JPH1171601A - 粉体材料とその製造方法 - Google Patents
粉体材料とその製造方法Info
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- JPH1171601A JPH1171601A JP9247608A JP24760897A JPH1171601A JP H1171601 A JPH1171601 A JP H1171601A JP 9247608 A JP9247608 A JP 9247608A JP 24760897 A JP24760897 A JP 24760897A JP H1171601 A JPH1171601 A JP H1171601A
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- grain
- silicon oxide
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 Pd粒子に代えMLCCの構造欠陥を引き起
こし難い内部電極用ペーストの構成材料に適用できる粉
体材料とその製造方法を提供する。 【解決手段】 この粉体材料は結晶性Pd粒子を芯材と
しこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面
層とで構成されることを特徴とし、またこの製造方法は
噴霧熱分解製造法により一段階で粉体材料を製造するこ
とを特徴とする。そして、この粉体材料は芯材である結
晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素の表面層で覆
われていることから、結晶性Pd粒子が酸化され難くな
り、かつ、非晶質酸化ケイ素の表面層の作用により結晶
性Pd粒子が表面改質されてその分散性も改善される。
従って、MLCCの構成層である内部電極と誘電体層の
膨張と収縮挙動を略一致させることが可能になることか
ら上記目的を達成できる。
こし難い内部電極用ペーストの構成材料に適用できる粉
体材料とその製造方法を提供する。 【解決手段】 この粉体材料は結晶性Pd粒子を芯材と
しこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面
層とで構成されることを特徴とし、またこの製造方法は
噴霧熱分解製造法により一段階で粉体材料を製造するこ
とを特徴とする。そして、この粉体材料は芯材である結
晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素の表面層で覆
われていることから、結晶性Pd粒子が酸化され難くな
り、かつ、非晶質酸化ケイ素の表面層の作用により結晶
性Pd粒子が表面改質されてその分散性も改善される。
従って、MLCCの構成層である内部電極と誘電体層の
膨張と収縮挙動を略一致させることが可能になることか
ら上記目的を達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体材料とその製
造方法に係り、特に、積層セラミックコンデンサにおけ
る内部電極用ペーストの構成材料として有用な粉体材料
とその製造方法に関するものである。
造方法に係り、特に、積層セラミックコンデンサにおけ
る内部電極用ペーストの構成材料として有用な粉体材料
とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の軽薄短小化が進み、チ
ップ部品である積層セラミックコンデンサ(以下、ML
CCと略称する)に関しても小型化、高容量化の要求が
ますます高まりつつある。そして、MLCCの小型化と
高容量化を図る最も効果的な手法は誘電体層と内部電極
を薄くして多層化を図ることである。
ップ部品である積層セラミックコンデンサ(以下、ML
CCと略称する)に関しても小型化、高容量化の要求が
ますます高まりつつある。そして、MLCCの小型化と
高容量化を図る最も効果的な手法は誘電体層と内部電極
を薄くして多層化を図ることである。
【0003】ところで、この種のMLCCとして、例え
ば、図2(A)〜(B)に示すような構造のものが従来
知られている。すなわち、このMLCC(積層セラミッ
クコンデンサ)aは、複数の誘電体層bと内部電極cが
交互に積層されたコンデンサ本体dと、このコンデンサ
本体dの外側に設けられその一方が奇数番目の内部電極
c1群に接続され他方が偶数番目の内部電極c2群に接続さ
れた一対の外部電極e1、e2とでその主要部が構成されて
いるものである。
ば、図2(A)〜(B)に示すような構造のものが従来
知られている。すなわち、このMLCC(積層セラミッ
クコンデンサ)aは、複数の誘電体層bと内部電極cが
交互に積層されたコンデンサ本体dと、このコンデンサ
本体dの外側に設けられその一方が奇数番目の内部電極
c1群に接続され他方が偶数番目の内部電極c2群に接続さ
れた一対の外部電極e1、e2とでその主要部が構成されて
いるものである。
【0004】そして、このMLCCは、従来、以下のよ
うにして製造されている。まず、粉末化されたチタン酸
バリウム(BaTiO3 )、鉛を含むペロブスカイト型
酸化物等の誘電体と、ポリビニルブチラール樹脂あるい
はブチルメタクリレートやメチルメタクリレート等のア
クリル系樹脂から成る有機バインダーを含む誘電体シー
ト(一般に、誘電体グリーンシートと称される)表面に
内部電極用ペーストをスクリーン印刷法にて製膜しかつ
乾燥させる。
うにして製造されている。まず、粉末化されたチタン酸
バリウム(BaTiO3 )、鉛を含むペロブスカイト型
酸化物等の誘電体と、ポリビニルブチラール樹脂あるい
はブチルメタクリレートやメチルメタクリレート等のア
クリル系樹脂から成る有機バインダーを含む誘電体シー
ト(一般に、誘電体グリーンシートと称される)表面に
内部電極用ペーストをスクリーン印刷法にて製膜しかつ
乾燥させる。
【0005】次に、上記内部電極用ペーストが製膜され
た誘電体シートを所定の枚数重ね合せると共にこれ等を
熱圧着させた後、この熱圧着体を目的の大きさに切断す
る。続いて、上記誘電体シート内の有機バインダーや内
部電極用ペースト内の有機ビヒクル等のバーンアウト
(完全燃焼)と内部電極及び誘電体の同時焼結を目的と
して1300℃程度の条件で上記熱圧着体を焼成する。
た誘電体シートを所定の枚数重ね合せると共にこれ等を
熱圧着させた後、この熱圧着体を目的の大きさに切断す
る。続いて、上記誘電体シート内の有機バインダーや内
部電極用ペースト内の有機ビヒクル等のバーンアウト
(完全燃焼)と内部電極及び誘電体の同時焼結を目的と
して1300℃程度の条件で上記熱圧着体を焼成する。
【0006】次に、この様にして得られた複数の誘電体
層と内部電極が交互に積層されかつ焼成された積層体
(コンデンサ本体)の両端を磨き、その一端側では奇数
番目の内部電極群の端面をまた他端側では偶数番目の内
部電極群の端面をそれぞれ露出させた後、その磨かれた
両端面にMLCCと外部のデバイスを結合させるための
一対の外部電極を取り付けて上記積層セラミックコンデ
ンサ(MLCC)が完成される。
層と内部電極が交互に積層されかつ焼成された積層体
(コンデンサ本体)の両端を磨き、その一端側では奇数
番目の内部電極群の端面をまた他端側では偶数番目の内
部電極群の端面をそれぞれ露出させた後、その磨かれた
両端面にMLCCと外部のデバイスを結合させるための
一対の外部電極を取り付けて上記積層セラミックコンデ
ンサ(MLCC)が完成される。
【0007】ところで、上記誘電体シート表面上に製膜
される内部電極用ペーストとしては、従来、金属粉末と
有機ビヒクルを主成分とし必要に応じて粘度調整用の希
釈溶剤等が配合された組成物が適用されている。
される内部電極用ペーストとしては、従来、金属粉末と
有機ビヒクルを主成分とし必要に応じて粘度調整用の希
釈溶剤等が配合された組成物が適用されている。
【0008】そして、MLCCの内部電極に要求される
上記金属粉末の性質として、セラミック誘電体と反応し
ないこと、粉末自体が溶融しないこと、焼結時のセラミ
ック誘電体への拡散が少ないこと、及び、電気抵抗が小
さいこと等が挙げられる。
上記金属粉末の性質として、セラミック誘電体と反応し
ないこと、粉末自体が溶融しないこと、焼結時のセラミ
ック誘電体への拡散が少ないこと、及び、電気抵抗が小
さいこと等が挙げられる。
【0009】この様な観点から、上記金属粉末として、
Pd粉末等の貴金属粉末が従来適用されている。
Pd粉末等の貴金属粉末が従来適用されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記MLC
Cの同時焼成(Cofiring)プロセスにおいて、Pd粒子
に起因した構造欠陥を生じ易い問題点があった。すなわ
ち、上記Pd粒子が金属粉末として適用された場合、焼
成中、Pd粒子は溶融せずかつセラミック誘電体との反
応も少ない特性を有するが、空気中で加熱されると酸化
して黒色の酸化物(PdO)になり、生成したPdOは
800℃付近で分解してPdに戻り、これ等一連の酸化
・還元反応により体積の膨張と収縮が起こる。
Cの同時焼成(Cofiring)プロセスにおいて、Pd粒子
に起因した構造欠陥を生じ易い問題点があった。すなわ
ち、上記Pd粒子が金属粉末として適用された場合、焼
成中、Pd粒子は溶融せずかつセラミック誘電体との反
応も少ない特性を有するが、空気中で加熱されると酸化
して黒色の酸化物(PdO)になり、生成したPdOは
800℃付近で分解してPdに戻り、これ等一連の酸化
・還元反応により体積の膨張と収縮が起こる。
【0011】すなわち、内部電極と誘電体の同時焼結
中、内部電極用ペーストの方では500〜800℃の間
にPdの酸化による約68%の体積膨張または約19%
の線膨張が起こり、そしてPdOの還元による同量の収
縮が発生すると共に、更に、900℃前後においてPd
の焼結による急激な収縮を引き起こす。
中、内部電極用ペーストの方では500〜800℃の間
にPdの酸化による約68%の体積膨張または約19%
の線膨張が起こり、そしてPdOの還元による同量の収
縮が発生すると共に、更に、900℃前後においてPd
の焼結による急激な収縮を引き起こす。
【0012】他方、誘電体層の膨張・収縮現象は、12
00〜1300℃付近の焼結による収縮のみである。
00〜1300℃付近の焼結による収縮のみである。
【0013】従って、内部電極とセラミック誘電体の膨
張と収縮挙動が異なるため、セラミック誘電体と内部電
極の層間に引っ張り応力や圧縮応力が発生し、完成され
たMLCCにデラミネーション(Delamination,層間剥
離現象)やクラック等の構造欠陥が誘発され易い問題点
を有していた。
張と収縮挙動が異なるため、セラミック誘電体と内部電
極の層間に引っ張り応力や圧縮応力が発生し、完成され
たMLCCにデラミネーション(Delamination,層間剥
離現象)やクラック等の構造欠陥が誘発され易い問題点
を有していた。
【0014】尚、MLCCのこの様な構造欠陥を防止す
るため、セラミック誘電体と同質の誘電体微粒子や粘土
鉱物、有機ペントナイト等を内部電極用ペースト内に添
加してPd粒子の過焼結を抑制する等の工夫も従来なさ
れているが、セラミック誘電体の特性や電極膜の連続性
に悪影響を及ぼす恐れがあるため未だ有効な防止方法と
はなり得ていない。
るため、セラミック誘電体と同質の誘電体微粒子や粘土
鉱物、有機ペントナイト等を内部電極用ペースト内に添
加してPd粒子の過焼結を抑制する等の工夫も従来なさ
れているが、セラミック誘電体の特性や電極膜の連続性
に悪影響を及ぼす恐れがあるため未だ有効な防止方法と
はなり得ていない。
【0015】本発明はこの様な問題点に着目してなされ
たもので、その課題とするところは、金属粉末としての
上記Pd粒子に代えて、MLCCの上述した構造欠陥を
引き起こし難い内部電極用ペーストの構成材料に適用で
きる粉体材料とその製造方法を提供することにある。
たもので、その課題とするところは、金属粉末としての
上記Pd粒子に代えて、MLCCの上述した構造欠陥を
引き起こし難い内部電極用ペーストの構成材料に適用で
きる粉体材料とその製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る粉体材料は、結晶性Pd粒子を芯材としこの外表面を
一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面層とで構成され
ることを特徴とし、また、請求項2に係る粉体材料は、
酸化ケイ素微粒子のマトリックス中に複数の結晶性Pd
微粒子が均一に分散された複合粒子にて構成されること
を特徴とするものである。
る粉体材料は、結晶性Pd粒子を芯材としこの外表面を
一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面層とで構成され
ることを特徴とし、また、請求項2に係る粉体材料は、
酸化ケイ素微粒子のマトリックス中に複数の結晶性Pd
微粒子が均一に分散された複合粒子にて構成されること
を特徴とするものである。
【0017】そして、請求項1記載の粉体材料は、芯材
である結晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素の表
面層で覆われており、また、請求項2記載の粉体材料
は、複数の結晶性Pd微粒子が酸化ケイ素微粒子のマト
リックス中に均一に分散された複合粒子で構成されてい
ることから、上記結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微
粒子が酸化され難くなり、かつ、非晶質酸化ケイ素の表
面層並びに酸化ケイ素微粒子のマトリックスの作用によ
り結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒子が表面改質
されてその分散性も改善される。
である結晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素の表
面層で覆われており、また、請求項2記載の粉体材料
は、複数の結晶性Pd微粒子が酸化ケイ素微粒子のマト
リックス中に均一に分散された複合粒子で構成されてい
ることから、上記結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微
粒子が酸化され難くなり、かつ、非晶質酸化ケイ素の表
面層並びに酸化ケイ素微粒子のマトリックスの作用によ
り結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒子が表面改質
されてその分散性も改善される。
【0018】そして、請求項1または請求項2記載の粉
体材料が内部電極用ペーストの金属粉末として適用され
た場合、その結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒子
表面の酸化が上記表面層若しくはマトリックスの作用で
防止されることに伴い、Pdの酸化反応、PdOの還元
反応が起こる900℃未満における内部電極用ペースト
の膨張・収縮現象が抑制されるため、MLCCの構成層
である内部電極と誘電体層の膨張と収縮挙動を略一致さ
せることが可能となる。
体材料が内部電極用ペーストの金属粉末として適用され
た場合、その結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒子
表面の酸化が上記表面層若しくはマトリックスの作用で
防止されることに伴い、Pdの酸化反応、PdOの還元
反応が起こる900℃未満における内部電極用ペースト
の膨張・収縮現象が抑制されるため、MLCCの構成層
である内部電極と誘電体層の膨張と収縮挙動を略一致さ
せることが可能となる。
【0019】ところで、請求項1記載の粉体材料等を製
造する場合、これ等粉体材料と類似の構造を有する粉体
材料の製造方法として、従来、以下のような手法が知ら
れている。例えば、事前に調製されたAg粒子の表面に
CVD法によりSiO2 層を製膜したり、あるいは、事
前に調製されたコア粒子の表面に界面反応法やゾルゲル
法、機械混合法等によりコーティング層を形成する方法
等が報告されている。しかし、これ等の従来法はコア粒
子の調製とコーティング層の形成とを二段階に分けて行
う必要があり、その分、製造効率は余り良好でない方法
であった。そこで、請求項3と請求項4に係る発明は、
請求項1及び請求項2に係る粉体材料を噴霧熱分解法に
より一段階で製造してその効率を改善させた発明に関す
る。
造する場合、これ等粉体材料と類似の構造を有する粉体
材料の製造方法として、従来、以下のような手法が知ら
れている。例えば、事前に調製されたAg粒子の表面に
CVD法によりSiO2 層を製膜したり、あるいは、事
前に調製されたコア粒子の表面に界面反応法やゾルゲル
法、機械混合法等によりコーティング層を形成する方法
等が報告されている。しかし、これ等の従来法はコア粒
子の調製とコーティング層の形成とを二段階に分けて行
う必要があり、その分、製造効率は余り良好でない方法
であった。そこで、請求項3と請求項4に係る発明は、
請求項1及び請求項2に係る粉体材料を噴霧熱分解法に
より一段階で製造してその効率を改善させた発明に関す
る。
【0020】すなわち、請求項3に係る発明は、酸化ケ
イ素の超微粒子をPd塩の水溶液中に分散させて原料溶
液を調製し、かつ、この原料溶液を噴霧して液滴とした
後、低温、中温及び高温の3つの温度領域を有する反応
管内に上記液滴を搬入し、この反応管内において乾燥、
熱分解及び結晶化処理して請求項1又は2記載の粉体材
料を製造することを特徴とし、また、請求項4に係る発
明は、請求項3記載の発明に係る請求項1の粉体材料の
製造方法を前提とし、上記酸化ケイ素超微粒子のPdに
対する割合が10mass%、上記Pd塩の水溶液が0.5
mol/dm3 のPd(NO3 )2 水溶液、及び、上記低温、
中温及び高温の3つの温度領域が300℃、600℃及
び1400℃であることを特徴とするものである。
イ素の超微粒子をPd塩の水溶液中に分散させて原料溶
液を調製し、かつ、この原料溶液を噴霧して液滴とした
後、低温、中温及び高温の3つの温度領域を有する反応
管内に上記液滴を搬入し、この反応管内において乾燥、
熱分解及び結晶化処理して請求項1又は2記載の粉体材
料を製造することを特徴とし、また、請求項4に係る発
明は、請求項3記載の発明に係る請求項1の粉体材料の
製造方法を前提とし、上記酸化ケイ素超微粒子のPdに
対する割合が10mass%、上記Pd塩の水溶液が0.5
mol/dm3 のPd(NO3 )2 水溶液、及び、上記低温、
中温及び高温の3つの温度領域が300℃、600℃及
び1400℃であることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る粉体材料を噴霧熱分
解法により製造する際に適用される噴霧熱分解製造装置
の概略構成を示す説明図である。
解法により製造する際に適用される噴霧熱分解製造装置
の概略構成を示す説明図である。
【0023】すなわち、この噴霧熱分解製造装置1は、
ミスト発生部(超音波噴霧器、二流体ノズル、静電噴霧
器等)10と、空気、窒素等キャリアガス混合・供給系
11と、反応管12と、この反応管12の長さ方向に亘
り配置された低温加熱炉13、中温加熱炉14、高温加
熱炉15と、これ等加熱炉の温度制御・記録系(図示せ
ず)と、粉体材料の回収部(サイクロン、フィルタ、静
電集塵器等)16と、排気ガス処理部17とでその主要
部が構成されている。
ミスト発生部(超音波噴霧器、二流体ノズル、静電噴霧
器等)10と、空気、窒素等キャリアガス混合・供給系
11と、反応管12と、この反応管12の長さ方向に亘
り配置された低温加熱炉13、中温加熱炉14、高温加
熱炉15と、これ等加熱炉の温度制御・記録系(図示せ
ず)と、粉体材料の回収部(サイクロン、フィルタ、静
電集塵器等)16と、排気ガス処理部17とでその主要
部が構成されている。
【0024】以下、酸化ケイ素(SiO2 )の超微粒子
をPd塩であるPd(NO3 )2 水溶液に分散させた原
料溶液から、請求項1及び請求項2に係る粉体材料を合
成する場合を例としてこれ等材料の生成機構を説明す
る。
をPd塩であるPd(NO3 )2 水溶液に分散させた原
料溶液から、請求項1及び請求項2に係る粉体材料を合
成する場合を例としてこれ等材料の生成機構を説明す
る。
【0025】まず、ミスト発生部10によって発生した
液滴は加熱された反応管12内にキャリアガスによって
導入されると、低温加熱炉13に位置された反応管12
内において乾燥しかつPd(NO3 )2 の加水分解や生
成されたPd(OH)2 等の熱分解等により各成分の原
料の乾燥混合物(PdO・xH2O+SiO2)の固体粒
子を作る。この固体粒子の中ではPdO・xH2OとS
iO2が均一に混合している。
液滴は加熱された反応管12内にキャリアガスによって
導入されると、低温加熱炉13に位置された反応管12
内において乾燥しかつPd(NO3 )2 の加水分解や生
成されたPd(OH)2 等の熱分解等により各成分の原
料の乾燥混合物(PdO・xH2O+SiO2)の固体粒
子を作る。この固体粒子の中ではPdO・xH2OとS
iO2が均一に混合している。
【0026】次に、中温加熱炉14に位置された反応管
12内において更に加熱されると、温度の上昇に従って
粒子中のPdOの一部は分解されて金属(Pd)とな
る。
12内において更に加熱されると、温度の上昇に従って
粒子中のPdOの一部は分解されて金属(Pd)とな
る。
【0027】次に、高温加熱炉15に位置された反応管
12内において更に高温(700℃以上)で加熱される
とPdOが分解し、生成したナノオーダーのPd超微粒
結晶粒子がSiO2 の超微粒子から成るマトリックス中
に均一に分散した構造の複合粒子である粉体材料(請求
項2に係る材料)が得られる。この温度はPdの焼結温
度(約300℃)よりかなり高いので、生成したPd超
微粒結晶粒子が合体しながら成長し、粒子の中央に集ま
ることによってPdだけのコア(芯材)を形成する。一
方、SiO2 は焼結しないので粒子のマトリックスはほ
とんど収縮せず、複合粒子の粒径は変化しない。そし
て、上記高温加熱炉15の温度が請求項2に係る粉体材
料を得る温度条件より高く設定されあるいは高温加熱炉
15に位置された反応管12内に上記複合粒子が長時間
浮遊して存在するとPdの焼結が更に進み、複合粒子内
部での再配列によって中心部にあったSiO2 も粒子表
面に押し出され、Pdが粒子の真ん中に集まり、中実で
単結晶に近いコア粒子すなわち結晶性Pd粒子を芯材と
しこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面
層とで構成された請求項1に係る粉体材料が得られる。
12内において更に高温(700℃以上)で加熱される
とPdOが分解し、生成したナノオーダーのPd超微粒
結晶粒子がSiO2 の超微粒子から成るマトリックス中
に均一に分散した構造の複合粒子である粉体材料(請求
項2に係る材料)が得られる。この温度はPdの焼結温
度(約300℃)よりかなり高いので、生成したPd超
微粒結晶粒子が合体しながら成長し、粒子の中央に集ま
ることによってPdだけのコア(芯材)を形成する。一
方、SiO2 は焼結しないので粒子のマトリックスはほ
とんど収縮せず、複合粒子の粒径は変化しない。そし
て、上記高温加熱炉15の温度が請求項2に係る粉体材
料を得る温度条件より高く設定されあるいは高温加熱炉
15に位置された反応管12内に上記複合粒子が長時間
浮遊して存在するとPdの焼結が更に進み、複合粒子内
部での再配列によって中心部にあったSiO2 も粒子表
面に押し出され、Pdが粒子の真ん中に集まり、中実で
単結晶に近いコア粒子すなわち結晶性Pd粒子を芯材と
しこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面
層とで構成された請求項1に係る粉体材料が得られる。
【0028】尚、この製造プロセスでは、生成されるP
d粒子の構造や結晶性は液滴/粒子の加熱条件(加熱温
度、加熱時間、加熱速度等)に影響されるので、目的と
する粉体材料に合わせた上記加熱条件の設定が重要であ
る。
d粒子の構造や結晶性は液滴/粒子の加熱条件(加熱温
度、加熱時間、加熱速度等)に影響されるので、目的と
する粉体材料に合わせた上記加熱条件の設定が重要であ
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0030】[実施例1]Pdの原料はPd(NO3 )
2 (東洋化学工業製)を用い、SiO2 の原料は火炎中
加水分解法で合成したSiO2 超微粒子(純度99.9
%、和光純薬工業製)を用いた。
2 (東洋化学工業製)を用い、SiO2 の原料は火炎中
加水分解法で合成したSiO2 超微粒子(純度99.9
%、和光純薬工業製)を用いた。
【0031】そして、SiO2 超微粒子をPdに対して
10mass%(質量%)の割合で0.5mol/dm3 のPd
(NO3 )2 水溶液中に混合し、超音波で分散させて出
発溶液(原料溶液)を調製した。
10mass%(質量%)の割合で0.5mol/dm3 のPd
(NO3 )2 水溶液中に混合し、超音波で分散させて出
発溶液(原料溶液)を調製した。
【0032】尚、原料に用いたSiO2 粒子は粒径20
nm前後の球状であり、実測した比表面積は184.7
m2 /gである。XRD分析によりSiO2 粒子は非晶
質であり、TG−DTA測定より空気中1200℃まで
熱の出入りと重量変化はほとんどないことが分かった。
nm前後の球状であり、実測した比表面積は184.7
m2 /gである。XRD分析によりSiO2 粒子は非晶
質であり、TG−DTA測定より空気中1200℃まで
熱の出入りと重量変化はほとんどないことが分かった。
【0033】次に、図1に示した噴霧熱分解製造装置に
上記出発溶液(原料溶液)を導入して、結晶性Pd粒子
を芯材としこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ
素の表面層とで構成された粉体材料すなわちSiO2 被
覆Pd粒子を合成した。
上記出発溶液(原料溶液)を導入して、結晶性Pd粒子
を芯材としこの外表面を一様に被覆する非晶質酸化ケイ
素の表面層とで構成された粉体材料すなわちSiO2 被
覆Pd粒子を合成した。
【0034】尚、上記噴霧熱分解製造装置において低温
加熱炉13である乾燥炉の温度は300℃、中温加熱炉
14である熱分解炉の温度は600℃、及び、高温加熱
炉15である結晶化炉の温度は1400℃にそれぞれ設
定されている。
加熱炉13である乾燥炉の温度は300℃、中温加熱炉
14である熱分解炉の温度は600℃、及び、高温加熱
炉15である結晶化炉の温度は1400℃にそれぞれ設
定されている。
【0035】また、合成した粒子の形態は、電界放射型
走査型電子顕微鏡(FE−SEM;日立製作所製,S−
800)で観察した。また、粒子をエポキシ樹脂に包理
してミクロトーム(Reichert-Nissei製,Ultracut N)
で50〜80nmの厚さの薄片に切り、透過型電子顕微
鏡(TEM;日本電子製,JEM-200CX)で粒子の内部構
造を観察し、付属のエネルギー分散型X線分析装置(E
DS;Philips製,EDAX-PV9900)で組成分析を行った。
これ等の観察結果を以下の『結果』の欄において実施例
2並びに比較例の結果と共に詳細に説明する。
走査型電子顕微鏡(FE−SEM;日立製作所製,S−
800)で観察した。また、粒子をエポキシ樹脂に包理
してミクロトーム(Reichert-Nissei製,Ultracut N)
で50〜80nmの厚さの薄片に切り、透過型電子顕微
鏡(TEM;日本電子製,JEM-200CX)で粒子の内部構
造を観察し、付属のエネルギー分散型X線分析装置(E
DS;Philips製,EDAX-PV9900)で組成分析を行った。
これ等の観察結果を以下の『結果』の欄において実施例
2並びに比較例の結果と共に詳細に説明する。
【0036】次に、粒子の比表面積はBET法(Microm
eritics製,Flowsorb II)で測定し、また、粒子の熱分
析(TG−DTA;理学電気製,TAS-200)は窒素中で
20K・min-1の加速速度で行った。
eritics製,Flowsorb II)で測定し、また、粒子の熱分
析(TG−DTA;理学電気製,TAS-200)は窒素中で
20K・min-1の加速速度で行った。
【0037】[実施例2]SiO2 超微粒子をPdに対
し1mass%(質量%)の割合で0.5mol/dm3 のPd
(NO3 )2 水溶液中に混合して出発溶液(原料溶液)
を調製している点を除き実施例1と略同一の条件でSi
O2 被覆Pd粒子を合成した。
し1mass%(質量%)の割合で0.5mol/dm3 のPd
(NO3 )2 水溶液中に混合して出発溶液(原料溶液)
を調製している点を除き実施例1と略同一の条件でSi
O2 被覆Pd粒子を合成した。
【0038】[比較例]SiO2 超微粒子が無添加の
0.5mol/dm3 のPd(NO3 )2 水溶液を出発溶液
(原料溶液)としている点を除き実施例1と略同一の条
件でPd粒子を合成した。
0.5mol/dm3 のPd(NO3 )2 水溶液を出発溶液
(原料溶液)としている点を除き実施例1と略同一の条
件でPd粒子を合成した。
【0039】『結果』合成された粒子のSEM写真と粒
子の薄片のTEM写真から以下のことが確認された。
子の薄片のTEM写真から以下のことが確認された。
【0040】すなわち、SiO2 超微粒子が無添加の比
較例に係るPd粒子では表面は非常に平滑であるのと比
較すると、SEM写真から合成された実施例1に係る粒
子の表面に凹凸があり、SiO2 超微粒子で覆われてい
ることが分かる。粒子の薄片のTEM写真にはコントラ
ストの著しく異なる二相が観察された。
較例に係るPd粒子では表面は非常に平滑であるのと比
較すると、SEM写真から合成された実施例1に係る粒
子の表面に凹凸があり、SiO2 超微粒子で覆われてい
ることが分かる。粒子の薄片のTEM写真にはコントラ
ストの著しく異なる二相が観察された。
【0041】そして、TEM−EDS分析より、透明に
見える表面部にはSi元素が、粒子内部の不透明な部分
にはPdが検出された。また、電子線回折により表面部
は非晶質を示すブロードなリングパターンが、Pdの部
分は立方晶を示す回折パターンが認められた。試料のX
RDパターンには立方晶Pdの鋭いピークのみが認めら
れ、SiO2 に帰属されるピークは現れなかった。
見える表面部にはSi元素が、粒子内部の不透明な部分
にはPdが検出された。また、電子線回折により表面部
は非晶質を示すブロードなリングパターンが、Pdの部
分は立方晶を示す回折パターンが認められた。試料のX
RDパターンには立方晶Pdの鋭いピークのみが認めら
れ、SiO2 に帰属されるピークは現れなかった。
【0042】これ等の結果から、SiO2 超微粒子が1
0mass%添加された実施例1の場合、結晶性の高いPd
粒子のコア(芯材)と、厚さがほぼ均一なSiO2 の表
面層からなるマイクロカプセル粒子(粉体材料)が得ら
れることが確認された。
0mass%添加された実施例1の場合、結晶性の高いPd
粒子のコア(芯材)と、厚さがほぼ均一なSiO2 の表
面層からなるマイクロカプセル粒子(粉体材料)が得ら
れることが確認された。
【0043】計算では、添加量が10mass%の実施例1
と添加量が1mass%の実施例2の場合、SiO2 の体積
分率はそれぞれ約35%と5.2%で、0.5μmの球
状Pd粒子表面にはそれぞれ46nmと4.6nmの被
覆層が形成される。
と添加量が1mass%の実施例2の場合、SiO2 の体積
分率はそれぞれ約35%と5.2%で、0.5μmの球
状Pd粒子表面にはそれぞれ46nmと4.6nmの被
覆層が形成される。
【0044】粒子内部構造の観察ではSiO2 層がポー
ラスなので少し厚めに見えるが、添加量が1mass%の実
施例2の場合、SiO2 による被覆は若干不完全でPd
粒子の一部が露出していることが観察された。
ラスなので少し厚めに見えるが、添加量が1mass%の実
施例2の場合、SiO2 による被覆は若干不完全でPd
粒子の一部が露出していることが観察された。
【0045】また、EDS分析と電子線回折により、S
iO2 超微粒子の集まった表面層の中に少量の細かい球
状Pd超微粒子が混入することもあったが、逆にSiO
2 が内部のPd粒子中に存在することはなかった。
iO2 超微粒子の集まった表面層の中に少量の細かい球
状Pd超微粒子が混入することもあったが、逆にSiO
2 が内部のPd粒子中に存在することはなかった。
【0046】そして、実施例1及び実施例2に係る粉体
材料(SiO2 被覆Pd粒子)を適用して内部電極用ペ
ーストを調製し、かつ、この内部電極用ペーストを用い
てMLCCを製造したところ、比較例のPd粒子が適用
された内部電極用ペーストを用いた場合に較べてデラミ
ネーションやクラック等の構造欠陥が少なかった。
材料(SiO2 被覆Pd粒子)を適用して内部電極用ペ
ーストを調製し、かつ、この内部電極用ペーストを用い
てMLCCを製造したところ、比較例のPd粒子が適用
された内部電極用ペーストを用いた場合に較べてデラミ
ネーションやクラック等の構造欠陥が少なかった。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る粉体材料は、
芯材である結晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素
の表面層で覆われており、また、請求項2記載の発明に
係る粉体材料は、複数の結晶性Pd微粒子が酸化ケイ素
微粒子のマトリックス中に均一に分散された複合粒子で
構成されていることから、上記結晶性Pd粒子若しくは
結晶性Pd微粒子が酸化され難くなり、かつ、非晶質酸
化ケイ素の表面層並びに酸化ケイ素微粒子のマトリック
スの作用により結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒
子が表面改質されてその分散性も改善される。
芯材である結晶性Pd粒子の外表面が非晶質酸化ケイ素
の表面層で覆われており、また、請求項2記載の発明に
係る粉体材料は、複数の結晶性Pd微粒子が酸化ケイ素
微粒子のマトリックス中に均一に分散された複合粒子で
構成されていることから、上記結晶性Pd粒子若しくは
結晶性Pd微粒子が酸化され難くなり、かつ、非晶質酸
化ケイ素の表面層並びに酸化ケイ素微粒子のマトリック
スの作用により結晶性Pd粒子若しくは結晶性Pd微粒
子が表面改質されてその分散性も改善される。
【0048】従って、これ等粉体材料が内部電極用ペー
ストの金属粉末として適用された場合、その結晶性Pd
粒子若しくは結晶性Pd微粒子表面の酸化が上記表面層
若しくはマトリックスの作用で防止されることに伴い、
Pdの酸化反応、PdOの還元反応が起こる900℃未
満における内部電極用ペーストの膨張・収縮現象が抑制
されるため、MLCCの構成層である内部電極と誘電体
層の膨張と収縮挙動を略一致させることが可能となる効
果を有する。
ストの金属粉末として適用された場合、その結晶性Pd
粒子若しくは結晶性Pd微粒子表面の酸化が上記表面層
若しくはマトリックスの作用で防止されることに伴い、
Pdの酸化反応、PdOの還元反応が起こる900℃未
満における内部電極用ペーストの膨張・収縮現象が抑制
されるため、MLCCの構成層である内部電極と誘電体
層の膨張と収縮挙動を略一致させることが可能となる効
果を有する。
【0049】また、請求項3及び請求項4記載の発明に
係る粉体材料の製造方法によれば、一段階で請求項1及
び請求項2に係る粉体材料を製造できるためその効率の
改善が図れる効果を有している。
係る粉体材料の製造方法によれば、一段階で請求項1及
び請求項2に係る粉体材料を製造できるためその効率の
改善が図れる効果を有している。
【図1】本発明に係る粉体材料を製造するための噴霧熱
分解製造装置の概略構成を示す説明図。
分解製造装置の概略構成を示す説明図。
【図2】図2(A)は積層セラミックコンデンサの概略
斜視図であり、図2(B)は図2(A)の一部切欠断面
図である。
斜視図であり、図2(B)は図2(A)の一部切欠断面
図である。
1 噴霧熱分解製造装置 10 ミスト発生部 11 キャリアガス混合・供給系 12 反応管 13 低温加熱炉 14 中温加熱炉 15 高温加熱炉 16 回収部 17 排気ガス処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01G 4/12 361 H01G 1/01 (72)発明者 篠崎 和夫 東京都稲城市大丸13−6 (72)発明者 水谷 惟恭 東京都品川区荏原7−16−12
Claims (4)
- 【請求項1】結晶性Pd粒子を芯材としこの外表面を一
様に被覆する非晶質酸化ケイ素の表面層とで構成される
ことを特徴とする粉体材料。 - 【請求項2】酸化ケイ素微粒子のマトリックス中に複数
の結晶性Pd微粒子が均一に分散された複合粒子にて構
成されることを特徴とする粉体材料。 - 【請求項3】酸化ケイ素の超微粒子をPd塩の水溶液中
に分散させて原料溶液を調製し、かつ、この原料溶液を
噴霧して液滴とした後、低温、中温及び高温の3つの温
度領域を有する反応管内に上記液滴を搬入し、この反応
管内において乾燥、熱分解及び結晶化処理して請求項1
又は2記載の粉体材料を製造することを特徴とする粉体
材料の製造方法。 - 【請求項4】上記酸化ケイ素超微粒子のPdに対する割
合が10mass%、上記Pd塩の水溶液が0.5mol/dm3
のPd(NO3 )2 水溶液、及び、上記低温、中温及び
高温の3つの温度領域が300℃、600℃及び140
0℃であることを特徴とする請求項1記載の粉体材料を
製造する請求項3記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9247608A JPH1171601A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 粉体材料とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9247608A JPH1171601A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 粉体材料とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171601A true JPH1171601A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17166045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9247608A Pending JPH1171601A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 粉体材料とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171601A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100658113B1 (ko) | 2005-04-27 | 2006-12-14 | 한국기계연구원 | 화학기상응축법에 의한 실리카 코팅 나노철분말 합성공정 |
| KR100925150B1 (ko) | 2008-05-29 | 2009-11-05 | 한국세라믹기술원 | 초음파 분무 열분해 장치 |
| US7615939B2 (en) | 2003-03-17 | 2009-11-10 | C&D Zodiac, Inc. | Spectrally calibratable multi-element RGB LED light source |
| JP2010018466A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Japan Fine Ceramics Center | 噴霧熱分解装置の反応室及び噴霧熱分解装置 |
| WO2018092664A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 昭栄化学工業株式会社 | 金属粉末の製造方法 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9247608A patent/JPH1171601A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7615939B2 (en) | 2003-03-17 | 2009-11-10 | C&D Zodiac, Inc. | Spectrally calibratable multi-element RGB LED light source |
| KR100658113B1 (ko) | 2005-04-27 | 2006-12-14 | 한국기계연구원 | 화학기상응축법에 의한 실리카 코팅 나노철분말 합성공정 |
| KR100925150B1 (ko) | 2008-05-29 | 2009-11-05 | 한국세라믹기술원 | 초음파 분무 열분해 장치 |
| JP2010018466A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Japan Fine Ceramics Center | 噴霧熱分解装置の反応室及び噴霧熱分解装置 |
| CN109952168A (zh) * | 2016-11-16 | 2019-06-28 | 昭荣化学工业株式会社 | 金属粉末的在制造方法 |
| WO2018092665A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 昭栄化学工業株式会社 | 金属粉末の製造方法 |
| WO2018092664A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 昭栄化学工業株式会社 | 金属粉末の製造方法 |
| CN109982798A (zh) * | 2016-11-16 | 2019-07-05 | 昭荣化学工业株式会社 | 金属粉末的在制造方法 |
| JPWO2018092664A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2019-10-17 | 昭栄化学工業株式会社 | 金属粉末の製造方法 |
| JPWO2018092665A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2019-10-17 | 昭栄化学工業株式会社 | 金属粉末の製造方法 |
| CN109952168B (zh) * | 2016-11-16 | 2022-05-10 | 昭荣化学工业株式会社 | 金属粉末的在制造方法 |
| US11426791B2 (en) | 2016-11-16 | 2022-08-30 | Shoei Chemical Inc. | Method for producing metal powder |
| US11458536B2 (en) | 2016-11-16 | 2022-10-04 | Shoei Chemical Inc. | Method for producing metal powder |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |