JPH1171560A - 異方導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法 - Google Patents
異方導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法Info
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- JPH1171560A JPH1171560A JP24779197A JP24779197A JPH1171560A JP H1171560 A JPH1171560 A JP H1171560A JP 24779197 A JP24779197 A JP 24779197A JP 24779197 A JP24779197 A JP 24779197A JP H1171560 A JPH1171560 A JP H1171560A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
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- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示素子の外部引き出し用配線電極のピ
ッチが例えば200μm程度の微細なものであるときに
も、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極などにクラ
ックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示素子の外部引
き出し用配線電極の隣接電極パターン間でショート(導
電接触)が生じさせないような異方導電性接着材および
液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法を提供す
る。 【解決手段】 異方導電性接着材11の絶縁性接着剤1
2中には、導電性粒子1が300〜650個/mm2、
好ましくは320〜600個/mm2の分散密度で分散
されている。
ッチが例えば200μm程度の微細なものであるときに
も、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極などにクラ
ックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示素子の外部引
き出し用配線電極の隣接電極パターン間でショート(導
電接触)が生じさせないような異方導電性接着材および
液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法を提供す
る。 【解決手段】 異方導電性接着材11の絶縁性接着剤1
2中には、導電性粒子1が300〜650個/mm2、
好ましくは320〜600個/mm2の分散密度で分散
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基板の配線
パターンを対面した状態で導電接続したり、1つの素子
基板の外部引き出し用配線電極と他のデバイスの配線電
極端子との間を導電接続する用途などに用いられる異方
導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の
作製方法に関する。
パターンを対面した状態で導電接続したり、1つの素子
基板の外部引き出し用配線電極と他のデバイスの配線電
極端子との間を導電接続する用途などに用いられる異方
導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の
作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、表面に配線パターンが形
成された2枚の配線基板を、各基板の配線パターンが対
面した状態で接着し、同一基板の配線パターン間は絶縁
すると共に、対面する配線パターン間での電気導通性を
確保する(横方向には絶縁性を確保し、縦方向にのみ導
電性を確保する)ための接着材として、異方導電性接着
材(異方性導電膜;異方性導電フィルム)が知られてい
る。このような異方導電性接着材(異方異方導電性接着
材)は、熱接着性および電気絶縁性を有する接着性成分
(絶縁性接着剤;バインダ)中に導電性粒子が分散されて
いるフィルム状のものとして提供される。具体的に、こ
の異方導電性接着材(異方性導電膜;異方性導電フィル
ム)を2枚の配線基板の間に挾んで、2枚の配線基板を
加熱加圧すると、配線パターンが形成された部分の絶縁
性接着剤は横方向に移動し、2枚の基板の対面する配線
パターン間は、縦方向に導電性粒子で電気的に接続され
るので、2枚の基板間での電気的接続を確保することが
できる。すなわち、異方性導電接着を行なうことができ
る。
成された2枚の配線基板を、各基板の配線パターンが対
面した状態で接着し、同一基板の配線パターン間は絶縁
すると共に、対面する配線パターン間での電気導通性を
確保する(横方向には絶縁性を確保し、縦方向にのみ導
電性を確保する)ための接着材として、異方導電性接着
材(異方性導電膜;異方性導電フィルム)が知られてい
る。このような異方導電性接着材(異方異方導電性接着
材)は、熱接着性および電気絶縁性を有する接着性成分
(絶縁性接着剤;バインダ)中に導電性粒子が分散されて
いるフィルム状のものとして提供される。具体的に、こ
の異方導電性接着材(異方性導電膜;異方性導電フィル
ム)を2枚の配線基板の間に挾んで、2枚の配線基板を
加熱加圧すると、配線パターンが形成された部分の絶縁
性接着剤は横方向に移動し、2枚の基板の対面する配線
パターン間は、縦方向に導電性粒子で電気的に接続され
るので、2枚の基板間での電気的接続を確保することが
できる。すなわち、異方性導電接着を行なうことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、在来の
異方導電性接着材では、これを使用して、例えば、樹脂
基板を用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と
所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子とを熱圧着
接続する場合、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極
のピッチが200μm程度の微細なものであるとき、良
好な異方性導電接着ができないことがあるという問題が
あった。
異方導電性接着材では、これを使用して、例えば、樹脂
基板を用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と
所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子とを熱圧着
接続する場合、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極
のピッチが200μm程度の微細なものであるとき、良
好な異方性導電接着ができないことがあるという問題が
あった。
【0004】すなわち、液晶表示素子の外部引き出し用
配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なもの
であるとき、従来では、液晶表示素子の外部引き出し用
配線電極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液
晶表示素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パター
ン間でショート(導電接触)が生じさせないような異方導
電性接着材は、存在しなかった。
配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なもの
であるとき、従来では、液晶表示素子の外部引き出し用
配線電極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液
晶表示素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パター
ン間でショート(導電接触)が生じさせないような異方導
電性接着材は、存在しなかった。
【0005】本発明は、液晶表示素子の外部引き出し用
配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なもの
であるときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線電
極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示
素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間で
ショート(導電接触)が生じさせないような異方導電性接
着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法
を提供することを目的としている。
配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なもの
であるときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線電
極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示
素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間で
ショート(導電接触)が生じさせないような異方導電性接
着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、導電性粒子が、絶縁性接着
剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密度
で分散されていることを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、導電性粒子が、絶縁性接着
剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密度
で分散されていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の異方導電性接着材において、絶縁性接着剤中に分散
されている導電性粒子の平均粒子径が2μm〜30μm
の範囲内にあることを特徴としている。
載の異方導電性接着材において、絶縁性接着剤中に分散
されている導電性粒子の平均粒子径が2μm〜30μm
の範囲内にあることを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の異方導電性接着材において、導電
性粒子は、常温下で、圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf
/粒子までは硬い弾性球としての特性を有し、圧縮荷重
が2gf/粒子〜3gf/粒子に達した時点で、圧潰
し、塑性変形する特性を有していることを特徴としてい
る。
たは請求項2に記載の異方導電性接着材において、導電
性粒子は、常温下で、圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf
/粒子までは硬い弾性球としての特性を有し、圧縮荷重
が2gf/粒子〜3gf/粒子に達した時点で、圧潰
し、塑性変形する特性を有していることを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3記載のいずれか一項に記載の異方導電性接着
材において、該異方導電性接着材を用いて複数の導電性
部材間を導電接着するため導電性部材間の異方導電性接
着材に所定の圧縮荷重を加えるときに、導電性粒子の表
面の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶
縁性接着剤を排除して導電性部材に達するのに十分な程
度のものに形成されていることを特徴としている。
至請求項3記載のいずれか一項に記載の異方導電性接着
材において、該異方導電性接着材を用いて複数の導電性
部材間を導電接着するため導電性部材間の異方導電性接
着材に所定の圧縮荷重を加えるときに、導電性粒子の表
面の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶
縁性接着剤を排除して導電性部材に達するのに十分な程
度のものに形成されていることを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれか一項に記載の異方導電性接着材に
おいて、該異方導電性接着材はフィルム状の膜として構
成されており、この場合、導電性粒子の粒子径Dと絶縁
性接着剤の膜厚Tとの関係がD≧Tであることを特徴と
している。
至請求項4のいずれか一項に記載の異方導電性接着材に
おいて、該異方導電性接着材はフィルム状の膜として構
成されており、この場合、導電性粒子の粒子径Dと絶縁
性接着剤の膜厚Tとの関係がD≧Tであることを特徴と
している。
【0011】また、請求項6記載の発明は、樹脂基板を
用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子とが、請求項1乃
至請求項5のいずれか一項に記載の異方導電性接着材を
用いて熱圧着接続されていることを特徴としている。
用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子とが、請求項1乃
至請求項5のいずれか一項に記載の異方導電性接着材を
用いて熱圧着接続されていることを特徴としている。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の液晶表示装置において、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極は、ピッチが150μm〜400μmのも
のとなっていることを特徴としている。
載の液晶表示装置において、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極は、ピッチが150μm〜400μmのも
のとなっていることを特徴としている。
【0013】また、請求項8記載の発明は、樹脂基板を
用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子とを、異方導電性
接着材を用いて熱圧着接続して液晶表示装置を作製する
液晶表示装置の作製方法において、異方導電性接着材に
は、絶縁性接着剤中に、平均粒子径が20μmの導電性
粒子が320個/mm2〜600個/mm2の分散密度で
分散されているものを用いることを特徴としている。
用いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子とを、異方導電性
接着材を用いて熱圧着接続して液晶表示装置を作製する
液晶表示装置の作製方法において、異方導電性接着材に
は、絶縁性接着剤中に、平均粒子径が20μmの導電性
粒子が320個/mm2〜600個/mm2の分散密度で
分散されているものを用いることを特徴としている。
【0014】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の液晶表示装置の作製方法において、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極は、ピッチが150μm〜40
0μmのものとなっていることを特徴としている。
載の液晶表示装置の作製方法において、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極は、ピッチが150μm〜40
0μmのものとなっていることを特徴としている。
【0015】また、請求項10記載の発明は、請求項8
または請求項9記載の液晶表示装置の作製方法におい
て、所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子の膜厚
が18μmのものである場合、異方導電性接着材には、
熱圧着接続がなされる前の状態において、絶縁性接着剤
の膜厚Tが16±3μmのものが用いられることを特徴
としている。
または請求項9記載の液晶表示装置の作製方法におい
て、所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子の膜厚
が18μmのものである場合、異方導電性接着材には、
熱圧着接続がなされる前の状態において、絶縁性接着剤
の膜厚Tが16±3μmのものが用いられることを特徴
としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る異方導電性接着材の構
成例を示す図である。図1の例では、異方導電性接着材
11は、フィルム状の膜(異方性導電膜,異方性導電フ
ィルム)として構成されており、この異方導電性接着材
11は、絶縁性接着剤12中に所定の割合で導電性粒子
1が分散されたものとなっている。
成例を示す図である。図1の例では、異方導電性接着材
11は、フィルム状の膜(異方性導電膜,異方性導電フ
ィルム)として構成されており、この異方導電性接着材
11は、絶縁性接着剤12中に所定の割合で導電性粒子
1が分散されたものとなっている。
【0018】図2は異方導電性接着材11に用いられる
導電性粒子1の構成例を示す図(断面図)であり、この導
電性粒子1は、芯材粒子2と、芯材粒子2の表面に形成
された導電性層3とにより構成されている。
導電性粒子1の構成例を示す図(断面図)であり、この導
電性粒子1は、芯材粒子2と、芯材粒子2の表面に形成
された導電性層3とにより構成されている。
【0019】また、導電性粒子1は、通常2〜50μ
m、好ましくは5〜30μm、より好ましくは20μm
の平均粒子径(平均直径)を有している。また、導電性粒
子1のCV値は、20%以下であることが好ましく、さ
らに15%以下であることが特に好ましい。なお、ここ
で、CV値とは、異方導電性接着材11中に含有(分散)
されている各導電性粒子1の粒子径の平均値(平均粒子
径)AVと各導電性粒子1の粒子径の標準偏差σとの比
(σ/AV)を意味しており、異方導電性接着材11中に
含有される導電性粒子1のCV値は、できる限り、小さ
い方が良い。すなわち、異方導電性接着材11に使用さ
れる導電性粒子1としては、できる限り、粒子径が揃っ
ているのが良い。
m、好ましくは5〜30μm、より好ましくは20μm
の平均粒子径(平均直径)を有している。また、導電性粒
子1のCV値は、20%以下であることが好ましく、さ
らに15%以下であることが特に好ましい。なお、ここ
で、CV値とは、異方導電性接着材11中に含有(分散)
されている各導電性粒子1の粒子径の平均値(平均粒子
径)AVと各導電性粒子1の粒子径の標準偏差σとの比
(σ/AV)を意味しており、異方導電性接着材11中に
含有される導電性粒子1のCV値は、できる限り、小さ
い方が良い。すなわち、異方導電性接着材11に使用さ
れる導電性粒子1としては、できる限り、粒子径が揃っ
ているのが良い。
【0020】そして、この導電性粒子1は、異方導電性
接着材11が異方導電接着材としての機能を発揮するこ
とができるような密度で(すなわち、この異方導電性接
着材11を用いて、例えば、所定ピッチの配線パターン
(導電性部材)が表面に形成された2枚の配線基板を、各
基板の配線パターン(導電性部材)が対面した状態で接着
するときに、同一基板の配線パターン間は絶縁すると共
に、対面する配線パターン間での電気導通性を確保する
(横方向には絶縁性を確保し、縦方向にのみ導電性を確
保する)機能を発揮できるような密度で)、絶縁性接着剤
12中に分散されている。
接着材11が異方導電接着材としての機能を発揮するこ
とができるような密度で(すなわち、この異方導電性接
着材11を用いて、例えば、所定ピッチの配線パターン
(導電性部材)が表面に形成された2枚の配線基板を、各
基板の配線パターン(導電性部材)が対面した状態で接着
するときに、同一基板の配線パターン間は絶縁すると共
に、対面する配線パターン間での電気導通性を確保する
(横方向には絶縁性を確保し、縦方向にのみ導電性を確
保する)機能を発揮できるような密度で)、絶縁性接着剤
12中に分散されている。
【0021】より具体的には、異方導電性接着材11の
絶縁性接着剤12中には、上述のような粒子径の導電性
粒子1が300〜650個/mm2、好ましくは320
〜600個/mm2の分散密度で分散されている。
絶縁性接着剤12中には、上述のような粒子径の導電性
粒子1が300〜650個/mm2、好ましくは320
〜600個/mm2の分散密度で分散されている。
【0022】特に、この異方導電性接着材11を、後述
のように、樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との熱圧着接続に用いる場合、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径を20μm程度の
ものにし、導電性粒子1の分散密度を320〜600個
/mm2程度のものにするのが好ましい。
のように、樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との熱圧着接続に用いる場合、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径を20μm程度の
ものにし、導電性粒子1の分散密度を320〜600個
/mm2程度のものにするのが好ましい。
【0023】すなわち、異方導電性接着材11を、後述
のように、樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との熱圧着接続に用いる場合、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径が大きい方が電極
(例えば液晶表示素子の外部引き出し用配線電極(ITO
電極))のクラックは発生しにくい。しかし、異方導電性
接着材11に用いられる導電性粒子1の粒子径が大きす
ぎると、同一基板上の隣接する電極パターン間のショー
ト防止のため分散密度を低下させる必要があるが、導電
性粒子1の分散密度を低下させると、樹脂基板を用いた
液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デバイス
用のフレキシブル配線電極端子との間に存在する導電性
粒子1の個数に相当のばらつき等が生じ、樹脂基板を用
いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デバ
イス用のフレキシブル配線電極端子とに均質な導電接着
を施すことが難かしくなる。すなわち、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブ
ル配線電極端子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保す
ることが難しくなる。
のように、樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との熱圧着接続に用いる場合、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径が大きい方が電極
(例えば液晶表示素子の外部引き出し用配線電極(ITO
電極))のクラックは発生しにくい。しかし、異方導電性
接着材11に用いられる導電性粒子1の粒子径が大きす
ぎると、同一基板上の隣接する電極パターン間のショー
ト防止のため分散密度を低下させる必要があるが、導電
性粒子1の分散密度を低下させると、樹脂基板を用いた
液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デバイス
用のフレキシブル配線電極端子との間に存在する導電性
粒子1の個数に相当のばらつき等が生じ、樹脂基板を用
いた液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と所定デバ
イス用のフレキシブル配線電極端子とに均質な導電接着
を施すことが難かしくなる。すなわち、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブ
ル配線電極端子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保す
ることが難しくなる。
【0024】特に、液晶表示素子の外部引き出し用配線
電極が150〜400μm程度のピッチのものとなって
いる場合、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極にク
ラックを生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極
パターン間のショート防止し、液晶表示素子の外部引き
出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電
極端子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保するために
は、異方導電性接着材11に用いられる導電性粒子1の
粒子径を20μm程度のものにするのが望ましく、ま
た、このときの分散密度を320〜600個/mm2程
度のものにするのが望ましい。
電極が150〜400μm程度のピッチのものとなって
いる場合、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極にク
ラックを生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極
パターン間のショート防止し、液晶表示素子の外部引き
出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電
極端子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保するために
は、異方導電性接着材11に用いられる導電性粒子1の
粒子径を20μm程度のものにするのが望ましく、ま
た、このときの分散密度を320〜600個/mm2程
度のものにするのが望ましい。
【0025】より具体的に、上記の分散密度320〜6
00個/mm2程度のものは、導電性粒子1の分散性を
考慮し、隣接パターン間ショート発生防止に対する上限
値(600個/mm2)と接続抵抗信頼性確保のための下
限値(320個/mm2)とにより決定されたものであ
る。実際、本願の発明者は、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極が200μmピッチのものとなっている場
合において、異方導電性接着材11に含まれる導電性粒
子1の分散密度の上限値と下限値とを評価した。この結
果、同一基板上の隣接電極パターン間ショート不良発生
確率の目標値を10-9(表示容量VGA(Video Graphics
Array)に対する不良率1 ppm)とすると、導電性粒
子1の分散密度の上限値は約600個/mm2と予測で
きた。一方、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と
所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子との間の接
続抵抗信頼性を確保するためには、1つの電極端子当た
り5個以上の導電性粒子が必要であることがわかった。
この1つの電極端子上の導電性粒子の個数が5個未満と
なる不良確率の目標値を10-9とすると、分散密度の下
限値は約320個/mm2と予測できた。これより、導
電性粒子1の分散密度を320〜600個/mm2程度
の範囲内に設定することで、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との接続部の高信頼性を確保することができる。
00個/mm2程度のものは、導電性粒子1の分散性を
考慮し、隣接パターン間ショート発生防止に対する上限
値(600個/mm2)と接続抵抗信頼性確保のための下
限値(320個/mm2)とにより決定されたものであ
る。実際、本願の発明者は、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極が200μmピッチのものとなっている場
合において、異方導電性接着材11に含まれる導電性粒
子1の分散密度の上限値と下限値とを評価した。この結
果、同一基板上の隣接電極パターン間ショート不良発生
確率の目標値を10-9(表示容量VGA(Video Graphics
Array)に対する不良率1 ppm)とすると、導電性粒
子1の分散密度の上限値は約600個/mm2と予測で
きた。一方、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極と
所定デバイス用のフレキシブル配線電極端子との間の接
続抵抗信頼性を確保するためには、1つの電極端子当た
り5個以上の導電性粒子が必要であることがわかった。
この1つの電極端子上の導電性粒子の個数が5個未満と
なる不良確率の目標値を10-9とすると、分散密度の下
限値は約320個/mm2と予測できた。これより、導
電性粒子1の分散密度を320〜600個/mm2程度
の範囲内に設定することで、液晶表示素子の外部引き出
し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との接続部の高信頼性を確保することができる。
【0026】さらに、本発明において、異方導電性接着
材11に含有されている導電性粒子1は、これに圧縮荷
重を加えたときの圧縮変形特性が図3にC1で示すよう
な特徴を具備しているのが良い。なお、図3には、従来
の一般的な導電性粒子の圧縮変形特性C2あるいはC3も
示されている。なお、図3に示す圧縮変形特性は、常温
(例えば、室温23℃)下で、粒子に圧縮加重Fを加えた
ときの粒子の圧縮変形量S(mm)(あるいは圧縮変形率
(%))として求められる。
材11に含有されている導電性粒子1は、これに圧縮荷
重を加えたときの圧縮変形特性が図3にC1で示すよう
な特徴を具備しているのが良い。なお、図3には、従来
の一般的な導電性粒子の圧縮変形特性C2あるいはC3も
示されている。なお、図3に示す圧縮変形特性は、常温
(例えば、室温23℃)下で、粒子に圧縮加重Fを加えた
ときの粒子の圧縮変形量S(mm)(あるいは圧縮変形率
(%))として求められる。
【0027】図4(a)には、圧縮加重Fを加える前の導
電性粒子の状態が示され、図4(b)には、圧縮加重Fを
加えたときの導電性粒子の状態が示されており、図4
(a),(b)から、導電性粒子の圧縮変形量S(mm),圧
縮変形率(%)は、圧縮加重Fを加える前の粒子径をx0
とし、圧縮加重Fを加えたときの圧縮方向粒子径をxと
するとき、圧縮変形量S(mm)=(x0−x),圧縮変形
率(%)=(x0−x)/xとして求められる。なお、図3
の例では、導電性粒子として、圧縮加重Fを加える前の
粒子径x0が約20μm程度のものを用いている。
電性粒子の状態が示され、図4(b)には、圧縮加重Fを
加えたときの導電性粒子の状態が示されており、図4
(a),(b)から、導電性粒子の圧縮変形量S(mm),圧
縮変形率(%)は、圧縮加重Fを加える前の粒子径をx0
とし、圧縮加重Fを加えたときの圧縮方向粒子径をxと
するとき、圧縮変形量S(mm)=(x0−x),圧縮変形
率(%)=(x0−x)/xとして求められる。なお、図3
の例では、導電性粒子として、圧縮加重Fを加える前の
粒子径x0が約20μm程度のものを用いている。
【0028】図3を参照すると、圧縮変形特性がC2の
従来の導電性粒子は、圧縮荷重(gf/粒子)が増加する
と、弾性的に変形するが、圧縮荷重に対する圧縮変形
量,圧縮変形率が大きい特性のものとなっている。すな
わち、軟らかい弾性球としての特性を有している。
従来の導電性粒子は、圧縮荷重(gf/粒子)が増加する
と、弾性的に変形するが、圧縮荷重に対する圧縮変形
量,圧縮変形率が大きい特性のものとなっている。すな
わち、軟らかい弾性球としての特性を有している。
【0029】また、圧縮変形特性がC3の従来の導電性
粒子も、圧縮荷重(gf/粒子)が増加すると、弾性的に
変形するが、この導電性粒子は、圧縮荷重に対する圧縮
変形量,圧縮変形率が小さい特性のものとなっている。
すなわち、硬い弾性球としての特性を有している。
粒子も、圧縮荷重(gf/粒子)が増加すると、弾性的に
変形するが、この導電性粒子は、圧縮荷重に対する圧縮
変形量,圧縮変形率が小さい特性のものとなっている。
すなわち、硬い弾性球としての特性を有している。
【0030】これに対し、本発明の導電性粒子1をC1
の圧縮変形特性のものとする場合、本発明の導電性粒子
1は、初期の圧縮荷重Fにおいて(図3の例では、常温
下で、圧縮荷重Fが2gf/粒子〜3gf/粒子まで
は)、圧縮変形特性がC3の従来の導電性粒子とほぼ同様
の硬度の弾性特性を有しているが(硬い弾性球としての
特性を有しているが)、圧縮荷重が2gf/粒子〜3g
f/粒子の荷重値に達した時点で(初期の段階で)、圧潰
し塑性変形する。なお、ここで、圧潰とは、圧力により
導電性粒子1が塑性的に潰れ(塑性変形し)、圧力を解除
しても元の形態には戻らない状態になることを意味す
る。
の圧縮変形特性のものとする場合、本発明の導電性粒子
1は、初期の圧縮荷重Fにおいて(図3の例では、常温
下で、圧縮荷重Fが2gf/粒子〜3gf/粒子まで
は)、圧縮変形特性がC3の従来の導電性粒子とほぼ同様
の硬度の弾性特性を有しているが(硬い弾性球としての
特性を有しているが)、圧縮荷重が2gf/粒子〜3g
f/粒子の荷重値に達した時点で(初期の段階で)、圧潰
し塑性変形する。なお、ここで、圧潰とは、圧力により
導電性粒子1が塑性的に潰れ(塑性変形し)、圧力を解除
しても元の形態には戻らない状態になることを意味す
る。
【0031】換言すれば、本発明の導電性粒子1をC1
の圧縮変形特性のものとする場合、本発明の導電性粒子
1は、図3からわかるように、圧縮荷重を加えるとき、
該導電性粒子1の圧縮変形率が5〜40%の範囲におい
て、圧縮変形率が急激に増加する変曲点を有している。
の圧縮変形特性のものとする場合、本発明の導電性粒子
1は、図3からわかるように、圧縮荷重を加えるとき、
該導電性粒子1の圧縮変形率が5〜40%の範囲におい
て、圧縮変形率が急激に増加する変曲点を有している。
【0032】より詳しくは、導電性粒子の圧縮変形特性
を評価するための値(硬さ評価の指標)として、K値を用
いることができる。すなわち、Fを圧縮荷重(kgf)と
し、Sを圧縮変形量(mm)とし、Rを粒子半径(mm)と
して、導電性粒子1個の圧縮弾性変形特性を、次式(数
1)で表わす場合、C1の圧縮変形特性の導電性粒子1
は、圧縮変形率が40%であるときのK値が10〜10
0(kgf/mm2)となっている。
を評価するための値(硬さ評価の指標)として、K値を用
いることができる。すなわち、Fを圧縮荷重(kgf)と
し、Sを圧縮変形量(mm)とし、Rを粒子半径(mm)と
して、導電性粒子1個の圧縮弾性変形特性を、次式(数
1)で表わす場合、C1の圧縮変形特性の導電性粒子1
は、圧縮変形率が40%であるときのK値が10〜10
0(kgf/mm2)となっている。
【0033】
【数1】 K=(3/21/2)・(S-3/2)・(R-1/2)・F
【0034】なお、上記数1は、次のようにして導かれ
たものである。すなわち、一般に、弾性球の圧縮加重と
変形量との関係式は、Eを圧縮弾性率(kgf/mm2)
とし、σをポアソン比とするとき、シュルツの式の応用
により次式(数2)で近似的に得られる。
たものである。すなわち、一般に、弾性球の圧縮加重と
変形量との関係式は、Eを圧縮弾性率(kgf/mm2)
とし、σをポアソン比とするとき、シュルツの式の応用
により次式(数2)で近似的に得られる。
【0035】
【数2】 F=(21/2/3)(S3/2)(R1/2)(E)/(1−σ2)
【0036】ここで、K=(E)/(1−σ2)と定義する
と、数1が導かれる。そして、数1において、実測値
F,S,RによりK値を求めることができる。
と、数1が導かれる。そして、数1において、実測値
F,S,RによりK値を求めることができる。
【0037】この場合、圧縮変形特性がC1の導電性粒
子1は、圧縮変形率が40%であるときのK値が10〜
100(kgf/mm2)であるので、圧縮変形率が上記
例では40%に達するまでの初期荷重の段階で、硬い弾
性球としての特性を有している。
子1は、圧縮変形率が40%であるときのK値が10〜
100(kgf/mm2)であるので、圧縮変形率が上記
例では40%に達するまでの初期荷重の段階で、硬い弾
性球としての特性を有している。
【0038】そして、圧縮変形特性がC1の導電性粒子
1は、すなわち、圧縮荷重が比較的小さい初期の段階で
は、上記のように硬い弾性球としての特性を有している
が、圧縮荷重がある程度大きくなると、急激に圧潰し、
塑性変形する特性を有している。すなわち、粒子変形率
が5乃至40%の範囲内において、圧縮変形率が急激に
増加する変曲点を有している。
1は、すなわち、圧縮荷重が比較的小さい初期の段階で
は、上記のように硬い弾性球としての特性を有している
が、圧縮荷重がある程度大きくなると、急激に圧潰し、
塑性変形する特性を有している。すなわち、粒子変形率
が5乃至40%の範囲内において、圧縮変形率が急激に
増加する変曲点を有している。
【0039】このように、本発明の導電性粒子1は、芯
材粒子2が、所定の樹脂材料で形成され、また、導電性
層3が、芯材粒子2の表面全面に所定の金属材料がコー
ティングされて形成されており、圧縮荷重が2gf/粒
子〜3gf/粒子の荷重値で導電性粒子1が圧潰し、塑
性変形することにより、圧縮変形率が急激に増加する変
曲点を有しているものとなっているのが良い。
材粒子2が、所定の樹脂材料で形成され、また、導電性
層3が、芯材粒子2の表面全面に所定の金属材料がコー
ティングされて形成されており、圧縮荷重が2gf/粒
子〜3gf/粒子の荷重値で導電性粒子1が圧潰し、塑
性変形することにより、圧縮変形率が急激に増加する変
曲点を有しているものとなっているのが良い。
【0040】すなわち、上記圧縮変形特性をもつ導電性
粒子1は、異方導電性接着材11を用いて電極間などを
加熱圧着する際に、確実に圧潰される粒子である。より
具体的に、本発明の導電性粒子1を形成する芯材粒子2
は、120〜170℃の温度で10〜30kg/cm2
の圧力で1〜10秒間加圧することにより確実に圧潰さ
れ、圧力を解除してもその形態はもとには戻らない特性
のものとなっているのが良い。
粒子1は、異方導電性接着材11を用いて電極間などを
加熱圧着する際に、確実に圧潰される粒子である。より
具体的に、本発明の導電性粒子1を形成する芯材粒子2
は、120〜170℃の温度で10〜30kg/cm2
の圧力で1〜10秒間加圧することにより確実に圧潰さ
れ、圧力を解除してもその形態はもとには戻らない特性
のものとなっているのが良い。
【0041】このような導電性粒子1の圧縮変形特性C
1は、これを導電性粒子1の芯材粒子2にもたせること
ができる。この場合、上記のような圧縮変形特性C1を
有する芯材粒子2は、無機材料あるいは有機材料で形成
することができる。また、このとき、芯材粒子2は、中
実粒子であっても中空粒子であってもよく、さらに、使
用しようとする芯材粒子の平均粒子径の1/3〜1/1
00程度の粒子径を有する微細粒子の凝集体であっても
良い。
1は、これを導電性粒子1の芯材粒子2にもたせること
ができる。この場合、上記のような圧縮変形特性C1を
有する芯材粒子2は、無機材料あるいは有機材料で形成
することができる。また、このとき、芯材粒子2は、中
実粒子であっても中空粒子であってもよく、さらに、使
用しようとする芯材粒子の平均粒子径の1/3〜1/1
00程度の粒子径を有する微細粒子の凝集体であっても
良い。
【0042】より具体的に、無機材料を用いて芯材粒子
を形成する場合、ガラス中空粒子、シリカ中空粒子、シ
ラス中空粒子、セラミック中空粒子、シリカ凝集粒子等
を使用することができる。
を形成する場合、ガラス中空粒子、シリカ中空粒子、シ
ラス中空粒子、セラミック中空粒子、シリカ凝集粒子等
を使用することができる。
【0043】このように、芯材粒子2として、上記のよ
うな無機材料を使用することもできるが、無機材料は比
較的硬質であることから、本発明では、芯材粒子2とし
て樹脂(ポリマー)粒子(例えば、プラスチック材料から
なる粒子)を使用することが好ましい。
うな無機材料を使用することもできるが、無機材料は比
較的硬質であることから、本発明では、芯材粒子2とし
て樹脂(ポリマー)粒子(例えば、プラスチック材料から
なる粒子)を使用することが好ましい。
【0044】導電性粒子1を形成する芯材粒子2のう
ち、樹脂粒子からなる芯材粒子は、例えば(メタ)アクリ
レート系樹脂,ポリスチレン系樹脂,スチレン−(メタ)
アクリル共重合樹脂,ウレタン系樹脂,エポキシ系樹
脂,ポリエステル樹脂等で形成することができる。
ち、樹脂粒子からなる芯材粒子は、例えば(メタ)アクリ
レート系樹脂,ポリスチレン系樹脂,スチレン−(メタ)
アクリル共重合樹脂,ウレタン系樹脂,エポキシ系樹
脂,ポリエステル樹脂等で形成することができる。
【0045】例えば(メタ)アクリレート系樹脂で芯材粒
子を形成する場合には、この(メタ)アクリル系樹脂は、
(メタ)アクリル酸エステルと、さらに必要によりこれと
共重合可能な反応性二重結合を有する化合物および二官
能あるいは多官能性モノマーとの共重合体であることが
好ましい。
子を形成する場合には、この(メタ)アクリル系樹脂は、
(メタ)アクリル酸エステルと、さらに必要によりこれと
共重合可能な反応性二重結合を有する化合物および二官
能あるいは多官能性モノマーとの共重合体であることが
好ましい。
【0046】また、ポリスチレン系樹脂で芯材粒子を形
成する場合には、このポリスチレン系樹脂は、スチレン
の誘導体と、さらに必要によりこれと共重合可能な反応
性二重結合を有する化合物および二官能あるいは多官能
性モノマーとの共重合体であることが好ましい。
成する場合には、このポリスチレン系樹脂は、スチレン
の誘導体と、さらに必要によりこれと共重合可能な反応
性二重結合を有する化合物および二官能あるいは多官能
性モノマーとの共重合体であることが好ましい。
【0047】しかしながら、通常の(メタ)アクリレート
系樹脂あるいはポリスチレン系樹脂では高架橋密度の場
合は圧縮破壊強度が高く、加熱圧着の際の圧力で導電性
粒子が圧潰するようにはならず、また未架橋あるいは低
架橋密度の場合には、圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf
/粒子よりも低い荷重値で、導電性粒子が圧潰し、良好
な性能が得られないので、こうした樹脂に適当な密度で
架橋構造を形成して圧縮破壊強度を前述の範囲内にする
(圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf/粒子の範囲の荷重
値に達した時点で導電性粒子が圧潰するようにする)。
系樹脂あるいはポリスチレン系樹脂では高架橋密度の場
合は圧縮破壊強度が高く、加熱圧着の際の圧力で導電性
粒子が圧潰するようにはならず、また未架橋あるいは低
架橋密度の場合には、圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf
/粒子よりも低い荷重値で、導電性粒子が圧潰し、良好
な性能が得られないので、こうした樹脂に適当な密度で
架橋構造を形成して圧縮破壊強度を前述の範囲内にする
(圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf/粒子の範囲の荷重
値に達した時点で導電性粒子が圧潰するようにする)。
【0048】また、芯材粒子が(メタ)アクリル系樹脂か
らなる芯材粒子を有する場合、この(メタ)アクリル系樹
脂としては、(メタ)アクリル酸エステルの(共)重合体が
好ましく、さらにこの(メタ)アクリル酸エステル系のモ
ノマーと他のモノマーとの共重合体を使用することもで
きる。
らなる芯材粒子を有する場合、この(メタ)アクリル系樹
脂としては、(メタ)アクリル酸エステルの(共)重合体が
好ましく、さらにこの(メタ)アクリル酸エステル系のモ
ノマーと他のモノマーとの共重合体を使用することもで
きる。
【0049】ここで、(メタ)アクリル酸エステル系のモ
ノマーの例としては、メチル(メタ)アクリレート,エチ
ル(メタ)アクリレート,プロピル(メタ)アクリレート,
ブチル(メタ)アクリレート,2-エチルヘキシル(メタ)
アクリレート,ラウリル(メタ)アクリレート,ステアリ
ル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)アクリレ
ート,2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート,2-プ
ロピル(メタ)アクリレート,クロロ-2-ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート,ジエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート,メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト,グリシジル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニ
ル(メタ)アクリレート,ジシクロペンテニル(メタ)アク
リレートおよびイソボロノル(メタ)アクリレート等を挙
げることができる。
ノマーの例としては、メチル(メタ)アクリレート,エチ
ル(メタ)アクリレート,プロピル(メタ)アクリレート,
ブチル(メタ)アクリレート,2-エチルヘキシル(メタ)
アクリレート,ラウリル(メタ)アクリレート,ステアリ
ル(メタ)アクリレート,シクロヘキシル(メタ)アクリレ
ート,2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート,2-プ
ロピル(メタ)アクリレート,クロロ-2-ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート,ジエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート,メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト,グリシジル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニ
ル(メタ)アクリレート,ジシクロペンテニル(メタ)アク
リレートおよびイソボロノル(メタ)アクリレート等を挙
げることができる。
【0050】また、導電性粒子を形成する芯材粒子がポ
リスチレン系樹脂である場合、スチレン系モノマーの具
体的な例としては、スチレン、メチルスチレン、ジメチ
ルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、ジ
エチルスチレン、トリエチルスチレン、プロピルスチレ
ン、ブチルスチレン、ヘキシルスチレン、ヘブチルスチ
レンおよびオクチルスチレン等のアルキルスチレン;フ
ロロスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、ジブ
ロモスチレン、ヨウドスチレンおよびクロロメチルスチ
レンなどのハロゲン化スチレン;ならびに、ニトロスチ
レン、アセチルスチレンおよびメトキシスチレンを挙げ
ることができる。
リスチレン系樹脂である場合、スチレン系モノマーの具
体的な例としては、スチレン、メチルスチレン、ジメチ
ルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、ジ
エチルスチレン、トリエチルスチレン、プロピルスチレ
ン、ブチルスチレン、ヘキシルスチレン、ヘブチルスチ
レンおよびオクチルスチレン等のアルキルスチレン;フ
ロロスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、ジブ
ロモスチレン、ヨウドスチレンおよびクロロメチルスチ
レンなどのハロゲン化スチレン;ならびに、ニトロスチ
レン、アセチルスチレンおよびメトキシスチレンを挙げ
ることができる。
【0051】芯材粒子は、上記のような(メタ)アクリル
系樹脂またはスチレン系樹脂のいずれかの樹脂単独で形
成されていることが好ましいが、これらの樹脂からなる
組成物から形成されていてもよい。また、上記(メタ)ア
クリル酸エステル系のモノマースチレン系のモノマーと
の共重合体であってもよい。
系樹脂またはスチレン系樹脂のいずれかの樹脂単独で形
成されていることが好ましいが、これらの樹脂からなる
組成物から形成されていてもよい。また、上記(メタ)ア
クリル酸エステル系のモノマースチレン系のモノマーと
の共重合体であってもよい。
【0052】さらに、この(メタ)アクリル系樹脂または
スチレン系樹脂には、上記のような(メタ)アクリル酸エ
ステル系のモノマーおよび/またはスチレン系のモノマ
ーとさらに必要により共重合可能な他のモノマーとが共
重合していても良い。
スチレン系樹脂には、上記のような(メタ)アクリル酸エ
ステル系のモノマーおよび/またはスチレン系のモノマ
ーとさらに必要により共重合可能な他のモノマーとが共
重合していても良い。
【0053】上記のような(メタ)アクリル酸エステル系
のモノマーあるいはスチレン系モノマーと共重合可能な
他のモノマーの例としては、ビニル系モノマー、不飽和
カルボン酸モノマーを挙げることができる。
のモノマーあるいはスチレン系モノマーと共重合可能な
他のモノマーの例としては、ビニル系モノマー、不飽和
カルボン酸モノマーを挙げることができる。
【0054】ここでビニル系モノマーの具体的な例とし
ては、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルカル
バゾール、ビニルアセテートおよびアクリロニトリル;
ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレン等の共役ジ
エンモノマー;塩化ビニルおよび臭化ビニル等のハロゲ
ン化ビニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルデ
ンを挙げることができる。
ては、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルカル
バゾール、ビニルアセテートおよびアクリロニトリル;
ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレン等の共役ジ
エンモノマー;塩化ビニルおよび臭化ビニル等のハロゲ
ン化ビニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルデ
ンを挙げることができる。
【0055】また、不飽和カルボン酸モノマーの具体的
な例としては、(メタ)アクリル酸、α−エチル(メタ)ア
クリル酸、クロトン酸、α−メチルクロトン酸、α−エ
チルクロトン酸、イソクロトン酸、チグリン酸およびウ
ンゲリカ酸等の付加重合性不飽和脂肪族モノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン
酸、メサコン酸、グリタコン酸およびヒドロムコン酸等
の付加重合性不飽和脂肪ジカルボン酸を挙げることがで
きる。
な例としては、(メタ)アクリル酸、α−エチル(メタ)ア
クリル酸、クロトン酸、α−メチルクロトン酸、α−エ
チルクロトン酸、イソクロトン酸、チグリン酸およびウ
ンゲリカ酸等の付加重合性不飽和脂肪族モノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン
酸、メサコン酸、グリタコン酸およびヒドロムコン酸等
の付加重合性不飽和脂肪ジカルボン酸を挙げることがで
きる。
【0056】このような樹脂芯材粒子に架橋構造を形成
するには、二官能性あるいは多官能性モノマーを使用す
る。二官能あるいは多官能性モノマーの例としては、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、1,1,1-トリスヒドロキシメチ
ルエタンジアクリレート、1,1,1-トリスヒドロキシ
メチルエタントリアクリレート、1,1,1-トリスヒド
ロキシメチルプロパントリアクリレートおよびジビニル
ベンゼンを挙げることができる。
するには、二官能性あるいは多官能性モノマーを使用す
る。二官能あるいは多官能性モノマーの例としては、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、1,1,1-トリスヒドロキシメチ
ルエタンジアクリレート、1,1,1-トリスヒドロキシ
メチルエタントリアクリレート、1,1,1-トリスヒド
ロキシメチルプロパントリアクリレートおよびジビニル
ベンゼンを挙げることができる。
【0057】特に、二官能あるいは多官能モノマーとし
て、ジビニルベンゼンを使用することが好ましい。芯材
粒子が(メタ)アクリル系樹脂で形成されている場合、
(メタ)アクリル酸エステル系のモノマーを、通常は20
〜100重量部、好ましい40〜100重量部、スチレ
ン系モノマーを、通常は0重量部以上20重量部未満、
好ましくは0〜15重量部、ビニル系モノマーを、通常
は0〜50重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は
0〜50重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用で
きる。
て、ジビニルベンゼンを使用することが好ましい。芯材
粒子が(メタ)アクリル系樹脂で形成されている場合、
(メタ)アクリル酸エステル系のモノマーを、通常は20
〜100重量部、好ましい40〜100重量部、スチレ
ン系モノマーを、通常は0重量部以上20重量部未満、
好ましくは0〜15重量部、ビニル系モノマーを、通常
は0〜50重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は
0〜50重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用で
きる。
【0058】また、芯材粒子がスチレン系樹脂の場合、
スチレン系モノマーを、通常は20〜100重量部、好
ましくは40〜100重量部、(メタ)アクリル酸エステ
ル系モノマーを、通常は0重量部以上20重量部未満、
好ましくは0〜15重量部、ビニル系モノマーを、通常
は0〜50重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は
0〜50重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用で
きる。
スチレン系モノマーを、通常は20〜100重量部、好
ましくは40〜100重量部、(メタ)アクリル酸エステ
ル系モノマーを、通常は0重量部以上20重量部未満、
好ましくは0〜15重量部、ビニル系モノマーを、通常
は0〜50重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は
0〜50重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用で
きる。
【0059】また、芯材粒子が(メタ)アクリル酸エステ
ル系モノマーとスチレン系モノマーとの共重合体である
場合は、(メタ)アクリル酸エステル系モノマーが、通常
は20〜80重量部、好ましくは40〜60重量部、ス
チレン系モノマーが、通常20〜80重量部、好ましく
は40〜60重量部、ビニル系モノマーを通常は0〜5
0重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は0〜50
重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用できる。
ル系モノマーとスチレン系モノマーとの共重合体である
場合は、(メタ)アクリル酸エステル系モノマーが、通常
は20〜80重量部、好ましくは40〜60重量部、ス
チレン系モノマーが、通常20〜80重量部、好ましく
は40〜60重量部、ビニル系モノマーを通常は0〜5
0重量部、不飽和カルボン酸モノマーを通常は0〜50
重量部の量で(共)重合させた共重合体が使用できる。
【0060】さらに、このような樹脂粒子に架橋構造を
形成するために二官能あるいは多官能モノマーを使用す
ることが好ましい。そして、芯材粒子の圧縮破壊強度を
本発明のようにするためには(圧縮荷重が2gf/粒子
〜3gf/粒子の範囲の荷重値に達した時点で導電性粒
子が圧潰するようにする)ためには、この二官能あるは
多官能モノマーの使用量を調整して適度に架橋構造を形
成する。具体的には上記のような圧縮破壊強度を達成す
るためには、二官能あるいは多官能モノマーを通常は
0.1〜50重量部、好ましくは1〜20重量部の量で
使用する。
形成するために二官能あるいは多官能モノマーを使用す
ることが好ましい。そして、芯材粒子の圧縮破壊強度を
本発明のようにするためには(圧縮荷重が2gf/粒子
〜3gf/粒子の範囲の荷重値に達した時点で導電性粒
子が圧潰するようにする)ためには、この二官能あるは
多官能モノマーの使用量を調整して適度に架橋構造を形
成する。具体的には上記のような圧縮破壊強度を達成す
るためには、二官能あるいは多官能モノマーを通常は
0.1〜50重量部、好ましくは1〜20重量部の量で
使用する。
【0061】また、樹脂粒子を懸濁重合で作成する際
に、保護コロイドとして粒子径1μm以下、好ましく
は、0.5μm以下の無機粒子を用いることにより、通
常は、球状の樹脂粒子に凹凸を与えることができる。
に、保護コロイドとして粒子径1μm以下、好ましく
は、0.5μm以下の無機粒子を用いることにより、通
常は、球状の樹脂粒子に凹凸を与えることができる。
【0062】上記の例は、単一の粒子の圧縮破壊強度を
所定の範囲内に調整する方法の一例であり、このような
二官能あるいは多官能モノマーを使用する方法に限ら
ず、他の方法を採用することもできる。例えば、本発明
で使用する芯材粒子の1/3〜1/100程度の粒子径
を有する樹脂粒子を製造し、これらを凝集させて平均粒
子径が2〜30μm程度の凝集粒子を製造する。こうし
た凝集粒子は、個々の粒子が吸着力等の比較的弱い係合
力で結合されており、このような凝集粒子の内圧縮破壊
強度が、4kgf/mm2以下、好ましくは3kgf/
mm2以下の粒子を使用することができる。
所定の範囲内に調整する方法の一例であり、このような
二官能あるいは多官能モノマーを使用する方法に限ら
ず、他の方法を採用することもできる。例えば、本発明
で使用する芯材粒子の1/3〜1/100程度の粒子径
を有する樹脂粒子を製造し、これらを凝集させて平均粒
子径が2〜30μm程度の凝集粒子を製造する。こうし
た凝集粒子は、個々の粒子が吸着力等の比較的弱い係合
力で結合されており、このような凝集粒子の内圧縮破壊
強度が、4kgf/mm2以下、好ましくは3kgf/
mm2以下の粒子を使用することができる。
【0063】また、中空樹脂粒子は例えば樹脂の厚さを
薄くすれば圧縮破壊強度を低くすることができ、中空樹
脂粒子の内で、例えば樹脂の厚さを薄くして圧縮破壊強
度を4kgf/mm2以下、好ましくは3kgf/mm2以下に調整し
た中空樹脂粒子を使用することができる。さらに、こう
した中空樹脂粒子の場合には、樹脂の厚さを調整する代
わりに、あるいは樹脂の厚さを調整すると共に、上述の
ように二官能あるいは多官能モノマーを共重合させるこ
とにより、圧縮破壊強度を調整することもできる。
薄くすれば圧縮破壊強度を低くすることができ、中空樹
脂粒子の内で、例えば樹脂の厚さを薄くして圧縮破壊強
度を4kgf/mm2以下、好ましくは3kgf/mm2以下に調整し
た中空樹脂粒子を使用することができる。さらに、こう
した中空樹脂粒子の場合には、樹脂の厚さを調整する代
わりに、あるいは樹脂の厚さを調整すると共に、上述の
ように二官能あるいは多官能モノマーを共重合させるこ
とにより、圧縮破壊強度を調整することもできる。
【0064】このように、導電性粒子1の芯材粒子2に
は、圧縮荷重を加えるとき、該導電性粒子の圧縮変形率
が5〜40%の範囲において、圧縮変形率が急激に増加
する変曲点を有する圧縮変形特性を具備するもの、換言
すれば、常温下で、圧縮荷重が1gf/粒子〜3gf/
粒子までは硬い弾性球としての特性を有しているが、圧
縮荷重が1gf/粒子〜3gf/粒子に達した時点で、
圧潰し、塑性変形する圧縮変形特性を有するものを用い
ることができる。
は、圧縮荷重を加えるとき、該導電性粒子の圧縮変形率
が5〜40%の範囲において、圧縮変形率が急激に増加
する変曲点を有する圧縮変形特性を具備するもの、換言
すれば、常温下で、圧縮荷重が1gf/粒子〜3gf/
粒子までは硬い弾性球としての特性を有しているが、圧
縮荷重が1gf/粒子〜3gf/粒子に達した時点で、
圧潰し、塑性変形する圧縮変形特性を有するものを用い
ることができる。
【0065】導電性粒子1(芯材粒子2)が、上記のよう
な圧縮変形特性をさらに具備している場合には、この導
電性粒子1を含有する異方導電性接着材(異方性導電膜,
異方性導電フィルム)を用いて、電極間を導電接着する
などの場合にも、電極あるいは基板を変形させたりある
いは電極あるいは基板に損傷を与えることを確実に防止
できる。
な圧縮変形特性をさらに具備している場合には、この導
電性粒子1を含有する異方導電性接着材(異方性導電膜,
異方性導電フィルム)を用いて、電極間を導電接着する
などの場合にも、電極あるいは基板を変形させたりある
いは電極あるいは基板に損傷を与えることを確実に防止
できる。
【0066】また、異方導電性接着材11に用いられる
導電性粒子1において、導電性層3は、導電性金属、こ
れらの金属を含有する合金、導電性セラミック、導電性
金属酸化物またはその他の導電性材料により形成するこ
とができる。
導電性粒子1において、導電性層3は、導電性金属、こ
れらの金属を含有する合金、導電性セラミック、導電性
金属酸化物またはその他の導電性材料により形成するこ
とができる。
【0067】導電性金属の例としては、Zn、Al、S
b、U、Cd、Ga、Ca、Au、Ag、Co、Sn、
Se、Fe、Cu、Th、Pb、Ni、Pd、Beおよ
びMgを挙げることができる。また上記金属は単独で用
いてもよいし、2種類以上を用いてもよく、さらに他の
元素、化合物(例えばハンダ)等を添加してもよい。導電
性セラミックの例としては、Vo2、Ru2O、SiC、
ZrO2、Ta2N、ZrN、NbN、VN、TiB2、
ZrB、HfB2、TaB2、MoB2、CrB2、B
4C、MoB、ZrC、VCおよびTiCを挙げること
ができる。また、上記以外の導電性材料としてカーボン
およびグラファイトのような炭素粒子、ならびにITO
等を挙げることができる。
b、U、Cd、Ga、Ca、Au、Ag、Co、Sn、
Se、Fe、Cu、Th、Pb、Ni、Pd、Beおよ
びMgを挙げることができる。また上記金属は単独で用
いてもよいし、2種類以上を用いてもよく、さらに他の
元素、化合物(例えばハンダ)等を添加してもよい。導電
性セラミックの例としては、Vo2、Ru2O、SiC、
ZrO2、Ta2N、ZrN、NbN、VN、TiB2、
ZrB、HfB2、TaB2、MoB2、CrB2、B
4C、MoB、ZrC、VCおよびTiCを挙げること
ができる。また、上記以外の導電性材料としてカーボン
およびグラファイトのような炭素粒子、ならびにITO
等を挙げることができる。
【0068】このような導電性材料の中でも、特に、導
電性層3に金を含有させることが好ましい。導電性層3
に金を含有させることにより、電気抵抗値が低くなると
共に、展延性が良好になり、良好な導電性を得ることが
できる。また、金は硬度が低いので、後述のように、こ
の導電性粒子1を含有する異方導電性接着材(異方性導
電膜,異方性導電フィルム)を用いて、電極間を導電接着
するなどの場合にも、電極などに損傷を与えることも少
ない。
電性層3に金を含有させることが好ましい。導電性層3
に金を含有させることにより、電気抵抗値が低くなると
共に、展延性が良好になり、良好な導電性を得ることが
できる。また、金は硬度が低いので、後述のように、こ
の導電性粒子1を含有する異方導電性接着材(異方性導
電膜,異方性導電フィルム)を用いて、電極間を導電接着
するなどの場合にも、電極などに損傷を与えることも少
ない。
【0069】特に、導電性層3として、図5に示すよう
に、例えば、ニッケル(Ni)金属層3aの表面に金(A
u)層3bが形成されたもの(金(Au)によって置換され
たもの)を用いるのが好ましい。
に、例えば、ニッケル(Ni)金属層3aの表面に金(A
u)層3bが形成されたもの(金(Au)によって置換され
たもの)を用いるのが好ましい。
【0070】上記のような各種の導電性層3は、蒸着
法、イオンスパッタリング法、無電解めっき法、溶射法
などの物理的方法、官能基を有する樹脂芯材表面に導電
性材料を科学的に結合させる化学的方法、界面活性剤等
を用いて芯材の表面に導電性材料を吸着させる方法、芯
材を形成する際に導電性粒子を反応系に共存させて芯材
の表面に導電性粒子を析出させながら芯材と導電性層と
を同時に形成する方法などにより形成することができ
る。特に無電解めっき法によりこの導電性層を形成する
ことが好ましく、無電解めっきの前処理工程でのパシジ
ウム濃度を従来の方法よりも高くする等により、無電解
めっき工程での酸化還元反応を促進すると良い。このよ
うな導電性層は単層である必要はなく、複数の層が積層
されていてもよい。
法、イオンスパッタリング法、無電解めっき法、溶射法
などの物理的方法、官能基を有する樹脂芯材表面に導電
性材料を科学的に結合させる化学的方法、界面活性剤等
を用いて芯材の表面に導電性材料を吸着させる方法、芯
材を形成する際に導電性粒子を反応系に共存させて芯材
の表面に導電性粒子を析出させながら芯材と導電性層と
を同時に形成する方法などにより形成することができ
る。特に無電解めっき法によりこの導電性層を形成する
ことが好ましく、無電解めっきの前処理工程でのパシジ
ウム濃度を従来の方法よりも高くする等により、無電解
めっき工程での酸化還元反応を促進すると良い。このよ
うな導電性層は単層である必要はなく、複数の層が積層
されていてもよい。
【0071】このような導電性層3の厚さは、通常は
0.01〜10.0μm、好ましくは0.05〜5μ
m、さらに好ましくは0.2〜2μmの範囲内にある。
この複合粒子の表面には、さらに絶縁性樹脂からなる絶
縁層が形成されていてもよい。絶縁層を形成する方法と
して例えば、ハイブリダイゼーションシステムによりポ
リフッ化ビニリデンからなる不連続な絶縁層を形成する
方法の例を示すと、導電性粒子100重量部に対して2
〜8重量部のポリフッ化ビニリデンを用い、85〜11
5℃の温度で5〜10分間処理する。この絶縁層の厚さ
は通常は0.1〜0.5μm程度である。なお、この絶
縁層は導電性粒子の表面を不完全に被覆するものであっ
てもよい。
0.01〜10.0μm、好ましくは0.05〜5μ
m、さらに好ましくは0.2〜2μmの範囲内にある。
この複合粒子の表面には、さらに絶縁性樹脂からなる絶
縁層が形成されていてもよい。絶縁層を形成する方法と
して例えば、ハイブリダイゼーションシステムによりポ
リフッ化ビニリデンからなる不連続な絶縁層を形成する
方法の例を示すと、導電性粒子100重量部に対して2
〜8重量部のポリフッ化ビニリデンを用い、85〜11
5℃の温度で5〜10分間処理する。この絶縁層の厚さ
は通常は0.1〜0.5μm程度である。なお、この絶
縁層は導電性粒子の表面を不完全に被覆するものであっ
てもよい。
【0072】このように、本発明の導電性粒子1におい
て、導電性層3には、任意の導電性材料を用いることが
でき、また、これを任意の層構成のものとすることがで
きる。
て、導電性層3には、任意の導電性材料を用いることが
でき、また、これを任意の層構成のものとすることがで
きる。
【0073】さらに、異方導電性接着材11の絶縁性接
着剤12中に含有されている導電性粒子1は、該異方導
電性接着材11を用いて複数の導電性部材(例えば、2
つの配線パターン)間を導電接着するため導電性部材間
の異方導電性接着材に所定の圧縮荷重を加えるときに、
導電性粒子1の表面の凹凸が導電性粒子と導電性部材と
の間に介在する絶縁性接着剤を排除して導電性部材に達
するのに十分な程度のものに形成されているのが良い。
着剤12中に含有されている導電性粒子1は、該異方導
電性接着材11を用いて複数の導電性部材(例えば、2
つの配線パターン)間を導電接着するため導電性部材間
の異方導電性接着材に所定の圧縮荷重を加えるときに、
導電性粒子1の表面の凹凸が導電性粒子と導電性部材と
の間に介在する絶縁性接着剤を排除して導電性部材に達
するのに十分な程度のものに形成されているのが良い。
【0074】図6(a),(b)には、表面に上記のような
凹凸を有する導電性粒子1の構成例が示されている。先
ず、図6(a)を参照すると、導電性粒子1の表面の凹凸
6は、その深さが例えば0.05〜2μmの範囲のもの
となっており、また、凹凸6の凸部の表面密度が100
0〜500000個/mm2の範囲のものとなってい
る。
凹凸を有する導電性粒子1の構成例が示されている。先
ず、図6(a)を参照すると、導電性粒子1の表面の凹凸
6は、その深さが例えば0.05〜2μmの範囲のもの
となっており、また、凹凸6の凸部の表面密度が100
0〜500000個/mm2の範囲のものとなってい
る。
【0075】より具体的に、この導電性粒子1は、図6
(b)に示すように、表面の凹凸6が、導電性層3の凹凸
によって画定されるものとなっている。
(b)に示すように、表面の凹凸6が、導電性層3の凹凸
によって画定されるものとなっている。
【0076】図7(a),(b)は、本発明の導電性粒子1
の一例を示す写真である。なお、図8(a),(b)には図
7(a),(b)の導電性粒子1と比較するための在来の導
電性粒子(表面に凹凸が差程ない導電性粒子)の一例の写
真も示されている。なお、図7(a),(b),図8(a),
(b)は、20μmの粒子径の導電性粒子を、約4000
倍の倍率で撮影したものである。
の一例を示す写真である。なお、図8(a),(b)には図
7(a),(b)の導電性粒子1と比較するための在来の導
電性粒子(表面に凹凸が差程ない導電性粒子)の一例の写
真も示されている。なお、図7(a),(b),図8(a),
(b)は、20μmの粒子径の導電性粒子を、約4000
倍の倍率で撮影したものである。
【0077】ここで、図7(a),(b)に示す本発明の導
電性粒子1は、芯材粒子2にポリスチレンを用い、ま
た、導電性層3には、ポリスチレンの芯材粒子2に無電
解めっきの前処理工程でのパラジウム濃度を従来公知の
方法の2倍の濃度で行ない、無電解Niめっきし、さら
に、表面をAu置換めっきしたものを用いている。
電性粒子1は、芯材粒子2にポリスチレンを用い、ま
た、導電性層3には、ポリスチレンの芯材粒子2に無電
解めっきの前処理工程でのパラジウム濃度を従来公知の
方法の2倍の濃度で行ない、無電解Niめっきし、さら
に、表面をAu置換めっきしたものを用いている。
【0078】また、図8(a),(b)に示す在来の導電性
粒子1は、導電性層3を従来公知の無電解Niめっきを
して作製したものである。
粒子1は、導電性層3を従来公知の無電解Niめっきを
して作製したものである。
【0079】このような導電性材料,作製工程の相違に
より、図7(a),(b)の本発明の導電性粒子1は、図8
(a),(b)の在来の導電性粒子と比較して、表面に十分
な深さおよび表面密度の凹凸を有しており、図7(a),
(b)の本発明の導電性粒子を絶縁性接着剤中に含有させ
て異方導電性接着材とし、該異方導電性接着材を用いて
複数の導電性部材(例えば、配線パターン)間を導電接着
するため導電性部材間の異方導電性接着材に所定の圧縮
荷重を加えるときに、導電性粒子1の表面の凹凸6が導
電性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁性接着剤を
排除して導電性部材に達することができ、従って、絶縁
性接着剤が存在する場合にも、導電性粒子1と導電性部
材(例えば、配線パターン)との間で確実に導電接続を図
ることができる。
より、図7(a),(b)の本発明の導電性粒子1は、図8
(a),(b)の在来の導電性粒子と比較して、表面に十分
な深さおよび表面密度の凹凸を有しており、図7(a),
(b)の本発明の導電性粒子を絶縁性接着剤中に含有させ
て異方導電性接着材とし、該異方導電性接着材を用いて
複数の導電性部材(例えば、配線パターン)間を導電接着
するため導電性部材間の異方導電性接着材に所定の圧縮
荷重を加えるときに、導電性粒子1の表面の凹凸6が導
電性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁性接着剤を
排除して導電性部材に達することができ、従って、絶縁
性接着剤が存在する場合にも、導電性粒子1と導電性部
材(例えば、配線パターン)との間で確実に導電接続を図
ることができる。
【0080】また、図1の異方導電性接着材11におい
て、絶縁性接着剤12としては、例えば(メタ)アクリル
系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリエステル系接着剤、
ウレタン系接着剤およびゴム系接着剤を用いることがで
きる。特に本発明においては(メタ)アクリル系樹脂接着
剤を使用することが好ましい。
て、絶縁性接着剤12としては、例えば(メタ)アクリル
系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリエステル系接着剤、
ウレタン系接着剤およびゴム系接着剤を用いることがで
きる。特に本発明においては(メタ)アクリル系樹脂接着
剤を使用することが好ましい。
【0081】このアクリル系樹脂接着剤例としては、
(メタ)アクリル酸エステルと、これと共重合可能な反応
性二重結合を有する化合物との共重合体を挙げることが
できる。ここで使用される(メタ)アクリル酸エステルの
例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、クロロ-2-ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレートおよびグリシジル
(メタ)アクリレートを挙げることができる。
(メタ)アクリル酸エステルと、これと共重合可能な反応
性二重結合を有する化合物との共重合体を挙げることが
できる。ここで使用される(メタ)アクリル酸エステルの
例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、クロロ-2-ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレートおよびグリシジル
(メタ)アクリレートを挙げることができる。
【0082】上記のような(メタ)アクリル酸エステルと
共重合可能な反応性二重結合を有する化合物の例として
は、不飽和カルボン酸モノマー、スチレン系モノマーお
よびビニル系モノマー等を挙げることができる。
共重合可能な反応性二重結合を有する化合物の例として
は、不飽和カルボン酸モノマー、スチレン系モノマーお
よびビニル系モノマー等を挙げることができる。
【0083】ここで、不飽和カルボン酸モノマーの例と
しては、アクリル酸、(メタ)アクリル酸、α-エチルア
クリル酸、クロトン酸、α-メチルクロトン酸、α-エチ
ルクロトン酸、イソクロトン酸、チグリン酸およびウン
ゲリカ酸などの付加重合性不飽和脂肪族モノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン
酸、メサコン酸、グルタコン酸およびジヒドロムコン酸
などの付加重合性不飽和脂肪族ジカルボン酸をあげるこ
とができる。
しては、アクリル酸、(メタ)アクリル酸、α-エチルア
クリル酸、クロトン酸、α-メチルクロトン酸、α-エチ
ルクロトン酸、イソクロトン酸、チグリン酸およびウン
ゲリカ酸などの付加重合性不飽和脂肪族モノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン
酸、メサコン酸、グルタコン酸およびジヒドロムコン酸
などの付加重合性不飽和脂肪族ジカルボン酸をあげるこ
とができる。
【0084】また、スチレン系モノマーの例としては、
スチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメ
チルスチレン、エチルスチレン、ジエチルスチレン、ト
リエチルスチレン、プロピルスチレン、ブチルスチレ
ン、ヘキシルスチレン、ヘプチルスチレンおよびオクチ
ルスチレン等のアルキルスチレン;フロロスチレン、ク
ロロスチレン、ブロモスチレン、ジブロモスチレンおよ
びヨードスチレンなどのハロゲン化スチレン;さらに、
ニトロスチレン、アセチルスチレンおよびメトキシスチ
レンを挙げることができる。
スチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメ
チルスチレン、エチルスチレン、ジエチルスチレン、ト
リエチルスチレン、プロピルスチレン、ブチルスチレ
ン、ヘキシルスチレン、ヘプチルスチレンおよびオクチ
ルスチレン等のアルキルスチレン;フロロスチレン、ク
ロロスチレン、ブロモスチレン、ジブロモスチレンおよ
びヨードスチレンなどのハロゲン化スチレン;さらに、
ニトロスチレン、アセチルスチレンおよびメトキシスチ
レンを挙げることができる。
【0085】さらに、ビニル系モノマーの例としては、
ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルカルパゾー
ル、ジビニルベンゼン、ビニルアセテートおよびアクリ
ロニトリル;ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレ
ン等の共役ジエンモノマー;塩化ビニルおよび臭化ビニ
ル等のハロゲン化ビニル;塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニリデンを挙げることができる。
ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルカルパゾー
ル、ジビニルベンゼン、ビニルアセテートおよびアクリ
ロニトリル;ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレ
ン等の共役ジエンモノマー;塩化ビニルおよび臭化ビニ
ル等のハロゲン化ビニル;塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニリデンを挙げることができる。
【0086】(メタ)アクリル系樹脂接着剤は、上記の
(メタ)アクリル酸エステルを通常は60〜90重量部、
これ以外のモノマーを通常は10〜40重量部の量で共
重合させて製造される。
(メタ)アクリル酸エステルを通常は60〜90重量部、
これ以外のモノマーを通常は10〜40重量部の量で共
重合させて製造される。
【0087】このようなアクリル系接着剤は、通常の方
法により製造することができる。例えば上記単量体を有
機溶剤に溶解または分散させ、この溶液または分散液を
窒素ガスのような不活性ガス置換された反応器中で反応
させることにより製造することができる。ここで使用さ
れる有機溶媒の例としては、トルエンおよびキシレン等
の芳香族炭化水素類、n-ヘキサン等の脂肪族炭化水素
類、酢酸エチルおよび酢酸ブチル等のエステル類、n-
プロピルアルコールおよびi-プロピルアルコール等の
脂肪族アルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンおよびシクロヘキサノン等のケトン類を挙
げることができる。上記反応で有機溶媒は(メタ)アクリ
ル系樹脂接着剤形成原料100重量部に対して、通常
は、100〜250重量部の量で使用される。
法により製造することができる。例えば上記単量体を有
機溶剤に溶解または分散させ、この溶液または分散液を
窒素ガスのような不活性ガス置換された反応器中で反応
させることにより製造することができる。ここで使用さ
れる有機溶媒の例としては、トルエンおよびキシレン等
の芳香族炭化水素類、n-ヘキサン等の脂肪族炭化水素
類、酢酸エチルおよび酢酸ブチル等のエステル類、n-
プロピルアルコールおよびi-プロピルアルコール等の
脂肪族アルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンおよびシクロヘキサノン等のケトン類を挙
げることができる。上記反応で有機溶媒は(メタ)アクリ
ル系樹脂接着剤形成原料100重量部に対して、通常
は、100〜250重量部の量で使用される。
【0088】この反応は、重合開始剤の存在下に加熱す
ることにより行なわれる。ここで使用される反応開始剤
の例としては、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイ
ルパーオキサイド、ジ-tert-ブチルパーオキサイドおよ
びクメンハイドロパーオキサイド等を挙げることができ
る。この重合開始剤は、原料モノマー100重量部に対
して通常は0.01〜5重量部の量で使用される。
ることにより行なわれる。ここで使用される反応開始剤
の例としては、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイ
ルパーオキサイド、ジ-tert-ブチルパーオキサイドおよ
びクメンハイドロパーオキサイド等を挙げることができ
る。この重合開始剤は、原料モノマー100重量部に対
して通常は0.01〜5重量部の量で使用される。
【0089】上記のような有機溶剤中における重合反応
は、反応液を通常は60〜75℃に加熱し、通常は2〜
10時間、好ましくは4〜8時間行なわれる。こうして
製造された(メタ)アクリル系樹脂接着剤の重量平均分子
量は通常は10万〜100万の範囲内にある。
は、反応液を通常は60〜75℃に加熱し、通常は2〜
10時間、好ましくは4〜8時間行なわれる。こうして
製造された(メタ)アクリル系樹脂接着剤の重量平均分子
量は通常は10万〜100万の範囲内にある。
【0090】このようなアクリル系接着剤中にはアルキ
ルフェノール、テルペンフェノール、変性ロジン、キシ
レン樹脂のような熱可塑性樹脂を配合してもよく、また
エポキシ樹脂等の反応硬化性樹脂を配合しても良く、さ
らにこうした反応硬化性樹脂のイミダゾール化合物のよ
うな硬化剤を配合することもできる。
ルフェノール、テルペンフェノール、変性ロジン、キシ
レン樹脂のような熱可塑性樹脂を配合してもよく、また
エポキシ樹脂等の反応硬化性樹脂を配合しても良く、さ
らにこうした反応硬化性樹脂のイミダゾール化合物のよ
うな硬化剤を配合することもできる。
【0091】さらに、本発明で使用される絶縁性接着剤
12中には、フィラーを配合することが好ましい。ここ
でフィラーとしては絶縁性無機粒子が好ましく、この例
としては、酸化チタン、二酸化珪素、炭酸カルシウム、
リン酸カルシウム、酸化アルミニウムおよび酸化アンチ
モンを挙げることができる。この絶縁性無機粒子は、通
常は0.01〜5μmの平均粒子径を有している。この
絶縁性無機粒子は単独であるいは組み合わせて使用する
ことができる。
12中には、フィラーを配合することが好ましい。ここ
でフィラーとしては絶縁性無機粒子が好ましく、この例
としては、酸化チタン、二酸化珪素、炭酸カルシウム、
リン酸カルシウム、酸化アルミニウムおよび酸化アンチ
モンを挙げることができる。この絶縁性無機粒子は、通
常は0.01〜5μmの平均粒子径を有している。この
絶縁性無機粒子は単独であるいは組み合わせて使用する
ことができる。
【0092】この絶縁性無機粒子は、接着剤中の樹脂成
分100重量部に対して、通常は10〜100重量部、
好ましくは50〜80重量部の量で使用される。
分100重量部に対して、通常は10〜100重量部、
好ましくは50〜80重量部の量で使用される。
【0093】フィラーとしてこの絶縁性無機粒子を上記
の量で配合することにより、接着剤12の流動性を調整
することができ、接着後に加熱しても接着剤12が逆流
して導通性を阻害することが少なくなる。また、例えば
2枚の基板を対面させて、各基板上の配線パターン間を
導電接着する際に、基板の端部からの接着剤12のはみ
だしを防止することができる。このようにシリコン樹脂
粉末および/または二酸化珪素を使用することにより、
本発明の異方導電性接着材11の耐応力に対する接着信
頼性および導通信頼性が向上する。
の量で配合することにより、接着剤12の流動性を調整
することができ、接着後に加熱しても接着剤12が逆流
して導通性を阻害することが少なくなる。また、例えば
2枚の基板を対面させて、各基板上の配線パターン間を
導電接着する際に、基板の端部からの接着剤12のはみ
だしを防止することができる。このようにシリコン樹脂
粉末および/または二酸化珪素を使用することにより、
本発明の異方導電性接着材11の耐応力に対する接着信
頼性および導通信頼性が向上する。
【0094】このように、本発明の異方導電性接着材1
1(異方性導電膜,異方性導電フィルム)は、上記各成分
を混合することにより製造することができる。
1(異方性導電膜,異方性導電フィルム)は、上記各成分
を混合することにより製造することができる。
【0095】また、本発明の異方導電性接着材11は、
これを異方性導電膜(フィルム)として構成する場合、膜
(シート)の厚さを10〜50μmの範囲内にすることが
好ましい。なお、本発明の異方導電性接着材11をシー
ト状にするには、例えば、ナイフコーター、コンマコー
ター、リバースロールコーターおよびグラビアコーター
等を使用することができる。
これを異方性導電膜(フィルム)として構成する場合、膜
(シート)の厚さを10〜50μmの範囲内にすることが
好ましい。なお、本発明の異方導電性接着材11をシー
ト状にするには、例えば、ナイフコーター、コンマコー
ター、リバースロールコーターおよびグラビアコーター
等を使用することができる。
【0096】シート状に形成された本発明の異方導電性
接着材11(すなわち、異方性導電膜)は、例えば図9に
示すようにして使用することができる。すなわち、図9
(a),(b)には、本発明の異方性導電膜を用いた基板の
接着例が模式的に示されている。
接着材11(すなわち、異方性導電膜)は、例えば図9に
示すようにして使用することができる。すなわち、図9
(a),(b)には、本発明の異方性導電膜を用いた基板の
接着例が模式的に示されている。
【0097】図9(a),(b)の例では、先ず、図9(a)
に示すように、表面に配線パターン(導電性部材)19
a,19bが形成された2枚の基板18a,18bを、
この間に配線パターン19a,19bが対面するように
配置し、この配線パターン19a,19bの間にシート
状に成形された本発明の異方導電性接着材11(異方性
導電膜)を挟み込む。なお、この異方性導電膜11は、
例えば、アクリル系接着剤からなる絶縁性接着剤12中
に、本発明の導電性粒子1が分散され、さらに、フィラ
ー16が分散されたものとなっている。
に示すように、表面に配線パターン(導電性部材)19
a,19bが形成された2枚の基板18a,18bを、
この間に配線パターン19a,19bが対面するように
配置し、この配線パターン19a,19bの間にシート
状に成形された本発明の異方導電性接着材11(異方性
導電膜)を挟み込む。なお、この異方性導電膜11は、
例えば、アクリル系接着剤からなる絶縁性接着剤12中
に、本発明の導電性粒子1が分散され、さらに、フィラ
ー16が分散されたものとなっている。
【0098】このように異方性導電膜11が配置された
基板18a,18bを、例えば120℃〜170℃の温
度下で、図9(a)に示す矢印方向に、30〜100kg
/cm2の圧力で加圧して接着すると、図9(b)に示す
ように、配線パターン19a,19bの間にある導電性
粒子1が最も高い圧力を受ける。このとき、この導電性
粒子1は、これと配線パターン19a,19bとの間に
絶縁性接着剤12が残っていても、導電性粒子1の表面
の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁
性接着剤を排除して配線パターン19a,19bに確実
に達し、これにより、導電性粒子1と配線パターン19
a,19bとの間で確実に導電接続を図ることができ
る。また、このとき、配線パターン19a,19bの間
にある導電性粒子1が最も高い圧力を受けるとき、この
導電性粒子1が圧潰する。導電性粒子1が圧潰した状態
を図10により詳細に示す。図10において、1bは圧
潰していない導電性粒子であり、1aが圧潰した導電性
粒子である。
基板18a,18bを、例えば120℃〜170℃の温
度下で、図9(a)に示す矢印方向に、30〜100kg
/cm2の圧力で加圧して接着すると、図9(b)に示す
ように、配線パターン19a,19bの間にある導電性
粒子1が最も高い圧力を受ける。このとき、この導電性
粒子1は、これと配線パターン19a,19bとの間に
絶縁性接着剤12が残っていても、導電性粒子1の表面
の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁
性接着剤を排除して配線パターン19a,19bに確実
に達し、これにより、導電性粒子1と配線パターン19
a,19bとの間で確実に導電接続を図ることができ
る。また、このとき、配線パターン19a,19bの間
にある導電性粒子1が最も高い圧力を受けるとき、この
導電性粒子1が圧潰する。導電性粒子1が圧潰した状態
を図10により詳細に示す。図10において、1bは圧
潰していない導電性粒子であり、1aが圧潰した導電性
粒子である。
【0099】この加熱圧着の際に基板にかかる圧力は、
一般に30〜100kg/cm2であるが、導電性粒子
1は、例えば10〜30kg/cm2の加圧で圧潰す
る。そして、配線パターンの形成されている部分では、
配線パターン19aと配線パターン19bによって圧潰
された導電性粒子1aにより配線パターン19aと19
bとが導通する。他方、配線パターンが形成されていな
い部分にある粒子1bにはこうした圧力がかからないの
で、良好な絶縁性を示す。このようにして、異方性導電
接着を行なうことができる。
一般に30〜100kg/cm2であるが、導電性粒子
1は、例えば10〜30kg/cm2の加圧で圧潰す
る。そして、配線パターンの形成されている部分では、
配線パターン19aと配線パターン19bによって圧潰
された導電性粒子1aにより配線パターン19aと19
bとが導通する。他方、配線パターンが形成されていな
い部分にある粒子1bにはこうした圧力がかからないの
で、良好な絶縁性を示す。このようにして、異方性導電
接着を行なうことができる。
【0100】上述の説明では、本発明の異方導電性接着
材11をシート状にして(異方性導電膜にして)使用する
態様を示したが、本発明の異方導電性接着材11に適当
な溶剤を含有することにより、これをペイスト状で使用
することもできる。このペイスト状の異方導電性接着材
11は、例えば、スクリーンコータ等を利用して基板上
に塗布して上記と同様にして異方異方導電性接着材とし
て使用することができる。すなわち、本発明の異方導電
性接着材11は、シート状(フィルム状)のみならず、ペ
イスト状など種々の形態で使用することができる。
材11をシート状にして(異方性導電膜にして)使用する
態様を示したが、本発明の異方導電性接着材11に適当
な溶剤を含有することにより、これをペイスト状で使用
することもできる。このペイスト状の異方導電性接着材
11は、例えば、スクリーンコータ等を利用して基板上
に塗布して上記と同様にして異方異方導電性接着材とし
て使用することができる。すなわち、本発明の異方導電
性接着材11は、シート状(フィルム状)のみならず、ペ
イスト状など種々の形態で使用することができる。
【0101】ところで、本発明の異方導電性接着材11
は、粒子径が20μm程度の導電性粒子1が、絶縁性接
着剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密
度、より好ましくは、320個/mm2〜600個/m
m2の分散密度で分散されているので、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極が150〜250μm程度のピ
ッチのものとなっている場合にも(微細ピッチの場合に
も)、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極にクラッ
クを生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極パタ
ーン間のショート防止し、液晶表示素子の外部引き出し
用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極端
子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保することができ
る。
は、粒子径が20μm程度の導電性粒子1が、絶縁性接
着剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密
度、より好ましくは、320個/mm2〜600個/m
m2の分散密度で分散されているので、液晶表示素子の
外部引き出し用配線電極が150〜250μm程度のピ
ッチのものとなっている場合にも(微細ピッチの場合に
も)、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極にクラッ
クを生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極パタ
ーン間のショート防止し、液晶表示素子の外部引き出し
用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線電極端
子との間に信頼性の高い接続抵抗を確保することができ
る。
【0102】具体的に、近年、PDA(携帯情報端末),
携帯電話等の携帯機器におけるマンマシンインタフェー
スとなるディスプレイとして、薄型、軽量、割れないな
どの特徴を有するポリマーフィルムを基板として用いた
液晶表示素子が注目を集めている。図11はこの種の液
晶表示素子(液晶表示装置)の一例を示す概略平面図、図
12は図11のA−A線における断面図である。
携帯電話等の携帯機器におけるマンマシンインタフェー
スとなるディスプレイとして、薄型、軽量、割れないな
どの特徴を有するポリマーフィルムを基板として用いた
液晶表示素子が注目を集めている。図11はこの種の液
晶表示素子(液晶表示装置)の一例を示す概略平面図、図
12は図11のA−A線における断面図である。
【0103】図11,図12を参照すると、第1のポリ
マーフィルム基板21の表面には、一定の間隔を隔てて
形成されたストライプ状のITO電極(配線パターン)2
2と、配向膜23とが形成され、また、第1のポリマー
フィルム基板21の裏面には、偏光板24,反射板25
が順次に形成されている。また、第2のポリマーフィル
ム基板31の表面には、一定の間隔を隔てて形成された
ストライプ状のITO電極(配線パターン)32と、配向
膜33とが形成され、第2のポリマーフィルム基板31
の裏面には偏光板34が形成されている。
マーフィルム基板21の表面には、一定の間隔を隔てて
形成されたストライプ状のITO電極(配線パターン)2
2と、配向膜23とが形成され、また、第1のポリマー
フィルム基板21の裏面には、偏光板24,反射板25
が順次に形成されている。また、第2のポリマーフィル
ム基板31の表面には、一定の間隔を隔てて形成された
ストライプ状のITO電極(配線パターン)32と、配向
膜33とが形成され、第2のポリマーフィルム基板31
の裏面には偏光板34が形成されている。
【0104】ここで、第1のポリマーフィルム基板2
1,第2のポリマーフィルム基板31は、例えば、ポリ
カーボネート(PC),ポリエーテルサルフォン(PE
S),あるいはポリサルフォン(PS)などの材料によ
り、例えば、0.1〜0.2mmの厚さで形成されてい
る。
1,第2のポリマーフィルム基板31は、例えば、ポリ
カーボネート(PC),ポリエーテルサルフォン(PE
S),あるいはポリサルフォン(PS)などの材料によ
り、例えば、0.1〜0.2mmの厚さで形成されてい
る。
【0105】また、第1のポリマーフィルム基板21の
表面には、シール材26が設けられ、また、第2のポリ
マーフィルム基板31の表面には(配向膜33の表面に
は)、一定の間隔でギャップ材(スペーサ)35が配置さ
れている。
表面には、シール材26が設けられ、また、第2のポリ
マーフィルム基板31の表面には(配向膜33の表面に
は)、一定の間隔でギャップ材(スペーサ)35が配置さ
れている。
【0106】なお、ここで、第1のポリマーフィルム基
板21、および、この基板21に形成されているITO
電極22,配向膜23,シール材26,偏光板24,反
射板25を、総称して、下側基板20と呼び、また、第
2のポリマーフィルム基板31、および、この基板31
に形成されているITO電極32,配向膜33,ギャッ
プ材35,偏光板34を、総称して、上側基板30と呼
ぶ。
板21、および、この基板21に形成されているITO
電極22,配向膜23,シール材26,偏光板24,反
射板25を、総称して、下側基板20と呼び、また、第
2のポリマーフィルム基板31、および、この基板31
に形成されているITO電極32,配向膜33,ギャッ
プ材35,偏光板34を、総称して、上側基板30と呼
ぶ。
【0107】図11,図12の例では、下側基板20と
上側基板30とを、ストライプ状のITO電極22の配
線パターンとITO電極32の配線パターンとが互いに
直交する仕方で、また、ITO電極22の一部,ITO
電極32の一部がそれぞれ露出するように、対面(対向)
させて、加熱圧着し、これを液晶表示素子用基板として
いる。すなわち、下側基板20と上側基板30とは、互
いにギャップ材(スペーサ)35の厚さによって定まる間
隔を隔てて対向し、また、下側基板20と上側基板30
とは、ITO電極22の一部,ITO電極32の一部を
露出させるような仕方で、下側基板20と上側基板30
の互いの周縁が、液晶注入部40を除いて、シール材2
6によってシール(密封)され、これによって、液晶表示
素子用基板として作製されている。
上側基板30とを、ストライプ状のITO電極22の配
線パターンとITO電極32の配線パターンとが互いに
直交する仕方で、また、ITO電極22の一部,ITO
電極32の一部がそれぞれ露出するように、対面(対向)
させて、加熱圧着し、これを液晶表示素子用基板として
いる。すなわち、下側基板20と上側基板30とは、互
いにギャップ材(スペーサ)35の厚さによって定まる間
隔を隔てて対向し、また、下側基板20と上側基板30
とは、ITO電極22の一部,ITO電極32の一部を
露出させるような仕方で、下側基板20と上側基板30
の互いの周縁が、液晶注入部40を除いて、シール材2
6によってシール(密封)され、これによって、液晶表示
素子用基板として作製されている。
【0108】このような液晶表示用基板では、下側基板
20と上側基板30との間のギャップ材35によって隔
てられた間隙に、液晶注入部40から液晶材料を注入
し、しかる後、液晶注入部40を封止剤で封止すること
で、これを液晶表示素子として作製できる。
20と上側基板30との間のギャップ材35によって隔
てられた間隙に、液晶注入部40から液晶材料を注入
し、しかる後、液晶注入部40を封止剤で封止すること
で、これを液晶表示素子として作製できる。
【0109】このように作製された液晶表示素子では、
ストライプ状のITO電極22とストライプ状のITO
電極23との交差部分(配線パターンの交差部分)を液晶
表示画面の1つのドットとして機能させることができ
る。すなわち、露出しているITO電極22,ITO電
極32の各部分に所定の駆動信号を印加することで、I
TO電極22,ITO電極32の交差部分の液晶の配向
状態を変化させ、上側基板30の側から見たときに、こ
の画面上に所定の文字や図形などを表示させたりするこ
とができる。
ストライプ状のITO電極22とストライプ状のITO
電極23との交差部分(配線パターンの交差部分)を液晶
表示画面の1つのドットとして機能させることができ
る。すなわち、露出しているITO電極22,ITO電
極32の各部分に所定の駆動信号を印加することで、I
TO電極22,ITO電極32の交差部分の液晶の配向
状態を変化させ、上側基板30の側から見たときに、こ
の画面上に所定の文字や図形などを表示させたりするこ
とができる。
【0110】換言すれば、図11,図12の構成例にお
いて、下側基板20上に露出しているITO電極22の
部分と、上側基板30上に露出しているITO電極32
の部分とは、それぞれ、外部引き出し用配線電極(下側
電極取り出し部)42,外部引き出し用配線電極(上側電
極取り出し部)43として機能し、通常は、これらの部
分に、駆動回路デバイスからの駆動信号をそれぞれ与え
ることで、表示を行なわせることができる。このため、
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42,外
部引き出し用配線電極(上側電極取り出し部)43には、
通常、駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子
が熱圧着接続される。すなわち、駆動回路基板上の電極
端子)が熱圧着接続される。
いて、下側基板20上に露出しているITO電極22の
部分と、上側基板30上に露出しているITO電極32
の部分とは、それぞれ、外部引き出し用配線電極(下側
電極取り出し部)42,外部引き出し用配線電極(上側電
極取り出し部)43として機能し、通常は、これらの部
分に、駆動回路デバイスからの駆動信号をそれぞれ与え
ることで、表示を行なわせることができる。このため、
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42,外
部引き出し用配線電極(上側電極取り出し部)43には、
通常、駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子
が熱圧着接続される。すなわち、駆動回路基板上の電極
端子)が熱圧着接続される。
【0111】なお、図11,図12の構成例では、外部
引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43が下側
基板20と上側基板30とのそれぞれに設けられた、所
謂、両側電極取り出し型式のものとなっているが、外部
引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43の両方
を、下側基板20あるいは上側基板30のいずれか一方
にのみ設ける構成のものとすることもできる(すなわ
ち、所謂、片側電極取り出し型式のものとすることもで
きる)。
引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43が下側
基板20と上側基板30とのそれぞれに設けられた、所
謂、両側電極取り出し型式のものとなっているが、外部
引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43の両方
を、下側基板20あるいは上側基板30のいずれか一方
にのみ設ける構成のものとすることもできる(すなわ
ち、所謂、片側電極取り出し型式のものとすることもで
きる)。
【0112】図13は片側電極取り出し型式の液晶表示
素子(液晶表示装置)の一例を示す概略平面図、図14は
図13のB−B線における断面図である。図13のよう
に片側電極取り出し型式のものとするときには、例え
ば、下側基板20上のストライプ状のITO電極22の
配線パターンを、例えばシール材26の直前で上側基板
30上のストライプ状のITO電極32の配線パターン
と平行となるように直角に曲げ、下側基板20上のIT
O電極22のこの配線パターンを、シール材26中に穿
設されている上下導通部(スルーホール)29を介して上
側基板30上に延ばし(図14を参照)、上側基板30上
において、ITO電極32の配線パターンとともに露出
させて、外部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42
として構成することができる。すなわち、上側基板30
上に、外部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,
43の両方を設けることができる。
素子(液晶表示装置)の一例を示す概略平面図、図14は
図13のB−B線における断面図である。図13のよう
に片側電極取り出し型式のものとするときには、例え
ば、下側基板20上のストライプ状のITO電極22の
配線パターンを、例えばシール材26の直前で上側基板
30上のストライプ状のITO電極32の配線パターン
と平行となるように直角に曲げ、下側基板20上のIT
O電極22のこの配線パターンを、シール材26中に穿
設されている上下導通部(スルーホール)29を介して上
側基板30上に延ばし(図14を参照)、上側基板30上
において、ITO電極32の配線パターンとともに露出
させて、外部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42
として構成することができる。すなわち、上側基板30
上に、外部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,
43の両方を設けることができる。
【0113】ところで、図11,図12のような両側電
極取り出し型式のものであっても、また、図13,図1
4のような片側電極取り出し型式のものであっても、外
部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43に
は、前述のように、通常、駆動回路デバイス用のフレキ
シブル配線電極端子(すなわち、駆動回路基板上の電極
端子)が熱圧着接続される。この熱圧着接続を行なうの
に、前述した本発明の異方導電性接着材(異方性導電膜)
11を用いることができる。
極取り出し型式のものであっても、また、図13,図1
4のような片側電極取り出し型式のものであっても、外
部引き出し用配線電極(電極取り出し部)42,43に
は、前述のように、通常、駆動回路デバイス用のフレキ
シブル配線電極端子(すなわち、駆動回路基板上の電極
端子)が熱圧着接続される。この熱圧着接続を行なうの
に、前述した本発明の異方導電性接着材(異方性導電膜)
11を用いることができる。
【0114】図15,図16は、液晶表示素子用基板の
外部引き出し用配線電極(導電性部材)と駆動回路デバイ
ス用のフレキシブル配線電極端子(導電性部材)との熱圧
着接続を本発明の異方導電性接着材(異方性導電膜)11
を用いて行なう方法の一例を示す図である。なお、図1
5(a),(b),(c)は側面図であり、図16(a),(b)
は図15(a),(b)に対応した平面図である。なお、図
15,図16では、図11,図12のような両側電極取
り出し型式の液晶表示素子において、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極22(下側電極取り出し部42)
に、駆動回路基板51上の電極端子52が熱圧着接続さ
れる場合が示されている。また、この場合、異方導電性
接着材(異方性導電膜)11は、一般に、リール状の製品
として提供され、リール状の異方導電性接着材(異方性
導電膜)11を順次に巻き出して用いるようになってい
る。また、図15の例では、異方導電性接着材(異方性
導電膜)11には、セパレータ60が予め貼付られてい
る。
外部引き出し用配線電極(導電性部材)と駆動回路デバイ
ス用のフレキシブル配線電極端子(導電性部材)との熱圧
着接続を本発明の異方導電性接着材(異方性導電膜)11
を用いて行なう方法の一例を示す図である。なお、図1
5(a),(b),(c)は側面図であり、図16(a),(b)
は図15(a),(b)に対応した平面図である。なお、図
15,図16では、図11,図12のような両側電極取
り出し型式の液晶表示素子において、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極22(下側電極取り出し部42)
に、駆動回路基板51上の電極端子52が熱圧着接続さ
れる場合が示されている。また、この場合、異方導電性
接着材(異方性導電膜)11は、一般に、リール状の製品
として提供され、リール状の異方導電性接着材(異方性
導電膜)11を順次に巻き出して用いるようになってい
る。また、図15の例では、異方導電性接着材(異方性
導電膜)11には、セパレータ60が予め貼付られてい
る。
【0115】図15,図16を参照すると、先ず、下側
基板20上の外部引き出し用配線電極(下側電極取り出
し部)42上に、本発明の異方導電性接着材(異方性導電
膜)11を載置し、例えば60℃〜80℃の温度で、異
方導電性接着材(異方性導電膜)11を下側基板20上の
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42に熱
圧着する(図15(a),図16(a))。なお、このとき、
セパレータ60は、異方導電性接着材(異方性導電膜)1
1から剥離される。
基板20上の外部引き出し用配線電極(下側電極取り出
し部)42上に、本発明の異方導電性接着材(異方性導電
膜)11を載置し、例えば60℃〜80℃の温度で、異
方導電性接着材(異方性導電膜)11を下側基板20上の
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42に熱
圧着する(図15(a),図16(a))。なお、このとき、
セパレータ60は、異方導電性接着材(異方性導電膜)1
1から剥離される。
【0116】しかる後、この異方導電性接着材(異方性
導電膜)11を介して、下側基板20上の外部引き出し
用配線電極(下側電極取り出し部)42上に、駆動回路基
板51上の電極端子52を位置決めする(図15(b),
図16(b))。このように位置決めを行なった後、下側
基板20に対し、異方導電性接着材(異方性導電膜)11
を介して、駆動回路基板51を熱圧着する(図15
(c))。なお、この熱圧着処理は、仮処理と本処理との
2段階に分けて行なうことができ、本処理は、例えば、
110℃〜150℃(好適には約130℃)の温度、2〜
4MPa(好適には約3MPa)の圧力で、約5〜15秒
間(好適には約10秒間)にわたって行なうことができ
る。
導電膜)11を介して、下側基板20上の外部引き出し
用配線電極(下側電極取り出し部)42上に、駆動回路基
板51上の電極端子52を位置決めする(図15(b),
図16(b))。このように位置決めを行なった後、下側
基板20に対し、異方導電性接着材(異方性導電膜)11
を介して、駆動回路基板51を熱圧着する(図15
(c))。なお、この熱圧着処理は、仮処理と本処理との
2段階に分けて行なうことができ、本処理は、例えば、
110℃〜150℃(好適には約130℃)の温度、2〜
4MPa(好適には約3MPa)の圧力で、約5〜15秒
間(好適には約10秒間)にわたって行なうことができ
る。
【0117】このような熱圧着処理によって、下側基板
20と駆動回路基板51との間の異方導電性接着材(異
方性導電膜)11は、図9(b),図10に示したと同様
の状態となる。すなわち、下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
とが存在する部分では、下側基板20上の外部引き出し
用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52と
によって圧潰された導電性粒子1aにより下側基板20
上の外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上
の電極端子52とが導通する。他方、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電
極端子52とが存在しない部分にある粒子1bにはこう
した圧力がかからないので、良好な絶縁性を示す。この
ようにして、異方性導電接着を行なうことができる。
20と駆動回路基板51との間の異方導電性接着材(異
方性導電膜)11は、図9(b),図10に示したと同様
の状態となる。すなわち、下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
とが存在する部分では、下側基板20上の外部引き出し
用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52と
によって圧潰された導電性粒子1aにより下側基板20
上の外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上
の電極端子52とが導通する。他方、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電
極端子52とが存在しない部分にある粒子1bにはこう
した圧力がかからないので、良好な絶縁性を示す。この
ようにして、異方性導電接着を行なうことができる。
【0118】ところで、本発明では、異方導電性接着材
11は、これに含有される導電性粒子1の平均粒子径が
2μm〜30μmの範囲内あり、導電性粒子が、絶縁性
接着剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散
密度で分散されているので、下側基板20の外部引き出
し用配線電極22が150〜250μm程度のピッチ
(図16(a)に符号Pで図示)のものとなっている場合、
下側基板20の外部引き出し用配線電極22にクラック
を生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極パター
ン間のショート防止し、下側基板20の外部引き出し用
配線電極22と駆動回路基板51のフレキシブル配線電
極端子52との間に信頼性の高い接続抵抗を確保するこ
とができる。
11は、これに含有される導電性粒子1の平均粒子径が
2μm〜30μmの範囲内あり、導電性粒子が、絶縁性
接着剤中に、300個/mm2〜650個/mm2の分散
密度で分散されているので、下側基板20の外部引き出
し用配線電極22が150〜250μm程度のピッチ
(図16(a)に符号Pで図示)のものとなっている場合、
下側基板20の外部引き出し用配線電極22にクラック
を生じさせず、かつ、同一基板上の隣接する電極パター
ン間のショート防止し、下側基板20の外部引き出し用
配線電極22と駆動回路基板51のフレキシブル配線電
極端子52との間に信頼性の高い接続抵抗を確保するこ
とができる。
【0119】特に、下側基板20の外部引き出し用配線
電極22のピッチPが200μm程度のものである場
合、異方導電性接着材11に用いられる導電性粒子1の
粒子径を20μm程度のものにし、導電性粒子1の分散
密度を320〜600個/mm2のものにするのが好ま
しい。
電極22のピッチPが200μm程度のものである場
合、異方導電性接着材11に用いられる導電性粒子1の
粒子径を20μm程度のものにし、導電性粒子1の分散
密度を320〜600個/mm2のものにするのが好ま
しい。
【0120】さらに、本発明の異方導電性接着材(異方
性導電膜)11を、例えば下側基板20上の外部引き出
し用配線電極22(下側電極取り出し部42)と駆動回路
デバイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわち、駆
動回路基板51上の電極端子52)との異方性導電接着
に用いる場合、本発明の異方導電性接着材(異方性導電
膜)11を図16に示すように、導電性粒子1の粒子径
Dと絶縁性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD
≧Tとなるように、構成することもできる。
性導電膜)11を、例えば下側基板20上の外部引き出
し用配線電極22(下側電極取り出し部42)と駆動回路
デバイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわち、駆
動回路基板51上の電極端子52)との異方性導電接着
に用いる場合、本発明の異方導電性接着材(異方性導電
膜)11を図16に示すように、導電性粒子1の粒子径
Dと絶縁性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD
≧Tとなるように、構成することもできる。
【0121】より具体的に、絶縁性接着剤(バインダ)1
2の厚さTは、熱圧着時に、下側基板20上の外部引き
出し用配線電極22と駆動回路基板51上の電極端子5
2との間の間隙が本発明の異方導電性接着材(異方性導
電膜)11でほぼ完全に埋められ、かつ、余分な接着剤
(バインダ)12が下側基板20と駆動回路基板51との
間から溢れない程度のものであるのが良い。
2の厚さTは、熱圧着時に、下側基板20上の外部引き
出し用配線電極22と駆動回路基板51上の電極端子5
2との間の間隙が本発明の異方導電性接着材(異方性導
電膜)11でほぼ完全に埋められ、かつ、余分な接着剤
(バインダ)12が下側基板20と駆動回路基板51との
間から溢れない程度のものであるのが良い。
【0122】このように、導電性粒子1の粒子径Dと絶
縁性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD≧Tの
ように構成されていることによって、熱圧着時に、導電
性粒子1と電極22,52との間に接着剤(バインダ)1
2が残る割合いをより一層低減でき、より確実に、下側
基板20と駆動回路基板51上の電極端子52との間の
異方性導電接着が可能となる。さらに、この場合には、
熱圧着時に、余分な接着剤(バインダ)12が基板から溢
れるのを防止できる。
縁性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD≧Tの
ように構成されていることによって、熱圧着時に、導電
性粒子1と電極22,52との間に接着剤(バインダ)1
2が残る割合いをより一層低減でき、より確実に、下側
基板20と駆動回路基板51上の電極端子52との間の
異方性導電接着が可能となる。さらに、この場合には、
熱圧着時に、余分な接着剤(バインダ)12が基板から溢
れるのを防止できる。
【0123】具体的に、異方導電性接着材11,特に絶
縁性接着剤12の膜厚Tは薄すぎると、熱圧着時に、下
側基板20上の外部引き出し用配線電極22と駆動回路
基板51上の電極端子52との間の接続部の気泡発生に
よる接続信頼性の低下を招き、また、絶縁性接着剤12
の膜厚Tが厚すぎると、導電性粒子1と電極との間の絶
縁性接着剤(バインダ)12の排除性が低下するとともに
導電性粒子1の圧縮変形量不足による接触面積の低下を
招く(すなわち、導電性粒子1と電極とを確実に導通接
触させることが難かしくなる)。このため、絶縁性接着
剤12の膜厚Tは、適切な値に設定される必要がある。
縁性接着剤12の膜厚Tは薄すぎると、熱圧着時に、下
側基板20上の外部引き出し用配線電極22と駆動回路
基板51上の電極端子52との間の接続部の気泡発生に
よる接続信頼性の低下を招き、また、絶縁性接着剤12
の膜厚Tが厚すぎると、導電性粒子1と電極との間の絶
縁性接着剤(バインダ)12の排除性が低下するとともに
導電性粒子1の圧縮変形量不足による接触面積の低下を
招く(すなわち、導電性粒子1と電極とを確実に導通接
触させることが難かしくなる)。このため、絶縁性接着
剤12の膜厚Tは、適切な値に設定される必要がある。
【0124】本願の発明者は、液晶表示素子用の基板に
低抵抗のポリマーフィルム基板,高抵抗のポリマーフィ
ルム基板がそれぞれ用いられる場合、これらの基板上の
電極に対し、電極膜厚が22μmのフレキシブル電極端
子を接続する場合の導電性接着剤12の膜厚Tの適応範
囲について評価した。この結果、低抵抗のポリマーフィ
ルム基板に対しては、広範囲な膜厚Tに対し接続信頼性
を確保できていることがわかった。一方、高抵抗のポリ
マーフィルム基板に対しては、導電性粒子1の粒子径D
よりも導電性接着剤12の膜厚Tが厚くなると、初期か
ら接続抵抗が高くなり、環境試験によりその傾向が顕著
となる。これは、高抵抗のポリマーフィルム基板の電極
との接続においては、導電性粒子1と電極との接触面積
を大きくする必要があるためと考えられる。ただし、異
方導電性接着材11をリール状に形成する製造工程での
リール状の異方導電性接着材11の膜厚のばらつきは±
2μmであることから、量産時の異方導電性接着材11
の膜厚のばらつきに対しても、高抵抗ポリマーフィルム
基板に対する接続信頼性は確保できる。
低抵抗のポリマーフィルム基板,高抵抗のポリマーフィ
ルム基板がそれぞれ用いられる場合、これらの基板上の
電極に対し、電極膜厚が22μmのフレキシブル電極端
子を接続する場合の導電性接着剤12の膜厚Tの適応範
囲について評価した。この結果、低抵抗のポリマーフィ
ルム基板に対しては、広範囲な膜厚Tに対し接続信頼性
を確保できていることがわかった。一方、高抵抗のポリ
マーフィルム基板に対しては、導電性粒子1の粒子径D
よりも導電性接着剤12の膜厚Tが厚くなると、初期か
ら接続抵抗が高くなり、環境試験によりその傾向が顕著
となる。これは、高抵抗のポリマーフィルム基板の電極
との接続においては、導電性粒子1と電極との接触面積
を大きくする必要があるためと考えられる。ただし、異
方導電性接着材11をリール状に形成する製造工程での
リール状の異方導電性接着材11の膜厚のばらつきは±
2μmであることから、量産時の異方導電性接着材11
の膜厚のばらつきに対しても、高抵抗ポリマーフィルム
基板に対する接続信頼性は確保できる。
【0125】このように、低抵抗ポリマーフィルム基板
接続においては、導電性粒子の変形量が小さくても接続
信頼性が得られ、また、フレキシブル電極端子の膜厚が
35μmである場合においても、異方導電性接着材11
の膜厚を適切に設定することにより良好な接続信頼性が
得られた。一方、高抵抗のポリマーフィルム基板接続に
おいては、導電性粒子1の接触面積を大きくできるよう
に、導電性粒子1の粒子径Dに対し導電性接着剤12の
膜厚Tを薄く設定する必要があり、フレキシブル電極端
子の標準電極膜厚としては18μmのものが推奨され
る。
接続においては、導電性粒子の変形量が小さくても接続
信頼性が得られ、また、フレキシブル電極端子の膜厚が
35μmである場合においても、異方導電性接着材11
の膜厚を適切に設定することにより良好な接続信頼性が
得られた。一方、高抵抗のポリマーフィルム基板接続に
おいては、導電性粒子1の接触面積を大きくできるよう
に、導電性粒子1の粒子径Dに対し導電性接着剤12の
膜厚Tを薄く設定する必要があり、フレキシブル電極端
子の標準電極膜厚としては18μmのものが推奨され
る。
【0126】具体的には、駆動回路基板51上の電極端
子52の電極膜厚が例えば18μmである場合に、絶縁
性接着剤(バインダ)12の膜厚Tは、16±3μm程度
のものが用いられ、この場合、導電性粒子1の粒子径D
は20μm程度のものであるのが良い。
子52の電極膜厚が例えば18μmである場合に、絶縁
性接着剤(バインダ)12の膜厚Tは、16±3μm程度
のものが用いられ、この場合、導電性粒子1の粒子径D
は20μm程度のものであるのが良い。
【0127】すなわち、導電性粒子1の粒子径Dと絶縁
性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD≧Tのよ
うに構成されるという観点からも、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径を20μm程度の
ものにするのが好ましい。
性接着剤(バインダ)12の膜厚Tとの関係がD≧Tのよ
うに構成されるという観点からも、異方導電性接着材1
1に用いられる導電性粒子1の粒子径を20μm程度の
ものにするのが好ましい。
【0128】さらに、本発明の異方導電性接着材11
は、前述のように、これに含有される導電性粒子1が、
圧縮荷重の比較的小さい初期の段階では、上記のように
硬い弾性球としての特性を有し、圧縮荷重がある程度大
きくなると、急激に圧潰し、塑性変形する特性を有して
いるときには、通常の加圧圧着操作の際に加える圧力よ
りも低い圧力で圧潰する。従って、この異方導電性接着
材(異方異方導電性接着材)11を用いて、フィルム液晶
に形成された電極、フレキシブルプリント基板に形成さ
れた電極について異方性導電接着を行なう際に、これら
の電極や基板を変形させたり損傷を与えることがなくな
る。
は、前述のように、これに含有される導電性粒子1が、
圧縮荷重の比較的小さい初期の段階では、上記のように
硬い弾性球としての特性を有し、圧縮荷重がある程度大
きくなると、急激に圧潰し、塑性変形する特性を有して
いるときには、通常の加圧圧着操作の際に加える圧力よ
りも低い圧力で圧潰する。従って、この異方導電性接着
材(異方異方導電性接着材)11を用いて、フィルム液晶
に形成された電極、フレキシブルプリント基板に形成さ
れた電極について異方性導電接着を行なう際に、これら
の電極や基板を変形させたり損傷を与えることがなくな
る。
【0129】図18(a),(b),(c)には、図3の圧縮
変形特性C1,C2,C3を有する導電性粒子をそれぞれ
用いて、下側基板20上の外部引き出し用配線電極42
と駆動回路基板51上の電極端子52との間の導電接着
を行なうときの概略が示されている。なお、図18
(a),(b),(c)の例では、図8(a),(b)のように表
面に凹凸の少ない導電性粒子を用いるとした場合が示さ
れている。
変形特性C1,C2,C3を有する導電性粒子をそれぞれ
用いて、下側基板20上の外部引き出し用配線電極42
と駆動回路基板51上の電極端子52との間の導電接着
を行なうときの概略が示されている。なお、図18
(a),(b),(c)の例では、図8(a),(b)のように表
面に凹凸の少ない導電性粒子を用いるとした場合が示さ
れている。
【0130】圧縮変形特性がC2の従来の導電性粒子
は、前述のように、圧縮荷重に対する圧縮変形量,圧縮
変形率が大きい特性のものとなっているので(すなわ
ち、軟らかい弾性球としての特性を有しているので)、
図18(b)に示すように、下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
との間で熱圧着を行なうとき、導電性粒子が容易に変形
してしまい、下側基板20上の外部引き出し用配線電極
42,駆動回路基板51上の電極端子52と導電性粒子
1との間に、絶縁性接着剤(バインダ)12が残された状
態になり(導電性粒子1が下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
とに直接接触する割合いが低減し)、良好な導電接着を
図ることができない。
は、前述のように、圧縮荷重に対する圧縮変形量,圧縮
変形率が大きい特性のものとなっているので(すなわ
ち、軟らかい弾性球としての特性を有しているので)、
図18(b)に示すように、下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
との間で熱圧着を行なうとき、導電性粒子が容易に変形
してしまい、下側基板20上の外部引き出し用配線電極
42,駆動回路基板51上の電極端子52と導電性粒子
1との間に、絶縁性接着剤(バインダ)12が残された状
態になり(導電性粒子1が下側基板20上の外部引き出
し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極端子52
とに直接接触する割合いが低減し)、良好な導電接着を
図ることができない。
【0131】また、圧縮変形特性がC3の従来の導電性
粒子は、前述のように、圧縮荷重に対する圧縮変形量,
圧縮変形率が小さい特性のものとなっているが(すなわ
ち、硬い弾性球としての特性を有しているが)、この硬
い弾性球としての特性は、圧縮荷重が相当大きい範囲ま
で保持されるので、図18(c)に示すように、下側基板
20上の外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板5
1上の電極端子52との間で熱圧着を行なうとき、圧縮
荷重が相当大きくなるまで、硬い導電性粒子1が圧潰せ
ずに、基板20や電極42,52などを変形させたり損
傷を与えてしまう(例えば、ITO電極にクラックが生
じたりする)。
粒子は、前述のように、圧縮荷重に対する圧縮変形量,
圧縮変形率が小さい特性のものとなっているが(すなわ
ち、硬い弾性球としての特性を有しているが)、この硬
い弾性球としての特性は、圧縮荷重が相当大きい範囲ま
で保持されるので、図18(c)に示すように、下側基板
20上の外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板5
1上の電極端子52との間で熱圧着を行なうとき、圧縮
荷重が相当大きくなるまで、硬い導電性粒子1が圧潰せ
ずに、基板20や電極42,52などを変形させたり損
傷を与えてしまう(例えば、ITO電極にクラックが生
じたりする)。
【0132】これに対し、圧縮変形特性がC1の導電性
粒子1は、図18(a)に示すように、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42と駆
動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわ
ち、駆動回路基板51上の電極端子52)との間で熱圧
着を行なうとき、初期の硬さによって導電性粒子1が電
極に直接接触する割合いが非常に多くなり、また、この
段階で、導電性粒子1が圧潰することによって、基板2
0や電極42,52などを変形,損傷させずに済み、ま
た、この圧潰によって、基板20や電極42,52など
を変形,損傷させずに導電性粒子1と電極42,52と
の接触面積を増加させることができる。
粒子1は、図18(a)に示すように、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し部)42と駆
動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわ
ち、駆動回路基板51上の電極端子52)との間で熱圧
着を行なうとき、初期の硬さによって導電性粒子1が電
極に直接接触する割合いが非常に多くなり、また、この
段階で、導電性粒子1が圧潰することによって、基板2
0や電極42,52などを変形,損傷させずに済み、ま
た、この圧潰によって、基板20や電極42,52など
を変形,損傷させずに導電性粒子1と電極42,52と
の接触面積を増加させることができる。
【0133】このように、圧縮変形特性がC1の導電性
粒子1およびそれを用いた異方導電性接着材(異方性導
電膜)11を用いることによって、下側基板20上の外
部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極
端子52との間の導電接着を、より信頼性良く行なうこ
とができる。
粒子1およびそれを用いた異方導電性接着材(異方性導
電膜)11を用いることによって、下側基板20上の外
部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電極
端子52との間の導電接着を、より信頼性良く行なうこ
とができる。
【0134】また、本発明の異方導電性接着材11は、
これに含有されている導電性粒子1の表面に、十分な深
さおよび表面密度の凹凸が形成されているので、該異方
導電性接着材11を用いて複数の導電性部材間を導電接
着するため導電性部材間の異方導電性接着材に所定の圧
縮荷重を加えるときに、導電性粒子の表面の凹凸が導電
性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁性接着剤を排
除して導電性部材に達し、これにより、導電性粒子1と
導電性部材との間で、より確実に導電接続を図ることが
できる。
これに含有されている導電性粒子1の表面に、十分な深
さおよび表面密度の凹凸が形成されているので、該異方
導電性接着材11を用いて複数の導電性部材間を導電接
着するため導電性部材間の異方導電性接着材に所定の圧
縮荷重を加えるときに、導電性粒子の表面の凹凸が導電
性粒子と導電性部材との間に介在する絶縁性接着剤を排
除して導電性部材に達し、これにより、導電性粒子1と
導電性部材との間で、より確実に導電接続を図ることが
できる。
【0135】なお、上述の各例では、図11,図12の
ような両側電極取り出し型式の液晶表示素子において、
下側基板20上の外部引き出し用配線電極(下側電極取
り出し部)42と駆動回路デバイス用のフレキシブル配
線電極端子(すなわち、駆動回路基板51上の電極端子
52)とを熱圧着接続する場合について説明したが、図
11,図12のような両側電極取り出し型式の液晶表示
素子において、上側基板30上の外部引き出し用配線電
極(下側電極取り出し部)43に、駆動回路デバイス用の
フレキシブル配線電極端子(すなわち、駆動回路基板上
の電極端子)を熱圧着接続する場合についても、上述し
たと全く同様の仕方で行なうことができ、また、図1
3,図14のような片側電極取り出し型式の液晶表示素
子において、例えば上側基板30上の外部引き出し用配
線電極(下側電極取り出し部)42,43に、駆動回路デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわち、駆動
回路基板上の電極端子)を熱圧着接続する場合について
も、上述したと全く同様の仕方で、行なうことができ
る。
ような両側電極取り出し型式の液晶表示素子において、
下側基板20上の外部引き出し用配線電極(下側電極取
り出し部)42と駆動回路デバイス用のフレキシブル配
線電極端子(すなわち、駆動回路基板51上の電極端子
52)とを熱圧着接続する場合について説明したが、図
11,図12のような両側電極取り出し型式の液晶表示
素子において、上側基板30上の外部引き出し用配線電
極(下側電極取り出し部)43に、駆動回路デバイス用の
フレキシブル配線電極端子(すなわち、駆動回路基板上
の電極端子)を熱圧着接続する場合についても、上述し
たと全く同様の仕方で行なうことができ、また、図1
3,図14のような片側電極取り出し型式の液晶表示素
子において、例えば上側基板30上の外部引き出し用配
線電極(下側電極取り出し部)42,43に、駆動回路デ
バイス用のフレキシブル配線電極端子(すなわち、駆動
回路基板上の電極端子)を熱圧着接続する場合について
も、上述したと全く同様の仕方で、行なうことができ
る。
【0136】但し、本発明において、下側基板20上の
外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電
極端子52との間の異方性導電接着において、電極パタ
ーン間のピッチが200μm程度の微細なものである場
合にも、これを、信頼性良く行なうためには、最低条件
として、導電性粒子が、絶縁性接着剤中に、300個/
mm2〜650個/mm2の分散密度で分散されているこ
と、また、絶縁性接着剤中に分散されている導電性粒子
の平均粒子径が2μm〜30μmの範囲内にあるという
特徴を異方導電性接着材11が具備していれば良く、導
電性粒子1がC1の圧縮変形特性をさらに具備している
こと、あるいは、下側基板20上の外部引き出し用配線
電極42と駆動回路基板51上の電極端子52との間の
異方導電性接着材11に所定の圧縮荷重を加えるとき
に、導電性粒子1の表面の凹凸が絶縁性接着剤12の被
膜を突き破って電極42,52に達するのに十分な程度
のものに形成されていることは、あくまで付随的な条件
である。
外部引き出し用配線電極42と駆動回路基板51上の電
極端子52との間の異方性導電接着において、電極パタ
ーン間のピッチが200μm程度の微細なものである場
合にも、これを、信頼性良く行なうためには、最低条件
として、導電性粒子が、絶縁性接着剤中に、300個/
mm2〜650個/mm2の分散密度で分散されているこ
と、また、絶縁性接着剤中に分散されている導電性粒子
の平均粒子径が2μm〜30μmの範囲内にあるという
特徴を異方導電性接着材11が具備していれば良く、導
電性粒子1がC1の圧縮変形特性をさらに具備している
こと、あるいは、下側基板20上の外部引き出し用配線
電極42と駆動回路基板51上の電極端子52との間の
異方導電性接着材11に所定の圧縮荷重を加えるとき
に、導電性粒子1の表面の凹凸が絶縁性接着剤12の被
膜を突き破って電極42,52に達するのに十分な程度
のものに形成されていることは、あくまで付随的な条件
である。
【0137】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の異方導
電性接着材によれば、導電性粒子が、絶縁性接着剤中
に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密度で分
散されているので、液晶表示素子の外部引き出し用配線
電極のピッチが例えば200μm程度の微細なものであ
るときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極な
どにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示素子
の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間でショ
ート(導電接触)が生じさせないような導電性接着を信頼
性良く行なうことができる。
電性接着材によれば、導電性粒子が、絶縁性接着剤中
に、300個/mm2〜650個/mm2の分散密度で分
散されているので、液晶表示素子の外部引き出し用配線
電極のピッチが例えば200μm程度の微細なものであ
るときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線電極な
どにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表示素子
の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間でショ
ート(導電接触)が生じさせないような導電性接着を信頼
性良く行なうことができる。
【0138】また、本発明によれば、絶縁性接着剤中に
分散されている導電性粒子の平均粒子径が2μm〜30
μmの範囲内にあるので、液晶表示素子の外部引き出し
用配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なも
のであるときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線
電極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表
示素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間
でショート(導電接触)が生じさせないような導電性接着
をより信頼性良く行なうことができる。
分散されている導電性粒子の平均粒子径が2μm〜30
μmの範囲内にあるので、液晶表示素子の外部引き出し
用配線電極のピッチが例えば200μm程度の微細なも
のであるときにも、液晶表示素子の外部引き出し用配線
電極などにクラックなどの損傷を与えず、かつ、液晶表
示素子の外部引き出し用配線電極の隣接電極パターン間
でショート(導電接触)が生じさせないような導電性接着
をより信頼性良く行なうことができる。
【0139】さらに、本発明において、導電性粒子が、
圧縮荷重が比較的小さい初期の段階では、硬い弾性球と
しての特性を有し、圧縮荷重が比較的小さい初期の段階
を過ぎると、急激に圧潰し、塑性変形する特性を有して
いる場合には、この導電性粒子を含有する異方導電性接
着材を用いて、例えばポリマーフィルムのような柔らか
い基板上の外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し
部)と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子
との間を異方性導電接着する場合にも、基板や電極など
を変形,損傷させずに、より信頼性良く異方性導電接着
を図ることができる。
圧縮荷重が比較的小さい初期の段階では、硬い弾性球と
しての特性を有し、圧縮荷重が比較的小さい初期の段階
を過ぎると、急激に圧潰し、塑性変形する特性を有して
いる場合には、この導電性粒子を含有する異方導電性接
着材を用いて、例えばポリマーフィルムのような柔らか
い基板上の外部引き出し用配線電極(下側電極取り出し
部)と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子
との間を異方性導電接着する場合にも、基板や電極など
を変形,損傷させずに、より信頼性良く異方性導電接着
を図ることができる。
【0140】さらに、本発明において、導電性粒子の表
面の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶
縁性接着剤を排除して導電性部材に達するのに十分な程
度のものに形成されている場合には、導電性粒子と導電
性部材との間の導電接続をより確実に確保することがで
きる。
面の凹凸が導電性粒子と導電性部材との間に介在する絶
縁性接着剤を排除して導電性部材に達するのに十分な程
度のものに形成されている場合には、導電性粒子と導電
性部材との間の導電接続をより確実に確保することがで
きる。
【図1】本発明に係る異方導電性接着材の構成例を示す
図である。
図である。
【図2】本発明に係る導電性粒子の構成例を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の導電性粒子1の圧縮変形特性C1を従
来の一般的な導電性粒子の圧縮変形特性C2あるいはC3
と対比して概略的に示す図である。
来の一般的な導電性粒子の圧縮変形特性C2あるいはC3
と対比して概略的に示す図である。
【図4】圧縮加重Fを加える前の導電性粒子の状態,圧
縮加重Fを加えたときの導電性粒子の状態を示す図であ
る。
縮加重Fを加えたときの導電性粒子の状態を示す図であ
る。
【図5】本発明に係る導電性粒子のより具体的な構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明に係る導電性粒子の構成例を示す図であ
る。
る。
【図7】(a),(b)は本発明の導電性粒子を撮像した中
間調画像を示す図である。
間調画像を示す図である。
【図8】図7(a),(b)の導電性粒子と比較するための
在来の導電性粒子(表面に凹凸が差程ない導電性粒子)を
撮像した中間調画像を示す図である。
在来の導電性粒子(表面に凹凸が差程ない導電性粒子)を
撮像した中間調画像を示す図である。
【図9】本発明の異方導電性接着材を用いた接着方法を
模式的に示す図である。
模式的に示す図である。
【図10】本発明の異方導電性接着材を用いて接着され
た電極部分の拡大図である。
た電極部分の拡大図である。
【図11】液晶表示素子(液晶表示装置)の一例を示す概
略平面図である。
略平面図である。
【図12】図11のA−A線における断面図である。
【図13】液晶表示素子(液晶表示装置)の他の例を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
【図14】図13のB−B線における断面図である。
【図15】液晶表示素子用基板の外部引き出し用配線電
極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子と
の熱圧着接続を本発明の異方導電性接着材を用いて行な
う方法の一例を示す図である。
極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子と
の熱圧着接続を本発明の異方導電性接着材を用いて行な
う方法の一例を示す図である。
【図16】液晶表示素子用基板の外部引き出し用配線電
極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子と
の熱圧着接続を本発明の異方導電性接着材を用いて行な
う方法の一例を示す図である。
極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極端子と
の熱圧着接続を本発明の異方導電性接着材を用いて行な
う方法の一例を示す図である。
【図17】本発明に係る異方導電性接着材の他の構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図18】図3の圧縮変形特性C1,C2,C3を有する
導電性粒子をそれぞれ用いて、基板上の外部引き出し用
配線電極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との間の導電接着を行なうときの概略を示す図であ
る。
導電性粒子をそれぞれ用いて、基板上の外部引き出し用
配線電極と駆動回路デバイス用のフレキシブル配線電極
端子との間の導電接着を行なうときの概略を示す図であ
る。
1 導電性粒子 2 芯材粒子 3 導電性層 11 異方導電性接着材 12 絶縁性接着剤 16 フィラー 20 下側基板 30 上側基板 21 第1のポリマーフィルム基板 31 第2のポリマーフィルム基板 22,32 ITO電極 23,33 配向膜 24,34 偏光板 25 反射板 26 シール材 35 ギャップ材 42 外部引き出し用配線電極(下側電極取り
出し部) 43 外部引き出し用配線電極(上側電極取り
出し部) 51 駆動回路基板 52 電極端子
出し部) 43 外部引き出し用配線電極(上側電極取り
出し部) 51 駆動回路基板 52 電極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 5/16 H01B 5/16 H05K 1/14 H05K 1/14 C (72)発明者 坂田 郁美 埼玉県狭山市上広瀬130 綜研化学株式会 社内
Claims (10)
- 【請求項1】 導電性粒子が、絶縁性接着剤中に、30
0個/mm2〜650個/mm2の分散密度で分散されて
いることを特徴とする異方導電性接着材。 - 【請求項2】 請求項1記載の異方導電性接着材におい
て、絶縁性接着剤中に分散されている導電性粒子の平均
粒子径が2μm〜30μmの範囲内にあることを特徴と
する異方導電性接着材。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の異方導
電性接着材において、前記導電性粒子は、常温下で、圧
縮荷重が2gf/粒子〜3gf/粒子までは硬い弾性球
としての特性を有し、圧縮荷重が2gf/粒子〜3gf
/粒子に達した時点で、圧潰し、塑性変形する特性を有
していることを特徴とする異方導電性接着材。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載のいずれか一
項に記載の異方導電性接着材において、該異方導電性接
着材を用いて複数の導電性部材間を導電接着するため導
電性部材間の異方導電性接着材に所定の圧縮荷重を加え
るときに、導電性粒子の表面の凹凸が導電性粒子と導電
性部材との間に介在する絶縁性接着剤を排除して導電性
部材に達するのに十分な程度のものに形成されているこ
とを特徴とする異方導電性接着材。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
記載の異方導電性接着材において、該異方導電性接着材
はフィルム状の膜として構成されており、この場合、前
記導電性粒子の粒子径Dと絶縁性接着剤の膜厚Tとの関
係がD≧Tであることを特徴とする異方導電性接着材。 - 【請求項6】 樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引
き出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線
電極端子とが、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
記載の異方導電性接着材を用いて熱圧着接続されている
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の液晶表示装置において、
前記液晶表示素子の外部引き出し用配線電極は、ピッチ
が150μm〜400μmのものとなっていることを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項8】 樹脂基板を用いた液晶表示素子の外部引
き出し用配線電極と所定デバイス用のフレキシブル配線
電極端子とを、異方導電性接着材を用いて熱圧着接続し
て液晶表示装置を作製する液晶表示装置の作製方法にお
いて、前記異方導電性接着材には、絶縁性接着剤中に、
平均粒子径が20μmの導電性粒子が320個/mm2
〜600個/mm2の分散密度で分散されているものを
用いることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の液晶表示装置の作製方法
において、前記液晶表示素子の外部引き出し用配線電極
は、ピッチが150μm〜400μmのものとなってい
ることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。 - 【請求項10】 請求項8または請求項9記載の液晶表
示装置の作製方法において、前記所定デバイス用のフレ
キシブル配線電極端子の膜厚が18μmのものである場
合、前記異方導電性接着材には、熱圧着接続がなされる
前の状態において、絶縁性接着剤の膜厚Tが16±3μ
mのものが用いられることを特徴とする液晶表示装置の
作製方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24779197A JPH1171560A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 異方導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法 |
| US09/141,021 US20010046021A1 (en) | 1997-08-28 | 1998-08-27 | A conductive particle to conductively bond conductive members to each other, an anisotropic adhesive containing the conductive particle, a liquid crystal display device using the anisotropic conductive adhesive, a method for manufacturing the liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24779197A JPH1171560A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 異方導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171560A true JPH1171560A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17168711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24779197A Pending JPH1171560A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 異方導電性接着材および液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171560A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000243132A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-09-08 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 導電性無電解めっき粉体とその製造方法並びに該めっき粉体からなる導電性材料 |
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| JP2002358825A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 異方導電性接着フィルム |
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| JP2011153198A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Nippon Shokubai Co Ltd | 重合体微粒子及びその用途 |
| US8698394B2 (en) | 2010-03-31 | 2014-04-15 | 3M Innovative Properties Company | Electronic articles for displays and methods of making same |
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-
1997
- 1997-08-28 JP JP24779197A patent/JPH1171560A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2015197927A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | ティーピーケイ ユニヴァーサル ソリューションズ リミテッド | 容量性タッチ感知装置 |
| KR20170137975A (ko) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 삼성디스플레이 주식회사 | 이방성 도전 필름 및 이를 이용한 디스플레이 장치 |
| US11683963B2 (en) | 2016-06-03 | 2023-06-20 | Samsung Display Co., Ltd. | Anisotropic conductive film and display device using the same |
| CN111699227A (zh) * | 2018-02-06 | 2020-09-22 | 3M创新有限公司 | 树脂组合物、填缝粘合剂、填缝粘合剂制备方法及填缝方法 |
| JP2019087538A (ja) * | 2019-01-11 | 2019-06-06 | 日立化成株式会社 | 異方導電性フィルムの製造方法及び接続構造体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040122 |