JPH1170680A - 熱転写装置 - Google Patents

熱転写装置

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JPH1170680A
JPH1170680A JP10051522A JP5152298A JPH1170680A JP H1170680 A JPH1170680 A JP H1170680A JP 10051522 A JP10051522 A JP 10051522A JP 5152298 A JP5152298 A JP 5152298A JP H1170680 A JPH1170680 A JP H1170680A
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JP
Japan
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printing
ink
thermal transfer
image
data
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JP10051522A
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English (en)
Inventor
Kenichi Miyazaki
健一 宮崎
Yoshitaka Suzuki
義高 鈴木
Masaru Kawasaki
勝 川崎
Tomohiko Matsumoto
朋彦 松本
Kazumasa Hirota
和政 弘田
Toru Kasuya
徹 粕谷
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写装置において、通常印刷画像上に特色
印刷する場合にも、小型化装置を達成しつつ通常印刷画
像の高画質化を図る。 【解決手段】 パソコン1、I/F部2、及びプリンタ
本体部により熱転写装置を構成し、プリンタ本体部に設
けられた操作部7のリセットSWにより、通常印刷モー
ドが選択された際には、機構系6内に受像紙と通常用印
刷用のインクカートリッジを装填し、パソコン1から供
給される情報に基づいて受像紙上に通常印刷を行い、印
刷終了により受像紙をプリンタ本体部外に排出すると共
に、特色印刷モードが選択された際には、特色印刷の色
数に応じて受像紙をプリンタ本体内に待機させ、今度は
特色印刷用のインクカートリッジと交換し、この交換完
了をを検出スイッチ6aにより検出して特色印刷が可能
なようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華型の熱転写印
刷装置に関し、特に、商品上に種々のデザイン等を施す
場合、実際に商品上でデザインを施す前に、商品イメー
ジにそくした色形態でシュミレーション印刷が可能な熱
転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来より、缶の表面に直接デザ
イン印刷したり、商品パケージに直接印刷したり、看板
等に直接印刷したりする商業印刷が行われている。この
ような場合、商業デザイナーは商品に直接印刷する前
に、商品に印刷された際の出来映えをイメージするため
にシュミレーション印刷を行うようにしているのが通例
である。
【0003】図8は、そのような熱転写装置で使用する
インク紙の一例である。このインク紙はY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及び透明の染料が
順番に塗布されており、このインク紙を用いる熱転写装
置は、その塗布されたインクの順序で対応位置に装填さ
れた受像紙上に通常の画像を熱転写し、その後に、汚れ
防止等用の透明インクを印刷するようにしており、これ
らの印刷動作はY色から透明まで一連の連続動作として
行われている。
【0004】また、シュミレーション印刷の中には、金
属色、例えば、金色、銀色等の特色と称されるインクに
より印刷も行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8のよう
な形態のインク紙を使用して透明インクによるオーバー
コート印刷を行うことを考えると、カラー画像としては
Y,M,Cの3色のインクだけを用いるために、色数が
少なく画質が悪くなってしまう。そこで、これら3色に
K色のインクを加え画質の向上を図った印刷を考える
と、Y,M,C,K,透明の5色のインクが塗布された
インク紙を用意しなければならず、装置の小型化を考え
た場合、各インクの塗布領域を小さくしなければならな
いことになり、今まで以上に印刷できる大きさが制限さ
れてしまうと言う不都合が生じてしまう。
【0006】また、そのようなインク紙を利用する場合
には、K信号を加えることによりパソコンからのデータ
転送用のアプリケーションプログラムを変更しなければ
ならず、そのプログラムの変更に費用を要してしまうと
言う問題も生じてしまう。
【0007】また、一方、最近では、金属色の表現にお
いても、金、銀と言った金属色より、アルミ缶のような
メタリック調の色や、そのメタリック調の色の中でも、
赤みがかったメタリック調や、青みがかったメタリック
調と言うように複雑なメタリック調の色の再現が望まれ
ており、このような種々のメタリックカラーの再現が難
しいと言う問題があった。
【0008】また、このようなデザイン画像データは、
パソコンから信号処理部に伝送されて印刷用に適した色
処理が施されるようになっており、印刷する画像によっ
てはかなりデータ転送に時間を要してしまい、伝送速度
の速い装置の実現も望まれている。そこで、本願発明
は、上記のような問題を解決した装置を提供しようと言
うものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するために、次の(1)〜(7)の手段より成る。
すなわち、 (1)デザインデータ供給手段と、この供給手段から供
給されるデータに基づいて印刷すべき色データに変換す
る色データ変換手段を含むインターフェース部と、こイ
ンターフェース部からの供給され情報に基づいてプリン
ト動作を実行するプリンタ本体部とを有し、前記プリン
タ本体部は、通常印刷モードと特色印刷モードとを設定
するモード設定手段と、前記インターフェース部の画像
データに基づいて印刷対象とされる受像紙とインク種別
とに応じて印字階調エネルギーを補正してサーマルヘッ
ドを制御する信号を生成する手段と、前記受像紙及びイ
ンク紙を装填するための装填手段と、前記印刷モードに
応じた動作を行わせる制御手段とを少なくとも含んで構
成される熱転写装置であって、前記モード設定手段によ
り、通常印刷モードが選択された際には、通常用印刷用
のインク紙を装填し、順次前記デザインデータ供給手段
から供給される情報に基づいて装填された受像紙に通常
印刷を行い、印刷終了により前記受像紙を排出する一
方、特色印刷モードが選択された際には、その選択され
た特色モードの印刷色数に応じて前記受像紙をプリンタ
本体内に待機させ、前記プリンタ本体部への特色インク
紙の装填完了を検出して特色印刷の動作を可能なように
制御することを特徴とする熱転写装置。
【0010】(2)前記請求項1記載の熱転写装置にお
いて、通常印刷モード時に使用するインクは、YMCK
又はYMCの染料インクであり、特色印刷モードに使用
するインクは金、銀、透明又は白の特色インクであるこ
とを特徴とする熱転写装置。
【0011】(3)前記請求項1記載の熱転写装置にお
いて、前記デザインデータ供給手段は、デザインデータ
に基づいてY,M,C,K信号に対応したデータを供給
する手段であり、特色印刷モードが選択された時、特色
印刷モードに対応した専用のデータファイルを選択し、
通常印刷時にY,M,C信号に対応したデータを電送す
るデータストリームは空データとし、前記K信号に対応
したデータを電送するデータストリームには前記特色印
刷用のデータを電送するようにしたことを特徴とする熱
転写装置。
【0012】(4)前記請求項1又は2記載の熱転写装
置において、前記特色印刷モードは少なくとも通常の印
刷上に透明のインクを印刷するオーバーコート印刷を含
み、前記オーバーコート印刷が選択された際には、実質
的に前記プリンタ本体部のみの作動により印刷を可能と
したことを特徴とする熱転写装置。
【0013】(5)ラインサーマルヘッドを用いて熱転
写を行う昇華型熱転写装置において、透明受像紙に少な
くともY,M,Cの染料系インクにより鏡像画像を印刷
し、この鏡像画像の所定箇所の上層に光沢性のある金属
色の特色インクを配して印刷するようにしたことを特徴
とする昇華型熱転写装置。
【0014】(6)ラインサーマルヘッドを用いて熱転
写を行う昇華型熱転写装置において、透明受像紙に少な
くともY,M,Cの染料系インクにより鏡像画像を印刷
し、少なくとも前記鏡像画像を含む領域を特色インクに
よりバックコート印刷するようにしたことを特徴とする
昇華型熱転写装置。
【0015】(7)ラインサーマルヘッドを用いて熱転
写を行う昇華型熱転写装置において、透明受像紙にY,
M,C,Kのインクにより鏡像画像を印刷すると共に、
前記印刷はKインクの印刷を最初に行い、前記Kインク
による印刷画像を他のインクによる印刷画像より大きめ
の画像で印刷するようにしたことを特徴とする昇華型熱
転写装置。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の熱転写装置に係る実施の
形態につき、好ましい実施例により説明する。図1は、
その一実施例であるデザイン画像シュミレーション用の
プリンタシステムの概略ブロック図である。本プリンタ
システムは、デザイン画像の処理、デザインデータの格
納、プリント処理等の命令を出すアプリケーションプロ
グラム等を格納したパーソナル・コンピュータ(以下、
単にパソコンと記載す。)1、このパソコン1からの情
報に基づいて、所定のプログラム制御を行わせたり、パ
ソコン1から入来する画像データに所定の信号処理等を
行わせたりするI/F(インター/フェース)部2、こ
のI/F部2から供給される画像データを受像紙に応じ
た階調エネルギーに補正等を行うためのプリンタ信号処
理部3、このプリンタ信号処理部3から供給される制御
信号に基づいて所定のサーマルラインヘッドの各ヘッド
素子を駆動するためのヘッド駆動部4、前記I/F(イ
ンター/フェース)部2との情報の授受や、前記プリン
タ信号処理部3と間で情報の授受を行い機構系の制御を
行うためのメカニカルコントロール部(以下、単にメカ
コン部と記載する)5、このメカコン部5の制御情報に
基づいて内部に設けられた各構成部が制御されると共
に、インク紙や受像紙の図示しない装填部やこれらの回
動及び走行を行わせたりするモータ及びプラテンローラ
等を含む機構系6、及びメカコン部5に所定の印刷モー
ド操作情報等を供給するための操作部7により概略構成
されている。
【0017】そして、前記I/F(インター/フェー
ス)部2は、所定のプログラムを実行するためのCPU
2a、所定のプログラムを格納するROM2b、このR
OM2bから読み出されるプログラムを一時記憶するた
めのRAM2c、画像データを記憶するための画像メモ
リ2d、印刷用色インクに適合した色信号に変換するた
めの含む色信号処理回路2eで構成されている。
【0018】また、プリンタ信号処理部3は、受像紙と
各印刷データとに対応した階調エネルギー補正用のデー
タを格納したROM3aを含み、各補正データに基づい
た制御信号を生成する処理部である。
【0019】また、メカコン部5は 前記プリンタ信号
処理部3以降で構成されるプリンタ本体部内の各構成部
を制御したり、I/F部2内のCPU2aとの信号の授
受を行うCPU5a、各構成部の制御プログラムを格納
するROM5bと、このROM5bから読み出されるプ
ログラムを一時記憶するためのRAM5cとで概略構成
されている。
【0020】次に、このように構成されたプリンタシス
テムにおける動作につき説明する。図2はそれを説明す
るための印刷モード設定手順を示すフローチャート、図
3は通常印刷モードを示すフローチャート、図4はオー
バーコート印刷モードを示すフローチャート、図5はN
色の特色印刷モードを示すフローチャートである。
【0021】まず、 印刷モード設定手順につき説明す
る。パソコン電源及びプリンタ電源をONにすると、C
PU2aにより、ROM2b内に格納された所定のプロ
グラムが読み出されてRAM2cにダウンロードされ、
本プリンタシステムの所定のプログラムが実行される。
これにより、メカコン部5及び機構系6等のプリンタ本
体部が初期状態にされ、まず、通常の印刷モードに設定
される(ステップS1,S2)。その後、CPU5aに
おいて、操作手段7内のリセットSWが3回連続して押
されたか否かが判断されると共に、その情報がCPU2
aに供給される(ステップS3)。押されていない場合
には、CPU5aからの情報をCPU2aは、そのま
ま、Y,M,C,Kの通常の印刷モードとして認識し、
また、3回押された場合には、通常の印刷を施してから
更に透明のインクを施すためのオーバーコ−トモードと
して認識し、CPU5a内の処理プログラムをオーバー
コートモードに変更させる(ステップS4)。
【0022】更に、次のステップS5で、リセットSW
が3回押された後に、N回(ただし、N=1,2,3,
4,…)連続して押されたか否かが判断される。押され
ていない場合(N=0の場合)には、そのままオーバー
コートモードとして認識される。
【0023】また、一方、SWが3回押された後、1回
(N=1)押された場合には、例えば、特色(金色、銀
色、白等の特色)を1色印刷するモードとして認識し、
2回(N=2)押された場合には特色を2色印刷するモ
ード、3回(N=3)押された場合には特色を3色印刷
するモード…,というように認識し、CPU2aの処理
プログラムをそれに応じたプログラムに変更させる。そ
して、メカコン部5をそのモードに応じた状態に待機さ
せる(ステップS6)。また、これらの設定後、2秒経
過してからリセットSWが3回押された場合には、再
び、初期状態にクリアされる(ステップS7,S8)。
【0024】次に、図3を用いて、リセットSWにより
通常印刷モードが選択された場合につき説明する。ま
ず、この通常印刷モードは、前記の印刷モード設定手順
フローのステップS3で判断されるステップで、リセッ
トSWが連続して3回以上押されていない場合に設定さ
れるモードであり、この判断の結果、図3のフローに移
行する。この場合、印刷すべき受像紙を標準紙とする場
合には、予め機構系6の図示しないトップカバーを開蓋
して、標準紙を内部の装填部に装填すると共に、それに
対応して図6(a)に示すようなそれぞれに対応したイ
ンク識別マークが付されたY,M,C,Kの通常印刷用
の染料インク紙が巻回された周知構成のインクカートリ
ッジ20を装着しておく必要がある。
【0025】そして、この後、パソコン1上で作成した
デザインデータや、すでにパソコン1内のROM内に格
納されているデザイデータを選択して、印刷実行命令を
出す。この命令により、パソコン1内のデザインデータ
が、所定のアプリケーションプログラムに基づいてY,
M,C,Kに対応するデータを順次印刷I/F部2内の
画像メモリ2dに供給する(ステップS3a)。
【0026】一方、CPU5aにおいて、機構系6の図
示しない装填部に装填された受像紙の識別がフォトセン
サからの情報に基づき識別される(ステップS3b)。
この場合、標準紙は透光性がないために受光素子からの
信号が得られず、これにより標準紙と判断されてステッ
プS3cに移行する。また、フォトセンサからそ信号情
報の入来があった場合には、透明紙と判断して、ステッ
プS3dに移行する。
【0027】前記ステップS3cにおける標準紙である
との情報は、CPU5aからCPU2aに供給される。
CPU5aでは、CPU2aから供給される印刷実行命
令を受信し(ステップS3c)、前記機構系6内のプラ
テンローラを駆動させて標準紙の給紙動作を実行させる
(ステップS3e)。これと同期してインクカートリッ
ジ20内のインク紙が種別マークを検出されつつ印刷す
べき所定の色に対応して回動を開始する。
【0028】一方、プリンタ信号処理部3には、前記の
色信号処理回路2eからY,M,C,Kの画像に応じた
色データが供給されてきており、ROM3a内に格納さ
れている標準紙に対応した階調エネルギー補正データが
前記のCPU5aから供給される受像紙情報に基づき選
択され、前記の色データが標準紙印刷用の階調エネルギ
ーに補正され、このデータが対応するヘッド素子のアド
レス情報と共に制御情報として駆動部4に供給される。
そして、このアドレス情報に基づき選択されたサーマル
ラインヘッドの各ヘッド素子は、所定のエネルギーによ
りインク紙を加熱して標準紙に熱転写を行う(ステップ
S3f)。
【0029】このようにして、所定の画像データの転送
が終了して印刷が終了すると、装填された標準紙がその
まま排出口から送出される(ステップS3g)。
【0030】また、 前記ステップS3cにおいて、透
明紙であると判別した場合には、CPU5aからこの情
報を受けたCPU2aは、色処理回路2eにおいて画像
メモリ2dに記憶された画像データを鏡像として出力さ
せると共に、Y,M,C,Kの画像データを、標準紙の
順序とは異なって、Kの画像データを最初に出力し、し
かも、このKの画像データを他の色の画像データより幾
分大きめの画像として出力している。そして、これに続
いてY,M,Cの画像データを出力するようにしてい
る。
【0031】上記の点において、まず、鏡像を出力させ
るのは、透明紙として例えばフィルム軟包装用紙が用い
られており、このような透明紙に印刷された画像を見る
方向は標準紙とは逆の裏面方向から見ることになり、印
刷画像を予め鏡像として印刷しておく必要があるからで
ある。
【0032】また、この場合において、Kの画像データ
を最初に出力するのは、最初にY,M,Cインクによる
印刷をしてしますと、仮に、これらのインクに色づれが
生じた場合、透明紙側からその色づれが見えてしまうこ
とになる。そのため、最初に黒インクによる印刷を施
し、しかも、この黒インクによる画像を他のインクによ
る画像よりも多少大きめとなるようにしておけば、その
後に印刷されるインク間の画像に多少の色づれが発生し
ても、前面側の黒インクの画像にカバーされて、色づれ
を分からなくすることができるためである。
【0033】次に、図4のフローチャートを用いて、オ
ーバーコート印刷モードにつき説明する。まず、前記と
同様にして、リセットSWが3回押されると、前記の印
刷モード設定手順のフローにおけるステップS3でオー
バーコート印刷モードとして判断され、図4のフローに
移行する。
【0034】ステップS4a〜ステップS4fまでは、
前記の図3に示した通常印刷モードと同様のステップが
実行される。このステップS4fにおいて、本来ならば
この標準の印刷モードが終了すると、そのまま標準紙が
排出口から送出されることになるが、このオーバーコー
ト印刷モードの場合には、CPU5aにより、機構系6
内のプラテンローラ等が制御されて標準紙がそのまま装
置内に待機状態にされる。
【0035】この待機状態となったところで、操作者
は、機構系6の図示しないトップカバーを開蓋し、装着
されている通常印刷用のインクカートリッジと図6
(b)に示すような透明のワックスインクが塗布された
インクカートリッジと入れ換える。
【0036】そして、この入れ換えが終了してトップカ
バーが閉蓋されると機構系6内の検出スイッチ6aがこ
れを検出し、その情報がCPU5aに供給される。CP
U5aはこれを検出すると、今度は、その前記の通常印
刷モードで印刷された画柄上に透明インクを印刷すべ
く、プリンタ信号処理部3のROM3aから標準紙に応
じた透明インク用の補正データを選択して前記と同様の
処理を施して印刷するようにしている。
【0037】したがって、従来のオーバーコート印刷の
場合には、装置の小型化の制限から、通常インクがY,
M,Cの3色に制限せざるを得ず解像度に不満足な点が
あったが、本実施例のオーバーコート印刷方法によれ
ば、通常印刷用のインクカートリッジと、オーバーコー
ト用のワックスインクのカートリッジを別々に用いるよ
うにしているために、通常インクをY,M,C,Kの4
色に増すことができ、画質の良い画像上にオーバーコー
トが可能となる。
【0038】しかも、このような印刷方法による場合に
も、装置全体に影響するI/F部2e以上の上流側の構
成部とは関係なく、プリンタ信号処理部3以下のプリン
タ本体部側の機構のみで実質的に印刷の実行ができるの
で、装置全体のプログラムを変更する必要がなく、単
に、CPU5aのプログラムを変更するだけで済み、従
来装置をそのまま利用できるという利点がある。
【0039】次に、N色特色印刷モードにつき、図5の
フローチャートを用いて説明する。例えば、N色を2色
とした場合につき説明する。この場合には、リセットS
Wが3回押された後、2回押されることになり、印刷モ
ード設定手順のフローにおけるステップ5において、そ
のモードの検出が行われ、ステップS6においてその2
色の特色印刷モードに変更された後、図5に示すフロー
に移行する。この場合にも、ステップS6a〜ステップ
S6fまでは、前述の通常印刷モードと変わるところは
ない。
【0040】ステップS6fにおいて、Y,M,C,K
の通常の印刷動作が終了すると、前記と同様にCPU5
aの制御により標準紙をそのまま機構系6内に待機させ
ておく。
【0041】そして、パソコン1において、最初に1色
目として印刷すべき既に通常の印刷した画柄が自動車で
あるような場合には、例えばそのバンバーの部分に特色
印刷すべく、その印刷範囲を指定する。これにより、パ
ソコン内の特色専用のファイルから2値データが呼び出
され、そのデータがI/F2に供給される(ステップS
6g)。このデータの伝送は、通常印刷時に「K」デー
タが伝送されるストリーム上に乗せられて伝送される。
この場合、他のY,M,Cは既に通常印刷が終了してお
り、必要のない情報であるため、それらに相当する箇所
は空データとされる。そして、このI/F2に供給され
たデータは、色信号処理回路2eで所定の信号処理が行
われる。
【0042】一方、CPU5aには、CPU2aから特
色印刷実行命令が供給されおり(ステップS6h)、こ
の特色印刷実行命令受信後、操作者は、前記のオーバー
コート印刷の場合と同様に、装填されている通常印刷の
インクカートリジを取り出し図6(b)に示す形態の例
えば銀色の特色インク紙が巻回されたインクカートリッ
ジと入れ換える(ステップS6i)。
【0043】この入れ換え後、図示しないトップカーバ
ーの閉蓋により、その情報が検出器6aを介してCPU
5bで検出されると、すでに、プリンタ信号処理部3に
は、前記の特色印刷に基づくデータが供給されており、
銀色の特色インク及び標準紙に対応した濃度エネルギ−
補正データが選ばれて、指定された箇所に銀色の印刷を
する(6k)。
【0044】そして、この銀色印刷が終了すると、銀色
1色のみを印刷する場合には、ここで排紙動作が実行さ
れて印刷が終了することになる(ステップS6k)が、
この場合には、2色の特色を印刷するモードが選択され
ているので、更に、ステップS8からの動作が繰り返さ
れることになる。即ち、2色目として所定箇所に金色を
印刷したい場合には、前記と同様にしてパソコン1上に
おいて、その印刷すべき箇所を指定すると共に、途中、
金色の特色インクと入れ換えることにより前記と同様の
処理がなされて、2色目の特色が印刷されることにな
る。
【0045】したがって、このN色の特色印刷の方法に
よれば、通常印刷時の印刷データのファイルデータとは
別に特色専用のファイルデータを作成しているので、通
常印刷用のデータに特色印刷用のデータを組み込んで、
新たなプログラムに変更する必要がなく、従来の通常印
刷用のプログラムはそのまま利用できる。しかも、特色
データの伝送に当たっては、通常印刷用のデータ「k」
のところに乗せ、Y,M,Cのデータは空データとして
いるために、データ伝送速度が早くなる。
【0046】また、次に、このN色の特色印刷モードに
おいて、透明紙を利用してメッタリック調のカラー印刷
を施す場合につき説明する。この場合の印刷方法は、染
料からなる通常インクと光沢があって透光性のない特色
インクとを重ね合わせてメタリック調の色を再現する印
刷方法である。例えば、光沢があって透光性のない銀色
の特色インクの上に透光性の黄色の染料インクを重ね合
わせると、下層の銀色の反射光が黄色の染料を透過して
金色に見える。このような現象を利用して、例えば、銀
色の特色インクの上に透光性の赤色の染料インクを重ね
て赤系のメタリック調の色を再現したり、銀色の顔料イ
ンクの上に透光性の青色の染料インクを重ねて青系のメ
タリック調の色を再現したりする印刷である。
【0047】ここで示す具体例は、例えば、図7の断面
図に示すように透明紙20上に通常の印刷法によりメタ
リック調の色を再現したい箇所の下地層に赤色の染料イ
ンク21や青色の染料インク22により鏡像印刷をし、
その上層に光沢のある銀色の特色インク23を重ね、更
にその上層全域に白色のプラスチック特色インク24を
印刷する例である。
【0048】この場合には、銀色及び白色の2色の特色
を使用するために、前記と同様にリセットSWにより特
色2色の印刷モードを選択することになる。また、この
場合の受像紙として、予め透明紙を機構系6内の装填部
に装填しておく必要がある。また、この特色印刷モード
で透明紙が装填されていることが検出された場合には、
前述の図3で説明した場合と同様に鏡像データが供給さ
れると共に、黒印刷が含まれる場合には、Kの画像デー
タが最初に供給され、しかも、他の色画像データより大
きめの画像データが供給される。そして、それに続い
て、赤色及び青色のメタリック調の色を再現したい箇所
に対応した赤色及び青色のデータが供給され、鏡像印刷
が施される。
【0049】上記の印刷が終わると、銀色の特色インク
カートリッジと入れ換え、前記赤及び青色の鏡像上に、
染料インクの最高濃度となる階調より低い階調の熱制御
を行って銀色を印刷する。このようにして、1色目の特
色印刷を行い、その後に、再び、白色のプラスチック特
色インクカートリッジと交換し、透明紙全域をバックコ
ートするように印刷を行う。
【0050】このようにして印刷された透明紙を、イン
クが付着されていない面から見ることになり、下地層で
ある銀色層23の反射光がその上層の赤色層21や青色
層22を透過して、赤みがかったメタリックカラーや青
みがかったメタリックカーラーのリアルなシュミレーシ
ョン画像が得られる。
【0051】また、白色インクを鏡像全域にバックコー
トしているので、何の画柄も印刷しない箇所には宣伝看
板のようなリアルな白色の下地カラーが再現できると共
に、透明紙と白色インクとで、内部の画柄インクが保護
されているために、インクが容易にはがれ落ちたりする
ことを防止できる。尚、この場合のバックコート印刷を
内部のインクのはがれを防止するだけの目的で設けるの
であれば、全面印刷する必要はなく、少なくとも鏡像画
像が印刷される領域が含まれれば良く、また、その場合
には透明インクにより印刷しても良い。
【0052】特に、このような印刷方法によれば、例え
ば、メタリック調の赤い自動車を風景画像と重ねて描写
するといった部分的なメタリック調が昇華型熱転写プリ
ンタで簡単に再現できる利点を有する。
【0053】
【発明の効果】請求項1及び2記載の装置によれば、所
望大きさの画像が得られると共に、高画質が得られ、な
お、かつ、その上に特色印刷を数回にわたって行うこと
が可能となる。請求項3記載の装置によれば、特に、従
来のプログラムソフトをそのまま使用できると共に、特
色印刷モード時のデータの転送を速くできる。請求項4
の熱転写装置によれば、オーバーコート印刷モード時に
は、プリンタ本体部のみので作動でき、多少のROMデ
ータを変更するのみで従来装置を利用できる。請求項5
の装置によれば、透明受像紙を利用して染料系インク上
に鏡像画像を印刷し、その所定箇所の上層に金属色の顔
料インクを印刷するようにしたので、昇華型熱転写装置
において、メタリックカラーの部分印刷等が手軽に行え
る。請求項6の装置によれば、バックコート印刷を行う
ようにしているので、鏡像画像のインク落ちを防止でき
る。請求項7の装置によれば、透明紙の印刷において
も、色づれを見えにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプリンタの概略構成図で
ある。
【図2】印刷モード設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】通常印刷モードを示すフローチャートである。
【図4】オーバーコート印刷モードを示すフローチャー
トである。
【図5】N色特色印刷モードを示すフローチャートであ
る。
【図6】本装置に使用するインク紙の概略図である。
【図7】OHPフィルムにメタリック調印刷を施した場
合の断面図である。
【図8】従来装置に使用されているインク紙の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(パソコン) 2 インタフェース部(I/F部) 2a,5a CPU 2b,3a,5b ROM 2d 画像メモリ 3 プリンタ信号処理部 4 ヘッド駆動部 5 メカニカルコントロール部(メカコン部) 6 機構系部 6a 検出スイッチ 7 操作部 20 透明紙 21 染料層(赤) 22 染料層(青) 23 銀色層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 朋彦 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 弘田 和政 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 粕谷 徹 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デザインデータ供給手段と、この供給手段
    から供給されるデータに基づいて印刷すべき色データに
    変換する色データ変換手段を含むインターフェース部
    と、このインターフェース部から供給され情報に基づい
    てプリント動作を実行するプリンタ本体部とを有し、 前記プリンタ本体部は、通常印刷モードと特色印刷モー
    ドとを設定するモード設定手段と、前記インターフェー
    ス部の画像データに基づいて印刷対象とされる受像紙と
    インク種別とに応じて印字階調エネルギーを補正してサ
    ーマルヘッドを制御する信号を生成する手段と、前記受
    像紙及びインク紙を装填するための装填手段と、前記印
    刷モードに応じた動作を行わせる制御手段とを少なくと
    も含んで構成される熱転写装置であって、 前記モード設定手段により、通常印刷モードが選択され
    た際には、通常用印刷用のインク紙を装填し、順次前記
    デザインデータ供給手段から供給される情報に基づいて
    装填された受像紙に通常印刷を行い、印刷終了により前
    記受像紙を排出する一方、 特色印刷モードが選択された際には、その選択された特
    色モードの印刷色数に応じて前記受像紙をプリンタ本体
    内に待機させ、前記プリンタ本体部への特色インク紙の
    装填完了を検出して特色印刷の動作を可能なように制御
    することを特徴とする熱転写装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の熱転写装置において、
    通常印刷モード時に使用するインクは、YMCK又はY
    MCの染料インクであり、特色印刷モードに使用するイ
    ンクは金、銀、透明又は白の特色インクであることを特
    徴とする熱転写装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1記載の熱転写装置において、
    前記デザインデータ供給手段は、デザインデータに基づ
    いてY,M,C,K信号に対応したデータを供給する手
    段であり、特色印刷モードが選択された時、特色印刷モ
    ードに対応した専用のデータファイルを選択し、通常印
    刷時にY,M,C信号に対応したデータを電送するデー
    タストリームは空データとし、前記K信号に対応したデ
    ータを電送するデータストリームには前記特色印刷用の
    データを電送するようにしたことを特徴とする熱転写装
    置。
  4. 【請求項4】前記請求項1又は2記載の熱転写装置にお
    いて、前記特色印刷モードは少なくとも通常の印刷上に
    透明のインクを印刷するオーバーコート印刷を含み、前
    記オーバーコート印刷が選択された際には、実質的に前
    記プリンタ本体部のみの作動により印刷を可能としたこ
    とを特徴とする熱転写装置。
  5. 【請求項5】ラインサーマルヘッドを用いて熱転写を行
    う昇華型熱転写装置において、透明受像紙に少なくとも
    Y,M,Cの染料系インクにより鏡像画像を印刷し、こ
    の鏡像画像の所定箇所の上層に光沢性のある金属色の特
    色インクを配して印刷するようにしたことを特徴とする
    昇華型熱転写装置。
  6. 【請求項6】ラインサーマルヘッドを用いて熱転写を行
    う昇華型熱転写装置において、透明受像紙に少なくとも
    Y,M,Cの染料系インクにより鏡像画像を印刷し、少
    なくとも前記鏡像画像を含む領域を特色インクによりバ
    ックコート印刷するようにしたことを特徴とする昇華型
    熱転写装置。
  7. 【請求項7】ラインサーマルヘッドを用いて熱転写を行
    う昇華型熱転写装置において、透明受像紙にY,M,
    C,Kのインクにより鏡像画像を印刷すると共に、前記
    印刷はKインクの印刷を最初に行い、前記Kインクによ
    る印刷画像を他のインクによる印刷画像より大きめの画
    像で印刷するようにしたことを特徴とする昇華型熱転写
    装置。
JP10051522A 1997-06-30 1998-02-17 熱転写装置 Pending JPH1170680A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6480217B1 (en) 1999-06-24 2002-11-12 Alps Electric Co., Ltd. Printed matter which has enhanced appearance and whose image surface has uniform gloss, printing method used to form the printed matter, and printer used in the printing method
JP2009274277A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Canon Inc 印刷装置、および印刷装置の制御方法
JP2016055454A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 大日本印刷株式会社 熱転写方法及び熱転写装置

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JP2009274277A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Canon Inc 印刷装置、および印刷装置の制御方法
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