JPH1172145A - ギヤラック付プッシュプルチェーン - Google Patents
ギヤラック付プッシュプルチェーンInfo
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- JPH1172145A JPH1172145A JP23412297A JP23412297A JPH1172145A JP H1172145 A JPH1172145 A JP H1172145A JP 23412297 A JP23412297 A JP 23412297A JP 23412297 A JP23412297 A JP 23412297A JP H1172145 A JPH1172145 A JP H1172145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- gear rack
- chain
- longitudinal direction
- contact surface
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/18—Chains having special overall characteristics
- F16G13/20—Chains having special overall characteristics stiff; Push-pull chains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Barrages (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 剛性が高く正確な動作を行うことができると
ともに、コンパクトで高負荷に耐えることのできるギヤ
ラック付プッシュプルチェーンを提供する。 【解決手段】 駆動ピニオンによって、直線状に繰り出
されるチェーン1の隣接するブロックリンク2どうし
は、一方のブロックリンクの凹状のジョイント部6の長
手方向に突出した両側の当接面10Aが、対向する他方
のブロックリンクの凸状のジョイント部7の長手方向に
引っ込んだ両側の当接面11Aと、また、前記凹状のジ
ョイント部の中央の引っ込んだ当接面10Bが前記凸状
のジョイント部の中央に突出した当接面11Bとそれぞ
れ継手ピン3の中心よりもギヤラック5側に偏った位置
で当接し、ブロックリンクどうしが棒状に一体化してチ
ェーン先端側に加わる荷重を支える。
ともに、コンパクトで高負荷に耐えることのできるギヤ
ラック付プッシュプルチェーンを提供する。 【解決手段】 駆動ピニオンによって、直線状に繰り出
されるチェーン1の隣接するブロックリンク2どうし
は、一方のブロックリンクの凹状のジョイント部6の長
手方向に突出した両側の当接面10Aが、対向する他方
のブロックリンクの凸状のジョイント部7の長手方向に
引っ込んだ両側の当接面11Aと、また、前記凹状のジ
ョイント部の中央の引っ込んだ当接面10Bが前記凸状
のジョイント部の中央に突出した当接面11Bとそれぞ
れ継手ピン3の中心よりもギヤラック5側に偏った位置
で当接し、ブロックリンクどうしが棒状に一体化してチ
ェーン先端側に加わる荷重を支える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水門の開閉装置や
物体を垂直や水平に移動する装置等に用いられる、伸ば
した位置から片側にのみ屈曲可能に構成され、駆動ピニ
オンに噛み合って繰出しまたは引込み動作が行われるプ
ッシュプルチェーンに関する。
物体を垂直や水平に移動する装置等に用いられる、伸ば
した位置から片側にのみ屈曲可能に構成され、駆動ピニ
オンに噛み合って繰出しまたは引込み動作が行われるプ
ッシュプルチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプッシュプルチェーン
は、各リンクに設けられているピンラックが駆動ピニオ
ンと噛み合って駆動され、引張り荷重と圧縮荷重の両方
を伝達可能としており、例えば、特開平8−16563
4号公報に記載されているように水門の扉体の開閉に用
いたり、あるいは、物体を垂直方向や水平方向に運搬す
る装置に用いられている。
は、各リンクに設けられているピンラックが駆動ピニオ
ンと噛み合って駆動され、引張り荷重と圧縮荷重の両方
を伝達可能としており、例えば、特開平8−16563
4号公報に記載されているように水門の扉体の開閉に用
いたり、あるいは、物体を垂直方向や水平方向に運搬す
る装置に用いられている。
【0003】図5及び図6は、従来のピンラック付プッ
シュプルチェーンの一例を示す部分平面図及び部分側面
図であって、プッシュプルチェーンAは、隣接するオフ
セットリンクB,Bどうしが継手ピンCによって相互に
複数連結されて構成されている。
シュプルチェーンの一例を示す部分平面図及び部分側面
図であって、プッシュプルチェーンAは、隣接するオフ
セットリンクB,Bどうしが継手ピンCによって相互に
複数連結されて構成されている。
【0004】それぞれのオフセットリンクBは、左右に
対向した一対のプレートD,Dを有しており、これらの
プレートD,Dには、複数のラックピン挿通孔Eが長手
方向に等間隔に配列して形成されている。
対向した一対のプレートD,Dを有しており、これらの
プレートD,Dには、複数のラックピン挿通孔Eが長手
方向に等間隔に配列して形成されている。
【0005】これらのラックピン挿通孔Eは、それぞれ
両側のプレートD,Dの左右対向位置に形成されてい
て、ラックピンFの両端が嵌挿されている。また、これ
らのラックピンFの両端外周部はそれぞれプレートD,
Dの外側からラックピン挿入孔Eの周縁部に溶接されて
おり、左右のプレートD,Dが一体に連結されている。
両側のプレートD,Dの左右対向位置に形成されてい
て、ラックピンFの両端が嵌挿されている。また、これ
らのラックピンFの両端外周部はそれぞれプレートD,
Dの外側からラックピン挿入孔Eの周縁部に溶接されて
おり、左右のプレートD,Dが一体に連結されている。
【0006】また、それぞれのオフセットリンクBの一
対のプレートD,Dは、長手方向の一方の端に両外側へ
屈曲したジョイント部Gが形成されていて、ここに隣接
するオフセットリンクBの一対のプレートD,Dの端部
を受け入れ、継手ピンCによって、隣接するオフセット
リンクB,Bどうしが連結されている。
対のプレートD,Dは、長手方向の一方の端に両外側へ
屈曲したジョイント部Gが形成されていて、ここに隣接
するオフセットリンクBの一対のプレートD,Dの端部
を受け入れ、継手ピンCによって、隣接するオフセット
リンクB,Bどうしが連結されている。
【0007】継手ピンCは、その両端がそれぞれのプレ
ートDのジョイント部Gにそれぞれ形成されている継手
ピン孔Hに嵌挿されて溶接固定されており、また、継手
ピンCの中央部は、隣接するオフセットリンクBの一対
のプレートD,Dの端部に形成されている継手ピン孔I
に遊嵌されている。
ートDのジョイント部Gにそれぞれ形成されている継手
ピン孔Hに嵌挿されて溶接固定されており、また、継手
ピンCの中央部は、隣接するオフセットリンクBの一対
のプレートD,Dの端部に形成されている継手ピン孔I
に遊嵌されている。
【0008】前記のように、隣接するオフセットリンク
B,Bどうしを連結している継手ピンCは、ラックピン
Fの列が図示していない駆動ピニオンとの噛合側とは反
対側に偏って配置されていて、各オフセットリンクBが
直線状に伸ばされた位置からラックピンFの列の噛合側
と反対側、すなわち、図6における矢印Xの向きには自
由に屈曲できるようになっている。
B,Bどうしを連結している継手ピンCは、ラックピン
Fの列が図示していない駆動ピニオンとの噛合側とは反
対側に偏って配置されていて、各オフセットリンクBが
直線状に伸ばされた位置からラックピンFの列の噛合側
と反対側、すなわち、図6における矢印Xの向きには自
由に屈曲できるようになっている。
【0009】また、一対のプレートD,Dのそれぞれの
ジョイント部Gの内側には、隣接する一対のプレート
D,Dのそれぞれの端面Jと、各オフセットリンクBを
直線状に伸ばした位置で当接する当接面Kが形成されて
いて、各オフセットリンクBが直線状に伸ばされた位置
を越えた矢印Xの向きと逆向きの屈曲が阻止されてい
る。
ジョイント部Gの内側には、隣接する一対のプレート
D,Dのそれぞれの端面Jと、各オフセットリンクBを
直線状に伸ばした位置で当接する当接面Kが形成されて
いて、各オフセットリンクBが直線状に伸ばされた位置
を越えた矢印Xの向きと逆向きの屈曲が阻止されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のピンラック付のプッシュプルチェーンは、各オフセッ
トリンクが一対のプレートに形成されているラックピン
挿通孔にラックピンの両端をそれぞれ嵌挿して溶接して
構成されているため、各オフセットリンクに左右のプレ
ートに形成されているラックピン挿通孔間のピッチ差や
溶接による歪みが生じやすく、チェーンの押し引き動作
時に、各オフセットリンクに偏荷重がかかり、チェーン
に蛇行等が発生して正確な動作を行うことが困難であっ
た。
のピンラック付のプッシュプルチェーンは、各オフセッ
トリンクが一対のプレートに形成されているラックピン
挿通孔にラックピンの両端をそれぞれ嵌挿して溶接して
構成されているため、各オフセットリンクに左右のプレ
ートに形成されているラックピン挿通孔間のピッチ差や
溶接による歪みが生じやすく、チェーンの押し引き動作
時に、各オフセットリンクに偏荷重がかかり、チェーン
に蛇行等が発生して正確な動作を行うことが困難であっ
た。
【0011】また、オフセットリンクを構成している一
対のプレートは、ラックピンとの溶接によって一体に連
結されているため、使用中にチェーンに高負荷が加わる
と、ラックピンとプレートとの溶接部分が分離して、オ
フセットリンクが分解する恐れがあった。
対のプレートは、ラックピンとの溶接によって一体に連
結されているため、使用中にチェーンに高負荷が加わる
と、ラックピンとプレートとの溶接部分が分離して、オ
フセットリンクが分解する恐れがあった。
【0012】さらに、チェーンに加わる圧縮荷重を、長
手方向に隣接する一方のオフセットリンクの一対のプレ
ートの端面と、他方のオフセットリンクの一対のプレー
トの当接面との2カ所での当接によって受けているた
め、狭い面積に荷重が集中して面圧が高くなり、これら
の端面や当接面が潰れて変形しやすいという強度上の問
題があり、必要な強度を得るためにチェーンのサイズや
重量が増加して、チェーンの駆動装置等を含んだ設備コ
スト全体が高くなる問題があった。
手方向に隣接する一方のオフセットリンクの一対のプレ
ートの端面と、他方のオフセットリンクの一対のプレー
トの当接面との2カ所での当接によって受けているた
め、狭い面積に荷重が集中して面圧が高くなり、これら
の端面や当接面が潰れて変形しやすいという強度上の問
題があり、必要な強度を得るためにチェーンのサイズや
重量が増加して、チェーンの駆動装置等を含んだ設備コ
スト全体が高くなる問題があった。
【0013】そこで、本発明は、前述したような従来の
ピンラック付プッシュプルチェーンにおける諸問題を解
決し、剛性が高く正確な動作を行うことができるととも
に、コンパクトで高負荷に耐えることのできるギヤラッ
ク付プッシュプルチェーンを提供することを目的とす
る。
ピンラック付プッシュプルチェーンにおける諸問題を解
決し、剛性が高く正確な動作を行うことができるととも
に、コンパクトで高負荷に耐えることのできるギヤラッ
ク付プッシュプルチェーンを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のギヤラック付プッシュプルチェーンは、駆
動ピニオンと噛み合う複数の噛合い歯からなるギヤラッ
クが長手方向に沿って一側に一体形成されているととも
に、長手方向両端にジョイント部が一体に形成されてい
るブロックリンクを多数連結して構成され、それぞれの
ブロックリンクの一方のジョイント部は凹状に形成さ
れ、他方のジョイント部は凸状に形成され、隣り合う一
方のブロックリンクの凹状のジョイント部内に他方のブ
ロックリンクの凸状のジョイント部が長手方向から差し
込まれて、これらのジョイント部どうしが幅方向から貫
通する継手ピンによって相互に連結され、ピン連結され
ているブロックリンクどうしは、直線状に伸びた位置か
らギヤラック側と反対側への屈曲のみが可能であるとと
もに、直線状に伸びた位置では、凹状のジョイント部の
ブロックリンク長手方向に突出した両側の当接面と引っ
込んだ中央の当接面とがそれぞれ対向する凸状のジョイ
ント部のブロックリンク長手方向に引っ込んだ両側の当
接面と中央に突出した当接面とに継手ピンの中心よりも
ギヤラック側に偏った位置で当接して、ギヤラック側へ
のブロックリンクどうしの屈曲が阻止され、これらの当
接面を介して隣接するブロックリンク間で長手方向に加
わる圧縮荷重の伝達が行われるように構成されている。
め、本発明のギヤラック付プッシュプルチェーンは、駆
動ピニオンと噛み合う複数の噛合い歯からなるギヤラッ
クが長手方向に沿って一側に一体形成されているととも
に、長手方向両端にジョイント部が一体に形成されてい
るブロックリンクを多数連結して構成され、それぞれの
ブロックリンクの一方のジョイント部は凹状に形成さ
れ、他方のジョイント部は凸状に形成され、隣り合う一
方のブロックリンクの凹状のジョイント部内に他方のブ
ロックリンクの凸状のジョイント部が長手方向から差し
込まれて、これらのジョイント部どうしが幅方向から貫
通する継手ピンによって相互に連結され、ピン連結され
ているブロックリンクどうしは、直線状に伸びた位置か
らギヤラック側と反対側への屈曲のみが可能であるとと
もに、直線状に伸びた位置では、凹状のジョイント部の
ブロックリンク長手方向に突出した両側の当接面と引っ
込んだ中央の当接面とがそれぞれ対向する凸状のジョイ
ント部のブロックリンク長手方向に引っ込んだ両側の当
接面と中央に突出した当接面とに継手ピンの中心よりも
ギヤラック側に偏った位置で当接して、ギヤラック側へ
のブロックリンクどうしの屈曲が阻止され、これらの当
接面を介して隣接するブロックリンク間で長手方向に加
わる圧縮荷重の伝達が行われるように構成されている。
【0015】
【作用】本発明のギヤラック付プッシュプルチェーン
は、それぞれのブロックリンクのギヤラックが駆動装置
の駆動ピニオンに噛み合い、前記駆動ピニオンを正転ま
たは逆転することによって繰り出され、あるいは、引き
戻される。
は、それぞれのブロックリンクのギヤラックが駆動装置
の駆動ピニオンに噛み合い、前記駆動ピニオンを正転ま
たは逆転することによって繰り出され、あるいは、引き
戻される。
【0016】駆動ピニオンが正転して直線状に繰り出さ
れる際、チェーンの隣接するブロックリンクどうしは、
その一方のブロックリンクの凹状のジョイント部の長手
方向に突出した両側の当接面が、対向する他方のブロッ
クリンクの凸状のジョイント部の長手方向に引っ込んだ
当接面と、また、前記凹状のジョイント部の中央の引っ
込んだ当接面が前記凸状のジョイント部の中央に突出し
た当接面と、それぞれ、継手ピンの中心よりもギヤラッ
ク側に偏った位置で当接して、チェーン長手方向に圧縮
荷重が伝達される。
れる際、チェーンの隣接するブロックリンクどうしは、
その一方のブロックリンクの凹状のジョイント部の長手
方向に突出した両側の当接面が、対向する他方のブロッ
クリンクの凸状のジョイント部の長手方向に引っ込んだ
当接面と、また、前記凹状のジョイント部の中央の引っ
込んだ当接面が前記凸状のジョイント部の中央に突出し
た当接面と、それぞれ、継手ピンの中心よりもギヤラッ
ク側に偏った位置で当接して、チェーン長手方向に圧縮
荷重が伝達される。
【0017】チェーンの長手方向に圧縮荷重が加わって
いるときは、チェーンを構成している各ブロックリング
は、一本の棒のように一体化して、チェーン先端側に加
えられる荷重を支えることができる。
いるときは、チェーンを構成している各ブロックリング
は、一本の棒のように一体化して、チェーン先端側に加
えられる荷重を支えることができる。
【0018】一方、チェーンが駆動ピニオンの逆転によ
って引き戻されるときには、各ブロックリンクに長手方
向の圧縮荷重が作用しなくなり、チェーンは、ギヤラッ
ク側と反対側に屈曲できるようになる。
って引き戻されるときには、各ブロックリンクに長手方
向の圧縮荷重が作用しなくなり、チェーンは、ギヤラッ
ク側と反対側に屈曲できるようになる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1はギヤラック付プッシュプルチェーン(以
下、単にチェーンという。)の部分側面図、図2は、そ
の一部切欠断面を含む部分平面図、図3は、図1におけ
るA位置から矢印方向に見た図、図4は、図1における
B位置から矢印方向に見た図であって、チェーン1は、
多数のブロックリンク2どうしが継手ピン3によって相
互に連結されて構成されている。
する。図1はギヤラック付プッシュプルチェーン(以
下、単にチェーンという。)の部分側面図、図2は、そ
の一部切欠断面を含む部分平面図、図3は、図1におけ
るA位置から矢印方向に見た図、図4は、図1における
B位置から矢印方向に見た図であって、チェーン1は、
多数のブロックリンク2どうしが継手ピン3によって相
互に連結されて構成されている。
【0020】それぞれのブロックリンク2には、その一
側に図示していない駆動ピニオンと噛み合う複数の噛合
い歯4からなるギヤラック5が形成されており、隣り合
うブロックリンク5どうしを直線状に伸ばしたときは、
それぞれのブロックリンク2のギヤラック5は連続し
て、噛合い歯4が駆動ピニオンに連続的に噛み合うこと
ができるようになっている。
側に図示していない駆動ピニオンと噛み合う複数の噛合
い歯4からなるギヤラック5が形成されており、隣り合
うブロックリンク5どうしを直線状に伸ばしたときは、
それぞれのブロックリンク2のギヤラック5は連続し
て、噛合い歯4が駆動ピニオンに連続的に噛み合うこと
ができるようになっている。
【0021】また、それぞれのブロックリンク2の長手
方向両端部には、隣り合うブロックリンク2と連結する
ための凹状のジョイント部6と凸状のジョイント部7が
それぞれ設けられている。
方向両端部には、隣り合うブロックリンク2と連結する
ための凹状のジョイント部6と凸状のジョイント部7が
それぞれ設けられている。
【0022】ブロックリンク2は、ギヤラック5と一体
に鍛造や鋳造によって製作することができる。なお、凹
状のジョイント部6と凸状のジョイント部7の間の両側
側面は、材料の節約と重量の軽減のために、本実施例の
ように凹ませた形状とすることが好ましい。
に鍛造や鋳造によって製作することができる。なお、凹
状のジョイント部6と凸状のジョイント部7の間の両側
側面は、材料の節約と重量の軽減のために、本実施例の
ように凹ませた形状とすることが好ましい。
【0023】図2に示すように、一方のブロックリンク
2の凹状のジョイント部6には、他方の凸状のジョイン
ト部7が差し込まれて、幅方向から継手ピン3を貫通し
て相互に連結されるようになっており、凹状のジョイン
ト部6と凸状のジョイント部7には、継手ピン3が差し
込まれるピン孔6A,7Aがそれぞれ貫通して同心に形
成されている。なお、継手ピン3は一端に形成されてい
る径の大きい頭部3Aと、他端に装着される止め輪8で
係止された座金9によって、ジョイント部6の両側面に
対して軸方向に固定されている。
2の凹状のジョイント部6には、他方の凸状のジョイン
ト部7が差し込まれて、幅方向から継手ピン3を貫通し
て相互に連結されるようになっており、凹状のジョイン
ト部6と凸状のジョイント部7には、継手ピン3が差し
込まれるピン孔6A,7Aがそれぞれ貫通して同心に形
成されている。なお、継手ピン3は一端に形成されてい
る径の大きい頭部3Aと、他端に装着される止め輪8で
係止された座金9によって、ジョイント部6の両側面に
対して軸方向に固定されている。
【0024】凹状のジョイント部6には、ブロックリン
ク2の長手方向に突出した両側の端面と中央の引っ込ん
だ端面の継手ピン3の中心よりもギヤラック側に偏った
部分によって、合計3つの当接面10A,10Bが形成
されている。
ク2の長手方向に突出した両側の端面と中央の引っ込ん
だ端面の継手ピン3の中心よりもギヤラック側に偏った
部分によって、合計3つの当接面10A,10Bが形成
されている。
【0025】一方、凸状のジョイント部7には、ブロッ
クリンク2の長手方向に引っ込んだ両側の端面と中央に
突出した端面の継手ピン3の中心よりもギヤラック側に
偏った部分によって、3つの当接面11A,11Bが形
成されている。
クリンク2の長手方向に引っ込んだ両側の端面と中央に
突出した端面の継手ピン3の中心よりもギヤラック側に
偏った部分によって、3つの当接面11A,11Bが形
成されている。
【0026】前記当接面10A,10Bとこれらに対向
する当接面11A,11Bは、それぞれ、チェーン1を
直線状に伸展したときにそれぞれ互いに当接し、ギヤラ
ック5側へのブロックリンク2どうしの屈曲を阻止して
いる。
する当接面11A,11Bは、それぞれ、チェーン1を
直線状に伸展したときにそれぞれ互いに当接し、ギヤラ
ック5側へのブロックリンク2どうしの屈曲を阻止して
いる。
【0027】一方、継手ピン3の中心に対して、当接面
10Aと当接面10Bに連続して形成されている、ギヤ
ラック5側と反対側の端面10Cと端面10Dは、それ
ぞれ斜めに面取りされている。
10Aと当接面10Bに連続して形成されている、ギヤ
ラック5側と反対側の端面10Cと端面10Dは、それ
ぞれ斜めに面取りされている。
【0028】同様に、当接面11Aと当接面11Bにそ
れぞれ連続しているギヤラック5側と反対側の端面11
Cと端面11Dは斜めに面取りされており、継手ピン3
回りのギヤラック5側と反対側へチェーン1が屈曲する
際に、対向する各端面どうしの干渉を生じないようにし
ている。
れぞれ連続しているギヤラック5側と反対側の端面11
Cと端面11Dは斜めに面取りされており、継手ピン3
回りのギヤラック5側と反対側へチェーン1が屈曲する
際に、対向する各端面どうしの干渉を生じないようにし
ている。
【0029】前述したように構成されているチェーン1
は、それぞれのブロックリンクのギヤラック5が図示し
ていない駆動装置の駆動ピニオンに噛み合い、前記駆動
ピニオンが正転したときは繰り出され、逆転したときに
は引き戻される。
は、それぞれのブロックリンクのギヤラック5が図示し
ていない駆動装置の駆動ピニオンに噛み合い、前記駆動
ピニオンが正転したときは繰り出され、逆転したときに
は引き戻される。
【0030】そして、駆動ピニオンが正転してチェーン
1が真っ直ぐに伸ばされた状態で繰り出されると、チェ
ーン1の隣接するブロックリンク2どうしは、その一方
のブロックリンク2の凹状のジョイント部6の長手方向
に突出した両側の当接面10Aが対向する他方のブロッ
クリンク2の凸状のジョイント部7の長手方向に引っ込
んだ当接面11Aと当接する。
1が真っ直ぐに伸ばされた状態で繰り出されると、チェ
ーン1の隣接するブロックリンク2どうしは、その一方
のブロックリンク2の凹状のジョイント部6の長手方向
に突出した両側の当接面10Aが対向する他方のブロッ
クリンク2の凸状のジョイント部7の長手方向に引っ込
んだ当接面11Aと当接する。
【0031】同時に、前記凹状のジョイント部6の中央
の引っ込んだ当接面10Bが前記凸状のジョイント部7
の中央に突出した当接面11Bと当接し、チェーン1の
長手方向に圧縮荷重が伝達される。
の引っ込んだ当接面10Bが前記凸状のジョイント部7
の中央に突出した当接面11Bと当接し、チェーン1の
長手方向に圧縮荷重が伝達される。
【0032】当接面10Aと当接面11A、及び、当接
面10Bと当接面11Bはそれぞれ継手ピン3の中心よ
りもギヤラック5側に偏った位置で当接し、チェーン1
の長手方向に圧縮荷重が加わっているときは、チェーン
1を構成している各ブロックリング2は、一本の棒のよ
うに一体化して、チェーン1先端側に加えられる荷重を
支えることができる。なお、ジョイント部6の両側のピ
ン孔6Aと継手ピン3との間、及びジョイント部7のピ
ン孔7Aと継手ピン3との間には、ブロックリンク2の
長手方向に作用する圧縮荷重が加わらないように十分な
クリアランスが設けられている。
面10Bと当接面11Bはそれぞれ継手ピン3の中心よ
りもギヤラック5側に偏った位置で当接し、チェーン1
の長手方向に圧縮荷重が加わっているときは、チェーン
1を構成している各ブロックリング2は、一本の棒のよ
うに一体化して、チェーン1先端側に加えられる荷重を
支えることができる。なお、ジョイント部6の両側のピ
ン孔6Aと継手ピン3との間、及びジョイント部7のピ
ン孔7Aと継手ピン3との間には、ブロックリンク2の
長手方向に作用する圧縮荷重が加わらないように十分な
クリアランスが設けられている。
【0033】また、駆動ピニオンが逆転して、チェーン
1が引き戻されるときには、前記圧縮荷重が作用しなく
なるため、チェーン1の各ブロックリンク2はギヤラッ
ク5側と反対側に屈曲可能となり、チェーン1を引き戻
したときに屈曲させてコンパクトに格納することができ
る。
1が引き戻されるときには、前記圧縮荷重が作用しなく
なるため、チェーン1の各ブロックリンク2はギヤラッ
ク5側と反対側に屈曲可能となり、チェーン1を引き戻
したときに屈曲させてコンパクトに格納することができ
る。
【0034】前述した本発明のギヤラック付プッシュプ
ルチェーンは、水門の開閉装置の他に、同様な機構で実
施可能な炉の蓋の開閉装置、ジャッキやリフターの昇降
部の昇降装置、炉内へのワークを水平方向から押し込む
ためのワーク搬入装置等、幅広い用途に利用可能であ
る。
ルチェーンは、水門の開閉装置の他に、同様な機構で実
施可能な炉の蓋の開閉装置、ジャッキやリフターの昇降
部の昇降装置、炉内へのワークを水平方向から押し込む
ためのワーク搬入装置等、幅広い用途に利用可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のギヤラ
ック付プッシュプルチェーンによれば、それぞれのブロ
ックリンクはギヤラックと一体にブロック状に形成され
ているため、溶接によって両側のプレートどうしを連結
している従来のピンラック付のプッシュプルチェーンと
比較して剛性を高めることができるので、ねじれ変形や
偏荷重の発生が減少して正確な動作を行うことができ
る。
ック付プッシュプルチェーンによれば、それぞれのブロ
ックリンクはギヤラックと一体にブロック状に形成され
ているため、溶接によって両側のプレートどうしを連結
している従来のピンラック付のプッシュプルチェーンと
比較して剛性を高めることができるので、ねじれ変形や
偏荷重の発生が減少して正確な動作を行うことができ
る。
【0036】また、それぞれのブロックリンクを鍛造や
鋳造によってギヤラックと一体に製作できるため、従来
のピンラック付のプッシュプルチェーンと比較して、部
品点数が減少し、大幅なコストダウンを図ることができ
る。
鋳造によってギヤラックと一体に製作できるため、従来
のピンラック付のプッシュプルチェーンと比較して、部
品点数が減少し、大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【0037】しかも、隣接するブロックリンクどうし
は、チェーンを真っ直ぐに伸ばした状態では、継手ピン
の中心よりもギヤラック側に偏った位置で、それぞれ一
方のブロックリンクの凹状のジョイント部の長手方向に
突出した両側の当接面が、対向する他方のブロックリン
クの凸状のジョイント部の長手方向に引っ込んだ当接面
に当接するとともに、前記凹状のジョイント部の中央の
引っ込んだ当接面が前記凸状のジョイント部の中央に突
出した当接面に当接し、合計3カ所の広い面積でブロッ
クリンクどうしが当接するため、チェーン長手方向に作
用する荷重を受ける各当接面の接触面圧を低下させるこ
とができ、相互に接触する当接面どうしの潰れを防止で
きる。その結果、強度や耐久性が向上し、コンパクトな
チェーンで大きな荷重を取り扱うことができるため、チ
ェーンを駆動する装置を小型化することができ、設備全
体のコストを下げることができる。
は、チェーンを真っ直ぐに伸ばした状態では、継手ピン
の中心よりもギヤラック側に偏った位置で、それぞれ一
方のブロックリンクの凹状のジョイント部の長手方向に
突出した両側の当接面が、対向する他方のブロックリン
クの凸状のジョイント部の長手方向に引っ込んだ当接面
に当接するとともに、前記凹状のジョイント部の中央の
引っ込んだ当接面が前記凸状のジョイント部の中央に突
出した当接面に当接し、合計3カ所の広い面積でブロッ
クリンクどうしが当接するため、チェーン長手方向に作
用する荷重を受ける各当接面の接触面圧を低下させるこ
とができ、相互に接触する当接面どうしの潰れを防止で
きる。その結果、強度や耐久性が向上し、コンパクトな
チェーンで大きな荷重を取り扱うことができるため、チ
ェーンを駆動する装置を小型化することができ、設備全
体のコストを下げることができる。
【図1】 本発明のギヤラック付プッシュプルチェーン
の一実施例を示す部分側面図である。
の一実施例を示す部分側面図である。
【図2】 本発明のギヤラック付プッシュプルチェーン
の一実施例を示す一部切欠断面を含む部分平面図であ
る。
の一実施例を示す一部切欠断面を含む部分平面図であ
る。
【図3】 図1におけるA位置から矢印方向に見た図で
ある。
ある。
【図4】 図1におけるB位置から矢印方向に見た図で
ある。
ある。
【図5】 従来のピンラック付プッシュプルチェーンの
一例を示す部分平面図である。
一例を示す部分平面図である。
【図6】 従来のピンラック付プッシュプルチェーンの
一例を示す部分側面図である。
一例を示す部分側面図である。
1 ギヤラック付プッシュプルチェーン 2 ブロックリンク 3 継
手ピン 4 噛合い歯 5 ギ
ヤラック 6 凹状のジョイント部 7 凸
状のジョイント部 8 止め輪 9 座
金 10A,10B,11A,11B 当接面
手ピン 4 噛合い歯 5 ギ
ヤラック 6 凹状のジョイント部 7 凸
状のジョイント部 8 止め輪 9 座
金 10A,10B,11A,11B 当接面
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動ピニオンと噛み合う複数の噛合い歯
からなるギヤラックが長手方向に沿って一側に一体形成
されているとともに、長手方向両端にジョイント部が一
体に形成されているブロックリンクを多数連結して構成
され、 それぞれのブロックリンクの一方のジョイント部は凹状
に形成され、他方のジョイント部は凸状に形成され、隣
り合う一方のブロックリンクの凹状のジョイント部内に
他方のブロックリンクの凸状のジョイント部が長手方向
から差し込まれて、これらのジョイント部どうしが幅方
向から貫通する継手ピンによって相互に連結され、 ピン連結されているブロックリンクどうしは、直線状に
伸びた位置からギヤラック側と反対側への屈曲のみが可
能であるとともに、直線状に伸びた位置では、凹状のジ
ョイント部のブロックリンク長手方向に突出した両側の
当接面と引っ込んだ中央の当接面とがそれぞれ対向する
凸状のジョイント部のブロックリンク長手方向に引っ込
んだ両側の当接面と中央に突出した当接面とに継手ピン
の中心よりもギヤラック側に偏った位置で当接して、ギ
ヤラック側へのブロックリンクどうしの屈曲が阻止さ
れ、これらの当接面を介して隣接するブロックリンク間
で長手方向に加わる圧縮荷重の伝達が行われることを特
徴とするギヤラック付プッシュプルチェーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23412297A JP3286217B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ギヤラック付プッシュプルチェーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23412297A JP3286217B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ギヤラック付プッシュプルチェーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1172145A true JPH1172145A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3286217B2 JP3286217B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16965987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23412297A Expired - Fee Related JP3286217B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ギヤラック付プッシュプルチェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3286217B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10236705B4 (de) * | 2002-08-09 | 2005-10-27 | Rexroth Mecman Gmbh | Transportzahnkette mit verringertem Höhenverschleiß |
| JP2012112513A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Nippon Alpha:Kk | オフセット形チェーン |
| CN115027508A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-09 | 刘杰林 | 无停歇公共交通的运行动力系统和链条装置 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23412297A patent/JP3286217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10236705B4 (de) * | 2002-08-09 | 2005-10-27 | Rexroth Mecman Gmbh | Transportzahnkette mit verringertem Höhenverschleiß |
| DE10236705B9 (de) * | 2002-08-09 | 2006-06-29 | Rexroth Mecman Gmbh | Transportzahnkette mit verringertem Höhenverschleiß |
| US7137917B2 (en) | 2002-08-09 | 2006-11-21 | Rexroth Mecman Gmbh | Transport tooth chain with reduced wear on the vertical dimension of its link members |
| JP2012112513A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Nippon Alpha:Kk | オフセット形チェーン |
| CN115027508A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-09 | 刘杰林 | 无停歇公共交通的运行动力系统和链条装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3286217B2 (ja) | 2002-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |