JPH1170858A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents
車両用ワイパ装置Info
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- JPH1170858A JPH1170858A JP10055151A JP5515198A JPH1170858A JP H1170858 A JPH1170858 A JP H1170858A JP 10055151 A JP10055151 A JP 10055151A JP 5515198 A JP5515198 A JP 5515198A JP H1170858 A JPH1170858 A JP H1170858A
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- wiper arm
- force
- wiper
- arm
- lever
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
- B60S1/3402—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns
- B60S1/3409—Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns the wiper arms consisting of two or more articulated elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 4節リンク機構で駆動されるワイパアームの
ように比較的重量があっても、その駆動に必要な動力を
小さくしてアクチュエータの小型化を図る。 【解決手段】 ワイパアーム5は、2つの軸17,18
を中心に回動可能に支持された2本のリンクレバー1
3,14の先端にアーム12が回動可能に連結されてで
きた4節リンク機構7を介して回動半径を変化させるよ
うに揺動運動をする。モータ10の回転力がウォーム2
4,ウォームギヤ22,レバー23,リンクロッド20
を介して被動レバー19の揺動運動に変換されることで
ワイパアーム5は駆動される。被動レバー19の端部に
連結されて張設されたバネ25は、下反転位置にあるワ
イパアーム5を上り方向に付勢し、その付勢力はワイパ
アーム5の下反転位置での反転時における上り時と下り
時でモータ10にかかる負荷がほぼ等しくなるように設
定されている。
ように比較的重量があっても、その駆動に必要な動力を
小さくしてアクチュエータの小型化を図る。 【解決手段】 ワイパアーム5は、2つの軸17,18
を中心に回動可能に支持された2本のリンクレバー1
3,14の先端にアーム12が回動可能に連結されてで
きた4節リンク機構7を介して回動半径を変化させるよ
うに揺動運動をする。モータ10の回転力がウォーム2
4,ウォームギヤ22,レバー23,リンクロッド20
を介して被動レバー19の揺動運動に変換されることで
ワイパアーム5は駆動される。被動レバー19の端部に
連結されて張設されたバネ25は、下反転位置にあるワ
イパアーム5を上り方向に付勢し、その付勢力はワイパ
アーム5の下反転位置での反転時における上り時と下り
時でモータ10にかかる負荷がほぼ等しくなるように設
定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のウィンドガ
ラスの払拭パターンを、4節リンク機構を介して回動中
心を移動させ、払拭運動時の回動半径を変化させた伸縮
式のワイパアームを備えた車両用ワイパ装置に関するも
のである。
ラスの払拭パターンを、4節リンク機構を介して回動中
心を移動させ、払拭運動時の回動半径を変化させた伸縮
式のワイパアームを備えた車両用ワイパ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車にはフロントガラスに付着
した雨滴等を払拭するためにワイパ装置が設けられてい
る。通常、ワイパブレードを支持するワイパアームの回
動中心を固定して回動半径が一定とされているため、ガ
ラスの払拭パターンは円弧状の扇形となる。運転者の視
界をより広く確保するため、ウィンドガラス角部を払拭
することが好ましいが、限られた本数のワイパアームを
用い、しかも円弧状の扇形パターンを描くという制限の
下では、ウィンドガラスの形状によっては払拭困難であ
った。
した雨滴等を払拭するためにワイパ装置が設けられてい
る。通常、ワイパブレードを支持するワイパアームの回
動中心を固定して回動半径が一定とされているため、ガ
ラスの払拭パターンは円弧状の扇形となる。運転者の視
界をより広く確保するため、ウィンドガラス角部を払拭
することが好ましいが、限られた本数のワイパアームを
用い、しかも円弧状の扇形パターンを描くという制限の
下では、ウィンドガラスの形状によっては払拭困難であ
った。
【0003】この問題を解決するため、例えば特開昭6
1−181745号公報には、ワイパアームを4節リン
ク機構を介して回動半径を変化させるように伸縮可能と
し、運転者の視界をより広く確保するため、ウィンドガ
ラス角部を払拭できるようにしたワイパ装置が開示され
ている。
1−181745号公報には、ワイパアームを4節リン
ク機構を介して回動半径を変化させるように伸縮可能と
し、運転者の視界をより広く確保するため、ウィンドガ
ラス角部を払拭できるようにしたワイパ装置が開示され
ている。
【0004】図15はこの種の伸縮タイプのワイパアー
ムを備えたワイパ装置を示す。ワイパアーム51は、フ
ロントガラス下部近傍の車体フレーム(不動のリンク1
00を構成)に固定された2つの支軸52,53にそれ
ぞれ回動可能に設けられた2本のリンク54,55に対
し、ワイパブレード56を先端に支持するアーム57の
基部が異なる2個所で回動可能に連結されることによ
り、各リンク54,55及びアーム57及び不動のリン
ク100により4節リンク機構58が構成されている。
ムを備えたワイパ装置を示す。ワイパアーム51は、フ
ロントガラス下部近傍の車体フレーム(不動のリンク1
00を構成)に固定された2つの支軸52,53にそれ
ぞれ回動可能に設けられた2本のリンク54,55に対
し、ワイパブレード56を先端に支持するアーム57の
基部が異なる2個所で回動可能に連結されることによ
り、各リンク54,55及びアーム57及び不動のリン
ク100により4節リンク機構58が構成されている。
【0005】モータ59の駆動力によりウォーム60を
介してウォームホイール61が回転駆動され、ウォーム
ホイール61に固定された駆動レバー62の回転力がリ
ンクロッド63の押し出し引き込み力に変換され、リン
クレバー54と支軸52を中心に一体的に回動可能に設
けられた被動レバー64の揺動運動に変換されることに
より、ワイパアーム51は駆動される。ワイパアーム5
1はウォームホイール61が1回転する毎に下反転位置
と上反転位置との間を1往復運動し、上下反転位置の中
間で回動半径が最も長くなるように伸長する。
介してウォームホイール61が回転駆動され、ウォーム
ホイール61に固定された駆動レバー62の回転力がリ
ンクロッド63の押し出し引き込み力に変換され、リン
クレバー54と支軸52を中心に一体的に回動可能に設
けられた被動レバー64の揺動運動に変換されることに
より、ワイパアーム51は駆動される。ワイパアーム5
1はウォームホイール61が1回転する毎に下反転位置
と上反転位置との間を1往復運動し、上下反転位置の中
間で回動半径が最も長くなるように伸長する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伸縮タ
イプのワイパアーム51は、4節リンク機構58を備え
るために通常のワイパアームに比べ重量があり、特に広
い払拭面積が要求される比較的大型車に使用される場合
が多いことから、大型車に使用されるときにはその重量
が相当重いものとなる。また、ワイパアーム51が反転
位置で反転するときには、ウォームホイール61の回転
力がリンクロッド63を介して被動レバー64に伝達さ
れる力の変換効率が悪くなり、ワイパアーム51が反転
位置にあるときにモータ59に大きな負荷がかかり易
い。
イプのワイパアーム51は、4節リンク機構58を備え
るために通常のワイパアームに比べ重量があり、特に広
い払拭面積が要求される比較的大型車に使用される場合
が多いことから、大型車に使用されるときにはその重量
が相当重いものとなる。また、ワイパアーム51が反転
位置で反転するときには、ウォームホイール61の回転
力がリンクロッド63を介して被動レバー64に伝達さ
れる力の変換効率が悪くなり、ワイパアーム51が反転
位置にあるときにモータ59に大きな負荷がかかり易
い。
【0007】図16は、ワイパアーム51が下反転位置
で反転する前後の上り時と下り時においてモータ59に
かかる負荷を示すものである。下反転位置で反転する際
にワイパアーム51にかかる力は、所定の加速度で駆動
させるために加えられる力(上り時にFA,下り時にF
B)、ワイパアームの自重による下向きの力FG、ワイパ
アームの支軸に働く軸摩擦力などに起因する摩擦抵抗力
Fmがある。同図に示すように、上り時には自重による
下向きの力FGがモータ59の負荷として働き、下り時
にはモータ59の助力として働く。このため、ワイパア
ーム51の上り時にモータ59にかかる負荷Aの方が、
ワイパアーム51の下り時にモータ59にかかる負荷B
よりも大きくなる。つまり、ワイパアーム51が下反転
位置において上り運動を起こす際、モータ59にかかる
負荷が最大となる。
で反転する前後の上り時と下り時においてモータ59に
かかる負荷を示すものである。下反転位置で反転する際
にワイパアーム51にかかる力は、所定の加速度で駆動
させるために加えられる力(上り時にFA,下り時にF
B)、ワイパアームの自重による下向きの力FG、ワイパ
アームの支軸に働く軸摩擦力などに起因する摩擦抵抗力
Fmがある。同図に示すように、上り時には自重による
下向きの力FGがモータ59の負荷として働き、下り時
にはモータ59の助力として働く。このため、ワイパア
ーム51の上り時にモータ59にかかる負荷Aの方が、
ワイパアーム51の下り時にモータ59にかかる負荷B
よりも大きくなる。つまり、ワイパアーム51が下反転
位置において上り運動を起こす際、モータ59にかかる
負荷が最大となる。
【0008】このため、ワイパアーム51の下反転位置
からの上り時に負荷Aがかかっても十分駆動可能な規格
のモータ59を使用する必要があった。従って、伸縮タ
イプのワイパアーム51を備えたワイパ装置では、通常
タイプのワイパアームを備える構成に比べ、その重量が
重い分だけモータ59に要求されるトルクが大きく、モ
ータ59が大型化するという問題があった。
からの上り時に負荷Aがかかっても十分駆動可能な規格
のモータ59を使用する必要があった。従って、伸縮タ
イプのワイパアーム51を備えたワイパ装置では、通常
タイプのワイパアームを備える構成に比べ、その重量が
重い分だけモータ59に要求されるトルクが大きく、モ
ータ59が大型化するという問題があった。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は、ワイパ装置において、
4節リンク機構で駆動されるワイパアームのように比較
的重量があっても、その駆動に必要な動力を小さくして
アクチュエータの小型化を図ることができるワイパ装置
を提供することにある。第2の目的はワイパアームの反
転時のオーバランを抑えることにある。
のであって、その第1の目的は、ワイパ装置において、
4節リンク機構で駆動されるワイパアームのように比較
的重量があっても、その駆動に必要な動力を小さくして
アクチュエータの小型化を図ることができるワイパ装置
を提供することにある。第2の目的はワイパアームの反
転時のオーバランを抑えることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1に記載の発明では、4節リンク機構を介
して回動半径が変化するように駆動されるワイパアーム
と、前記ワイパアームを駆動する動力を出力するアクチ
ュエータとを備えた車両用ワイパ装置において、前記ア
クチュエータにかかる負荷の最大値を小さくする助けと
なる力を前記ワイパアームに付与する非動力式の助力手
段を設けた。
るため請求項1に記載の発明では、4節リンク機構を介
して回動半径が変化するように駆動されるワイパアーム
と、前記ワイパアームを駆動する動力を出力するアクチ
ュエータとを備えた車両用ワイパ装置において、前記ア
クチュエータにかかる負荷の最大値を小さくする助けと
なる力を前記ワイパアームに付与する非動力式の助力手
段を設けた。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記助力手段は、前記ワイパアーム
が上又は下反転位置に位置するときにその反転前後にお
ける駆動方向の異なる2方向において前記アクチュエー
タにかかる各負荷の差を小さくするような力を前記ワイ
パアームに付与するようにした。
載の発明において、前記助力手段は、前記ワイパアーム
が上又は下反転位置に位置するときにその反転前後にお
ける駆動方向の異なる2方向において前記アクチュエー
タにかかる各負荷の差を小さくするような力を前記ワイ
パアームに付与するようにした。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記助力手段は、下反転位置にある
前記ワイパアームに上り方向の力を付与し、該力は、前
記ワイパアームの下反転位置での反転前後における下り
運動と上り運動のときとで前記アクチュエータにかかる
各負荷がほぼ等しくなるように設定されている。
載の発明において、前記助力手段は、下反転位置にある
前記ワイパアームに上り方向の力を付与し、該力は、前
記ワイパアームの下反転位置での反転前後における下り
運動と上り運動のときとで前記アクチュエータにかかる
各負荷がほぼ等しくなるように設定されている。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記助力
手段は、前記4節リンク機構を構成するリンクのうちワ
イパアームの動きに従動して回動する従動レバーと車体
に回転不能に固定された固定軸との間に設けられ、前記
従動レバーに対して捻り弾性力を付与する捻り弾性手段
である。
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記助力
手段は、前記4節リンク機構を構成するリンクのうちワ
イパアームの動きに従動して回動する従動レバーと車体
に回転不能に固定された固定軸との間に設けられ、前記
従動レバーに対して捻り弾性力を付与する捻り弾性手段
である。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項2又は
請求項3に記載の発明において、前記助力手段は、前記
ワイパアームが前記下反転位置にあるときの前記4節リ
ンク機構を構成するリンクの端部の円弧軌跡の接線方向
に弾性変位方向を一致させる弾性体を有する。
請求項3に記載の発明において、前記助力手段は、前記
ワイパアームが前記下反転位置にあるときの前記4節リ
ンク機構を構成するリンクの端部の円弧軌跡の接線方向
に弾性変位方向を一致させる弾性体を有する。
【0015】第2の目的を達成するため請求項6に記載
の発明では、請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載
の発明において、前記助力手段は、前記ワイパアームの
2つの反転位置において該ワイパアームの反転方向の運
動を助ける力を付与する弾性変位をし、且つ、2つの反
転位置の間で弾性変位が零となるように設定された弾性
体を有する。
の発明では、請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載
の発明において、前記助力手段は、前記ワイパアームの
2つの反転位置において該ワイパアームの反転方向の運
動を助ける力を付与する弾性変位をし、且つ、2つの反
転位置の間で弾性変位が零となるように設定された弾性
体を有する。
【0016】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
よれば、ワイパアームは、アクチュエータの動力により
4節リンク機構を介して回動半径を変化させながら駆動
され、所定の払拭パターンを描くように往復運動をす
る。ワイパアームの駆動時には、アクチュエータにかか
る負荷の最大値を小さくするような力が、ワイパアーム
に助力手段から付与される。このため、ワイパアームの
動力源であるアクチュエータに必要とされる動力が小さ
くなる。助力手段がワイパアームに力を付与する方法
は、直接、間接を問わない。
よれば、ワイパアームは、アクチュエータの動力により
4節リンク機構を介して回動半径を変化させながら駆動
され、所定の払拭パターンを描くように往復運動をす
る。ワイパアームの駆動時には、アクチュエータにかか
る負荷の最大値を小さくするような力が、ワイパアーム
に助力手段から付与される。このため、ワイパアームの
動力源であるアクチュエータに必要とされる動力が小さ
くなる。助力手段がワイパアームに力を付与する方法
は、直接、間接を問わない。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、助力手段
は、ワイパアームが上又は下反転位置に位置するときに
その反転前後における駆動方向の異なる2方向において
アクチュエータにかかる各負荷の差を小さくするような
力が、助力手段によりワイパアームに付与される。
は、ワイパアームが上又は下反転位置に位置するときに
その反転前後における駆動方向の異なる2方向において
アクチュエータにかかる各負荷の差を小さくするような
力が、助力手段によりワイパアームに付与される。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、ワイパア
ームが下反転位置にあるときには助力手段から上り方向
の力が付与され、ワイパアームが下反転位置で反転する
反転前後の下り運動と上り運動のときとで、アクチュエ
ータにかかる負荷がほぼ等しくなる。
ームが下反転位置にあるときには助力手段から上り方向
の力が付与され、ワイパアームが下反転位置で反転する
反転前後の下り運動と上り運動のときとで、アクチュエ
ータにかかる負荷がほぼ等しくなる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、4節リン
ク機構を構成するリンクのうちワイパアームの動きに従
動して従動レバーが回動する過程で、従動レバーと車体
に回転不能に固定された固定軸との間に設けられた捻り
弾性手段が、捻り弾性変形する。その復元力として従動
レバーに付与される捻り弾性力によって、アクチュエー
タにかかる負荷の最大値を小さくするような力が、ワイ
パアームに付与される。
ク機構を構成するリンクのうちワイパアームの動きに従
動して従動レバーが回動する過程で、従動レバーと車体
に回転不能に固定された固定軸との間に設けられた捻り
弾性手段が、捻り弾性変形する。その復元力として従動
レバーに付与される捻り弾性力によって、アクチュエー
タにかかる負荷の最大値を小さくするような力が、ワイ
パアームに付与される。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、助力手段
が有する弾性体は、ワイパアームが下反転位置にあると
きに4節リンク機構を構成するリンクの端部に対して力
を付与する。この弾性体はリンクの端部の円弧軌跡の接
線方向に弾性変位方向を一致させるように設けられてい
るため、その弾性変位による復元力がリンクに対してそ
の円弧軌跡の接線方向に働き、その復元力による付勢力
がワイパアームに効率よく伝達される。
が有する弾性体は、ワイパアームが下反転位置にあると
きに4節リンク機構を構成するリンクの端部に対して力
を付与する。この弾性体はリンクの端部の円弧軌跡の接
線方向に弾性変位方向を一致させるように設けられてい
るため、その弾性変位による復元力がリンクに対してそ
の円弧軌跡の接線方向に働き、その復元力による付勢力
がワイパアームに効率よく伝達される。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、ワイパア
ームは2つの反転位置での反転前に、助力手段が有する
弾性体から反転方向の運動を助ける力を受け、そのとき
の慣性力が抑えられる。このため、ワイパアームの反転
時のオーバランが抑えられる。
ームは2つの反転位置での反転前に、助力手段が有する
弾性体から反転方向の運動を助ける力を受け、そのとき
の慣性力が抑えられる。このため、ワイパアームの反転
時のオーバランが抑えられる。
【0022】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図1〜図7に基づいて説明する。
態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0023】図5に示すように、自動車1のフロントガ
ラス1aの下部近傍にはワイパ装置2が配備されてい
る。ワイパ装置2はフロントガラス1aのほぼ左右半面
ずつを払拭するためのワイパブレード3,4をそれぞれ
先端に有する2本のワイパアーム5,6を備える。図5
における右側に設けられたワイパアーム5が4節リンク
機構7を備えた伸縮タイプのもので、同図における左側
に設けられたワイパアーム6が伸縮不能な通常タイプの
ものとなっている。伸縮タイプのワイパアーム5の採用
により、フロントガラス1aは図5における鎖線で示す
パターンで各ワイパブレード3,4により払拭され、そ
の払拭エリアがウィンドガラスの角部を払拭できるよう
になっている。2本のワイパアーム5,6は動力伝達機
構8,9を介してそれぞれ個別のモータ10,11によ
り駆動される。なお、モータ10がアクチュエータを構
成している。
ラス1aの下部近傍にはワイパ装置2が配備されてい
る。ワイパ装置2はフロントガラス1aのほぼ左右半面
ずつを払拭するためのワイパブレード3,4をそれぞれ
先端に有する2本のワイパアーム5,6を備える。図5
における右側に設けられたワイパアーム5が4節リンク
機構7を備えた伸縮タイプのもので、同図における左側
に設けられたワイパアーム6が伸縮不能な通常タイプの
ものとなっている。伸縮タイプのワイパアーム5の採用
により、フロントガラス1aは図5における鎖線で示す
パターンで各ワイパブレード3,4により払拭され、そ
の払拭エリアがウィンドガラスの角部を払拭できるよう
になっている。2本のワイパアーム5,6は動力伝達機
構8,9を介してそれぞれ個別のモータ10,11によ
り駆動される。なお、モータ10がアクチュエータを構
成している。
【0024】ワイパアーム5は、図1〜図4に示すよう
に構成されている。ワイパブレード3(図5参照)が先
端に取付けられるアーム12は、その基部に2本のリン
クレバー13,14の先端が軸15,16を介して回動
可能に連結されている。ワイパアーム5は、2本のリン
クレバー13,14の基端部を、車体フレーム(図示せ
ず)上に所定間隔を離して固定された2本の軸17,1
8に回動可能に支持させることによって車体フレームに
組付けられている。このように、2本の軸17,18間
の車体フレームが不動のリンク100(図4を参照)を
構成し、さらにアーム12及びレバー13,14が4節
リンクを形成するように連結されることで、4節リンク
機構7が構成されている。
に構成されている。ワイパブレード3(図5参照)が先
端に取付けられるアーム12は、その基部に2本のリン
クレバー13,14の先端が軸15,16を介して回動
可能に連結されている。ワイパアーム5は、2本のリン
クレバー13,14の基端部を、車体フレーム(図示せ
ず)上に所定間隔を離して固定された2本の軸17,1
8に回動可能に支持させることによって車体フレームに
組付けられている。このように、2本の軸17,18間
の車体フレームが不動のリンク100(図4を参照)を
構成し、さらにアーム12及びレバー13,14が4節
リンクを形成するように連結されることで、4節リンク
機構7が構成されている。
【0025】軸17には被動レバー19の第1端部がリ
ンクレバー13と一体的に回動可能な状態に連結されて
いる。被動レバー19の第2端部はリンクロッド20の
第1端部と軸21により回動可能に連結されている。リ
ンクロッド20の第2端部は前記動力伝達機構8を構成
するウォームホイール22の中心部に固定されたクラン
クレバー23の先端部と回動可能に連結されている。ウ
ォームホイール22は、モータ10の出力軸と一体回転
するウォーム24と噛合している。
ンクレバー13と一体的に回動可能な状態に連結されて
いる。被動レバー19の第2端部はリンクロッド20の
第1端部と軸21により回動可能に連結されている。リ
ンクロッド20の第2端部は前記動力伝達機構8を構成
するウォームホイール22の中心部に固定されたクラン
クレバー23の先端部と回動可能に連結されている。ウ
ォームホイール22は、モータ10の出力軸と一体回転
するウォーム24と噛合している。
【0026】よって、モータ10の駆動により回転する
ウォームホイール22の回転力がクランクレバー23を
介してリンクロッド20の押出し引込み力に変換されて
被動レバー19が揺動運動することにより、ワイパアー
ム5がその駆動に従動するリンクレバー14によって払
拭動作が規制されながら駆動されるようになっている。
ウォームホイール22の回転力がクランクレバー23を
介してリンクロッド20の押出し引込み力に変換されて
被動レバー19が揺動運動することにより、ワイパアー
ム5がその駆動に従動するリンクレバー14によって払
拭動作が規制されながら駆動されるようになっている。
【0027】ワイパアーム5はウォームホイール22が
1回転する毎に下反転位置と上反転位置との間を1往復
動する。このワイパアーム5の往復運動により、ワイパ
ブレード3が図5に鎖線で示すパターンを描くようにフ
ロントガラス1aを払拭する。
1回転する毎に下反転位置と上反転位置との間を1往復
動する。このワイパアーム5の往復運動により、ワイパ
ブレード3が図5に鎖線で示すパターンを描くようにフ
ロントガラス1aを払拭する。
【0028】ワイパアーム5が下反転位置にある図1に
示す状態が、ワイパアーム5の待機位置(ホームポジシ
ョン)となっている。この状態からウォームホイール2
2が所定量回転した図2に示す状態で、ワイパアーム5
は最も伸長した状態になる。ワイパアーム5が下反転位
置にあるときからウォームホイール22が半回転したと
ころで、ワイパアーム5は図3に示す上反転位置に達し
て上り運動を終える。ウォームホイール22の次の半回
転でワイパアーム12は、上反転位置から下反転位置ま
で下り運動をする。
示す状態が、ワイパアーム5の待機位置(ホームポジシ
ョン)となっている。この状態からウォームホイール2
2が所定量回転した図2に示す状態で、ワイパアーム5
は最も伸長した状態になる。ワイパアーム5が下反転位
置にあるときからウォームホイール22が半回転したと
ころで、ワイパアーム5は図3に示す上反転位置に達し
て上り運動を終える。ウォームホイール22の次の半回
転でワイパアーム12は、上反転位置から下反転位置ま
で下り運動をする。
【0029】被動レバー19の端部にはバネ25が連結
され、バネ25は下反転位置にあるワイパアーム5を上
り方向に付勢する状態で配設されている。バネ15は本
実施形態ではコイルバネ(引張りバネ)からなる。バネ
25はワイパアーム5が下反転位置にある状態におい
て、被動レバー19の軸線方向に対してその弾性変位方
向(軸線方向)をほぼ直交させるように張設されてい
る。つまり、バネ25は、被動レバー19の円弧軌跡の
接線方向にその弾性変位方向を一致させている。
され、バネ25は下反転位置にあるワイパアーム5を上
り方向に付勢する状態で配設されている。バネ15は本
実施形態ではコイルバネ(引張りバネ)からなる。バネ
25はワイパアーム5が下反転位置にある状態におい
て、被動レバー19の軸線方向に対してその弾性変位方
向(軸線方向)をほぼ直交させるように張設されてい
る。つまり、バネ25は、被動レバー19の円弧軌跡の
接線方向にその弾性変位方向を一致させている。
【0030】バネ25の付勢力は、ワイパアーム5が下
反転位置で反転する際に、モータ10にかかる負荷がワ
イパアーム5の上り運動時と下り運動時でほぼ等しくな
るように設定されている。
反転位置で反転する際に、モータ10にかかる負荷がワ
イパアーム5の上り運動時と下り運動時でほぼ等しくな
るように設定されている。
【0031】図6は下反転位置で反転する際にワイパア
ーム5に作用する力を示している。ワイパアーム5に所
定の加速度が付与されるために軸15に力Fがモータ1
0の動力(トルク)に基づいて加えられる。また、軸1
5,16には軸摩擦力Fm1,Fm2(但し、Fm1=μ1・
F1・cosθ1,Fm2=μ2・F1・cosθ2)が働く。
さらにワイパアーム5の重心Gに自重による下向きの力
が働く。
ーム5に作用する力を示している。ワイパアーム5に所
定の加速度が付与されるために軸15に力Fがモータ1
0の動力(トルク)に基づいて加えられる。また、軸1
5,16には軸摩擦力Fm1,Fm2(但し、Fm1=μ1・
F1・cosθ1,Fm2=μ2・F1・cosθ2)が働く。
さらにワイパアーム5の重心Gに自重による下向きの力
が働く。
【0032】ワイパアーム5の重心Gに自重によりアー
ム12の長手方向直線と直交する方向に働く力をFgと
すると、軸16の回りのモーメントの釣り合いから、F
g・L3=F3・L4が成立するので、軸15には鉛直
方向に力F3(=Fg・L3/L4)が作用する。よっ
て、軸15の移動軌跡接線方向にF3・cosθ1が作用
する。また、被動レバー19の第2端部にはワイパアー
ム5を上り方向に付勢するバネ25による付勢力FSが
働く。また、ワイパアーム5を下反転位置で反転させて
上り方向に駆動させるためには下り方向の慣性力に打ち
勝つだけの力が余分に必要であるため、力Fは、上り時
の力F1が下り時のF2よりも慣性力を補償する分だけ
大きくする必要がある。また、軸摩擦力Fm1,Fm2によ
り被動レバー19の第2端部にその直交方向に作用する
摩擦抵抗力をFmとする。
ム12の長手方向直線と直交する方向に働く力をFgと
すると、軸16の回りのモーメントの釣り合いから、F
g・L3=F3・L4が成立するので、軸15には鉛直
方向に力F3(=Fg・L3/L4)が作用する。よっ
て、軸15の移動軌跡接線方向にF3・cosθ1が作用
する。また、被動レバー19の第2端部にはワイパアー
ム5を上り方向に付勢するバネ25による付勢力FSが
働く。また、ワイパアーム5を下反転位置で反転させて
上り方向に駆動させるためには下り方向の慣性力に打ち
勝つだけの力が余分に必要であるため、力Fは、上り時
の力F1が下り時のF2よりも慣性力を補償する分だけ
大きくする必要がある。また、軸摩擦力Fm1,Fm2によ
り被動レバー19の第2端部にその直交方向に作用する
摩擦抵抗力をFmとする。
【0033】これらの力が働くことからワイパアーム5
が下反転位置にあるときに軸21に必要な力Fo(但
し、Foは被動レバー19に直交する力成分)は、軸1
7の回りのモーメントの釣り合いから、 上り時に、Fo=(F1+F3・cosθ1)・L2/L1+Fm−FS … (1) 下り時に、Fo=(F2−F3・cosθ1)・L2/L1+Fm+FS … (2) となる。但し、(1),(2)式ではワイパアーム5の駆動方
向を正にとっている。
が下反転位置にあるときに軸21に必要な力Fo(但
し、Foは被動レバー19に直交する力成分)は、軸1
7の回りのモーメントの釣り合いから、 上り時に、Fo=(F1+F3・cosθ1)・L2/L1+Fm−FS … (1) 下り時に、Fo=(F2−F3・cosθ1)・L2/L1+Fm+FS … (2) となる。但し、(1),(2)式ではワイパアーム5の駆動方
向を正にとっている。
【0034】要因別に整理し、自重による力FG=F3
・cosθ1・L2/L1、所定加速度を得るための力
を、上り時のものをFA=F1・L2/L1,下り時の
ものをFB=F2・L2/L1と置くと、ワイパアーム
5が下反転位置にある状態において、モータ10にかか
る負荷を上り時と下り時とで比較すると、図7に示すよ
うになる。
・cosθ1・L2/L1、所定加速度を得るための力
を、上り時のものをFA=F1・L2/L1,下り時の
ものをFB=F2・L2/L1と置くと、ワイパアーム
5が下反転位置にある状態において、モータ10にかか
る負荷を上り時と下り時とで比較すると、図7に示すよ
うになる。
【0035】同図に示すように、上り時には、力FA,
FG,Fmがモータ10の負荷として働き、力FSがモー
タ10の助力として働く。また、下り時には、力FB,
Fm,FSがモータ10の負荷として働き、力FGがモー
タ10の助力として働く。そして、ワイパアーム5が下
反転位置にあるときのバネ25の付勢力は、ワイパアー
ム5が下反転位置にある状態において、上り時のモータ
10の負荷A1と、下り時のモータ10の負荷B1とが
等しくなるように設定している(A1=B1)。本実施
形態では、ワイパアーム5の重心に作用する自重に起因
する上り時の負荷FGと、下反転位置で反転する際にワ
イパアーム5の慣性力を受け止めるために余分に必要な
上り時の負荷(FA−FB)の1/2を足した値に等し
く、下反転位置におけるバネ25の付勢力を設定してい
る。ワイパブレード3とガラス面との摩擦抵抗は小さい
ため本実施形態では無視したが、バネ25の付勢力の設
定にこの摩擦抵抗を考慮して、A1=B1となるように
設定してもよい。
FG,Fmがモータ10の負荷として働き、力FSがモー
タ10の助力として働く。また、下り時には、力FB,
Fm,FSがモータ10の負荷として働き、力FGがモー
タ10の助力として働く。そして、ワイパアーム5が下
反転位置にあるときのバネ25の付勢力は、ワイパアー
ム5が下反転位置にある状態において、上り時のモータ
10の負荷A1と、下り時のモータ10の負荷B1とが
等しくなるように設定している(A1=B1)。本実施
形態では、ワイパアーム5の重心に作用する自重に起因
する上り時の負荷FGと、下反転位置で反転する際にワ
イパアーム5の慣性力を受け止めるために余分に必要な
上り時の負荷(FA−FB)の1/2を足した値に等し
く、下反転位置におけるバネ25の付勢力を設定してい
る。ワイパブレード3とガラス面との摩擦抵抗は小さい
ため本実施形態では無視したが、バネ25の付勢力の設
定にこの摩擦抵抗を考慮して、A1=B1となるように
設定してもよい。
【0036】また、バネ25は、ワイパアーム5が下反
転位置(つまり待機位置)と、上反転位置との間の所定
位置にある状態において自然長となるように設定されて
いる。このため、本実施形態では、ワイパアーム5が上
反転位置にある状態では、図3に示すようにバネ25が
自然長よりも伸びた状態となる。
転位置(つまり待機位置)と、上反転位置との間の所定
位置にある状態において自然長となるように設定されて
いる。このため、本実施形態では、ワイパアーム5が上
反転位置にある状態では、図3に示すようにバネ25が
自然長よりも伸びた状態となる。
【0037】次に、このワイパ装置2の作用を説明す
る。ワイパアーム5が下反転位置で反転する際には、ワ
イパアーム5はバネ25から上り方向の付勢力を受け
る。この付勢力はワイパアーム5の反転後の上り時に助
力として働き、反転前の下り時に負荷として働く。この
ため、図7に示すように、バネ25の付勢力が下り時に
負荷として働いて下り時の負荷が従来装置の下り時の負
荷Bに比べてバネ25の付勢力FS分だけ大きい負荷B
1となるものの、バネ25の付勢力が上り時に助力とし
て働いて上り時の負荷が従来装置の上り時の負荷Aに比
べてバネ25の付勢力FS分だけ小さい負荷A1とな
る。そして、ワイパアーム5が下反転位置において反転
する際にモータ10にかかる負荷が、ワイパアーム5の
上り時と下り時でほぼ等しくなる(A1=B1)。この
結果、モータ10にかかる負荷の最大値が従来装置に比
べて小さくなり、しかも下反転位置における反転時の上
り時と下り時で負荷がほぼ等しく(A1=B1)なるの
で、モータ10にかかる負荷の最大値のバネ25による
低減率が最も大きくなる。
る。ワイパアーム5が下反転位置で反転する際には、ワ
イパアーム5はバネ25から上り方向の付勢力を受け
る。この付勢力はワイパアーム5の反転後の上り時に助
力として働き、反転前の下り時に負荷として働く。この
ため、図7に示すように、バネ25の付勢力が下り時に
負荷として働いて下り時の負荷が従来装置の下り時の負
荷Bに比べてバネ25の付勢力FS分だけ大きい負荷B
1となるものの、バネ25の付勢力が上り時に助力とし
て働いて上り時の負荷が従来装置の上り時の負荷Aに比
べてバネ25の付勢力FS分だけ小さい負荷A1とな
る。そして、ワイパアーム5が下反転位置において反転
する際にモータ10にかかる負荷が、ワイパアーム5の
上り時と下り時でほぼ等しくなる(A1=B1)。この
結果、モータ10にかかる負荷の最大値が従来装置に比
べて小さくなり、しかも下反転位置における反転時の上
り時と下り時で負荷がほぼ等しく(A1=B1)なるの
で、モータ10にかかる負荷の最大値のバネ25による
低減率が最も大きくなる。
【0038】また、ワイパアーム5が上下反転位置の中
間に位置するときにバネ25は自然長になって、ワイパ
アーム5が上反転位置で反転する際にはバネ25が自然
長より長くなって、ワイパアーム5の上り運動を抑制す
る、すなわち反転運動を助ける付勢力がワイパアーム5
に付与される。このため、ワイパアーム5は上反転位置
でオーバランすることなく反転する。さらに動力伝達機
構8が伝達する力の最大値が低減されることになるの
で、動力伝達機構8を構成するクランクレバー23やリ
ンクロッド20の連結部などにかかる負荷も低減され
る。
間に位置するときにバネ25は自然長になって、ワイパ
アーム5が上反転位置で反転する際にはバネ25が自然
長より長くなって、ワイパアーム5の上り運動を抑制す
る、すなわち反転運動を助ける付勢力がワイパアーム5
に付与される。このため、ワイパアーム5は上反転位置
でオーバランすることなく反転する。さらに動力伝達機
構8が伝達する力の最大値が低減されることになるの
で、動力伝達機構8を構成するクランクレバー23やリ
ンクロッド20の連結部などにかかる負荷も低減され
る。
【0039】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に列記する効果が得られる。 (1)ワイパアーム5が下反転位置で反転する際に、ワ
イパアーム5に上り方向の力を付与できるようにバネ2
5で付勢し、モータ10にかかる負荷の最大値を小さく
抑えたので、比較的重量のある伸縮タイプのワイパアー
ム5を備えたワイパ装置2において、モータ10の小型
化を図ることができる。
以下に列記する効果が得られる。 (1)ワイパアーム5が下反転位置で反転する際に、ワ
イパアーム5に上り方向の力を付与できるようにバネ2
5で付勢し、モータ10にかかる負荷の最大値を小さく
抑えたので、比較的重量のある伸縮タイプのワイパアー
ム5を備えたワイパ装置2において、モータ10の小型
化を図ることができる。
【0040】(2)ワイパアーム5が下反転位置にある
ときにバネ25から付与する付勢力を、下反転位置で反
転する際における上り時と下り時でモータ10にかかる
負荷がほぼ等しくなるように設定したので、バネ25に
よるモータ10にかかる負荷の最大値の低減率を最大に
でき、モータ10の一層の小型化を図ることができる。
ときにバネ25から付与する付勢力を、下反転位置で反
転する際における上り時と下り時でモータ10にかかる
負荷がほぼ等しくなるように設定したので、バネ25に
よるモータ10にかかる負荷の最大値の低減率を最大に
でき、モータ10の一層の小型化を図ることができる。
【0041】(3)ワイパアーム5が下反転位置にある
状態において、バネ25の張設方向を被動レバー19の
軸線方向に直交するような向きに設定したので、バネ1
5の弾性力をワイパアーム5の上り方向の付勢力に無駄
なく使え、バネ25のサイズを極力小さくできる。
状態において、バネ25の張設方向を被動レバー19の
軸線方向に直交するような向きに設定したので、バネ1
5の弾性力をワイパアーム5の上り方向の付勢力に無駄
なく使え、バネ25のサイズを極力小さくできる。
【0042】(4)ワイパアーム5が上反転位置にある
ときにバネ15が自然長より長く伸ばされ、ばね25か
らワイパアーム5に反転方向(下り方向)の付勢力が付
与されるようにしたので、ワイパアーム5が上反転位置
で反転する際のオーバランを防止できる。
ときにバネ15が自然長より長く伸ばされ、ばね25か
らワイパアーム5に反転方向(下り方向)の付勢力が付
与されるようにしたので、ワイパアーム5が上反転位置
で反転する際のオーバランを防止できる。
【0043】(5)動力伝達機構8を構成する部品、例
えばクランクレバー23やリンクロッド20の連結部に
働く負荷も低減されるので、負荷に応じた強度に部品強
度を低減することもできる。
えばクランクレバー23やリンクロッド20の連結部に
働く負荷も低減されるので、負荷に応じた強度に部品強
度を低減することもできる。
【0044】(第2実施形態)次に本発明を具体化した
第2実施形態を図8,図9に基づいて説明する。この実
施形態は、伸縮タイプのワイパアーム5と通常タイプの
ワイパアーム6が1個のモータ10の動力を共有する連
動式のワイパ装置である。なお、ワイパアーム5につい
ては前記第1実施形態と同様の構成なので、共通の部材
は同じ符号を付して説明を省略し、特に異なる点につい
てのみ説明する。
第2実施形態を図8,図9に基づいて説明する。この実
施形態は、伸縮タイプのワイパアーム5と通常タイプの
ワイパアーム6が1個のモータ10の動力を共有する連
動式のワイパ装置である。なお、ワイパアーム5につい
ては前記第1実施形態と同様の構成なので、共通の部材
は同じ符号を付して説明を省略し、特に異なる点につい
てのみ説明する。
【0045】図8,図9に示すように、ワイパブレード
4を先端に支持する通常タイプのワイパアーム6は、そ
の基端部が車体フレームに固定された軸30に回動可能
に連結されており、この軸30には被動レバー31の第
1端部がワイパアーム6と軸30を中心に一体的に回動
可能な状態に連結されている。モータ32の出力軸に連
結されたウォーム33が噛合するウォームホイール34
には、その中心部に駆動レバー35が固定されている。
駆動レバー35の先端部は各被動レバー19,31の第
2端部と、2本のリンクロッド36,37を介して連結
されている。モータ32の駆動力により回転するウォー
ムホイール34の回転力は、駆動レバー35と各リンク
ロッド36,37を介して各被動レバー19,31を揺
動させるように伝達されるようになっている。
4を先端に支持する通常タイプのワイパアーム6は、そ
の基端部が車体フレームに固定された軸30に回動可能
に連結されており、この軸30には被動レバー31の第
1端部がワイパアーム6と軸30を中心に一体的に回動
可能な状態に連結されている。モータ32の出力軸に連
結されたウォーム33が噛合するウォームホイール34
には、その中心部に駆動レバー35が固定されている。
駆動レバー35の先端部は各被動レバー19,31の第
2端部と、2本のリンクロッド36,37を介して連結
されている。モータ32の駆動力により回転するウォー
ムホイール34の回転力は、駆動レバー35と各リンク
ロッド36,37を介して各被動レバー19,31を揺
動させるように伝達されるようになっている。
【0046】被動レバー19の端部に一端が連結された
バネ39が下反転位置にあるワイパアーム5を上り方向
に付勢するように張設されている。バネ39はワイパア
ーム5が下反転位置にある状態において、その弾性変位
方向を(軸線方向)と被動レバー19の軸線方向とを直
交させるような向きで張設されている。そして、バネ3
9の付勢力は、ワイパブレード5が下反転位置で反転す
る際における上り時と下り時とでモータ32にかかる負
荷がほぼ等しくなるように設定されている。つまり、本
実施形態では、ワイパ装置が連動式であるため、伸縮タ
イプのワイパアーム5の自重や慣性力を考慮するだけで
なく、通常タイプのワイパアーム6に働く自重や慣性力
をも考慮してバネ39の付勢力が設定されている。さら
にバネ39はワイパアーム5,6が上下反転位置の中間
に位置するときに自然長となるように設定されており、
上反転位置にあるワイパアーム5,6を下り方向に付勢
よるようになっている。
バネ39が下反転位置にあるワイパアーム5を上り方向
に付勢するように張設されている。バネ39はワイパア
ーム5が下反転位置にある状態において、その弾性変位
方向を(軸線方向)と被動レバー19の軸線方向とを直
交させるような向きで張設されている。そして、バネ3
9の付勢力は、ワイパブレード5が下反転位置で反転す
る際における上り時と下り時とでモータ32にかかる負
荷がほぼ等しくなるように設定されている。つまり、本
実施形態では、ワイパ装置が連動式であるため、伸縮タ
イプのワイパアーム5の自重や慣性力を考慮するだけで
なく、通常タイプのワイパアーム6に働く自重や慣性力
をも考慮してバネ39の付勢力が設定されている。さら
にバネ39はワイパアーム5,6が上下反転位置の中間
に位置するときに自然長となるように設定されており、
上反転位置にあるワイパアーム5,6を下り方向に付勢
よるようになっている。
【0047】よって、ワイパ装置が連動式であっても、
モータ32にかかる負荷の最大値のバネ39による低減
率を最大とし、モータ32の小型化を十分図ることがで
きる。また、ワイパアーム5,6が上反転位置で反転す
る際のオーバランを防止できる。その他、第1実施形態
で述べた効果(3),(5)と同じ効果が同様に得られ
る。
モータ32にかかる負荷の最大値のバネ39による低減
率を最大とし、モータ32の小型化を十分図ることがで
きる。また、ワイパアーム5,6が上反転位置で反転す
る際のオーバランを防止できる。その他、第1実施形態
で述べた効果(3),(5)と同じ効果が同様に得られ
る。
【0048】(第3実施形態)次に本発明を具体化した
第3実施形態を図10,図11に基づいて説明する。こ
の実施形態は、ゴムの捻り弾性力を利用し、伸縮タイプ
のワイパアーム5を反転方向に付勢するようにした例で
ある。なお、ワイパアーム5は、前記第1及び第2実施
形態のものと基本的に同じ構造なので、共通の部材は同
じ符号を付して説明を省略し、特に異なる点についての
み説明する。なお、第1実施形態の単動式のワイパ装置
2と、第2実施形態の連動式のワイパ装置のどちらの方
式にでも実施できる。
第3実施形態を図10,図11に基づいて説明する。こ
の実施形態は、ゴムの捻り弾性力を利用し、伸縮タイプ
のワイパアーム5を反転方向に付勢するようにした例で
ある。なお、ワイパアーム5は、前記第1及び第2実施
形態のものと基本的に同じ構造なので、共通の部材は同
じ符号を付して説明を省略し、特に異なる点についての
み説明する。なお、第1実施形態の単動式のワイパ装置
2と、第2実施形態の連動式のワイパ装置のどちらの方
式にでも実施できる。
【0049】図10に示すように、4節リンク機構7を
構成するリンクのうちワイパアーム5の動きに従動して
回動する従動レバーとしてのリンクレバー14は、その
基端部が車体フレーム40(図11(a)に図示)に固
定された固定軸としての軸41に連結されている。本実
施形態では、この連結部分に、助力手段及び捻り弾性手
段としてのゴムブシュ42が介装されている。
構成するリンクのうちワイパアーム5の動きに従動して
回動する従動レバーとしてのリンクレバー14は、その
基端部が車体フレーム40(図11(a)に図示)に固
定された固定軸としての軸41に連結されている。本実
施形態では、この連結部分に、助力手段及び捻り弾性手
段としてのゴムブシュ42が介装されている。
【0050】図11(a),(b)に示すように、リン
クレバー14の基端部には略円環状のリング部14aが
形成されている。リング部14aの内周面側には、ゴム
ブシュ42を真中に挟む層構造を形成するように金属製
の円筒部材43が嵌合された状態にある。ゴムブシュ4
2は リング部14aと円筒部材43に対し、加硫接着
にて固定されている。その固定方法は、必要な接合力が
得られるのであれば他の適宜な方法を採用できる。この
ようにリンクレバー14は、その基端部分に予めゴムブ
シュ42及び円筒部材43が一体に組付けられて一部品
をなしている。
クレバー14の基端部には略円環状のリング部14aが
形成されている。リング部14aの内周面側には、ゴム
ブシュ42を真中に挟む層構造を形成するように金属製
の円筒部材43が嵌合された状態にある。ゴムブシュ4
2は リング部14aと円筒部材43に対し、加硫接着
にて固定されている。その固定方法は、必要な接合力が
得られるのであれば他の適宜な方法を採用できる。この
ようにリンクレバー14は、その基端部分に予めゴムブ
シュ42及び円筒部材43が一体に組付けられて一部品
をなしている。
【0051】リンクレバー14の基端部分は、それと一
体固定されている円筒部材43のテーパ孔43aに軸4
1を嵌挿させるとともに、円筒部材43を貫通した軸4
1の先端部分のネジ部41aにナット44を締結するこ
とにより、軸41に対して固定状態に組付けられてい
る。
体固定されている円筒部材43のテーパ孔43aに軸4
1を嵌挿させるとともに、円筒部材43を貫通した軸4
1の先端部分のネジ部41aにナット44を締結するこ
とにより、軸41に対して固定状態に組付けられてい
る。
【0052】このリンクレバー14の組付けは、ワイパ
アーム5が下反転位置(つまり待機位置)と上反転位置
との間の所定位置にあるときの姿勢を保った状態で行わ
れている。従って、ワイパアーム5が下反転位置(つま
り待機位置)と上反転位置との間の所定位置にある状態
において、ゴムブシュ42が捻じれ弾性変形のない自然
状態となる。そして、リンクレバー14は、ゴムブシュ
42が捻り弾性変形することによって回動可能となって
いる。ワイパアーム5がその所定位置に対して上反転位
置側または下反転位置側のどちらかに回動するときに
は、ゴムブシュ42がその回動量に応じた捻り弾性変形
をし、その捻り弾性変形の復元力としてリンクレバー1
4にはそれを反転方向に付勢する捻り弾性力が付与され
る。このため、ワイパアーム5が下反転位置にある状態
では、上反転位置側へ向かう付勢力が働き、ワイパアー
ム5が上反転位置にある状態では、下反転位置側へ向か
う付勢力が働くようになっている。なお、ワイパアーム
5の下反転位置における反転時の上り時と下り時で負荷
がほぼ等しくなるように、ゴムブシュ42の自然状態の
ときのワイパアーム5の所定位置を調整するとよい。
アーム5が下反転位置(つまり待機位置)と上反転位置
との間の所定位置にあるときの姿勢を保った状態で行わ
れている。従って、ワイパアーム5が下反転位置(つま
り待機位置)と上反転位置との間の所定位置にある状態
において、ゴムブシュ42が捻じれ弾性変形のない自然
状態となる。そして、リンクレバー14は、ゴムブシュ
42が捻り弾性変形することによって回動可能となって
いる。ワイパアーム5がその所定位置に対して上反転位
置側または下反転位置側のどちらかに回動するときに
は、ゴムブシュ42がその回動量に応じた捻り弾性変形
をし、その捻り弾性変形の復元力としてリンクレバー1
4にはそれを反転方向に付勢する捻り弾性力が付与され
る。このため、ワイパアーム5が下反転位置にある状態
では、上反転位置側へ向かう付勢力が働き、ワイパアー
ム5が上反転位置にある状態では、下反転位置側へ向か
う付勢力が働くようになっている。なお、ワイパアーム
5の下反転位置における反転時の上り時と下り時で負荷
がほぼ等しくなるように、ゴムブシュ42の自然状態の
ときのワイパアーム5の所定位置を調整するとよい。
【0053】この実施形態によれば、ゴムブシュ42を
リンクレバー14の連結部分に、しかも同軸に組込む構
造なので、前記各実施形態のようにバネの配設スペース
を確保する必要がなく、ワイパアーム5を付勢するため
の機構をコンパクトにすることができる。このため、異
なる車種に対する適用の範囲も広がる。また、ゴムブシ
ュ42がリンクレバーと一体品なので、ワイパ装置を組
付けるときの組付作業を簡素化できる。その他、第1実
施形態における(1), (2), (4), (5)の効果が同様に
得られる。
リンクレバー14の連結部分に、しかも同軸に組込む構
造なので、前記各実施形態のようにバネの配設スペース
を確保する必要がなく、ワイパアーム5を付勢するため
の機構をコンパクトにすることができる。このため、異
なる車種に対する適用の範囲も広がる。また、ゴムブシ
ュ42がリンクレバーと一体品なので、ワイパ装置を組
付けるときの組付作業を簡素化できる。その他、第1実
施形態における(1), (2), (4), (5)の効果が同様に
得られる。
【0054】尚、実施形態は上記に限定されず、次のよ
うに変更してもよい。 ○ バネを連結する位置は前記実施形態に限定されな
い。図12に示すように、リンクロッド20(36)に
連結されていない方のリンクレバー14に軸18を中心
に一体回動可能なレバー45を設け、このレバー45の
端部に助力手段としてのバネ46を連結させた構成とし
てもよい。バネ46の付勢力は、ワイパアーム5が下反
転位置で反転する際の上り時と下り時でモータ10(3
2)にかかる負荷がほぼ等しくなるように設定すればよ
い。また、ワイパアーム5が中間位置にあるときに付勢
力が零となるようにし、上反転位置にあるワイパアーム
5に下り方向の付勢力が付与されるようにバネ46を設
定する。また、この構成によっても、モータにかかる負
荷の最大値を小さくしてモータの小型化を図ることがで
きる。また、ワイパアームが上反転位置で反転する際の
オーバランを防止できる。
うに変更してもよい。 ○ バネを連結する位置は前記実施形態に限定されな
い。図12に示すように、リンクロッド20(36)に
連結されていない方のリンクレバー14に軸18を中心
に一体回動可能なレバー45を設け、このレバー45の
端部に助力手段としてのバネ46を連結させた構成とし
てもよい。バネ46の付勢力は、ワイパアーム5が下反
転位置で反転する際の上り時と下り時でモータ10(3
2)にかかる負荷がほぼ等しくなるように設定すればよ
い。また、ワイパアーム5が中間位置にあるときに付勢
力が零となるようにし、上反転位置にあるワイパアーム
5に下り方向の付勢力が付与されるようにバネ46を設
定する。また、この構成によっても、モータにかかる負
荷の最大値を小さくしてモータの小型化を図ることがで
きる。また、ワイパアームが上反転位置で反転する際の
オーバランを防止できる。
【0055】○ ワイパアーム5に捻り弾性力を付与す
るための捻り弾性手段としてのゴムブシュは、ワイパア
ーム5に連動して回動する各種リンク等の連結部分の軸
に設けることができる。リンクレバー14の基端部の軸
41に限定されない。各レバー13,14の他の連結部
分の軸に設けてもよい。また、図10の軸41およびリ
ンクレバー14と、軸17およびレバー13、被動レバ
ー19、リンクロッド20とを入れ換えた構成、すなわ
ち図6で被動レバー19を軸18と一体に固定し、この
被動レバー19にリンクロッド20を連結した構成とし
たうえ、さらに図13に示すように、レバー13の軸1
7を固定軸とし、軸17とレバー13との間にゴムブシ
ュ47を介在させることもできる。組付構造は、前記第
3実施形態と同様の構成で、レバー13を円筒部材43
とゴムブシュ47が一体に組付けられた一体品にしてお
き、ナット44を用いて軸17に締結固定する構造とす
ればよい(図11を参照)。レバー13を軸17に固定
するときのワイパアーム5の姿勢は前記第3実施形態と
同様とし、モータ10,32の負荷の低減や、ワイパア
ーム5のオーバランの抑制を図れる設定とする。なお、
ワイパアーム5が中間位置にあるときに付勢力が零とな
る設定が好ましい。この構成によっても、前記第3実施
形態と同様の効果が得られる。但し、レバー13の回動
角範囲が、リンクレバー14の回動角範囲よりも広いた
め、採用するゴムブシュの耐久性および捻り方向の弾性
係数を、レバー13の回動角範囲に合わせて選択する必
要はある。
るための捻り弾性手段としてのゴムブシュは、ワイパア
ーム5に連動して回動する各種リンク等の連結部分の軸
に設けることができる。リンクレバー14の基端部の軸
41に限定されない。各レバー13,14の他の連結部
分の軸に設けてもよい。また、図10の軸41およびリ
ンクレバー14と、軸17およびレバー13、被動レバ
ー19、リンクロッド20とを入れ換えた構成、すなわ
ち図6で被動レバー19を軸18と一体に固定し、この
被動レバー19にリンクロッド20を連結した構成とし
たうえ、さらに図13に示すように、レバー13の軸1
7を固定軸とし、軸17とレバー13との間にゴムブシ
ュ47を介在させることもできる。組付構造は、前記第
3実施形態と同様の構成で、レバー13を円筒部材43
とゴムブシュ47が一体に組付けられた一体品にしてお
き、ナット44を用いて軸17に締結固定する構造とす
ればよい(図11を参照)。レバー13を軸17に固定
するときのワイパアーム5の姿勢は前記第3実施形態と
同様とし、モータ10,32の負荷の低減や、ワイパア
ーム5のオーバランの抑制を図れる設定とする。なお、
ワイパアーム5が中間位置にあるときに付勢力が零とな
る設定が好ましい。この構成によっても、前記第3実施
形態と同様の効果が得られる。但し、レバー13の回動
角範囲が、リンクレバー14の回動角範囲よりも広いた
め、採用するゴムブシュの耐久性および捻り方向の弾性
係数を、レバー13の回動角範囲に合わせて選択する必
要はある。
【0056】また、二つのリンクを回動可能に連結する
連結部分にゴムブシュを介在させてもよい。例えばワイ
パアーム5と各レバー13,14とを連結する軸15,
16のいずれかにゴムブシュを介在させてもよい。この
ような二つのリンクを回動させる連結軸である軸15,
16であっても、2本のリンク(レバー)のうち一方の
リンクに軸を固定するとともに、他方のリンクをその軸
に対して軸との間にゴムブシュを介在させて固定するこ
とで、ゴムブシュの捻り弾性を利用してワイパアーム5
に付勢力を付与することはできる。
連結部分にゴムブシュを介在させてもよい。例えばワイ
パアーム5と各レバー13,14とを連結する軸15,
16のいずれかにゴムブシュを介在させてもよい。この
ような二つのリンクを回動させる連結軸である軸15,
16であっても、2本のリンク(レバー)のうち一方の
リンクに軸を固定するとともに、他方のリンクをその軸
に対して軸との間にゴムブシュを介在させて固定するこ
とで、ゴムブシュの捻り弾性を利用してワイパアーム5
に付勢力を付与することはできる。
【0057】○ 助力手段(付勢手段)はコイルバネに
限定されない。図14に示すように、ワイパアーム5が
下反転位置にあるときに被動レバー19の端部に当たっ
て弾性変形され、被動レバー19を跳ね返すような同図
に矢印で示す向きの力を付与する板バネ48としてもよ
い。板バネ48は略V字形状に形成され、ワイパアーム
5が下反転位置にあるときに被動レバー19の端部が当
たって弾性変形するように一端側が規制部材49に固定
されて位置決めされている。板バネ48はその弾性変位
方向が被動レバー19の端部が描く円弧軌跡の接線方向
に一致するように設けてあり、板バネ48の弾性復元力
をワイパアーム5の上り方向への付勢力に有効に伝達で
き、このため小さな板バネ48で済ませられる。
限定されない。図14に示すように、ワイパアーム5が
下反転位置にあるときに被動レバー19の端部に当たっ
て弾性変形され、被動レバー19を跳ね返すような同図
に矢印で示す向きの力を付与する板バネ48としてもよ
い。板バネ48は略V字形状に形成され、ワイパアーム
5が下反転位置にあるときに被動レバー19の端部が当
たって弾性変形するように一端側が規制部材49に固定
されて位置決めされている。板バネ48はその弾性変位
方向が被動レバー19の端部が描く円弧軌跡の接線方向
に一致するように設けてあり、板バネ48の弾性復元力
をワイパアーム5の上り方向への付勢力に有効に伝達で
き、このため小さな板バネ48で済ませられる。
【0058】○ 3連以上のワイパアームを1個の共通
のモータで駆動する連動式において実施してもよい。 ○ 例えばバスなどのように2本のワイパアームの同期
する駆動方向が互いに逆向きであるワイパ装置において
実施してもよい。
のモータで駆動する連動式において実施してもよい。 ○ 例えばバスなどのように2本のワイパアームの同期
する駆動方向が互いに逆向きであるワイパ装置において
実施してもよい。
【0059】○ ワイパアームをバネ等の付勢手段によ
って付勢する位置及び方向は、下反転位置や上り方向に
限定されるものではない。モータにかかる負荷が最大と
なるときの位置と、その位置を通る際のワイパアームの
上り時と下り時でモータにかかる負荷の差を小さくでき
る方向であれば適宜の位置及び方向を設定できる。例え
ば、上反転位置や中間位置にあるときにモータにかかる
負荷が最大となるような構造を有するワイパ装置であれ
ば、上反転位置や中間位置にあるワイパアームを付勢手
段により所定方向に付勢する構成とすることもできる。
って付勢する位置及び方向は、下反転位置や上り方向に
限定されるものではない。モータにかかる負荷が最大と
なるときの位置と、その位置を通る際のワイパアームの
上り時と下り時でモータにかかる負荷の差を小さくでき
る方向であれば適宜の位置及び方向を設定できる。例え
ば、上反転位置や中間位置にあるときにモータにかかる
負荷が最大となるような構造を有するワイパ装置であれ
ば、上反転位置や中間位置にあるワイパアームを付勢手
段により所定方向に付勢する構成とすることもできる。
【0060】○ 第2実施形態の連動式のワイパ装置に
おいて、通常タイプのワイパアーム6にバネを連結し、
このバネの付勢力により下反転位置にある伸縮タイプの
ワイパアーム5を上り方向に付勢する構成としてもよ
い。
おいて、通常タイプのワイパアーム6にバネを連結し、
このバネの付勢力により下反転位置にある伸縮タイプの
ワイパアーム5を上り方向に付勢する構成としてもよ
い。
【0061】○ ワイパアームが下反転位置で反転する
際の上り方向と下り方向において、モータにかかる負荷
の差を小さくすればモータにかかる負荷の最大値を小さ
くすることはできるので、バネの付勢力を必ずしもモー
タにかかる負荷を上り時と下り時でほぼ等しくするよう
に設定する必要はない。
際の上り方向と下り方向において、モータにかかる負荷
の差を小さくすればモータにかかる負荷の最大値を小さ
くすることはできるので、バネの付勢力を必ずしもモー
タにかかる負荷を上り時と下り時でほぼ等しくするよう
に設定する必要はない。
【0062】○ 本発明をバス、トラック、乗用車など
の車両用のワイパ装置に広く適用することができる。前
記実施形態から把握され、特許請求の範囲に記載されて
いない発明を、その効果とともに以下に記載する。
の車両用のワイパ装置に広く適用することができる。前
記実施形態から把握され、特許請求の範囲に記載されて
いない発明を、その効果とともに以下に記載する。
【0063】(イ)請求項1又は請求項2にかかる発明
において、前記助力手段は、下反転位置にある前記ワイ
パアームに上り運動の助けとなる力を付与すること。 (ロ)請求項1〜請求項5のいずれか一項に係る発明に
おいて、前記アクチュエータが1つのワイパアームの動
力源となっている単動式であること。この構成によれ
ば、単動式のワイパ装置において、請求項1〜請求項5
のいずれか一項に係る発明と同様の効果が得られる。
において、前記助力手段は、下反転位置にある前記ワイ
パアームに上り運動の助けとなる力を付与すること。 (ロ)請求項1〜請求項5のいずれか一項に係る発明に
おいて、前記アクチュエータが1つのワイパアームの動
力源となっている単動式であること。この構成によれ
ば、単動式のワイパ装置において、請求項1〜請求項5
のいずれか一項に係る発明と同様の効果が得られる。
【0064】(ハ)請求項1〜請求項5のいずれか一項
に係る発明において、前記アクチュエータが複数のワイ
パアームの共通の動力源となっている連動式であり、前
記助力手段によりワイパアームに付与される力は、全て
のワイパアームが前記反転位置で反転する際における上
り時と下り時で前記アクチュエータにかかる負荷がほぼ
等しくなるように設定されること。この構成によれば、
連動式であっても、アクチュエータにかかる負荷の最大
値の低減率の割合をほぼ最大にでき、アクチュエータの
一層の小型化を図り易い。
に係る発明において、前記アクチュエータが複数のワイ
パアームの共通の動力源となっている連動式であり、前
記助力手段によりワイパアームに付与される力は、全て
のワイパアームが前記反転位置で反転する際における上
り時と下り時で前記アクチュエータにかかる負荷がほぼ
等しくなるように設定されること。この構成によれば、
連動式であっても、アクチュエータにかかる負荷の最大
値の低減率の割合をほぼ最大にでき、アクチュエータの
一層の小型化を図り易い。
【0065】(ニ)請求項1〜請求項5のいずれか一項
に記載の前記ワイパ装置を備えた自動車であること。こ
の構成によれば、自動車に備えられたワイパ装置によっ
て、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明と
同様の効果が得られる。
に記載の前記ワイパ装置を備えた自動車であること。こ
の構成によれば、自動車に備えられたワイパ装置によっ
て、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明と
同様の効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、ワイパアームの駆動時には、
アクチュエータにかかる負荷の最大値を小さくするよう
な力がワイパアームに助力手段から付与されるので、ア
クチュエータに必要とされる動力の最大値が小さくなっ
てアクチュエータの小型化を図ることができる。
2に記載の発明によれば、ワイパアームの駆動時には、
アクチュエータにかかる負荷の最大値を小さくするよう
な力がワイパアームに助力手段から付与されるので、ア
クチュエータに必要とされる動力の最大値が小さくなっ
てアクチュエータの小型化を図ることができる。
【0067】請求項3に記載の発明によれば、ワイパア
ームが下反転位置にあるときに助力手段により上り方向
の力を付与し、しかもワイパアームの反転位置における
上り運動と下り運動のときとでアクチュエータにかかる
各負荷がほぼ等しくなるように設定したので、助力手段
によるアクチュエータにかかる負荷の最大値の低減率を
ほぼ最大にし、アクチュエータの小型化を一層図り易く
できる。
ームが下反転位置にあるときに助力手段により上り方向
の力を付与し、しかもワイパアームの反転位置における
上り運動と下り運動のときとでアクチュエータにかかる
各負荷がほぼ等しくなるように設定したので、助力手段
によるアクチュエータにかかる負荷の最大値の低減率を
ほぼ最大にし、アクチュエータの小型化を一層図り易く
できる。
【0068】請求項4に記載の発明によれば、ワイパア
ームの動きに従動して回動する従動レバーと車体に固定
された固定軸との間に設けた捻り弾性手段の捻り弾性力
を利用する構造なので、アクチュエータにかかる負荷の
最大値を小さくする力をワイパアームに付与するための
構造をコンパクトにすることができる。
ームの動きに従動して回動する従動レバーと車体に固定
された固定軸との間に設けた捻り弾性手段の捻り弾性力
を利用する構造なので、アクチュエータにかかる負荷の
最大値を小さくする力をワイパアームに付与するための
構造をコンパクトにすることができる。
【0069】請求項5に記載の発明によれば、ワイパア
ームが反転位置にあるときの4節リンク機構を構成する
リンクの端部に対して力を付与する弾性体を、その弾性
変位方向がリンクの端部の円弧軌跡の接線方向に一致す
るように設けたので、その弾性復元力をワイパアームの
上り運動を助けるための力として有効に活用でき、例え
ば弾性体の小型化を図ることができる。
ームが反転位置にあるときの4節リンク機構を構成する
リンクの端部に対して力を付与する弾性体を、その弾性
変位方向がリンクの端部の円弧軌跡の接線方向に一致す
るように設けたので、その弾性復元力をワイパアームの
上り運動を助けるための力として有効に活用でき、例え
ば弾性体の小型化を図ることができる。
【0070】請求項6に記載の発明によれば、助力手段
が有する弾性体を、2つの反転位置においてワイパアー
ムにその反転方向の力を付与する弾性変位をし、2つの
反転位置の間で弾性変位が零となるように設定したの
で、ワイパアームの反転時のオーバーランを抑えること
ができる。
が有する弾性体を、2つの反転位置においてワイパアー
ムにその反転方向の力を付与する弾性変位をし、2つの
反転位置の間で弾性変位が零となるように設定したの
で、ワイパアームの反転時のオーバーランを抑えること
ができる。
【図1】第1実施形態のワイパ装置の模式正面図。
【図2】同じく摸式正面図。
【図3】同じく摸式正面図。
【図4】ワイパアームの部分斜視図。
【図5】ワイパ装置が装備された自動車の部分正面図。
【図6】ワイパアームに作用する力を説明するための説
明図。
明図。
【図7】モータにかかる負荷を説明するためのグラフ。
【図8】第2実施形態のワイパ装置が装備された自動車
の部分正面図。
の部分正面図。
【図9】ワイパ装置の摸式正面図。
【図10】第3実施形態におけるワイパアームの部分斜
視図。
視図。
【図11】同じく(a)はリンクレバーの基端部の断面
図、(b)はリンクレバーの基端部の分解斜視図。
図、(b)はリンクレバーの基端部の分解斜視図。
【図12】別例のワイパアームを示す摸式正面図。
【図13】図12と異なる別例のワイパアームを示す部
分摸式正面図。
分摸式正面図。
【図14】図13と異なる別例のワイパアームを示す部
分摸式側面図。
分摸式側面図。
【図15】従来技術における伸縮タイプのワイパ装置を
示す摸式正面図。
示す摸式正面図。
【図16】同じくモータにかかる負荷を説明するための
グラフ。
グラフ。
1…自動車、2…ワイパ装置、5…ワイパアーム、7…
4節リンク機構、14…従動レバーとしてのリンクレバ
ー、10,19…リンクとしての被動レバー、32…ア
クチュエータとしてのモータ、25,46…助力手段及
び弾性体としてのバネ、42…助力手段及び捻り弾性手
段としてのゴムブシュ、45…リンクとしてのレバー、
47…助力手段及び捻り弾性手段としてのゴムブシュ、
48…助力手段及び弾性体としての板バネ。
4節リンク機構、14…従動レバーとしてのリンクレバ
ー、10,19…リンクとしての被動レバー、32…ア
クチュエータとしてのモータ、25,46…助力手段及
び弾性体としてのバネ、42…助力手段及び捻り弾性手
段としてのゴムブシュ、45…リンクとしてのレバー、
47…助力手段及び捻り弾性手段としてのゴムブシュ、
48…助力手段及び弾性体としての板バネ。
Claims (6)
- 【請求項1】 4節リンク機構を介して回動半径が変化
するように駆動されるワイパアームと、前記ワイパアー
ムを駆動する動力を出力するアクチュエータとを備えた
車両用ワイパ装置において、 前記アクチュエータにかかる負荷の最大値を小さくする
助けとなる力を前記ワイパアームに付与する非動力式の
助力手段を設けたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 【請求項2】 前記助力手段は、前記ワイパアームが上
又は下反転位置に位置するときにその反転前後における
駆動方向の異なる2方向において前記アクチュエータに
かかる各負荷の差を小さくするような力を前記ワイパア
ームに付与することを特徴とする請求項1に記載の車両
用ワイパ装置。 - 【請求項3】 前記助力手段は、下反転位置にある前記
ワイパアームに上り方向の力を付与し、該力は、前記ワ
イパアームの下反転位置での反転前後における下り運動
と上り運動のときとで前記アクチュエータにかかる各負
荷がほぼ等しくなるように設定されていることを特徴と
する請求項2に記載の車両用ワイパ装置。 - 【請求項4】 前記助力手段は、前記4節リンク機構を
構成するリンクのうちワイパアームの動きに従動して回
動する従動レバーと車体に回転不能に固定された固定軸
との間に設けられ、前記従動レバーに対して捻り弾性力
を付与する捻り弾性手段であることを特徴とする請求項
1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用ワイパ装
置。 - 【請求項5】 前記助力手段は、前記ワイパアームが前
記下反転位置にあるときの前記4節リンク機構を構成す
るリンクの端部の円弧軌跡の接線方向に弾性変位方向を
一致させる弾性体を有することを特徴とする請求項2又
は請求項3に記載の車両用ワイパ装置。 - 【請求項6】 前記助力手段は、前記ワイパアームの2
つの反転位置において該ワイパアームの反転方向の運動
を助ける力を付与する弾性変位をし、且つ、2つの反転
位置の間で弾性変位が零となるように設定された弾性体
を有することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれ
か一項に記載の車両用ワイパ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055151A JPH1170858A (ja) | 1997-06-18 | 1998-03-06 | 車両用ワイパ装置 |
| US09/073,502 US6105199A (en) | 1997-06-18 | 1998-05-05 | Windshield wiper |
| DE19824640A DE19824640A1 (de) | 1997-06-18 | 1998-06-02 | Scheibenwischer |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16150897 | 1997-06-18 | ||
| JP9-161508 | 1997-06-18 | ||
| JP10055151A JPH1170858A (ja) | 1997-06-18 | 1998-03-06 | 車両用ワイパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1170858A true JPH1170858A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26396012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055151A Pending JPH1170858A (ja) | 1997-06-18 | 1998-03-06 | 車両用ワイパ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6105199A (ja) |
| JP (1) | JPH1170858A (ja) |
| DE (1) | DE19824640A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109435901A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-03-08 | 浙江兄弟之星汽配有限公司 | 一种具有加热烘干自动伸缩功能的汽车雨刮器 |
| US10556569B2 (en) | 2015-06-17 | 2020-02-11 | Denso Corporation | Vehicular wiper device |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19910118A1 (de) | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zum Befestigen eines Wischarms |
| DE19935641A1 (de) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Bosch Gmbh Robert | Antrieb einer Wischeranlage |
| JP2001080464A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Mitsuba Corp | ワイパ装置 |
| US6393653B1 (en) * | 1999-11-19 | 2002-05-28 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Windshield wiper inertia absorption apparatus and method |
| DE10043770A1 (de) * | 2000-09-02 | 2002-04-04 | Bosch Gmbh Robert | Antrieb einer Wischeranlage |
| DE10213690A1 (de) * | 2002-03-27 | 2003-10-23 | Bosch Gmbh Robert | Antrieb eines Scheibenwischers |
| DE102010039524A1 (de) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | Robert Bosch Gmbh | Wischanlage mit einem Federelement zur Energiespeicherung |
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