JPH1171692A - イオン交換膜と電極の接合体の製作方法および製作装置 - Google Patents

イオン交換膜と電極の接合体の製作方法および製作装置

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JPH1171692A
JPH1171692A JP10182570A JP18257098A JPH1171692A JP H1171692 A JPH1171692 A JP H1171692A JP 10182570 A JP10182570 A JP 10182570A JP 18257098 A JP18257098 A JP 18257098A JP H1171692 A JPH1171692 A JP H1171692A
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JP
Japan
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exchange membrane
ion exchange
electrode
ion
perforated plate
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JP10182570A
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Miyako Hitomi
美也子 人見
Kazuhiko Nagayama
一彦 永山
Mikimasa Yamaguchi
幹昌 山口
Kayoko Okisawa
加代子 沖沢
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換膜と電極との接合体の接合強度を
高め、かつ製作効率を改善する。 【解決手段】 イオン交換膜と多孔板を対面して配置
し、イオン交換膜と多孔板の対向する面の間に触媒分散
液を供給し、かつ触媒分散液の溶媒を多孔板の外側に排
出してイオン交換膜上に触媒粒子層を形成して電極とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイオン交換膜と電極
の接合体の製作方法および製作装置に関する。本発明に
よる接合体は、特に、燃料電池、水電解装置、食塩電解
装置、塩酸電解装置、オゾン水製造装置、酸素または水
素の分離装置、各種ガスセンサー等の電気化学装置に用
いることができる。
【0002】
【従来の技術】イオン交換膜と電極との接合体は、一般
に膜状に形成された2枚の電極の間にイオン交換膜を挟
んで、加熱、加圧するホットプレス法によって製作され
る。この方法では、高分子板の表面に触媒粒子の分散液
を塗布した後乾燥したり、または濾材の表面に濾過によ
って触媒粒子層を抄造した後乾燥して作製した電極をイ
オン交換膜の表面に加熱、加圧して製作していた。
【0003】しかし、上述した従来の方法で製作される
接合体では、イオン交換膜と電極との接合部の結合強度
が低く、電極が剥離して、電極とイオン交換膜との接合
部界面の電気抵抗が高くなり、長期に安定して高い特性
が得られない欠点があった。
【0004】このような問題を解決する固体高分子膜
(イオン交換膜)と電極との接合体の製造方法として、
特開平3−208262号公報には2枚の電極で固体高
分子電解質膜を挟持した挟持体をアルコール類、ケトン
類又はエーテル類等の有機溶媒やこれらの有機溶媒と水
の混合溶媒中で加熱・加圧(ホットプレス)することに
より接合体とする方法が開示されている。そしてこのよ
うな方法によると、固体高分子膜が溶媒中で軟化又はそ
の一部が溶解して膨潤した状態となるので、ガス拡散電
極との接合が容易となり、また、固体高分子電解質膜が
ガス拡散電極の反応膜内に入り込み易いので触媒反応面
積が大きくなる等によりイオン導電抵抗が低下すること
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法において
は、触媒層は予め別途製作された電極の一面に形成され
ており、この電極の触媒層側の面をイオン交換膜に接し
て配置して溶媒中で接合体に形成するものである。この
ように溶媒中で電極とイオン交換膜とをホットプレスし
て接合体を製造する方法により、有機溶媒又はアルコー
ル中で軟化膨潤したイオン交換膜が触媒層中に入り込む
ことによる触媒反応面積の増大は、発電特性を改善した
が、未ださらなる高特性の要求は大きい。
【0006】また、上記の方法では、予め触媒層の形成
された電極を用いており、電極への触媒層の形成工程は
別途必要で、製造工程や製造装置数が多くなり、高コス
トとなる欠点があった。本願発明は、上述の要求を満足
すべくさらなる高特性の接合体を提供し、しかも同時
に、上記課題を解決して製造工程の連続化による製造時
間の短縮、低コストを実現し、大量生産可能な接合体の
制作方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるイオン交換
膜と電極の接合体の製作方法の第1の態様は、イオン交
換膜と多孔板を対面して配置する工程、および前記イオ
ン交換膜と前記多孔板の対向する面の間に触媒分散液を
供給し、かつ該触媒分散液の溶媒を前記多孔板の外側に
排出してイオン交換膜上に触媒粒子層を形成して電極と
する工程を有する。
【0008】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作方法の第2の態様は、イオン交換膜、電極および
多孔板を重ねる工程、前記多孔板の空隙にイオン交換樹
脂液を供給し、前記電極の空隙内および前記イオン交換
膜の表面に前記イオン交換樹脂液を拡散含浸する工程、
および前記イオン交換膜、電極および多孔板を加熱して
拡散含浸したイオン交換樹脂液の溶媒を蒸発除去して前
記電極およびイオン交換膜の表面にイオン交換樹脂の皮
膜を形成する工程を有する。
【0009】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作方法の第3の態様は、イオン交換膜、電極および
多孔板を重ねる工程、前記多孔板の空隙に膨潤用液を供
給し、前記電極の空隙を通して前記イオン交換膜の表面
に膨潤用液を含浸させる工程、および前記イオン交換
膜、電極および多孔板を加熱、加圧して前記イオン交換
膜と前記電極とを接合する工程を有する。
【0010】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作方法の第4の態様は、イオン交換膜、電極および
多孔板を重ねる工程、前記多孔板の空隙にイオン交換樹
脂を含有した膨潤用液を供給し、前記電極の空隙を通し
て前記イオン交換膜の表面に膨潤用液を含浸させてイオ
ン交換膜を膨潤させると共に前記電極の空隙内および前
記イオン交換膜の表面に前記イオン交換樹脂液を拡散含
浸する工程、および前記イオン交換膜、電極および多孔
板を加熱、加圧して前記電極およびイオン交換膜の表面
にイオン交換樹脂の皮膜を形成して前記イオン交換膜と
前記電極とを接合する工程を有する。
【0011】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作方法の第5の態様は、イオン交換膜と多孔板を対
面して配置する工程、前記イオン交換膜と前記多孔板の
対向する面の間に触媒分散液を供給し、かつ該触媒分散
液の溶媒を前記多孔板の外側に排出してイオン交換膜上
に触媒粒子層を形成して電極とする工程、前記多孔板の
空隙にイオン交換樹脂液を供給し、前記電極の空隙内お
よび前記イオン交換膜の表面に前記イオン交換樹脂液を
拡散含浸する工程、および前記イオン交換膜、電極およ
び多孔板を加熱して拡散含浸したイオン交換樹脂液の溶
媒を蒸発除去して前記電極およびイオン交換膜の表面に
イオン交換樹脂の皮膜を形成する工程、前記多孔板の空
隙に膨潤用液を供給し、前記電極の空隙を通して前記イ
オン交換膜の表面に膨潤用液を含浸させてイオン交換膜
を膨潤させる工程、および前記イオン交換膜、電極およ
び多孔板を加熱、加圧して前記イオン交換膜と前記電極
とを接合する工程を有する。
【0012】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作装置の第1の態様は、互いに対向し、それぞれ表
面に多孔板が取り付けられている2組の固定板と、該2
組の固定板の間に設けられ、2組の固定板と共にイオン
交換膜と電極とを収容する空間を形成する封止材と、前
記空間に触媒分散液を供給する手段と、前記多孔板を通
して前記空間から前記触媒分散液の溶媒を排出する手段
と、前記イオン交換膜と電極を加熱、加圧する手段とを
備えている。
【0013】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作装置の第2の態様は、互いに対向し、それぞれ表
面に多孔板が取り付けられている2組の固定板と、該2
組の固定板の間に設けられイオン交換膜と電極とを固定
する封止材と、前記多孔板を通して前記イオン交換膜と
電極にイオン交換樹脂液を供給する手段と、前記多孔板
を通して前記イオン交換樹脂液の蒸発溶媒を排出する手
段と、前記イオン交換膜と電極を加熱、加圧する手段と
を備えている。
【0014】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作装置の第3の態様は、互いに対向し、それぞれ表
面に多孔板が取り付けられている2組の固定板と、該2
組の固定板の間に設けられイオン交換膜と電極とを固定
する封止材と、前記多孔板を通して前記イオン交換膜と
電極に膨潤用液を供給する手段と、前記多孔板を通して
前記膨潤用液の蒸気を排出する手段と、前記イオン交換
膜と電極を加熱、加圧する手段とを備えている。
【0015】本発明によるイオン交換膜と電極の接合体
の製作装置の第4の態様は、互いに対向し、それぞれ表
面に多孔板が取り付けられている2組の固定板と、該2
組の固定板の間に設けられ、2組の固定板と共にイオン
交換膜と電極とを収容する空間を形成する封止材と、前
記空間に触媒分散液を供給する手段と、前記空間にイオ
ン交換樹脂液を供給する手段と、前記空間に膨潤用液を
供給する手段と、それぞれ前記多孔板を通して前記空間
から、前記触媒分散液の溶媒を排出する手段と前記イオ
ン交換樹脂液の蒸発溶媒および前記膨潤用液の蒸気を排
出する手段と、前記イオン交換膜と電極を加熱、加圧す
る手段とを備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1、図2および図3は、それぞ
れ本発明による接合体の製作装置の異なる実施例の構成
を示す断面図である。
【0017】図1の装置において、それぞれ2組の固定
板1a,1bの表面に取り付けられている多孔板2a,
2bと固定板1a,1bの端部に取り付けた封止材(パ
ッキング)3a,3bとによって密閉空間が形成され
る。封止材3a,3bは、例えば弾性シリコンゴムある
はアクリル系弾性ゴム等の変形能の大きな材料からな
る。この密閉空間内にイオン交換膜4が配置され、封止
材3a,3bによって封止されている。従って、イオン
交換膜4とその上下の多孔板2a,2bの間には空間5
a,5bが形成される。封止材3a,3bには空間5
a,5bに開口する触媒分散液供給通路6a,6bが設
けられ、この触媒分散液供給通路6a,6bは配管7
a,7bおよび仕切り弁8a,8bを介して触媒分散液
槽9a,9bに接続している。空間5a,5bの高さ
(イオン交換膜と多孔板との距離)は、触媒分散液槽9
a,9bからの触媒分散液が空間内に一様に供給され得
る大きさであり、具体的には、例えば数mm程度であ
る。一方、固定板1a,1bには多孔板2a,2bに接
して開口し空間5a,5bの外部に連通する濾液排出通
路10a,10bが設けられており、この濾液排出通路
10a,10bには配管11が接続され、配管11は濾
液タンク12に接続している。さらに、濾液タンク12
には配管13を介して真空ポンプ14が接続されてい
る。固定板1a,1bの多孔板2a,2bと反対の面に
はヒータ16a,16bが取り付けられた加熱板15
a,15bが配設され、固定板1a,1bには温度セン
サ17a,17bが挿入されている。加熱板15a,1
5bは断熱板18a,18bを介してプレス装置19の
プレス板19a,19bの間に配置されている。
【0018】図1の装置を用いてイオン交換膜と電極と
の接合体を製作する方法について説明する。図示するよ
うに、イオン交換膜4を固定板1a,1bに設けられた
封止材3a,3bの間に配置し、固定板1a,1bがプ
レス装置19のプレス板19a,19bに断熱板18
a,18bを介して配置された加熱板15a,15bに
接するように設置する。触媒分散液槽9a,9bに触媒
分散液20を満たし、仕切り弁8a,8bを開いて、封
止材3a,3bに設けられた触媒分散液供給通路6a,
6bを通してイオン交換膜4と多孔板2a,2bで仕切
られた空間5a,5b内に触媒分散液20を供給する。
次いで、濾液タンク12に接続した真空ポンプ14を作
動して濾液タンク12内を負圧にする。その結果、固定
板1a,1bの表面に取り付けた多孔板2a,2bの空
隙内に負圧が作用し、空間5a,5b内の触媒分散液2
0の溶媒が多孔板2a,2bの空隙と固定板1a,1b
の濾液排出通路10a,10bおよび配管11を経由し
て濾液タンク12に排出される。一方、多孔板2a,2
bとイオン交換膜4との間には触媒分散液20の触媒粒
子が層状に形成される。そこで、ヒータ16a,16b
に電流を流して加熱板15a,15bを加熱するととも
に、プレス装置19によって固定板1a,1bを加圧す
る。この時、前述したように封止材3a,3bは弾性変
形能の大きな材料でできているので、プレス装置による
加圧は触媒粒子層からなる電極に及び、触媒粒子層から
なる電極をイオン交換膜4の面上に圧接する。このよう
にして、電極のイオン交換膜と接する面がイオン交換膜
内に食い込んで、高い結合強度を有するイオン交換膜と
電極との接合体が製作される。
【0019】触媒分散液層9a,9bに同じ触媒分散液
を収容しておけばイオン交換膜の両面に同質の電極を形
成することができ、異なる触媒分散液を収容しておけば
イオン交換膜の両面に異なる電極を形成することができ
る。
【0020】図1に示した実施例では、触媒分散液槽を
2個設けているが、収容される触媒分散液が同じ場合に
は、触媒分散液槽を1個とし、配管系統を2組にしても
良いことは言うまでもない。
【0021】図2の装置においては、予め製作された多
孔性の、あるいは多くの空隙を有する2枚の電極30
a,30bに挟まれたイオン交換膜4が多孔板2a,2
bの間に配置され、封止板3a,3bによって封止され
ている。電極30a,30bと多孔板2a,2bは接し
ている。固定板1a,1bにはそれぞれ液供給通路22
a,22bおよび溶媒蒸気排出通路23a,23bが設
けられており、液供給通路22a,22bは配管24
a,24bおよび仕切り弁25を介して液タンク26に
接続され、溶媒蒸気排出通路23a,23bは配管2
7、凝縮用冷却器28を介して回収容器29に接続され
ている。その他の構成は図1の構成と同様である。
【0022】図2に示した装置を用いてイオン交換膜と
電極との接合体を製作する方法について説明する。ま
ず、予め準備した2枚の電極30a,30bの間にイオ
ン交換膜を挟み、2枚の多孔板2a,2bの間に配置す
る。次いで、仕切り弁25を開き液タンク26内に満た
されたイオン交換樹脂液31を配管24と液供給通路2
2a,22bを通して多孔板2a,2bの空隙内に供給
し、電極30a,30bの空隙内とイオン交換膜4の表
面にイオン交換樹脂液を含浸させる。次に、ヒータ16
a,16bに電流を流して加熱板15a,15bを加熱
して電極30a,30bの空隙内およびイオン交換膜4
に供給されたイオン交換樹脂液の溶媒を蒸発させる。蒸
発した溶媒は多孔板2a,2bの空隙、溶媒蒸気排出通
路23a,23bおよび配管27を通って凝縮用冷却器
28に入って冷却されて凝縮し回収容器29に回収され
る。一方、電極30a,30bとイオン交換膜4にはイ
オン交換樹脂の皮膜が形成される。ここで、加熱状態の
ままで、プレス装置19によって固定板1a,1bを加
圧することによって、電極30a,30bをイオン交換
膜4の面上に圧接する。このようにして、電極のイオン
交換膜と接する面がイオン交換膜内に食い込み、さらに
イオン交換樹脂液の樹脂成分がイオン交換膜の表面に皮
膜を形成して電極とイオン交換膜とを接着する接着剤の
働きをするため、高い結合強度を有するイオン交換膜と
電極との接合体が形成され、かつ、イオン交換樹脂液の
樹脂成分が電極の触媒層内に含浸して、形成された皮膜
が触媒層内に電解質を形成するため、触媒反応面積が電
極とイオン交換膜との接合面のみならず接合面から離れ
た触媒層の3次元方向にも拡大された接合体が形成され
る。
【0023】図2に示した装置を用いてイオン交換膜と
電極との接合体を製作する他の方法について説明する。
まず、予め準備した2枚の電極30a,30bの間にイ
オン交換膜を挟み、2枚の多孔板2a,2bの間に配置
する。次いで、仕切り弁25を開き液タンク26内に満
たされた膨潤用液32を配管24と液供給通路22a,
22bを通して多孔板2a,2bの空隙内に供給する。
膨潤用液32は電極30、30の空隙に浸み込んでイオ
ン交換膜4に達し、その表面を濡らす。イオン交換膜4
は膨潤用液32を含んで膨潤する。次にヒータ16a,
16bに電流を流して加熱板15a,15bを加熱し、
プレス装置19によって固定板1a,1bを加圧して、
膨潤したイオン交換膜4と電極30a,30bとを圧接
する。さらに加熱、加圧を続けると、イオン交換膜4と
電極30a,30bに含まれていた膨潤用液32が蒸発
し、蒸発した膨潤用液は多孔板の空隙と溶媒蒸気排出通
路23a,23bと配管27を通って凝縮用冷却器28
に入って冷却され、凝縮する。一方、イオン交換膜4と
電極30a,30bは乾燥され、電極のイオン交換膜と
接する面がイオン交換膜内に食い込んで、高い結合強度
を有するイオン交換膜と電極との接合体が製作される。
【0024】ここで、本方法と特開平3−208262
号に記載された方法との差異は、本方法においては、膨
潤用液32を多孔板2a,2bの空隙内を通して供給す
ることにあり、これによって、イオン交換膜4の表面を
均一でむらなく膨潤用液32に含浸することができ、ま
たさらに、イオン交換膜4が膨潤用液32により膨潤さ
れる際の厚さの増大としわの発生を防ぎ、イオン交換膜
4を適正な厚み及び形態を保持した状態で電極30a,
30bと接合させることが可能となる。よって、接合体
を燃料電池のセル等に組み込んだ際に、イオン交換膜の
しわによるガス漏れを生じたり、イオン交換膜の厚さが
大きすぎセルに収納できないなどの欠陥のない接合体を
製作することができる。
【0025】なお、多孔板2a,2bは、図1乃至3に
記載のいずれの装置も有しており、いずれも、上述の作
用効果を奏するものである。
【0026】図3の装置においては、図1の装置と同様
に、それぞれ2組の固定板1a,1bの表面に取り付け
られている多孔板2a,2bと固定板1a,1bの端部
に取り付けた封止材(パッキング)3a,3bとによっ
て密閉空間が形成される。この密閉空間内にイオン交換
膜4が配置され、封止材3a,3bによって封止され、
イオン交換膜4とその上下の多孔板2a,2bの間には
空間5a,5bが形成される。封止材3a,3bには空
間5a,5bに開口する触媒分散液供給通路6a,6b
が設けられ、この触媒分散液供給通路6a,6bは配管
7a,7bおよび仕切り弁8a,8bを介して触媒分散
液槽9a,9bに接続している。一方、固定板1a,1
bには多孔板2a,2bに接して開口し空間5a,5b
の外部に連通する濾液排出通路10a,10bが設けら
れており、この濾液排出通路10a,10bには配管1
1が接続され、配管11は濾液タンク12に接続してい
る。さらに、濾液タンク12には配管13を介して真空
ポンプ14が接続されている。さらに、固定板1a,1
bにはそれぞれ液供給通路22a,22bおよび溶媒蒸
気排出通路23a,23bが設けられており、液供給通
路22a,22bは配管24に接続し、配管24は仕切
り弁25a,25bを介して液タンク26a,26bに
接続され、溶媒蒸気排出通路23a,23bは配管2
7、凝縮用冷却器28を介して回収容器29に接続され
ている。その他の構成は図1および図2の構成と同様で
ある。
【0027】図3の装置を用いてイオン交換膜と電極と
の接合体を製作する方法について説明する。図示するよ
うに、イオン交換膜4を多孔板を固定板1a,1bに設
けられた封止材3a,3bの間に配置する。触媒分散液
槽9a,9bに触媒分散液20を満たし、仕切り弁8
a,8bを開いて、封止材3a,3bに設けられた触媒
分散液供給通路6a,6bを通してイオン交換膜4と多
孔板2a,2bで仕切られた空間5a,5b内に触媒分
散液20を供給する。次いで、濾液タンク12に接続し
た真空ポンプ14を作動して濾液タンク内を負圧にす
る。その結果、濾液排出通路10a,10bと固定板1
a,1bの表面に取り付けた多孔板2a,2bの空隙内
に負圧が作用し、空間5a,5b内の触媒分散液20が
多孔板2a,2bによって濾過され、濾液(触媒分散液
の溶媒)が多孔板2a,2bの空隙と固定板1a,1b
の濾液排出通路10a,10bおよび配管11を経由し
て濾液タンク12に排出される。一方、多孔板2a,2
bとイオン交換膜4との間には触媒分散液20の触媒粒
子が層状に形成され、イオン交換膜4の両面に触媒電極
が形成される。そこで、ヒータ16a,16bに電流を
流して加熱板15a,15bを加熱して形成された触媒
電極を乾燥した後、ヒータ16a,16bの電流を遮断
し、仕切り弁25aを開いて、液タンク26a内のイオ
ン交換樹脂液31を配管24と液供給通路22a,22
bを通して多孔板2a,2bの空隙に導き入れ、触媒電
極の空隙とイオン交換膜の表面に浸み込ませる。再びヒ
ータ16a,16bに電流を流して加熱板15a,15
bを加熱して浸み込んだイオン交換樹脂液31の溶媒を
蒸発させて、触媒電極とイオン交換膜4の表面にイオン
交換樹脂皮膜を形成する。蒸発した溶媒の蒸気は多孔板
2a,2bの空隙と溶媒蒸気排出通路23a,23bお
よび配管27を通して凝縮用冷却器に導かれ、凝縮して
回収容器29内に回収される。次に、ヒータ16a,1
6bの電流を遮断し、仕切り弁25bを開いて、液タン
ク26b内の膨潤用液32を配管24と液供給通路22
a,22bを通して多孔板2a,2bの空隙内に導き入
れ、電極内の空隙とイオン交換膜4の表面に浸み込ませ
てイオン交換膜4を膨潤させる。ヒータ16a,16b
に電流を流して加熱板15a,15bを加熱するととも
に、プレス装置19によって固定板1a,1bを加圧す
ると、触媒電極が膨潤したイオン交換膜4の表面に食い
込み圧接される。さらに加熱、加圧を続けると膨潤用液
は蒸発して多孔板2a,2bの空隙と溶媒蒸気排出通路
23a,23bおよび配管27を通して凝縮用冷却器に
導かれ、凝縮して回収容器29内に回収される。一方、
イオン交換膜4は膨潤した状態から乾燥して収縮し、高
い結合強度を有するイオン交換膜と電極との接合体が製
作される。
【0028】このように、本発明においては、イオン交
換膜上で触媒分散液を濾過してイオン交換膜に電極を形
成し、加熱、加圧してイオン交換膜と電極とを接合する
ので、あるいは電極と接する多孔膜を通じてイオン交換
樹脂液を電極とイオン交換膜の表面に浸み込ませ、加
熱、加圧することによって電極とイオン交換膜にイオン
交換樹脂膜を形成し、加熱、加圧してイオン交換膜と電
極とを接合するので、あるいはイオン交換膜と電極とを
重ね、電極と接する多孔板を通して膨潤用液を電極とイ
オン交換膜に浸み込ませてイオン交換膜を膨潤し、加
熱、加圧することによってイオン交換膜の表面に電極を
圧接、乾燥してイオン交換膜と電極とを接合するので、
接合強度の高いイオン交換膜と電極の接合体を製作する
ことができる。
【0029】さらに本発明は、イオン交換膜上への触媒
層の形成、イオン交換樹脂液の含浸、及び膨潤用液の含
浸等の接合体の各製作工程が、図3に示す単一の装置で
連続的に行われる。従って本発明は、製造装置の削減お
よび工程の簡素化により製造コストを低減し、かつ製作
工程の連続化により製造時間の短縮も実現するものであ
る。
【0030】なお、図2の装置を用いてイオン交換膜と
電極との接合体を製作するに際し、供給するイオン交換
樹脂液の溶媒をエチルアルコールなどのアルコールとす
ると、アルコールにはイオン交換膜を膨潤する特性があ
るので、イオン交換樹脂液を電極とイオン交換膜に浸み
込ませ、加熱、加圧することによって、電極とイオン交
換膜にイオン交換樹脂膜を形成するとともに、膨潤した
イオン交換膜に電極が圧接され乾燥された接合体を製作
することができる。
【0031】また、イオン交換膜と多孔板との間に触媒
分散液を供給し、濾過して電極を形成し、加熱、加圧し
て乾燥し、多孔板を通してイオン交換樹脂液を電極とイ
オン交換膜に浸み込ませて乾燥し、加熱、加圧すること
によって電極とイオン交換膜にイオン交換樹脂膜を形成
し、続けて多孔板を通して電極とイオン交換膜に膨潤用
液を浸み込ませてイオン交換膜を膨潤した後に溶媒を乾
燥除去するので、予め電極を作成する必要がなく、迅速
にしかも接合強度の高い接合体を製作することができ
る。
【0032】
【実施例】
実施例1 図1の装置を用いてイオン交換膜と電極の接合体を製作
した。多孔板としてポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)製の高分子フィルタを使用し、2枚の高分子フィ
ルタの間にイオン交換膜としてデュポン社製の厚さ20
ミル(約51μm)のNafion112(商品名)を
設置し、Pt触媒とポリ四フッ化エチレン粉末を10:
1の割合で純水に分散した液を、それぞれ上部の多孔板
とNafion112の間および下部の多孔板とNaf
ion112の間に供給し、上下の多孔板により濾過し
てNafion112の表面に電極を形成した。電極の
量は、一例として、3mg/cm2であった。次いで、
140℃、50kg/cm2の条件で加熱、加圧して接
合体を製作した。
【0033】この接合体を50cm2の燃料電池セルに
組み込み、水素及び空気を供給し、常圧、運転温度80
℃、及び電流密度0.4A/cm2の条件で試験を行っ
た結果、セル電圧0.67Vが得られ良好な特性を示し
た。一方、これとは別に、この接合体を温水中に入れて
膨潤した状態としたのち、水電解セルに組み込み、電解
温度を80℃、電解電流密度を1A/cm2として大気
圧下で純水の電解を実施したところ、電解電圧は1.5
8V、エネルギー効率は92.3%の長期に安定した特
性が得られた。
【0034】実施例2 図2の装置を用いてイオン交換膜と電極の接合体を製作
した。多孔板としてステンレス繊維焼結板を用い、2枚
のステンレス繊維焼結板の間に、抄造法により作成した
厚さ30μmのPt電極とデュポン社製の厚さ約51μ
mのNafion112と抄造法により作成した厚さ2
0μmのPt/Ru合金電極を重ねて配置し、Nafi
on液を水で3倍に希釈した液を供給した後、140
℃、20kg/cm2の条件で加熱、加圧して接合体を
製作した。
【0035】この接合体を50cm2の燃料電池セルに
組み込み、COガスを10PPM含む水素及び空気を供
給し、常圧、運転温度80℃、及び電流密度0.4A/
cm 2の条件で試験を行った結果、セル電圧0.67V
が得られ良好な特性を示した。
【0036】実施例3 図2の装置を用いてイオン交換膜と電極の接合体を製作
した。多孔板としてステンレス繊維焼結板を用い、2枚
のステンレス繊維焼結板の間に、抄造法により作成した
厚さ30μmのIrO2電極とデュポン社製の厚さ約5
1μmのNafion112と抄造法により作成した厚
さ20μmのPt黒電極を重ねて配置し、膨潤用液とし
てエチルアルコールを当量の水で希釈した液を供給して
多孔板を通してIrO2電極とPt電極を通してNaf
ion112に浸み込ませ、120℃、10kg/cm
2の条件で加熱、加圧して接合体を製作した。
【0037】この接合体を温水中に入れて膨潤した状態
としたのち、水電解セルに組み込み、電解温度を80
℃、電解電流密度を1A/cm2として大気圧下で純水
の電解を実施したところ、電解電圧は1.54V、エネ
ルギー効率は95.1%の長期に安定した特性が得られ
た。
【0038】実施例4 図3の装置を用いてイオン交換膜と電極の接合体を製作
した。多孔板としてステンレス繊維焼結板と高分子フィ
ルターを重ねたものを用い、2枚の多孔板の間にイオン
交換膜として厚さ約51μmのNafion112を配
置し、一方の多孔板とNafion112の間にPt触
媒とポリ四フッ化エチレン粉末を10:1の割合で純水
に分散して作製した陰極用触媒分散液を供給し、他方の
多孔板とNafion112の間にPt/Ru合金触媒
とポリ四フッ化エチレン粉末を10:1の割合で純水に
分散して作製した陽極用触媒分散液を供給して、Naf
ion112の表面に陰極用触媒電極と陽極用触媒電極
を形成した。電極の量はそれぞれ3mg/cm2であっ
た。120℃、5kg/cm2の条件で加熱、加圧し
た。次いで、多孔板を通してイオン交換樹脂液(Naf
ion液を水で希釈した液)を供給し、陽極用触媒電極
と陰極用触媒電極の空隙およびイオン交換膜の表面に浸
みこませて、電極とイオン交換膜の表面にイオン交換樹
脂膜を形成し、120℃、5kg/cm2の条件で加
熱、加圧した。その後、t−ブチルアルコールを水で2
倍に希釈した液を供給してNafion112を膨潤
し、140℃、20kg/cm2の条件で加熱、加圧し
て接合体を形成した。
【0039】この接合体を50cm2の燃料電池セルに
組み込み、COガスを10PPM含む水素及び空気を供
給し、常圧、運転温度80℃、及び電流密度0.4A/
cm 2の条件で試験を行った結果、セル電圧0.67V
が得られ良好な特性を示した。さらに、本条件で100
0時間の連続試験を実施したところ、安定した特性が得
られ、その間のセル電圧の低下は、10mV以下であっ
た。
【0040】比較例1 比較のため、従来法により接合体を製作した。抄造法に
より製作した厚さ30μmのPt電極、デュポン製のN
afion112、及び抄造法により製作した厚さ20
μmのPt/Ru電極を150℃、50kg/cm2
条件で加熱、加圧して接合体を製作した。この接合体を
50cm2の燃料電池セルに組み込み、COガスを10
PPM含む水素及び空気を供給し、常圧、運転温度80
℃、及び電流密度0.4A/cm2の条件で試験を行っ
た結果、セル電圧0.63Vであった。さらに、本条件
で1000時間の連続試験を実施した結果、その間のセ
ル電圧の低下は、50mV以下であった。 比較例2 比較のために従来法によって接合体を製作した。抄造法
により作製した厚さ30μmのIrO2電極とデュポン
社製のNafion112と抄造法により作成した厚さ
20μmのPt黒電極を150℃、50kg/cm2
条件で加熱、加圧して接合体を製作した。この接合体を
温水中に入れて膨潤した状態とし、水電解セルに組み込
み、電解温度を80℃、電解電流密度を1A/cm2
して大気圧下で純水の電解を実施したところ、初期電解
電圧は1.64V、エネルギー効率は88.0%であっ
たが、電解電圧は300時間経過後では1.72Vに上
昇し、安定した特性が得られなかった。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、イオン交換膜と多孔板の間に触媒分散液を供給して
イオン交換膜上での濾過により電極を形成し、あるいは
イオン交換膜と電極と多孔板を重ねて配置し、多孔板を
通して電極の空隙内とイオン交換膜の表面にイオン交換
樹脂液を供給して加熱、加圧して電極とイオン交換膜の
表面にイオン交換樹脂膜を形成し、あるいはイオン交換
膜と電極と多孔板を重ね、多孔板の空隙と電極内部の空
隙をを通してイオン交換膜を膨潤して加熱、加圧して接
合体を製作するので、イオン交換膜と電極との接合強度
が高く、長期に安定して高い特性を示す接合体を製作す
ることができる。
【0042】さらに、本発明では、多孔板をイオン交換
膜に押圧してイオン交換膜の形態及び形状を保持した状
態で、イオン交換樹脂液、膨潤用液を多孔板内に注入
し、多孔板内の空隙である細孔を経て、液をイオン交換
膜の表面に拡散含浸させるので、イオン交換膜に液を拡
散含浸させる際に厚みの変化、しわの発生を抑制するこ
とができる。イオン交換膜の厚みの増大は、燃料電池等
のセルへ膜を組み込んだ後のカ゛ス洩れの発生、または、
セル内に収納できないというおそれを生じ、また、しわ
の発生はガス洩れの原因となるが、本発明では、これら
の問題を排除できる。
【0043】またさらに、本発明で多孔板を用いること
によって、多孔板の空隙である細孔を経て液がイオン交
換膜に達するため、膜の面内において、均一でむらのな
い含浸が可能となる。また、イオン交換膜と多孔板との
間に触媒分散液を供給し、濾過して電極を形成し、加
熱、加圧して乾燥し、多孔板を通してイオン交換樹脂液
を電極とイオン交換膜に浸み込ませて乾燥し、加熱、加
圧することによって電極とイオン交換膜にイオン交換樹
脂膜を形成し、続けて多孔板を通して電極とイオン交換
膜に膨潤用液を浸み込ませてイオン交換膜を膨潤した後
に溶媒を乾燥除去するので、予め電極を作成する必要が
なく、迅速にしかも接合強度の高い接合体を製作するこ
とができる。
【0044】すなわち本発明は、イオン交換膜上への触
媒層の形成、イオン交換樹脂液の含浸、及び膨潤用液へ
の含浸等の接合体の各製作工程が、単一の装置で連続的
に行われる。従って本発明は、製造装置の削減および工
程の簡素化により製造コストを低減し、かつ製作工程の
連続化により製造時間の短縮を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接合体の製作装置の一実施例の構
成を示す断面図である。
【図2】本発明による接合体の製作装置の他の実施例の
構成を示す断面図である。
【図3】本発明による接合体の製作装置のさらに他の実
施例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 固定板 2a,2b 多孔板 3a,3b 封止材 4 イオン交換膜 5a,5b 空間 6a,6b 触媒分散液供給通路 7a,7b 配管 8a,8b 仕切り弁 9a,9b 触媒分散液槽 10a,10b 濾液排出通路 11 配管 12 濾液タンク 13 配管 14 真空ポンプ 15a,15b 加熱板 16a,16b ヒータ 17a,17b 温度センサ 18a,18b 断熱板 19 プレス装置 20 触媒分散液 21 濾液 22a,22b 液供給通路 23a,23b 溶媒蒸気排出通路 24 配管 25 仕切り弁 26 液タンク 27 配管 28 凝縮用冷却器 29 回収容器 30a,30b 電極 31 イオン交換樹脂液 32 膨潤用液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖沢 加代子 神奈川県横須賀市長坂2丁目2番地1号 株式会社富士電機総合研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換膜と多孔板を対面して配置す
    る工程、および前記イオン交換膜と前記多孔板の対向す
    る面の間に触媒分散液を供給し、かつ該触媒分散液の溶
    媒を前記多孔板の外側に排出してイオン交換膜上に触媒
    粒子層を形成して電極とする工程を有することを特徴と
    するイオン交換膜と電極の接合体の製作方法。
  2. 【請求項2】 イオン交換膜、電極および多孔板を重ね
    る工程、前記多孔板の空隙にイオン交換樹脂液を供給
    し、前記電極の空隙内および前記イオン交換膜の表面に
    前記イオン交換樹脂液を拡散含浸する工程、および前記
    イオン交換膜、電極および多孔板を加熱して拡散含浸し
    たイオン交換樹脂液の溶媒を蒸発除去して前記電極およ
    びイオン交換膜の表面にイオン交換樹脂の皮膜を形成す
    る工程を有することを特徴とするイオン交換膜と電極の
    接合体の製作方法。
  3. 【請求項3】 イオン交換膜、電極および多孔板を重ね
    る工程、前記多孔板の空隙に膨潤用液を供給し、前記電
    極の空隙を通して前記イオン交換膜の表面に膨潤用液を
    含浸させる工程、および前記イオン交換膜、電極および
    多孔板を加熱、加圧して前記イオン交換膜と前記電極と
    を接合する工程を有することを特徴とするイオン交換膜
    と電極の接合体の製作方法。
  4. 【請求項4】 イオン交換膜、電極および多孔板を重ね
    る工程、前記多孔板の空隙にイオン交換樹脂を含有した
    膨潤用液を供給し、前記電極の空隙を通して前記イオン
    交換膜の表面に膨潤用液を含浸させてイオン交換膜を膨
    潤させると共に前記電極の空隙内および前記イオン交換
    膜の表面に前記イオン交換樹脂液を拡散含浸する工程、
    および前記イオン交換膜、電極および多孔板を加熱、加
    圧して前記電極およびイオン交換膜の表面にイオン交換
    樹脂の皮膜を形成して前記イオン交換膜と前記電極とを
    接合する工程を有することを特徴とするイオン交換膜と
    電極の接合体の製作方法。
  5. 【請求項5】 イオン交換膜と多孔板を対面して配置す
    る工程、前記イオン交換膜と前記多孔板の対向する面の
    間に触媒分散液を供給し、かつ該触媒分散液の溶媒を前
    記多孔板の外側に排出してイオン交換膜上に触媒粒子層
    を形成して電極とする工程、前記多孔板の空隙にイオン
    交換樹脂液を供給し、前記電極の空隙内および前記イオ
    ン交換膜の表面に前記イオン交換樹脂液を拡散含浸する
    工程、および前記イオン交換膜、電極および多孔板を加
    熱して拡散含浸したイオン交換樹脂液の溶媒を蒸発除去
    して前記電極およびイオン交換膜の表面にイオン交換樹
    脂の皮膜を形成する工程、前記多孔板の空隙に膨潤用液
    を供給し、前記電極の空隙を通して前記イオン交換膜の
    表面に膨潤用液を含浸させてイオン交換膜を膨潤させる
    工程、および前記イオン交換膜、電極および多孔板を加
    熱、加圧して前記イオン交換膜と前記電極とを接合する
    工程を有することを特徴とするイオン交換膜と電極の接
    合体の製作方法。
  6. 【請求項6】 互いに対向し、それぞれ表面に多孔板が
    取り付けられている2組の固定板と、該2組の固定板の
    間に設けられ前記二つの多孔板と共にイオン交換膜を収
    容する空間を形成する封止材と、前記多孔板を通して前
    記空間に触媒分散液を供給する手段と、前記多孔板を通
    して前記空間から前記触媒分散液の溶媒を排出する手段
    と、前記イオン交換膜と電極を加熱、加圧する手段とを
    備えたことを特徴とするイオン交換膜と電極の接合体の
    製作装置。
  7. 【請求項7】 互いに対向し、それぞれ表面に多孔板が
    取り付けられている2組の固定板と、該2組の固定板の
    間に設けられイオン交換膜と電極とを固定する封止材
    と、前記多孔板を通して前記イオン交換膜と電極にイオ
    ン交換樹脂液を供給する手段と、前記多孔板を通して前
    記イオン交換樹脂液の蒸発溶媒を排出する手段と、前記
    イオン交換膜と電極を加熱、加圧する手段とを備えたこ
    とを特徴とするイオン交換膜と電極の接合体の製作装
    置。
  8. 【請求項8】 互いに対向し、それぞれ表面に多孔板が
    取り付けられている2組の固定板と、該2組の固定板の
    間に設けられイオン交換膜と電極とを固定する封止材
    と、前記多孔板を通して前記イオン交換膜と電極に膨潤
    用液を供給する手段と、前記多孔板を通して前記膨潤用
    液の蒸気を排出する手段と、前記イオン交換膜と電極を
    加熱、加圧する手段とを備えたことを特徴とするイオン
    交換膜と電極の接合体の製作装置。
  9. 【請求項9】 互いに対向し、それぞれ表面に多孔板が
    取り付けられている2組の固定板と、該2組の固定板の
    間に設けられ、2組の固定板と共にイオン交換膜と電極
    とを収容する空間を形成する封止材と、前記空間に触媒
    分散液を供給する手段と、前記空間にイオン交換樹脂液
    を供給する手段と、前記空間に膨潤用液を供給する手段
    と、それぞれ前記多孔板を通して前記空間から、前記触
    媒分散液の溶媒を排出する手段と前記イオン交換樹脂液
    の蒸発溶媒および前記膨潤用液の蒸気を排出する手段
    と、前記イオン交換膜と電極を加熱、加圧する手段とを
    備えたことを特徴とするイオン交換膜と電極の接合体の
    製作装置。
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