JPH1171969A - 片引戸装置 - Google Patents
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- JPH1171969A JPH1171969A JP31806197A JP31806197A JPH1171969A JP H1171969 A JPH1171969 A JP H1171969A JP 31806197 A JP31806197 A JP 31806197A JP 31806197 A JP31806197 A JP 31806197A JP H1171969 A JPH1171969 A JP H1171969A
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Abstract
スペースで片引戸の取り付けが可能な片引戸装置を提供
する。 【解決手段】 室内側と室外側との間に片引戸30を設け
る片引戸装置であって、室内側と室外側との間に設ける
接続枠10と、接続枠10に対して室外側から着脱自在で、
片引戸30の走行部を設けた引戸枠20とを具備させる。接
続枠10の下枠12に引戸枠20の下枠22に形成した載置部24
を支持させる支持部15を設けると共に、接続枠10の上枠
11には、引戸枠20の上枠21に設けた係止部25に対応する
係合部16を設ける。引戸枠20における戸当り側の縦枠63
及び方立23a,63aの片引戸30の対向面に止水部材70及び
下部止水部材72aを片引戸30の側面に摺接するように配
置する。
Description
所等の開口部入口に取り付けられる片引戸装着用の片引
戸装置に関する。
周知の技術である。一般的に、木造等の建物において
は、建物躯体に一体として建て付けられる。アルミサッ
シ等を用いる場合は、片引戸用のアルミサッシ枠を現場
で組み立てるか、あるいは工場において予め組み立てる
等種々の手段があるものの、引戸枠を構成する上下枠、
及び縦枠はそれぞれ一体物として成形され、これらの各
枠をビス等で出入口に組み付ける手段を採用することが
一般的である。しかしながら、このような上記従来技術
によると、建て付け後、片引戸の開閉困難、片引戸及び
引戸枠の清掃、枠体又は片引戸の破損等が発生した場
合、片引戸を引戸枠から取り外すことが困難で、そのた
め建て付け後の片引戸の管理が不便であった。
ても、室開口部の近くに位置する他の部材、例えば天井
の梁や床板が邪魔をして取り外し不可となる場合も多
く、従来の片引戸装置はこれらの点で利便性を欠いてい
た。例えば、従来技術に係る引戸枠の接続枠側への装着
手段の一例として、図10に示すように、接続枠40の
下部近傍が既に下枠、床板等の取り付けがなされている
場合、引戸枠42の取付作業Aまでは可能であっても、
作業Bが床板41等が邪魔になって不可である。特に、
既設の出入口においては、引戸枠42の取り外し・取り
付けが困難な場合が多い。
と引戸の間に湿気の漏出や漏水を防ぐため、気密部材や
止水部材を設けることが多いが、これらの部材は相対向
する部材に摺接させることから、この摺接力が引き戸の
開閉操作時の抵抗となる。このように、水密・止水機能
向上のための摺接力を高めるに従って、必要な開閉操作
力が大きくなるという不具合が発生することから、水密
性・止水性を確保しつつ開閉操作に要する力を小さく保
つことは困難であった。
の不具合に鑑みて発明されたものであり、建築物の構造
上の制限が大きくても、小さなスペースで片引戸の取付
が可能な片引戸装置を提供することを課題とするもので
ある。更に、本発明の課題は、引戸開閉時の操作力を小
さく保ちつつ、水密・止水機能の高い片引戸装置を提供
することにある。
に、本発明の請求項1記載の片引戸装置は、室内側と室
外側との間に片引戸30を設ける片引戸装置であって、室
内側と室外側との間の開口部の躯体周部に沿って設ける
接続枠10と、接続枠10に対して室外側から着脱自在で片
引戸30の走行部を設けた引戸枠20とを具備させることを
特徴とする。
求項1記載の手段に加えて、接続枠10の下枠12に引戸枠
20の下枠22に形成した載置部24を支持させる支持部15を
設けると共に、接続枠10の上枠11には、引戸枠20の上枠
21に設けた係止部25に対応する係合部16を設けることを
特徴とする。
求項1記載の手段に加えて、接続枠10の上枠11には、引
戸枠20の上枠21に形成された係止部25に対応する係合部
16を設け、接続枠10を引戸枠20に装着した状態において
係止部25を係合部16に係合させることを特徴とする。
求項1〜3記載のいずれかの手段に加えて、引戸枠20に
おける戸当り側の縦枠63及び方立23a,63aの片引戸30の
対向面に止水部材70を片引戸30の側面に摺接するように
配置することを特徴とする。
内側と室外側との間に片引戸30を設ける片引戸装置であ
って、室内側と室外側との間に引戸枠60を設け、該引戸
枠60には方立63aを付設すると共に、該方立63aと片引戸
30の縦枠34との対向面の下端部近傍に下部止水部材72を
前記方立63a又は前記縦枠34に設けることを特徴とす
る。
求項5記載の手段に加えて、引戸枠60における戸当り側
の縦枠63及び方立63aの片引戸30対向面に止水部材70を
上下に亘って且つ片引戸30の縦枠34側面に摺接するよう
に配置することを特徴とする。
引戸を複数枚の引戸81,82,83で構成し、各引戸81,82,83
の召合せ側縦枠81b,82a、82b,83aの相対向する面のどち
らか一方の縦枠の下端部近傍に下部止水部材72aを設け
ることを特徴とする。
求項7記載の手段において、各引戸81,82,83の召合せ側
縦枠81b,82a、82b,83aの相対向する面の一方に、止水部
材70を上下に亘って設けることを特徴とする。
説明する。実施例1の片引戸装置は、典型的には浴室と
脱衣室との間の開口部を形成する躯体1に取り付けられ
る。片引戸装置は、大別して躯体開口部に直接的に取り
付けられる接続枠10(図1参照)と、接続枠10に対
して脱衣室側から着脱固定自在に取り付けられる引戸枠
20(図2参照)と、引戸枠20に対して開閉自在に装
着される片引戸30(図3参照)とからなる。なお、接
続枠10の一部は、浴室出入口側となり、他部は片引戸
30の戸袋側となる。戸袋側の躯体1部分は、図4に示
すように、躯体壁2に隣接した位置及び躯体開口部の中
央部に仕切壁支持アングル3、3が設けられ、この仕切
壁支持アングル3、3内に浴室側と浴室外側とを仕切る
仕切壁4が設けられている。そして、仕切壁4がない部
分が出入口となり、この出入口の下面には後述の浴室内
外の床面を面一に保持する出入口床板5が配置されるこ
とになる。
体として躯体開口部の内周に取り付けられるように上枠
11、下枠12、及び左右縦枠13、13(図4参照)
により方形状に形成され、各枠11〜13は、内枠ビス
14により躯体内周面に固定される。下枠12は、浴室
の排水溝6近傍に配置され、この下枠12の上面には出
入口の高さを調整し、排水を円滑にする出入口床板5
(図4参照)が、床板固定具7により着脱自在に装着さ
れている。更に、接続枠10の下枠12には、下枠12
に沿って平板状の支持部15が形成されている。この支
持部15は、後述の引戸枠20を装着させるときに引戸
枠20側の下枠22に形成した載置部24を支持させる
ための部材である。実施例1では支持部15は下枠12
の略全長に亘って形成してあるが、部分的に複数箇所に
設けるだけでもよい。
1に沿って、係合孔16aを形成した係合部16が形成
されている。この係合部16は、後述の引戸枠20を装
着させるときに、引戸枠20側の上枠21に形成した係
止部25を係合させるための部材である。実施例1で
は、係合部16は上枠11の略全長に亘って形成してあ
るが、部分的に複数箇所設けるだけでもよい。引戸枠2
0側の載置部24及び係止部25の位置及び形状は接続
枠10側の支持部15及び係合部16の形状に対応させ
ることが望ましい。
に、接続枠10同様に全体として上枠21、下枠22、
左右の縦枠23、23で方形状に形成され、上枠21に
は片引戸30用の支持レール26が設けられ、下枠22
には、片引戸30用の案内レール27が設けられてい
る。上記支持レール26と案内レール27とが片引戸3
0の走行部を構成する。また、下枠22の室内側端部に
は、載置部24が下枠22の横方向の全面に亘って形成
されている。一方、上枠21の室内側端部の載置部24
の略鉛直上方には、係止部25が形成されている。引戸
枠20は、右側の出入口部分と左側の戸袋側部分とは構
成を異にする。即ち、出入口部分は、図2、図4に示す
ように、全体として上下枠21、22及び左右の縦枠2
3、出入口縦枠(方立)23aから形成されているのみ
であるが、戸袋側部分には、室外側に板状の戸袋壁29
が縦枠23、及び出入口縦枠(方立)23aに取り付け
られている。
枠20側に配置されて記載されている。引戸枠20の上
下枠21、22及び縦枠23、23には、接続枠10の
場合と同様に躯体開口部周壁に固定するためのビス孔が
適宜数設けられている。片引戸30の構成自体は新規な
ものではない。なお、片引戸30の室内外側面には、そ
れぞれ室内把手31、室外把手32が付設されている。
次に、本実施例1に係る片引戸装置を浴室出入口に装着
する手段及び装着後の片引戸30の着脱手段について説
明する。
の開口部に、接続枠10を取り付ける。接続枠10は方
形状に組み立て後、取り付けるか、あるいは開口部内周
に内枠ビス14・・等でそれぞれ部分的に固定しながら
取り付けるかは、接続枠10の構成によるものとし適宜
選択できるものとする。
り付けられ、内枠ビス14で固定した後、引戸枠20を
取り付ける。引戸枠20の取り付けは、図1に示すよう
に、浴室外側から行う。まず、接続枠10側の支持部1
5に引戸枠20側の載置部24を載置し、次に、この載
置部24を軸に引戸枠20の上部を図1の矢印の方向に
回転させ、最後に、接続枠10側の係合部16の係合孔
16aに引戸枠20側の係止部25を係止させればよ
い。この係止に当っては、係合部16又は係止部25の
どちらか一方、又は両方を弾性変形可能に形成しておけ
ば、これらの嵌合、又は係止が容易である。当然のこと
ながら、この引戸枠20の接続枠10への取り付けに先
立って、引戸枠20には、片引戸30を図3に示すよう
に装着しておく。その後、引戸枠20の左右の縦枠2
3、23及び上下枠21、22を開口部周壁に外枠ビス
28・・・で固定すれば完成である。
しに当っては、ステップ2の逆作業をすればよく、即
ち、引戸枠20の外枠ビス28・・・を取り除いた後、
係合部16から係止部25を分離し、支持部15を軸と
して、図1の矢印の反対方向に引戸枠20を回転させな
がら分離させれば、引戸枠20は接続枠10から外れ
る。実施例1は、以上のように構成されているので、片
引戸30の取り付け、取り外しが極めて簡単となり、片
引戸30の交換・清掃・部品の取り換えが容易となる。
しかも、取り替え時において、引戸枠20の着脱が載置
部24を支持部15に載置させ、これを中心に回転させ
て行う手軽さであるから、その取り扱いが極めて容易で
あり、施工性がよい。
明する。実施例2は実施例1と基本構成は同じである。
実施例2の特徴は、浴室出入口の躯体開口部に取り付け
る接続枠50の上枠51に係合部51aを左右の2カ所
に形成し、前記上枠51に装着する引戸枠60を上方位
置から係合させるために、引戸枠60の上枠61に形成
された係止部61aを係合部51aに係合させるように
形成したものである(図7(A),(B))。
は、図5に示すように、引戸枠60を若干接続枠50よ
り上方位置において、第1段階の取付作業A、即ち、接
続枠50に近接させ、次に第2段階の取付作業B、即
ち、引戸枠60を下方に移動させることにより両枠を一
体化させる。この場合、接続枠50の上枠51に係合部
51aが形成されているので、引戸枠60の適正位置で
の設定が可能である。引戸枠60は、接続枠50に対し
て上位位置において近接可能であるので、下枠や床板4
1が邪魔にならず、特にリフォーム時における装着施工
がきわめて容易になる。また、建築工程に左右されない
施工が可能である。
の手段に加えて、片引戸30の止水シール性を向上させ
るために、引戸枠60における一方の戸当り側の縦枠6
3、及び、他方の方立63aにおける片引戸30側の面
に、止水部材70を片引戸30の側面に上下に亘って対
向面に摺接するように配置するものである。図6に示す
ように、同装置は、実施例1同様に大別して接続枠50
と引戸枠60とから構成される。実施例2の接続枠50
の基本構成及び基本機能は実施例1と同じである。
全体として躯体開口部の内周に取り付けられるように上
下枠(図外)及び縦枠53により方形状に形成され、各
枠はビス等により躯体内周面、あるいは上下枠に固定さ
れる。これら枠51〜53の連結においては、縦枠53
と上枠51の結合は縦枠53を優先とし、上枠51はブ
ツ切り形状とし、縦枠53の上下端辺は、切欠き加工を
施して連結して組立てる。接続枠50の出入口側の左右
には、略L型の縦枠53、53が立設され、縦枠53、
53の浴室外側端辺には、後述の引戸枠60との連結部
55が形成される。この連結部55には、後述の引戸枠
60側の縦枠(戸当り側の縦枠63及び方立63a)が
装着されることになる。
(A)に示すような上枠51で形成される。この上枠5
1の全体構成は、実施例1と基本的には同じであるが、
この上枠51の上面の左右端近傍部分には、孔形状の係
合部51aを設け、後述の引戸枠60の装着時に下動さ
せたとき、係合するように形成されている。上記係合部
51aの形状は、本発明の課題とする機能を満足するも
のであれば、孔以外の他の形状であっても良い。上記接
続枠50の上枠51の係合部51aには、引戸枠60側
の上枠61に形成される係止部61aがバックアップ材
61bを介して係合ビス69により係合することにな
る。
等の合成樹脂を素材として図7(A)、(B)に示すよ
うに、係止部61aと係合部51aとの間に介装され、
その下部には、支持膨出部61c,61cが前後に形成
してある。なお、バックアップ材61bは、その掛止爪
61d,61dにより、係止部61a側に掛止される。
また、バックアップ材61bには、ビス孔61eが穿設
されている。また、上記係合部51aは本実施例2では
左右の2カ所に形成したが、その他多数個設けてもよ
く、この点は設計事項である。
ように、基本的には実施例1と同じである。図6は、前
記接続枠50に装着されている状態の引戸枠60を示し
ており、接続枠50同様に全体として上枠61、下枠
(図外)、左右の縦枠63、63から方形状に形成され
ている。また、引戸枠60の出入口と戸袋部との間には
方立63aが立設されており、方立63aはその上下端
が上枠61と下枠とに固定されて支持されている。そし
て、この方立63aが接続枠50の縦枠53の連結部5
5に連結されていることになる。
て装着された後、躯体に固定される。引戸枠60の上枠
61の室内側端辺は、図7(A)に示すように、その下
面の左右両側部に係止部61aが形成され、かつ、係止
部61aには予めバックアップ材61bを装着した上、
前述の接続枠50側の係合部51aに係合ビス69を介
して係合可能に形成されている。
に装着するに当っては、図5に示すように、引戸枠60
を若干上方に持ち上げた状態で接続枠50に近接させ、
次に引戸枠60を下動させて、両枠50、60をバック
アップ材61bを介して係合することになる。そしてそ
の後、係合ビス69を用いて両枠50、60を固定すれ
ばよい。更に、図6及び図8、9に示すように、止水部
材70が戸当り側の縦枠63及び方立63aの室内側側
面にそれぞれ上下に亘って付設される。また、止水を確
実なものとするため、第2の止水部材72が方立63a
の室内側側面に付設される。
に示すように、縦枠63と一体成形された取付部材71
を介してモヘアからなる止水部材70が付設され、片引
戸30閉止時に片引戸30に当接させることにより、室
内側から室外への防水シール性を向上させ、水や水蒸気
の漏出を防止する。また、方立63aには戸当り側の縦
枠63に付設した止水部材70と同一構造の止水部材7
0が室内側側面に付設されていると共に、図8に示され
る止水部材70の取付部材71の近傍には、図9に示す
ように、第2の止水部材72が取付部材73を介して付
設される。この第2の止水部材72は、方立63aの室
内側側面と片引戸30との隙間を遮閉するもので、止水
シール性を一層向上させるものである。なお、止水部材
70、72としては、いずれもモヘアを立設して用いる
が、他の繊維状物でもよく、また不織布や柔軟な弾性体
や不連続発砲体の合成樹脂であってもよい。
続枠50に対して引戸枠60を装着する場合に、単に引
戸枠60を僅かに上動させた状態で接続枠50に当接
し、次に下動させるだけで、両枠50、60は係合する
ので、接続枠50の周辺に既に他の床板や梁がある場合
であっても、即ち、比較的小空間があれば引戸枠60の
取り付け・取り外しが簡単に行えるという効果がある。
更に、引戸枠60の開口部の片引戸当接側には止水部材
70、72が摺接可能状態で配置されているので、止水
シール性が高く、室内の水や水蒸気が室外に漏れること
が少ない。
て説明する。実施例3において実施例2と同一符号が付
されている部材は実施例2と同一構成であるものとす
る。実施例3においても、室内側と室外側との間に片引
戸30を設ける片引戸装置である点で上記実施例1,2
と同じである。実施例3では引戸枠60は必須の構成要
件であるものの、引戸枠60を躯体に直接取り付けるよ
うな手段を採用すれば、接続枠50は必ずしも必要でな
い。
湿気の漏出のおそれがないか又は少ない場合、或いは、
湿気の漏出を考慮しなくてもよい場合に、引戸枠60に
おける方立63aの下部で片引戸30の縦枠34の対向
面に下部止水部材72aを配置することにある(図11
参照)。下部止水部材72aは、実施例2同様、図9に
示すように、下部取付部材73aを介して方立63aの
下部に取付けられる。この下部止水部材72aは方立6
3aの室内側側面下部と片引戸30の戸尻側縦枠34の
下部との隙間を遮蔽する。下部止水部材72aの素材は
実施例2の構成要件である第2の止水部材72と基本的
には同じである。
水部材72aの取付位置を片引戸30における戸尻側の
縦枠34側面の下部として方立63aの対向面に摺接す
るように配置している実施例を示している。実施例3は
上記のように構成されているので、下部止水部材72a
により最も水が漏れる位置である方立63aの室内側側
面下部と片引戸30下部の隙間を遮蔽し、室外側への漏
水を防ぐ。この場合、下部止水部材72aは下部のみに
設けられているから、構成が簡単であり、且つ、片引戸
30の開閉操作力が少なくてすむ。
片引戸30と方立63aとの間で、室外の冷気により凝
縮して水となり、該凝縮水はこれらの部材30,63,
63a下部から漏出することが多いから、この実施例3
のように止水対策が必要な下部のみに下部止水部材72
aを設けることは余分の構成を必要としないからきわめ
て有効である。
的には図11に示した実施例の作用効果と同じである
が、下部止水部材72aの取付位置が片引戸30側であ
ることから、止水部材72aの保守管理を片引戸30と
同時に行うことができる。なお、下部止水部材72a
は、下部取付部材73aを介して方立63a又は縦枠3
4に取り付けられているが、下部取付部材73aを用い
ずに、直接に方立63a又は縦枠34に張り付けてもよ
い。
ち、図13、14に示すように、引戸枠60における方
立63aの縦枠34対向面に下部取付部材73aを用い
て、下部止水部材72aに加えて第1の止水部材70を
配置することにある。また、上記実施例4の別例とし
て、図15に示すように、片引戸30の縦枠34におけ
る方立63a側対向面に下部取付部材73aを用いて、
下部止水部材72aに加えて第1の止水部材70を配置
することにある。
1の止水部材70は湿気の漏出防止機能を実現させれば
よいから、第1の止水部材70は気密性が優れた素材で
よく格別水を遮蔽する機能の高いものを選ぶ必要はな
い。したがって、片引戸30の開閉操作力に影響が少な
い気密・止水素材を選択することができる。なお、この
実施例4において、その構成を解りやすく説明するため
に、第1の止水部材70は下部止水部材72aとは別位
置に配置させているが、第1の止水部材70と下部止水
部材72aとを取付部材に連続状に配置してもよい(図
外)。 また、実施例4においては、図14に示すよう
に、出入口には目隠し84が設けられている。更に、こ
の実施例4においても、引戸枠60は必須の構成要件で
あるものの、引戸枠60を直接躯体に取り付けることに
よって、接続枠50を省略することができる。
戸装置80の場合を示している。3枚の引戸81,8
2,83のそれぞれの縦枠81a,81b,82a,8
2b,83a,83bの内、召合わせ側の縦枠81b・
82a間、及び、縦枠82b・83a間の対向側面下部
の一方に、下部止水部材72aを設け、該下部止水部材
72aの端部が他方の引戸の縦枠81b,82bに摺接
するように配置する。該下部止水部材72aは下部取付
部材73aにモヘアを立設して構成するが、他の繊維状
物でもよく、また、不織布や柔軟な弾性体や不連続発泡
体の合成樹脂であってもよい。この実施例5によれば、
複数の引戸の戸尻側縦枠81b、82b下部の高い水密
性・止水性を確保できると共に小さな操作力で引戸8
1、82の開閉が可能である。
3枚に限定される必要はなく、2枚でも4枚以上でも良
く、また蛇腹状の片引戸であってもよい。これらの引戸
装置を本明細書では、総称して便宜的に片引戸装置と称
する。また、上記実施例5の別例として、図17に示す
ように、下部止水部材72aに隣接させて、第1の止水
部材70,70を召合わせ側の縦枠81b・82a間、
及び、縦枠82b・83a間の対向側面の一方の上下に
亘って付設してもよい。この第1の止水部材70のその
材質は下部止水部材72aと同様のものでよい。しか
し、単に水蒸気の漏出を防止するだけであれば、単なる
気密材でもよい。
81、82の戸尻側縦枠81b・82a、間、縦枠82
b・83a間の上下に亘って高い気密性・止水性を確保
できると共に小さな操作力で引戸の開閉が可能である。
上記実施例3〜5において、片引戸装置の止水部材7
0,72,72aは、引戸枠の構造にとらわれることな
く、独自の片引戸装置の防湿・防水対策として採用する
ことができる。なお、本願特許請求の範囲の項におい
て、発明の構成要素に実施例の図番を付したが、発明の
構成要素は上記実施例の構成要素に限定されるものでは
ない。
奏する。 1.請求項1記載の発明によれば、片引戸の取り付け、
取り外しが極めて簡単となり、片引戸、及び引戸枠の交
換・清掃・部品の取り換えが容易となる。 2.請求項2記載の発明によれば、上記効果に加えて、
片引戸の取り替え時等において、引戸枠の着脱が載置台
を支持部に載置させ、これを中心に回転させて行う手軽
さであるから、その取り扱いが極めて容易であり、施工
性がよい。
1記載の発明が奏する効果において、特に、接続枠下部
周辺部に床構造物が既に構築されている場合の引戸枠の
取り付け・取外しが容易に行える。したがって、建築工
程に左右されない施工が可能である。 4.請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3記載の
いずれかの発明が奏する効果に加えて、室内外の止水シ
ール性が高く、かつ室内外の湿度に大きな差があって
も、湿気が漏れることがない。
装置の戸尻側縦枠下部において、高い水密性・止水性を
確保できる。 6.請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の発明
が奏する効果に加えて、片引戸と方立との間に比較的大
きな隙間があっても上下に亘る止水部材と下部止水部材
とにより、一層高い水密性・止水性を確保できる。
引戸の戸尻側縦枠下部の高い水密性・止水性を確保でき
ると共に小さな操作力で引戸の開閉が可能である。 8.請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の発明
が奏する効果に加えて、複数の引戸の戸尻側縦枠間の上
下に亘って高い気密性・止水性を確保できると共に小さ
な操作力で引戸の開閉が可能である。
態を示すの側面図(A)、及び、バックアップ材の側面
図(B)。
・縦枠 84・・・目隠し
Claims (8)
- 【請求項1】 室内側と室外側との間に片引戸30を設け
る片引戸装置であって、室内側と室外側との間の開口部
の躯体周部に沿って設ける接続枠10と、接続枠10に対し
て室外側から着脱自在で片引戸30の走行部を設けた引戸
枠20とを具備させることを特徴とする片引戸装置。 - 【請求項2】 接続枠10の下枠12に引戸枠20の下枠22に
形成した載置部24を支持させる支持部15を設けると共
に、接続枠10の上枠11には、引戸枠20の上枠21に設けた
係止部25に対応する係合部16を設けることを特徴とする
請求項1記載の片引戸装置。 - 【請求項3】 接続枠10の上枠11には、引戸枠20の上枠
21に形成された係止部25に対応する係合部16を設け、接
続枠10を引戸枠20に装着した状態において係止部25を係
合部16に係合させることを特徴とする請求項1記載の片
引戸装置。 - 【請求項4】 引戸枠20における戸当り側の縦枠63及び
方立23a,63aの片引戸30の対向面に止水部材70を片引戸3
0の側面に摺接するように配置することを特徴とする請
求項1〜3記載のいずれか1つの片引戸装置。 - 【請求項5】 室内側と室外側との間に片引戸30を設け
る片引戸装置であって、室内側と室外側との間に引戸枠
60を設け、該引戸枠60には方立63aを付設すると共に、
該方立63aと片引戸30の縦枠34との対向面の下端部近傍
に下部止水部材72を前記方立63a又は前記縦枠34に設け
ることを特徴とする片引戸装置。 - 【請求項6】 引戸枠60における戸当り側の縦枠63及び
方立63aの片引戸30対向面に止水部材70を上下に亘って
且つ片引戸30の縦枠34側面に摺接するように配置するこ
とを特徴とする請求項5記載の片引戸装置。 - 【請求項7】 片引戸を複数枚の引戸81,82,83で構成
し、各引戸81,82,83の召合せ側縦枠81b,82a、82b,83aの
相対向する面のどちらか一方の縦枠の下端部近傍に下部
止水部材72aを設けることを特徴とする片引戸装置。 - 【請求項8】 各引戸81,82,83の召合せ側縦枠81b,82
a、82b,83aの相対向する面の一方に、止水部材70を上下
に亘って設けることを特徴とする請求項7記載の片引戸
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31806197A JPH1171969A (ja) | 1997-06-16 | 1997-11-19 | 片引戸装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15862497 | 1997-06-16 | ||
| JP9-158624 | 1997-06-16 | ||
| JP31806197A JPH1171969A (ja) | 1997-06-16 | 1997-11-19 | 片引戸装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171969A true JPH1171969A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26485672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31806197A Pending JPH1171969A (ja) | 1997-06-16 | 1997-11-19 | 片引戸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1171969A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009114781A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP31806197A patent/JPH1171969A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009114781A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
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Legal Events
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