては、 (a) 配列番号11,12,14および16のセット; (b) 配列番号11,12,15および16のセット; (c) 配列番号11,12,18および20のセット; (d) 配列番号11,12,19および20のセット; (e) 配列番号14,16,18および20のセット; (f) 配列番号14,16,19および20のセット; (g) 配列番号15,16,18および20のセット;並びに (h) 配列番号15,16,19および20のセット が挙げられるが、それらに限定されない。
【0021】好ましいのは、配列番号11, 12, 14および
16に相当するオリゴヌクレオチドを含むプライマーセッ
トである。それらのプライマーセットのいずれも、全て
の既知HIV−2亜型からの核酸を増幅させるために用
いることができる。
【0022】プライマーセットに加えて、生物学的試料
は、該試料中に存在する任意のHIV−2核酸が増幅さ
れるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三リン
酸および耐熱性DNAポリメラーゼのようなPCR試薬
とも接触させられる。
【0023】HIV−1とHIV−2の両方を増幅せし
めるためには、生物学的試料を本発明のHIV−1プラ
イマーセットと一緒に本発明のHIV−2プライマーセ
ットと接触させる。好ましくは、生物学的試料を配列番
号2,3,4,7,8,11,12,14および16に相当する
オリゴヌクレオチドと接触させる。そのようなプライマ
ーセットの使用により、試料中に存在するどんな既知H
IV−1および/またはHIV−2亜型の標的核酸でも
増幅させることができる。
【0024】本発明の方法は、ある場合には、配列番号
2,3および4を含むプライマーセットのように、共通
プローブ領域と重なる標的核酸配列を増幅させるため
に、3つ以上のプライマーを使用する。これは増幅シス
テムの系統(strain)感受性と強固さを最大にする。こ
の新規特徴は、アッセイ方法の系統感受性を増大させ、
且つ増幅システムの感受性と強固さを増大させるという
結果において各々が別々の利益、例えば大きな増幅効率
および分離株間の高い配列相同性を与えるようなプライ
マーの組合せを考慮に入れる。
【0025】本発明の1または複数のプライマーセット
を使ってHIV−1および/またはHIV−2標的が増
幅されれば、増幅させたHIV−1および/またはHI
V−2標的核酸に特異的な1または複数のオリゴヌクレ
オチドプローブを使って、増幅させたHIV標的の存否
を検出することができる。当業者は、使用したプライマ
ーセットに応じて、増幅させたHIV−1および/また
はHIV−2標的核酸を検出するのに適するオリゴヌク
レオチドプローブを容易に同定することができよう。本
発明での使用に適当なオリゴヌクレオチドプローブとし
ては、非限定的に、次のオリゴヌクレオチドが挙げられ
る:
【0026】HIV−1 LTR領域プローブ: CAACAGACGGGCACACACTACT(配列番号5) GAACAGATGGGCACACACTGCT(配列番号6)
【0027】POL領域プローブ: AGCTTTGCTGGTCCTTTCCAAAGTGGG (配列番号9) AGTTGTGCCGGTCCTTTCCAAATTGGG (配列番号10)
【0028】HIV−2 ENV領域プローブ: TGGACGTGGTCAAGAGACAACAAGAA(配列番号13) LTR領域プローブ: CCACGCTTGCTTGCTTAAAGACCTC (配列番号17)
【0029】POL領域プローブ: CCAAAAATAGTAGGGGGAATAGGGGGATTC(配列番号21) CACCCCAAAAATAGTAGGTGGGATAGGAGGG (配列番号22)
【0030】好ましくは、増幅させたHIV−1および
HIV−2標的は、配列番号5,6,9および10に相当
するプローブと、次の組合せ:配列番号13と17、または
13,21および22、または17, 21および22のいずれかとを
使って検出する。
【0031】本発明は、プライマー領域に比較して低度
の配列保存を有する領域について探査する時は、全ての
既知分離株を検出するために複数の重複したプローブを
使用する。これにより、一般的には増幅生成物の配列特
異的検出に必要であるような高度に保存され且つ高度に
特異的なプローブ領域によって隔たれていない領域にお
いて増幅プライマーをデザインすることが可能である。
ある状況では、例えばHIV−1の場合、全ての既知分
離株を高感度で検出するために複数のプローブが必要で
ある。
【0032】PCRを使った核酸の増幅と検出のための
一般原理および条件は非常に良く知られており、その詳
細は米国特許第4,683,195 号(Mullis他)、同第4,683,
202号(Mullis)および同第4,965,188 号(Mullis他)
をはじめとする多数の文献中に提供されている。よっ
て、上記技術の教示とその中に与えられる特別の教示を
参照すれば、当業者はHIV−1およびHIV−2の既
知の全亜型を検出するために本発明を実施するのは何ら
難しくないはずである。
【0033】「生物学的試料」という語は、検出するこ
とのできる核酸を含有する細胞もしくはウイルス物質、
毛髪、体液または細胞成分を限定的でなく包含する。
「オリゴヌクレオチド」という語は、1または複数のデ
オキシリボヌクレオチドまたはリボヌクレオチドから成
る分子、例えばプライマー、プローブ、および検出しよ
うとする核酸断片のことを言う。
【0034】「プライマー」という語は、天然に存在す
るにせよ合成的に製造されるにせよ、核酸鎖(すなわち
鋳型)に相補的なプライマー伸長生成物の合成が誘導さ
れるような条件(そのような条件には、別のPCR試薬
の存在、並びに適当な温度およびpHが含まれる)下に
置いた時に合成の開始点として働くことができるオリゴ
ヌクレオチドのことである。
【0035】プライマーは、最大の増幅効率のために好
ましくは一本鎖であるが、所望であれば二本鎖領域を含
むことができる。それはDNAポリメラーゼの存在下で
伸長生成物の合成を開始させるのに十分な程長くなけれ
ばならない。各プライマーの正確なサイズは、意図する
使用目的、プライマーの濃度および配列、標的配列の複
雑さ、反応温度、並びにプライマーの起源に依存して異
なるだろう。本発明で使用するプライマーは通常12〜60
ヌクレオチドであり、好ましくは16〜40ヌクレオチドを
有するだろう。より好ましくは、各プライマーは18〜35
ヌクレオチドを有する。
【0036】本発明に有用なプライマーは、既知の技術
と装置、例えばABI DNA 合成装置(Applied Biosystems
から入手可能)またはBiosearch 8600シリーズもしくは
8800シリーズ合成装置(Milligen-Biosearch, Inc,から
入手可能)を使って調製することができる。この装置を
使う手順は周知であり、例えば米国特許第4,965,188号
明細書(Gelfand 他)に記載されている。生物学的源か
ら単離された天然に存在するプライマーも有用であるか
もしれない(例えば制限エンドヌクレアーゼ消化物)。
一般に少なくとも2つのプライマーのセットが各々の標
的核酸に使われる。よって、複数の標的核酸を同時に増
幅させるためにプライマーの複数セットを用いることが
できる。
【0037】本明細書中で用いる時、「プローブ」とは
標的核酸の核酸配列に実質的に相補的であり且つ増幅さ
れた標的核酸の検出または捕捉に用いられるオリゴヌク
レオチドである。
【0038】本発明では、配列特異的プライマーおよび
プローブが提供される。例えば、5′末端か3′末端の
いずれかへのヌクレオチドの付加により(前記ヌクレオ
チドは標的配列に相補的であるかまたは非相補的であ
る)、追加の配列特異的プライマーおよびプローブを調
製できることは当業者に明白であろう。そのような組成
物は本発明の範囲内である。
【0039】本発明において使われるプライマーおよび
/またはプローブは、所望により標識することができ
る。当該技術分野で既知の方法を使って、プライマーお
よび/またはプローブを特異的結合リガンド(例えばビ
オチン)、酵素(例えばグルコースオキシダーゼ、ペル
オキシダーゼ、ウリカーゼ、およびアルカリホスファタ
ーゼ)、放射性同位体、高電子密度試薬、色素原、蛍光
助剤、燐光成分またはフェリチンで標識することができ
る。好ましくは標識は特異的結合リガンドである。より
好ましくは標識はビオチンもしくはその誘導体、ストレ
プトアビジンもしくはその誘導体、またはハプテンであ
る。
【0040】「PCR試薬」とは、PCRに不可欠であ
ると考えられる試薬のいずれか、すなわち、各標的核酸
のためのプライマーセット、DNAポリメラーゼ、DN
Aポリメラーゼ補因子、および1または複数のデオキシ
リボヌクレオシド−5′−三リン酸(dNTP's)のことで
ある。PCRに使われる他の任意の試薬および材料につ
いては後述する。それらの試薬は個別に、試験キットの
一部分として、または試験装置の試薬室の中に、提供す
ることができる。
【0041】DNAポリメラーゼは、プライマーと鋳型
の複合体においてプライマーの3′−ヒドロキシ末端に
デオキシヌクレオシド一リン酸分子を付加する酵素であ
るが、この付加は鋳型依存方式である。一般に、伸長生
成物の合成は、新しく合成された鎖の5′から3′方向
において、合成が終結するまで進行する。有用なDNA
ポリメラーゼとしては、例えば、E.コリDNAポリメ
ラーゼI、T4 DNAポリメラーゼ、クレノウポリメ
ラーゼ、逆転写酵素、および当業界で既知の他のものが
挙げられる。好ましくは、DNAポリメラーゼはそれが
熱に安定であることを意味する耐熱性であり、そして高
い温度で、特にDNA鎖のプライミングおよび伸長に使
われる高温において優先的に活性である。より詳しく
は、耐熱性DNAポリメラーゼは、本明細書中に記載の
ポリメラーゼ連鎖反応に用いられる高温において実質的
に不活性でない。そのような温度は多数の反応条件、例
えばpH、ヌクレオチド組成、プライマーの長さ、塩濃
度および当業界で既知の他の条件によって異なるだろ
う。
【0042】多数の耐熱性DNAポリメラーゼが技術の
現状において報告されており、それらとしては、米国特
許第4,965,188 号(Gelfand 他)および同第4,889,818
号(Gelfand 他)明細書中に詳述されたものが挙げられ
る。特に有用なポリメラーゼは様々なテルムス菌種、例
えばテルムス・アクアティカス(Thermus aquaticu
s)、テルムス・テルモフィラス(Thermus thermophilu
s)、テルムス・フィリフォルミス(Thermus filiformi
s)およびテルムス・フラブス(Thermus flavus)から
得られるものである。他の有用な耐熱性ポリメラーゼ
は、テルモコッカス・リテラリス(Thermococcus liter
alis)、ピロコッカス・フリオサス(Pyrococcus furi
osus)、テルモトガ種(Thermotoga sp.)およびWO-A-8
9/06691 (1989年7月27日公開)に記載のものをはじめ
とする様々な生物源から得られる。幾つかの有用な耐熱
性ポリメラーゼが市販されており、例えばPerkin Elmer
からAmpliTaq(商標), Tth およびUlTma (商標)、St
ratageneからPfu 、並びにNew England Biolabs からVe
ntおよびDeep-Vent が市販されている。生物体から天然
ポリメラーゼを単離する技術、および組換え技術を用い
て遺伝子操作された酵素を生産する技術も多数知られて
いる。
【0043】DNAポリメラーゼ補因子とは、酵素の活
性がそれに依存する非タンパク質化合物のことである。
よって、補因子が存在しなければ酵素は触媒的に不活性
である。多数の物質が既知の補因子であり、例えばその
非限定例として、マンガンおよびマグネシウムの塩、例
えば塩化物、硫酸塩、酢酸塩および脂肪酸塩が挙げられ
る。塩化マグネシウムおよび硫酸マグネシウムが好まし
い。
【0044】PCRに更に必要であるのは、2以上のデ
オキシリボヌクレオシド−5′−三リン酸、例えばdAT
P, dCTP, dGTP, dTTPおよびdUTPのうちの2以上であ
る。好ましくは4種の一般的三リン酸(dATP, dCTP, dG
TPおよびdTTP)が一緒に使用される。
【0045】本明細書中に記載のPCR試薬は、標的核
酸の増幅を提供するのに適当な濃度で供給されそしてP
CRに使われる。増幅に必要であるプライマー、DNA
ポリメラーゼ、補因子およびデオキシリボヌクレオシド
−5′−三リン酸の最小量並びに各々の最適範囲は当業
界で周知である。DNAポリメラーゼの最小量は通常少
なくとも約0.5 単位/100 μL 溶液であり、約2〜約25
単位/100 μL 溶液が好ましく、約7〜約20単位/100
μL 溶液がより好ましい。与えられた増幅システムには
他の量が有用なことがある。「1単位」は、本明細書中
では74℃で30分間の間に伸長核酸鎖の中に10ナノモルの
全ヌクレオチド(dNTPs )を取り込むのに必要とされる
酵素活性の量として定義される。増幅に用いる各プライ
マーの最小量は少なくとも約0.075 マイクロモル濃度で
あり、約0.1 〜約2マイクロモル濃度が好ましいが、他
の量も当業界で公知である。補因子は通常約2〜約15ミ
リモル濃度の量で存在する。各dNTPの量は通常約0.25〜
約3.5 ミリモル濃度である。
【0046】PCR試薬は、任意の適当な緩衝剤(多数
が当業界で既知である)を使って、約7〜約9の範囲内
のpHを有する緩衝溶液中に、個別にもしくは種々に組
み合わせてまたは全部一緒に供給することができる。
【0047】PCRにおいて使用できる他の試薬として
は、例えば、耐熱性DNAポリメラーゼに特異的な抗体
が挙げられる。抗体は増幅前に前記ポリメラーゼを抑制
するために使用することができる。本発明に有用な抗体
は、耐熱性DNAポリメラーゼに特異的であり、約50℃
より低い温度でDNAポリメラーゼの酵素活性を抑制
し、そして高い温度で失活する抗体である。有用な抗体
としては、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体お
よび抗体断片が挙げられる。好ましくは抗体はモノクロ
ーナルである。本発明において有用な抗体は、既知の方
法、例えばHarlow他、Antibodies: A Laboratory Manua
l, Cold Spring Harbor, NY (1988)に記載された方法を
使って調製することができる。
【0048】代表的なモノクローナル抗体は米国特許第
5,338,671 号明細書(Scalice 他)に記載されている。
常用の手順と、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレ
クション(ATCC)(Rockville, MD )に寄託されたハイ
ブリドーマ細胞系HB 11126または11127 のいずれかを含
む出発材料を使って、当業者は2つのモノクローナル抗
体を容易に得ることができる。モノクローナル抗体は、
DNAポリメラーゼに対してモル比約5:1〜約500 :
1の量で存在する。
【0049】増幅された核酸は多数の既知の方法、例え
ば米国特許第4,965,188 号明細書(Gelfand 他)に記載
の方法で検出することができる。例えば、増幅された核
酸はサザンブロット法、ドットブロット技術、または標
識プローブを用いる非同位体オリゴヌクレオチド捕捉検
出技術を使って検出することができる。あるいは、適当
に標識されたプライマーを使って増幅を行い、その標識
の検出手順および検出装置を使って、増幅されたプライ
マー伸長生成物を検出することができる。
【0050】好ましい態様では、増幅された標的核酸
は、検出用に標識されており且つ増幅された標的と直接
的または間接的にハイブリダイズすることができるオリ
ゴヌクレオチドプローブを使って検出される。該プロー
ブは可溶性であっても固体支持体に取り付けられてもよ
い。別の好ましい態様では、標的核酸を増幅させるのに
使われるプライマーのうちの1つまたは複数が、例えば
特異的結合成分によって標識される。標識プライマーが
中に取り込まれている生じたプライマー伸長生成物を、
プローブを使って捕捉することができる。該プローブに
ハイブリダイズした増幅標的の検出は、当業界で周知で
ある適当な検出装置および手順を使って標識付プローブ
の存在または増幅された標識付標的の存在を検出するこ
とにより行うことができる。標識によっては、検出装置
を使わずに目で見ることができるものもある。
【0051】より好ましい態様では、標的核酸を増幅さ
せるのに用いるプライマーの1つまたは複数がビオチン
により標識され、増幅されたビオチン化標的核酸が固体
支持体に取り付けられたプローブにハイブリダイズせし
められる。次いで、それらを酸化剤(例えば過酸化水
素)および適当な色素形成性組成物の存在下でストレプ
トアビジン−ペルオキシダーゼ接合体と接触させること
により、結合した標識が検出される。例えば、有用な色
素形成試薬として、テトラメチルベンジジンおよびその
誘導体、並びにロイコ色素、例えば米国特許第4,089,74
7 号明細書(Bruschi )に記載のトリアリールイミダゾ
ールロイコ色素が挙げられる。
【0052】本明細書中で時間に関して用いる時、
「約」という語は時間限界の±10%を表し、そして温度
に関して用いる時、「約」という語は±5℃を表す。下
記の実施例は本発明の幾つかの態様を例示するために与
えられるのであって、本発明を限定するものであると解
釈してはならない。
【0053】
【実施例】材料と方法: テルムス・アクアティカス(Thermus aqu
aticus)からの組換えDNAポリメラーゼは既知の手
順、例えば欧州特許公開EP-A-0 482 714に記載されたも
のを使って調製し、これは約250,000 単位/mgタンパク
質の活性を有した。
【0054】下記の実施例で使用するプライマーおよび
プローブは、既知の出発材料と手順を用いて、Applied
Biosystems Model 380B 、標準ホスホロアミダイト化学
を用いる3カラムDNA合成装置、およびABI1μモ
ルスケール・ファーストサイクルプロトコールを使って
調製した。ヌクレオシド−3′−ホスホロアミダイトお
よびヌクレオシド誘導化細孔制御ガラス支持体はApplie
d Biosystemsから入手した。プライマーは上記に示した
配列を有した。米国特許第4,962,029 号明細書に記載の
2つのテトラエチレングリコールスペーサーに続いて1
つの市販のデュポン社製ビオチンホスホロアミダイトに
より、それらの5′末端を機能性にした。米国特許第4,
914,210 号明細書に記載の2つのテトラエチレングルコ
ールスペーサーに続いて1つのアミノジオール連結基に
よりプローブの3′末端を機能性にした。全ての精製は
核酸精製カラムに続いて逆相HPLC技術を使って実施し
た。デオキシリボヌクレオチド(dNTPs )はSigma Chem
ical Co.から入手した。
【0055】幾つかの実験では、ホスホロチオエート含
有プライマーを使用した。3′−ヒドロキシル基に関し
て末位と末位から二番目にホスホロチオエート結合を有
するホスホロチオエート含有プライマーは、米国特許第
5,003,087 号明細書および技術公報添付カタログNo. 40
-4036-xx, Glen Research, Sterling, Virginia 中にも
記載された方法に従ってH−ホスフェート化学により調
製した。
【0056】ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ接
合体溶液は、リン酸塩緩衝化食塩溶液(24 mM リン酸ナ
トリウムおよび75 mM 塩化ナトリウム)中に市販の(Si
gmaChemical Co.)ストレプトアビジンと西洋ワサビペ
ルオキシダーゼの接合体、カゼイン(0.5 %)およびメ
ルチオレート(0.5 %)を含んで成る溶液を使用した。
接合体安定剤として10 mM の4′−ヒドロキシアセトア
ニリドを使用した。
【0057】内部陽性対照(IPC)標的は次のように
して調製した。ホスホロアミダイトオリゴヌクレオチド
合成により一本鎖合成標的としてIPC配列を調製し
た。次いでそれを5′制限部位を含むオリゴヌクレオチ
ドプライマーを使って増幅させ、pBluescript II KS(-)
プラスミドベクター中に指向性クローニングした。プラ
スミドを含むE.コリの大規模培養物を以前に記載され
た通りにアンピシリン選択条件下で増殖させた(Sambro
ok他, Molecular Cloning: A Laboratory Manual. Cold
Spring Harbor Press 1989 )。続いて販売業者からの
適当な試薬を使ってそして販売業者の手順に従って、プ
ラスミドDNAをQiagenカラム上で精製した。得られた
精製プラスミドをTE緩衝液(10 mM Tris pH 8.0, 1 m
M EDTA pH8.0 )中に再懸濁し、濃度を分光光度測定し
た(Sambrook他, 1989)。続いてプラスミドを制限酵素
ScaIで消化して、完全な標的配列を維持したままでプラ
スミドを直鎖状にした。全ての標的の系列希釈は、10mg
/mlの音波処理済の子牛胸腺DNA(Sigma )を含むT
E緩衝液において行った。
【0058】ロイコ色素分散液は、アガロース(0.5
%)、4,5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)イミダ
ゾールロイコ色素(250 μモル濃度)、ジエチレントリ
アミン五酢酸(100 μモル濃度)、3′−クロロ−4′
−ヒドロキシアセトアニリド(5ミリモル濃度)、ポリ
ビニルピロリドン(112 ミリモル濃度)、一塩基性リン
酸ナトリウム一水和物(10ミリモル濃度)および過酸化
水素(H2O2)(8.82ミリモル濃度)を含んだ。
【0059】洗浄溶液(pH 7.4)は、一塩基性リン酸ナ
トリウム一水和物緩衝剤(25ミリモル濃度)中に塩化ナ
トリウム(373 ミリモル濃度)、(エチレンジニトリ
ロ)四酢酸二ナトリウム塩(2.5 ミリモル濃度)、デシ
ル硫酸ナトリウム(38ミリモル濃度)およびエチルセリ
チオサリチル酸ナトリウム塩(25マイクロモル濃度)を
含んだ。
【0060】ポリメラーゼ連鎖反応混合物(75μL )
は、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝剤
(10〜18ミリモル濃度、pH 8)、EDTA(0〜0.75ミリモ
ル濃度)、塩化カリウム(50ミリモル濃度)、塩化マグ
ネシウム(4ミリモル濃度)、dATP, dCTP, dGTPおよび
dTTP(各0.3 mM)、記載のプライマー(別記しないかぎ
り各0.4 マイクロモル濃度)、IV型ゼラチン(100 mg/
ml)、Taq ポリメラーゼ(16単位/100 μL )およびグ
リセロール(9.5 %)を含有した。50倍モル過剰(ポリ
メラーゼに対して)のTP1-12.2と5倍過剰のTP4-9.2 を
使用した。
【0061】捕捉試薬を作製するために、常用の乳化重
合技術を使って、ポリ〔スチレン−コ−3−(p−ビニ
ルベンジルチオ)プロピオン酸〕(重量比95:5〜98:
2、平均直径1μm)から調製したポリマー粒子(平均
直径1μm)にプローブを共有結合で取り付けた。前記
粒子の水中懸濁液を2−(N−モルホリノ)エタンスル
ホン酸緩衝剤(0.1 モル濃度、pH 6)で洗浄し、次いで
固形分約10%になるように懸濁した。緩衝剤(0.1 モル
濃度)中に固形分3.33%に希釈された洗浄済粒子の試料
(3.3 ml)を、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−
3−エチルカルボジイミド塩酸塩(84mg/ml水、2.1 m
l)およびプローブ(44.44 OD/mlナノ純水、983 μL
)と混合した。生じた懸濁液を断続的に混合しながら
湯浴中50℃で約2時間加熱した後、遠心分離した。(エ
チレンジニトリロ)四酢酸二ナトリウム塩(0.0001モル
濃度)を含むトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
緩衝剤(0.01モル濃度、pH 8)で粒子を3回洗浄し、そ
して固形分4%になるようにその中に再懸濁した。
【0062】緩衝剤で固形分0.25%に希釈したらすぐ
に、捕捉試薬(1〜2μL )を、SURECELL(商標)使い
捨て試験装置〔Johnson & Johnson Clinical Diagnosti
cs, Inc.から入手可能;これは米国特許第4,948,561 号
明細書(HincKley他)に詳細に記載されている〕中の試
験ウエルの微孔質膜(LOPRODYNE (商標)ポリアミド
膜、平均ポアサイズ 1.2μm、Pall Corp.から)の限定
領域に適用し乾燥させた。他の試薬と材料は、商業源か
ら入手したか、または容易に入手可能な出発材料と常用
手順を使って調製した。
【0063】実験: プライマーの選択: 本出願人らは、HIV−1の高度保
存配列領域を同定することによりHIV−1およびHI
V−2のためのPCR増幅システムの開発に着手した。
次の基準を使って保存領域に対するプライマーをデザイ
ンした:(1) 小さい生成物ほど高い効率で増幅し、有効
ポリメラーゼ濃度、アニール/伸長時間または調製され
る試料の平均サイズの減少に対する感受性が低いので、
生成物の長さは200 ヌクレオチドを越えてはならない;
(2) プライマーセットは増幅生成物の特異的検出のため
にそれらの間に機能的なプローブ領域を持たなければな
らない;(3) プライマーの3′末端付近の不正対合(ミ
スマッチ)は、5′末端付近の不正対合よりもはるかに
好ましくない;(4) それらのプライマーは3′末端安定
性、長さ、GC含量および別の可能なプライマーやプロ
ーブとの相互作用に関する確立されたプライマー開発基
準を満たさなければならない。
【0064】初めに、次の11のプライマーを試験用に選
択した: GACCAGATCTGAGCCTGGGAGCT 、23マー(配列番号1) GACCAGATCTGAGCCTGGGAGCTC、24マー(配列番号23) CTGCTTAAGCCTCAATAAAGCTTGCCTTGAG 、31マー(配列番号
24) CTGCTTAAGCCTCAATAAAGCTTGCCTTGA、30マー(配列番号
2) GGTCTGAGGGATCTCTAGTTACCAGAGT、28マー(配列番号25) GGGTCTGAGGGATCTCTAGTTACCAGAGT 、29マー(配列番号
3) GGGTCTGAGGGATCTCTAGTTACCAG、26マー(配列番号26) TGTTCGGGCGCCACTGCTAGAGA 、23マー(配列番号4) TCGGGTTTATTACAGGGACAGCAGAGA 、27マー(配列番号7) GTATTACTACTGCCCCTTCACCTTTCCA、28マー(配列番号27) CTTGTATTACTACTGCCCCTTCACCTTTCCA 、31マー(配列番号
8)
【0065】これらのプライマーの多くは、プライマー
の5′末端、3′末端または両末端のところの配列を除
いて別のプライマー1つまたは2つと同じである。配列
番号1と23は、HIV−1ゲノムのLTR領域の1つの
正プライマー領域であり、一方配列番号24と2は別のL
TR正プライマー領域である。配列番号25, 3および26
は1つのLTR逆プライマー領域を表し、一方配列番号
4は第二の領域を表す。配列番号7はHIV−1ゲノム
のPOL領域に対してデザインした唯一の正プライマー
であり、一方配列番号27と8は配列番号7と相補するこ
とができる逆プライマーである。
【0066】これらのプライマーを、PE9600サーモサイ
クラー上で40サイクルに渡るPCRによって反応液75 m
l あたりHIV−1標的0コピーまたは15コピーを増幅
させ、次いでゲル電気泳動を使って検出することにより
試験した。HIV−1標的DNAは次のようにして調製
した。宿主染色体中に組み込まれたポリメラーゼ欠損H
IVゲノムの単一コピーを含む8E5細胞(Folks T.M.
他, J. Exp. Med. 164:280, 1986)を、10%ウシ胎児血
清を含む90%RPMI培地中で増殖させた。典型的なSD
S、プロテイナーゼK消化に続くフェノール/クロロホ
ルム抽出およびエタノール沈澱によって、2.5 ×109
胞/1L培養物からDNAを調製した。得られた抽出物
を塩化セシウム上でバンド沈降せしめ、透析し、抽出
し、エタノール沈澱し、そして分析用に10 mM Tris/1
mM EDTA (pH 8.0)中に再懸濁した。A 260 での光学濃度
測定によりDNA含量を計算した。全ての反応は反応液
75μLあたり3mgの子牛胸腺DNAを添加すること以外
は上述した通りに実施した。16通りの可能なLTR組合
せと2通りの可能なPOL組合せの各々について複製反
応を実施した。ゲル結果を第1表に示す。68℃のアニー
ル/伸長温度でのHIV−1標的を含まない対照反応
は、配列番号23/4の組合せについて検出可能な副生成
物バンドを示した。このため、この組合せはあまり好ま
しくないプライマーセットである。この副生成物の他に
は、いずれのアニール/伸長温度でも検出可能な副生成
物は本質的に全く観察されなかった。
【0067】選ばれたプライマーを、2つのアニール/
伸長温度においてゲルバンド強度の点から更に比較し
た。配列番号1または23を含む組合せ間にはゲルバンド
強度にほとんど差がなかった。配列番号24と2は、異な
る逆プライマーと組み合わせた時に互いに同等に機能し
た。3つの重複する逆プライマーのうち、配列番号3と
26は、特に70℃のアニール/伸長温度を使った時に、配
列番号25よりも良好に機能した。配列番号4を含む全て
の組合せが両アニール/伸長温度で良好に増幅させた。
配列番号27は配列番号8に比べて非常に貧弱にしか機能
しなかった(共に配列番号1と組み合わせた時)。従っ
て、配列番号27に関してはこれ以上試験を行わなかっ
た。
【0068】
【表1】
【0069】次の実験は、配列番号7/8プライマーセ
ットと個々の全ての可能なLTRプライマーセットとの
同時増幅反応であった。この同時増幅は内部陽性対照
(IPC)の存在下で実施した。増幅は、米国特許第5,
089,233 号明細書に記載された自動PCRプロセッサー
である、Johnson & Johnson Clinical DiagnosticsのP
CRアナライザーを使って実施した。次の3種類の温度
プロフィールを使って、40サイクルに渡りHIV標的を
増幅させた。
【0070】(1) 95 ℃で15秒間の変性および68℃で30
秒間のアニール/伸長; (2) 95 ℃で15秒間の変性および66℃で30秒間のアニー
ル/伸長;並びに (3) 96 ℃で5秒間の変性および68℃で40秒間のアニー
ル/伸長。 増幅生成物は上述した通りに検出した。
【0071】プロフィール1は従来技術の条件と見な
し、第二のプロフィールはどのプライマー組合せが副生
成物を形成する傾向があるかを決定するために使用し、
そして第三のプロフィールは合計循環時間を増大させる
ことなく(アニール/伸長時間を増加することによっ
て)増幅をより強固にする試みであった。全ての反応
は、反応液75μL あたりHIV標的とIPC標的各々10
コピーを使って実施した。第三の増幅プロフィールを使
った時、特により長い(>150 ヌクレオチド)生成物を
生じるプライマーセットの場合、増幅はより強固であっ
た。この結果は、配列番号23, 24および4がいずれも副
生成物を形成する傾向があることも証明した。従って配
列番号23と24を外した。その後の実験は配列番号1,2
および3を使って実施した。
【0072】次に、2つのHIV−1同時増幅システム
(配列番号1/3または2/3と配列番号7/8との同
時増幅)の絶対感度を試験した。反応は40または45サイ
クル実施した(96℃で5秒;IPC標的およびプライマ
ーの存在下または非存在下のいずれかで68℃で40秒)。
10, 5, 2.5, 1, 0.5および0のHIV標的レベルを全て
の試験条件に対して二重反復で実験した。
【0073】配列番号2/3を含むシステムは増幅中に
生成する副生成物が少なく(特に45サイクルの場合)、
両システムとも2.5 コピーほどの少量のHIV−1標的
を一貫して検出できるようであった。IPCの存在下で
は、配列番号1/3同時増幅システムは、1コピーでは
4複製物のうちの2つ、そして0.5 コピーでは4複製物
のうちの1つにおいてHIV生成物(一方または両方)
を増幅させた。同じ条件下で、配列番号2/3同時増幅
システムは、1コピーでは4複製物のうちの3つ、そし
て0.5 コピーでは4複製物のうちの4つでHIV生成物
(HIV−1もしくは2またはその両方)を増幅させ
た。この実験で行った標的配列を1つも含まない対照反
応は全て外観上陰性であった。
【0074】HIV−1について要約したのと同じ基準
に従って、HIV−2プライマーを試験用に選んだ。H
IV−2プライマーをデザインする時に考慮した1つの
追加の基準は、HIV−1とHIV−2の両方のプライ
マー候補との起こり得る相互作用を最小にすることであ
った。試験したHIV−2プライマーの最初のセットを
下記に列挙する:
【0075】 CCGGGATAGTGCAGCAACAGCAACA (配列番号11) CGGGATAGTGCAGCAACAGCAACAG (配列番号28) CCCCAGACGGTCAGTCGCAACA (配列番号29) CCCAGACGGTCAGTCGCAACA (配列番号12) GGGAGGTTCTCTCCAGCACTAGCA(配列番号14) CCCTGGGAGGTTCTCTCCAGCA(配列番号30) GAGCCCTGGGAGGTTCTCTCCA(配列番号15) GCGACTAGGAGAGATGGGAACACACA(配列番号16) CTGTTCGGGCGCCAACCTGCTA(配列番号31) CTGCACCTCAATTCTCTCTTTGGAAAAGACCAGTA (配列番号32) GCACCTCAATTCTCTCTTTGGAAAAGACCAGTA (配列番号33) TAGACACAGGGGCTGACGACTCAATAGT(配列番号18) CACAGGGGCTGACGACTCAATAGTAGCA(配列番号19) GCCAAAAATGTTGATTGGGGTATCTCCTGTCATTA (配列番号20) GCCAAAAATGTTGATTGGGGTATCTCCTGTCA(配列番号34)
【0076】HIV−2 DNAを調製するために、H
IV−2のHut78 NIH-Z 株に感染した10E8細胞を、SD
SおよびプロテイナーゼKで処理し、次いでフェノール
/クロロホルム抽出し、そしてエタノール沈澱し、得ら
れた抽出物を分析用に10 mMTris/1 mM EDTA pH 8.0中
に再懸濁した。
【0077】個々のHIV−2プライマーを、次の2つ
の異なる増幅プロフィール: (1) 68℃のアニール/伸長温度で40サイクル;および
(2) 62℃のアニール/伸長温度で5サイクルに続いて68
℃のアニール/伸長温度で35サイクルを用いて、配列番
号1,2,3,26,4,7および8のHIV−1プライ
マーと共に使った場合の副生成物を形成する能力につい
てスクリーニングした。二番目のプロフィールは、標的
の不正対合の影響を最小にする条件下でどのプライマー
セットが副生成物形成を最小にできるかを決定する試験
のために選んだ。条件1を使った時に配列番号7および
8と共に強い副生成物を形成したどのプライマーも即座
に捨てた。何故なら、それらのプライマーは同時増幅ア
ッセイに最小にしか必要でないからである。この基準の
ために捨てたのは配列番号30および31のただ2つのプラ
イマーであった。プライマーの残りを、様々な基準に基
づいて狭めていった。HIV−1プライマーと配列番号
20により形成される副生成物が非常に低レベルであった
ために配列番号34よりも配列番号20を選んだ。配列番号
11と12は副生成物をあまり生じず、更に確立された基準
にも良く適合するために、配列番号28と29よりも配列番
号11と12を選んだ。配列番号32と33は、増幅条件2の下
で配列番号20または34のいずれかと併用した時に比較的
貧弱な増幅であったために捨てた。残ったHIV−2プ
ライマーセット(配列番号11/12、14/16、15/16、18
/20および19/20)は全て、次のプライマー:配列番号
2,3,7および8(各々0.4 μM)、IPC-F1(0.2 μ
M)およびIPC-R1(0.2 μM)を含む系において、反応
あたり10コピーのHIV−2標的レベルで非常に良好に
増幅させ且つ良く見えるゲルバンドを与える。上記の増
幅条件1を使用した時のそれらの増幅システムによる副
生成物形成はいずれも非常に少ない。増幅条件2を使用
した時には有意な副生成物形成があるが、しかし特定の
生成物がゲル上にまだ非常に良く検出可能である。
【0078】プローブ選択:HIV−1およびHIV−
2のような多分岐のゲノムを扱う時には、2つのプライ
マーを使った各領域の増幅および1つのオリゴヌクレオ
チドプローブを使った各領域の検出を可能にするのに十
分なほどに保存されている3つの領域を同定することは
しばしば困難である。生成物の長さを最小にする必要が
あるシステムでは、プローブ特異性が損なわれ得る程度
にまでプロービングの緊縮性を減らさない限り、この問
題は作業を不可能にする程度にまで悪化する。この問題
を避けるために、本出願人は、アッセイ特異性を傷つけ
ることなく、全ての既知配列変異体の検出を可能にする
ために多重プローブを使用するシステムを開発した。
【0079】配列番号2と3により形成される生成物を
探査するために、プローブは長さがわずか34ヌクレオイ
ドの領域にはまらなければならない。この領域中の最も
保存された配列は配列番号5のプローブの配列である。 プローブ: CAACAGACGGGCACACACTACT(配列番号5) この配列はHIV−1分離株の大部分に高度に保存され
ており、該プローブと分離株配列のこの領域との間には
1個以下のヌクレオチドの相違しかない。しかしなが
ら、この領域には2〜5個の変異を有する幾つかの分岐
配列がある。将来それらの配列から更に分岐した配列を
検出する能力を最大にするために、配列番号6の追加の
プローブをデザインした。 プローブ: GAACAGATGGGCACACACTGCT(配列番号6)
【0080】HIV−1 POLの場合、遭遇する変異
の最大数および苛酷性を最小にするように使用する両プ
ローブを変更した。これを達成するために、デザインし
た両プローブはいずれの既知分離株配列とも等しくな
い。2つのプローブを使うことにより、任意の既知分離
株に対して遭遇する変異の最大数を5から3に減らし
た。加えて、残りの変異の大部分はプローブの片側末端
の付近に置かれ、かくしてハイブリダイゼーションした
時のそれらの影響が小さくなる。HIV−1 POLプ
ローブの配列を下記に示す: AGCTTTGCTGGTCCTTTCCAAAGTGGG (配列番号9) AGTTGTGCCGGTCCTTTCCAAATTGGG (配列番号10)
【0081】記載した上記状況は、2つのプローブを使
用するHIV−2 POLシステム用に選ばれた配列に
ついても同様である。しかしながら、この状況は、2つ
のプローブに相補的な領域は重複しているけれども位置
が同一でないという点で幾らか異なっている。これは、
HIV−2の2つの亜型間で配列が非常に異なるので必
要な熱安定性を獲得するためにプローブの位置を変更し
なればならないという事実のためである。この2つのプ
ローブを使うと、全ての既知HIV−2配列は亜型特異
的HIV−2プローブに比較して多くて2個のヌクレオ
チド相違を有する。2つのHIV−2 POLプローブ
配列を下記に示す: CCAAAAATAGTAGGGGGAATAGGGGGATTC(配列番号21) CACCCCAAAAATAGTAGGTGGGATAGGAGGG (配列番号22)
【0082】上述した同時増幅システムを、HIV−1
およびHIV−2試料に対して試験した。比色検出に用
いる検出プローブは下記のものであった: HIV−1 LTR生成物: CAACAGACGGGCACACACTACT(配列番号5) GAACAGATGGGCACACACTGCT(配列番号6) HIV−1 POL生成物: 5'-AGCTTTGCTGGTCCTTTCCAAAGTGGG(配列番号9) 5'-AGTTGTGCCGGTCCTTTCCAAATTGGG(配列番号10)
【0083】HIV−2 POL生成物: CCAAAAATAGTAGGGGGAATAGGGGGATTC(配列番号21) CACCCCAAAAATAGTAGGTGGGATAGGAGGG (配列番号22) HIV−2 LTR生成物: CCACGCTTGCTTGCTTAAAGACCTC (配列番号17) HIV−2 ENV生成物: TGGACGTGGTCAAGAGACAACAAGAA(配列番号13)
【0084】始原型M群およびO群分離株を含む5種類
の培養増幅したHIV−1分離株を試験した。試験した
同時増幅システムは全て、配列番号7/8プライマーセ
ット、内部陽性対照プライマーセット、並びに次の4つ
のHIV−1 LTRプライマーセットのうちの1つ:
配列番号1/3、1/4、2/3および2/4を含ん
だ。HIV−1特異的プライマーセットはいずれも試験
した全ての分離株を検出した。標的DNAの系列希釈
は、配列番号2/3および2/4プライマーセットが最
も感受性のLTRプライマーセットであることを証明し
た。配列番号2/4プライマーセットは多分岐のO群分
離株に対して最も感受性であるように見えた。
【0085】2種類の培養増幅したHIV−2分離株も
試験して様々なHIV−2プライマーセットの性能を評
価した。どの反応も配列番号11/12プライマーセット、
並びに次の4つのLTR−またはPOL−特異的HIV
−2プライマーセットのうちの1つ:配列番号18/20、
19/20、14/16および15/16を含んだ。全てのプライマ
ーセットが、試験した高い方の標的レベルで両標的の増
幅をもたらした。HIV−2標的の系列希釈はLTRプ
ライマーセットが最も感受性であることを示唆した。
【0086】15の培養増幅したHIV−1O群分離株、
HIV−1に感染したアフリカ人患者からの17の凍結し
た患者細胞ペレット(高レベルの配列非相同性を含むで
あろう)、および12の培養増幅したHIV−2分離株を
試験することにより、様々な同時増幅システムの系統感
受性を更に評価した。15のO群分離株は全て配列番号7
/8プライマーセットと配列番号1/4,2/3および
2/4のLTRプライマーセットにより検出された。し
かしながら、3つの分離株が配列番号1/3プライマー
セットにより見落とされた。LTRシステムの場合、数
個のO群分離株は2つのLTRプローブのうちの1つ
(O群とU分離株に最も相同であり且つチンパンジーウ
イルスHIV1-CPZgab に最も相同であるプローブ)だけに
陽性であった。これらの結果は、単一の標的に対して2
つの検出プローブを使用することにより観察される改善
を証明した。上述のアフリカ人患者細胞ペレットの場合
には、3つのHIV−1システム(配列番号2/3、2
/4および7/8)全てが陽性であたが、しかし配列番
号2/3システムがこの実験で最高の感受性のシステム
であるらしく、試験した標的DNAの最高レベルでも2
つの複製物のうち1つしか検出しなかったので配列番号
7/8セットは最低の感受性であるように見えた。
【0087】12の培養増幅したHIV−2分離株のうち
の1つは、試験した全てのプライマーセットに対して陰
性であった。この試料はラボで用いる対照プライマーセ
ットでも陰性であり、このことは、試料中にHIV−2
DNAが全く存在していなかった可能性があることを
示す(幾つかのHIV−2分離株は十分に培養しないこ
とは周知である)。他の11分離株はENVプライマーセ
ットおよび両LTRプライマーセットを用いた時に陽性
であった。対照的に、配列番号18/20および19/20セッ
トはそれぞれ11の分離株のうち2つおよび11の分離株の
うち1つを見落とした。
【0088】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GACCAGATCT GAGCCTGGGA GCT 23
【0089】配列番号:2 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CTGCTTAAGC CTCAATAAAG CTTGCCTTGA 30
【0090】配列番号:3 配列の長さ:29 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GGGTCTGAGG GATCTCTAGT TACCAGAGT 29
【0091】配列番号:4 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: TGTTCGGGCG CCACTGCTAG AGA 23
【0092】配列番号:5 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CAACAGACGG GCACACACTA CT 22
【0093】配列番号:6 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GAACAGATGG GCACACACTG CT 22
【0094】配列番号:7 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: TCGGGTTTAT TACAGGGACA GCAGAGA 27
【0095】配列番号:8 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CTTGTATTAC TACTGCCCCT TCACCTTTCC A 31
【0096】配列番号:9 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: AGCTTTGCTG GTCCTTTCCA AAGTGGG 27
【0097】配列番号:10 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: AGTTGTGCCG GTCCTTTCCA AATTGGG 27
【0098】配列番号:11 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCGGGATAGT GCAGCAACAG CAACA 25
【0099】配列番号:12 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCCAGACGGT CAGTCGCAAC A 21
【0100】配列番号:13 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: TGGACGTGGT CAAGAGACAA CAAGAA 26
【0101】配列番号:14 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GGGAGGTTCT CTCCAGCACT AGCA 24
【0102】配列番号:15 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GAGCCCTGGG AGGTTCTCTC CA 22
【0103】配列番号:16 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GCGACTAGGA GAGATGGGAA CACACA 26
【0104】配列番号:17 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCACGCTTGC TTGCTTAAAG ACCTC 25
【0105】配列番号:18 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: TAGACACAGG GGCTGACGAC TCAATAGT 28
【0106】配列番号:19 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CACAGGGGCT GACGACTCAA TAGTAGCA 28
【0107】配列番号:20 配列の長さ:35 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GCCAAAAATG TTGATTGGGG TATCTCCTGT CATTA 35
【0108】配列番号:21 配列の長さ:30 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCAAAAATAG TAGGGGGAAT AGGGGGATTC 30
【0109】配列番号:22 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CACCCCAAAA ATAGTAGGTG GGATAGGAGG G 31
【0110】配列番号:23 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GACCAGATCT GAGCCTGGGA GCTC 24
【0111】配列番号:24 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CTGCTTAAGC CTCAATAAAG CTTGCCTTGA G 31
【0112】配列番号:25 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GGTCTGAGGG ATCTCTAGTT ACCAGAGT 28
【0113】配列番号:26 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GGGTCTGAGG GATCTCTAGT TACCAG 26
【0114】配列番号:27 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GTATTACTAC TGCCCCTTCA CCTTTCCA 28
【0115】配列番号:28 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CGGGATAGTG CAGCAACAGC AACAG 25
【0116】配列番号:29 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCCCAGACGG TCAGTCGCAA CA 22
【0117】配列番号:30 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CCCTGGGAGG TTCTCTCCAG CA 22
【0118】配列番号:31 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CTGTTCGGGC GCCAACCTGC TA 22
【0119】配列番号:32 配列の長さ:35 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: CTGCACCTCA ATTCTCTCTT TGGAAAAGAC CAGTA 35
【0120】配列番号:33 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GCACCTCAAT TCTCTCTTTG GAAAAGACCA GTA 33
【0121】配列番号:34 配列の長さ:32 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列: GCCAAAAATG TTGATTGGGG TATCTCCTGT CA 32
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スーザン メリッサ アトウッド アメリカ合衆国,ニューヨーク 14620, ロチェスター,ランスデイル ストリート 47 (72)発明者 アン エリザベス ケイジー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14617, ロチェスター,ウィノナ ブールバード 399 (72)発明者 エリック ブライス ラズムッセン アメリカ合衆国,ウィスコンシン 53719, マディソン,アパートメント 309,ティ ンバーレイク トレイル 7329 (72)発明者 トマス ジョセフ カミンズ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,ヘンダーソン ドライブ 83

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV−
    1)からの核酸を増幅させる方法であって、HIV−1
    核酸を含む疑いのある試料を、前記HIV−1核酸が増
    幅されるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三
    リン酸、耐熱性DNAポリメラーゼおよび少なくとも4
    つのオリゴヌクレオチドと接触させることを含んで成
    り、前記少なくとも4つのオリゴヌクレオチドの4つの
    オリゴヌクレオチドが (a) 配列番号1,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,7および8のセット;並びに (d) 配列番号2,4,7および8のセット から選ばれる方法。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも4つのオリゴヌクレオチ
    ドの5つのオリゴヌクレオチドが (a) 配列番号1,2,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,2,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,4,7および8のセット; (d) 配列番号1,3,4,7および8のセット;並びに (e) 配列番号1,2,3,4,7および8のセット から選ばれる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記5つのオリゴヌクレオチドが配列番
    号2,3,4,7および8である、請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも4つのオリゴヌクレオチ
    ドの6つのオリゴヌクレオチドが配列番号1,2,3,
    4,7および8である、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記耐熱性DNAポリメラーゼが、テル
    ムス・アクアティカスのポリメラーゼ、テルムス・テル
    モフィラスのポリメラーゼおよびテルモコッカス・リト
    ラリスのポリメラーゼから選ばれる、請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 HIV−1核酸を増幅させて検出する方
    法であって、 (i) HIV−1核酸を含む疑いのある試料を、前記HI
    V−1核酸が増幅されるような条件下で、4つの異なる
    ヌクレオシド三リン酸、耐熱性DNAポリメラーゼおよ
    び少なくとも4つのオリゴヌクレオチドと接触させるこ
    とを含んで成り、前記少なくとも4つのオリゴヌクレオ
    チドの4つのオリゴヌクレオチドが (a) 配列番号1,3,7および8のセット; (b) 配列番号1,4,7および8のセット; (c) 配列番号2,3,7および8のセット;並びに (d) 配列番号2,4,7および8のセット から選ばれ; (ii) 前記増幅したHIV−1核酸を変性させて一本鎖
    核酸にし;そして (iii) 前記増幅したHIV−1核酸の存否を検出する ことを含んで成る方法。
  7. 【請求項7】 前記検出が、 (a) 配列番号5および9のセット; (b) 配列番号5および10のセット; (c) 配列番号6および9のセット;並びに (d) 配列番号6および10のセット から選ばれた少なくとも2つのオリゴヌクレオチドプロ
    ーブを使って行われる、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記検出が配列番号5,6,9および10
    に相当する4つのオリゴヌクレオチドプローブを使って
    行われる、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記検出が酵素標識されているかまたは
    酵素標識することができるプローブを使って行われる、
    請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 HIV−1核酸の増幅に有用な診断キ
    ットであって、 (i) 配列番号1,2,3,4,7および8に相当する
    オリゴヌクレオチド;並びに(ii) 耐熱性DNAポリメ
    ラーゼを含んで成る診断キット。
  11. 【請求項11】 配列番号5,6,9および10に相当す
    るオリゴヌクレオチドを更に含んで成る、請求項10に
    記載の診断キット。
  12. 【請求項12】 ヒト免疫不全ウイルス2型(HIV−
    2)の核酸を増幅させる方法であって、HIV−2核酸
    を含む疑いのある試料を、前記HIV−2核酸が増幅さ
    れるような条件下で、4つの異なるヌクレオシド三リン
    酸、耐熱性DNAポリメラーゼおよび少なくとも4つの
    オリゴヌクレオチドと接触させることを含んで成り、前
    記少なくとも4つのオリゴヌクレオチドの4つのオリゴ
    ヌクレオチドが (a) 配列番号11,12,14および16のセット; (b) 配列番号11,12,15および16のセット; (c) 配列番号11,12,18および20のセット; (d) 配列番号11,12,19および20のセット; (e) 配列番号14,16,18および20のセット; (f) 配列番号14,16,19および20のセット; (g) 配列番号15,16,18および20のセット;並びに (h) 配列番号15,16,19および20のセット から選ばれる方法。
  13. 【請求項13】 次のオリゴヌクレオチド: GACCAGATCTGAGCCTGGGAGCT (配列番号1) CTGCTTAAGCCTCAATAAAGCTTGCCTTGA(配列番号2) GGGTCTGAGGGATCTCTAGTTACCAGAGT (配列番号3) TGTTCGGGCGCCACTGCTAGAGA (配列番号4) CAACAGACGGGCACACACTACT(配列番号5) GAACAGATGGGCACACACTGCT(配列番号6) TCGGGTTTATTACAGGGACAGCAGAGA (配列番号7) CTTGTATTACTACTGCCCCTTCACCTTTCCA (配列番号8) AGCTTTGCTGGTCCTTTCCAAAGTGGG (配列番号9) AGTTGTGCCGGTCCTTTCCAAATTGGG (配列番号10) CCGGGATAGTGCAGCAACAGCAACA (配列番号11) CCCAGACGGTCAGTCGCAACA (配列番号12) TGGACGTGGTCAAGAGACAACAAGAA(配列番号13) GGGAGGTTCTCTCCAGCACTAGCA(配列番号14) GAGCCCTGGGAGGTTCTCTCCA(配列番号15) GCGACTAGGAGAGATGGGAACACACA(配列番号16) CCACGCTTGCTTGCTTAAAGACCTC (配列番号17) TAGACACAGGGGCTGACGACTCAATAGT(配列番号18) CACAGGGGCTGACGACTCAATAGTAGCA(配列番号19) GCCAAAAATGTTGATTGGGGTATCTCCTGTCATTA (配列番号20) CCAAAAATAGTAGGGGGAATAGGGGGATTC(配列番号21) CACCCCAAAAATAGTAGGTGGGATAGGAGGG (配列番号22) のうちの1つまたは複数を含んで成る組成物。
  14. 【請求項14】 HIV−1核酸とHIV−2核酸を同
    時増幅させる方法であって、HIV−1核酸またはHI
    V−2核酸を含む疑いのある試料を、前記HIV−1核
    酸またはHIV−2核酸が増幅されるような条件下で、
    4つの異なるヌクレオシド三リン酸、耐熱性DNAポリ
    メラーゼ、配列番号7および8に相当するオリゴヌクレ
    オチド、配列番号1,2,3および4から選ばれた少な
    くとも1つのプライマーペア、並びに配列番号11, 12,
    14, 15, 16, 18, 19および20から選ばれた少なくとも1
    つのプライマーペア、と接触させることを含んで成る方
    法。
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