JPH1170414A - ワイヤ放電加工機のワーク防錆方法および装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワーク防錆方法および装置

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JPH1170414A
JPH1170414A JP23130497A JP23130497A JPH1170414A JP H1170414 A JPH1170414 A JP H1170414A JP 23130497 A JP23130497 A JP 23130497A JP 23130497 A JP23130497 A JP 23130497A JP H1170414 A JPH1170414 A JP H1170414A
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JP
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work
voltage
power supply
anticorrosion
electric discharge
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Shiro Takada
士郎 高田
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Makino Milling Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工休止中に加工液内に放置されたワーク表
面上に錆が発生するのを防止するワイヤ放電加工機のワ
ーク防錆方法および装置を提供する。 【解決手段】 加工液内のワーク1とワイヤ電極2との
間に電圧を印加し発生する放電によりワーク1の加工を
行うワイヤ放電加工機のワーク防錆装置において、加工
休止中とワークが加工液内に在ることを判断する手段
と、加工液内に設置した防食電極12a、12bと、加
工休止中に、ワーク1から加工液内へワーク1の金属イ
オンが放出してワーク1が電食されないようにワーク1
と防食電極12a、12bとの間に電圧を印加する防食
電源14と、を備える。防食電源14は、直流電源、ワ
ーク1と防食電極12a、12bとの間の平均電圧がワ
ーク1側が零または負となるように電圧を印加する交流
電源または高周波交流電源である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤ放電加工機に
関し、特に、加工後加工液内に放置されたワーク表面上
に錆が発生するのを防止するワイヤ放電加工機のワーク
防錆方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機による加工後のワーク
は、ワイヤ放電加工機が加工液に水を用いているため放
置時間とともにワーク表面上に錆を発生する。特に、ワ
ークが水中に長時間放置されると錆の発生はより顕著に
なる。図4は加工液内におけるワークの電気化学的腐食
の説明図である。図4に示すように、使用されるワーク
は通常炭素鋼であり、その成分である鉄の表面には電位
を異にした無数の陽極部と陰極部が混在し、無数の局部
電池が形成される。この局部電池の陽極部と陰極部との
間で酸化、還元が行われ、陽極部に鉄の陽イオンF
2+,Fe3+が析出し、これが水を用いた加工液内の陰
イオンOH- と化合して赤錆である鉄の水酸化物Fe
(OH)2 ,Fe(OH)3 を形成する。この現象が所
謂電気化学的腐食(電食)である。
【0003】上記電食による加工液内におけるワーク表
面上の錆の発生を防止する技術に、特許公報第2547
365号(登録日1996年8月8日)がある。上記特
許公報に記載された発明の放電加工電源装置は、加工用
電極とワーク電極との両電極間に所定の極性で電圧を印
加して放電加工を行わせる放電加工電源装置において、
前記両電極間の平均電圧を検出する第1の手段と、前記
所定の極性の電圧による放電の休止期間中に前記所定の
極性の電圧と逆極性の電圧を前記電極間に印加する第2
の手段と、前記第1の手段で検出した前記平均電圧と予
め定めた許容値との差に応じて前記第2の手段から出力
される前記逆極性の電圧のレベル、または電圧のレベル
および時間長を前記平均電圧が零になる方向に制御する
第3の手段と、前記所定の極性の電圧が印加されている
にも関わらず前記両電極間に放電が発生していないオー
プン状態が所定時間以上継続していることを検出する第
4の手段と、前記オープン状態が所定時間以上継続した
ことを検出したとき、放電の発生が検出されるまでの
間、前記第1の手段で検出した平均電圧が零になるよう
に前記所定の極性の電圧と前記逆極性の電圧とを交互に
繰り返し発生させて前記両電極間に印加する第5の手段
と、を備えて成ることを特徴とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許公報に記載された発明は、ワークに対する所定の放電
加工工程の実行中にのみワークの電食を防止するが、そ
の放電加工工程の終了後の加工休止中に加工液内に放置
されたワークに対する電食の防止は行っていない。した
がって、この加工休止中に加工液内に放置されたワーク
の表面に錆が発生するという問題がある。
【0005】それゆえ、本発明は上記問題を解決し、加
工休止中に加工液内に放置されたワーク表面上に錆が発
生するのを防止するワイヤ放電加工機のワーク防錆方法
および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明によるワイヤ放電加工機のワーク防錆方法は、加工液
内のワークとワイヤ電極との間に電圧を印加し発生する
放電によりワークの加工を行うワイヤ放電加工機のワー
ク防錆方法において、前記放電加工が休止中であるか否
かを判断し、前記ワークが加工液内に在るか否かを判断
し、前記放電加工が休止中であり、かつ前記ワークが加
工液内に在ると判断されたとき、前記ワークの金属イオ
ンが前記加工液内へ放出しないように前記ワーク表面に
防食電流を通電する、ことを特徴とする。
【0007】本発明によるワイヤ放電加工機のワーク防
錆方法は、放電加工が休止中であり、かつワークが加工
液内に在ると判断されたとき、ワークの金属イオンが加
工液内へ放出しないようにワークの金属表面に直流電流
を流入させ、分極作用によりワークの表面に形成されて
いる局部電池を消滅させる防食作用が得られ、その結果
ワークの電食が防止される。
【0008】上記問題を解決する本発明によるワイヤ放
電加工機のワーク防錆装置は、加工液内のワークとワイ
ヤ電極との間に電圧を印加し発生する放電によりワーク
の加工を行うワイヤ放電加工機のワーク防錆装置におい
て、前記加工が休止中であり、かつ前記ワークが加工液
内に在るか否かを判断する判断手段と、前記加工液内に
設置した防食電極と、前記判断手段の判断結果が肯定の
とき、前記ワークから前記加工液内へ前記ワークの金属
イオンが放出しないように前記ワークと前記防食電極と
の間に電圧を印加する防食電源と、を備えたことを特徴
とする。
【0009】本発明によるワイヤ放電加工機のワーク防
錆装置は、加工液内に設置したワークから加工液内へワ
ークの金属イオンが放出しないように防食電源により加
工液内に設置したワークと防食電極との間に電圧を印加
するので、ワークの金属表面に防食電極から直流電流が
流入し、分極作用によりワークの表面に形成されている
局部電池を消滅させる防食作用が得られ、その結果ワー
クの電食が防止される。
【0010】本発明によるワイヤ放電加工機のワーク防
錆装置において、前記防食電源は、前記ワークと前記防
食電極との間に、前記ワークを負極とし前記防食電極を
正極とする直流電圧を印加する直流電源である。本発明
による他のワイヤ放電加工機のワーク防錆装置におい
て、前記防食電源は、前記ワークと前記防食電極間へ印
加する平均電圧が前記ワーク側が零または負となるよう
に前記ワークと前記防食電極との間に交流電圧を印加す
る交流電源である。
【0011】本発明によるさらに他のワイヤ放電加工機
のワーク防錆装置において、前記防食電源は、前記ワー
クと前記防食電極との間に高周波交流電圧を印加する高
周波交流電源である。防食電源を高周波交流電源とする
ことにより、ワークと防食電極との間に平均電圧がワー
ク側が零か負ならばワークを正極とする電圧が印加され
ても短い時間なのでワークから金属イオンは発生せず、
金属イオンが発生する前に印加電圧の極性が切替えら
れ、ワークの電食は防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明
によるワイヤ放電加工機のワーク防錆装置の一実施形態
を示す図である。図1に示すように、本実施形態におけ
るワイヤ放電加工機のワーク防錆装置は、水を加工液と
し、加工液内でワーク1とワイヤ電極2との間にパルス
電源4からパルス状の電圧を印加しワーク1とワイヤ電
極2との間で発生する放電によりワーク1を加工する。
ワイヤ電極2は、上ヘッド6aと下ヘッド6b間を図示
しない供給リールからガイドローラを有した走行路を経
由して縦方向に走行するように構成されている。上下2
つのヘッド6a、6b間には二次元平面内で送り変位可
能なワーク台3が配設され、ワーク台3上にはワーク1
が取り付けられている。このワーク1に予め形成された
イニシャルホール(小穴)またはワーク端縁を放電加工
起点としてワーク1とワイヤ電極2との間の放電加工が
遂行される。
【0013】ワーク1とワイヤ電極2とは共に放電加工
用のパルス電源4に接続され、両者が微小ギャップを介
して対向することによりギャップ間に放電が発生し、こ
の放電のエネルギによりワーク1に放電加工が施され
る。ワイヤ電極2は放電加工作用部の近傍で給電子2a
を介してパルス電源4と導通し、ワーク1も適宜の導通
回路を介してパルス電源4と接続されている。そして、
放電加工過程にワーク1がワーク台3と共に二次元平面
内で送り制御を受けることにより、所望の軌跡に沿って
放電加工が進行し、ワーク1から所望形状を有した製品
が加工されるようになっている。
【0014】上下ヘッド6a、6bには加工液供給用の
噴流ノズル8a、8bがそれぞれ備えられ、この噴流ノ
ズル8aに供給される加工液は、図示しない清浄液タン
クからポンプにより汲み上げられ、ポンプの配管路を経
由して、噴流ノズル8aから噴出流として放電加工作用
部へ向けて上方から供給される。一方、加工液供給用の
噴流ノズル8bに供給される加工液は清浄液タンク(図
示せず)から他のポンプにより汲み上げられ、そのポン
プの配管路を経由して、加工液ノズル8bから噴出流と
して放電加工作用部へ向けて下方から供給される。
【0015】上下ヘッド6a、6bの噴流ノズル8a、
8bの先端は円形の加工液噴出部として形成され、中心
部をワイヤ電極2が通過するように構成され、噴流ノズ
ル8a、8bの先端は通常は、ワーク1とワイヤ電極2
との相対変位に障害とならない範囲で可及的にワーク1
の表面に密接させた状態に設定され、噴流ノズル8a、
8bから加工液の噴流が加工軌跡の空隙に十分供給され
ると共に噴流ノズル8a、8bの先端とワーク1の表面
との隙間からの液漏出を極力抑えた構成となっている。
そして、加工液は常時、ワーク1とワイヤ電極2間の放
電加工作用部において安定した量が供給されるように、
2つのポンプによる加工液供給作用を制御する機能が備
えられており、加工液の清浄液タンクから2つのポンプ
により汲み上げられた加工液が放電加工作用部へ設定圧
力下で噴出される。
【0016】上述した放電加工過程では、前記特許公報
第2547365号に詳細が記載されているように、ワ
ーク1がワーク台3と共に二次元平面内で送り制御を受
けるとともに、パルス電源4は、NC装置10からワー
ク1の加工指令を受けている間、ワーク1の加工と電食
防止のため、ワーク1とワイヤ電極2との間に第1の電
源により正または負極性の電圧を印加し、第2の電源に
より第1の電源とは逆極性である負または正極性の電圧
を印加する電源供給を行っている。
【0017】一方、本発明による加工休止期間における
ワークの電食の防止は、加工液内に設置したワーク1お
よび防食電極12a、12bとの間に防食電源14から
電圧を印加して行う。この印加電圧は、ワーク1から加
工液内へワーク1の金属イオンFe2+,Fe3+が放出し
ないように加工液内に設置したワーク1と防食電極12
a、12bとの間に次の様な電源により電圧を印加して
行う。ここで、本発明による防食電源および防食作用に
ついて以下に説明する。
【0018】図2は、本発明による防食作用の説明図で
ある。第1の防食電源として、ワーク1と1つのみ示す
防食電極12aの間に、ワーク1を負極とし防食電極1
2aを正極とする直流電圧を印加する直流電源が使用で
きる。これにより、ワーク1の金属表面に防食電極12
aから直流電流を流入させ、分極作用によりワーク1の
表面に形成されている局部電池を消滅させる防食作用を
得、ワーク1の電食を防止できる。また、防食電極12
aの材料には、金属イオンが飛び出し難い不溶性のも
の、例えば白金が好ましい。図1に示す実施例では、防
食電極12a、12bを上下ヘッド6a、6bと噴流ノ
ズル8a、8bとの間に配置したが、防食電極は他の位
置に設けてもよく、また1つでもよい。
【0019】また、他の実施形態として、防食電極を設
ける代わりに、ワイヤ電極2を使用し、パルス電源4内
に設けた他の電源を設けておき、ワーク1から加工液内
へワーク1の金属イオンFe2+,Fe3+が放出しないよ
うに加工液内に浸漬けされたワーク1とワイヤ電極2と
の間にその電源により電圧を印加して行うこともでき
る。
【0020】第2の防食電源14として、ワーク1と防
食電極12a、12bとの両電極間へ印加する平均電圧
がワーク1側が零または負となるようにワーク1と防食
電極12a、12bとの間に交流電圧を印加する交流電
源が使用できる。交流電圧の印加により、ワーク1と防
食電極12a、12bとの間にワーク1を正極とする電
圧が印加される期間が生じるが、両電極間への平均印加
電圧がワーク側が零または負であれば、上記直流電源と
同様な防食作用が得られ、ワーク1の電食を防止でき
る。
【0021】第3の防食電源14として、ワーク1と防
食電極12a、12bとの間に高周波交流電圧を印加す
る数KHz以上の高周波交流電源が使用できる。これ
は、ワーク1と防食電極12a、12bとの間にワーク
1を正極とする電圧が印加されても例えば1msecにも満
たない短い期間ではワーク1から金属イオンは発生しな
いので、金属イオンが発生する前に印加電圧の極性を正
極から負極に切替えればワーク1の電食は防止できる。
したがって、数KHz以上の高周波交流電源を用いれば
ワーク1の電食を防止できる。
【0022】次に、本発明による放電加工過程における
パルス電源の作動と加工休止期間における防食電源の作
動との切替えについて以下に説明する。図3は本発明に
よるワイヤ放電加工機のワーク防錆方法のフローチャー
トである。先ず、ステップS1では、防食電源14は、
NC装置10から受けた加工プログラムから例えば加工
用のブロック指令が終了したことを示すEOBを読取
り、放電加工が休止中であるか否かを判断し、放電加工
休止中と判断したときはステップS2へ進み、放電加工
中と判断したときはステップS4へ進む。ステップS4
では、前述した通常の放電加工時の防食制御を行う。こ
の放電加工時の防食制御は、ワーク1がワーク台3と共
に二次元平面内で送り制御を受けるとともに、次のよう
に実行される。
【0023】パルス電源4は、NC装置10からワーク
1の加工用のブロック指令を受けた後、ワーク1とワイ
ヤ電極2との間に第1の電源によりワイヤ電極を正また
は負とする第1極性の電圧を印加する。次いで、パルス
電源4は、ワーク1とワイヤ電極2との間の電圧の変化
から放電開始を捕らえ、第1の電源による電圧の印加を
放電開始後放電時間τONだけ継続した後休止する。この
第1の電源による電圧印加の休止期間、すなわち放電休
止期間τOFF に第2の電源によりワイヤ電極を負または
正とする第2極性(第1極性とは逆極性)の電圧を印加
する。この放電休止期間における第2の電源による電圧
の印加はワーク1とワイヤ電極2との間の平均電圧がワ
ーク1側が零または負となるように行う。一方、ワーク
1とワイヤ電極2との間に第1の電源により第1極性の
電圧を印加して所定時間経過しても放電が検出されない
オープン状態のときは、放電が検出されるまでの間、第
1の電源と第2の電源とによる電圧の印加を交互に繰り
返し行う。このオープン状態の期間もワーク1とワイヤ
電極2との間の平均電圧がワーク1側が零または負とな
るように第1の電源または第2の電源からの供給電圧の
電圧レベルまたは継続時間を制御する。このように、放
電加工中の防食制御は実行され、放電加工中のワークの
電食を防止している。
【0024】ステップS2では、ワーク1が加工液内に
在るか否かをNC装置10から防食電源14へ送られて
来る加工プログラムからステップS1と同様に判断し、
ワーク1が加工液内に在ると判断したときはステップS
3へ進み、ワーク1が加工液内に無いと判断したときは
本ルーチンを終了する。ステップS3では、放電加工が
休止中であり、かつワーク1が加工液内に在ると判断さ
れたので、ワーク1から加工液内へワーク1の金属イオ
ンが放出しないように加工液内に設置したワーク1およ
び防食電極12a、12bとの間に前述した第1〜第3
の防食電源14から電圧を印加する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤ放
電加工機のワーク防錆方法および装置によれば、加工休
止中に加工液内に放置され浸漬けされたワークから加工
液内へワークの金属イオンが放出しないように、加工液
内に浸漬けされたワークの金属表面に防食電流を流入
し、分極作用によりワークの表面に形成される局部電池
を消滅させる防食作用が得られ、その結果ワークの電食
を防止でき、ワーク表面上の錆の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤ放電加工機のワーク防錆装
置の一実施形態を示す図である。
【図2】本発明による防食作用の説明図である。
【図3】本発明によるワイヤ放電加工機のワーク防錆方
法のフローチャートである。
【図4】加工液内におけるワークの電気化学的腐食の説
明図である。
【符号の説明】
1…ワーク 2…ワイヤ電極 4…パルス電源 6a、6b…上ヘッド、下ヘッド 8a、8b…上ノズル、下ノズル 10…NC装置 12a、12b…防食電極 14…防食電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工液内のワークとワイヤ電極との間に
    電圧を印加し発生する放電によりワークの加工を行うワ
    イヤ放電加工機のワーク防錆方法において、 前記加工が休止中であるか否かを判断し、 前記ワークが加工液内に在るか否かを判断し、 前記加工が休止中であり、かつ前記ワークが加工液内に
    在ると判断されたとき、前記ワークの金属イオンが前記
    加工液内へ放出しないように前記ワーク表面に防食電流
    を通電する、ことを特徴とするワイヤ放電加工機のワー
    ク防錆方法。
  2. 【請求項2】 加工液内のワークとワイヤ電極との間に
    電圧を印加し発生する放電によりワークの加工を行うワ
    イヤ放電加工機のワーク防錆装置において、 前記加工が休止中であり、かつ前記ワークが加工液内に
    在るか否かを判断する判断手段と、 前記加工液内に設置した防食電極と、 前記判断手段の判断結果が肯定のとき、前記ワークから
    前記加工液内へ前記ワークの金属イオンが放出しないよ
    うに前記ワークと前記防食電極との間に電圧を印加する
    防食電源と、を備えたことを特徴とするワイヤ放電加工
    機のワーク防錆装置。
  3. 【請求項3】 前記防食電源は、前記ワークと前記防食
    電極との間に、前記ワークを負極とし前記防食電極を正
    極とする直流電圧を印加する直流電源である請求項2に
    記載のワイヤ放電加工機のワーク防錆装置。
  4. 【請求項4】 前記防食電源は、前記ワークと前記防食
    電極間へ印加する平均電圧が前記ワーク側が零または負
    となるように前記ワークと前記防食電極との間に交流電
    圧を印加する交流電源である請求項2に記載のワイヤ放
    電加工機のワーク防錆装置。
  5. 【請求項5】 前記防食電源は、前記ワークと前記防食
    電極との間に高周波交流電圧を印加する高周波交流電源
    である請求項2に記載のワイヤ放電加工機のワーク防錆
    装置。
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